2013年10月31日

クイズ!カメオネア!!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第313回目のテーマは…

クイズ!カメオネア!!

ようこそ「クイズ・カメオネア」へ!
月に1度の恒例企画、今月もやりますよ!

これから「あの名曲」にまつわるクイズを出題します。
見事クイズに正解した方はなんと、賞金うん万円!!
…ではなく、「素晴らしい音楽の知識」が獲得できます。

クイズは3択です!
では、準備は良いですか??
早速、1問目いきますよ!

「クイズ・カメオネア」スタート!!!!!!


【Q1】
先週までKISSが来日し、賑わっていましたが、
KISSが初来日したのは1977年。
その時、普通のライブでは考えられない、あるエピソードがあるのですが、
それは一体なんでしょうか??

A. 途中退席禁止だった
 (地獄の軍団ですからね。それくらいのことやりかねないですよね!)
B. 当日券のみで行なわれた
 (興業として非常に危険ですね!)
C. パンフレットにセットリストが全て載っていた
 (これ、ネタバレですね!)

さあ、正解はこの中のどれでしょう??

…チチチチ…

ファイナルアンサー?

正解は…
C. パンフレットにセットリストが全て載っていた

そうなんです!
パンフレットには「日本公演演奏曲目」というページがあり、
1曲目の「デトロイト・ロック・シティ」から、
15曲目の「ブラック・ダイヤモンド」まで、全て載っていたそうです!

今では、TwitterやFaceBookなどでセットリスト1曲でももらしちゃうと
「ネタバレ!」なんて叱られますけど、のどかな時代ですね。
でも、こうやって公開しちゃうのもアリかも。
ある意味、どこからでもかかってこい!
さすが、地獄の軍団、KISS!
ヒット曲、名曲満載の証ですね!

さあ、続いての問題です!


【Q2】
BGM: Yer Blues(Live) / The Dirty Mac
今流れている曲は、ジョン・レノンが歌うビートルズの「Yer Blues」のライブ音源…
ですが!
実は、演奏しているのはビートルズのメンバーではないんです。
ローリング・ストーンズが1968年に開催した
『ロックンロール・サーカス』というライブイベントで、
ジョンが結成した、ザ・ダーティー・マックというグループ!
さて、ではここでギターを弾いている超大物ミュージシャンは一体誰でしょうか?
ギターの音をよく聞くとわかるよ!

A. キース・リチャーズ
B. エリック・クラプトン
C. ジミ・ヘンドリックス

さあ、正解はこの中のどれでしょう??

…チチチチ…

ファイナルアンサー?

正解は…
B. エリック・クラプトン

当時人気だったフリートウッド・マックからジョンが名付けた
このスーパーグループのギターを担当しているのは、
最近、来日が決まったグレートギタリスト、エリック・クラプトンです!!
このバンド、すごいんですよ!
ドラムはジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスのドラム、ミッチ・ミッチェル!!
そして、ベースは誰だかわかりますか?
ストーンズのメンバーのビル・ワイマン!!…ではなくて、
なぜかキース・リチャーズ!!
どうしても、このスーパーグループに参加したかったキースは、
ビル・ワイマンを押しのけ、無理矢理ベースとして参加したそうです。
さすがキースですね!

さあ、今日聞くのは、この「Yer Blues」。
実は僕も、椎名林檎さんと一緒にカバーしているんです!

M. Yer Blues / 椎名林檎

唄ひ手冥利〜其ノ壱〜 - 椎名林檎

これ、バンドが全部一発録り!
ギターリフがベースになっちゃってましたね!
今聞いても、なかなかかっこいいと思います。


さあ、最後の問題です!


【Q3】
アメリカのシンガーソングライター、モービーが、
最新アルバム『Innocents』をリリースしました。
J-WAVEでも、「The perfect life」がよくかかっていますね。
では、そんなモービーが、あるギネス記録を持っているのですが、
そのギネス記録とは次のうちのどれでしょう?

A. 世界最速の曲を作っている
B. 世界で一番再生時間の長い曲を作っている
C. 世界で一番高い声の曲を作っている

ヒントにその曲の頭だけ聞いてみましょう。

BGM: Thousand / Moby

ここだけ聞いて、何がわかるんでしょうね?(笑)

さあ、正解はこの中のどれでしょう??

…チチチチ…

ファイナルアンサー?

正解は…
A. 世界最速の曲を作っている

この曲は、1993年にリリースした「Thousand」。
その名が示す通り、その速さは、な、な、なんと「1000BPM」。
ちょっと聞いてみましょうか…
どんどん速くなります。

はやいはやい、これどこまでいくんだ!?
はやーーーっ!!!
なんか追いつめられる感じが怖い!
さすが、変幻自在のモービー!

ていうか、僕がこの記録を破ってみたいと思います。
ちょっと実験しますよ!

♪ …125BPM〜250BPM〜500BPM〜1000BPM〜2000BPM…

はい。もう、完全に音の乱射ですね。エラーです、エラー。
音楽になっていません。
たぶん、ギネスもらえないな、これな。

この「クイズ・カメオネア」!次回もお楽しみに!


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 15:52 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年10月30日

なんでも答えます、音楽のギモン!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第312回目のテーマは…

なんでも答えます、音楽のギモン!

はい、今日は、普段皆さんからいただいている
「音楽のギモン」にお答えしていきましょう。

それでは、さっそく1通目から!

●ラジオネーム:みるぽぽ

洋楽と邦楽があるじゃないですか?
昔の邦楽を聞くと
「うわ〜古いな〜昔ってカンジ〜」と思ってしまうんですが、
昔の洋楽を聴いても
「わー昔ってカンジしない!かっこい〜♪」と思っちゃいませんか?
そりゃ邦楽だって、山下達郎さんとか、
古いってカンジがあんまりしないんですけど…
ほとんどが「うわ、古い!昔だー」って思っちゃう…。
なんで洋楽ってあんまり古臭いってカンジがないんでしょう?
英語の意味がよくわかんないからかなぁ?

なかなか核心をついた、耳の痛い質問です!

まず、昔の邦楽が、メロディーやアレンジのヒントを
洋楽から学んでいたということが一番大きいと思います。
学ぶ=まねぶが、いつのまにかパクリになってしまったんですね。
「洋楽を真似すること=最新の時代の音楽」という概念が、
アーティストや制作者の間にはびこってしまいました。
洋楽への憧れが募れば募るほど、作っている時の達成感とは裏腹に、
でき上がったものに普遍的な重みが失われていくということに
気がつかなかったんですね。

僕が仕事を始めた90年代の頭頃には、
アレンジの打ち合わせにレコード会社に行くと、
洋楽のCDが10枚くらいテーブルの上にあって、
「亀ちゃ〜ん、イントロはマライアの2曲目のこの感じ!」
「ビートはこのCDの5曲目で行こう!」
「でも、予算ないからストリングスはシンセでやってくれる?」
みたいな会話が日常的に交わされていたんです。
こんなことでは、世界の音楽には追いつけませんよね。
でもね、今ではこんな感じじゃないんですよ!
もっともっとクリエイティブに、
アーティストもプロデューサーも自分のアイディアを出して、
そこらへんをぶつけ合って、作っています!

そして、みるぽぽさんが言う通り、言葉の違いも大きいと思います。
たとえば歌詞に「ポケベル」って言葉が出てきちゃったら、
もうその90年代の頭、その時代に気持ちが持っていかれてしまいますよね。
そこで時代が止まっちゃうわけです。
つまり、時が過ぎると、古臭さを感じてしまうわけです。
洋楽の場合、日本語に比べて歌詞の細部をスルーして聞いてしまう場合が多いので、
歌詞の持つ、時代感にイメージが引っ張られる可能性は低いわけです。

そして、みるぽぽさんが、山下達郎さんが古く感じないというのも、
実は、的を得ているんです。
達郎さんの書く歌詞には時代感を限定する言葉が出てこないし、
その時代の流行りの音を使ったアレンジをしていないんです。
つまり、常に、達郎特製オリジナルを作っていらっしゃる。
だから、洋楽とか邦楽というくくりではなく、
山下達郎というジャンルで聞こえてくるんですね。

そんな山下達郎さんだって、実は、超洋楽マニアです。
でも、本気で愛して、自分の血となり肉となるまで噛み砕いて
自分の作品を作っているから、
古さを感じさせないわけです。

よし!
僕も、古くならない普遍的な音楽を目指して、誠心誠意頑張ります!

さあ、今日聞くのは、もう33年も前の達郎さんの音です。
木村拓哉さん主演のドラマ、2003年の「グッドラック」の主題歌として
使われていましたね。
なんでも、FM KAMEDAのスタッフの中には、
当時この曲を「達郎さんの新曲が出た!」と思ってね、
夢中になって聞いた人もいたそうです。
発売から20年以上経った時でも新曲と思わせるところにも、
達郎さんの音楽の普遍的な魅力があるんだと思います。

実はこれ、アルバムバージョンよりもシングルバージョンのほうが
ちょっとテンポが速い!
こうやって、ラジオフレンドリーに曲を作ったりもしているんです!

M. Ride on Time (Single ver.) / 山下達郎

RIDE ON TIME - 山下達郎

●ラジオネーム:ipod世代

10曲程度の曲が収録されているアルバムを通して聞く時に、良い曲に出会うと、
その曲のトラックがなぜか「8曲目」が多い気がするんです。
なぜ、アルバムの「8曲目」には、
アルバムの中でも良い曲が入ることが多いんでしょうか?

えー?ホント?って感じですけど、
ちょっと僕、考えてみました。

アーティストはアルバムの後半に、
起承転結の「転」の部分を設けることがあります。
8曲目は、その「転」でいうところの、限りなく「結」に近い位置になります。
というわけで、アルバムラストに向かってスルーパスを出す、
大切な役割を持っているのかも!?
そんな、縁の下の力持ちのような楽曲が、
ipod世代さんにはフィットするのかもしれませんね。

ちなみにipod世代さんは、
日常生活でも「8」という数字が好きなのでは?
末広がり?無限大?
iPodでシャッフルで聞いても「8」曲目が好きだったりして!
もしかしたら、完全なる思い込みや、偶然かもしれない。
でも、そんな、勝手な思い込みに応えてくれる音楽って、
包容力があって、きっと素敵だと思います!


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
このように、ラジオの前のアナタから
「音楽に関するギモン」を引き続きお待ちしています。
どんなに基本的なギモンでもOKです!
僕に聞きたいギモンは、この番組「BEHIND THE MELODY」のホームページから
送ってください!

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
明日は、「クイズ・カメオネア」です!
君は何問答えられるかな??
お楽しみに!


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STAFF| 16:39 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年10月29日

日本語ロックの発明者!はっぴいえんど!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第311回目のテーマは…

日本語ロックの発明者!はっぴいえんど!

BGM: 風をあつめて

昨日、10月28日は、
日本語ロックの創始者とも呼ばれている「はっぴいえんど」が
ライブデビューをした記念日です。
はっぴいえんどのメンバーといえば…
大瀧詠一さん、細野晴臣さん、松本隆さん、鈴木茂さん。
思わず「さん」づけがマストになってしまう!
それくらい日本の音楽界の超超超、重鎮達です!

BGM: 春よ来い

はっぴいえんどの歴史は、
まさに当時の洋楽のムーヴメントに、多くの共通項を見つけることができます。

まず、その生い立ち。
例えば、はっぴいえんどのデビュー。
もともとは「ヴァレンタイン・ブルー」という名前で活動をしていて、
日本のボブ・ディランとも呼ばれたフォークミュージシャン、岡林信康さんの
バックバンドを務めていました。
これって、ボブ・ディランのバックバンドとしてキャリアを磨いた
ザ・バンドみたいな感じですよね!
ここがポイントです。
つまり、はっぴいえんどは、生い立ちからして洋楽的なんですね!
そして、ザ・バンドと同じく、優秀なミュージシャン集団であるとともに、
メンバー一人一人が客観的に音楽全体をみることができる、
プロデューサー集団でもあったんです。

そして、1970年に1stアルバム『はっぴいえんど』をリリースしました。
このアルバムが、当時フォークが主流だった日本の音楽シーンに
大きな衝撃を与えました。
なにしろ、全編日本語!
当時、日本語はロックサウンドにのりにくいという一般論があったのです。

日本語がロックのリズムにのりにくいのは、単純明快!
日本語は必ず言葉に「母音」を伴うので、
ロックのようなタテノリのビートの中では長く伸びてしまって、
リズムが出しにくいんです。

例えば…
You=あぁなぁたぁ
I=わぁたぁしぃ
Love=あぁいぃしぃてぇるぅ

そう、子音の後に小さな母音がつくので、
一つ一つの言葉が間伸びしまうため、言葉のリズムが作りにくいんですね。

I can't get no satisfaction = ぜんぜんまんぞくできね〜ぜ〜

になるわけですよ(笑)
とにかく、語尾が伸びてリズムが出ない。
子音のアタックも弱いですよね。
「あなトゥワ〜」とか、バンドの人が歌うのも、
子音の「た」を強調しないと、日本人の発音の伸ばし方ではアタックが弱くて、
ロックのサウンドに言葉が流れちゃうんです。

そのかわり日本語には、例えば、
一人称だけでも「私・僕・俺」、
二人称だって「あなた・君・お前」などなど、
その言葉だけで、二人の関係や情景が浮かぶような、
とても奥行きのある表現ができるんです。

はっぴいえんどは、そこから日本語ロックの新しいカタチを広げていきました。
ロック=洋楽!新しい音楽文明開化!みたいな、
ロックの様式美だけを追求するのではなく、
エレキギター、ドラム、エレキベースなどロック的なサウンドアプローチをしながらも、
言葉では、日本語本来の特徴はそのままに、響きをとても大切にして、
音楽的な響きと、言葉の意味の両立を狙ったんです。

ちなみに名曲「風をあつめて」など、一人称に「僕」が多いのも、
ロック的なノリを出すための発明ですよ!
そして、「風」というアタックの強い言葉でサビが始まって
「あつめて」のところは、思い切り日本語らしい響きで伸ばすでしょ?
こんなところが、はっぴえんどの素晴らしさです。

BGM: 夏なんです

続いて、はっぴいえんどのサウンドについても見ていきましょう!

はっぴいえんどは、
ニール・ヤングのいたバッファロー・スプリングフィールド、
モビー・グレープ、ローラ・ニーロ、ザ・バンドなどに強い影響を受けたといいます。
あれあれ?これ、いわゆるロックロックしていませんよね。
そうなんです。
はっぴいえんどは、ロック=ロックンロール、つまりシャウトして踊る音楽から、
ボブ・ディランやサイモン&ガーファンクルのポール・サイモンのような
叙情的な歌詞を書いて、歌詞に注目して聞ける音楽を目指したんですね。
だからこそ、日本語で歌うことが重要だったというわけです。

それまでの概念や、周囲からの偏見や権威に負けず、
洋楽のサウンドと日本語とのマッチングに
自由に果敢に臨んでいった彼らのミュージシャンシップは、
どの時代のミュージシャンにもリスペクトされていくことになります。
新しいサウンドに、侘び寂び、陰影のある歌詞、そして美しい日本語の響き。
そう、彼らは、日本語ロックの新しいひな形を発明したのです。

さあ、今日は、ことば遊びも巧みなこの曲で、
いかに、はっぴいえんどの音楽が新進気鋭だったかを再確認しましょう!

M. あやか市の動物園 / はっぴいえんど

はっぴいえんど - はっぴいえんど

今聞いても超かっこいいですね!
カウントを「ひ、ふ、み、よ」ってやるあたりも、日本語へのこだわりを感じますよね。

はっぴいえんどが後世に残したものとは?
彼らの、大らかな日本人離れしたプレイとセンスが、
まず、ユーミンのようなアーティストを生み、
そして一方では、YMOなどの新しい音楽にも繋がっていきます。
このように、そこから数多くのアーティストやスタジオミュージシャンを輩出し、
今に至っています。
つまり、はっぴいえんどは日本語ロックの壁を壊しただけでなく、
あらゆるJ-POPの種の起源なんですね。


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから「音楽に関するギモン」をお待ちしています。
「音楽に関するギモン」は、この番組のサイトからお願いします。


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STAFF| 15:07 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年10月28日

生FM KAMEDA〜ゲスト:伊藤祥平さん

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

今日は「TOKYO DESIGNERS WEEK」の会場からの生放送!ということで…

第310回目のテーマは…

生FM KAMEDA〜ゲスト:伊藤祥平さん

亀田:
 よろしくお願いしま〜す!

サッシャ:
 今月2回目の生FM KAMEDAということで…
 なんか、いいですね!

亀田:
 生、いいですね!

KAMEDA_SASCHA

サッシャ:
 今年の「TOKYO DESIGNERS WEEK」は、
 アート、デザイン、そしてミュージックの3つが柱となった
 クリエイティブ・フェスとなっています。
 そして、亀田さんもこのイベントに深く関わっていて、
 亀田さんがセレクトしたアーティストたちが出演する
 「Music STREET LIVE」というものがあるんですよね?

亀田:
 はい。今年のTDWは“フェス”=“祭り”っていうキーワードが出ていて、
 この会場で、デザインが織りなす空間を、
 ストリートライブから流れてくる音楽の波動で繋げてみたいと思ったんですね。
 僕はそういう形で、音楽をデザインしてみたいと…。
 で、その出演アーティストを僕が選びました。
 将来の音楽シーンに貢献してくれるであろう、アマチュア、インディーズ組の
 アーティスト、全61組。

サッシャ:
 すごい!

亀田:
 ちょっと、ギネスとか狙ってやろうと思ったんですけど、
 どこで認定するのかよくわからなくて(笑)。
 でもね、亀田基準っていうのがちゃんとあって、
 独創的かつ個性的で、さっきも言ったように未来の音楽シーンを彩るであろう
 若いアーティストたち。
 世界の方々がたくさん集まってくるということで、
 音楽でもこういうことをぜひやりたいと思ったんです。

サッシャ:
 …てことは、今のうちに知っておくと、
 将来「あ!亀田さんがTDWに呼んでたあの人だっ!」ってことに
 なるわけですね!?

亀田:
 そう!将来「ワタシ知ってたわよ!」って自慢できちゃう。

サッシャ:
 今日は、その出演アーティストの中から一人、来てくれてるんですよね!

亀田:
 はい、すごい方ですよ!

サッシャ:
 では、お呼びしましょう!
 伊藤祥平さんです!

伊藤:
 みなさん、こんにちは。伊藤祥平です。
 よろしくお願いします!

サッシャ:
 どうですか、亀田さんに選ばれて?

伊藤:
 いやぁ、今日、初対面なんですけど…
 本当に光栄です!
 これまでは音源とか(を聞いたり)、テレビなんかで拝見してたんですが、
 今日こうやってご一緒させていただいて…
 ホンットに楽しみにしてました。
 ありがとうございます!

亀田:
 僕はまず、人づてに「伊藤祥平っていう、スゴいのがいる」と聞いていて、
 「一体どんなもんなんだろう?」って聞いてみたら、本当にスゴかったの!
 で、これはもう、彼の生の演奏をみなさんに聞いてもらいたいと思って、
 今回の「Music STREET LIVE」プロジェクトにお呼びしたわけです。

サッシャ:
 一番最初にギターを手にしたのはいつですか?

伊藤:
 10歳の時です。
 きっかけはですね、
 地元のお祭りに友達と一緒に行ったら特設ステージが組まれていて、
 そこでギターを弾いている人たちを見て、 「あ、僕もやりたい」と思って…。
 その後すぐ、親にギターを買ってくれないかな?と相談して、
 それから始めました。
 最初は何もわからなくて、クラシックギターにスチール弦を張って…(笑)
 その後アコースティックギターに変えたら、
 「なんでこんなに弾きやすいんだろう!?」って…。

亀田:
 なるほどね(笑)。
 でも、面白いよね。
 お祭りで生演奏を見てギターのとりこになった伊藤少年が、
 こうやってストリートライブに出演するんだもんね。
 僕ね、今度は伊藤君の演奏を見てとりこになるっていう人が
 絶対いると思うんですよ。
 「あぁ、歌ってみたい!」「弾いてみたい!」ってね。
 すごいシンクロを感じますね。

サッシャ:
 では、今日もお願いできますか?

伊藤:
 はい!生演奏させていただきます!

亀田:
 ギターのスタイルはちょっとヤバいっすよ!
 動物的なんですよね。歌と身体が一体になる感じ。
 あと、ややフラメンコ的要素も入っていて、
 打楽器と弦楽器の間をいくみたいな…。

M. 夢に描いた放物線(生演奏) / 伊藤祥平

ITO_300

亀田:
 スゴい!
 情熱的というか…何、これは?
 俺、なんかずっと手の動き見ちゃったよ、
 自分のベースにも応用できないかな、とか思って。
 指が速すぎて止まって見えたよ。

伊藤:
 うわっ、エリック・クラプトンみたいにですか?

亀田:
 スローハンド!?

伊藤:
 いやぁ、そうやって言っていただけると嬉しいです(照)。

サッシャ:
 本当にスゴかった!
 今日聞いてとりこになった方も多いと思うんですが、
 伊藤祥平さんのプレイ、ぜひ「TOKYO DESIGNERS WEEK」の会場で
 生でご覧ください!
 「Music STREET LIVE」の伊藤祥平さんの出演は、
 11月4日(祝・月)のお昼12時から、会場の中央ステージです!

伊藤:
 他にも何曲かやりたいと思いますんで、ぜひ来てください!

亀田:
 この弾き語りのスタイルで?

伊藤:
 はい。僕はライブではアコースティック1本でやってますんで。

亀田:
 ぶちかますと!?いいね!

サッシャ:
 そして、ワンマンライブが12月7日にあるんですよね?

伊藤:
 そうなんです。初のワンマンライブが決まっていますので、
 ぜひ来てもらえればと思います。

亀田:
 今日の伊藤君もそうですけど、「Music STREET LIVE」には
 未来の音楽シーンを背負って立つようなアーティストのみなさんが
 出演するんで。
 何よりも僕自身が本当にワクワクしています。
 本当に音楽の色んな出会いがあるといいな。
 未来に繋げていきたいです!

サッシャ:
 ぜひ、亀田さんの目と耳で選んだ色んなアーティストのライブを
 会場で見ていただきたいと思います!

亀田:
 というわけで、今日は「TOKYO DESIGNERS WEEK」の会場から、
 伊藤祥平さんを迎えてお送りしました!
 どうもありがとうございました!

KAMEDA_ITO_SASCHA


Music STREET LIVE|TOKYO DESIGNERS WEEK 2013

伊藤祥平 オフィシャルサイト


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【〜レコーディング・ライブ・プロジェクト〜第二章!】

亀田誠治、JUJUによる
「J-WAVE ”25 MAGIC” ウィンターキャンペーンソング
 〜レコーディング・ライブ・プロジェクト〜」。

10月26日にTDWの会場で行った公開レコーディングは無事大成功!
そして、このプロジェクトは次のフェーズへ突入です。
完成した楽曲のリスニングパーティが、11月22日(金)J-WAVEで行われます!
参加するためのファンディングを現在募集中!

詳細・参加方法はこちら!
J-CROWD MUSIC|J-WAVE ”25 MAGIC” ウィンターキャンペーンソング〜レコーディング・ライブ・プロジェクト〜

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STAFF| 21:40 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年10月24日

WELCOME!ポール〜flumpool(山村隆太さん、阪井一生さん)とスタジオセッション!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組…なんですが!

今週はスペシャル企画でお送りします!ということで…

第309回目のテーマは…

WELCOME!ポール
〜flumpool(山村隆太さん、阪井一生さん)とスタジオセッション!

今週、「BEAT PLANET」では、
「ポール・マッカートニーがやってくる!ヤーヤーヤー」と題して、
ニューアルバムのリリース、そして来月ジャパンツアーを行う
ポール・マッカートニーの音楽の世界をたっぷり楽しんでいます。

そこで、今週の「FM KAMEDA」では、
日替わりでアーティストをゲストに迎え、
僕と一緒にポールの曲をカバーすることで、
改めて、ポール・マッカートニーの音楽家としての偉大さを感じてみよう!
という企画をやります。

そして、最終日の今日、スタジオライブのパートナーに迎えたのは…

flumpoolの山村隆太さん、阪井一生さん!

亀田:
 いらっしゃいませー!

山村:
 ヤバイ!最終日って聞いてないですよ僕ら!!

亀田:
 最終日ですよ!グランドフィナーレやで!!

山村:
 めちゃくちゃすごいセッションをするって聞いてたんで
 楽しみにしてたんですけど…超プレッシャーです…。

亀田:
 まぁまぁまぁ、セッションのコトは置いといてさ!

山村:
 え、セッション置いておくんや!(笑)

亀田:
 セッションは祭りだから!
 まず、flumpoolのみんなが、どんな形でポール・マッカートニーの音楽を
 知ったかっていうのを知りたいんですよね。
 教えていただけると嬉しいなぁ。

山村:
 ん〜、それこそ、教科書ですよ。

阪井:
 僕もそうですね。音楽の授業の教科書です。

亀田:
 えぇ!?学校の音楽の教科書に!?

阪井:
 小学生の…、それこそ(山村さんと)同じ小学校だったんで、
 一緒に習ってるんですけど。

亀田:
 その時は、教科書には何が載ってたの?

山村:
 「Hey Jude」とか「Yesterday」。

亀田:
 その2曲は載ってる!?

阪井:
 載ってますね。それをみんなで歌ってたりしてたよね。

山村:
 だから僕らは、ビートルズには<レノン・マッカートニー>という人が
 いるんだと思ってました。

亀田:
 (笑)レノン・マッカートニーさんがビートルズだと思ってた!?

山村:
 「あっ、そうなんだ」ってずっと思ってました。(笑)

亀田:
 で、授業で歌って、そこから先は興味を持ってCDを手にとった?

山村:
 ベースの尼川元気の両親がとってもビートルズのファンで、
 元気もすごく詳しかったので、
 「ビートルズのアルバム貸してよ」って言って借りたのが
 『Let It Be』だったんですけど。
 だからもう、元気に感謝してるのはそれくらいかなと。

阪井:
 もっとあるやろー、感謝してることは!

亀田:
 (笑)でも元気くん、この番組に出てもらったことあるけど、
 ビートルズの“ビ”の字もなかったよ。ポールの“ポ”の字もなかったけど。

山村:
 あいつ、ゲストで出たときは恐縮しまくって何一つ喋れなかったって
 言ってました。(笑)

亀田:
 (笑)ということは、中学生くらいの時に原体験を持ったってことなんだね。
 その時は何かの曲をコピーしたり、
 自分たちの創作のヒントになったりしたんですか?

山村:
 当時はそんなことなくて、実際、バンドとしてしっかり聴いたのは
 上京してからくらいなので、最近といえば最近なんですよね。

亀田:
 ほ〜。でも、最近聴くとまた発見があるでしょ?

山村:
 僕は上京してから初めての一人暮らしで
 「ちゃんと音楽でご飯食べていけるのか」すごく不安だった時期に、
 「Can't Buy Me Love」を聴いて…。
 あのコーラスワークというか、声に、
 「生きていて良かった!!」って思えたんですよ。
 だから、僕もこんな音楽を作りたいなと思って、
 デビュー前、上京してからの時期は頑張っていました。
 本当にビートルズに支えられてここまでこれたなって思いますね。

亀田:
 笑わないで聞いて欲しいんですけど、僕も同じで、
 自分の音楽家としての歩みの中で、ずっとビートルズの存在があるの。
 「こんな音楽を作りたい」とか、わからないときにビートルズに立ち返ると
 すごいヒントがあって、「やっぱりメロディーが良ければいいんだ!」とか、
 一方では「コンプレッサーをもっと深くかけたいな!」とか。
 いろんな発見があって。
 10代から今まで聴いてきているけれど、毎回、自分の世代の中で
 ビートルズから教えられるものがあって。
 多分これはみんなも共通していることなんじゃないかなと思うんですよね。

山村:
 普遍的な音楽ってあるんだなと思っていて、
 それこそ、世界中の人が「ビートルズの音楽の良さ」っていうのを
 研究していると思うんですけど、僕らがまだまだ自分たちの音楽…
 ビートルズの音楽は芯の部分、
 音楽の楽しさだったりを教えてくれる音楽なので、
 僕らも原点にしたいなっていうのはありますね。

亀田:
 その中で、ポール・マッカートニーの印象はどうだった?

山村:
 僕は「Hey Jude」とか「Yesterday」で入ってるので…。

亀田:
 ポール派なんだね。

山村:
 そうですね、メロディーとしては。
 ジョンの魂のこもった歌声にも憧れてボーカルやってるんですけど、
 ポールのメロディーセンスとか、突き抜けるようなハイトーンとか。
 しかも未だにライブとかやっていて、格好良いじゃないですか。

亀田:
 全然衰えてないよ。夏にアメリカにツアーを観に行ったんだけど、
 全然衰えてなくて。
 11月に日本で聴けると思うと…本当にすごいよ、きっと。

山村:
 僕もDVD観たりしていて思ったんですけど、本当に格好良い。
 あんな大人になりたいな、と。

亀田:
 音楽も世代を超えているけど、ポール自身も世代や時代を超えて
 生きているっていう。
 音楽の世界遺産みたいな感じがするよね。
 じゃあ今日は…
 僕たちはポールから意志を受け継いで、セッションしようじゃありませんか!

阪井:
 ええっ!!?

亀田:
 いやいや、知ってたやろ!(笑)

M. All My Loving / The Beatles (山村隆太/阪井一生×亀田誠治によるカバー)

With the Beatles - The Beatles

* - * - * - * - * - * - *

そして3人のセッションがスタート!
Vo.山村隆太 / Gt.阪井一生 / B.亀田誠治
で「All My Loving」をお届けしました♪

* - * - * - * - * - * - *

亀田:
 ベースがデリケートなのでスタンドに立てられない…!
 これね、ポールに憧れて奥さんに怒られながら買っちゃった♪
 ※下の写真で亀田さんが持っているベースです

亀田:
 いやー、楽しいですね!

阪井:
 1分や2分でこんなに汗かいたの初めてかも知れません。(笑)

亀田:
 (笑)曲やってみてどうだった?

阪井:
 勉強になるな、自分たちの曲にも活かせるなって思いました。

亀田:
 また2人がハモった瞬間が気持ち良いね…。
 レノン・マッカートニー、見えちゃった…。

山村・阪井:
 怖い怖い怖い怖い!!!

亀田:
 (笑)本当に楽しかった!またやろうね!!

山村・阪井:
 ぜひぜひ!よろしくお願いしまーす!!

flumpool_KAMEDA


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
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STAFF| 21:44 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年10月23日

WELCOME!ポール〜さかいゆうさんとスタジオセッション!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組…なんですが!

今週はスペシャル企画でお送りします!ということで…

第308回目のテーマは…

WELCOME!ポール
〜さかいゆうさんとスタジオセッション!

今週、「BEAT PLANET」では、
「ポール・マッカートニーがやってくる!ヤーヤーヤー」と題して、
ニューアルバムのリリース、そして来月ジャパンツアーを行う
ポール・マッカートニーの音楽の世界をたっぷり楽しんでいます。

そこで、今週の「FM KAMEDA」では、
日替わりでアーティストをゲストに迎え、
僕と一緒にポールの曲をカバーすることで、
改めて、ポール・マッカートニーの音楽家としての偉大さを感じてみよう!
という企画をやります。

さあ、今日、スタジオライブのパートナーに迎えたのは…

さかいゆうさん!

さかい:
 さーかいゆーでーす!!!!よろしくお願いします!

亀田:
 ゆうくん、ポール来ますよ!

さかい:
 ポール来ちゃいますか!!!…ホントに?

亀田:
 ホントに来ますよ!!

さかい:
 (笑)そうですよね!

亀田:
 ゆうくんはポールの存在、ビートルズの存在を意識し出したのは
 いつ頃から?

さかい:
 存在はもちろん幼い時から知ってますよ。
 アルバムも、ブートレグ以外は全部持ってます。

亀田:
 「小さい時から意識している」っていうのはどういう感じ?
 年が離れたおっさんミュージシャンって感じ?

さかい:
 「ミュージシャン」としてではなく、「曲」?
 「HELP !」は「助けて!」っていう曲でしょ?とか。
 曲とか音は、時代背景とか超えちゃうんで。
 僕ら何も知識もないのに、そのメロディーを口ずさんでましたね。
 ビートルズかどうかはわからなかったのかもしれないですけど。

亀田:
 曲ありきってことなんだねー。
 ポールの曲には“特別なマジック”を感じる?

さかい:
 なんだろ…、“丸・甘・太い”けどちょっと刺激的ですよね。

亀田:
 ちょっと待てよ!?(笑)「四角くって食べやすい」みたいじゃない!?大丈夫?

さかい:
 でも、エッジがあって!
 ジョンがギザギザだとすると、ポールは丸くて甘くて、太いんだけど、
 もっと奥に流れているものが…。
 まぁ大人になってから感じることですけどね。

亀田:
 でも、わかるかなぁ。
 ポールの歌声には気品もあるけど、一度シャウトすると
 もうロックンロール野郎になるじゃないですか。
 そういう格好良さだね。

さかい:
 それをずっと忘れてないような感じしますね。

亀田:
 ポールのメロディーは?

さかい:
 美しいですよね。
 美しいけど裏に「ナメんじゃねぇ」っていう勢いがあるように感じるんですよね。

亀田:
 (笑)一筋縄ではいかない。

さかい:
 バラードでも、ビートをつけたらロックになりそうな。
 曲が強いですよね。アレンジとしてバラードとしてやっているだけで。

亀田:
 僕はポールのメロディーは、10年単位の時代を矢のように突き抜けてね、
 どこまでもその矢が飛んで行くようなイメージがありますね。
 しなりながら飛んで行くようなね。

さかい:
 多分僕らがいなくなって、50年、100年経っても、
 僕らがドビュッシーやバッハを聞くように、
 スタンダードとしてポールの曲を聞いているような気がしますけどね。

亀田:
 ビートルズってある意味、UKを代表するアーティストで、
 ポールはそこから飛び出して、
 今や世界的アーティストとして何十年も君臨してますけど。
 ゆうくんもイギリスでライヴをやったとか?

さかい:
 そうですね。僕は来るものは拒まずですから。
 呼ばれたらどこにでも(笑)。それで呼んでいただいて。

亀田:
 そういう所にいくとやっぱりビートルズ気質が出ちゃいます?

さかい:
 あれ歌いました!「Across The Universe」。

亀田:
 それはジョン・レノンの曲って言われてるね。

さかい:
 ということみたいですね。でも、すごい良いメロディーで大好きな曲です。

亀田:
 そんなゆうくんと一緒に、ポールが作ったとされる名曲を
 今からカバーしようと思うんですけれども。

さかい:
 でも、注目すべきは我々、初セッションなんですよね。
 男同士なんですけど、『初キス』ですからね!

亀田:
 初めてのチュウなんで、ゆうくんの声にはエフェクトかけといてくださいね。

さかい:
 (笑)

亀田:
 じゃあやってみましょうか。

さかい:
 ベースが後ろにありますよ?

亀田:
 あぁ!忘れてた!完全に進行役に徹してた!!

さかい:
 今から演る曲…、ベタ中のベタだけど、
 ポールの曲、「Yesterday」なのかな。ポールと比べないでくださいね?

M. Yesterday / The Beatles (さかいゆう×亀田誠治によるカバー)

Help - The Beatles

* - * - * - * - * - * - *

なんと今回が二人の初めてのセッション!
Vo.Key.さかいゆう / B.亀田誠治
で「Yesterday」をカバー♪

* - * - * - * - * - * - *

さかい:
 歌ってて泣きそうになった…。

亀田:
 俺も泣きそうになった…実はちょっと泣いてる…。

さかい:
 どんだけ感受性豊かなんですか!(笑)

亀田:
 「ポールの曲は10年単位で時代を飛び越える」って言ったけど、
 実際演奏してみると、聞いている時以上に深い深い物を感じるんだよね…。

さかい:
 曲が語ってくるんですよね。

亀田:
 ね…、てかしっかりしろ、俺。大丈夫か?(笑)
 でも、ポールが書いて、ビートルズが残したこの曲を、
 若い世代の人たちにも伝えたくて。
 ビートルズをリアルタイムで聞いていた先輩たちにも、
 若いミュージシャンもビートルズの曲を愛しているんだっていうことを
 知ってもらえると嬉しいなと思います。
 ということで、今日はさかいゆうくんをお呼びしました!

さかい:
 光栄です!ありがとうございました!

SAKAIYU_KAMEDA


明日は、flumpoolが登場です!
WELCOME!ポール企画最終日!どんなセッションになるのでしょうか!?

明日もお楽しみに!


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STAFF| 19:58 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年10月22日

WELCOME!ポール〜土岐麻子さんとスタジオセッション!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組…なんですが!

今週はスペシャル企画でお送りします!ということで…

第307回目のテーマは…

WELCOME!ポール
〜土岐麻子さんとスタジオセッション!

今週、「BEAT PLANET」では、
「ポール・マッカートニーがやってくる!ヤーヤーヤー」と題して、
ニューアルバムのリリース、そして来月ジャパンツアーを行う
ポール・マッカートニーの音楽の世界をたっぷり楽しんでいます。

そこで、今週の「FM KAMEDA」では、
日替わりでアーティストをゲストに迎え、
僕と一緒にポールの曲をカバーすることで、
改めて、ポール・マッカートニーの音楽家としての偉大さを感じてみよう!
という企画をやります。

さあ、今日、スタジオライブのパートナーに迎えたのは…

土岐麻子さん!

そして、昨日も登場してくれた和田唱さんが
ギタリストとして再びやってきてくれました!

和田:
 (土岐さんとは)小学校の同級生ということで、
 これに免じて許してください(笑)。

亀田:
 ということで、唱くんには昨日たっぷりお話を伺ったので、
 今日は土岐さんにポールとの出会い、
 ビートルズとの出会いを聞いていきたいと思います。

土岐:
 ビートルズと出会ったのは、少し遅くて22歳くらいでしたね。
 当時、バンドCymbalsをやっていた時にタクシーに乗っていたら
 「Taxman」がかかっていて、
 「誰?これ?新人ですか?」って言っちゃって…。
 この話をビートルズ・フリークの方にすると嫌われるんですけど、
 そっからどっぷりで、ヒストリー本まで買う始末…。
 でもその時、なぜ新人って思ったのかわからないんですけどね。

亀田:
 そこがポイントだね!

土岐:
 MIXも素晴らしいし…。

和田:
 『Revolver』のMIXってリバーブがなくって、今っぽいんだよ。

亀田:
 22歳頃の、土岐ちゃんが音楽を志していた頃の
 背中を押してくれるものだったかもね。

土岐:
 そうですね、その後、1年半くらい、
 ビートルズばっかり聞いていた時があったので…。

亀田:
 メロディーも良くて、色んなところが素晴らしくて、
 でも革新的なところが見い出せるってところが、
 多感な時期にビートルズやポールの曲を聞くと、
 そりゃ最高のサプリメントになるんじゃないの!?

和田:
 うらやましいかも!

土岐:
 同時にドーンともきましたね。
 こんなことやられちゃったら他にやることないねって(笑)。

亀田:
 なるほど!鼻をへし折られたみたいな!?

土岐:
 そう!
 昔のバンドで「当時新しかった」みたいな注釈がついたりすること多いですよね。
 でもビートルズは当時も新しいけど、今もそれが褪せずに、
 初めて聞く人にとっては新しく感じるっていうのが脅威だな、と思いまして…。
 魔力っていうか…。

亀田:
 そうだね。
 で、その後は、カバーしたりとか…?

土岐:
 JAZZのスタンダードのアルバムを出した時に「ノルウェイの森」をカバーしたり…
 でもポールの曲を歌ったことはなかったんですよ。

和田:
 そうだよね、いつもジョン・レノンの曲だもんね。

亀田:
 なんでだろう!?

土岐:
 JAZZに変換する時に意外性のある曲を…と思うと、ロックな感じの曲のほうが…。

亀田:
 ポールの方が、ポピュラースタンダード感が強いから、
 変換した時の驚きがジョンの方があるのかな。
 いやぁ、為になるなぁ!!!
 これ、すごい!「FM KAMEDA」今日いい感じ!
 では、今日はそんな土岐麻子ちゃんが選んだポールの曲…
 初めてのポールのカバーだね!

土岐:
 そうですね!和田くんとも電話で話しまして…。

和田:
 最初、王道の「The Long And Winding Road」とかの方が
 土岐さんのイメージなのかなぁって思ったんですが、
 土岐さんが、
 ポールが作るミュージカル風な、ちょっと展開がある曲が好きだって言って…。

土岐:
 そう、ちょっと展開があるような…。

和田:
 そこは落とし穴だったっていうか、それこそ土岐さんにぴったりじゃんって。
 「Your Mother Should Know」とか「When I'm Sixty-Four」とか…。

亀田:
 いいね!いいね!

和田:
 で、選んだんですが、その手の曲の中では僕も一番好きな曲なんです。
 では土岐さん、発表してください。

土岐:
 「Honey Pie」。

M. Honey Pie / The Beatles (土岐麻子×和田唱×亀田誠治によるカバー)

The Beatles - The Beatles

* - * - * - * - * - * - *

土岐さんにとって初めてのポール・カバーとなった「Honey Pie」を
Vo.土岐麻子 / G.和田唱(TRICERATOPS) / B.亀田誠治
でセッション♪

* - * - * - * - * - * - *

和田:
 これはジョンの曲みたいに変換する必要がないっていうか、
 もともとこういう曲じゃん!
 だから、ライブでやればいいじゃん!すごいぴったり!

土岐:
 そうだね。

亀田:
 僕たち呼んでくだされば…。

和田:
 ね!「Honey Pie」用のミュージシャンとして(笑)。

土岐:
 ホントに!?言いましたね!!!(笑)

亀田:
 いやぁ、おもしろいな。
 22の時にビートルズに出会って、
 その時に「新人!?」って言って…それもどうかと思うけど(笑)、
 この昇華っぷりがすごい!
 人にしみ込んで行くってことですね。

土岐:
 メロディーの懐が深いですね。
 色んな人が歌えるメロディーなんだなと思いました。

亀田:
 なるほどね、それがポールの楽曲が愛される理由なのかもね。

TOKI_WADA_KAMEDA


明日は、さかいゆうさんが登場です!
ピアノとベースのカバーセッション!どんな感じになるのでしょうか!?

明日もお楽しみに!


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 14:07 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年10月21日

WELCOME!ポール〜TRICERATOPSの和田唱さんとスタジオセッション!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組…なんですが!

今週はスペシャル企画でお送りします!ということで…

第306回目のテーマは…

WELCOME!ポール
〜TRICERATOPSの和田唱さんとスタジオセッション!

今週、「BEAT PLANET」では、
「ポール・マッカートニーがやってくる!ヤーヤーヤー」と題して、
ニューアルバムのリリース、そして来月ジャパンツアーを行う
ポール・マッカートニーの音楽の世界をたっぷり楽しんでいます。

そこで、今週の「FM KAMEDA」では、
日替わりでアーティストをゲストに迎え、
僕と一緒にポールの曲をカバーすることで、
改めて、ポール・マッカートニーの音楽家としての偉大さを感じてみよう!
という企画をやります。

さあ、初日の今日、スタジオライブのパートナーに迎えたのは…

TRICERATOPSの和田唱さん!

亀田:
 初日を飾るのは和田くんが良いのでは…と!
 ビートルズとマイケルを語らせたら、右に出る人はいないだろうと!

和田:
 光栄です。ありがとうございます。

亀田:
 和田くんが最初にポールの存在を知ったのはいつ??

和田:
 一番最初はマイケル・ジャクソンですね。

亀田:
 もしかして、『Thriller』??

和田:
 そうです、『Thriller』を聴いていたのが小学生の時なんですけど、
 3曲目の「The Girl Is Mine」という曲で…
 何か知らないおじさんとデュエットしていて(笑)。
 マイケルが聴きたいのに、何で知らないおじさんとのデュエットを
 聴かなければいけないんだ!って、嫌で飛ばしてました(笑)。

亀田:
 あはは!!

和田:
 それで、その後、そのおじさんがビートルズのメンバーだと知ったきっかけも、
 やはりマイケルで…。
 マイケルの『ムーンウォーカー』という映画が
 日本で1988年に公開されたんですけど。
 ラストシーンでビートルズのカバーの「Come Together」流れるんですよ。
 ビートルズを知らないので、マイケルの新曲だと思っていて…。

亀田:
 その頃、唱くんは何歳?

和田:
 中学1年生になったばっかりの頃。
 ビートルズって名前はよく聞くので、何となく知ってたけど、
 曲までは知らなかったんで。
 で、『マイケルがカバーするんだから、ビートルズは凄いに違いない!』って
 ビートルズを調べ出すんですよ。
 そしたら、ジョン・レノンというメンバーがいるらしい…
 そして、ポール・マッ…ポ、ポール・マッカートニー!?
 あの「The Girl Is Mine」のおじさんじゃねーか!!(笑)

亀田:
 俺が飛ばしてた曲のおじさんだ!!(笑)

和田:
 ポールごめんなさい!そこから、急に有り難みが変わってしまって(笑)。
 そこから、中学時代はおこずかいでアルバムを集める日々ですよ。
 そんな中、ポールの来日1990年。

亀田:
 観たの!?

和田:
 はい、観ました。
 だから、ポールを知ってからライブを観るまで凄く早かったんですよ。
 だからラッキーな世代ですよ。
 だって、昔ながらのファンは散々裏切られてるじゃないですか?
 1975年は急にキャンセルで、1980年は空港で捕まって…。

亀田:
 そうそう!!僕なんかはそういう世代ですよ。
 1990年も観れなかったから、初めて観たのは今年の7月。
 アメリカでのライブだもん。これは来日の前に観ておかなければと…。

和田:
 そうなんですね!だから、とにかくもう、親戚のおじさんの様に
 ずーっと勝手に側にいてもらってます!

亀田:
 TRICERATOPSやってゆく上で、ポールからの影響が糧になったことって
 ある?

和田:
 “変わった事”をやろうとした時に全員が全員、『やろうよ!』って言えること。
 どうしても『それは難しいんじゃない?』ってなるじゃないですか。
 ビートルズのチームって、プロデューサーのジョージ・マーティンも含めて、
 『面白いね。やってみよう』って、なれる集団だったらしいんですよ。

亀田:
 スタジオで起きるあらゆる出来事を全部プラスにしてゆくよね。

和田:
 そう!
 例えば、『ラバー・ソウル』のジャケットのあの写真もハプニングからで…、
 たまたま、ビューンって伸びてしまったらしいんですけど。
 それを『カッコいい!これを使おう』って…、そういう人達なんですよ。

亀田:
 その精神って全部、音に出てるよね!

* - * - * - * - * - * - *

和田さんと亀田さんはもちろん昔から面識があるけど、
この日が初セッションです。
和田さんが選んだ曲は「Silly Love Songs(心のラヴ・ソング)」。

* - * - * - * - * - * - *

亀田:
 僕、この曲大好きだった、リアルタイムで聴いてたよ。
 この曲がラジオでかかりまくってたなあ。

和田:
 あ〜、いいな…羨ましいなあ!

M. Silly Love Songs / Wings (和田唱×亀田誠治によるカバー)

Wings at the Speed of Sound - Wings

* - * - * - * - * - * - *

和田さんがアコースティックギター、ボーカル。
亀田さんがエレキベースを手に取り、そして途中コーラスを入れ、
演奏しました♪
何を隠そう、亀田さんが使っていた楽器は、
この頃のポールの愛用していた楽器「リッケンバッカー」!しかも色も一緒!

* - * - * - * - * - * - *

亀田:
 ほんとにこの曲大好きで、コンサートのサウンドチェックで
 このフレーズ弾くんだよ!
 これを弾くだけで、その日の気分が上がるの。

和田:
 そういうリフですよね。ポールらしいポップな。

亀田:
 そう!何か自分がこういうリフのおかげで出来てるって思える、
 僕にとっての『お守り』だよ!『お守り』!!

和田:
 ポールの良いところが全部つまってるというか、とにかく明るい!

亀田:
 そう、明るいんだよね。

和田:
 この頃、ポールは『ポップなラブソングばかり書いて…』と
 バカにされていた時期なんですよ。
 それを『ラブソングばかり作って何が悪い!』と
 その時、居直って作ったのがこの曲。

亀田:
 ポールはずっと『ポップでどこが悪い!』って胸を張ってやってきたもんね!

和田:
 そういうポールが大好きなんです。
 より多くの人に喜んで欲しいと思うような人なんでしょうね。

亀田:
 生粋のエンターテイナーだよね!

和田:
 音楽大好き!って全身からみなぎっているし、
 あとやっぱりカッコいいんですよ。
 スター性もハンパないし。
 それに、ニューアルバム聴きました?
 71歳で作るサウンドじゃないですよね。

亀田:
 僕らも見習わないといけないね。
 教科書だよ、教科書!!

WADA_KAMEDA


明日は、土岐麻子さんが登場!
和田唱さんも再び、ギタリストとして登場してくれます。

明日もお楽しみに!


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STAFF| 22:58 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年10月17日

マイ・ネーム・イズ…エミネム!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第305回目のテーマは…

マイ・ネーム・イズ…エミネム!

BGM: Lose Yourself / Eminem

今日はラッパー、エミネムの魅力について掘り下げていきます。

さっそく聞こえてきたこの曲「Lose Yourself」。
2002年、エミネムが主演した彼の半自伝的映画『8マイル』、
その主題歌になっていました。
この映画、僕も観ましたよ。
ていうか、DVDも買いました。
時代の持つ渦のようなものにあふれていましたね。
エミネム以前とエミネム以降で、何かが確実に変わった!
そんなことをアピールさせるに十分に衝撃的な映画でした。

貧しいトレーラーハウスで暮らす主人公(エミネム)がラップで成功し、
貧困や犯罪のない、8マイルロードの向こう側に行こうと夢を持つ…。

まだ観てない方は、ぜひ観てほしい作品ですが、
そこには、当時のアメリカが抱えた問題も数多く描かれていました。
犯罪、失業、貧富の差、白人・黒人間の問題…。

これらは、ラッパー「エミネム」を構成する、
とても重要なファクターになっています。

BGM: My Name Is / Eminem

エミネムは1972年生まれ。
12歳までカンザス・シティとデトロイトを、母親と2、3ヶ月ごとに転々とし、
友達もできず、いじめや自殺未遂など、
トラブルの絶えない幼少期を過ごします。

そんなエミネムにとっての幼少期、
唯一の安らぎとなってくれたのが「ラップ」だったと本人が明かしています。
やった!これが音楽の力ですね。
迷える思春期を導く音楽のパワー。
それがエミネムにとっては、ラップだったというわけです。

当時の環境、リアルな実体験、
これらの経験が後に、過激に響くリリックの基盤になっていきます。

そして、エミネムは、
14歳頃からMCとして活動を開始します。
しかし、数々のMCバトルコンテストに挑戦するも、
黒人がメインのヒップホープシーン、なかなか目が出ませんでした。
『8マイル』の中にも、こういうシーンが出てきますね。
実社会では白人優勢なのが、このラップの世界では黒人が優勢、
という逆転の構図が浸透していました。
この、動かしようのない社会構造の中で、
エミネムは「なにくそ」と立ち上がっていきます。
そう!下克上を起こすのです!

BGM: The Real Slim Shady / Eminem

そして、レコード会社に数々のデモテープを送る中、
1997年、自主制作テープが注目され、ラジオ番組に出演してラップを披露。
そのラップを聞いたヒップホップ界の大物プロデューサー、
ドクター・ドレー
(スヌープ・ドッグや2PACをヒットに導いたヒップホップ界のドン。
トッププロデューサーです!)
の目に留まり、一気にスターダムへとのし上がっていきます。

ドレーはそのラップを初めて聞いた時、
エミネムのことを普通に黒人だと思い込んでいたそう。

そう、ここがポイント!
アメリカはラジオ文化が根強く残っています。
僕を含め、エミネムがシーンに登場した時、
ラジオ越しに、誰もが彼を黒人だと思っていたんです。
完璧なフロー(乗せ方)とライム(韻)。
白人であることが想像できなかったんですね。
彼が白人だと知って、多くの黒人ヒップホップ好きも
度肝を抜かれたそうです。

1999年のメジャーデビュー作『The Slim Shady LP』は、
全世界で600万枚を超え、グラミー賞も受賞。
逆境から、しかも白人ラッパーが、
黒人中心のヒップホップシーン、
さらには、全世界の音楽シーンで注目されるまでに至った理由は
一体どこにあるのでしょうか?

お答えしましょう!

≪独特の声質≫

エミネムの声、特徴ありますよね。
一聴したらすぐ分かる独特の声質にあるんです。
それは、中域によった声質。これにつきます。
これ、僕がいつも言うところの、
「築地声」!「居酒屋声」!「ガソリンスタンド声」!
中域に声の成分がよることで、レンジが狭くなる分、
他の音に混じらず、ノイズや楽器を飛び越えて、
聞く人の耳に入ってくるんですね。

これね、日本のヒップホップも同じよ。
ライムスターのMummy-D、そしてKREVAを聞いてみると…
ほら!彼らの中域声、この「築地声」っぷり!ね?

≪超絶の高速ラップとスキル≫

現場のコンテストの叩き上げで養ったセンスが土台となっている、
負けてたまるか!の精神ですね。
これが、リアリティを生むんです。
人間が持つ憂鬱や不満、
それを、問題を抱えている側(つまり社会的に弱い方の立場)
に立ってラップしているのですが、
本当に、ラップに圧倒的なスキルがあるから、
生きていくための武器があるから、
「負け犬の遠吠え」にならないんですね。
エミネムは、強い犬が吠えている。
だからエミネムの作品は、登場から10年以上経った今でも、
威力があるし、新作にもパワーがあるんですね。

そして、これは、
実力さえあれば夢が叶う!人種間をも越えられる!という、
黒人と白人の確執をはらむ、「アメリカンドリーム」の21世紀型を
身をもって証明してみせたとも言えますね!

さあ、今日聞くのは、エミネムの2010年のヒット。
フォーキーなアコースティックなサウンドに乗せてラップをするエミネムが新鮮!
しかも、フィーチャリングボーカルはR&Bの女王、リアーナ。
この異種格闘の「普通じゃない」感じがたまらない!

M. Love The Way You Lie / Eminem feat. Rihanna

Love The Way You Lie - Eminem

アルバムトータルセールス1億枚!
史上最も売れたラッパーである「エミネム」。
そんな彼は、今日10月17日、41歳の誕生日を迎えました。
おめでとうございます!

BGM: Berzerk / Eminem

そして、今年の11月にニューアルバムをリリースします!
2000年に発表したアルバム、
彼の本名を冠した『The Marshall Mathers LP』の続編を意味する
『The Marshall Mathers LP2』とタイトルがついています。
そこからのシングル「Berzerk」が只今ヒット中。
エグゼクティブ・プロデューサーにはドクター・ドレー、
さらに大御所リック・ルービンも参加。
今度は、どんな問題をリリックにして問いかけてくるのか!?
どんな異種格闘のサウンドが飛び出してくるのか!?
本当に楽しみです!


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
来週は…
来日間近!ポール・マッカートニーの音楽を生演奏で楽しむ一週間!
毎日素敵なゲストをお迎えして、
ポールの音楽を一緒にセッションしちゃいますよ!
ゲストは、和田唱くん、土岐麻子ちゃん、さかいゆうくん、flumpoolです。
お楽しみに!


そして、皆さん!
「J-WAVE“25 MAGIC”WINTER CAMPAIGNE SONG〜RECORDING LIVE PROJECT〜」
はもうチェックしていただけましたでしょうか?
曲作りからレコーディングまで、楽曲制作におけるすべての過程を公開。
ひとつの曲ができ上がる過程を、皆さんとシェアしていく企画です。
音楽制作、プロデュースにおける様々なテクニックを惜しみなく披露し、
楽曲ができ上がっていく過程を生で見られるという、
超豪華なワークショップイベントが、
10月26日、TOKYO DESIGNERS WEEKの会場で実現します。
ぜひ、「J-CROWD MUSIC」から参加してください!
僕の秘伝のタレ、出しちゃおうかな!?


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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 15:49 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年10月16日

【スペシャル企画】10月21〜24日は「WELCOME!ポール」

Welcome Paul

10月15日〜24日のBEAT PLANETでは、ポール・マッカートニー新作『NEW』発売&来日公演にちなんで、“ポールの音楽の世界”を楽しむ企画をたくさんご用意します。

それにあわせて、この「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」もスペシャル!10月21〜24日は「WELCOME!ポール」と題して、亀田誠治が日替わりゲストとともに「ポールの曲をカバーするスタジオライブ」を実施!TRICERATOPSの和田唱さん、土岐麻子さん、さかいゆうさん、そしてflumpoolという豪華ラインナップ!

果たして、ポールのどの曲がどのようにカバーされるのか!?どうぞ、お聴き逃しなく!

STAFF| 22:58 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年10月16日

ハッピー・バースデー!フリー!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第304回目のテーマは…

ハッピー・バースデー!フリー!

今日、10月16日は、
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、オリジナルメンバーの一人、
ベーシスト、フリーの51歳の誕生日なんですね!
おめでとうございます!

「フリー」ことマイケル・バルザリーは、
1962年、オーストラリアのメルボルン生まれ!
4歳でアメリカへ移住。
ロスの名門高校フェアファックスに進学し、
そこでアンソニー・キーディスと出会います。
運命の出会いですね!
グランド・ファンク・レイルロードやキッスのファンだったという彼らは、
すぐに親友になり、卒業後にバンドを作ります。

こうして、レッド・ホット・チリ・ペッパーズが誕生しました。

そして1984年、
彼らはデビュー・アルバム『Red Hot Chili Peppers』を発表します。
その後、新メンバーのジョン・フルシアンテとチャド・スミスを迎え、
1989年に4枚目のアルバム『Mother's Milk』で大ブレイク!
このアルバムがヒットし、彼らの名前は全米に知れ渡ります。

その後の彼らの快進撃はご存知の通り!

今やフリーは、レッチリだけでなく、
トム・ヨークや、ナイジェル・ゴドリッチらと組んだスーパーバンド、
Atoms For Peaceでも活躍していますね!

そんな御年51歳のフリー!
彼の魅力を改めて見つめてみると!

≪超絶べーステク!≫

言うまでもありません!
僕も大好き!フリーのベースはかっこいい!
そして、フリーの超絶テクには、数々のフリー伝説があるんですよ。
いくつかご紹介!

*左手の握力は一説では160ポンドあると言われている!

これ有名ですね。
1ポンドは450gだから、160×450=72000、つまり握力72kg!!
すげ〜!小さくても力持ち!プロレスラー並です!
ちなみに、ベーシスト亀田誠治の握力は42kgしかありません。
トホホ…亀田、頑張れー!

*独自のスラップ奏法で、ミクスチュアのベーススタイルを作り上げた!

フリーのスラップはね、
それまでのラリー・グラハムが生み出した、親指が上向きのスラップとは違って、
5本の指が下にダラリと垂れ下がったまま、親指を弦に叩き付けるの。
ベースの位置も低くてね。
ルーズで、こじんまりしてないの。
これがステージで見た目にかっこよくてね…。
キッズの憧れの的になったんです。

〜スタンダードな構え方〜

BEFORE_FLEA


〜フリーを真似た構え方(ストラップを長くして下で構える)〜

AFTER_FLEA

これって、あれね、
ギタリストやベーシストが、低い位置でベースを構えるとかっこいい!
と思われていた時代があったでしょ。
あれと同じ理屈ですね。

つまり、ロックにファンクとやんちゃ性を持ち込んだ、
ミクスチュアのベースのスタイルを作り上げたのがフリーなんです。
彼の激しいスラップは「フリー以前」「フリー以降」という表現がされるほど、
世界中の後続ベーシストたちに、計り知れない影響を与えました。
小さな白人が、ロックとファンクの境界線を破って、
ベースの表現の幅を広げたんですね。

もちろん、ジャコ・パストリアス、タワー・オブ・パワーのロコ・プレスティアなど、
ジャンルを越えクロスオーバーしていった先輩方もいらっしゃいます!
でも、フリーはラッキーだった。
時代が味方したんですね。
ロック、ファンク、ヒップホップ、あらゆるジャンルをミックスしていく
ミクスチュアのうねりの中で、
レッチリと共に、そのプレイと才能を開花させたんですね。


≪荒くれバンドの良心!≫

ほんまにそう思います。
レッチリは、もう放っておくと何をし出すかわからない!(笑)
ステージで飛び跳ね、楽器を叩き、マイクを壊し、
ましてや、ライブでの格好(ウッドストック'99では全裸でしたからね…)などから、
非常識でやんちゃ人間のように思われますが、
彼は、実は穏やかで紳士的な人。
僕はフリーのTwitterをフォローしていますが、
その発言は、スラングを使い、やんちゃぶってはいますが、
知性と洞察力、穏やかな愛にあふれています。

なんでも、ライブを途中で帰ろうとする他メンバーを説得するのもフリー。
レッチリは、数多くのメンバーが、ちょいワルどころか、すごワルなんですけど、
フリーは、その中でちゃんとバランスを保っているんですね。
いい人!

同じベーシストの僕から見ると、
案外ドタバタしちゃうレッチリのリズムを、常に安定したプレイで支えるのは、
フリーの役目なんですね。
ちょっと聞いてみましょうか!

BGM: Parallel Universe

フリーのベースが入ってくると安定するでしょ?
アゲアゲ曲では、相変わらず飛び跳ねていますが、
「Parallel Universe」などでは、
飛び跳ねもせず、銅像のようになってリズムを刻みます。
ベーシストならではの責任感にあふれた行動だと思います。

では、今日はそんなフリーの魅力満載のこの曲!
楽器屋に行くと、たくさんのキッズがこのベースのフレーズを弾いています!
アルバム『Mother's Milk』から!

M. Higher Ground / Red Hot Chili Peppers

Mother's Milk - Red Hot Chili Peppers

く〜っ、しびれますね!
バキバキのスラップベースにズクズクのギター!
時代のハートを掴んだんですね!

ちなみに僕は、LAに行った時に、
フリーとアンソニーが出会ったという、
フェアファックス高校の中に入ったことがあります。
芝生にバスケットコートなんてあって、
なんか、グリーとかに出てくる、
典型的なアメリカのハイスクールって感じなんですね。
ここからレッチリの歴史が始まったと思うと、超〜ムネアツでした!

音楽の奇跡や、運命の絆は、
意外と、こんな日常の風景から生まれるのかも!


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから「音楽に関するギモン」をお待ちしています。
今さら聞けない、あの有名なアーティストに関してでもOKですよ!
「音楽に関するギモン」は、この番組のサイトからお願いします。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
明日は、エミネムの魅力に迫ります!お楽しみに!


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STAFF| 14:05 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年10月15日

なんでも答えます、音楽のギモン!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第303回目のテーマは…

なんでも答えます、音楽のギモン!

はい、今日は、
普段皆さんからいただいている「音楽のギモン」にお答えしていきましょう。

それでは、さっそく!

●ラジオネーム:な

質問は「イントロの持つ力」です。
イントロだけで心が揺さぶられたり、魂が持って行かれたりの経験は
きっと誰でもあると思います。
ほんの数秒の音を聞いただけで、
これからどんな物語が始まるのだろう…と世界が広がっていきます。
私のイントロNO.1は、秦基博さんの「鱗」で、
特にライブでは何度聞いても鳥肌がたちます。

亀田さんがイントロを作る時の秘策は何ですか?
また、イントロなしでヴォーカル始まりの曲には理由があると思うので、
よかったら教えてください。

「イントロの持つ力」、
「イントロを作る時の秘策は何ですか?」
という質問。

僕もイントロにはめちゃくちゃこだわりますよ!
アレンジする時に一番力を入れる部分といっても過言ではありません。

イントロは曲の顔です。
人でいうところの第一印象なんです。
その曲に聞く人を一気に引き込んでいく大切なパートです。
第一印象がよければ、その人ともっと一緒にいたいと思いますよね。
ですから、僕がイントロを作る時は、
そこから始まるストーリーを、限りなく多くの人と共感できるような
イントロを目指します。
曲の中のメロディーをモチーフに使ったり、
その曲用にイントロ専用のメロディーを作ったり、
100曲の曲があったら、100通りの、いや、1000通りの、
いや、無限大のイントロが存在すると思います。
その中から、一番、その曲にフィットするイントロを選んであげる。

では、そんな僕の作った“名”イントロたちをちょっとフラッシュで紹介!

BGM:
 サクラ色〜瞳をとじて〜染まるよ〜本能〜〜魔法のコトバ〜サヨナラホームラン

はい。自画自賛もいいところですが…(笑)

その曲の「伝えたいこと」、
つまり、その曲が生まれ持っている本質が伝わるように、
場面設定してあげる。
例えば、ラブストーリーなのか、元気の出る応援歌なのか、
一瞬にしてイメージさせる、一番大切な場所です。
そんなことを様々な角度から検証して、
メロディーや楽器を選びます。

「イントロなしでヴォーカル始まりの曲には理由があると思うので
よかったら教えてください」ともおっしゃっていますね。

声は最大の、最強の楽器なんです。
下手にイントロをつけて場面を設定してあげるよりも、
イントロ無しで歌から始めて、
いきなり本音をさらけ出すほうが効果がある場合もあります。

このイントロ、どちらかというと、
洋楽よりも、J-POPのほうが力を入れているように思えます。

最近ではカーリー・レイ・ジェプセンの「コール・ミー・メイビー」なんて、
2小節のコードでイントロが鳴っているだけです。
ちょっと聞いてみましょう。

BGM: Call Me Maybe / Carly Rae Jepsen

ビートルズの「ヘイ・ジュード」にいたっては、
イントロすらありません。
これもちょっと聞いてみましょう。

BGM: Hey Jude / The Beatles

「キャッチーなメロディー、強いメッセージがあるならば、
別にイントロなんていらないじゃん!」
という考え方も、時には重要ですね。

さあ、今日聞いていただくのはこちら。
初めてJUJUをプロデュースした時の曲です。
ちなみにこの曲、初めはイントロがなかったんですよ。
僕がメロディーと歌詞を聞いて、心を込めて作った、特製イントロです!

M. やさしさで溢れるように / JUJU

やさしさで溢れるように - JUJU

いかがですか?
イントロから始まるストーリーがドラマチックに展開していく様子を、
皆さんも想像できたんじゃないですか?

このように、イントロって曲にとって本当に大事なパートなんですよ。
皆さんも音楽を聞く時、イントロに注目して聞いてみると楽しいかも!


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
ラジオの前のアナタから、「音楽に関するギモン」を引き続きお待ちしています。
どんなギモンでもOKですよ!
僕に聞きたいギモンは、この番組「BEHIND THE MELODY」のホームページから
送ってください!

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
明日はHAPPY BIRTHDAY FLEA!
レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシスト、
フリーについて深く深くお話します!


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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
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STAFF| 16:29 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年10月10日

生FM KAMEDA・特別講習!ギターメーカーの違いで音って変わるの?


こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

さて、第302回目のテーマは…

生FM KAMEDA・特別講習!ギターメーカーの違いで音って変わるの?

亀:いつもはひとりでお送りしているFM KAMEDAですが、
  今日はお茶の水にあるクロサワ楽器店G-CLUB TOKYOからの公開生放送!
  ということで、サッシャと一緒にお届けしていきたいと思います。

サ:よろしくお願いします!
  先日、ギブソンのサイトが
  「80年代のベストギターリフTOP10」を発表したんですが、
  1位はAC/DCの「Back In Black」!
  ガンズの「Sweet Child O’ Mine」やストーンズの「Start Me Up」などなど
  ホントに名リフばかりがTOP10入りしていて、
  思わず弾きたくなるんですが…(弾けなくてもエアギターしたくなる!)
  楽器屋さんで試奏する人たちって…なんか決まったフレーズを
  弾きがちですよね?

亀:定番曲っていうのがあって、
  映画『ウェインズ・ワールド』で「No Stairway To Heaven」
  =(レッド・ツェッペリンの)「天国への階段」弾くなっていう
  張り紙のシーンがあるくらい、
  みんなこれ、これ見よがしに酔いしれて弾くんですよ。
  あと、ボクらの時代はディープ・パープルの「Highway Star」とか、
  「Smoke On The Water」もかなり危ない(笑)

  Kameda_airguitar

  ベースだとここ10年くらいはレッチリのフリーのフレーズとか
  よく聞きますね。
  (僕はコピーは苦手派なので弾けないんですけど…)

  ちなみに、普段は僕、オーラが全く無いので、
  数年前まで、楽器屋に来ると「ねぇねぇ、バンドやってるの?」とか、
  「布袋モデル弾いてみる?」とか声かけられてました(場内爆笑)。
  布袋さんぐらいにならなきゃだめなんだなあ、と(笑)。

サ:(笑)
  さて、ギターのメーカーによって音って変わったりするんですか?
 
亀:変わりますね、これは。
  それぞれの楽器、メーカー、それぞれに音がある、という感じです。
  ちょっと弾いてみましょうか?

  <亀田さん実演コーナー>

  ■マイケル・ジャクソン「Beat It」のイントロで弾き比べ

  まずはレスポール(歪ませた音で)。
  これについているハムバッカーと呼ばれるピックアップは
  長い歪みが出るんですけど、
  これをストラトキャスターについているシングルコイルの
  ピックアップだと、悲しい音になるんですよ。
  ほら…(実演)
  …あれ、いけるじゃん(笑)
  でも、歪みをなくすと、ほら!踊れねー!

  ■ニルヴァーナ「Smells Like Teen Sprit」のイントロで弾き比べ

  ストラトは逆に、こういうグランジ的なジャキジャキ感が出て、
  感情が入る感じになるんです。
  これをレスポールで弾くと…(実演)
  …悪くないですね(笑)

  Kameda_LesPaul

  今日言おうとしていたことが全て崩壊しました(笑)
  まあ、いいリフはどんな音でやってもカッコいいってことです(笑)

  確か、カート・コバーンはフェンダーのストラトのジャガーだったかと。
  「Beat It」はスティーブ・ルカサーが弾いているんですが、
  間違いなくあれはレスポールの音です。
  フェンダーのストラトだと、もっとジャキジャキした音になりますね。

サ:ミュージシャンは、持っているギターによってリフを作っていくのか、
  それともリフのイメージがあって違うギターを持ち変えるのか、
  どちらなんでしょう?

亀:リフのイメージがあってギターを決めていくんじゃないでしょうか。
  もしくは、例えばレスポールを持っていたら、
  ジミー・ペイジがのりうつって、ツェッペリン風のリフが出てくるとか。

  楽器がもってるマジックってあると思うんですよ。
  楽器の音色が、諸先輩方の作りあげてきた音楽に自然と導いてくれる…。
  ストラト持ったら、クラプトンのレイラ弾いちゃった、みたいな。
  ベースも同じですね。

サ:ギターを初めて買う時、どういう風に選べばいいですか?

  Sascha_kurosawa

亀:いいこと教えてあげますよ。
  もうね。見た目。ビビっときたもの。最初は、一目惚れでいきなさい。
  好きになっちゃったら多少辛くても楽しく弾いていけますし、
  持った時のかっこいい自分の姿も膨らんでいきます。

  プロ、経験を積んだ方は、弾いた瞬間にビビっときますね。
  僕は「愛妻」と呼んでいるフェンダーの66年製のベースを、
  浮気せずに使っていて、レコーディングは大抵それで行っています。
  ま、男女のお付き合いと同じと思えばいいんじゃないですか?(笑)

サ:それではここで1曲選んでいただきたいのですが、
  理由を含めて教えてください!

亀:はい、今日はラリー・カールトンの「Room 335」という曲です。
  ES-335という、ギブソンのセミアコースティックを使っています。

  Kameda_335

  ソリッド(レスポールなど)とフルアコの間。
  つまり、ロックとジャズとの間。
  だからこそ、フュージョンとかクロスオバーが生まれた70年代後半に
  ラリー・カールトンやリー・リトナーなどがこぞって
  このギターを愛したことがわかるんじゃないかな。。
  ちなみに、ラリー・カールトンは自分のスタジオの名前にまで、
  335と名前をつけています。

M. Room 335 / Larry Carlton

  Larry Carlton - Larry Carlton

サ:これ、スティーリー・ダンの「Peg」に似てません?

亀:リフはほとんど同じ。パクリ疑惑も当初あったけど、そんなことはなくて。
  セッション仲間であるドナルド・フェイゲンと直接話し合って、
  平和的に、こんな感じでいこうよ、と。
  聴きどころは香ばしいギターの音ですね。
  ものすごい表現力!飯3杯はいけます。

サ:さて、亀田さんと言えば、また楽しみなプロジェクトが発表になりましたね!
  J-WAVEが今月オープンした音楽専門クラウドファンディング・サービス
  「J-CROWD MUSIC」の第二弾プロジェクト、題して
  「J-WAVE“25 MAGIC”WINTER CAMPAIGNE SONG〜RECORDING LIVE PROJECT〜」
  亀田誠治さんがJUJUさんを迎えて、
  史上初、J-WAVEのウィンターキャンペーンソングを
  公開レコーディングライブするんですよね!
  10月26日、TOKYO DESIGNERS WEEKの会場内でやると!

亀:そうなんです!
  曲が出来上がっていく瞬間をみんなにシェアしたいなと思って。
  みなさんが毎日聞いている音楽が、どのようなプロセスを経て、
  アーティストと僕達がどんな会話をして音楽を作っていくか、
  それをシェアすることによって、未来の音楽家の卵が育っていったり、
  エンジニアやマネジメントなどの、
  アーティスト以外の音楽業界に関わる仕事も含めて、
  ダイレクトに感じてもらおうというものです。
  僕も楽器弾きます!

サ:凄い!詳しくは「J-CROWD MUSIC」のサイトをチェックしてくださいね。

亀:というわけで、今日の「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
  お茶の水のクロサワ楽器店G-CLUB TOKYOから、
  サッシャと一緒にお送りしました!

サ:来週からもFM KAMEDA、よろしくお願いします!

  All_300

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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
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STAFF| 22:00 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年10月09日

ジョン・レノンが残した二つのDNA〜ジュリアン・レノンとショーン・レノン〜

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第301回目のテーマは…

ジョン・レノンが残した二つのDNA〜ジュリアン・レノンとショーン・レノン〜

今日はジョン・レノンの誕生日。ジョン・レノン・デー!
ハッピー・バースデー、ジョン!

ところが、案外知られていないのですが、
実はジョンとオノ・ヨーコさんとの間に生まれた息子、
ショーン・レノンの誕生日でもあるんです!

ジョン・レノンにはその遺伝子を受け継ぐ、
ショーン・レノンとジュリアン・レノンという
二人の息子がいます。
異母兄弟です。

偉大な父親を持つ二人の生い立ちと音楽性には、どのような違いがあるのか?
今日はこの二人の息子のプロフィールを通して、
改めてジョン・レノンを見つめ直したいと思います!

まずは、ジュリアン・レノンの生い立ち。

ジュリアンは、1963年にジョンと最初の妻、シンシアの間に生まれます。
しかしこの時期のビートルズは、ツアーとライブの毎日で超多忙!
そしてジョンは、自身が両親と生活したことがないので、
息子ジュリアンにどう接すればいいのか分からず、苦悩するんですね。
「どうしたらジュリアンが喜ぶか教えてくれ」とポールに相談した話は有名です。

1968年にジョンとシンシアは離婚し、
シンシアはジュリアンを引き取り、二人で生活を始めます。
ちょっと辛い生い立ちのジュリアン…。
この時に、ジュリアンを励ますために
ポール・マッカートニーが「ヘイ・ジュード」を書いた話は
あまりにも有名ですね。
ちなみに「ジュード(JUDE)」とはジュリアンのあだ名のことですよ。

さあ、続いてはショーン・レノンの生い立ちです。

ジョンはシンシアと離婚した後、1969年にオノ・ヨーコと結婚。
そして、1975年にショーン・レノンが誕生します。
ジョンは音楽活動を5年もストップし、いわゆる「主夫」業に打ち込むことに。
いいですか、「主婦」ではなく「主夫」ですよ!
パンを焼いたり、おむつを替えたり、つきっきりでショーンの面倒を見ます。
その後、友達の家でビートルズを聞いたショーンが言った
「パパはビートルズだったの?」
という言葉から音楽活動に復帰するものの、
アルバム『ダブル・ファンタジー』の製作期間中、
1980年に凶弾に倒れることになります。
この時、ジュリアンは17歳、ショーンは5歳でした。

さあ、今度は、ジュリアンとショーンの二人の音楽性について見てみましょう。

ジュリアンはジョンの死から4年経った1984年、
フィル・ラモーンがプロデュースした『ヴァロッテ』でレコード・デビューします。
ジュリアンの声…父親のジョンとそっくりですよね!!!
恐るべし遺伝子!
ジョンが歌っていると言ったら信じてしまう人もいるでしょう!
しかし、ジョンが時に、激しいロックンロール的なシャウトを十八番にした一方、
ジュリアンは、徹底して優しく、さらに陰影のある歌声で歌い上げます。

これこそがジュリアン・レノンの魅力ですね。
ジュリアンの生い立ちが彼の音楽に影響しているのです。
両親と暮らしたことがないジョン。そして両親と暮らした記憶のないジュリアン。
「LIFE IS MUSIC」とはよく言ったもので、
ジュリアンの音楽からは、まるで写し鏡のようにジョンの人生が見え隠れします。

さて、ショーンはというと、
1998年にビースティ・ボーイズが発足させたレーベル、グランド・ロイヤルから
ソロアルバム『イントゥ・ザ・サン』をリリース。
プロデューサーはチボ・マットの本田ゆかさんですよ!
そういえば、ヨーコさんだって日本人。
ショーンの音楽の根っこには、母、オノ・ヨーコさんの母国、日本と繋がりを感じます!

ショーンの音楽性は、様々な要素がブレンドされていて、
ジョン譲りのひねくれたポップセンスを感じることができます。
アーティストとして「普通じゃない!」という哲学に重きをおいているんですね。
こんなところに、前衛的なジョンとヨーコの二人の影響を感じます。
そう、ショーンは、ジョンとヨーコという両親のDNAを引き継いでいるんです。

2009年にはYOKO ONO PLASTIC ONO BANDに参加。
このバンドは、60年代に生前のジョンが肩をいれていたバンドです。
自身のレーベルも立ち上げ、映画のサントラを手掛けたり、
イラスト執筆、デザインなどその才能を発揮。
マルチアーティストとして活躍しています。
僕も、昨年の「ジョン・レノン スーパー・ライヴ」でショーンとお話しましたが、
音楽性、思想はもちろん、
見た目も、お母さんのヨーコさんとジョンがブレンドされているんです!

ビートルズ時代は、レノン&マッカートニーとして活躍したジョン。
しかし、直球のポップソングを書くポールに対して、
ジョンは変化球を投げ続けました。
こうやって二人の音楽家としてのキャリアを見ていると、
ジュリアンは、ビートルズでいうところのポール的なポップで美しい曲の影響を受け、
ショーンは、ビートルズが解散した後の、ジョンとヨーコの影響を強く受けていることが
浮かび上がってきます。

その生い立ち、声、などあらゆる共通点を持つが上に、
父、ジョン・レノンと比べられたくないと、父の存在を遠ざけたジュリアンにとって、
ジョンは「反面教師」。
逆に、父親に近づきたいと思ったショーンにとってのジョンは「お手本」。
二人の息子から見て、父親ジョン・レノンについて考えていたことは正反対ですが、
いずれも偉大な父親ジョン・レノンを強く意識し、
影響を与えられたということは歴然としています。

さあ、今日は、
現在50歳のジュリアン・レノンが、今もマイペースに音楽活動を続け、
最近ではエアロスミスのボーカリスト、スティーヴン・タイラーと組んでリリースした
この楽曲を聞きましょう。

M. Someday / Julian Lennon & Steven Tyler

Everything Changes - Julian Lennon

ビートルズっぽいシタールが聞けますね。

今年はポールの新曲「NEW」といい、
たくさんのビートルマナーの曲が聞けて幸せ!!


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから「音楽に関するギモン」をお待ちしています。
「音楽に関するギモン」は、この番組のサイトからお願いします。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
明日は、クロサワ楽器店G-CLUB TOKYOからの生放送に
僕、亀田誠治も参加しますよ!


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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
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STAFF| 14:09 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年10月08日

音楽未解決ファイル!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

そして、なんと今日、
この「FM KAMEDA」は300回を迎えることができました。
これも皆さまのおかげです。
これからもよろしくお願いいたします!

ということで、
第300回目のテーマは…

音楽未解決ファイル!

音楽シーンに残る、科学では解明できない多くの謎…。
そして、未だ解決されていないミステリー…。
さっそく紐解いていきましょう。
今日は、そんな禁断の扉を開けてみたいと思います。

お相手は、わたくし“亀田一少年”。
“じっちゃんの名にかけて!”解決してみせます。

ということで、音楽未解決ファイル。
題して、【亀田一少年の事件簿】ファイルナンバー1!

====================
【1】 『未だに解明されない“コード”がある』
====================

■BGM: A Hard Day's Night / The Beatles

はい、こちらのイントロの「ジャーン」って音。
実はこれ、厳密に言うと、
何のコードなのか正確には解明されていないんです。
1990年代まで、コード名を敢えて付けるなら、
G7sus4とかGsus4/Dとされていたそうなんですが、
結局、正解を求めるために数学者まで登場して、
このコードが何なのかを解明する騒動に発展しました!
何度も異論・反論が繰り返され、
今のところ、
2011年にジョージ・マーティンの息子、ジャイルスが
当時のビートルズの録音データ(マルチトラック)を引っ張り出してきて、
その音を解析したものを根拠にしたものが有力視されています。

<実演サンプル>
ギター:F2 A2 F3 A3 C4 G4
ベース:D2
ピアノ:D2 G2 D3 G3 C4

なんだそう…。
若干質感は違いますが、
これが先ほどのイントロの「ジャーン」っていう音です。

実は、これはミステリーではありません。
コードネームを敢えて付けるなら、
G7sus4/Dが正解です。
ただし、コードの積まれている音の順番と楽器のブレンドが、
この複雑な響きを生んでいることを忘れてはいけません!
何よりも、このコードの響きを「よし!」とした
ビートルズの感性がイケていた。
つまり、ビートルズが革新的だったのだと思います。

ここでお送りするのは、次の未解決ファイルのヒントになる曲です。

M. Touch Me / The Doors

The Soft Parade - The Doors

実は…
このドアーズのフロントマン、ジム・モリソンの関係するミステリーがあるんです。

【亀田一少年の事件簿】ファイルナンバー2!

====================
【2】 『27 CLUB(トゥウェンティ・セブン・クラブ)』
====================

耳にしたことがある方も多いと思います。
27歳という年齢で、この世を去ってしまったアーティストたちのこと。
特に、ロックやブルース界において成功を収めた人たちが
この歳で亡くなるんですね。

ローリング・ストーンズのブライアン・ジョーンズ、ジミ・ヘンドリックス、
ジャニス・ジョップリン、さきほどのジム・モリソン。
そして、カート・コバーン、最近ではエイミー・ワインハウスもそうです。
古くはブルース界のロバート・ジョンソンも…。

一体、これは偶然なのでしょうか!?

偶然ではありません。

10代後半、20代前半で、
若くして才能を開花させ、成功を手に入れたアーティストが、
その後プレッシャーや重圧に惑わされ、自信や目標を失い、未来に不安を抱き、
ドラッグやアルコールなどに溺れて、心身が病んでしまって、
命を落とすというケースは多いですよね。
命を切り刻みながら、作品を残していく。
うーん…わからなくもない。
彼らは、命と引き換えに、作品の永遠性を得たのかもしれないですね。
とはいえ、とても残念なことだと思います。

こうやって考えてみると、
音楽って、本当に夢や憶測が無限に広がっていて、面白いと思いませんか?

いかがでしたか?
音楽未解決ファイル!【亀田一少年の事件簿】!
皆さんも、噂に聞いた音楽ミステリーがありましたら、
ぜひ番組までメッセージをお送りください。


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STAFF| 19:25 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年10月07日

カントリー・ミュージックとアメリカ

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第299回目のテーマは…

カントリー・ミュージックとアメリカ

ジャンル分けが細かい全米チャートを見てみると、
通常の総合チャートの他に、ロックやヒップホップ、R&B以外に
さらに「カントリー・チャート」というのがあります。
僕が少年の頃は、
全米TOP40というすべてのジャンルのカウントダウン番組以外にも
「アメリカン カントリー カウントダウン」というのもありました。

皆さんはカントリー・シンガーというと、どんなアーティストを思い出しますか?
テイラー・スウィフト、レディ・アンテベラム、
リアン・ライムス、ガース・ブルックスなど。
これらのアーティストは、J-WAVEでも度々オンエアされていますね。

とはいえ、最近は、カントリーファンからもポップスファンからも
両方に指示されるような、ポップなカントリーが人気です。
さきほどのテイラー・スウィフトちゃんは、その代表ですね。
やや、アイドル化しているとも言えます。

また、クラシックなロックヒッツに目を向けてみても、
イーグルスやリンダ・ロンシュタットなども
カントリー・ミュージックを取り入れたサウンドでブレイクをしました。
カントリーのフレーバーが入るだけで、
その音楽はアメリカ人にとって格段と敷居が下がり、フレンドリーになって、
受け入れられやすくなるんですね。

そもそも、何をもって「カントリー・ミュージック」と呼べるのか?
触れておきましょう。

アイルランドから移民が入ってきて、
それがブルースなどの黒人音楽と影響を与え合って、
進化してきたのが今のカントリーです。
アメリカにおいては、白人のカントリーは、黒人のブルースと並んで、
彼らの生活の中に、最も溶け込んでいる音楽と言えるでしょう。

サウンド的にも特徴があります。
3つか4つのコードで進行するシンプルなコード進行、
このアコースティックギターやピアノに、
フェンダーのエレキのからっとしたギターサウンドや
スティールギターなどが一緒になると、
一気に「カントリーらしく」なります。
このような楽器編成に、
あの、ちょっと鼻にかかった独特の歌唱法が加わる
カントリー・ミュージックのフレーバーは、
アメリカのロックにも大きな影響を与えました。

ナッシュビル・チャートといって、
音符ではなく1とか4とか5とか(C=1,F=4,G=5)、
数字でコードを表す譜面に代表されるように、
カントリーのサウンドはシンプルです。
このシンプルさがアメリカの風土と絶妙にマッチしているんですね。
逆に、イギリスや日本といった「わびさびや、翳り、泣き」といったものを
音楽に求める国には、
ちょっと平坦で、何を聞いても同じにように聞こえてしまう音楽
という印象もあるかもしれません。

今では、テネシー州、ナッシュビルでレコーディングしているかどうかは、
カントリーとカテゴライズされるための、大きな基準になっています。
ナッシュビルには数多くのレコーディングスタジオ、
そしてスタジオミュージシャンがいます。
LA、NYに並んで、アメリカの音楽産業の中心地になっています。
そして、ナッシュビルには、カントリー・ミュージックの聖地、
「グランド・オール・オープリー」という、
カントリー・ミュージックのテーマパークまであるんですよ。
例えば、
ニューヨークの「アポロ・シアター」が黒人ソウルミュージックの聖地だとしたら、
「グランド・オール・オープリー」は
白人カントリー・ミュージックの聖地というわけです。

ナッシュビルについては、
テイラー・スウィフトもグラミー受賞の時、
「私を育ててくれたナッシュビルに感謝します」
というような趣旨の発言をしています。
つまり、テイラーちゃんは、ポップでキャッチーなアイコンになりつつも、
自分はカントリー・ミュージックのアーティストだということを
常に意識しているんです。
これこそが今のカントリー・ミュ−ジックです。
今やカントリー・ミュージックは、カントリー・チャートを賑わすものだけでなく、
アメリカ全土、世界を視野に入れた、
ポップミュージックとして成長し続けています。

さあ、今日はこちら!
敏腕プロデューサー、ドン・ウォズが手掛けた『リズム・カントリー&ブルース』。
白人カントリー・ミュージックと黒人ブルースの切っても切れない関係を、
素晴らしいアーティストコラボと選曲、そして演奏でハートフルに読み解いた、
このコラボアルバムから聞いてみましょう。

M. I Fall To Pieces / Aaron Neville & Trisha Yearwood

Rhythm Country and Blues - Various Artists

黒人ソウルグループ、ネヴィル・ブラザーズのアーロン・ネヴィルと、
カントリーの女王、トリーシャ・イヤウッド!
白人と黒人の音楽がこんなにも自然に溶け合っています!
まさにアメリカという国の音楽の幅広さを感じますよね。

テイラー・スウィフトや、一昔前のリアン・ライムスのような、
アイドル的な人気カントリー歌手から入るのもいい。
ガース・ブルックスやトリーシャ・イヤウッドといった大御所から入るのもいい。
カントリー・チャートを飛び越えてヒットするカントリー・ミュージックは、
とてもキャッチーで、幸せ感にあふれています!
カントリーだからといって苦手意識を持たないで、
ぜひ、聞いてみてくださいね!


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STAFF| 14:02 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年10月03日

コレって エコー? エコー? エコー?

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第298回目のテーマは…

コレって エコー? エコー? エコー?

はい、今のは「エコー」なんですね。
音が跳ね返ってきましたね。
カラオケに行った時にも、みんなかけますよね!?

あ、ちなみに今日10月3日は「登山の日」だそうですよ。
登山といえば「やっほ〜」。「やっほ〜」といえばやまびこ!
そう!この、やまびここそが、エコーなんです。
今日は、音楽に使われるやまびこ。
ずばり「エコー」について詳しくお話します。

まずね、よくあるのが、
「エコーとリバーブの違いって何ですか?」
という質問。
皆さん、なんとなくごっちゃになっているのでは?

お答えしましょう!

エコーは、音源(楽器や歌)から出た音が、壁や天井にぶつかって
跳ね返ってきた時の反射音のことです。
ディレイともいいます。

ちょっとやってみますね。

「やっほ〜! やっほ〜 やっほ〜」

これです。これがエコー。
つまり、2個目の「やっほ〜」は、直接出ている1個目の「やっほ〜」に
完全に、遅れて分離しています。
跳ね返った音が完全に遅れて帰ってくる。
遅れ=つまり、ディレイです!

ところが、実生活では、
部屋やトンネルの中だと、近くの壁、遠くの壁、天井、床、といったものから、
短い反射音から、長い反射音まで、
無数の反射音が混ざって聞こえてきます。
この、いろんな物に反射していくうちに、
エコーがまたエコーを生み、
それらが無数に重なり合って聞こえる。
なめらかなエコーの集まりを、リバーブといいます。
つまり、リバーブはさまざまなディレイ音、つまりエコーの集合体なんです!

例えば、東京ドームでコンサートをやると
「うわんうわん」響いちゃいますよね。
無理もありません。
ドームは巨大ですから、
遠くからのエコーがたくさん集まって、原音よりも強く響いちゃうんです。
だから、「うわんうわん」響いてしまうのですね。

皆さんのお家のリビングで「やっほ〜!」と言っても
エコーは感じられないはずです、
ところが、お風呂場だと声が響くのは、
お風呂場は、何も無いでしょ?
つるつるのタイルや壁といった、音を反射しやすいものに囲まれているので、
音の残響成分をたくさん感じることができるからなんですね。
それに対して、普通の部屋には
椅子があったり、絨毯があったり、本棚の本だったり、
さまざまなものに音が吸収されてしまうので、
エコーが起こりにくいんですね。

このエコーとリバーブは音楽には欠かせない要素です。
我々音楽家たちは、こういった効果を積極的に利用しています。
もともとバイオリンなどのクラシックの楽器は、
ヨーロッパの石でできた教会やホールの残響を計算して作られています。
そう、残響音によって余韻がついて、
はじめてその楽器の音になるんですね。

エコーやリバーブの残響って、気持ちいいですよね。
自分の声や楽器の音が、残響を得て、豊かに響く。
つまり、音にぐるりと包まれるから気持ちがいいんです。
そして、楽器と伴奏をつなぐ(我々はなじませると言います)
のもエコーの仕事です。
それぞれの楽器と楽器の演奏をエコーがにじませ、
上手く溶かし合ってくれているんです。
カラオケなどでついついエコーをたくさんかけてしまうのは、
そのせいですね。
自分の歌がちょっとくらい下手でも、
まわりの楽器となじんで気持ちよく歌えるというわけ!

そして、時代と共に進化し続けるエコーマシーン、そしてディレイ。
これらは、音楽自体の作り方・アレンジにも影響を与えました。
今では、多くのエコーやリバーブがデジタル化して、
響く部屋の大きさの設定とか、跳ね返ってくる音の量とか回数とか、
あらゆる残響成分をコントロールできるようになっています!

ちょっと実験しますよ。

まずはギターのスッピンのチャ!(サンプル1)
次は2分音符の長いディレイ(サンプル2)
次は4分(サンプル3)
次は付点8分(サンプル4)
次は8分(サンプル5)
次は16分(サンプル6)

ほら、だんだん跳ね返りが短くなってきた。
なんだか奥行きが出て、分厚い音になっていきますね。

今度はフレーズでやってみましょう。
(サンプル7)
なんてことはないアルペジオが、これに16分の短いディレイをつけてみると…
(サンプル8)
お!?なんか速弾きに聞こえる!!上手になっちゃったみたいな感じ!

さらに、我々の間では媚薬と呼ばれている、
U2でおなじみの付点8分のディレイを使うと…
(サンプル9)
ほらほら〜!かっこいい!自分のプレイじゃないみたい!!

ということで、
80年代以降、デジタルディレイが生まれ、
コントロールしやすくなったため、
エコーやディレイは、アレンジやサウンドの一部になっていきます。

さあ、今日聞くのは、
この付点8分のディレイのついたギターが
疾走感と切なさの両方を演出するこの曲です!

M. やさしくなりたい / 斉藤和義

やさしくなりたい - 斉藤和義

超かっこいいですね!
付点8分のディレイがとっても気持ちいい!

たかがエコー、されどエコー!
やまびこから生まれた技術が、
演奏に、奥行きや広がりやなじみを与え、
僕らの音楽に欠かせないものになっているんですね。
これでいいのだ! いいのだ! いいのだ!(ディレイ)


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから「音楽に関するギモン」をお待ちしています。
皆さんからのギモンは、この番組のサイトからお願いします。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
来週月曜日は、カントリーミュージックに注目します!


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STAFF| 15:01 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年10月02日

BACK TO THE CHART XXXX - 1988年10月

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第297回目のテーマは…

BACK TO THE CHART XXXX

昨日10月1日で、J-WAVEは開局25周年!
新たなスタートを切りました。
そしてこの記念すべきタイミングをキッカケに、
「FM KAMEDA」では、
僕らの毎日をキラキラと彩ってくれる
音楽の歴史を振り返ってゆきたいと思います!

名付けて…

BACK TO THE CHART!

ある年代のある月のチャートを振り返ることで、
あの頃の自分を思い出したり、
あの頃の彼女や彼氏を思い出したり(おっとあぶないね!!)、
その時代の流行を思い出したり、
皆さんの想い出がフラッシュ・バックするといいですよね!

そして、そんなBACK TO THE CHART XXXX!
記念すべき第1回目は…

1988年10月!

はい!これはJ-WAVEが開局した時ですね!
では、そんな1988年は、どんな年だったのでしょうか?

*3月に青函トンネルが開業
*4月に瀬戸大橋が開通
はは〜ん、88年は「繋がる年」だったわけですね。
*9月にはソウルオリンピック
日本も2020年に東京オリンピックが開催されますからね。
今年の日本とすごくシンクロしてます!
繋がってる感じがしますよね。

流行語も探ってみましょう!
「うるうる」
「お局さま」
「オバタリアン」
「しょうゆ顔」「ソース顔」
「チンする」
などなど。
こういう時代だったんですね。

ちなみに僕、亀田誠治の1988年は…24歳。
ぎりぎりアマチュア、ほぼほぼプロ、みたいなね、
いつかはプロに!と頑張っていたけど、手応えがないという、
なかなか厳しい年でした。
でも、そこに颯爽と現れた、J-WAVEという音楽中心の放送局!
もう、夢中で聞いていました!

では、そんな1988年10月の全米チャートを振り返ります。

■No.5: Red Red Wine / UB40

UB40は1978年に結成されたイギリスのレゲエ・ポップ・バンドです!
メンバーは白人と黒人の混成。
ちなみに、この曲のオリジナルはニール・ダイアモンドです。
UB40はこのヒットの後、
1992年に、これまたエルヴィス・プレスリーのカバー
「Can't Help Falling in Love 〜 好きにならずにいられない」
が全米1位という大ヒットに繋がっていきます。
まさに、レゲエ・カバーヒットの先駆けですね!

続いては…

■No.4: One Good Woman / Peter Cetera

シカゴを脱退し、ソロとしても活躍した
ピーター・セテラのサードアルバム『One More Story』からのファーストシングル。
邦題はなんと!
「One Good Woman」=「ある素敵な女性」…まんまですね!
当時ピーター・セテラは、
「One Good Womanは誰かを指すのか?」という質問に、
自分の娘だと言ってました。
シカゴは、80年代に入って、デイヴィッド・フォスターのプロデュースで
大ヒットカムバックを飛ばしていただけあって、
ピーター・セテラの脱退は、僕はちょっとショックだったなぁ…。

続いては…

■No.3: I'll Always Love You / Taylor Dayne

ホイットニーのあの曲ではありません!
あっちは「 I Will Always Love You」!!
「Tell It to My Heart」など、
アゲアゲのディスコ路線でヒットしていた彼女の
最初のバラードソングです。
でも結局、日本ではディスコのチークタイムに使われていました。
間奏のサックスソロがロマンチックでちょっとエロい!

■No.2: Love Bites / Def Leppard

イギリスのヘビメタムーブメントの立役者!デフ・レパード!
彼らの4枚目のアルバムで、
初の全米1位を記録したアルバム『Hysteria』からのシングルです。
この年、『Hysteria』というアルバム名を知らない音楽ファンはもぐりだ!
と言われるくらい、大人気でした。
このアルバムは、
ドラマーのリック・アレンが交通事故で左手を失うことになっても、
メンバーが彼の復活を待ち、リックのプレイを大切にして作られた、
まさに「絆のアルバム」です。
特注のドラムセットで笑顔でドラムを叩くそのライブ映像には、
超感動したのを覚えています。

では、1988年10月の記念すべき1位!

この曲です!

M. Don't Worry, Be Happy / Bobby McFerrin

Simple Pleasures - Bobby McFerrin

リズム、楽器、ベースをすべて自身の声だけで多重録音した、
いわゆるボイパの先駆けですよ!
この曲は、グラミー賞で最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞を受賞、
そしてボビー自身も、最優秀男性ポップ・ボーカル賞を受賞し、
見事三冠を達成しました。
この曲は全米でNo.1を獲得しましたが、
これは伴奏に楽器を一切使っていない曲としては、
史上初のことだったんですって!

1988年10月。
ソロでもバンドでも、
まだまだ80'sの勢いがある、典型的な80'sサウンドの
ゴールドラッシュの時代ですね。
機械がレコーディングを支配し始めた中、
ボビー・マクファーリンは、全部人力!全部自分!全部俺!っていう、
見事な発想力で新しい音楽を切り開きました。
そんなアーティストがグラミーで最優秀レコード賞を穫るあたりに、
アメリカショウビズの懐の深さを感じますよね。
曲や演奏や歌は、上手くて、良くて当たり前!
でも、みんなと同じじゃつまんない!
こんなチャートが面白いです!

もし僕が「FM KAMEDA」オリジナルカウントダウンをやっていたとしても、
やっぱり、ボビー・マクファーリンをNo.1にしたでしょうね!

ちなみに、この頃日本では、
光GENJIの「パラダイス銀河」や、
長渕剛の「乾杯」などが大ヒットしていました!!


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」の
新コーナー「BACK TO THE CHART」では、
あなたが振り返ってほしい時代を募集します。
振り返ってほしい年代と月を教えてください。
皆さんの想い出を、僕、亀田誠治が紐解いてゆきますよ!

そして、明日の「FM KAMEDA」は、
10月3日が登山の日ということで、
山と音楽を結びつける…
やまびこ…
(ちょっと強引ですが)エコーについてお話します。
明日もお楽しみに!


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 18:20 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA


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