2016年11月30日

ザ・ローリング・ストーンズのニューアルバム「BLUE & LONESOME」

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第905回目のテーマは…

ザ・ローリング・ストーンズのニューアルバム「BLUE & LONESOME」

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世界最高のロックバンド、THE ROLLING STONESが
あさって、12月2日にニューアルバム
「BLUE & LONESOME」をリリースします!
オリジナルアルバムは、なんと11年ぶり!
ファンのみならず、全世界が待ち望んだ新作です!

THE ROLLING STONES!みなさん、ご存知だとは思いますが、
もしかしたら、ストーンズを知らない若い世代も
ラジオを聞いているかもしれないので、改めて紹介しましょう。

THE ROLLING STONESは、1962年、ロンドンで、結成。
当初のメンバーは、ブライアン・ジョーンズ、
イアン・スチュワート、ミック・ジャガー、
キース・リチャーズの4人。
その後、ビル・ワイマン、チャーリー・ワッツが参加します。
そして、ブライアン・ジョーンズの脱退後、ロン・ウッドが加入し、
ビル・ワイマンが脱退。今のストーンズに至ります。

エアロスミスやガンズ・アンド・ローゼズ、
オアシスなどをはじめ、ローリング・ストーンズを
崇拝するアーティストは数知れず!!

1989年にロックの殿堂入りし、
現在までの全世界での売り上げは2億枚を超えます。

1962年の結成から、1度も解散することなく、
トップアーティストに君臨する…、
要するに名実ともに世界最高峰の
ロックバンド~ KING OF KINGということです!

そんなローリング・ストーンズは、
あさって、12月2日に、ニューアルバム
「BLUE & LONESOME」をリリースする訳ですが、
今回のブルースアルバムの制作経緯にあたって、
ニューヨークタイムズに、こんな記事が載っていました。

***************************

<ニューヨークタイムズの記事より>

ストーンズはアルバム制作のため、新曲のレコーディングを開始したが、新しいスタジオの音に慣れるために、キースがブルース曲を演奏してみようと提案してみたところ、ミックが乗ってきて12曲演奏し、結果的にできたのが、このアルバム『ブルー&ロンサム』だったそうです。

***************************

なんと、スタジオの雰囲気に慣れる為に、
ブルース名曲をセッションをしたら、
どれもがいい感じで、そのままそれが、
アルバムになっちゃったってことでしょうか?????

このアルバムのレコーディングは、
若かりしストーンズがブルース・バンドとしてキャリアを
スタートしたリッチモンドから目と鼻の先にあるロンドン西部の
ブリティッシュ・グローヴ・スタジオズでおこなわれたそうです。
まさに、彼らの原点回帰というわけです。

しかも、レコーディングは、たったの3日間でおわったそうです!!!

さらに、このアルバムの中の2曲は
偶然にも隣のスタジオでアルバムをレコーディング
していた旧友のエリック・クラプトンが参加。
クラプトンもそのルーツはブルースですから、
ロックの生みの親はブルースで、
ブルースがつなぐ音楽の縁を深く感じますね。

では、彼らの魅力、そしてニューアルバムの魅力は、
この曲を聴いた後で、お話しましょう!

M. Just Your Fool / THE ROLLING STONES

20161130_fm.jpg


オリジナルは1960年のリトル・ウオーター。
素晴らしいのはね!ブルースのスタンダードのカバーをやっても、
ちゃんとストーンズの音になっている!
チャーリー・ワッツのグルーブ、
キースとロニーのギター、ミックのボーカル!
ストーンズ全員の顔が見えるよね

*ちなみに!彼らのアルバムへのアプローチは衝動的で、
オーバーダブなしで生演奏されたそうです。

これって、明らかに「今の時代へのストーンズなりの回答
だと思います。
いつの時代にも、音楽に一番大切なのものは
「衝動」だと思います。
「衝動」が「感動」を生むんです。
もちろん他のアーティストも衝動から音楽を作っているのですが、
その衝動をよりストレートに「最短距離
で、バンドという「音楽再生装置」で
鳴らしたのがこのアルバムだと思います。


多様化する音楽の中で、新しい音楽を取り入れるのも
時代と向き合う一つの方法ですが、
僕は、時に、原点を見つめ直すことも、
次の時代につなげていくために
大切なことだと思います。
ストーンズからしてみれば、
「俺たちがやらなくて、一体誰がやる?
そんな気持ちの表れなのではないでしょうか?
なによりも、彼らにとって、
一番居心地が良い音楽がこの「ブルース
というわけです。
70歳越えのストーンズが、少年のように楽器を鳴らし、
バンドを始めたあの頃と同じように、
無邪気にブルースと戯れた出来上がったのが
このアルバムというわけです。

そんな彼らの現場を知り尽くした、
プロデューサーのドン・ウォズのコメントが
素晴らしいですよ!

「このアルバムは、彼らの純粋な音楽作りへの愛情の証であり、そしてブルースはストーンズにとってやること全ての源になっている。」

(涙!)
ちなみに、引き続きストーンズは、
新曲のレコーディングを精力的に行っているとのこと。

永遠に転がり続ける、最高のロックン・ロールバンド。
ローリング・ストーンズから目が離せません!

今回の「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」は、
THE ROLLING STONESの
ニューアルバム「BLUE & LONESOME」
の魅力をお届けしました!

【THE ROLLING STONES】

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日は、亀田ロードショー!
12月3日公開の孤高のベーシスト、ジャコ・パストリアスの
ドキュメンタリー映画「JACO」の魅力に迫ります。

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動画やリリース情報などなど
最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 13:48 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年11月29日

尾崎豊がJ-POPに残したもの

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか? 
僕と一緒に探っていきましょう!


第904回目のテーマは…

尾崎豊がJ-POPに残したもの

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「盗んだバイクで走り出す…」
あまりにも有名なこの一節でお馴染みの「15の夜」。
今日11月29日は、この曲を書き、
歌ったシンガーソングライター、
尾崎豊さんの生誕日です。

残念ながら1992年に26歳という若さで
この世を去った尾崎さんですが
今日の「FM KAMEDA」では、
尾崎さんが今の音楽シーンに残してくれたものについて、お話ししてみたいと思います。

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尾崎さんがデビューしたのは1983年12月1日。 
シングル盤のレコード「15の夜」とアルバム
「十七歳の地図」(こちらはレコードとCD)、
同時発売という形でした。

このCDとレコード、両方リリースというところに、
時代を感じますね。
CDが登場して、メディアがまさにレコードから
CDへ移り変わろうとしている時でしたね。

尾崎さんのデビューアルバム「十七歳の地図」。
今では多くの方が知る作品となり、
現在までにリリースされた再発盤も含めると
およそ300万枚の大ヒット作となっていますが、
当初プレスされたのは2000枚程度だった…と言われています。

そんな尾崎さんが本格的なブレイクをするのは
1985年にリリースシングル「卒業」でした。

卒業シーズンを前にした1月後半という時期にリリースされたこの曲、
同じ世代の若者たち、まさに卒業の時期を
迎えようとしていた若者たちの心に響き
ヒットしました。
「卒業」がヒットする中、1985年3月にリリースされた
セカンド・アルバム「回帰線」は
アルバムチャートで首位を獲得しました。

当時僕は21歳。(憶えていますか?)街じゅうで
「卒業」が鳴り響いていました。
アルバム「回帰線」の駅貼りの広告もすごかった。
まさに「時代が尾崎豊を求めていた!」という感じでした。

そして、驚くべきことに尾崎さんはこの年1985年、11月に
もう1枚のアルバム「壊れた扉から」をリリース。
その日、11月28日は… そう、尾崎さん「十代最後の日」でした。

「卒業」というキーワードや、十代のシンガーソングライターという存在。
ここだけを見ると、今でいうところの"共感"が
ヒットに結び付いたと考えられますが…
そこにはやっぱりに歌詞、メロディ、歌…
楽曲のクオリティの高さがありました。
純粋に音楽として素晴らしかったのです。


それでは、ここで1曲お送りした後、
尾崎さんがJ-POPに残してくれたもの、
について考えてみたいと思います。

M. I Love You / 尾崎 豊

20161129_fm.jpg

曲の前には、十代最後のアルバム
「壊れた扉から」までを振り返りましたが
その後、尾崎さんは3枚のオリジナルアルバムを残しました。
活動休止宣言や渡米、思うようにいかない創作活動…など
尾崎さんの活動は、順風満帆ではなかった部分もあったようですが
ここでは、その部分には触れずに、
「音楽面からみた功績」について考えてみましょう。

尾崎豊の歌は、歌詞を追わなくても歌詞が飛び込んで来て、
聴く人の「記憶の中の情景と感情」と、ぴったり一致します。
それは、人一倍純粋で繊細な尾崎さんの感性が、
リアルなもの以外を一切拒絶し、
赤裸々で、ストレートな言葉を選んだからだと思います。
尾崎豊は、みんなを代表して鋭い完成で人生の矛盾、
喜び、悲しみをキャッチして、
それを言葉とメロディに変換して自分の中から、
絞り出したのです。
それは身を削るような作業だった思います。

ギター1本、ピアノだけでも表現できるシンプルなメロディながらも、
一流のアレンジャー、一流のスタジオミュージシャンを起用し、
最先端で最高のクオリティを追求した
サウンド・プロダクションもみのがせません。
尾崎さん登場前の、ちょっと湿ったフォークソングとは、
一味もふた味も違った洗練されたメッセージソング。
東京の真ん中から発信される孤独、愛、
葛藤といったヒリヒリした強いメッセージが
POPミュージックとして食べやすく調理され、
日本中の共感を生んだのです。

シンガーソングライター尾崎豊のブレイクは
CDというメディアの浸透にも、
大きな役割を果たしました。
CDという新しいメディアの登場直後の音楽シーンの中で、
若者が共感するアーティストのCDを手にし、
携帯型プレイヤーやクルマの中で、音楽を楽しむ…
そんな生活が加速したのです。
その後1988年ごろに登場する
「J-POP」の土台を作った、
先駆者ともいえるのではないでしょうか。

ひとりのアーティストが、作品やライブを通して
多くのファンの「人生を変えてしまう」ほどの共感を得て、
その人たちの心の中に生き続ける。
 
80年代後半、尾崎豊というエンジンが、
全速力で時代を駆け抜け、多くの若者の心を
動かしていた…そんな印象です。
 
さあ、今日11月29日は、尾崎豊さんの生誕日。
改めて、その作品に耳を傾けてみてはいかがでしょうか?

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「FM KAMEDA」、明日は…
今週末リリースになるザ・ローリングストーンズのアルバムについて
お話ししたいと思います。

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2016年11月28日

カセットテープを使ってみよう!

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メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
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普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第903回目のテーマは…

カセットテープを使ってみよう!

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最近、よく「カセットテープ」が
盛り上がっているというニュースを目にしますよね。

2013年にはイギリスで
「カセット・ストア・デイ」がスタートし、
ここ日本では1966年に国内で初めて
カセットテープを製品化した日立マクセルが、
「UD」デザインを復刻したカセットテープを先日、
数量限定で発売したというニュースもありましたね。

音源をカセットテープでリリースする
というアーティストも最近出てきています。

そもそもテープやプラスティックケースの手触りや
匂いがいいですよね。
テープにはビニールや磁石の、ケースや
ラヴェルにも紙やプラスティックの匂いがある。

アイフォンのボイスメモも便利だけど、
今でもカセットにフレーズを吹き込んだりしますよ。
今日は僕も持ってきました。
ちゃんとステレオで録音できます!

当時使っていた人には懐かしく、
今のデジタル世代の人には新しい「カセットテープ」。
なぜ、現代になって、また見直されているのでしょうか??

この謎を探るために
中目黒にあるカセットテープ専門店「waltz」に行ってきました。

M. PERFECT / FAIRGROUND ATTRACTION

20161128_fm.jpg

本日のFMKAMEDAでは「カセットテープ」を特集しました。

お聴きの皆さんも是非、カセットテープに触れてみてください!
中目黒 WALTZ 店長の角田さん、ありがとうございました!

【waltz | カセットテープ & レコード from 中目黒】
★12月9日から池袋のパルコミュージアムで
『日本発 アナログ合体家電 大ラジカセ展』開催!!
こちらに「waltz」のグッズも出品されるます♪

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日は、伝説のシンガー尾崎豊に迫ります。

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2016年11月24日

THE BASS DAY LIVE 2016<Part.3>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第902回目のテーマは…

THE BASS DAY LIVE 2016<Part.3>

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今週は… 先日、11月11日「ベースの日」に行った
「THE BASS DAY LIVE 2016」の模様をお届けしています。

20161121_fm.jpg

RIZEのKenKen、オカモトズのハマ・オカモト、
そしてクラムボンのミト、そして亀田誠治。
それぞれのベーシストがゲスト・ミュージシャンを
迎える形で、次々とステージに登場、
一夜限りのセッションライブを繰り広げた
「THE BASS DAY LIVE 2016」。

二回目の開催となった今年は赤坂BLITZを会場に
満員のお客さんに集まってもらいました。

トップバッターはKENKENがドラムの中村達也さんとのステージ。

二番手は、クラムボンのMITOが、チェリストの徳沢青弦、
サウンド・アーティストの澤井妙治、
さらにドラムの石原雄治を迎えた編成で登場。

そして、三番手に登場したのがオカモトズのハマ・オカモト!

ザゼンボーイズのべーシスト吉田一郎との
ベーシスト二人でのステージは、笑いあり、
ちょっとマジあり?ってかシュールあり?
それはそれは聞きごたえタップリのライブでした。

それでは、さっそくその模様、聞いてみましょう。
ハマ・オカモトと吉田一郎で「法螺」

M. 法螺 / ハマオカモト×吉田一郎

baseday2.jpg

ハマくんがベースでボトムのグルーブを出し、
そこに吉田一郎くんが、ラップや超絶ベースをのっけていく。
ユルトークとエッジのラップ?歌?お経?がとびかう、
最高にハッピーでシュールな空間。
でも、お客さんを置いていかないところが、
会場をどんどん巻き込んでいくところが、
二人のキャラの素晴らしいところ。
お客さんも大喜びでした。
ちなみに、吉田一郎くんは、
僕も、ハマくんも、KenKenもずっと
呼びたいと言っていたスーパーベーシストです。

ハマくんのことは、ハマくんが10代の頃から知っていて、
なんでも、東京事変でのぼくのベース(「雪国」)を聞いて、
初めてJ-POPのベースにしびれたそう。
そんなことを伝えてくれるハマくんのことが
なんだか息子のように可愛くて。

フェンダーベースを使った、
グルーヴィーなベースは、若手ナンバーワン!
なにせ、知っている音楽のアーカイブ量が半端ない!
星野源ちゃんの「SUN」でのプレイは、日本のグルーヴベースの
未来を切り開いたんじゃないかな。

時代が、ベースに追いついた!
多様性の時代と、ベースという、ボトムを支え、
リズムを奏で、メロディも弾けるという
楽器がみごとにシンクロしたと思う。

今回は、それぞれのベーシストが、思う存分自己表現をした。
面白いのは、亀田、ハマ、KenKen、ミトの誰もが、
なんの打ち合わせもせず、手の内を見せず、当日集結して
みごとに、かぶりもなく共存したこと。
これって、まさに多様性ということに集約されるとおもう。

【ベースの日】

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」。
来週月曜日は… 最近またその存在がアツい!
カセットテープ、カセットデッキの人気を探るため、街に出ます!
どんなことになるのやら? お楽しみに。

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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2016年11月22日

THE BASS DAY LIVE 2016<Part.2>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
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昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
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第901回目のテーマは…

THE BASS DAY LIVE 2016<Part.2>

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今週は… 先日、11月11日「ベースの日」に行った
「THE BASS DAY LIVE 2016」の模様をお届けしています。

20161121_fm.jpg

昨年はリキッドルームで行われた「THE BASS DAY LIVE」も
今年は会場がちょっと大きくなって、赤坂BLITZでの開催でした。
当日券も含め、チケットはおかげさまでソールドアウト!

さらに前日からTWITTERでも「ベースの日」がザワザワしてましたね〜

さて、この「THE BASS DAY LIVE」ですが、
RIZEのKenKen、OKAMOTO'Sのハマ・オカモト、
そしてクラムボンのミト、そして亀田誠治。
それぞれのベーシストがゲスト・ミュージシャンを
迎える形で、次々とステージに登場、
一夜限りのセッションライブを繰り広げる…というもの。

昨日、ライブ音源をお送りしたKENKENは
ドラマー、中村達也さんとのセッションでしたが、
今日は、クラムボンのベーシスト、
MITOのステージをお届けしましょう。

まさに「ベースという楽器の可能性」を音で聞かせてくれたMITO。
ステージには、チェリストの徳沢青弦、
サウンド・アーティストの澤井妙治、
さらにドラムの石原雄治という変わった4人編成で登場しました。

それでは、さっそくライブの模様聞いてみましょう。
聞いていただくのは、MITOが大ファンだという
スクエアプッシャーのカバー曲。
「Iambic 9 Poetry」です。

M. Iambic 9 Poetry / MITO

baseday2.jpg

はじめはウッドベースとチェロの、絡み合う
前衛的な音楽ではじまった、ミトのステージ。
もう、それは現代彫刻のようなアートのようでした。
そして、それが、いつのまにかに、
エレキベースのダイナミックなプレイに。
「みんな4弦なのに、ぼくだけ6弦ですみません!」
なんて楽屋で言っていました。

ミトくんはクラムボンの中枢頭脳。本当の意味でのアーティストです。
もはや、その活動はベースという枠にとらわれていない。ピアノも弾くし、
どんなことだってやる。そして、つねに「美しいもの」を追求している。

実は、ぼくはクラムボンの「サラウンド」という楽曲をきっかけに
一年がかりで一緒に「ドラマチック」というアルバムを作った仲なんです。
あの頃の音楽少年ミトはいまでも健在です。

今回は、スクエア・プッシャーのカバーなど、
マニアックな側面で表現しましたが、
本人は、アニメから、クラシックから、小室系まで
すべての心に刺さる音楽を愛している。生粋の音楽ラバーです。
だから、みんなにあいされるんです。

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」。
明日はホリデースペシャルのため番組はお休みです。
「THE BASS DAY LIVE 2016」の模様、あさって木曜日は…
ハマ・オカモトくんのライブ音源、お送りします。 お楽しみに!

【ベースの日】

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2016年11月21日

THE BASS DAY LIVE 2016<Part.1>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


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THE BASS DAY LIVE 2016<Part.1>

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今週はスペシャル!!
先日、11月11日「ベースの日」に行った
「THE BASS DAY LIVE 2016」の模様をお届けします。

20161121_fm.jpg

「ベースという楽器をもっと広く知っていただきたい!その魅力に気づいてほしい!」

そんな思いを込め、2014年、皆さんご協力のもと、
クラウドファンディングサービス
「J-CROWD MUSIC」を通じて制定された
「11月11日 ベースの日」。
さらに、「ベースという楽器の魅力、
可能性を生で体感していただこう!

と、いうことで行われたのが
「THE BASS DAY LIVE 2016」です。

第二回となった今年は、赤坂BLITZで開催!
おかげさまでチケットもソールドアウトでした。
(来てくれた皆さん、ありがとうございました。)

このライブ、
改めて出演者をご紹介すると…
RIZEのKenKen、OKAMOTO'Sのハマ・オカモト、
そしてクラムボンのミト、そして亀田誠治。
それぞれのベーシストがゲスト・ミュージシャンを
迎える形で、次々とステージに登場、
一夜限りのセッションライブを繰り広げました。

今週は、このライブの模様を各アーティストのライブ音源と共に
お届けしましょう。

今日は、ライブのトップバッターで登場したKENKENです。
KENKENは、ドラムの中村達也さんと2人でステージに立ち、
いきなり会場をヒートアップさせました!
早速、その模様、聞いてみましょう。

M. Free Session / KenKen × 中村達也

baseday2.jpg

トップバッターとして、会場の期待に見事に応えてくれた。

中村達也さんと繰り広げる、瞬間瞬間の即興演奏。
スリル満点。花柳凛さんとの日本舞踊とのコラボも素晴らしかった。
そして、圧倒的なテクニックはもちろん、
エフェクトを縦横無尽につかって、
重低音から、きらびやかな高音もで、
ベース一本とは思えないカラフルな音色が
会場いっぱいに響き渡る。
まさに、ベースの可能性を証明してくれた。

実は、僕はKenKenが16歳でStarsバンドデビューした時、
プロデューサーだったんですよ。
そんなKenKenは、ベースの日はもちろんあらゆる活動において、
音楽愛と、人間愛、ベース愛、というヴィジョンをしっかり持って、
ベースという楽器を広めているカリスマベーシストだと思う。

抜群のテクニック、奇想天外のアイディア、豪快なライブパフォーマンス。
数々のフェスで鍛えられた、先輩にも、後輩にも優しい、幅広い人脈。
KenKenは、まさに、未来のベース界をになう、ベーシストだと思います。

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」。
明日は、「THE BASS DAY LIVE 2016」の模様から
MITOくんのライブ音源、お送りします。 お楽しみに!

【ベースの日】

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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2016年11月17日

ワインと音楽の秘密

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第899回目のテーマは…

ワインと音楽の秘密

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今日、11月17日は、ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日!
日付変更線の関係上、日本は世界でもっとも早く、
フランス・ボジョレー産の新酒を味わうことができます!

午前0時に楽しまれた方も多いのかな?

ということで、今回の「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」は、
"ワインと音楽の秘密"を、探っていきたいと思います。
実は、ワインと音楽の関係について、面白い研究結果があるのです!

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1)"ワインと音楽のマリアージュ"

人間の脳は、ワインを飲みながら聴く音楽によって、
ワインの味が微妙に違うと感じる

これは、イギリス、「ヘリオット・ワット大学」の
心理学者たちの研究結果によるものです。

なんと、ワインを飲むときに聴く音楽によって、
脳内の刺激を与える部分が違ってくるそうです。
その結果、ワインの味も変わったように感じるそうです。

なるほど!聴く音楽によってワインの味が変わるのか!

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さらに、日本でも、この様な面白い結果が!

2)ワインを作る過程で、ワインに音楽を聴かせることで、ワインそのものの味が変わる!

この実験を行なったのは、
「体感音響研究所」というところなんですが、
"酒類・食品にスピーカーで音楽を聴かせても効果はない"という考えから、
酒類、食品にも理解できる音楽の聴かせ方を考えたそうなんです。

すごい、酒類、食品にも理解できるだって!
もう生き物としてとらえていますね。

音楽は周波数Hzで表せられる、低音から高音までの振動です
そこで、音楽を「情報を持った振動エネルギー」として捉え、
ワインの醸造過程で、醸造タンクに機械振動変換器を取り付けて、
音楽を、スピーカーを使わずに、「物理的振動エネルギー」に変換!
醸造中のワインに音楽振動を与えたんだそです。

すると…!!!
音楽振動により、酵母菌の細胞分裂が促進され、
糖のアルコールへの転化率が高まり、
発酵期間を短縮することに成功したそうです!

さらに、
「振動による熟成の効果」で
「水の分子集団が小さくなったことによって味が良くなった」と推測され、
「音楽振動熟成ワイン」が、ワインの専門家から
高い評価を得ることができたんだそうです。

ところで、「サウンドヒーリング協会」のwebサイトをチェックすると、
「音の振動が微生物におよぼす音の影響」も明らかになっています。

音楽を聴かせることにより、ワインでは善玉菌の働きが活性化され、
より短い日数で発酵しフルーティーで、
さらっとした味のワインができることが分かったそうです。

美味しいワインを作るために、ワインに音楽を聴かせる。
「まさにワインの胎教」ですね。

さあ、「ワインと音楽の秘密」がわかってきたところで、
ここで一曲、ワインの定番曲を聞いておきましょう!

M. Red Red Wine / UB40

20161117_fm.jpg

僕だったら、ワインを作るときに、この曲を聴かせたいですね!
お送りしたのは、UB40 / Red Red Wineでした。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
今回は、今日、11月17日がボジョレー・ヌーヴォー解禁日ということで、
「ワインと音楽の秘密」について紹介しています。

ところで、ギターなど楽器にも、
音楽を聴かせると良いといウワサがありますが、本当なのか?

これ、本当なんです!
ギターやベースなども、agingといって、
ギターを材料の木材の時点で、
音楽を聴かせると、音楽の振動を「木材」が感じとって、
倍音が豊かになり、よく鳴る楽器になるんです。

さらに弾きこんだ楽器がよく鳴るのも同じ原理ですね。
楽器本体が自分が出す振動によって、倍音が豊かになり
良い音になっていく。

たとえば同じ年代に作られた、ヴィンテージの楽器でも、
何年にも渡ってよく弾き込まれた楽器はとても良い音がしますし、
コレクションとして、弾かれずに飾ってあっただけの楽器は、
ぜんぜん良い音で鳴らないのです。

もう、楽器は生きているとしかいいようがありませんね。

ワインと同じように、楽器にも音楽をきかせると
音楽の振動、つまり幅広い周波数の波動をキャッチして
細胞が活発化するんですね!

今日のキーワードは、音楽のもたらす周波数と振動。
ワインも音楽も、そして人生も、いい音楽の波動に包まれると
美味しく熟成されるのですね!

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
今日は、ボジョレー・ヌーボーの解禁にちなんで、
「ワインと音楽の秘密」について特集しました。

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」は、
来週は、11月11日「ベースの日」におこなわれた
THE BASS DAY LIVE 2016の音源をたっぷりOAしていきます。

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど
最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 14:43 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年11月16日

スマフォで「フィールドレコーディング」選手権

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第898回目のテーマは…

スマフォで「フィールドレコーディング」選手権

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「フィールドレコーディング」とは屋外で録音を行う事です。
今日、11月16日は「録音文化の日」、
皆さんは自分の携帯についている、「ボイスメモの機能
使ったことありますか?
普段、我々、音楽のお仕事やラジオのお仕事は
"録音すること"が作業の一つです!

今回の「スマフォでフィールドレコーディング選手権」では
録音の楽しさをもっと広めよう!ということで、
短かなスマフォのボイスメモで、野外録音した音素材を使って、
曲のイメージがどう変わるのか試してみよう!…という企画です。

では、早速行きましょう!先ずはベースとなる音はこちら!

(♪ FMKAMEDAテーマ曲)

はい!このFMKAMEDAのテーマ曲ですね。
ピアノの音、一つですが、この音に合うように、
フィールドレコーディングの音をつけて、
曲を作ってみます。

録音するのはFM KAMEDAのスタッフ4人!
自分が普段使っているスマフォで自由に
フィールドレコーディングしてもらい
曲を作ってみました。

さあ、今から4つの曲を聴いてもらい、
僕、亀田誠治がNO.1を決めます!
それでは一つずつ聴いてみましょう!!

-----------------------

●エントリーNo.1「秋の海」

録音場所:海

夏が去ったあとの秋の海の波の音に、どことなく人恋しさを感じます。
風の音がゴボっとかぶるところがリアルでいいですね。

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●エントリーNo.2「沐浴」

録音場所:箱根の山の中

木々の葉っぱのざわめきに癒されます。

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●エントリーNo.3「生きていける理由(ワケ)」

録音場所:赤ちゃんのいるお家

これはすごい!誰の赤ちゃんでしょう!?
生きていく力を感じます。もらえます。

-----------------------

●エントリーNO.4「追いカメっこ・ボーイズ」

録音場所:公園

少年時代にもどるようなノスタルジー。

-----------------------

…さあ、いかがだったでしょうか?
海の音、山の音、赤ちゃん、子供の声、色々ありましたね。
僕がこのメロディーに一番合うと思ったのはこちらの曲でした!

はい!エントリーNO.3の「生きている理由」でした。
なかなか良かったです!

それでは一曲聞いたあとで、
フィールドレコーディングが曲にもたらす効果を解説してゆきます。

ちなみに、僕がフィールドレコーディングを取り入れた曲!

M. 実録 −新宿にて− 丸の内サディスティック〜歌舞伎町の女王 / 椎名林檎

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/41P07BN8FXL.jpg

当初は歌舞伎町の雑踏の中で、
ライブでレコーディングしようとしたのですけど、
あまりにも、現場の喧騒がうるさくて、
演奏が聞こえないので、
雑踏の音は歌舞伎町でフィールドレコーディング。

アコギと歌は、当時の東芝EMIのスタジオの屋上で、
フィールドレコーディングしたものなんですよ。
つまりフィールドレコーディングと
フィールドレコーディングのかけあわせが、
こんなにリアルなサウンドを作り出しているんです!

さあ、今日は「フィールドレコーディング」について、
お送りしています。

ズバリ、フィールドレコーディングによってもたらされる効果とは!?
お話していきたいと思います。

生活音(公園の音、子供の声、電車の音など?)、
環境音(波の音、鳥の声)を
足すことで、楽曲のイメージの決定的にする力があります。

生活の中にある音が、楽曲の情景を明確にしてくれるんですね。
そして、その生活音は、今まで自分が聞いたことがある音。
歌詞で情景を、聴く人は自分の記憶の中の出会いや別れ、喜怒哀楽を
たどることができるんです。
その昔は、ヴィヴァルディの「四季」やベートーベンの「田園」のように、
楽器やメロディや、アレンジで「春のせせらぎ」とか
「小鳥のさえずり」といった情景を
表現していたところが、録音機器の発達によって、生活音や環境音を、
音楽にミックスすることができるようになったのです。
おかげで、映画の効果音ように、情景をリアルに作り出すことが
できるようになりました。

・街の雑踏で一気に都会感が!
・キッチンの音であったかい生活感が!
・マッサージでボサノバとかに、波の音が乗っているやつとか!

ある意味フィールドレコーディングで足された音は、
SNSの絵文字のような役割を果たしているんですね。
生活音が、楽曲の世界観を強調する絵文字というわけです。


僕たちは、毎日、無数の音の中に囲まれて生活をしていて、
それをあたりまえのように、無意識に聞いています。
そして、そんな様々な音に囲まれて、人を好きになったり、
仕事を頑張ったり、何かに夢中になったり、
つまり「生きている」わけです。

というわけで、人生の一コマを形成する
生活音が音楽にトッピングされると、その音一つ一つが楽曲に
リアリティーを与えてくれるのです。
あたかもその音が鳴っている場所に、音楽が連れて行ってくれる。
自分が、まさにその楽曲の情景の中にいるように感じる。
つまり、聴く人が、楽曲の一部になるのです。


今の時代、携帯にボイスメモがあるのは当たり前なので、
ラジオの前のみんなでも、
簡単にフィールドレコーディングをすることができますよ!

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日は「ワインと音楽の素敵な秘密」に迫ります。
お楽しみに。

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 14:42 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年11月15日

亀田薬局〜のどのケアについてかんがえよう〜

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第897回目のテーマは…

亀田薬局〜のどのケアについてかんがえよう〜

====================

最近、めっきり寒くなってきましたが、皆さん、
体調はだいじょうぶでしょうか?
咳が出る、喉が痛い、そんな人いませんか?
風邪じゃなくても、乾燥していて咳き込んだりしちゃいますよね。

さあ、今日からオープンした「亀田薬局」。
薬剤師の資格を持たない、私、亀田が処方できるのは"健康術"のみ!

体が資本の各界のプロフェッショナルから聞いた、
健康に役立つ知識をあなたに処方します!
今日は「のどのケア」について考えてみましょう!

--------------------

ノドを使う仕事をしているといえば…、
僕が普段仕事場で接っしている
「歌手」
の方達ですよね。
ライブやレコーディング前はシビアになることも…。

エアコンを使わない、加湿器を使う、
花粉の季節じゃなくても、
つねにマスクをする、
ライブの前日はお酒を飲まないなどなど、
僕の周りにもたくさんいますよ!
ミュージシャンもそうですが、
ここJ-WAVEのナビゲーターさんも、
もちろんノドを仕事にしているお仕事。
ということで、
ナビゲーターお二人にコメントを頂きました。

まずは…、
毎週月曜日から木曜日、夜11時30分からOAの番組、
「SONAR MUSIC」のナビゲーター、藤田琢己さんです。

ロックバンド界隈と繋がりの深い、藤田琢己さんは
普段からバンドのボーカリストと
喉のケアについては話すことが多いそうです。
琢己さんは普段、
どんなことに気をつけているのでしょうか??

--------------------
<藤田琢己>
・2012年 声帯結節を患い、ONE OK ROCKのTAKAくんに病院を紹介してもらった。
そこから、ノドのケアに気を使うことに…
・とにかく、「うがい」を入念にする。実はこれは他でもない、亀田誠治さんに教えて頂いたこと!(JUJUさんの話から)
--------------------

うがい!これは基本です。
JUJUさんのうがいはすごいです。
「Gruoooooooooo」

うがいの音が遠くから聞こえてきて、
JUJUさんがいることがわかるという!!
しかも、ほんとにうがいした後の声の調子っていいんですよ。
これが!

さあ、続いては藤田琢己さんに
普段から常備している「ノド ケアアイテム」
についてお訊きしました

--------------------
<藤田琢己>
・喉の炎症を抑える薬(病院から処方されたもの)
・「龍角散」、青いパッケージのもの。常に持ち歩いている。
・(病気になったこともあり)普段から喉のケアには人一倍気を使っている。何かノドのケアで困ったことがあったらぜひ、僕に訊いて下さい!
--------------------

たしかに、症状をみてもらって
病院から処方された薬を使うことは大切かも。
みんなも琢己さんに聞いちゃおう!
藤田琢己さん、ありがとうございました!

…では、一曲聴いた後、
引き続きJ-WAVEナビゲーターの方に
ノドケアについてお聞きします。

M. 恋に落ちて / JUJU

20161115_fm.jpg

ちなみにJUJUさんと僕の間には
「唐揚げ作戦」というのがあってね…
唐揚げの油分が、「ぬるっと」のどにいいらしいんですよ。
というわけで、レコーディング最中に声がつかれてきたら、
「そろそろ唐揚げタイムする?」なんていって、
のどにうるおいを与えりします。

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さあ、続いては日曜日のお昼1時からOAしている
「TOKIO HOT 100」のナビゲーター、
クリス・ペプラーさんです!

クリスさんは一体、どんなノドケアをしているのでしょうか??

--------------------
<クリス・ペプラー>
・家に帰ったら、「うがい」をする
・「のどふん(のどのふんどし)」、タオルを三つ折りにして、ふんどしの様にして、のどを温めて寝る。
・のど飴、プロポリス
・(スタッフ:J-WAVEナビゲーターの喉ケアを調べたところ、男性に比べて、女性があまりケアをしている人が少ないと感じました。)女性に比べて、男性は声を張る場面が多いので、のどを消耗するんだと思います。
--------------------

「のどふん」!!クリスさんオリジナル!!
確かに、ラジオ番組では男性の方が叫んだり、
大きな声を出すことがあるかも。

クリス・ペプラーさん、ありがとうございました!!

--------------------

ボーカリストはのどを酷使するお仕事ですよね。
とにかくみなさんノドケアします。

龍角散、マヌカはちみつ、ハーブティー、
プロポリススプレー、生姜…
色々、アイテムがありますが

・椎名林檎さんはプロポリスキャンディーをなめていましたね。
(これがね、ついつい美味しくて、僕らもなめちゃうんですよ。結果まるまる太りましたー)
・平井堅さんは、はちみつと、生姜をつねに持ち歩いています。
・GLAYのTERUくんはのどスプレーを使っていますね。
・あと、スピッツのマサムネくんは、オリーブオイル!で潤していました。

特にツアー中では色々な環境に対応して、
自分のノドを守らなくてはいけません。
ミュージシャンはツアー先では
どんな対応をしているかといいますと…

まずは、のどを乾燥させないこと。
みなさん、マスクは標準装備。部屋には加湿器、
ハンディの吸入器でのどをつねに潤していますね。
これは、風邪の予防にもつながります。

龍角散をはじめ、
お医者さんから処方されたのどスプレーなど、
お気に入りの「のど薬」は
みなさん必ず持ち歩いていらっしゃいます。
さらに、ハチミツや、ハチミツ漬けの生姜、
ハチミツ漬けのきんかん、
ハチミツ生姜入りスペシャルドリンク!
などハチミツはマストかも!
オーガニックなアイテムもよく見かけますね。

そして、一番のどのコンディションを保つのに必要なのは、
俗に声出しと呼ばれる
「ウオーミングアップ」ではないでしょうか?
アーティストによっては、本番前、
ずっと楽屋にこもって、声出しをしている人もいます。
あとは、筋肉をリラックスさせるための
ストレッチもかかせません。
Flumpoolの山村くんはストレッチポールや、
バランスボールなどを
スタジオに持ち込んでいます。

最近では、ステージで歌い終わった後に、
のどをアイシングする
というアーティストもよく見かけます。
疲労を明日に残さない。
声帯も「筋肉」という考え方ですね。

さらに、ステージの前日はお酒を飲まない
(案外、ロックなあの人もそうです!)
打ち上げで開放的になって、
大声でしゃべらない…など
いろいろ実践していますよ。

さて、亀田薬局のオススメの健康術。

いちばんよいのどのケアは、
普段からのどを大切にすること。
につきると思います。
クリス・ペプラーさんの声だって、
のどふんでケアしているから、
あの低音の魅力がキープされているんです。
まさに、プロフェッショナルとして意識をもつことが、
自然にのどのケアに
つながっていくのではないでしょうか?

さて、「亀田薬局」、いかがだったでしょうか?
今日は、ノドケアについての知識を
処方させて頂きました。
今日の放送のように、情報交換によって、
病気から身を守るのも大事ですよね!

どうぞ、お大事に!!

--------------------

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日は、iphoneを使って録音の楽しさを知ろう!
「フィールドレコーディング選手権」開催です!
お楽しみに。

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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2016年11月14日

ニュー・アルバムをリリースしたSTINGに注目!

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第896回目のテーマは…

ニュー・アルバムをリリースしたスティングに注目!

====================

--------------------------
スティング:
「HI,KAMEDA-SAN THIS IS Sting. HOPE YOU ENKOJ MY NEW ALBUM 57TH&9TH」

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THANK YOU, Sting!!
うれしい〜「スティングからKAMEDASANって言われっちゃった!」
先週金曜日にニュー・アルバムをリリースしたスティング。
ちなみに先週金曜日は11月11日!ベースの日だよ〜
まさか、みなさんはスティングが、80年代に大人気を誇ったバンド、
ポリスのベーシストだったのはご存知ですよね?

自ら「新作は、ここ数作よりも、よりロックなアルバム」と
コメントし、マネージャーも
「スティングが、こんなにロックなのは、
ポリスの"シンクロニシティ"以来ではないか」
と言うスティングのニュー・アルバムのタイトルは
「ニューヨーク9番街57丁目」。

ミュージカルのために書いたアルバムや、
過去曲をオーケストラで再現したアルバムなど
しばらくロックサウンドから遠ざかっていたスティング。
そんな スティングが久々にストレートな
ロックでポップなアルバムをリリースしてくれました。

みんなも(僕自身も)、
どこかでスティングのロックなオリジナルアルバムを
待っていたのではないかな?

スティングは、なぜ、このタイミングで
ロックなアルバムを作ったのでしょうか?

--------------------------
スティング:
ただみんなを驚かせたかっただけだ。それだけのことなんだ。何が最も意外かを考えて作った。次のアルバムもそういった考えの基に作ろうと思っている。まだ具体的にはどのようなものにするかはわからないけどね。(1、2年は考えなくてもいいことだし)驚きは、どの音楽にとっても、最も重要な要素なんだよ。

--------------------------

みんなを驚かせるために作った?
と、いうスティングのロックなアルバム。
僕もさっそく聞かせていただきました!
ここで1曲お送りしたあと、
どんなアルバムになっていたのか?
お話ししたいと思います。

M. 50,000 / スティング

20161114_fm.jpg

いいでしょ!?今回のスティング!

「FM KAMEDA」。
先日リリースになったスティングのニュー・アルバム
「ニューヨーク9番街57丁目」をご紹介しています。

ちなみに「ニューヨーク9番街57丁目」というアルバム・タイトルは
どんな風に付けられたのか? スティングはこんな風に語っています。

--------------------------
スティング:
アルバムの曲の多くはニューヨークのことを歌っているわけではないんだ。ニューヨークの雰囲気やエネルギーが今作の色、特質となっている。毎日自宅から仕事場まで歩いていたんだが、57thストリートと9thアヴェニューまで南へ15ブロック歩いて通っていて、その間にインスピレーションを得ていたんだ。ニューヨークはとてもドラマチックな街で、建築も文化もそうだし、ノイズ、車の往来や人々が作り出す街の喧騒もその一部。だから、ある意味、このアルバムに切迫感を与えたと思う。僕がそれをスタジオに持ち込んだんだ。曲を聞くとそういった要素を感じることができる。

--------------------------

はい、57丁目まで、南に15ブロック
ということは、スティングの家は、
72丁目あたりということになります。
72丁目といえばジョン・レノンが住んでいた
ダコタハウスがあるというとても落ち着いたところです

スティングのいうとおり。
N.Yほど創作意欲を掻き立てられる街は、
なかなかないんじゃないのかな?
雑多な人種、そこで生活する人達と
観光客が生み出すパワフルな喧騒、
空高くそびえる摩天楼、
四季折々で表情を変える美しい公園、
ブロード・ウエイに代表される
何十軒もあるミュージカルシアター、
新旧の文化がクロスするソーホーの
カッティングエッジな感じ、
まさに、街のすべてが、
創作のエネルギーにつながっていきます。
僕も、毎年ニューヨークに行くのは(仕事じゃなくても)、
このエネルギーを注入するためです。

何よりも世界経済の中心地であり、
世界のエンタテイメントの中心地であるNY。

そこは、どんな人にも扉が開かれた街。
誰もが自分の夢を追いかけることができる街。
NYは、アメリカ中、いや世界中から成功を夢見て集まる
「ドリーマー達」のるつぼなんです。
だから街にとてつもないエネルギーがある。
だから、スティングをはじめ
多くのアーティストがNYを愛してやまないのですね。

さて、スティングのニューアルバム「ニューヨーク9番街57丁目」。
まさに、インタビューでスティングが言っていたとおり、
このアルバム自体が、驚きの連続になっています。
ポップと言っても、
いわゆる時代のメインストリームのポップサウンドには、
決してのっかっていません。
一度聞いた人の「心をゆさぶってはなさない」
という意味でのポップなんです。
タイトな8ビートのロックナンバーから、
サイモン&ガーファンクルを思わせる
シンプルなアコースティックナンバーまで、
陰影があって、エッジのあって、洗練されていて、
まさにNYの景色が見えてくるようなアルバム。

35年前ポリスというバンドで、世界中を席巻し、
ソロ活動でも大人気を誇ったスティングが、
NYという街で、気心の知れたミュージシャン仲間に囲まれて、
のびのびと歌い、ロックする、
まさにNYの街のような折々のグラデーションを感じる
大人のロックアルバムです。

【スティング】

--------------------------

「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」、
明日は、亀田薬局オープン!?
アーティストやナビゲーターが、この季節、
喉のコンディションをどのように保っているのか?
そんなお話しです。 ボーカリストは必聴ですよ!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 17:10 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年11月11日

11月11日はベースの日!「J-WAVE THE BASS DAY LIVE 2016」開催!

※大成功に終わった2度目のTHE BASS DAY LIVE!
この日の模様・ライブ音源は11/21(月)週の「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA(1:25pm頃〜)」でオンエア予定です!
お聴き逃しなく!

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日本を代表するベーシストの、
亀田誠治、KenKen(RIZE、Dragon Ash、LIFE IS GROOVE…)、
ハマ・オカモト(OKAMOTO'S)、ミト(クラムボン)が、
それぞれジャンルレスにセッション相手を迎え、
一期一会のパフォーマンスを展開するライブ・イベント、今年も開催!

baseday2.jpg

詳しくはこちら→【J-WAVE THE BASS DAY LIVE 2016】

STAFF| 17:22 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年11月10日

アーティストが知りたい"音楽のヒミツ"<[Alexandros]>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第895回目のテーマは…

アーティストが知りたい"音楽のヒミツ"<[Alexandros]>

====================

この番組「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」では
ラジオの前のアナタからいただいた
「音楽に関するギモン」を、募集していますが、
今日は… アーティストからの
「音楽のギモン」に答えてみたいと思います。

本日、ギモンを投げかけてくれるのは…
このアーティストです!

---------------------
川上:
亀田さん、J-WAVEをお聞きのみなさん、こんにちは、[Alexandros]のボーカル、川上洋平です。
---------------------

今回は、[Alexandros]の川上洋平さんです!
フェスで一緒になったり、Jwaveでもよくお会いするんです。
あ、それから、川上さんとは、お気に入りのラーメン屋さんが一緒で
ばったり会ったりします。

そんな[Alexandros]の皆さんから届いた
「音楽の疑問」、さっそく聞いてみましょう。

---------------------
川上:
今回…音楽の疑問ですが、以前、亀田誠治さんによるプロデュース作品、何度かもちろん、たくさん聞いているんですが、そのアーティストの方にお会いする機会がありまして、亀田さんは、まず、最初に歌詞を作ってきてほしいとおっしゃっていたそうなんですね。僕もたしか、本で読んだことがあって、あーそうなんだなって思って、で僕がですね、いつも歌詞、一番最後なんですよ。曲を作ってアレンジして、でメロディ乗っけるって時に、その時に作るので、いつも最後になってしまうんですが、やっぱね、歌詞、最初にあったほうが、世界観とか、わかったほうがいいんですかね。歌詞が最初に持ってきて欲しいという利点みたいのがあれば、教えてください。
---------------------

[Alexandros]の川上さんからの質問を要約すると
楽曲制作をするときは、歌詞が先にあった方が良いのか???
と言う、質問ですね。

僕が言っているのは、
「歌詞を先に書いてそれにメロディをつける」
ということではなく、
「オケをレコーディングするときまでには、歌詞があったほうがいい」
ということなんですね。

なぜかというと、歌詞があるほうが、バンドメンバーみんなで
全体の出来上がりが(着地点)が、イメージしやすいんです。
これは「別れ」の歌なのか!とイメージしながら演奏するのと
「出会い」の歌なのか!とイメージしながら演奏するのでは、
当然演奏のムードだったり、音色だったり、テンポだったり、
感情のスイッチがいろいろ変わってくるはずです。
しかも、歌詞ができていると、一緒に演奏するバンドメンバーに限らず、
レコーディングするエンジニアさんだったり、
スタッフの思いも一つの方向に向かって
集中できるので、エネルギーの強い作品が出来上がるというわけです。

さらに、歌詞がアレンジの際にできていると、
「歌入れの日までに、歌詞をかかなきゃ!」
「歌入れなのにまだ歌詞ができていない!」
というボーカリストならではの、あの、孤独な時間、
心のストレスが解消されます。
ボーカルは一番センシティブで生身の人間が一番でるパート。
寝ないで朝まで歌詞書きして、そのまま歌入れのスタジオになっちゃ、
よいコンディンションで歌入れできませんよね。
歌詞があらかじめできていると、
歌入れの日に、リラクッスして「歌う」ことに集中できるので、
これまた、力強いエネルギーが注入されるというわけです。
早い話が、よいトラックが仕上がるということです!

とはいえ、こればっかりは、アーティストによりけりです。
サウンドから浮かぶ情景をイメージしながら
歌詞を書きたい場合だってあるでしょう。
歌入れまでの数日間、悩み抜いて、過ごした時間だけ何か
人生の発見があるあもしれません。
川上さんもそうかもしれませんが、
バンドでもソロでも、まずは、かっこいいトラックを作って、
そこからメロディを考え、
歌詞を考えるというやり方のアーティストも増えてきました。

というわけで、最近は僕も大人になったので
「いろいろあるよね〜」て感じで、歌詞がオケ録りのあとになっても
OKというスタンスを取っていますよ。
でも、
「歌入れの前日までには、必ず歌詞を書き上げてね。歌詞見せてね。」
という約束は変わりません。
だって、歌入れの日の、スタジオは歌詞の創作ではなく、
奇跡のテイク、最高の歌を取るということに集中したいのです。
そうやって、健康的にレコーディングが進めば、
スタジオ終わりのご飯やビールがうまい!というわけです!

M. Feel Like / [Alexandros]

20161110_fm.jpg

ちなみに、歌詞が先にあることによるデメリットはありません。
まれに、歌詞が先にあると、
言葉に縛られたサウンドになってしまうのでは?
なんて意見もありますが、センスのいいアーティストは、
歌詞に縛られたり、歌詞とは真逆のサウンドをぶつけたり、
そこも楽しみながら音楽を作っています。

というわけで、今日のアーティストの疑問…
「歌詞が先か、サウンドが先か」ということですけど、
僕流の答えを言わせていただきますと、
オケをレコーディングするときまでには歌詞があると、
いい(かもよ!)というお話しでした!
[Alexandros]川上さん、これからも自分のやり方で
自由に音楽の羽を広げてくださいね!

今日、疑問をくれたAlexandrosですが、
きのう、9日に6枚目のアルバム『EXIST!』をリリースしました。
ちなみに本日、『EXIST!』のリリースイベントが
ここ六本木ヒルズアリーナで行われます!無料イベントということですが、
詳しくは[Alexandros]のWEBサイトをチェックしてみてくださいね!

【[Alexandros]】


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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど
最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 18:31 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年11月09日

ホワイトハウスと音楽

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第894回目のテーマは…

ホワイトハウスと音楽

====================

アメリカのみならず、世界が注目した、第45代アメリカ合衆国大統領選挙。

女性初の大統領候補のヒラリー・クリントン氏か、
過激発言で、話題を集めるドナルド・トランプ氏か、
こんなにも話題になる大統領選ははじめてではないでしょうか?

今回の選挙戦では、KATY PERRYや、ARIANA GARANDE、
そしてマイリー・サイラスなど、多くのアーティストが、
各候補への支持をアピールしていますが、
今回は、ホワイトハウスと音楽の関係、
アメリカの政治と音楽についてお話してゆきます。

いったい、どういう話なのか、
イマイチ、ぴんとこないリスナーさんもいらっしゃると
思いますが、実はアメリカ大統領が住む、ホワイトハウスでは、
数多くのミュージシャンが大統領に招かれ、ライブをしているんです!

ホワイトハウスでは、毎年7月4日の「アメリカ独立記念日
には、アメリカの退役軍人やその家族を招待しバーベキューや、
花火を楽しめるライブフェスを行っています。
過去にはFUN、そしてBRUNO MARS、今年は、ケンドリック・ラマー、
ジャネール・モネイがパフォーマンスしています。

また、長期に渡りポピュラー音楽に貢献してきた作曲家/パフォーマーに贈られる
「ガーシュインアワード」もホワイトハウスで開催されます。
2010年ポール・マッカートニーが受賞した際は、
スティービー・ワンダー、ジャック・ホワイト、
コリーヌ・ベイリー・レイ&ハービー・ハンコック、
エルヴィス・コステロ、デイヴ・グロールら豪華ゲストが
「Drive My Car」「Blackbird」「The Long And Winding Road」
「Penny Lane」などのビートルズ・コレクションをプレイしました!
豪華ですね!

さらに、2015年には、
「アフリカン・アメリカン・ミュージック・アプリシエイション月間」
の一環で、オバマ米大統領が500人ほどのゲストを招き
ホワイト・ハウスで開いたプライベート・パーティーで、
プリンスがパフォーマンスしました!
こちらは、過去にアレサ・フランクリンやジョン・レジェンドが
パフォーマンスした由緒ある「イースト・ルーム」で行われました。

また、先日、こちらもニュースになっていましたが、オバマ大統領は、
ホワイトハウスでの晩餐会にチャンス・ザ・ラッパーと
フランク・オーシャンを招待しライブを堪能したそうです。
もはやホワイトハウスは、
大統領と一緒に音楽を楽しむライブハウスのようですね!

このように昔から、ホワイトハウスでは、
数多くのミュージシャンがライブを
披露しています。日本では、あまりなじみがない、
政治と音楽の結びつきについて、さらに、深く、お話するため、
現地、アメリカ在住で、エッセイスト、洋書レビュアー、翻訳家の
渡辺由佳里さんに、お電話をつないで、いろいろ、お話を伺ってゆきます。
では、その前に1曲、今回の選挙戦でも注目を集めました!

M. Roar / Katy Perry

20161109_fm.jpg

亀田:では、渡辺由佳里さんに、電話がつながっています。
渡辺さん、宜しくお願いします!

渡辺:宜しくお願いします!

亀田:今回、番組のテーマが大統領選から見えてくる政治と音楽の関係ということなんですけれども、まず今回の選挙戦では、どんなアーティストが、選挙活動に参加していますか?

渡辺:トランプ側の方がほとんどミュージシャンが参加していない状態で、1人だけテッド・ニュージェントという70年代のロックスターがいらっしゃるんですけれども、猟銃が好きな方で、拳銃愛好家なもので彼は共和党を応援している方なんです。でもヒラリーの方は、本当にスター揃いで1番目立った方がケイティ・ペリー。あとはビヨンセ、ファレル・ウィリアムス、レディー・ガガ、シェール、ジェニファー・ロペス、マーク・アンソニー、スティーヴィー・ワンダー、ボン・ジョヴィ、もう本当にスター揃いでした。

亀田:そうそうたるメンバーが民主党を応援しているということですよね!

渡辺:そうなんです。もうたくさんありすぎて数え切れないくらいです。私も選挙イベントが大好きなもので共和党のイベントにも行きましたし、民主党のほうも行ったんですが、それぞれの候補に色々特徴があるんです。トランプのイベントは、ローリング・ストーンズとか私が行った時にはアデルの「ローリング・イン・ザ・ディープ」とか、「スカイフォール」とか、エアロスミスの「ドリーム・オン」とかそういうのが流れていて、このミュージシャンたちは応援しているのかな?と不思議に思っていたら、そういうわけではないと。ヒットソングが多かったです。

亀田:どちらかというと今時の流行りの音楽で盛り上げようとしている感じですね。

渡辺:そうみたいですね。それと、ノリがいいんですよね。ヒラリーの方は、女性のものが凄く多かったんです。ケイティ・ペリーの「ロアー」って凄く流行ったじゃないですか。あれが本当のテーマソングになっていましたね。そしてみんなが一緒に歌うんです。

亀田:ということは選挙イベントなどで流れている音楽に対して、支持者の反応も違ったりするわけですね。

渡辺:そうです。どういう方を呼び寄せたいかというのもあるみたいです。

亀田:それは票をとっていくためにですか?

渡辺;票をとるというか、自分がターゲットにしている方が来た時に共感してくれるようなものみたいですね。ですから、音楽を選ぶことにも凄く注意を払っているみたいですね。

亀田:そしてどうしてアメリカではこのように音楽と政治が近い距離にあるんですか?

渡辺:やはり歴史的なものもあるかもしれないですね。音楽を通じて抗議活動など行ってきたので。ですから、そこに人々が惹かれていったというところもあると思うんです。メッセージを伝えるのに音楽が1番多くの人に直接呼びかけることが出来るんですよね。それで、アーティストが好きですと、そういう方たちにとっては、例えばアーティストが「私はこの人を信頼していますよ」と伝えるとなびく人も多いですよね。

亀田:自分が好きなアーティストがこの人を応援しているとなると、自分も応援してみようと惹かれていくということですね。

渡辺:そうですよね。ですからミュージシャンにとっても世界を変えるというか、やりがいのあることだと思んですよね。

亀田:なるほどなるほど。

渡辺:面白い言葉なんですけど、例えば選挙にフリーコンサートをするというのがありますよね?コンサートを通じてその人たちのファンを狙いたいときにコンサートをしていただくということもあるんです。ドアをノックする地上戦というのにも参加する方もいるんです。

亀田:アーティストがですか!?

渡辺:アーティストがなんです。私もちょっと体験取材をしたことがあるんですが、ドアをノックしてどういうふうに投票するおつもりですか?みたいな感じで。

亀田:そこに例えばケイティペリーがいたりするわけですか?ドアを開けると。

渡辺:そう。戸を開けると、キャロルキングがやっていたんですよ!それで、キャロルキングはニューヨークでやっていたんです。凄いですよ!ドアノックしてドアを開けたらキャロルキングが居たらびっくりしますよね!

亀田:凄いですよね。でもこうやってアーティストと候補者との関係によって支持者とのつながりがちゃんと見えてくるという仕組みは面白いですね。文化の違いですかね。こうやって全く日本とは違う政治と音楽の関係があって今回の選挙戦は特に僕も刺激になっているというか、勉強になっていて、色々時代が進んでいるんだなと強く感じます。

渡辺:そうですね。日本ですとやはりアーティストが参加するには難しい感じがしますよね。

亀田:そういう空気感があるんですね。

渡辺:そう。やはり誰かを応援してしまうと、その人を応援していない人を敵にまわすようですし、気を使ってしまうところがあると思うんです。

亀田:なるほど。渡辺さん色々ありがとうございました!これはとても参考になる意見です。

渡辺:楽しくお話しさせていただきました。ありがとうございました。

亀田:ありがとうございました。

-------------------

そんな渡辺さんは、
今回のアメリカ大統領選挙について、
おもしろくレポートした、渡辺さんの著書
「暴言王トランプがハイジャックした大統領選、やじうま観戦記」が、
10月31日からkindleの電子書籍で発売が始まりました。
こちらもあわせて、お楽しみください。

アメリカでは、音楽はジャンルを問わず
「文化」としてとらえられ、大切に扱われていて、
エンタテイメントとしてだけではなく、
音楽自体が思想を共有するための「メッセージ」として、
アーティストはそのメッセンジャーとして存在している
ということが見えてきます。
だからこそ、ホワイトハウスでは
音楽が大切な役割を果たしているんですね。

-------------------

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日は、アーティストの疑問、
【Alexandros】の疑問にお答えします!お楽しみに!

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STAFF| 15:13 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年11月08日

亀田文庫「いきものがたり」著:水野良樹(いきものがかり)

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第893回目のテーマは…

亀田文庫「いきものがたり」著:水野良樹(いきものがかり)

====================

亀田文庫の文庫は、学級文庫の文庫!
ミュージシャンが奏でる音楽を聴いて、感動するのと同じように
素敵な言葉を読んで感動する…
そう、思いを伝えるという意味では、
「音楽」と「文学」はとても似ていると思います。

一冊の本から、素晴らしい言葉をご紹介する「亀田文庫」。
今回、僕の書斎にある「亀田文庫」から、ご紹介する一冊は…
水野良樹さんの「いきものがたり」 です。

そう、いきものがかりのリーダー、水野良樹さん。
素晴らしい音楽を生み出す彼が、文章で自分たちを記した
自伝的ノンフィクション、それが、この「いきものがたり」。
小学館から先日発売されました。

メンバーのこと… デビューまでの道のり…あの名曲について…
さらには、アーティスト活動の裏側まで、
かなり赤裸々に書いちゃっている本で
僕、亀田誠治も…ちょっぴり登場します!

それでは、ここで1曲お送りした後、
この本「いきものがたり」について、お話ししましょう。

この本に書かれているすべての出来事はこの歌に繋がっています。

M. ぼくらのゆめ / いきものがかり

20161108_fm1.jpg

もう、どこを切っても、いきものがかりサウンドというか、
いきものがかりというJ-POPのジャンルがあるようですよね。
実は、この曲、僕のプロデュースなんですけど、
この曲をレコーディングしているときは、この歌詞の一言一句に
水野くんが書き溜めていたいきものがたりへのメッセージがあるとは
とても考えていなかったです。

「FM KAMEDA」。
僕 亀田誠治が選んだ1冊をご紹介する「亀田文庫」、
今回は、水野良樹さんの「いきものがたり」という本をご紹介しています。

この「いきものがたり」は、デビュー10周年をむかえるにあたって
実は1週間に一回くらい、水野くんが、
いまから「"いきものがたり"やるよ〜」と
Twitterでコツコツつぶやいた文章をまとめたものです。
僕も、リアルタイムでTwitterのタイムラインを見ていて、
「水野くんマジ?本気で自伝をTweetし続ける気なの?」と、
密かに心配していたwものです。
実は、アーティストのエッセイや自叙伝は、
インタビューに基づいて構成作家と一緒に
書き上げるものが多いのですが、この本は違います。
140文字の投稿を何千回と繰り返した集大成、
それが450ページもの大作になったという
一言一句、100%水野くん本人の言葉なのです。

ですから、
実際の水野くんは、この本の中に出てくる水野くんそのものです。
そして、吉岡聖恵ちゃん、山下穂尊くんも!
まさに、現場で見せるいきものがかりの3人そのものです。
それだけでなく、様々な人出会い、
レコーディング現場、登場するミュージシャン、スタッフ、
見に行ったライブ、登場するアーティスト、
どのシーンを切り取っても、僕が知る限り
とてもリアルで、鮮明です。

この見事なまでに客観的で、繊細な観察力が、
水野くんのアーティストとしての
力強いエンジンになっているのでしょう。
だからこそ、いきものがかりの作品は、
J-POPのど真ん中をいきながら、日本全国津々浦々、
老若男女に愛されるのだと感じました。

さらに、この本には、水野くんがその人生の中で見聞きした、
たくさんの素晴らしい言葉が登場しています。
小田和正さんをはじめ、先輩アーティストの言葉、
現場でのスタッフの言葉。
そのどれもが、的確で、あったかくて、愛に溢れています。
読む人の生きるヒントになるのではないかな?

この「いきものがたり」の中で、僕が印象に残った言葉、一節は、
東日本大震災の直後、日々伝えらえてくる想像絶する
厳しいニュースを目の当たりにして、
アーティストとして、何をすべきかという葛藤の中、
被災地の避難所で、現地の中学生が「YELL」を歌って、聞く人が
涙を流してそれを聴いているのを見たとき、
水野くんがたどり着いた思いをのべています。

「自分などという不完全な存在よりも、よっぽど歌そのもののほうが、
強い悲しみに襲われた人々の近くにまで寄り添って、
誠実にその心に手を伸ばしている。
自分よりも、歌の方が、信じられる。」

とても勇敢で誠実な言葉だと思います。

「いきものがたり」、
どんな人に読んでほしいかというと、
この「いきものがたり」は、
たくさんのアマチュア路上時代を経て、
デビューからブレイクにいたるまでに出会った、
たくさんの、音楽関係者、音楽現場、
が克明に描かれています。
作品がCDになって世に出ていくにはどのような過程を経るのかとか、
アーティストの毎日はどうすぎていくのか、
コンサートにはどんなスタッフがかかわっているのか、
レコード会社のディレクターがどんなことするのか、
僕ら音楽プロデューサーがどうかかわっているのか、
などなど、実際の現場に寄り添って詳しく描かれているので、
リアルな音楽業界の仕組みが、
一般の読者の方にも、簡単にわかるようになっています。
まさに、このFM KAMEDAでやっている
「音楽仕事百科」の集大成ともいえるでしょう。
J-POPのあらゆる側面が見えて来ますよ。
ですから、音楽ファンだけでなく、
アーティストを目指す人、音楽業界を目指す人
にも読んでもらいたい。

「亀田文庫」、今回は小学館から出版されている
水野良樹さんの「いきものがたり」をご紹介しました。

【いきものがかり】

20161108_fm2.jpg

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STAFF| 21:56 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年11月07日

アートを奏でる音楽家たち<GUEST : 蓮沼執太>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第892回目のテーマは…

アートを奏でる音楽家たち<GUEST : 蓮沼執太>

====================

スタジオには"アートを奏でる音楽家"!
この方をお迎えしています。蓮沼執太さんです。

蓮沼:
よろしくお願いします!お久しぶりです!

亀田:
お久しぶりですね!TOKYO MAPSぶりですね。
あの節はありがとうございました。
今日はアートの話を伺いますよ!

蓮沼:
僕で良ければ、と思います!よろしくお願いします!

亀田:
蓮沼さんはご自身の作品の他にも、坂本美雨さんのプロデュースなど
いわゆるポップ・ミュージックとしての音楽もたくさん作ってらっしゃいますね?
音楽活動はいつ頃から始められたんですか?

蓮沼:
大学卒業した後なので、23歳くらいからですね。

亀田:
ええ!23歳くらいから音楽活動?!

蓮沼:
そうなんです。
最初にレコーディングをしたときから始まっているんですけど、それが23歳なので…

亀田:
それまでは?楽器とかは?

蓮沼:
楽器は幼稚園のときにエレクトーンとかやっていたんですんけど
それ以前は全然やっていなくて。
バンドも組んだことなくて、大学卒業するくらいに
「ちょっと音楽始めようかな
ということで始めたんですよ。

亀田:
なるほど!
その頃からアートには関心があって、
アート関連づけた音楽を作るみたいな活動はしていたんですか?

蓮沼:
そうですね。
小さいときから音楽と美術、アートは同じくらい好きだったので、
たくさん見たり聴いたりしていました。
そのときのアートは、
例えばサウンドアートって名前があるんですけど、電子音で作って表現するとか、
環境音、フィールドレコーディングを録って、そのままそれが音楽になるっていう。
普通の人が聴いたら「ただの外の音じゃないか!」みたいな感じなんですけど、
ただよく聴くと、普段っでは感じられないリズムが入っていたり、
集中して聴くような音楽と接していました。

亀田:
ほお〜
なぜそれらを作品にして残していこうと考えたんですか?

蓮沼:
そうですね。
最初、そういったいわゆる
アンビエント系ミュージックみたいなところから始まって、
例えばライブとかレコーディングとかしていたんですけど、
それだけじゃ収まらないというか、
もっと色々な音楽をやりたいと感じたんですね。
そのときにアートや美術の様式というか、
フレームが僕にとってちょうど良くて、
美術の展覧会でも音楽として発表していこう!っていう風になっていきました。

亀田:
アートに音楽を重ねていく喜びみたいなものを感じたんですね。

蓮沼:
そうですね。刺激的だし、作り終わった後に達成感があるというか。
ライブを一生懸命やって汗をかくとか、
根詰めてスタジオにこもってレコーディングするとか、
そういうのあるじゃないですか。
それと同じような感じで展覧会をするときに、
違う新しいパッションや集中できる要素があるんですよね。

亀田:
なるほど。
では、そんな蓮沼さんのアートを意識した楽曲の中からひとつ、
今日は聴かせていただけますか?
というか、僕がリクエストしてもいいですか?(笑)

蓮沼:
はい、もちろんです!

亀田:
はい、これは素晴らしい曲で、
僕はこの曲を聴いて自分が広がっていくイメージを受けました。
ということで聴いてください。

M. Niagara Shower 311 / 蓮沼執太

https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/516PjYykqjL._SS500.jpg

亀田:
アートを作る、音楽を作る、っていうのは
意識的に違いあるんですか?
それとも同じものに乗っかっているんですか?

蓮沼:
やっぱり違うところもあれば同じところもあるっていう感じです。
僕の場合は、そもそもアートと音楽を分けていなくて、
音楽の延長としてアートがあるという感じなんですね。
なので、同じような意識でやっているんですけども、
どうしても展覧会っていう風になると、実際に作品を作って設置するとか、
展覧会は空間を使ったインスタレーションも多いので、
空間を見て、感じて、「ああいう作品を作ろう」という風に想像するので、
具体的な違いは当然あるんですけどね。

亀田:
僕もインスタレーションの場所が好きで行ったりするんですけど、
そこで流れている音楽を聴くと、やっぱり電子音楽って似合いますよね。
これは何でだろう?って考えてみたんです。
電子音楽ってやっぱり、
今までには無い楽器や音をイメージして作るじゃないですか。
そのプロセスが、もしかしたらインスタレーションや
アートでモノを作り上げていくっていうことと
非常にオーバーラップするのかなって思ったんです。

蓮沼:
そうかもしれないですね。
電子音楽って実は手作業で波形をいじっていくんですよね。
粘土みたいにいじって作っていくので、とても人工的なプロセスなんですけど、
割とハンドメイド感があるんですよね。
その感じって彫刻作品みたいな感じで、
美術館のスペースにはすごく合う気がしますね。

亀田:
瞬間的に電子音にフィルターをかけたり飛ばしたりするように、
アートでも瞬間的に行うものってあるじゃないですか。
そういう即興性みたいなものもお互い呼び合っているような感じがして、
相性が良いのかなと思います。

蓮沼:
そうですね、シンクロすると思います。

亀田:
このフィールドとポップ・ミュージックはどれくらい重なっていくんだろう?

蓮沼:
うーん、難しいー!(笑)
僕が考えるに、現代は色んなアートと音楽があって良い気がするんですね。
なので、時には一緒にやっていたりとか、
時には水と油のように反対方向にいっているっていうのも
現象としてはすごく面白いし。
せっかく生きているなら色々体験したいなと思います。

亀田:
なるほど。
生きているならば体験できるっていう場を与えてくれるのが
アートと音楽の素敵な関係なのかもしれませんね。

蓮沼:
亀田さんのそういうアプローチも聞いてみたいなあ。
体験したいなあとか思っちゃいます!

亀田:
蓮沼さんにそう言われると、まんざらでもなくなって来ましたよ!(笑)
そんな蓮沼さんの今後の活動予定などあれば聞かせてください。

蓮沼:
来年の話ですが、
1月4日(水)から6日(金)まで森山未来くんとダンス公演がありまして、
それの音楽と演奏で僕が出演します。
横浜赤レンガ倉庫1号館で行います。

亀田:
これは蓮沼さんもステージ上に立たれるんですか?

蓮沼:
そうですね。
これは再演なんですけど、今年も未来くんたちと一緒に出ました。
ステージに出たり、出なかったり。
あとライブのダンスに合わせてライブで演奏したりもします。

亀田:
素晴らしい!
即興性とかもあったりするんですか?

蓮沼:
あります!

亀田:
かっこいい!素敵です!

蓮沼:
「JUDAS, CHRIST WITH SOY ユダ、キリスト ウィズ ソイ」という作品で、
太宰治の「駈込み訴え」を題材にしたものです。

亀田:
ああ!僕、太宰さんは好きで読んでいたのでわかります!
小説が大好きなので、舞台も見てみたいです!

蓮沼:
森山未来くん、エラ・ホチルドさんと僕が出演しますので、是非いらしてください。

亀田:
はい!
というわけで、今日は蓮沼執太さんをお迎えして、
「アートを奏でる音楽家たち」というテーマでお話を伺いました。
蓮沼さん、どうもありがとうございました!

蓮沼:
ありがとうございました!

【蓮沼執太】

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2016年11月02日

亀田ロードショー「アーサー・フォーゲル〜ショービズ界の帝王〜」

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第891回目のテーマは…

亀田ロードショー「アーサー・フォーゲル〜ショービズ界の帝王〜」

====================

僕、亀田誠治が愛して止まない
とっておきの、「映画」と「サウンドトラック」を
紹介していく「亀田ロードショー」。
今日は、
「アーサー・フォーゲル〜ショービズ界の帝王〜」を
ご紹介しましょう。
この映画は、今年の3月に公開され、
9月にDVD、BLU-RAYも発売中です。

20161102_fm1.jpg

「アーサー・フォーゲル〜ショービズ界の帝王〜」。
この映画は、U2、レディー・ガガ、ローリング・ストーンズ、
マドンナ、デヴィット・ボウイら世界のトップ・アーティスト達が
絶大な信頼を寄せる、エンタテイメント界のカリスマ、
アーサー・フォーゲルを通じて
音楽業界の過去と現在、その進化を追いかけながら、
音楽業界の内側を赤裸裸に描いた
音楽ドキュメンタリーです。

「アーサー・フォーゲル」その名前を
初めて聞いたという人も多いでしょう。
恥ずかしながら、僕もこの映画に出会って
その存在を知りました。

アーサーの名前を知らなくても、
彼が会長をつとめる「ライブ・ネイション」という
会社の名前なら聞いたことがあるかもしれません。

マドンナには「不可能を可能にする人物」として、
ボノには「業界で最もビジネスをしやすい人物」として、
さらにスティングには

「ミュージシャンをビジネスの<コマ>ではなく、
きちんとアーティストとして扱ってくれる
ミュージシャンでありビジネスマン」

として高い信頼を得ているアーサー。


アーサー・フォーゲルは、カナダのオタワで育ちました。
その後、トロントに移住し、ドラマーとしてバンドで活動。
(ここが重要!)
ツアー中に出逢ったプロモーターに認められ、
80年代からはプロモーターとして活動。

インターネットの影響で大きく変化していく音楽業界で、
「最も稼げるのは世界ツアー」
という常識が定着する中、
数々の世界ツアーのプロモートとプロデュースを手がけ、
1公演あたり大きな利益をもたらす大規模ツアー
いわゆるスタジアム・ツアーを仕掛けることによって、
音楽だけでなく、様々な形での商品化を通して
巨大な収益をアーティストにもたらしました。

2000年代からは、U2、スティング、マドンナ、
ラッシュのツアーを手がけて大成功をおさめ、
15年以上に渡る関係を築き上げています。

またデヴィッド・ボウイとの長い友情関係でも知られ、
過去25年に渡りツアーのプロモーターを務めています。
さらに近年ではレディー・ガガの世界ツアーでも
大成功に導いたのも彼の功績です。

それではここで、1曲お送りした後、
映画の見どころ、そしてアーサー・フォーゲルの魅力について
お話ししましょう。

M. ロクサーヌ / POLICE

20161102_fm3.jpg

2007年のポリスの再結成は、
アーサー・フォ-ゲルなしではあり得ませんでした。
お互い顔をみるのも嫌なくらいになった、
犬猿の仲の3人を再結成へと向かわせたのは、
駆け出しの頃のポリスを、カナダのライブハウスで応援した
若き日のアーサー・フォーゲルが、
声をかけて再び3人をまとめたからです。

「3人は、再結成?そんなの今更ないよ!」
とたかをくくっていましたが、
アーサーのプロモートする再結成ライブツアーのチケットが、
秒殺で完売した時に、
「これは、僕たち頑張らなくては!」
と勇気をもらったそうです。

-----------------------

アーティストのやりたいステージ、やりたい演出を、
つまりアーティストの「夢」を親身になって
必ず叶える、粘り強い共同プロデューサーとしての姿勢です。
そんな理解者がいてくれたとしたら、
アーティストにとってこんなに心強いことはありません。

さらに、U2のボノは
「アーサーは、決して踏ん反り返って人の話をきくようなタイプではない」
と言っています。
自らバンドのドラマーとしての経験があるアーサーは、
アーティストやミュージシャンの気持ち
(特に裏方の気持ち)を、本能的にわかって対応するのです。
U2の密着シーンでも、ボノやエッジだけでなく、
アダムやラリーにもフランクに語りかける
アーサーの姿はちょっと感動的です。

そして、アーサーは、
アーティストのどんなに突拍子もないアイディアにも
「No」と言わないと言っています。
「あの、曲の途中で風船500個飛ばしたい」
と当日アーティストが言い出したりします。
普通は、「できない!」と答える
しかしアーサーは違います。
「5分考えて結論を出す」と言っています。
その間に、あらゆるネットワークを使って、
風船を500個調達する方法を段取ってしますのです。
仕事がデキルとは、まさにこういうことですね。

さらに、アーサーにとって、
「お金はあとからついてくる。」ものだそうです。
「まずはコンサートをどれだけ夢のあるものにするか?」
だけを考え、「予算ありき」という常識をとっぱらったところから、
アイディアを練るというのですから、
当然圧倒的なスケールのライブショーが生まれるわけです。
それを、また見たいと思うお客さんがチケットを買う。
こうやって、ポジティブスパイラルが生まれていくのです。

-----------------------

こうやってみると、僕の仕事音楽プロデューサーと、
アーサーの仕事プロモーターには共通点が見えてきます。

それはとても単純なこと。
「アーティストの夢を叶えるために、
最も良い方法を瞬時に見つけ出していく。」
ということの繰り返しななのです。
僕は、この映画から勇気をもらいました。

時代はストリーミング!CDはもう古い!音楽はタダの時代!
音楽業界は、今、まさに、転換期にきています。
だからこそ、コンサートで稼ぐ時代が到来した…
多くの人が口をそろえこう唱えるでしょう。

ところが、僕は、日本が、アーサーが作り上げた
世界のショービジネスの「仕組み」、
つまりハードの仕組みだけを
後追いで輸入しているところが気になります。
たとえば「コンサートで稼ぐ時代」は正しいとして、
日本には、アーサー・フォーゲルのような、情熱的で、
献身的で、音楽的で、ジャンルを越えて国を越えて
リーダーシップを取れる人がどれだけいるでしょうか?
ともすると、日本は形式というハードを固めていくばかりで、
肝心の「人」や「音楽そのもの」という
ソフトの重要性を忘れているような気がします。
アメリカの音楽ビジネスは、アーサー・フォーゲルという一人の人間が
「音楽のために戦い、アーティストを守る」という「思い」で、
音楽業界の危機をチャンスに転換させたのです。

映画、「アーサー・フォーゲル〜ショービズ界の帝王〜」
レディー・ガガ、マドンナ、ローリング・ストーンズ、
U2、ポリス、デヴィッド・ボウイ、ラッシュ、
トップアーティストのインタビューで見せる、
アーティストの素顔、本音がとても純粋で感動的です。

そして、何事も続けているからこそなし得るという
人生の基本にあらためて気がつくことができる素晴らしいドキュメントです。

「FM KAMEDA」、今日は、今年の3月に公開され、
9月にDVD、BLU-RAYも発売になった
映画「アーサー・フォーゲル〜ショービズ界の帝王〜」を紹介しました。

20161102_fm2.jpg

【アーサー・フォーゲル〜ショービズ界の帝王〜】

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日、11月3日は、ホリデースペシャルのため、お休みです。
来週月曜日は…「蓮沼執太さん」をゲストにお迎えしてお送りします。

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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど
最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 14:54 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年11月01日

亀田コーヒー 〜紅茶ソングとロックの関係〜

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第890回目のテーマは…

亀田コーヒー 〜紅茶ソングとロックの関係〜

====================

亀田:
「いらっしゃいませ コーヒー、一筋!!
亀田コーヒーへようこそ。
お好きな席に、どうぞ。
あ、良かったらカウンターへ…。

ご注文は何にしましょうか?
…あれ、お客さん、初めての顔だけど、私の長年の勘から、
かなりのコーヒー通と見ました。
実は、最近、良い豆が手に入りましてね、
ブルーマウンテンの…」

謎のお客:
『「アールグレイ」をいただこうか…』

亀田:
「え?」

謎のお客『「アールグレイ」をいただこうか…』

亀田:
「(心の声)ア…、アールグレイ??紅茶??え〜コーヒーちゃうや〜ん!!」

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はい、まさかの「亀田コーヒー」で今日は「紅茶」を注文されてしまいました。
恒例企画「亀田コーヒー」ですが、今日11月1日は「紅茶の日」ということで、
「紅茶ソング」、特にイギリスミュージシャンと「紅茶」 について考えたいと思います。

イギリスのミュージシャンは数多くの「紅茶ソング」を出しているんですよ。
こちらを聞いてください。

Paul mccartney「English tea」

イギリスを代表するアーティスト、ポールマッカートニー。
イギリス人が「tea」といえば「紅茶」のことですが、
海外に言って、カフェやレストランに行った時に、
「tea」と注文しても「どんなお茶が良いですか?」と聞き返された
ということから作った曲。

The Police「Tea in the Sahara」

「サハラ砂漠でお茶を」
ポリスのラストアルバム『シンクロニシティー』から。

The Who「Tea & Theatre」

UKを代表するバンドTHE WHOにも紅茶ソングありますね!

Led Zeppelin「Tea for one」

ツェッペリンにもこんなブルースな曲で紅茶ソングを歌ってるんですね。
ミュージカルのスタンダード「Tea for Two」から
インスパイアされたのかもしれません。

さあ、今、聴いていただいた通り、
多くのイギリスのミュージシャンが「紅茶」ソングを作っています。
それでは、一曲聴いて、イギリス人と紅茶の関係を考えてみましょう

タイトルにはTeaはつかないけど、
「Tea」=紅茶がいかに、イギリスの生活の
身近にあるものかがよーく伝わってくる曲です。

M. Dogsy's Dinner / Oasis

20161101_fm.jpg

ご機嫌な紅茶ソングでしょ!この歌詞を訳すと

「素敵な人生になりそうだね
君が僕の家にお茶を飲みに来てくれるのなら
3時半に君を迎えにいくよ
そしたら、二人でラザニアでも食べようよ」

イギリスでは、二人のデートもお茶を飲むことからはじまるのです。

イギリス人にとって「紅茶」とはどんなものなのでしょうか?

イギリス人にとって、紅茶は切っても切れないもの。
1日の中で本当に多くの紅茶を飲むタイミングがあります。

<アーリーモーニングティー>
<ブレックファストティー>
<イレブンジズ (11時に楽しむ紅茶)>
<ランチティー>
<ミッディ・ティーブレーク>午後4時に飲む紅茶 ショートブレッドとミルクティーを楽しむ
<アフタヌーンティー>こちらは同じ午後4時に飲むお茶ですが、休日や来客時に飲む紅茶。
<ハイティー>午後5時頃から夕食と一緒にいただく紅茶。
<ファイブオクロック>軽食の場合はこの言い方になるそうです。
<アフターディナーティー>
<ナイトキャップティー>就寝前の紅茶。

もちろん、みんなが全部のタイミングで飲む訳ではありませんが、
こんなにたくさんあったら、もう習慣ですね。

セックスピストルズのジョニーロットンも
1日に20杯は飲むとインタビューで語っていました。

僕の持っているビートルズ本には、
ビートルズのメンバーが、いつもレコーディング中に
紅茶を飲んでいる写真が載っています。
ビートルズといえば、先日見た映画「Eight Days a Week」で、
人気が沸騰し忙しすぎる毎日をすごすビートルズが、
「これじゃ、紅茶を飲む暇もない!」と
本音を漏らすシーンがあります。
ほんとうに、生活の一部なんですね。

イギリス人にとって「お茶を飲む時間」は、
自分らしさを取り戻す時間なのかもしれません。
そして、さまざまなタイミングで「紅茶」を飲む。
ティーブレイクは
まさに、音楽でいう休符のよう…

ちなみに、イギリスでは、スタジオの
アシスタントのことを「ティー・ボーイ」と呼びます。
そう、録音ボタンを押す前に、
まずは紅茶を淹れる係からはじまるんですね。

こうやって考えると、UKの音楽は「紅茶」が
作っていると言っても過言ではないかも!?

数々の音楽を彩る紅茶。
みんさんも、Teaブレイクで、ほっとひといきされてはいかがですか?

お相手は、おいしいも紅茶もお出しする
「亀田コーヒー」のマスター亀田誠治でした。

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
明日は、亀田ロードショー!お楽しみに!

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STAFF| 13:58 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA


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