2014年09月30日

音楽プロデューサーとしての寺岡呼人(GUEST : 寺岡 呼人)

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか? 
僕と一緒に探っていきましょう!


第489回目のテーマは…

音楽プロデューサーとしての寺岡呼人(GUEST : 寺岡 呼人)

====================

さぁ今日は、昨日に引き続きこの方をお迎えしております。
寺岡さんです!

寺岡:
よろしくお願いします。寺岡です。

亀田:
今日もよろしくお願いします。
昨日約束した通り、今日は音楽プロデューサー寺岡呼人を掘り下げていこうと思います。
ゆず、それから植村花菜ちゃんの「トイレの神様」など様々なアーティスト、
そして楽曲のプロデュース。
日本を代表する楽曲を手がけられていて、
僕たち出会って10年くらい経つけれども、
その間にも一作品が日本中を暖かく包んでいく様を何回も見ていて、
僕自身も嬉しい気持ちなんですけれども。
この質問は俺もよくされるんだけど、
プロデューサーの時の寺岡呼人というのはミュージシャンの時の寺岡呼人と違うもの?

寺岡:
ベーシストの時はたぶん全然違うんじゃないかなと思います。
これたぶん亀田さんと僕は大きく分けて似てるような気がする。
つまり、俺印にアーティストをはめる人と、
あなた印に花を添えるようにサポートする2つに別れると思うんですけれども。

亀田:
僕たちはあなた印?(笑)


寺岡:
そうですね(笑)もうちょっと花添えますよっていう。
僕もそのタイプかなと思うんですけどね。

亀田:
どういうキッカケでプロデューサーになった?

寺岡:
これはもう「ゆず
をデビュー前から紹介してもらって
デビュー作品が僕のプロデュースデビューみたいな感じだったんですけれども。

亀田:
その時はプロデューサーとして関わってくれっていうオファーだったの?

寺岡:
そうなんだ。

亀田:
僕はなかなかプロデューサーという肩書きがもらえなくて、自分で言ってましたよ。
プロデュースさせてください、とか。弱っちかったので。

寺岡:
昨日のベースの話で、
「はいお前じゃあベースやれ」っていうメジャーデビューの苦労も何もせず、
一ヶ月後にはレコーディングしてたじゃないですか。そういう意味では同じ(笑)
「はいこの二人組のプロデュースどう?」っていう感じで、
割とお膳立てされたかもしれないですね。

亀田:
たとえばしんどい時なんていうのはどうしてます?プロデューサーとして。

寺岡:
亀田さんもそうかも知れないですけど、
10年20年やってるとその対処の仕方も変わってきません?
基本的には平和主義(笑)

亀田:
ミートゥー!ミートゥー!ミートゥー!

寺岡:
どうしたいのかを僕らはサポートする側なので、
「一回原点に帰ろう、どうしたいんだっけ!?」ていう所をなるべく尊重するかなぁ。

亀田:
それは僕は呼人君と一緒にライブやイベントを作ったこともあったけど
そういう時に打ち合わせしてても呼人君はそういう話し方をしてきますよね
「こうしましょう!」じゃなくて「こうしませんか?」とか

寺岡:
そうですね、それが生きる術というか(笑)

亀田:
(笑)
すごいね!しなやか!

寺岡:
そうなんですよね、だから結構大物の方とイベントやる時も、
なるべく素晴らしいバンマスを1人見つけて全部お任せするという(笑)
こういうやり方ってうまくいく場合とうまくいかない場合も同じくらいあるというか、
俺印のほうが実は安定してるなって思うんですよね。

亀田:
そうかもね。

寺岡:
これは男女のように相性だと思います。
でもそれが音楽のまた一つの魅力だし。

亀田:
毎回同じようにはいかない、と。
なんだか今日お話してると合わせ鏡を見ているようで、
自分に向き合う時間になってきましたよ僕は。
亀田:
そんな呼人君がリスペクトしているプロデューサー、
またはキッカケを与えてくれたプロデューサーはどなたですか?

寺岡:
まず最近思うのは、この時代コンピューターで雰囲気はいくらでも作れるじゃないですか
だからよりその人がバンとレコーディングスタジオの扉開けて入った瞬間に
空気が変わるような、人間力の方が大事な気がするんです。
「モノ作る空気になった」みたいな。
それぐらい、テクニックから人の力みたいになってきたと思うんです。
そういうキッカケは、実は松任谷正隆さん。
JUN SKY WAKERの三年目くらいの時に、二曲プロデュースしてもらったんです。
その時に松任谷さんが僕らの曲を聞いて、最初に僕らに行った一言が
「この曲は何色かな?」って言ったんです。
それまで音楽に色って気にしたことなくて、
でもそれを聞いた時に僕の好きなユーミンは、
全部確かに色や風景があったなと思ったんです。
ドローイングじゃないですけど、この曲はこんな朝焼けのちょっと藍色かもしれない
というような、音を色としてイメージする。
そこから僕はすごく変わったような気がして。
「ゆず」やるときもそうですけど、色だったりとかその時の気温だったりとかを
すごい意識するようになりましたね。
特にユーミンのPEARL PIERCEっていうアルバムがあって、

亀田:
素晴らしいアルバム!一曲目から泣くぜー?

寺岡:
この時代一年で二枚出してますからね。すごくないですか?
でツアーもやってたわけじゃないですか。
そこでこの名作ができるっていうのが音楽のマジックだと思うんですけど。
捨て曲が一曲もない。
迷ったんですけれども、最後の曲に「忘れないでね」っていう曲があって、
真夜中に元カレかなんかに電話をしちゃうんだけど、
この真夜中の雰囲気が出ちゃうんですよね!

亀田:
コールするだけで出ないんだっけ?

寺岡:
コールするだけで切っちゃうんです。

亀田:
ストーカーだ!

寺岡:
ストーカーなんですよ。
で「3回鳴らして切ったら私からのサインよ」っていう、ストーカーなんですけど(笑)
これがシンプルなアレンジなのに、真夜中の空気を出してしまう。
これがある意味で僕にとっての最高のプロデュースなのかなっていう感じがしますね。

亀田:
なるほど、それでは聞いてみましょう。

M. 忘れないでね / 松任谷由実

20140930_yuming.jpg

亀田:
お聞きいただいたのは、松任谷由実で「忘れないでね」
そして呼人君も大尊敬するプロデューサー、松任谷正隆さんの作品ですね。

そんな、寺岡さん、4年振りのニューアルバム『Baton』を先週水曜日にリリースしました!
プロデューサーであり、ベーシストであり、そして歌も歌う寺岡さんがソロ作品を作る時、
プロデューサー目線ではどんな感じで作るんですか?

寺岡:
プロデューサーとしては、壊しにかかるというか
いくらでも遊べるじゃないですか。ある意味自分のワガママが通せる。
なるべく、壊すというイメージというか。やんちゃでいたいなっていう。
このアルバムで自分がどれだけやんちゃでいられるかどうかっていうバロメーターにしてるんです。
「なんか守ってるかな?ちゃんと遊んでるかな?」っていう。

亀田:
それは良い話だなぁ…
そして、寺岡呼人さん11月にライヴが決定しています!
東京は11月16日(日)Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
さらに12月からは全国を弾き語りで回るツアーも予定されています。
そして、今週の土曜日にタワーレコード渋谷店でトーク&ミニライブ!
握手会&チェキ撮影会!

寺岡:
やばい顔修正しないと(笑)

亀田:
すごいよコレ!
18:30から渋谷のタワーレコードで。

これからもお互い頑張っていきましょう!
末永くよろしくお願いします。
寺岡呼人さん!ありがとうございました!


寺岡:
ありがとうございました!

寺岡呼人

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STAFF| 18:28 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2014年09月29日

ベーシストとしての寺岡呼人(GUEST : 寺岡 呼人)

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
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普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか? 
僕と一緒に探っていきましょう!


第488回目のテーマは…

ベーシストとしての寺岡呼人(GUEST : 寺岡 呼人)

====================

さぁ今日は!この方をお迎えしています!
寺岡呼人さんです!よろしくお願いします。

寺岡「よろしくお願いします。」

亀田「僕と呼人くんの出会いは10年程前の雑誌の対談でしたね


寺岡「そうですね、いつも車でこの番組聴いているので今日は出られて嬉しいです。」

亀田「今日から2日間にわたって、寺岡呼人の魅力を解き明かすという企画なんですが、1日目の今日は「ベーシストとしての寺岡呼人」です。」

寺岡「結構めちゃくちゃなんですよ、ベーシストとしては。僕ね、パンクバンドだったんで、JUN SKY WALKER(S)の。で、前のベースの人がデビューの2ヶ月前に辞めて、僕が入るんですけど、ベースをまったく弾いたことがないのに、一ヶ月でレコーディングですよ。ベースも持っていないので、後輩のミュージシャンから借りて(笑)。デビューと同時にライブハウスもいっぱいになったのでラッキーという感じだったんですよ。で、その年の夏フェスで他のバンドのベースを聴いてびっくりですよ!」

亀田「夏フェスまで気がつかずに突っ走るのが呼人くんっぽいよね。自分の楽器を持たずにいきなりレコーディングしちゃうとかパンクっぽいよね」

寺岡「シド・ヴィシャスっぽいというか」

亀田「そう!」

寺岡「でもね、そこから苦難の連続なんですよ。ツアーに追われて練習する暇もないし…。佐久間正英さんがプロデューサーで入った時にピッキングの仕方を教えてもらいました。初めてベースを習ったんですよね。だからジュンスカの最後のツアーは充実していたと思うんですよ。でもそこでベースを辞めるという(笑)」

亀田「ははは!」

寺岡「そこから自分がソロになって、百聞は一見にしかずじゃないけど、一流のプレイヤーの背中を見ているだけで、分かることがあるんですよ。だから、プロデューサーになって改めてベースが楽しくなったというか…」

亀田「進みながら、その都度その都度というのが呼人くんっぽいよね」

寺岡「良い意味でいえば『素直』、悪くいえば『行き当たりばったり』」

亀田「ははは!…そんな中で呼人くんがベースで凄いなって思う曲ってある?」

寺岡「うーん、僕、そういう経緯ではじまったので未だにこのベーシストに憧れているという曲はないんですけど、ポールマッカートニーはメロディメーカーでもある、ベースでも作曲しているなと感じるじゃないですか?」

M. WITH A LITTLE HELP FROM MY FRIENDS / THE BEATLES

20140929_BEATLES.jpg

亀田「ポールは歌も唄うから呼人くんと共通していますよね」

寺岡「ポールは他のメンバーが帰った後に、ベースをもう一回録り直すということをやっていて、このベースに凄い時間がかかったそうなんですよ。僕らはこのフレーズはポールの思いつきだと思ってしまうのですが、実は凄く練られて作られているんですよね。そこにシンパシーを感じました


亀田「なるほど!楽曲を丁寧に作り上げるところは共通することかもしれませんね。ということで、今日の「FM KAMEDA」は、プレイヤー(ベーシスト)寺岡呼人に迫ってきましたが…
明日は、音楽プロデューサーという側面で、寺岡呼人さんに迫ります。寺岡さん!明日もよろしくお願いします!」

寺岡「よろしくお願いします」


●寺岡さん、4年振りのニューアルバム『Baton』を先週水曜日にリリースしました!

こちらもぜひチェックして下さい!

寺岡呼人

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STAFF| 21:29 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2014年09月25日

クイズ!カメオネア

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
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普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
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第486回目のテーマは…

クイズ!カメオネア

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ようこそ「クイズカメオネア」へ!
月に1度の恒例企画、今月もやりますよ!

クイズは3択です!
では、準備は良いですか??
早速、一問目いきますよ!

「クイズカメオネア」スタート!!!!!!

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さあ…カメオネア恒例!?の「面白カバー」についての問題です。
マイケルジャクソンやジミヘンなどをカバーし、
日本でも話題となった「2CELLOS」。
その名の通り、二人のチェリストによるデュオ!!
チェロによって数々の名曲が、
イケメンの超絶テク(イケメンは関係ないか)で
カバーされましたが…世界は広い!
こういう発想は「2CELLOS」だけではないんです。

意外な楽器を使って、洋楽の名曲の数々をカバーする二人組がいるのは
ご存知でしょうか?この二人の音をほんの少しだけ聴いて下さい!!!

(♪It's My Life)

わかる??さあ、この二人組は一体、何の楽器を使っているでしょうか??

A )ハープ

B)バンジョー

C)琴

どれかな??
もう一回聴かせて??

(♪It's My Life)

それでは正解はどれでしょうか??
そしてもし曲までわかったら、キミ凄いよ!!!

A )ハープ

B)バンジョー

C)琴

正解はどれでしょうか???

ファイナルアンサー?

正解は…「(A)ハープ」

…あれこの曲は????
BONJYOVIの「It's My Life」じゃん!!!

ハープで数々の洋楽をカバーするデュオの名前は
「Camille and Kennerly」。
この音はエレクトリックハープの音なんです。
アメリカ出身の双子の麗しき姉妹によるハープデュオです。
(美人です♪←大事)
ジャンルにとらわれず、
様々な楽曲をカバーしているんですよ!

ハープっていうと、なんだか優雅で、
神々しいイメージの楽器ですが、
ヘビメタの曲なんかもカバーすると
哀愁がただよいますね。
ちなみに、ぜひミュージックビデオをご覧下さい。
砂漠でハープを演奏する、
なぜか黒ずくめ、網タイツの美人姉妹。
眩暈すら感じます…はぁ。

では続いての問題いってみましょう!!!!

------------------------

さあ、続いてはU2に関する問題です!
今月、突如itunesで
ニューアルバム「Songs of Innocence」が
「無料ダウンロード音源」としてリリースされ、
ビッグニュースとなりました。
インタビューの中で今回の作品の
創作についての話をきかれたボノは
自分たちの楽曲の作り方について、
まるで◯◯を作るようだと語っています。

A)折り紙

B)水墨画

C)曲げわっぱ(!?)
(米びつとか、弁当箱に使われる、木製の丸いのハコですね。
おこわとかごはんとかいれたりするやつ)

ファイナルアンサー?

正解は…「(B)水墨画」

むむむ…「水墨画」。
その心理とは??

「今度の楽曲はどれも書かれる運命にあった曲なんだけど、俺としてはいつも禅アート(水墨画)の絵師のようだと思っているんだ。1日中、ただ墨を擦り続けて、最後の数分間だけで創作のすべてが行われる…俺たちのアルバムっていうのも、いつだってそうやって作られてきたものなんだよ」

深い言葉ですね。
頂点を掴んだアーティストの、
素直で真摯に音楽に向き合う姿勢が伝わってきます。

ご存知の通り、
今回U2はアルバムをitunesから無料でプレゼント。
ミュージックシェアもここまできたか!!
という感じですが…

これは、itunesつまりappleとU2のコラボなんですね。
丁度iPhone6が出たり、
appleが新しいデバイスにチャレンジする時に
バンドとして数々のチャレンジを重ねてきた
U2とコラボしているわけです。
この宣伝効果はお互いのためにもメリット抜群。
無料でアルバムを配布しても、
それにみあうメリットがあるはずです。

さあ、今日聴くのはそんなU2のニューアルバム「songs of innocence」から
2001年に亡くなったラモーンズの、ジョイ・ラモーンに捧げた歌。

M. M The Miracle (Of Joey Ramon) / U2

20140925_u2.jpg

「songs of innocence」「純粋な歌たち。」
今ココ、今世界で必要とされるモノは何かを
問いかけ、訴える、アルバムですね。

あっ!!ちなみに、さっきの美人ハープデュオ
「Camille and Kennerly」は
U2のこの曲もカバーしてますよ!

…え?もうハープはいいって!?

クイズカメオネア次回もお楽しみに!!!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 13:16 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2014年09月24日

ご長寿バンド、Chicagoを繋ぐもの

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか? 
僕と一緒に探っていきましょう!


第485回目のテーマは…

ご長寿バンド、Chicagoを繋ぐもの

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昨日、9月24日は、
CHICAGOの、シカゴ 結成40周年記念ベスト・アルバム。
「The Best of Chicago, 40th Anniversary Edition」の
リマスター盤の発売日でした!

CHICAGOは、1967年に結成され、
今年2月15日で、47年目に突入しました。
「長い夜」「サタデイ・イン・ザ・パーク」
「愛ある別れ」「素直になれなくて」など
ヒット曲は、数知れず…。
これまでに全世界売上げは1億2200万枚を超えている
超ビッグバンドです!

ところで、
CHICAGOはアルバムタイトルが数字なんです。
「CHICAGO鵯」からはじまって…
いったい、今、アルバムは、
「CHICAGOいくつ」まで出ているんでしょう?

えーーーっ「XXXIV…36!」

47年…ここまでバンドとして続いているのもすごいんですが、
その分といっては、何ですが…メンバーチェンジの数もすごいんです!
オリジナルメンバーは

1967年に大学生の仲間集まって作られシカゴの
前身となったバンド「ビッグ・シング」は、

ロバート・ラム(Vo,Key)、
テリー・キャス(Vo,G)、
ジェイムズ・パンコウ(Tb)
ウォルター・パラゼイダー(SAX)、
リー・ロックネイン(Tp)、
ダニー・セラフィン(Drums)、
ピーター・セテラ(Vo,Bass)の7人編成でした。

キーボードとブラスセクション以外は、
ひたすら(?)メンバーチェンジを繰り返し続けているのです。

アルバム「6」のリリース後には、
バンドの中心的存在のギタリスト
テリー・キャスが亡くなっています。

そして、シカゴ「17」を最後にヴォーカルを担当していた
まさにバンドの顔である、ピーター・セテラが
ソロ活動に専念するため、脱退!
これは、かなりの衝撃を与えましたね!
結果、延べ、13人のメンバーが、
入れ替わっているんですね。
今現在、初期から残っているメンバーは、
ロバート・ラム、ジェイムズ・パンコウ、
ウォルター・パラゼイダー、リー・ロックネインの4人
つまり、キーボードとブラスセクションだけが
メンバーチェンジすることなく
バンドの中心にあるんです。

じつは、ここにシカゴのサウンドの最大の魅力があるんです!

では、そんなchicagoの魅力が最大限に発揮された
この曲をお届けしましょう!

M. サタデイ・イン・ザ・パーク / CHICAGO

20140924_CHICAGO.jpg

では、chicagoの魅力とは?
このブラスロック。かっこいい!しびれますね!
そしてキーボードが提供するコード感が
楽曲を色彩豊かにさせています。
これがシカゴサウンドの魅力なんですね!

シカゴ、メンバーチェンジの数もすごかったですが、
常に進化し続けました。
この変化が、彼らにとっては新陳代謝になり、
長きにわたってヒット曲を生み出す結果になりました。

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「素直になれなくて」を大ヒットさせたプロデューサー、
デヴィッド・フォスターは
プロデュースを引き受けたとき、バンドがセッションで曲を作り
「なあなあ」の関係に中で、「まあまあ」の曲を作って満足していることを
なっていることをズバリ指摘。
何度も何度も楽曲を書きなおさせたそうです。

そして、以前も、
「涙のボーカル交代劇(バンドのボーカル交代の話)」の回で
話しましたが…

洋楽の世界においては、ロックバンドの顔は、
ボーカルではなく、代表曲!
これは、シカゴにもあてはまるんです!
Chicagoは、「長い夜」「愛ある別れ」「「素直になれなくて」
「ラヴ・ミー・トゥモロウ」などの大ヒット曲を
今でもツアーでやり続けています。

彼らとともに、年を重ねたファンは、
自分達の青春を思い出し、ヒット曲の持つパワーは
若いジェネレーションにシカゴというバンドの
素晴らしさを伝えていきます。
ちなみに、脱退した、ピーター・セテラにいたっては、
ソロになった今でも、「素直になれなくて」を
自分の十八番として歌い続けています。
こうやって、歌い継がれて行く名曲がバンドをささえる。

洋楽は「楽曲」に重きをおきます。
音楽そのものを楽しんでいる。
ここが、キャラや等身大のリアリティーといった、
アーティストの「人間性」に重きを置く、
J-POPとの一番の違いかもしれません。

シカゴのアルバムには、
時代を越える素晴らしい名曲がつまっています。
さあ、これをきっかけに、みなさんも47年にもわたる
ロックの歴史が詰まった
シカゴのアルバムを聴いてみるのもいいかも!

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日は、FM KAMEDA恒例企画「クイズ・カメオネア」です!お楽しみに!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 13:24 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2014年09月22日

BACK TO THE CHART!<1976年9月25日>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか? 
僕と一緒に探っていきましょう!


第484回目のテーマは…

BACK TO THE CHART!<1976年9月25日>

====================

Back to the chart!
ある年代のある月のチャートをふりかえることで、
あの頃の自分を思い出したり、その時代の流行を思い出したり、
みなさんの想い出がフラッシュ・バックすると間違い無し!

さぁBack to the chart!今回ピックアップするのは…

「1976年9月!」

【BGM】

ラジオネーム:ユキヒロさん からのリクエストです。
==========================================
今日はひとつ、亀田さんに折り入ってお願いがあり、メールしました。じつは、僕がいつも仕事でお世話になっているラジオDJのサッシャさんが9月22日 月曜日に 38歳の誕生日を迎えます。仕事でお世話になるばかりか、時に僕のだらしない私生活に喝を入れてくれるサッシャさん。上兄弟がいない僕にとってお兄さんのような存在です。
そんな誕生日を迎えるサッシャさんに、亀田さんから1976年9月22日付のチャートをプレゼントしてあげて頂けませんでしょうか?よろしくお願いします!

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(♪Happy Birthday to You : 亀田さんベース独奏)

ちなみに1976年の出来事、と言うと…
・2月に「徹子の部屋」がスタート
・6月 週刊少年ジャンプにて「こち亀」の連載スタート
・10月 王選手が715号ホームラン
音楽では「およげたいやきくん」「ビューティフルサンデー」、そしてピンクレディーやキャンディーズが大ヒットしていました。

では、そんな1976年、サッシャが生まれた
9月22日に一番近い9月25日付けの全米チャートを振り返ります。

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まずは、NO.5!

Lowdown / Boz Scaggs

1960年代にデビュー。
そして今も現役バリバリで活躍するアーティスト。
AOR界を代表する存在、ボズ・スキャッグス。
この「LOWDOWN」は彼の代表的なヒットの一つですね!

ちなみにこの曲が入っている、アルバム「SILK DEGREES」は
アメリカだけで500万枚以上を売り上げています。

演奏はTOTOのメンバーですよ。

コンピューターが音楽を支配する以前の物語、
LAのスタジオミュージシャン、
つまり人間が奏でるサウンドが
キラキラ輝いていた時代です。

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続いて、NO.4!  

(Shake,Shake,Shake) Shake Your Booty / KC & The Sunshine Band

ゴキゲンな70'sディスコサウンドです!
ディスコブーム全盛の勢いを感じるこのナンバー
この2週間前にはチャートのトップに立っていました。

この曲は KC & The Sunshine Bandが
「ザッツ・ザ・ウェイ」に続いて放ったヒット曲です。
「ザッツ・ザ・ウェイ」といえば…
「ガッツだぜ!」

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続いて、NO.3!

A Fifth Of Beethoven / Walter Murphy & The Big Apple Band

ウォルター・マーフィー&ザ・ビッグ・アップル・バンドの
「A Fifth Of Beethoven」。
邦題は「運命'76」ときたもんだ。
素晴らしい邦題じゃありませんか!?

ご存知ベートーベンの「運命」をディスコチューンにしてしまった、
アイディア勝ちの1曲。
この数週後にはナンバーワンを獲得します。
その後、この曲は、ディスコブームを象徴する
映画「サタデーナイト・フィーバー」でも使われ、
さらにヒットしました。一粒で何度も美味しい!?

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そして、NO.2!

I'd Really Love To See You Tonight / England Dan & John Ford Coley

こちらは、テキサス州の男性デュオ、
イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリーの
「I'd Really Love To See You Tonight」、
邦題は「秋風の恋」!
この時代の楽曲は、ディスコサウンドだけではなく
メロディーが美しい曲が多いですね!
当時のFM KAMEDA(亀田少年が自分の部屋でやってたやつ)
でもヘビロテされていた、胸キュンソングです。

イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリーは、
70年代後半に甘いメロディーでトップ10ヒットを量産します。
ザッツAORですね。

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そして…
1976年9月25日付の記念すべき1位は!
やっぱりディスコ!

M. Play That Funky Music / Wild Cherry

20140922_WildCherry.jpg

ファンキー!なグルーブ!
ワイルド・チェリーの「プレイ・ザット・ファンキー・ミュージック」。
全米チャートで3週連続ナンバーワンをゲットした大ヒットです。

ワイルド・チェリー。
実はイギリスの白人4人組グループなんですね。
そう、目をつむって聴いていたら、
ぜったい黒人グループだと思っちゃう。
こんなにもディスコサウンドが一世風靡していたんですね。

1976年!
それだけディスコ=踊れる音楽が
世界中で愛されていた時代ということです。

というわけで、サッシャの生まれた週のチャートって、
ディスコ天国じゃない!?
このディスコティークな空気をオギャ〜と生まれたばかりの
サッシャは吸い込んだんですね!
サッシャの無敵の明るさの秘密は、この吸い込んだ空気にあるのかも!
Haapy Birthday Sacha!!!

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この番組では、
皆さんが知りたい・聞いてみたい年代のチャートを振り返る
「バック・トゥ・ザ・チャート」にオーダー、お待ちしています。
あなたのバースデーや記念日、その時、世の中ではどんな音楽チャートを
賑わせていたのか!?聞いてみたい人は「いつのチャートを知りたいのか?」を書いて
FM KAMEDAのウェブサイトからオーダーしてください。

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」、
明日は、祝日のためお休みです。
水曜日は、結成40周年!シカゴの魅力をひも解きます!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 21:22 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2014年09月18日

永遠のハーモニー BOYZ II MEN

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか? 
僕と一緒に探っていきましょう!


第483回目のテーマは…

永遠のハーモニー BOYZ II MEN

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(♪I'LL MAKE LOVE TO YOU/BOYZ II MEN)

いいすね!
抜群のコーラスワークで、
すばらしいハーモニーを奏でるBOYZ II MEN、
90年代初頭のコーラスブームの火付け役!

今、流れている「I'LL MAKE LOVE TO YOU」
が全米NO.1を独走してから
ちょうど20年目のこの秋、BOYZ II MENが来日します!
明日9月19日とあさって20日の2日間、
「東京国際フォーラム ホールA」で
このハーモニーを聞くことができますよ!

コーラスグループと言えばBOYZ II MEN!と思わせる鉄板感!
FM KAMEDAのオープニングMIXでも、
この「I'LL MAKE LOVE TO YOU」が使われていますよね。

BOYZ II MENが成功を収めた秘訣、
一体どんなところにあるのでしょうか?

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1991年リリースのデビューアルバム「Cooley High Harmony」は
アメリカだけで900万枚を売り上げ、グラミー賞を受賞!

期待されたセカンドアルバムに、ベイビー・フェイスと、
ジャム&ルイス当時めちゃくちゃ売れっ子の
豪華プロデューサーを迎える  という気合いの入れ具合。
もちろん、そこには、モータウンレーベルの
「負けられない」戦いがありました。

その後、デビュー20周年を記念したアルバム「Twenty」でも
ベイビーフェイスとジャム&ルイスは参加しています。
これについてメンバーは、

「彼らがプロデュースしていた頃、聴いてくれた人たちに
また聴いてもらえるようになれたらいいと考えている。
だってファンはいなくなったわけじゃなくて、
ただ大人になっただけだから」

と答えています。

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ちなみに、BOYZ II MENというグループ名は、
尊敬するボビーブラウン先輩が在籍した
NEW EDITIONの曲名からつけたんですよ。
BOYS TO MEN。
toと II のちがいがまたクール!

そうやって先輩アーティストをリスペクトしていた彼らは、
やがて、後輩アーティストにリスペクトされる存在になっていきます。
ビヨンセ、ジャスティン・ティンバーレイク、
アッシャー、ブルーノマーズなどなど、
ソウルフルなメロディーと「歌」を大切にする
アーティストは必ず、BOYZ II MENを
フェイバリットアーティストにあげています。
 
いかがでしょうか?
そんな彼らの名曲の中から、1曲聞いていただいた後に、
BOYZ II MENが愛される理由をお話したいと思います。

M. It's the Same Old Song / Reach Out I'll Be There / BOYZ II MEN

20140918_kameda.jpg

この曲が入っている、アルバムの名前にもなっている
HITSVILLは、MOTOWNレーベルが
ヒット曲を量産したレコーディングスタジオの名前からとっています。
こんなところにも、先輩アーティストをリスペクトし、
ソウルミュージックを愛するBOYZ II MENの
ミュージシャンシップを感じることができます。
そのミュージシャンシップには、
ブラックミュージックのソウルが息づいています。

このミュージシャンシップこそが、BOYZ II MENの最大の魅力です。
ヒットチャートに甘い楽曲を送り込んでも、
その根っこにあるソウルミュージックの旨味、すごみ、強みが、
まったく失われないんですね。
上手い、そしてハートがある。
BOYZ II MENはミュージシャンズミュージシャンの集合体!
だからこそ、ジャム&ルイスやベイビー・フェイスという
大物プロデューサーと組んだときに、楽曲の良さが引き立ち、
洗練されたソウルミュージックのエキスが抽出されるのです。

メンバーの脱退はあったものの、今も新メンバーを入れることなく
オリジナルメンバーの3人でハーモニーを奏で続けるBOYZ II MEN、
メンバー同士の絆がそのハーモニーに現れるのではないでしょうか?

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絆といえば、日本のファンを大切にして、
毎年のように来日する、親日家!
震災後いち早く来日し、積極的にチャリティーし、
日本を勇気づけてくれたのもBOYZ II MEN!
そういえば、2010年にJ-POPナンバーをカバーしたアルバム
「COVERDED〜WINTER〜」をリリースしていますね。

明日、あさっての来日公演では、
フルバンドを従えてのステージとなるそうです。
秋のはじめ、心にしみる演奏を聞かせてくれることでしょう。

BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA〜
来週もお楽しみに!

Boyz II Men ボーイズ II メン ジャパン・ツアー2014


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2014年09月17日

ハイレゾ音源ってなんだ!?(PART : 2)

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか? 
僕と一緒に探っていきましょう!


第482回目のテーマは…

ハイレゾ音源ってなんだ!?(PART : 2)

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音楽の新しい聞き方、サイコーの楽しみ方? 「ハイレゾ音源」。
昨日は、「ハイレゾ音源」とは何か? という基本を勉強しました。
簡単に復讐をしておくと、ハイレゾ音源とは、
僕達アーティストがスタジオでレコーディングした時の、
その時の、音楽全体が隅々まで聞こえてくる、
素晴らしいサウンドだと、昨日は勉強しました!

今日もこの方にお話をうかがいます。
サウンド&レコーディング・マガジンの國崎さんです。

國崎:
よろしくお願いしまーす。

亀田:
今日は僕達、作り手にとってハイレゾ音源とはどんな意味があるのか、
國崎さんとお話していきたいと思います。
まず、アーティストがハイレゾ音源で自作をリリースする利点は
どういうところにあるんでしょう?

國崎:
「ホントはこういう音で作ったんだよ」っていう録れたての音を
リスナーに届けられることだと思います。

亀田:
ハイレゾ音源を提供するために、
アーティストにとって作る工程は変わるんですか?

國崎:
実は、これまでもずーっとアーティストの方は
ハイレゾで音楽を作っているんです。

亀田:
はい、そうなんです。
わかっているのに、聞いてしまったんですけど…。
僕はずーっと 96kHzサンプリング/24bitで収録しています。

國崎:
謎の単語ですが、要するに数字が大きれば大きいほど良い音で録れる。
数字が上がると細かい音が録れるんです。

亀田:
細かい音が録れて、全体の容量が大きくなる。

國崎:
ザルっていうと変ですが、編みが細かくて漏れない感じ。
編みが荒いと色んな物が逃げていっちゃうじゃないですか?
数字が上がると「全部すくい取れてるよ!」って。

亀田:
僕もかなり早い段階から96/24でレコーディングをしていて…
ちなみに東京事変では192kHzサンプリングで収録していました。
でも、これってミュージシャンにとっては試練で、
容量が大きいとコンピュータに負荷がかかるので
何トラックも用意できない。
アーティストにも演奏スキル、緊張感が求められます。

國崎:
僕、それはとても良いことだと思います。
最近のレコーディング機材は、何トラックも無制限に用意されている。
一回一回の演奏にかける集中力も落ちる。
ただ、トラック数が限られるとなると、一撃必殺!

亀田:
安心材料があって、リラックスした中で良い物が生まれることもありますが、
瞬間瞬間にしか生まれない音楽の素晴らしさを
アーティストは伝えなきゃいけないし、
これが出来るのは音楽のマジックだと思うんですよね。

國崎:
時代を、時間を超越していきますよね。

亀田:
昔の作品がハイレゾ音源になるじゃないですか?
これはどうして、こういう傾向が?

國崎:
CDというメディアが出来る前の時代に作られた音源であって、
CDをターゲットに作ってないんです。
アナログレコードがターゲットだったんですが、
その頃の録音って、CDよりもハイレゾリューションで録れていたんです。

亀田:
そうなんです。
アナログテープでレコーディングするときは
ザルの編み目が無いんですよ。
全体を隙間のないタライですくい上げることが出来るんです。

國崎:
その時代に作られたものって、物凄く良い音なんです。
それを今のハイレゾの方式でもう一度ディストリビューションしているのが
旧譜のハイレゾ化です。
でも、それだけじゃつまらないので、今の人達に頑張って良い音で、
良い音楽を作って欲しいなと思ってます。

M. LOVE IS BLIND / 平井堅(「Ken's Bar 鶚」より)

20140917_ken.jpg

國崎:
素敵ですね、これ!

亀田:
この空間、生の一発録りですが、ハイレゾならではの解像度で、
自分の弾いてた指の動き、平井堅さんの喉の動き…
「良い音で聴けるって素晴らしいなと思いましたね」
ハイレゾ音源の、これからの課題ってありますか?

國崎:
色んなフォーマットがあります。
あと、ファイルの形式も統一されていません。
多様性という面もありますが、
USB DACKを買ったとしても、フォーマットに対応しているのか。
そこは難しいですね。

亀田:
「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」、
昨日と今日の2日間に渡り「ハイレゾ音源」というテーマでお送りしました。
教えていただいたのは、
サウンド&レコーディング・マガジンの國崎さん! ありがとうございました!

國崎:
ありがとうございました!

20140917_KUNISAKI.jpg

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さて…この番組「BEHIND THE MELODY」では
ラジオの前のアナタから、音楽に関するギモンを引き続きお待ちしています。
どんなに基本的なギモンでもOKです!
僕に聞きたいギモンは、この番組「BEHIND THE MELODY」のホームページから
送ってください!僕でわからない場合は今回のようにゲストを呼んじゃいます!

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『BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA』。
明日は… 来日公演直前! BOYZ II MENの魅力に迫ります。

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STAFF| 13:35 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2014年09月16日

ハイレゾ音源ってなんだ!?(PART : 1)

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか? 
僕と一緒に探っていきましょう!


第481回目のテーマは…

ハイレゾ音源ってなんだ!?(PART : 1)

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ラジオの前のみなさんは、普段どんな音響機器、スタイルで音楽を楽しんでいるでしょうか? 
そして、今、最高の音質で音楽を楽しむ方法、「ハイレゾ音源」を知っていますか?今日と明日の2日間は、この「ハイレゾ音源」について勉強したいと思います!

そこで、講師には「ハイレゾ音源」に詳しい、この方をお迎えしました。
サウンド&レコーディング・マガジンの國崎さんです。

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亀田 : 國崎さん、巷ではハイレゾハイレゾと言われていますけど。

國崎 : 毎日誰かが言っていますよね?

亀田 : twitterとか見ててもそうですし。電気店でもハイレゾのコーナーがあったりとか…
まず、僕から直球な質問をしてみます。ハイレゾ音源っていったいなんですか?

國崎 : CDよりいい音質の音源と、ざっくりそう捉えていただければ合っていると思います。細かく言えば、「ハイレゾリューション」高解像度ですね。より細かな音が聞ける。

亀田 : レゾリューションというのは解像度ですね?

國崎 : はい。ハイレゾリューションがハイレゾになっています。

亀田 : 解像度が高いとどうなるんですか?

國崎 : 余韻とかが綺麗に聞こえる。

亀田 : 写真とか映像に置き換えるとわかりやすいですね。

國崎 : そうですね。デジカメでよく画素数って言ってたじゃないですか。あの画素数が大きくなったのと同じような感じです。

亀田 : 細かいところまで分解された音源が聞けるということですね。

國崎 : はい。

亀田 : そもそも國崎さんがハイレゾに興味を持ったキッカケはどういうところですか?

國崎 : 僕らはよく仕事柄ミュージシャンの方、エンジニアさんの方がスタジオで音楽を作っている現場に行く訳ですけれども、そこでやってるレコーディングっていわばハイレゾのレコーディングなんです。
みなさんCDを出すためにレコーディングしているんですけれども、作っている音そのものはCDよりもとっても良い音で録ってるんですね。そこで聞くと「これすごい良い音!」「これそのまま聞きたい!持って帰りたい!」と思っちゃうんです。

亀田 : 僕ら作り手もこのスタジオで鳴っている音、このままリスナーの皆さんに届けばいいのにっていつも思っています。ところが、今のお話だとCDになっていく過程で何かが失われていくっていうことなんですね?

國崎 : そうなんです。さっきの画素数のお話で言うと、画素数を決まった数まで落とさなくちゃいけないんです。

亀田 : たとえば写真を撮ったとする。それを友達にメールしなきゃってなって、写真のサイズどれくらいにしますかって聞かれますよね。あれの数字の低いほう軽いほうにしなきゃいけないってことですよね。

國崎 : 中くらいですね(笑)中にしてるみたいな感じです。でもみなさん写真撮る時は、そのまま送りたいなぁと思いますよね。でも相手の人に迷惑だったりしますよね。だから「んーじゃあ中で」という感じで送ってるのが今のCDです。

亀田 : CDの音を聞いていてもいい音だと思ってしまいますが、その先にはスタジオで録られたもっときめ細やかな音があるということですね。

國崎 : あります。もっといい音があるんです。

亀田 : このハイレゾ音源を聞くためには具体的にどうすればいいんですか?

國崎 : インターネットを使ってハイレゾ専門のサイトから音源を買うっていうのが一般的です。そうしますとまず音源は自分のコンピューターにダウンロードされます。一番簡単なのはハイレゾ用の外付けUSBを買い足してコンピューターに繋ぐということです。そうしてそのコンピューターにヘッドホンやスピーカーを繋ぐとハイレゾの音源が楽しめます。そういう機械のことを「USB DAC」と呼んでいます。Digital Analog Converterの略です。

亀田 : なるほど!ちなみにこれ価格っていうのは?

國崎 : ピンキリです!安いものは数万円。

亀田 : 安くて数万円!?

國崎 : 安いじゃないですか〜

亀田 : まぁでも、アーティストがスタジオで鳴らしている音がまさに目の前で聞いているような感覚で聞けると思えば、安い投資かもしれない。

國崎 : 一週間で、「あーなんか元取ったー」って気持ちになりますよ。

亀田 : ちょっとみんな聞いたー?じゃあ上の方は?

國崎 : 上の方はちょっと申し上げられません。

亀田 : それはどうしてそんな金額になるんですか?

國崎 : いろいろな匠の技が詰め込まれているんでしょうね。

亀田 : まぁ昔からオーディオの世界ってピンキリだと思うんですよ。まず最低でも数万円のUSB DACと。

國崎 : 安いからって悪い訳じゃあ全然ないんですよ。このデジタルとかハイレゾってアナログのLPの時代と比べるとオーディオ機器の差がそんなには出ない。出ますよ?出ますよ?でも、そんなには出ない。

亀田 : その出ますよ?出ますよ?っていう細かい所行きたい人が、言えない金額のもの買うってことでしょ?

國崎 : そうです。普通の人でしたら数万円でびっくりするくらい良い音です。

亀田 : これは体験してみたいですねー。ということでこのはやる気持ちを抑えられない僕は、國崎さんご推薦のこの曲ハイレゾで聞いたらスゴいよという曲を聞かせて頂きました!

M. Whole Lotta Love / Led Zeppelin

20140916_kameda.jpg


亀田 : やっぱスゴいですね。当時のマスターテープを顕微鏡でのぞいているような。音の隅々まで聞こえてくる。

國崎 : これがラジオの向こうまで伝わってるといいなぁ。

亀田 : そうなんですよ。このラジオのフォーマットっていうのもあって、さっき言ったCDになる時に切り捨てなきゃいけないものと同じようなことが起きているんですね。
でも元の音が隅々まで聞ける感覚っていうのはラジオの向こうのみんなにも伝わったんじゃないかなと思います。
ちなみに今、Zeppelinの名曲を聞かせて頂きましたけれども、この他にどんなジャンルの音楽がハイレゾ向きですか?

國崎 : ハイレゾ向きっていうのは僕は言いたくはないんですけれども、需要があるのはやっぱりクラシックとかジャズとか綺麗な音楽。余韻感とか空間の感じとかがすごく表現されている音楽作品てありますよね。ああいったものがマッチすると言われていて、ユーザーもそういうものを求めている方が多いので、結構数がありますね。

亀田 : クラシック・ジャズ?その他は?

國崎 : あとは昔のロックですね。アナログでレコーディングされていたもの。それこそこの番組のテーマで往年のヒット曲が流れますけれども、ハイレゾ化されているので、聞くとまた新たな発見があって楽しいです。

亀田 : これは今後の展開が楽しみですね。この話の続きをもうちょっと掘り下げて明日またお伺いしたいと思います。というわけで「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」、今日は「ハイレゾ音源ってなんだ!?」というテーマでサウンド&レコーディング・マガジンの國崎さんにお話をうかがいました。

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2014年09月11日

9.11に想う

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
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第480回目のテーマは…

9.11に想う

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2001年の9月11日に発生した
「アメリカ同時多発テロ事件」。
あの日から、13年…

じつは、僕にとってNYは生まれ故郷なんです…
1964年僕は、NYで生まれました。
あれから、50年、そんなNYを先日旅してきました。
ルーツ巡りの旅ですね。

20140911_kameda_1.jpg

さらに、ニューヨークに行くのは、
なぜか仕事でもプライベートでも縁がなく、
1992年以来のことなんです!
そう22年振りのNY。
そんな僕が、今回の旅で、
どうしても行きたい場所がありました。

「グラウンド・ゼロ」です。

父と母とよく訪れたウォール・ストリート。
そこに、誇らしげにそびえたっていたツインタワー
「World Trade Center」
あのときあったものがそこにない。
9.11の悲しみ、やり場のない感情が、
こみ上げてきました。

そして、今回、僕は昨年9月11日オープンした
「911メモリアル・ミュージアム
に行ってきました。

このミュージアムには、
2001年の9月11日に何がおこったかが
その日の映像や、写真や、亡くなった方の遺品が、
静かに、ひっそりと、展示されています。

そして、この事件でなくなった、すべての方々の名前
「World Trade Center」のオフィスで働いていた方、
消防士の方、警察官の方、
ハイジャックされた飛行機の乗客の方…
4千人以上の方の名前が、
水が流れ落ちるプール型の2つのモニュメントに、
ぎっしりと刻まれています。

20140911_kameda_2.jpg

尊い命が、尊い命を使って、
一瞬にして奪われました。こんな悲しいことはありません。
人の命を奪うことは、どんな理由があっても許されません。

そして、その悲しみと向き合い、悲しみを乗り越えて
立ち上がろうとしている人たちがいます。
僕らが作る音楽が、
すこしでもおだやかな毎日のために生かされるように
僕は、自分にできることをすべて提供しようと
こころに刻みました。

M. Black Bird / The Beatles

20140911_kameda.jpg

この曲は、1968年、ポールマッカートニーが
黒人女性の公民権開放について歌った歌です。
美しいメロディ、やさしい歌詞…
音楽は誰も傷つけることなく、人種や思想の違いを
おだやかに埋めていくことができる魔法の言葉です。

今日も世界のどこかで、命を奪う争いがくりかえされています。
僕は、音楽に思いをたくします。

20140911_kameda_3.jpg

BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA〜
来週月曜はスペシャルプログラムの為、お休みです。
それでは、また来週、元気にお会いしましょう。
亀田誠治でした。

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2014年09月10日

社長は歌う!

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか? 
僕と一緒に探っていきましょう!


第479回目のテーマは…

社長は歌う!

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きのう、9月9日は、弘兼憲史さんの
連載中の大人気漫画「会長・島耕作」の主人公、
島耕作の誕生日!!67歳です!!
すごいですね、FM KAMEDA。
実在しない人物のお誕生日までネタにしています(笑)。

もともとこの作品は、「課長・島耕作」シリーズからスタートし
島耕作は、部長、取締役、常務、専務、社長、
そして現在、会長までに上り詰めています。

そんな島耕作さんにちなんで、
歌う!「社長ミュージシャン」に注目します。
まずは、この方!

JAY-Z!
もともとは、JAY-Zは、ドラッグの売人でした。
このままではやばい…
そんなときJAY-Zは、デイモン・ダッシュと出会い、
ラップを始めるようになります。

JAY-Zとデイモンは、さまざまなレコード会社と契約をしましたが、
どれもうまくゆかず、二人は
「ロッカフェラ・レコード」という会社を立ち上げます。
この、自分で立ち上げるというのがポイントですね。
起業ですよ、起業したんですよ!

ここでの躍進が、デフ・ジャムレーベルの目にとまり、
ロッカ・フェラレコードの株式の半分をデフ・ジャムが購入。
ビジネスっぽい!
その後JAY-Zはビジネスの才能をぐんぐん発揮し、
たったの数年でデフ・ジャムの社長にのぼりつめます。
そして現在の活躍は、みなさんご存知ですね!

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続いては、PUFF DADDYこと、ショーン・コムズです。
現在PUFF DADDYは…

・バッド・ボーイレコードの最高経営責任者、
・映画プロダクションオーナー、
・レストランのチェーンのオーナー、
・ファッションブランド(「ショーン・ジョン(Sean John)」)のオーナー
・音楽ケーブルチャンネル「Revolt TV」のオーナー

などなど
経営者としてもバツグンの活躍。
アメリカのエンターテインメント産業で
最も成功した黒人の一人ですね。

不遇な家庭に育った、ショーンは新聞配達のアルバイトを始め、
13歳で週に約6万円を稼ぐまでになったそうです。
その後、全米屈指の名門黒人大学である
ハワード大学で経営学を専攻します。

ちなみに、ショーン・コムズは、学生時代にも
ダンスパーティーを企画し1,000人を超える人を集めたり、
空港のシャトルサービスまでも、運営していたんですよ!
根っからの商才があるんですね。

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日本にも目を向けてみましょう。

日本のロックンロールの宝!
矢沢永吉さんです

永ちゃんは、EMIミュージック・ジャパンとの契約終了後、
自身の会社「ガルル」
を立ち上げます。
ガルルは、矢沢さん自身の楽曲や、グッズ製作、
販売をおこなう「矢沢の会社」です。

さらに、自身の事務所兼スタジオも作り、
いろいろなアーティストのレコーディングなども、おこなっています。
このスタジオ、僕らもよく使うんですけど、
リハーサルスタジオからレコーディングスタジオまで整っていて
まさに「矢沢音楽村」!
永ちゃんは、「社長」
として、自身のプロデュースだけでなく、
日本の音楽家達にチャンスも与えてくれているんですね。

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さあ、今日は、さまざまな、
日米の社長アーティストを紹介してきましたが…

なぜ、ミュージシャンは「社長」をやるのか!?
音楽だけやっていればいいのにね…
お答しましょう!

社長というのは、ビジネスをまとめ、進行し、
最高の結果を導いていく。
つまり、これって、プロデュースするということなんですね。
そして、数々の人との交流、繋がりの中から
小さなチャンスをみつけて、その小さなチャンスから、
何倍もの大きな結果を生んで行く。

ですから、優秀なアーティストやプロデューサーが
あらたなビジネスを立ち上げ、展開していくことは
とても理にかなっているんです。
彼らは、ミュージシャンという道を選ばなかったとしても
何かの分野で「社長」というプロデュース業を
しっかりとこなしていくに違いありません。

特にこの「歌う社長」が、HIP HOP系に多いのは、
アメリカ白人社会の中で、黒人がどう
のし上がっていくかという点から
自分でレーベルやビジネスを立ち上げ、
自分達の「村」=コミュニティーを作っていく
野心的な、リーダーの存在がかかせないところが大きいでしょう。

また、音楽、特にHIP HOPはファッションと密接に結びついているので
もう一つのビジネスラインとして会社を立ち上げ
表現の幅を広げ、収入の財源の安定感を狙うという考えもありますね。

また、HIP HOPは、コンピューターとターンテーブルがあれば、
Do It Myselfで完成出来る音楽です。
ミュージシャンが「社長」になって、
セルフプロデュース、セルフマネージメントを行いやすい
環境にある音楽であることは間違いないです!

さあ、今日聴くのは、美女と一緒に表舞台に立って
歌って、踊っているこの間にも、
しっかりレーベルの社長をやっているこのお方!

M. Empire State Of mind / Jay-Z feat. Alicia Keys

20140910_kameda.jpg
  
音楽本体からの、著作権収入が大幅に減少している中、
レコーディングバジェットなどもコントロールして、
コンサート収入など、全体をコントロールできる
歌う「社長」の存在が、今の時代を象徴しているのかもしれません!
 
---------------------

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日は、2001年の9月11日から、13年…
僕、亀田誠治が、9.11について語ります

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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2014年09月09日

アーティストが知りたい"音楽のヒミツ"

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

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昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
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第478回目のテーマは…

アーティストが知りたい"音楽のヒミツ"【ダーティ・ループスからの疑問】

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はい、この番組「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」では
ラジオの前のアナタからいただいた「音楽に関するギモン」を、募集していますが、
今日は… アーティストからの「音楽のギモン」に答えてみたいと思います。 

本日、ギモンを投げかけてくれるのは、この方です!

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ダーティ・ループス:
「Hi! 亀田さん&J-WAVEリスナー's! We are DIRTY LOOPS!」

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DIRTY LOOPS!
この番組にも以前、ゲストで登場してくれました!
あのデビッド・フォスターが惚れ込んだという
スウェーデンの3ピース超絶テクバンド!

今年の4月にデビューアルバム
『ダーティー・ループス』をリリースし、
11月には初のジャパンツアーも行う彼ら!
(東京は11月26日、会場は豊洲PIT)

ここで、そんなDIRTY LOOPSから届いた
音楽の疑問を聞いてみたいのですが…
何と言っても彼らは、
スウェーデン王立音楽アカデミー出身の
エリートミュージシャン!
いったいどんなギモンが来るのか?
さぁ、どうぞ!

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ダーティ・ループス:
「ダブルクロマチックアプローチ技法をうまくやるには??」

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ベースのヘンリックからのギモンですね。

シンプルだけど、とても効果的!
ダブルクロマチックアプローチとは!

はい、まず、この「ダブルクロマチックアプローチ」について!
POPSやJAZZではコードという和音で
メロディーをささえます。
アプローチノートとは、メロディーを弾くときに
今鳴っているコードトーンに向かっていく音のこと。
文字通りアプローチしていく音のことですね。

そして、クロマチックとは半音音階のこと。

1)普通のドレミファソラシド(7個の音)

これに対して…

2)クロマチック上行
3)クロマチック下行

ピアノでいう白鍵黒鍵全部順番に弾くのがクロマチックスケールです。
これを和音に対して上手く使うと、フレーズの表情が豊になるんです。

4)Cのコード
5)ドーミーソ

6)このCのコードトーン「C」の音に対して
7)クロマチックアプローチは半音一個でアプローチ。B→C・B→C・

8)ダブルクロマチックアプローチは、
「ダブル」だから、半音二個でアプローチ。
Bb→B→C・Bb→B→C・

9)おお!半音一個の時よりも、
なんだかファンキーな感じがしますね。
そう。ダブルになるだけで、表現の幅がひろがるんです。
これをベースソロなどに使うととても効果的!

10)ダブルクロマチックを使わないと…
11)ダブルクロマチックアプローチを入れると!
  
ダブルクロマチックアプローチを入れると、
横の流れがスムースになって、
早弾きにも対応できるというすぐれものです!
ですから、シンプルなダブルクロマチックスケールは、
かっこいいフレーズを弾き始めるきっかけのような存在。

ここでお送りするのは…

M. Sir Duke / STIVIE WONDER

20140909_kameda.jpg

お送りしたのは、
全員ユニゾンのセクションのフレーズは
上行系、下行系の
ダブルクロマッチックアプローチが沢山出てきます。
Dirty Loopsのメンバーも大好きな曲だよね?

理論で言うと子難しく聴こえますが、
こういった、地道なテクニックが
音楽を色彩豊かにしているんですよ!

DIRTY LOOPSの皆さん、ありがとうございました!
今度の来日公演楽しみにしていますよ〜!

さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんからの“音楽に関するギモン"も大募集中です!
意外なウラ話が聴けるかも?!
音楽に関するギモン」は、この番組
「BEHIND THE MELODY」のサイトからお願いします。
皆さんのギモンが集まったところで、
番組でピック・アップしていきたいと思います。

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
明日は、音楽界で活躍する"社長"に注目!
意外と社長さんって、歌ってるんですよ〜!!
お楽しみに!

ダーティ・ループス

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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2014年09月08日

粘着テープは 音楽を救う!?

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか? 
僕と一緒に探っていきましょう!


第477回目のテーマは…

粘着テープは 音楽を救う!?

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いきなりですが…
皆さんのお家には、どれぐらいの種類のテープ!
(カセットテープじゃないですよ!)
つまり、粘着テープがあるでしょうか?
ビニールテープ、ガムテープ(布のやつ、紙のやつ…)
最近は「マスキングテープ」が女性の間で人気だったりしますね。

そんな中、おそらく皆さんが
一番お世話になっているのが"セロハンテープ"なのでは?
これ、実は、今から84年前の今日、
9月8日、アメリカの3M社から発売されてたんです。

で、今日の本題!
「粘着テープ」って、音楽を救っているのか!???

はい、救っているんです。 例えば…

(♪スネアの音)

はいはい、聞こえてきたのは
ドラムセットの中、スネア・ドラム。シンバル。
楽器の表面に、この場合太鼓の皮やシンバルの表面に
ガムテープを貼ることによって
音の長さをコントロールするんです。
テープを貼ると、振動面が押さえられて
音の響きが短くなります。
これを我々はミュートといいます。

やってみますよ!

♪1 シンバル(ノーミュート→テープでミュート)

♪2 スネア(ノーミュート→テープでミュート)

ほら、テープを貼ると音が伸びないので
ほかの楽器を邪魔しなかったり、
タイトな音作りができるんです。

(♪止まらないHa〜Ha)

ご存知! 矢沢永吉さん。 
あの、マイクスタンドをグルグル巻きにした白いテープ!!!
矢沢さんだけに限ったことではありませんが
ボーカリストがステージ上で見せるマイクさばきにも
このテープが大活躍!
スタンドとマイクを固定したり、
さらにスタンド自体を矢沢さんのように
グルグル巻きにするファッションにも!
粘着テープが大活躍!
ちなみに、矢沢さんは矢沢さんご指定の
テープのメーカーがあるそうです。

それから、ここにマイクスタンドを立てるとか、
亀田さんはココ、椎名さんはココ
なんていう「立ち位置」の目印、
いわゆる「バミリ」もガムテープの役目です。

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さて、僕たちがレコーディングスタジオでレコーディングするとき!
それを何に記録するか?
デモテープなんていうくらいですから、
一昔前まではアナログのオープンテープに録音していました。
(放送局なども同じ)
今はハードディスクなんですが… 

そして、それを編集したい時。
今みたいにハードディスクなら、
パソコンの画面上でコピペして、編集し、別名で保存!
という具合で元のデータを壊すことなく、
OKテイクを作ることが可能ですが、
つまり、失敗してもやり直しがききますけど

アナログ・テープの場合はそうはいきません!
編集も命がけ!目から見える情報は何も無し!
波形も何も見えないテープを、耳をたよりに、
切って、それを繋げるわけ。
(キンチョーするね!)
そこで登場するのがスプライシング・テープという粘着テープ。
(超薄いセロハンテープみたいなテープ。いいにおいするよ!)

もしかしたらあなたの持っている名盤のお気に入り曲も
スプライシング・テープのお蔭でつなげられたものかも??
〜では、ここで世界で一番有名なバンドが
テープとテープを粘着テープで繋ぎ合わせた
必殺メドレーの一部をお届けしましょう。

M. Mean Mr. Musterd 〜 Polythene Pan ( Her Majesty ) / THE BEATLES

20140908_kameda.jpg

実はこの2曲の間には、まず、この曲が存在していました。

♪Her Majesty / THE BEATLES     

この曲の冒頭の「ジャーン」という音は、
「Mean Mr. Musterd」の最後のコードです!

テープとテープで繋がった名曲たち。
今でこそ「繋がり」とか「絆」という言葉が
日常であたたかく遣われますけど、
こうやって考えると、テープは「繋がり」を作る達人ですね。

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」。
明日は… アーティストから届いた音楽の疑問にお答えします。
なんと、DIRTY LOOPSからギモンが届きました!
いったいどんなギモンなのか?
お楽しみに。

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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2014年09月04日

空港と音楽のステキな関係

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか? 
僕と一緒に探っていきましょう!


第476回目のテーマは…

空港と音楽のステキな関係

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(♪関西空港 / フレディー)

関西空港〜こぶしが効いてますね〜。

この曲は、黒人シンガー、フレディーさんが歌う
「関西空港」という曲。
演歌?ソウル?ジャパニーズソウル?関西弁!…インパクトでかい!

でも、なぜ、「関西空港」?
じつは、今日9月4日は「関西国際空港記念日」!
今からちょうど20年前の今日、
1994年の9月4日に「カンクウ」は開港しました。

さて、この「空港」という場所ですが、
実は、音楽にとっては切っても切り離せない場所でもあるんです。
今日はそんな「空港と音楽の関係」を紐解いていきたいと思います。

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(♪北ウイング / 中森明菜)

中森明菜さんの「北ウイング」。
今は別れてしまった海の向こうの彼に会いに行く、せつない歌ですね。

空港。
特に滑走路から飛行機が大空へ飛び立っていく風景は、
「別れ歌」や「一途な思い」を
演出する絶好のロケーションなんですね。

続いて、空港の滑走路が舞台にしてしまったアーティストがいます!

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(♪STAND BY ME / レミオロメン)

レミオロメン!
2006年の夏に、彼らは滑走路上でライヴを行いました。
地元、山梨県にある日本航空学園の滑走路に
特設ステージを組んで、およそ3万人を動員!

どこまでも平で、まっすぐのびていく滑走路は、
いわば究極の野外ステージ!

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U2アルバム『All That You Can't Leave Behind』
このアルバムのジャケットを覚えてますか?
空港のロビーで手荷物を持ち、
これから旅立とうとするメンバーの写真。
空港そのものがアルバムのアートワークになっているんです。

ということで、ここで1曲、お送りした後、
「空港」が音楽に与える効果について考えていきましょう!

M. beautiful day / U2

20140904_u2.jpg

お聴きいただいたのは、
MVは、フランスのシャルル・ド・ゴール空港で撮影されています。

ちなみにU2は、この曲が収録されたアルバム
『All That You Can't Leave Behind』で
グラミー賞を多数受賞!

このアルバムでU2は、バンドという存在を
あらためて見つめ直したそうです。
結果、21世紀の到来とともに、
U2の新たな方向性を高らかに打すことになった一枚になりました。
そして、アルバムのアートワークである「空港」という場所は、
アーティストの決意の象徴としても捉えることができます。

つまり、U2は、
「バンドが再び新たな旅に出るという姿勢を、
空港という場所を使って表現」したんです。

「別れ歌」に「はじまりの歌」
ここに真実があります。

空港は、
「別れ」というネガティブな行為を
大きくのびた滑走路や、大空に飛び立っていく飛行機が、
「はじまり」というポジティブなイメージに
変換してくれる場所なんです。

過去と現在と未来のすべての情景を
一気に表現できるのが空港なんですね。

空港という場所(存在)は、
アーティストそのものを刺激する場所?

また、空港にいると、さまざまな人々の、
「別れ」や「出会い」「再会」のシーンに巡り会います。
誰もがここでは、平等です。
「はずかしい」「てれくさい」を通り越して、
素直に感情をむき出しにできるのが
空港という場所なのです。

しかも、相手がひとたびゲートをくぐってしまったら、
その先は、相手しか進めません。
ましてや、その先は空の上。
自分ではもう、どうしようもできない「せつない」世界です。
このように、空港は、
どうしようもできないことがあるということを
やさしく演出してくれる舞台装置です。

空港へ向かう時の景色も、素晴らしい演出効果があります。
空港自体が、近未来的な建物だったりするし、
そこに向かう高速道路や、湾岸の景色。
夜に点滅する滑走路のランプ…などなど
まるで、コンサートの演出のように、
僕らのイメージに無限の広がりを与えてくれます。

なんといっても「空」という
全世界共通の景色に繋がっている空港は
誰もがその思いをシェアできる、
抜群のロケーションなのかもしれません。

今後、空港を舞台にどんな曲が生まれてくるのか!?
楽しみですね!

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
今週も1週間、ありがとうございました!
それではマイクをサッシャにお返しします〜。
亀田誠治でした!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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2014年09月03日

SWING OUT SISTERから読み解く男女デュオ!

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか? 
僕と一緒に探っていきましょう!


第475回目のテーマは…

SWING OUT SISTERから読み解く男女デュオ!

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9月1日から男女デュオSWING OUT SISTERが来日しています。

僕の青春ですよ!
その歴史は、長く、結成は1984年にさかのぼります。
今年で活動30年!
SWING OUT SISTERは2人組というイメージですが、
結成当初は、キーボード担当のアンディ(Andy Connell)、
ボーカルのコリーン(Corinne Drewery)
そして、ドラムのマーティン(Martin Jackson)と、
トリオグループでした。
(ドラムの存在みんな知ってましたか?)

そして、ブレイクアウトや、サレンダーのヒットの中1989年、
ドラムのマーティンが脱退し現在に至っています。
(ドラム、打ち込みでしたもんね。)
80年代のUK発オシャレ・サウンド。
そんなイメージのアーティストですね!

と言う訳で、今日のFM KAMEDAは、SWING OUT SISTERに代表される
「男女デュオ」に注目します。

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SWING OUT SISTERに続いては、
アニー・レノックスと、デイブ・スチュワートのデュオ、ユーリズミックス。
1980年に結成され、翌81年にデビュー!
もともと二人はユーリズミックス結成以前
に「The Tourists」というバンドにおり、
互いの音楽的才能を認め合う恋人同士だったんですね。
しかし二人での音楽活動を続けるにあたって関係を解消しました。
(プロですね!)

その後、SWEET DREAMSや、HERE COMES THE RAIN AGAINなど
世界的ヒットを飛ばしています。

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男女デュオでも珍しい、ボーカルを男性がやっている
THE WHITE STRIPES。
(そういえば、男女デュオって、たいてい女子がボーカルですよね!)
ギターとドラムだけというミニマムな編成から、
60年代70年代のヴィンテージ感たっぷりの
激しいロックを奏でるインディーロックシーンの再重要バンドでした。
残念ながらTHE WHITE STRIPESは、2011年に
"今まで築き上げてきた自分たちの音楽・アートを最高の形で残したいため"
と言う理由で解散。

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続いては、日本にも目を向けてみましょう
昨年デビューしたばかりのSALLEYですね。
この、デビュー曲「赤い靴」がいきなりスマッシュヒット!
今、日本でもっとも期待されている、
若手男女デュオではないでしょうか?
うららちゃんの透き通るボーカルと、上口くんの暖かいギター。
すごく息のあった男女デュオですね!

このほかにも、mihimaruGT、moumoon、CAPSUL、もちろんドリカムも!
たくさんの男女デュオが、いろんな時代をもり上げてきました。

さて、色々な男女デュオを紹介してきましたが…、
なぜ、こんなにも男女デュオは僕らの心をつかむのか?
亀田さんの考える男女デュオの魅力とは??

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<おこたえしましょう!>

話は、アダムとイヴの物語までさかのぼります。
男女は人間が生きて行く上で、最小単位のコミュニティーなんですね。
ここからはじまるストーリー。

その最小単位の「男子A」と「女子A」をつないでいるのが
音楽だとしたら!!!これが男女デュオの魅力です。

このように、
男女デュオは、ラブストーリーの語り部として、
その存在自体が「生きて」いるラブストーリーの象徴なのです。

そこにある音楽がキラキラ尊く見えてくるのです。
だから、男女の両方を応援したくなる。

SWING OUT SISTERやユーリズミックスのように
女子がボーカル。男子がサウンドプロデューサーという関係も
よくありますよね。
ここに、みえる、男女二人の音楽ラボラトリー(研究所)は、
大変クリエイティブな関係を感じさせてくれます。
これが、男だけ、女だけのデュオだと
「ボケ」と「ツッコミ」ではないですけど、
どうしてもどちらかがメインの「顔」になり、どっちかが
裏方のイメージになっちゃう。
ところが、男女デュオだと、
女子のボーカルが「顔」だとしても、それを無口にささえている男子も
立派な司令塔、中心頭脳として共存できる。
それぞれの個性や能力を最大限に発揮できるのも
男女デュオのよさですね。

では、ここで、最強男女デュオの曲をお届けしましょう!

M. You On My Mind / Swing Out Sister

20140903_kameda.jpg

そういえば、カーペンターズの場合は、兄弟の男女デュオでしたね!
日本にもカズン 従兄男女デュオもありました。
このように、いつの時代にも、ジャンルや音楽性を越えて
あたたかい繋がりを感じて、アーティスト自体に親しみが持てるのも
男女デュオの魅力ですね。

スウィング・アウト・シスター

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
明日は、20年前の9月4日に開港した関西国際空港をフィーチャーし
エアポートソングをフィーチャーします!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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2014年09月02日

番組発のイベント「FM亀の恩返し」

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか? 
僕と一緒に探っていきましょう!


第474回目のテーマは…

番組発のイベント「FM亀の恩返し」

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さぁ、今日の「BEAT PLANET」では、
「BEHIND THE MELODY〜FM亀の恩返し」の
チケット先行予約を行っています。

出演アーティストは先日第一弾を発表した、
RIP SLYME、秦基博、片平里菜に加えて、
TRICERATOPSから和田唱、
フラメンコギタリストの沖仁、そして藤井フミヤ。

10月12日(日)、恵比寿ザ・ガーデンホール!
僕はもう、今からワクワクしています。
当日は一緒に楽しい時間をシェアできればと思っていますので、
たくさんのご参加、お待ちしていますよ〜。

さて、この
「BEHIND THE MELODY〜FM亀の恩返し supported byイープラス」、
いったいどんなイベントなのか!?
あらためて僕からお話してみたいと思います。

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まず、「FM KAMEDA」とは…
この「FM KAMEDA」とは、僕が小さい頃に自宅の部屋で
架空のFM局という想定で音楽チャートを紹介していたもの。
(当時のチャートを自分の好きなように勝手にww)

そして、このJ-WAVEで
「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」というタイトルで
本当の放送(?)として、2012年4月2日にスタートしました。

番組では、僕が影響を受けてきた曲や
リスペクトする偉大なアーティストを紹介するのはもちろん、
時には、ゲストを呼んでスタジオセッションをしたり、
逆に、スタジオから飛び出して、
出向いて、音楽が生まれる現場
(アナログ盤工場やspレコードを聞きにいったりしましたね)
に見学に行ったり、
本当に様々な角度で「音楽」というものを
紹介させていただいています。

他にも、「クイズカメオネア」、「亀田トラベル」、「亀田文庫」など
番組発の名物(迷物!?)企画、人気企画があったり…
「バック・トゥ・ザ・チャート」、
「リスナーの音楽のギモン」、「アーティストの音楽のギモン」、
「あなたの結婚式の選曲プロデュースします企画」など、
聴いているリスナーの皆さんとコミュニケーションしながら
楽しむ企画もたくさん生まれました。

---------------------

ラジオってすばらしい!
そして僕とリスナーのみなさんは、
音楽でつながっている!トークでつながっている!
っていうかラジオでつながっている!
この素敵な「きずな」をずっと大切にしていきたい。

毎回スタジオライブやゲストとトークをする度に、
この、アーティストのキャラの面白さ、素晴らしい歌声を、
ラジオというカタチから飛び出して
ライブというカタチでシェアしたいと思うようになっていました。

これは、ほんとうに、生演奏なんだよ!
スタジオの中は、ほんとうに、楽しい空気が流れているんだよ!
そんな、僕とアーティストとのつながりを、
同じ場所で同じ空気を吸って
リアルに感じ取ってもらって、
観てもらって、お客さんともつながりたい!
そんな気持ちで一杯です!
というわけで、この「FM 亀の恩返し」を思いついたのです。

トーク&ライヴ形式は、
この「FM 亀の恩返し」でしか出来ないこと!
もちろん僕は、演奏はもちろんナビゲーターもやります。
この日ははたらきますよ〜〜
トークして、ベースも弾いて…これって大忙しですよね。

ゲストのルーツミュージックをたどる旅にしたいです。
アーティストがどんな音楽を聴いて育ってきたのか、
その育まれて来た音楽を聴いて、
どんなオリジナル楽曲がうまれるのか。

まさに、アーティストのビハインド・ザ・メロディーを、
みんなでシェアしたいんです!

ライヴはスペシャルバンドがサポート!
(Dr.河村"カースケ"智康、Gt.小倉博和さん、Key.皆川真人、Bassは亀田さん!)、
ゲストとアットホームなアコースティックライヴを?

トークで人柄が伝わるように
音楽も、最小限の音数のアコースティック感を大事にして
音楽からも、アーティストの体温や、息づかいが見えるような
ヒューマンなライブにしたい。
さて、
ここでお届けする曲は…

M. I WANT YOU BACK / THE JACKSON 5

20140902_kameda.jpg

ということで、「番組からの想い」。
ぜひ、実際に"生"であなたにお届けしたいと思います。

「BEHIND THE MELODY〜FM亀の恩返し supported byイープラス」
10月12日(日)、恵比寿ザ・ガーデンホールで開催です!
みなさんのご参加、お待ちしていま〜す!

J-WAVE “BEHIND THE MELODY"〜FM 亀の恩返し supported by イープラス


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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2014年09月01日

亀田文庫【ボクの音楽武者修行(小澤征爾)】

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか? 
僕と一緒に探っていきましょう!


第473回目のテーマは…

亀田文庫【ボクの音楽武者修行(小澤征爾)】

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亀田文庫の文庫は、学級文庫の文庫!
ミュージシャンが奏でる音楽を聴いて、
感動するのと同じように素敵な言葉を読んで感動する…
そう、思いを伝えるという意味では、
「音楽」と「文学」はとても似ていると思います。

そこで一冊の本から、素晴らしい言葉をご紹介する「亀田文庫」。
今回も僕の書斎にある「亀田文庫」から、ご紹介したいと思います。

今日ピックアップするのは
新潮文庫から発売されている
小澤征爾さんの「ボクの音楽武者修行」です。

〜1973年から、ボストン交響楽団、
常任指揮者を務めた小澤さん。
アメリカ国内での人気はもとより、ヨーロッパでの評価も高く
ベルリン・フィル、ウィーン・フィルなどの
オーケストラも定期的に指揮。
その活躍ぶりは「セカイのオザワ」と言われています。
2002年にはウィーンフィルの
ニューイヤーコンサートに初登場。
こちらは世界60数カ国に中継され、
CDはミリオンセラーと大ヒットを記録しました。
 
〜1959年にフランスのブザンソンで行われた
指揮者の世界コンクールで、見事1位を獲得した小澤さん。
この、コンクールから数年の20代半ばの小澤さんの
様子が、「ボクの音楽武者修行」の中に、
つぶさに描かれていますよ。
この武者修行の旅行中に数々の賞を受賞し、
シャルル・ミュンシュ、レーナード・バーンスタイン、
アルベルト・フォン・カラヤンといった
世界的指揮者に指事することによって、
小澤さんの才能は一気に花開きます。

この本のいちばんの特徴は、
まだ世界的成功を治める前、
つまり「セカイのオザワ」になる前の
弱冠27歳の小沢征爾の目から観た、
当時の「世界」の様子が描かれているところです。

通常、自叙伝やコラムは、もっと大きな成功をおさめた後、
そのキャリアの頂点以降に書かれるものですが、
この「ボクの音楽武者修行」は、
キャリアの頂点をむかえる前の小沢征爾さんの
純粋な驚き、興奮、発見がピュアな目線で 
描かれているので、読んでいる僕らも
ワクワク、ドキドキしながら、50年以上前の世界、
ヨーロッパとアメリカ旅行に引き込まれていきます。

つまり、この「ボクの音楽武者修行」は、
誰もが共感できる、青春ドキュメンタリーなんですね。

さて、この「ボクの音楽武者修行」には、
時代を越えて、僕らに生きるヒントを与えてくれる
言葉がしるされています。
僕が、いちばん感銘を受けた言葉を紹介しましょう。

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しかしぼくは 今までの三年間を ふりかえってみると、そのさきどうなるか という見通しがなく、その場その場でふりかかってきたことを、精一杯やって、自分にできるかぎりのいい音楽をすることによって、いろんなことがなんとか運んできた。これから、あと五年さき、十年さきに ぼくがどうなっているかということは、ぼくにはまったく予測がつかないけれども、ただ僕が願っていることは、いい音楽を精いっぱい作りたいということだけだ。
----------------------------

M. 火の鳥 / ストラヴィンスキー(パリ管弦楽団)

20140901_book1.jpg

「その場その場でふりかかってきたことを、精一杯やる」

これはどんな仕事にもいえることではないですか?
「人生、難しく考えちゃいけない。今、ここに集中するんだよ!」
と僕らを勇気づけてくれるのです。

でも、小澤さんにとっては、
それは一か八かの出たとこ勝負ではありません。
この本にも、コンクールの前、演奏会の前になると何日も
夜を徹して、自分が指揮をとる演奏曲の、
楽譜を暗譜する様子がえがかれています。

一生懸命準備して、あとは全力でやるのみ!
この明快な姿勢が、小澤さんが
「世界のオザワ」たる所以なんですね。

「亀田文庫」、
今回は新潮文庫、小澤政爾さんの
「ボクの音楽武者修行」をピックアップしました。

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
明日は、番組から生まれたイベント、
「FM亀の恩返し」についてお話します。

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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど
最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 17:30 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA