2015年09月30日

フラワーカンパニーズからの「音楽の疑問」

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第683回目のテーマは…

フラワーカンパニーズからの「音楽の疑問」

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はい、この番組「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」では
ラジオの前のアナタからいただいた
「音楽に関するギモン」を、募集していますが、
今日は…久しぶりにアーティストからの
「音楽のギモン」に答えてみたいと思います。

本日、ギモンを投げかけてくれるのは、このアーティストです!

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鈴木:
亀田さん!そして、J-WAVEをお聴きのみなさん!こんにちは!
フラワーカンパニーズのボーカル、鈴木圭介と、

マエカワ:
はい、ベースのグレートマエカワです!

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はい、フラワーカンパニーズのボーカル、鈴木圭介さんと、
ベースのグレートマエカワさんです!

フラカンとは2010年11月発売のアルバム「チェスト!チェスト!チェスト!」に
収録されている、「感情七号線」という曲をプロデュースしました。
それからスピッツのレコーディングで、フラカンのみんなでコーラスをやってもらったり。
大好きなバンドです。

そんなフラカンから届いた
音楽の疑問、さっそく聞いてみましょう。

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鈴木:
僕、鈴木圭介の方が最初の疑問…
亀田さんは、色んな楽器ができると思うんですが、まぁベーシスト…

マエカワ:
ベーシストの大先輩ですよ

鈴木:
僕、長年バンドをやり続けてますけど、ベーシストの意味がよくわからないっていうか…

マエカワ:
おいおいおい!俺を前にして言うのはいいんだけど、亀田さんにそれ質問するのか!

鈴木:
だから、それをわかりやすく…

マエカワ:
あ、あれだな!俺じゃまだ役不足なんだな。

鈴木:
わかりやすいベースの役立ち方。ボーカリストにとっての。

例えば、この人のこの曲を聞けば、このボーカルはこのベースがないと成り立ちませんよ。みたいなのがリアルに聞きたいね。

マエカワ:
あー、なるほどね。そこの代表作は何かみたいな。

鈴木:
なんとなくボーカルっていうのは、弾き語りで成り立っちゃうようなところがあるじゃない

マエカワ:
メロディと歌詞さえあればね。

鈴木:
そこをベースがないと全く成り立ちませんよって曲も絶対あるはずじゃない。

マエカワ:
なるほど〜。これ、俺耳が痛ぇな。一応、フラカンの200何十曲、
そのつもりでやってるんだけど、それが出来てないってことだよな。

鈴木:
いやいや、違う。だから、ベースはこれだよって。ベースの良さが一番わかる…。
だから、亀田さんがいわゆるベースに最初興味を抱いた
「すごいなベース!」って思った曲を聞きたいね!

マエカワ:
あー、俺もその質問だな。俺が質問しようと思ったのは、
なぜベーシストを選んだのか。亀田さんのルーツというか成り立ちだよな。

鈴木:
ベーシスト、ドラマーのパターンってじゃんけんに負けたパターンとか、多いじゃない。
もしくは、最初からベースが良いと思ったかもしれないから、そこも聞きたいっすよね。

マエカワ:
ぜひ、教えてください。ということで、フラワーカンパニーズでした。

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はい、ベースと、僕とベースのルーツについて…ということですね!

ちなみに、グレートマエカワさんがベースに出会ったキッカケは、
お兄さんがベースを弾いてて、家にあってたまたま手にしたそう。

ラッキーだ!

まず、鈴木さんからいただいた、ベースの役割…

みんなが聴いているメロディは、
「コード」、つまり和音に支えられています。
そして、そのコードは、ルート(コードの中の一番低い音)が
ちゃんと聞こえることによって、くっきりと、きれいに響きます。

そのルートを弾くのがベースの役割!
だからベースが入ると、コードがくっきり聞こえます。

さらに!みんなが聴いている音楽は、
いろんな楽器が、リズムを出しながら、響き合っています。
このリズムをまとめるのもベースの仕事。

このリズムが、きれいに噛み合うと、グルーブといって
心地よいリズムの響きが生まれます。
そう、自然に体が動きだすような…

ベースは、いろんな楽器の出すリズムを、
リズム楽器とメロディ楽器の一人二役をこなしながら
繋いでいるんです。

つまり、ベースは、バンドとボーカルをつないでいる楽器なんです。
だから、たしかに、圭介さんの言うように、
弾き語りの時は「ベースなんかいらないなー」なんて思うかもしれないけど、
いざ、バンドで音を出す時には、ベースがないと、サウンドがビシっとまとまらないんです。
というわけで、ベースという楽器はもちろん
ベーシストは、バンド内の、つなぎ役。
会社でいう総務課みたいな役割。
すべてに目と耳が行き届いていないとできないんだ。
圭介くん、グレートもがんばってるんだよ(笑)

ギターやピアノなどのコード楽器も
ベースがルートを弾いてくれると、
ピアノは左手をルートを弾かずに自由に使えたり、
ギターだって、ルートをベースが弾いてくれていれば、
少々乱暴なプレイでも、カッコよく決まって聞こえるはず!

ちなみに!ライブでベースが抜けたら、一発でわかる。
もちろん、間違えたら一発でわかるのもベース!
これは、ベースという楽器が、それくらい、縁の下の力持ちとして
バンド全体を、ささえているということ。

では、ここで、そんな「ベースすごいな!」って思った曲をお送りします。

誰もコード楽器をジャカジャカ弾いていないのに、
ベースラインとメロディーだけで、
泣ける曲になっているという、傑作です。
僕はこの曲を聴いて、絶対に音楽をあきらめないと決めました。

M. With or Without you / U2

20150930_fm.jpg

さて、フラワーカンパニーズの鈴木圭介さんと、
グレートマエカワさんからの
2つ目のギモン…
『僕、亀田誠治とベースのルーツ』

というものでしたが…

僕ははじめからベースが好きで、
我が家のリビングに転がっていた、
母が通信講座で買った、布製のタータンチェックの
ギターケースのクラシックギターで
ビートルズの「ハロー・グッドバイ」にあわせて
ベースラインを弾いていました。

もう、最初から、ベースが好きだったんです。

でもね、ベースっていう楽器が、もうほんとうに大好きなんだけど、
もう、かれこれ30年以上弾いているのに、
一回も「簡単に」弾けたことがないの。

やればやるほど難しい。
でもだから、今でも弾き続けているんだと思います。

弾き続けていると、
新しい仲間との、出会いがあったり、
自分よりもすごい若手がどんどん出てきて、
ほんとうにワクワクします。
ベースを通じて、ほんとうに、たくさんの人に出会えて、
幸せな気持ちになります。

今でも、ボクが上機嫌で家に帰る時は、
スタジオでベースが上手に弾けたとき。
ライブで、キックとベースがぴったりあって
ズドーンって会場に低音が響いた時もしあわせ!

ベースは音楽にとって、なくてはならないものだけど、
何よりも、ぼくにとってもかけがえのない存在なんです。

圭介くんも、グレートも
ベースを愛でてあげてください!

フラカン年末武道館!応援行くよ!

フラワーカンパニーズ

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さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんからの"音楽に関するギモン"も大募集中です!
僕が皆さんにわかりやすく解説したいと思います。

音楽に関するギモン」は、この番組
「BEHIND THE MELODY」のサイトからお願いします。
皆さんのギモンが集まったところで、
番組でピック・アップしていきたいと思います。

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※明日、10月1日(木)からの「BEHIND THE MELODY FM KAMEDA」は、放送時間が午後1時25分頃に変更になります。あしたもお楽しみに!

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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど
最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 14:02 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2015年09月29日

亀田ロードショー<黄金のメロディ マッスル・ショールズ>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第682回目のテーマは…

亀田ロードショー<黄金のメロディ マッスル・ショールズ>

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僕、亀田誠治が愛して止まない
とっておきの、「映画」と「サウンドトラック」を紹介していく「亀田ロードショー」。
今日、ピックアップする作品は… 「黄金のメロディ マッスル・ショールズ」

20150929_fm2.jpg

アラバマ州テネシー川のほとりにある、人口8000人の小さな町、マッスル・ショールズ。
この小さな町に1960年代に誕生した音楽スタジオ
フェイム・スタジオ、そして、マッスル・ショールズ・スタジオ。

歴史に残るソウルやロックの名曲を生んだ場所となったこれらのスタジオで
当時何が起こり、その中で名曲が誕生していったのか…
プロデューサー、アーティストをはじめとする音楽関係者の貴重な証言によって
構成されているのが、本日ご紹介する映画、「黄金のメロディ マッスル・ショールズ」です。

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ウィルソン・ピケット「ダンス天国( Land Of 1,000 Dances、)
エタ・ジェイムス(テル・ママ)
アレサ・フランクリン(貴方だけを愛して)、
ポール・サイモン(僕のコーダクローム)、
ローリング・ストーンズ(ブラウン・シュガー)、
レイナード・スキナード(スイート・ホーム・アラバマ)
--------------

どうですか?皆さん聞いた事のある名曲ばかりでしょ?
これらは、みなマッスル・ショールズのスタジオで録音されたものなんですよ。

こんな名曲達の生まれた背景、
そこに関わった人たちの現場の声も聞けるこの作品では、
ストーンズのミック・ジャガーやキース・リチャード、
アレサ・フランクリン、
スティーブ・ウインウッド、
ウィルソン・ピケット
U2のボノなどの貴重なインタビューを聞くこともできます。

ただし、実は、この映画で一番スポットが当たっているのは
表舞台に立つアーティストではなく、
2つのスタジオ、そして裏方とも言えるミュージシャンやプロデューサーたち。

まさに歴史的ヒット曲誕生のビハインド・ザ・ストーリーなのです。

音楽好きにはたまらないこの映画の見どころ、
1曲お送りした後でお話ししましょう。

このサウンドが、白人のスタジオミュージシャンによって
演奏されているだなんて、誰も想像できない。
サザン・ソウルが生んだ世界に響くソウルの名曲です。

M. 男が女を愛する時 / パーシー・スレッジ

20150929_fm1.jpg

「FM KAMEDA」、今日は「亀田ロードショー」。
映画 『黄金のメロディ マッスル・ショールズ』 をご紹介しています。

マッスル・ショールズの、その「音」が欲しい… という事だけで、
国内のみならずイギリスからもアーティストがやってきた理由は、

なんといっても、「フェイム・スタジオ」を始めた、
リック・ホールとう人の音楽への情熱が半端なかった。
リックはエンジニア、そしてプロデューサーとして、
スタジオの中でおこる全てのことに、目と耳を光らせ、
ヒット曲を作ることに命をかけたのです。

彼は絶対に妥協しません。何十テイクも録音したと言われています。
新人でも、スーパスターでも容赦しないのです。
「ヒット曲を作るという」使命を持って、常に厳しい姿勢で勝負したのです。

だからこそ、時代を越えて愛される、
強靭な作品がどんどんうまれていったのです。
そして、その情熱はマッスル・ショールズサウンドという、
信頼のブランドを生みました。

「情熱」が「永遠の音楽」を作り上げる。
という見事なお手本ですね。

マッスル・ショールズサウンドと呼ばれる、
タイトでパンチのあるソウルフルな音は、
実は、スタジオの構造上の理由によるところも大きいのです。
せーので、一発録りをしなくてはならないスタジオの構造上の制約が
ミュージシャンの「一丸となった演奏」を生み出したんです。

これは、逆に、レコーディングテクノロジーが発達して便利になった今では、
決してうまれないサウンドです。
まるで、肉弾戦のような「タイトでファットでダイナミックな」サウンド。

このソウルフルなサウンドに、海を越えてイギリスのアーティストが、
そして、世界中のアーティストがあこがれたのです。

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そして、スタジオ専属のスタジオミュージシャンの存在も大きかった。
地元の高校、大学の同級生からなる、白人のミュージシャンが、
(これが、とてもミュージシャンには見えない、そこらへんにいる学生みたいなんです!)
マッスル・ショールズのサウンドを支えていたことも見逃せません。
専属の同じ仲間が、奏でるサウンドが、一つの色となったのです。

レストランや公共の場では、黒人と白人が厳しく隔離され、
まだまだ、強烈な人種差別が根強く残っていたこの時代に
白人ミュージシャンと黒人ミュージシャンが
スタジオの中で、なんの偏見もなく、家族のように語らいながら、
音楽を楽しみながら作っている様子がつぶさに描かれています。

音楽は、黒人と白人の距離を近づけ、人種差別をなくすのに、
たいへん重要な役割を果たしたことは間違いありません。

音楽に肌の色は関係ない。
ウィルソン・ピケットが、「俺の最高にファンキーなサウンドは
白人のバンドがプレイしているんだ!誰も想像できないだろ!?」
と言う時の、誇らしげな顔が全てを語っています!

そして、そんなバンドのメンバーとアーティストが試行錯誤を繰り返しながら
音を出し、その音がやがて一つになり、ヒット曲のエネルギーを授かる瞬間!
この映画は、まさにそんな鳥肌の立つような瞬間を捉えているのです。

映画「黄金のメロディー マッスル・ショールズ」
音楽は、人種や国境を越えて「人」と「人」が生み出す、
奇跡のコミュニケーションだということが伝わってきます。
音楽の素晴らしさに満たされて、
最高に幸せになれる映画です。

今日の亀田ロードショーは、
映画 『黄金のメロディ マッスル・ショールズ』 をご紹介しました。

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この番組、「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから"音楽に関するギモン"をお待ちしています。
今さら聞けないアーティストから音楽用語まで、なんでも聞いてください!
さらに! 皆さんが知りたい・聞いてみたい年代のチャートを振り返る
「BACK TO THE CHART」では、皆さんのオーダーにもお応えします。
あなたのバースデーや記念日、
その時、世の中ではどんな音楽がチャートを賑わせていたのか?
聞いてみたい人は「いつのチャートを知りたいのか?」を、書いて
FM KAMEDAのウェブサイトからオーダーしてください。

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STAFF| 13:17 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2015年09月28日

名曲「ウィアー・ザ・ワールド」の呪い<ゲスト:西寺郷太>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第681回目のテーマは…

名曲「ウィアー・ザ・ワールド」の呪い<ゲスト:西寺郷太>

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亀田:
今日は、スタジオにゲストをお迎えしています、西寺豪太さんです!

西寺:
どうもこんにちは〜。

亀田:
久しぶりです。

西寺:
嬉しいです、はい。

亀田:
2回目ですよ、この番組。

西寺:
そうですね、前回1年ちょっと前。
マイケルの命日の時に呼んでいただいて。

亀田:
はい、豪太さんは、アーティスト、音楽プロデューサー、
さらに作家としてもご活躍です!

西寺:
ありがとうございます。もう5冊出してますね。
作家と言われても否定できません、もう(笑)

亀田:
本日、西寺豪太さんをお迎えしたのは、実は、作家としての側面なんだけどね。
先日豪太さんが出版した本に、僕、亀田誠治、ヒジョーに興味を持ち、
即買いしちゃったんです!(これ!)

西寺:
ありがとうございます。

亀田:
だって、この本のタイトルが… 「ウィ・アー・ザ・ワールドの呪い」。

西寺:
NHK出版新書で発売していただきました。
この番組は人々に愛される曲、メロディーの裏にどんなストーリーがあるのかってねぇ、この番組にピッタリの本ですよね。

亀田:
ほんまですよ、もう〜。

西寺:
今読みながら(笑)
でもやっぱり僕も、「WE ARE THE WORLD FOR AFRICA」って1985年の
マイケル・ジャクソンとかライオネル・リッチーとか集まってきたチャリティーソングですけど、亀田さんとこのWE ARE THE WORLD、クインシー・ジョーンズとかプロデューサーのね、話が出来ると思うだけでも震えてます今。

亀田:
(ふふふふふ)ありがとうございます(笑)
でもこれまさにね1985年て僕が21歳の時、豪太さんはその時は?

西寺:
僕は11歳ですね。

亀田:
でもこの曲のことは覚えている?

西寺:
もちろん。僕が10歳、9歳でマイケル、プリンスあたりからアメリカンポップスにはまってたので、楽しみでした。
これはみんな集まって来たって。知らない方ももちろんいましたけど。

亀田:
1985年に発表されて、ほんとに当時、ものすごい話題になった。
ミュージックビデオも含めて、このUSA FOR AFRICA WE ARE THE WORLD。
何て言ったらいいんだろうね、この名だたるTOPアーティストが、
曲のために、ていうかアフリカ飢餓、救済のために…

西寺:
そうですね、この時ちょうど変な言い方するとブームだったというか、
もともとはイギリスのBand Aid 、アイルランドとイギリスの若いメンバーたちが集まって、エチオピア(アフリカ)の飢饉を救おうと出した「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス」って曲が、それも非常に好きなんですけど、その直後ですよね。
アメリカがやらなくてどうするんだってことで、さっき言った方たちが立ち上がった、結集したということで、世の中的にわっしょいわっしょいというか、85年はライブエイドがあったりとかつながっていく、チャリティーとミュージシャンとかみんなが集まってくるという一つの象徴みたいな年でしたね。

亀田:
そして、この本の中にも書かれているんだけれど、
ブラックミュージックと白人たち、そことの関係が終結するっていう、ほんとに記念碑的な作品なんですよね。

西寺:
そうですね、スティービー・ワンダーとかマイケル・ジャクソン、
それからライオネル・リッチーていうのはモータウン・レコードっていう、日本でいうとジャニーズに近いと思うんですけど、

亀田:
たしかに。

西寺:
レコード会社より事務所がでかいというかファミリー感があって、彼らもJ-FRIENDSとかやってたじゃないですか。
スティービー、マイケル、ライオネル、ダイアナロスとかが集まるのは別にそんなにおかしなことじゃなかったんです、よくイベントやったり。

亀田:
たしかに。

西寺:
そこにボブ・ディランとか…

亀田:
ケニ・ロジャース!

西寺:
ああいう大物とか、ポール・サイモンとか!

ビリー・ジョエルもわりとあの中では地味なんですよ、あの中では。

亀田:
そう!

西寺:
それで、ヒューイ・ルイスとかシンディ・ローパーとか白人のアーティストが入ってきたのが、(あとブルース・スプリングスティーンとかね)、そういうのが意外性があるっていうか、そんな感じのイベントだったんですよね。
ただ今までは白人主導で仕切られてきた音楽業界が、黒人主導のプロデューサー、
クインシー・ジョーンズの下で行われたことがすごく画期的だったということが主に最初に書いてあるんですけど。

亀田:
これちょっと話してると聞きたくなってきちゃって、ちょっと1回聞こうかな(笑)

M. WE ARE THE WORLD / USA FOR AFRICA

亀田:
WE ARE THE WORLD 何度聞いてもいいですね。

これさ、すごい曲ですよね。

西寺:
やっぱりね、もちろん好き嫌いをよくいう有名な曲なんで、
かけまくられてる曲なので久しぶりに聞いた人もいると思うんですけど(笑)
WE ARE THE WORLDよりもたとえばBand Aidの「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス」の方が好きだったとか平坦な曲だっていう人も多いんですけど、やっぱりそれは意図的に作られた、そういう風なことを狙ってクインシー・ジョーンズがマイケルやライオネルに指示だしてるっていうのも…

亀田:
何でしたっけ、ライク・イエスタデイって言葉を豪太さんが書いてて。

西寺:
そうなんですよ、だからイエスタデイとか明日に架ける橋とかレット・イット・ビーみたいな曲を若い天才黒人音楽家に言明するんですけど、(クインシーがね)、
全部白人の歌じゃないですか。それでやっぱりモータウン的なものじゃない、もっと広い全人種に分りやすいものを作ろうって頑張ってたのがすごくわかりますし。
僕ね、亀田さんにも聞きたいんですけど、クインシーぽくあるようでない曲だと思うんですよ、プロデュースのサウンド的に、これクインシーがデイヴィッド・フォスターを相当意識してるんじゃないかって思ってて、サウンド的に。

亀田:
なるほど!当時も西のクインシー東のデイヴィッド・フォスターみたいな。

西寺:
だからメンバーに(本にも書いてますけど)、16で叩くなとか平坦にしろってドラムにもベースにも、徹底的にシンプルに簡単にしろって言って、やっぱりデイヴィッド・フォスターさんてすごい人ですけど、好き嫌いもあるじゃないですか。

亀田:
あると思います。

西寺:
デイヴィッド・フォスター的なちゃんとしてすぎてるというか。

亀田:
計算されたというか、ほんとに破綻しないんだよね、AORていうかね。

西寺:
だからクインシーってジャズで出てきたり、そのあとヒップホップやったり、いろいろエッジな部分がある人だけど、クインシーも若い2人に言っただけじゃなく、自分もやんないと思って、自分の好き同士でやるんじゃなくて、出来るだけみんなにウケるようにっていうのを考えたんじゃないかなって思うんです。

亀田:
まずはこのUSA FOR AFRICAっていうのもあるんだけど、まずはアメリカ全部を一つにしようっていうクインシー意図があったと思うんです。

西寺:
だからそこは若いやつに言うだけじゃなくて、ここでちゃんとやらないと、やっぱり黒人音楽よりすぎるよねっていうので終わっちゃうんじゃないかっていうのを危惧してたと思うんです。亀田さんは、クインシーもこの前トリビュートで来られた時に責任者として統括されてましたしね。

亀田:
デイヴィッド・フォスターもインタビューしたことあります。
でもこれね面白いことに、80年代中盤くらいからクインシーは積極的に、デイヴィッドが一緒にやってるスタジオミュージシャンたちと一緒にやるんですよ。今やクインシー・ジョーンズ・バンドメンバーっていうのは、ほとんどデイヴィッド・フォスターと一緒にやってるメンバー。

西寺:
なるほど〜。

亀田:
ドラムのジョン・ロビンソンだったり、ベースのネイザン・イーストだったりとか

西寺:
まぁ、ジョン・ロビンソンはそもそもルーファス…ですもんね。だからチャカ・カーンをプロデュースしたり。

亀田:
お互い刺激し合ってるっていうか

西寺:
あそっか両方やってたんですね。

亀田:
西海岸のあの部分で、スタジオセッションして刺激し合ってる部分っていうのはあるんだと思う。お互い取り合ってると思うよ"え〜何、ベースネイザンじゃないの!"とかね。

西寺:
ファーストコースね"俺の言うことを"まず呼んだら来てねっていうか。
だからやっぱりそこが闘いというかこの1曲の中にいろんな人の一番すごいとされてる人ばっかりが集まってきてるんで、その辺のヒリヒリしたところもこの本の中には書かれてるんですけど。

亀田:
いやぁ〜、一つの曲をこれだけ語れるだなんて!

すごいよ、これだけのビハインド・ザ・ストーリーがあるってことでしょ、
「WE ARE THE WORLD」に。

西寺:
そうですね、是非本も読んでもらいたい。

亀田:
改めてね、この曲のすばらしさを実感しました。
「ウィ・アー・ザ・ワールドの呪い」NHK出版新書から、みなさん是非読んでください。
僕はほんとですよ、受験生の参考書みたいになってるもんね。

西寺:
ほんとにありがとうございます(笑)

亀田:
読んでみます!

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そして実は、西寺さん、つい先日、もう1冊発表したっていう。

西寺:
そうなんです、2ヶ月連続で本出しちゃって(笑)

亀田:
ちょっとちょっと(笑)

西寺:
プリンス論っていうんですけど、これは1年くらいかけて書いてまして、
新潮社から新潮新書から出るんですけど、これまたプリンスがニューアルバム出したばっかりでちょうどタイミングが合って、面白い本なので是非読んでください。

亀田:
僕も読み込んで、受験生の参考書のようにします(笑)

西寺:
ありがとうございます。

亀田:
さらに豪太さんはご自身のバンド、ノーナリーブスのライブも決まっています。

西寺:
12月18日に1999年から毎年続けてるノーナとヒッピークリスマスというライブがあります。渋谷CLUB QUATTROであります。12月18日金曜日、来てください!

亀田:
はい、こちらも楽しみです。今日は、今日は、「ウィ・アー・ザ・ワールドの呪い」の著者、
西寺豪太さんをお迎えしました。
面白い話ありがとうございました。

西寺:
ありがとうございます。

20150928_fm.jpg

【西寺郷太】
★「ウィ・アー・ザ・ワールドの呪い」NHK出版新書から発売中!
★つい先日、もう1冊発表!プリンスに関する本「プリンス論」は新潮新書から発売中。

【ノーナ・リーヴス】
★12月18日(金):「"ノーナとHiPPY CHRiSTMAS 2015"」@渋谷CLUB QUATTRO

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STAFF| 20:52 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2015年09月24日

クイズ!カメオネア〜今、話題のあの人! 編〜

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第680回目のテーマは…

クイズ!カメオネア〜今、話題のあの人! 編〜

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月に1度の恒例企画、「クイズカメオネア〜今、話題のあの人!! 編〜」。

今回のカメオネアは今年の顔となるであろう、
海外で今、ノリにノってるミュージシャンにまつわるクイズです!
(誰かな??)

問題は3択です!
あなたは何問、正解できるかな?
早速、一問目いきますよ!
「クイズカメオネア」スタート!!!!!!

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映画「ワイルド・スピード SKY MISSION」に起用され、大ヒットした
この「シー・ユー・アゲイン」を手がけるのは、
超注目の新人シンガー・ソングライター『チャーリー・プース!』
ニュージャージー州出身、バークリー音楽院卒業の24歳。(若い!)
11月にはデビューアルバムのリリースを控え、ますます話題となること間違いなしの
チャーリー・プースですが、実は超ミーハーな一面も…。

あるレストランでレコード契約の話をしていたチャーリー・プース。
真剣な話をしていたのですが、自分のすぐ近くに、ある憧れのミュージシャンが座ったことで頭が真っ白になったとか…
チャーリーの気を動転させたミュージシャンとは次のうち誰になるでしょう??

A メーガン・トレイナー (まさかこの出会いでコラボが実現!?)

B ポール・サイモン (ニュージャージー州出身の大先輩!)

C ハリー・スタイルズ (1Dのハリー!チャーリー・プースより年下だけど…)

ファイナルアンサー?

正解は…C ハリー・スタイルズ

え〜意外!!1Dのハリーでした!
その時のエピソードをこう語ります。

「このディナーでは僕のレコード契約について真剣に話しあわなきゃいけなかったんだけど、あのハリー・スタイルズがやってきたんだ!!僕はワン・ダイレクションの大ファンだから…『今、僕は一体何をしているんだろう?』って感じだったよ。」

興奮のあまり、『ハリー・スタイルズいた!』と
ツイートしてしまったチャーリー・プース。
あっという間に、ハリー・スタイルズ目当てに
パパラッチが集まってしまったとか…!!
これ、あかんやん!!!
実は超〜〜〜〜〜ミーハーなチャーリー・プースのエピソードでした!

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ニューアルバム『Beauty Behind The Madness』が大ヒット中の
ザ・ウィーケンド(The Weeknd)。
アルバム曲のほとんどがビルボードチャートTOP100入り、
まさに快進撃中のザ・ウィーケンドですが、彼の名前にまつわる問題です。

ウィークエンド。まあ「週末」という意味ですが…。(誰でも知っていますよね。)
彼がこの名前をアーティスト名にした理由は次のうちのどれになるでしょうか?

A 高校を中退し、家を出た日が週末だった。

B 働きながら、週末のみ音楽活動をしていたから

C 「週末」=「休み」なので、なんだか良いイメージがあるという理由から

正解はどれになるでしょうか??
答えは一曲聴いたあとです!

M. Can't Feel My Face / THE WEEKND

20150924_fm.jpg

正解はどれになるでしょうか??

ファイナルアンサー?

正解は…A 高校を中退し、家を出た日が週末だった。

名前の由来について、ザ・ウィークエンドはこう語っています。
「17歳の時に高校を中退して家を出た。友達のしょぼいバンで、とある週末に家出した。それから家に帰ることはなかったよ。当時、自分の名前が嫌いで、ザ・ウィークエンドってステージ・ネームにしたんだ」。

ちなみに、ウィークエンド週末のスペルは W、E、E、K、"E"、N、D ですが、
ザ・ウィーケンドはKの後の"E"がないんです。W、E、E、K、N、D なんですね。
So Coooool !!!!!!!!!!!!!!!!!
この理由は、すでにカナダにThe Weekendってバンドがいたからだそうです。

---------------------

では、最後の問題!!

今年、14週全米1位に輝いたこの大ヒット曲
「UP TOWN FUNK」を生み出したのが、
天才プロデューサーのマーク・ロンソン。彼の曲作りにおいて、
最も影響を与えた人物は次のうちの誰になるでしょうか??

A マイケル・ジャクソン

B スティービー・ワンダー

C ポール・マッカートニー

正解はどれになるでしょうか??

ファイナルアンサー?

正解は…B スティービー・ワンダー

そうなんです!アルバムでもスティービーとコラボしてますね。
ピアノを習い始めたとき、スティービー・ワンダーのピアノ本を買って、
練習したというマーク・ロンソン。

「彼の音楽はどんなときでも聴いていられる。誰かに『君の音楽を聴いているとハッピーになる』って言われると、はっとするんだ。だから、僕はこの仕事をやってるんだ!僕にとっては、スティービーがそうなんだよ!」

と語っています。
ヒットの影には憧れの人、スティービーがいるんですね。

---------------------

「クイズカメオネア」

あなたは何問、正解しましたか??
来週の月曜日は、
あの名曲「ウィアー・ザ・ワールド」の呪いについて、
ゲストに西寺豪太さんを迎え、この謎を考えます。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
来週もお楽しみに!

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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど
最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 13:23 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2015年09月17日

sébuhirokoさんを迎えて音楽談義<2日目>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第679回目のテーマは…

sébuhirokoさんを迎えて音楽談義<2日目>

====================

スタジオには今日も、この方をゲストにお迎えしています。
シンガーソングライター兼 劇伴作曲家、sébuhirokoさんです!

sébuhiroko:
よろしくお願いします。

亀田:
よろしくお願いします!
sébuさんは、昨日ミニ・アルバム「WONDERLAND」をリリース!おめでとうございます。
これまでもシンガーソングライターとしての作品をリリースしてきていますが、
今回の「WONDERLAND」には、どんな想い、気持ちで臨まれたのでしょうか。

Sébuhiroko:
毎作想い入れはあって作っているんですけど、
デビューから5年経って、色んな盤を試行錯誤していて
「自分は何がしたいのか」悩んでいたことがあって。
それで前作から色々考えて自問した時、
ピアノの添え物ではなく「歌いたい」と思ったので、
自分の再スタートとして盤を作りたいと思って、作りました。

亀田:
ガッツリ歌もの、て感じがしますもんね。
知り合った時、“劇伴作曲家"のイメージが強かったから、
そういう世界を構築しているのかと思ったら
筋が通った歌ものになっていて、すごく驚きました。
ちなみに、自分のための曲は書き溜めてるんですか?

Sébuhiroko:
「作曲家」とご紹介いただいて難ですが、
曲作るより鍵盤を弾いている時が一番楽しいんですよ。

亀田:
鍵盤を弾いている時にポロポロと弾いたのが曲になっちゃったりするってこと?

Sébuhiroko:
あまりそれもなくて、曲作るときは
「そろそろ曲をかかないとな」と思って書く、みたいな。

亀田:
映像につける劇伴の時に作った曲の断片が
自分の音楽に使われることはあるんですか?

Sébuhiroko:
そういう知的なやり方をしていないかもしれないです。
弾いたそばから忘れて行っちゃうから、
あまりそういうことが出来なくて…。

亀田:
格好良い!!マジで!!
僕なんかは色んな物を書き留めてストックするんですけど、
枕元に五線紙おいてありますもん。
それこそ僕も忘れちゃうってことなんだけどね。

Sébuhiroko:
それの方が格好良いですよ!
でも、書かなきゃ忘れちゃいますね。

亀田:
そしてこのアルバムには、ベーシストのハマオカモトくんや、
ドラマーのあらきゆうこさんなども参加されていて、
新世代のミュージシャンが沢山参加しています。
これは、彼らとの交流があって?
「このプレイをしてほしい」と声をかけているんですか?

Sébuhiroko:
元々今回参加してもらった皆は交流のある人ばかりなんですけど、
自分で曲を作っている時に、だいたい「こういう風にしたい」というイメージがあって、
それに一番当てはまるプレイヤーに声をかけて、って感じです。

亀田:
それは一番大事だね。
僕も自分のレコーディングは基本そのやり方なんですけど、
みんな僕の周りの人が気を揉むんですよ…。
でも、ここをこだわらないと、
やっぱり作っているsébuhirokoさんの音楽になるからね。
こういうところがアーティストsébuhirokoの魅力だと思います。
だから表現のストライクゾーンが広いというか、
多くの人に繋がっていくんだと思う。

Sébuhiroko:
人に恵まれていることが一番幸せだと思います。

M. Lost Highway / sébuhiroko

20150916_fm.jpg

亀田:
曲を作るときはデモテープを作るんですか?

Sébuhiroko:
デモを渡したところで、あとはご本人の
もっとすごいプレイに期待する、って感じです。
絶対もっと格好良くしてくれると思って呼んでいるので。

亀田:
音楽からポジティブなエネルギーを引っ張りだす。
だから映像音楽も出来るし、
アーティストとして自分の作品を作ることが出来るんだと思います。
すごいと思う!
そしてsébuhirokoさんは
10月21日に、渋谷のWWWで
「sébuhiroko The Soft Hell Club special 燃えるワンダーランド篇」を開催します!
…どういうことですか???

Sébuhiroko:
地獄、なんですけど、始めHell Hell言ってて、
そしたら、何かを食べていた時に
『ソフトシェル』から『ソフトヘル』で良いんじゃない?みたいなアドバイスを受けて。

亀田:
確かに、ソフトがつくだけでガーリーな感じになりますね。
アーティスト・プロデューサーとして
ライヴの演出や企画も考えるんですか?

Sébuhiroko:
普段は色んな人とやって、そのバンドでどう演奏するかで
いっぱいになっちゃうんですけど、
今回からは色んな所に「自分がどうしたいか」を突っ込んでやってきたので、
ライヴ演出も、音楽以外のところもこだわっています。

亀田:
そういった意味でも「作品を作る」というのは大事なことなんだね。

Sébuhiroko:
そこからインスパイアされて、次があって、というのがあると思います。

亀田:
あ!いい話!
僕もメモして座右の銘にします!
次回はぜひ、セッションしましょうよ!

Sébuhiroko:
ぜひ!

亀田:
「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
2日間にわたってsébuhirokoさんをお迎えしました。
どうも、ありがとうございました!

Sébuhiroko:
ありがとうございました!

【sébuhiroko】
★ニューアルバム「WONDERLAND」リリース!
★10月21日、渋谷のWWWにて「sébuhiroko The Soft Hell Club special 燃えるワンダーランド篇」開催!

20150917_fm.jpg

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STAFF| 18:46 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2015年09月16日

sébuhirokoさんを迎えて音楽談義<1日目>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第678回目のテーマは…

sébuhirokoさんを迎えて音楽談義<1日目>

====================

今日と明日の2日間は、この方をゲストにお迎えします。
"シンガーソングライター兼 劇伴作曲家"の、
sebuhirokoさんです!

sébuhiroko:
よろしくお願いします。

亀田:
シンガーソングライター兼 劇伴作曲家!そんなsebuhirokoさんの
プロフィールを簡単にご説明すると…
滋賀県出身。
19歳の時、パリの「エコール・ノルマル・音楽院 映画音楽作曲科」に留学。
そこで「イングリッシュ・ペイシェント」「ベティー・ブルー」「善き人のためのソナタ」など
多くの音楽を手がける作曲家ガブリエル・ヤレド氏に師事します。
その後、音楽院を首席で卒業!
日本に戻ってからは、CM音楽や、映画・ドラマのサウンドトラックを数多く手がけ
最近では、おととい最終回を迎えた月9ドラマ「恋仲」の劇中音楽も手がけています。

そもそもsebuさんがキーボード(ピアノ)に触れたのは?

sébuhiroko:
3才くらいの時の音楽教室ですね。
まぁやりたいっていうか親がやれって言った…
みたいな感じです。

亀田:
どちらかというと、やりなさいと。

sébuhiroko:
そうです。

亀田:
でも本格的にピアノに向ったキッカケは?

sébuhiroko:
それはやっぱり小学校1年生の時、一応その専門クラスみたいなものがあって、
それの試験に向けて、それからそこに入って、ちょっときつめの練習なんですよ。
そこでちゃんとやり始めた感じです。

亀田:
でもいやでいやでしょうがなかった感じの言葉は出てこなかったですね。
よく聞くじゃないですか、何か"習っててつらくて…"みたいな
お好きだったんですねきっと。

sébuhiroko:
そうですね、何かあんまりその教材通りに弾くのも好きじゃないんですけど、
触るのは好きだった。

亀田:
そういった意味では音楽的に恵まれていたっていうか育てられたんですね。

sébuhiroko:
そうですね、あまり覚えてないけど音楽が楽しかった。

亀田:
音楽が楽しかった。はぁ…すごくいい言葉ですね。
子供ながらにってことでしょう?

sébuhiroko:
そうです。うん。

亀田:
そして?日本で大学に通ったけれども、パリのエコール・ノルマルに
もう1回行きなおすという?

sébuhiroko:
英語音楽の作曲をしたかったので、それの専門の学校を探してた時に、
アメリカのジュリアードかベルギーの学校か、そのエコール・ノルマルしか
その時の環境で見つからなくて、まぁその中で本当はジュリアードに
行きたかったんですけど、アメリカは親に反対されて、怖いって言って(笑)
で、フランスに。

亀田:
ニューヨークは怖いと(笑)気をつけた方がいいかもって。
パリに行きなさいって(笑)

sébuhiroko:
そう(笑)小さい時からピアノばっかりやってたので、
急に、突然、生まれて0才から生きるみたいな感じだったんですよ。
一人暮らしで急に何もないし言葉もわかんないみたいな感じだったので、
人としての根本形成するところの、もう1っ回やり直しみたいな感じがあるので、
音楽以外の性格とかも結構そこで作られた感じがありました。

亀田:
なるほど、それが20歳くらいの時にもう1回こう、おぎゃーと生まれ変わるって感覚。

sébuhiroko:
そんな感覚があります。

亀田:
でもそれがきっと今のsebuさんの音楽に生かされていると思いますよ。
まだまだ、sebuhirokoさんのこと、うかがっていきたいのですが、
その前にここで1曲…本日リリースになりました!
ニューアルバム「WONDERLAND」から… 何にしましょうか?

sébuhiroko:
ちょうどミュージックビデオを録った、
「君のほんの少しの愛で」というのを聞いていただきたいと思います。

M. 君のほんの少しの愛で / sébuhiroko

20150916_fm.jpg

お送りしたのは、本日発売、sebuhirokoさんのミニ・アルバム「WONDERLAND」から
「君のほんの少しの愛で」でした。

亀田:
かっこいいっすね〜。このコード感!ほんとに何かねぇ、Sebuカラーっていうのが、
僕は大好きです。しかもこれSebuカラーって、
よその現場に行っても出てるよね。キーボーディストして参加してても。

sébuhiroko:
そうですね、何かそうなっちゃう。何でなのかわからないんですけど。

亀田:
そこがほしくてきっと他のミュージシャン、例えばチャットモンチ―さんとか
Sebuさんのこと呼んでると思うんですけど、やっぱりベースになっているのは、
TVや映画のサウンドトラック、今週ね、月曜日に最終回を迎えたドラマ「恋仲」、
映画「だいじょうぶ3組」「ストロボ・エッジ」
この映像につける音楽ってやっぱり独特のマナーとかあると思うんですよ。

sébuhiroko:
そうかもしれないです。

亀田:
それはどうやって向き合ってるんですか?

sébuhiroko:
私の中でナチュラルに音楽と接している時って、昔から映画とか好きなんですけど、
映画音楽って感じだったので、そっちの方が普通って感じで、やっぱりだから、
歌の曲?ポップスって全然聞いてなくて、それは禁止の家庭だったので…

亀田:
ポップス禁止!俺なんか住めなかった家だ(笑)誠治さん出ていきなさいって(笑)

sébuhiroko:
だから大人になってからポップスってすごい!みたいな。
何これ、みたいな感じでしたけど、まぁクラシックとかしか聞けなくて、
サントラはこそこそ好きすぎて聞いてたみたいな感じなので、
逆にいうとそこからポップスとか作るようになって、
すごいマナーが違うなってことに気付いたっていうのもありますね。

亀田:
ちょっと普通のミュージシャンとちょっとやり方が違うんだね。なるほど!
必ず映像を観て音楽って付けるんですか?

sébuhiroko:
本当はそうだと思って、すごい映画音楽やりたかったんですけど、実際半分以上、
映像はないし、絵コンテもない時あるし、っていうことが多くて、
実際の映像観れる時はラッキーな時っていうか。

亀田:
なるほど。っていうことは、シーンの部分を想像して音を付けてく?

sébuhiroko:
そうですね、あと私がいつも聞いてるのはキャストさんを聞いて、
キャストさんの写真を自分でネットで探して、もちろん知ってる人もたくさんいますけど、
それでその写真を目の前に貼って、
この人が演じるところの左右上下をはみ出ない枠でどこまで幅広く出来るかみたいな
ことを考えて作ってたりする。

亀田:
なるほど。じゃ、恋仲でいうところの福士蒼汰さんとかって超幸せだね。
Sebuさんの思いも100%受け止めた音楽が付いてきてるってことでしょう?

sébuhiroko:
そうですね(笑)

亀田:
は〜。

sébuhiroko:
何かあの関係図みたいなのを貼って、大原桜子さんも、

亀田:
恋に落ちてとかね、サクちゃんもその中にいて?

sébuhiroko:
その中にいました(笑)

亀田:
でもそういう想像力がないと何もないところに音楽って付けられないですもんね。

sébuhiroko:
それ難しい時あります。

亀田:
これ例えば締切とかで大変なこととかありそうな気がするんですけど
実際のところどうなんです?

sébuhiroko:
私って劇伴作家だけど、すごい職業作家っていうよりはちょっとアーティストの
人に頼んでる雰囲気もあって依頼を受けてるので、
きっと甘くしてくれてるところもあると思います。私には言わないですけど。

亀田:
なるほど。

sébuhiroko:
でも、自分がシンガーソングライターの活動してて思うのがアーティストの方が
締切に間に合わないって言ったらちょっと許してもらえそう。
やっぱりそのプロジェクトの中でやっぱりアーティスト、歌う人って偉かったりするけど、
そうじゃないんですよね、劇判とかって、やっぱり演じる人がいてプロデューサーさん
も監督さんもいるからそういう立場としては、

亀田:
締切守らなきゃあかんですねこれは(笑)
やっぱりチームプレーで作り上げてくものってところありますもんね。

sébuhiroko:
そこが楽しい。

亀田:
チームで仕事して物を作り上げていくとたくさんいろんなことが起こって、
あ〜も〜大変とかみたいなこともあるけれども、やっぱりチームで動いて作品が出来て
世の中に届くときこれは幸せですよね。
だからSebuさんも音楽に愛情をもってすごいと思います。

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
明日も引き続きsebuhirokoさんをお迎えします。
よろしくお願いします!

sébuhiroko

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STAFF| 15:26 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2015年09月15日

ビールのCMに、なぜミュージシャンは使われるのか!?

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第677回目のテーマは…

ビールのCMに、なぜミュージシャンは使われるのか!?

====================

1958年、現在のアサヒビールが日本初の缶ビールを発売しました。

さあ、今日のFMKAMEDAでは「ビールのCMに使わる曲」にスポットを当て、
ビールと音楽、どんな共通項があるのか、
さらにどうしてミュージシャンはビールのCMに起用されやすいのか、
そんなことを探っていきたいと思います。

まずはどんなCMがあったか思い出してみましょう!

---------------------

♪気分爽快/森高千里

「アサヒ スタイルフリー」には森高千里さん。
20年前にもアサヒビールのCMソングとして起用された、
「気分爽快」、が今年、20年ぶりにCM曲に使用され、ご本人も出演し、話題に。

---------------------

♪ステージの魔物 /福山雅治

「アサヒビール スーパードライ 」
スーパードライといえば、福山さん。
8000人の観客と乾杯するCMはインパクト大!
こちらのCMは、いつもサポートミュージシャンも、チラっとフィーチャーされていて
業界でもいつも話題です!!!

音楽を大事にしている感じが伝わってきます。

---------------------

♪パリの痴話喧嘩 / サザンオールスターズ

「サッポロ プレミアムアルコールフリー」
桑田さんが妻役の女性からラリアットを受けて吹っ飛んでしまうというストーリー。

---------------------

♪渚のバルコニー/奇妙礼太郎

SUNTORYの「オールフリー」のCM歌唱を担当。
松田聖子さんの『渚のバルコニー』に続き、
最新CMで『瞳はダイアモンド』『白いパラソル』をカバー。

---------------------

たくさん、ありますねビールのCM曲。
さあ、一曲聴いた後、ビールと音楽の共通項、紐解いていきます!

M. VOLARE / Gipsy Kings

20150915_fm.jpg

この他にもトータス松本さん、奥田民生さん、斉藤和義さんなどなど
ビールのCMにミュージシャンが出演する訳はずばりどうしてでしょうか?

お答えしましょう。

ビールという飲料のイメージは「開放感」「爽快感」です。
仕事が終わって「おつかれー!」な感じ、
アウトドアに繰り出して「いえーい!」な感じ、
鍋をかこんで「かんぱーい!」な感じ、

そう!「おつかれー!」「いえーい!」といえば、
普段から打ち上げ慣れ(?)している、ミュージシャンが見事に
シンボルとして機能するのです。

この、開放的なパーティー感を演出するのに、
ビールという、生活に密着した、フレンドリーな商品を
有名ミュージシャンが、楽しげに、リラックスして、自然体で飲んでいる姿に
見ている人は、「よっしゃ!うちらも飲もうかな!」と連鎖反応するんですね。

そう、ビールを飲んでいるミュージシャンの姿に、背中を押してもらえるんです。

そして、コンビニやスーパーで、いろんな種類のビールが並んでいるのを見て、
「あのCMで、あのミュージシャンが、あんな表情見せていたなあ。」
という記憶が「音楽と一緒に」甦るんです!
こうなったらCMとしては大成功!

ちなみに、多くのミュージシャンは役者ではないので、案外不器用です。
でも、この「ビールを喉を鳴らして飲む」。
という一連の動作なら、ごく日常的な動きなので、簡単にできます。
(特別にレッスンとか、リハがいらないんですね。)
というわけで、ビールのCMはミュージシャンにとっても、
無理なく自然体で出演できるCMというわけです。

さらに、ビールのCMは未成年者ではなく、大人の視聴者がターゲットという点も、
起用するミュージシャンや楽曲に現れています。
たしかに、福山雅治さん、トータス松本さん、奥田民生さん、斎藤和義さんなどは、
その背中から、その素顔から、この人の人生素敵だな…と思える、
40代の「かっこいいミュージシャン」像が見えてきますもんね。
若いミュージシャンから、40代、そして、桑田さんから、矢沢永吉さんまで
どの年代にも、ミュージシャンの歩いてきた道のりに
ぴったりと寄り添えるのが、ビールのCMというわけです。

ところで、ビールはここに来て、さまざまな商品が出ています。
CMの雰囲気でいうと、たとえばノンアルビールは「ゆるめ系」で
普通のビールは「爽快感」「力強さ」(キレ味を表現?)になっていますね。
さらに、ビールは、夏、秋、冬、など季節によってもさまざまな展開がなされます。

このように、さまざまな商品のバリエーションのあるビール飲料のCMは、
時に躍動的に、時に落ち着いた雰囲気で…
作り手側としても、ミュージシャンのパブリックイメージや、そのキャラを生かした
CMを作ることができるということです。

これは、アーティストにとっても企業にとっても、両方に美味しいwin winの法則。
そして、視聴者にも美味しい!!!!まさに、win win winの法則ですね!

さあ、これからは食欲の秋がやってきます!
みなさんもビールを片手に、そのCMに出ているミュージシャンや
音楽のことを思い出してみると、さらにビールが美味しくなるかも!!!

------------------------------

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日は、今、大活躍のシンガーソングライターSebuhirokoさんをお迎えしお届けします。
お楽しみに!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 14:00 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2015年09月14日

激甘ラブソング!

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第676回目のテーマは…

激甘ラブソング!

====================

突然ですが、今日、9月14日、何の日だかご存知ですか?
女性から別れを切り出しても良い日=「セプテンバー・バレンタイン」、
て呼ばれてですって!!
(これって今の時代、割と普通というか?)
(なんか、歌のタイトルになりそう!)

そして、もうひとつ「メンズバレンタインデー」という日でもあって
「男性から女性に"下着"を送って愛を告白する日」なんですって。
(3/14のホワイトデーから半年…なるほど)

そんな「愛」にまつわる日、でもある本日9月14日の「FM KAMEDA」では
強烈な愛を歌った名曲を集めてみたいと思います。
名付けて「激甘ソング!」

♪I'll Make Love To You / Boyz鵺Men

ボーイズ・トゥ・メンの「I'll Make Love To You」。
良い子のみんな、「make love」の意味は、自分で辞書で調べてね!!

"君が望む通りに 身体ごと愛してあげるよ"
と、かなり直接的なことを歌っているこの曲。
日本語ではちょっと歌にしにくいかもしれませんが
1994年、全米チャートでは連続14週ナンバーワンを記録した特大ヒット曲です。

♪Sexual Healing / Marvin Gaye

ソウルの名曲からもうひとつ。
こちらはマービン・ゲイ、1982年のヒット曲「セクシャル・ヒーリング」。
"今夜は生まれたままの姿で愛し合おう"って…(激甘!)
セックスシンボルとしての人気を誇っていたマービン・ゲイは
「What's Going On」のようなメッセージソングも歌う一方で
こんな濃厚な、激甘なラブソングも歌っています。

♪You're Beautiful / James Blunt
"君はきれいだ きれいだよ"

「激甘!!!」
この曲も大ヒットしましたね、
ジェイムス・ブラントの「ユア・ビューティフル」。
一聴すると美しいラブソング、激甘なラブソングに聞こえますが、
この曲、別れた彼女が他の男性といる所を地下鉄で見かけ、
それでも思いを寄せる… そんな切ないラブソングなんです。

これに似た例では
ポリスの「見つめていたい〜Every Breath You Take」という曲もあって
邦題も「激甘」ですね!
こちらも全世界的にヒットした美しいラブソングではありますが、

実はスティングが最初の奥さんとの別れの後、書いた曲。
思いを寄せる、というよりも「嫉妬」と「未練」を歌った曲で、
実際は「見つめていたい」んじゃなくて、君のことを「監視していたい」
という意味合いなんです。
(ちょっとアブないですね 甘過ぎるとキケン!)

それでは、ここで…
極めつけの美しいラブソング、激甘ラブソングを1曲お送りしましょう。

M. You Are So Beautiful / Joe Cocker

20150914_fm.jpg

「激甘!!!」
昨年なくなったジョー・コッカーの「You are so beautiful」
こんなに何度も「君は美しい」って言われたら、
いったい女性は、どうなっちゃうんだろう!
ていうか、J-POPには、こういった「激甘ソング」が、ないと思いませんか?

そうなんです!欧米のラブソングは
日本のラブソングに比べて基本的に「甘い」んです。
なぜこんなにも「激甘」なのか!?

お答えしましょう!!

英語には、「愛」を意味する言葉は「Love」しかありません。
日本語なら「愛」を意味する言葉は、「好き」→「恋」→「愛」
など、さまざまな「男女」の距離感を表現できるのですが、
英語だとそれができないんです。
「Love」という一言で、情景を展開していかなくちゃならない。

となると、「愛」の種類を、行為の深さで表現するしかないわけで、
その行き先にmake loveや sexual healingなどの、
激甘な表現が待ち構えているわけ!

さらに、キリスト教からはじまる、
誰もが、神の子であり、神に守られているという人生観も大きいかも。
愛する行為は、ごく自然なこと。
恥ずかしい行為ではないのです。

さらに、日本人は「周りからどう見られているか?」
と気を使います。ですから、男女が人前で、いちゃいちゃするのを
ためらう傾向があります。

ところが、欧米では、「自分がどう思うか?」が優先されます。
ですから、音楽の中でも「愛」を「ありのまま」に表現するので
激甘の可能性が高まるんです!

さらに、古くは中世の騎士道から生まれた、
レディ・ファーストの価値観が、
女性に対して、心だけでなくカラダも使って、
徹底的にやさしく接する男性像を理想としています。
イヤらしいとかそういう概念にならないんですね。

とはいえ、洋楽でも、たとえばラップやオルタナなどで、
あまりにも過激な表現をしているものには、
年齢制限のR(restricted)指定や、
保護者の確認が必要なPG(parental gauidance)
指定などが明確に表示されています。
「ここまではよし。ここからはダメ」というラインを
しっかり作ってあるんですね。
でも、どちらかといえば、暴力やドラグなどを
扱ったものに対しての制限が多いですね。

というわけで、激甘のレシピは、
あくまでも「愛」の表現のためにあるんです。
「男女の甘〜い関係」を演出するために
「激甘ソング」が歌われるということをお忘れなく!

---------------------------

「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
明日は、ビールにまつわる曲、CMソングやアーティストに
どんな関係があるのか? 探ってみたいと思います。

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 22:15 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2015年09月10日

もしも楽譜が読めたなら…

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第675回目のテーマは…

もしも楽譜が読めたなら…

====================

「もしも〜楽譜が〜書けたなら〜♪」

音楽をやっているといっても、みんなが楽譜を読めたり
書けたりするわけではありませんよね。
実際、楽譜の読み書きができない
プロのミュージシャンだってたくさんいます。
(でも、素晴らしい声や、曲や、
歌詞や演奏があれば、感動することができるんです!)

まさに、たかが楽譜、されど楽譜!
もしも、楽譜の読み書きができたなら、
音楽がもっと楽しくなるのかも!??

ということで、今回のFM KAMEDAは、
"楽譜"をテーマにお送りします。

とはいえ、楽譜を一から勉強するのもなぁ…
というアナタ!!朗報です!
IT技術が進歩し続ける昨今!楽譜がよめないという人に、
ものすごいアプリが登場しています!それが、こちら!!

『ScoreCloud』

このアプリ!なんと、鼻歌を歌うだけで、
それを、アプリが聞き取り、楽譜を作成してくれるという優れもの!
(siriとかに似ていますね!)

しかも、再生ボタンを押すとピアノの音で、
今歌ったメロディーを、出来上がった楽譜通りに、演奏してくれます!

さらに、EDIT(編集)機能を使えば、細かい変更も可能で、
キーやテンポ、音符一つ一つを修正することもできちゃうんです。

では、1曲お送りした後は、実際に楽譜の魅力や、
楽譜をマスターするポイントについて
お話したいと思います。

M. 奏逢 / BankBand

20150910_fm.jpg

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
今回は、楽譜について掘り下げていますが…
僕、亀田誠治も、最初から楽譜が書けたわけではありません。

僕は小さい時にピアノを習いましたが、
それはレッスンでおさらいしたものを弾いていただけでした。

つまり楽譜を見ながら弾いても、それは覚えたものを
脳内で再生して弾いているだけで、
楽譜を能動的に読んでいたわけではありません。
楽譜というメニューを消化していただけです。

そんな亀少年も、やがてミュージシャンにあこがれるようになります。

僕がプロを目指した80年代は、いわゆる
スタジオミュージシャン全盛時代!

「スタジオミュージシャンは、その日に渡された譜面を見ながら一発で
かっこいい演奏を決める!…らしい!」

なんて、噂をきき、「よし!俺もプロをめざすなら!」ということで
街で売っている楽譜や、バンドスコアを買ってきて、
それを見ながら楽器を弾くということをはじめました。

ところが!!!!

楽譜通りに弾いても、そのアーティストの演奏のようにちっともならない!
そう、なんです!

楽譜はあくまでも、「音楽を伝える世界の共通言語」にすぎないんです。

つまり、楽譜は「あかさたな」や「アルファベットのABC」と同じなんです。
楽譜という共通言語を使って、そこに感情や、テクニックや、音色を
注入して、はじめて「音楽」が「生きた言葉」になって動き出すんです。

楽譜を読んで演奏するということは、
地図を見ながら、目的地にいくとのとよく似ています。

今から、どこそこにいきますよ!
ちょっと遠いですよ!
右に曲がったり、左に曲がったり、角に交番があったり…
みたいな、「音の進み方」が見えてくる。
特に、他人と一緒に動く時(つまり合奏するとき)は、
この地図があったらたいへん便利!!!

でも、地図だけでは、そこにある景色は見えないですよね。
その景色を、自分なりにイメージして、立体的に構成するのが、
楽譜を使った生の演奏ということになるわけです。

ちなみに、楽譜が読めるようになるためには、
楽譜を書いてみるのが一番の近道です!

自分の好きな曲のメロディーを五線紙に書いてみましょう。

はじめはアプリに入れて、
アプリが書き出してくれたものを、真似してもいいですよね。

ト音記号に、調号、拍子記号、
全音符、四分音符、八分音符、
全休符、四分休符、八分休符
強く、弱くなどの、強弱の記号、
悲しげにとか、明るくとか、感情の入れ方など、

様々な記号の組み合わせで、音を、伝えていきます。

楽譜は、音楽をわかりやすく伝えるための知恵がいっぱい詰まった
コミュニケーションツールです!
メールで絵文字を使って、ニュアンスを伝えるのに似ています。

ということで、楽譜はどうも苦手というアナタ!
ぜひ、チャレンジしてみてください!がんばれー!!

--------------------------

さて、来週9月14日月曜日の
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」は、
「激甘ラブソング」を大特集します!

メロディー?歌詞?一体、何が「激甘」なのか?お楽しみに!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 23:09 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2015年09月09日

ソウル・キング オーティス・レディング!

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第674回目のテーマは…

ソウル・キング オーティス・レディング!

====================

きょう9月9日は、ソウルキング、オーティス・レディングの生誕日
生きていれば、74歳…

きょうは、ソウル・ミュージックに多大な影響を与え、
たった26年と言う短い生涯を終えた
彼の魅力を僕、亀田誠治がひも解いてゆきます。

オーティス・レディングは、1941年9月9日、
アメリカ南部ジョージアで、牧師の子として生まれました。

オーティスは、街の聖歌隊に入り、ゴスペルを歌い始めます。

やがて、当時大ヒットしていた、
サム・クックやレイ・チャールズに影響され
オーティスもソウル・ミュージックを歌うようになっていきました。

この頃から、シンガーとしてデビューする事を夢見るようになり
17歳で高校を中退、ガソリンスタンドでアルバイトをしながら、
夜はライブハウスで腕を磨いてゆきます。
また、街で開催される、
のど自慢コンテストに出場しては毎回、優勝!!

しかし、街で、有名になったオーティスですが、
なかなかプロデビューのキッカケをつかむ事ができませんでした。

しかしそんな彼に、大きな転機が訪れます。
21歳の時、オーティスは、地元のグループ、
ジョニー・ジェンキンズのバックバンドのメンバー兼、
運転手として働いていたのですが、
オーティスは1曲歌わせてほしいと
スタジオのスタッフに願い出るんですね!
すごい!積極的!

その曲は、コレ!

(♪These Arms Of Mine Otis Redding)

オーティスが歌いだすと、まわりは、彼の歌唱力に驚き、
その場でレコーディングが決定したそうです!
すごい!一発合格のシンデレラストーリー!

レコードデビューから4年…
1967年はオーティスにとって飛躍の年になりました。
アレサ・フランクリンに書いた「リスペクト」が、
全米No.1を記録したり…
ローリングストーンズをカバーした
「サティスファクション」がヒットしたり…
ヨーロッパツアーを成功させイギリス、
フランスで大人気を得たり…

そんなオーティスに、さらにチャンスが巡ってきます。
「モンタレー・ポップ・フェスティバル」です。
このフェスには、既成概念に捉われない、
新進気鋭の白人のミュージシャンが集いました。
サイモン&ガーファンクル、ジャニス・ジョップリン、
ジェファーソン・エアプレーン…。
そして、オーティスは、そんな当時の進歩的な空気の中で
伝説のステージを披露します。
ヘッド・ライナーで登場したオーティスは、
長い1日に疲れ眠りかけていた観客を、一気に虜にしたと言われています。

そして、モンタレーで大きな手応えを得た
オーティスは新曲をリリースします。
オーティスは、レコーディングを終えたあとに、
自信をもって言ったそうです。
「俺の初めてのミリオンセラーになるぜ」と。

では、ソウルミュージックの歴史を塗り替えた
その曲をおとどけしましょう!

M. THE DOCK OF THE BAY / OTIS REDDING

20150909_fm.jpg

この曲のレコーディングを終えてすぐ、オーティスは
自身のプライベート飛行機で、
ライブの開催地へメンバーと共に出発します。
しかし飛行機は、濃霧で滑走路を見失い湖に墜落。
オーティスは、26年という、あまりにも短い生涯を終えます。
1967年12月10日の出来事でした。

そして翌年、リリースされた、このTHE DOCK OF THE BAYは、
彼の念願だったヒットチャート1位を記録しました。
オーティスが一番ほしかったNo.1の栄光は彼死後、訪れたのです。

ソウル・キングと呼ばれた、彼の魅力、功績は?

「モンタレー・ポップ・フェスティバル」では、
何千人ものオーディエンスが
オーティスの演奏に踊り狂ったといいます。

もちろん!それまでも、黒人音楽のヒット曲は生まれていました。
特に1967年は、モータウン・レーベルが、
シュープリームスなどで、ポップでコマーシャルな楽曲を
ヒットチャートに送り込むようになっていました。

そこに、オーティスは、地に足の着いた、直球のソウルミュージックで、
正々堂々と勝負したのです。

まだまだ、黒人への差別が強かった時代に
音楽の力、歌の力で、ソウルミュージックを
一気に白人のファンにまで広げたのが
オーティスの最大の功績といえるでしょう。

オーティスは、イギリスの音楽雑誌「メロディー・メイカー」で
それまで8年間君臨してきた、エルヴィス・プレスリーを押しのけて
男性歌手部門で1967年度のNo.1に選ばれるなど、
まさに、ソウルミュージックの革命児でした。

60年代に入って、サム・クック、レイ・チャールズが撒いた
ソウルミュージックの種をすくすくと育て…
アレサ・フランクリンらとともに
一気に咲かせたのがオーティスだったんです。

ソング・ライターとして、シンガーとして、たった26年の生涯の中で
その才能をあますことなく発揮したオーティス・レディング。

多くのアーティストが、彼のことを未だに愛してやまないのはその、
ピュアなミュージシャンシップから生まれる
魂の籠った歌につきると思います。

もし、彼が生き続けていたら、音楽の歴史は、
今とは違ったものになったかもしれません。

僕自身、中学1年の時にラジオから流れてきた
「ドック・オブ・ザ・ベイ」を聞いた時、
「こんなかっこいい音楽聞いたことない!」と
すぐにレコード屋さんに走ったのを覚えています。

さあ、今日はソウルキング、オーティス・レディング生誕の日。
ちょっとした音楽バーには、必ずオーティスのレコードがあります。
みなさんも、ぜひ、オーティスの歌声に耳を傾けてみてください。

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日は、あなたも楽譜が読めるようになるかも!
「もしも楽譜が読めたなら」です。お楽しみに!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 16:00 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2015年09月08日

歌われる街"ニューヨーク"

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第673回目のテーマは…

歌われる街"ニューヨーク"

====================

今日9月8日は「ニューヨークの日」。
(1664年のこの日、西インド会社の支配下にあった、
マンハッタン島南端の「ニューアムステルダム」が
イギリスの支配下に移った時に、
ヨーク公に因んで「ニューヨーク」に改称されました。)

音楽の歴史の中で、様々なアーティストが
ニューヨークについて歌っていますが、
ニューヨークとは一体どんな街なのでしょうか?
(皆さんはどんなイメージがありますか?)
今日はニューヨークを歌った曲からこの街がどんな所なのか
音楽の歴史から紐解いてみたいと思います。

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♪クリストファー・クロス / ニューヨークシティセレナーデ(1979)

f you get caught between the Moon and New York City
ニューヨークと月の狭間で捕らわれてしまったら
The best that you can do.....
君は恋するしかない…
The best that you can do is fall in love
きっと恋に落ちてしまう それがこの街なんだ

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♪Frank Sinatra / Theme from New York, New York(1980)

ニューヨークを舞台にした
サックス奏者と歌手のラブ・ストーリー。

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♪Jay-Z with Alicia Keys / Empire State of Mind(2009)

ニューヨーク 夢の生まれるコンクリートジャングル
できない事なんて何もない 今ニューヨークに身を置き
この街で真新しい気持ちを抱ける

---------------------------

♪Welcome to NEWYORK / TAYLOR SWIFT(2014)

そういえば、テイラーはニューヨークに移住しましたね。

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では、一曲聴いたあとで、
ミュージシャンはニューヨークという街を
どうみてきたのか総括します。

M. New York State of Mind / Billy Joel(1976)

20150908_fm.jpg

Billy Joelの「New York State of Mind」
僕の心はニューヨークなんだ。

ニューヨークはアメリカ人にとって、
やはり夢が実現できる理想の街。

お聞きいただいたように、
たくさんのアーティストが、「夢を叶える」
「不可能を可能にする街」の象徴として
ニューヨークを歌っています。

なんといってもあの空高くそびえ立つ摩天楼が、
人々の成功や夢の象徴ですよね。
「さあ、君だってどこまでもいけるよ!」と
ニューヨークという街が励ましてくれているみたい!

世界中から雑多な人種が集まる分だけ、
ニューヨークという街からは、
ポップ・アートや、パンク・ロック、
サルサ、ディスコ、ヒップホップ、
ティン・パン・アレーが生まれました。
ティン・パン・アレー(日本ではバンド名ですが)は、
音楽出版社が集まったストリートです。
たくさんの出版社から楽曲のデモ演奏が
チャンチャカ聞こえて来る様子を、
お鍋をたたいている賑やかな様にたとえて
ティン・パン・アレー(鍋屋横丁)と
呼ぶようになったんです。
ミュージカルの中心地ブロードウェイもありますね。
まさに、世界のエンタメの中心地です。

一方、アメリカ経済の中心地ウォルストリートだってある。

早い話が、ニューヨークは、
日本でいう東京のような存在です。

都市には、世界中から人が集まり生活を営み、
政治や経済やエンタメが発達するインフラが整理されます。
そして、それが最終的には、

そこで生きてゆく…つまり夢を叶える場所になるんです。

でも、本当のところ、
ニューヨークという街を作り上げているのは、
経済や、摩天楼や、エンタメではありません。

ニューヨークを作ってあげているのは、
そこで生きている人のマンパワーです。

みんなが共存して生きている。力強く生きている。
911ミュージアムにいくと、
アメリカ同時多発テロ事件が起きたあの時、
ニューヨーカー全員が助け合って
あの悲しい事件を乗り越えていった様子が
鮮明にえがかれています。

様々な人種が、雑多に入り乱れている
人種のるつぼ、ニューヨーク。
だからこそ、ニューヨークは
どんな人もあたたかく迎え入れてくれます。

そう!だれでも、一度足を踏み入れれば、
ニューヨーカーの仲間入り!
胸を張ってあるきたくなる。

夢の数だけパワーがある。

ニューヨークとはそんな特別な街なのです。
だから、たくさんのアーティストに歌われるんですね!!!

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
明日は、ソウルミュージックのレジェンド、
オーティスレディングに迫ります!
お楽しみに!!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 13:25 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2015年09月07日

2015年型 シティポップ!

【BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA】
この番組は、人々に愛される曲、メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?そして、その曲が愛されるのには、どんな秘密があるのか?毎日、レコーディングやライブで音楽に接している、亀田誠治が解き明かそう!そんな番組です。
--------------------

僕の名前は、亀田誠“一”! 19歳。
正直、いままであんまり音楽聞いてこなかったけど…
最近、聞き放題サービスのおかげで、自慢じゃないけど、
音楽の幅が広がってきました。
…で、最近気になるのが「シティポップ」という言葉。
よくJ-WAVEでもかかってるJ-POPで、
ちょっとオシャレ?ちょっとアーバン?
うまく言えないんだけど気になってるんだよなぁ…

と、いうことで
第672回目のテーマは…

2015年型 シティポップ!

====================

ユキヒロ先輩:
おう、亀!音楽のことならオレに聞けって言ってるだろ。
「シティポップ」のことが知りたいのか?

亀田誠“一”(19歳):
(ちょっと強引なバイト先のユキヒロ先輩…悪い人じゃないんだけど…)

ユキヒロ先輩:
なに、ごちゃごちゃ言ってんだよ。
いいから、お前が最近気にいってる「シティポップ」とやらを聞かせてみな。

----------------------------

<♪Miree / SUCHMOS>

亀田誠“一”(19歳):
う〜んソウルフルでジャジーで、そんでもってグルービー!
でも、なんか親近感を感じる歌詞。 かっこいいですよねぇ、サチモス。

ユキヒロ先輩:
まぁ、サチモスもいいけどサ、亀!
ソウルフルでグルービーなシティポップっていったらやっぱりコレだろ!

----------------------------

<♪Windy Lady / 山下達郎>

亀田誠“一”(19歳):
確かにグルービーでイイですね。 これ、ダレですか、新人ですか?

ユキヒロ先輩:
な〜に言っちゃってんだよ亀! こちらは山下達郎大先生!
ソウルなグルーブに都会の風景を乗せて歌う… いいんだよなぁ
(カセットテープに仕込んで女の子とのドライブでよぉ、もういい雰囲気に…)

亀田誠“一”(19歳):
先輩の昔話はいいです! 次聞いてください!

----------------------------

<♪SUMMER SOUL / CERO>

亀田誠“一”(19歳):
哀愁を帯びたメロディ。 気持ちいいグルーブ。
いやぁこれぞ僕らの気持ちを代弁する2015年のサマーアンセム!
セロの「サマーソウル」、この夏何回聞いたかわかんないなぁ。

ユキヒロ先輩:
セロ? ん、うん、な、なかなかいいじゃねーか。
でもな、亀、夏の終わりを歌ったシティポップって言ったら コレだろ!

----------------------------

<♪夏のクラクション / 稲垣潤一>

ユキヒロ先輩:
な、サイコーだろ、
稲垣潤一の「夏のクラクション」。
1983年、オレの夏は、この曲とともに終わってったんだよナ〜
稲垣さんはな、デビューアルバムのタイトルが「246:3AM」って言ってな、
246ってのはシャレオツな青山あたり。その午前3時ってわけだよ。
アーバンだろ。アーバンだろ。シティポップだろ。聞いてる?亀?

亀田誠“一”(19歳):
次…いきま〜す

----------------------------

<♪心理の森 / シンリズム>

亀田誠“一”(19歳):
なんだろ、このみずみずしさ。
曲作りからアレンジまで全部1人でやっちゃうというスゴい才能、シンリズム。
これでまだ高校生だっていうからビックリしちゃうよなぁ。

ユキヒロ先輩:
おい亀。 リズムさんもいいけど、若くしてスゴい才能っていったらこの人だろ!
18歳の時、吉田拓郎プロデュースでデビューしたんだぞ。

----------------------------

<♪てぃーんず ぶるーす / 原田真二>

ユキヒロ先輩:
♪フフンフ〜ン 知ってるか、原田真二。
この曲「てぃーんず ぶるーす」。 作詞は松本隆さん!
お前の好きなリズムさんも夢に溢れたいい曲だけど、オレは原田真二が好きだ。

亀田誠“一”(19歳):
あの、リズムさんじゃなくて、シンリズムさんです…

----------------------------

…はい、というわけで、わかったような、わからないような
ユキヒロ先輩のシティポップ話もありましたが…
あながち間違った事言ってないんです。
そう、それは、「いつの時代もシティポップは存在している」ってこと。

では、なぜいま(2015年)、シティポップが再び台頭してきたのか?

それについては1曲お送りした後、お答えしましょう。
シティポップを代表する名曲です。

M. もう一度夜を止めて / 崎谷健次郎

20150907_fm.jpg

素晴らしい曲ですね。作詞は秋元康さんです。
実は僕のプロベーシストとして初デビューが、この崎谷健次郎さんのツアーでした。
1989年のことです。たくさんのことを僕自身もシティポップから教わったのです。
崎谷さんありがとう。

なぜ2015年のいま、「シティポップ」と称される音楽スタイルが台頭してきたのか?
お答えしましょう。

シティポップは今、第三世代!3rdジェネレーションに入っています。
シュガー・ベイブが登場した70年後半から、80年代中盤。
ここが1stジェネレーション。
フォークやニューミジックといった、メッセージ中心から、
もっと軽やかに日常によりそう、ラブソングの新しい形として、
颯爽と登場しました。

80年代後半からは、キラキラした電子ピアノや打ち込みのサウンドの登場と
相まって、シティポップは、時代のムードを反映していきます。
これが2ndジェネレーション。
ここらへんは洋楽のAOR(ADULT ORIENNTED ROCK)とも、
ピタリシンクロしています。
そう!
シティポップは、最新型の洗練されたサウンドを手に入れて「バブルと並走」するのです。

そして、今…2015年。
このバブルや時代のムードを反映した「音楽」としてではなく、
70年代80年代の音楽が「ポップ クラシック」となった今、
純粋な音楽のカタチ、スタイルとして、このシティポップが愛されるようになりました。

ところで、シティポップを定義づける「音楽性」「詞の世界」とは?あるんでしょうか?
あるんです!

なんといってもリスナーを「軽やかでおしゃれな気持ち」
そして「ロマンティックな気持ち」にさせること。
今、この日常のすぐ先に、午後からショッピングでもいいし、
デートでもいいし、ディナーでもいい…
思い切って、一枚ドアをあければ、
「ワクワクする素敵なあなたが、待っているよ」と教えてくれるんです。

シティポップの世界では、リスナーは誰でもお姫様になれるし、イケメンになれる!

サウンドや歌詞に、それまでのフォークやニューミュージックが歌ってきた
四畳半的な匂いや心の葛藤、また、ロックが歌ってきた反骨精神、
R&Bが歌ってきた男女のねっとりした関係…などが、シティポップにはいらないんです。
日常の中で生まれる、「人間関係の生々しさ」を徹底的に排除して作られた音楽。
まさに、コンクリートのうちっぱなしが似合うような、
さらっとしたおしゃれで生活感のない音楽です。

そのためには、当然サウンドも、軽やかでキラキラしたものが求められます。
歪んだギターで重厚に「ロック!」したり、
EDMでアゲアゲに押しまくっちゃシティポップにならないんです。
メジャ-7thや9thといった、ちょっと洗練されたおしゃれなコードや
軽やかに駆け抜ける16ビートといった、聞き手の気持ちを、軽やかに演出してくれる、

「清涼感」のあるサウンドがシティポップのマストアイテムです。

こうやって、歌詞とサウンドによって、
リスナーを日常から非日常へ開放してくれるのがシティポップ。
これって、まさに、たくさんのトレンディなお店や、イベントや、
ウキウキする夢や出会いが待っている
東京という街。つまりシティそのものですよね。

2020年のオリンピック、パラリンピックにむけて、
ここ東京の街では、様々な風景が変わろうとしています。
なによりも、変わっていくのは街の空気です。

「すぐそこに、日常の楽園がまっているよ!」
そんなシティポップのスイッチが入ったのが、
まさに、今年、2015年といえるのではないでしょうか!?

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
明日は… 人種のるつぼニューヨークに注目。
曲にも歌われるニューヨークのパワーについてお話しします。

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

【 ベースの日に「J-WAVE ベース・ロワイアル」開催決定! 】

記念日として正式登録後、今年がはじめての「ベースの日」となる11月11日に、恵比寿リキッドルームにて、ベースの日を祝うイベント「J-WAVE ベース・ロワイアル」の開催が決定!

日時:2015年11月11日(水)18:30開場 19:30開演
会場:LIQUIDROOM(恵比寿)
出演:
亀田誠治  ゲスト:KREVA
KenKen(RIZE) ゲスト:スティーヴ エトウ、伊藤篤宏
TOKIE & 中尾憲太郎   ゲスト:後日発表
ハマ・オカモト(OKAMOTO'S) ゲスト:長岡亮介(ペトロールズ)

→詳細は「ベースの日」特設サイトへ!

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2015年09月03日

The Road To THE BASS DAY〜「ベースの日」への道〜<Guest: TOKIE>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第671回目のテーマは…

The Road To THE BASS DAY〜「ベースの日」への道〜<Guest: TOKIE>

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昨年、音楽クラウドファンディング「J-CROWD MUSIC」で
みなさんのご支援をいただき、めでたく制定することができた「ベースの日」。
1111を4本の弦に見立てて「ベースの日」! ということで、
FM KAMEDAでは、11月11日に向けて毎月一度、
『The Road To THE BASS DAY〜「ベースの日」への道』と題して盛り上げています。

今日は、この方と一緒に「THE ROAD TO THE BASS DAY」について
お話ししていきたいと思います。
ベーシスト、TOKIEさんです!

TOKIE:
こんにちはー、どうもご無沙汰してますー。

亀田:
ご無沙汰してます!
先日もご自身のバンド、THE LIPSMAXのライブがあったばっかり。
今年の夏はどんな感じでしたか?

TOKIE:
いまCARAVANのサポートをしてるんですけど、
野外フェスや、セッションやったりしてまして、
その間にTHE LIPSMAXのライヴもやったりと、
楽しい夏を送っていました。

亀田:
素晴らしいです!
さて、今日、TOKIEさんに来ていただいたのは
11月11日「ベースの日」に関しての新たな展開を
TOKIEさんと一緒に発表したかったの!
去年の「ベースの日」記念日制定から1年経って、
今年の11月11日「ベースの日」に、
スペシャルなライブ・イベントを行う事が決定しました!
TOKIEさんにも出演していただきます!
一体どんなイベントになるのか…
この後、1曲お送りした後で詳細をお伝えします!

今からかける曲はベースにまつわる曲が良いな!
TOKIEちゃんに選んでもらいたいです!

TOKIE:
SOUL COUGHINGってバンドが昔いたんですが、
そのバンドのベースが、ウッドベースなんですね。
私がニューヨークでバンドをやっている時にお友達になって、
SOUL COUGHING結成当時から、よくライヴを見に行っていて。
彼らの影響で
「いつかロックを、縦に構えるベースで演奏してみたいな」
と思ったキッカケが、このバンドなんです。

亀田:
なるほど!
TOKIEさんがその後に入っていくRIZEとかにも繋がる原点だ!

M. Mr.BITTERNESS / SOUL COUGHING

亀田:
やっぱりベースって格好良いね!
バンドの中でウッドベースを使っていく、というのが
後のTOKIEちゃんのスタイルになっていくんだね!

「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
今日は、ベーシスト、TOKIEさんをお迎えしています。
それでは、ここで
11月11日、「ベースの日」に行う事になったライブ・イベントについて
詳細を発表します!

ライブ・イベントのタイトルは「J-WAVE ベース・ロワイアル」!

11月11日(ベースの日)の夜、恵比寿リキッドルームに
日本を代表するベーシストたちが集結します。
出演は、KenKen、ハマ・オカモト、TOKIE&中尾憲太郎、亀田誠治

それぞれのベーシストが、ジャンルレスにセッション相手を迎えて、
ここでしか見られない、異種格闘技戦を繰り広げます。
一期一会のバトル・パフォーマンスを展開する前代未聞のライブ・イベントです!
もしかしたら、場外乱闘もあるかも…。

ちなみに、KenKenのセッションには、スティーヴ エトウ、伊藤篤宏が参加。
ハマ・オカモトくんは、ペトロールズの長岡亮介くんとセッション。
僕、亀田誠治は、KREVAとセッションを行います。
ラップとベースの対決、これはKREVAが昔やりたいって言ってたの。

ところで、TOKIE&中尾憲太郎さんは、何をするんだい?

TOKIE:
まだ考え中です(笑)

亀田:
でも凄そうだね!
この2人もすごいし、まだ誰か呼ぶんでしょ?

TOKIE:
そうなんです。
私は、ベースとベースでこんなセッションも出来るんだよっていうのを
見せられたらなって思ってて。

亀田:
それ、大事なことだったかも!
「異種格闘技」にばかり盛り上がってて…有難うございます!
TOKIEさんがイベントのコアを作りました!

TOKIE:
面子を今知ってしまったので、
中尾憲太郎さんとこれから作戦を練っていきます(笑)

亀田:
ベーシストが中心になってやるライブ・イベントって、なかなか無いですけど、
どんな風に盛り上げていきましょうか?

TOKIE:
ここまで「異種格闘技」ということで、
みんながそれぞれの個性を出すっていうことは初めてだと思って、
そのライヴを観るだけでも得るものがあると思うし、
ベースをやっている方はもちろん、
音楽で刺激を受けたいという人にも見に来て欲しいですよね!

亀田
それでは、もう一度ライブ・イベントの詳細、お伝えしておきます。
祝ベースの日! ベーシストたちが繰り広げる一夜限りのドリーム・マッチ
「J-WAVE ベース・ロワイアル」

■日時:2015年11月11日(水) 18:30開場 19:30開演
■会場:LIQUIDROOM(恵比寿)
■出演:亀田誠治 ゲスト:KREVA
KenKen(RIZE) ゲスト:スティーヴ エトウ、伊藤篤宏
TOKIE &中尾憲太郎
ハマ・オカモト(OKAMOTO'S)ゲスト:長岡亮介(ペトロールズ)他

チケットは、オールスタンディングで税込5800円。
「ベース・ロワイアル」のオリジナル・ピック付き!
チケットの一般発売は10月10日。
各種先行予約については
ベースの日、ウェブサイトでご確認ください。

【ベースの日】

ということでTOKIEさん、
「ベースの日」、一緒に盛り上げていきましょう、よろしくお願いします!
「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
今日は、ベーシスト、TOKIEさんをお迎えしました。

TOKIE:
よろしくお願いします!
ありがとうございましたー。

TOKIE

20150903_fm2.jpg

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動画やリリース情報などなど
最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 15:37 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2015年09月02日

小室哲哉さんが語るこれからの音楽ライフ

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第670回目のテーマは…

小室哲哉さんが語るこれからの音楽ライフ

====================

昨日に引き続きFM KAMEDAは、
日本を代表する、音楽プロデューサーを
ゲストにお迎えしてお届けします!
音楽プロデューサーであり、
アーティストの小室哲哉さんです!

小室:
よろしくお願いします。小室哲哉です。

亀田:
今日もよろしくお願いします。
昨日はそのね、小室さんの楽曲、制作にまつわる話とか音楽との
出会いの模様のようなものを伺って来ましたけど、
今日は現在の音楽シーンについて、小室さんがどんな風にお考えなのかを
ちょっと伺っていきたいと思います。

今回リリースされた小室さんの才能を余す所なく発揮された、globeの
デビュー20周年プロジェクト第一弾!セルフリプロダクト・アルバム「Remode 1」。
今作は、ボーカル以外のトラックを、小室さんが一から作り直したそうですが、
楽曲を制作した当時と今では、やはり曲作りへの変化はありましたか?

小室:
う〜ん、曲作りの変化、曲自体はないですね。
そんなとにかく皆さんに何か刺さるものがあればいいなっていう思いで作るところは
変わらないですね。
それは作曲家とか作詞家とかいうよりは、プロデュースっていうところですかね。
サウンドプロデュースみたなところで、刺さるところにうまくあたるようにという作業だと
思うので、そこは変わらないと思います。

亀田:
とはいえレコーディング環境とかそういったものの変化っていうのは
ものすごい大きかったですよね?

小室:
テープからハードディスク、テープがぐるぐる回っているところが現場にはなくなっちゃたとか、
僕はシンセサイザーが一番メインだったりしたんですけど、
こう並べることがなくなっちゃいましたね。全部、薄っぺらいディスペの中に
全部入っちゃったので、僕は若い子たちから比べたら後発体で後から始めた、
最後まで結構我慢してた、踏ん張ってたんですけど…(笑)
ハードっていうか外に出ていわゆる…

亀田:
小室さんといえばね、周りにぐるぐる… あのみんなでマネしましたよ。

小室:
そのイメージなんですけども。それが何となくもはや出来なくなってきたっていうか。
それは今20代真ん中くらいの子たちが一番先端を走っているかなぁて思いますけれど。
そこは変わってきちゃったのかなって思いますけど、
僕は相変わらず弾いてますけど、弾いたものをデータにしてます。

亀田:
そうなんですか〜。

小室:
相変わらずベースは弾いて、全て弾いて、ドラムしかりですけど…

亀田:
ドラムも手打ちで! 手打ちってわかるかな(笑)
鍵盤でドンドンダンって…入れて…

小室:
それを基本的にやってますね。

亀田:
あ〜すごい。

小室:
基本的に一人でバンドをやってるようなイメージでは作ってますけど。
そこはあんまり変わってないかもしれないですね。アウトですね。
最後のみなさんに届く、その届き先、届け方ですよね。

亀田:
聴き方が変わりましたもんね。

小室:
あとはその音楽の手に入れ方が一番変わったと思いますね。

亀田:
そうなんですよ、この音楽の聴く環境っていうのが変わって来ちゃって、
CDから今はサブスクリプションですよ、こうやっていろいろシフトしてきてますが、
こういった変化というのは、小室さんはどのようにお考えになってますか?

小室:
若い子たちも、お年を召した方でも、音楽に触れる機会はもしかしたら以前よりは
なくなるかもしれないですね。
携帯さえもってれば、スマホさえもっていればっというか、
それですぐ音が聞けるわけですから。
ただ音楽の立場、楽曲の立場は、少しもう軽〜くなっちゃたかもしれませんね…
だから重くしようってわけではなくて、我々作る側としたら、自分に聞けるんだけど、
それでもまだ自分のものにしたい!と思わせる曲を作らなきゃいけない。よりだから昔、
20年前、10年前の時代よりも、さらにみんなに刺さる曲を作らなきゃいけないっていう
僕たちは使命があるのかなぁっていう感じですね。そこはなかなか僕も含めて
出来ないんですよね。僕はもちろんまだ出来てないんですけど、
出来てて例えば映画だったりミュージカルだったりそういうところからサポートしている
音楽がヒットとなっていて、純粋で音楽のみでこうメガヒットというのは
ここ数年なかなか出てないと思う。

亀田:
頑張るとかじゃないんですけど、そういうものを環境の変化のせいにしないで
僕らは作り手としてこう一生懸命開拓していくっていうか、

小室:
変わったことでいいこともあるって考えていかないと。

亀田:
ポジティブな意見だ…

小室:
結局少数で反対しても、時代の流れには勝てない(笑)

亀田:
そうですよね。でもそうやってたくさんの方がこの音楽を受け取っていて、
そしてglobeの発信してきた音楽っていうのはアーティストの胸のも残っているし、
リスナーの方に今でも耳に残っていると思うんですね。そういうわけで、
今回はね、発売された「Remode 1」からもう1曲聴かせていただきたいと思うんですけど、
どれにしましょうか。

小室:
そういったことがこの時点では刺さった曲でもあるのかと思う FACEリモートバージョン。

M. FACE / globe

20150901_fm.jpg

globeのデビュー20周年プロジェクト第一弾!
セルフリプロダクト・アルバム「Remode 1」から
「FACE」でした。
「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
2日間にわたって、音楽プロデューサーの
小室哲哉さんをお迎えしてお届けして来ました。
小室さん、ありがとうございました。

20150902_fm2.jpg

小室哲哉

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BEHIND THE MELODY FM KAMEDA、明日は……
「THE ROAD TO THE BASS DAY 〜ベースの日への道」。
ベーシスト、TOKIEさんをゲストにお迎えします。

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STAFF| 13:31 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2015年09月01日

小室哲哉さんが語るヒット曲の作り方

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第669回目のテーマは…

小室哲哉さんが語るヒット曲の作り方

====================

今日と明日のFM KAMEDAは、
日本を代表する、音楽プロデューサーをゲストにお迎えしてお届けします!
ヒット曲は数知れず、僕も尊敬するプロデューサーであり、
アーティストの小室哲哉さんです!

小室:
よろしくお願いします。
小室哲哉でございます。

亀田:
ようやくお会い出来ました!
まずは、globeデビュー20周年、おめでとうございます!

小室:
有難うございます。

亀田
そして、きょうとあしたのFM KAMEDAでは、
小室哲哉さんに、プロデューサー論や音楽論を
お伺いしていきたいと思っています。よろしくお願いします!
小室さんと言えば、日本のJ-POPシーンを大きく変えて、
「小室サウンド」と言う一つのジャンルを確立された方だと思うんです。
で、他のアーティストってルーツが見えるものじゃないですか。
「この人BEATLESが好きだったな」とか。
ただ僕は、小室さんの音楽って何に影響されたのかわからない…
小室さんから始まった音楽のような気がして。
実際はどんな音楽をお聴きになっていたんですか?

小室:
実際は60〜80年台の洋楽ファンでした。
レコードやラジオ、両方から影響を受けて。
中学は放送部だったんですけど、その頃から洋楽を…
スイッチを切って外にはフォークをかけて、
放送室の中では洋楽をかけているってくらい好きでした。

亀田:
当然ピアノは…

小室:
は、習ってないですね。
偶然なんですけど、デビューしてからピアノに触れるようになったので、
それまでは教育を受けていないので。
威張れることではないですが、全く弾けなかったですよね。
音楽理論も後から勉強して積み上げていった、という感じですね。

亀田:
曲を作るようになったときは…?

小室:
頭の中では作ってましたね。
浮かんでましたけど、形に出来なかったんですね。

亀田:
小室サウンドは、打ち込みで土台をカッチリ作っていて、
その上で歌われる、ボーカリスの人間性が湧き出てくる。
そんなイメージを受けます。
そういうところは意識されているんですか?

小室:
洋楽ファンだっただけに、欧米の技術は憧れていたので、
運良く海外でレコーディング出来たり、エンジニアと仕事を一緒にできるようになって
僕は、歌手のボリューム、大きさは海外の方が大きくしていると思いがちです。
が、歌を大切にしている、というのを学んだんです。
「こんなに歌を大きくして良いの?」って最初は思っていて、
出来上がった時に「これで良かったんだ」と。
こうやってラジオで声が流れている最後に曲が流れる時も同じで、
「声はあの音量で良かったんだ」と30年近く前に目の当たりにしまして。

亀田:
小室さんが作られるキックの4つ打ち…
結びつきますね。

小室:
GLOBEにも、そういった流れがあったと思います。

亀田:
そして今回は、そんな小室さんの才能を余す所なく発揮された、
globeのデビュー20周年プロジェクト第一弾!
セルフリプロダクト・アルバムを8月5日にリリースされました。
これは協力ですね!音の積み重ねが。

小室:
懐かしんでもらいたい、っていうのと、
2015年、当時から20年経った今の音、というのを味わってほしい、
という気持ちで作りました。
相当苦労しましたね。
久々に『苦労した』って言葉が自分から出ましたね。

亀田:
そんな小室さんの想いが詰まった楽曲をお聴き頂きましょう。

M. FACE PLACE(Remode) / globe

20150901_fm.jpg

亀田:
お話を伺っていたら、
Kcoさんのボーカルトラック以外は全て新しくレコーディングされたということで。

小室:
あまり新しくしすぎても、ってところで、難しかったですね。

亀田:
素敵な創作物が生まれている感じがします!
「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
明日も、小室哲哉さんと一緒にお届けします!
小室さん、明日もよろしくお願いします!

小室:
よろしくお願いします。

小室哲哉


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 15:48 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA


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