2014年02月27日

BACK TO THE CHART - 1992年1月

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第374回目のテーマは…

BACK TO THE CHART

BACK TO THE CHART!

ある年代のある月のチャートを振り返ることで、
あの頃の自分を思い出したり、
その時代の流行を思い出したり、
皆さんの想い出がフラッシュ・バックすること間違いなし!

そんな、BACK TO THE CHART!
今回ピックアップするのは…

「1992年1月」!

ラジオネーム「あんみつ」さんからのリクエストです!

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1月6日は私の誕生日でした。
私が生まれた1992年1月6日、どんな曲がはやっていたのか、
ぜひ知りたいと思い、こうしてメッセージを送りました。
現在大学4年で、
もっと早く亀田さんのこのコーナーに送っていればよかったのですが、
気づいたら卒業もちかくなってきました。
卒業するまでにどこかで取り上げていただけるとうれしいです。

———————————————————————————————————

あんみつさん、ありがとうございます!
それでは、1992年1月にBACK TO THE CHART!!!

1992年といえば…
*1月5日と、あんみつさんの誕生日の6日、7日の3日間、
 X JAPANが日本人アーティストとして初の東京ドーム3Days公演を開催。
 ドームの周辺がXジャンプで揺れた、あの伝説のライブです。
*4月25日、尾崎豊さん死去。この日のニュースはいまだに覚えています。
*12月31日、紅白歌合戦を最後にチェッカーズが解散。
 これは、「紅白を区切りに」の先がけになりました。

他には…
*9月から公立学校で毎月第二土曜日が休日に。
 いわゆる、ゆとり教育の始まりですね。
*東海道新幹線で「のぞみ」が運転開始。

では、そんな1992年1月4日付の全米チャートを振り返ります。

■No.5: Set Adrift On Memory Bliss / P.M. Dawn

P.M.ドーンは、アトレルとジャレットの兄弟によるアメリカのラッパー。
1983年にリリースされたスパンダー・バレエの大ヒット曲「True」を
サンプリングしています。
それまでは、60年代や70年代のオールドクラシックを
サンプリングするのが主流でしたが、
P.M.ドーンは、83年の曲を92年にサンプリング。
短いスパンでも「いいものはサンプリングしちゃおう!」
という精神の走りでした!

続いては…

■No.4: Can't Let Go / Mariah Carey

1991年発表!
マライア・キャリーの2枚目の大ヒットアルバム『Emotions』に収録されている曲。
僕、すっごい覚えていますよー。
92年の新年、僕はちょうどニューヨークに滞在していたんですが、
街中がマライア一色でした!
この頃のマライアはまさに、飛ぶ鳥を落とす勢い!

続いては…

■No.3: All 4 Love / Color Me Badd

クール・アンド・ザ・ギャングのロバート・クール・ベルが見出したグループ、
カラー・ミー・バッド。
アルバム『C.M.B.』より、3枚目のシングルとしてリリースされた曲です。
底抜けの明るさが売りのコーラスグループでしたよね。
しかし、ブームはここが頂点。
このデビューアルバム以降は、やや失速してしまいます。

■No.2: It's So Hard To Say Goodbye To Yesterday / Boyz II Men

90年代のヴォーカルグループの王様といえば、Boyz II Men!
そんな彼らのファーストアルバムから
「It's So Hard To Say Goodbye To Yesterday」が、この日、2位に輝きました。
ちなみに、Boyz II Menですが、
あのボビー・ブラウンがいた先輩コーラスグループ、
ニュー・エディションの「Boys To Men」からグループ名がついたって、
知ってました?

では、1992年1月4日付の記念すべき第1位!

M. Black or White / Michael Jackson

DANGEROUS - Michael Jackson

アルバム『デンジャラス』に収録された先行シングルです。
やっぱり、マイケルの曲は、力がみなぎっていますよね!
1983年リリースの『スリラー』、1987年リリースの『BAD』と
2作連続で大ヒットを飛ばし、世界中から注目を集めたマイケル。
その頂点に立つアーティストが、
最高峰のスタッフと時間とお金をたっぷりかけて作り上げた作品。
例えば、この週のチャートの他の曲に比べても、
圧倒的な力強さがあるのがわかります。
とはいえ、マイケルは、この頃からゴシップも多くなりました。
ビデオクリップには、
映画『ホーム・アローン』のマコーレー・カルキンが出演し、
こちらも話題になりました。

いかがでしたか?
1992年に入って最初のチャートということで、
91年の終わりのほうのヒット曲が並んでいますね。
ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック、テイク・ザット、
ニュー・エディションなどなど、
この頃はコーラスグループが大人気。
いわゆる、歌って踊れるアイドル的なグループの量産態勢が整った時期です。
これを受けて、バックストリート・ボーイズなどもこの後登場します!
その背景には、80年代の後半にデジタル機材が発達し、
打ち込みのトラックが時代の主流になったことがあげられます。
ニュージャックスウィングなんか、そのレシピの代表です!
打ち込みのタイトなオケのグルーヴが、
ボーカル、つまり人の「声」のヒューマンな魅力を、
よりくっきり浮き上がらせることに成功したんですね。

さらに、ダンスのスキルが大幅にアップしたのがこの時代です。
マイケルの「Black or White」も打ち込みならではのタイト感、
それが、マイケルの神業的ダンスを生み出しているんです。

ここから見えてくるのは、
この時代から、音楽が、
より視覚的な要素に重きをおいていったという証です。

そして、同じ頃日本では、
それが大事 / 大事MANブラザーズバンド
PIECE OF MY WISH / 今井美樹
Choo Choo TRAIN / ZOO
冬がはじまるよ / 槇原敬之
などがヒットしていました!


さて、この番組では引き続き、
皆さんが知りたい・聞いてみたい年代のチャートを振り返る
「BACK TO THE CHART」にもオーダーをお待ちしています。
あなたのバースデーや記念日、
その時、世の中ではどんな音楽がチャートを賑わせていたのか?
聞いてみたい人は「いつのチャートを知りたいのか?」を書いて、
この番組のウェブサイトからオーダーしてください。

そして、ここで…お知らせがあります!
なんと、僕、亀田誠治の本が、明日28日に発売になります!
こちらは、オリコン誌で10年以上にわたって連載されている
僕のコラムをまとめた本です。
J-POPや洋楽のヒット曲の秘密を読み解き、内容も盛りだくさん。
平井堅くんとの対談もあります!
タイトルは『カメダ式J-POP評論 ヒットの理由』!
ぜひ、お買い求めください!

公式Facebook

『カメダ式J-POP評論 ヒットの理由』発売!


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
来週月曜日は、アンジェラ・アキさんをお迎えして、
なんとスタジオライブをやっちゃいます!!
どうぞお楽しみに!


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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
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STAFF| 15:33 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2014年02月26日

ロックンローラー!近田春夫さんを迎えて…Part 2

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第373回目のテーマは…

ロックンローラー!近田春夫さんを迎えて…Part 2

亀田:
 さぁ、今日も日本の音楽マエストロ=近田春夫さんをお迎えして…

近田:
 「シェケナベイベー!(内田裕也風)」みたいな、そういう感じ?(笑)

亀田:
 あああ!!(笑)すごい出てきますねーw
 ということで、近田春夫さん、よろしくお願いします!

近田:
 よろしくお願いしまーす♪

亀田:
 今日お聞きしたいのは…
 長い間音楽シーンでご活躍されている近田さん、
 「週刊文春」で連載されている音楽評『考えるヒット』などでも、
 リアルタイムで流れている音楽に対して「一言申す!」っていう、
 僕らにとって、兄貴的な存在なんです。
 普段から新しい音楽に対して、アンテナを張っているんですか?

近田:
 張ってないよ?

亀田:
 え?

近田:
 毎週原稿用に一回、聞くだけだよ。

亀田:
 選り好みしているわけではないから、
 辛口の時もあれば、ものすごく推している時もあれば…。

近田:
 俯瞰して見られるじゃん?思い入れが無いから。
 『笑点』とか『大喜利』と一緒ですよ。「お題をテーマにお話を作る」。
 そこが楽しくてやってるのよ。

亀田:
 あの連載の源流には、大喜利の精神が流れているのかぁ…。

近田:
 それは後で気づいたんだけど、「あ、一緒じゃん」って思って。
 「アレとコレ、一緒じゃん」って気づくのが好きなの。
 俺ね、レコード(CD)買わないんだよ。
 たまたま街で流れていたりとか、ラジオで聞いただけだよ、全部。

亀田:
 レコードやCDのライブラリーってお持ちじゃないんですか?

近田:
 持ってない。
 自分の作品も、ちょっと前まで本当に持ってなかったの。

亀田:
 僕の周りで、初めてです。
 でも、すごくすんなり受け入れられるんですけど。

近田:
 この理由は何かって言うと、レコードにしている内に飽きちゃうんだよ、もう。
 (作っている時に)何度も聞き直すじゃん?
 なんだけど、最近30年位経って聞いたら
 「意外と良いじゃん!」っていう曲もあったんで。
 でも、もう売っていないし、しょうがないからオークションとかで
 どうしても聞きたい物は買ったり(笑)

亀田:
 「こちらは出店者からお買い求めいただけます」みたいなのとか、
 オークションとか(笑)
 岡本太郎さんみたい。

近田:
 作っていることだけが面白いんだもん!

亀田:
 あ!でもその気持ちはすごくわかります!
 僕はCDライブラリー持ってますけど。

近田:
 (自分の作品)聞く?

亀田:
 聞きますよ。…とは言っても、聞くものは限られていて。
 年に何曲か、同じような曲を聞いてポロポロ涙流したり。

近田:
 俺、涙は流さないね。そういうことが無いのよ。

亀田:
 へぇ…。
 その代わりに何か感じるものが?

近田:
 映画とか観ていても「これどうやって作ったんだろう」とか、
 袖で観ている感じなんだ、何でもね(笑)

亀田:
 【Mr.俯瞰】ですね。

近田:
 感傷的なものが無理なのよ。
 俺思ったんだけど、
 人間はね、過去が好きな人、未来が好きな人が居ると思うのよ。
 俺は未来が好きなんだね。
 過去は固定されているから変わり様がないじゃん。
 謎がないのよ。それがつまらない。

亀田:
 なるほど…。
 ズバリ、近田さんが最近、気になった曲があれば、ぜひ。

近田:
 あるよ!

亀田:
 あ!ある!

近田:
 俺、NHKラジオで『歌謡曲って何だ?』って番組をやっているんだよ。
 歌謡曲というものは何だっていうことを考えるためにやってるんだけど…
 という前提で聞いてください!

M. Rave-up Tonight / Fear, and Loathing in Las Vegas

Rave-up Tonight - Fear, and Loathing in Las Vegas

近田:
 すごいでしょ?
 これね、1月27日付けのオリコン シングルチャート 3位だよ。

亀田:
 そうなんですか!?
 こーれは…参った!!
 オリコン3位になるくらい受け入れられてるんですね…。

近田:
 「受け入れられている」っていうか、「そういう世の中だ」ってことですよ!

亀田:
 「今、こういう音楽が流行して当たり前になっている!」
 って、近田さん、おっしゃったじゃないですか。
 で、さらに、これからの音楽シーンに対して、
 近田春夫さんから一言!注文や希望、何か言いたい…

近田:
 無い!

亀田:
 「無い!」?今のままで良い?

