2013年11月28日

ハッピー・バースデー!ランディ・ニューマン!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第327回目のテーマは…

ハッピー・バースデー!ランディ・ニューマン!

BGM: If I Didn't Have You / Randy Newman

今日、11月28日は、ランディ・ニューマンの誕生日。
ちょうど70歳になられました。
おめでとうございます!

さて、このランディ・ニューマン。
アメリカを代表するシンガーソングライターですが、
親戚に3人もの映画音楽の作曲家がいる家系に生まれ育ち、
幼い頃から、ピアノだけでなくオーケストラも含めた様々な音楽の素養を
身に付けているんです。

1970年代は、オリジナル・アルバムを中心に発表していましたが、
1980年代以降、徐々にサントラの制作、映画音楽へと移行していきます。

2002年のアカデミー賞では、
『モンスターズ・インク』のテーマ曲、「君がいないと」で
アカデミー歌曲賞を受賞。
今年、2013年にはロックの殿堂入りも果たしています。

映画音楽のヒットを量産するという、
輝かしい功績を残すランディ・ニューマンですが、
もともとはひとりのソングライターなんです。
そう、裏方。

BGM: Mama Told Me / Three Dog Night

彼が1970年に作曲した曲、「ママ・トールド・ミー」。
これは、スリー・ドッグ・ナイトが歌って全米No.1ヒットを記録。
他にも、ニルソンがランディの曲だけでアルバムを作ったりするなど、
彼は“ライターとしての評価”を高めていきます。
アメリカでは、No.1ヒットを持つというキャリアが非常に重要視されるんです。

BGM: Short People / Randy Newman

そして、70年代末、
ランディ・ニューマン自身が歌う「ショート・ピープル」がシングルヒット。
これでシンガーソングライター、つまりピンのアーティストとして
メインスポットを浴びるわけなんですが…。

この「ショート・ピープル」。
「背の低い人」をあざ笑った内容として、
大問題作のレッテルを貼られてしまいます。
放送禁止の放送局が出てきたり…。

このように、ランディ・ニューマンの音楽はちょっとクセがあり、
歌詞にはメッセージ性、特にブラックユーモアがあって、
内容が少々重いのが特徴。
軽くないんですね。
しかし、歌詞そのものはアメリカのどこにでもいそうな人々の
ごく普通の日常を、ごく普通の言葉で表現したものばかり。
実は、そこにランディ・ニューマンの音楽が
多くの人々に受け入れられる「鍵」があるんです。

ずばり、ランディの最大の魅力は、庶民性です。
セレブやハイソサイエティから発信される、
達成されたアメリカンドリーム獲得者から見た目線ではなくて、
常に、発展途上の庶民の側から、
アメリカンドリームを夢見続ける立場から、
音楽を作っているんです。

これは、例えば、偉大なるCM音楽作曲家のキダ・タローさんが
浪花のモーツアルトと呼ばれる感覚に近いと思います。

ランディは、「ショート・ピープル」のヒット、そして騒動(泣)の後、
1980年代から映画音楽の作曲家として開花していきます!
『ラグタイム』(1981年)、『ナチュラル』(1984年)、
『バックマン家の人々』(1989年)、『わが心のボルチモア』(1990年)、
『トイ・ストーリー』(1995年)。
どれもアカデミー賞の候補作になっているものばかり!

ランディには、数十年のキャリアの中で、これだけ一流の仕事をしながら、
一世を風靡したり、飛ぶ鳥を落とすようなピークがないんですね。
これね、笑っちゃいけませんよ。
これってすごく大切なことなんですよ。
ピークがないということは、ちやほやされずに、
仕事人として地に足を付けて、じっくり仕事に集中できるということです。
だから、ランディの作品は、長い間、時代を越えて愛されるのです。

アメリカのホームドラマ(映画含みますよ)には、
彼の庶民性、そしてノスタルジックな音楽、
しかもユーモアとペーソスに溢れた深い歌詞が、ベストマッチするんです。

シンガーソングライターが映画音楽に進出した場合、
そこには、ある必然性が生まれます。
そう、言葉を使って映画音楽を表現することができるのです。

音楽一家で育ったランディには、様々な音楽に対応できる素養がたっぷり!
とはいえ、ハリウッドは厳しい現場です。
ここで仕事を続けるには、
熟練のスキルと、経験と、そして何より結果を求められます。

映画音楽には、僕らが通称“劇伴”と呼ぶ、
インストゥルメンタルの音楽が欠かせません。
映画のシーンを盛り上げる重要な音楽ですよ。

はい、ここで皆さん、イメージしてくださいね。
例えば、宮崎駿監督作品の中で、久石譲さんは、
この劇伴と、
そして、例えば『崖の上のポニョ』のような主題歌の、
両方の作編曲を手掛けています。
ところがランディ・ニューマンは、この主題歌の作曲だけでなく、
庶民に愛される歌詞まで「作詞」できるんですね。
映画やドラマの脚本をわかり抜いた音楽監督が歌詞まで作るわけですから、
そりゃ、映画を観る人に愛される音楽を作ることができるわけです。
シンガーソングライター出身のランディが書くPOPソングそのものが
主題歌として愛されるのは、ちゃんと訳があったんですね。

ここでお送りするのは、映画『トイ・ストーリー』から、この名曲です!

M. You've Got a Friend in Me / from "Toy Story"

Toy Story - Randy Newman

『トイ・ストーリー』は、僕も家族と一緒にリアルタイムで観ましたよ。

この「You've Got a Friend in Me」という歌詞の部分、
日本語バージョンでは「俺がついてるぜ〜」と歌われていました。
素晴らしい歌詞、ニュアンスです。
こんな、ちょっと落ち込んだみんなの日常をポンと押してくれるような映画音楽。
それが、ランディ・ニューマンの作る映画音楽の魅力ですね!


さて、この番組では、
リスナーの皆さんから「音楽に関するギモン」をお待ちしています。
今さら聞けないアーティストから音楽用語まで、何でも聞いてください!

さらに、皆さんが知りたい・聞いてみたい年代のチャートを振り返る
「BACK TO THE CHART」、こちらにもオーダー、そしてメッセージを
お待ちしています
あなたのバースデーや記念日、
その時、世の中ではどんな音楽がチャートを賑わせていたのか?
聞いてみたい人は「いつのチャートを知りたいのか?」を書いて、
この番組のウェブサイトからオーダーしてください。


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STAFF| 14:19 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年11月27日

音楽家初のノーベル賞は誰の手に?

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第326回目のテーマは…

音楽家初のノーベル賞は誰の手に?

今日、11月27日は、ノーベル賞制定記念日です!
ノーベル賞は、今からおよそ110年前(!)の1901年、
ダイナマイトの発明者、アルフレッド・ノーベルの遺言によって始まった、
誰もが知っている世界的な賞ですよね。

歴史がある、このノーベル賞ですが、
今までミュージシャンで受賞した人はいません!
知ってました?
ノーベル賞は、物理学、化学、医学生理学、文学、平和、経済学の6分野で
顕著な功績を残した人物に贈られます!
つまり、ミュージシャンはこの6分野の何かで功績を残さないと、
ノーベル賞は獲得できないんです。
音楽っていう分野はないんですね。

さあ、今日は、そんな音楽の垣根を越えてノーベル賞候補になった、
偉大なミュージシャンを紹介していきます!
まずは、この人!

BGM: Do They Know It's Christmas? / Band Aid

ブームタウン・ラッツのボーカル、ボブ・ゲルドフです。
1984年にエチオピアの飢饉救済のため、
チャリティー・プロジェクト「バンド・エイド」を結成し、
ミュージシャンによる大規模な慈善活動の先駆けとなっています。

ゲルドフは、そもそも、1981年9月に行われた
アムネスティ・インターナショナル(人権擁護や、難民救済を支援するNGO)
が主催する「シークレット・ポリスマンズ・アザー・ボール」
というショーに参加します。
この時、ゲルドフは一人のミュージシャンから始まった「行動」が、
社会に対して大きな影響を与えることに気がつくのです。
まさに!大いなる気づきですよね!

その後、「バンド・エイド」の巨大な成功を利用して、
ゲルドフは1985年6月に、再び飢饉救済のために、
大規模なチャリティー・コンサート、
そう、あの「ライブ・エイド」を開催します。
これらの活動が評価され、
ゲドルフは、2006年のノーベル平和賞候補者にノミネートされました!

この「ライブ・エイド」に賛同し、
同じくアフリカ支援、自身の出身である北アイルランドの独立・和平交渉、
エイズ関連、HIVの撲滅活動なども行っているU2のボノも、
なんと今年を含め、3度もノミネートされたそうです。

続いては、このミュージシャンです!

BGM: The Times They Are A-Changin' / Bob Dylan

ボブ・ディランですね!
そんな彼がノミネートされたのは、なんと、ノーベル文学賞なんです!
考えてみれば、音楽に歌詞はつきもの!
ということは、文学的な歌詞ならば、ノーベル賞のチャンスがあるということです。
実際、ディランの歌詞は、とても「詩的」そして「文学的」なんですよ!
特に、欧米圏では、ディランの歌詞は、
あの村上春樹さんと並んで評価されています。
そんな彼の素晴らしい詩。
ちょっと聞いて、いや、読んでみましょう!
例えば…

*「恋をしながら賢くなんてなれやしない」
  You can't be wise and in love at the same time.

*「風向きを知るのに天気予報官はいらない」
  

You don't need a weatherman to know which way the wind blows.

*「日々生まれ変わるのに忙しくない人は、日々死ぬのに忙しい」
  He not busy being born is busy dying.

どうですか?
これなら文学賞も納得できますよね!

ボブ・ディランは昨年もノミネートされたそうですが、
残念ながら受賞しませんでした。

そして、もちろん、
このミュージシャンもノミネートされていましたよ!

BGM: We Are the World / USA for Africa

はい。マイケル・ジャクソンです!
マイケルは、1985年、「ライブ・エイド」の成功を受け、
エチオピア難民救済チャリティーを目的とした「USA for Africa」に参加し、
「We Are the World」をライオネル・リッチーと共作します。
このチャリティーにマイケルは、なんと、生涯で3億ドル(約300億円!)
を寄付したそうです。
この金額は、一個人の「最多寄付額」としてギネスにも載っています!
マイケルはこの他にも、
1992年、世界中の不幸な子ども達のために「ヒール・ザ・ワールド基金」を設立したり、
2001年のアメリカ同時多発テロ事件の時には、
チャリティー・シングル「What More I Can Give?」を制作。
この曲で集まった資金は、子どもたちのための組織に寄贈されました。

マイケルは、このような功績が認められ、
1998年と2003年の2回、ノーベル平和賞にノミネートされていました。
ただし、ノーベル賞は存命中の人しか受賞できないそうで、
マイケルが亡くなった後、数多くの人が、
マイケルにノーベル平和賞を受賞させようと訴えたそうです!

さあ、ここまで、数多くのミュージシャンの偉業を紹介しましたが、
実際、ノーベル賞を受賞したミュージシャンはまだ出てきていないんですね!
ちなみに、ノーベル賞受賞者の平均年齢は59歳!
この先、ミュージシャンからもノーベル賞を受賞する人が出る可能性は大です。
オノ・ヨーコさんなども、可能性があるのではないかな?

さあ、今日聞くのは、
今までにノーベル文学賞にノミネートされたこの人!
素晴らしい曲です。

M. Blowin' in the Wind / Bob Dylan

The Freewheelin' Bob Dylan - Bob Dylan

たしかに、
時代を越えて多くの人の心をつかむコトバを紡ぎ出す、このディランの歌詞が、
ノーベル賞を受賞することがあるかもしれません!


さて、この番組では、
リスナーの皆さんから「音楽に関するギモン」をお待ちしています。
今さら聞けないアーティストから音楽用語まで、何でも聞いてください!

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
明日もお楽しみに!


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2013年11月26日

アコースティックじゃないんです。“アンプラグド”なんです

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そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
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第325回目のテーマは…

アコースティックじゃないんです。“アンプラグド”なんです

BGM: Tears In Heaven (Unplugged Ver.) / Eric Clapton

アンプラグド。
皆さん、この言葉からどんなシーンをイメージしますか?

アン=not
プラグド=シールドを繋ぐ
→“プラグを抜いた”という意味の通り、
アコースティックな演奏とオーディエンスとの近さ、距離にこだわり、
「緊張感」と「一体感」に包まれたライブ空間を実現するという、
MTVの大人気企画。
これが『MTVアンプラグド』です。
現在は不定期ではありますが、放送されていますね。

なんと1989年の今日、11月26日に、
この『MTVアンプラグド』の初回が放映されたそうです。
スクイーズ、シド・ストロウらが出演したそうですよ。

ということで、
さっそくアンプラグドによる名演奏をチェックしてみましょう。

■ Emotions (Unplugged Ver.) / Mariah Carey

時は'92年、マライア・キャリーの大ブレイク直後のアンプラグドです。
この模様がアルバムに収録、リリースされて、大ヒットしました!
デビューしたての初々しいマライアの声がいいですね!

■ Change the World (Unplugged Ver.) / Babyface

当時、出す曲出す曲をヒットに導いた大物プロデューサー、
ベイビーフェイスによる『MTVアンプラグド』の演奏です。
楽曲提供したエリック・クラプトンと一緒に、作曲した本人が歌っています。
ライブ感があって、素晴らしいテイクです。
この時はボーイズ競瓮鵝▲掘璽蕁Eやスティービー・ワンダーといった
大物アーティストもゲストで参加するという、超豪華な内容でした。
まさに「ベイビーフェイスの恩返し」!

そして、こんなアンプラグドもありましたね!

■ Rock And Roll All Nite (Unplugged Ver.) / KISS

ゴキゲンです!
アンプラグド、あのKISSもやっていますよ!
'96年、『MTVアンプラグド』の模様を収録し、こちらもアルバムとしてリリース!
こっちの演奏は、メンバーチェンジしたKISSですが、
この作品がKISSのバンドの再評価となり、
つまり、KISSは健在ということをアピールしたんですね。
横並びで椅子に座って、軽快にアコギを鳴らす姿が印象的でした!
これが後に、オリジナルメンバーでのリユニオンツアーの
きっかけとなっていくんですね。

ロックでいうと、ニルヴァーナ の『MTVアンプラグド』も、
ディストーションギターじゃなくって、フォーキーな雰囲気でしたね。

ということで、
『MTVアンプラグド』のほんの一部を聞いてもらいましたが、
とにかく錚々たるメンツがこの企画に登場しています!
そして、この『MTVアンプラグド』への出演は、当時、
「一流ミュージシャンの証」とも言われていました。

それは一体なぜなのか?お答えしましょう!

原曲のアレンジ、
つまりオリジナルの「プラグド」のアレンジがヒットして、
みんなの耳に馴染んでいるからこそ、
アコースティックにした時の「違い」に感動するわけですから、
アンプラグドに選ばれるアーティストは、
そのアーティストと楽曲が絶対的に認知されていなければ、
企画自体が成立しないのです。
つまり「一流」、そして、多くのヒット曲を持っていることが
求められるわけです。

しかも、シンプルな編成ゆえ、
アーティスト自身が、歌や演奏のしっかりとしたスキルを持っていないと、
つまり、本当にライブ感のある演奏ができないと、
まとまりが悪く、演奏の荒さが目立ってしまう!

そしてもう一つ、アコースティックなアレンジというのは、
より楽曲の本質的な部分、
つまり、曲が生まれたそのままの姿に近いアレンジなんですね。
だからこそ、アーティストのパフォーマンスだけでなく、
楽曲のメロディー自体にも「強さ」が求められるのです。

ちなみに、どんな一流どころが参加したかというと、
ポール・マッカートニー、エアロスミス、エルトン・ジョン、
R.E.M.、スティング、アリシア・キーズ等々、
とにかく数え出したらキリがありません!

こうして、90年代に、
「アンプラグド」という、音楽フィールドでの新しいブランドが
確立されました。

たとえば、
エリック・クラプトンの『アンプラグド〜アコースティック・クラプトン』は
'92年のグラミー賞で「アルバム・オブ・ザ・イヤー」他6部門を受賞!
そして、あのイーグルスも'94年にアンプラグドがきっかけで、
14年ぶりに再結成を果たします。

つまり!!!
アンプラグドは、ある意味「ベスト盤のアコースティックアレンジ」
なんですね。
リリースされていない新曲をアンプラグドでやっても、
元のアレンジがわからないから意味がないんですよね!

だからこそ、一流、そして大物アーティストがアンプラグドでやると、
みんなの感動を生んでいくというわけです。

さあ、今日聞いていただくのは、そんな一流中の一流!
あの名曲が、アンプラグドでこんな感じに生まれ変わります!

M. Every Breath You Take (Unplugged Ver.) / Sting

Unplugged - Sting

シンプルなアレンジになっても楽曲の素晴らしさは残る。
というか、さらに増幅されていますよね!
これがアンプラグドの醍醐味です!

BGM: Hard Knock Life (Unplugged Ver.) / Jay-Z

そしてここ数年、いわゆるヒップホップ系のアーティストも、
サンプリングや打ち込みから離れて、
アンプラグドで、バンド形式でパフォーマンスする形が増えています。
これがクールに聞こえてくるんですね。

アンプラグドに敢えてクールさを求める。
アンプラグドの新しい時代に入ってきているような気がします。


さて、この番組では、
リスナーの皆さんから「音楽に関するギモン」をお待ちしています。
今さら聞けないアーティストから音楽用語まで、何でも聞いてください!

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STAFF| 15:21 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年11月25日

ウィンターソングの作り方 教えます!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第324回目のテーマは…

ウィンターソングの作り方 教えます!

今年2013年のJ-WAVEウィンター・キャンペーン・ソング「星月夜」!
いよいよ今日からオンエアがスタートしましたね。
歌っているのは、
“いま最もクリスマスソングを歌ってほしいアーティスト”、JUJU!
そして、作曲とプロデュースは、僕、亀田誠治が担当させていただきました。

何度かこの番組でもお話している通り、
今回の楽曲製作は、
J-WAVEリスナーの皆さんと一緒に、その過程もシェアしたい!
「新しいもの」が生まれる瞬間をシェアしよう!
ということで
「RECORDING LIVE PROJECT」という形で進めさせていただきました。

まずは、10月1日のJ-WAVE開局記念日に、生特番で企画会議!
この時はね、「手ぶら」ですよ!
ところが番組の最後には
「Sharing Tomorrow」っていうキーワードが生まれたんです。

そして、10月26日に神宮外苑で開催された
TOKYO DESIGNERS WEEKのステージで、
僕のデモテープを聞かせ、JUJUが「ラララ」で仮歌を入れるところ、
ギターの小倉さんにフレーズを考えてもらうところ…などを、生で大公開!

さらに、11月17日には、レコーディングライブで組み立てた音を
さらにブラッシュアップする、本格的なスタジオ作業も、
プロジェクトに参加していただいたリスナーの皆さんに公開。
そして先週金曜日には、ラジオでのオンエアに先がけて、
ここJ-WAVEで試聴会も行いました。

音楽業界が元気がないとずっと言われています。
そこで、出来上がった音楽をどう伝えていくか、ということ、
つまり出来上がった音楽をシェアすることは、とても大切なことです。
BEAT PLANETでも「ミュージックシェア」やっていますものね!

今回僕がやりたかったのは、もう一歩踏み込んだ感じ。
皆さんが普段絶対に観られない、
アーティストと僕がレコーディングスタジオで行っている姿を
生で観てもらおう!
つまり「音楽が生まれて来る瞬間」、「音楽が育って行くその過程」を
皆さんと一緒に体験して、
音楽の楽しさを身近に感じてもらい、
皆さんにもっともっと音楽を好きになってもらおうと考えたわけです。

これはね、子供達が遊んでいる無邪気な姿や、
可愛いペットを見て癒されたり、心が温まるのと同じです。
生まれたての音楽が、すくすく育って行く様子を知ってもらって、
より愛情を深めて行こうというわけですね。

そんな風にして出来上がった、
J-WAVEウィンター・キャンペーン・ソング「星月夜」!

曲を構成するもうひとつの大事な要素、作詞に関しては、
スガシカオ君にお願いしました!
スガ君を選んだわけは、
スガ君は、J-WAVE LIVE皆勤賞というくらい、J-WAVEらしいアーティストです。
そして、さらに僕は、スガ君の作品にも何度も参加していて、
一緒に作品を作っています。
そう、僕は、何と言ってもスガシカオというアーティストを信用しているんです。

実は今日、そのスガ君からも、
今回のプロジェクトに関してメッセージをいただいているのですが…
もう、じらさないで、早く曲聞かせて〜!
と皆さんからの声が聞こえてきそうなので(汗)、
先に曲いきます!!!
スガくんのメッセージは、完成した楽曲を皆さんに聞いていただいてから!

