2016年02月29日

偉大なるプロデューサー佐久間正英さん

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第760回目のテーマは…

偉大なるプロデューサー佐久間正英さん

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様々な切り口で音楽の聴き方・楽しみ方を紹介しているFM KAMEDA。
今日のテーマは、僕、亀田誠治の大先輩でもある音楽プロデューサー
佐久間正英さんについてお話ししたいと思います。

一昨年2014年1月16日、61歳という若さで
残念ながらこの世を去った佐久間さん。
今のJ-POPや日本のロックシーンを支えてきた偉大な音楽プロデューサー、
佐久間さんなしでは日本のバンドブームはなかったのでは!?
そんな存在です。
ちなみに今日2月29日は、佐久間さん生誕の日です。

1970年代に、日本のロック史に輝くロック・バンド、
四人囃子にベーシストとして参加、
その後、海外進出も果たしたテクノ・ポップ・バンド、
PLASTICSにキーボードで参加、
この頃から音楽プロデューサーとしての活動も始められています。

さきほど佐久間さんなしで日本のバンドブームは
なかったのでは?と言いましたが
プロデュースしたバンドを聞いていただけば、
納得していただけるのではないでしょうか?
例えば…

♪DREAMIN' / BOOWY
♪キスしてほしい / THE BLUE HEARTS
♪Feminism / 黒夢
♪そばかす / JUDY AND MARU
♪今宵の月のように / エレファントカシマシ
♪HOWEVER / GLAY
♪東京 / くるり

いやぁスゴい!ご紹介するまでもなく、
日本を代表するアーティストばかり!
BOOWY、THE BLUE HEARTS、JUDY AND MARY、
黒夢、エレファントカシマシ、GLAY、くるり…
もちろん、これ以外にも多くのバンド、
アーティストを手掛けています。

実は、佐久間正英さんが手掛けられたアーティストのうち
エレファントカシマシ、そしてGLAY、
さらに布袋寅泰さん、YUKI、175R、などは
僕、亀田誠治もプロデュースに関わっているバンド、
アーティストです。

このように僕は、たくさんの佐久間チルドレンたちと、
現場を一緒に共にしています。
彼らは、まさに佐久間さんがブレイクに導いたアーティストです。

彼らに共通しているのは、音楽そのものを愛しているところ。
そして「自分たちらしさ=自分たちが何をやりたいのか?」を
大切にしているところです。
さらに佐久間チルドレンは、演奏力、表現力、
そして向上心が圧倒的に高いというところも
見逃せまん。布袋さん、GLAYのメンバー、元ジュリマリのTAKUYAくん。
みんな本当に演奏がうまい!しかも生み出すフレーズが独創的です!
彼らは、佐久間さんプロデュースの現場で、
佐久間さんにのびのび育てられ、
佐久間さんが愛情を注ぎ伝授したスキルに支えられているのです。
そして、僕は、佐久間さんからそのバトンを受け取り、
次の世代に渡す役目をいただいたのです。

それでは、佐久間正英さんの、
数々のプロデュースワークの中から、
僕も大好きな1曲、聞いてみましょう。

アーティストの輝く瞬間を切り取った、
いつまでも色褪せない日本のロックを代表する曲です。

M. 今宵の月のように / エレファントカシマシ

20160229_fm.jpg

佐久間さん作品の魅力は、ずばり!
「色褪せない力強さ」を持っているところです。

それは、バンドものでもソロアーティストでも変わりありません。
佐久間さん作品には、どの作品でも、
さまざまなアーティストの個性や、
持ち味が最大限に引き出されています。

その力強さは、サウンドだけでなく、
演奏、ボーカル、メロディー、歌詞、
さまざまな部分にいきわたっています。
特に、バンドに関してはテイクがいいんです!
いい雰囲気を持った「奇跡のテイク」が
OKテイクになっているんです。だから聴く人の胸に届く。だから力強い!
僕はこれを「佐久間マジック」と呼んでいます。
そんな佐久間マジックが知りたくて、かつて僕は、佐久間さんご本人に
そのプロデュース哲学をお聞きしたことがあります。

佐久間さんは、柔らかくやさしい目をしながら、

「プロデューサーが、なるだけ口を出さない現場が一番いい音楽がうまれるんだよ。」

「プロデューサーの仕事は、アーティストが音楽に集中できる環境整備をすることだよ。」

とおっしゃってくださいました。

心を打たれる言葉でした。
大ヒット作を生み続ける佐久間サウンドの裏には、
何の特別なことや、カラクリはなかったのです。

BOOWYのアルバムを手掛ける際に、条件として、佐久間さんは
ベルリンにあるハンザ・スタジオでのレコーディングを指定した…
そんなエピソードがあります。

もちろん、そこには、デビッド・ボウイの
ベルリン・三部作にインスパイアされた、
ロックの聖地でうまれる音への憧れがあったかもしれません。

でも、一番の目的は、
「メンバーを音楽のみに集中させるため」だったそうです。

さらに、GLAYの大変な時期にも
「こういう時こそ、雑音を捨てて、音楽に集中したほうがいい。新しい作品を作ろう!」
と、佐久間さんのプライベートスタジオで
曲作りを始めさせたそうです。

そういった『音楽に向かう姿勢』『音にこだわる姿勢』こそが、
最終的にピュアな音楽となって、多くの人に愛される、
力強い、ヒット作品を生むのかもしれません。

佐久間さんの作品を聴くたびに、僕の心に聴こえてくる言葉があります。
それは、"音楽プロデューサー"として大事なことです。

*ミュージシャンの初期衝動を大切にする。
*今そこで鳴っている音に集中する。

この2点に集中するだけで、音楽の可能性は飛躍的に高まります。
そして最終的にヒットの可能性も高まるのです。
マーケティングなどの「戦略」はその後についてくるものなのです。

佐久間さんはそのことをわかっていたんです。
しかも、それを最後までやり抜いたところがすごい!

佐久間さんのDNA=佐久間イズムは、
たくさんのアーティストに引き継がれています。
それは、音楽に誠実に向き合う
「音楽の良心」とも言い換えることができるでしょう。
そして、僕もその一人として、音楽に情熱を注ぎたいと思います。

BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
今日は、偉大なる音楽プロデューサー佐久間正英さんについて
お話しました。

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STAFF| 12:57 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年02月25日

クイズ!カメオネア!

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第759回目のテーマは…

クイズ!カメオネア!

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月に1度の恒例企画、「クイズカメオネア」。

問題は3択です!
あなたは何問、正解できるかな?
早速、一問目いきますよ!
「クイズカメオネア」スタート!!!!!!

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今年のサマーソニックで来日予定の「アンダーワールド」。
代表曲といえば、映画『トレインスポッティング』に起用され、
世界的なヒットとなった「ボーン・スリッピー」。
この名曲にまつわるエピソードです。
映画のヒットを受けて、レーベルサイドは
この曲の再発リリースを希望しました。
しかし、アンダーワールドとしては再発の意志がありませんでした。
レーベルサイドがアンダーワールドを説得するために使った手段とは
次のうちのどれでしょうか??

A  ブライアンイーノに頼んで、説得してもらった

B  OKを出していないのに、新聞記事にリリースの広告を出した

C "ボーン・スリッピー"の再発の声を集め、嘆願書を送りつけた

さて正解はどれでしょうか??…、ファイナルアンサー?

正解は…C "ボーン・スリッピー"の再発の声を集め、嘆願書を送りつけた

OKを出さないアンダーワールドに対して、レーベルの取った手段が、
イギリスの100人のDJに呼びかけて、
"ボーン・スリッピー"の再発を求める嘆願書を
メンバーに送りつけるっていう作戦でした。
100人中99人が、
『史上最強のフロア・チューンだ!』『文句なしに最高!』
と書いたもの……。これには流石にアンダーワールドも折れました。
しかし、100人中の1人、
アンダーワールドの地元のカーディフのDJだけが、
『最悪の曲』と書いたそうです。
思わず、アンダーワールドも笑ってしまったとか。
はい、名曲の裏側に隠されたエピソードでした!

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では、次の問題!!

続いても名曲の裏側に隠されたエピソード。
今月、来日ライブを果たした「マドンナ」の
代表曲「ライク・ア・ヴァージン」。
この曲のプロデューサーはナイルロジャースですが…
この曲にパンチが足りないと考えた?
ナイルロジャースはあるミュージシャンの曲の一部を
引用するアイデアを思いつきました。
さて、そのミュージシャンとは??

A  プリンス

B  マイケル・ジャクソン

C デヴィッドボウイ

さあ、正解はこの曲を聴いた後!!
誰の曲に似てる??分かるかな??

M. ライク・ア・ヴァージン / マドンナ

20160225_fm.jpg

さあ、 「マドンナ」の代表曲「ライク・ア・ヴァージン」。
で、プロデューサーのナイルロジャースが引用したのは誰の曲でしょうか?

A  プリンスの曲

B  マイケル・ジャクソンの曲

C デヴィッドボウイの曲

さて正解はどれでしょうか??…ファイナルアンサー??

正解は…B マイケル・ジャクソンの曲

そう!マイケルの曲なんですね。
「あっ!」と気づいた方もいるのでは??
ナイルは当初、この曲に対して、
サビにパンチが足りないと感じていました。
そこでマイケル・ジャクソンのこのヒット曲の
ベースラインを引用しました!!

(♪ビリー・ジーン)

「ビリージーン」のベース・ラインなんですね。
聴き比べてみましょうか??
この「ビリージーン」のベースラインよく聴いて!

そして、こちらが「ライクアバージン」!!

(♪ライクアバージン)

あら!本当だ!
ヴァージン・ツアーのセット・リスト(演奏曲目)には
「Like a Virgin(contains excerpts from "Billie Jean")」
と書かれていたそうですよ。
excerpt fromの意味は「引用」ね!
はい、こちらも名曲に隠されたエピソードでした。

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…さあ、最後の問題です!!

来月、来日公演を行う「ディアンジェロ」。
代表曲といえば、この「ブラウンシュガー」。
この曲をプロデュースしたのは、
ア・トライブ・コールド・クエストのアリ・シャヒード・ムハマド。
その、アリが語ったエピソードからの問題です。
アリ曰く、実はこの曲はある偶然から生まれたものだそうです。
一体、どんな偶然からこの曲は生まれたのでしょうか??

A 煮詰まっていた時に、偶然ラジオから流れていたローリングストーンズの「ブラウンシュガー」から思いついた。

B ある曲を誤って、逆回転させてしまい、この曲を思いついた。

C レコーディング機材のトラブルで収録がストップし、ディアンジェロが適当に弾いた曲から思いついた。

さて正解はどれでしょうか??…ファイナルアンサー??

正解はC レコーディング機材のトラブルで収録がストップし、
ディアンジェロが適当に弾いた曲から思いついた。

1992年、レコーディング中に
コンピューター機材が故障して、作業がストップ。
それをみんなが修理している間、
ディアンジェロは1人で適当にキーボードで遊んでいました。
アリは『ミュージシャンが遊びで演奏している時も、録音しろ!!』
というのを教わっていたので、
ディアンジェロが適当に弾いたフレーズも
しっかり録音していました。
このフレーズにピンときた、アリは
『もう機材はどうでもいい!これをやろう!』と、
すぐにドラム組んで、なんと15分でこの曲を完成させました。
リリースはその3年後の95年。
ネオ・ソウルの盛り上がりとドンピシャでヒット曲となりました。

はい!今日は3問全部、名曲に隠されたエピソードをご紹介しました。
改めて、これらの楽曲をみんなも聴いてみてね!

「クイズカメオネア」
あなたは何問、正解しましたか??

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 19:12 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年02月24日

亀田文庫「なんとか生きてますッ 2」(大宮エリー)

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第758回目のテーマは…

亀田文庫「なんとか生きてますッ 2」(大宮エリー)

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亀田文庫の文庫は、学級文庫の文庫!
ミュージシャンが奏でる音楽を聴いて、
感動するのと同じように
素敵な言葉を読んで感動する…
そう、思いを伝えるという意味では、
「音楽」と「文学」はとても似ていると思います。

一冊の本から、素晴らしい言葉をご紹介する「亀田文庫」。
僕の書斎にある「亀田文庫」から、ご紹介しましょう。
今回ピックアップしたのは…大宮エリーさんの
「なんとか生きてますッ 2」。

20160224_fm2.jpg

脚本家、CMディレクター、映画監督、など
幅広い分野で活躍し、現在
J-WAVE深夜の番組、
THE HANGOUTのナビゲーターとしてもおなじみ、
大宮エリーさんの日常がつまったエッセイです。

2年前に、「なんとか生きてますッ」を出版していますが、
今回紹介するのはその第2弾です。

前作は、財布を持たず新幹線で出張に。
愛機「Mac Book Air」 のアップル・マークに
酔っ払ってカレー・ルーをかけてしまった。
「記憶が ない! 」など、仕事、遊びを問わず、
なぜか行く先々でおかしなコトが起きてしまう
彼女の、愉快でトホホな日常が詰まった
爆笑必至のエッセイです。
では、今作は、どんな内容なのか言うと…、

なんと、この本の著者、大宮エリーさんご自身が、紹介してくれます!

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亀田さん、リスナーの皆さん、こんにちは。大宮エリーです。『なんとか生きてますッ2』書いてあるのは、例えば、私が漢方薬屋さんに紹介されて行きまして、診て頂いたら診断結果が「水ぶくれ」ということで処方されたクスリ…手相も見れるということで見てもらったら、まず「今年結婚しないと水ぶくれにも良くない」って言われまして、「出来なかったらどうなるんですか?」って訊いたら「性格がひん曲がる」って言われた、とかそんな悲しい話が書いてあります…他にもあるよ?仏像8つ買っちゃったとか。それはスタッフが「なんか霊が居る」っていうから、可哀想だと思って仏像8つ買ってみたんですけど次の日会社に行ってみたら、その8つの仏像が輪になって、マイム・マイムみたいに配置されていた、とか。基本悲しい話が書いてあるんですけど…ためになる話も、受験の話とか、失敗した話とか、こうやったら成功したとか。「涙が20年間出ないんですけどどうしたら良いですか?泣きたい」という人にどう答えたかとか、そういう話が書いてあります。そんなアラカルト的な話を、実話なんですけど、亀田さんにはいつもお世話になっていて、とある…まぁスピッツですけど、いま製作中の現場に近かったんでお邪魔して、師匠が居たんで「亀田さーん」っつって『なんとか生きてますッ2』を自らお渡ししましたが、読んでくださったんですね!嬉しいです!この本をどう解説してくださるのか、とても楽しみです!皆さんもぜひ手にとってください。大宮エリーでした。
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ラジオをお聴きのみなさん!
人生、なんだかんだいろいろありますよね。
正直な話、毎日、生きているだけでたいへんだと思いませんか?

この本は、そんな、ちょっと毎日に疲れちゃったり、
ちょっと最近心から笑っていなかったり、
ちょっと泣けていなかったり…そんな、毎日の渦の中にいる、
すべての人に読んでもらいたい本です。

そもそも、僕らの作る音楽も、
(もちろん、ミュージシャンの音楽的達成感が一番重要だけど)
こういった「人に希望と元気を与える!」という使命を持って、
世に羽ばたいていくんだと思います。

そんな、大宮エリーさんは、
ミュージシャンやアーティストとの交流も深く、
この本にも、たくさんのミュージシャンや
アーティストが登場します。
そこから生まれるドタバタ劇もすごく楽しい一冊。
でも、いわゆる暴露本的なゴシップネタは一切なし。
クリエイター大宮エリーさんとミュージシャンの関係が、
そっくりそのまま、みんなにとっての
会社の同僚や、自分の家族とのドタバタに
置き換えられる「幅」があります。

今日の「FM KAMEDA」では、
大宮エリーさんの著書「なんとか生きてますッ 2」をご紹介しています。
ここで1曲お送りした後、
僕、亀田誠治がこの本を読んで感じたこと、
受けたメッセージについてお話しします。

M. シロクマ / スピッツ

20160224_fm.jpg

「FM KAMEDA」、
一冊の本から素晴らしい言葉をご紹介する「亀田文庫」。
今日は大宮エリーさんの著書「なんとか生きてますッ 2」
をご紹介しています。

この本「なんとか生きてますッ 2」は、ね、
ずばり!「音楽」のような存在なんです。

いろんな人との出会いが、人生を豊かにしていくところとか、
悲しいこと、つらいこと、トホホなことが、
最後にはハッピーエンドに変わっていくとか、
まるで、3分半で完結する良質なポップミュージックを聞いているよう!

人生、結局は「人」とのつながりが大切!。
「人」って時に傷つけあったり、
時には「怖い」存在にもなりえるんだけど、

なんだかんだ、愛すべき「人」があつまって、
僕らはお互い生かし合っている。

そんなことを、エリーさんは面白おかしく
伝えてくれているのだと思います。

数々の爆笑と涙の間に、エリーさんは
素敵なメッセージを僕らに発信しています。
その中から心に刻んだ素敵な言葉をご紹介します。

「家族がいるんだけど、会社をやめたいんです」
という男性からの人生相談にエリーさんは、真正面から答えます。
そして、そんな人の人生をか時のエリーさん、
ご自身の心境をこう伝えています。

私は、自分が言うことで人の人生を動かしちゃうかもしれないのって、
実はすごく怖いから嫌だ。
でも、自分を守るあまり、何も言わないのは嫌だ。
当たり障りのないことを言って嫌われないようにするのは
とても誠意がないと思っている。

まさに、素晴らしいミュージシャンの伝える
「音楽」や「言葉」に匹敵する、
心にささるメッセージです。
人と人がコミュニケーションをとる上で、一番大切なもの…
つまり「誠意」という言葉を、こんなにも的確に使った文章を僕は、
生まれて初めて読みました。
自分が正しいと思ったことを大声で伝える、大宮エリーは、
ある意味本物のロックローラーです。
数々の武勇伝を含めてね!(エリーちゃんごめん!)

多くの人が、つまずき、傷つき、もがきながら得る「生きる」ヒントを、
大宮エリーはこの「なんとか生きてますッ 2」で、
自分の人生。つまり自分の「全、心と体」を使って、読者に
「大丈夫!みんな、なんとか生きているんだから!」
と教えてくれているのです!

「亀田文庫」、今回は、大宮エリーさんの著書
「なんとか生きてますッ 2」をご紹介しました。

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日は、今週金曜日にリリースされるTHE 1975のニューアルバム
「君が寝てる姿が好きなんだ。なぜなら君はとても美しいのにそれに全く気がついていないから。(I like it when you sleep, for you are so beautiful yet so unaware of it)」
を分析します。お楽しみに。

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 17:40 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年02月23日

名曲の陰に印象的なギターフレーズあり!〜松原正樹さん

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第757回目のテーマは…

名曲の陰に印象的なギターフレーズあり!〜松原正樹さん

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日本を代表するギタリストのお一人、松原正樹さん。
ご自身の活動、バンドでの活動、そしてセッションギタリスト/スタジオミュージシャンとして
数々の名演奏を残された方です。
その松原さんが、今月、2月8日にお亡くなりになりました。

僕、亀田誠治も、スタジオでお世話になったことがありました。

いつもにこにこ優しい人柄、
小さな手から、するすると魔法のようなフレーズが生まれるところ。

若い音楽ファンの皆さんは、そのお名前、もしかしたらご存じないかもしれませんが
松原さんの奏でたギターフレーズは、皆さんどこかでお聞きになっているはず。
と、いうのも松原さんが参加されたセッションは、1万曲を超える、と言われていて
多くのヒット曲でもギターを演奏なさっています。
まさに、日本で一番忙しかったスタジオ・ミュージシャンなのです。

例えば…

♪愚か者
♪カナダからの手紙
♪中央フリーウェイ
♪渚のバルコニー
♪長い夜
♪微笑みがえし
♪さよならの向こう側〜瞳はダイアモンド
♪恋人がサンタクロース

どうですか! 歌謡曲からニューミュージックまで…
リアルタイムでこれらの曲を聞いていた方はもちろん、
「あー、このギターって松原さんだったんだ!」 と思った方もいらっしゃるのでは?

こんなに記憶に残る印象的なギターフレーズを、
艶やかで、色気のある音色で彩ったのが、松原さんなんです。

そこには、今とは少し違う70年代〜80年代〜ギリギリ90年代もかな?の
音楽制作のスタイルというのもあったかもしれません。
それはどんなモノだったのか?
ここで1曲お送りした後、松原さんの偉大な功績とともにお話ししたいと思います。

M. ANNIVERSARY / 松任谷由実

20160223_fm.jpg

今日の「FM KAMEDA」は
日本を代表するギタリストで先日お亡くなりになった、松原正樹さんの功績、
そして松原さんたち偉大な先輩がどのような環境でヒット曲を作り上げてきたのか
お話ししたいと思います。

バンドや、一部のアーティスト以外は、いわゆる打ち込み・プログラミングによる音楽制作が
増えているいまの音楽シーン。
ほとんどがコンピューターの中で作られるトラックもすくなくありません。
つまり、外部のミュージシャンが、作品に関わることが減ってきているのです。

しかし70年代には、レコーディングといえば、ドラムもベースもギターもキーボードも
生楽器(人力)による演奏が主流でした。ていうか、それがなければ始まらなかった。
そして、この流れででてきたのが、松原さんのようなスタジオミュージシャンの方々です。
海の向こうでもTOTOなどがそうでしたね。

実は、80年代になって、打ち込みのドラムやシーケンサーによる自動演奏が
主流になってきます。
この時に多くのスタジオミュージシャンの仕事が減ったなんていわれました。
それでも、松原さんのような、どんな音楽にも対応できるギターは、打ち込み時代にも
たいへん重宝されました。
機械仕掛けの音楽の中の、ただ一つの生楽器「ボーカル」を、ギターは、
生身のミュージシャンの、人間味のあるリズムやニュアンスで支えて、
ときに優しく歌を包み込み、ときにエモーショナルに歌を後押ししてくれたのです。
そう、機械だけでは得られなかった「音楽らしい響き」を、
松原さんのギターが叶えてくれていたんですね。
80年代90年代の音楽が、イキイキ、キラキラしているのは、
こんなスタジオミュージシャンのみなさんのシュアであったかい演奏があったからです。

まさに80年代90年代は、音楽が大量に生産された時代。
卓越したスキルと、何を求められているかを感じ取る音楽の読解力をフルに生かして
アーティストや、アレンジャーの思い描くサウンドを作り上げてくれたのです。
松原さんのギターは、そんな魔法使いのような存在です。

売れっ子セッション・ミュージシャンになると、
一日に何本ものセッションでスタジオを回ることもあったそうです。

一流のスタジオミュージシャンはすごい。
ヘッドアレンジという、コードしか書かれていない譜面だって、
自分の引き出しから、どんどんフレーズを引っ張ってきて
素晴らしいアレンジに仕上げてくれる。

あらかじめ、きっちりアレンジがしてある曲も、
譜面やデモテープ以上のかっこいい演奏をやってくれて
そこにある音楽がどんどんいきいきしてくるんです。
いつも、2.3テイクでOKテイク!しかもそこに一切の妥協がありません。

譜面をバッチリ読めるのに、譜面に書いていないところに、
そのミュージシャンの最高の持ち味が出るんです。
松原さんのギターもいつもそうでした。

そして、人柄。
誰からも声がかかる素晴らしいミュージシャンは、みんなとても明るく、楽しく、優しい人です。
いい現場では、いつも笑いがたえません。これは、一般社会でも同じですね。

僕が、教わってきた、先輩たちからのスタジオマナー、楽曲アレンジのマナーは…

遅刻をしない。
譜面をあらかじめ書く。
敬語を使う。

そして、どんなときにも目の前にある音楽に全力を尽くす。
ぼくは、こんなことを、数多くの先輩方から学びました。

コンピューターで作る音楽も素晴らしいですが
いま再び、心に残る・魂に響くプレイヤーのフレーズに耳を傾けてみると
感じるものがあるのでは?
松原正樹さんの奏でた歌うギターを、これからも大切に聞き続けたいと思います。

松原正樹

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「FM KAMEDA」、明日は「亀田文庫」。
僕のお気に入りの一冊をご紹介します。

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 13:53 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年02月22日

猫ソング

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第756回目のテーマは…

猫ソング

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今日2月22日は、2が3つ並んで
「ニャン(2)ニャン(2)ニャン(2)」と、
猫の鳴き声にちなんで「猫の日」です。

そして、世間は今、空前の猫ブーム。猫関連の書籍やグッズの売れ行きが、
経済にプラス効果を与えていることから、
「ネコノミクス」とも呼ばれているそうです。

偉大な著名人もかつては猫を溺愛していて、
ジョン・レノン、アンディ・ウォーホル、ピカソ、エドワード・ゴーリー、
最近ではテイラー・スウィフト、斉藤和義さん、
中島美嘉さん、坂本美雨さんなどが
大の猫好きとして知られています。

このように猫好きなアーティストはとても多く、
歌詞に「猫」が登場する曲がたくさんあるんです。

そこで、今回は歌詞や曲のタイトルに猫が登場する
"猫ソング"をご紹介しましょう!

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♪猫になりたい / スピッツ

こちらは、1994年に発売されたシングル「青い車」のカップリング曲

この「猫になりたい」は、もともとはA面として発売される予定だったそうです。
しかし「青い車」がA面として発売されることになり、
8センチシングルのジャケットには、
そのまま猫のイラストが描かれています!(へー!)
だから、青い車のジャケットじゃなかったのか…

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♪ミルク/CHARA

こちらは1997年に発売されたアルバム「Junior」に収録されています

この「ミルク」は、恋人の前で思い通りの自分になれず、泣いて、寝転んで、
すぐに放り投げてしまう自分を気まぐれな猫に例えた、
CHARA独自の世界観が広がっている曲です。
何度か一緒にこの曲ライブでやったことがあるんだけど、CHARAちゃん
完全にネコの気持ちになって歌っていたニャー。

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♪黒猫道/東京事変

"不吉"の象徴と呼ばれている黒猫を主人公に描き、
黒猫に生まれた性(さが)を憂いながらも、黒猫としての生き方を全うする
力強い楽曲です。ちなみに 黒猫は椎名林檎さんの大のお気にいり。
ご自分の事務所に「黒猫堂」という名前をつけるくらいの気に入りようです。

--------------------

と、幾つかご紹介してきましたが、ここで1曲、僕、亀田誠治がおすすめする
猫ソングをお送りしたいと思います。

僕が作曲、プロデュースした猫ソングです。
TVアニメの「くるねこ」主題歌で、ビビアン・スーさんの歌がとても優しい
正真正銘のネコソングです!

M. Beauyiful day / ビビアン・スー

ひだまり、お昼寝、ふわふわ、抱きしめたい…
猫に関するキーワードが、たくさん聞こえてきますよね。
ビビアンが、レコーディングの時、
「わたし、猫になりたいよー」って言っていたのを思い出します!

さて、今日の「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」は、
2月22日「猫の日」にちなんで、歌詞に猫が登場する「猫ソング」を
お送りしています。

猫って僕らにとって半径1m以内にいる
もっとも身近で愛されているペットの一つですよね。
そう、ある意味人間に一番近いところにいるんです。

たとえば、「我輩は猫である」なんかもそうでしょ?
猫は、人間の一番近くで、ゴロゴロ、フニャフニャしながら
人間のことをきっとよく観察しているんですよ。(と思いません?)
つまり、僕ら人間は、潜在的に猫に「見られている」という意識があるんです。

だから、ストーリーテラーとして、猫は最強!
恋愛でも人生でも、猫の目線で語られると説得力があるんですね。

さらに、我々の生活のなかでの猫の性格や振る舞いがそのまま
人間の性格置き換えることが可能なのも見逃せません。
「あの子の性格、猫っぽい!」なんてよく言いますもんね。

その結果、ラブソングのなかでは、猫は、
「女性らしい心の動き」を例えるのに、使われることが多いようです。
可愛いらしい女性、小悪魔的女性…猫は、
女性の魅力的な部分を、見事に演じきってくれるのです。

最近ではSNSで、たとえばインスタグラムや
フェイスブックに「猫」の写真をあげる
アーティストが国内外を問わず急増中です。
猫に限らずアーティストが動物に向き合う時の素顔をみると、
その人からにじみ出る愛を感じません?その結果、多くの人に共感されて、
フォロワーの数もグンと上がるそうですよ。
そんな風に、みんなの気持ちをフワッと癒し、ほぐしてくれる猫の存在が
数多くの猫ソングを生んでいるのだとおもうのニャー!

ということで今日の、「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」は、
「猫ソング」を特集しました!

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STAFF| 13:38 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年02月18日

秦基博さんの魅力<後半>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第755回目のテーマは…

秦基博さんの魅力<後半>

====================

スタジオには昨日に引き続き、この方をお迎えしています。
シンガーソングライターの秦基博さんです。

秦:
よろしくお願いします!

亀田:
今日もよろしくお願いします。
昨年末にリリースした最新アルバム
『青の光景』には「ひまわりの約束」の他、
映画『天空の蜂』の主題歌「Q&A」、
映画『あん』の主題歌「水彩の月」も収録。
さらに来週リリースのシングル「スミレ」は、テレビドラマの主題歌。
映像のプロデューサーや監督からのラブコールが多い、
という事だと思いますが…
秦さん自身は、映画やドラマはよく観ているんですか?

秦:
映画は時々見ますね。
昨年はアルバム作りに没頭しすぎて他のことに触れられず…
自分の作品を作っているといろんなことが出来なくなってしまうんですよ。
ようやくアルバムが出来て、
ちょっとずつ触れ始めている感じですかね。

亀田:
主題歌などのタイアップって、イメージがあるじゃないですか。
ぶっちゃけ色々リクエストされるじゃないですか。
曲作りは普段のスタンスと変わります?

秦:
最終的に、曲がどこに着地するかという時に
影響をおよぼす時はあるような気がします。
今回であれば、ドラマの終盤にかかってもドキドキして欲しいし
ドラマを離れて自分の曲としてもエンターテイメントとして
成立していないといけない。
では、「どこ」が一番、2つを兼ね備えつつ
皆が笑顔になれるのかを見つけていく作業…
それが見つかると走りだけるイメージですね。
恋のときめき、心躍る感じを曲にしたいと思ったんですが、
ドラマ制作陣から「ミステリアスさ」というワードが来ていて。
それをどのように自分の思っている音像にプラスできるかが
今回のポイントだったと思います。

亀田:
そのミステリアス感は出せた?

秦:
それはストリングスで出せるかと、
結構不穏な響きとか、ストレートに行かない難しい響きにしてもらって。

亀田:
いろんな主題歌、タイアップを手掛ける秦さんが
個人的に好きなドラマ、映画の主題歌を聞いてみたいな、と思って。
何か選んでもらえませんか?

秦:
ドラマと主題歌って密接で、
イントロ聴いたら思い出してキュンと来るってあるじゃないですか?
選んだ曲が久保田利伸 with ナオミ・キャンベル「LA LA LA LOVE SONG」なんですが、
イントロを聴いたら「キューーーンっ!!」って。
高校一年生の自分…
男子校だったので恋愛ドラマをみたら、やり場のない胸きゅんが来ちゃう感じで。

M. LA LA LA LOVE SONG / 久保田利伸 with ナオミ・キャンベル

20160219_fm2.jpg

亀田:
いろんなリクエストを受けて楽曲を作って、
これらが自分のアルバムに入る時に、
聞き手にとっては色んな印象を持つじゃないですか。
自分のアルバムカラーとして、秦さんはどういう設計図を考えるんですか?

秦:
アルバム『青の光景』で云うと、アルバムを作ろうという時期に
タイアップのお話を頂いたので、
自分が「こんなアルバムを作ろう」という想いが決まった中で曲をかいたので、
それを断片的にシングルとしてリリースしますが、
アルバムになった時は実は、
トータルで自分のサウンドの中に収まっている楽曲ではあるんです。

亀田:
中長期的なビジョンが見えるアーティスト、プロデューサー、秦基博。
恐れ入った!
今の言葉を胸にしまって、ちゃんとやんなきゃ!って思ったなぁ…。
さて、秦基博さん、3月からは全国ツアーがスタート!
「HATA MOTOHIRO CONCERT TOUR 2016 -青の光景-」
4月28日(木)神奈川県民ホール
5月11日(水)大宮ソニックシティ 大ホール
東京は、6月3日(金)、4日(土) 東京国際フォーラム ホールA
6月3日は僕の誕生日!
これはどんなライブになるだろう!?

秦:
アルバムツアーは3年ぶりなんですよ。
アルバムの世界を中心に、ライヴを体感してもらうってことが
大切なことだと思っているので、
そこを含めて、それこそプロデュースしていけたらと。

亀田:
ライヴプロデュースも、毎回フィードバックが目の前で起こるから、
すごく良い経験になると思うので、ぜひ頑張ってください!
秋にはデビュー10周年、今後の意気込みは?

秦:
楽しくやります!

亀田:
楽しくやりましょう!それが一番です!
「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
昨日と今日の2日間、秦基博さんをゲストにお迎えしました。
ありがとうございました。

秦:
ありがとうございました。

20160219_fm1.jpg

【秦基博】

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STAFF| 15:01 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年02月17日

秦基博さんの魅力<前半>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第754回目のテーマは…

秦基博さんの魅力<前半>

====================

今日と明日の2日間は、この方をゲストにお迎えします。
シンガーソングライターの秦基博さんです。
こんにちは。

亀田:ちょっと久しぶりですね。

秦 :そうですね。

亀田:さっきいつ頃会ったんだっけなんてね。

秦 :お互いに答えがいまいちわからない(笑)

亀田:ぼや〜って、なんでこんなに思い出せないんだろうって話を今していました(笑)

気がつけば秦さんも活動10年目?

秦 :そうですね。入ってます。

亀田:この10年間にいくつかターニングポイント、きっかけ?
新しい秦基博になるきっかけていうのはあったってことですかね?

秦:それはありましたね。最初のきっかけは、鱗です。

亀田:あら?!  サービス?(笑)

秦:サービス、しゃないですよ(笑)
やっぱり、その詩曲を書いて歌うってことは自分の音楽の中で
ずっとあったと思うんですけど、
それをサウンドメイクというか亀田さんにプロデュース、アレンジしていただいて、
曲っていうのがキラキラし出したり、曲の景色っていうのが色濃くなったりするんだなって
思ったのがやっぱり鱗だったんですよね。

亀田:なんかでもあの時の光景って今でもすごく鮮やかに蘇るよね。
僕がいっしょにこう、デモをプロダクションで聴かせた時にもみんなが喜んでくれて、
スタジオに入って僕すぐ録りたがってね。あったまる前に…

秦:早く録ろう!早く録ろう!
すごいおしっこしたくなっちゃて、トイレ行って、「あいつがいない!
(笑)
当の本人がいないよ!

亀田:録りたいのに!(笑)
で、ばっと録ってね。

秦:そうですね、ファーストテイク。

亀田:よかったね。

さて、そんな秦基博さんといえば、昨年末にリリースした5枚目のアルバム
「青の光景」で初めてトータル・プロデュース、そしてアレンジも自ら手掛けました。

これ、どうでした? 大変だった?

秦:楽しかったですよ。
やっぱりその自分のイメージしてる世界を具体的にどんどんフレーズにしていって、
それが形になっていく様っていうのは楽しかったなぁって。

亀田:あれですか、アレンジもするでしょ?
ミュージシャンやこのエンジニアとやりたい、あそこのスタジオでやりたいなぁとか、
僕そういうわがまま結構いいまくってスタッフに引かれるんですけど(笑)
言ったりする?

秦:亀田さんの教えに従って、言ってますね(笑)

亀田:言った方がいいです(笑)

秦:多少はエンジニアさんのやりやすさもあると思うので。

亀田:たしかに! この今の視点がエンジニアの視点です。
呼んだ方がやりやすい、やっぱり環境を整備するっていうのは
プロデューサーの一番大事なところで…来てますよ!
ミックスっていう最終決定も?

秦:そう、ミックスも基本的に全部自分で立ち会ってやってたんですけど、

亀田:絶対来てたもんね!

秦:決定権というかそれも全部自分でやることで

亀田:やればやるほど経験値が上がって、作品という子供が出来ていくわけじゃないですか。
喜びもあるけれど、プロデュースする姿って孤独じゃない?

秦:自分のイメージから始まって、自分で決めていく作業っていうことの楽しさと難しさって、
ありましたね。

亀田:それは特に秦くん自分で詩も曲も書いて歌うじゃないですか、
アーティストの中心であることが本当に大変だと思う。

僕はプロデューサーといっても裏方としてかかわって環境整備であったり
最短距離でいい結果のお手伝いをするっていう形だけど、
最後までそれを背負ってかなきゃいけないっていうのは、
アーティストがセルフプロデュースする上で大変なんじゃないのかなぁて思いますね。

で!2016年最初のリリースが、来週2月24日やってきます。
シングル「スミレ」。
こちらもセルフ・プロデュースですよね?これどんな感じですか?

秦:この曲はドラマの主題歌だったんですけど、恋が始まるトキメキと戸惑いと…
そういったものを曲に閉じ込められたらいいなぁと思いながら作りましたね。

ドラムの音もラウドに録りたいとか、ストリングス結構空間狭めに録りたいなとか
イメージがあったので。

亀田:何か僕よりも使う音楽用語が専門的でですね… まいった!!

秦:そんなことないですよ(笑)

亀田:というわけでその秦くんのプロデュースにして素晴らしい楽曲が閉じ込められているこの曲を聴いてみましょう。

M. スミレ / 秦基博

20160217_fm.jpg

亀田:お聴きいただいたのは、来週、2月24日リリース、
秦基博さん、20枚目のシングル「スミレ」でした。

これね、来週発売だからさ、完成品じゃなくてサンプル版みたいなのが来てるんだけど、僕ね、すごい感動したのがサンプル版に関わったミュージシャン全員の名前が
クレジットされてるるんです。

今のご時世CDのプライオリティが落ちていたり配信とかがメインになっていて、
ミュージシャンにとってスポットがあたるって減ってきてる気がするの。
でもそこで秦くんが自分の作品にかかわってるミュージシャンを
全員クレジットしてるってのがすごく素敵なことだなぁと思って。

秦:みなさんがいないと出来ないですからね…
みなさんのセンスとか、才能を借りてその楽曲を仕上げていってるので。

亀田:こういうのを見て、僕の頃はアナログレコードでしたけど、
CDのミュージシャンクレジットをみて、こういうミュージシャンがやってるんだ、
編曲とか、プロデュースとかみて、自分もいつかああなりたい!
なことを夢見たりしたわけ、
だから秦プロデュースっていう作品でこうやってミュージシャンであったり
例えばスタジオの名前もそうなんだけど、そういうのクレジットしていってくれると、
きっと素晴らしい音楽を作っていく遺伝子みたいなものが
次の世代に伝わってくんじゃないのかなと思って嬉しいですね。

そして、ニュー・シングル「スミレ」はテレビ朝日系金曜ナイトドラマ
「スミカスミレ 45歳若返った女」の主題歌。
明日は、このところ映像作品にまつわる楽曲を手掛けることも多い秦さんに
主題歌、タイアップ…そのへんのキーワードでお話をうかがいたいと思います。

「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
明日も引き続き秦基博さんをお迎えします。
よろしくお願いします!

【秦基博】

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STAFF| 18:13 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年02月16日

DJ KOOさんとマジメな音楽対談<後半>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第753回目のテーマは…

DJ KOOさんとマジメな音楽対談<後半>

====================

スタジオには昨日に引き続き、この方をお迎えしています。
TRFのDJ KOOさんです!!今日もよろしくお願いします。

DJ KOO:
よろしくお願いします。この番組、素敵で良いですねー。
こんだけ自由に話させてくれて…(笑)

亀田:
あらら、ありがとうございます!
今日も自由に行きましょう!
今日は、ダンスミュージックシーンの移り変わりについて、
KOO先生にお話を伺いたいと思います。
70年代後半といえば、まさにディスコブーム。
KOOさんはその頃、新宿や六本木でDJとして
活動されていたそうですが、どんな雰囲気だったんですか?

DJ KOO:
新宿のコマ劇場辺りのビルには、
一つのビルに5〜6軒ディスコが入っていましたね。
どこ行っても満員で。

亀田:
そこから、ハウスやテクノが生まれて。
僕、ディスコとクラブには決定的な差がある気がしていて。
クラブは、決め打ちなんですよね。
「こういう曲がかかるから行く」みたいな。
ディスコはDJの方が自由にその時の雰囲気を呼んで
お皿を回している。
これって認識違います?

DJ KOO:
その通りです。
元々は海外の文化じゃないですか。
それを日本に持ってきた時に
ひとまとめに大きい箱で収容人数を増やすと
ディスコは何でもかけるんですよね。
それが日本の文化に根付いてきたら、
今度はジャンルで分けてもそこにお客さんが入る。
だから、そこに合った箱(クラブ)ができたんだと思います。

亀田:
細分化していった…。
KOOさんはディスコでDJをされて、
クラブになっても続けていらっしゃる。
この変化にはどうやって対応を?

DJ KOO:
ディスコは基本で、「お客さんとの選曲」は、
どのジャンルを選んでも感覚さえブレなければ大丈夫かなと思います。
ただやっぱり、本当に細分化して、わからないんですよね。
だから、DJの横の繋がりで
ハウスが得意な人がいたらそこに行ってライブラリを増やすしか無いですね。

亀田:
昨日もお話したんですが、KOOさんは
THE JG'sを86年に結成。
その頃、数多くの楽曲のリミックス、リエディットを
手がけられるようになりました。

DJ KOO:
レコーディングスタジオに行って、
ディレクターさんやエンジニアさんにノウハウが無いんですよ。
だから最初は、曲を繋げるにしても、
レコードで、ターンテーブルを持って行ってその場で繋いでいましたから。
そんな原始的なこともやりつつ、テープをカットして、繋げていきました。
特にTHE JG'sのウリは"刻み"だったんです。
今で云うゲートが売り物で。
で、やりきれなくて、サンプラーとPCを導入したんです。
だから変な話、儲からなかったんですよ。
丁度その頃、AVEXの案件もあったり。
コミュニケーションは大変でしたよ。

M. THE BEACH(JG'S MIX) / AFRICAN AND THE ZULU KING

DJ KOO:
これを当時どうやって作っていたかっていうと、
「ここの章節からダダツットットッ!にして」って
口でマニピュレータに言ってそれを打ち込むんです(笑)
お互いわかってないんだけど、ノリで出来ていく。

亀田:
フィーリングで曲を作るのが一番良いですよね!
KOOさんは現在でもイベントでDJをしていますが、
最近はEDMが大流行じゃないですか。
KOOさんから見てEDMはどんな音楽ですか?

DJ KOO:
ZEDDやAFROJACKも、
DJクレジットで音楽活動をしてるじゃないですか。
それまでのトランスやユーロビートの流れかと思っていたんですが
今は認識が全然違って、EDMっていうのは
ジャンルじゃなくて、音作りと捉えています。

亀田:
EDMの音色が今のPOPミュージックに欠かせないんですよ。
EDMのジャンルで使われる音色が
今の音楽の熱量を上げるため、カラフルにするために
欠かせない存在になってますよね。

KOO:
だから今まで使っていた音源がそこでハマらない場合がありますし、
だからそこはすごく、僕の範囲だけでなくて
エンジニアさんと一緒に勉強してますね。
やっぱりここに来て、昔あった海外コンプレックスがあった時代と
今、戦っている感じがしますね!

亀田:
日本発信の物でもチカラ強い音楽を…

DJ KOO:
プレイがそのままのカタチで、
削がれないようにしたいじゃないですか。
今度ベース録らせてくださいよ!

亀田:
ぜひ!やりましょう!楽しみー!

DJ KOOさんと、2日間にわたり色々とお話しをお聞きしましたが…
2月22日に初の書籍『EZ DO LIFE!』が発売されます!
こちらはどのような内容になりますか?

DJ KOO:
初めての書籍です。まさか本を出すとは…
僕、結構メモ魔でしてね、ちょっとしたことを書いていたりするんですよ。
そういうことを集めて、押し付けがましくないようなことを書いて
働いている皆さんを応援していこうかなと。

亀田:
「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
昨日と今日の2日間、DJ KOOさんをゲストにお迎えしました。
DJ KOOさん本当にありがとございました!

DJ KOO:
ありがとうございましたっ!

20160216_fm1.jpg

TRF
★DJ KOOさん初の書籍『EZ DO LIFE!』は、2/22(月)発売!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 18:09 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年02月15日

DJ KOOさんとマジメな音楽対談<前半>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第752回目のテーマは…

DJ KOOさんとマジメな音楽対談<前半>

====================

今日と明日の2日間は、この方をゲストにお迎えします。
TRFのDJ KOOさんです!

最近ではテレビ番組でもご活躍中のDJ KOOさん!
改めてプロフィールをご紹介させて下さい。

------------------
1961年生まれ。高校時代にダンスミュージックと出会い、その後、新宿のDisco 「カン タベリーハウス」「B&B」でDJを務める事に。コンピューターとMIDIを使った全く新しい音楽作りが話題となり1986年にはDJ HONDAさんとRe-mix・チーム"THE JG's"を 結成。日本初のノンストップ・ミックスCDを制作したほか、数多くのリミックス・プロデュースを手掛けました。1992年に小室哲哉さんによるダンスボーカルユニット「[TRF]のDJ&リーダーに。現在でもDJ 活動を続けられています。
------------------

亀田:今日、1日目は音楽遍歴を辿りながら、TRFのお話しを中心におうかがいしたいのですが…DJ KOOさんは元々はロック少年だったそうですね。

KOO:元々はブラックサヴァスとかそっちの方に走ってって…

亀田:友達とかにも話してもそれなに?って言われちゃいそうですね!(笑)
ダンスミュージックとの出会いは?ディスコですか?

KOO:僕の周りは高校デビューなんですよ!ただ、僕は部活をやっていたので、
ラグビー部が終わってから通うようになりました。時代が80年より前なんで、
キャンディーポップであるとかモータウンであるとか流行ってた頃ですね。

亀田:そのあと、DJとしての活動はどういうきっかけで始まるんですか?

KOO: DJって今では音楽の専門学校がありますが、当時はそういうのがなかったですし、
見習いというか繋がりでいって、まずは飛び込みでいってやらせてもらうっていう
世界だったんですけど…
ちょうど弟子入りするとか落語の世界と同じような感じなんですよ。
だから、朝行ってブース掃除してウエイターもやりながら…
ブースなかなか入れないですから、深夜になったら先輩の選曲をかけ始めてとか

亀田:なるほど!DJとしての活動を始めた後、Re-mix・チーム"THE JG's"を結成。

KOO:そうなんです。それで、いろんなDJがチームを組み始めて結構熾烈な感じで
やってましたね!
マーケットも限られていますし、クラブも六本木と新宿がすごく対抗意識があって、
繋ぎの六本木!喋りの新宿!なんて言われてましたね!
だから六本木のDJが見にきてたりすると、「繋ぎ間違えんじゃねーぞ!」みたいな
ガチガチの時代でしたね!

亀田:うわー!なんか映画にできそうですね。

KOO:熾烈な争いがあったからこそ、今まで洋楽しか扱ってなかった僕らが邦楽…
荻野目洋子さん、WINK、久保田利伸さんであるとかがダンスミュージックの
依頼をしてきてくれたんですね!
久保田さんのREMIXもやらせて頂いたいんですけど
「JG'sが聴かせたいところはどこですか?」と言われたときに
「イントロと間奏です」って言っちゃって(笑)
唯一受け入れてくれたのが早見優さんで、「ハートは戻らない」という曲で、
それをREMIXをしたときに一緒にステージに上がりましょうと仰ってくれて!

亀田:そして、TRFに繋がっていくんですね!
「TRF」は元々、どんな構想でスタートしたのですか?

KOO:TRFは哲也くんのレイブファクトリーからきているんですけど、
メンバーでもなくコンピレーションってわけでもなくコラボレーションっていう
感じでしたね。

亀田:あのキーボードとレコードプレイヤーを回している人は…
これは一体何が始まったんだっていう感じがありましたね!

M. crazy gonna crazy / TRF

20160215_fm1.jpg

亀田:あの時TRFに思ったことは祭りだなと…無条件に人を踊らせてくれる音楽が
日本にやってきたなという感じがしましたよ!

KOO:でも、大変だったんですよ!(笑)
DJって言っても曲ができあがっている時にはやることないじゃないですか!
でも、それをすごく小室さんが考えてくれて、一緒に小室さんとスタジオに入ってて、
「DJって一時間とかで曲を繋いでいくのが仕事だけど、この3分のなかで、
DJをアピールするのを考えてくれない?」って言ってくれたんですね。
それで、とにかく機材を置いて!

亀田:360度、DJ機材、キーボードに囲まれてましたもんね!
ほんとあれは驚きましたよね。

KOO:あれはちょっと要塞っぽいプログレのリックウェイクマンを意識してたんですね!

亀田:そして、1998年には小室さんの手を離れ、セルフプロデュースでの活動を始めます。
「TRF」としてはどんなことが大きく変わりましたか?

KOO:次どういう曲をやろうかなってことになって、いろんな人に楽曲を依頼するんですけど、
何も言わないのにみんな小室さんみたいな曲になるんですね。
でも、小室さんっぽいんですけど…自分たちが納得いくというか…
リリースができないって時期がありましたね。

亀田:それはどうやって乗り越えたんですか?

KOO:無理にリリースしようってことはしなくて、それぞれセクションが分かれているので、
曲歌って、振り付けをして、MIXしてっていう持ち寄り作業で最後ステージになるので、
それぞれのことをやっていってみようって話になりましたね。
僕もDJの現場に行くようになって!

亀田:あのサウンド感とYU-KIさんのボーカルがあってTRFって感じがしますもんね、
作品が永遠になっているというか…

KOO:YU-KIはほんと凄くて…
日本語の歌詞がちゃんとのっかってるっていうところが肝な所で、
それはほんとにYU-KIがすごかったなと思いますね。

「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
明日も引き続きDJ KOOさんをお迎えし、お送りします!
DJ KOOさん、明日もよろしくお願いします。

20160215_fm2.jpg

TRF


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
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STAFF| 18:50 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年02月10日

BIG WELCOME MADONNA!

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第751回目のテーマは…

BIG WELCOME MADONNA!

====================

今週末、13、14日とさいたまスーパーアリーナで
10年ぶりの来日公演
「レベル・ハート・ツアー」をおこなう、
マドンナに注目します。

きょうのBEAT PLANETでは、
マドンナのミュージックシェアをおこなっていると言うことで、
うってつけのテーマですね!

マドンナは1958年生まれの57歳。
(ちなみに、マイケル・ジャクソンとプリンスと同級生ですよ!)
1982年にエブリバディでデビューし1984年に
「ライク ア ヴァージン」が大ヒット!
一躍世界的なスターになり、その後30年以上も、トップを走り続け
音楽だけではなく、ファッション、
映画など様々なカルチャーに影響力を持つ
スーパーウーマンです。

きょうは、彼女の数えきれない程のヒット曲を交えながら、
デビューから今までの活躍を紹介してゆきたいと思います。

------------------------
まずは、
<♪EVERYBODY / MADONNA>

これがマドンナの記念すべきデビュー曲です。
いい感じの80‘sど真ん中!
いきなり、全米ダンス・クラブ・プレイ・チャートで
最高3位を記録しています。

------------------------
続いて
<♪LIKE A VIRGIN / MADONNA>

1984年のシングル、LIKE A VIRGINです。
彼女が世界のポップアイコンとなったきっかけが、この曲!
初の全米シングル・チャート1位(6週連続)を記録し
彼女を一躍世界のスターダムに
押し上げました。プロデュースはシックのナイル・ロジャース!

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<♪OPEN YOUR HEART / MADONNA>

1986年リリースの捨て曲なし!のアルバム
「TRUE BLUE」からのシングルOPEN YOUR HEART。
実は、当初この曲は、シンディ・ローパーのために書かれたそうです。
ところが、マドンナがニューアルバムに収録する曲を
探していると言う話を聞き、急遽変更!
ちょっとタイミングが違ったら
シンディ・ローパーが歌っていたってことーー!!!

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<♪VOGUE / MADONNA>

1990年のシングルVOGUEです!
当時ミュージックシーンを席巻していた
ハウスミュージックを本格的に取り入れています。
間奏でマドンナは有名俳優女優の名前を畳み掛けるラップも披露!
モノクロのかっこいいMVは「ヴォーギング」を
一躍世界中に広めました。
このMVに影響を受けたマドンナのそっくりさん、
たくさんいましたよね。

音楽でもファッションでも、まさに、90'sの幕開けは、
マドンナによって始まったのです!!

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<♪RAY OF LIGHT / MADONNA>

マドンナは、常に新しい音楽にシフトします。
プロデューサーにアンビエント界の第一人者、
ウィリアム・オービットを迎え制作されました!
ヨーロッパ的なアンビエントを積極的にとり入れ、
アンビエントとPOPが見事に融合!
ここでも、マドンナは時代を先取りしたのです!

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<♪HANG UP / MADONNA>

2005年の「Hung UP」
ABBAの『Gimme!Gimme!Gimme!』を
大胆にサンプリングして話題に!
このシングルは、全米だけで870万枚、
そして世界43カ国で1位を獲得
マドンナの歴代シングルの中では
最高のセールスを記録しています。
またピンクのレオタード姿に身を包んで、
ダンススタジオで激しいダンスをしている
MUSIC VIDEOも印象的でしたね。
(なんとこのとき、マドンナは47歳!)

その後も、マドンナは、HARD CANDY、MDNA、
そして昨年リリースのレベル・ハートと
アルバムを精力的に発表します。
57歳になった今でも、創作意欲は衰えていません!

では、1曲お届けした後に、マドンナの魅力を、
ぼく亀田誠治がひも解いてゆきます。

1985年の映画『ビジョン・クエスト/青春の賭け』
(Vision Quest)のサントラに収録
マドンナ初の本格的なバラードと言われています。
このFM KAMEDAのオープニングフラッシュにも使われている、
超美メロ曲!

M. CRAZY FOR YOU / MADONNA

20160210_fm.jpg

多くのアーティストが、一旦成功したらそのイメージの延長線上で
続けて作品を発信するものですが、マドンナはさにあらず。

前作と同じラインに決してとどまりません!
作品ごとに進化して、過去の自分を更新していく。
常にファンを「裏切り」続けるマドンナ。
ここにマドンナが80年代90年代00年代にわたって
活躍し続ける理由があるのです。

その「裏切り」(良い意味のですよ)のために起用されるのが
新進気鋭のサウンドプロデューサーやクリエイター達です。
特に90年代以降は、メジャーシーン、アンダーグラウンドシーンを問わず
先物買いで、イケてるプロデューサーと交わります。

1998「レイ・オブ・ライト」:テクノ・アンビエント系のプロデューサー、
ウィリアム・オービットを起用(僕はこの頃大好き!)

2000「ミュージック」2003「アメリカン・ライフ」:
フランス人のプロデューサー・ミルウェイズを初起用。
クラブ向けのサウンドで大ヒット。

もうめまいがするくらいのドリームチーム!

さらに、近年では、ステージを共にするダンサーも、
マドンナは自分でYoutubeで探し出すそうです。
日本人ダンサーでも、ケント・モリさんや、
最近では AYA BANBIさんがマドンナステージに参加しています。

しかも、マドンナの音楽は、常にダンスミュージックが中心にありながら、
誰もが歌える、キャッチーなメロディーを忘れていません。
マドンナの曲には、世界共通の哀愁や郷愁感があって、
そこが、日本人のワビサビのツボにぴたっとハマるんです。

早い話が、どんなにスタイリッシュに進化を繰り返しても、
マドンナの曲はみんなで「歌える」POPミュージックなんですね。

このワビサビダンサブルの精神を2010年以降
しっかり受け継いだのがレディ・ガガですよ。

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さあ、いよいよ近づいてきた来日公演!

常に新しいマドンナがみたい!ヒット曲満載なのか?
それともどんな仕掛けがあるのか?今からワクワクドキドキですね。
日本人としては、AYA BANBIさんのキレキレのダンスも見てみたいですね。
そして、絶対、懐かしのヒット曲には涙しちゃうだろうな!

Madonna

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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2016年02月09日

グラミー賞!!2016 大予習!!!

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第750回目のテーマは…

グラミー賞!!2016 大予習!!!

====================

第、58回グラミー賞がいよいよ来週の15日
(日本時間の16日)に発表となります。
(去年に引き続き、僕も観に行く予定です!楽しみ!)

今日のFMKAMEDAでグラミーにノミネートされた
アーティストをチェックして、
しっかり予習しておきましょう!!

今年のノミネート、注目すべきアーティストは誰??ということで、
まずは【年間最優秀レコード】の候補をざっと聴いてみましょう!!

♪「Really Love」ディアンジェロ・アンド・ザ・ヴァンガード
♪「Uptown Funk」マーク・ロンソンft. ブルーノ・マーズ
♪「Thinking Out Loud」エド・シーラン
♪「Blank Space」テイラー・スウィフト
♪「Can‘t Feel My Face」ザ・ウィークエンド

はい、J-WAVEリスナーのみんなはどれも知っているものだったでしょう?

他はビルボードの上位に輝いているが、
ディアンジェロはR&Bチャート43位が最高。
しかし、ディアンジェロのトラックはいつもかっこいいですね。
オリジナルアルバムは20年に3枚!
という寡作だけど、こんだけカッコイイなら納得だね!

他のアーティストで私、亀田が注目すべきは…

♪『Sound & Color』アラバマ・シェイクス

さらに年間最優秀アルバム賞にノミネートされているアラバマ・シェイクス
オルタナティブなサウンドは奇想天外。このアルバムは
「スタジオマジック」とでもいいましょうか
スタジオに入ってじっくり練られた音楽の「芸術点」の高さを感じます。

続いて、こちらも忘れちゃいけない!!!

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【最優秀新人賞候補】

・コートニー・バーネット
全米オルタナティヴ・アルバム・チャート1位獲得 オルタナギター女子。

・ジェイムス・ベイ
UKのシンガーソングライター 3月に日本公演も決定してます。グラミーのお墨付きで
日本に上陸すれば必勝、サム・スミスのパターン。日本でも絶対クル!

サム・ハント
ジョージア州出身 カントリー·シンガーソング ライター

・トリ―・ケリー
カリフォルニア出身の23歳。音楽一家に育ち、
youtubeにUPした動画が次々に話題になっています。

・メーガン・トレイナー
こちらはもうおなじみですね!ぽっちゃり歌姫w。

さあ、ノミネートされている中から
僕が気になっているアーティストをたくさん紹介しましたが、
僕が特に注目を置いているのは…

ケンドリック・ラマー!

今回のグラミー賞の最多ノミネートは、11部門。
こちらも目玉となるでしょう!!
グラミーノミネートについてのインタビューに対して、
「とにかくいつも曲を作っている!ただそれだけ!
それがアーティストのすべきことだ。

と言っていました!かっこいい!
忘れちゃ、いけないのがグラミーの最大の楽しみ!
パフォーマンスですよね!

M. Alright / Kendrick Lamar

20160209_fm.jpg

僕が他にも楽しみにしているパフォーマンスは…
みなさんご存知の通り、ここにきてたくさんの
素晴らしいアーティストが亡くなっている中、
グラミー賞のステージでは、
LADY GAGAが、デビッド・ボウイの歌で
追悼すると発表されています。

さらに!ここ日本からも、ノミネートされていますよ。
渡辺謙さんが主演した「王様と私」が
【最優秀劇場ミュージカル・アルバム】にノミネート。
【最優秀オペラ・レコーディング】には小澤征爾さんが。
【最優秀ミュージック・ビデオ】には、ビデオ・プロデューサーとして、
Shin Nishigakiさんがノミネートされています。

こちらもぜひ注目したいですね。

さあ、今年のグラミーをざっと見ていきましたが、
最後に、"グラミーをより楽しむ「亀」目線"。

今年は、エントリーの時期の違いで、
昨年11月発売のアデルの「25」は来年の目玉となります。
というわけで、今年のグラミーは、
「誰かの一人勝ち!」みたいな感じがしません。
それだけ、新人からベテランまで、
音楽性の幅が広く、楽しめるのではないでしょうか?
ある意味、多様化した、昨今のミュージックシーンの
傾向が見えてくるラインナップです。

音楽的傾向で言えるのは、EDM一辺倒のサウンドが飽和状態にきて、
アラバマ・シェイクスとか、ジェイムス・ベイとか、
アコースティックでヒューマンな、
音楽が再び脚光をあびてきている気がします。

とはいえ、テイラー・スゥイフトや、
マーク・ロンソンのような、最新型のキャッチーな音で武装した、
鉄壁のアーティストもゴキゲン!いい味出しています!
テイラー・スイフトは毎年ノミネートされるも、
なかなか賞をとっていないから、
獲らせてあげたいですね。

ちなみに!去年のサム・スミスを思い出してください!
グラミーを獲ったアーティストは、「グラミー効果」で、
その後セールスがグンと上がります。
今年のグラミーアーティストが、
日本でどのようなフィードバックがあるのか要注目!

グラミー賞の受賞は、ミュージシャンやプロデューサー、
レコーディングエンジニアといった
音楽のプロフェッショナルと、知識と音楽愛に溢れたおよそ、
1万5000人のvotingメンバーで選ばれます。
つまり、セールスではなく、つまり、
あくまでも純粋な「音楽」基準で選ばれているわけです。

ここが毎年、セールスの数字だけでは予想できない、
番狂わせがある大きな理由です。
だから、面白いグラミー賞!

今年は、常連から新人まで豊作の一年!!!
いったい、どんなアーティストがどんな賞をとるのかが楽しみですね!
さあ、思う存分今年のグラミーを楽しみましょう!

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
明日は、来日直前!!マドンナについてお送りします。
お楽しみに!!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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2016年02月08日

イージーリスニングはどこへいったのか?

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第749回目のテーマは…

イージーリスニングはどこへいったのか?

====================

いや〜懐かしい!
ポール・モーリアの「恋はみずいろ」。

あ、誰ですか!
「スーパーで流れている音楽みたいだ…」
なんて言っているのは?
この曲、1968年2月に全米チャートで
5週連続を含む7週間もトップに立った
れっきとした大ヒット曲なんですよ。

こういった雰囲気の曲を指す言葉が「イージーリスニング」。
広辞苑で調べたら…
『緊張せずにくつろいで楽しむ軽音楽』とありました。
(なるほど、その通り!)

他に思い浮かぶキーワードを、並べてみると、
「リラックス」「癒し」「インストゥルメンタル」「BGM」
(亀田さん、他には…???)
「スーパーやホテルのラウンジで流れている音楽w?」
…やっぱり…ちがう!!

では、いま思い浮かべたキーワードを意識しつつ
番組がセレクトした極上のイージーリスニング、聞いてみてください。

---------------------
■渚のアデリーヌ / リチャード・クレイダーマン

この曲も一世を風靡しました。 リチャード・クレイダーマンの「渚のアデリーヌ」。
当時はディスコ・サウンドが全盛で、このシンプルなメロディーとサウンドが
逆に新しかったんです!
リチャード・クレイダーマンは、フランスのイケメン(?)ピアニストで、
その髪の毛サラっサラっの王子様のようなルックスで、70年代後半から現在まで、
日本でも根強い人気誇っています。
2011年、東日本大震災の年も、予定されていたコンサートをキャンセルすることなく行い、
音楽でみんなの心を癒してくれました。

---------------------
■愛のオルゴール / フランク・ミルズ

こちらは、ちょっとノリがいいですね〜
カナダのピアニスト、フランク・ミルズの「愛のオルゴール」。
「あ、どこかで聞いたことがあるかも…」でしょ!?
そう、それがイージーリスニングなんです!

---------------------
■あこがれ〜愛 / ジョージ・ウィンストン

こちらはアメリカのピアニスト、ジョージ・ウィンストンの大ヒット曲「あこがれ〜愛」。
リリースは1980年です。
この人のアルバムはクラシックやジャズをあつかうレコードレーベル
「ウィンダム・ヒル」から発売されていて、この「ウィンダム・ヒル・レーベル」の作品が
日本でもブームとなりました。白地に写真や絵が載っている一枚の絵画みたいなジャケットがおしゃれでね。イージーリスニングというよりも、ニューエイジなんて呼ばれていたかなぁ…

---------------------
■Silhouette / Kenny G

これは「イージーリスニング」と言ったら怒られる?
アメリカではスムースジャズという
音楽フォーマットでもおなじみのサックス奏者、Kenny G。
このKenny Gや、ナジーは「スムースジャズ」
というジャンルで大人気。
アメリカのラジオではスムースジャズ専門局もあります。

---------------------

といった感じで、何組かのアーティストの曲、聞いていただきました。
ほら、みんさん、すでに体の力が抜けているんじゃないですか?
イエス!それが「イージーリスニング」なんですよ〜

それでは、ここで
僕も大好きなイージーリスニングの名曲、1曲お届けしましょう。

M. エーゲ海の真珠 / ポール・モーリア

20160208_fm.jpg

76年の大ヒット曲です。
僕の通っていた小学校の下校の音楽で使っていましたよ。
哀愁のあるいいメロディーですよね。
どこか歌謡曲っぽいですよね!
実は、この曲のオリジナルは歌物で歌詞がついているんですが、
ポール・モーリアのバージョンは歌詞がなく、
歌の代わりに楽器がメロディーを奏でているから、
歌詞の世界に引っ張られずに、リラックスできるんですよね。

ちょっときいてみましょう。

(♪エーゲ海の真珠 Penelope)

なんか、歌が情熱的で思わず聴き入っちゃいますよね!
でも、これだとイージーリスニングにならない!

イージーリスニングの良さは、BGM以上歌モノ未満!
「無意識で聴いてる」くらいがちょうどいいんです。

『緊張せずに くつろいで楽しむ軽音楽』、
これっていつの時代にも必要な音楽だと思うのですが…
実はイージーリスニングは、今でもずっと存在しているんです。
ただ目立たなくなってしまった。
それには2つの理由があるんです!

---------------------
<まず一つ目の理由!>

イージーリスニングって、アナログレコードの時代に、
ロックほど騒々しくなく、
ジャズほど難しくなく、クラッシックほど気取っていない。
そんな気軽に聞けるBGMだったのです。夕方の御飯作っている時や、
寝る前に寝室で本を読んでる時に、
うっすらと聞こえきてリラックスタイムに寄り添ってくれる。

ところが、レコードからCDになったあたりから、
本来イージーリスニングとして聞かれていた音楽は、
たとえば、スムースジャズとか、
ニューエイジミュージックとか名前を変え、
ジャンルがどんどん細分化していったんですね。
最終的には、お店から「イージーリスニング」
というコーナーがなくなっちゃった!

こうして、音楽が多様化し、リスナーの世代交代が進む中、
たとえば、お洒落なカフェで鳴っているボサノバや、
スパでマッサージ受けている時に
アンビエントミュージックが聞こえてくるのは、
今の時代、イージーリスニングの
代わりになっているというわけです。

---------------------
<そして2つ目の理由!>

今や、音楽は「個」で楽しむ時代。
多くの人がイヤフォンで音楽を楽しんでいます。
一方、イージーリスニングは、生活空間で、
スピーカーから何気なくゆったり流れてくる音に
包まれるところに良さがあったわけで、
リスナーの音楽の聞き方が変わった今、
それが外に聞こえてこなくなってしまったんです。
それこそスーパーやホテルのラウンジみたいなところで
聞こえてくるBGMが目立っちゃうというわけ。

---------------------

さあ、今日のFM KAMEDAでは
「イージーリスニングはどこへ行ったのか?」
今日はそんな疑問に答えてきました。

イージーリスニングは、その名前を変えながら、
人それぞれの生活の中でBGMとして存在している

というのが僕の感じた答えです。

とはいえ、今聞いても色あせない、
美メロぞろいのイージーリスニング!
みなさんもたまにはイヤフォンをはずして
イージーリスニングを聞いてみたらいかがかな?

新しい発見があるかも!!!

---------------------

「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」 明日は…
いよいよ来週に迫ったアメリカ最大の音楽賞、
「グラミー賞」についてお話しします。

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2016年02月04日

ジェームズ・ベイの魅力

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普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第748回目のテーマは…

ジェームズ・ベイの魅力

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(♪Craving)

この曲「Craving」は、Apple Musicのキャンペーンに起用されたことでも
話題となったイギリスのシンガーソングライター、ジェイムス・ベイ!

第58回グラミー賞 最優秀新人賞にもノミネートされ、
今、世界中から注目されているアーティストの一人です。

そんなジェイムス・ベイ が、いよいよ明日、
アルバム「カオス&ザ・カーム」で
日本デビューします!

そこで今回の「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」は、
ジェイムス・ベイの魅力を掘り下げていきたいと思います。

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ロンドンから車でおよそ1時間、
「リズムズ・オブ・ザ・ワールズ・フェスティバル」で
知られる都市"ヒッチン"で生まれ育ったジェイムス・ベイは、現在24歳。

今、世界中のリスナーの心を激しく突き動かしています。
ベイは、ギターを始めたのは11歳の頃。
「音楽を作ったり、聴いたりしてみたい」という衝動のもと、
グリニッジ・ビレッジフォークやモータウンのレコードを聴きながら、
独学でギターを学びます。

音楽のみならず、画家としての才能もあったベイですが、
美術を学びたいという想いを捨て、最終的に選んだのは音楽の道。
この時の思いを、ベイはこう語っています。

「ギターを弾く手を止めて、"これはただの趣味だ"なんて言えなかった。自分の気持ちに嘘はつけないと思ったんだ 」

ソロ・アーティストとして週に5日、町にある小さなライヴハウスで、
パフォーマンスを始めた、ジェイムス・ベイ。
そんななか、ベイは学校主催のライヴに出演し、
1曲のみパフォーマンスを披露。
この1曲が、レコード会社の人々の目に留まったのをきっかけに、
ベイはロンドンでの活動をスタートさせます。

ロンドンでライヴパフォーマンスの評価を高めていったベイには、
次第に、大きなチャンスがどんどん舞いこむようになります。

2013年夏、ベイは、ハイド・パークで開催された
ローリング・ストーンズのライヴの前座に大抜擢。

さらに、You Tubeにアップされた、ベイのソロライヴの動画が、
大手レコードメーカーユニバーサルの
「リパブリック・レーベル」の重役の目に留まり、
ベイはメジャーレーベルと契約を結ぶことになるのです。
(シンデレラボーイ!)

2015年3月、制作におよそ1年をかけ、満を持して発売された、
ジェイムス・ベイのデビューアルバム「カオス&ザ・カーム」は、
全英チャート初登場1位を獲得。
iTunesでは、世界20の国と地域で1位を記録します。

デビューアルバムの発売を機に、
全世界にその名を轟かせたジェイムス・ベイは、
来月16日に行われる、第58回グラミー賞で最優秀新人賞を含む、
3部門にノミネートされています。

ノミネートされるきっかけとなった、
デビューアルバム「カオス&ザ・カーム」について、
ジェイムス・ベイはこのようにコメントしています。

「僕自身が音楽を聞く時に望むことは、ただ心を動かされることなんだ。何かを感じたい。だから僕も、リスナーの心を動かしたい。」

それでは、いよいよ(ようやく!)
日本で明日発売されるアルバム「カオス&ザ・カーム」から
1曲お届けしましょう!

M. Hold Back The River / James Bay

20160204_fm.jpg

お送りしたのは、明日リリースされるジェイムス・ベイのNEWALBUM
「カオス&ザ・カーム」から、「Hold Back The River」でした。

今日の「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」は、
イギリス出身、大注目のシンガーソングライター
ジェイムス・ベイの魅力を掘り下げています。

僕からみたジェイムス・ベイの魅力は、
イギリスのシンガーソングライターらしい、
翳りのある内面から絞り出す
深みのある歌詞と、エッジのあるギターサウンドが最大の魅力!
ついに出てきてくれた感じがします!

今、多くのPOPミュージックが大なり小なり影響を受けている
EDM系のサウンドをとりいれず、
シンプルでソリッドなギターサウンドに乗って響く歌声が
イマドキのシーンの中で「逆に新しい!」

僕も何度か行ったことがありますが、
イギリスはロンドンの中心部から、少しはなれるだけで、
美しい田園風景が一面に広がります。
僕は、この風景が、アーティストの創作活動に与えるものが、
少なからずあるような気がしてなりません。
そこに満ちているのは、音楽について深く思慮する時間です。

そこには、自分だけの言葉、
自分だけのメロディー、自分だけのギターリフ
そんなことを思い巡らせたくなるような、
落ち着いた清らかな時の流れがあるのです。

ジェイムス・ベイNEWALBUM「カオス&ザ・カーム」
満を持しての日本発売!
このアルバムには、18歳から24歳までの
ジェイムス・ベイの全てが詰まっています。

これは、世界中のアーティストに言えることですが、
アーティストが10代に時に生み出した楽曲は、
奇跡のメロディや歌詞、そして
とてつもないパワーに満ち溢れていることがよくあるものです。
何も考えず、感じるままを音楽に乗せた、イノセントの勝利!

奇跡のメロディと歌声に出会える素晴らしいアルバムの登場です。

そんなジェイムス・ベイが3月3日に、
東京・六本木EXシアターで来日公演を行います!
今日のOAを聴いて興味を持った方、
グラミー賞を受賞するかもしれない!?
生の彼の演奏を、是非、観てみてはいかがでしょうか?

ジェームズ・ベイ

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さて来週の「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」、
イージーリスニングという音楽について改めて考えてみたいと思います。
お楽しみに!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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2016年02月03日

亀田ミュージアム「名曲を彩った楽器」

こんにちは!亀田誠治です。
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メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第747回目のテーマは…

亀田ミュージアム「名曲を彩った楽器」

====================

きょう2月3日は、ビートルズのシングル「レディ・マドンナ」が、
アビーロードスタジオでレコーディングされた日なんです。
1968年2月3日の事です。

アビーロードスタジオは、ぼくも去年、11月に見学に行きました。
全スタジオを隅々まで見学して、
ポール・マッカートニーが「レディ・マドンナ」のレコーディングで使った、
あのピアノで弾かせてもらいました。

一番弾く真ん中のCのあたりの鍵盤の象牙が剥がれちゃっていて、
ボロボロなんだけど、素敵な響きでした。
あの「レディ・マドンナ」の音がしたんですよ!

と言う訳で、きょうのFM KAMEDAは、
アーティストの名曲を彩った楽器を紹介してゆきます!

名曲の影には、あの楽器がある…
そんな数々の伝説の楽器を一同に集めた、
「亀田ミュージアム」にようこそ!

------------------------
まずは、

〈PENNY RAIN / THE BEATLES〉

同じくポールですが、こちらは、彼の本職のベースです。
愛器の名前は、ドイツの老舗楽器メーカー、
カール ヘフナーのエレクトリックベース
ヘフナー「500-1」、バイオリンのような形をしていて、
通称バイオリンベースとも呼ばれています。

このベースは、1966年8月のビートルズ最後のアメリカツアー
「ゲット・バック・セッション」など、主だった所で使用されていましたが、
ビートルズ解散後およびウイングス結成後は、
レコーディング・ステージともに
リッケンバッカー4001Sをメインにしていたため
表舞台に出ることはめっきり減りました。

しかし1989年、アルバム「フラワーズ・イン・ザ・ダート」
レコーディングセッションで、
共作者のエルヴィス・コステロの勧めで再びヘフナーの使用を決意。
1993年の2度目のワールドツアーからはメインベースとして使用され続けています。
昨年の来日の時も弾いていましたよね!

ぼくは、2013年、アメリカのミルウォーキー公演で、ポールに直接会っているんです!
実は、その時に、ポールにこのバイオリンベースについて、
「繊細な楽器なのにツアーという過酷な環境で弾きこんで大丈夫なの?」と
質問したんですよ。
すると、ポールは、「飛行機に乗る時も客室に持ち込み、
赤ちゃんを抱くように大切に扱っているので大丈夫だ!」と答えていました!
アーティストの楽器への愛情が伝わってきます。

------------------------
〈星条旗(ウッドストック)/ ジミ・ヘンドリクス〉

こちらは、1969年に、ジミ・ヘンドリクスが出演した伝説のフェス、
ウッドストックでの音源です。

このジミヘンのライブは、ロック史上に残るパフォーマンスと言われています。

その時、彼が使用したのが、愛器・フェンダーの白いストラトキャスターです。
68年製のこのギターは、ジミヘンが亡くなった後、オークションに出され、
何人かの人の手に渡りましたが、最終的にはマイクロソフトの創始者のひとり、
ポール・アレン氏が作った、音楽博物館に展示されています。

こうやって、お金を持っている人が、音楽を守るために社会的活動をするところに、
欧米社会の音楽に対する深い造詣を感じます。

------------------------
続いては、

〈CONTINUUM / JACO PASTORIUS〉

魂のベーシスト、ジャコ・パストリアスです!

そんな彼が主に愛用していたベースは、
1962年製のフェンダー・ジャズ・ベースです。
ジャコが「BASS OF DOOM」と名付け長きに渡って、愛用していました。
まさに、トレードマーク的なベースです。

実はこのベース、ジャコが亡くなった直後の1986年、盗難に遭ってしまいます。
長らく行方不明だった「BASS OF DOOM」ですが、ある時ニューヨークの楽器店に
存在することが判明!!
ジャコの遺族が、返還を求めたが楽器店側はこれを拒絶、法廷闘争に
持ち込まれそうになります!
しかし、そこで救世主が!!!!!!
その男の名は…

メタリカのベーシスト、ロバート・トゥルージロ。

ロバートにとって、ジャコは、ヒーローだったんですね!
ロバートは、「BASS OF DOOM」を店から買い取り、遺族に返還。
それに深く、感謝した遺族は、ロバートにこのベースを託します
現在は、ロバートが、ジャコの息子、フェリックスに貸し出し、レコーディングなので
使われています。今も、ジャコの遺伝子が語り継がれているんですね!

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〈I SHOT THE SHERIFF / ERIC CLAPTON〉

スローハンドでおなじみ、クラプトンです。
彼の代名詞と言えば、ストラトキャスターの通称「ブラッキー」。
クラプトンは、ナッシュビルにある楽器店で、
6本のヴィンテージ・ストラトキャスターを
それぞれ一本たった100ドル"で購入。
6本のうち3本をジョージ・ハリスン、ピート・タウンゼント、
スティーヴ・ウィンウッドに譲り、
残された3本を分解して最良のパーツを選び出してブラッキーを制作しました。
(ジョージや、ピートやスティーブは、みそっかすをもらったってこと!?)
名前の由来はカラーがブラック(黒)だったからです。
完成した「ブラッキー」はその後、ステージ、スタジオ、プライベートと弾き続けて、
ヒット作に関わってゆきます。

その後、1985年に行われたハートフォードでの公演を最後に、
老朽化を理由にブラッキーは引退……
毎日クラプトンが弾いたため、ブラッキーは大きくすり減っていたそうです。

さて亀田ミュージアム、最後の楽器は、この曲を聴いた後で!

M. IMAGINE / JOHN LENON

20160203_fm.jpg

名曲IMAGINEが流れています…、
ヨーコさんと並んで、白いピアノ弾く映像は、
ミュージックビデオでおなじみですね!
1971年にヨーコさんの誕生日にジョンが贈ったこの白いグランドピアノは、
ジョンの最後のすみかとなったダコタハウスに今でもあるそうです。

ところで実際IMAGINEの、レコーディングで弾かれたピアノは
1970年にジョンがロンドンで買った、「スタインウェイ モデルZ」で、
こちらは、レコーディングでイマジンを弾いている場面を映像で見ることができます。
このスタインウェイ モデルZは、ジョンが亡くなったあと、
ワムのジョージマイケルが、およそ167万ポンド
(当時のレートで2億3200万円!)で購入。
以後、平和推進のために、マーティン ルーサー キング牧師が暗殺された
場所に運ばれたり、数々の暴力の現場となった地球上の場所を巡りました。
現在は、ビートルズ博物館で展示されているそうです。
ピアノが「愛と平和の使者」となって「ジョン」のメッセージを伝えている。
なんて素敵なことでしょう!

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
今日は、アーティストの名曲を彩った楽器を紹介してきましたが…

今日紹介した楽器は、アーティストと共に時を過ごし、
時に一緒に名曲を生み出し、時に一緒に世界中を巡ったものです。
つまり、アーティストの人生にずっと寄り添っているのです。
それは、もはや楽器という、音を鳴らす「道具」を超えて、
アーティストの体の一部、心の一部になっています。

そうやって、使い込まれて、ボロボロになった楽器を見ると、
そこに、音楽の神様宿っているような気になります。
音楽の神様に守られた楽器たち。

アーティストが音楽に情熱を注ぎ、楽器に愛情を注ぐのを
音楽の神様は見ていて、いつの日かそれが、名器となるのかもしれません。

ちなみに、僕も「本妻」と呼んでいる、32年弾き続けている、
フェンダーの白のジャズベースを愛用しています。
こちらも、塗装が剥げて、見た目はボロボロなんですが、音は最高!
今でも現役バリバリです!
僕は、こいつを一生弾き続けたいと思います!

20160203_fm2.jpg
▲亀田誠治・愛用のベース♪

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
明日は、ニューアルバムを控えた、シンガーソングライター
JAMES BAYの魅力を紹介します。
お楽しみに!!

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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど
最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 13:33 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年02月02日

亀田リサーチ「あなたが無人島に持って行きたい一枚」

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第746回目のテーマは…

亀田リサーチ「あなたが無人島に持って行きたい一枚」

====================

1709年 の今日。 ロビンソン・クルーソーのモデルといわれる
スコットランド人船員のアレキサンダー・セルカークが
太平洋の無人島で発見された日。

ここからヒントを得て、本日の亀田リサーチでは
「無人島に持って行きたいCDは??」という
よくある質問を考えてみたいと思います。
果たして、街行く人達にリサーチしてみると
どんな1枚を挙げてくれるのでしょうか??

まずは私、亀田誠治が無人島に行くなら
こんなCDを持って行きたいと思います!!
僕は欲張って5枚選びました!

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(1)「ペット・サウンズ/The Beach Boys」

宝石のような音楽。God Only Knowsだけで、ご飯3杯おかわりできる。僕は、音楽を聴く時に、「美しい」ってとても大切でメロディーとハーモニーに囲まれていたいと思いません?

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(2)「スリラー/マイケル・ジャクソン」

規格外のスケールのモンスターポップアルバム。そういう中で「Human Nature」のような、小さくても、砂金のようなキラリと輝いている曲というのを、しっかりと入れてくる「音楽の良心」が、僕はすごく大事な気がします。

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(3)「25/Addel」

こんな短期間に、通算再生回数がたぶん100回超えた。今を生きている、今の自分の気持ちにぴったり寄り添ってくれる音楽。「ただ好き」。これって音楽の基本ですよね?明日、無人島に出張いくなら(帰ってくる前提w)、実はこれかもしれない。

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(4)「Californication/Red Hot Chili Peppers」

90年代の終わりの音楽シーンに閉塞感を覚えていた時に、「音楽は自由だ!」「それいけカメダ!」と背中を押してくれた。

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(5)「ビートルズ赤盤/青盤」

僕が初めて、自主的に音楽にのめりこんだアルバム。今でも迷ったらここに立ち返る。ある意味入門編のベスト盤なんだけど、そこがいい!

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はい、という5枚
(赤盤青盤は2枚組で計4枚だから。ほんとうは8枚)
を選んでみました。

5枚選んでみて共通点は何かありましたか?
見えてくるのは、つくづく僕は
POPミュージックが好きなんだなーってこと。
そして、「無人島にもっていきたいアルバム」って、早い話が、
一生聴き続けたい大好きな音楽なんだなーってことです。

でも…自分の頭の中で脳内再生できるくらい大好きな曲なら、
「わざわざ無人島に持っていかなくてもいいのでは?」
なんて気もします。
ここらへんがこの「無人島にもっていく一枚」の悩ましいところです。
せめて500枚(のデータとバッテリー!)とかにしてほしい!

では、街の人達はどんな CDを選んできたのでしょうか??

こちらをお聞きください。

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●20代大学生 「THE BAY/SUCHMOS」→音がカッコよくてはまった!!

●20代会社員 「Pepperoni Quattro / ELLEGARDEN」→どの曲も素晴らしく、聞いていて楽しい!

●15歳学生「YAMA-P / 山下智久」→山Pの声を聞くと安心する

●15歳学生「8EST / 関ジャニ∞」

●20代会社員「Mai Kuraki BEST 151A -LOVE & HOPE-/倉木麻衣」

●20代フロントサービス業「ABBA Gold Greatest Hits / ABBA」→いつもHAPPYな気持ちになれるから。

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では、街の人が選んだ無人島に持って行きたい1枚から一曲聞いて下さい!

M. マンマ・ミーア / ABBA

20160202_fm.jpg

映画マンマ・ミーアも、離島のリゾートのシーンが美しかったですよね。
さあ、無人島に持って行きたい一枚。
先ほどのアンケートを改めて振り返ってみましょう。

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●「THE BAY/SUCHMOS」
●「Pepperoni Quattro / ELLEGARDEN」
●「YAMA-P / 山下智久」
●「8EST / 関ジャニ∞」
●「The Best " Pleasure", /B'z」「The Best "Treasure",/ B'z
● 『Mai Kuraki BEST 151A(一期一会) -LOVE & HOPE-/倉木麻衣』
●「ABBA Gold Greatest Hits / ABBA」
--------------------

ベストアルバムがほとんどですね!!
究極の1枚=ベストアルバム。ある意味わかりやすい。

考えてみれば、「無人島に持っていきたい」というのは、
本当に無人島に行くわけではなく、
「あなたにとって、究極な状態で、一番大切なものは何か?」
って聞かれていることなんです。
本来なら、「家族!」とか「恋人!」というアンサーが待っている。
無人島で「お金!」って言っても意味がないでしょう?

だから、「ここだけの話、あなたのほんとうに好きなものを教えて!」
って聞かれているわけ!
そこで「音楽」をターゲットにした時に、
好きなアーティストのヒット曲がたくさん入っている
ベスト盤が選ばれるのは、ごく自然なことのような気がします。

亀田さんの選んだ目線と違うところはありましたか?

みなさんと、選んだものはちがっても目線は同じだと思います。
なぜなら、それは、「自分が何度聞いても飽きない音楽」というところで
共通しているんです。

「何度、聴いても飽きないアルバム(音楽)」って、
だれもが、一番多感な時期、聞いた音楽なのではないかな。
で、その多感な時期というのは、
必ずしもティーンエイジャーということではなくて、
人生の中でのターニングポイントという意味で、何度も何度も訪れるんですよ。

幸せな時、悲しい時、その時の自分に、
そっと寄り添い、「思い出」とリンクした音楽が、
「何度聞いても聞き飽きない音楽」になるなのかなって思います。
こうやって考えると、「無人島に持っていきたい一枚」は、
まだこれから出会うものかもしれないんです!
なんだか、よくないですか!? すごくワクワクしますね!!!

「亀田リサーチ〜無人島に持って行きたい一枚〜」!
あなただったら、どんなCDを選びますか??

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さあ、明日のFMKAMEDAは「亀田ミュージアム」と題して、
名曲を支えた楽器たちを特集します!!

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STAFF| 13:42 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2016年02月01日

HAPPY BIRTHDAY!!〜布袋寅泰さん

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第745回目のテーマは…

HAPPY BIRTHDAY!!〜布袋寅泰さん

====================

日本を代表するギタリストの一人、
そして現在はロンドンを拠点に世界で勝負している布袋寅泰さん。
本日2月1日にお誕生日を迎えられました。(54歳に!)

1981年にロックバンド、BOOWYを結成。
ロック、パンク、ファンク、ニューウェーブ…
それらのスタイルを独自の解釈でプレイする布袋さんのギターは
日本のロックシーンで輝き、ライブハウスでスタートしたBOOWYの歴史は
やがて東京ドームを埋め尽くすまでになりました。

布袋さんのギターがカッコイイ理由、いくつもあるんですが…
FM KAMEDAスタッフに聞いたところ…

「例えば…背が高いから弾いている立ち姿もカッコイイ!」
「どうやって出しているのかわからない音を出す。」
「どうやって弾いているのかわからない音を出す。」

女性はもちろん、男性の人気も高いのが布袋さんの特徴かもしれません。
僕は布袋さんと同じステージに立ったことがありますが、
「ホテーイっ」という男子の声援がアツいです!!!

あとロック・アーティストに大切なファッションもズバ抜けてカッコ良い。
おしゃれですよ。レコーディングのときも、
一緒にお食事をするときも必ずスーツ。
食後に葉巻をくゆらせることも。もう、完全に英国紳士です!

そんな布袋さんは、
BOOWY解散後、「GUITARHYTHM」をリリースし、
ソロ活動をスタート。
ここではデジタルビートと見事に融合したギターを披露。
さらに吉川晃司さんとのCOMPLEXもカッコ良かった!

布袋さんのすごいところは、
カッティングの一音で、チョーキングの一音で、
「布袋さんだ!」ってわかるんです。
こんなギタリストいませんよ!

時代に流されるのではなく、時代をリードするギターを弾き続け、
常に第一線で活躍しているギタリスト、それが布袋寅泰さん。

それではここで1曲お送りして、
さらに布袋さんの魅力についてお話ししたいと思います。

M. Texas Groove / 布袋寅泰 feat. Shea Seger

20160201_fm.jpg

今日の「FM KAMEDA」は
本日バースデーを迎えた布袋寅泰さんの魅力、お話ししています。

そう、1996年には先日亡くなったデヴィッド・ボウイの
ステージに呼ばれてギターを弾いたり、
一昨年2014年には東京ドームで行われた
ザ・ローリング・ストーンズのステージでも
ギターを披露しました。(スケールデカ過ぎ!)
その他、ブライアン・セッツァー、
ロキシー・ミュージックなどとも共演。
世界のトップ・アーティストと肩をならべて、
普通に共演できちゃうロック・アーティストって
他にいないのでは?


もちろん日本のアーティストたちの作品でもギターを弾いたり
ステージでも共演しています。
僕、亀田誠治はKREVAと…The Threeで共演。
そのときが布袋さんと初仕事です。

そしてギタリストとしての魅力はもちろん、
ソングライター、そしてプロデューサーとしての才能も
発揮し続けている布袋さん。
みなさんがよく知るところでは、奥さまである今井美樹さんの名曲
「PRIDE」の作詞・作曲・プロデュースを担当しています。

(♪PRIDE / 今井美樹)

今井美樹さん御自身も愛する素晴らしい楽曲!

こんなJ-POP的なメロディメイカーの側面も持っていらっしゃる!

ハードなものから女性の気持ちを写したような繊細な曲(作詞も!)まで
なぜ布袋さんは作り上げる事が出来るのか…?

布袋さんは、名ギタリストであり、名プロデューサーでもあります。
常に、ソロなら自分がどう見えるか?
コラボなら共演するアーティストがどう見えるか?
プロデュースならアーティストがどう見えるかを?
直感的に考えながら行動されています。

さらに、布袋さんとの会話はとてもシンプルでクリエイティブです!
僕は、何度か布袋さんとスタジオに入ったことがありますが、

「ワクワクすることをやってみる。うまくいったらいえい!
ちがったら、やめて、またワクワクすることをやってみる。」

布袋さんの周りには、こんなポジティブな空気がずっと継続しています。

以前僕は、布袋さんのバンドのベーシストとして、
東北のチャリティーライブを一緒にやったことがあるんです。
ドラムはBOOWYの高橋まことさん!!!

その時、布袋さんソロに時代の曲を、
ドラムマシンのように叩こうとするまことさんに
布袋さんは
「まこっちゃん!いつもの8beatでガツンとやろうよ!」
おっしゃりました。

今そこにいる人と一緒に、最高の音楽をエンジョイする。

これが布袋さんの音楽哲学だと思います!

(♪キル・ビルのテーマ)

ちょっと聞いてください!みなさんご存知の、
この「キル・ビル」のテーマ。
この映画と曲のヒットは、
世界にHOTEIの名前を轟かせることになりました。

だって、はじまりの3つの音だけで、
もう「テーマ」になっている!!
このように、ギターでもメロディでも、
一発で聴く人の心をつかむPOPセンスが、
布袋さんの、ギタリスト、ソングライター、
アーティスト、すべての表現の根っこにあるのです。

去年の秋、ロンドンで布袋さんにお会いしました。
一緒にランチを食べ、スタジオにお邪魔して
たくさんお話しを伺いました。
その中で、布袋さんは、

「まだ、自分は海外に向けて飛びたったばかりの一年生だ。でも、亀ちゃん。50を超えてこんな気持ちを味わえるなんて幸せだと思わない?」

自分の音楽を追求していく。
自分の可能性を信じていく。
夢に向かって走り続けていく。

布袋さんは、本物のヒーローだと思います。

近い将来、布袋寅泰が、世界のHOTEIになって、
世界中から聞こえてくる日がきっとやってきます!
布袋さん、お誕生日おめでとうございます!

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「FM KAMEDA」、明日は「亀田リサーチ」!
『無人島に持っていきたい1曲』をリサーチします。

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
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STAFF| 13:52 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA


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