近田:
 うん。

亀田:
 …それ、僕も、いつもそう思ってる。

近田:
 今が一番。
 だってさ、いくら良い曲でも、昔の曲は「懐メロ」。どうしても古臭い。
 一番大切なのは「フレッシュかどうか」なのよ。
 新しさしか面白いものが無いんだよ。
 言ってみれば、エントロピーですよ。
 若い子はあれで普通に楽しいわけ。「おー来るねー」って言ってさ。
 そういう時代ってだけですよ。

亀田:
 なるほど!
 ますます面白いってことですね!

近田:
 もっと面白くなるよ!
 本当に、昔より今の方が好きだもん。

亀田:
 さっき近田さんが、スマートフォンの中にいっぱいアプリを入れて
 「亀ちゃん、俺、今スマートフォンの中で音楽作ってるんだよ」って言って。

近田:
 俺、原稿もコレだもん。

亀田:
 全部手の平の上!?

近田:
 そうだよ。
 俯瞰して言えばこういうことですよ。
 「本っていうのは大切なモノだから踏んづけてはいけない」とか言うじゃない。
 けどそういう人が、新聞紙でそこら辺のゴミを拭いているわけよ。
 でもさ、紙に字を書いてあるし、(本も新聞紙も)一緒じゃん?

亀田:
 確かに…!

近田:
 俯瞰して、抽象化、相対化すると、
 神秘的に言っているようなことでも「コレとコレじゃん」ってなるわけ。
 だから、とにかく色んなことを俯瞰して、抽象化して、相対化することによって、
 無意味な争いとかが減る、と僕は思っているわけ。
 馬鹿馬鹿しくてやる気なくなるじゃん?

亀田:
 …そこだ!!!それを、音楽に!!
 ということで、「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
 2日間にわたって、近田春夫さんに貴重なお話を伺うことができました!
 近田春夫さん、ありがとうございました!

近田:
 ありがとうございましたー!どもー!!

ChikadaHaruo_part2


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STAFF| 18:17 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2014年02月25日

ロックンローラー!近田春夫さんを迎えて…Part 1

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第372回目のテーマは…

ロックンローラー!近田春夫さんを迎えて…Part 1

ロックンローラーの中のロックンローラー、
近田春夫さんをご存じですか?
その偉業、音楽界に与えた影響、そして僕に与えた影響を、
今日は皆さんに伝えていきたいと思います!
今日は…、もう贅沢ですよ〜これは!
…ご本人をお迎えしてお届けしていきます。

亀田:
 近田春夫さんです。よろしくお願いします!

近田:
 よろしくお願いします。

亀田:
 今日、2月25日は、実は、近田さんのお誕生日です。
 おめでとうございます!!!

近田:
 ありがとうございます。そんな日にお迎えいただきまして。
 光栄です。

亀田:
 僕が24、5歳ぐらいの時…その頃はまだアマチュアでプロになりかけの頃。
 自分には音楽しかない!と思ってるんだけど、
 なかなか仕事に結びつかなかった時に、
 車で走っていたら看板があって、
 「調子悪くてあたりまえ」!ってのを見つけて。
 でっかいビルボードが僕の前に飛び込んできて、
 その時に「なんだこれは!」って(笑)
 今、自分が悩んでいるモヤモヤがすっとほどけて、
 「よっしゃ、俺は行くよ!」って決心できるきっかけになったんです。
 それ以来、すぐお店に行って音源仕入れて、
 ライブも何度か見させていただきました。

近田:
 (笑)「調子悪くてあたりまえ」、だってそうじゃん。
 世界がそうじゃん。

亀田:
 88年とか89年だと思うんですけど、
 あの時に近田さんはどうお感じになって、
 メッセージとして発信されたんですか?

近田:
 俺、なんでも意味考えるのが好きなんだよね。
 あと、モヤモヤっとした概念みたいなものに
 なんとか輪郭を与えられないかな、っていうのが趣味なんだよ。

亀田:
 近田さんとお話していると道理が通るんですよ!
 これこれこうなるにはこういう訳があるんだって。
 自分が音楽作ったりラジオでしゃべったり…
 人に伝えていく役目なのにも関わらず、
 近田さんのお話を聞くと水が流れてるがごとく…。

近田:
 まずは何事も俯瞰することだと思ったんですよ。
 俯瞰するとさ、遠くから見ていると、
 これとこれが一緒だってことがわかるじゃん。
 俯瞰して物事を抽象化する、抽象化した暁に相対化できるものは相対化すると、
 考えなくて済むじゃん。
 とにかくどれだけ考えても、考えてもわかんないことはどこだろう、
 って考えてるんだよ。

亀田:
 なるほど!
 でも、今の話を聞くとポップなところがわかってくるんですよ。

近田:
 ポップなところってどんなところ?

亀田:
 例えば、「調子悪くてあたりまえ」っていうのも、
 いや、ホントにそこを言ってくれてありがとうございます!って。

近田:
 だって笑えるじゃん!

亀田:
 しかもそれが堅苦しくないんです。

近田:
 俺ね、笑えないとイヤなんだよ。

亀田:
 近田さんの作品、色々聞かせていただいて、自然にラップが好きになりました。
 ラップを気構えて聞かなくなりました。

近田:
 ラップとは何かってことを自分で説明しようと思って作ったの。
 趣味、説明だから(笑)

亀田:
 生のバンドでやるヒップホップ…そこにしびれるんですよね。

近田:
 あの当時なかったよね。今は結構あるけど…。

亀田:
 そうそう。ではここで、聞いてみましょう!

M. 調子悪くてあたりまえ / ビブラストーン

ENTROPY PRODUCTIONS - ビブラストーン

亀田:
 未だに自分が若手のバンドやアーティストをプロデュースする時に、
 「おいおい、調子悪くてあたりまえやで」って、
 この言葉使わせていただいています。

近田:
 結構効き目あるんだよ!
 自分に対して「あ、そうだ」って納得する所あるじゃん。
 焦ることないやって。

亀田:
 この一言ですべてが前へ前へと調和して転がっていくんですよ。

近田:
 それは嬉しいっすよ。そうなんだよ。

亀田:
 名言ですよ!ノーベル賞!
 ところで…キャリアのスタートはキーボーディストって聞いたんですが。

近田:
 小さい頃から親に無理矢理ピアノ習わさせられて。
 音楽キライだったんだよ。
 ロックみたいなものは好きだったんだけど、
 俺さ、ギター弾けないタイプだったから。
 ロックのキーボードって簡単じゃん!ジャズとかに比べて。
 それで始めたんだけど、昔のキーボードって重いじゃん。
 あれがイヤでボーカルにしたの。

亀田:
 ハハ!(笑)
 僕の記憶の中の近田春夫さんはマイクしか持ってないんですよね。
 今回いらっしゃるってことで、近田春夫ヒストリーを紐解いていたんですが、
 えっ、キーボード奏者としてスタートして、
 内田裕也さんのバックで演奏されていたと聞きましたが。

近田:
 そう、1815ロックンロールバンドっていうのをやっていて。
 最初は俺とテンプターズの大口広司とクリエイションの竹田和夫と…。

亀田:
 ジャパニーズロックの黎明期ですよ。

近田:
 でもこのメンバーで1回しかやってないんですよ。
 なんでかって言うと、当時、フジテレビでイブヤングっていう番組があって、
 裕也さんのために作ったんだけど、
 若いバンドでどうしても出たいバンドがあるっていうんで、
 ゲストに出していいかって言ったら、
 そのバンドがデビュー前のキャロルだったんだよ!
 で、キャロルのリハ見たらあまりにもすごくて、みんなそこで拍子抜けして、
 1回でやる気なくなったんです。
 でもその後にびっくりしたのが、ルイジアンナって曲をやったんだけど、
 それが想像を絶するくらい画期的な曲だったから、
 「やっぱすげーんだ」って思ったよ。

亀田:
 で、その後近田さんはクラブサウンドを…ハウスとかの先駆けですよね。
 この間、小泉今日子さんの特集もやったんですけど、
 その時に近田さんの作品もかけたんですけど、
 どんどん、新しいサウンドを取り入れていくっていうのはどこから?

近田:
 俺、音楽聞いてて、「これ、どうやって作るんだろう?」って思う訳。
 作り方がわかると飽きちゃうの!

亀田:
 なるほど!ここでも考えるってことですね。

近田:
 考えるってことじゃなくて、いつもプライオリティーとかを考えるんだよ。
 どんな音楽でも、これ、どっから作り始めたんだろうって。
 どんな壮大な音楽でも、絶対最初に考えた場所があると思うんだよ。
 その最初を探ると作り方がわかるじゃん。それをいつも研究してるんです。
 だって、どうやって作ってるか知りたいじゃん。
 昔は日本とアメリカの音が違ってて、
 その理由は今はわかってるけど、当時はわかんなかったから。
 それは何かっていうと、ミキサーの音楽に対するスタンスですよね。
 単にそれですよ。

亀田:
 いやー、勉強になります。
 今日は、近田春夫さんから音楽錬金術教わっております。
 これ、引き続き明日も聞かせてください。

近田:
 いーよー。

亀田:
 ぜひよろしくお願いします。
 そして素敵なお誕生日をお過ごしください!!

近田:
 ありがとうございます!!

ChikadaHaruo_part1


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STAFF| 19:41 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2014年02月24日

なんでも答えます、音楽のギモン!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第371回目のテーマは…

なんでも答えます、音楽のギモン!

はい、今日は、普段皆さんからいただいている
「音楽のギモン」にお答えしていきましょう。

●ラジオネーム:Sugar!

亀田さん、こんにちは。
絶対音感ってどうやったらわかるんでしょうか?
友人で絶対音感がある人がいます。
大人になってからわかることもあるんでしょうか?
鍛えることもできるんでしょうか?

まず、絶対音感って何か!?からいきましょう!

絶対音感(perfect pitch)は、
ある音を聞いた時に、
その音の高さ(pitch)を判別して、
即座に音名、階名(ドレミ)で言える能力です。
ドやレやF#といった12個の音階で表現できる能力。

例えば、この音を聞いて!
(C3)ド!
(G3)ソ!
(Bb)シのフラット!
などと言える能力。

これは、メロディーを聞いても同じ。
「チューリップ」のメロディーを聞いただけで
ドレミ〜 ドレミ〜 ソミレドレミレ〜
と音階名で言える能力です。

この、絶対音感を獲得するには、
幼児期(5歳位までに)何かしら楽器のレッスンを受けて、
特に「聴音」っていうんですけど、
音の高さとその音の名前との絶対的な関係を訓練することが
必要といわれています。
(♪ ピアノを使って、お手本)

絶対音感のメリットは、
楽譜さえあれば、楽器の伴奏がなくても歌える。
ヴァイオリンなど、常に正確なピッチを出せる。
バンドとかやる場合、耳コピが正確で早い。
転調にいとも簡単についていける!

一方、絶対音感のデメリットは、
例えば、踏切の音や、おさらがカチンと当たる音、
着信音(プルルルル)なども音として聞こえてしまうとか。
実際の音程と違う音名で歌われると気持ち悪い。
などがあるそうです。
これはこれで大変ですね!

というわけで、大人になってから絶対音感を得るのは難しいといわれますが、
実は、音楽に親しむ時間が長いと、
楽器や楽曲の「響き」で、音程を判断できるようになります。
ちょっと誰にでもできる音感術教えてあげるね!

例えば、ビートルズの
「イエスタデイ」はキーがFで、メロディーがソファファ〜♪
「yesterday」で始まる。
「ヘイ・ジュード」もキーがFで、メロディーがド〜ラ〜♪

つまり、この関係を覚えて、
曲を何度も何度も練習したり、歌ったり、聞いたりすると、
楽器がなくても絶対音感で、正しい音程をならすことができます。
音楽全体を暗記しちゃうんです!

こうやって大好きな曲から音感を鍛えていくのは、
音楽に親しむ時間も増えていいことづくめです!

さあ、今日聞くのは、
映画『サウンド・オブ・ミュージック』から「ドレミの歌」。

実は、ドレミで歌っているのに、実際の調(キー)はBbです。
歌い手のジュリー・アンドリュースのキーに合わせているのですね!
絶対音感の人は聞いていてどう感じるの?
これってアリ?

M. ドレミの歌 / 映画『サウンド・オブ・ミュージック』より

The Sound of Music (Soundtrack)

はい!
ちなみに僕は、絶対音感があります。
小さい時にピアノを習っていました。
でも、この絶対音感には個人差があるんですね。
僕の絶対音感は比較的ゆるめです。
本当に厳しく鍛えられた人は、
440Hzのラと444Hzのラの音を区別できるというからスゴい!

あると便利で、なんだかすごそうな絶対音感。
でも、ミュージシャン、アーティストになるには特に必要ないんですよ。
相対音感の人だってたくさんいます。
まずは、音楽を楽しもう!


さて…この番組「BEHIND THE MELODY」では、
ラジオの前のアナタから「音楽に関するギモン」を引き続きお待ちしています。
どんなに基本的なギモンでもOKです!
僕に聞きたいギモンは、この番組のホームページから送ってください!

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
明日は、ゲストに近田春夫さんをお迎えします!
お楽しみに!


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2014年02月20日

羽ばたけ若者!トップを目指せ!〜片平里菜さん

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

今週は、亀田誠治が2014年最も期待するアーティストをゲストにお迎えする4日間。
題して…

羽ばたけ若者!トップを目指せ!〜片平里菜さん

亀田:
 最終日の今日、お迎えするのは…この方です!

片平:
 こんにちは、片平里菜です。よろしくお願いします。

亀田:
 片平里菜さんは、福島県福島市在住、21歳のシンガーソングライター。
 昨年8月7日にシングル「夏の夜」でメジャーデビュー。
 僕、亀田誠治がイチオシしているアーティスト!!
 …実は僕、福島で一回ライブを観ているんです。
 片平さんがギター一本で演奏しているライブをね。
 その時「この子、すごいなぁ」と思っちゃって!
 お客さんと一緒に手拍子していましたよ!
 それから色々ご縁があって、今は次の作品を一緒に製作中ということで!
 今、ここに僕たちがいるのも、何かのご縁ということで。

 こんな感じで、僕も期待するアーティスト、片平里菜さんが、
 「J-POPシーンで“トップ”に輝くには何が必要なのか?」を
 勝手に指南させていただこうと思います!!
 ちなみに片平さん、デビューして半年くらい?

片平:
 経ったかなぁ…、半年、経ちましたね!早い…。

亀田:
 そんな今、「もっと高みを目指したい」っていう上昇志向はある?

片平:
 もちろんありますね。

亀田:
 それはフツフツと湧いている感じ?

片平:
 なんか、根底からある感じですね。

亀田:
 それは、たくさんの人に聞いてもらいたいって感じ?
 あとは音楽性の幅を広げたいとか?

片平:
 どっちもです。

亀田:
 どっちもです!
 これもね、トップに上りつめる人は、よくコレ言うんですよ。
 僕が今まで出会ったアーティストで大きく育っていった方々は、
 必ずこの言葉を言います。
 具体的に「僕は・私は、売れたいです!」って言う人もいました。

片平:
 気持ち良いですね。そんなストレートに言えるのは。

亀田:
 でも片平さんも、そういう気持ちもあったり?

片平:
 やっぱり…売れたいです…(笑)

亀田:
 (笑)これ、「売れたいです!」って言わせるための番組じゃないですから、
 安心してくださいね!!
 例えば、片平さんが「ここに悩んでますわぁ…」とか、つまずいていることとか、
 そこにお答えするコーナーなんで!

片平:
 やった!そうだなぁ…。
 つい最近ワンマンツアーを終えたばっかりなんですけど、
 今までずっと弾き語りでのライブがほとんどだったんですけど、
 段々とバンドでの演奏が増えてきて、
 『他のメンバーと合わせる』ってことがまだ慣れていなくて、
 なかなかグルーヴが出なかったりとか。
 そこが、まだまだですね。

亀田:
 なるほど!
 でも、これって周りのミュージシャンも、
 音楽ってお互い共鳴し合うものなので、
 一緒にやるバンドメンバーも片平さんのグルーヴであったり、
 歌を聞きながら演奏して段々息が合ってくると思いますけど。
 たまたま一回目が、その洗礼を受けているってだけで。
 あっという間に良い感じになると思いますけどね!?
 メンバーもバッチリじゃないですか!

片平:
 そうなんです。
 だから毎回リハーサルスタジオでも、よく指導受けています…(笑)

亀田:
 本当に自然に、水が流れる如く上手くいくようになって行くはずですし、
 次のツアーで片平里菜はバンドを引っ張っていくシンガーになった!
 と俺が断言する!

片平:
 行けるかなぁ。

亀田:
 今回、「羽ばたけ若者!トップを目指せ!」っていうところで
 すごく重要なキーワードなんだけど、
 音楽って人と一緒に演奏することで届いていくと思うんですよ。
 弾き語りっていう最大の武器もありますよ!
 シンプルで最小単位の弾き語りも素晴らしいけれども、
 やっぱり、バンドと一緒にやる。
 バンドって、それぞれの演奏者の想いが
 片平さんの曲に注ぎ込まれていくんで、
 音楽としてはみんなの気持ちが入った、ピカピカの力強いものに
 なっていくはずなんですよね。
 あとはね、歌が良くなるよ!!
 自分だけの世界じゃなくて、
 色んな人の奏でる音やハーモニーやグルーヴの中で
 自分の歌を泳がせることに自然になっていくので、
 そうするともっと活き活きしたものになっていくかも知れないですね♪

片平:
 楽しみになってきた!

亀田:
 でしょ?
 そんな片平さんに僕が今日、1曲プレゼントしたいと思います。
 なぜ、この曲を選んだのかは、聞いていただいた後にお話します。

M. You Learn / Alanis Morissette

Jagged Little Pill - Alanis Morissette

亀田:
 格好良いね!

片平:
 格好良いですね、いつ聞いても。

亀田:
 この曲ね、アラニスの人生の全部をさらけ出しているんですよね。
 歌詞にあるんだけど、
 『生きて学べ!愛して学べ!泣いて学べ!失って学べ!血を流して学べ!』

片平:
 格好良い…!

亀田:
 格好良いでしょう!!
 シンガーソングライターとしての姿勢、声が七変化で変わっていくというところ…。
 僕は、すごくアラニスと片平さんに共通点を感じていて。
 アラニスは、この作品が入っているアルバム『Jagged Little Pill』で
 グラミー賞を獲得した時に、このレコーディングメンバーを、
 「他所で鳴っている音楽と同じにしたくない」と言って、
 彼女は自分でバンドを作っていったんだって。
 っていうストーリーが、
 今バンドでライブをやっている片平さんに重なるところがあって。
 この先にあるのは、トップを極めていく、
 アラニスの「You Learn」のような動きをしていくんじゃないかなって思ったの!

片平:
 そうですね…。こんな姿勢で音楽活動していきたいですね!本当に。

亀田:
 しかも心の叫び、誠実に歌詞に、言葉にするだけで、
 たくさんの人の心に響いてNo.1になったって、とても素敵なことだと思っていて。
 片平さんにはそういうアーティストになって欲しいし。
 間違いなくその日が、近いうちに来ると思います。
 だから、頑張りましょう!

片平:
 はい。頑張ります!

亀田:
 この道を突き進めば良いという、それだけですね。
 僕と作った作品も、
 もうちょっとしたら皆さんにお聞かせできるようになると思いますね。

片平:
 そうですね!
 早く聞いてもらいたい(笑)

亀田:
 ということで、「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」。
 「羽ばたけ若者!トップを目指せ!」と題して、
 4日目の今日は、シンガーソングライターの片平里菜さんをお迎えしました。

片平:
 楽しかった!貴重な時間でした。

亀田:
 これからの活躍、マジで楽しみにしてますから!
 ありがとうございます!!

片平:
 はい、頑張ります(笑)
 ありがとうございました!

片平里菜


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 18:04 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2014年02月19日

羽ばたけ若者!トップを目指せ!〜MUSH&Co.

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

今週は、亀田誠治が2014年最も期待するアーティストをゲストにお迎えする4日間。
題して…

羽ばたけ若者!トップを目指せ!〜MUSH&Co.

亀田:
 今日、お迎えするのは…この方です!

大原:
 MUSH&Co.のボーカル!大原櫻子です!

亀田:
 パチパチパチパチ!わあぁ、不思議ですなぁ!!
 面と向かってラジオでお話するだなんて!
 なんで不思議なのか。
 プロフィールをご紹介することによって、解明されていきますね♪

 大原さんは、
 昨年公開された映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』のヒロイン理子役に、
 5千人の中から選ばれたシンデレラ・ガール!
 演技はもちろん、演じる上で重要な「歌」に関しても、
 その重責を見事にクリア!
 大きな注目を集める存在となりました!!
 2013年12月14日、「明日も」でMUSH&Co.のボーカルとして
 歌手デビューも果たしています。

 ここまではどうだ!いい感じ?合ってますね!?

大原:
 合ってます…(笑)

亀田:
 僕は、この映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の
 音楽プロデューサーとして関わっていて、
 なんと、オーディションの時から大原さんのことを見てきているんです!
 僕、亀田がプッシュする大原さんのイチオシ・ポイントは、声!歌声です。
 ここまではよくある話なんですけど、
 大原さんは、その後の伸びるスピードと努力がすごかったね!
 メキメキ、ニョキニョキ伸びていった!

大原:
 ありがとうございます///

亀田:
 初めて会ったのは、16歳の時ですよね?そして今は?

大原:
 18歳になりました!!

亀田:
 『カノジョは嘘を愛しすぎてる』という映画は2年間もかけて!
 作られていたんです。

大原:
 けど、これまで経験したことがなかったので、
 お腹空いてる人みたいに、沢山食べたかった(経験したかった)んだと
 思います…(笑)

亀田:
 これこそ「ハングリー精神」!?

大原:
 すごい楽しかったですね(笑)

亀田:
 目の前にあるパンに食いついている気持ちでやっていたっていうね(笑)
 大原さんの場合は、他のアーティストとは違って、
 スタートラインが女優さん、じゃないですか。
 ここから今日の本題なんですけど、シンガーとして、表現者として、
 何かぶち当たっているコトってありますか?

大原:
 気持ち…。というか、テンションのON/OFFの方法がいまいち掴めなくて…。
 具体的に言うと、ライブをさせていただくようになって、
 お客さんを目の前にするとテンションが上がるじゃないですか?
 それは良いんですけど、夜になるとテンションが上ったままで、
 全く眠れなかったりするんですよ。

亀田:
 ハイテンションが続いちゃってるってことね?

大原:
 この先、ライブが続いた時に、
 一番良いパフォーマンスをするのに大事なことと、
 逆にテンションを落ち着かせる方法を教えていただきたいな、
 と思っていて。

亀田:
 ほうほう、これはですね、テンションが『上ってしまう』っていうことは、
 実はすごく大事なことなんです。
 テンションが上がらなくて冷めている状態っていうのはダメで、
 夢中になってテンションが上って、その状態で自然にパフォーマンスできる
 っていうのは、一番良い状態なんです。
 テンション自体は高く気持ちは上がっている、
 でもそれをちゃんと客観的に、
 「ちょっと緊張しすぎじゃない?」とか「深呼吸しなよ?」って
 コントロールすることを重ねていく。
 そうすると、ライブ中にもお客さんの表情が隅々まで見えてきたりとか、
 感じ取る力が早くなるんです。
 お客さんの表情を見て「自分の歌が届いているな」とか
 「ちょっと力が入り過ぎちゃってるな」みたいなものも
 計算しながらコントロールできる。
 それを夢中の状態で自然にコントロールできるようになるんです。
 でも、これは意識した方が良いんです!
 もう一人の自分を呼び出してきて。

大原:
 たまにライブが終わってから、
 その時「楽しかった」っていうのをすごい身体で実感してる時はあるんですけど、
 「あれ今、私なにやっていたんだろう?」って全部忘れている時があって。

亀田:
 最高の状態ですよ、それって!

大原:
 そうなんですか!?よかった(笑)

亀田:
 「何をやっていたのか忘れてしまうくらい夢中になっている」
 その時にポイントは『良いパフォーマンスができているかどうか』
 っていうことなので、それを客観的に気づく自分をもう一人用意して。

大原:
 はぁ〜、わかりました。

亀田:
 これはねぇ…、全く心配のいらない…、悩みじゃないですね、コレはね。
 どちらかといえば「夢中になれる」っていう自慢話を聞かせていただいた感じで!

大原:
 ありがとうございます(笑)

亀田:
 というわけで!
 今日は、僕が、大原さんの今後にきっと役に立つのでは?
 という1曲をプレゼントさせていただきたいと思います。
 なぜ、この曲を選んだのかは、聞いた後にお話しますね。

M. ムーン・リバー / オードリー・ヘップバーン

Moon River - Audrey Hepburn

亀田:
 いかがですか?

大原:
 私、ホントにあの…、亀田さんご存知じゃないですよね…?
 私、オードリー・ヘップバーンさんが本当に!大大大大大好きで!!!
 でも、歌を聞いたことがあまり無くてですね。

亀田:
 なぜこの曲を選んだかというと、
 大原さんは女優として、歌手として今活動されていて、
 この曲は『ティファニーで朝食を』っていう映画の中で、
 オードリー・ヘップバーンがギターを爪弾きながら、
 弾き語りで歌うんですよ。
 僕は、今回一緒に映画を作っている時も、
 ギターを弾きながら歌う大原さんを見ている時に、
 僕もオードリー・ヘップバーンと大原さんのことを重ね合わせていて。
 表現するには、女優があって歌手があっても良いし、
 「境目ってきっといらないんだよ」ってことを、とっても伝えたくて。
 オードリー・ヘップバーンっていう女優さんの生き方が、
 大原さんに参考になるんじゃないかなって思って。
 大原さんがオードリー・ヘップバーンを好きだって、全然知らなかった!

大原:
 本当ですか!?もう、2014年で一番今日が嬉しいかも…!!

亀田:
 ミラクルが起きましたね!

大原:
 もう…、最高の曲を聞けました…!!

亀田:
 しかもね、すごく美しいメロディーだけど、歌詞がすごくて、
 『いつか自分のやり方で貴方(ムーン・リバー)をわたってみせる』
 っていう決意なの。
 「今、自分は地球からムーン・リバーを見渡しているんだけど、
 自分は夢に向かって、その夢を絶対に叶えてみせる!」っていう
 決意の歌なんです。
 18歳を迎えた大原さんに歌を届けて、
 女優さんとして、歌手として、
 あらゆる活動の糧にしてもらえたら良いなっていう風に思って、
 お届けしました。

大原:
 宝物の1曲にします…!

亀田:
 さて、そんな大原さん、今後のご予定はどんな感じですか?

大原:
 今、色んな場所でライブをさせていただいたんですけども、
 これからも全国に歌を届けたいなと思っています。
 で…亀田さん!!
 私、今ハングリーなので…、ぜひ、曲を、またください!!(笑)

亀田:
 !!!!
 すごい!
 今公共の電波を使い、FM KAMEDAを通じオファーが入りました!!

大原:
 毎回歌って、やっぱ私、亀田さんの曲が好きだなっていうのを毎回感じていて!
 亀田さんの曲をもっと歌いたいなって…(笑)

亀田:
 わかりました!!
 今日は最後に、僕が大原さんにご指南を受けてしまいました!!
 曲、書きます!

大原:
 また歌いたいです!

亀田:
 曲書くことは約束します!!

 「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」。
 「羽ばたけ若者!トップを目指せ!」と題して、
 MUSH&Co.の大原櫻子さんをお迎えしました。
 これからの活躍も、心から期待していますからね。
 今日はありがとうございました!

大原:
 ありがとうございました!

MUSH&Co._01

★☆おまけ☆★

お仕事で北海道へ行った大原さん。

「スタッフの皆さんとご飯を食べている時に
 『亀田さんは、おにぎりがすごーく似合いそう!!』
 と盛り上がったんです(笑)」

と、おもむろに紙袋をガサゴソ…
すると中から『大原櫻子さん手作りおにぎり弁当』が!!

ONIGIRI

「亀田さんは、海苔でぐるぐるに巻かれた丸いおにぎりが似合いそう!」と、
亀田さんをイメージした手作りのおにぎりを作ってきてくれました!!

お腹が空いていた亀田さん。大喜びしながらガブリ…!

KAMEDA_ONIGIRI

嬉しそうな亀田さん♪
おにぎりの具は、梅おかか、鮭などなど…。
亀田さん、ひとりで3つも食べてましたw

おにぎりもぐもぐツーショット☆

MUSH&Co._02

スタッフもいただきましたが、本当に美味しかったです!
大原さん、素敵な差し入れありがとうございました!!!


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 19:58 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2014年02月18日

羽ばたけ若者!トップを目指せ!〜赤い公園

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

今週は、亀田誠治が2014年最も期待するアーティストをゲストにお迎えする4日間。
題して…

羽ばたけ若者!トップを目指せ!〜赤い公園

亀田:
 今日、お迎えするのは…赤い公園の皆さんです!

佐藤:
 亀田さんと一緒におそばをすすりたい!
 赤い公園ボーカル、佐藤千明です。

津野:
 亀田さんと一緒に中華が食べたい!
 赤い公園ギター担当、津野米咲です。

藤本:
 亀田さんと一緒にベースを弾きたい!ツインベース!
 赤い公園ベース担当、藤本ひかりです。

歌川:
 亀田さんと一緒にいたい!(笑)
 赤い公園ドラム担当、歌川菜穂です。

亀田:
 すごい自己紹介ですね!(笑)
 すばらしい!気分よろしい!

赤い公園:
 よかった〜!

亀田:
 今日は赤い公園の皆さんに全員集合していただきました。
 もともと、高校の軽音楽部で出会ったんだよね?
 2012年にメジャーデビュー。
 これ、公式プロフィールによると…
 「ガールズバンドらしからぬ圧倒的な演奏力と存在感から
  今年、最もブレイクが期待されるバンドとして高い評価を受けている」!!

赤い公園:
 うぉぉぉぉ〜!

津野:
 ありがたいんですが…
 去年もこれ、「今年、最も」って言ってる…(笑)

藤本:
 確かに(笑)でも言い続けますよ〜、ブレイクするまで!

亀田:
 今日はトップを目指せ!だからね。
 この企画、僕も期待する赤い公園が、
 「ミュージックシーンで“トップ”に輝くためには何が必要なのか?」を
 勝手にご指南させていただこうという、そういう企画です。

赤い公園:
 ありがとうございます!!!

亀田:
 ちなみに、もっとアーティストとして成功したいっていう上昇志向って、
 みんなの中ではどんな感じ?

津野:
 この間、桑田佳祐さんのライブを見に行ったんですよね。
 桑田さんみたいにあの歳までずっと続けていて、
 大きいステージに立ち続けているっていうアーティストになりたいですね。
 そのために出さなきゃいけない結果が、
 たぶんいっぱいあるんだろうなって。

亀田:
 桑田さん、僕も見にいきましたけど、
 35年とかやってて、そこを1個1個積み上げていくっていう…
 そこを赤い公園もしっかりやっていこうと考えているんだね。
 今、ぶち当たっている悩みとかってあったりするんですか?

津野:
 デビューさせていただいて、せっかくやるからには、
 お客さんに常に新しいものというか、
 お客さんの知っている音楽の範囲に収まっていないものをやっていって、
 お客さんの耳を一緒に育てていきたいっていう、
 ちょっと生意気なんですが…
 私、今のところは自分でできてるかなって思っているんですが、
 この先、
 お客さんの耳のほうが私たちの耳より知っている時がきたらどうしよう…
 っていうのはありますね。
 そうならないために勉強は欠かさずするようにしているのですが、
 いざ、そうなったらどうしようって…。

亀田:
 なるほど!まず自分たちの力…知能を信じ続けるってのはどうですか?

津野:
 そのために勉強は必要ですよね。

亀田:
 そうだね、知能を相手が超えちゃった時って、
 相手に合わせるのもそれはそれで違うよね。
 だから、やっぱり自分のメンタルやフィジカルの“どすこい!”
 みたいな強い部分と、
 きれいな旋律の部分の両方を磨いていく、
 そしてもっときれいになっていく…みたいな。

赤い公園:
 素敵やなぁぁ。

亀田:
 あと一つ、去る者は追わずっていうのはあるかもしれなくて、
 去っていった分だけ新しい人が入ってきているはずなんだよね。
 そのために曲はちゃんと書いていって、
 さっき言ったみたいな努力もするだろうし、
 いいライブもするだろうし…。
 特に僕はみんなのライブを見て惚れましたからね!
 それこそ、赤い公園の一番いいところは、
 「ないものあります!」ってところだったの。

赤い公園:
 うれしいぃぃぃ!

亀田:
 それを今、キープしていて、多くの人に伝えるために、間口が広がって、
 赤い公園が「ないものあります」を出していって、
 さっき津野さんが心配していた、それにみんなが追いついちゃって、
 離れてしまう人もいるかもしれないし、
 追いついても一緒に行くことに喜びを感じてくれる人もいるし…
 それが音楽だぜ!

赤い公園:
 うあぁぁぁー、いい話聞けたなぁ。

亀田:
 で、今日、
 赤い公園のみんなに処方箋として聞いてもらいたい1曲があるんです。
 この曲です!

M. あなた / 小坂明子

あなた - 小坂明子

赤い公園:
 名曲ですね。

亀田:
 さっき言った知能の話…ドラムのなおちゃんとベースのひかりちゃんには、
 ここ4分の4から8分の6に変わるでしょ?なんて言ったけど、
 これ聞いている人には、そんなこと気づかないと思うの。

藤本:
 気にしたことなかった…。

亀田:
 でも4分の4と8分の6をどんどん入れ替えて行く、
 こんな大胆なことを平気でやっているわけ。
 だからきっとお客さんは、知能を使っていることすら気づかないんだよね。
 こういう音楽を赤い公園が作れるといいなと思って。
 そして君たちにはそういう力があるっていう風に僕は信じていて、
 いい曲、いいメロディーを作り続けて、しかも赤い公園でしかないスパイスを
 しっかり表現していくっていうのがいいかなと思いました!

 というわけで、「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」。
 「羽ばたけ若者!トップを目指せ!」と題して、
 今日は、赤い公園の皆さんをお迎えしました。
 ありがとうございました!

赤い公園:
 ありがとうございました!

亀田:
 トップ獲れ〜!

赤い公園:
 トップ獲るで〜〜〜〜!!!

赤い公園


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 20:54 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2014年02月17日

羽ばたけ若者!トップを目指せ!〜KANA-BOON

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

今週は、亀田誠治が2014年最も期待するアーティストをゲストにお迎えする4日間。
題して…

羽ばたけ若者!トップを目指せ!〜KANA-BOON

亀田:
 今日、お迎えするのは…
 KANA-BOONから、ボーカル&ギターの谷口鮪さんです。
 こんにちは!ようやくお会いできましたね。

谷口:
 よろしくお願いします!

亀田:
 KANA-BOONのプロフィールを改めて簡単に。
 ボーカル&ギターの谷口さんを中心に、
 ギターの古賀さん、ベースの飯田さん、ドラムの小泉さん、
 大阪・堺出身のロックバンドです。
 バンド結成は2006年。
 2012年、キューンミュージックのオーディションで、
 4,000組の中からグランプリに輝き、2013年メジャーデビュー!

 で、今日の本題ですが…
 「ミュージックシーンで“トップ”に輝くためには何が必要なのか?」を
 若手ゲストを呼び出して勝手にご指南するという企画です。

谷口:
 ぜひ教えてください。

亀田:
 僕が思うKANA-BOONの最大の魅力は、その「少年性」にあるの。
 鮪くんのボーカルもそうだし、バンドの演奏もそう。
 とにかく真っ直ぐで、アナログ感にあふれているんですね。
 これが今のバンドにはなかなかないんですね。
 もっとバンドで成功したい!…という上昇志向、ありますか?

谷口:
 もちろん強くありますね、昔から。
 デビューしたいというのが元々あって、それだけが自分を支えていましたね。
 オーディションの当時は、アジカンのオープニングアクトができるということで、
 むしろそっちが目標で…。

亀田:
 なるほど。
 今後についてはバンドのメンバーとは話し合ったりするの?

谷口:
 ドラムの小泉とは前のバンドから一緒なので、
 よく、これからについても話し合ったりします。

亀田:
 ところで、今一番悩んでることはありますか?

谷口:
 悩みは“曲がなかなかできない”ということです。
 わりと曲を作るテンポは早いんですけど、
 次のシングルとか、もっと広く世の中に浸透するような、
 いわゆるヒット曲になるようなものを生み出すと考えた時に
 壁にぶち当たっています。

亀田:
 それは、“次はヒット曲を作りなさい!“と誰かが言うんですか?

谷口:
 あはは!やりなさいとは言われないんですけど、求められたことはやりたいし、
 自分達としても、もちろんやりたいと思っています。

亀田:
 バンドのメンバーはどう思っているの?

谷口:
 メンバーも望まれたことをやりたいと思っています。
 意欲的に自分達のやりたいことを…。
 だから凄くプラス思考ですね。

亀田:
 これね、素晴らしいよ。成功するバンドの絶対条件です。
 みんなに届く音楽を作りたいという想いが一致しているということ、
 それが大事なんです。
 だから大丈夫です。KANA-BOON、もうトップを獲得しました!

谷口:
 早いですね(笑)

亀田:
 ヒット曲を作ろうと曲作りに臨んでいる時はどんな気持ち?
 閉ざされた感覚?

谷口:
 うーん…自分以外の何かがどこかにあるという気持ちが強いですね。
 今までプレッシャーみたいなものを感じたことはなかったんですけど、
 これがプレッシャーなのかなあ…と。

亀田:
 それは誰もが通る道で、ベテランのミュージシャンの皆さんも
 10年も20年も同じ悩みを持って、ずっと続けているんですよ。

谷口:
 同じですか。

亀田:
 これは上手につきあっていくのがよくて、
 “これ、いい曲できたかもしれない”と思ったら、
 自分もメンバーもスタッフも同じ気持ちになれて。
 何よりも、その曲をライブで披露した時に
 お客さんも一体となって喜んでくれて…そんな瞬間というのがあるんです。
 それを体験すると、そういう曲を自分から書いてみたいと思うことがあるんですね。
 禅問答の中で最後には明るい光が差す。
 ライブでお客さんが絶対喜んでくれる。
 自分がやってきたことは、音楽に導かれてやってきたんだなと、
 絶対思える瞬間がくるんです。

谷口:
 安心です。大先輩にそう言っていただけると。

亀田:
 保証します!
 というわけで、そんな鮪くんに処方箋として聞いてもらいたい曲があります。

M. Universally Speaking / Red Hot Chili Peppers

By the Way - Red Hot Chili Peppers

亀田:
 この曲のサビの最後の歌詞ですが、
 “時間がかかるけど最後は勝つんだよ”“いいことは最後に起こるんだ”と。
 いい歌詞でしょ。
 これ知った時に僕、泣いちゃったんですけど。

谷口:
 良い言葉ですね。

亀田:
 生みの苦しみはありますが、時間をかけてやると
 最後には曲も良くなっていくと思います!

谷口:
 はい!頑張ります!

亀田:
 「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」。
 今日は、「羽ばたけ若者!トップを目指せ!」と題して、
 KANA-BOONのボーカル&ギター、谷口鮪さんをお迎えしました。

 KANA-BOONはね、
 ここJ-WAVEで「THE KINGS PLACE」という番組もやっています。
 毎週水曜日深夜2時スタート。
 こちらもぜひ聞きましょう!
 では、これからの活躍も期待しています!
 今日はありがとうございました!

谷口:
 ありがとうございました!

KANA_BOON


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 20:44 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2014年02月13日

クイズ!カメオネア!!〜バレンタインスペシャル〜

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第366回目のテーマは…

クイズ!カメオネア!!〜バレンタインスペシャル〜

ようこそ「クイズ・カメオネア」へ!

月に1度の恒例企画、今月もやりますよ!
でもって、やるんですが!
明日はバレンタインデーということで…スペシャル企画!
見事クイズに正解した方には、なんと!
亀田誠治特製手作りチョコ!?えっ欲しい?
…はプレゼントしませんが、
「BEAT PLANETオリジナル消せるボールペン 亀田バージョン」!
を3名様にプレゼントします!
恋愛が成就する?かも?(笑)

※応募受付は終了しました。

Present

クイズは3択です!
では、準備は良いですか??


【Q1】
まずは、素敵な女性アーティストからの贈り物〜♪
バレンタインにまつわるエピソードクイズを出題してくれます。

出題してくれるのはこの方!
先日、タワーレコード渋谷店での公開放送でもご一緒しました、
植村花菜ちゃんです!

バレンタインにまつわるエピソード、気になりますねぇ。
さてさて、どんなクイズを出してくれたのでしょうか?
花菜ちゃん、よろしくお願いします!

★植村花菜さん ============

それでは出題です。
私が高校生の時に、「びっくりしたバレンタインの思い出」とは
一体どんなものでしょうか?
つきあっている人にびっくりさせたくて、
生まれて初めてチョコレートケーキを焼いたんですけど、
その焼いたケーキがどうなったか、というクイズです。

1. ワンホールまるまる彼氏が全部食べてしまった

2. おいしくなくてワンホールまるまる残された

3. プレゼントするケーキだとは知らずに、お姉ちゃんが全部食べてしまった

====================

はい、高校時代の甘酸っぱいストーリーですね!

亀田的予想は…
1. はあかんでしょ。彼氏、一緒に食べないと!
2. は彼氏、もっと、あかんでしょ!せっかく作ってくれたのに!
3. は、お姉ちゃん面白すぎ!
でも、植村さんと話していると、
植村家はね、お母ちゃんもお姉ちゃんもパワフルらしいですよ。
ありえる!!!

僕の予想は3!
さあ、この3つのうち、正解はどれでしょう??

…チチチチ…

ファイナルアンサー?

それでは正解は…
花菜ちゃんから発表していただきましょう!

★植村花菜さん ============

正解は、2番の「まずくて食べてもらえなかった」です…。

私が作ったチョコレートケーキが甘くなかったんですね。
当時つきあっていた人は甘いものが好きだったので、
甘くないケーキはあまり好きでなかったみたいで、
おいしくないって言って、ひと口くらい食べて突き返されまして…。
初めて作ったチョコレートケーキだったからショックで、
しょぼくれて家に帰ったんです。
それで、テーブルの上に残されたチョコレートケーキを置いていたら、
姉が二人いるんですけど、
二人が「ケーキあるやん」と言いながら食べ出したんです。
でも私が「それ、おいしくないケーキやから…」って言ったんですが、
二人は「めっちゃおいしいやん」って言ってバクバク食べ出して…。
「甘くないケーキやから、これがおいしいやん!
 あいつ、味わからへん、アホやな!」
って言いながら、お姉ちゃん二人が食べてくれたんで、
その時は心が救われたんですけど。
結果、彼氏にはほとんど残されたっていう、そんな切ないエピソードでした。

====================

なるほどね!正解は2!
でもコレ、3でもOKとちゃいます??

それにしても花菜ちゃん、
甘党の彼氏に甘くないケーキ作っちゃったっていうのは、
完全にリサーチ不足ですよ!

今日は、そんな高校時代の花菜ちゃんにエールを送りたい!
そんなラブソング選曲しました。

甘酸っぱい しょっぱい でも悪くない!
人生、全力で駆け抜ける、花菜ちゃんにこの曲を送ります。
僕のプロデュース曲です!

M. Sugar!! / フジファブリック

Sugar!! - フジファブリック

2問目は、僕の体験したバレンタインデーの実話です。


【Q2】
一昨年、2012年の2月14日、バレンタインデー当日。
僕は人生最多の、たくさんのプレゼントをもらいました。
その数は一体いくつでしょう!!!

1. 99個(100均か!?)
2. 214個(2月14日だけに!)
3. 1万2千個(アイドル並!)

さあ、この3つのうち、正解はどれでしょう??

…チチチチ…

ファイナルアンサー?

正解は…
3. 1万2千個

1万2千個!マジか!?俺モテモテ〜?

実は、この日は、解散直前の東京事変のツアー、
「Bon Voyage」横浜アリーナ公演初日だったんですね。
横浜アリーナを埋め尽くした1万2千人のファンの方から、
「力一杯の声援」と「笑顔」のプレゼントをいただきました〜♪
うひょひょっ!
だって問題では、人生最多の「プレゼント」って言ったもんね〜〜〜!
「チョコ」って言ってないもんね〜〜〜!

皆さん、バレンタインデー悲喜こもごもですね。
いよいよ明日、色んな思いが日本中を駆け巡ることでしょう!
ラブ成就!ラブ達成!


さあ、あなたは何問正解しましたか?
「2問とも正解した!」という方は“自己申告”でその旨を書いて、
BEAT PLANETのメッセージフォームに必要事項を明記の上、ご応募ください!
「BEAT PLANETオリジナル消せるボールペン 亀田バージョン」の当選は、
番組最後でサッシャから発表します!

※応募受付は終了しました。

「クイズ・カメオネア」、次回もお楽しみに!


さて来週は、
僕、亀田誠治が2014年最も期待するアーティストをゲストにお迎えする4日間。
初日は、KANA-BOONから、ボーカル&ギターの谷口鮪くんをお迎えします!
お楽しみに!


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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
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STAFF| 14:08 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2014年02月12日

エリック・クラプトンを変えた3つの出会い!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第365回目のテーマは…

エリック・クラプトンを変えた3つの出会い!

BGM: Cocaine / Eric Clapton

いよいよ、来週の火曜日2月18日から、
エリック・クラプトンの来日公演が日本武道館を皮切りにスタートします!
今回の来日公演は、なんと20回目というメモリアルライブ!
日本では206公演、のべ170万人が、
エリック・クラプトンのライブを目撃していることになるそうです。
さすがギターの神様ですね!!

今日の「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」では、
そんなクラプトンの魅力について、僕が紐解いていきますよ!

音楽好きなら誰もが知っているクラプトンですが、
そんなギターの神様を構成しているのは、
彼の人生に3つの大きな出会いがあったからなんです!

まずは、一人目!

●ジョージ・ハリスン

BGM: Layla / Eric Clapton

はい、ビートルズのジョージ・ハリスンです!

ジョージとクラプトンの関係で、切っても切り離せないのが、
ジョージの元奥さんのパティ・ボイド。
クラプトンがパティへの思いを綴った曲が「Layla」というエピソードは
有名ですね!

やがてパティは、ジョージと離れてクラプトンと結婚します。
その時ジョージは、二人の幸せを考え、快く祝福。
その後も、お互い困った時には常に支え合い、
ジョージとクラプトンの兄弟のような関係は、
生涯崩れることはありませんでした。
く〜っ、ジョージいい人だ!

BGM: While My Guitar Gently Weeps / The Beatles

60年代後期の
ブリティッシュ・インベンションというロックムーブメントの中で、
クリームのエリック・クラプトンが、
ビートルズのジョージ・ハリソンと交流を持ったことは、
ロックとポップが結束した、ブリティッシュ・ミュージックの力を
世に知らしめたのです!

さらに、ブルースギタリスト、クラプトンの存在を、
よりキャッチーなギタリストとして引き立てました。
ジョージとクラプトンはまったく違うタイプのギタリスト。
この二人の個性が化学反応を起こし、
ビートルズの「While My Guitar Gently Weeps」のような名曲が誕生します。
ジョージのメロディーセンス、そしてクラプトンのギターの泣き。
ビートルズだけでも、クリームだけでも作り上げられなかった、
最高のロックバラードを生み出したのです。

そして二人目!

●ロバート・ジョンソン

BGM: Cross Road Blues / Robert Johnson

1930年代に活躍して、27歳という若さで亡くなった、
ミシシッピ・デルタ・ブルースの天才ギタリスト、ロバート・ジョンソンです。

クラプトンが15、6歳の時に初めて耳にし、
その時、ロバートのギターを聞いて体が震えたと語っています。
ロバート・ジョンソンは、アコギ1本で弾き語るスタイルのブルース。
実にシンプルですが、
クラプトンがギターにのめり込むキッカケになったそうですよ!

以前、クラプトンがロバート・ジョンソンについて語っているインタビュー
があったので、抜粋してみます!

「……15才か16才の時だったんだけど、
 ロバート・ジョンソンのギターに出会って、実際に体が震えた」
「……そしたら、他のものは一切聞かなくなった。
 25才になるまでは、ロバート・ジョンソンを知らなかったら、
 そいつとは、口をきかない。そんな感じだったね」
「ロバート・ジョンソンは、俺には一番重要なブルース・ミュージシャンだ。
 ジョンソンは、自分のヴィジョンに間違いなく正直であり、
 俺は30年間にわたってその音楽に深く入り込んできたわけだけど、
 ロバート・ジョンソンほど奥深く、ソウルフルなものに出くわしたことがない」

ロバート・ジョンソンのブルース魂。
これはクラプトンのブルース魂にしっかりと受け継がれていますね。

いつも、泣いているような、憂いのあるクラプトンのギター。
この源流にはロバート・ジョンソンのブルースがあったんです!

その後クラプトンは、クリーム時代に、
ロバート・ジョンソンがリリースした曲と同じタイトルの曲を作っています!
さあ、今日は、そんなブルースマインドたっぷりのこの曲を聞いてみましょう。

M. Crossroads (BBC Sessions) / Cream

BBC Sessions - Cream

シビレますね。
この『BBC Sessions』は名盤と言われています。

そして、いよいよ三人目です!

●Babyface

BGM: Change The World / Eric Clapton

Boyz II Men、ホイットニー・ヒューストン、TLC、マドンナ、JAY-Zなど、
数多くのR&Bアーティストのヒット曲に携わったスーパープロデューサー、
Babyfaceです。

そのBabyfaceが、初めてロック・ミュージシャンのプロデュースをしたと
話題になったのが、この曲です。
1998年の映画『フェノミナン』の主題歌「Change The World」。
この曲、元々は、
1996年、カントリーシンガーのワイノナ・ジャッドがリリースしたアルバムに
収録されていた、カントリーアレンジの曲ですが、
数ヶ月後にクラプトンが、Babyfaceの洗練されたアレンジでカバーしました。

クラプトンが歌ったバージョンは、全米5位まで上がり、
1996年には、ここJ-WAVEのTOKIO HOT 100の年間チャートで
1位を記録しましたよ!

今まで、ロック、ブルース路線を歩んできたクラプトンが、
アダルト、オリエンテッドな優しいロック&ブルースを歌いました。
この楽曲によってクラプトンは、ブラックミュージックのファンに加え、
新たな世代のファンをつかみ、大ヒットにつながりました。
Babyfaceが魔法をかけたんですね。

何よりも、Babyfaceは、
ドラッグやアルコール中毒を克服し、お子さんの死を乗り越え、
年齢を重ね円熟味が出た、一人のクラプトンという男から、
ボーカリストとしての魅力を引き出したのです!

今なお現役で活躍し続けるクラプトンですが、
ジョージ・ハリスン、ロバート・ジョンソン、Babyface、
この3人との出会いが、
今のクラプトンの音楽に大きな影響を与えていることは間違いありません。
まさにLIFE IS MUSIC!

今日のクラプトンの話を思い出しながら、
来週の武道館ライブを楽しんでみてはいかがでしょうか?
また違ったクラプトンが見えてくるかもしれませんよ!


この番組、「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから「音楽に関するギモン」をお待ちしています。
今さら聞けないアーティストから音楽用語まで、何でも聞いてください!

さらに!皆さんが知りたい・聞いてみたい年代のチャートを振り返る
「BACK TO THE CHART」では、皆さんのオーダーにもお応えします。
あなたのバースデーや記念日、
その時、世の中ではどんな音楽がチャートを賑わせていたのか?
聞いてみたい人は「いつのチャートを知りたいのか?」を書いて、
この番組のウェブサイトからオーダーしてください。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
明日は「クイズ・カメオネア」バレンタインスペジャル!


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STAFF| 14:12 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2014年02月10日

音楽界でも“金”を目指せ!ゴールドディスク!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第364回目のテーマは…

音楽界でも“金”を目指せ!ゴールドディスク!

先週末からソチでオリンピックも始まり、
僕も毎日寝不足です…。皆さんも?

アスリートたちが「一番いい色のメダル」をかけて熱戦を繰り広げる姿。
胸アツです!

獲るならやっぱり「金」!
「ゴールド」という言葉の響きは誰もが憧れるものですが、
それは音楽業界でも一緒!

音楽の世界では、CD(昔はレコード)の売り上げ枚数に応じて与えられる
「ゴールドディスク」というものがあります。

BGM: Chattanooga Choo Choo / Glenn Miller and His Orchestra

お〜、懐かしいサウンドですね。
聞こえてきたのは、グレン・ミラー楽団の「チャタヌーガ・チュー・チュー」。
1941年、ハリウッドで録音されたこの曲は、
映画『銀嶺セレナーデ』の主題歌として、120万枚という大ヒットを記録。
このヒットを記念して、RCAレコードが「ゴールドディスク」を授与したのですが、
これが「ゴールドディスク」の始まりなんです。

以降、アメリカはもちろん、
イギリス、カナダ、ドイツ、日本など、
世界各国でゴールドディスクが制定され、多くの作品が受賞しています。

ただし、その認定枚数の基準は各国それぞれ。
ま、元々の国によって人口が違うので、それも当然ですよね。
現在、アメリカでは50万枚売れると「ゴールド」。
100万枚で「プラチナ」となっています。

ちなみに、日本でゴールドディスク大賞が始まったのは1987年。
現在は、
10万枚で「ゴールド」、25万枚で「プラチナ」、100万枚で「ミリオン」
と認定されます。

その選考基準は、案外厳しいんですよ。
『CD、ビデオ等の正味売上実績(総出荷数から返品数を差し引いたもの)と
 有料音楽配信の売上実績を合算したもの』(日本ゴールドディスク大賞HPより)
なんです。

2003年7月以降は、ちゃんと配信の数字もプラスされているんですね。
つまり、このゴールドディスクは、ある意味、
ドライに売り上げ枚数やダウンロード数の売り上げでジャッジしています。
この間説明した、グラミーの審査基準とは真逆。
グラミーは、芸術性とか社会性など、
プロフェッショナルの「主観的な基準」で判断されるのに対して、
ゴールドディスクは、つまり「数字」という、
一般大衆からの「客観的な数字」で判断しているというわけです。

ところで、
ゴールドディスクというのは、アーティストにとってどんな存在なのか?
「金をいただく」ということには、どんな意味があるのでしょうか?

ここで1曲お送りした後、お答えしましょう。

M. Ellie My Love / Ray Charles

ジーニアス・ラヴ〜永遠の愛 - レイ・チャールズ

サザンオールスターズのあの名曲が、
ソウルミュージックの王様、レイ・チャールズによってカヴァーされ、
CMソングとして使われ、大ヒット!
1989年に、まさに日本ならではのゴールドディスクを獲りました。
この曲は、
外国人アーティストが日本の曲をカヴァーし、
再びそれが日本でヒットするというパターンの先駆けになりましたね。

このように「金をいただく」ことによって、
楽曲やアーティストにもう一度スポットがあたり、
さらに多くの人が聞くきっかけが生まれるんですね!

そもそも成果を出したものや人は、
表彰されることで、その価値が社会的に広く認められていきます。
これはスポーツもそうですよね。
まさにオリンピックのメダルがそう。

アーティストは、日頃から音楽に心血を注いでいます。
「コレが正しいのか?」と自分の存在価値を自問自答しながら…。
それは大変苦しい作業です。
そうやって作り上げた作品が、
ゴールドディスクに認定されるくらい数多く売れたということは、
その作品が多くの人に受け入れられた証拠なんです。
それを、アーティストにゴールドディスクというメダルで
「カタチ」にして証明してあげる。
売れたからといって、
印税などのお金だけが振り込まれても、なんだか味気ないですよね。

つまり、
人は、人に認められることによって、自分の生きている証をつかむのです!

それが自信となり、次の作品へのモチベーションになっていく。
だから、ゴールドディスクや賞というものは、
大変意味のあるものなんです。

ちなみに、このゴールドディスク、
僕らプロデューサーなどの主要スタッフももらえるんですよ。
僕ら裏方だって、その努力が認められると嬉しいものです。

つまりゴールドディスクは、アーティストやスタッフへの表彰状なんです!
こうやって、ゴールドディスクをもらうことによって
「よし!次もがんばろう!」という、
様々なクリエイター、そしてチームとしての団結力が増すんですね!

また、ゴールドディスクやメダルで表彰されることによって
ひと区切りがついて、新しいことに挑戦していくきっかけになることもあります。
頑張った!→お疲れさま!という
「カタチある打ち上げ」のようなものですね。

ここで一度リセットして、
さらにブラッシュアップして新しいチームを結成したり、
来るべき自分の未来を見つめ直すきっかけになる。

つまり、
ゴールドディスクは、アーティストが進化して行くための栞になるのです!

さあ、オリンピックも盛り上がってきました!
アスリートがもらうメダルも、彼らの未来の栞なのかもしれません!
今日もアスリートの健闘を称えましょう!


この番組「BEHIND THE MELODY」では、
リスナーの皆さんから「音楽に関するギモン」をお待ちしています。
今さら聞けない著名なアーティストについてもお話しますよ。
「音楽に関するギモン」は、この番組のサイトからお願いします。

「FM KAMEDA」、明日はお休み。
あさって水曜日は、来日間近のエリック・クラプトンの魅力に迫ります!


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STAFF| 18:15 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2014年02月06日

知られざるユーロビートの功績!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第363回目のテーマは…

知られざるユーロビートの功績!

BGM: Never Gonna Give You Up / Rick Astley

聞こえてきたのは、ユーロビートの貴公子、リック・アストリー様!
これを聞いて「懐かし〜!」と思ったあなたは、今、40代?50代?
立派なユーロビート世代ですよ!

ちなみに今日は、リック・アストリーのお誕生日です。
48才になりました!

さて、リック・アストリーといえば、なんといっても「ユーロビート」!
もしかして、20代の諸君は「ユーロビート」って聞くと「?」って感じですか?

ユーロビートとは、まさに文字通り「ヨーロッパのビート」、
つまり「ヨーロッパ生まれのダンスミュージック」です。
このダンスミュージックは1980年代に全世界で一世を風靡しました。
このリック・アストリーをはじめ、
ユーロビートから世界的なヒットが生まれた背景には、
ユーロビートを専業にした、とあるプロデューサー・チームがいたからなんです!
それは誰でしょう!?

BGM: ユーロビート ヒット曲フラッシュ!
 カイリー・ミノーグ「I Should Be So Lucky」〜
 バナナラマ「I Heard a Rumour」〜
 デッド・オア・アライヴ「You Spin Me Round」〜
 マイケル・フォーチュナティ「Give Me Up」〜
 シニータ「Toy Boy」

実は、今聞いてもらったこれらの曲は、
すべてストック・エイトキン・ウォーターマンという、
3人組のイギリス人プロデューサー・チームによって世に送り出されたもの!
(マイク・ストック、マット・エイトキン、ピート・ウォーターマンの3人組)
このストック・エイトキン・ウォーターマンによるサウンドは、
80年代中盤から、イギリス本国はもちろん、
世界中のアーティストを巻き込んでいきました。

BGM: This Time I Know It's For Real / Donna Summer

まずはアメリカ!
70年代からディスコ界のディーバとして君臨していたドナ・サマーが歌う
「This Time I Know It's For Real」は、
ストック・エイトキン・ウォーターマンのプロデュースを受け、
89年にこの曲で全米7位を記録!
アメリカのソウルシンガーが、
イギリス産の打ち込みサウンドでチャートに食い込んだことは、
当時は異例だったんです。

そして、ここ日本では!

BGM: 愛が止まらない / Wink

Winkです!
ストック・エイトキン・ウォーターマンのプロデュースによる楽曲、
カイリー・ミノーグの「Turn It Into Love」をカバー。
「愛が止まらない」という邦題で大ヒットしました。
他にも、当時のアイドル、荻野目洋子さん、長山洋子さん、BaBeなどが、
軒並みストック・エイトキン・ウォーターマンのサウンドをカバーして歌い、
大ヒットしました。

今、思うとバブル期の流行りだったなぁ…と思われがちなユーロビートですが、
その功績、実は意外と大きいんですよ!!

1曲お送りした後、その秘密に迫ります!
当時大ヒットしましたね!

M. Venus / Bananarama

Venus - Bananarama

さあ、そんなユーロビートですが
そこには、実に重要な、ビハインド・ザ・メロディーが詰まっているんです!

ユーロビートの構造はいたって簡単!
70年代のアメリカのディスコサウンドを、80年代に入って、
タイトでド派手な打ち込みのドラム、ベース、ブラスなどに置き換えたものです。
そして、ユーロビートの特徴には、そのテンポが挙げられます。
ユーロビートのテンポは、120〜160BPMくらいに設定されています。
どの曲もドッチ・ドッチ・ドッチ・ドッチ♪という、
派手な「打ち込み」のキックの四つ打ちビートが、有無を言わさず煽ります!
つまり、ビートが単純明快なんですね。
これって、曲のどこから入っても、
常に「1,2,3,ハイ!/1,2,3,ハイ!」とカウントが鳴っているようなものです。
だからユーロビートは、聞き手に、グルーヴ感やリズム感を要求しないんです。

このように、
「誰もが理屈抜きに踊れること」を重視して作り上げたのがユーロビート!
この単純明快な、全員参加型のサウンドが、
バブル期の「浮かれた空気」に見事にマッチしたんです!
しかも全編、ド派手なシンセブラスやシンセベースが響き渡っていますからね!

つまり、ユーロビートは「祭り」の音楽なんです!

当時、マハラジャなどのディスコのお立ち台でユーロビートがかかると、
みんなヒューヒュー♪っていいながら踊った背景には、
こんな、バブルな時代とシンプルで派手なサウンドのシンクロによってもたらされた
「祭り」の空気があったんですね。

とはいえ、音楽は進化します。
必ずフォロワーが登場します。
ユーロビートの影響を受けたアーティストが、デジタル機器の発達とともに、
このユーロビートにクリエイティブを注入します。
そして、聞き手にちょっと高い偏差値を要求するダンスミュージック。
そう!
今のデヴィッド・ゲッタなどに代表されるEDMサウンドに繋がっていくんですね。

70年代のヒューマンなディスコサウンドを、
80年代の打ち込みで単純明快にまとめあげ、
90年代のトランス、2000年以降のEDMなどに繋げていく。
ダンスミュージックのバトンを渡したのがユーロビートなんです!

それから、ビジネス的にもユーロビートは、バトンの役割を務めます。
ストック・エイトキン・ウォーターマンというプロデューサーがタッグを組んで、
ソングライト、プロデュースを行い、
さらに「PWLレコード」というレコード会社までを経営する。
しかも、PWLは優秀なレコーディング・エンジニアを抱えていました。
これは、全部自社の中で作り上げる、家内制手工業です。

これって、1960年代にアメリカで、
ベリー・ゴーディーがモータウンレーベルを立ち上げ、
ホーランド・ドジャー・ホーランドというソングライティングチームを抱え、
自社スタジオでお抱えのスタジオミュージシャンを使いながら、
マーヴィン・ゲイ、フォー・トップス、スティーヴィー・ワンダー、ジャクソン5など、
ヒット曲を大量生産していったのと同じやり方を踏襲しています。

そして、このPWLのダンスミュージックに特化した
家内制手工業的レーベル運営形式は、
例えば、日本でのレーベル「エイベックス」の源流になっていきます。

このようにユーロビートは、
音楽的、ビジネス的に、
次世代へバトンを渡す重要なダンスミュージックだったわけです!

さあ、皆さんも、
たまにはユーロビートで懐かしく「浮かれて」みませんか!


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
今週もありがとうございました。
それでは、マイクをグローバーくんにお返しします。
ナビゲートの最終日!頑張ってくださいね〜。


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STAFF| 14:18 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2014年02月05日

読めますか?意味わかりますか?難しい日本語タイトル曲!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第362回目のテーマは…

読めますか?意味わかりますか?難しい日本語タイトル曲!

今日2月5日は、「日本語検定の日」!
「に(2)ほんご(5)」の語呂合わせですね。

僕たちが毎日読み書きする日本語。
実は大人になっても、難しい言葉や読めない漢字ってないですか?

ということで、今日の「FM KAMEDA」では、
難しい日本語のタイトルや歌詞に込められた意味を
僕が解説していきます!

■ 秋桜 / 山口百恵

季節の「秋」に、花の「桜」で、「コスモス」。
さだまさしさんが書いた歌詞は、嫁ぐ前の娘の母への思いを歌ったものです。

■ 愛燦燦 / 美空ひばり

「燦々(さんさん)」とは、「太陽などが明るく光り輝く」という意味。
「日差しが燦々とふりそそぐ」なんて使いますよね。
で、この「燦」が難しい!
これみんな、書ける?僕は書けません!

■ 霹靂 / BRAHMAN

「霹靂(へきれき)」…難しい〜!
霹靂とは、
「雷が激しく鳴ること。大きな音が響き渡る」という意味。
予想しないことが起こった時に使う「青天の霹靂」なんて諺で
聞いたことがあるかも!

■ 慕情 / サザンオールスターズ

「慕情(ぼじょう)」、読める!
とはいえ、これも日常ではなかなか使わない言葉ですよね。
「慕う」に「情け」で、「慕情」。
意味は、「何かを恋い慕う気持ち」です。

ちょっと、歌詞を見てみましょう!

「夢の中で交わしたキッスは
 悲しみを抱いている
 霧のベールにむせぶ影は
 胸に残る慕情」

別れた女性を今でも思い続ける、
男の恋心を歌った切ないバラードです。

キッスやベールなんていう外来語に、
「慕情」という文学的な日本語をぶつけてくるセンス。
さすが桑田さんですね。
この桑田流作詞テクニックのおかげで、
「慕情」という言葉が、意味を知らなくても想像できてしまう。
そう、あたかもテロップを見ているみたいに、
映像的に景色が浮かんでくるんですね。

さぁ、次の曲は?

■ 蒼氓 / 山下達郎

山下達郎さんの「蒼氓(そうぼう)」です。
この難しいタイトル、「蒼氓」ってどんな意味なんでしょうか?

この「蒼氓」の意味は「民(たみ)、人民」なんだそうです!
曲の後半にこんな歌詞が出てきます。

「憧れや名誉はいらない
 華やかな夢も欲しくない
 生き続ける事の意味
 それだけを待ち望んでいたい」

達郎さんはこの曲について、
「普通に生きて、いつかは死んでゆく名も無き民(=蒼氓)へ共鳴する、
 自分の深い思いを歌った曲」
だと言っています。

また、タイトルについても、
「難しい漢字なので意味が通じないかも?と思ったが、
 この歌は、この言葉でしか表現できなかったので、
 これをタイトルに選んだ」
そうです。
アーティストとしてぶれない素晴らしい判断ですね。

ではここで一曲お届けしましょう!
ピックアップしたのは、Mr.Childrenの箒星(ほうきぼし)です。
箒星とは、つまり彗星(すいせい)のことなんですが、
箒星(ほうきぼし)を彗星(すいせい)と
間違えて読んでいる人も多いのでは〜?

M. 箒星 / Mr.Children

箒星 - Mr.Children

ミスチルのおかげで、みんなちょっと物知りになりましたね!

それにしても、アーティストは、
何故このような、難しいタイトルをつけるのでしょうか?

キャッチーな歌詞は、
「誰にでもわかる易しい言葉からできている」という認識があります。
これは、ある意味正解!
たしかに、歌詞の意味がわからなければ、
アーティストが伝えたい本心が伝わらない。
ところが、これが「作品のタイトル」になると、話は違ってきます。
時に、見たことも聞いたこともない、誰も読めないような難しい言葉は、
人の目を引くのです。
そう、「初めて見る」から、インパクトがある!
タイトルだけで、「なんて読めばいいんだろう?」という
強いアテンションになる。
受取手は一生懸命、その漢字から意味を想像するのです。
そう、漢字のテストで「読めない漢字」に出くわしたときのように!

つまり、難しい漢字のタイトルは、
想像力を喚起する「究極のキャッチコピー」なのです!

星の数ほどある音楽の中で、受取手にひっかかるためには、
時に、読めない漢字や、難しい表現も効果的ということなんですね!

ましてや、我々日本人が使う「漢字」が持つイメージは多彩です。
表意文字である漢字は、一文字だけ、その文字を見るだけでも
色んなイメージがわいてきます。

それだけ日本語は、漢字一つとっても、
そこから広がるイメージが、映像的かつ音楽的なんです!
僕は、こんなところも、J-POPの魅力だと思います。

さあ、皆さんも、
難しい漢字のタイトルから一生懸命想像力を働かせてみると、
いつも聞いている曲に今までと違った景色が見えてくるかも!


この番組では、
リスナーの皆さんから「音楽に関するギモン」をお待ちしています。
今さら聞けないアーティストから音楽用語まで、何でも聞いてください!

さらに!皆さんが知りたい・聞いてみたい年代のチャートを振り返る
「BACK TO THE CHART」では、皆さんのオーダーにもお応えします。
あなたのバースデーや記念日、
その時、世の中ではどんな音楽がチャートを賑わせていたのか?
聞いてみたい人は「いつのチャートを知りたいのか?」を書いて、
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STAFF| 14:04 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2014年02月04日

ハッピー・バースデー!キョンキョン!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第361回目のテーマは…

ハッピー・バースデー!キョンキョン!

BGM: なんてったってアイドル / 小泉今日子

今日2月4日は、小泉今日子さんのお誕生日!
おめでとうございます!

キョンキョンこと小泉今日子さん。
1981年に、テレビの名物オーディション番組「スター誕生」で合格。
1982年に、シングル「私の16才」でアイドル歌手としてデビューしました。
この時代は、アイドル豊作期ともいえる黄金時代!
「花の82年組」と呼ばれていました。
同期には、堀ちえみさん、三田寛子さん、石川秀美さん、
松本伊代さん、早見優さん、中森明菜さん、シブがき隊など、
錚々たるアイドルが名を連ねています。

アイドルとして、そのキャリアをスタートさせた小泉今日子さん。
でも、キョンキョンって、
独自の存在感、雰囲気、オーラを持っている感じがしませんか?
今日は、そんなキョンキョンこと小泉今日子さんの魅力を
紐解いていきたいと思います。

あらためて考えてみると、BGMで今聞こえてるお馴染みのこの曲も、
タイトルは「なんてったってアイドル」ですから…。
キョンキョンがすごいのは、
とにかく、自ら「アイドル宣言」しちゃったところ!
これは、当時画期的でしたよね。
今や、AKB48など「集団」になって、大人数でアイドル力をアピールする時代。
ところが、当時のキョンキョンは、ピン、つまり、個人で「アイドル宣言」した!
この、独立自尊の精神は、
その後の「アーティスト小泉今日子」につながっていくんですね。
つまり、この「なんてったってアイドル」で、
キョンキョンは「今を生きる」アーティストを、自ら宣言したのです!
その結果、キョンキョンは、
いつまでも「過去の人」にならないというわけです。

BGM: 集中できない / 小泉今日子

そして、「今を生きる」アーティストという点で、キョンキョンは、
常に最新の音楽(しかも、ちょっとアンダーグラウンド寄りの音楽です!)
を柔軟に取り入れ、
その音楽性を、何度も何度もリセットしてきました。
当時、多くのアイドルが、
ユーミンなどのJ-POPアーティストの書き下ろした「楽曲の力」で
アーティスト性を示していったのに対し、
キョンキョンは、キョンキョン本人の切り開いていく、
「人間力」でアーティスト性を打ち出していったんですね。

例えば、1989年には、近田春夫さんと共に、
当時はまだまだアンダーグラウンドだったクラブミュージック(ハウスサウンド)
を大胆に取り入れたアルバム『KOIZUMI IN THE HOUSE』を発表!
アイドルが、当時最先端のハウスミュージックで歌うという斬新な作品でした。
セールス的な結果はともかく、何よりもそのアプローチが新鮮でした。

そう、キョンキョンは、
記録に残る作品ではなく、記憶に残る作品を作ってきたのです!

それ以降も、
藤原ヒロシさん、小西康陽さん、菊地成孔さんたちとコラボして、
時代の最先端で、アンダーグラウンドとオーバーグラウンドの絶妙な接点を
ヒラヒラ舞いながら活動。
最近でも、大橋トリオやtofubeatsといった、
個性に溢れた新しいクリエイターとコラボし続けています。

さあ、ここでお送りするのは、
ミスチルを大ブレイクさせる直前の小林武史さんのプロデュースワークが光る、
1991年の大ヒット曲!

M. あなたに会えてよかった / 小泉今日子

あなたに会えてよかった - 小泉今日子

そして、この音楽へのこだわりは
女優であり、アーティストとしての小泉今日子のイメージを作り上げていきます。

出演する映画でも、いい味を出すいい役どころを演じてきました。
メディアの露出も、
「SWITCH」など、こだわりのある洗練されたものに絞り込んでいる。
芸能とカルチャーのクロスするポイントを、
しっかりと歩き続けるアーティストなんです!

BGM: 潮騒のメモリー / 天野春子(小泉今日子)

例えば、最近だと、去年のNHK「あまちゃん」での天野春子役。
そして、「潮騒のメモリー」の大ヒット!
またまた国民的な人気スターになりましたよね。
これも、30年前に「今を生きる」宣言をした「なんてったってアイドル」に、
それ以降積み重ねてきた彼女の「人生」が見えるから、
誰もが、「アーティスト小泉今日子」を、
素敵な女性として受け止めることができるんです。

あらためて、ハッピーバースデー!小泉今日子さん!
これからの活躍がますます楽しみです!


さて、この番組では、
リスナーの皆さんから「音楽に関するギモン」をお待ちしています。
今さら聞けないアーティストから音楽用語まで、何でも聞いてください!

さらに!皆さんが知りたい・聞いてみたい年代のチャートを振り返る
「BACK TO THE CHART」、こちらにもオーダー、メッセージをお待ちしています。
あなたのバースデーや記念日、
その時、世の中ではどんな音楽がチャートを賑わせていたのか?
聞いてみたい人は「いつのチャートを知りたいのか?」を書いて、
この番組のウェブサイトからオーダーしてください。

明日は…ん?何て読むんだっけ?
「難しい漢字の読み方のタイトル曲」大集合です!


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STAFF| 15:19 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2014年02月03日

恵方巻きと音楽の素敵な関係!

こんにちは! 亀田誠治です。
グローバーさん、今週4日間、よろしくお願いします!

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第360回目のテーマは…

恵方巻きと音楽の素敵な関係!

今日2月3日は「節分」。
「季節を分ける=新しい季節」
つまり、春が始まる。
「節分」は、そんなポジティブな日なんですよ。
だからこそ「節分」には、豆まきをして厄払いをし、
「恵方巻き」を食べて健康もお祈りします。

そして、恵方巻きを食べる時は、
その年ごとに、向かってかぶりつく方角がありますが、
今年の方角は「東北東」。

ところで、東、西、南、北。
この方角を耳にするだけで、イメージが膨らむことってありますよね。

そこで、今日の「FM KAMEDA」は、
恵方巻きをヒントに、方角と音楽の関係を考えてみます。

BGM:
東へ西へ / 井上陽水 〜 南風 / レミオロメン 〜
GO WEST / PET SHOP BOYS 〜 北風〜君にとどきますように〜 / 槇原敬之 〜
LIFE IN A NORTHERN TOWN / DREAM ACADEMY

いかがでしょうか?
J-POP、つまり日本語の「東西南北」でも、
洋楽、つまり英語の「EAST WEST SOUTH NORTH」でも、
この「方角」が歌詞やタイトルに入っているだけで
ググッとその曲のイメージが広がって、共感できますよね。

実は、ポップソングの歌詞の中では、
誰もが共感できる「方角」のイメージというものが存在するんです。

例えば「北」は、歌謡曲や演歌では「ふるさと」の象徴です。
「北の宿から」(都はるみ)、「北酒場」(細川たかし)とかね。
洋楽だってそう。
縛れる寒さから見えてくる、温かい人との繋がりを表現するのに最適!
「北」という「方角」は、
今ある日常と、自分を育んでくれたふるさととの距離を
懐かしく、優しく表現してくれます。

それに対して「南」は、「南の島」に代表されるような、
もうちょっと楽天的で開放的なイメージ。

また「東と西」に関しては、時に政治的なメッセージをイメージさせることも。
例えば、東西ベルリンの壁。
東が「束縛」や「支配」の象徴で、
西が「自由」と「解放」の象徴だったり。
そんな、ヨーロッパの風景が浮かんできますよね!

つまり「方角」を歌詞やタイトルに入れることで、
聞く人は、そこにいながらにして「旅」をすることができるんです!

そして「方位」といえば、恵方巻き。
皆さん、ランチに食べましたか?
恵方巻きは、一般的に7種類の具を入れることでも知られています。
七福神にちなんでいるとも言われていますが、いずれにせよラッキーセブン。
縁起がいいですね!
幸運を呼ぶ願いを込めて、ガブリといくわけです。

さあ、おわかりですね!
恵方巻きは、ジャパニーズ・フォーチューン・フードなわけです!
「恋する フォーチューン 寿司(スッシー)」=恵方巻き。
そして、かぶりつくこの「方角」は、
つまり、僕らの「未来」を意味しているんですね。

ちなみに、今年の恵方巻きの方位は、「東北東」!
今日おかけするのは、
J-WAVEのある、ここ六本木ヒルズから東北東の方位出身のアーティスト、
千葉県佐倉市からBUMP OF CHICKENのこの曲です!

M. ギルド / BUMP OF CHICKEN

ユグドラシル - BUMP OF CHICKEN

この他にも、
六本木ヒルズから見て東北東の方位出身のアーティストは、
江東区:ILMARI、RYO-Z(RIP SLYME)、持田香織(Every Little Thing)
江戸川区:中村一義、松崎しげる、KREVA
など!

こうやって、「東西南北」様々な方角の先にあるのは、
様々な人の日常と未来。
BUMP OF CHICKENの藤原君がこの「ギルド」で歌っている世界そのものですね。
さあ、僕も今から、
「フォーチューン 寿司(スッシー)」=恵方巻きを、
ガブっていってきま〜す!


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
明日は、ハッピー・バースデー、キョンキョン!
小泉今日子さんの魅力についてお話します。


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 15:07 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA