2013年05月30日

東京ドーム、解散列伝!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー、
それらが、今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第230回目のテーマは…

東京ドーム、解散列伝!

伝説のバンドBOOWYの解散コンサート
「LAST GIGS」でのセカンドアンコール。
本当に最後の最後の曲の演奏が始まったところを
お聞きいただきましたが…。

この解散コンサートは、1988年4月5日。
バンドが解散する瞬間は、何とも切ない空気に包まれますね…。
場所は、オープンしたばかりの東京ドームでした。

そう、いわゆる「東京ドームでの解散」です。

そして、この東京ドームでの解散と言えば、
FUNKY MONKEY BABYSが今週末、6月1日(土)、6月2日(日)に
東京ドームで解散ライブを行います。

DJケミカルが実家のお寺を継ぐ準備をするため、
2004年からの活動に終止符を打つことになります。
メンバー、スタッフ全員で何度も話し合った結果、
「DJケミカルのいないFUNKY MONKEY BABYSはファンモンではない!」
という結論になったようです。

じつは、ファンモンは2011年の7月に、
初の東京ドームワンマンの開催を予定するも、
東日本大震災の影響もあって、中止となっていたんですね。
つまり、幻のドーム公演が、ラストコンサートで現実になったわけです。

ということで、「ラストステージ=東京ドーム」。
このFUNKY MONKEY BABYSをはじめ、さきほどのBOOWYもそう、
じつに多くのアーティストが、
この東京ドームという場所をラストライブの地として選んでいます。

これまで東京ドームで解散ライブを行ったアーティスト、
ご紹介しましょう!

■TM NETWORK

TMN名義になった1994年5月、東京ドームで解散コンサートを行いました。

■オフコース

1989年2月、東京ドームで解散コンサート。
意外や意外、人気絶頂のオフコースも東京ドームでラストライブ。
以降、小田和正さんは、何度か東京ドームでコンサートをしています。

■COMPLEX

1990年11月に東京ドームで解散コンサート。
震災後にチャリティーで再結成した時も、東京ドームでしたね!

■X-JAPAN

後に復活することにはなりますが、
1997年の大晦日に東京ドームで解散コンサート。
似合いますね、ドーム!
黒装束のXファンが、ドームの外にまで溢れていたという伝説があります。

■JUDY AND MARY

2001年3月に東京ドームで解散コンサート。
ちなみに、YUKIちゃんは去年、ドームで単独公演を成功させています。

はい!
このように、そうそうたるアーティストが
東京ドームを解散の地として選んでいますが、
いったい何故なのでしょうか!?

お答えしましょう!

(1)「散り際の美学」

東京ドームのキャパは約5万人!
音楽コンサートを出来るキャパとしては国内最大級です。
つまり、東京ドームは人気と実力の頂点の象徴なんです。
小さいライブハウスから始まって、
ホール、武道館、さらにアリーナを経て東京ドームへ…。
このサクセスストーリーは、
誰もがイメージできるバンドのサクセスストーリーではないでしょうか?
そのサクセスストーリーが、東京ドームで終わる。
つまり、人気絶頂で終わるという「散り際の美学」が、
記憶、記録に残るんです。
そして、5万人という数字の大きさは、
より多くの人と「感動」を共有した証になります。
というわけで、アーティストとして、バンドとして
最後の花道を「東京ドーム」でというのは、
アーティストからも、ファンからしても、自然な人情なんですね。

(2)「伝統」

東京ドームで開催された最初のロックコンサートが
BOOWYの解散ライブだった、ということもあります。
ちなみに、こけら落としで行われた美空ひばりさんのコンサートが
第一回目のドームでの音楽コンサートです。
いいですか?
伝説が伝説を生み、数々の伝説が集まると、
それは「伝統」になっていくんです。
その伝統は「メモリアル」という言葉でも言い換えることができます。
東京ドームでのコンサートは「一夜限りの」とか「最後の◎◎」という、
メモリアル的な意味合いをイメージさせるんですね。
だから、「解散」とか「再結成」という言葉が
似合うんです!

(3)「時代」

東京ドームの開場は1988年、昭和63年です。
明けて昭和64年は、平成元年になります。
つまり、東京ドームの誕生は
昭和から平成へという激動の時代の変わり目だった、
ということを見逃せません。
言い換えると、昭和という時代を象徴した音楽が、
東京ドームで解散していったのですね。
ということで、数多くの人気バンドが東京ドームで解散していくことになり、
結果、ドームは、史上最短で伝統を作り上げていくことになります。

一方、ここだけの話、ビジネス的側面も見逃せません。
一度に多くの人数を集めることができるので
ドーム公演は効率がいい、というメリットがあります。
例えば、武道館で5日かかる分の集客を、
東京ドームならたった1回で出来てしまいます。
準備にかかるお金、スタッフの人件費、
チケット代の売り上げ、グッズの売り上げなどなどを考えると、
費用対効果が高いんですね。

その反対に、あえて東京ドームを選ばない、というアーティストもいます。
ドームでコンサートを見たことのある方はご存知だと思いますが、
ドームは巨大過ぎて、アーティストの動きを肉眼だけで追うのは難しく
必ず、ステージを写し出す映像を必要とします。
実際はスクリーンばっかり見ていた、なんてことありませんか?
つまり、演者にとっても、お客さんにとっても、
リアルな手応えが得にくいという感覚が残ってしまうんですね。
集客動員は十分ドームクラスなのに、ドーム公演はしない
というスタンスをとっているアーティストもたくさんいます。

さあ、今日お送りするのは、
1997年3月、東京ドームで解散コンサート。
誰だかわかりますか?
聞いてみましょう。

M. 浪漫飛行 / 米米CLUB

KOMEGUNY - 米米CLUB

石井竜也さん率いる米米CLUBも
東京ドームで解散コンサートだったんですね。
その後、各メンバーはソロ活動や、セッション活動で大活躍しています。
解散して、時代やシーンが変わっていっても
「音楽」と「人」は残っていくんです。
このように、
東京ドームは、解散のメモリアルとして、
音楽のバトンを次の世代に渡しているのかもしれません。


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
今週も一週間、ありがとうございました!


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STAFF| 14:35 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年05月29日

亀田誠治が答える ヒャダインの音楽のギモン!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組…なんですが!
今日は、昨日に引き続きこの方をお迎えしています!

亀田誠治が答える ヒャダインの音楽のギモン!

HYADAIN

★ヒャダインさん:

どうも!またヒャダインでございます!ワッショイワッショイ!

■亀田さん:

昨日はね、ヒャダインさんの音楽のルーツ、現場の秘密を聞きましたが、
今日はね、「亀田誠治が答える ヒャダインの音楽のギモン」!
けど、今をときめくヒャダインさん…。
もうギモンなんてないんじゃないですか?

★ヒャダインさん:

ありまくりですよ!やればやるほど、どん詰まりですよ〜。

■亀田さん:

そーですか!僕がお答えしたいと思います!

★ヒャダインさん:

たくさんあるんですけど、
作っていると正解が見えなくなるじゃないですか?
「コレが正解」という答えがないので。
なので手探りで作るんですが、その作業がものすごく孤独なんですよね…。
1人で、防音室で打ち込んで、メールで音源を提出するので。
人とも触れ合わないですし、これで合っているのか不安になるし孤独もあるし…。
それに押しつぶされそうになることが多いんですよね…。
音楽業界に入ったら華々しくなるのかと思ったけど、なーんも無くて!
孤独なんですよね…。

■亀田さん:

孤独とどう向き合うか?どう抜け出せばよいのか?

★ヒャダインさん:

抜け出すものか向き合うものか、上手く消化できるものか。
大先輩にお聞きしたいと思いまして。

■亀田さん:

なるほど!
でも、僕も同じですよ。
物作るとき、1人じゃないと作れませんもんね。
僕もコンピューターでアレンジ作業するので、
1人でギター弾いたりベース弾いたり打ち込みしたり…
延々と繰り返しますね。
その時確かに孤独なんですけど…、
一つ「コレだ!」って来た時に、救われませんか!?
悶々とした中で一個フレーズが思い浮かんだ瞬間!

★ヒャダインさん:

その瞬間は光明が指しますね!

■亀田さん:

でね!その時に一個上がって。
あとはコツコツ作業。
僕はこれを「盆栽」って言うんですけど、
上手くいかないとき(一日の作業で終わらないとき)は一回置いて、
次の日もう一度向き合ってみる。
チクチクを整えて…直していく。
そこで形が整うと、もう一個上のステージに上がっていることに気がついて、
自分の安心材料になる。
安心材料があるとそれが最大の武器になって、「冒険が出来る」!
例えば<大サビいらないやー!!>とか(笑)

★ヒャダインさん:

<3サビに突っ込めー!!>とかですね(笑)

■亀田さん:

そうそう!安心材料は大事ですね。
あともう一つあって、生の楽器音に変わる喜び!
それを聞いてアーティストや周りのスタッフも喜んでくれる。
着地点ではみんなが待ってくれている。
ヒャダインさんの音楽には、アイドルたち、そしてファンの皆さんが待っています。

★ヒャダインさん:

そうですね…。
僕、聞いてもらう人が喜んでもらえるのが一番嬉しいので、
それを考えると良いのかも知れないですね!
「安心材料」と「ゴールフラッグ」…。
頑張ります!

■亀田さん:

今日は、ヒャダインさんの音楽のギモンを解決する1曲を
僕、亀田誠治が選曲しました!
作詞作曲が僕で、産みの苦しみを体験した東京事変の曲なんですけど。
これをスタジオに持っていってみんなが音を出してくれて、
椎名林檎さんが歌ってくれた瞬間にすべてが報われた、
「待っていてくれた人が居た!」
と思えた楽曲があるので、それを聞いてください。

M. タイムカプセル / 東京事変

color bars - 東京事変

★ヒャダインさん:

泣きそうになってしまいました…。今の自分に響きます。

■亀田さん:

僕も向き合わないといけないものがたくさんあった時に、
自分を浄化させるという気持ちもあるけれども、
この曲を聞く人も浄化されるんじゃないかなっていう思いで作った曲です。

★ヒャダインさん:

僕も生きていくチカラが欲しいなと思っていたんです、最近…。

■亀田さん:

では、この処方箋、受け取ってくれればな、と思います!

★ヒャダインさん:

はい!ありがとうございます!!

■亀田さん:

5月29日(水)新曲「笑いの神様が降りてきた!」が
リリースになったヒャダインさんですが、今後の予定などは?

★ヒャダインさん:

9月に渋谷WWWで初めてのワンマンライヴを行います!
「笑いの神様が降りてきた!」のCDには先行予約券もついていますので
お求めいただければなと思います!

■亀田さん:

お互いこれからも頑張って良い音楽を作って…。
なんか一緒にやりたいですね!?

★ヒャダインさん:

そうですね!ってか、もうちょっと喋りたいです!(笑)

■亀田さん:

おっ、じゃあ番外編やっちゃうか(笑)

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
2日間に渡ってヒャダインさんをお迎えしました。
ありがとうございました!

★ヒャダインさん:

ありがとうございましたー!!


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STAFF| 21:36 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年05月28日

ヒャダインさんとの対談!


こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、
一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組・・・なんですが、今日と明日はスペシャル!

この方をゲストにお迎えしてお送りします!

ヒャダイン!

またの名は前山田健一さん。
簡単にご説明させてください。

これまで【ももクロ】【私立恵比寿中学校】【AKB48】他、アニメソングや
SMAP、ゆず、BASE BALL BEARなど多数のJ-POPを手掛ける、
まさに「今の時代」をするクリエイターとして注目を浴びています。
音楽制作で多忙を極める中、テレビ番組の司会などでもご活躍!
いま、最も忙しい音楽プロデューサー?クリエイターでございます。

■亀田さん:

ヒャダインさんの音楽やアーティストを伝えていくときの
ものすごいパワー感が大好きなんですよ!
「この人、熱いわぁ〜!絶対音楽好きやでぇ!」っていう。

★ヒャダインさん:

そうですね。熱いですね。
レコーディング楽しくてテンション沸騰してしまうんですよね。

■亀田さん:

レコーディングでもこんな感じですか?

★ヒャダインさん:

もう、椅子がドーン!って飛び出して、
「サイコーーー!!!!」ってなりますね。

■亀田さん:

僕もレコーディングすごくて、エアー神輿かついだりしますね。
ワッショイワッショイ!ホント、立ち上がりますよ。

★ヒャダインさん:

あ、わかります!同じようなことします。エアー神輿、次やります!
テンション高くなったらどうしようもなくなって、
何か表現したくなるんですよね。

■亀田さん:

これ、俺とヒャダインさんが一緒にスタジオやったら、
とんでもないことになりますね。。

★ヒャダインさん:

僕、右の神輿担ぎます!

■亀田さん:

あ、俺、左で!(笑)
やっぱり愛情ですよね。音楽だけじゃなくて、
アーティストひとりひとりに向けて感じてらっしゃる愛情が
伝わってくるんですよね。

★ヒャダインさん:

そうですね、アーティストとは仲良くなりますね。
プライベート的なってことじゃなくて、
人間的に仲良くなってからレコーディングはスタートさせますね。

■亀田さん:

すごい!
僕ね、ヒャダインさんは、
本当に今の時代のプロデューサーだと思っていて、
これまでの音楽プロデューサー…まぁ、僕も含むってことで、
ちょっとスタイルが違う気がするんですよね。

★ヒャダインさん:

あ、そうですか。

■亀田さん:

何が違うかと言うと、基本アイドルの方やられる時でも、
作詞・作曲・編曲、基本全部を手掛けられますよね。
曲が生まれる瞬間から曲を育んでいって、
アーティストさんをどう乗せて、どう輝かせていくかっていうのを、
しっかり組み立てて、作られている、
そういうプロデューサーさんだと思うんですよね。

★ヒャダインさん:

あぁ…確かにそういうこと念頭に置いて作ってますね。

■亀田さん:

全部、ちゃんと自分でコントロールするって気持ち?

★ヒャダインさん:

なんですけど、やっぱりレコーディングになったら
個々が持っている個性がどんどん出てくるので、
もう念頭に置いていたものをいい具合にぶっ壊してくれるので、
その壊れ方がすごく楽しくて、なので、この職業はやめられないですね。

■亀田さん:

この職業は辞められない?!

★ヒャダインさん:

もう、本当にレコーディングのときのぶっ壊れ方が面白くて、
アイドルって普通に置いておけばただの女の子なんですけど、
どんどん個性を突っついてあげれば、ちょっと下手なテイクだとしても、
すごく個性的な声がでたりとか、
あと十何年間の生き様が出たりするので、
こっちが思っていなかったテイクが録れたりするので…。

■亀田さん:

僕ね、ももいろクローバーZの
「行くぜ!怪盗少女」を分析したことがあるんですよ。
あまりにも出来が素晴らしくて。
ずっと曲を聴いていると紙芝居のようにパンッ!パンッ!パンッ!って
色んなシーンが捲れられて行って、
息つく暇もなく、曲の終わりに到着するの。
この秘密はなんだろう?って思ったんですけど、
今、ヒャダインさんが言っていた、歌い手アイドルのグループとはいえ、
ひとりひとりの個性を引き出そうっていう
プロデュースの意図が見えるんですよね。

★ヒャダインさん:

あ、嬉しいですね。

■亀田さん:

この子にはこういうメロディ、この子にはラップっぽいこととか、
しかもこれはダンスのこととかも視野に入れてるんじゃないかなって。

★ヒャダインさん:

あ、考えてますねそれは。
あと、プラス、現場にいるファンの皆さんの掛け声も
視野には入れてますんで。

■亀田さん:

良いこと聞いちゃった!これ、俺メモりました!

★ヒャダインさん:

やっぱりアイドルって今、デジタルの時代に、「会いに行ける」っていう
アナログなことで人気が出てきたと思ってるんですよね。
その会いに行ってみんなで盛り上がる…
それこそお祭りみたいな感じでみんなで一緒に掛け声をする、行動したり、
オタ芸を打つというのが醍醐味だと思っているんですよね。
だから、オタ芸とかを打てる隙間を作るというのは、
僕らの指名でもあるんですよね。

■亀田さん:

アーティストとファンと一緒に作ってるっていう音楽っていうことだ。
深い!すごい!
もう、今日俺、帰りの車ん中で今の呪文のように唱えて帰る!
で、今、ヒャダインさんのホームグラウンドに
アイドルソングがあるとして、
音楽的なルーツみたいなものっていうのは、どこにあるんですか?

★ヒャダインさん:

雑多に幼少期から聞いていて、ピアノとかも習っていたんですが、
一番影響を受けたのは、ピチカート・ファイヴなんですね。

■亀田さん:

それはいくつぐらいのとき?

★ヒャダインさん:

94〜95年なので、14〜15歳ぐらいですね。

■亀田さん:

なるほど。ピチカート・ファイヴが思春期のど真ん中ってことだね?

★ヒャダインさん:

はい。

■亀田さん:

ピアノはどれぐらいやられるんですか?

★ヒャダインさん:

16歳までやってたんで、そこそこ。
今はもうだいぶ腕が落ちてしまいましたが、当時は結構弾けてましたね。

■亀田さん:

ということで、今日は、
ヒャダインさんのルーツとなったピチカートファイブの中から
1曲選んでいただきたいのですが?

M. ベイビィ・ポータブル・ロック / PIZZICATO FIVE

baby portable rock - pizzicato five

■亀田さん:

この時代なんですね。

★ヒャダインさん:

はい、そうなんです。

■亀田さん

今聴きながら、ヒャダインさんと話していたんですけども、
僕も、キャリアのスタートがCoCoとかribbonのアイドルだったんでね。

★ヒャダインさん:

ビックリですねぇ。僕、CoCo大好きでしたからねぇ。

■亀田さん

こうやって音楽を通じて、世代が繋がっていくのが、
アーティストの世代が繋がっていくのが素晴らしいのはもちろん、
僕たちクリエイター同士が繋がるのは嬉しいですね。

そして、ヒャダインさん!
明日、新曲「笑いの神様が降りてきた!」がリリースになります。
あらためて、これはどんな曲ですか?

★ヒャダインさん:

こちらは、デートソングにしたんですね。
緊張してデートしてるんですけど、
ちょっとした笑いの神様が降りてきたときに2人の距離が縮まる…
という今の季節にピッタリな爽やかなデートソングになっています。

「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
明日も引き続き、ヒャダインさんにお話をうかがいます。
よろしくお願いします。


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STAFF| 19:12 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年05月27日

究極の名ギターリフランキング ベストテン!!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー、
それらが、今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第227回目のテーマは…

究極の名ギターリフランキング ベストテン!!

1965年の今日、5月27日、
ローリング・ストーンズの大ヒット曲
「サティスファクション」がリリースされました。
ロック好きの方もそうでない方も、
誰もが耳にしたことのある、超有名なギターリフですね。

ちなみに「ギターリフとはなんぞや?」って人、いますか?

リフとは、リフレインのリフ。
印象的な同じフレーズが繰り返されることによって
曲のテーマになったものをリフといいます。

さて、この「究極の名ギターリフランキング」は
「歴史に残るような普遍性」があったり、
「無条件にカッコいい」と言えるものを条件に、
数ある名ギターリフの中から、
我々『FM KAMEDA リフ審議委員会』が
厳選に厳選を重ね、ランキングを作っています。
みんなが好きなギターリフは入ってるかな??

それでは「究極の名ギターリフランキング ベストテン!!」
まずは第10位の発表です!!

■第10位:Black Dog/Led Zeppelin
ギタリスト:ジミー・ペイジ

なんとこのリフ、ベースのジョン・ポール・ジョーンズの発案!
ギタリスト、ジミー・ペイジは数多くの名リフを残しましたが、
じつは、負けないくらい多くの曲のリフは
ジョン・ポール・ジョーンズの考えたものなんですよ!

■第9位:Sunshine of Your Love/Cream(1968)
ギタリスト:エリック・クラプトン

ブルージーで渋いギターリフ。
ロックはブルースと直結しているのがわかります。
クリームの名曲だ!

■第8位:Smoke on the Water/Deep Purple(1972)

海外の楽器屋では、ギターの試奏であまりにもこのリフを弾く人が多いので、
「No more Smoke on the Water」の貼紙がされるくらい有名。
これ、ツェッペリンの「天国への階段」でも言われている、
いわゆるギター都市伝説ですね。

■第7位:Walk This Way/Aerosmith(1975)
ギタリスト:ジョー・ペリー

RUN DMCがサンプリングをして、
しかもビデオクリップに本人も登場しリバイバルヒット。
シャッフルで跳ねるようなグルーヴが特徴。
むちゃくちゃカッコいい!
僕、大好きです!

■第6位:Beat It/Michael Jackson(1983)
ギタリスト:スティーヴ・ルカサー

このリフを弾いているのはTOTOのスティーヴ・ルカサー!
そして、ソロを弾いているのがエディ・ヴァン・ヘイレン。
流石マイケル!流石クインシー!やることが豪華!
このように、ギターリフはポップシーンでも威力があると
証明しているんですね!

■第5位:Layla/Derek and the Dominos(1970)
ギタリスト:エリック・クラプトン

早くも、クラプトンの名作リフが2つ入ってきました。
泣き叫ぶような情熱的なリフがカッコいいですね。

■第4位:Are You Gonna Go My Way(自由への疾走)/Lenny Kravitz(1993)
ギタリスト:レニー・クラヴィッツ

至る所にレッド・ツェッペリンの影響を受けながら
それを20年後にリバイバル!
人種、国境、時代を越えて、
さらにキャッチーに進化させたあたり、レニクラのすごいところです!

さあ、いよいよ残すところベスト3となりましたが…
その前に!
ここでこれらの名ギターリフはいかにして、
歴史に残るフレーズとなったのでしょうか?

先にお答えしましょう!!

今回ランキングされたリフがカッコいい!と言える条件とは?

まずシンプルに、コレキタ感があるもの!
ですから、イントロから必ずリフで始まることが条件です。
ギター一本で始まればさらにいい感じ!
あとは、ある程度シンプルなメロディーで作られたもので、
ギターキッズがコピーしたくなるようなもの!

そもそも、ギタリストはどうやってリフを作っているのでしょうか?

たぶん、ギターを抱きながら、つま弾きながら、
ロックの神様、先輩達の魂が降って来るのを待っているんですよ。
そして、「自分が発明した」リフで、
ステージに立って
たくさんのお客さんを感動させ、
自分自身がギターヒーローの「神」の領域にいきたい
と願っている。
こういうモチベーションで、名リフが出来上がるのだと思います!

また、時代によって音楽的な特徴があるんです。

今は、リフが作りにくい時代になっています。
個性を重んじるようになって、
かっこいいリフを考えても、
「誰々の影響でしょ!?」「リスペクトでしょ!?」
という印象を与えてしまい、
あまりリフが積極的に発明されていないのが現状です。
マイケル・ジャックソンの「BEAT IT」でも30年前、
レニー・クラヴィッツの「Are You Gonna Go My Way(自由への疾走)」でも20年前。
しかも、HIP HOP台頭以降は、
カッコいいリフはサンプリングされて使われるのがクール、
という認識が広まりました。
ですから、若いギタリストは、
なかなか、新たなリフを発明するきっかけがないんです。

あとは、音楽学的に耳に残るリフの特徴。
とにかくイントロ、曲の頭からリフで始まること。
最低でもベースや他の楽器でなぞること。
こうやって、リフが曲の顔であることを強調することが大切です。

…さあ、それではお待たせしました
「究極の名ギターリフランキング」、ベスト3の発表です!!

■第3位:You Really Got Me/Van Halen
ギタリスト:エドワード・ヴァン・ヘイレン

オリジナルはKINKS。
このカバーのバージョンはリフの素晴らしさだけでなく、
エドワード・ヴァン・ヘイレンというギタリストが、
ライトハンド奏法や、ピッキング・ハーモニクスなど
エレキギターの新たな可能性を提示したところに意味があるんです!

■第2位:Johnny B. Goode/Chuck Berry(1958)
ギタリスト:チャック・ベリー

もう、泣きそうですね。
これぞ、ロックのスタンダードリフ。ここから全てが始まった!
チャック・ベリーは、バンドのピアニスト、ジョニー・ジョンソンの
ブギウギのプレイにインスピレーションを受けて、
このリフを思いついた、というビハインド・ザ・ストーリーがあります。
こんな有名すぎるギターリフが、ピアノのフレーズから始まっているなんて!
音楽って面白い!

そして、いよいよ栄光の第1位に輝いた
究極の名ギターリフはやっぱりこの曲です!!

M. (I Can't Get No) Satisfaction / The Rolling Stones

Out of Our Heads - The Rolling Stones

ということで、

■第1位:(I Can't Get No) Satisfaction/The Rolling Stones

この存在感を越えるリフは
なかなか生まれていないのではないでしょうか!
ちなみに、ストーンズはリフの宝庫です。
ストーンズにはこの他にも「Jumpin' Jack Flash」など、
たくさんのカッコいいリフ曲があります!

それは、彼らがリズム&ブルースをルーツにしていること。
キース・リチャーズという、
リフ一発で空気を変えることのできる
素晴らしいギタリストがいたことにつきますね!


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
「音楽に関するギモン」は、この番組のサイトからお願いします。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
明日は、音楽プロデューサー対談!
ヒャダインこと、前山田健一さんをお迎えします。
お楽しみに!


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STAFF| 16:46 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年05月23日

うれし、恥ずかし、KISS SONG


こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第226回目のテーマは…

うれし、恥ずかし、KISS SONG

今日、5月23日は、「キスの日」。知ってましたか〜!?
1946年の今日、日本で初めてキスシーンが登場する映画「はたちの青春」が
封切りされたことから、制定されました。(ハハン)

音楽の世界にも、たくさんのキスソングがあります。
僕は、キスソングと言うカテゴリーすらあるとも思っています。
(ほんまかいな、、、)
ドキドキする初めてのキスや、
恋人とのラブラブなキス
大人のキス、さらに別れた相手を思い出すキスなどなど、
たっくさんの恋愛をテーマに、キスソングは歌われてきました。
今日は、数あるKISS SONGを世代別でご紹介していきましょう!
まずは、ファーストキス!

■はじめてのチュウ / あんしんパパ

いきなり、これできたか!
これはキスを「チュウ」と歌ったところが発明品です!
そしてこの加工された声色。
あえて機械的にすることによって
人間の肌と肌がふれあうキスという行為が、
力強く飛び来んでくるんですね。
キスを初めて経験した少年の心が、
かわいらしい歌声で表現されていますね!
(なんか小学生のませた子供のキスみたいですね)
ちなみに歌っているあんしんパパさん、どんな方なのか調べてみました。
作詞、作曲、編曲を担当されている「実川俊晴」さんです。
この加工されていない実川さんの声、
聴いてみたいと思いませんか?

この曲は、キムタク、山崎まさよし、サザンの桑田さんなど、
数多くのアーティストにカバーされています。

続いては、高校生くらいのキスかな

■今すぐKISS ME / LINDBERG

この二人は、つき合い始めの若いラブラブカップルですね。
合ってすぐキス、もうキスがしたくてしたくてしょうがない
そんな雰囲気を醸し出している曲ですね。

さあ、ここからは大人のキスだよ

■KISS OF LIFE / 平井堅

キスで会話をし、キスで人生を変える、いや〜ン。けんちゃんオトナ!
愛し合う男女のKISSは、愛をはぐくむ重要なアクションだと。
なにがあっても二人のキスは、
絶対で普遍的だと、この曲はそんなことを訴えていると思います。

■接吻 / オリジナルラブ

かっこいいですね。
中島美嘉さんや、BENIさんなど、数多くの人にカバーされている名曲。
田島貴男ことオリジナルラブの接吻!
こちらは、キスを「接吻」と歌ったところが発明品!
文学的ですね。
キスの上級者編ですね
つきあい始めて、何年も経っているのにラブラブな感じですね!
うらやましいですね!
そして大人のキスの味は、レモンではなく甘い味らしいよ!

■あなたのキスを数えましょう YOU WERE MINE / 小柳ゆき

こちらは、破局系キスソング!
二人は、別れてしまったようです、、、、
そして、思い出すのは、恋人とのキス
いったい私たちは何回キスしたんだろう、、、
女性はそういう風に覚えているんですね!

と、いくつか紹介してきましたが、
これらのキスソングには、どんな思いが込められているのでしょうか?
そもそも、なぜ、アーティストは、キスソングを歌うのでしょうか?
お答えしましょう!

まず、歌にするにあたって、
男女が「ふれあう」という行為の中で
「手をつなぐ」と「キス」までがOKラインなんです。
そこから先の描写、つまりラブシーン、もしくはエッチなシーンは
単純に「アウト〜!」なんですね。

そうなんです、
歌にして聴かされても、楽しくないんです。
感情よりも、本能といった
動物的な部分が強くなって
歌としておいしくない。
誰もが、感情、気持ちの切なさを求めているんです。

つまり、ラブソングで、「好きだ」「愛している」といった心の動きは
言葉、つまり歌詞にしやすいんですが、
それが、心の動きではなく、体の動きになると
すごく選択肢が狭まってしまうんですね。

特に、音楽は、映画やドラマのように
映像がない分、ラブアクションを描写するのは、難しい。
ですから、歌えるラブアクションは
1.手をつなぐ
2.キスをする
3.抱きしめる
この3段階くらいしかないんですね。
その中間を埋める言葉がないんです。

その中で、キスソングは
相手とむすばれる瞬間を
つまり「気持ち」と「行動」が一つになる瞬間を見事に
表現してくれます。
キスというラブアクションによって、
お互いの気持ちを確かめる瞬間を
明確に確かめることができるんですね。

ところでキスソングは、
どんな思い出をよみがえらせてくれるんでしょうか?
恋愛成就、のキス?
失恋したあとに思い出すキス。
進行中の恋愛の一コマ。
ほらほら!どんな恋愛のシチュエーションにも
オールマイティーに対応できる。
キスソングはラブアクションの
万能型選手なんですね。

さて、今日お届けするのは…
分かれた恋人とのKISSをずっと覚えている
切ない、ラブソングです。

M. LAST KISS / BONNIE PINK

LAST KISS - BONNIE PINK

キスの情景をここまで思い出に閉じ込める
女性らしさが素晴らしいです。
こうやって聴いてみると
女子のシンガーのほうが、キスソングの作りが精密かも!

さあ、今日はキスソング、J-POPに絞りましたが
いつか洋楽編もやりましょうね!


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では、
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
「音楽に関するギモン」は、この番組のサイトからお願いします。


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
来週も様々な音楽の楽しみ方をシェアしていきましょうね!


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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 20:59 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年05月22日

亀恩、大反省会!


こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

今日はFM KAMEDAも東京スカイツリーから生放送でお送りします。

Kameda_Sascha

早速ですが、本日、第225回目のテーマは…

亀恩、大反省会!


亀恩こと、「亀の恩返し」。
先週末の土曜日と日曜日、日本武道館で行われた僕主催のコンサートです。
僕と一緒に音楽を作ってきたアーティストたちが一堂に集まって
素晴らしい演奏をしてくれました。
そして来てくれたお客様、本当にありがとうございました。
この亀恩、今回はJ-WAVE BEAT PLANETのナビゲーター、
サッシャにも活躍してもらいました。
というわけで、今日はサッシャとこのコーナーを
お送りしていきたいと思います。

サッシャ:

よろしくお願いします。うれしー、生FM KAMEDA登場(笑)

亀田さん:

お世話になりました!

サッシャ:

オープニング前の影アナというか表アナというか。

亀田さん:

影アナという名のもとに、ちゃんとねスポットライトを浴びて
しゃべらなきゃいけないっていうね。
あれやりづらかったでしょ(笑)

サッシャ:

みなさんから見えるところでやるという5分間なんですけども、
注意事項を言いながら盛り上げもやらせていただきまして。
いやーほんとに心臓バクバクしましたね。

亀田さん:

でもサッシャの影アナのおかげで会場は温まって、
いよいよ始まるぞ。っていう感じになってよかったですよ。

サッシャ:

あのあとすぐスピッツさんだったんで緊張しました。

亀田さん:

なんだっけ?「会場内では禁煙はお止めください。」っていう(笑)

サッシャ:

そう(笑)禁煙はご遠慮くださいって(笑)

亀田さん:

みんな吸えってことかっていう(笑)

サッシャ:

もう緊張のあまり(笑)

亀田さん:

でもあのおかげで一気にほぐれた!

サッシャ:

ほんとですか?それにしてもほんとに素晴らしい
二日間だったんですけども。
まず前回の亀の恩返しの時もそうだったんですけど、
亀恩といえばステージの形が独特。
アリーナに三方向に伸びたステージで、中央があるみたいな。
まずあのステージデザインはなぜあの形にしたんですか?

亀田さん:

とにかくお客さんとの距離を近くしたかったの。
あらゆる角度、武道館は8角形なんですけど、
360度どこからでもアーティストの一挙手一投足がしっかり見れて、
僕ら演者からもお客さんの顔が見える。
そのためにセンターにステージを置いて、
でもセンターにまるっこいステージ置いてもつまんないんで、
どこまでもお客様に近付けている天国の階段じゃないけど、
羽を広げていったっていう感じですね。

サッシャ:

亀田さんも何回かその羽の先へ行きましたけど、
一階の客席の目の前なんですよね。
ほんと2〜3mのところですよね。
どうですか?お客様の顔があんなに近くで見えるって。

亀田さん:

僕らが演奏しに行くとね、みんな笑顔で迎え入れてくれてですね。
ほんとに幸せですね。お客様も幸せだと思うんですけど、
僕らも幸せな気持ちで音楽を奏でさせていただいたって感じですね。

サッシャ:

出演順も、いきなりスピッツが出てきて驚いたんですけど、
並びは亀田さんが考えたんですか?

亀田さん:

はい、そうです。セットリストも全部僕が決めてます。

サッシャ:

どういう意図だったんですか?

亀田さん:

やっぱりスピッツ頭だと温まるんですよね。
あとは20年以上のキャリアの人気バンドなのに、
初めの方にでないと、ずっと緊張してるのが嫌なんだって(笑)
待ってると緊張しちゃうから、とにかく早い出番にしてくれって(笑)

サッシャ:

(笑)その他の並びや演奏順で意識したことありましたか?

亀田さん:

ずーっとお客様が音楽につつまれている状態が続くようにっていうのは
意識しましたね。

サッシャ:

次回もやりたいっておっしゃてましたが、今回やってみて、
反省や、もっとこうしたいなっていうのはあったんでしょうか?

亀田さん:

んー、今回僕にしては反省点が少ないんですね。
危ない、こういう時引き締めないといけないんだよな。

サッシャ:

そんな(笑)

亀田さん:

少ないんだよね(笑)
強いて言うと、今度はもっと武道館の外に届いていくような方向性とか、
音楽のつくり方とか。
あとは東京じゃないところでやってみるとか。恩返しの旅?

サッシャ:

いいですねえ。

亀田さん:

恩返し行脚みたいな感じであっちこっちでできるといいかなってのは
思いますね。

サッシャ:

なるほど。そんな中で出演者も素晴らしかった、
亀田さんの総指揮も素晴らしかった、
もちろんベースもかっこよかったんですけど、
他のハウスバンドのみなさまも素晴らしい演奏で支えていて。

亀田さん:

ありがとうございます。

サッシャ:

亀田さんが彼らを選んでいる理由っていうのは?
ハウスバンドの方にもスポットがあたるっていうのが
亀恩の素晴らしいところだと思うんですけど、
ラジオでも説明お願いできますか?

亀田さん:

あのハウスバンドは、
普段僕が一緒にレコーディングしているバンドなので、
僕が作るCDから流れてくるサウンドはほとんどが彼らの演奏なんですね。
ドラムのカースケさん、ギターのニシカワさん、オグラさん、
ピアノのサイトウユウタ、ミナガワマコト、
そしてキンバラチエコストリングス。
亀田サウンドっていうのは彼らなしではありえなくて、
僕一人だとベースでボンボン鳴らしているだけなんで。
それを亀田サウンドとして最高の音楽を作り上げてくれる
僕の良き理解者で、永遠のパートナーです。
死んでもみんなのこと忘れないと思います。

サッシャ:

亀田さんがハウスバンドとやる上で基準にしていることってありますか?
選ぶ相手っていうか。

亀田さん:

自分の音を持っている人たち。
音楽への愛、人間への愛。
すべてが高いレベルで一つになってる人たちかな。

サッシャ:

ブログにも書かせてもらったんですけど、
今回の亀の恩返しって、
普段の亀田さんのレコーディングに参加したような感じだったって
印象を受けたんですけど。

亀田さん:

そう、その通りです。360度の観客席なので、演奏してる後ろ姿とか、
機材とか、スタッフがどういう動きをしているかっていうのも
意図的に見せているんですね。
こうやって音楽って作られているんだよって知らせたくて。
音楽っていうのはアーティストやミュージシャンだけで作るんじゃなくて
ほんとにいろんな人が集まって作り上げているんだよ。
僕一人でもできなくて、アーティストだけでもできなくて、
ハウスバンドがいて、楽器等のスタッフがいて、
音響さん、照明さんがいてできてるっていうのを知らせたい
っていうのがありましたね。
なのでエンドロールでも一人一人のスタッフの名前を呼んで
ありがとうって。

サッシャ:

なるほど。よくステージって幕とかありますけど、
今回全然なくて、全員が見えてますもんね。

亀田さん:

とにかく武道館にある空気と景色と音をみんなでシェアしようっていう
そういう考え方です。

サッシャ:

素晴らしい。
今回実はですね、4年前にやった曲を
亀恩の前にフリーダウンロードしようっていう
太っ腹な試みがあったんですけども。

亀田さん:

そうなんです。
前回KREVAと「恩返し」って曲を4年前に作ったんですけど、
今回またKREVAを誘った時に、KREVAから
「亀田さん、この間の曲みんなにプレゼントしようよ。」
って言ってくれて、それで二人でレコーディングして、
前回ライブでしかやってなかったので、
フリーダウンロードにしようって。
そして今回ビジョンに字幕出したらみんな一緒に歌ってくれて。
あの時顔は笑ってましたけど、目からは涙がざーって出てました。

サッシャ:

ではその曲、もちろんフリーダウンロードもできるんですけど、
まだ聞いたことのないっていう方もいらっしゃると思いますので、
亀田さんご紹介いただいてもよろしいですか?

亀田さん:

聴いてください、KREVA&亀田誠治で「恩返し」

M. 恩返し / KREVA&亀田誠治

サッシャ:

こちらはまだ亀の恩返し特設サイトでダウンロードが可能なんですね。
ぜひダウンロードしてミュージックコレクションに加えてください。
そんなわけで亀の恩返し、一大プロジェクトでしたね。一年がかり?

亀田さん:

一年以上かかってるかな〜

サッシャ:

大成功に終わったんですけど、
亀の恩返しの直前に僕もニュースで見て驚いたのが、
クインシー・ジョーンズの来日公演が久しぶりにあるわけなんですけど、
そこに亀田さんが参加されると。

亀田さん:

はい、そうなんです。

サッシャ:

ちょっとー亀田さん、黙ってましたね(笑)
こんなビッグニュースを。

亀田さん:

言いたくてしょうがなかったんですけど(笑)

サッシャ:

これ実に81年以来、32年ぶりに来日公演が決まったっていうことで、
日程が7月28日がまずBLUE NOTE TOKYOで、2ステージあって、
7月31日と8月1日に東京国際フォーラムAと。
まあ32年ぶりということでほとんど初めて行く人が多いと思うんですけど、
亀田さんどんな形で参加するんですか?

亀田さん:

国際フォーラムでやるコンサートのほうですね。
クインシー今年で80歳なんですね。
来日してくれるってことで、
我々日本のファンからお祝いしようってことで、
トリビュートパート、お祝いパートを第一部に設けまして、
第二部はクインシーからの演奏パートなんですけれども。
その第一部のお祝いパートを僕がプロデュースして
総指揮をとることになっております。
3月にクインシーの前で、こういうことをやりたい、
こういうセットリストにしようと思うとか、構成を話してきてあります。

サッシャ:

もう会ったんですか!?

亀田さん:

もう会ってきました、3月に。

サッシャ:

うわーいろいろ黙ってますね、口堅いですねー亀田さん(笑)

亀田さん:

黙ってました(笑)

サッシャ:

そうですか、それでその手ごたえとしては?ちょっと言える範囲で。

亀田さん:

クインシー自体はジャンルの壁を破った人だと思うんですね。
ジャズから始まって、ブラックミュージック、ロック、ポップ。
あらゆる音楽を混ぜ合わせて、音楽の垣根をなくした音楽の功労者、
クインシーなくして今の音楽はないんです。
そのクインシーに敬意を払ってですね、
僕たちがどれだけクインシーに育てられてきたか。
僕は常日頃、20年近くクインシーが大好きだっていうのを
言い続けてきたんです。
そうしていたらクインシーが今回日本でライブするにあたって、
日本のアーティストとコラボしたいっていうのだけど、
どういう人に日本サイドをまとめてもらえばいいかっていうところで、
亀田誠治はあらゆるジャンルを超えて活躍しているので、
ミスター亀田が面白いんじゃないかっていうのをクインシーと話し合って、
一緒にやろうってなったんですね。

サッシャ :どんな気持ちですか?

亀田さん:

ほんとに光栄なのと、やっぱり言っとくもんですね。夢は。

サッシャ:

(笑)

亀田さん:

叶うかわかんないですけど、
好きなものは好きって言い続けるのは非常に大事なことだと思います。
僕はクインシーの音楽そのものも好きですし、音楽へ向かっていく姿勢、
アーティストと接している姿勢っていうのを
いろんな記録で読み込んでいるんですけど、
ほんとに全ての面で尊敬しているんです。
一番好きな言葉が、マイケルがスタジオで迷っていると、
「MUSIC COMES FIRST」って言うんですって。音楽に聞けと。
何も迷うな、音楽に聞けってクインシーが言うっていうのを聞いた時に、
これは僕の一生の宝物にさせていただこうって。

サッシャ:

じゃあ亀田さんも迷ったときは音楽に聞けと。

亀田さん:

耳から入ってくる情報しか信じない。

サッシャ:

亀田さんも登場するんですか?ステージに。

亀田さん:

もちろん登場します。演奏します。

サッシャ:

それで日本人アーティストが出てくると。それは言えない・・・?

亀田さん:

はい、徐々に発表していきます。
素晴らしいアーティストが出てきますので。
ほんとにみなさんに楽しんでいただけると思います。

サッシャ:

ではせっかくですからクインシー絡みの一曲を
亀田さんに選んでかけていただきたいなと。

亀田さん:

はい、では今日聴いていただくのはですね、
クインシーはほんとに素晴らしいアーティストを連れてくるんですけども、
サイーダ・ギャレットっていうアーティストも来るんですけど、
サイーダ・ギャレットはマイケル・ジャクソンの
「マン・イン・ザ・ミラー」を一緒に作った人なんですね。
そのサイーダ・ギャレットが来るってことは、
もしかしたらこの曲やるんじゃないかなって思って。
分かんないですよ?
なので、今日はそのマイケル・ジャクソンの
「マン・イン・ザ・ミラー」を聴いていただきたいと思います。

M. マン・イン・ザ・ミラー / マイケル・ジャクソン

Bad - Michael Jackson

サッシャ:

いやーついつい一緒に歌っちゃいますね。

ほんとうに亀恩はお疲れ様でした。
そしてクインシー頑張ってくださいね。
めっちゃ楽しみにしてます。

亀田さん:

楽しいコンサートにしたいと思います。

サッシャ:

そして明日からもFM KAMEDAよろしくお願いします。

亀田さん:

はい、もちろん。様々な角度から音楽をひも解いていきますよ。

サッシャ:

今日はこの時間、亀田誠治さんに生登場していただきました。
ありがとうございました。


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さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
「音楽に関するギモン」は、この番組のサイトからお願いします。


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
明日もよろしくお願いします!


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STAFF| 22:26 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年05月21日

なんでも答えます、音楽のギモン!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第224回目のテーマは…

なんでも答えます、音楽のギモン!

はい、今日は、普段皆さんからいただいている
「音楽のギモン」にお答えしていきましょう。

それでは、さっそく1通目から!

●ラジオネーム:ジョイライフ

メディアに露出せず、作曲をする方っていうのは
レコード会社にどのように所属しているのでしょうか?

こちら、いい質問です!
ジョイライフさんは作曲家志望なのかな!?
基本、今の時代の作曲家の方は、レコード会社には所属していません。
確かに、その昔70年代頃までは、
レコード会社専属の作曲家・作詞家の方もいらっしゃいました。
編曲の方もいましたね。
レコード会社が全ての制作の力を握っていた時代ですね。
オケもオーケストラで一発録りしてね。

ところが、70年代に入り、
吉田拓郎、荒井由実などのシンガーソングライターが出現し、
音楽のカタチも幅広く多様化して、今では、
ほとんどの方が、作家事務所かフリーで作家活動をなさっており、
曲ごとに印税契約を交わして、
作品が売れた枚数の数パーセントを印税として受け取っています。

ですから、所属の方はほとんどいない、といって過言ではありません。

たくさんの作家の方がいらっしゃって、
「この方に書いてもらいたい!」と
決め打ちで頼まれる場合と、
コンペという形式で、いろんな作家さんに発注し
その中で一番いいものが選ばれる、というやり方があります。
そして、その曲がヒットする確率もほんの数パーセント。
ですから、気の遠くなるような仕事です。
本当に、好きでないと続けられませんね。

●ラジオネーム:モーモー

CDを買うときのギモンです。
よく洋楽CDを買うときに、
輸入盤と日本盤で値段も曲数も違うことがあるのですが、
一体どうしてですか?
アルバムの曲順とかこだわっているアーティストも沢山いると思うし、
やたら追加しなくても良い気もします。
ちなみに、僕は比較的安い輸入盤を良く買います。

良い質問ですね。
気になっている方はたくさんいらっしゃると思いますよ。

これは、お客様に届けるために生まれた
マーケティング的発想ですね。
その国の人にターゲットをしぼり、
リスナーの購買意欲を煽ろうという
考え方から生まれています。

基本的には2パターンあって、
まず、基本的な収録曲順は変わらなくて、
おまけ曲、つまりボーナストラックなどが沢山ついてくるもの。
(最近はこの傾向が強いです。
 おまけをつけて、少しでもお得感を出そうという考え)
もう一つは、収録曲そのものが大幅に変わってしまっているもの。
こちらは、最近に始まったことではなく
1960年代に、
たとえばビートルズは、アメリカ・キャピトル盤とイギリス・EMI盤では
収録曲が違ったりしましたよね。
その発売する国や地域におけるアーティストのヒット状況や、
契約の形態によって戦略を変えていく。
これを、時々言いますが、ローカライズといいます。
どちらも、時代の中で、
どれだけのCDやレコード、配信もそう…。
「作品」をいかに魅力的な商品にするか
という考え方から生まれています。

ちなみに僕は、小さいときから、おまけや付録に弱い子どもでしたが
CDは、一番シンプルなエディションを買っています。

今日、紹介するのは、RA RA RIOTのアルバム「BETA LOVE」です!
なんと、日本盤にはボーナストラックが9曲と、てんこ盛りの大サービス!
「Kiyomizu」という曲もあり、
日本のファンに向ける彼らの気持ちが感じられます。
ボーナストラックの中では、Steve Winwoodの名曲をカバーしています。

M. Valerie feat. Delicate Steve / RA RA RIOT

Beta Love - RA RA RIOT

「Kiyomizu」、これも気になる!ちょっと聞いてみましょう。

…最高ですね。
本当に親日家ということが伝わってきますね。

●ラジオネーム:デューセンバッカー

僕は、ミュージックスクールに通い、ベースを習っているのですが、
先日何気なく先生と会話していく中で、
日本の音楽に対しての話になり、
先生曰く
「結局のところ、邦楽(J-POP)は洋楽のマネでしかないから興ざめするんだよね」
と仰っていて、
たしかに多くの日本のアーティストの方々は、
海外のアーティストから受けた影響は多大だと思うのですが、
僕はマネだけではない独創性・独自性はあると思うんです。
プロデュースからプレイヤーとして
幅広く日本の音楽に携わっている亀田さんからみて、
日本の音楽とはどういうものでしょうか?

骨太な質問ですね!
「邦楽は洋楽の物マネか!?」

まず、大前提として
どんな音楽もお互い影響し合っていることを忘れてはいけません。
アメリカの音楽は、イギリスの音楽に影響を与えていますし、
イギリスの音楽は、アメリカの音楽に影響を与えています。
この時、イギリスの方は、
「イギリスの音楽はアメリカの音楽のマネでしかないから興ざめする」
と、言うでしょうか?…言いませんよね。
もしくは、反対に、アメリカの方は
「アメリカの音楽はイギリスの音楽のマネでしかないから興ざめする」
と、言うでしょうか?…言いませんよね。

つまり、どんな国にも、
音楽を奏でるために生まれて来たアーティストはいます。
彼らが、いろんな音楽に影響されて、
人々の心に届く音楽を生み出していくのは
ごくごく自然で素晴らしいことだと思います。
そこには、言語の違い、気候の違い、宗教の違い、歴史の違いなどが
重なって、独自性、独創性が含まれています。

ただし、時に、
流行の音楽をそっくりそのままいただいている(つまりパクりですね)
人たちがいることも事実。
これは時に恥ずかしいことです。

とはいえ、これは、邦楽だけではなく、洋楽でも行われていますよ。
デューセンバッカーさんも、
本当に好きな音楽を、一生懸命奏でて、向き合って、
そこに独創性をプラスしていくと
幸せな音楽ライフを過ごせるかも!


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
「音楽に関するギモン」は、この番組のサイトからお願いします。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
明日は、サッシャと一緒に東京スカイツリーへ伺います!


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STAFF| 21:40 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年05月20日

測っていいとも!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の隠れざるストーリー、
それらが、今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第223回目のテーマは…

測っていいとも!

測っていいとも…!
そう、今日は、音楽にまつわる「単位」のお話。

例えば、ベートーベンの「第九」。
この演奏時間、だいたい70分前後なんだそうですが、
この「第九」を収めるために
コンパクト・ディスク=CDの収録時間が74分に決まった、
というのは有名な話。

そして、最近またジワジワと人気を盛り返しているアナログ・レコード。
LP1枚の重さって、何グラムだかご存知ですか?

正解は…
だいたい130グラム!

でも、最近はマニアや音楽ファンの間で
「180グラム重量盤」というのが人気なんです。
盤が重くなることで、安定して音質が良くなるんですね。
そんなことから、ロックやジャズの名盤が
次々と「180グラム重量盤」のアナログで再発売されています。

いきなり、こんな「単位」のお話から入りましたが、
今日、5月20日は「世界計量記念日」。
1875年に「メートル条約」が締結されたことに由来しているそうです。
ほほう!

というわけで今日は、
音楽の世界における「測る」についてお話しましょう。

まずはBPM!
演奏する側からすると、曲のテンポというものがあります。
以前、お話しましたが
東京事変の「能動的三分間」という曲は
BPM=120というテンポで90小節演奏。
そうすると…ジャスト3分間になる、という計算で作られています。

いま、出てきたBPM(BEATS PAR MINUITE)というのは
1分間に何拍刻むか?
という「単位」です。
逆に言うと、これを元に、
曲のテンポを、演奏者同士で共通理解するわけです。

でも、なんでも数字で測れるのか?
音楽は数字だけで割り切れるのか?
というと…
そうではありません。
では、僕たちミュージシャンはどのように「数字」を読み
「単位」と向き合っているのでしょうか?
お答えしましょう!

■音量

一番身近な例でいうと音量です。
まず、ギターなどについている、ボリューム。
0から10まで目盛りがついています。
我々は10を「フルテン」とかいいますが
1の目盛りがフルテンの10分の1の音量とは限りません。
あくまでも、10分割は目盛り、目安で、
実際の音量は自分の耳で確かめるしかありません。

音量でもう少し言うと
音量の単位でdb(デシベル)というものがあります。
よく、駅の前なんかで騒音を測るやつです。

やっと聞こえるかすかな音量を基準に
これを0dbと決める。
この強さの10倍が10db、100倍が100db。
これは難しい数式なんですけど、
たとえば、3db上げると
これが、体感上の音量は1.4倍の大きさに感じるんです。
ちょっと実験して聞いてみましょう!

(1) 57dbのピアノ音
(2) 60dbのピアノ音

ちょっとだけ大きく感じるでしょ?
違いわかりますか?
ですから、これも絶対値としての目盛りがdbであって
そこから先は、耳で聞いて確かめていくしかないんです!

なので、スタジオでは結局
「ギターソロをガッツリ上げてー!」
「コーラスをハナ毛1本分くらい下げてもらえます?」
なんて、超ゆるい、「気持ち」の単位がよく使われています。

そして、もう一つ大切な単位があります。

■ノリ

数字で割り切れない“ノリ”もあります!
通常、我々のレコーディングでは、1拍を960分割しています。
1. 2. 3. 4、この1を960分割。
結構細かいでしょ!?
これによって細かいノリを調整するのですが、
これだけだと、完璧なノリは作れないんですね。
人間の持っている揺れ、揺らぎというのは、もっと有機的なんです。
もっと細かいスポットを感じることができる。

ちなみに80年代、ニュージャックスイングが流行った頃は
今ほどコンピューターの解像度が進んでおらず、
1拍を96分割しかできませんでした。
だからこそ、あのカチカチとしたスイング感が生まれているんです。
ちょっと聞いてみましょう!

(1) 完全にハネたニュージャックスイングのドラムパターン
(2) 同じパターンでスイングしていないもの

(1) のカチカチタイトなスイング感!に比べ、
(2) だと「ノリずれぇ!踊れねぇ!」って感じませんか?

今の技術では、これほど微妙なノリが調整できるということです。
でも、ニュージャックスイングには、
ニュージャックのカチカチのスイングの魅力があった。
やっぱり、音楽は「感覚」!
数値の解像度を上げていけばよい、という問題ではないんですね。

さあ、こちらも96分割しかできなかった頃のスイング感。
でも、歌のグルーヴと表現力や、生の楽器のグルーヴが
曲に素晴らしい息吹を与えています。

M. I'll Be Good To You / Quincy Jones with Chaka Khan and Ray Charles

Back on the Block - Quincy Jones

結局、最後は
人間のアナログな感覚なんですね。
だから、これからはハートの熱量を…

測っていいかな!?
いいとも!!


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
今日はこんな形で「音楽にまつわる単位」についてお話しました。
結局は、「気持ち」の単位がわかりやすいようで、
僕も今から、マッハで次の現場に向かいま〜〜〜す!

そしてこのコーナーでは、
皆さんからの「音楽のギモン」をお待ちしています。
僕に聞きたい事がある人は、この番組の応募フォームから送ってくださいね。
明日は、そんな皆さんからの「音楽のギモン」にお答えします。


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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 14:02 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年05月16日

カメダトラベル〜かめバス 東京観光編!〜

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第222回目のテーマは…

カメダトラベル〜かめバス 東京観光編!〜

え〜、ご乗車ありがとうございます。(バスガイド風)

はい、カメダトラベル、KTB(笑)へようこそ!
今日は、ここJ-WAVEのお膝元。
東京の風景を巡る音楽の旅へと出かけましょう!

それでは!かめバス 東京観光の旅!
発車オ〜ライ!(もちろん、バスガイド風)

まず、右手に見えますのが…

●東京タワー

「東京にもあったんだ/福山雅治」

リリー・フランキーさん原作の映画「東京タワー」主題歌。
これは、数多くある東京タワーソングの中でも決定版です。

東京タワーはアナログの象徴なんですね。
人間の力で作られ、人間の力で登れるようなイメージが共有できる。
これって、言い換えれば「昭和の象徴」なのかもしれません。
そこにあるものに願えば、手が届きそうな範囲を示してくれるんです。
そこにある思い出にも、いつでも手が届きそう!

さあ、続いて見えてきましたのが…

●新宿/歌舞伎町

「歌舞伎町の女王/椎名林檎」

椎名林檎さんは、東京の風景と、心の切り取り方が上手ですね。
この他にも「丸の内サディスティック」という曲もあります。

林檎さんは、新宿の副都心のような「表」ではなく
歌舞伎町あたりの、
人の情とか、欲望のうずまく
新宿という街の「裏」に注目したところが個性的ですよね。
渋谷系の余波が漂う、90年代の終りに、
あえて「新宿系」を名乗ったあたりに
オルタナティブな精神が強く感じられます。

何何?渋谷が黙っていないって!?

では、次は、ヤングの街・原宿をぬけ、
明治通りを下って渋谷ヒカリエに向います…

●渋谷

「MajiでKoiする5秒前/広末涼子」

「渋谷系」で80年代、90年代を席巻した渋谷という街。
ある意味、今でも東京を代表するスポットです。
原宿までも歩いていけるし、
NHKホール、渋谷公会堂、代々木第一体育館と
様々なライブスポットがある、音楽の聖地でもあります。

竹内まりやさん作詞・作曲のこの曲は、
渋谷という言葉を使って、
東京の風景、恋人たちの待ち合わせの風景を
普遍的に表現しています。
いいですね!
この普遍性って、まさに、
まりやさんの音楽すべてに通じているんです。

●代官山

「代官山リフレイン/ゆず」

横浜出身のゆずということをイメージして聞いてみると
とても心にしみます。
だって、代官山まで東横線で一本やで!

さて、代官山から、ちょこっと坂を下りますと…

●中目黒

ドラマのロケでもたびたび使われる、
今、一番キているスポットですよ!

…え!?
…何!?
…まだ、中目曲がない!?
これから、間違いなく登場してくるのではないでしょうか?
もしあったら僕に教えてください!

続きましては、再び明治通りをぐるりとまわって…

●六本木

「六本木心中/アン・ルイス」

相川七瀬、SCANDALもカバーしている、
歌謡とロックの強力なミクスチュアですね!

昭和の六本木のイメージは「大人の恋」という感じがあります。
外国人の方も集まるプレイスポットのイメージ。
しかし、今では、
ここJ-WAVEのある六本木ヒルズやミッドタウンなどによって
イメージも少しずつ変わってきています。

そう!ここに真実あり。

今の東京は、限りなく、
街の差別化が難しくなってきているんです。
秋葉原や原宿ぐらい、
街の目的や集まるジェネレーションが明確ならわかりやすいんですが、
表参道、六本木、代官山、恵比寿、渋谷、
といった、昔ながらの街が、
数年単位で、時代の中でどんどん姿を変えていき、
街の匂いといったものを、
歌の情景で表現するのが難しくなってきているのです。
これが東京ソングの抱える悩みでもあります。

たとえばね、
「渋谷で5時」でも「ヒルズで6時」でも、それほど変わらないんです。
「代官山のカフェ」でも「表参道のカフェ」でも、
目に浮かぶ情景というのはあまり変わらない。
それよりも、どんな恋なのか?
どんな気持ちなのか?
といった心情のほうが、より重要になってくるんですね。

はい、かめバスさらに進みま〜す…

●銀座

「銀座の恋の物語」

昭和歌謡に銀座を歌う曲の多いこと!
美空ひばり、裕次郎…
昭和のスターが歌う街。そして、昭和のスターが通う街。

今では歌舞伎座も新しくなりました。
オリンピックの祝勝パレードが行われるのも、銀座。
やはり、伝統に培われた、パワーのある「信頼のブランド」です。

さて、銀座から築地を経て、一気に下町へまいりま〜す…

●スカイツリー

「わかってるやろ/トータス松本」

下町の新しいシンボルといえば、スカイツリー。
トータスは、関西弁パワー全開で、
早くも、スカイツリーに目を付けています!

今では、東京タワーのように
東京のシンボルになりつつありますが、
もしかしたら50年後には、デジタルを越える新しい技術も生まれて、
「スカイツリーってデジタルの象徴だったね」
なんて懐かしく思われるのかも!?
時代は巡るんですね。
スカイツリーがこれからどう歌われていくのか、楽しみです!

ところで、東京全体を歌う曲、
たとえば、くるりの「東京」のような曲と、
今回のような東京の特定の地域を歌う曲がありますが、
東京という場所をざっくり言うのと、
地域を具体的に設定するのとでは、曲のイメージが変わります。

大都会東京は、
景色がどんどん変化していきます。
この間来た時にあったビルが、建て替わっていたり…。
だから、細かく細かく切り取っていかないと、
リアリティが出てこないんですね。

それはきっと、あまりにも人が多過ぎるからです。
たくさんの人が集まることによって、
街の本来持っている、匂いや空気がどんどん中和されて、
薄まってしまうんです。
ですから、東京タワーとか、
そんな50年も凛として存在するランドマークが
意外と少ないんです。

さあ、今日聞くのは、
本来は活気のある、街の中心部。
「繁華街」という意味で使われている楽曲です。
まさに東京ソングの代表としてこの曲を送ります!

M. DOWN TOWN / シュガー・ベイブ

SONGS - シュガー・ベイブ

ということで、「KTB かめバス 東京観光編」。
ご乗車いただき、ありがとうございました〜!(バスガイド風!)


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
「音楽に関するギモン」は、この番組のサイトからお願いします。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
来週月曜日は、音楽の単位について、僕と一緒に探っていきましょう!


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STAFF| 18:50 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年05月15日

優しい歌の贈り物!ファミリーソング

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第221回目のテーマは…

優しい歌の贈り物!ファミリーソング

今日、5月15日は「国際家族デー」。
1993年に、家族問題に対する認識を高め、
家族関連の問題に取り組む能力を高めるために定められた日、
だそうです。

今、家族と一緒に住んでいる人も、離れて暮らしている人も、
なんだかんだで家族って特別な存在ではありませんか?
ちなみに、僕は亀家族の存在なしには生きていけません!

今日は、そんな「家族」について歌っている曲を
ピックアップしたいと思います!

■WE ARE FAMILY / SISTER SLEDGE

プロデュースはナイル・ロジャース!
ギターのカッティングがたまらないですね。

このグループは名前の通り、4人姉妹からなるヴォーカルグループ。
聞いているだけで、勇気や元気が出てくるこの曲からは
家族の絆を感じます。
2001年9月11日の同時多発テロの後に
チャリティー・シングルとしても再レコーディングされました。

■FAMILY AFFAIR / SLY & THE FAMILY STONE

ファミリーソングっていったらこれですよね!
歌詞がいいんですよ。

『子供の1人は成長し 勉強の好きな若者になり
 そして、もう1人も成長し 焼き捨てたいような若者になる
 おふくろは2人とも愛おしい そうさ、それが血というものだ』

…カッコイイっすね!
ファンクといえばこのグループ!
素晴らしいメッセージソングです。
家族の出来事を、淡々と語っていく中にも
血の繋がりを大切にしているんですね。
家族への大きな愛を感じます…。

■OB-LA-DI, OB-LA-DA / THE BEATLES

わわわ!誰もが聞いたことのある、オブラディ・オブラダ!
皆さん、この曲で歌われているストーリー、ご存じですか?

 市場に屋台を出していた男<デズモンド>と、
 楽団の歌い手<モリー>。
 デズモンドがモリーにプロポーズをして、結婚。
 2年後には、2人の子供がいて、幸せな家庭を築いていく…

という、なんともハッピーな曲。
メロディーからも楽しげな感じが伝わってきますよね!

この曲、教科書に載っていたり、
紅白歌合戦で佐良直美さんが日本語で歌ったりしてるんですね。
国境を越えた温かい家族像を歌っている!
こんな理由からだったんですね!

…と、いくつか紹介してきましたが、
これらのファミリーソングには、どんな思いが込められているのでしょうか?

お答えしましょう!

ファミリーソングは、
家族という一つ屋根の下に暮らす
血の繋がった人間について歌っています。
そこには、血の繋がった家族ならではの、
深い愛情もあれば、時に他人には想像もできない憎しみもあるでしょう。
いつまでも大切にしたい思い出もあれば、
できることなら忘れたい思い出もあるでしょう。
このように、いいところ、悪いところ「コミ」で
人生をともに歩んでいる家族。
そこから生まれる歌は、まさにノンフィクション!
夢物語では片付けられない真実にあふれています。

たとえば、彼女いない暦20年の人にだって、
きっと、一緒に暮らしている家族はいるでしょう?
つまり、恋愛ソングが生まれる以前の
人間「生活」の中で起こった喜怒哀楽が
たっぷり盛り込まれているのが
ファミリーソングなんです。

ファミリーソングといっても、ポジティブな曲ばかりではありません。
意外とネガティブな曲があったりするんですね。
なぜなら、アーティストが「家族」をテーマに曲を書くということは、
自分自身へ向けたメッセージになるんです。
つまり、いいところも悪いところも、
ファミリーソングを歌うことによって
アーティスト本人が自分を浄化しているんです。
だから、ポジティブなことも
ネガティブなことも歌わざるを得ない!

ところで、家族というものは、死別などはあるにしても
永遠に繋がっていく、
最小単位のコミュニティーです。
だから、そこに歌われる
父、母、兄弟、などの
愛情、愛憎の量は永遠に変わらない。
つまり、ファミリーソングほど
普遍的な人間関係を歌っている歌はないということですね。
キングオブ「普遍!」
だから、全く違う家庭で育ったリスナーにも
共感できるんです。
「あ、そうそう!」と腑に落ちる感じが、
ほぼ同じポイントで重なっていくんですね。
これは、国が違っても変わることはありません。
家族の絆が、
情、念、といった心の奥の波動が、
アーティストの作る曲からどんどん広がって
僕たちリスナーまで届くんです。

さて、今日お届けするのは、
昭和の家族の風景が、なぜか、今の時代にもマッチする、
日本の家族の一コマをしっかりとフレームに収めた
温かい曲です。

M. 家族の風景 / ハナレグミ

音タイム - ハナレグミ

素晴らしい曲ですね!
「ファミリーソング」っていうと、
最初にこの曲を思い浮かべた人も多いのでは?!
なんてことはない、どこにでもある光景が
聞く人の気持ちを優しくさせてくれます。
この、聞く人の気持ちを優しくさせてくれるっていうところが
ファミリーソングの一番の魅力かも。

さあ、みなさんも、
ファミリーソングに背中を押されて、
今日一日、家族のことを考えたり、会話したり、電話したり、
何か行動を起こしてみては?


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
「音楽に関するギモン」は、この番組のサイトからお願いします。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
明日は、ご乗車ありがとうございま〜す。
カメダトラベル、はとバスならぬ、かめバス?!東京観光編です!


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
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STAFF| 17:02 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年05月14日

基礎練習をなめるな!


こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の隠れざるストーリー、
それらが今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第220回目のテーマは…

基礎練習をなめるな!

♪もしも〜 ピアノが〜 弾けたなら〜
自分の好きな曲を、思いのままに弾けたなら・・・
奏でることができたなら…
それはギターでも、ピアノでも、ドラムでもおなじこと。
でも楽器を自由に操るには、
言うまでもなく、それなりの経験やテクニックが必要になります。
そしてテクニックを手に入れるには・・・そう!
「練習」が必要なんですね。

ところで…
今日5月14日は、ピアノの教則本としておなじみ、
バイエルさんの命日だそうです。
そう、クラシック・ピアノを習った方は、
「バイエルの教則本」を誰もが通ったのではないでしょうか?
僕の子供の頃は赤いバイエルと黄色いバイエルがあって
赤を卒業すると黄色になったような。
僕は黄色の途中で挫折したような、、、

さあ、今日のFM KAMEDAは、この「基礎」について、
「基礎練習」の大切さについて
お話ししたいと思います。


まず…
プロのミュージシャンはどれぐらい練習しているのか?
していないのか?
これよく質問されるんです。

これは人によりますね。
仕事で毎日弾いているので、特に練習はしないという人もいますし、
毎日、基礎練習をしっかりやっている人もいると思います。
多くは、この両方ではないでしょうか?

レコーディングやライブで楽器を弾く前に
ウォーミングアップで基礎練習を行い、
その後は、レコーディングやライブのモードに入って集中して演奏する。

ある程度経験をつんだ人にとって基礎練習は、
テクニックを向上するため、維持するためというよりも
自分のセンター(中心、軸)を取り戻すために必要なんですね。
練習によって、楽器と向きあって
プロとして、恥ずかしくないクオリティーの演奏をするための
フィジカルとメンタルのバランスをとって
最大限の力を発揮できるようにしておく。
これが基礎練習です。

ちなみに、僕、亀田誠治は…練習、結構する方だと思います!
とは言え、
毎日の仕事の中で基礎練習だけをするという時間はなかなかとれません。
でもね、時々練習しないと不安になるんです。
ですから、旅行先にもベースを持っていき
ホテルで練習したりします。

そして、
効果的な練習方法というのはあるのでしょうか?
ということも、よく聞かれるのですが、
「鍛冶屋になるには鍛冶屋をしながら」という諺があります。
そう、練習だけではダメで、現場で実践をすることが
一番の練習になるという考え方です。
ポイントは、自分でしっかり基礎練習をやりつつ、
現場でも基礎や初心ということを
常に意識して演奏するということです。
様々な現場で、生きた「基礎」をしっかり実践していけば、
音楽家としてどんどん幅がひろがります。

また、なぜ練習はおもしろくないのか?
そういうイメージありますよね

そもそも練習は
楽しく楽器が弾けるようになるために、
基礎力をつけるということです。
そして、弾けるようになる歓び、
聞いて歓んでもらえる歓び、
合奏する歓び、、、

練習の先には、たくさんのヨロコビがあることを
みんな忘れちゃうんです。
だから練習がつらくなってやめてしまったりする。

一番効果があるのは、音楽の楽しさを教えてくれる先生が
基礎練習をみてくれるといいですね。

僕はクラシックギターも習いましたが、
「カルカッシギター教則本」っていう、
クラシックギターのバイエルみたいなものがあるんです。
その時の先生が素晴らしい先生で
「ギターは打楽器ににもなるんだよ」なんて言って、
ギターのボディーをドラムみたいに叩いて、リズムを出してくれる。
それにあわせて課題曲を弾いたりしました。
とても楽しかったですよ!

基礎練習を続けることで得られるものは…、
ケガをしない基礎体力がつくんですね。
これはフィジカルもメンタルも両方に効果があります。
単純に、筋肉が強くなるし、
自信がついてアガらなくなる。

まさに練習は一番の
よく効く薬なんですね!

では、ここで1曲!
もう、ライブで観たら、
圧倒的でした。アルバム「Place To Be」から…

M. Viva Vegas - The Gambler / 上原ひろみ

Place To Be - 上原ひろみ

なにがすごいって!
ギャンブルのルーレットがまわる感じまで見事に表現しているでしょ!?
そして、胸騒ぎ感もばっちり!

これこそが練習でつちかったフィジカル、メンタル、
その音楽の体力ですよね!
ちなみに、上原ひろみさんも基礎練のほかに、
1時間の筋肉のストレッチを行うそうです。

つまり、
「基礎練習を大切にすると強いフィジカルとメンタルが得られ、
 余裕ができて優しくなれる!信頼されて愛される!」
「基礎練習をおろそかにすると…出たとこ勝負でまあまあの連続、、、」
これって、楽器だけじゃなく、全てのことにあてはまると思いませんか?


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
皆さんからのギモンは、
この番組「BEHIND THE MELODY」のサイトからお願いします。


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
明日も、ちょっと変わった角度から音楽の楽しみ方、提案します!


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STAFF| 21:23 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年05月13日

スティービー・ワンダーの愛したハーモニカ!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第219回目のテーマは…

スティービー・ワンダーの愛したハーモニカ!

今日5月13日は、スティービー・ワンダーの63回目のバースデーです。
ハッピー・バースデー!
思ったよりも若いんですね。

そりゃそうですよ!
11歳でモータウンと契約し、
50年以上に渡って第一線で活躍!

目が不自由にも関わらず、
ピアノ、ドラム、ベースなどなど、ほとんどの楽器をこなす
マルチプレイヤーのスティービー!
天性の音楽家ですね。

そんなスティービーは
幼少期からハーモニカをマスター。
モータウンの創始者、ベリー・ゴーディーJr.は
初めてスティービーを見た時に
歌よりも、そのハーモニカに感心した…という、ビハインド・ストーリーがあります。
なるほど!きっかけはハーモニカからなんですね!
人生何が起こるかわかりません。

さて、今日は、
そんなスティービーの原点ともいえる
ハーモニカをフィーチャーした曲を聞いてみましょう。

■「Alfie」
1968年、スティービーが18歳の時にリリースされた
全編インストのアルバムから、バート・バカラックの名曲「Alfie」ですね。
いきなりのハーモニカにぐっときます。
この頃から、スティービー節が出来上がっているのがわかりますね!

ちなみに、このアルバムのアーティスト名は
Eivets Rednow(イーベッツ・レッドナウ)!
なんじゃこの名前は!?ってな感じですが…
後ろから読むと、なんとStevie Wonder!
それまで、スティービーのイメージは
モータウン発の元気一杯なティーンエイジ・ボーカリスト!
そのイメージを変えるために
このアルバムでは、あえて名前を逆スペルにしたんですね!

■「Stay Gold」
1983年公開の映画「THE OUTSIDER」で使われた名曲「Stay Gold」ですね。
日本でもCMソングとしてヒットしましたね。
こちらもよく歌うハーモニカが心に染みます。
そう、吹くというよりも
歌うという感覚のスティービーのハーモニカ!

さあ、スティービーのハーモニカはどうしてこんなに
説得力があるのでしょうか!?

お答えしましょう!

スティービーにとってハーモニカは
コンパクトで、「限りなく鍵盤」に近い楽器なんです。
そう、ハーモニカは、あんなにコンパクトで手のひらサイズの楽器なのに、
音の配列がピアノやキーボードと同じように、
低音から高音に、左から右へ、順番に並んでいるんですね。
つまり、息を使って吹く楽器とはいえ、
音の配列はキーボードと同じなんです。

みなさんご存知の通り
スティービーは目が不自由です。
そんな彼にとって
音の配列が、直感的、感覚的につかめるハーモニカを手にすることは
とても自然で音楽的なことだったんですね。

そもそも、曲においてのハーモニカってどういう役割を果たすんでしょうか?

ハーモニカは、手のひらサイズでしょ。
このコンパクト感が様々な場面で威力を発揮するんです。
山椒は小粒でピリリと辛い!ですよ。

特にライブでは、ボーカリストがボーカルマイクを使い
派手なパフォーマンスもできるので
見た目の威力もエンタテイメント性も抜群!

また、ハーモニカは
せいぜい2オクターブしか音が出せない、レンジが狭い楽器です。
ですから、他の楽器と喧嘩しないのも便利ですね。
つまり、どんな楽器のアンサンブルの中で鳴らしても
音の抜けがいいんです。

そしてね、スティービーのハーモニカの素晴らしさとは、
まさに、スティービーの歌そのものですね。
反射神経の鋭いスティービーにとって
ハーモニカは歌の一部です。
つまり、ハーモニカはスティービーにとって
第二の声といっても過言ではないんです!
ですから、どんな曲でハーモニカを吹いても
スティービー節になる!
マイクコントロールも、
歌入れの時のセッティングがそのまま応用できるハーモニカは
間違いなく、スティービーの体の一部になっているでしょう。

さあ、数多くあるスティービーのハーモニカが聴ける曲の中から、
今日はこの曲をお届けしましょう。

1976年リリースのアルバム『キー・オブ・ライフ』に収録。
スティービーの娘・アイシャの泣き声からスタートするこの曲は
あまりにも有名ですね。

M. Isn't She Lovely / Stevie Wonder

Songs in the Key of Life - Stevie Wonder

スティービーは自身の曲だけでなく、
ゲストミュージシャンとして
他のアーティストの曲でも
ハーモニカの存在感を見せつけています。

ユーリズミックスの「There Must Be An Angel」
チャカ・カーンの「I Feel For You」
など。

これらのハーモニカは、
すぐにスティービーだと分かるほどの、個性のある奏法と音色。
ハーモニカが専門楽器ではないのに、この存在感。
まさに、スティービーの愛したハーモニカ、ここにあり!!!


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
「亀田さんが初めてコピーしたのは、どんな曲ですか?」
「ピアノで作った曲とギターで作った曲の違いは?」
など、「音楽に関するギモン」は、この番組「BEHIND THE MELODY」の
サイトからお願いします。
皆さんのギモン、今後もお答えしていく予定です!

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
明日は…「基礎練習をなめるな!」というお題です。
スパルタ亀田君臨!?お楽しみに!


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 14:03 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年05月09日

クイズ!カメオネア!!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第218回目のテーマは…

クイズ!カメオネア!!

ようこそ「クイズ・カメオネア」へ!
月に1度の恒例企画、今月もやりますよ!

これから「あの名曲」にまつわるクイズを出題します。
見事クイズに正解した方にはなんと、賞金うん万円!!
…ではなく、「素晴らしい音楽の知識」が獲得できます。はい。

クイズは3択です!
では、準備は良いですか??
早速、1問目いきますよ!

「クイズ・カメオネア」スタート!!!!!!

【Q1】
ABBAの「S.O.S.」ですが、この曲に影響を受けて作られた曲は
次のうちのどれになるでしょうか?

A. Born This Way/Lady Gaga
 GAGAとABBA、語呂が似てる!

B. All Night Long/Rainbow
 うんうん、曲調は違いますが、
 Rainbowはこのあたりから急激にPOPになったので
 ABBAの影響はありえるかも?

C. Pretty Vacant/SEX PISTOLS
 いくらなんでも、PISTOLSとABBAの接点がみつからない〜〜〜!
 これ違うでしょ!?

…チチチチ…

ファイナルアンサー?

正解は…
C. Pretty Vacant/SEX PISTOLS

まじでーーーーー!
ABBAの「S.O.S.」のイントロにインスピレーションを受けて作ったのが
「Pretty Vacant」なんだそう。
ちなみに、レディー・ガガもレインボーのリッチー・ブラックモアも
ABBAの大ファンだそうです!
ここでABBAのエバーグリーンな魅力が証明されましたね!


【Q2】
日本で流行したダンス、あの「パラパラ」のルーツとなった曲は
次のうちのどれになるでしょう?

A. Take On Me/a-ha
 ノリノリでいけそうですね。

B. Scatman/Scatman John
 うん、パラパラ踊れそう!

C. 恋のマイアヒ/O-Zone
 これもパラパラに最適?

…チチチチ…

ファイナルアンサー?

正解は…
A. Take On Me/a-ha

このキャッチーで印象的なイントロのフレーズ「パッパパラララ…」
これを歌いながら、
あのパラパラを踊るというのが始まりなんですって!

とはいえ、この問題は、時代を考えればわかるのではないかな?
パラパラの流行は90年代初頭、ということは消去法でいけるぞ!
となると、必然的に
Scatman JohnのScatmanは、95年の大ヒット曲。ちょっと遅いか!?
O-Zoneの恋のマイアヒは、日本でのヒットは2005年。
というわけで、80年代にヒットした
a-haの「Take On Me」になりますね。

さあ、今日はこのa-haの「Take On Me」を聞いて、
パラパラ気分を味わいましょう!
僕は、あの大好きなPVに想いを馳せながら聞いてみます!

M. Take On Me / a-ha

Hunting High and Low - a-ha

さあ、最後の問題いってみますよ!


【Q3】
キンクスの「You Really Got Me」。
超有名なロックの名曲ですが、
特徴的なのがこの歪んだギタ−の音。
じつは、この音を得るために手荒い手段がとられました。
さて、それは次のうちのどれになるでしょう?

A. ギターを燃やした
 燃やしたら音出ないでしょ?

B. アンプを刃物で傷つけた
 傷つけても、音は変わらないと思います!

C. 音が割れるくらいまでボリュームを上げた
 これは、一番シンプルだけどありえる!

…チチチチ…

ファイナルアンサー?

正解は…
B. アンプを刃物で傷つけた

キンクスのギタリスト、デイヴ・デイヴィスが使っていたアンプの
スピーカーのコーンをカミソリでズタズタにして、
針を刺して、この音を作ったんだそうです。
なるほど!スピーカーの中身を傷つけたんですね。
つまり、あの強烈にエッジの効いた金属的な音は、
針が共鳴している音も含まれているんですね。

このように、スタジオの中では
ミュージシャンが、今までに無かった新しいサウンドを得るために
日夜、試行錯誤しているのです。
僕も、かつて、ピアノの弦の上に鉛筆や使い古しのベース弦などを置いて
シタールみたいなサウンドを得る事ができたんですよ〜。
ちなみに、鉛筆がピアノの奥に落ちちゃって、
業者さんを呼んだことがあります!
「大切に使ってくださいよー」って怒られました。
亀田、始末書もの!(苦笑)

というわけで、この「クイズ・カメオネア」!
来月もお楽しみに!


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
「音楽に関するギモン」は、この番組のサイトからお願いします。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
来週、月曜日は、ハッピーバースデー、スティーヴィー!
ということで、スティーヴィー・ワンダーの魅力に迫ります。


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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 14:23 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年05月08日

声が主役!アカペラに込められた魔法!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第217回目のテーマは…

声が主役!アカペラに込められた魔法!

流れているのは、大ヒットを記録した映画『レ・ミゼラブル』から
アン・ハサウェイが歌う「夢やぶれて」。

『レ・ミゼラブル』のサウンドトラックは、
アメリカ、イギリス、韓国でアルバムチャート1位を記録!
日本でも、今なおロングランヒットしているアルバムになっています。
ちなみにTOKIO HOT 100チャートでも、最高位2位を記録!

映画の撮影現場で、演技の一環として
一発録りされたという、このアン・ハサウェイの歌声!
歌い出しからしばらくは、「声」しか聞こえてきません。
いかに「声」というものが
人を惹きつけるものなのかよくわかりますよね。

さぁ、今日の「FM KAMEDA」では、
曲の中で「声のみ」が効果的に使われている部分、
つまり「アカペラ」パートの魅力に迫ってみたいと思います。

アカペラグループによる素晴らしい曲や、
一人のアーティストの多重録音を使った素晴らしい曲はたくさんありますが、
今回は、すっぴんの声のみに注目!
アカペラグループは今度また特集しますね。

ということで、曲の中でアカペラパートがキラリ光るもの!
いくつか聞いてみましょう。

■ホイットニー・ヒューストン「I Will Always Love You」
誰もが知っている曲始まりのアカペラパート。
最後はドラマチックな展開になりますが、最初はここから始まります。
つかみすげえ!

■アリシア・キーズ「Fallin’」
2001年、彼女のデビュー当時の曲。
この曲は翌年のグラミー賞で「Song of the Year」を獲得しました。

■チャットモンチー「恋愛スピリッツ」
えっちゃんの歌声。
僕も何度も見ていますが、
ライブ会場では一気に張りつめた空気になる、この歌い出しが
たまらないんですね。

■絢香×コブクロ「WINDING ROAD」
アカペラの掛け合いから曲がスタート!
カッコいいっすね!
そして、曲の終わり付近では…?
またまたアカペラの掛け合いで終わる!
曲の重要な顔になっている、アカペラパートです。

そして、こんな曲も!

■レッド・ツェッペリン「BLACK DOG」
カッコよすぎます!
もはやロバート・プラントのアカペラに、バンド演奏が追随してる感じ!

というように、古今東西、ジャンルを超えて
アカペラパートがキラリと光る曲、たくさんあります。
では、なぜ、こうして曲の中でアカペラパートが生まれるのでしょうか?

お答えしましょう!

キーワードは、ずばり、体温です!
リスナーにとってアカペラの歌は、歌の体温、
つまり、歌い手の体温を
直接手に取って確かめる事ができるんですね。
そしてその体温は
思ったよりも、あったかい場合もあるし、冷たい場合もある。
だから、すごくレアでリアルでありがたいんです。
つまり、特別なものに出会えた感動があるんです。
これが、伴奏がついている場合、
歌い手の体温は、よくも悪くも
他の楽器の体温にまぎれてしまうんですね。

そして、もう一つ。
アカペラは声という素材を堪能できる、
採れたての食材そのものなんです。
肺から息が流れ、声帯を震わせ音程がつき、
そこから絞り出された声が
舌によって発音される。
そんな仕組みが手に取るように、耳にとるように
わかるんですね。

ところで、アカペラパートって、声だけが頼り。
歌う人にとっても、聞く人にとっても
一人海原に流されているような感じなんですね。
音楽の三大要素といわれている
メロディ・リズム・ハーモニーのうちの
ハーモニーという凄く重要な要素がないんです。

ですから、アカペラパートは、じつは、
早く他の楽器と一緒になりたい!調和したい!
とその瞬間を待っているんですね。
逆に、他のパートと一緒になるまでは
一人で生きていかなければならない!しっかりしなきゃ!
っていう強い意思で歌っている。
だから、アカペラは力強い歌になるんです。

これって、我々の日常の中の
孤独や出会いを、象徴していると思いませんか?
ですから、誰もがまるまる感情移入できるんですね。
だからこそ、バンドや、伴奏楽器が入って来たときの
達成感と安心感!
これがアカペラパートの醍醐味なんです!

さあ、今日はそんなアカペラパートから
轟音のギターサウンドへ!
しかも女の子の気持ちが赤裸々につづられた
この曲をお届けしましょう。

M. ここでキスして。 / 椎名林檎

無罪モラトリアム - 椎名林檎

今聞いてもすごい歌力ですね。
一体、何が起こったのか?と思う!
そして、バンドが入って来たときの調和と絶頂感!
アカペラの威力を強く感じる曲です。

ちなみに、僕が作る作品、このアカペラで始まる曲が多いんです。
平井堅くんの「思いがかさなるその前に」もそうですよ。
「思いがかさなるその前に」も、「ここでキスして。」も、
デモの段階ではアカペラじゃなかったんです。
でもね、曲があまりにも素晴らしくて、
そして歌い手の歌があまりにも素晴らしいんで、
曲の頭をアカペラ始まりにしたんですね。
やっぱり、アカペラパートって曲の顔かもしれません!


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
明日は、月イチ恒例企画!「クイズ・カメオネア」!
びっくり仰天!でも楽しい!そんな音楽知識をみんなでシェアしましょう。
お楽しみに!


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2013年05月07日

亀田博士のサイエンスミュージック研究所!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第216回目のテーマは…

亀田博士のサイエンスミュージック研究所!

今日、5月7日は日本初の博士号が授与されたことから
「博士の日」となっています。

みなさん、「実験音楽」という言葉を聞いたことはありますか?
前衛音楽や現代音楽という言い方をされることもありますが…。

さあ、今日は、実験の中で生まれた、
今までなかったような革新的な音楽を
「サイエンスミュージック」と定義して探し出していきましょう!

なかでも、
ロック、ポップ史におけるサイエンスミュージックと
呼べる楽曲が揃ったアルバムを紹介していきます。

■ビートルズ「REVOLVER」(1966)
ライブ活動から足を洗い、スタジオにこもったビートルズからの発明品です。
テープの逆回転やシタールの音、そして様々な効果音など、
ポピュラー音楽には取り入れなかった要素を織り交ぜており、商業的にもヒット。
ロックミュージックの枠組みを広げることに成功しました。
スタジオ・マジックのオンパレードのアルバムです!

■フランク・ザッパ「FREAK OUT!」(1966)
ロック界で実験音楽をはじめた第一人者。
ザッパこそ博士と呼んでもいいのでは!?
1966年にザ・マザーズ・オブ・インヴェンションというバンドでデビュー。
サイケデリックかつ、何枚めくっても答えが見つからないような奥の深い楽曲達!
このデビューアルバム「FREAK OUT!」は
ビートルズの「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」にも
影響を与えたと言われています。

■ベルベット・アンダーグラウンド「The Velvet Underground and Nico」(1967)
あの、バナナの絵が有名なジャケットです。
芸術家アンディ・ウォーホルがプロデュースしたロックバンドです。
7分にも渡る曲の中に、ガラスの割れる音やギターノイズ。
今でこそ、多くのミュージシャンから指示され、評価されていますが、
活動当時は商業的な成功がないまま解散。
とはいえ、オルタネイティブロックの元祖といえるバンドです。
しかも、アートと融合したところが
まさに実験の土台を広げたアルバムと言えるのでは?

■KRAFTWERK「AUTOBAHN」(1974)
いよいよ明日ジャパンツアーがはじまる「クラフトワーク」。
こちらもサイエンスミュージックの代表選手です。
現代音楽の一つとされていた電子音楽を、
初めて世の中に浸透させたグループですね。
シンセや電子パーカッションを駆使した楽曲は
後のミュージシャンにも多大な影響を与えました。
今回の来日ツアーでも3Dメガネを着用してライブを見る
というアイディアを導入したり、
彼らの実験は終わることがありません。

■JOY DIVISION「Unknown Pleasures」(1979)
80年代のポストロックバンド。
「ニューオーダー」の前身ですね。
パンクロックに影響されたバンドですが、
アンダーグラウンドな実験的サウンドを追い続けました。
こちらのアルバムも今でこそ音楽通から評価されていますが、
当時は全く商業的な成功はしませんでした。
しかし、このバンドから大きな影響を受けたミュージシャンが登場します。
それは…?

■RADIOHEAD「OK COMPUTER」(1997)
ジョイ・ディヴィジョンの遺伝子が間違いなく受け継がれているバンドですよ!
そして、実験的なロックが、革新的なサウンドとなり
ポピュラリティーを得て、最高の力学を得たバンドではないでしょうか?
アルバムをリリースする度に
実験的なサウンドアプローチを繰り返すバンドですが、
このアルバムは、発売前はレーベルから全く評価されませんでした。
「難しすぎる!」とか「クリープみたいな曲をやれ!」と言われていたそうです。
しかし、蓋を開けてみたら大ヒット!
世界的なバンドへと押し上げる作品となりました。

さて、色々とアルバムを紹介してきましたが…
これらの実験的音楽が、
「音楽」として大衆に受け入れられる、受け入れられない、
この違いはどこにあるのでしょうか?

お答えしましょう!

レディオヘッドの「OK COMPUTER」も
もしも10年リリースが早ければ理解されなかったかもしれません。
ベルベット・アンダーグラウンドやジョイ・ディヴィジョンのように
後々、理解されることがあるのは、
数々の有名アーティスト達が、後にリスペクトを表明したからです。
つまり、実験的音楽の難しいところを、「かっこいい!」と代弁してくれる
伝達者がいたということです。

例えば、ビートルズも、レディオヘッドも
ブレイクを経てからの、つまり、ポピュラリティーを得てからの、
大実験祭りです。
ポピュラリティーを得ているので、
お金もあるし、時間もかけられる。
より精度の高いサイエンスミュージックを作り出すことができるのです。
しかも、アーティストの持つカリスマ性が、
その実験を、あたかも、時代の音のように感じさせるのですね。

ロックは常に枠組みを変えながら、壊しながら「変化」し続けますが、
形を変える、そのきっかけを担っているのが「サイエンスミュージック」と呼べるのかも?
いずれにせよ、「音楽はこうあるべきもの」という観点から離れ、
音楽そのものの可能性、に没頭する音楽博士達。
受け入れられるか否か、といった物差しで計れないのが
サイエンスミュージックであると思います。

さあ、ここでサイエンスミュージックの実験の演習をしてみましょう!

逆回転です。ビートルズの逆回転は有名ですね。
ピアノ(before→after)
ギター(bdfore→after)
…ノーマルではなんてことない音が、ほら!カッコイイでしょ?

では次に過激な歪みです。ドラムを歪ませてみましょう。
ドラム(before→after)
…普段聞いているドラムのサウンドが、こんな風に!

こうやって実験しているとわかってくるでしょ!?

今日聞いていただくのは
小学5年生の僕が「これは一体何が起こっているのか!?」と
ショックを受けて、ごはんも喉を通らなくなってしまったくらい
衝撃を受けたサイエンスミュージックです!
逆回転しまくり、2拍4拍にアクセントの来ない変則的なドラムビート!
同じアルバムに入っている、
「Eleanor Rigby」や「Yellow Submarine」と
全然ちゃうやんけ!?と思って聞いていました。

M. Tomorrow Never Knows / The Beatles

Revolver - The Beatles

たとえば、ロックポップス畑ではないですけど、
実験音楽の第一人者、ジョン・ケージという人が
クラシック音楽で「4分33秒」という曲を書いています。
この曲は一切音を鳴らさず、
4分33秒「無音」という内容で、演奏会場内外のさまざまな雑音、
すなわち、鳥の声、木々の揺れる音、会場のざわめきなどを聞くものとされています。
例え、メロディがなくても、心地よいものではなくても、
人が何かを感じた瞬間にその存在意義がある。
これこそがサイエンスミュージックですね!


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
「音楽に関するギモン」は、この番組のサイトからお願いします。

『BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA』。
明日は…声の力!アカペラソングをフィーチャーします!


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STAFF| 14:14 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年05月02日

海を渡る日本人ミュージシャン!!


こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第215回目のテーマは…

海を渡る日本人ミュージシャン!!

1995年の今日、あの野茂英雄投手が
初めて、メジャーリーグのマウンドに立ちました。
アメリカに渡る前は「日本人が通用する訳ない!」
なんて、批判的な意見もありましたが、
それからの活躍は皆さんもご存知の通り!
野茂選手の活躍は大きな勇気になりましたね。
そして、この音楽の世界でも、
海を渡り海外で活躍しているミュージシャンはたくさんいますね。

今日はそんな海外で挑戦している
日本人ミュージシャンをテーマにお送りします!

まずは過去に海外進出したミュージシャンの歴史を
ざっと振り返りましょう!

■1960年代

坂本九さん…やはり海外進出のパイオニアはこの人!
「上を向いて歩こう」は100万枚を越える大ヒットを記録。
全米レコード協会のゴールドディスクを受賞しました。
その他にもザ・ピーナッツが、あの「エドサリバンショー」にも出演。
ドイツでも人気を獲得。
沢田研二さんは「ザ・タイガース」解散後、
フランスで大きな成功を収め、
アルバムランキングでベスト10入りをしました。

■1970年代

サディスティック・ミカ・バンドが欧州でアルバムをリリース!
プロデューサーにロキシー・ミュージックの、クリス・トーマスを迎え
『黒船』『ホット・メニュー』の2枚のアルバムを制作。
ロキシー・ミュージックのツアーに同行し、
オープニングアクトも務めました。
日本発信なのに「黒船」!
この切り開いていくミュージシャンスピリットが
当時の日本の音楽の規格を越えたスケール感を生み出したんですね。

■1980年代

欧米ツアーを2度行ったYMOは、
海外でもその音楽性の高さが評価されました。
アメリカのトッププロデューサー、トミー・リピューマも
YMOの魅力を全米に紹介!
「坂本教授」こと坂本龍一さんは、
「ラストエンペラー」でアカデミー賞の作曲賞を受賞!
今も国内外問わず活躍していますね!

そして、モトリー・クルーの前座として、
日本人アーティストとして初めて、
「マディソン・スクエア・ガーデン」のステージに立つという
快挙を成し遂げたのがLOUDNESS!
数々のメタルフォロワーを生み出しました。

■1990年代

アメリカのオルタナロック界で
その名を知らしめていたのが「少年ナイフ」。
3ピースガールズバンドは、あのニルヴァーナともツアーを周り、
日本には逆輸入という形でその音が入ってきました。

そして、ギタ−ウルフが日本よりも早く1993年に米国でデビュー。
1999年にはHi-STANDARDがアルバム「MAKING THE ROAD」をリリースし、
インディーズながら、日本と海外を含め、
ミリオン・ヒットを記録しました。


さあ、そしていよいよ現代!!
海外で人気を得て、精力的に活動をしているミュージシャンといえば!!

<トクマルシューゴ>
2004年にNYのインディーレーベルからデビュー。
ヨーロッパでもその人気に火がつき、
2008年には「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれました。

<PUFFY>
PUFFYの二人が主人公となったアニメが大ヒット!
アジアに続き、「Ami Yumi」として、米国でも人気を獲得しました
今のアニメブームは、日本製の純国産アニメから発信されていますが、
PUFFYの場合は、
アメリカのカートゥーン「Teen Titans」とコラボをするという
画期的な進出でしたね。

<東京スカパラダイスオーケストラ>
「トーキョー・スカ」として海外でも人気!!
世界中のフェスでオーディエンスを虜にしています。

<由紀さおり>
これは記憶に新しいですね。
昨年ピンク・マルティーニとコラボした「1962」が世界的に大ヒット!!
米国iTunesジャズチャートで1位獲得しました。

<RADWIMPSの野田洋次郎>
ソロプロジェクト「iliion」として今年UKデビュー。
ちなみに、このアルバム、僕もベーシストとして参加していますよ!


海外でヒットするアーティストに共通することはあるのでしょうか?
お答えしましょう!

ポイントは、海外を意識し過ぎず、
その国で好まれる音楽に寄せていかないことです。
つまり、地域向けのローカライズをしない方が、
最終的には、強い印象が残るんです。
特に、アメリカチャートの音楽性を意識すると
失敗するケースが多い気がします。
欧米では、「らしさ」つまり「個性」を重んじます。
彼らにとって、洋楽の物まねはいらないんですね。
ですから、日本人らしいことを、勝手に自己流でやる!
っていうことが大切です。
海外進出のキーワードは「オンリーワンであることがナンバーワン」
この一言につきます

また、インターネットの普及によって、
以前に比べて海外進出はものすごく簡単になっています。
海外のレーベルとやりつつも、
FacebookやYouTubeなどで、「シェア」するという、
昔は考えられなかった、
フレームに収まらないプロモーション展開ができる。
しかも、ありきたりのレーベルプロモーション展開とは違った、
自分発信の個性を生かした
独自の展開やメッセージを発信する事ができます。
つまり、意外なところから「口コミ」で広がって、
ファンを拡大する可能性が広がっているんです。
またiTunesなどの配信システムを使って、
流通コストをかけずに音源を売るということもできるようになりました。
つまり海外で「売る」ための手続きが
どんどん簡単になってきているんですね。

一方では、アーティストの方もフットワーク軽く、
海外でのライブに挑むようになってきました。
バブルがはじけて、音楽業界の規模が小さくなることによって、
より、等身大の、フットワークの軽い
アーティスト活動ができるようになってきたんですね。
そんな状況をふまえて、アジア、ヨーロッパなどで
積極的にライブ活動をサポートする
ライブエージェントやレーベルも増えて来ています。
ここらへんも海外進出する追い風になっています。

さあ、今日紹介するのは、
海外進出を見据えて、自分の名前から「漢字」をあえて抜いて
音楽性だけでオンリーワンを打ち出している
サムライギタリストのこの曲を聞いてみましょう!

M. HA NA BI / MIYAVI vs HIROMITSU AGATSUMA vs JIN OKI

Samurai Sessions Vol 1 - Miyavi

どうですか!?かっこいいですね。
ちなみにコラボしている吾妻さんは津軽三味線。
沖さんはフラメンコギター、お二人とも世界で活躍している実力派です。
海外へ向けて発信する日本人アーティスト。
素晴らしい個性派揃いですね。
僕らリスナーも「オンリーワンがナンバーワン」
というハートで音楽に接すると、新しいアーティストの魅力に迫れるかも!


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
「音楽に関するギモン」は、この番組のサイトからお願いします。


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
連休明けの火曜日は…
僕が博士に?!
「亀田博士のサイエンスミュージック研究所」をお届けします!


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 20:49 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年05月01日

アーティストが知りたい“音楽のヒミツ”

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第214回目のテーマは…

アーティストが知りたい“音楽のヒミツ”

はい、今日は…
アーティストさんからの「音楽のギモン」に答えてみたいと思います。

本日、ギモンを投げかけてくれるのは、このバンドです!

★SEKAI NO OWARI ==========

亀田さん、そしてJ-WAVEをお聴きのみなさん、こんにちは!
SEKAI NO OWARIでーす。
ギターの中島です。
ボーカルの深瀬です。
ピアノのさおりです。
DJ LOVEでーす。

===================

はい、SEKAI NO OWARIの皆さんです!
フェスで知り合って以来、彼らの羽田のライブハウスに行ったり、
新年会で一緒に飲み語り明かしたり、
もちろん彼らのライブもちょいちょい見させていただいています!

そんなSEKAI NO OWARIから届いた
音楽の疑問、さっそく聞いてみましょう。

★SEKAI NO OWARI ==========

(中)亀田さんに音楽のギモンをぶつけていいと。
(さ)なかなかない機会ですね。
(深)う〜ん、僕たちプロデューサーがいないじゃないですか。
   めんどくさいからプロデューサーを入れてくれって言ったら
   却下されたんですよね。
   セルフプロデュースでやりなさいと言われてですね。
   例えば、僕たちを亀田さんがプロデュースするとしたら、
   どういう風にしてくれますか?
   なにを改善して、何をプラスして何を引いたり、
   どういう風にしていくとか…
(中)もっと髪を短くした方がいいとか(笑)
(深)うち、ベーシストがいないんですよ。
   ベースはもっとこうなのか…とか
   亀田さんならではのものがあるでしょうから。
(中)そこは、GじゃなくてCに行った方がよかったとか、
(深)そうですね、新曲だとへこむし、新曲は辞めていただきたい。
   結構影響を受けやすいタイプなので、
   じゃあ僕たちのデビュー曲「幻の命」という曲があるんですけど、
   この曲、僕だったら、こうしてみました…
   というのが聴けたらなと思います。

以上、SEKAI NO OWARIでした!

===================

はい、SEKAI NO OWARIからのギモン…
なんと、大胆不敵にも僕たちをプロデュースするならどうする!?
ということですね…。

…では、お答えしましょう!

プロデューサーを入れると、
確かに、レコーディングの進行は楽になるかも!
アーティストのみんなが迷ったりしたときは、
プロデューサーの僕から、
アイディアを出したり、アドバイスしたりできるし、
何より、今どこに向かって進んでいるかの「ナビ」になりますからね。
それから、これ大切な事!
アーティストご本人は、
自分のエクボ(チャームポイント)にみんな気がつかないんですね。
「エクボ」を「あばた」だと思い込んでいる。
それをぼくは、いち早く見抜いて
「君そこエクボだから!」と言ってあげます。

SEKAI NO OWARIの良いところは…、
自分達の音楽を、多くの人に聞いてもらいたいという心意気と、
次々と、新しいステージに挑戦し続けているところですね。
ライブでの演出も積極的ですよね。
ライヴ、本当にいいんですよ。

ドラムとベースがいない編成を
最大限に、ポジティブに、使っていることも、
個性になっていますよね。
そして、SEKAI NO OWARIの一番良いところは
メンバーに絆を感じるところ。
このね、なんてことはないようなことだけど、
メンバーが絆で、しっかり結ばれていると、
それがリスナーのみなさんに届いて、
大きな勇気になるんですよ。
音楽は「気」を運ぶんです。
よい「気」も、悪い「気」も!
だから、絆で結ばれたバンドは、聴く人に勇気を与えます。

さて、肝心の質問?疑問?にお答えします。

実際にSEKAI NO OWARIの「幻の命」を僕がプロデュースするとしたら、
今の「幻の命」と、全く同じものになっていると思います。
もしかしたら、ちょっと音質が違ったり、
音圧や、迫力や、キラキラ感が違ったりするかもしれません。
でも、それはちょっとしたこと。
本質的には、SEKAI NO OWARIのみんなの
表現したいことが変わらない限り、
きっと出来上がりの印象は、変わらないはずです。
アーティストのやりたいことを、
リスナーにしっかり伝えていくのが
プロデューサーの役目だと思っています。
その「しっかり」の部分が、強化されることは保証します!

では、しのごの言わずに、
その「幻の命」を聞いてみましょう!
もしかしたら、素晴らしいアイディアが生まれるかも!
「答え」は聞いたあとで!

M. 幻の命 / SEKAI NO OWARI

Earth - Sekai No Owari

いい曲ですね。
思わず、泣きそうです。
たとえば、僕がプロデューサーだとすると、僕は1stリスナーなわけです。
そんな僕をキュンとさせたのだから、
やっぱりSEKAI NO OWARIの作品には
まったく、手を入れる余地はありません。
チャンチャン!
さあ、SEKAI NO OWARI、
自信と勇気を持ってこのままセルフプロデュースでGO!


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんからの“音楽に関するギモン”も大募集中です!
音楽に関するギモン」は、
この番組「BEHIND THE MELODY」のサイトからお願いします。


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
明日は、海外で活躍をしている日本人ミュージシャンにフォーカスします。


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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 17:20 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA