2013年04月30日

JKといえば誰?J-WAVEとあのアーティストの素敵な関係!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第213回目のテーマは…

JKといえば誰?J-WAVEとあのアーティストの素敵な関係!

JKって言っても、ジョン・カビラさんのお話ではないですよ(笑)
ジェイ・ケイ率いる、ジャミロクワイのお話です!

はい、聞こえてきました「Canned Heat」。
このジャミロクワイ。
メジャーデビューが1993年ということで、
なんと今年、デビュー20周年イヤーに突入しました!
これを記念して、先日、デビュー作から3枚のアルバム、
これらが、
『デビュー20周年記念 スペシャル・エディション』
としてリリースされました。
ちょうどジャミロクワイが彗星のごとく登場し、
一世を風靡した頃のアルバムたちですね〜!

そんなジャミロクワイは20周年。
そして、みなさんご存知J-WAVEは25周年。
そう、J-WAVEのサウンドに
ジャミロクワイは抜群の相性で寄り添ってきました。
なぜ、ジャミロクワイのサウンドはJ-WAVEにマッチするのでしょうか?

お答えしましょう!

■ジャミロクワイのここがJ-WAVE的 その

「誰も知らないミステリアスなサウンド&ヴィジュアル」が
J-WAVEリスナーの新し物好きを刺激したんです!

新しい物好きの音楽ファンの間で
一気に話題に上った曲「When You Gonna Learn?」が
J-WAVEのオンエアを賑わせたのは、
メジャーデビューのなんと1年前、1992年のことでした。
当時、このアナログを手にしたJ-WAVEのディレクターも興奮したらしいですよ〜!
そりゃアガりますよね、このサウンド!
オーストラリアの民族楽器ディジュリドゥの音色から、
いきなり豹変するファンクチューンですからね!
「こんな音楽聞いたことない!」
そうなふうに登場しました。

今みたいにネットからの情報も豊富じゃなかった時代ですよ!
「JAMIROQUAIってなんて読むの?」
「ジャケに顔無いんだけど、どんな顔してんの?」
といった、「?」マークが飛び交いました。

今じゃお馴染み、
正体不明、頭にツノが生えたような、ジャミロクワイのアイコンは
「一体これ誰?」と思わせる、ミステリアスな部分を演出していましたね。
その後、実はこのアーティストが
「メジャーレーベルSONY MUSICとなんとアルバム8枚という、
 前代未聞、破格の契約を結んだ!」
というニュースが入ってきて大騒ぎ!
そういえばちょっと憂いのある歌声とメロディが
“スティービー・ワンダーの再来”なんて言われていました。
ここからジャミロクワイの快進撃はスタートすることになります。

■ジャミロクワイのここがJ-WAVE的 その

サウンドに真摯に向き合うJKの音楽性
〜J-WAVEリスナーはイイ音しか認めない!

自らを「ファンクの申し子」と語るジャミロクワイ。
自分では楽器を一切やらないものの、その分
頭の中に思い浮かぶメロディ、ドラムのフレーズ、
ベースやキーボード、弦楽器やホーンの感じまでバンドに伝え、
理想の音を組み立てていきます。
そう、ジャミロクワイは徹底したJKのワンマンプロジェクトなんですね。
しかも彼は、優秀なミュージシャンを見つける嗅覚に長けていて
自分の理想の音を、卓越したスキルの演奏のミュージシャンを起用して
組み立てていきます。
これが、あのグルーヴィーなサウンドを生み出していたんですね。

ここで、ビハインド・ザ・ストーリーを一つ!

じつは、ジャミロクワイはメジャーデビューの際、
当時人気の音楽プロデューサーと一緒にスタジオに入ったそうですが、
とにかく「売れること」そして「流行のサウンド」を
押し付けようとしたプロデューサーに自らNGを出し、
自分たちでサウンド・プロデュースをする確約を獲った!
という武勇伝もあります。
当たり前ですね。
今流行しているものをなぞっても、後追いになってしまいますもんね。
新しく流行を切り開くか、永遠の普遍的なエバーグリーンを作る。
このどちらかしかないんです。
僕も気をつけなきゃいけませんね!

■ジャミロクワイのここがJ-WAVE的 その

カッコいいサウンドは素直に取り入れる
〜流行を嗅ぎ分ける嗅覚に優れたJK

ダサいモノはお断り!だけど、カッコいいものは取り入れちゃう!
こんな「音楽に対しての直感」に優れていたのも彼の特徴。
時代のサウンド、ダンス・ミュージックにも柔軟に対応し、
彼らのサウンドは、クラブでも鳴り響く事になります。


こんな感じで、いくつかジャミロクワイとJ-WAVEの相性を見つめてきました。

そしてね、どの曲も、ちょっと泣きのコード進行、
ワビサビのあるメロディが、日本人にはキュンとくるんですね。
これ、やっぱりUKサウンド!
カラっと明るい、アメリカンなテイストではない、UKならではの憂い。
ここが、日本でジャミロクワイが長きに渡って受け入れられた
最大の魅力です。

なんと言ってもジャミロクワイという、
アーティストが自分の意志で発信しているピュアな音楽が、
自分の意志で新しい音楽を嗅ぎ分けている
J-WAVEリスナーのアンテナとぴったりリンクしたんですね。

さあ、今日聞くのは
何年経っても色褪せない、ピカピカのファンクチューン。
しかもワビサビの効いた胸キュンメロディの名曲です。

M. Virtual Insanity / Jamiroquai

Travelling Without Moving - Jamiroquai

今聞いても、めちゃくちゃかっこいいですね。
ちなみにこの曲のサビのコード進行は
万国共通のR&Bの鉄板泣かせコードだって知ってた!?

「Between the sheets」 Isley Brothers
「Got to be real」Sheryl Lynn
「Just The Two Of Us」 Grover Washington .Jr
「丸の内サディスティック」 椎名林檎

などなど、「言われてみれば!」でしょ!?

ところで、ジャミロクワイといえば
PVなどの映像もアイディア満載でした。
「Virtual Insanity」の壁と床が動くあの演出なんて、
奇想天外だけど、どこかアナログなの!
そんな憎めないところもジャミロクワイの魅力!
こういうところにも、彼らが長く愛される秘密があるのかも?

さあ、今日、ジャミロクワイを聞いて「懐かしい!」と思った人!
もしくは「新鮮!」と思ったそこの君!
これをきっかけに、
ジャミロクワイのCDを聞き直してみたらいかがかな!?


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
今更きけない、著名なアーティストについても、責任を持ってお話しますよ。
「音楽に関するギモン」は、この番組「BEHIND THE MELODY」の
サイトからお願いします。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
明日は、SEKAI NO OWARIの音楽のギモンに僕、亀田がお答えします!


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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
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STAFF| 14:28 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年04月25日

カメダトラベル〜国内旅行編!〜

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第212回目のテーマは…

カメダトラベル〜国内旅行編!〜

え〜、毎度ご乗車ありがとうございます。(車掌風に)

はい、カメダトラベル、KTBへようこそ!
(いつからKTBになったんですかね?)

いよいよGWですね。
皆さんはどこか旅行へ出かける予定はありますか?
今日は津々浦々、
日本中にあるご当地ソングを集める旅へと出かけましょう!

それでは、日本列島縦断の旅!
出発進行!(これも車掌風)

●北海道
さあ、北海道からいきますよ〜!

「大空と大地の中で/松山千春」

広大な大地の北海道をイメージさせる松山千春さんの代表曲です。
大ヒットした、デビューアルバムに収録されていた曲。
僕、中学の修学旅行のバスの中で歌いました…(笑)

「Winter,again/GLAY」

函館出身のバンド、GLAYの大ヒット曲。
なるほど!この生まれた町っていうのは、函館のことだったんですね。
つまり、函館のご当地ソングだったのです。
ヒットしてる時、気が付かなかったですね。

●東北
では南へ下って…

「緑の町に舞い降りて -Ode of Morioka-/松任谷由実」

岩手県盛岡です。
盛岡では、学校の音楽の授業で習うほど、馴染み深い曲だそうですよ。

「I love you & I need you ふくしま」猪苗代湖ズ

こちらは福島県ですね。
サンボマスターの山口隆を筆頭にした、
福島出身のメンバーによるスペシャルバンド。
震災の年に紅白歌合戦で歌った姿が忘れられませんね。

その他東北は、ご当地ソングの宝庫なんですね。
「北国の春」でしょ、「津軽海峡冬景色」とか…
特に演歌はたくさんありますよ!

●関東
はい、一気に南に下って関東です!

「大宮サンセット/スピッツ」

埼玉県です。
大宮フリークスというライブハウスが大宮にあって、
そこから見た夕日がキレイで作った曲だそうです。
ちなみに、スピッツは、「杉並メロディー」とかもありますね。
まさに、ご当地ソングの宝庫、KTBの大切なお客様でございます!(笑)

「中の島大橋ブルーズ/氣志團」

中の島大橋とは、千葉県の木更津にある恋人の聖地だそう。
このローカルっぷりがたまらん!
これってB級グルメを愛でる感覚と似ています。
B1グランプリみたいな感じですね!

関東のご当地ソングは東京と神奈川が大人気で予約がいっぱいです!
まずは神奈川いってみよう!

「勝手にシンドバッド/サザンオールスターズ」

はい、これはハズせませんね。
桑田さんの故郷・茅ヶ崎。
サザンの曲には本当に地名が多く登場しますよね。

神奈川出身のアーティストはすごく多くて、
横浜「ゆず」厚木「いきものがかり」
それから「LUNA SEA」「ASIAN KUNG-FU GENERATION」…。
神奈川のアーティストは、東京で活動も出来るし、
東京という、人の大集合体の中に埋もれないで
自分達の居場所をしっかりと確保する事ができる。
そして、どこにでもある、近郊都市のイメージが
聞く人に、身近なイメージを与えるんですね。

そして、神奈川には海っていう抜群のロケーションがあるんですよ。
湘南でしょ。横浜や横須賀っていうと波止場のイメージがあるでしょ。
まさに、恋人たちの様々なステ—ジを演出するのにぴったりなロケーションが
いっぱいあるんですね。

さあ今日はそんな神奈川県から、KTBおすすめの曲を。

M. タイガー&ドラゴン / クレイジーケンバンド

SOUL PUNCH - クレイジーケンバンド

波止場の雰囲気満載ですね!

はいはい、神奈川県に長居してしまいましたね。
さあ、中部地方へ行きましょうか!

…え?東京に寄ってないって??
東京のことを歌った曲は、これまた本当にたくさんあるので、
いつか、KTB〜カメ(ハトじゃないよ)バス観光編〜をやりたいと思います!!

さあ、西へ!!GO WEST!

●中部地方

「MOTHER/SEAMO」

東海地域はヒップホップが盛んですね!
SEAMO、nobodyknows+、HOME MADE家族ら、
名古屋ヒップホップアーティストは、主に栄地区のクラブから現れました。
みんな今でも大元気!

●近畿地方

「大阪ストラト/ウルフルズ」

これはね、大瀧詠一さんの「福生ストラットPart2」を
ウルフルズ流にアレンジしたものですね。

「大阪LOVER/DREAMS COME TRUE」

これは、遠距離恋愛を綴った歌ですね。
ツアーでは札幌、名古屋、福岡バージョンも披露したことがあるそうです。
ホンマかいな!

●中国四国地方

「HOME/アンジェラ・アキ」

徳島県ですね。
楽曲のキャッチコピーは『あなたの「ふるさと」はどこですか?』

●九州
びゅんびゅん飛ばして九州に入りました。

「大都会/クリスタル・キング」

福岡…
あれ?大都会って?
そうなんです。
この、歌われている大都会って博多のことだって知ってた!?
みんな東京のことだと思ってたでしょ。実は博多だったんです!

「正しい街/椎名林檎」

そして福岡といえば、歌姫の産地です。
椎名林檎、MISIA、浜崎あゆみ、YUI。
このような数々の歌姫が、福岡、博多から誕生してきました。
ちなみにこの「正しい街」では、百道濱とか、室見川とか、
本当に博多に住んでいる人にしか分からない、でもそこが胸にきゅんとくる、
そういうご当地の名前が出てきます。

「SAKURAJIMA/長渕剛」

兄貴!
鹿児島出身の兄貴は、桜島でライブも行ないました。

「島人ぬ宝/BEGIN」

はい、沖縄までやってきました。
やっぱり、ほっこりしますね。
BEGINの代表曲です。
いつの日かこの島を離れてくその日まで
大切なものをもっと深く知っていたい それが島んちゅぬ宝。
なんて素敵な言葉なんでしょう!

「涙そうそう」

そして、これ。
森山良子、BEGIN、夏川りみ、他、多くのミュージシャンにカバーされる名曲ですね。
これも、BEGIN作曲。詞は森山良子さんです。


…では、なぜ、ミュージシャンはご当地ソングを歌うのでしょうか?

お答えしましょう!

一言で言うと、ご当地ソングは
聞く人にとって、歌われているその街が、行ったことのない見知らぬ街でも、
それを、自分のふるさとに置き換えることができるんです。
そこで繰り広げられる、人生模様、そして恋愛模様を
自分の経験に置き換えて共感できる。

そして、聞く人は、
アーティストがふるさとに思いを馳せていることを感じとった瞬間に、
あたかも、自分が大切にされているように感じます。
そして、もうひとつ。
ご当地ソングで、その地名や景色がインプットされると、
聞く人は、いつか、その街に行ってみたいと思うようになります。
ご当地ソングが観光の親善大使の役目を果たしているんですね。

…ということで、カメダトラベル、KTBいかがでしたか?
今度は必ず東京編、ハトバスならぬ、カメバスで東京観光やりますね!

ご乗車頂きありがとうございました!(車掌風!)


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
「音楽に関するギモン」は、この番組のサイトからお願いします。

ところで、今日僕は夜10時から「HELLO WORLD」に出演します。
5月18日、19日に日本武道館で行われる僕が主催のイベント、
「亀の恩返し2013」についてたくさんお話しますよ!
お楽しみに!


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STAFF| 15:08 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年04月24日

ビートルズに一番近い男 ジェフ・リン!!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第211回目のテーマは…

ビートルズに一番近い男 ジェフ・リン!!

ELOことElectric Light Orchestraのメンバーとして、
そして、数々のロックの名盤を手がけたプロデューサーとして、
名を馳せるジェフ・リン。

彼が、在籍していたELOのアルバムや彼自身のソロ・アルバムが
この春、リマスターで発売され、
ロックファンの間では話題になっています。
僕もゲットしましたよ!
今日は、「知る人ぞ知る」ジェフ・リンを
みんなにも知ってもらいたくて、
ジェフ・リンの仕事っぷりをFM KAMEDAで紹介します!


ELOは、1972年にデビューしたイギリスのロック・グループ。
オーケストラといいつつも、
バンド編成にチェロ2名、バイオリン1名を加えた
ロックバンドですからね!

ところで、
ことあるごとに、ジェフ・リン自身が公言している通り、
彼はビートルズの大ファン。
そんなビートルズ直系の、メロディ重視のサウンドに
クラシックのストリングスや合唱・コーラスワーク、
そして後期は、時代を反映して
ディスコにも直結するようなシンセサイザーを駆使した
カラフルなサウンドで数々のヒットを放ちました。

しかし、ストリングスを交えたバンドという珍しい形式をとりつつも、
実はジェフ・リンのワンマン・プロジェクトの色が強かったELO。
どんな曲があったのか、ちょっとフラッシュで聞いてみましょう!

■■ELOフラッシュ■■

■Twilight

こちらは、おそらくみなさんもご存知!
大ヒットドラマ「電車男」のオープニングで使われた
「トワイライト」です。
元々は、1981年の作品ですが、そこから24年後…
日本のお茶の間にも浸透したこの曲のテーマは、
なんと!“時間旅行”!
カラフルなサウンドが、まさに時代を超えて輝いてますね!

■Telephone Line
■Sweet Talkin’ Woman

いかがですか、この美しいストリングスと美しいコーラスワーク!
「テレフォンライン」
練りに練ったアレンジと
音楽への愛情を感じるカラフルなサウンドです。
ちなみに、「テレフォンライン」は
76年に僕がELOを意識した曲です。
全米TOP40にもチャートインしていて
当時のFM KAMEDA(自宅でやってたやつw)のNo.1ヒットです!!!

■Hold On Tight

このあたりの曲から感じるキーワードは「ロックンロール」。
「ホールド・オン・タイト」はELO後期のサウンドですが、
ディスコっぽい中にも、ロックテイストを必ず忘れない、
ロックンロールにかえってきた!
そんなジェフのロックンロール愛を感じます!

■Rockaria !

そしてオペラやミュージカルの要素も
ロックとうまく融合させていたELO。
クイーンにも負けない世界感。
ドラマティックな世界を展開していますよ。

・・・はい!かなり駆け足で
ELO、ジェフ・リンのサウンドをおさらいしました。


70年代から80年代、
シンセサイザーや打ち込みが登場し、
目まぐるしく変化するロックのサウンドを上手に料理し
分厚く、ゴージャスなサウンドにして、
お客さんにわかりやすい、美味しい料理をお皿に乗せる。
これが、ジェフ・リン流のプロデュースですね。

そして、このジェフ・リンの音楽への愛情は
ELOでの活動を経て、
他のアーティストのプロデュースという形で注がれます。

何と言ってもスゴいのが
大ファンだったザ・ビートルズのサウンドも
手がけることになるんです。
(好きなものは、好きと、言っておくもんですねw)

1995年に発表された「ザ・ビートルズ・アンソロジー」では
ジョン・レノンが残した未発表曲「フリー・アズ・ア・バード」を、
翌年発表された「ザ・ビートルズ・アンソロジー2」では
「リアル・ラブ」という楽曲を
3人のメンバーと共に作ったのがジェフ・リンなんですね。
ちょっと「フリー・アズ・ア・バード」を聴いてみてもいいですか?
泣いちゃうかも。。

これは、ジョンが生前に吹き込んでいた、弾語りのデモテープに
ジェフが中心となって、スタジオでポール、ジョージ、リンゴと一緒に
バンドの音を重ねていくという、手法で作られました。
まさに、ここでは、ジェフ・リンが、
ELOのワンマンプロジェクトでやっていた
スタジオテクニックが存分に生かされています!

ジェフ・リンは、常にビートルズを意識しています。
しかし!
それは、サウンドや手法といった「側」を
そっくりそのまま真似するマニア的な視点ではなく、
あらゆるレコーディング技術を駆使して
普遍的なメッセージを、普遍的なサウンドに乗せて
ロックサウンドを構築するという
ビートルズがスタジオで行っていた
「レコーディング哲学」を受け継いだスタイルです。

レコーディング機材にも明るく、
そして自らはチェロをプレイするので
耳の良さは抜群、
ある意味、ビートルズとフィル・スペクターの両方の良さを兼ね備えた
あらゆる音楽を飲み込んでいった奇才、
名プロデューサーとも言えるかもしれませんね。

そして、ストリングスラインやコーラスワークに
明らかに、自分印、ジェフ・リン印の
サウンドの味付けを盛り込み、
多くのアーティストを自分流のサウンドに仕上げていった、
愛すべき音楽家です。

さあ、ビートルズに一番近く
そして、自分のオリジナリティと
アーティストのオリジナリティを引き出す、
音の魔術師ジェフ・リン。
今日は、そんな彼の真骨頂!
スイートなメロディーと、ゴキゲンなロックサウンドに乗せて
お送りします!

M. MR.BLUE SKY / ELO

Out of the Blue - ELO

今聞いても色褪せないですね。

この曲も、最近日本のTV CMに使われています。
このように、時代を超えてクリエイターからも評価が高いのが
ジェフ・リンのサウンドの特徴です!

もしかして、ジェフ・リンがビートルズに
一番近いのは
時代を超えて愛される音楽を奏でている
というところかもしれませんね!


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
今更きけない、著名なアーティストについても、お話ししますよ。
「音楽に関するギモン」は、この番組「BEHIND THE MELODY」の
サイトからお願いします。


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
明日は…ご当地ソングを巡る旅にご案内致します。
よろしくお願いします。


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STAFF| 20:40 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年04月23日

Happy Bithday!ナラダ・マイケル・ウォルデン!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第210回目のテーマは…

Happy Bithday!ナラダ・マイケル・ウォルデン!

音楽プロデューサー、ナラダ・マイケル・ウォルデン!
今日がお誕生日です。
1952年4月23日生まれ、61歳になられました。
おめでとうございます!

ナラダ・マイケル・ウォルデン。
特に‘80年代〜’90年代にかけて、
たくさんのヒット曲を手掛けてきた
アメリカの大御所プロデューサーです。
ちなみに長年、J-WAVEを熱心に聴いてくださっている方は、
今流れているこの曲、懐かしいんじゃないですか??
'95年、ナラダ出演で武道館で行われたライブイベント、
「スーパープロデューサーズ」。そのテーマソングでした。
これ、僕もいきましたよ!
ナラダもよかったけれど、
当時人気のTevin CampbellやShaniceもよかったですね。

さぁ、今日はそんなナラダの魅力を存分にお伝えしますよ!

彼は実にいろんな側面の才能を持ち合わせています。
まずは、その「POP SIDE」とも言える、
プロデュース作品の一部をフラッシュで!

・Vision of Love / マライヤ・キャリー
・Take Me Higher / ダイアナ・ロス
・Nothing's Gonna Stop Us Now / スターシップ
・All American Girls / シスター・スレッジ
・How Will I Know / ホイットニー・ヒューストン

はい、どうでしょうか?どれも耳馴染のある曲ばかりですよね!?
弾けるような珠玉のポップス!
特に女性アーティストとの相性は抜群です!

1980年代〜90年代にかけてヒット曲を量産し
スーパー・プロデューサーの名を不動のものとした
ナラダ・マイケル・ウォルデン!
実は、彼はもともとドラマーでもあります。

ということでここからは、「POP SIDE」の反対側、
チェックしていきましょう!


■アルバム「黙示録」から / マハビシュヌ・オーケストラ

なつかしい!マハビシュヌ・オーケストラ!!
プロデューサーとして活躍する前。
なんと10代からドラムを始めたナラダは、
1974年にこの凄腕ミュージシャン揃いの
「マハヴィシュヌ・オーケストラ」に参加します。
(スーパー・ドラマー、ビリー・コブハムの後任に抜擢されたんですね)
インド音楽を取り入れた唯一無二のクロスオーバー・サウンド!
若くして、その複雑怪奇なリズムパートを
縦横無尽に叩きこなしていましたね!
そして、ドラマーとして頭角を現した彼は、
どんどんいろんな人とコラボレーションしていきます。

■LED BOOTS(アルバム「ワイアード」から) / JEFF BECK

これもナラダなんですよ!
ジェフ・ベックのエポックメイキングなアルバム
『ワイアード』に参加!
ジェフ・ベックの凄腕ギターはもちろんですが、
パワフルに絡むナラダのドラムが光っています!


こうやって聴いていると
パワーやテクニックもさることながら、
相手がジェフ・ベックというギタリストでもちゃんと、
ボーカリストを引き立てるように、
相手のプレイを引き出していますよね!
常に、主役の背中をグイっと押すプレイ!
これこそ、プロデューサー魂と言えるのではないでしょうか!

そして、スーパーギタリスト、ジェフ・ベックと絡む一方、
こんなべーシストともコラボしています。


■I Shoulda Loved Ya / ナラダ・マイケル・ウォルデン

ナラダ・マイケル・ウォルデンの「I SHOULDA LOVED YA」。
彼のキャリアを代表する全米ヒットとなった1曲ですが、
この曲は、マイルス・デイヴィスや
ジェームス・ブラウンからご指名されていた
超個性的なファンクベーシスト、
TMスティーブンスと共作。

実はTMスティーブンスは、
スーパープロデューサーズのときも一緒にステージに立っていました!
ジミヘンの真似してアメリカ国歌をベースでやっていました!


ということで、ナラダ・マイケル・ウォルデンは、
「POP SIDE」以外にも、いろんな顔を持ち合わせているんです!
凄腕ドラマーがやがてプロデューサーの才能を開花させた。
その裏側にはどんな秘密があったんでしょうか?
お答えしましょう!


ドラマーとして数多くのスーパープレイヤーや
アーティストとセッションを経験したことが、
彼のプロデューサーのルーツになっていることは
間違いありません。

僕はベースを弾きますけれど、
ドラムもベースも、単体では成立しない楽器なんですね。
だからこそ、ドラマーやベースのプロデューサーは
相手の楽器とどう、絡んでいくべきか
常に直感的に考えている。
その直感が、素晴らしいプレイヤーと一緒にプレイすることによって
さらに研ぎすまされていく。
ヒットチャートの最前線で仕事をするとは、
サッカーでいうところの常に代表戦で戦っているようなもの。
ですから、やればやるほど、
勝ちからも負けからも、得難い経験とスキルを
体験することになります。
これがプロデューサーのモチベーションとなっていくんですね。

そして、その柔軟性!ナラダは、時代の流れに逆らうことなく、
新しいものをどんどん取り入れていきました。
ドラマーなのに、ドラムマシンを使った打ち込みの曲が多いんです。
極上のPOPソングを作るために、
自分のドラムスキルに固執することなく、
時代の最新の音を積極的に取り入れていった。
そんなところに、
彼のプロデュースの魔法の秘密があるような気がします。

しかも、ナラダのプロデュースした作品は、
イントロがキャッチーで印象的なものばかりです。
ナラダはドラマー。
キーボードや、ギター出身のプロデューサーのように
自分のプレイや細かなコード感やフレーズなどで、
楽曲に彩りを与えるのが難しいんですね。
これ、僕らベーシストプロデュサーも同じ!
だからこそ、素晴らしいイントロやキャッチーなしかけで
作品をカラフルに仕上げていく。これがナラダ流のプロデュースです!


さあ、今日聴くのは
ナラダらしい、会心の一撃!
ここJ-WAVEでも大ヒットしたこの曲をききましょう。

M. I LOVE YOUR SMILE / SHANICE

Inner Child - SHANICE

最高ですね!遊び心があってとんちも効いている。
時代の音を取り入れながらも、
古くならない!
それは、ナラダの数多くのセッションで得た
柔軟で大らかな人間性に支えられた
POPセンスのたまものですね!


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
明日も、大御所音楽プロデューサーに注目!
ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA、ジェフ・リンの魅力に迫ります!
お楽しみに!


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2013年04月22日

なんでも答えます、音楽のギモン!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、
一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第209回目のテーマは…

なんでも答えます、音楽のギモン!

はい、今日は、普段皆さんからいただいている
「音楽のギモン」にお答えしていきましょう。

それでは、さっそく1通目から。。。

●ラジオネーム:りきこ

前から気になっていた素朴な疑問なんですが、
CDなどの音源で、シンガーが
「Oh Yeahhhh」とか「Wowwowwow」とか
音程の上がり下がりの多い、
自由なコーラスを入れたりしますよね。
ソウルフルな曲によく入ってるやつです。
あれをなんと呼ぶんでしょうか?
あと、あれってシンガーが自分で考えて歌ったのを使うんですか?
それとも作曲する人があらかじめ作ったりしているんでしょうか。
その両方でしょうか。
ぜひ、教えてください。

ちなみに、この疑問はEric Benet feat. Faith Evansの
Georgy Porgyのカバーを聴いた時からずっと持ってました。

ちょっと、Georgy Porgyの
Eric Benet と Faith Evansの掛け合いを聴いてみましょう!
 :
 :
はい、りきこさんの質問。
この自由なコーラスのことを、「フェイク」といいます。
「フェイクファー」の「フェイク」ね。
定型のメロディーから解き放たれて
アーティストが自由に歌う時、
聞き手の僕たちも開放感を感じます。
音楽の自由を感じる瞬間ですね。

このフェイク、多くの場合は
シンガーがその場のノリで、アドリブでやります。
シンガーが、積み重ねて来た、人生、ボーカルスキルの全てを
表現できる素敵なステージですね。

一方、作曲の段階で、
決まっているメロディーに
あらかじめ、フェイクとしてではなく、
歌詞として、「Oh Yeahhhh」「NANANA」「WOWWOW」などを
当てはめる場合もあります。
数多くのアーティストが歌って来たフェイクの定番中の定番です。
つまり、誰でも参加できる、世界の共通言語なんですね。
それを、アドリブではなく、決まった歌詞として用いて、
みんなで歌える歌にするという発想もあります。

さあ、今日は、この「Oh Yeahhhh」という共通言語用いて
ピースフルに多くの人の背中を押してくれるこの曲を聴きましょう。

M. OH YEAH / KREVA

Oh Yeah - KREVA

でもこれは定型のメロディに当てはめているので
フェイクとは言わないですね。

●ラジオネーム:キャサリン

先月、秦基博さんのライブを観に行ってきました。
ライブを観ていて気になったのですが、
サポートメンバーの皆さんの演奏する場所がちょっと特殊だったのです。
ドラムのカースケさんが、向かって右側で斜め前を向いてる感じ。
その隣にベースの鹿島さん、その隣にギターの光太郎さん、
その隣に鍵盤の皆川さん。
まるで半円を描いて秦さんを見守ってる感じに見えました。
演奏する場所は誰がどのように決めているのでしょうか?
「俺、ここでやる〜♪」的な感じなのでしょうか?
それともアーティストの方が
「今回はこのスタイルで」とお願いするのでしょうか?
亀田師匠、教えてください!


ライブのミュージシャンの演奏する場所についての質問ですね。
たしかに、ボーカルが中心にあって
その後ろにドラムがあって、その横にベース、
両サイドにギター、キーボードという形は、
長い間、ステージレイアウトのひな形として使われてきました。
これは、「定位」と言うんですけど
レコードやCDがステレオになった時から、
ライブステージは基本的にこのような楽器の並びになりました。
目から入る情報と耳から入る情報が一致すると、
聞く方も演奏する方も、安心感があるんですね。
しかも、ドラムやアンプからの各楽器の生音と
PAスピーカーからの出音がうまく混じるので
会場の音が作りやすいというメリットがあります。

ところが、最近ではイヤモニの普及によって、
ミュージシャンがモニタースピーカーに頼る
必然性がなくなってきました。
「イヤモニ」というのは…
ステージでアーティストがつけているイヤフォンです。
最近、ライブやMステなどのTVの歌番組でも
みんな耳にイヤフォンはめているでしょ?
イヤモニからは、一緒に演奏する各楽器の音が聞こえています。
昔は転がしといって
足下に黒いスピーカーを置いていたのですが、
今では、イヤモニの普及によって、必要性はなくなりつつあります。

ボーカリストだけでなく、
ミュージシャンもイヤフォンの中の音を聞いているので、
演奏する場所によっての、モニター環境の変化がなくなったんです。
必ず、ドラムが聞こえる場所にいたいと思うものですが、
いまでは、ドラムの音はイヤモニの中から聞こえてくる!

だから、極端な話、ミュージシャンはステージ上の
どこでも演奏できるようになったんです。
ミュージシャンの演奏場所を固定する「縛り」が
なくなったんですね。

というわけで、キャサリンさんがおっしゃる
秦君のライブのレイアウトのようなことも
自由自在につくれます。
ただし、秦くんの場合は、
「俺、ここでやる〜」っていうものではなく(笑)
素晴らしいバンドメンバーに、
秦君が囲まれているという、幸せ感、
アットホーム感を大切にしているのではないでしょうか?

ステージで暖かい交流があると
それを見ている、お客さんにもその暖かさが伝わって、
暖かい気持ちになるんですね。
繋がり効果ですね!

いずれにせよ、
ステージの見た目が、今まで観てきたカタチと違うと
お客さんはとてもワクワクします。
特別なものを見たという充実感を得る事ができるんですね!
そう。誰もがコンサートに「普通じゃない」
特別な時間を求めています。

この発想、僕が来月5月18日と19日に、
武道館でやる「亀の恩返し2013」にも活かされています。
今まで見た事もないカタチのステージに、
スピッツ、KREVA、秦 基博、アンジェラ・アキ、
スガ シカオ、平井堅、いきものがかりなどの
僕プロデュースの自慢のアーティストが集結します!
どうぞお楽しみに!


さて…この番組「BEHIND THE MELODY」では
ラジオの前のアナタから、
音楽に関するギモンを引き続きお待ちしています。
僕に聞きたいギモンは、
この番組「BEHIND THE MELODY」のホームページから送ってください。
必ずお答えします!


『BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA』、
明日は名プロデューサー、
ナラダ・マイケル・ウォルデンの魅力に迫ってみたいと思います。


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 19:18 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年04月18日

蔦谷好位置さんと探る「ヒットの秘密」〜(4)愛される音楽の作り方

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、
一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!そんな番組です。

今週は「スペシャル・ウィーク」ということで、
この方と一緒にお送りしています。

■蔦谷さん:

どもーこんにちは。蔦谷好位置です。とうとう4日目!さみしぃ〜。

★亀田さん:

はい、4日目になりましたね、最終日です。
スーパーフライ、ゆず、JUJU、エレファントカシマシ、
YUKI、木村カエラ、など
錚々たる面々のプロデュースを手掛けているプロデューサーの蔦谷さん。
最終日の今日は、こんなテーマを設けてみました。

愛される音楽の作り方

■蔦谷さん:

教えてくれー(笑)

★亀田さん:

教えてくれか(笑)
俺が聞きたいんだけど(笑)愛される音楽をいっぱい作ってるのは
蔦谷くんじゃない?

■蔦谷さん:

そんなことないです。

★亀田さん:

まあ少なくともそんな音楽が産声をあげる瞬間に
何回かは立ち会ってると思う。
なので今日はそこらへんを掘り下げていきたいと思います。
まず、蔦谷くんは曲も書くし、スタジオでレコーディング作業も、
あとライブで演奏するじゃないですか。
あとメディア出演もしますよね。
J-WAVEで為になる講座やってるの聞きましたよ(笑)

■蔦谷さん:

ありがとうございます(笑)

★亀田さん:

さまざまな音楽の仕事をしてると思うんですけど、
一番ヒットする、楽しい仕事っていうのはなんですか?

■蔦谷さん:

これは難しいんですけど、やっぱりそれぞれ楽しいんですよ。
作曲してる時、あ、作曲してる時はつらい時の方が多いかなあ。
でも出来上がった時は一番うれしいかもしれない。

★亀田さん:

作曲は一気にやる?それとも分けてやる?ケースバイケース?

■蔦谷さん:

曲を作るのは一日でやっちゃいますね。

★亀田さん:

作っちゃう?偉いわ〜

■蔦谷さん:

アレンジ含めてだともっと時間がかかりますけど。当然ですが。。

★亀田さん:

曲は一日でできる?

■蔦谷さん:

で、、、きますね〜。サビで大体困ったりするんですよ。
それでサビが出来上がっちゃえばばっと。
Aメロ、Bメロも出来ちゃうって感じですね。

★亀田さん:

僕はね、出来ない時は一時間ぐらいでやーめたって(笑)

■蔦谷さん:

あ、僕もやめます(笑)ただ出来上がったらすぐ出来ます。

★亀田さん:

降ってきたっていうか、固まった時はすぐいくってことね。
僕もそうです。

■蔦谷さん:

それはそれで楽しいし、でも演奏してる、
ライブしてる時がほんと楽しいですね。

★亀田さん:

演奏っていうか合奏って楽しくないですか?

■蔦谷さん:

人と演奏するのほんと楽しいですね。

★亀田さん:

あれはもう一生続けるな、たぶん。

■蔦谷さん:

なんであんな楽しいんですかね(笑)
絶対ライブ見るよりやってる方が楽しいですよ。

★亀田さん:

スタジオでのレコーディング作業は?

■蔦谷さん:

これまた大好きなんですよ。
レコーディングが。スタジオ大好きなんですよ。
これはアレンジャーとしての気持ちが強いんじゃないですかね。
こうしたい、これもっとこうしたら良くなるって。
アイデアがどんどん出てくるんで
スタジオに入ると。それぞれ好きなとこがあるんですよね。

★亀田さん:

この全部が面白いからいい形で循環していくってのはありますよね。
ちなみにメディア出演ってのは?

■蔦谷さん:

これはインプットに近いかもしれませんね。

★亀田さん:

絶対そう思う!

■蔦谷さん:

はい、普段自分のやらないことなんで、
いろんな人に会えたりするじゃないですか。
そうすると音楽以外ですごい方と会ったりすると、
なるほどって思ったりとか、
いろんな感じるものがあって、
それが自分の音楽に昇華する時はありますね。

★亀田さん:

僕もこのFM KAMEDAやってるのほんと楽しくて、
常日頃自分の伝えたい音楽を伝えることもできるし、
今日とかは蔦谷くんとお話できるわけじゃないですか。
基本軸は音楽が体幹にあるんだけど、
その周りにある、いろんなエトセトラから吸収したり、
交わっていくことで僕たちは生かされているっていうか。
あとはさ、ちょっと野暮なこと聞くよ?
煮詰まったりした時って、俺もよく聞かれるのよ。
気分転換みたいなものってあるんですか?

■蔦谷さん:

結構散歩するかな。

★亀田さん:

それはスタジオから出てぐるりと散歩?

■蔦谷さん:

あ、スタジオで煮詰まることあんまりないんですよ。

★亀田さん:

聞きましたか、みなさん?
蔦谷好位置、スタジオで煮詰まらない(笑)

■蔦谷さん:

いやこれは(笑)結構準備していくんですよ。

★亀田さん:

ほら!これいつも俺も言うんだよね。
前も一緒にこの話したことあるかも。
準備していくのって大事だよね。

■蔦谷さん:

大事です!
スタジオでしか生まれない何かがあるってそれは当然なんですよ。
当たり前なんです、スタジオいって生まれるものなんて。
だけど、準備してないと…。
やっぱ、準備運動しないと怪我するじゃないですか。スポーツだって。
だから楽曲必ず打ち合わせして、アレンジもしたり、
その場でちょっと余裕を残しておいて、
スタジオでどう化けるかっていうのも含めての準備はしますね。

★亀田さん:

これも野暮なこと聞くよ?

■蔦谷さん:

何でもいいですよ(笑)

★亀田さん:

音楽を作る上で、
音楽プロデューサー蔦谷好位置が一番大事にしてること。
これ後で俺も答えるから。

■蔦谷さん:

難しいなあ。。後で答えるのずるいな、亀田さん(笑)

★亀田さん:

(笑)

■蔦谷さん:

まあでも、いっぱいあるけど、
とにかく丁寧にやってます。それですね。
とにかく丁寧にやることですね。
仕事の規模もあるじゃないですか。当然。
でも、大小規模とか関係なく、全部丁寧に全力でやるようにしてます。

★亀田さん:

雑にやっちゃ絶対に駄目だし、絶対自分に返ってくるよね。

■蔦谷さん:

だからお店とか行くじゃないですか。料理とか食べにいったりして。
接客がひどかったりとか、あれこないだまですごいよかったのに。
ってなると、すごいがっかりするじゃないですか。

★亀田さん:

そう、残念な気持ちになるよね。

■蔦谷さん:

だから曲もそういうことだと思うんですよ。
当然亀田さんだ、蔦谷好位置だって信頼して買ってくれる人も
中にはいると思うんですよね。
だから絶対手抜いちゃ駄目ですよね。

★亀田さん:

みなさん、これ日常に応用するときっと幸せになりますよ。
丁寧に作ってる瞬間の自分も好きになれるし、
丁寧に作ったものや丁寧に仕事したものって、
周りの人も喜んでくれるよね。いいことずくめだよね。

■蔦谷さん:

そうです、人の笑顔が見れるんで。

★亀田さん:

では、最後に蔦谷くんが今音楽が好きな人に聞いてほしい、
シェアしたい曲を選んでもらってもいいですか?

■蔦谷さん:

これ最後に言っちゃても、今結構まじめな話してたんですけど、
去年アルバム出たMUSEなんですけど、
去年聞いた中で一番笑ったんですよね(笑)
いい意味で(笑)いい意味ですよ!(笑)

★亀田さん:

分かる、分かる(笑)

■蔦谷さん:

たぶん僕らより上の先輩とか、
キングクリムゾン初めて聞いた時ってこういう
気持ちだったんじゃないかなってぐらい面白かった。

★亀田さん:

絶対そうに違いない。

■蔦谷さん:

それでは聴いてください。MUSEでSUPREMACY。

M. SUPREMACY / MUSE

The 2nd Law - Muse

★亀田さん:

MUSEのSUPREMACY。
これでもかってぐらい、
黄門さまからツインピークスまで全部入ってる(笑)

■蔦谷さん:

(笑)

★亀田さん:

でもこういう音楽って楽しいですね。

■蔦谷さん:

楽しいですよ、やっぱり。アトラクションっぽいですよね。

★亀田さん:

これは何度でも味わえる。

■蔦谷さん:

そうですよね、面白い。

★亀田さん:

ところで、あの俺さっき、、

■蔦谷さん:

そう!俺さっき亀田さんの聞いてない!
亀田さんの一番大事にしてること。
俺ばっか喋って、聞いてないですよ!亀田さん。

★亀田さん:

俺も言うから言うって言ってたよね。
音楽を作る時に大事にしてること。
正直に言いますね。

困ったら、音楽に聞く。
答えは音楽の中にしかない。

■蔦谷さん:

なるほど。ばっちり短く名言言われたなー。
俺長く説明し過ぎちゃった。

★亀田さん:

(笑)

■蔦谷さん:

たしかにその通りですね。

★亀田さん:

そこでしか判断できないよね。口でいろんなことは説明出来るけど、
やっぱり音楽に聞くと。困ったら音楽に聞けという感じですね。

■蔦谷さん:

よし、どっかで言おう(笑)

★亀田さん:

(笑)


「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
今週は、音楽プロデューサー、蔦谷好位置さんをお迎えしました。
ありがとうございました!


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STAFF| 22:19 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年04月17日

蔦谷好位置さんと探る「ヒットの秘密」〜(3)なんでも答えます、音楽のギモン!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、
一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!そんな番組です。

今週は「スペシャル・ウィーク」ということで、
この方と一緒にお送りしています。

■蔦谷さん

こんにちは、まいど、蔦谷好位置です!

★亀田さん

スーパーフライ、ゆず、JUJU、エレファントカシマシ、
YUKI、木村カエラ、などの
楽曲提供プロデュースを手掛けている…今一番良い感じですね!
脂ノッテルノッテル♪蔦谷さん!今日はこんなテーマを設けてみました。

なんでも答えます、音楽のギモン

★亀田さん

いつもはリスナーの方から受け付けているのですが、
さっそく… 蔦谷好位置さんの「音楽のギモン」は?

■蔦谷さん

いっぱいあるんですけど、一番気になっているのは、
亀田さん長くやってるから、ご存知だと思いますが、
年代で流行ってあるじゃないですか。
僕がハマったヒップホップだったり。
今はEDMが全盛かなと思っているんですが、
亀田さんは自分の制作に取り入れているんでしょうか?
どのように流行音楽と対峙しているんですか?

★亀田さん

まず流行音楽に必ず「好きになれる音楽」があるんですね。
最近の音楽はどうも…ってなったことが無いんです。
苦手なものもあったりしますが、
沢山の人が聴いている音楽に必ず最近の流行している音楽に
必ず好きなものがあるんです。それをずっと繰り返しているんですね。

■蔦谷さん

なるほど〜。

★亀田さん

さっきEDMの話があったけど、
ジャンルで分けるというよりもその時々の時代、
瞬間を輝かせる楽曲やアーティストに輝いて、
それが自然に僕の音楽DNAに
刷り込まれて行ってる感じなのかな…。

■蔦谷さん

なるほど。じゃあサウンド的に抜いて
「こういうリズムを使ってみよう」というのは
あまりないですよね?

★亀田さん

あまりない。けど、この音色どうやってるんだろう?
って研究…想像する!

■蔦谷さん

やってみたら全然違うけど、こっちのほうが面白い!
みたいなことありますよね!

★亀田さん

そうそう!あれをよくやってる!

■蔦谷さん

やっぱり好奇心旺盛なんだなー亀田さん。

★亀田さん

パットの上にパット重ねてギター重ねて交えたり…で、
コレ美味しい!とか。そういう工夫…
僕ねいつも思うのが発明品を作りたいっていつも思っていて。
それはね、自分で発明した!!って思えるのはイントロ!
発明品だと思えたら一日中楽しくてスキップして街歩いてますね。

■蔦谷さん

イントロは楽しいですね!つらいけど(笑)
けど、曲の顔ですもんね!

★亀田さん

自分でアーティストに言いますもん!
「このイントロは発明品でございます。」って(笑)

■蔦谷さん

けど亀田さんが「イントロは発明品だ」って言い続けることで
「イントロ作るって凄いことなんだぞ!」ってわかってくれるんで、
言い続けないとダメですね!!(笑)

★亀田さん

僕作ったんだけど、
この番組の冒頭のフラッシュに使われる曲、好きなの!

■蔦谷さん

キラキラしていますもんね!
亀田さんに響くポイントはどこなんですかね?

★亀田さん

月曜日に蔦谷くんが言ってくれたけど、
そこの楽曲に込められている想いじゃないですかね?

■蔦谷さん

チカラを感じるというか…

★亀田さん

良い悪い含めて人間全員違う!相容れない!
というのはわかってるんだけど、
どこか共通項で感じあえるポイントがきっとあると思っていて、
そこを音楽で作りたいんだと思う。そこを埋めたい!

■蔦谷さん

それを探し続けている我々なんですね。なるほど…!

★亀田さん

そうなんです!さて、最近はどんなものを聴いていますか?
ということで、車の中でヘビロテしている曲を紹介します…!

M. Tap Out / The Strokes

Comedown Machine - The Strokes

★亀田さん

これ、かっこいいでしょ?

■蔦谷さん

あのイントロなんだったんですかね!?

★亀田さん

吠えたギターの後に来たのは…

■蔦谷さん

全然違うもので始まって!ホント非凡ですね。

★亀田さん

こういう音楽に出会えると、今でもワクワクしますね。
番組冒頭のフラッシュもそうですし、
こういう独特の感じが大事、すごく気になる。
そういう音楽が気になりますね。


「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
明日も蔦谷好位置さんと一緒にお送りします。
よろしくお願いします。


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STAFF| 22:53 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年04月16日

蔦谷好位置さんと探る「ヒットの秘密」〜(2)ヒットプロデューサーは一流の聞き手だった!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、
一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!そんな番組です。

今週は「スペシャル・ウィーク」ということで、
ゲストに、この方をお迎えしてお送りします!

■蔦谷さん:

どうも、蔦谷好位置です。昨日に引き続き。

★亀田さん:

今日もブンブンいきますから!

■蔦谷さん:

ありがとうございます。

★亀田さん:

さあ早速いきましょう。さて、今日のテーマは…

ヒットプロデューサーは一流の聞き手だった!

★亀田さん:

スーパーフライ、ゆず、エレファントカシマシ、
森山直太朗、YUKI、JUJU、など、
数々のヒットを生み出してきた蔦谷好位置さん。
その音楽知識、プロデュースワークはどのようにして育まれてきたのか?
どんな音楽をどんな風に聞いてきたのか?
(これ、みんなもタメになるよ〜)
探ってみたいと思います。

■蔦谷さん:

亀田さんのことも気になりますけどね。

★亀田さん:

まあお互いってことで。秘伝はなしで。

■蔦谷さん:

やっぱ一番は子供の時にピアノをやってたってことですね。

★亀田さん:

何歳の頃?

■蔦谷さん:

4歳ぐらいの時かな。
ヤマハ音楽教室のリズム教室みたいなのに通うじゃないですか。
それに通って、それとは別にピアノの先生に習いに行ってて。
ピアノは嫌で辞めちゃったんですよ。
基礎練習や指練習が嫌で辞めちゃったんですけど、
エレクトーンは続けたんですね。
でも文句言っちゃう子供だったんで、先生に。
決められたことやるのが嫌で、自分で好きな曲弾いてましたね。

★亀田さん:

先生はそれを許してくれるの?

■蔦谷さん:

意外と許してくれるんですけど、試験みたいなのがあるんですよ。
それがやっぱりことごとく落ちましたね。

★亀田さん:

エレクトーンの試験だ!あの何級とかってやつ?

■蔦谷さん:

そうです。譜面どおり弾くのが嫌いだったんですよね。
やっぱ世の中で流れてる曲聴いても、
今メロディ3度上いった方がいいじゃん?
みたいな。そういうこと結構思ってたんですよ。

★亀田さん:

芽生えてる、芽生えてる(笑)

■蔦谷さん:

すごい歪んだ子供でしたね(笑)
小6の時に、ヘルベルト・フォン・カラヤンが死ぬんですね。
指揮者ですね。
テレビでよく映像が流れて、かっこいいなって思って。
この仕事いいんじゃないかって。
中学1年の時に指揮者になりたいって思ったんですよ。
同じ時期にバーンスタインも死んじゃうんですけど。

★亀田さん:

ちょうどみんなその時だね。

■蔦谷さん:

それで結構クラシック聴いて、家に帰っては鏡の前で指揮の練習とかして。
楽典読んだりとかそういう感じの中学1年生でしたね。

★亀田さん:

それは普通の中学校?音楽学校とか?

■蔦谷さん:

普通の中学です。だから話が合わないんですよ、学校行ったら。
第9でもフルトヴェングラーとかトスカニーニとか、
いろんな指揮者のやつ買うんですよ。
4楽章、フルトヴェングラーいいなあ。みたいな聴き方をしてたんで。

★亀田さん:

それはスコアを見ながら?

■蔦谷さん:

スコアを見ながら。それをやってたんですよ。歪んだ子供なんですよ。
ところが中2の時にテレビでセレクト・アンダー・ザ・スカイっていう
昔よくジャズフェスやってたじゃないですか?
あれで、ハービーハンコック見るんですよ。
こんなに自由に弾いていいんだって思って。
そっからジャズを練習し始めるんですよ。
まあクラシックはそのまま好きだったんですけど。
それでピアノ練習してたら中3の時にDeee-Liteですよ。
Deee-Liteがハービーハンコックをサンプリングして、
まったく別の曲を作っていて、
人の曲でこんなに新しく生まれ変わるのかって思って、
ヒップホップとかハウスとか聴くようになって、
ダンスミュージックにはまるんですよ。
そこからレコードとか買い始めて。

★亀田さん:

そのヒップホップが登場したりとか、
いわゆるシーンチェンジの時にすごいいいタイミングに。

■蔦谷さん:

そう、リアルタイムだったんですよ。
トライブコールドクエストとかデラソウルとか
あの辺がどはまりでしたね。
それはそんな感じだったんですけど、大学の時にジャズ研に入るんですよ。
ジャズピアノまじめにやりたいなって思って。
そこでいろいろバンドやりましたね。

★亀田さん:

そしてバンドでデビューだ。

■蔦谷さん:

そうです、CANNABIS。大学の時に結成したんですよ。

★亀田さん:

実はそのCANNABISのメジャーデビューする時のプロデュースを
僕がやっている。

■蔦谷さん:

亀田さんにやっていただいたんですよ。ありがたい話ですよほんと。

★亀田さん:

僕と蔦谷くんの出会いっていうのは実はそこにさかのぼるんですよ。

■蔦谷さん:

そうですね、13年くらい前ですね。

★亀田さん:

それで、そこからプロデューサーへの転身のきっかけは?

■蔦谷さん:

アーティストでやってたんだけれども、
自分のサウンドを出したいっていう気持ちはもちろんあったんですけど、
でもやっぱり一番初めに話したように、
子供のころにかかってる歌謡曲を聴いて、
このコード、ディミニッシュいったほうがいいだろうとか、
そういう考えが非常にプロデューサー的なんじゃないかなと。

★亀田さん:

子供の頃からディミニッシュいったほうがいいと思ってた(笑)?

■蔦谷さん:

思ってたんですよ(笑)やっぱりベースラインで思ってたんですよ。

★亀田さん:

ほんまかよ(笑)

■蔦谷さん:

いや、ひどい話、クラシックとか聴いて、バッハとかは完璧だけど、
シューマンとかを編曲して弾いてたりしてましたからね。
怒られますよね、ほんと(笑)

★亀田さん:

いやーすごい(笑)
やっぱりそれだけ自分の感性をちゃんとモデリングしていくっていう
パワーがあったんだね。

■蔦谷さん:

イメージだけはあったんですよ。
ただそれがどうしたら認められるのかっていう。
すごく難しくて、でもやっぱり音楽好きだし、作曲も好きだし、
アレンジも好きだし、演奏してるのも好きだし、
ってなってくると現場に多くいたいなって思って。
プロデューサー、アレンジャー、サポートで弾いたりとか。
なんでもやりたいなって思ったんですよ。

★亀田さん:

それは僕も同じでした。僕も詞のこと、曲のこと、メロディのこと
、歌のこと、サウンドのこと全部関わってたい。

■蔦谷さん:

全部好きなんですよね。

★亀田さん:

そう、ほっとけないんですよ。
ここだっておかしいじゃん!ここ磨けばよくなるのに!
っていうのをみんなほったらかしにしているから、
じゃあ次、歌入れ僕にやらせてくださいとか、
歌詞書かせてくださいっていうことを自分から言いに行って、
それを突き詰めていったら、
なんとなくプロデューサーっていう肩書がつくようになってきたって感じ。
はい、ではね、今日はそんなプロデューサー蔦谷好位置をつくった
ルーツミュージックを。

■蔦谷さん:

たくさんあるんですが、
僕はプロデューサーでありながら作曲家でありたいとずっと思ってて、
それでシンプルな構成だったりシンプルなコードの上に、
すごく美しいメロディが広がってたりとか、
非常に転調してるのに複雑に聴かせない、
そういった技巧が分かる人は分かるんだけど、
そんなことも考えずに聴ける曲ってのがすごく好きなんですね。
その影響が大きい曲がこの曲なんです。聴いてください。

M. RIBBON IN THE SKY / STEVIE WONDER

Stevie Wonder's Original Musiquarium, Vol. 1

★亀田さん:

蔦谷好位置さんのルーツミュージック、
STEVIE WONDERでRIBBON IN THE SKYです。
これいつ頃聴いたの?

■蔦谷さん:

僕はこれ大学生の時です。
高校の時にヒップホップから先にR&B入ったんですよ。
ヒップホップを聴いてそのネタでいろいろ聴いてて、
当時フリーソウルとか流行ってたんですよ。
それでSTEVIE WONDERとかも聴くようになって、
名曲だらけじゃないですか。
声も素晴らしいし。大好きですね。鍵盤奏者としても好きですね。

★亀田さん:

これは何の仕掛けもないもんね。さっき言ってた美しさであったり、
横の流れっていうのがきれいにつながっていくんだよね。
理想的な音楽だよね。
蔦谷くんのルーツにはこういった美しい音楽があるってことですね。

明日も熱いトーク。秘伝なしよと。
全部オープンでいきますので明日もよろしくお願いします。

■蔦谷さん:

よろしくお願いします。

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 20:29 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年04月15日

蔦谷好位置さんと探る「ヒットの秘密」〜(1)あなたのプロデューススタイル教えてください!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、
一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組・・・なんですが、今週はスペシャル。

4日間、この方をゲストにお迎えしてお送りします!

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■蔦谷さん:

どもー蔦谷好位置です。よろしくお願いします。

★亀田さん:

やったー蔦谷くん!

■蔦谷さん:

お久しぶりです。亀田さん。

★亀田さん:

久しぶりですね。
蔦谷好位置さんは音楽プロデューサーで、
スーパーフライ、ゆず、JUJU、エレファントカシマシ、
YUKI、木村カエラ、など、
錚々たる面々のプロデュースを手掛けています。

■蔦谷さん:

でも今言ったアーティスト、
ほとんど亀田さんと被ってますけどね(笑)

★亀田さん:

僕と蔦谷くんの共通点は、
音楽をプロデュースするってこともあるけども、
一番共通しているのは二人とも楽器を弾くんだよね、
基本。

■蔦谷さん:

そうです、はい。やっぱプレーヤーですよね。

★亀田さん:

そう、プレーヤーから始まってるっていうのは大きいかな。
今でもステージ立ちますもんね。

■蔦谷さん:

そうですね、僕は鍵盤楽器で亀田さんはベースですもんね。
もちろんライブやりますね。

★亀田さん:

ということで今週はプうロデュースとは何たるや!
ということを二人でわいわい楽しく語っていくんですが、
早速ですけどもこんなこと聞いちゃっていいかなあ。

■蔦谷さん:

はい、何でも聞いてください!

★亀田さん:

ほんとですか?
今日のテーマは、

あなたのプロデューススタイル教えてください!

★亀田さん:

割と普通のテーマでしたね(笑)
まずね、聞いてみたいことがあって、
音楽をアーティストの方と一緒に作っている時、
もしくは自分で作曲とかしている時、
一番蔦谷くんが気にするポイント、
意識するポイントってなに?

■蔦谷さん:

作曲の場合は別ですね、
作曲の時はとにかくメロディかな。やっぱり。
メロディがいかに自分が好きになれるか。
っていうことかな。

★亀田さん:

そこだよねえ。
よくさ、この番組でナビゲートしてる
俺が言うのも変なんだけど、
音楽作る時に聞き手のことを意識しますか?
っていうけれども、
聞き手のことを意識してないことはないけど、
まず一番意識してるのって自分の感覚だと思わない?

■蔦谷さん:

そうなんですよ。
やっぱり自分が感動できないと、
誰も感動しないんじゃないかって思いますね。

★亀田さん:

そうなんですよね。
自分がファーストリスナーで、
自分が好きなものじゃないとね。

■蔦谷さん:

そうですね、
嘘ついてることになっちゃいますからね。
それはもちろんプロデュースでも共通していることですね。

★亀田さん:

それはアーティストも?愛せている?

■蔦谷さん:

当然です!恋に落ちるような感じじゃないと
やっぱりいいものできないですね。
まあ男性アーティスト多いんですけどね(笑)

★亀田さん:

(笑)これでもすごく大事ですよね。
僕の場合もそうなんですけど、
アーティストの本人の声とか、佇まいとか曲とか
すべてがこちら愛せないと。
だって僕たちレコーディングしてて、
そのアーティストの曲、何百回も聴くじゃないですか?
もしかして一緒にツアー出て何百回も演奏して
何万人もの人に届けるかもしれないのに、
愛してなかったら。

■蔦谷さん:

亀田さんは愛に溢れていますからね。

★亀田さん:

いやいや、これ持ち上げる訳じゃないけど、
蔦谷くんの音楽もねいつも愛情を感じるもんね。
情だね。情熱の情。愛情の情みたいなものを感じるな。
なんだろ、すごい注ぎこむよね。きっと。

■蔦谷さん:

そうですね、やっぱ気合いは入ってますよね、かなり。

★亀田さん:

気合いっていうのをもっと細かく噛み砕くと?

■蔦谷さん:

もちろん集中することももちろんなんですけど、
例えば僕じゃなくても同じようなダンスミュージックが、
世の中で、ドン、ドン、と流れていても、
100曲並んでいても、
この人のって分かるやつってあるじゃないですか?
それってやっぱりすげー気合い入ってると思うんですよ。
キック1音とっても全然違うみたいな。
僕はやっぱり流行りもののものを、
そんなにたくさん作るわけじゃないけれども。
いわゆる普遍的なものを、
どれだけ美しく輝かせるかみたいなところを
主にやってはいるんですが、
その中でも美しさやかっこよさだったりっていうのは、
とにかく気合入れて追及してる気がします。
まあそれでも足りないかなって。気合いって何ですかね?

★亀田さん:

想いじゃないですか?

■蔦谷さん:

想いですね、やっぱり。強い想いでやってますね、そこは。

★亀田さん:

すごいな、蔦谷くん。やっぱりストイックですね。

■蔦谷さん:

いやーストイックなんですかね。

★亀田さん:

ちなみにね、アーティストさんにはアドバイスだったり、
判断を導かなければならないことってあるじゃないですか?
それは蔦谷風はどんな感じなんですか?

■蔦谷さん:

結構それは付き合いの長さとかでも
変わってくるじゃないですか?
まあでも初めて会った人は何がやりたいのか、
どうしたいのかっていうのを
まず確認というか、意思を知りたいですね。

★亀田さん:

それは会話をする?

■蔦谷さん:

会話したり、相手の行動だったり
楽曲から感じたりなんですけど。

★亀田さん:

ちょっと興味ある。行動ってどういうところ?

■蔦谷さん:

しゃべってる内容だったりとか。
例えばすごい繊細なんだけど、
それを隠すような人もいるじゃないですか?
でも、この人きっと優しいひとなんだなって、
それが音に表れたりするとうれしいですよね。
会話しなくても伝わってくるじゃないですか。
とにかく何がやりたいのかっていうのは重要ですよね。
それがないと、僕らに任せられちゃうと、
任せられてもいいんだけど、
結局自分がないと続かななる気がするんですよね。
その方が。

★亀田さん:

なんだろう、例えばアレンジであったり、
歌のディレクションだったりでもいいんですけど、
任せられる方っているじゃないですか?
任せることができる。
でもそれは単純に僕たちに任せてるんじゃなくて、
自分の中に芯があって、
主体性を持った上で任せてくれるアーティストっていうのは
素晴らしい作品を生み出しますよね。

■蔦谷さん:

そうですね。役割が分かってるっていうか。
私は歌う係です、歌では誰にも負けません。
でもサウンドは、あなたプロだから任せますよ。
みたいな方の歌は説得力が全然ちがいますよね。
そういう自分の意思だったりとか、
それは大事ですよね。

★亀田さん:

いい話だな。それさ、でも蔦谷くんの意思っていうのも
アーティストの方には伝えるんですか?

■蔦谷さん:

伝えるし、基本的にはアーティストが一番輝いて欲しいので、
どうやったらこの曲が輝くかっていうことを考えつつ、
伝えます。

★亀田さん:

今日はもう随分いい話聞けちゃってるんですけども、
そんな蔦谷プロデュース作品の中からこの曲っていうね、
会心の一撃、僕ね、棺桶ソングっていうんですけどね。
あの、自分が死ぬときにこれはかけてくれっていう。

■蔦谷さん:

面白いですね(笑)

★亀田さん:

蔦谷好位置の棺桶ソング。とは一体なんでしょうか?

■蔦谷さん:

はい。これはね、木村カエラさんの曲なんですけども、
亀田さんももちろんカエラさんプロデュースしてて、
彼女の素晴らしいところは、何色にも染まれるけど
何色に染まっても木村カエラになることなんですよ。
こっちが真っ黒に染めようとしても、
木村カエラってでちゃうんですよね。
だから、僕のやりたいことっていう、
結構個人的にこういう音楽がやりたいってこともぶつけられる、
それでもちゃんとカエラ色に変えてくれるっていうか。
なので自分のサウンドが出せたかなっていう。
結構好きなプロデュース作品ですね。

★亀田さん:

それでは蔦谷さんの棺桶ソング、会心の一撃。
プロデュース作品です。聞きましょう。
木村カエラさんのSUPERGIRL。

M. SUPERGIRL / 木村カエラ

HOCUS POCUS - 木村カエラ

★亀田さん:

はい、蔦谷さんのプロデュース、
木村カエラさんのSUPERGIRLを聴いていただいております。
やっぱり蔦谷くんの音は解像度が高いね。

■蔦谷さん:

ありがとうございます。

★亀田さん:

今日だけでなくこれから3日間、よろしくお願いします。


「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
今週は、ゲストに音楽プロデューサー、
蔦谷好位置さんをお迎えしてヒットを生み出す秘密など、
うかがっていきます。

明日は、蔦谷さんの音楽ルーツから見る「ヒットの秘密」、
探ってきたいと思います。
蔦谷さん、明日も覚悟してください!


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STAFF| 20:47 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年04月11日

クイズ!カメオネア!!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第204回目のテーマは…

クイズ!カメオネア!!

ようこそ「クイズ・カメオネア」へ!
月に1度の恒例企画、今月もやりますよ!

これから「あの名曲」にまつわるクイズを出題します。
見事クイズに正解した方はなんと、賞金うん万円!!
…ではなく、「素晴らしい音楽の知識」が習得できます。

クイズは3択です!
では、準備は良いですか?
早速、1問目いきますよ!

「クイズ・カメオネア」スタート!!!!!!

まずは、軽くならしていきますよ!

【Q1】
次のうちから、本当にあるプログレ・ロックバンドの曲はどれ??

A. PINK FLOYD 「IKANAIDE KUDASAI」

B. KING CRIMSON 「MATTE KUDASAI」

C. YES 「OHIKITORIKUDASAI」

さあ、どれも世界的に有名なプログレバンドです。
ヒントに曲のイントロだけ聞きますか?

〜♪〜

ムフフフ…
さあ、今のがヒントになったかわかりませんが、正解はどれでしょう?

…チチチチ…

ファイナルアンサー?

正解は、B. KING CRIMSON 「MATTE KUDASAI」!
聞いてみましょう。

〜♪ MATTE KUDASAI…〜

はい、サビメロでギタリスト、エイドリアン・ブリューが
「待ってクーダサーイ」と歌っていますね。
何でも、リーダーのロバート・フリップが、
日本語の美しい響きに惹かれて、このコトバを選んだのだそう

では2問目!


【Q2】
THE BEATLESの「A DAY IN THE LIFE」です。
最後にピアノのバーンという音で終わるのが
刹那的で印象的な曲なんですが、
音の切れ際を音量を上げて、よ〜〜〜く聴いてみると
ある音が聴こえるんです。
それは次のうちのどれでしょう??

A. 咳払い
 シーンとしていなければならないところで
 必ず、ゴホンっという咳払い。やっちゃいますね。

B. 靴の音
 これもありえます!
 僕らもアコギやピアノをレコーディングしていて、
 何か、ボコっとかガツっていう音が聞こえて、何の音か突き詰めていくと
 足音や椅子のギーって軋む音が録音されていたなんてこと、よくあります。

C. 犬の鳴き声
 これはないでしょ。ねえ?(笑)
 誰かがスタジオ内に犬を連れて来ていたら別ですけど…。

…チチチチ…

ファイナルアンサー?

正解は、B. 靴の音!

じつは、この録音は大変手が込んでいるんです。
ポール・マッカートニーの、
「ピアノの音が永遠に聴こえるような感じにしたい!」(←わがままですね!)
というイメージを実現するために、何台ものピアノをスタジオに持ち寄って、
メンバー(ジョン、ポール、リンゴ)と
マネージャーのマル・エヴァンスの4人が
一斉に同じコード(Eメジャー)を鳴らして録音したんです。

ピアノに限らず楽器の音って、
ポーンて弾くと、だんだん減衰してしまいますよね。
ですからピアノの音が消える瞬間に、
エンジニアさんがレコーディングレベルを目いっぱい上げ、
だんだん消えていく音を拾っています。
これを我々は「ツく」といいます。
ちなみに、この「A DAY IN THE LIFE」では、
50秒以上鍵盤を押さえ続けています。

その瞬間をちょっと聴いてみましょう!

〜♪〜

聞こえた!
その緊張の最後の瞬間に、リンゴの靴が音を立ててしまい、
それがそのまま録音されてOKテイクとなったわけ!

ちなみに、こういう音は日常生活では全く気になりませんが、
レコーディングスタジオでは、コンプレッサーという音を圧縮する機材が、
小さな音まで増幅してしまうために、
普段聞こえない小さな音まで聞こえてしまいます。

ちょっと実験しますよ。
たとえば、この僕のマイクの音のコンプを強くして
フェーダーを上げると…

ほら!
洋服がすれる音、
紙がこすれる音、
椅子が軋む音、
などが聞こえるでしょ!

こうやって、いろんな音が拾われてしまうんですね。

というわけで、プロの音響は
とてもシビアで繊細な環境で行われているというわけです。

さあ、次の問題、いってみましょう!


【Q3】
1989年に全米1位を獲得した
The Banglesの名曲「Eternal Flame(胸いっぱいの愛)」。
この曲をレコーディングする際、スザンヌ・ホフスは
歌声を、よりセクシーに、艶っぽく、色っぽくするために、
一風変わったレコーディング方法で歌いました。
さあ、それはどんな方法だったでしょうか??

A. 全裸になって歌った

B. スタジオ中に香水をまき散らし、歌った

C. 恋人を目の前に座らせて歌った

さあ、みんなよ〜く想像しながら、聞いてみて!

M. Eternal Flame / The Bangles

Everything - The Bangles

はい、素晴らしい曲です!

A. 全裸になって歌った
 これ僕らもやったことあります。男同士ですけど。

B. スタジオ中に香水をまき散らし、歌った
 これはありえません!たぶん、むせて、声が消耗します。

C. 恋人を目の前に座らせて歌った
 これはありえます!ジョンとヨーコの「イマジン」もそう。
 恋人や家族をスタジオに連れてくるアーティストは多いです!
 特に欧米では。

さあ、正解はどれでしょう?

…チチチチ…

ファイナルアンサー?

正解は、A. 全裸になって歌った!

やっぱりこれだ!
スタジオの中を真っ暗にして、マイクの前に裸で立って歌ったそうです。
スタジオにはメンバーとプロデューサー、エンジニアだけという状況。
…はい、そこの君!想像しなーいっ!!

さあ、この「クイズ・カメオネア」!次回もお楽しみに!


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
「音楽に関するギモン」は、この番組のサイトからお願いします。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
来週もお楽しみに!


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STAFF| 14:11 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年04月10日

音楽の教科書、その秘密!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第203回目のテーマは…

音楽の教科書、その秘密!

はい、新学期、もうそろそろスタートしていますよね?
新しい学校、新しい学年。 新しい友達。
ドキドキワクワクの学校生活、いいですね!
とはいえ、もちろん勉強も頑張ってくださいね。
そこで… FM KAMEDAで「お勉強」といえば、もちろん「音楽」。
今日は「音楽」の教科書に注目してみようと思います!

感性豊かな少年・少女の時代にどんな音楽を聞くのか?
これ、すごく大切な事ですね。
赤ちゃんがおなかの中にいるときに、胎教ってやつですね。
「こんな音楽きかせるといい!」なんていいますけど、
これは音楽の仕事に携わる者、
音楽を愛する者としては気になるところ。
僕たちが子どもの頃と違い、
(だってYoutubeもネットも、ありませんからね)
手軽にいい音で、いろんな音に触れることが出来る今という時代。
学校の授業で教わる音楽は、以前と変化しているんでしょうか?
そして現代のアーティスト、J-POPのアーティストの作った曲は
どんな風に最新の教科書に取り上げられているんでしょうか?

実は、僕の目の前に、
2013年度の高校生向けの音楽の教科書があります。
教育芸術社という出版社から出ている
「高校生の音楽1」と「MOUSA1」という教科書です。

これね、すごいカッコいいんですよ。
「高校生の音楽1」の表紙は、なんと!アジカンのジャケでもお馴染み、
中村佑介さんのアートワーク!

高校生の音楽1+MOUSA1

まるで、CDジャケットのようですよ。
この教科書をひらくと、その先にたくさんの音楽が広がっているような
ワクワクした気持ちにさせられます。
こんな表紙なら、学生さんたちも、
心をひらいて、音楽に興味を持ってくれそうですよね。

中を見てみると、
J-POPの曲もけっこう収録されています。
例えば、森山直太朗さんの「さくら(独唱)」、
ZARDの「負けないで」、井上陽水さんの「少年時代」など…。

ところで、
こういった教科書に載るJ-POPの基準ってあるんでしょうか?
歌詞? メロディ? マジメな歌?
この点について、「高校生の音楽」を出版している
教育芸術社の今井さんにうかがったところ…

基本的には
*音楽としての価値が高いもの
*歌詞の内容が高校生段階に合ったもの
*音域や歌う際の難易度に比較的無理のないもの
*学習内容にマッチしたもの
このような観点から選曲しているそうです。

なるほど、でも
「音楽としての価値が高いもの」って?
誰が判断?するんでしょうかね。
これ、みなさんも興味あるのではないかな?
僕は、思います。
ここで、「先生」のマンパワーが必要な場面ですよ。
たとえば、音楽の先生が、音楽が好きで好きで、
いろんな音楽を伝えたいという気持ちがあったとしたら、
音楽の教科書に載っていないものでも
授業で取り上げて、みんなで歌ったり、演奏したり、
こんなことがあってもいいですよね。

でも、音域や歌う際の難易度などは考えられているんですね。
あまりにも、難しい曲だと、授業でまとまりませんものね。
でもね、これもね、例えば、小学生だからといって
簡単なメロディだけを歌わせる、
って考え方もちょっと違うと思います。
いい音楽、いいメロディだったら、ちょっとくらい難しくても
取り上げてしまってもいいんじゃないかなと思います。
大切なのは、みんなが、音楽を好きになることですよね。


ところで、このステキな表紙の、今どきの教科書を見てみても、
例えば去年のヒット曲などは入っていません。
最近のものであれば、みんな歌えそうな気もしますが、
これについては、
実際に教科書が使用されるのは制作してから、
約2〜3年の歳月を要するため、
使用される時点ではすっかり忘れられている…
ということもあり得るので
そうした観点は優先しないそうです。

な〜るほど、教科書には検定というものがありますからね。
これは、いいんじゃないですか。
一過性のヒット曲ではなく、
長い間、未来へ歌い継がれていく楽曲に出会えることは
とても意味のあることです。

さぁ、こんな風にJ-POPもあり、
クラシックや童謡、唱歌、アメリカ民謡など
さまざまな音楽に触れることができる「音楽の教科書」ですが…。

音楽の授業を楽しく聞くコツ。
せっかくだからちょっと勉強しちゃおう!
まずは、さっきもお話しましたけど、いい先生に出会いたいですよね。
音楽を愛している先生。
上手い下手だけではなく、合奏する歓びや、合唱する楽しさを
教えてくれる先生。
僕、息子の授業参観に何度か行ったんですけど、
ジャズやPOPを演奏したり、きかせてくれたり、
そんな先生がどんどん増えています。
そして、どんどん増えていってくれることを願います。

よくね、僕らよりも上の世代のおじさんやおばちゃんたちが、
「私、おたまじゃくし(音符)がだめなんです」
「譜面よめないから、音楽が苦手で」なんて言うでしょ。

これって、昔の音楽教育のいけないところですね。
音符から入ってしまうことによって、
音楽を楽しむというところに到達できなかった。
この感じ卒業しましょうよ。

たとえば、僕はアレンジするとき、
作曲する時に譜面なんて使いませんよ。
感覚だけをたよりに作っていきます。
もちろん最後に譜面にしますけど、作っているときは使いません。
僕たちプロの世界だって譜面は、あくまでナビ。
今、どこを演奏しているかという、地図のような感覚で、
使っているだけですよ。
音楽におたまじゃくし(音符)はそんなに関係ないんです。

音楽の教科書から
みんなが、音楽をもっと知ることができたら素敵ですね。

今日おかけするのは、
僕の時代にこの曲が音楽の教科書にあって
小学生ながら、素敵なメロディだなと
思ってワクワクしたのを覚えています。

M. Puff / Peter, Paul and Mary

Moving - Peter Paul and Mary

僕の頃はこういう、洋楽のフォークソングが、
教科書の後ろの方に載っていました。
日本の「翼をください」とかとならんで。
なんつうの、ポップス枠みたいな感じで。

実際、他のクラシック楽曲にくらべて
とてもフレンドリーでね。合唱しても楽しくてね。
音楽っていいな、洋楽っていいなって思ったものです。

そう。教科書からはじまる音楽との出会いが
こういう「音楽が好きになる」きっかけになるといいんですね。
ちなみに、FM KAMEDAも
ある意味音楽の授業ですからね。
みんなの音楽が好きになる
きっかけになるといいなと思ってます。
これからも、たくさんいい音楽伝えていきますからね。


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
明日は、みなさんの音楽IQをチェック! クイズカメオネアです。


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STAFF| 18:38 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年04月09日

ドラムの神様!スティーブ・ガッド!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第202回目のテーマは…

ドラムの神様!スティーブ・ガッド!

ジャズ、フュージョン、ロック、ポップスと
ジャンルを超えたプレイで絶大な支持を得る大御所ドラマー、
スティーブ・ガッド!

今日がお誕生日なんですね。
1945年4月9日生まれ、68歳になられました。
おめでとうございます!

7歳(!)でドラムを始め、大学で音楽を学び、
その後、スタジオ・ミュージシャンとしてのキャリアをスタート。
チック・コリアの「リターン・トゥ・フォーエバー」、
マンハッタン・ジャズ・クインテット、
そして、スゴ腕ミュージシャン揃いのフュージョンバンド「スタッフ」
に在籍し、これまで数々の名演を生み出しています。

「手数王」とも「ドラム・ゴッド」(ゴッド〜神〜とガッドをかけているんですね!)
と呼ばれ、
数え切れないほどの一流ミュージシャンとのセッション、ライブ、
そしてレコーディング。
ご指名受けまくりの引っ張りだこ!
さあ、ちょっとここでスティーブ・ガッドのドラムプレイがいかにすごいか、
フラッシュで聴いてみましょう。

♪ 〜 スティーブ・ガット ドラムフラッシュ 〜

かっこいいっすね〜。
タイトなリズムと洗練された独特のフレージング!
機械のような正確さも持ち合わせ、そして何よりグルーヴィー!
80年代には、彼のプレイにモロに影響されたドラマーも続出しました!

では、そんなスティーブ・ガッドのドラム。
人は何故、魅かれるのでしょうか!?

お答えしましょう!

ガッドのドラムは、人間臭いんです。
タイトだとか、機械のように正確だとか言われているんですが、
神髄はそんなところにあるわけではありません。
ガッドのドラムは、音楽の中で、心地よく揺らしてくれるんです。
つまり、グルーヴがあるんです。

ガッドの台頭してきた直後1980年以降、
ドラムマシンのサウンドが大流行します。
そう、打ち込みの時代に入っていくんですね。
これによって多くのドラマーが職を失ったと言われていますね。
しかし、ガッドには、
正確無比なドラムマシンには表現できない、グルーヴ感があるんです。
そう、その瞬間に流れている音楽に敏感に反応して、
歌や、楽器に居心地良いリズムを提供する。
こんな、最良の揺らぎを能動的にコントロールできるガッドのドラムは、
ジェフ・ポーカロと並んで、多くのアーティストから信頼され、
職を失うどころか、どんどん仕事を増やしていきます。

さて、揺らぎとかグルーヴとか、
リスナーのみなさんにはちょっとわかりづらいかもしれないので
ここで、ちょっとドラムマシーンの演奏とガッドの演奏を比べてみましょう。

♪ 〜 Just the Two of Us/Grover Washington Jr. 〜(イントロ/ガッド生演奏)

すばらしいイントロですね。このドラム!いい感じ!

で、これを機械でやると…

♪ 〜 Just the Two of Us 〜(イントロ/機械打ち込み)

なんかカチカチしてて、味気ないですよね。
肩がこる感じっていうのかな。

そう、百聞は一聴にしかず!
ヒューマンな演奏と機械の演奏って、こんなに違うんですよ。
我々やリスナーのみなさんは、普段音楽を聞く時あまり意識しないと思いますが、
もう、目から鱗、耳から鱗でしょ!?

そりゃそうですよ!
ドラムは全ての楽器のリズムの土台。
この土台が、心地よい揺らぎを提供していれば
その上で歌うアーティストや、演奏するプレイヤーも当然気持ちがいい!
気持ちがいいから、自然に、いい歌、いい演奏が引き出される。
そして、それを聞くリスナーはもっと気持ちいい!
ガッドのドラムプレイから、こんな素晴らしいポジティブな循環が
生まれているんですね。

そして、手数王の異名をとりながら、案外手数は少ないんですよ!
それよりも、音符と音符の間の隙間を、とても大切にしています。
ドラムを叩いていない時にも、ビートが聞こえているような繊細なプレイ。
これが、ガッドが教えてくれたドラムプレイの極意だと思います。

ここで、ガッドの名言をひとつ!
「ドラムマガジン」より引用です。

−いつも音楽にとって正しいことは何なのかという基準で判断しているんだ。
 そして、音楽に正しいと思う演奏をするために最善を尽くしている。

素晴らしいですね。ミュージシャンの鏡です。

ところで、ガッドのキャリアが頂点に達した1970年代後半から80年代は、
ジャズとロックとポップス、いろんな畑から素晴らしいミュージシャンが生まれ、
ジャンルを越えて、切磋琢磨していた時代です。
いわゆるクロスオーバー、フュージョンブームです。
CD登場の直前、70年代末から80年代初頭にかけて、
アナログレコードが最高の音質を誇ったように、
この時代、人間の生み出すヒューマンなプレイも最高の水準に達します。
ガッドをはじめ、この頃のセッションミュージシャンの演奏が
卓越したスキルと表現力を持っているのは、
こういう時代背景があったということも見逃せませんね。

さあ、ここでスティーブ・ガッドの名演が光るこの曲を聞いてもらいましょう。
ドラムフレーズが、もうアレンジの一部というか、楽曲の顔になっています。

M. 恋人と別れる50の方法 / ポール・サイモン

Still Crazy After All These Years - Paul Simon

はい。もう、発明品のようなドラムフレーズですね。
心地よいグルーヴが、ポール・サイモンのこの楽曲を表情豊かにしています。
こうやって、数々の名演が生まれてきました。

みなさんも今日はCDやレコードを引っ張り出して、
ガッドの素晴らしいグルーヴに酔いしれてみてください!


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
明日は、教科書に載っている「ポップス」のヒミツに迫ります。
お楽しみに!


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 14:06 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年04月08日

待ち合わせソングから見える恋愛模様

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第201回目のテーマは…

待ち合わせソングから見える恋愛模様

■渋谷で5時/鈴木雅之&菊池桃子

懐かしい曲がかかりましたね。
「渋谷で5時」に待ち合わせる二人。。時代を感じさせますな。
考えてみると、東京だけでも待ち合わせ場所って
たくさんありますよね。
渋谷のハチ公前、東京駅の銀の鈴、新宿アルタ前、
恋人どうしなら、ふたりだけの待ち合わせ場所を
決めているカップルも多いんじゃないかな。

さて、今日4月8日は、渋谷のハチ公でおなじみの、
「忠犬ハチ公の日です!」
毎日渋谷駅前で主人の帰りを待ち続けた
ハチ公の話はみんな知っていますね。
ご主人様が亡くなったその翌年にハチも亡くなってしまいますが、
1936年から毎年4月8日に慰霊祭が行われています。

さあ、今日は、
「ハチ公みたいにずっと待っていられるかな!!?」
というところに着目して
「待ち合わせソング」を特集していきます。
待ち合わせソングは、
曲の中にさまざまな恋愛模様が描かれていて、
なかなかおもしろいですよ!
さっそく聞いてみましょう!

■ハズムリズム/PUFFY×東京スカパラダイスオーケストラ

まずは公園で待ち合わせ。
PUFFYとスカパラがコラボした1曲、ハズムリズムです。

待ち合わせ場所は公園。
ギリギリまでイライラしているのに、
遠くからやってくる彼を見つけた瞬間、イライラはどこへやら…。
この感じ、誰もが共感できるのではないかな。

■2人のストーリー/YUKI

待ち合わせはローソン!
一緒に暮らしている2人のカップルを描いた曲です。
いいですね、帰り道にローソンで待ち合わせして、
おにぎりを買って帰る…
同じ家に帰るのに待ち合わせるっていうのもロマンチック〜。
こんなありふれた日常の行為の中に、
恋愛模様を描いていくYUKIちゃんさすがですね。

■最終列車/くるり

つぎの待ち合わせ場所は、なんと最終列車です。
うまい!!
「最終列車は今日の終わりを告げる…そこからの二人の物語」
これは、素敵すぎます。
お互い気持ちが通じていれば、
どこでも、待ち合わせ場所になれるということですね。


さて、ここからは場所ではなく、
待ち合わせにまつわる物語が描かれた曲を聞いてみましょう。

■待ち合わせ。。。feat.lecca/九州男

初デートにわくわくしている二人が出会うまでの
ストーリーを描いた曲。
思わぬトラブルに合う二人の行く末は…
これはなかなか笑えて、でも、ぐっとくる曲ですね。

■into the light/ライムスター

待ち合わせのドキドキ感を
夏の開放感とともにビートにのせています。
待ち合わせの時間が近づくにつれて、
心臓がバクバクする感じが描かれていますね。

さあ、こんなにたくさんある待ち合わせソング。
その魅力はいったいどこにあるのでしょう!
お答えします!


待ち合わせソングは一粒で三度美味しいんです。
そもそも待ち合わせソングには

(1) 「相手をそわそわ、もしくは、いらいらしながら待っている」
  孤独な時間。

(2) 相手と出会う瞬間のトキメキとホっとする
  「よかった」っていう安堵感。

(3) そして、一緒に過ごすそのあとの時間

この3つの恋愛時間、
3つのシチュエーションが描かれているんです。
だから、一つの待ち合わせという行為の中に、
たくさんの心の動きを描くことができるんですね。

そして、人間の心理っておもしろいもので
待っている間って、
「遅いなあ、なんかあったのかな、大丈夫かな、
もしかして来ないのかなあ」って
自分のことよりも、相手の事を心配したり、
思いやっているものなんですね。
つまり、「待ちあわせ」によって、思いが芽生え、
思いを確認し、思いが深まっていく、
その過程がドキュメンタリーとして歌われるので、
歌うほうも、聞く方も、とてもリアルな感情移入ができるんです。

それから、
人と人が一緒に何かをするには、
まずは、「何時」「どこで」という
待ち合わせをしなければはじまりません。
そう、簡単にいえば「待ち合わせ」って「スケジュール」なんです。
「約束」という、
人と人とのコミュニケーションの原点になりたっていて、
きわめて日常的に繰り返される行為だということも、見逃せませんね。

それでは、そんな中から亀田誠治セレクトの待ち合わせソング、
お送りしましょう。
ハチ公でもなく、アルタ前でもなく、
なんと日本武道館という
コンサート会場で待ち合わせをするという二人。
しかも、相手はやってこなかったという、
切ない、ビタースイートな物語になっています。

M. 大きな玉ねぎの下で / 爆風スランプ

I.B.W. - Bakufu-Slump

この曲のリリースは80年台。
待ち合わせにいたるまでのストーリーが
なんともゆったりしていて切ないですね。
ペンフレンドですから。手紙、手紙ですよ。
今や、携帯が普及して、
メール、ライン、ツイッターが駆使できるので
待ち合わせのスピードと精度が格段とあがりましたね。
おそらく、このタマネギの下の二人も、もっと早い段階で
出会えるか、出会えないか、
決着がついてしまうかもしれませんね。

でも待ち合わせは、人と人が直接逢うために必要な行為。
待ち合わせ場所というシチュエーション、そのものが
恋愛のキューピッドになることだってありえます。
やっぱり待ち合わせ前はドキドキする、
その気持ちはずっと変わらない。
根っこには人の感情がある。
相手を思う気持ちがある。
だから、これからも、新しいメディアを駆使して、待ち合わせる
たくさんの待ち合わせソングが生まれてくるんじゃないかな。


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
「音楽に関するギモン」は、この番組「BEHIND THE MELODY」の
サイトからお願いします。
皆さんのギモン、今後もお答えしていく予定です!


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
明日は、スーパードラマー、スティーヴ・ガッドの魅力に迫ります。
お楽しみに!


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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 21:04 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年04月04日

あなたの背中を押させてください…。

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第200回目のテーマは…

あなたの背中を押させてください…。

●僕たちの失敗/森田童子
♪ 春の木漏れ日の中で 君の優しさに 埋もれていた僕は 弱虫だったんだよね…

フレッシュな気持ちでスタートした春だったのに…。
4月も4日目になりましたが、みなさん!
新年度、早くも弱気になってたりしませんか??

ということで、いきなりの重い雰囲気…。
森田童子の「僕たちの失敗」でビックリしたかと思いますが、
今日はね、思わず弱虫になったり、負けそうになったり、
出口が見えない気持ちをまっすぐに歌った楽曲を
集めてみたいと思います。

本来はね、リスナーが
音楽から元気をもらったり、背中を押してもらうんですが、
今日はその反対!
つまり、僕たち
“聴く側が、思わず、アーティストの背中を押してあげたくなるような音楽”
を集めます!

そんな音楽を、僕、亀田誠治は、
こんな風に定義付けてみたいと思います。題して!

「おしんソング」!

「おしん」、覚えていますか?
若いみなさんは知らないかもしれません。

山形の貧しい農家に生まれた少女、「おしん」が
明治・大正・昭和の激動の時代を必死に生きぬいていく姿を描いた
NHKの連続ドラマです。
「おしん」は今からちょうど30年前、1983年の今日、
放送がスタートしました。
ここから、今日の企画が始まったというわけですね!

何があっても、何度でも立ち上がる。
「ひどい、ひどすぎる」そんな時でも、涙を拭いて前に進んでいく。
そんな、懸命に生きていく「おしん」の姿に
日本国民の多くが心を打たれました。

つまり、見る側が
「いつか光は見えてくるぞ!負けるな!頑張れ!」って気持ちになる。
じつは、音楽シーンにも
そんな気持ちになる「おしんソング」、結構たくさんあるんですよ。


●さよなら/オフコース
♪ もう終わりだね 君が小さく見える…

はい「もう終わりだね」。
敗北宣言です。
終わっていく恋愛への、どうにもならない状況。
きっついですね。

●わかれうた/中島みゆき
♪ 道に倒れて誰かの名を 呼び続けたことがありますか…

…悲惨ですね。
道に倒れて誰かの名を呼んでいる…。
こんな現場を見かけちゃったら、街中の人が集まってきちゃいます!
ってくらい、
多くの人が、背中を押してあげたくなるような曲ということですね。
さすが、みゆきさん!

●One more time, one more chance/山崎まさよし
♪ いつでも捜しているよ どっかに君の姿を
  向かいのホーム 路地裏の窓 こんなとこにいるはずもないのに…

いい曲ですね。
でもね、まさよしさん、大丈夫!?
向かいのホームにはまだしも、
さすがに路地裏の窓にはいないでしょ!(笑)
もうこれは、よほど傷ついてしまって、重症です!

●痛み/阿部真央
♪ 誰に理解るだろう この胸突き刺し続けるような
  痛み、、、痛い、、、痛み、、、痛いよ…

よっぽど痛いですね。
真央ちゃん、無理しちゃダメ!
こんだけ痛いと、具合悪くなっちゃいますよ!
そんなに痛いなら、やめときなさい!


ということで、私、亀田誠治が思う「おしんソング」と題して、
いくつか聞いていただきましたが、
辛い状況は十人十色でしたね。
では、この「おしんソング」と呼ばれるもの。
一体そこには、どんなメッセージが込められているのでしょうか?
お答えしましょう!

どれも共通しているのは、逆境や辛さ。
ただ、その時の気持ちを正直に、素直に出しているという点です。

もう、吐き出せばいいんです!
答えなんて、見えていなくていいんですね。

みなさんも辛い時、悲しいことがあった時にね、
「うん、うん」と誰かに、話を聞いてもらえるだけで
なんだか、気持ちが軽くなったという経験ありませんか?
そう、ありのままの気持ちを吐き出す事で、
辛い気持ち、悲しい気持ちが浄化されていくんですね。
「おしんソング」はそれと全く同じ構造です。
アーティストは、辛い気持ちをそのまま吐き出す。
つまり、アーティストが自分を越えていくために書いた曲なんです。
だから、力がある。

まずは、辛い気持ちを吐き出してしまう。
そのための歌ってことですね。
声を出すという行為には、そもそも浄化するっていう効果があるんです。
もともと、歌というものには、そういう側面があるんですね。
素直に吐き出すことってとっても大切なんです!
そして聞く人も、その歌に嘘がないから、
「うん、うん」と聞いてしまうんですよね。

そもそも、優等生の、出来過ぎ君の「歌」なんてつまらないんです。
どこか、苦労している、辛い気持ちだからこそ、
自分と同じ気持ちなんだな、自分ひとりじゃないんだなって、
リスナーは感情移入できるんですね。
孤独を孤独で分かち合うっていうかね。
毒をもって、毒を制すみたいな。
こうして、人の気持ちって浄化されていくんですね。
だから、リスナーにとっても、アーティストにとっても、
辛い時の「おしんソング」の威力は絶大です。

ところで、リスナーに「頑張って!」と問いかけるのではなく、
その、姿そのものを見せる・伝えることで、
人の受け止め方も素直になるんですね。
たとえばね、
…お昼ごはんどきに失礼します。

「トイレをきれいに使おう!」

ではなく

「トイレをきれいに使ってくれてありがとう!」

って張り紙にすると、なんとキレイ効果が倍増するそうです。

このように、優等生の、上から目線ではなく、
一緒のレベルで、同じ目線でいてくれる音楽は
つまり、苦楽の「苦」を共にしてくれる音楽は、
結果的に、癒しとなって、正しい方向を気づかせてくれる、
「気づき」になるんですね。

さあ、今日聞いてもらうのは、洋楽の「おしんソング」です。
パートナーが出ていってしまって、
一人残された人の気持ちを赤裸々に歌った歌です。
みゆきさんの「わかれうた」くらい、
悲惨な失意のどん底の「おしんソング」です!
思わずこっちが「頑張れ!」って言いたくなります。
でも、そこぬけに明るくて、胸キュンなメロディーが
僕らを結果的に前に押してくれます。
ポール・マッカートニーとエルヴィス・コステロの共作です。

M. My Brave Face / Paul McCartney

Flowers In The Dirt - Paul McCartney

「My Brave Face」ボロボロの僕の勇姿を見てほしい。
出ていった彼女に訴えかけるという「おしんソング」ですね。

「おしん」がスタートして今日で30年。
何があっても、何度でも立ち上がる。
そして、涙を拭いて前に進んでいく。
そんな「おしんスピリット」、忘れちゃいけませんよ!


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
今週は2年目に突入しての1週間でしたが、いかがだったでしょうか?
来週もまた、様々なテーマで音楽の裏側に迫っていきます。お楽しみに!
亀田誠治でした!


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 14:07 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年04月03日

世代を越える「みんなのうた」

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第199回目のテーマは…

世代を越える「みんなのうた」

今から52年前の今日、1961年4月3日に
NHK「みんなのうた」の放送がスタートしました。
長い歴史の中で紹介された曲は、なんと1300曲以上!

「おお牧場はみどり」「手のひらを太陽に」「ねこふんじゃった」「グリーングリーン」…
誰もが人生の中で、なんとなく一度は耳にし、口ずさめる
素晴らしい曲ばかりですね!
「グリーングリーン」なんて今でも泣ける、泣きメロですよ!

「みんなのうた」には、
じつはみなさんがよく知っている「あの」アーティストたちも
多く関わっているんですよ!
今日は世代を越えて愛されている
「みんなのうた」の魅力に迫りたいと思います。

1960年代。

公式サイト曰く、「みんなのうた」の定義は…

内外の優れた童謡唱歌を日本に紹介するとともに、
番組発信の、長く歌い継がれる歌を生み出して行こうという志のもと、
音楽と映像でつづる「5分のミュージカル番組」

とのこと。

ほほう…。
これ、文章はお固いですけど、要するに、
「みんなに愛される、エバーグリーンな楽曲を、
ミュージッククリップつきでお届けする5分間の番組」
ということですね。
今から50年前の1961年に、この発想。
素晴らしいと思いませんか?

そして1970年代。

「ドレミの歌」や「森の熊さん」など、
外国の愛唱歌などが大半を占めていた60年代から、
70年代に入ると、「山口さんちのツトムくん」をはじめ、
「みんなのうた」発信のオリジナルヒット楽曲が数多く誕生しました。

●「切手のないおくりもの」(1978)
チューリップの財津和夫さんの作詞・作曲した曲。
いい曲です!

●「ビューティフルネーム/ゴダイゴ」(1979)
1979年、国際児童年になぞらえて、当時大ブレイク中のゴダイゴが歌った曲。
今聞いても、洋楽っぽい素晴らしいメロディーですね。

●「はじめての僕デス」(1976)
…これ歌っているの、誰だかわかりますか??
なんと!エレファントカシマシの宮本浩次さん!
宮本君、今では、シャウトするロック・ボーカリストですが、
子供の頃は東京放送児童合唱団に所属していたんですね。
小学生の頃からこの歌唱力!!
でも、ちょっと今の宮本君に通じる何かがありますよね!

時代は1980年代に入ります。

時代を反映して、生オーケストラや生バンドの演奏曲から
打ち込みマシーンによる音楽も増えてきました。
映像の表現力もぐんと幅が広がっていきます。

●「コンピューターおばあちゃん」(1981)
「みんなのうた」の人気曲、編曲はなんと、あの坂本龍一さん!
後に、子供の頃に聞いていたというPOLYSICSがカバー。
彼らのライブで定番の一曲に!

●「メトロポリタン美術館/大貫妙子」(1984)
今でも再放送のリクエストが多く寄せられる名曲。
これね、僕ね、大好きでね〜、アナログ盤買いましたもん!
歌っている内容に比べて、映像がちょっとホラーチックで怖い!
何ともいえない不思議な雰囲気で、今でも覚えている人、多いはず!

そして1990年代です。

●「WAになっておどろう 〜イレ アイエ〜/AGHARTA」(1997)
この曲は、「みんなのうた」という番組の特質に合わせて、
子供からお年寄りまで幅広い世代の人々に親しんでもらえるよう、
「どんなテンポでも踊れるように」工夫されているんですって。
長野オリンピックでも披露されましたね。
V6もカバーしてヒット!

●「さとうきび畑/森山良子」(1997)
美しい曲です。
戦後50年という節目を迎えたこの時期に登場した
森山良子さんの「さとうきび畑」も、
長く歌い継がれる感動作となりました。
じつはこの曲、1975年にも、ちあきなおみさんの歌で放送されています。

●「メッセージ・ソング/ピチカート・ファイヴ」(1996)
今聞いてもかっこいいですね!
当時、渋谷系をぐいぐいひっぱっていた
ピチカート・ファイヴの楽曲です。
この頃から、ヒットシーンともシンクロしたアーティストの作品が
「みんなのうた」でも増えてきます!

さて、2000年代。

「みんなのうた」も40年目に突入!
70〜90年代の「みんなのうた」を聞いていた世代のアーティストが
どんどん活躍を始めるんですね。

●「りんごのうた/椎名林檎」
林檎さんが歌うりんごのうた。
東京事変のバージョンもありますが、
こちらは服部隆之さんとのオーケストラバージョン!

●「高校3年生/直太朗」
森山直太朗くんのデビュー前の曲です。
初めて自分で作った作品だそうですよ。

●「ぼくはくま/宇多田ヒカル」
この曲は話題になりましたね!
言葉遊びも楽しく、
R&B的ラブソングの印象が強い宇多田さんの、新しい魅力が満載です。


さあ、「みんなのうた」が世代を越えて長く愛されるその秘密とは
一体どこにあるのでしょうか?

お答えしましょう!

まず、「みんなのうた」は日本全国津々浦々に、
毎日届く音楽番組であるということ。
そのためには、お子さんからお年寄りも楽しめるトピックがなければいけません。
つまり、3世代にわたって楽しめる、3世代ミュージックであることが必要です。
おばあちゃんが聞いても、「あら、面白いわねこの曲!」
ママが聞いても「あら、いいじゃない!子供にこの歌を聞かせてあげたいわ!」
子供が聞いても、無条件にダンスしちゃったりして、反射してしまう。
そんな「チャームポイント」が必要なんですね。
そして、他の音楽番組と違い、歌い手に一切焦点を当てず、
PVではなくオリジナルの映像と歌だけの番組って、
なかなかないかもしれません。
アーティスト本人の顔さえ出ないので、
純粋に曲の良さが際立つのも「みんなのうた」の魅力です。

一方、離乳食ミュージックとでもいいましょうか。
ひょっとしたら子供が生まれて、初めて触れる曲が
「みんなのうた」ってこともいえるのではないでしょうか。
ある意味「お固い」NHKから発信されるというところの
安心感っていうのもありますよね。
日本中の人が観ているという一体感。
紅白歌合戦と同じブランド感ですよね。
これって、故郷にいるお父さん、お母さんも観ているのかな…とか。
決してなくなることのない、故郷にも似た郷愁感を感じます。

ちなみに「みんなのうた」で、
僕の名前がクレジットされている曲は4曲!

●「背中でツイスト/所ジョージ」(1989)
●「いちばんきれいな星/島倉千代子」(1989)
●「あしたは元気 (More Music!)/ 芳本美代子」(1989)

このように、僕がアレンジャーとしてキャリアをスタートさせた、
つまり、プロになりたての1989年頃に、
たくさんの「みんなのうた」に関わらせていただきました。
そう!
「みんなのうた」に僕は、
子供の頃だけでなく、プロになってからも、
ある意味、育ての親、として育ててもらったんです!

今日は、そんな僕が十数年の歳月を経て、
経験を積んで、ちょっと立派になって(笑)
再び「みんなのうた」に帰ってきた、この曲を聞いてください。

M. 大きな古時計 / 平井堅

NHK みんなのうた 50 アニバーサリー・ベスト 〜大きな古時計〜

「みんなのうた」はみんなの歌。
これからも、時代を反映し、世相を反映し、
そして、何よりも純度の高い、みんなで歌える歌が
広がっていきますように!


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
「音楽に関するギモン」は、この番組のサイトからお願いします。

明日は…「おしんソング」をお送りします!


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 14:11 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年04月02日

愛のシンガー、マーヴィン・ゲイ

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第198回目のテーマは…

愛のシンガー、マーヴィン・ゲイ

彼ほどリスペクトされているソウル・シンガーはいないのではないですか。
60年から80年代、
激動の時代を駆け抜けたソウル・シンガー、マーヴィン・ゲイ。
実のお父さんに射殺されるという、思わぬ最期でこの世を去った人物…。
マーヴィン・ゲイの曲は、「WHAT’S GOING ON」や「LET’S GET IT ON」など、
今でも愛されています。

今日4月2日は、そんなマーヴィン・ゲイの誕生日。
そして、じつは昨日4月1日が命日。
何か深い運命を感じませんか?
ということで、
今日は、マーヴィン・ゲイの激動の音楽人生を振り返ってみたいと思います。

60年代前半。
いまや完全にソウル・シンガーという看板を背負っている
マーヴィン・ゲイですが、
デビューした当時の楽曲の中には、
ソウルというよりもポップス寄りの楽曲を歌っているものもあって、
ちょっとびっくりします。
これは黒人音楽をいかに、チャートに滑り込ませるかという
全米制覇をねらっていたモータウン・レーベルの作戦なんですね。
当初はソウル・シンガーというよりも
ポップスのシンガーとして売れることをモータウンに求められていたんです。
映画、「DREAM GIRLS」の中で、
マーヴィンが明らかにモデルになっているなぁ
というアーティストが登場するんですが、
自分が歌いたい歌を歌わせてもらえなくて、苦悩する姿が描かれていましたね。

60年代後半は、マーヴィンにとって順風満帆。ヒット曲を連発します!
1968年には「悲しいうわさ」が全米ポップチャートで
ナンバー・ワンを獲得しています。

そしてこの時代は、
メアリー・ウェルズ、キム・ウェストン、そしてタミー・テレルなど、
女性アーティストとのデュエット・アルバムを次々と発表する時期でもありました。
このように、モータウンの「王子=プリンス」的な存在として
活躍していたマーヴィン・ゲイですが、
タミー・テレルの突然の死…
脳腫瘍で亡くなったんですね…
にショックを受け、
音楽活動から遠ざかることになります。
繊細なんですね。

約1年間、音楽活動から遠ざかった後、
アルバム「WHAT’S GOING ON」で復活したマーヴィン・ゲイ。
そこに現れたのは、「歌わされるアーティスト」ではなく
自分のやりたいことをやる、「主張するアーティスト」の姿でした。
つまりマーヴィンは、セルフプロデュースをするというアーティストに
成長かつ変身したのです。

ベトナム戦争など、
当時のアメリカを取り巻く社会問題へのメッセージとして歌われた
「WHAT’S GOING ON」は、「今、何が起こっているんだ!?」
と問いかけていますし、
続いて発表された「MERCY MERCY ME」では…

海は油まみれ、魚は水銀で汚染されている
ああ神よ 世界は変わってしまいました
放射能は大地や空にあふれ 動物は死に絶えていきます

…という、
まさに、今、現代の環境問題を予測していたかのような
言葉を残しています。
黒人音楽からヒット曲を出すために、
レーベルの戦略の一員となって「歌わされていた」時代からの脱皮。
この流れは、ダニー・ハザウエイやスティーヴィー・ワンダーといった、
自作自演・セルフプロデュース型の黒人アーティストの先駆けとなりました。
そう、マーヴィン先輩がいなかったら、
スティーヴィーの活躍だってなかった、と言っても過言ではありません。

そんなマーヴィンですが、社会問題を歌う一方で、
人間の本能や精神性も露わにしていったアーティストでもありました。

「LET’S GET IT ON」、「I WANT YOU」などは
愛や、官能的な欲望を直接的に歌ったものでした。
さらに離婚問題までもネタにした「離婚伝説」というアルバムをリリース。
私生活までもさらけ出してしまいました。

こうやって、どんどん、自分の心と体を切り刻んで
作品に盛り込んでいく。
ある意味、アーティストの鏡とも言えますが、
痛々しいほどです。
この姿勢も多くのアーティストに影響を与えました。

こんな、リアルな音楽人生を生きたマーヴィン・ゲイ。
今日聞いていただくのは、幸せ感にあふれた素晴らしいデュエットです。

M. The Onion Song / Marvin Gaye & Tammi Terrell

Greatest Hits - Marvin Gaye & Tammi Terrell

離婚問題やモータウンとのゴタゴタで、
その後レーベルを移籍したマーヴィン・ゲイ。
1982年に「セクシャル・ヒーリング」などを含む
アルバム「ミッドナイト・ラブ」を引っさげてシーンに戻ってきました。

リズム・マシンやシンセサイザーなどを駆使し、
いわゆる「アーバン」で「オシャレ」なサウンドに変わったんですね。
このサウンドは、その後の「ブラコン・サウンド」にも大きな影響を与えたと思います。

そして1983年、念願のグラミー賞を受賞!
さらなる活躍が期待されていましたが、
翌年4月1日、父親に射殺されるという悲しい最期でこの世を去ってしまいました。

マーヴィンがいなかったら、スティーヴィーもそう、
プリンスも、マックスウェルも、ニーヨもいなかったかもしれない。
あらためてマーヴィン・ゲイの作品を
聞き直してみてはいかがでしょう?


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
今さらきけない、著名なアーティストについても、お話しますよ。
「音楽に関するギモン」は、この番組「BEHIND THE MELODY」の
サイトからお願いします。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
明日は…
誰のうた?!みんなのうた!!
こどもから大人まで親しまれている「みんなのうた」に注目します。


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
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STAFF| 14:09 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年04月01日

アーティストが知りたい“音楽のヒミツ”

★森山さん:

こんにちは! 森山直太朗です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM NAOTARO」。

この番組は、人々に愛される曲、メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、どんな秘密があるのか?
僕、森山直太朗が解き明かそう! そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー、
それらが今の音楽シーンと どんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第197回目のテーマは…

◆亀田さん:

アーティストが知りたい“音楽のヒミツ”

0401FMKAMEDA

★森山さん:

ちょっと待って亀田さん!すごい気持ちよくやってたの今。

◆亀田さん:

いるよ、俺。どういうことこれ?エイプリルフールにも程がない?

★森山さん:

俺がこの番組進めていくっていう程でもうちょっとやりたかったの(笑)
テーマ言っちゃった(笑)

◆亀田さん:

言っちゃった(笑)ここから俺のもんだから。

★森山さん:

何だよもう、お願いしますよ(笑)

◆亀田さん:

はい、この番組BEHIND THE MELODY、
ラジオの前のあなたから音楽に関する疑問を募集しています。
そして今日アーティストからの疑問に答えよう!
ということで、今日は、なんと森山直太朗くんがスタジオに来てくれました。

★森山さん:

なぜなら、暇だから〜(笑)

◆亀田さん:

(笑)
では、早速本題に戻って、
アーティスト森山直太朗の音楽に関する疑問を聴かせてください。

★森山さん:

あのね、僕たちの世代っていうのは、
僕は1976年生まれでどこから話せばいいのか分からないんですけども、
僕たちの世代とか、もっと若い世代って言うんですかね、
たくさんネットでもいろんなツールがあるし、
歴史をさかのぼろうと思っても、どっから手つけていいか分からないんですよ。

◆亀田さん:

枝が広すぎる。

★森山さん:

そうなの。でね、音楽やってたり、
ジャンルにも言えることなのかもしれないけど、
やっぱどっかね、ふつふつとね、
糸の切れた凧のような音楽っていうのがすごくあるんですよ。
身軽になった分効率があがった分、もっと知らなきゃいけない
土の部分とか苗の部分っていうのが軽視されてる感じっていう危機感とか、
なんかどきどき感っていうのがあって、
今から参考書紐解いていくの面倒くさいし、
だから、音楽を通して、
亀田さんが、一曲でこれっていうのは難しいかもしれないけど、
直太朗だったらこれ一発聴いとけよ、
この中に、メッセージとかこの音の歪みに全部があるぜ、っていう
そういうような一曲がもしあるんだとしたら。

◆亀田さん:

ある!

★森山さん:

ある?

◆亀田さん:

あるけど、そのまず、その曲を処方する前に今聴いてて思ったんだけど、
やっぱりこれはあれだね、ほんとにさ今あらゆる形で音楽聴けるじゃん?
ほんとに今枝葉が広がっちゃって、

★森山さん:

すごくコンビネイトですね。

◆亀田さん:

そう、しかも枝葉の先が結構素敵なものがいっぱいあるんだよね。
なので、まず今あるものを愛でるっていうのもすごく大事だよね。
あとは、常々僕らは、直太朗くんもそうだし、僕もそうだし、
音楽を作って発表する側の人間じゃないですか。
なので、僕らは、常々自分のルーツミュージックに向き合って、
そしてそこから得た栄養分を自分の中にいったん染み渡らせて、
取り入れてちゃんと自分の作品に込めて、出していく。
っていう責任はあるかもしれない。

★森山さん:

そうですよね。まず自分のルーツをしっかりと、
要するに、どこからきて今どこにいて、そしてこれから何処に行くか。

◆亀田さん:

あーでも今の2点はすごく大事なことで。まあ僕とか直太朗くんに限らず、
作り手、表現する人っていうのは必ず自分のルーツ、
自分のエッセンスを自分の作品に込めていく。
で、もう一個、俺思うんだけど、それを受け止めて聴いてくれる人の方も
そのルーツを感じ取れるように、普段からやっぱり愛情のこもった、
魂のこもった音楽を聴いていて欲しい。
「あ、うなぎの匂いがする。」ってなると
うなぎ食いたくなるみたいな感じだよね。
自分の持ってるルーツと近い何かを感じるって時に
その曲の中に入っていける。

★森山さん:

そうですね。まさにそうですね。
だから目に見えない響きとか、フレーズ?みたいなものが
そういう感覚的なところを刺激するのが
音楽の一つの有意義な可能性ですね。

◆亀田さん:

絶対そこは間違いないですね。

★森山さん:

だから闇雲に過去を遡るのではなく、まず今を。

◆亀田さん:

まず今を!

★森山さん:

そしてまず何が今心地よいものか、快適なものかっていうのを、
まず感じきるっていうのが大事なんですね。

◆亀田さん:

今心地いいものが、ほんとに10年20年、
誰かの心地いいものになっていくっていうのがありますからね。
ちゃんと咀嚼して。

★森山さん:

そしてそれが誰かのルーツになっていく。

◆亀田さん:

あー素敵!

★森山さん:

なるほど。あれ?これ大丈夫?いいよこれもう(笑)
もうあがっちゃったじゃん(笑)

◆亀田さん:

あがってない(笑)
これから俺が曲を処方するから。で、曲いきましょう。
僕ね、一発でこれ浮かびました。

★森山さん:

えーそうなの?

◆亀田さん:

僕にとってこれがルーツミュージック。
まずは聴きましょうか。
FM KAMEDAのオープニングの一曲目にもかかっているこの曲です。
BEATLESで、「HELLO GOODBYE」

M. HELLO, GOODBYE / THE BEATLES

Magical Mystery Tour - The Beatles

◆亀田さん:

あのー人間のね、
根源的なエッセンスがね、全て詰まっているんだよね。
「YOU SAY GOODBYE, I SAY HELLO」
人と人がコミュニケーションしていく上で
とても難しいことが起きてしまうっていう根源的なテーマを歌っていて
しかもそれをこんなにハッピーなメロディーで歌う。
つまり、音楽の持っている力を
メッセージだけでなくてポジティブがことに変えるっていう
魔法をかけてる曲だと思うんだよね。
まあ後はバンド形式をとっていたり、
ヴィオラが出て来たり、マラカスが鳴ったり
とかいろんなタイプのリズムが出て来て。

★森山さん:

そう、どこかジャンルレスなんですよね。

◆亀田さん:

そう。これ僕にとってほんとにルーツミュージックで、
それもあってFM KAMEDAのオープニングの一曲目に。

★森山さん:

なるほどねぇ。

◆亀田さん:

毎回ね、ほろりとくる、これ聴くと。

★森山さん:

でもそうですよね。
いい音楽っていうのは毎回同じ気持ちにさせてくれますよね。
それの最たるものの一つかもしれませんね、ほんとに。
どうしてこんな曲を作ろうと思ったんですかね。

◆亀田さん:

どうしたらこの曲がかけるんだろうね。
だってドレミファソラシドだよ?すごいでしょ?

★森山さん:

そっか。。。

◆亀田さん:

なんか音楽の基本形がいっぱい詰まってる。

★森山さん:

そうですね。

◆亀田さん:

THE BEATLESの向こうにも、プレスリーとか、
いっぱいいっぱいルーツミュージックがあるのは分かってるけども、
僕にとってのルーツミュージックはTHE BEATLESのHELLO, GOODBYE。
ぜひ直太朗くんに持って帰ってもらいたい。

★森山さん:

大変大きな根っこですよね。ここが根源になってて、
そっから影響受けていろんな音楽が生まれたって間違いないですよね。
ほんとによく語られていることだけれどもね。THE BEATLES。

◆亀田さん:

その先の枝の先だけど僕の作ってる作品も
このHELLO GOODBYEのルーツから、根っこから影響されてる訳。

★森山さん:

そうだよなー、亀田さんって結構そう。
俺はもともとイメージ持ってたのが、もっとこうキレキレのパンクな、
そういう側面も絶対あると思うんですけど、
やっぱり根源にあるのがハッピーなんですよね。

ただハッピーな人って俺はあんまり信用してないっていうか(笑)
ほんとにハッピーな人って、ほんとにひとりぼっちを知ってるから、
だからそれがきっと亀田さんは音楽なんでしょうね。
ハッピーを表現するのが。

僕はね思うんですけど、
ちっちゃい頃とか3つ上の先輩とか5つ上の先輩とか上の兄弟とか、
例えばもっと10代とか物心ついた頃はどっかクラブに行って、
誰それのDJがかけるものとか、
それこそラジオのリスナーとしてやっぱりセンス、その人のセンス、
その人っていうのは供給してる側の。
やっぱね、その人が好きになった瞬間の純度が高ければ高い程、
その曲は広がっていきますよね。
そこに四の五のあろうとも、なかろうとも。
この人が聴いてる曲だったら間違いない、
かっけーって思えたり、なんか切なくていいなとか、

だから結局まとめちゃったけど、
たくさんいい曲作って作って、書いていただきたいなって思いました。

◆亀田さん:

直太朗くんもね、いい曲書いて。
やっぱそういう曲を作ろう!しか作らない!

★森山さん:

そうだね、そうしましょう。早く人間になりたい(笑)

◆亀田さん:

早く人間になりたい(笑)
はい、という訳で今日は森山直太朗さんの音楽の疑問にお答えしました。
納得していただけましたか?

★森山さん:

はい、納得致しました。

★森山さん:

森山直太朗さん、ありがとうございました!

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
明日は、マービン・ゲイについてお話しします。


ところで、3月30日、
ビリー・ジョエルや、ポール・サイモンのアルバムをプロデュースした
僕が心から尊敬するプロデューサーであり、
レコーディングエンジニアである
フィル・ラモーンがお亡くなりになりました。
心からご冥福をお祈り致します。


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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 22:35 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA


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