2016年05月31日

アーティストが知りたい“音楽のヒミツ”【石崎ひゅーい】

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第808回目のテーマは…

アーティストが知りたい"音楽のヒミツ"【石崎ひゅーい】

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はい、この番組
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」では
ラジオの前のアナタからいただいた
「音楽に関するギモン」を、募集していますが、
今日は… アーティストからの
「音楽のギモン」に答えてみたいと思います。

本日、ギモンを投げかけてくれるのは…
このアーティストです!

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★石崎ひゅーい

お久しぶりです、亀田さん、そしてJ-WAVEをお聞きの皆さん、こんにちは、
石崎ひゅーいです。
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はい、シンガーソングライターの石崎ひゅーいさん!
東日本大震災以降、「風とロック」のイベントで
何度も一緒のステージに立っています。
一緒に「表参道ヒルズ」で、
ファッションショー(!)をやったこともあります。
イベントでは、だれもやらないラップパートを率先してやったり
心優しい中にも、男らしい面がある、
頼もしい若手アーティストです。

そんな石崎ひゅーいさんから届いた
「音楽の疑問」、さっそく聞いてみましょう。

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★石崎ひゅーい

亀田さんってすごく優しいイメージがあって、亀田さんが怒ってるところを見たところがなくて、仕事、プロデューサーとして誰かに怒ったことはありますか?
あのー、箭内さんの風とロックというイベントで歌詞の授業とか、一緒にセッションしていますが、だいぶ優しいイメージですね。だからプロデュースをたくさんしているじゃないですか…その中で厳しくなるようなポイントってあるのかな。亀田さんそこを教えて頂けますでしょうか?
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はい、石崎ひゅーいさんからの質問を要約すると
音楽を作る上で、現場の空気の「緩め方のと締め方」。
指導法、僕のプロデュース論についての質問ですね。

いえいえ、こんな僕でも、
特にスタッフには厳しいですよ。

ただし「厳しく」するけど、怒らない。
「こうしてみたら!?」と依頼するんです。

「イライラ」するのではなく、
「依頼」するんです。

もちろん、怒りたくなるような状況になることもあります。
怒らなければいけない状況もあります。
でも、「怒鳴った」ことは一度もありません。
自称w「褒められて伸びてきた」僕は、
人間が、怒られて萎縮した時のパフォーマンスの低下を、
自分が一番わかっているんです。

とはいえ、僕は現場ではリーダー。
僕は、自分が他人に、怒鳴ったり、
圧力的にならないように、
感情を意識的に抑える訓練をしました。
具体的には、トラブルが起きた場合、
「自分を天国から俯瞰で見ているような
イメージを持つ」のです。
そうすると不思議なくらい、
落ち着いて行動できるものです。

考えてみれば、自分の感情を
コントロールできない人が、
多くの人が関わる作品をコントロールする
プロデューサーになれるはずがありません。

音楽は、波動です。だから、現場で生まれた、
負のエネルギーは悪い波動になって、
すぐに作品に伝染します。

遠足のおひらきの時にいいますよね。
「楽しい時間は、あっという間に過ぎる。

それを、仕事の現場に応用できると理想的ですよね。
基本は
「人を幸せにするためには、まず自分が幸せになる」
ことです。

そのためには、まず自分が心から楽しめるように
環境整備をすることが大切です。

*メールや雑務を朝片付けておく。
*アーティストや楽曲に適した最高のスタッフを選ぶ。
*譜面やデータを整理しておいてすぐに仕事が始められる体制を作っておく。
*家の冷蔵庫にはビールを冷やしておく

などなど、自分が幸せになるための
準備をたくさん仕込んでおくんです。

でも、「叱って伸ばす」、
いわゆるスパルタ方式が効果を発揮する時もあります。
ヒットした音楽映画「セッション」とか!
あのドラムの先生こわすぎるよね!
あとは、ミスしたら灰皿が飛んでくるとか!!!

「悔しさ」をバネにさせる。
「負荷をかけて、負荷への耐性を高めていく」
「こちらの本気度合いを見せる」
さらなる試練を乗り越える時、いつか、
そのスパルタ方式に感謝する時がくるはずです。
つまり「締める」指導も大切なのです。

つまり、僕亀田誠治は笑顔が絶えない現場をめざしていますが、
僕たちはプロなので、要は結果が全て。
作品が全てだということです。

M. 花瓶の花 / 石崎ひゅーい

20160531_fm.jpg

さて、今日、疑問をくれた石崎ひゅーいさんですが、
今月、2ndアルバム『花瓶の花』をリリースしました。
ワンマンライブツアーで、7月28日には
キネマ倶楽部でのライブも決定しています。
ぜひ、みんなさんもチェックしてください。

さて、僕は「雑」な仕事がいちばんよくないと思っています。
「雑」とは、まだ改善の余地があるのに、
「これでいいだろう」と判断することです。
「楽天」と「妥協」は紙一重です。
ポジティブも過剰になるとネガティブに変わります。
だから、雑な仕事、雑な対応に対しては、
可能な限り注意をします。

一番まずいのは、本人が、「雑」という失敗に気がついていない時!
そんな時は、僕は、その場で
(もしくはひと呼吸おいて)ずばり言います!
特に、僕は、ふだん怒らないだけに、真剣に一言
「それは違うよ。もっとていねいにしてほしい」
と言うだけで、効果が絶大です。

ところで、僕は、基本デフォルトの顔が「笑顔」なんです。
顔の作りが「smiling face」なんです。
子供の頃、よく授業中「亀田ニヤニヤするな!」
って先生に怒られましたよ。
なので、どんなに疲れていたり、内心不機嫌であっても、
「笑顔の亀田さんがそこにいる!」
これは、両親に感謝です。

ミスを憎んで人を憎まず。
人間は不完全な生き物です。

「なんでこんなに簡単なことが、あいつにはできないのか!?」

なんてイライラするのではなく、そのミスがなぜ生まれ、
何を意味しているのかを考えてみる。
そもそも人選ミスなのか?準備が甘かったのか?
たいていのミスは自分にも責任があるものです。
それらが、次にいい仕事をするための
素晴らしい材料になります。

1日15時間、20年以上も現場に携わっていると、
いろんなことが起きるものです。
レコーディング中に泣き出すアーティスト、
会議中に怒って帰るクライアント、
メンバー同士の喧嘩、ぷっつん退社したスタッフ、
こう見えても僕だって、
「修羅場」を何度も経験しています。

その昔、僕はなぜ「怒りのトラブル」
がおきるのかを考えました。
答えは簡単です。
「人間は相手の心の中まではコントロールできない」のです。

それでも、居心地の良い環境、楽しい空気は
「自分の気持ち」次第で作ることができます。

僕はそんな「しあわせ環境整備」に力を注いでいます。

それが、「亀田さん〜怒らない伝説〜」になっているのかも!

【石崎ひゅーい】

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STAFF| 16:36 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年05月30日

もちこまレコメン!

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第807回目のテーマは…

もちこまレコメン!

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「TOKIO HOT 100」のコーナー"持ち込みレコメン"。
評論家、プロデューサー、CDショップのオーナーなどが、
イチオシの楽曲を紹介する名物企画。
(僕も昨日、出演しました。)

ここFMKAMEDAでもなんと、この企画が勝手にスタート!
僕亀田がオススメの楽曲を持ち込む…
のではなく、持ち込まれるという、題して

「もちこ"ま"レコメン!」

誰が持ち込むのかというとこの人です。
番組の新人AD、ネギちゃんです!

ADネギちゃんはこの4月から番組に参加してくれているのですが、
なんでも日頃、足しげく色々なライブハウスに通う、20歳の女の子。
僕があまり、知らないアーティストをたくさん知っているそうです。

お仕事を始めてまだ日の浅い、
音楽好きのネギちゃんが等身大で選ぶ曲。
一体、どんなものを選んでくれたのでしょうか。

それでは、早速、「持ちこまレコメン」スタートしましょう。
どんなテーマで選んでくれたんですか?

ネギ:
今回は、「今チェックしておくべき、これから絶対に来る!ロックバンド」3組です。

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ネギ:
まず最初にご紹介する曲はこちらです!
来月、遂にメジャーデビュー!ピアノロックバンド

【SHE'S】

聴けば、きっと囚われる。メンバー全員1992年生まれの次世代ピアノロックバンド。「閃光ライオット 2012」のファイナリストに選出され、全国から注目を集める。これまで3年間でミニアルバム3部作をリリースし、今年2月に発売した3rd Mini Album『She'll be fine』はiTunesロックチャート1位を獲得。3月に渋谷CLUB QUATTROで開催されたワンマンライブはSOLD OUT。2016年、ユニバーサルミュージック/Virgin Recordsからメジャーデビュー。全作品のソングライティングを担う井上竜馬(Key/Vo.)が奏でるピアノをセンターに据え、エモーショナルなロックサウンドから心を鷲掴みする珠玉のバラードまで創り出す今最も注目のバンド。

M. Morning Glow / SHE'S

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ネギ:
メロディのドラマチックな展開、SHE'Sのサウンドとりょうまさんの声と一緒に電車に揺られるのがベスト。ゆったり心落ち着きたい時に、優しさ伝わるSHE'Sの楽曲がぴったりです。今流れているのは来月リリースのデビューシングル『Morning Glow』です。

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ネギ:
では、続いてはこちらです!
透き通るかっこよさが輝く、ガールズバンド

【Cookie Monsters】

2012年結成。vo三浦琴、Gt、八重嶋陽子、Ba御手洗知佳による平均年齢19歳ポップロックバンド。表現と感情をコンセプトに楽曲を制作。2014年閃光ライオットにて特別審査員賞を受賞。2015年8月からサポートメンバーを迎え新体制で都内を中心に活動中。

M. 声 / Cookie Monsters

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ネギ:
平均年齢19歳のポップでロックなガールズバンド。ただ可愛いでは済まされない、透き通る声の中にも強さが煌めく。プロのミュージシャンも「クオリティが高い」と賞賛する彼女らの音に聴き惚れること間違いなし。これは『声』という曲です。

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ネギ:
では、最後はこちらです!
大阪が生んだロックバンド、

【ゴードマウンテン】

大阪在住。全員 21歳のロックバンド。感情で歌を歌い、その中から繰り出されるキャッチーなメロディーやフレーズ、 ちらつくエモーショナル。まさに「ゴードマウンテン」にしかできない唯一無二の音楽。その時の想いを書いたまっすぐな歌詞、がむしゃらに作曲し掴み取った自分たちにしかできない無鉄砲な楽曲。4人の熱い想いは一つの音楽に変わる。

M. 縁 / ゴードマウンテン

https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61dn0m8uf%2BL._SS280.jpg

ネギ:
ぶっきらぼうだけど感情だけを乗せた迫力のある歌声と、それを優しく包み込むサウンドとのバランスは絶妙で、身も心も震える。格好つけてMCしなくとも、歌だけで泣ける。電車の中で泣いたのは、漫画「銀魂」で笑いすぎた時と、ゴードマウンテンの縁を聞いた時。

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はい、ADネギちゃんありがとうございました。
「もちコマレコメン」次回の持ち込みも期待しています!!
どんどん、持ち込んでください!

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
明日は「アーティストが知りたい音楽の秘密」
石崎ひゅーいくんから届いた質問に答えます!
お楽しみに!

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STAFF| 15:40 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年05月26日

亀田仕事百科〜ローディー編!

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第806回目のテーマは…

亀田仕事百科〜ローディー編!

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今日は音楽に携わる様々なお仕事の裏側に迫る亀田仕事百科!
ライブ中、ステージでギタリストが絡まったケーブルを
ものすごいスピードで直す人を観たことある人、いるでしょ?
そんなローディーという仕事にフォーカスしたいと思います。
スタジオには、ローディーとして第一線で活躍する松村忠司さんをお迎えしました。

亀田:
こんにちは!

松村:
こんにちは!ありがとうございます。

亀田:
たくさんの仕事を僕と一緒に現場でこなしてくださっていますけども、
ラジオをお聴きのみなさんってローディーって
一体なんだろうって思っている人すごく多いと思うんです。
改めてローディーってどんな仕事なのか僕たちで説明していきませんか?

松村:
一言で言うと楽器のセッティングあとはメンテナンス。

亀田:
調整ってこと?

松村:
心のメンテナンスなんかもしながら(笑)

亀田:
なるほどね、松は心のケアまでしてくれるローディーさんですよね。
一言で言うとステージでアーティストの楽器を最高の状態にセットアップして
ライブを成功に導いていくみたいなキングオブ縁の下の力持ち!

松村:
はい、日々頑張っています(笑)

亀田:
チューニングってローディーさんの仕事ですか?

松村:
曲順に合わせてすぐチューニングできないと曲が進まなかったりするので
そのお手伝いをしていますね。

亀田:
ローディーさんがしてくださるチューニングはすごく正確だし、
気持ち良く弾けるチューニングをしてくれますよね

松村:
それは心がけています。

亀田:
あとはステージ上でボーカリストの方が
一曲目と二曲目でギター変えちゃったりする時あるじゃないですか。
ギターの交換をお手伝いするのもローディーさんですか?

松村:
そうですね、その楽曲にあったチューニングだったり
ギターだったりを合わせています。

亀田:
ギタリストとかがギターソロのために
急に前に出てってエフェクターの音色切り替えないといけないじゃないですか。
あれをやられてるのも?

松村:
あれもやってます!

亀田:
すごいですね〜、曲順や曲の構成とかも全てわかってる?

松村:
そうですねそれはわかってないとダメですね。

亀田:
あとはシールドが絡まったりした時そっと解釈したりとか
予定外の事故ってステージ上で起こるじゃないですか。
そう言う今までのステージ上での最大のピンチってあります?

松村:
キックのヘッドが破れた時ですかね。
でも曲は進行していると

亀田:
どうするの?

松村:
ミュージシャンの人に"キックのペダルが入っちゃった"って、
抜けなくなっちゃったから、その間フロアタムで行ってもらって…

亀田:
バスドラの代わりをやって…

松村:
それでやってる間に頑張って隙間から入って
ヘッド交換を昔一回やったことがあります。

亀田:
ヘッド交換に要したタイムは?

松村:
一曲ちょっとかかっちゃいましたね。

亀田:
F-1のピットインみたいだね!
すごい!タイヤ交換みたい。

松村:
ギリそんな感じでしたね。

亀田:
それを皆さんで落ち着いて対応して、
一人だけじゃなく何人集まってきてチームでやってくれたりしてくれますよね。
それではここで一曲、松村さんが関わった音楽を聴いて
さらにローディーのお仕事について伺っていきたいと思っていますが…
今日はどの曲をかけてみましょうか?

松村:
はい、一押しで頑張っています。
赤い公園で「ショートホープ」
って曲をお願いします。

M. ショートホープ / 赤い公園

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亀田:
お送りしたのは赤い公園で「ショートホープ」。
これは今の『純情ランドセル』のアルバムレコーディングが始まった時、
一曲目に録り始めた曲。

松村:
そうですねちょうど去年の6月くらいに。
それの一曲目ですね

亀田:
蔦谷好位置くんのプロデュースですかね。
これは良い感じで進んでた?久しぶりでしょ?
赤い公園としてスタジオに入ったの。

松村:
前の『猛烈リトミック』から1年くらいあって入った日なんですけど、
なんか大人になったなと。

亀田:
(笑)あの西東京の女の子たちが!

松村:
女の子たちが"アダルトになったな"っていう曲から始まるってのが
レコーディング始まった時に結構思い出深かったです。

亀田:
みなさんお話を聞いていて、
ローディーさんってライブだけじゃなくレコーディングも手伝うの?
と思ったと思うんですけど…
ライブでアーティストと信頼関係を築いて、
そのままレコーディングも一緒にっていうケースもありますよね。

松村:
そうですね。
昔から結構ある方かもしれないです。
レコーディングはミュージシャンの方々でやることも
多かったかもしれないですね。

亀田:
今は、より自分たちバンドのことをちゃんとわかってくれている、
トータルで見てくれている、
レコーディングやライブもローディーさんが担当っていうのも
すごい多い気がします。
僕らプロデューサーとしても安心なんですよ。
スタジオから松の声が聞こえてくるだけで
「今日のレコーディングは上手くいくんじゃないか」
と思いますもん。

今日のラジオを聴いて「ローディーになりたい」と思ったら、どうすればいいんだろ?

松村:
最近だと、専門学校から入ってくる方とかも多くて。
ローディーの会社もあって
ローディーだけが集まっている会社に入社するというバージョンもありますし、
僕とかは古かったんで、一人のアーティストを好きになってしまって
それでスタッフやらせてください!とか
自分でライブハウスに行って直談判したりして、まずは荷物運びから初めて…
っていうこともあったりします。
でもやっぱりミュージシャンになりたかったってのが
僕にはあったんで、修行って意味で仕事をアシスタントとしてやって…

亀田:
ということは逆にローディーさんから入って
ミュージシャンになる方っていうのもいらっしゃるんですか?

松村:
いらっしゃいますね
特にスタジオミュージシャンの方とかそうですね。

亀田:
ドラマーのアシスタントについて現場で技を盗んで、
「お前俺の代わりにリハーサル行ってこい!」なんて師匠に言われて…
そういう方確かにいますもんね。
さっき言ってた「自分の好きなアーティストに自分の方からアピールしていく」

「何かできることありませんか」
っていうのは、すごく大事かもしれないですね。

じゃあ松村さんがローディーをやっていてよかった、と思える瞬間って
どんな時ですか?

松村:
やっぱりライブだと、良いライブになった瞬間ですよね。
その時に自分は演奏してないけど、楽器のセッティングだったり調整だったり、
本番前の喋りだったり…少しでも役に立ったのかなって思えれば。
自己満かもしれないですけどね。

亀田:
そんなことない!
僕らがステージやり終えてステージ袖に下がっていく時に、
ローディーの方が待っててくれて、
そこでハイタッチする瞬間とかも至福の時間です。
最後にローディーにとって一番必要な物って何ですか?

松村:
音楽をエンジョイできるかどうかですよね。
その気持ちを忘れないで続けられるかだと思います。

亀田:
すごい簡単な答えだけど実際そうだね。
それはもしかしたらローディーだけじゃなくて、
音楽ってみんなで作るから、みんながこの気持ちになれるってことが
すごく大事なのかもしれません。
というわけで僕は「ローディーさんがいないと何もできない」、
「あなたがいるから僕がいる」
みたいなことです!

松村:
二人羽織で!

亀田:
二人羽織で頑張っていきたいですね!
BEHIND THE MELODY FM KAMEDA、
今日は音楽に携わる様々なお仕事の裏側に迫る亀田仕事百科!
ローディーという仕事にフォーカスしてお送りしました。
松村忠司さん、どうもありがとうございました。

松村:
ありがとうございました!

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2016年05月25日

レジェンド・フェス『Desert Trip』に注目

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第805回目のテーマは…

レジェンド・フェス『Desert Trip』に注目

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すごいフェスの開催が決定しました!

ザ・ローリング・ストーンズ
ボブ・ディラン
ポール・マッカートニー
ニール・ヤング(70)
ザ・フー、ロジャー・ウォーターズ(72)

が出演するフェスティバル<Desert Trip>が、
10月に開催されます。

最初、このニュースを聞いた時は、びっくりしましたよ!
まさかのシニアフェス!だって、
オリジナルメンバーは、のきなみ70歳越え!
よく、集めたなぁ〜!!!!!

でも、本当に開催するんです。
DESERT TRIPは、最初アメリカ、
カリフォルニア州インディオの
エンパイア・ポロ・フィールドで
10月7から9日の3日間のみ開催される予定でしたが、
チケットは、5月9日に発売され、秒殺で完売!!

なんと、翌週の10月14から16日にも
追加公演が発表されました。
もちろん追加公演も即完です!

行きたいなぁ〜!!!!!
そして気になるタイムテーブルですが、

10月7日と14日の金曜日が
ザ・ローリング・ストーンズ、ボブ・ディラン

10月8日と15日の土曜日が、
ポール・マッカートニー、ニール・ヤング、

10月9日と16日、日曜日が
ザ・フー、ロジャー・ウォーターズ
(ピンク・フロイドのオリジナルメンバー)

となっています。

僕的には、ザ・フー(ロジャー・ダルトリー&ピート・タウンゼント)、
ロジャー・ウォーターズ(ピンク・フロイドのオリジナルメンバー)
この組み合わせ超見たい!

ロジャー・ウォーターズはなかなか人前に出てこないし、
ザ・フーもメンバー二人になっちゃった。
いつまでも見れるとおもうなですよ〜

主催者の「ゴールデンヴォイス
は、2009年にスタートした全米最大規模の
音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル」の
運営元としても知られ、
今回はその「シニア層」向けバーションなんですね。
先ほど僕は、「R70」と言いましたが、
あながち間違っていない。

そして気になるチケット代ですが、
さすが、シニア層向け!
399ドル(約43,000円)の三日間通しパスから、
VIPエリアで鑑賞可能な
1,599ドル(約17万円)の特別パスまで用意。
一日入場券は199(約2万2,000円)ドルから用意され、
これらの大物アーティストの単独コンサートを観るより、
はるかにお得です!!!
これはもう、行くっきゃない!!

ちなみに、会場の収容人数は一日7万人と想定されています。
しかも、ある情報筋が『ビルボード』に伝えたところによると、
マッカートニーやストーンズ、
ウォーターズらは一回のショーで
700万から1,000万ドルを手にするという。
(これはですね、電卓はじくとね、
1ステージですね、10億円以上です!)

そして、このフェス、
売上が1億ドルの大台に到達すれば、
コンサートイベントとしては史上最高の
興行売上となるそうです。
何もかもが桁違いの<Desert Trip>

では、ここで<Desert Trip>出演者の曲をお届けしましょう!

M. Summer Time Blues (Live at Leeds) / The Who

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1970年、今から46年前に炸裂した
演奏でロックファンを魅了したThe Whoの
名演と呼ばれています!
このライブ感が、再び味わえたら、もう、気絶しそう!

なぜ、このような夢のフェスが、実現したのか…

フェスやライブで音楽を楽しむ時代が、
ついに沸点に達しました。
なぜならば、フェス文化の土台、
ロックミュージックを作り上げた、
アーティストと音楽ファンの
シニア時代がついに到来したからです。

フェスはお祭りです。そして、フェスは「共有」です。
自分たちの青春時代を共有した、アーティストがそこにいる!
ちょっぴりおっさん、いや、おじいさんになったアーティストが
目の前のステージで、何万人も前にして、
あの頃のナンバーを演奏するのです。
同世代の中には、
なくなってしまったアーティストもたくさんいます。

天国にいる仲間も、地上にいる仲間も、みんな楽しもう!
そんな、彼らへの思いをこめた、
神とつながるフェスティバルなのだと思います。

60年代、70年代は、音楽の力を信じることができた時代。
ビートルズ、ストーンズ、ザ・フーがアメリカに上陸!
ブリティッシュインベンションと呼ばれ、ロック神話を生み出し、
ラブ&ピースが歌われ、
ウッド・ストックのような音楽フェスが誕生した時代。
まさに、音楽の力で時代や社会を、
平和的に変えることが可能だった時代。
そんな時代を生きてきたファンにとって、
これらのアーティストは、時代を映しだす鏡。
というよりも、まさに自分自身の生きてきた証なんですね。
彼らが今も現役で、あの頃のナンバーを演奏し、
それに酔いしれることができるなんて、
まさに、今までがんばって生きてきたご褒美の時間。
だから、高いお金を払ってでも「見たい!」と思うでしょう。


もし、日本から、このフェスを見に行かれる方もいるかと思います。
見逃せない、聞き逃せないレジェンドアーティストを
一目見たい気もちはわかります。
とはいえ、Desert Tripは野外フェスです。
アーティストもシニアなら、お客さんもシニアです。
みなさん、体調管理には本当に気をつけてくださいね!

そして、
日本でもこのようなフェスが続々と開催されるようになると思います。
高齢化社会は、間違いなく進んでいます。
でも、音楽は時代を超えて変わらずそこにある。
そんな音楽を奏でるアーティストを、
子供や孫と共有するなんて素敵だと思いませんか?
アーティストもシニアなら、お客さんもシニア、
シニアフェス、本当に素晴らしいフェスが生まれたと思います。

【Desert Trip】

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BEHIND THE MELODY 「FM KAMEDA」、
あしたは、恒例企画、亀田仕事百科です。
注目するお仕事は、僕らのライブでは欠かせない、
縁の下の力持ち「ローディーさん」です。
お楽しみに!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 13:44 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年05月24日

冨田勲さんの世界

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
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第804回目のテーマは…

冨田勲さんの世界

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今月、冨田勲さんがこの世を去りました。
享年84歳でした。

大学在学中に本格的に音楽理論を学んだ冨田さんは、
テレビ番組のテーマ曲、CM音楽、映画やアニメの音楽など
作曲家として多くの作品を世に送り出していました。

「ジャングル大帝」や「新日本紀行」のテーマ曲などは
冨田さんの作品!
さらに誰もが知っているメロディ、NHK「今日の料理」も!

ちなみに、おなじみの「今日の料理」のテーマを
冨田さんは1日で完成させたそう。
しかし、この頃の冨田さんは、
シンセサイザーに出会っていません。
「今日の料理」のテーマでも、
生のマリンバを生かした、作曲・アレンジをなさっています。
シンセサイザーのパイオニアは
生楽器を知り尽くしていたんです!

そんな冨田さんが生涯夢中になる存在、
シンセサイザーと出会うのが1969年。
モーグ・シンセサイザーを多用して作られた
「スウィッチ・オン・バッハ」を耳にし、
瞬く間にシンセサイザー・サウンドの
虜になってしまったそうです。
そして1971年、日本で初めて
モーグ・シンセサイザーを個人輸入。

日本では、シンセサイザーなるものが、まだ無かった時代、
空港では怪しいモノではないか?と疑われ、
税関で何日間も足止めをくらったそうです。

しかも満足な取説も無いため、試行錯誤して
シンセサイザーと向き合った冨田さん。
レジェンドは孤独なんだなぁ!

そして1974年、シンセサイザー音楽による作品
「月の光」を制作。
しかし、ここでも試練が冨田さんを襲います。
「クラシックでもポピュラーミュージックでもない、
つまりジャンル分けできないアルバムは扱うことが出来ない…」と
レコード屋さんから断られてしまいます。

そして、冨田さんはアメリカのレコード会社で
発売することを決心します。

しかし!これが大評判となり全米の
クラシカルチャートで2位を記録。
このアルバムはその後、
逆輸入の形で日本に入ってくることになりました。
(逆境は成功のもとなのか!)

さらに、この1974年には、日本人として初めて
グラミー賞にノミネートされます。
この後も、数回にわたって
グラミー賞にノミネートされた冨田さんは
日本のみならず、世界でもその名を知られた音楽家、
イサオ・トミタの名を確立します。

ちなみに、スティービー・ワンダーは
「最も尊敬する音楽家」として、冨田さんの名を挙げ…
マイケル・ジャクソンは来日した時に冨田さんのスタジオを訪れ…
映画監督フランシス・フォード・コッポラは
「地獄の黙示録」のサウンドトラックを
冨田さんに依頼した…なんていう話もあります。
(これは実現せず)

スティービーやマイケルが、シンセサイザーという楽器を
「面白いぞ!」「音楽的だ!」と思えるきっかけを作ったのは、
間違いなく冨田さんの作品なのです。

このように素晴らしい功績を遺した冨田勲さん。
ここで1曲お送りした後、
もう少し冨田さんについてお話ししましょう。

M. 新日本紀行 / 冨田勲

20160524_fm.jpg

「FM KAMEDA」
今日は、日本の偉大なる音楽家、冨田勲さんについて
僕、亀田誠治がお話ししています。

60年代、TV創世記のアニメ主題歌、CMの作曲に関わり、
70年代、日本で初めて
「シンセサイザー音楽」のアルバムを作り上げ、
いち早く世界で評価された冨田勲さん。
冨田さんは、音楽の重要なターニングポイントに
立ち会ってきたのです。

そして、常に上を目指す冨田さんの探求心は、
晩年まで尽きることはありませんでした。
2012年、なんと80歳の時には、
バーチャルシンガー、ボーカロイド「初音ミク」と
総勢300名とのオーケストラの共演による
「イーハトーブ交響曲」を、
東京オペラシティコンサートホールで初演。

初音ミクという新しい存在を柔軟に受け入れ、
違和感なくオーケストラと共演させてしまう…

トップランナーとして、未曾有の功績を残しながらも、
守りに入らず、常に新しい世代、
新しい音楽に心を開いてきた冨田さん。
まさに、進歩的でポジティブな音楽家だと思います。

思えば…シンセサイザーという楽器そのものが、
「こんな楽器があったらいいな〜」という、
音楽家の夢と希望を叶えるために生まれてきた楽器。
生楽器や自然界にある音を分析し、
改良を重ね、進化してきた楽器ともいえます。
冨田さんが情熱を傾けた、シンセサイザーはまさに、
可能性を追求する楽器。
その存在自体がポジティブなんです。

こうやって考えると、冨田さんの功績とは、
シンセサイザーという電子楽器に、
ピアノやバイオリンなどの生楽器と
同等の市民権を与えたことです。

冨田さんはシンセサイザーを
生楽器の代用として使うのではなく、
シンセサイザーという楽器そのものの音色を確立しました。
シンセサイザーの「かっこいい音」を生み出したのです!

みなさん!メロンパンってメロンの味がするでしょ?
シンセサイザーという楽器は、メロンパンに似ています。
「こんなん欲しい!」という夢を追い求めていく姿が、
やがて、本物を超えて、オリジナルになったのです。


さて、冨田勲さんの生前、予定されていた新作のコンサートは
「冨田勲 追悼特別公演 冨田勲×初音ミク『ドクター・コッペリウス』」
として予定通り、11月にBunkamuraオーチャードホールで
上演されることになっています。

冨田勲さんの遺した、「最新」の音楽、
会場で体感してみてはいかがでしょうか?

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」。
明日は、10月に開催される大物アーティストを集めた
レジェンドフェスについてお話しします。

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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど
最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 13:42 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年05月23日

クイズ!カメオネア〜世界亀の日SP〜

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第803回目のテーマは…

クイズ!カメオネア〜世界亀の日SP〜

====================

今日5月23日は
「世界亀の日(World Turtle Day)」

亀について知り、亀に敬意を払い、
亀の生存と繁栄のための人間の手助けをする日。
(何て良い日だ!!)

そこで、今日のFM KAMEDAでは
私、亀田誠治についてより知って頂くために、
僕自身についてのクイズを出題。
(スタッフごり押しされた企画です…)
手前味噌ですみません!ちょっと恥ずかしい!

で、今回、問題に答えるのは…僕!!?亀田??
え?スタッフさん、マジ!?

------------------------
<スタッフよりカンペ>

「今から、過去のインタビューで、亀田さん答えた発言から、問題が出題されます。ご自身についてのことなので、亀田さんなら答えられること間違いなし!いつも出題側に回る亀田さん、今回は回答者としてお願いします!」
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えー!過去ってどれくらい過去!?

…早速、一問目いきますよ!(不安だ〜!)
「クイズカメオネア〜世界亀の日SP〜」スタート!!!!!!

------------------------
【問題】

雑誌、「日経エンタテインメント」2000年6月号からの問題です。当時、35歳!まだまだ若手プロデューサーの亀田さん。このインタビュアーで、「仕事のモットー」について、聞かれた亀田さんは何と答えたでしょうか?さあ、お答え下さい。ご自身の発言なので、もちろん覚えていますよね?亀田さん!
------------------------

●正解は…人の振り見て、我が振りのばす


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【問題】

雑誌、「ロッキンオンジャパン」2004年12月号からの問題です。当時、東京事変として、椎名林檎さんと一緒にインタビューに答えていた亀田さん。このインタビュアーで、1998年にリリースされた椎名林檎さんのシングル「幸福論」の話になります。当時、「幸福論」のカップリングを自分の意図しない、別の曲にした方が良い」と上の人から言われ、悩んでいた椎名林檎さん。その時、亀田さんがかけてくれた一言に林檎さんは励まされたそうです。亀田さんは「絶対何があっても、〇〇も、何もかも曲げてはいけないよ」とおっしゃったそうですが…、この〇〇に入る言葉をお答え下さい。
------------------------

答えはこの曲の後。

M. 幸福論 / 椎名林檎

20160523_fm.jpg

●正解は…絶対何があっても、"着ている服も"、何もかも曲げてはいけないよ

------------------------
【flumpool 阪井一生さんからの問題】

こんにちは!flumpoolのギター阪井一生です。亀田さん、ご無沙汰しています。今、亀田さんと一緒に作ったアルバム「EGG」で全国ツアー中です!是非、亀田 さんもライブ来てください!今日は亀田さんへのクイズを考えてきました。亀田さん、僕、flumpoolのボーカル山村隆太、レミオロメンのドラム神宮司さんたちと組んでいた「THE TURTLES JAPAN」という、音楽ユニットがあるのですが、そのTHE TURTLES JAPANの中でのKAMEDAのキャラクターはどんなキャラクターだったでしょうか?
------------------------

●正解は…「オネエキャラ」

どうでしょうか?リスナーの皆さん、
僕のこと分かって頂けたでしょうか?

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
こんな亀田誠治を今週もよろしくお願いします!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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2016年05月19日

洋楽・新譜特集 : Beyoncé『LEMONADE』

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第802回目のテーマは…

洋楽・新譜特集 : Beyoncé『LEMONADE』

====================

先月末、ビヨンセは、約2年半ぶり
通算6枚目となる新作『レモネード』を
「緊急配信」という形でリリースしました。

ビヨンセは、前作「ビヨンセ」も、
なんの告知もなくサプライズリリース。
今回も、
「4月27日からキック・オフとなった
ワールドツアーに合わせてリリースするのでは????」
とファンの間で話題になっていたところです。

もちろん今回の「レモネード」も、
全米初登場1位、これでビヨンセは史上初!
ソロデビューから6作品連続で1位という
快挙を成し遂げたことになります。

今回の作品「レモネード」は、
アルバム全体が一つの物語のように進む
コンセプトアルバムです。
すべての女性が経験する
「自己認識と癒しの旅」がテーマとなっていて、
夫の不貞を疑い、確信し、怒り、
苦しみながらも最後には赦し、
再び愛を確認するまでの葛藤の物語となっています。
(重いテーマだなあ)

今までのビヨンセの作品の中で、
最もパーソナルな部分を歌い、
深く生々しい「人間ドラマ」を
描いた作品になっています。
(こんなアルバム、J-POPでやったら炎上しちゃうね!)

そして、この気になる、
タイトル「レモネード」に込められた想いは…

「人生がレモンのように酸っぱい試練を与えた時は、
美味しいレモネードにして飲んでしまえ!」

すなわち、逆境を利用し、
「どんな悪い状況でもベストを尽くせ」
という意味が込められたタイトルなんです!
いいかえれば、
「何があっても、前向きに強く生きよう!」
と、ビヨンセから世界中の女性に向けた
メッセージでもあります。

そして、参加アーティストも
世界のビヨンセだけあって、超豪華!
今をときめくケンドリック・ラマー、
そして、ザ・ウィークエンド、
さらにジェームス・ブレイク、
ジャック・ホワイトと、非常に
バラエティーに富んだ、"旬"なアーティスト陣と
初顔合わせとなるコラボレーションを果たしています!
しかも、そのコラボの仕方が様々で面白いので、
それは聞いてのお楽しみ!

それでは、ここで1曲お送りした後、
ニューアルバム「レモネード」の
聴きどころについてお話ししましょう。

M. Daddy Lessons / Beyoncé

20160519_fm.jpg

お送りしたのは、BEYONCEのNEWALBUM
「レモネード」から、「Daddy Lessons」でした。

鳥肌モン!
生のニューオリンズサウンドとビヨンセの歌が見事にマッチ。
R&Bの枠を超えて、こんな斬新な
サウンドアプローチができるR&Bシンガーは
やっぱり世界のビヨンセ!

今日の「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」は、
おさえておきたい洋楽アーティストの
ニューアルバムをまとめてチェック!
ということでBEYONCEのNEWALBUM
「レモネード」をチェックしていますが…

先ほどもお伝えしましたが、
今回の作品「レモネード」は、
すべての女性が経験する
「自己認識と癒しの旅」がコンセプト!

サウンドも緻密に作られていて、
どこかで聞いたことのあるような、
流行りの音作りの曲は一切ありません。
楽曲という、一つ一つの物語に対して、
オーダーメイドで作られているサウンド。

しかも、12曲全曲に12個のショート・ムービー付き!
つまり、作り始める前から、
テーマとコンセプトがしっかりかたまっていないと、
作り上げることのできない作品です。
タイアップ曲、シングル曲をじゃんじゃん並べて、
ベスト盤みたくなっちゃってる
J-POPのアルバムとは根本的に作り方がちがうんですね。

まさに、ビヨンセという自立したアーティストの
「覚悟」と「凄み」すら感じます。

そして、<ビジュアル・アルバム>のおかげで、
歌だけでなく、映像からも、
ビヨンセの人間力が伝わってきて、超リアルなんです。

しかも、12曲分12個のショート・ムービーの
ストーリーが、それぞれが意味があって時に
「人種」や「格差」や「愛」について、
深く考えさせられたり、ちょっと感動しますよ。
まさに、エンタメというよりは、
ビヨンセというアーティストの
「日記」や「私小説」をみているよう。
そこにいるのは、あのスーパーボールの
ハーフタイムショーで見たビヨンセとは
また別人の、人生を必死に生きる一人の女性の姿です。
このビジュアル・アルバムを通じて、
多くの人がビヨンセの魅力を再発見するでしょう。

さらに、ビジュアル・アルバムの利点は、
会社や学校の行き帰りのスマホの中が
プライベートシアターになるところでしょう。

もちろん、アルバムを聴きながらゲ-ムや
SNSを楽しんでもいいのですが、
全曲音楽にシンクロしたショート・ムービーが、ついてくる。
そんな、音楽とともに過ごす
「濃い」時間を味わうことも大切なのでは?

ビヨンセのショート・ムービーは、
音楽をより立体的に、歌詞をより深く表現するために作られている。
つまり、ネットで多様化し、
なんでも手に入る今の時代に、
「アーティストが伝えたいメッセージ」を、
ショート・ムービーというもう一つの表現を
並走させて、力強く伝えているのです。
まさに、ピュアなクリエイティビティーにあふれています!

アルバム総セールス1億枚超え、
女性アーティストとしてグラミー賞史上最多受賞記録を持ち、
一児の母としての顔をも持つ彼女が
世界中の女性から支持されるのは?

それは、まず、ビヨンセが黒人であること。
そして、セレブである前に一人の女性であり、
母親であること。
そして、肌の色や人種を超えて、常に女性の強さ、
美しさを、作品とパフォーマンスの両方で
表現しているところにあると思います。

デスティニーズ・チャイルドにはじまり、
女性R&Bを、世界中で愛されるクールな音楽へと発展させ、
さらに、今、もう一度、深い「愛」や「人間」というものにフォーカスするビヨンセ。

ビヨンセは、誰も、到達していないところへ向かって走り続ける、
一人の勇敢な、「男前な!」女性R&Bアーティストです!

【Beyoncé】

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「FM KAMEDA」、来週月曜日は、
亀のカメオネア!〜世界亀の日スペシャル!〜をお送りします!
お楽しみに!

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2016年05月18日

洋楽・新譜特集 : Ariana Grande『Dangerous Woman』

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第801回目のテーマは…

洋楽・新譜特集 : Ariana Grande『Dangerous Woman』

====================

前作、「MY EVERYTHING」から、およそ2年ぶり
世界待望のサードアルバム「デンジャラス・ウーマン」を
あさって5月20日にリリースする、アリアナ・グランデ。

すでに、先行シングル、「FOCUS」、「DANGEROUS WOMAN」は、
どちらの曲も全米チャートでTOP10入りしています。
なんと、「FOCUS」がTOP10入りした事によってアリアナは
デビューアルバムから3作連続、
ファーストシングルが全米TOP10入りした
史上初のソロアーティストになりました。
(ちょっと細かいカテゴリーだけど、
これはね!デビュー以来アーティストが
ひたすら輝き続け、一時たりとも、
人気の翳りがないことを意味しています!)

前作、「マイ・エヴリシング」は、
ZEDDによるEDMサウンドや、
ウィークエンドが参加したヒップなトラック、さらに、
カシミア・キャットがフィーチャーされた
未来的なエレクトロR & Bが融合した
「2014年当時の最新型サウンド」に彩られた作品に
仕上がっていましたが…

今回の、ニューアルバム「DANGEROUS WOMAN」は、
先行シングル、「デンジャラス・ウーマン」の
MUSIC VIDEOを見てもわかるとおり
今までのアリアナちゃんの、キュートなイメージから一新、
セクシーな一面を披露するなど、
ビジュアル面、音楽面でも今までとは違った
新しい姿を見せています。

先月、「DANGEROUS WOMAN」のプロモーション来日の時に、
先行シングル「DANGEROUS WOMAN」が、
今までと違うサウンドに仕上がっていて…
どのような心境の変化でこのような曲が生まれたのですか?
と聞かれて…
アリアナはこう答えています。

「自然とタイミング的にそういう時期に来ていたの。
今までの「ブレイク・フリー」のような
ポップ寄りの曲は、自分の中での本流から
ちょっと逸れている気がしていたんだけど、
アーティストとして自分の得意分野から
逸れることは大事だと思うの。
この曲によって私も成長してきたし、
この曲で悩んでいるファンのみんなにも元気を与えた
と聞いているので、とても感謝しているわ。

さすがアリアナ!

「アーティストとして自分の得意分野から逸れることは大事だと思うの」

って、アーティスト自ら、こういうことを言えるってすごいこと!
普通はね、「自分らしさを大事にした」なんて答えるのが、
アーティスティックだと思われていますからね。
世界のトップを見たアーティストは
そんなこところを超越しているんですね。
さらに…

そして、彼女の作品と言えば、毎回、
参加アーティストがバラエティーに富んでいますが、
今回もすごい!!!
ニッキー・ミナージュ、リル・ウェイン、
メイシー・グレイ、ラッパーのフーチャーと
新旧のアーティストを押さえています。

そして、気になるプロデューサーは、
マックス・マーティンとトミー・ブラウンの鉄壁コンビ!
マックスは、ポップな部分を引き出し、
トミーには、ディープなR & Bな部分を引き出しています。


それでは、ここで1曲お送りした後、
ニューアルバム「DANGEROUS WOMAN」の
聴きどころについてお話ししましょう。

M. Dangerous Woman / ARIANA GRANDE

20160518_fm.jpg

お送りしたのは、アリアナ・グランデの
ニューアルバム「DANGEROUS WOMAN」から、
「DANGEROUS WOMAN」でした。

今日の「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」は、
おさえておきたい洋楽アーティストの
ニューアルバムをまとめてチェック!
ということでアリアナ・グランデのニューアルバム
「DANGEROUS WOMAN」を
チェックしていますが…

ちなみに、僕は一足先にアルバム全曲聞いちゃったけど、
アルバムの1曲目から、オトナなアリアナちゃんに、
ドッキっとするからね!
え〜!まじ!?これがアリアナ!!!って感じ!
すごく大人っぽくなって、表現の幅がめちゃ広がっている!!!

3rdアルバムというのは、アーティストの真価が問われるんです。
2nd アルバムは、1stでヒットして、
その勢いのままヒットしちゃうことが多分にあるんです。
でも、3rdアルバムはそうは、いかない。
今までの「おつり」では勝てないんです。
だから、3rdこそがアーティストが
一生キャリアを積めるかの分かれ道になる。
このアルバムは、
22歳になったアリアナの「大人」な面も出しつつ、
POPなナンバーもR&Bなナンバーも、より、
本格的なサウンド作りとボーカルアレンジがなされています。
そう、このアルバムは、未来のアリアナにつながっているんです。

歌詞の変化が、今までの元気なポジティブ路線だけでなく、
女性の強さや、弱さに向き合った深みがましています。
初日に紹介したメーガン・トレーナーもそう、
テイラー・スイフトもそう。
ホント、アメリカでは、この女性の
「ホンネ」を叫ぶ歌詞が、
「強く生きる女」というイメージになって、
多くの若者から支持されるんですよね。
(まもなくやってくる、大統領選とかとも、関係しているかも!?)

さらに、今っぽさを感じるのは、
JUSTIN BIEBERのニューアルバム「PURPOSE」と同様、
音数の少なさです。
今をときめくキラキラのPOPS王、
マックス・マーティンのプロデュース曲も、
以前よりぐっと音数を抑えた印象。
これってね、

もうアゲアゲつくしの「音のフルコース」はお腹いっぱい!

という音楽ファンの気持ちと、

サウンドでお化粧しなくても、
アーティストの歌だけで勝てる!
メロディーと歌詞だけでも、持っていける!

というアーティストの自信の表れだと思います。

こんなところに、洋楽ヒットの底力を感じますね!
アリアナ・グランデのニューアルバム「DANGEROUS WOMAN」
まさに、洋楽の「今」がつまった、聞き逃せないアルバムです。

【Ariana Grande】

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「FM KAMEDA」、
今週は、おさえておきたい洋楽アーティストの
ニューアルバムをまとめてチェック!
あす最終日に、ピックアップするのは…
BEYONCEのニューアルバム
「レモネード」です。
お楽しみに!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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2016年05月17日

洋楽・新譜特集 : Corinne Bailey Rae『THE HEART SPEAKS IN WHISPERS』

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第800回目のテーマは…

洋楽・新譜特集 : Corinne Bailey Rae『THE HEART SPEAKS IN WHISPERS』

====================

イギリスのシンガー、コリーヌ・ベイリーレイが
2010年の『The Sea』以来6年振りとなる
ニューアルバム「The Heart Speaks In Whispers」を
先週、リリースしました。

アートワークや彼女のビジュアル。そしてサウンドまでも
今までの彼女のオーガニックでセピアなイメージとは一変!
カラフルで華やかな一枚となっています。
新しいエッセンスが加わったこのアルバムの解説の前に、
まずは彼女のプロフィール辿ってみましょう。

コリーヌ・ベイリーレイ。
2005年にシングル「ライク・ア・スター」でデビュー。
BBCが「その年ブレイクが予想される新人」を選ぶ、
「SOUND OF 2006」で1位に選ばれ、
2006年にリリースされた彼女の1枚目のアルバム
「コリーヌ・ベイリーレイ」は圧倒的な
セールスを記録。
一躍、世界中にその名を轟かせることになります!

こちら、今、後ろでなっている
「Put your records On」も入っていて、
僕も夢中で聞いたアルバムです。
しかし、そんなコリーヌは、
2008年に最愛の旦那さんを亡くし、
公の場へ姿を見せなくなります。

2010年に悲しみを音楽に閉じ込めたような
2ndアルバム「The Sea」をリリース。
優しい歌声に、心地よいアコースティック・ソウル・サウンド。
そして、ここから6年…彼女は、メインストリームから遠ざかり、
自分のペースで自身の音楽を追求し続けます。

●プライベートスタジオの設立と再婚

まず、今回のアルバムは、
彼女の出身地、イギリスのリーズにて
プライベートスタジオを作ったところから
スタートします。

「自分専用の場所が欲しかったの。
探求や創作や実験ができるように。」

とコメントしているように、
この場所で楽曲制作に打ち込みます。
そして、2013年には長年の友人で、
1stアルバムから共に制作を行ってきた、
プロデューサーのスティーヴ・ブラウンと再婚。
今回の作品も彼と作り上げています。

●名だたるミュージシャンの参加

今回の作品は何と言っても、今までの
アコースティックでオーガニックな
コリーヌのイメージと違い、
エレクトリックなビート感の強いR&Bとなっています。
このエッセンスを加えたのが、コリーヌ、夫のスティーヴと共に
プロデューサーとしてクレジットされている、
「パリス・ストローザー」です。
「パリス」は今、バックで流れている
「KING」のメンバーで、「THE GREATEST」が
ここJ-WAVEでも数多くOAされていますよね。
パリスはKINGの中でも楽器演奏や、
サウンドプロダクション全般を行い、
コリーヌの今作「Been To The Moon」でも
ピアノ、フェンダーローズ、
ミニモーグの演奏を行っています。
間違いなくこのアルバムの
「サウンド的」キーパーソンと言える人物です。

さあ、それでは一曲聴いて頂いた後に、
さらにこのアルバムを探っていきましょう。

M. The Skies Will Break / コリーヌ・ベイリーレイ

20160517_fm.jpg

さあ、今日は先週リリースされた
コリーヌ・ベイリーレイのニューアルバム
「ザ・ハート・スピークス・イン・ウィスパーズ」を
取り上げています。

今作には豪華ミュージシャンがずらりと参加しています。

2012年頃、スタジオにこもり、アルバムの制作が、
思うように進まないでいた時に、
「君は太陽の当たるところに行く必要がある」と
レーベルのトップから助言されたコリーヌは、
それから、7か月もの間、世界中を旅し、
色々なプレイヤーとセッションを楽しみ、
外部のミュージシャンとコラボしました。

そんな中で、自分の中に眠っていた「音楽感覚」を
どんどん研ぎ澄ましていったコリーヌ。
今までの2作品は自分の周りにいる人たちと作り上げた、
パーソナルなものですが、今回はこうした経験により、
外へ向かってとびらが開かれた「明るい」作品となっています。

どんなミュージシャンが参加しているかというと…
レコーディングには、ピノ・パラディーノ(bass)、
ジェームス・ギャドソン(ds=16beatの父)、
マーカス・ミラー、バックコーラスとして、
エスペランサ・スポルディング、
など、名だたるミュージシャンが集まりました。

こちらのコラボは、
コリーヌのプライベートスタジオから飛び出して、
主にLAのキャピタルスタジオや
KINGの所有するスタジオで行われました。
…ていうか参加bassistが素晴らしい!
もう最高です!ごちそうさま!

たしかに、今までのコリーヌのサウンドに比べ、
エレクトリックな面も強くなっていますが、
それにもまして、歌心に溢れるミュージシャンのプレイに
預ける部分が増え、より、自由な、新しい
クロスオーバーサウンドの誕生を予感させます。
これがコリーヌ・ベイリーレイの音楽力です。

たとえば、70年代にジョニ・ミッチェルが
ジャコ・パストリアスらとアルバムを作ったような、
ハービー・ハンコックがヒップ・ホップを取り入れたような、
そんな、音楽のスリルが楽しめるアルバムです。
音楽の中心にアーティストとミュージシャンがいる。
コリーヌのこのアルバムは、
今時の音楽シーンの中で、輝いています。

どんなときも、音楽に没頭し、常に音楽と対話しながら
自分自身の音楽を貫くコリーヌ。
最愛の夫との死別、新しいパートナーとの出会い、
新しい音楽との出会い、彼女の人生全てが、
コリーヌ・ベイリーレイの音楽になっています。
これこそリアルなミュージックです!
こんな真摯な音楽性を「等身大」なんて軽い言葉ではとても語れません。

今回のアルバム「ザ・ハート・スピークス・イン・ウィスパーズ」は、
そんな彼女の人生、そして音楽の魔法がたくさんつまっています!

【Corinne Bailey Rae】

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「FM KAMEDA」、明日は…
アリアナ・グランデのニューアルバムをチェックします。

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2016年05月16日

洋楽・新譜特集 : Meghan Trainor『THANK YOU』

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第799回目のテーマは…

新譜特集 : Meghan Trainor『THANK YOU』

====================

今年2月、ロサンゼルスで開催された第58回グラミー賞。
主要4部門の中、新人賞を受賞したのが、
このメーガン・トレイナー。

今回、新人賞の候補には、メーガンの他に、
ジェイムス・ベイ、コートニー・バーネット、
サム・ハント、トリ・ケリーの
4人がノミネートされていて、日本では
「去年のサム・スミスに引き続き
UK勢のジェイムス・ベイが獲っちゃうのでは?」
なんて予想もありましたが、
受賞はメーガン・トレイナーでした!!!

前年のグラミーでも主要4部門の中、
「RECORD OF THE YEAR」と「SONG OF THE YEAR」の
2部門にノミネートされていたし、
ノミネート曲「ALL ABOUT THAT BASS」の大ヒットもあって、
「あれ?メーガン・トレイナーって新人だったっけ?」
という感じもありました。

このからくりは…実は、アメリカ、イギリスをはじめ
世界各国でナンバーワンに輝いた
デビュー・アルバム「Title」のリリースは昨年の「1月」!!
実は、これは、「今年の」グラミー賞のノミネート期間に入るため、
メーガン今年も「新人賞の資格」を保有していたというわけ!
(ある意味作戦勝ち?)
僕は、受賞の瞬間を現地で見ていたんですけど、
アメリカでは、メーガンの受賞は、満場一致という感じでした。
考えてみれば、テイラー・スイフトの「1989」も、
シングル「Shake it」のヒットからあしかけ2年。
つまり、メーガンもテイラーも、
2年にわたって「ロングヒット」していた実績が、
「安心安全、優良物件アーティスト」のイメージを与えるんですね。

受賞のスピーチでは、

「わたしをソングライターとしてだけではなく、
アーティストとして見てくれたL.A.リードに感謝するわ」

と涙ながらに語った彼女…
そうなんです、元々裏方のソングライターとして
活動していたメーガンを表舞台に引っ張り出したのは、
EPICレコードの社長、L.A.リード。

実は彼女、11歳の頃にはすでに楽曲制作をスタートしていて、
ハイスクールの時にはすでにナッシュビルの
音楽出版社と「ソングライター契約」を結び、
10代にしてすでに音楽業界の現場で
プロミュージシャンとのセッションを
こなしていたんだそうです。
(バークリー音楽院から「授業料無料」の
特待生入学の誘いもあったのに、断ったという…)

はい!メーガン・トレイナーは、ある意味職人アーティスト!
現場が育てたアーティストなんです!

そんな彼女が、他のアーティストに提供するために書いた
「ALL ABOUT THAT BASS」のデモを聞いた
L.A.リードは、メーガンの才能を見抜き
「君が歌うべきだ!」とアーティスト契約を結んだそうです。
(さすが、ヒット・プロデューサー!)

…と、いうわけで、メーガン・トレイナー。
日本では「ポチャカワ」のイメージばかりが
先行している感じも少々ありますが、
音楽的なバックグラウンドは、本格的だったのです。

そんな彼女のニューアルバム「サンキュー」が
今週水曜日発売になります。
グラミー授賞式のスピーチでも語っていた、
両親やL.Aリードへの感謝。
そしてなにより、大切なファンに伝えたい
感謝の気持ちをタイトルに込めているそうです。
こういう素直に自分に気持ちを表明するところが、
インスタ世代というか、
今時の人気アーティストらしいですね。

それでは、ここで1曲お送りした後、
ニューアルバム「サンキュー」の聴きどころについて
お話ししましょう。

お送りするのは、
アルバムのオープニングを飾る「WATCH ME DO」。
思わず身体が動き出しちゃう感じは、
これまでのメーガンの楽曲と一緒ですが、
少しサウンドに変化が…
そのへんをよ〜く聞いてみてください。

M. WATCH ME DO / MEGHAN TRAINER

20160516_fm.jpg

「FM KAMEDA」、今日はセカンドアルバム
「サンキュー」をリリース!
メーガン・トレイナーの魅力についてお話ししていますが、
アルバム冒頭のこの流れを聞いただけでも、
少し変化が感じられますね。

前作「Title」は、50年代60年代のオールディーズを
現代にプリントした「時代感を限定した」
シンプルなソウルミュージックだったのが、
今作は、今時のEDM風味のリズムトラックなども
積極的に取り入れています。

前作のイメージ(オールディーズテイスト)も、
バランスよく引き継ぎつつ
サウンドを、より今のトレンド(チャートを意識)に
馴染むように近づけてきた印象!

そう!ファーストアルバムの大ヒットで、
ボーカリストとしてのアイデンティティーを確立した
メーガンは、もはや、「時代設定」や「コンセプト」といった、
「自分の居場所を明確にする呪縛」から解き放たれたのです。

そして、最新作と前作のどちらにも共通しているのは、
基本は、生のドラムやベースといった
アコースティック楽器を使わず、
打ち込みで作ったバックトラックということです。

前作でも、懐かしさを感じるオールディーズ風味なのに、
古さを感じさせなかったのは、
トラックが打ち込みやサンプリングで、
タイトにつくられていたからなのです!
その効果はね…

機械的でタイトなトラックが、
ボーカルの人間的な存在感をより、
くっきり浮かび上がらせているのだ。

ところで、前作のファンのみなさん!
サウンドに、オールディーズな
"メーガン印"が無くなることによって、

「メーガンらしく無くなって、
他のアーティストに、埋もれちゃうのでは?」

なんてネガティブな心配は無用ですよ!
どんなときも、メーガンのあの、パンチの効いた
ダイナマイトボーカルがあるから、
より幅が広がって、多くの人が楽しめると思います!

こうやって考えると、メーガンが「愛される理由」は、

彼女の存在はテイラー・スゥイフトほどセレブでもない。
でも、その存在感はとてもアメリカ的で、
日常に生きる女の子の感情をダイレクトに
歌っています。ファンとの距離感が近いんですね。
その歌詞は多くのアメリカ人の心を掴むのです。

そして、多くのアーティストが「アメリカンアイドル」的な
オーディションなどから、TVがらみで、生まれてくる中、
音楽制作現場で磨かれたメーガンの皮膚感覚は、
伝統的なアメリカンポップスのエッセンスにあふれています。
まだ22歳です!このアルバムと、ツアーをへて、
メーガン・トレイナーはさらに大きく飛躍すること間違いなし!

【Meghan Trainor】

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「FM KAMEDA」、明日は…
コリーヌ・ベイリー・レイ、
6年ぶりのニューアルバムをチェックします。

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2016年05月12日

H ZETT Mさん(H ZETTRIO)をお迎え<後半>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第798回目のテーマは…

H ZETT Mさん(H ZETTRIO)をお迎え<後半>

====================

スタジオには、昨日に引き続きゲストをお迎えしてお送りします。
H ZETT Mさんです!

H ZETT M:
H ZETT Mデスヨロシクオネガイシマス!

亀田:
今日は弾んだキャラ出来ましたね(笑)
僕とH ZETT Mさん、12年前から会ったことあるような無いような…
ホントのところはどうなんですか!?

H ZETT M:
ホントのところはどうなんでしょうか!??(笑)

亀田:
あとで語り合いましょう(笑)
実は12年位前から知っているんですけど、
同じバンドをやっていた?のに音楽談義をしたことがなくて。
H ZETT Mさんの音楽のルーツを改めてお聞きしたいんですけど、
いったいどんなところにあるんだろう?

H ZETT M:
クラシックピアノから入ったのがルーツですかね。
クラシックから入りまして、小学生終わりから中学にかけてジャズも聴き始めて。

亀田:
それ、誰かの影響?早熟じゃないですか?

H ZETT M:
どうなんでしょう?ピアノの先生から教えてもらったような記憶もあるんですけど。

亀田:
ピアノの先生がイケてたんだ!

H ZETT M:
キース・ジャレットとか教えてもらいましたよ。
小学生にはちょっと難しかったですけど(笑)

亀田:
そして、音楽の大学に行かれて、その頃からバンド活動を?

H ZETT M:
ジャズとか、フュージョンバンドをやっていました。

亀田:
音大では、ピアノ科?作曲科?

H ZETT M:
作曲科で入りました。

亀田:
そこからプロのミュージシャンになっていく段階では
どんなことがあったんですか?シンデレラストーリーみたいなのは?

H ZETT M:
流れに身を任せているっていうのがありますので(笑)
いつの間にかこうなっているという感じですね。

亀田:
H ZETT Mさんのピアノは衝動的で本能的で、
僕ら、音楽の会話をしなくても上手くいったね。

H ZETT M:
そうですね、「音で会話した」って感じですね(笑)

亀田:
カッコいいですね!!(笑)
けどホントそうだよね。何聴いてるとか、
そんな話一度もしたことないですね。
というわけで、H ZETT Mさんとセッション!
僕は今日ベースを持ってきました!
H ZETT Mさんも…あ、そこにピアノが有るじゃないですか。

H ZETT M:
あ!ありがとうございます!

亀田:
じゃあ…すごく久しぶりにこの曲をやってみましょう。

M. 群青日和 / 名H ZETT M & 亀田誠治(STUDIO LIVE)

20160512_fm2.jpg

亀田:
やったーー!!駆け抜けました!

H ZETT M:
やーやりました!汗びっしょりです!

亀田:
やっぱり楽しいですね!
音楽で会話しちゃった、ってやつです!(笑)
さて! H ZETTRIOですが、全国ツアーの真っ最中!
「WONDERFUL FLIGHT TOUR 2016 〜Acoustic & Electric〜 Another Sky」。
いろんな情報が込められていますよ!?
Another Skyっていうのは?

H ZETT M:
WONDERFUL FLIGHT TOURとして
3月からツアーをしているんですけど、
この5月12日の千葉LOOKからが後半戦ということになりまして、
その意味を込めてAnother Skyと。

亀田:
このAnother Skyは「後半戦行ってみよう!」ってやつか!
7月10日の沖縄まで、どんなライブになっていくんですかね?

H ZETT M:
これはもう、熱いライブにしたいんですけど、
千葉LOOKというのはロックなライブハウスでして、熱くなるんじゃないかなと。
そして6月24日は横浜ベイホールでやるんですが、
フランスで"マカロンデイ"というのがあるようで…

亀田:
アノ食べるマカロン?僕大好きですよ。

H ZETT M:
美味しいですよね。私も大好きです。

亀田:
でもあれ、演奏直前に食べると口の中の水分を持っていかれるんですけど…

H ZETT M:
演奏直前にマカロン食べるんですか!?(笑)
…そのマカロンがですね!
日本でも11年前からマカロンデイがありまして、
そこで、ピエール・エルメとH ZETTRIOがコラボして、
マカロンデイのイメージソングを作っちゃった!という。
これを発表しちゃおうかと。

亀田:
マカロンの曲が聞ける!?
H ZETTRIO、こういうのが"らしい"ね!
面白いものを見つけて音楽にしちゃうっていう。

H ZETT M:
ワクワクドキドキが推進力になっています。

亀田:
(笑)
そして
新曲もジャンジャン配信でリリースするH ZETTRIO。
5月11日には「MESHI -episode2-」をリリースしました。
そちらも最高のサウンドですね!
これから色んな感じの曲が出てくるの??

H ZETT M:
そうですね!何が出てくるか自分でもよくわかりませんが!(笑)

亀田:
わからないところが最大の魅力だと思います!
ワクワクとドキドキが…?

H ZETT M:
推進力でございます。音で会話をということで(笑)

亀田:
「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
H ZETTRIOからH ZETT Mさんをお迎えして2日間に渡ってお送りしました!
どうもありがとうございました!

H ZETT M:
ありがとうございました!

20160512_fm.jpg

【H ZETT M】

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2016年05月11日

H ZETT Mさん(H ZETTRIO)をお迎え<前半>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第797回目のテーマは…

H ZETT Mさん(H ZETTRIO)をお迎え<前半>

====================

亀田:さあ、今日と明日の2日間はゲストをお迎えしてお送りします。
お迎えしたのはこの方です!

H:H ZETT Mです。宜しくお願いします!

亀田:宜しくお願いします。H ZETT Mさん。僕が昔東京事変というバンドをやっていたのですが、その時一緒だったピアノのヒーズミさんという方によく似ている。よく似ているって言われません?

H:言われます。亀田さんの前だとその時H是都Mだと名乗っていたものですから、ややこしくてすみません。

亀田:名乗ってましたよね!漢字が混じっていたりとか!

H:漢字が混じっているのは、ヒーズミ寄りなんですけど。

亀田:それで今日僕の前にいらっしゃるのは、H ZETT Mさん。

H:そうです。鼻が青い人なんです。

亀田:宜しくお願いします。現在はH ZETTRIOというトリオ編成のバンドで活躍中で本当カッコイイですよね。3人はどうやって出会ったんですか?

H:私ヒーズミさんという方によく似てると言われるんですけど、ヒーズミさんという方はPE'Zというバンドをやっておりまして、それのベースとドラムなんじゃないかという噂もあるという。謎ですね。

亀田:謎めいてますね。でもH ZETTRIOをやろうってことで意気投合して、
ドラムとベースとピアノで。

H:そうですね。手っ取り早かったという。

亀田:なるほど。じゃあバンドをやろうぜみたいなきっかけは?手っ取り早かったから?だけじゃないでしょ?

H:流れもあるんですけど…

亀田:流れね、その時の気持ちとかムードとかね!ノリでしょ?

H:ノリですね。推進力に身を任せたという言い方もありますけど。

亀田:それは素敵ですね。でも僕の知っているH ZETTRIOの音楽と非常にシンクロしますね。そしてH ZETTRIO、現在鬼のように新曲を配信でリリースしまくっています。
「Dancing in the mood」が先月リリースになり、今日5月11日には「MESHI – episode2 -」をリリース。この後5月25日、6月8日、22日と続くと。凄いですねこれ!MESHIってこれご飯?

H:ご飯です。白いご飯大好きなんです。

亀田:今僕の手元にリリースの資料があるんですけど、MESHIってかいてあって、白いご飯と梅干しを箸でつまんで。

H:そうなんです。これツイッターのフォロワーさんにかいてもらったんですけど。ジャケットなんかかいて送ってくださいって言ったんですけど、そしたらみんな送ってくださる。それがずっと続いてまして、最近ずっとこんな感じですね。

亀田:ファンの方もツイッターのフォロワーの方も巻き込んで?凄いですね。
ライブのMCで神発言があったらしいじゃないですか。
「新曲なんてすぐにできちゃうんだから」これはどういう風にできちゃうんですか?

H:これはまずそう言ってしまうということですね、それから慌ててつくるというか。

亀田:なるほど。有言実行。凄いですね。曲をつくるときっていうのはメンバーも一緒にスタジオに入ってつくるんですか?それともH ZETT Mさんがつくられるんでしょうか?

H:基本的なところは僕がやっちゃいますね。

亀田:そしてスタジオでみんなで合わせて?でもあのメンバーだとアレンジというか、曲が出来上がるのも早そう。

H:そうですね。スピーディーさはありますね。凄いやりやすいですけど。

亀田:さっき言ってたPE'Zというバンドのメンバーだったらしいっていうことを考えると、もう何年ぐらいのメンバーとしての付き合いになるの?

H:そしたらもう15年ぐらいかな?

亀田:でもだったらしいだよね?ややこしい!ということで、そのH ZETTRIOの今日リリースの新曲を聴かせていただきましょう。

H:では聴いてくださいH ZETTRIOで「MESHI - episode2 -」

M. MESHI - episode2 - / H ZETTRIO

http://www.worldapart.co.jp/thumb/timthumb.php?src=http://www.worldapart.co.jp/hzettm/wp-content/uploads/2016/04/unnamed1.jpg&h=300&w=300&zc=1

亀田:この間こどもの日にイベントをやられていたのを知ったんですけど、あれはどんな感じのことをやったんですか?

H:ティアラこうとうというクラシックホールで、丁度こどもの日ということで未就学児無料みたいなこともしました。

亀田:H ZETTRIOは、常に子供たちにオープンに音楽を伝えていますよね。
WEBとかいっても凄くそのページが心にいつも残るんですけど、これはやっぱり音楽の楽しさとかを伝えていこうっていうことであったり?

H:そうですね。ずばり、音楽の楽しさを伝えていきたいということです。

亀田:でもH ZETTRIOのやっている音楽性は、ちゃんと並行しているというか、ヤンチャだったり、楽器を鳴らすというのはこんなに楽しいことなんだよとか、後は合奏する喜びみたいなものが伝わってくるので、僕は本当に素敵な活動だといつも思っています。
こういうのは今後とも続けていかれるのですか?

H:そうでうね。あの人たち面白いうことやってるなみたいなことを子供たちに。

亀田:鼻も青いしね。

H:そうですね。泣かれたりはします。

亀田:怖いみたいなね!でも、とても素敵な活動を今後も続けてくださいね。
明日も引き続きH ZETTRIOのH ZETT Mさんをお迎えするんですが、話しているうちに昔一緒にバンドをしていた、ヒーズミさんという方にもよく似ていらっしゃるし、セッションしたくなっちゃったんで、明日は一緒にスタジオセッションをやってみませんか?

H:是非です!

亀田:是非ですか!では明日も宜しくお願いします。


H ZETT M


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2016年05月10日

亀田音楽野鳥の会〜バードソングを見つけよう!

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第796回目のテーマは…

亀田音楽野鳥の会〜バードソングを見つけよう!

====================

今日、5月10日から5月16日は「愛鳥週間」。
野鳥を通して自然保護の大切さを知り広めていくことを目的としています。
そこでこのFMKAMEDAも「亀田音楽野鳥の会」を結成!!!
音楽の中にいるたくさんの「鳥」を探す、
バードウォッチングに出かけます!
はい、みんなも双眼鏡持った?

(♪〜鳥のさえずり〜)

ほらほら、見えてきましたよ…、。
あそこにいるのは??

---------------------

<BGM BLACKBIRD/THE BEATLES>

ポールマッカートニーがビートルズ時代に作った名曲「Black Bird」

ブラックバードはヨーロッパを中心に生息するツグミの一種。
日本ではクロウタドリと呼ばれています。
黒人女性を「ブラックバード」と例え、
人種差別や男尊女卑について説いた歌です。

イギリス英語では「Bird」はスラングとして、
女の子、彼女、奥さんなど、女性のことを意味します。
(日本でも女の子を「猫」に例えますよね。
「かわいい子猫ちゃん」みたいに)

で、ビートルズの楽曲は「鳥ソング」の宝庫なんですよ。

「Norwegian Wood (This Bird Has Flown)

「And Your Bird Can Sing

「Free As a Bird」。

…さらに、「Across the Universe」。
現在でも、パスト・マスターズで聴けるこのバージョンは、冒頭に鳥の羽音が入っていて、
通称「バード・ヴァージョン」と呼ばれています。
「Tomorrow Never Knows」ではカモメの鳴き声も…。

ビートルズだけで、たくさんの「鳥ソング」が見つかりましたが…。
他のアーティストの楽曲にも…?
あっ、あそこ!いたいた!!

---------------------

<El Condor Pasa/Simon & Garfunkel>

こちらは邦題「コンドルは飛んで行く」。歌詞を見ると…
カタツムリになるなら「スズメ」になったほうがいい
遠くへ 遠くへ航海に出たい去り行く「白鳥」のように
スズメ…白鳥…、そして、なぜか歌詞には「コンドル」が出てきません!!
アンデスの民謡にポールサイモンが歌詞をつけたのですが、
なぜか「コンドル」は出てこないんですね。

ちと残念…あ、でもあそこ見て!!

---------------------

<Fly Like An Eagle/Steve Miller Band>

アメリカのブルースロックバンド「スティーヴミラーバンド」
1976年のアルバム『鷲の爪』に収録。
歌詞は「ワシのように飛んでみたいんだ そして自由になるんだ
革命の合間を縫って飛ぶんだ」。

そして、ここにも!
---------------------

<Little Bird/Ed Sheeran>

道端で脚の折れた小鳥を見つけたけど、放っておいて、
死なせてしまったことを後悔する。そんな歌詞の内容。
「僕の小鳥ちゃん 君は僕の小鳥ちゃんなんだよ」
(小鳥ちゃん!)
サビでは愛する女性を鳥に例えています。

さらに、曲名に「Bird」とつかない曲にも、鳥は隠れています!

---------------------

<Overjoyed/Stevie Wonder>

「環境パーカッション」としてコオロギ、
ナイチンゲールやその他の鳥の声、
海や池に小石が落ちた音、葉っぱを押しつぶした音を収録。

---------------------

そして、スティーヴィーがプロデュースした
この曲も忘れてはいけません!
たくさん見つかった「鳥ソング」の中から
この曲を聴いてください。

M. Lovin' You / Minnie Riperton

20160510_fm.jpg

まるで歌っているミニー自身が、自由にさえずり歌う
小鳥のようですね。
ちなみに、この曲、クレジットには
「MOCKING BIRD」と表記されています。
「MOCKING BIRD」は、別名「マネシツグミ」と言う、
他の鳥類の鳴声の真似ができる小鳥。
スティーヴィー自ら持参したテープレコーダーで
近くの公園で録音し曲の効果音に使ったと言われています。

さぁ、こんなに曲のテーマに「鳥」が
選ばれる理由はどうしてでしょう?

お答えしましょう

大空を自由に飛び回る鳥は、「自由」の象徴です。
鳥は、人間の夢であった、
「空を飛ぶ」という行為ができるのです。
鷹や鷲などの、大空を悠々と跳びまわる大きい鳥は、
堂々たる(パワーを兼ね備えた)自由の象徴になりますし
これに対して、Black Birdや
MOCKING BIRDや鳩のような小さな鳥は、
ちいさくても飛べる自由な「よろこび」の象徴といえるでしょう。

さらに、鳥には「鳥籠の中」という、「束縛」つまり、
自由の反対の状況におかれていることもあります。
でも歌の中では、「鳥籠の中」という辛い状況から、
いつか羽ばたいて解き放たれる「自由」が見えてくる。
つまり、リスナーに、なんとなくハッピーエンドを
予感させる存在が音楽の中の鳥の存在なんです。
まさに、幸せの青い鳥ですね!

さらに、歌詞の中で「鳥」の存在は、
「空」や「森」という、誰もがわかる、
全世界共通の風景や背景を伴います。
こうやって鳥は、映像的に、わかりやすく「自由」や「夢」を
表現してくれるのです。

女性のイメージは、
「女性」?「自由」?「儚さ」?「尊さ」?など、様々ですね。

自由にさえずる鳥は、「歌い手」そのものを象徴することもあります。
ちなみに、みんなが愛用しているSNSの
「Twitter」は「Tweet」=鳥がさえずる、から
来ています。そういえばTwitterは、ロゴも青い鳥ですね。
みなさんも日常生活の中で、鳥のようにさえずっているんですよ!


ということで、鳥はとっても、僕らの毎日に
身近なパートナーということがわかります!
だから、音楽との相性も抜群なんですね!


「亀田音楽野鳥の会」、
今回は洋楽の中を飛ぶ「鳥」を見つけましたが、
今度は邦楽の世界にも見つけに行きたいですね!

---------------------

「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
明日は、H ZETTRIOから H ZETT Mさんをお迎えします。
お楽しみに!!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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2016年05月09日

息継ぎからはじまる曲

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第795回目のテーマは…

息継ぎからはじまる曲

====================

今日5月9日は、「呼吸の日」。 (語呂合わせですよ)
日本呼吸器障害情報センターが2007年に制定したもので、
呼吸器の健康について考えるなど、
呼吸の大切さを考える日なんだそうです。
ちなみに8月1日は「肺の日」だそうですよ。

呼吸、息継ぎ、ブレス…
そう、シンガーにとっても「呼吸」は大事なもの。
そこで、今日の「FM KAMAEDA」では、
ブレスについて考えてみたいと思います。

アーティストの息遣いにも、表情、いろいろありますね〜

(♪ ずっと / AIKO )
ソフトな息遣いでスタートする「歌はじまり」のこの曲は、AIKOの「ずっと」。
一途な思いを伝える恋愛ソング。 う〜ん、冒頭からグッとくるね〜

(♪ 花 / オレンジレンジ)
日本中が泣いた!? 映画「いま、会いにゆきます」の主題歌として
国民的大ヒット! オレンジレンジの「花」。

(♪ サラウンド / クラムボン)
こちらは僕、亀田プロデュース!
クラムボン、2001年の作品「サラウンド」。
冒頭の原田さんのブレスは… (処理してない?)

(♪ ギブス / 椎名林檎)
こちらも僕、亀田プロデュース!
椎名林檎さんの2000年の作品「ギブス」

あれあれ!?亀ちゃん「ブレスフェチか?」
(ハイ!ブレス大好きです)

続いては、

(♪ I WILL ALWAYS LOVE YOU / WHITNEY HOUSTON)
エンダ〜ァ、でお馴染み、ホイットニー・ヒューストンの「I WILL ALWAYS LOVE YOU」。
そう、この曲も歌からはじまる曲でしたが…
歌始まりのところ、聞いてみましょうか?

(♪ I WILL ALWAYS LOVE YOU / WHITNEY HOUSTON ※歌あたまから…)
あれ??? ブレスがナイ!

そうなんです、このブレス=呼吸の音…
曲によって「あったり・なかったり」するんです。

な、なんでーーーーーーーーー!

では、ここで1曲お送りした後で、
さらに、このブレス問題、追求してみましょう。

M. ドラマチック / YUKI

20160509_fm.jpg

「FM KAMEDA」、
今日は「息継ぎからはじまる曲」というテーマでお送りしています。

どんなシンガーでも、息継ぎ(ブレス)をします。
ただ、その人によってブレスの仕方も違うし、
それを録音し、作品に残すときにどう処理するか?
で、楽曲の印象が違ってきます。

さあ、ブレスがあることで、僕たちが聞く音楽は
どのようにかわってくるのか?

まず、当たり前ですが、ブレス(息継ぎ)をすることによって、
人間は、次のフレーズを歌うことができます。
つまり、フレーズとフレーズの間には、必ずブレスがあるわけです。

というわけで、ブレスは、フレーズとフレーズを
なめらかにつなげる、大事な存在!
ま、そばのつなぎみたいなもんじゃな!
繋げる役目を果たすと同時に、
歌そのものを美味しくひきたてるんじゃ!(一体何キャラ?)

さらに、歌い手にとって、ブレスは、
弓を撃つ直前に、弓を引く動作に似ています。
たっぷり引いて遠くに飛ばす!
たっぷり吸ってロングトーンを出す!力強く声を出す!
この繰り返しが、歌にリズムを与えます。
つまり、歌い手は、ブレスで歌のグルーブを作りだしているんですね。

だから、曲の中では、
まわりの楽器にかき消されていたとしても、
必ずブレスは残っています。
みなさんも耳を澄まして、聞いてみてください。
必ず、アーティストがブレスをする瞬間、
息を吸う習慣、が聞こえるはずです。
だって、「息を吸う」=つまり「生きている」証。
これによって、まさに歌に息吹きが吹き込まれるんです。
人間らしい生々しさがうまれるんですね。

ところが!!この「人間らしさ」を、あえて抑えるために、
レコーディングしたボーカルトラックから、
ブレスを意図的にカットしたり、
抜いてしまうという方法もあります。

♪宇多田ヒカル「CAN YOU KEEP A SECRET」

この曲は歌い出しのブレスがありません。
息を吸わないで歌うことはできないはずですから、
録音されたブレスをあえてカットしているんです。

さっきの、YUKIちゃんの「ドラマチック」と比べてみましょう!

(〜比較〜)

歌い出しに、ブレスがあると、聞き手の最初のアテンションが
歌い手に向けられます。つまり生々しい人間ぽさが引き立ち
アーティストそのものキャラが立ってきます。

一方、歌い出しのブレスがないと、聞き手のアテンションは
メロディそのものにむけられ、楽曲の世界観に引き込むことができます。
さらに、人間ぽさがなくなる分、
サイバーで近未来的な印象を与えることになります。

実際レコーディングの現場では、
歌はじまりのブレスを生かすか残すか
様々な角度から検証します。
「ちょっと感情的で生々しすぎるからカットしよう」とか、
「あえて、ブレスが大きいテイクにして、ドラマチックにしよう」
とか、様々な検証をしながらブレスのあるなしを決めていきます。

よく「名曲には名イントロあり!」などと言われますが、
必ずしもそうとはかぎりません。
ブレスから始まる、うた始まりの曲。

まさにそのブレスは、そのアーティストが、その曲を歌うために
弓矢の弓を引っ張った瞬間!
ドキドキワクワクしますよね。
この世界に同じブレスは存在しないのですから、
歌はじまりの、ブレスは、まさに
一期一会のオンリーワンなイントロになっているともいえますね!

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」 明日は… 5月10日。
『バードウィーク』スタートということで、鳥にまつわる曲を集めてみましょう。

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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど
最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 08:48 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年05月02日

なんでも答えます、音楽のギモン!

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第794回目のテーマは…

なんでも答えます、音楽のギモン!

====================

はい、今日は、普段皆さんからいただいている
「音楽のギモン」にお答えしていきましょう。

それでは、さっそく1通目から…

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●ラジオネーム:青猫爆弾(33歳)

自分が大好きなインディーズバンドがいるのですが、
そのボーカルの方が変わった方で、大のネット嫌いなんです。
ネットどころか携帯電話も嫌いで、
公衆電話から電報を打ってメンバーに連絡していた
というエピソードがあるぐらいです。
なので、バンドのSNSをすべて閉じてしまいました。
メンバーの大反対にあい、ホームページだけはかろうじて残っているのですが、
Youtubeでの視聴やミュージックビデオの公開、音源のダウンロードなど
ネットに関わることを一切行わないという徹底ぶり。
来月発売されるアルバムもネットを使った宣伝活動を一切されないそうなんです。
(アルバムもアナログレコーディングで録ったとか)
そこで亀田さんに質問です。
このご時世、ネットやSNSなどを使わずに
バンドやアルバムの宣伝をすることはできるのでしょうか?
何かご意見をうかがえればと思います。

---------------------

お答えしましょう!

まず、ボーカルの方は、なぜネットが嫌いなのでしょう。
とても興味があります。
実は、僕も、ネットやSNSのあり方に
多少なりとも疲れてしまうことがあるからです。

そこで、考えつくところでは、 SNSでは
「Face to faceのコミュニケーションがとれない」ストレスでしょうか?
相手の顔が見えない中で、不特定多数の人に
作品を届けたり、何か言われたりということに
疑問をお持ちなのかもしれません。
手応えがないですからね。
でもね、そんな彼も、ライブにきてくれるお客さんには、
きっと心を開いていらっしゃるのではないかな。

というわけで、この場合、
ネット上の「コミュニケーション」と「プロモーション」を
二つに分けて考えたらよいのではないでしょうか?

たぶん、ボーカルの彼は、
自分たちの作品が多くの人に届いていくことは
表現者としてとても嬉しいと思います。
でも、フィードバックやリプライや、イイネの数や、
ネットやSNSを通じてのヴァーチャルな「コミュニケーション」は
苦手なのではないでしょうか?

というわけで、ボーカルの彼は作品作りと、ライブといった
創作とパフォーマンス部門を精一杯やって、
プロモーションの部分は
ネットや SNSが得意なメンバーやスタッフがやる。
ボーカルの彼は、そこには一切タッチしない。
こうすることによって、ネットとストレスなく
上手に付き合っていくことが出来ると思います。
だって、ボーカルの彼が、まだ救いがあるのは、
メンバーの意見は聞いてホームページは閉じていないというところです。
つまり彼にはコミュニケーション能力がちゃんとあるんです。
なので、ネットやSNSのイイトコ、ワルイトコを見つけ出して
役割分担すればよいと思います!

ちなみに、ネットを使わないプロモーションとして、
一番効果があって楽しいのは….「ラジオ」だと思います。

ライブハウスで話題になる。
→ラジオのDJが気に入って曲をかける。
→曲がオンエアされる。
→リクエストが増える。
→スーパースターへの道!

なんて、1960年代のアメリカみたいでかっこいい!
日本中のラジオ局(今、コミュニティFMも増えてますし)
にアプローチしてみれば?

というわけで、今日聴くのは3年前、
僕とKREVAが僕主催のイベント「亀の恩返し」で、
ネットだけで公開して、ネットだけで宣伝して、
ネットだけでフリーで聞けるようにした
この曲を聞いてください。

M. 恩返し / 亀田誠治&KREVA

【亀の恩返し2013】

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●ラジオネーム:お見込みアギー(44歳)

僕が中高生だった80年代は、シンセサイザーが
興盛を極めた人気がピークを極めた時代でした。
当時、シンセサイザーにあこがれていた僕は、
「今後、あらゆる音をシンセが作り出せるようになったら、
他の楽器は必要なくなるのでは?!」と思いました。
しかし、30年経った現在、なくなった楽器もないし、
シンセサイザーも活躍しています。
亀田さんならではの、シンセにまつわる
「ギョーカイ的」なお話が聞けたら嬉しいです。

---------------------

はい。
確かに、ドラムマシーンが登場した時は
「ドラマーの仕事が減った!」とか、
シンセストリングスが出てきた時は、
「ストリングスの楽団はいらなくなる!」
なんて言われましたけれど、
全然そんなことにはならなかったですね。

今ではソフトシンセといって、
シンセサイザー自体がコンピューターソフトになって
たとえば、EDMだったらパソコン一台あれば、
音楽作れちゃうんだけど、
だからといって、ヴィンテージの鍵盤付きの
シンセサイザーもなくならない。
新しいテクノロジーが生まれて、盛り上がっても
結局いい楽器、いいプレイヤーは
時代を超えて残っていくんですね。

さらに、音楽はたとえ、それがシンセであっても
それを奏でる「人」の音楽性がにじみ出るんですね。
だから、結局は自動演奏になっても
ライブ演奏はなくならないし、
味のある素晴らしいミュージシャンは
必ず僕らを感動させる「音楽」を奏でてくれます。

そういえば、僕の親友のKREVAは、
昨年のベースロワイヤルの時に、
「リアルとリアリティは
生のいちごと、いちご味のアイスくらいちがうぜ!」
「ライブでさらけ出そうよ!」って言っていました。
僕はシンセでも生でも
人間が心を込めて鳴らす音楽を信用します!

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さて…この番組「BEHIND THE MELODY」では
ラジオの前のアナタから、
音楽に関するギモンを引き続きお待ちしています。
どんなに基本的なギモンでもOKです!
僕に聞きたいギモンは、この番組
「BEHIND THE MELODY」のホームページから
送ってください!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
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STAFF| 23:03 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA


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