2017年03月14日

音楽評論家・星加ルミ子さんを迎えて

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第961回目のテーマは…

音楽評論家・星加ルミ子さんを迎えて

====================

亀田:
今日は、スタジオに"スペシャル"なゲストをお迎えしています。
音楽評論家 星加ルミ子さんです。


星加:
こんにちは、星加です。
よろしくお願いします!


亀田:
よろしくお願いします!
初めましてですね!


星加:
あれ、でも私は初めましてじゃないような気がします。
テレビ番組で校長先生の役をやられていたとき、よく見てました。


亀田:
ありがとうございます!

星加さんは、まだインターネットなど無い時代、1960年代から
海外のロックやポップスを「雑誌」というメディアを介して
日本に紹介していらっしゃいました。
また、僕、亀田誠治も愛読していた「ミュージックライフ」の編集長もなさっていました。

星加さんは昨年秋に、
「私が会ったビートルズとロック・スター」という本を
シンコーミュージックから出されました。
星加さんの編集者時代のお話しから、ビートルズをはじめ
夢のようなスターたちとの交流など非常に興味深く読ませていただきました。

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星加:
私がこの本を書いたのは、60年代という、
スマホもなければインターネットなんてもちろんなくて、
本当にレコードとラジオしかない時代に勇敢にイギリスへ行って
最初に行ったのは24歳だったんですけども、
何とか自分がやりたいことをやり遂げてきた
女の子がいたんだよと言うことを書きたかったんです。
今はみんな知識ばっかり増えて頭でっかちになって
臆病になってるんじゃないかなと思って。
だからこの本を読んで少しでも若い人が
勇気を持って「やってみよう」という気になってくれたらいいな。
ちょっと私の力不足でそこまで伝えられたかわからないのですが、
そういうことを伝えたくてこの本を書きました。


亀田:
なるほど!僕は64年生まれで、物心つくかつかないかぐらいの時代でしたが、
やっぱり星加さんの本を読んでやっぱり勇気をもらいました。
自分の会いたいスターに会いに行く。
あとは、上司の命令で行かされて、どうしよう!という状況下、
スタジオの中で一生懸命取材をするとか。


星加:
これは威張るわけじゃないですが、人間って究極の状態になると
そこから脱出するために何か考えるものだということを私は実体験から学びました。
もう自分しか頼れる人間がいないと思ったら、
もう何でも「あれはどうか、これはどうか」って必死に考えるんですね。
だから途中で諦めてしまわないで、とことん自分の力試しでもあるわけですから、
考えて、考えてベストを探す。
それで失敗したらそれはそれでやり直せばいいんですよ。
若いときはいくらでもできますからね。
だからもっと色々なことをやってほしいなと思います。


亀田:
しかも僕がこの本を読んで驚いたのは、
ビートルズのレコーディングにも立ち会ってらっしゃったというお話!
立ち会った方ってなかなかいないと思うんですよ。


星加:
私も我ながら不思議なことをしたなと思うんですけど、
67年、「フール・オン・ザ・ヒル」という局のレコーディングでした。
私はその前の年のアメリカ公演で会ってますから、
翌年のイギリス公演へも取材に行かされたんですね。
そしたら4人がレコーディングするからスタジオに来るよというのを聞いて
スタジオの中で待っていたら、
ポールマッカートニーがくちゃくちゃの紙に歌詞を書いたものを持ってきて
ピアノの前に座って弾きはじめたんです。
そのうち他の3人も集まってきて、
いつの間にかレコードセッションというかリハーサルが始まっていたんです。
それを見ていた私とカメラマンはどうしていいのかわかりませんでした(笑)


亀田:
でもそれこそ「フール・オン・ザ・ヒル」誕生の瞬間に
立ち会われていたということですよね?!


星加:
そうです。まさにその瞬間!
だんだんと曲が形を成す瞬間を見させていただきました。
THE BEATLESの曲がどうやってできていくのか
この目に焼き付けておこうと思ってずっと見入ってしまいました。


亀田:
やあ…。すごいですね。
こんなことを聞くのも野暮なんですけど、
星加さんがビートルズの曲の中で一番好きな曲は何ですか?


星加:
うーん。何でもすきです!
この本にもそんなことを聞く人は蹴飛ばす!みたいなことを書きました(笑)
これ聞かれるの地獄ですね。
でも!しいて言うなら、私は「レディマドンナ」という曲が好きです。


亀田:
いい曲ですよね。僕も大好きです。


星加:
何度も読んでもいまだによくわからないのですが、
歌詞を聞くと物語のが浮かんでくるんですよね。
ポールの作った曲には物語が浮かぶものが多いですよね。
こういう曲を聴くとイギリス人だなと思いますね。


亀田:
本当にひとつの小説を読んでいるようですよね。
「エリナー・リグビー」とか「オブラビ・オブラダ」もそうですよね。


星加:
だから私はポールマッカートニーが好きだ嫌いだとかじゃなくて、
なんて言うんだろう…尊敬のひとつ上くらい(笑)


亀田:
じゃあその曲を聴いていただきましょう。
星加さん、ご紹介お願いします。


星加:
はい、ビートルズで「LADY MADONNA」。

M. Lady Madonna / The Beatles

20170314_fm3.jpg

亀田:
お聴きいただいたのは、ビートルズで「LADY MADONNA」でした。
ご機嫌なナンバー!

僕がビートルズを好きになったのは、
実はリアルタイムじゃなくてもう解散したときでした。
僕が小学校2年生のときに赤盤と青盤が出たんですよ。
その青盤に入っていた曲で、もう大好きでしたね。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
この時間は、音楽評論家で元ミュージックライフの編集長、星加ルミ子さんに
お話しをうかがっています。

星加さんは、最近の音楽シーンとかはチェックなさっているんですか?


星加:
すいません、私ほとんどラジオを日中はつけっぱなしなんです。
もちろんJ-WAVEも聴いています。
ただ、耳に残る曲や気になる曲がないのが残念です。
世代的なギャップかなと思ってちょっとがっかりしてるんですけど…。
たまにいいなと思う曲があるとアデルだったり。


亀田:
やっぱりメロディだったり何かのツボがあるんでしょうか。


星加:
そうですね。やっぱり歌が上手くてメロディが良くて歌詞も良い。
これに尽きますね。


亀田:
歌が上手い。メロディが良い。詞が良い。
みなさん、これ大事ですよ!


星加:
その3つが揃っているということが、
人の耳をそばだたせる一番大切な要素なんじゃないかなと思います。


亀田:
そして永遠に長く愛され、残っていく曲になるんですね。


星加:
そうですね。だからビートルズの曲は
50年経った今も聴き継がれているものばかりなんですよね。
だから世代が変わっても彼らの曲が素直にいいねと言えるのは、
この3つの要素をどの曲も持っているからじゃないかなと思うんですが、どうでしょう?


亀田:
その通りだと思います!

そしてビートルズといえば、
星加さんも参加されるビートルズの映画上映イベントがあるそうですね。


星加:
はい。
ビートルズの1作目の映画「HARD DAYS NIGHT」。
初めて動く彼らを見たのはこの映画でした。
なんて可愛い4人の男の子たちなんだろう!と思いましたよ。
あちこち走り回ったり、なんとも漫画チックなストーリーなんですけどね。

そんな「HARD DAYS NIGHT」を見て、
もう一度キャー!とかワー!とか言いたい方。
あるいは静かに見たい方。
私も少しトークで若いときのビートルズを紹介しますので、
そういう話を聞きたい方、是非集まってください!


亀田:
はい!こちらのイベント「ザ・ビートルズ「A HARD DAY'S NIGHT」
一夜限りの大迫力上映会 〜ビートルズと騒ごうヤァ!ヤァ!ヤァ!〜
日時は、5月1日(月曜日) 午後7時スタート
場所は、ZEPP DIVERCITY東京

これ若い方にも見て欲しいなあ!

さて星加さん、本当はもっとお話伺いたいんですけど、
また機会があれば是非よろしくお願いします。

星加:
また機会があれば是非しゃべらせてください。


亀田:
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
今日は、音楽評論家の星加ルミ子さんをゲストにお迎えしました。
ありがとうございました。

星加:
ありがとうございました!

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STAFF| 16:05 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA


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