J-WAVEウィンター・キャンペーン・ソング。
スガシカオが作詞し、僕、亀田誠治が作曲、そして、JUJUが歌います。

M. 星月夜 / JUJU


★スガシカオさん ===========

J-WAVEをお聞きの皆さん、そして亀田さんこんにちは!
スガシカオです。

この度はですね、
2013年のJ-WAVEのウィンター・キャンペーン・ソングの歌詞を
担当させていただきました。

亀田さん作曲、歌がJUJUさんということで、
亀田さんからは「こんな曲があがりました」と曲をいただきまして、
なんか意外な曲だったんでビックリしましたね。
ちょっとキラキラしているというか、ビートも結構早くて、
ある意味JUJUさんぽくない曲だなぁと。
で亀田さんに相談したら、
JUJUさん的にも初めてこういう形の曲にトライするというのもあって、
「スガさんに歌詞お願いします」なんて言われたので、
なんとなく自分が思うような感じで書いてみました。
ただ、JUJUは女性なので、僕は女性の目線で書かなきゃいけないのかな?とか、
そういうところがちょっとだけ難しかったですね。
男性目線で書いちゃうと、たぶんJUJUさんが歌うのがおかしくなっちゃうし、
だからといってベタベタの女性目線で僕が書くと、
それはそれで気持ち悪いのかなと、変なことを考えちゃったりして…。

とか言っているうちに1日ぐらいで歌詞が出来てしまいまして、
すぐに亀田さんに送って、即OKをいただきました。
ありがとうございました。
歌詞は、冬の夜の街を星と一緒に歩く、そんなイメージで作りました。
僕も最近は電車に乗らずに、二駅とか、
ライブが終わった後など興奮が冷めやらないこともあり、
夜の街をフラフラすることも多くて、そんな時の気持ちを歌詞にしてみました。
自分で言うのもなんですけど、亀田さんの曲とバッチリ合っていると思いますし、
JUJUさんの歌った感じともバッチリ合うと思います。

ぜひ皆さん、楽しみに聞いていただきたいと思います。
というわけで、スガシカオでした。

====================

スガシカオ君、ありがとうございました!

ちなみにスガ君は、ゴッホの有名な絵「星月夜」をイメージして書いたそうです。
僕は、僕が作ったデモテープに、企画会議で上がったキーワードを添えて、
メールと電話で打ち合わせしました。

ちなみに、そのキーワードは、先ほども言った「Sharing Tomorrow」。
また、「同じ冬の星空を見ている」という冬のシェア感が
この曲のテーマにあるんだよ、と伝えました。

こうやって聞くと、
100%JUJUの歌だけど、100%スガシカオらしさもあり、
2人のアーティストが素晴らしいMAGICを起こしてくれたと思います!
さあ、皆さん!
この曲を一緒にシェアして、
この冬をキラキラと輝いた最高の季節にしましょう!

J-WAVE WINTER CAMPAIGN 2013 SHARE OUR HEART -CAMPAIGN SONG-


「FM KAMEDA」、明日は…
アーティストの魅力を生楽器で知る!
冬だからこそ聞きたいアンプラグドについてお話します。


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2013年11月21日

クイズ!カメオネア!!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第323回目のテーマは…

クイズ!カメオネア!!

ようこそ「クイズ・カメオネア」へ!
月に1度の恒例企画、今月もやりますよ!

これから「あの名曲」にまつわるクイズを出題します。
見事クイズに正解した方はなんと、賞金うん万円!!
…ではなく、「素晴らしい音楽の知識」が獲得できます。

クイズは3択です!
では、準備は良いですか??
早速、1問目いきますよ!

「クイズ・カメオネア」スタート!!!!!!


【Q1】
BGM: Let It Be / The Beatles
さあ、本日、東京ドームで来日公演の最終日を迎える
ポール・マッカートニーについての問題です。
ビートルズの代表曲「Let It Be」。
実は、この曲の録音には、
ビートルズメンバー以外の人物が参加していることはご存知ですか?
ではその人物とは誰でしょうか?
ちなみにオルガンを弾いている黒人ミュージシャン、
ビリー・プレストン以外の人物です!

A. ポールの妻、リンダ・マッカートニー
B. エリック・クラプトン
C. オノ・ヨーコ

さあ、正解はこの中のどれでしょう??

…チチチチ…

ファイナルアンサー?

正解は…
A. ポールの妻、リンダ・マッカートニー

そう、実はリンダが参加しているんです。
ちゃんと音でもわかりますよ。
コーラスを重ねるためにスタジオでレコーディングしていたポール。
なかなか思うように高音が出せなかったポールは、
側にいたリンダに「君が歌ってみる?」と言って
リンダに歌ってもらったところ、見事にうまくはまったそうです。
まだ結婚前、ラブラブの二人ですよ。
では、リンダのコーラスがよく聞こえるように、
ネイキッド・バージョンで聞いてみましょう。

BGM: Let It Be(Naked Ver.) / The Beatles

後に結婚し、WINGSとして同じステージに立つ二人が、
一緒に音楽を奏でた最初の瞬間です!
アツいぜアツいぜ!!

ちなみに、「Let It Be」は、
WINGSを含めポールのライブでの演奏回数が最も多い曲で、
2位の「Hey Jude」、3位の「Band on the Run」を抑え、第1位!
今日のライブでも、もちろんやってくれる!かな〜〜〜?


【Q2】
BGM: Dancing Queen / ABBA
さあ、2問目。
今月、再結成のニュースで音楽ファンを沸かせたABBAのヒット曲、
「Dancing Queen」です。
この曲は、ある曲をヒントにして作られているのをご存知ですか?
では、その曲とは次のうちのどれでしょう?

A. Open Sesame / Kool & The Gang
B. Jive Talkin' / Bee Gees
C. Rock Your Baby / George McCrae

さあ、正解はこの中のどれでしょう??

…チチチチ…

ファイナルアンサー?

正解は…
C. Rock Your Baby / George McCrae

実は、この「Dancing Queen」は練りに練って作られた曲で、
“僕らの国には存在しないリズムだったから苦労したよ”と、
後にメンバーのビョルン(ABBAのサウンド面の中心人物!)が語っています。
リズムパターンは「Rock Your Baby」のディスコサウンドに加え、
アメリカ南部ミュージックの巨匠、ドクター・ジョンの名盤『ガンボ』などを参考に、
研究に研究を重ね、作られた一曲だそうです。

しかも、ダンスミュージックとして
「ビート感をハッキリと出したい!」という狙いから、
「クラッシュシンバル、ライドシンバルの使用を禁止」してリズムを作ったそうです。
シンバルに行く時にハイハットが抜けますから、
チキチーチキチーという基本ビートが崩れるし、
一拍目のダウンビートの、キックが弱く感じてしまうからです。
これは、まさに、今の、打ち込みの発想ですね。素晴らしい!!
ノーベル賞もののレコーディングです。
名曲は一夜にしてならず!

さあ、今日聞いていただくのは、そんなABBAの名作です!

M. Mamma Mia / ABBA

Mamma Mia - ABBA


【Q3】
さあ、最後は日本のアニメと海外ミュージシャンにまつわる問題です。
ダフトパンクが『銀河鉄道999』に影響を受け、
そのジャケットを松本零士さんにお願いしたように、
実は、日本のアニメ好きなミュージシャンは海外に多いのですが…!
先月、紫綬褒章を受章した大友克洋さんの『AKIRA』と関係の深いミュージシャンは
次のうちの誰でしょうか?

A. リンキン・パーク
B. カニエ・ウェスト
C. マシュー・スウィート

さあ、正解はこの中のどれでしょう??

…チチチチ…

ファイナルアンサー?

正解は…
B. カニエ・ウェスト

BGM: Stronger / Kanye West
2007年にリリース、ダフトパンクも参加した「Stronger」のミュージックビデオは
『AKIRA』を意識したものとなっています。
日本の町並みや、日本語のテロップも出てきますね。
ちなみに、リンキン・パークは『ガンダム』の大ファンで主題歌を提供しています。
そして、マシュー・スウィートは『うる星やつら』の大ファンで、
腕にはラムちゃんのタトゥーがあるだっちゃ!


「クイズ・カメオネア」!次回もお楽しみに!


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから「音楽に関するギモン」をお待ちしています。
「音楽に関するギモン」は、この番組のサイトからお願いします。

来週月曜日は、僕が担当する「J-WAVE冬キャンソング」についてお送りします!


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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 15:19 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年11月20日

アーティストが知りたい“音楽のヒミツ”!〜クラムボン 原田郁子のギモン

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第322回目のテーマは…

アーティストが知りたい“音楽のヒミツ”!
〜クラムボン 原田郁子のギモン

はい、この番組「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」では
ラジオの前のアナタからいただいた「音楽に関するギモン」を募集していますが、
今日は、アーティストからの「音楽のギモン」に答えてみたいと思います。

本日、ギモンを投げかけてくれるのは、この方です!

★原田郁子さん ============

亀田さん、J-WAVEをお聞きの皆さん。
こんにちは、クラムボンの原田郁子です。

====================

はい、クラムボンの原田郁子ちゃんです。
クラムボンとは、2001年の10月に『ドラマチック』というアルバムを作りました。
それ以来、バッタリ会ったり、時にはライブで一緒に音楽を鳴らしたり、
いい関係が続いています!

そんな原田郁子さんから届いた「音楽のギモン」、さっそく聞いてみましょう。

★原田郁子さん ============

私から亀田さんへの音楽の疑問は「バンドってなんだろう?」です。

クラムボンは、バンドを結成してかれこれ18年ぐらいになります。
『ドラマチック』というアルバムでは亀田さんにお世話になりました。
「どういうバンド?」って聞かれると、いつも説明に困ります。
でも、私、ミトくん、伊藤大介くん、
3人じゃないとこの音にならないなぁというのはわかります。
特に、「1,2,3,4!」というカウントがあって「ドン!」って入って、
その入る瞬間に、すごくバンドを感じます。

亀田さんはバンド経験もおありだし、色んなバンドを見てきていると思います。
「バンドってなんだろう?」
是非今日は、バンドについてのお話を伺えたらと思います。

では、またどこかでバッタリお会いしましょう。
原田郁子でした。

====================

はい、番組始まって以来の“ほっこり”したギモンです。
でも、鋭い質問ですね。

僕から見たクラムボンというバンドの最大の特徴は?
郁子の歌、ミトの書くメロディーとアレンジ、大ちゃんのドラム。
まさに、3人の個性がぶつかり合って最大の力学を生んでいるバンドですよね。

ピアノトリオのオルタナバンドなんて、
見た目、聞いた感じのカテゴライズをする人もいるかもしれません。
でも、バンドってそんなもんじゃありません。

バンドとは「絆」って言いますよね。
その語源に「band=bond」がある。
でも、バンドって本当は、
「絆」より「縛り」があるんです。
人縛り。
同じ「糸」へんでもちょっとニュアンスが違う。
そう、メンバーという「人間」の縛り。

バンドは、メンバーに演奏が縛られるという大前提があります。
そしてメンバーそれぞれに、音楽の好み、演奏のスキル、キャラがある。
バンドではそれを活かすための作曲がなされ、アレンジがなされていくのです。

これが、ソロアーティストだったら、
曲によって演奏者を替えることもできるし、なんならオーケストラとやったっていい。
そう。「縛り」がありません。

バンドは、調子のいい時は最大の力学を生んで、
メンバー同志、最高にうまくハモり、
このメンバーでずっとやりたいと思う。
ところが、さまざまな理由で、ひとたびバランスを失うと、
バンドははかなくも空中分解してしまうのです。

この「縛り」から離れたい時、
もしくは、「縛り」から開放されたい時、
それぞれが自分のやりたいことに芽生えた時、
バンドは、ソロ活動や、活動休止、解散、などという道が選ばれていきます。

でも、そうやって、ソロ活動や、活動休止に入って、
他のミュージシャン達と新しい音楽を何かやってみると、
実は、そこにも「縛り」があって、
結局、自分自身は同じなんだということに気がつきます。
今までの自分のバンドの「縛り」も案外素敵だったな…って
気がつくこともあるでしょう。
あの、みんなで「ドン!」って音を鳴らした、
あの瞬間に帰りたいと思うでしょう。

多くのバンドが、再結成をするのは、
もちろん、往年の有名曲を引っさげてツアーで一儲けしようという
商業的な考えがないとも言えませんが、
一番大きな理由は、いったん「縛り」から離れて成長して、
おおらかに、たくましくなって、
また、郁子ちゃんのいうところの「ドン」と一発目の音が鳴った時の
あの感覚を味わいたくて、戻ってくるのだと思います。

数多くの人間がいる中で、何十億分の一の確率で出会ってしまったメンバーです。
自分達にしかできない、素晴らしい音楽があるということを、
忘れずにいたいものですね。

そして、「音楽」という「絆」で繋がっている「バンド」を見ていると、
そこにいるお客さんも幸せになれるんです。
音楽の素晴らしさ、人間の素晴らしさを感じるのです。

あともう一つ。
バンドにとっての必要最低条件とは?
ボーカルでもいい、リーダーでもいい。
中心になる人物がいること。
ぐいぐい引っ張るリーダーがいること。
バンドは、平等でなくていいんです、
ワンマンでもいいんです。
そんなことよりも、
こいつが作る歌が好きで好きでしょうがない!
こいつが言うならしゃあない!
そんな風に思える、中心人物がいることが大切です。
そんなバンドは素晴らしい曲を書き、素晴らしいパフォーマンスをします。
中心軸がぶれないからです。

さあ、今日聞いていただくのはこちら!
僕が彼らと一緒に作った曲です。

M. サラウンド / クラムボン

サラウンド - クラムボン

この曲をレコーディングしている時、
スタジオのスピーカーから火花が散っているように感じました。
クラムボンがバンドだなって思えた瞬間です。
ストリングスなどのバンドメンバー以外の音が入っていても、
バンドの出す音がちゃんと中心にある。
これがバンドサウンドですね。

ちなみに、原田郁子さん、
来月12月4日、タイのアーティスト、ウィスット・ポンニミットさんと一緒に
アルバムをリリースします。
原田郁子&ウィスット・ポンニミット『Baan』。
もちろんクラムボンとはちょっと違う世界が展開されています。
こちらも是非!


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんからの「音楽に関するギモン」も大募集中です!
意外なウラ話が聞けるかも?!
「音楽に関するギモン」は、この番組のサイトからお願いします。
皆さんからのギモンが集まったところで、
番組でピック・アップしていきたいと思います。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
明日は…あなたの音楽知識をチェック!
「クイズ・カメオネア」です!


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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 14:03 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年11月19日

松任谷正隆さん徹底研究!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第321回目のテーマは…

松任谷正隆さん徹底研究!

今日、11月19日は、
音楽プロデューサー、松任谷正隆さんのお誕生日です。
おめでとうございます!

松任谷正隆さんは、4歳の頃からクラシックピアノを習い、
14歳くらいからバンド活動を始め、
20歳くらいからプロのスタジオミュージシャンになっていました。
大学時代の1973年に、細野晴臣さん、鈴木茂さん、林立夫さんと
伝説的グループ「キャラメル・ママ」を結成。
グループはその後、「ティン・パン・アレイ」となり、
スタジオミュージシャン集団として大活躍していきます。

BGM: ひこうき雲 / 荒井由実

そして、「キャラメル・ママ」時代の1973年、
当時、19歳!だった荒井由実さんのファーストアルバム『ひこうき雲』に
演奏で参加します。

その後、1976年にユーミンと結婚。
ここから、松任谷由実のサウンドに松任谷正隆あり!
そんな図式が出来上がっていきます。

とは言え、ユーミン以外にも、
松任谷正隆さんは、日本の音楽史に燦然と輝く楽曲を
アレンジ、プロデュースしていきます。

松任谷正隆さんが携わった作品、代表的なものを
ちょっとフラッシュで聞いてみましょう。

BGM: 松任谷正隆アレンジ・プロデュース作品フラッシュ
 なごり雪 / イルカ 〜 赤いスイートピー / 松田聖子 〜 時をかける少女 / 原田知世
 〜 栄光の架橋 / ゆず 〜 YELL / いきものがかり 〜 etc.

J-POPの歴史と言っても過言ではない!

BGM: 結婚しようよ / 吉田拓郎

ちなみに、吉田拓郎さんの「結婚しようよ」(1972年)、
この曲を録音したのが、
松任谷さんのキーボーディストとして初のレコーディング仕事だったそうです。
こういう歴史の残る曲に多く関連している松任谷正隆さん。
その魅力はどこにあるのでしょうか?

まず、松任谷さんは、
キーボードプレイヤーとして素晴らしい腕前と歌心をお持ちです。
日本のニューミュージック創世記の70年代前半に、
若くして、「キャラメル・ママ」、「ティン・パン・アレイ」など、
新進気鋭の志の高いミュージシャンとセッションを重ねた経験そのものが、
J-POPの歴史そのものなんですね。
松任谷さんのスタジオミュージシャンとしてのキャリアが、
音楽を支える裏方に求められる仕事を知り尽くしているのです。

その伴奏は、ピアノ一本でどんな楽曲をもキラキラ輝かせることができます。
僕も、ライブや、それこそパーティーなどで
松任谷さんのピアノプレイを耳にすることが何度かありましたが、
それがすごいんですよ!
ピアノ一本の弾き語りでも、まるでオーケストラのサウンドのように聞こえます。
それほど、曲に対する解釈がどんな時にもブレないということなんですね。

一方、サウンドだけでなく、
ユーミンのライブまで総合監督・演出する松任谷さんは、
本当の意味でのプロデューサーの先駆けです。
常に松任谷由実というアーティストとその音楽を軸に、
新しいエンターテインメントのあり方を追求していきます。
音楽から始まる、夢のある世界を常に提案し続けているんですね。
そして、松任谷由実という一人のアーティストにかける思いを
何十年も継続なさる、その愛情の深さ。
本当に敬意を表します。

そして80年代中頃には、シンクラヴィアという、世界に数台しかない
サンプラー、シーケンサーの先駆けをいち早く導入し、
ユーミンのサウンドをよりタイトに磨き上げていきました。

BGM: リフレインが叫んでる / 松任谷由美

シンクラヴィアは、
当時、スティービー・ワンダーとスティングしか持っていなかったと言われる、
数千万円もする巨大電子楽器ですよ!

このように、常に時代の中で最高級の音を目指し、
一点の濁りの無いサウンドを鳴らす。
まさにプロフェッショナルです。

今ではね、B−1選手権、ゆるキャラなど、
Aクラス以外のものも大衆には人気がありますが、
松任谷さんは常にAクラス、特Aクラスの作品を作ることだけを考えている。
この徹底した高級&上昇指向が、
バブル時代を経た80年代、90年代の大衆のハートと見事にシンクロしました。
リスナーの憧れになる風景と生活を提案したんです。

そして、松任谷さんには、
何度かオーディションやパーティー、スタジオなどでお会いしていますが、
いつも穏やかで紳士なお人柄は、松任谷さんの音楽そのものです。
にじみ出る、洗練された育ちの良さが、
あのユーミン作品にキラキラとした、夢のある音楽にさせる魔法を
かけるのだと思います。

さあ、今日はそんな松任谷正隆さんのアレンジ、プロデュースが光るこの曲を!

M. 残暑 / 麗美

R - 麗美

こちらは1984年の作品。
僕が、アマチュアだった頃、夢中になって聞いていたアルバムです。
麗美は、デビュー三部作を
松任谷さん&ユーミン夫妻の全面バックアップで作っています。
アナログレコーディングが最高の音質を誇り、
スタジオミュージシャンの演奏も最高の表現力を誇った、
古き良き時代の音楽です。


この番組では、
リスナーの皆さんから「音楽に関するギモン」をお待ちしています。
今さら聞けないアーティストから音楽業界用語まで、何でも聞いてください!

さらに、皆さんが知りたい・聞いてみたい年代のチャートを振り返る
「BACK TO THE CHART」、こちらにもオーダー、そしてメッセージを
お待ちしていますよ。
あなたのバースデーや記念日、
その時、世の中ではどんな音楽がチャートを賑わせていたのか?
聞いてみたい人は「いつのチャートを知りたいのか?」を書いて、
この番組のウェブサイトからオーダーしてください。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
明日も、お楽しみに!


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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 14:33 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年11月18日

FM KAMEDAブライダル企画 〜 ご報告!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第320回目のテーマは…

FM KAMEDAブライダル企画 〜 ご報告!

皆さん、憶えてらっしゃるでしょうか?
今年6月に「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」では、
「お二人のためだけに結婚式の音楽をプロデュース」と題して、
結婚式をお手伝いさせていただくリスナーの方を募集しました。

結婚式の色々なシーンで流れる「BGM=音楽」を、
僕、亀田誠治が心を込めて選ばせていただきます!という企画だったんですが、
200通を超えるご応募をいただき、
その中から1組のカップルの結婚式をお手伝いさせていただくことになりました。

具体的には、
僕からいくつか好きな音楽に関して質問させてもらって、
そのアンケートを元に選曲させていただきました。
選んだ曲は、全部で31曲。
お客様をお迎えする迎賓から、送り出す送賓まで、
(コンサートでいうところのオープニングからアンコールまでですよ!)
新郎新婦さんと相談しながら、すべて選ばせていただきました!

今回、お手伝いさせていただいたのは、
新郎 誠さん
新婦 詠美さん
の結婚式。
先日、11月3日に静岡県の結婚式場で無事に挙式が行われたそうです。

そこで…
今日の「FM KAMEDA」では、
このお二人にお電話をつないで、
僕の選んだ音楽が式でどんな感じだったのか?
皆さんに喜んでいただけたのか?
伺いたいと思います。
ドキドキします!!

* - * - * ここから、お電話で * - * - *

亀田:
 もしも〜し!詠美さんですか?

詠美さん:
 はい、そうです!

亀田:
 旦那さんは?

誠さん:
 はい、横にいます。誠です。

亀田:
 誠さん!いい字ですね、誠さん。誠治と同じ字ですよ!
 ではさっそく、挙式のスタイルは?
 どんな感じでやったんですか?

詠美さん:
 チャペルでの挙式と、ゲストハウスでの披露宴と、
 あと、ガーデンでケーキバイキングをしました。

亀田:
 おっしゃれですね〜、イマドキの結婚式はね。
 二十数年前の僕の結婚式とは様子が違いますね!
 静岡県の会場だったんですよね?富士山も見えるんですか?

詠美さん:
 はい、富士山見えますね。

亀田:
 すごい!なんかもう既に、めでたさ満開!
 まずね、僕がプロデュースさせていただいた選曲リストを見た時の
 率直な感想を聞かせていただけますか?

詠美さん:
 最初見た時に、式の情景がすごい浮かんできて、
 各シーンごとにぴったりだなと思いました。

亀田:
 え〜、ちょっとそれ、僕に気を遣ってません!?(笑)
 実はね、僕、反省していて。
 第1回目の選曲を見てもらって、色々意見をくれたでしょ?
 あれはとっても良かったんですけど。
 僕をつかまえてよくここまで言ってくれたなと!(笑)

詠美さん:
 恐れ多かったんですけど…!

亀田:
 うんうん、その恐れ多さが文面からも伝わってきて(笑)
 でもね、僕、ちょっと暴走し過ぎたなと。
 お二人やご両親のことを考えて作ったんだけど、攻め過ぎちゃったの。
 ちょっと選曲がマニアックっていうか、攻撃的になっちゃったんですね。
 気張り過ぎちゃって頑張り過ぎちゃった!
 第1弾を提出したら、お二人から
 「ここはこういう曲にしたい」とか、
 「ガーデンパーティーをやるので」とか、
 「オープニングは盛り上がりたい」とか返信をもらって。
 で、かなり大幅に変えましたよね。
 本当に色んな意見を、すごい素直に丁寧に伝えてもらって、
 僕は、本当に色んな気づきがありました!
 でね、次ちゃんとキメないとプロデューサーとしてヤバいと思って、
 女子スタッフとか嫁にもリサーチしたりしてですね(笑)
 第2弾をお送りしました。
 …で、どうでしたか?最終的には?

詠美さん:
 すごく、もう本当に…

誠さん:
 最高でした!

亀田:
 実際、式で曲が流れた時、どうでしたか?

詠美さん:
 お色直しの時、最初は「退場しまーす」で拍手だったんですけど、
 私もすごく希望していた東京事変さんの「絶体絶命」が流れてきたら、
 曲に合わせてだんだん手拍子になってきて、
 すごくみんな楽しんでくれてるな〜って感じでした。

亀田:
 それ、プロデューサー冥利に尽きる!
 だって、お色直しの時に東京事変って、
 バンド名もどうかと思うけど、「絶体絶命」だもんね。
 本当に勇気のある奥さんですよ!
 旦那さん、奥さんのこと大事にしたほうがいいよ!

誠さん・詠美さん:
 (笑)

亀田:
 あと、感動した場面っていうのはありますか?

誠さん:
 両親への花束贈呈の時に流れた、椎名林檎さんの「カーネーション」。
 あれがすごく感動しました。
 曲の雰囲気から、色んな思い出が蘇ってきて、もう本当に感動しました。

亀田:
 僕も、花束贈呈の時にはこれしかない!と思ってね、
 かなり強く推してました。
 この選曲理由として僕が送ったメッセージに
 「家族のつながりを歌ったこの曲にしましょう。
  カーネーションの花言葉は“純粋な愛”ですよ」
 なんつって!
 巧みな話術で誘導してしまったという!(笑)
 でもね、結婚式の音楽をプロデュースさせていただくなんて
 自分の結婚式以来だったので、胸アツでしたよ。
 曲を選ぶ時って、色んな人のことを考えるんですよね。
 家族の顔だったり、友達のことだったり、
 そして何よりも、結婚する相手のこと!(照)
 そういう色んなことを思い出したし、とってもいい経験をさせてもらいました。

詠美さん:
 すごい楽しかったんですよ、結婚式が。
 みんな歌を口ずさんで、歌いながらケーキカットやったり。

亀田:
 盛り上がったんだ!?
 ちなみにケーキカットは「ギブス」なんですよね。

詠美さん:
 はい、もう本当にぴったりで。
 みんなが、歌詞の“ダーリン”のところに彼の名前を入れて歌ってくれたんです。

亀田:
 なーるーほーどー!そういう使い方ができるのか!
 ラジオの前の皆さん、椎名林檎さんの「ギブス」は、
 こういうラブラブのシーンに使えますよ!
 これはいいことを教えてもらいました(笑)
 でも、本当に素敵な結婚式になって、僕も嬉しいです。

詠美さん:
 ありがとうございます。

亀田:
 11月3日、東京で祈ってましたよ。
 「今頃、どうなってるかな…?」なんて想像しながら。
 ちなみに、ビデオのコメントでもお話しましたけど、
 僕の結婚記念日、11月2日なんですよ。
 旦那さんも誠さんだし、ご縁を感じちゃって!
 本当に、お二人の幸せをずっとお祈りしています。
 末永くお幸せに!
 今日はありがとうございました。

誠さん・詠美さん:
 ありがとうございました!

* - * - * お電話終了 * - * - * - * - *

さっきも言いましたけど、結婚式の音楽のことを考えたのって、
自分の結婚式以来。
21年ぶりのことなので、本当に楽しかったですよ。
そして、お二人が「こうしたい」「ああしたい」ということを
しっかり伝えてくださったのが、とってもピュアでね、嬉しかったんです!
やっぱり、コミュニケーションって大事ですよね。
一方的ではなく、ちゃんとやりとりをすることによって、
いい空気やいい作品が生まれていくんだっていう、
自分の音楽制作にもフィードバックできるような、
いい経験をさせていただきました!

それでは、お二人のために選曲したものの中から、
幸せのお裾分け…ということで、1曲お送りしましょう!

M. 君の瞳に恋してる / Boys Town Gang

Can't Take My Eyes Off You - Boys Town Gang

この曲でお二人は入場したんですよ!
穏やかで柔らかくて印象的なイントロ。
しかも途中からリズムが入って、新郎新婦の入場にうってつけ!
「君の瞳に恋してる」…お互いの瞳に恋をして、タイトルもバッチリ!!!
サビの歌詞もいいですね!
アツいアツい!!

誠さん、詠美さん、いつまでもお幸せに!

≪亀田誠治プロデュース: 誠さん&詠美さん 結婚式選曲リスト≫
===========================
1.迎賓
東京ディズニーランド(R)・エレクトリカルパレード・ドリームライツ / ウォルト・ディズニー・レコーズ

2.入場
Can't Take My Eyes Off You / Boys Town Gang

3.乾杯
新しい文明開化 / 東京事変

4.歓談
Hello, Goodbye / The Beatles
I Want You Back / Jackson5
Superstar / Carpenters
Your Song / Elton John
Hotel California / Eagles

5.中座(新婦)
絶体絶命 / 東京事変

6.中座(新郎)
キラーチューン / 東京事変

7.歓談
Dancing Queen / ABBA
Stayin’ Alive / Bee Gees
Every Breath You Take / The Police
Crazy For You / Madonna
Viva La Vida / Coldplay

8.お色直し入場
旬 / 椎名林檎

9.テーブルラウンド
Human Nature / Michael Jackson
Man In The Mirror / Michael Jackson

10.ガーデン移動
母国情緒 / 東京事変

11.ケーキカット
ギブス / 椎名林檎

12.デザートタイム
Small Talk / Claudine Longet
Happy Talk / Claudine Longet
Walk In The Park / Claudine Longet
The 59th Street Bridge Song / Harpers Bizarre
雨に濡れても / B・J・トーマス
The More I See You / Chris Montez

13.新婦手紙
青春の瞬き / 東京事変

14.花束・記念品贈呈
カーネーション / 椎名林檎

15.新郎新婦退場
女の子は誰でも / 東京事変

16.送賓
put your camera down(閃光少女の英語歌詞バージョン) / 椎名林檎
ラブソング / OKAMOTO’S
===========================


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
明日は、松任谷正隆さんにフォーカスします!


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動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 17:10 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年11月14日

なんでも答えます、音楽のギモン!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第319回目のテーマは…

なんでも答えます、音楽のギモン!

はい、今日は、普段皆さんからいただいている
「音楽のギモン」にお答えしていきましょう。

それでは、さっそく!

●ラジオネーム:穏やかな午後。

私は女性なのですが、男性の曲をカラオケで歌うとき、
原曲キーのままでは、AメロBメロが低すぎて歌えず、
キーを上げて調節すると、サビが高すぎて歌えない…
ということがよくあります。

おかげで大好きな歌でもうまく歌えず、
かなり苦労しています…。
カラオケでキーを調節するときのコツなどあれば、
教えていただければと思います。

これは、女性である「穏やかな午後。」さんが
男性アーティストの歌を歌うから起きてしまうジレンマですね。

今日は男性と女性の実用音域、
つまり、歌として使える音域についてちょっと探っていきましょう。

男性は、女性に比べてもともと声が低い。
つまり、低いレンジはなんなくクリア!
しかも、男性のハイトーンが使える人は、
実用音域、つまり、歌として成立する音域が飛躍的に広がって、
約2オクターブのレンジを使えます。

つまり高音は、女子のレンジまで余裕で使えて、
低音は、女子では出せない低いレンジまで歌える。
スピッツのマサムネ君、秦基博君、平井堅ちゃん、GLAYのTERU君とか、
低い音域も、高い音域もいけて、
3オクターブ近くいけるアーティストもいます。

ところが女性は、もともと実用音域が高く設定されているんですね。
(G2→D2くらい)

宇多田ヒカルちゃんの「First Love」のAメロなんかは
すごく低い感じがすると思うんですね。
(F#2→F4)(コーラスはAb)

高いレンジが出る分、低いレンジがなかなか出ないのです。
出てもかすれちゃって、ギリギリ声が出なくて歌にならない。
ヒカルちゃんもそうだったでしょ?
でも、そのかすれ具合が切ないんですけどね!
だいたい1オクターブ半が実用音域なんですね。

これを考えると、
男性のハイトーンボイスアーティストの歌を女子が一気に歌おうとすると、
原曲キーのままでは、Aメロが低すぎて歌えず、
キーを上げて調節すると、今度はサビが高すぎて歌えない…
ということが起こるわけです。
半オクターブの実用音域の差をコントロールできないんですね。

さて、このジレンマ!
解決法としては、

(1) まず、サビで一番いい感じのキーを見つける
(2) Aメロは、超低いところだけが難しくて
  全部歌えないわけではないだろうから、
  「多少歌えなくても気にしない!」っていうのはどうですか!?

だめ!?

もっといいのは、Aメロを彼氏や旦那さんに歌ってもらって
デュエットしちゃうとか!
ラブラブだな。
コノヤロ!

さあ、今日聞くのは、
女性が歌おうとすると、きっとAメロが低すぎて、
でもってキーを上げちゃうとサビが高くて歌えなくなっちゃう曲です。
(Db2→Ab3)

でも奇跡のメロディー、珠玉の美メロの楽曲です。
みんなで、ラジオの前で歌っちゃいましょう!

M. 天体観測 / BUMP OF CHICKEN

天体観測 - BUMP OF CHICKEN

本当にカッコいい曲!
このサビ、上手に歌いたいよね〜!
ということで、僕のアドバイスをもとに、
皆さんもカラオケで挑戦してもらいたいと思います!


この番組「BEHIND THE MELODY」では、
リスナーの皆さんから「音楽に関するギモン」を引き続きお待ちしています。
今さら聞けないアーティストから音楽業界用語まで、
どんなギモンでもOKです!

さらに、皆さんが知りたい・聞いてみたい年代のチャートを振り返る
「BACK TO THE CHART」では、皆さんのオーダーにもお応えしますよ!
あなたのバースデーや記念日、
その時、世の中ではどんな音楽がチャートを賑わせていたのか?
聞いてみたい人は「いつのチャートを知りたいのか?」を書いて、
この番組のウェブサイトからオーダーしてください。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
来週月曜日は…ついに最終章!
ブライダル企画の報告会を行います!


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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 14:40 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年11月14日

「BACK TO THE CHART」募集中!

「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」では、
みなさんが知りたい・聞いてみたい年代のチャートを振り返る、
「BACK TO THE CHART」という企画をやっています。

あなたのバースデーや記念日、
その時、世の中ではどんな音楽がチャートを賑わせていたのか? 
番組で調査してご報告します!

ちなみに第1回目の「BACK TO THE CHART」は1988年10月のチャートに迫りました!

聴いてみたい人は「いつのチャートを知りたいのか?」を書いて
FM KAMEDAのウェブサイトからオーダーしてください。

ご参加、お待ちしてます!

STAFF| 12:21 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年11月13日

BIG WELCOME ポール・マッカートニー〜後編

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第318回目のテーマは…

BIG WELCOME ポール・マッカートニー〜後編

ベーシストとして、音楽家として、
僕が心から敬愛するポール・マッカートニー。
「OUT THERE JAPAN TOUR」。
もう、ポールがこの日本の地で演奏していると思うと…いやぁ、ドキドキ!
今すぐ、行きたい!

さあ、今日の「FM KAMEDA」では、昨日に引き続き、
僕が7月にミルウォーキーで、ポール本人に直接お会いして
インタビューしてきた模様をお届けしたいと思います。
生きた世界遺産!
ポール先生のありがたいお言葉、今日も噛みしめてください。

今日、僕がポールに聞いてみたかったのは、
ライブに対するポールの思いです。

昨今の音楽界、ポールのようなビッグ・アーティストになると、
コンサートのシステムも大変大掛かりで、
CD音源の再現や、映像とシンクロするために、ステージ上の生身のミュージシャンが
コンピューターで制御されて演奏することも少なくありません。
そんな中、僕がアメリカで観たポールのライブは、録音素材を使わないのはもちろん、
クリック(テンポキープのメトロノームのこと)さえ使わず、
完全に「生」にこだわったバンド演奏をしていました。
これ、かっこいいんです!
その「生」へのこだわりは、どんな理由があるのか?をポールに伺いました。


ポール:
 僕らにはその必要がないからだ。
 僕らは演奏をするのが好きだ。
 プロツールズやテープがなくとも、曲を再現することができるんだ。
 おかしな話だが、たまには僕らもミスを犯す。
 演奏をしていて「あ、間違えた!」というような時は
 「ストップ!中断だ!」と演奏を止め、またやり直すんだよ。

亀田:
 ライブですから、そういうこともありますね。

ポール:
 ああ。それがライブだ。
 そこでもう一度「1−2−3!」と曲を再開する。

亀田:
 (笑)

ポール:
 だからそんな時は観客に言うんだ。
 「少なくとも、僕らがテープとか使わず、
  本当に生で演奏していることがわかっただろ?」
 ってね。
 するとオーディエンスは大喝采さ。
 なぜ、僕らがライブにこだわるのか?それは僕らにはそれができるからだ。
 理由はそれだけさ。その方がいいと思うしね。
 バンドによってはテープも悪くないよ。
 例えば、DJとかクラブ・ミュージックなら、
 テープやラップトップを使ってもいい。
 僕らの(前座でやってくれてる)DJもテープは使っているよ。
 でも僕らバンドの中では、僕ら5人だけで十分なんだ。


「なぜライブにこだわるのか?僕らにはそれができるからだ」
力強いお言葉!

色んな表現がある中、たとえば、僕自身も、
音響、映像、照明をフルデジタルで制御するライブをやっていますし、
昨今の音楽が、何らかのデジタルの恩恵を受けているということは否定できません。
事実ポールも、音楽のジャンルによっては、それがHIPだと言っていますね。
こうやって、新しいものを興味を持って引き受けるポール!
本当にカッコいいですね。

でも、生で演奏できる、信頼するメンバーとの絆がある。
そこから生まれる音楽の力強さ。これがバンドなんです。
いつか「band」の語源は「bond=絆」から来ているとお話しましたよね。
ポールは、そうやって「絆」から生まれたビートルズの音楽を今でも大切にしていて、
音楽を「絆」を通して演奏したいんだと思います。
そして、その音楽を天国にいるジョンやジョージに届けたいと
思っているのかもしれませんね。

では、76年の全米ツアーの模様を収めた『Wings Over America』から!

M. Lady Madonna(LIVE) / Paul McCartney & Wings

Wings Over America - Paul McCartney and Wings

さあ、いよいよ東京公演も近づいてきた
ポール・マッカートニーの「OUT THERE JAPAN TOUR」。
今回、ポールはステージ上で、ポールのトレードマークとも言える
【ヘフナーのヴァイオリンベース】を弾いています。
僕も1963年製の同じモデルを持っているのですが、
これ、とてもデリケートな楽器なんです。
今回ワールドツアーに持ち出すのは困難なことだと思うのですが、
どんな風に管理しているのか?聞いてみました。


ポール:
 大丈夫だよ。
 ジョン(*ポールの楽器の管理を担当している人)がいるからね。
 彼はまるで自分の赤ん坊のように、楽器の面倒を見てくれている。

亀田:
 赤ん坊ですか!?

ポール:
 生まれたての赤ん坊のようにね。飛行機に乗る時も座席まで一緒。
 誰にも指一本触らせない。

亀田:
 わお!

ポール:
 僕以外はね。僕には触らせてくれるよ。
 ジョンがとてもよくケアをしてくれているんだ。
 それに、実際は頑丈な楽器なんだ。僕のは結構、頑丈だよ。
 床に叩きつけたりしない限りはね。
 とても気に入っているよ。いい音を出すしね。美しい音色だろ。

亀田:
 ええ、素晴らしいです。

ポール:
 弾きやすいし、僕にとっても自分の赤ん坊みたいだよ。家族の一員さ。


ヘフナーのヴァイオリンベース。
その曲をレコーディングした時の楽器で、40年以上も前の曲を演奏する。
これって、自分達の作った音楽に自信があって、愛していて、
敬意を払っていなければできませんよね。
本当に素晴らしいことです。

ポールの来日公演「OUT THERE JAPAN TOUR」。
ビートルズ時代の曲がたくさん聞けると思いますよ!
ポールが元気にシャウトして、ロックンロールしているはず。
スタジアムが大合唱で、そこにいるあなたも鳥肌が立つこと間違いなしです。
ちなみに、僕はアメリカで観た時、
全曲号泣で、涙と汗で脱水状態!もう、カピカピになりました!

さあ、みんなで心から、ポールの来日公演を楽しみましょう!
71歳になってもまだまだ元気!
ポール・マッカートニーの音楽に、僕はますます夢中です!!


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STAFF| 14:31 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年11月12日

BIG WELCOME ポール・マッカートニー〜前編

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第317回目のテーマは…

BIG WELCOME ポール・マッカートニー〜前編

はい!
いよいよ日本での公演がスタートした
ポール・マッカートニーの「OUT THERE JAPAN TOUR」。
昨日はその初日、大阪でしたね。
そして東京は来週月曜日から!

僕も含めて、ワクワク・ドキドキが止まらなーい!
皆さんもそうでしょ!?

「11年ぶりの来日公演!」
「ビートルズナンバーも演奏!」
「日本ではニューアルバムの曲も!?」
などなど、嬉しいニュースや噂もちらほら!

僕も本当にライブを観に行くのが楽しみなのですが…。

実は、わたくし亀田誠治。
7月にアメリカ、ミルウォーキーで、今回の「OUT THERE TOUR」を観てきました。
さらに、なんと!
ポール・マッカートニーご本人に直接お会いして、
インタビューすることができたんです!

今日と明日は、その「貴重なインタビューの模様」をお聞きいただくと共に、
僕の師匠、ポール・マッカートニーの言葉を噛みしめたいと思います。

まず、僕が聞いてみたかったのは、最近のポールのフットワークの良さです。

昨年リリースした『キス・オン・ザ・ボトム』で、
ジャズのような優しいサウンドを聞かせてくれたかと思うと、
その後のロンドンオリンピックやチャリティーコンサートでは、
痛快なロックンロールでみんなを音楽で励ましてくれました。
ロンドンオリンピックの開会式の「ヘイ・ジュード」では、泣きましたもんね。
その後は、デイヴ・グロール
(フー・ファイターズのボーカル、っていうか元ニルヴァーナのドラム!)
とコラボレーションしたり…。
このようなポールのフットワークの良さは、
彼が年齢を重ねていくごとにどんどん軽くなり、力強くなっている気がします。
その秘訣はどこにあるのか?
伺ってみました。


ポール:
 僕は音楽が大好きなんだ。しかも色んな音楽が大好きだ。
 子供の頃は、家では父親が古いジャズの曲をかけていた。
 だから、そういった曲は父を通じて耳にしていたんだ。
 テレビでもフレッド・アステアの映画や古い映画で触れることがあり、
 大好きだったよ。
 僕が聞いて育ったのは、そういう音楽だったんだ。
 そのあと、ロックンロールに出会った!
 最高だったよ。「これだ!」って感じで。
 ロックンロールにも夢中だった。
 そこでどうしたかというと…
 ビートルズはそれらをすべてミックスしていたんだ。
 だからこそ、「And I Love Her」のようなロマンティックな曲もあれば、
 「Helter Skelter」のようなロックンロール・ソングもあった。
 つまり、僕はそういった音楽すべてが大好きなんだ。
 だから『キス・オン・ザ・ボトム』を作るチャンスに恵まれたのは、
 父のことを思い出させてくれる経験で、とても嬉しかったよ。
 子供の頃に耳にした、キスを交わすような、
 ロマンティックな曲を集めたアルバムだったからね。

亀田:
 ロマンティックでした。

ポール:
 僕自身、とても楽しめたよ。
 でもニューアルバムはもっとロックしているよ。

亀田:
 ロックンロールですか?

ポール:
 ああ、ロックンロールだ。
 そうさ、盛り上がろうぜ。
 彼はベーシストだからね。(*ベースを弾くふり)
 いいね!


インタビュー時、音楽について語る時のポールは、
あたかも、少年のようなんです!
本当にキラキラしているんです。
インタビューする僕がベーシストであること、ミュージシャンであることが
本当に嬉しかったみたいで、
このまま、最後の記念撮影までずっと音楽の話を一緒にしました。

なんといっても素晴らしいのが、
「僕は音楽が大好きなんだ。しかも色んな音楽が…」
ポールが言うと説得力ありますよね!
しかも、これって、僕が毎日感じて、実践していることと同じなんですね。
すごく素敵で、勇気をもらえる言葉です。

あともうひとつ。
「幼少時に聞いていた古いジャズ、そしてロックンロール!
 それらの融合がビートルズなんだ」
という話も面白いですね。
色んな音楽を聞くことによって、
ポール・マッカートニーという人が形成されていったんですね。
そして、その中で、ジョン・レノン、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターという
奇跡の4人が出会っていく。
これがビートルズになっていく。
そんな奇跡の出会いと永遠の音楽が、
「音楽が好き」という、シンプルなところから生まれている。
なんか、時代とか、メディアとか、しのごの言う前に、
僕らが一番見習わなければならないところではないですか?

そして「ニューアルバムでは、ロックしてるよ!」という新作『NEW』。
若手クリエイターとコラボして、カラフルなサウンドが聞ける、
素晴らしいアルバムです!

M. Everybody Out There / Paul McCartney

NEW - Paul McCartney

さあ、昨日からスタートした
ポール・マッカートニー「OUT THERE JAPAN TOUR」。
東京は、来週!
11月18日(月)、19日(火)、21日(木)、いずれも東京ドームです。


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
明日も引き続き、ポール・マッカートニーの言葉に耳を傾けましょう!


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STAFF| 16:16 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年11月11日

勝手ながら、今日は“ベースの日”とさせていただきます。

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第316回目のテーマは…

勝手ながら、今日は“ベースの日”とさせていただきます。

はい、今日は11月11日。
縦に真っ直ぐな棒が4本…。
あれ?
これって4本の弦に見立てれば、まさにベースじゃない?

ということで、
ベーシストのバンド内での地位向上を常日頃から訴える
音楽家の亀田誠治さんが提案したことから、
11月11日は「ベースの日」!
…となっていません…いや、全然なっていません(笑)

調べてみると、楽器で「記念日」になっているのって
ほとんどないみたいで、
唯一「和太鼓の日」というのが10月10日で制定されています。

アーティスト関係ですと…
KREVAが、9月8日を「KREVAの日」
JUJUが、10月10日を「JUJUの日」としているのは有名。
どうやったら記念日にしてもらえるのか、僕も二人に聞いてみようかな?

さあ、みんなで力を合わせて、
今日、11月11日を「ベースの日」に記念日申請しようじゃありませんか!?

というのはおいといて、
一般の皆さんにベースという楽器に親しんでもらうべく、
今日の「FM KAMEDA」では、
どうしたらベースが市民権を得られるかを考えていこうと思います。

そもそも、一般的に「ベース」という楽器のイメージ、役割って、
どんな風にとられているんでしょうか?

よくあるのが、
バンド始める時に、ギターが決まっていたから仕方なくベース…
じゃんけんで負けたから…
なんていう悲しい話も。
あと、誕生日プレゼントでお父さんが、ギターのつもりで買ったのが
実は、ベースだったなんていう話も聞きますよね。

でも、音楽がよくわかってくると、
ベースの重要さ・カッコよさがわかりますよね。
この「FM KAMEDA」のフラッシュでもベースがよく効いてるよね!

♪ 「FM KAMEDA」のフラッシュ

あーっ、もう全部ベース効いてる!
もうベース大好き!

ちなみに、僕が初めてサポートミュージシャンとして、
プロのステージに立った時、
自分の両親を、東京公演に呼んだんです。
1989年の、シンガーソングライターの崎谷健次郎さんの
中野サンプラザでの公演です。
でね、家に帰ったら、リビングのテーブルの上に父から置き手紙があって、
「誠治へ、プロデビューおめでとう!」
で始まって、いい手紙だな…なんてジーンとしながら読み進んでいったら、
「ところで、誠治が弾いているベースという楽器は、
 イマイチ何をやっているかよくわからない。
 明日から、ギターかボーカルに転向しなさい!」
って!(笑)
もう、ガックシ!

やっぱり、ベースって地味なのかしら!
いえいえ!
だったら、いっそ歌うベーシスト、つまりベースボーカルのアーティストが
一番ベースを身近にしてくれるかも!
というわけで、今から、
そんな歌うベーシストについてお話してみようと思います。

「歌うベーシスト」と聞いて、皆さんはどんなアーティストを思い出しますか?
海外だと、ポール・マッカートニー、スティングなどは筆頭ですね!
ラリー・グラハムのファンキー&セクシーなボーカルもいいね!
女性でも、古くはスージー・クアトロ、
もうすぐ来日公演を行うミシェル・ンデゲオチェロ、
グラミー受賞アーティストのエスペランサ・スポルディングなど。
たくさんいるじゃありませんか!

日本だと、ハイスタの難波章浩さん、THE BAWDIESのROY君、
MONGOL800のキヨサクなどなど、
ロック、パンク系が多いのかな?
パンクっぽいのはハイスタの影響が大きいかも?

こうやって並べるとベースボーカル、いい感じじゃないですか!
一体、ベースボーカルの魅力はどこにあるのでしょうか!?

お答しましょう!

ベースを弾きながら、メロディーを歌うことは大変難しいことです。
ベースは、音程楽器であるとともに、リズム楽器でもあります。
メロディーのリズムが、ベースラインのリズムと違う時、
これはとっても難易度が高いんです。
ギタリストが、ギターソロを弾きながらメロディーを歌うようなものですよ!

僕もベースを弾きますが、
歌のリズムと違った時の難しさといったら大変!
コーラスですら「ヒーヒー!」言いながらやっています。
時には、辞退することもあります。

とはいえ、ベースボーカルのカッコよさ!
まず、弾きながら歌うことはとても難しいので、
必然的にシンプルなベースラインか、キャッチーなリフが生まれます。
また、この反対に、メロディーもシンプルになるので、
誰もが口ずさめる、誰にでも愛される名曲を生み出すきっかけになることも
あると思います。

また、ボーカルはバンドの中心!
お客さんはボーカルに目が行きます。
だから、ベースボーカルの場合は、当然ベースプレイにも目が行って、
シンプルでもベースラインが印象的に耳に残ることになるでしょう。
相方のギタリストだって、自由に表現できることになります。
そう、ベースボーカルになることによって、
バンドサウンドに広がりを得ることができるんです。
ポール・マッカートニーはその先駆者ですよね。

それでは今日は、そんなベースボーカルの曲を!
もし、僕が歌いながらベースを弾けたのならば、
こんなアーティストのようにステージに立ちたい!
いつ聞いても、少年の心に戻れる素晴らしい曲です。

M. The Boys Are Back In Town / Thin Lizzy

The Boys Are Back In Town - Thin Lizzy

さあ、マジで今日、11月11日がベースの日になるべく、
今日は、ベースに思いを馳せる一日にしましょう!


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
このコーナーでは、皆さんからの「音楽のギモン」、お待ちしています。
僕に聞きたいことがある人は、この番組の応募フォームから送ってください。

「FM KAMEDA」、明日は、
いよいよ来日公演が始まるポール・マッカートニーへ
今年7月の全米ツアーの最中に僕が行った、
突撃インタビューの模様をお送りします!


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 14:07 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年11月06日

LADY GAGA様を丸裸に!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第315回目のテーマは…

LADY GAGA様を丸裸に!

今日、11月6日は、
レディー・ガガの2年ぶりのニューアルバム『ARTPOP』の発売日です。

すごいね、このジャケのデザイン!
このデザインは、彫刻家のジェフ・クーンズが手掛けています。
ガガ様の精巧に作られた全裸の彫刻に、ポップな写真がデザインされています!

このアルバム『ARTPOP』、日本以外では11月11日リリースとなっており、
日本のファン、モンスター
(ガガ様は自分のファンのことをモンスターたちって呼びますね!)
は、大喜びではないでしょうか!

今日の「FM KAMEDA」では、
そんなレディー・ガガのカリズマティックな魅力を紐解いていきたいと思います。

レディー・ガガ。
本名は、ステファニー・ジョアン・アンジェリーナ・ジャーマノッタ。
1986年、ニューヨーク生まれの、27歳。
まだ27歳ですよ!

実は、あまり知られていないことなのですが、
ガガはなんと、始めはレーベル所属の作曲家として
そのキャリアをスタートさせています。
2007年には、同じレーベルに所属する
ファーギー、ブリトニー・スピアーズ、プッシーキャット・ドールズ、
ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック、エイコンといった、
錚々たる有名アーティストに楽曲を提供しました。
この裏方のキャリアを積むことによって、彼女は、
アメリカショウビズでは何が求められるのかを掴んでいったのです。

そんな中、なんと、あのエイコンが、
彼女には作曲家としてだけではなく、歌手としての才能もあると認め、
自身のレーベル、コンライブとアーティスト契約を結びます。
そしてついに、2008年、ファーストアルバム『ザ・フェイム』をリリースしました。
そこからの彼女の快進撃は、皆さんご存知の通り!!!

そんなガガ様の魅力を分析しますよ!

(1) 音楽

ガガ様の曲は、アジアや日本でもヒットする要素がふんだんに含まれています。
『ザ・フェイム』からの大ヒット曲、「ポーカー・フェイス」を聞いた時、
僕はピンク・レディーの「ウォンテッド」みたいな曲だ!と思いました。
妖しげなマイナーの平歌、大きなメロディーで広がっていくサビ、
セクシーダンスがはまるビート。
つまりここ日本でも、ガガ様は、ピンク・レディー世代の50代から、
スマホ世代の10代までを虜にする魅力が満載なんですね。

(2) ファッション

奇抜でダイナミックでセクシー、この頃はナチュラルな姿も見せます。
このファッション性は、まさにモードの領域。
今までいた誰にも似ていない、新しい自分を打ち出していく姿勢は、
多くのモンスターたちに希望を与えています。
ガガは、自分の音楽と自分のファッションを、
見事にセット販売しているんですね。

(3) 社会貢献

東日本大震災直後に動いた、レディー・ガガからのメッセージを覚えていますか?
悲しい事件やいたましい社会問題に対して、
Twitterなどの最新型メディアを使い、いち早く自分自身の言葉を投げかけ、
自分自身から行動を起こし、支援に乗り出す姿勢も、
ガガの存在を安心のブランドとしてイメージづけています。

こうやって、レディー・ガガは、レディー・ガガという人間に、
ブレのない力強さを感じさせ、世界中を虜にしているんですね。

そんなガガ様のニューアルバム『ARTPOP』は、
「"成熟と責任の欠如(a lack of maturity and responsibility)"の実証」
をテーマに置き、
前作『Born This Way』と対比させています。
なるほどね…。

そして最近、急速に仲を深めた歌手のリンジー・ローハンや、
ガガがリスペクトしているイギリスのロックバンド、ホワイト・スネイクの
ギタリスト、ダグ・アルドリッチがアルバムに参加しています。
この、「愛しているもの」すべてを引き寄せる、引きの強さも
魅力ではないでしょうか?

では、ニューアルバム『ARTPOP』から!

M. Venus / Lady Gaga

ARTPOP - Lady Gaga

相変わらずのガガ様節、さく裂!
レディー・ガガ。
まさに、クイーン・オブ・ポップと言っても過言ではない!
未来のマイケル・ジャクソンのような存在になっていくのかもしれません。


この番組「BEHIND THE MELODY」では、
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
今さら聞けないアーティストから音楽用語まで、なんでも聞いてください!

さらに!
皆さんが知りたい・聞いてみたい年代のチャートを振り返る
「BACK TO THE CHART」では、皆さんのオーダーにもお応えします。
あなたのバースデーや記念日、
その時、世の中ではどんな音楽がチャートを賑わせていたのか?
聞いてみたい人は「いつのチャートを知りたいのか?」を書いて
「FM KAMEDA」のウェブサイトからオーダーしてください。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
明日は、BEAT PLANET特別企画のため、お休みです!
また、来週お会いしましょう!


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 14:12 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年11月05日

J-POPとブラジル音楽のちょっといい関係!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第314回目のテーマは…

J-POPとブラジル音楽のちょっといい関係!

今日、11月5日は、「日本ブラジル修好記念日」です。
1895年(明治28年)、今から118年前に、
日本とブラジルの間に国交が結ばれたんですね。

明治以降、多くの日本人移民が渡ったブラジルですが、
ブラジルと言えば、サンバ、ボサノバ、ショーロなどなど、
ブラジル独自の音楽が発達した、そう、音楽大国でもあります!

そして、このブラジルの音楽。
僕らの日本の音楽シーンにも大きな影響を与えています。
そこで今日の「FM KAMEDA」では、
日本の音楽シーンに垣間見えるブラジル音楽について
紐解いてみたいと思います。

BGM: 風になりたい / THE BOOM

お馴染みのこの曲、THE BOOMの「風になりたい」。
J-POPの大ヒット曲でサンバアレンジと言えば、
誰もがこの曲を思い出すのでは?

この曲が収録されたのは、
'94年に発表されたアルバム、その名も『極東サンバ』。
ボーカルの宮沢和史さんが実際にブラジルを訪れ、
そこで触れた音楽を自分たちのバンドに取り入れた作品です。
ちなみに、この「風になりたい」はポルトガル語でも歌われ、
なんと「Samba do Extremo Oriente」というタイトルで
ブラジルでもリリースされています!

BGM: ショーロ・クラブ

1980年代後半から活動を続ける「ショーロ・クラブ」。
この「ショーロ」とは、ブラジルのポピュラー音楽のひとつで、
19世紀にリオデジャネイロで生まれました。
“ブラジルのジャズ”とも言われ、いわば都会的なブラジルサウンド。
フルートと、カバキーニョという
4弦のギター、ウクレレのような楽器で奏でられる
ちょっと哀愁のある、「泣き」の入ったサウンドが気持ちいいんですね。
そして、その「ショーロ」を、ここ日本で独自の解釈で演奏している3人組が
ショーロ・クラブです。

リーダーの笹子重治さんは、ブラジルでの音楽経験を積み、
1989年にショーロ・クラブを結成しています。
やっぱり、ブラジル音楽をしっかり取り入れるために
皆さん、本場のブラジルの空気を吸っていらっしゃるんですね。

聞くところによると、J-WAVEのジングルで
ショーロ・クラブ・バージョンがあるということなんですが、
ちょっと聞いてみましょう。

<J-WAVE JINGLE ショーロ・クラブ ver.>

素敵!おしゃれですね!

BGM: Sunrise / Saigenji

聞こえてきたのは、シンガーソングライターのサイゲンジさん!
ギターも歌のパフォーマンスも強力ですね!
ブラジル音楽の匂いをプンプン香らせながら、
ソウルやジャズのエッセンスを取り入れて
見事にオンリーワンな存在になっています。

この曲も一見、ボサノバ調でありながら、
大胆にもサビがサンバのリズムに変わっていくんですね。
そして、そこにJ-POPのメロディーが融合!
という、まさに輸入大国日本ならではの
ブラジル音楽の進化形という感じがします。

ちなみに、サイゲンジさんもJ-WAVEのジングルを作っています。

<J-WAVE JINGLE Saigenji ver.>

こちらもおしゃれ!カフェ的な感じもしますね。

こうやって聞くだけでも、さまざまなブラジル音楽が、
今の日本の音楽シーンに深く浸透していることがわかります!
どうして、J-POPの中にブラジル音楽が、これほど取り入れられていったのか!?
それは何故なのか!?
ちょっと一緒に考えていきましょう。

いわゆる、僕らが日常で耳にする「洋楽」の大半は、
アメリカやイギリスから発信された音楽を指していて、
それらは、ワールドミュージックという見方で言うと、
世界の音楽のほんの一部に過ぎません。
しかも!
ブラジル音楽には、そのアメリカ&イギリス発の「洋楽」と、
ブラジルの伝統的民族音楽の両方のエッセンスが混じっています。

土着のリズムを用いながらも、
使用される楽器は、打楽器こそ多くの種類がありますが、
ギターやピアノ、ストリングス、ホーンなどの、
現代のポップス楽器によって奏でられています。
だからこそ、ブラジル音楽は、誰にでも親しめる、
敷居の低い、フレンドリーなワールドミュージックなんですね。

さらに、日本からみて地球の反対側にあるブラジル。
この、ブラジル人が持っている「郷愁感」(=サウダージといいます)が、
(J-WAVEでもサウジサウダージという番組がありますよね!)
日本人の持っている「ワビ、サビ」という感覚に非常に近いんです。
ですから、J-POP本来のメロディーや歌声が、
ブラジル音楽のサウンドが持っている景色と、とっても上手く溶け合うんです。
つまり、ブラジル音楽は、僕たち日本人が日々の生活の延長上ですんなりと聞ける、
本能的に受け入れやすい音楽なんです。

しかも、ブラジルにはラテン独特の明るさや陽気さもありますよね。
我々日本人の根っこにある「ワビ、サビ」の部分で共感できて、
さらに、日本人にない、ラテン独特の明るさを提供してくれる。
こんなに素敵な夢みたいな音楽がJ-POPに輸入されると、
そりゃあとても、素敵な化学反応が起きるというわけです。

さあ、今日お届けするのは、オレンジ・ペコーです。
ナガシマトモコさんのボーカル。そして藤本一馬さんのギター。
ブラジル音楽への造詣深いこの2人が作り出すサウンドは、
クラブサウンド、ジャズ、ソウルと融合し、'98年、颯爽とJ-POPシーンに登場!
一躍ムーヴメントになりました。

M. やわらかな夜 / orange pekoe

やわらかな夜 - orange pekoe

とっても素敵ですね!

やっぱり、ブラジル音楽は、
いつの時代にも、J-POPに絶妙に溶け込んでいくんですね!


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
さて明日は、レディー・ガガ様の音楽を丸裸にしちゃいます!
お楽しみに!


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動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 18:12 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA