2013年02月28日

必然的3分間!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第182回目のテーマは…

必然的3分間!

何が3分間なのかと言うと…
曲の長さのことです!
と、ここまで聞いて、
今日僕が何をオンエアするのかわかりますか?
「ファイナルアンサー?」

…チチチチ…

って、今日はカメオネアではありません!
はい、本題に戻って…

今日は2月28日。
今年は「閏年」ではないので、今日で2月が終わります。
いうまでもなく、一年で28日しかないのは2月だけ!
2月は「逃げる」といいますが、本当に短いんですね。
そこで、今日は、短い曲から長い曲まで
「曲の長さ」についてお話ししましょう。

この命題、意外に深いんですよ。
それを「証明」するために、こんなフラッシュを聞いてください。

1965年9月4日付けの全米ポップ・チャート トップ10です!

第10位 メル・カーター 「HOLD ME,THRILL ME,KILL ME」(2分26秒)
第9位  バリー・マクガイアー 「EVE OF DESTRUCTION」(3分33秒)
第8位  ジェイムス・ブラウン 「PAPA’S GOT A BRAND NEW BAG」(2分5秒)
第7位  ウィー・ファイブ 「YOU WERE ON MY MIND」(5分19秒)
第6位  ソニー&シェール 「I GOT YOU BABE」(3分10秒)
第5位  フォー・トップス 「IT’S THE SAME OLD SONG」(2分26秒)
第4位  ザ・ライチャス・ブラザース 「UNCHAINED MELODY」(3分35秒)
第3位  ザ・ビーチ・ボーイズ 「CALIFORNIA GIRLS」(2分34秒)
第2位  ボブ・ディラン 「LIKE A ROLLING STONE」(5分56秒)
第1位  ザ・ビートルズ 「HELP!」(2分17秒)

素晴らしいですね!
ホントにご機嫌な曲ばっかり!
今から40年以上前のチャートなのに、全然色褪せない!
短いサイズにポップなエキスが凝縮されているんですね。

なんで60年代のチャートを聞いてもらったのかというと、
これらの「曲の長さの平均」を計算したところ、
なんと!
【3分3秒】という数字が出てきたんです。
ビートルズの「HELP!」なんて2分17秒!
これって、カップラーメンが出来上がらない時間ですよ!!

で、この1965年から30年後の
1995年9月の全米ポップ・チャートを見てみると…
あ、こちらはトップ3だけね。

第3位  シール 「KISS FROM A ROSE」(4分47秒)
第2位  クーリオ フィーチャリング LV 「GANGSTA’S PARADISE」(4分00秒)
第1位  マイケル・ジャクソン 「YOU ARE NOT ALONE」(5分44秒)

で、この週のトップ10の平均を同じく計算すると…
なんと【4分45秒】!
つまり、30年前の楽曲に比べて、1.5倍も長くなっているんです!

別にね、
短い曲が「良い」、長い曲が「悪い」という話ではないんですけれども、
一体、この曲の長さの変化はどうやって生まれたのでしょうか!?
一緒に考えてみましょう。

まず、「3分間」と僕らの生活の関係があります。
3分という時間は、人々の生活の中で、
僕らが「飽きずにワクワクしながら待てる」ちょうどいい長さなんですね。
カップ麺が出来上がるのも3分。
昔は電話も、通話は3分で10円でしたよね。

そして、みなさんは、アナログレコードの帯に
33 1/3rpmって書いてあるの覚えていますか!?
これってアナログLPレコードは、1分間に33 1/3回転する、
つまり「3分で100回転する」という規格で作られているんですね。

つまり音楽を記録する=レコードするという時点で
「3分」という単位が、一つの基準単位になっているんですね。

それから、60年代、ラジオ・ヒットを狙って
楽曲は、強制的に3分サイズに仕上げられていました。
そして、30年間の間に、楽曲の長さは長くなる一方をたどりました。
なぜでしょう!?

まず、職業作家から、
シンガー・ソングライターの時代に突入したのは大きいですね。
たとえば、平均が3分3秒という、1965年のチャートの大半は
ラジオ・ヒットを狙った、職業作家の楽曲です。
一方、ボブ・ディランの曲が5分56秒というところにヒントがあります。
ディランのように、歌いたいテーマを自分の思いのままに、
自作自演で歌うシンガー・ソングライターの出現は
3分勝負のラジオ・ヒットを狙う職業作家の楽曲のように、
ひな形通りには作られていないんです。
思いを伝えきるまで何番まででも歌っちゃう!終わらないんです。
だから、曲の長さを長く引き上げました。

そして、アレンジの多様化もありますね。
録音機材の発達によって、アーティスト達は表現の幅が広がり、
より凝ったアレンジや構成を求めるようになりました。
イントロや間奏にも、陰影やストーリーを求め、
起承転結のサイズが肥大していったんです。
ここで楽曲の長さが飛躍的に伸びたんです。
たとえば、いいサンプルがありますよ。
ビートルズの楽曲でいうと、
初期の「PLEASE PLEASE ME」なんて2分1秒なのに、
後期に入って「HEY JUDE」はなんと7分10秒!
一発録りの「PLEASE PLEASE ME」に比べて、
「HEY JUDE」の分厚い計算されたアレンジ!
こんなふうに、曲の長さの変化と
サウンドの変化を比べてみるのも面白いですね、

今日は、
去年の閏日である2月29日に、その8年の活動に幕をおろした
このバンドのこの楽曲を聞いてみましょう!
…バレバレですね!

M. 能動的三分間 / 東京事変

スポーツ - 東京事変

はい、いつ聞いてもかっこいいですね!

この曲は、3分間で終わるために、BPMを120に設定して
(BPM120は、1小節2秒です!)
曲全体を90小節に設定して、
2秒×90小節=180秒=3分
という方程式に則って、まさに「能動的」に作られた曲なんですよ!

ところで、ここ最近の楽曲は再び短くなっている傾向があります。
これは、CDからダウンロードが主流になってきていることが
理由として挙げられます。
試聴して、パっと落としてもらうために、
60年代のラジオフレンドリー現象と同じような
ダウンロードフレンドリーな長さが求められてきているというわけです。
例えば、iTunesの試聴って1分30秒なんですけれども、
これって1曲のおいしいところが聴けちゃうんです。
この2倍って3分でしょ?
この調子で2番まで聴くと、
1曲丸々楽しめちゃうってわけですね。

このように、今改めて、
人間が集中できる「3分間」基準というものが
注目されているのです。


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
みなさんの知りたい「音楽に関するギモン」は、
この番組のサイトからお願いします。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
来週も、いろんな角度から音楽の聞き方を提案します!
お楽しみに。


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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 14:31 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年02月27日

絆と音楽の関係

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第181回目のテーマは…

絆と音楽の関係

今日、2月27日は、「絆の日」。
2・2・7で「き・ず・な」というゴロ合わせと、
(一つ目の2が「き」とは、かなりアクロバッティック(笑))
バレンタインデーとホワイトデーのちょうど中間でもあることから
「絆の日」なんだそう。
ダブルミーニングですね!

さて、みなさん、
ここ数年、「絆」をタイトルやテーマにした曲が
増えていると感じませんか?
ということで、ここで、ちょっとご紹介しましょう!

*絆 / GREEEEN(2007年1月)
*KI・ZU・NA〜忘れないよ〜 / K × ET KING(2007年10月)
*Best Friend / 西野カナ(2010年2月)
*絆 -KIZUNA- / 長渕剛(2010年10月)
*証 / flumpool(2011年9月)
*桜 キズナver. / 河口恭吾(2012年3月)
*世界の絆〜命にありがとう〜 / 石井竜也(2012年6月)
 etc…

どうですか?ここ数年だけでもたくさんの絆ソングが生まれています。

昔は、こんなにストレートに「絆」という言葉を使わなかった。
特にJ-POPに使われることなど、ほとんどなかったです。
「キズナ」という響き自身が、
ちょっと、いかつい、固い感じがしたんですね。
やや演歌っぽい響きとも言えますね。
さあ、今日はいつから「絆」という言葉が
J-POPの中で使われてきたのか?
僕と一緒に考えていきましょう!

ここ20年の間に、
阪神淡路大震災や東日本大震災、その他の災害によって、
日本は大きな困難に直面しました。
数々の災害を経て、我々日本人は、人間は一人では生きていけない。
人間が生きていく上で大切なのは、人と人との繋がり。
「絆」なんだと、痛感したのです。

そして、多くのアーティストが、
弱っている人、困っている人を、歌で励まそう!
という「絆」をモチーフに、心を込めて歌を届けはじめました。
直接、言葉で励まされているわけではないけど、
「絆」ソングを聞いていると不思議と勇気が湧いてくる。
「離れていても、一人じゃない。自分には仲間がいる」
ということを感じる事ができるんです。
素直に、「絆」という言葉に救われた人は多いのではないでしょうか。

ところで、「絆」という言葉には、
半径1m以内で手をつないでいる恋人から、
同じ家に住んでいる家族、
そして何よりも遠く離れている人までに届く
「繋がりのイメージ」があるんですね。
そこには、血の繋がりがなくてもいい、
同じ思いを共有している人同士を繋げてくれる
大変優しくて力強い概念が「絆」という言葉に含まれています。

だからこそ、2011年、東日本大震災が起こった年の、
今年を表す一文字に「絆」が選ばれたのは
とても自然なことだと思います。
「絆」という言葉を聴くだけで、遠く離れている人と、
しっかり「糸」で繋がっている気がして曲を聴くだけでホッとする。
「絆」も「繋がる」も「糸」という文字が含まれています。
これも偶然の一致ではないんですね。

ではここで、今日お届けするのは…
「絆」という言葉を使わずに
人と人の繋がりを、「糸」偏の糸に象徴させて
見事に描ききったこの曲を聞いてください。

M. 糸 / BANK BAND

沿志奏逢 - BANK BAND

オリジナルは98年、中島みゆきさんです。
こちらもちらりと聞いてみしょう…こちらも味わい深いですね。
「絆」が未来永劫、
人間にとって大切なものだと見抜いていたみゆきさん。
そして、その曲をカバーする桜井君。
この感性がアーティストパワーだと思います。


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
「音楽に関するギモン」は、この番組のサイトからお願いします。


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
明日は、2月ってみじかーい!
ということで、短い曲特集です。お楽しみに!


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2013年02月26日

アーティストが知りたい“音楽のヒミツ”

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第180回目のテーマは…

アーティストが知りたい“音楽のヒミツ”

はい、この番組「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」では
ラジオの前のアナタからいただいた「音楽に関するギモン」を、
募集していますが、今日は…
アーティストからの「音楽のギモン」に答えてみたいと思います。

本日、ギモンを投げかけてくれるのは、このアーティストです!

★絢香さん =============

亀田さん、そしてJ-WAVEをお聴きの皆さんこんにちは、絢香です。
亀田さん、去年のツアーも見に来てくださって、
本当にありがとうございました。
あのとき話した「また、一緒にやろう!」というのは
ぜひぜひ!叶えたいので、また連絡させてください(笑)
2月20日ですね、私、久しぶりのシングルをリリースしました。
ぜひ、亀田さんにも聴いてもらえたら嬉しいななんて思ってます。

===================

はい、絢香ちゃんです!
今まで何曲かプロデュースさせていただいています。
素晴らしいシンガーですね。
時々メールで、彼女がきれいな空の写真を送ってくれるんです。
「みんな空の下」を実践している素晴らしいアーティストですね。

そんな絢香ちゃんから届いた
音楽の疑問、さっそく聞いてみましょう。

★絢香さん =============

音楽のギモン…私はですね、
作曲作詞だったり作業をおうちでするときに、
結構煮詰まると、もうすぐ辞めちゃうんですよ!
で、それが持つのがだいたい1時間ぐらいなんですね。
集中できる時間っていうのが1時間で、
それを越してもなかなか出てこなかったりすると、
その日は、スパっと辞めて、何日か置いてみたりとかして、
で、全然違う空気を吸って再開すると、
また全然違う気持ちで書けたりするっていう
流れがあるんですけど、以前、
「ありがとう」って曲を亀田さんと一緒に製作したときに
スタジオですっごい作業がスムーズで早いのを隣で見てて、
すっごいな!っていう風に思ったのを覚えているんですけど、
亀田さんはそういう風にちょっと煮詰まったりとか、
どうしようかな?って悩んだときとか、
そういうときがそもそもあるんでしょうか?
あと、あったとき、どういう風に気分を変えて、
また新たに取り組むのかっていうのを
ぜひ、ぜひぜひ聴いてみたいです。
以上、絢香でした。

===================

はい、絢香ちゃんからのギモンでしたが、
なんでしょう?
今までもCharaちゃんだったり、SUPERFLYの志帆ちゃんとか
女性ボーカルの方からのギモンは、
音楽というより僕に関するギモンが多いのは
気のせいでしょうか?(笑)

・・・では、お答えしましょう!

「煮詰まった時、どう気分転換するか?」
という質問ですね。
これは、ラジオの向こうの、勉強する学生さんや、
何か仕上げなければいけない仕事を抱えている
社会人のみなさんにも、あてはまるいい質問ですよ。

まずね、絢香ちゃんの言っている、
「煮詰まったらスパッとやめてしまう!」って、
すごくいいことだと思います。
それって、頑張り足りないのではなく、
頑張りを持続するためのテクニックだと思います。

しかも「煮詰まった時間」というのは、
その時に結果や成果が出てなくても、長い目で見て、
「その曲に一生懸命考えた、向き合った」という証となって、
ちゃんとその人の経験値に蓄積されているんです。
ですから、一時間でやめちゃったと考えるのではなく
一時間分もう積み上げたと考える。
こう考えると、気持ちがどんどん軽くなっていきます。

そしてね、スパッとやめて、
日にちや、場所を改めるって
「流れを変える」意味ですごく大事なんですね。
気分が変わって、視界が広がるんですね。
さっきまでのあの煮詰まりがなんだったんだろうって。。
よくありますよね。
僕は、ご飯食べに行ったり、
仕事と仕事の間でも、お風呂に入ったりして。
1日3、4回入ります。
気分転換しちゃいますよ。

ですから、ラジオの前のみなさんも、
「今日はなんか調子よくないな!」って時は、
思い切って場所を変えてみたり、
違う仕事や勉強から始めてみたりすると、案外うまく行きますよ。

ちなみにね、僕、大学の時に、
心理学の「バイオリズム」の授業で習ったんだけど、
人間は、一年のうちに「心身ともにベスト」な状態の日って
たったの3日!しかないんですって。
365分の3ですよ!!!
つまり誰もが、「調子悪くて当たり前」なんですね。
だからこそ、煮詰まったり、うまく行かない状態と
どう付き合っていくかが、とても大切なんです。
だから、僕の場合、あらかじめ準備をしておきます。
いい曲、いい歌詞、いいミュージシャン、いいスタッフ、
みんなで、「調子悪くて当たり前」を、
カバーしあっていくイメージ。

絢香ちゃんは、僕の仕事がテキパキ進むと言ってましたけど、
これって、歳とってせっかちになったのかな…
というのは冗談で、
とにかくね、僕の場合、
はじめの一歩を踏み出しちゃうの。

石橋を叩いてから渡るのではなくて、
石橋を叩きながら渡るの(笑)
それでもね、案外大丈夫なんですよ。
だって最高のミュージシャン集めているし、
絢香ちゃんのような素晴らしいアーティストもそこにいるんだから、
今を、信じてみんなの思いや腕に
委ねてしまえば、たいてい上手くいくんですね。

さあ、いつも、前向きで、思いやりがあって、好奇心旺盛な
絢香ちゃんにこの曲を送ります!
「自分の道をきりひらくのよ!」と歌ってくれるこの歌
ぼくの勇気のテーマソングです。

M. Break out / Swing out sister

It's Better To Travel - Swing Out Sister

この曲がヒットした87年〜88年ころ
時を同じくして近田晴夫さんがビブラストーンで
「調子悪くて当たり前」ってメッセージを出していたんですね。
ちょっと聴いてみましょう!
すごいメッセージでしょ?
単なる偶然ではないかも!


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんからの“音楽に関するギモン”も大募集中です!
今日の絢香ちゃんのギモンのように、
製作に関するギモンなどもお待ちしています。
意外なウラ話が聴けるかも?!
音楽に関するギモン」は、
この番組「BEHIND THE MELODY」のサイトからお願いします。
皆さんのギモンが集まったところで、
番組でピック・アップしていきたいと思います。


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
明日、2月27日は「絆の日」?
絆ソングについてお話します。


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STAFF| 15:35 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年02月25日

友達の助けで大成功!愛されるドラマー、リンゴ・スター

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

先週は、日替わりで僕が今年イチオシの若者アーティストを集めた
スペシャルウィークをお送りしましたが、
さぁ、今週からは通常営業に戻ります!

第179回目のテーマは…

友達の助けで大成功!愛されるドラマー、リンゴ・スター

今日、明日と東京でライブを行なうリンゴ・スター。
今回のバンドメンバーは凄いよ!
スティーヴ・ルカサー(TOTO)、
リチャード・ペイジ(Mr.Mister)、
トッド・ラングレン、
マーク・リヴィエラ、
グレッグ・ローリー(Santana & Journey)、
グレッグ・ビゾネット
という超豪華ラインナップ!
僕も密かに見に行こうと企んでいます!

今回で13期目のメンバーとなるヒズ・オールスター・バンド。
彼の周りにはいつでも最高のミュージシャンが集まります。
リンゴ・スターが多くのミュージシャン仲間に愛される理由は
どこにあるのでしょうか?
その魅力に迫りたいと思います!

ボーカリストとしてのリンゴ・スターは、
ひょうきんで陽気なキャラクターが一聴してわかる声。
ビートルズ時代、リンゴは歌うのが苦手で、
他のメンバーはいつも彼が歌うのを励ましながら
レコーディングしていたそうです。
こんな、不器用なリンゴのキャラが、リンゴの立ち位置を、
僕らにとっても身近なものにしています。
ビートルズがアメリカに進出した時には
「リンゴをアメリカ大統領に!」というくらい
メンバーの中でも一番人気を誇っていたんですよ。
あのひょうきんなキャラクターと、
首を振って、ニコニコしながら、しゃぶしゃぶに肉をつけるように
楽しそうに叩く演奏スタイルが親しみやすかったのかもしれません。
ところで、リンゴはお世辞にも歌がうまいとはいえないけれど、
本当に声に味があるんですね。
ちなみに、イギリスでは、80年代、
あの「機関車トーマス」のナレーションもやっていたんですよ。

もちろん、リンゴのドラムスタイルにも触れなければなりません!
「ドラムは目立つべきではない」が彼の信条。
でも!
結果的には凄く個性的で、音楽に貢献する、
目立つドラマーになっちゃっているんですけど!(笑)
数多くのドラマーがフェイバリット・ドラマーにリンゴの名前を挙げます。
彼のドラムは派手なソロで目立つよりも、
グルーヴやフレーズで楽曲に貢献するんですね。

アルバム『アビイ・ロード』の「ジ・エンド」でのドラムソロですら、
さんざん説得されて渋って叩いたと言われています。
これも、いちドラマーとしてのリンゴの性格をよく表していますね。
あと、意外と知られていないのは、リンゴが左利きだということ。
左利きなのに、右利きのドラムセットで叩くので、
手順がややこしくなって、グルーヴに独特のうねりが生まれたんですね。

一方、リンゴは、
自分のドラムがメンバーのお荷物になっていると感じていたそうです。
アルバム「ザ・ビートルズ」、通称「ホワイト・アルバム」のレコーディング中、
リンゴはナーバスになっちゃって、スタジオを飛び出してしまいます。
やがて、みんなに説得されて戻ってくるんですが…。
繊細で優しいリンゴの一面を垣間見ることができますね。

ちなみに、1973年にリリースして、
大ヒットしたアルバム『リンゴ』は、
ジョン、ポール、ジョージが参加し、
解散後、アルバム内でビートルズのメンバーが揃った唯一の作品です。
リンゴの引きの強さが表れていますよね。
リンゴのためなら一肌脱ごう!ってみんな思うんですね。

そして、今回来日する、リンゴ・スター&ヒズ・オール・スター・バンドは
1989年に活動をスタート。今回で13期目!
24年間も続き、参加メンバーは総勢45名!
ジョン・エントウィッスル、ジャック・ブルース、ゲイリー・ブルッカー、
レヴォン・ヘルム、ビリー・プレストン、
ドクター・ジョン、トッド・ラングレン、ロジャー・ホッジソン、
マーク・リヴェラ、息子のザック・スターキー…などなど、凄い数!!
まさにロックンロールの殿堂のようなバンドです!

音楽愛と人間愛にあふれたミュージシャン。
これがリンゴ・スターという人のドラムに、歌に、音楽に、
にじみ出ていますよね。
さあ、今でも世界中で愛されているこの曲を聞いて、
温かい気持ちになりましょう!

M. Yellow Submarine / The Beatles

Revolver - The Beatles

こんな歌を歌ってさまになるのはリンゴだけ!
ハートで歌い、ハートで叩く、素晴らしいドラマー。
リンゴ・スターは音楽界の宝物です!


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
「音楽に関するギモン」は、この番組のサイトからお願いします。

明日は、絢香さんからの音楽のギモンを僕が解決します!


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STAFF| 13:24 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年02月21日

羽ばたけ、若者!飛び出せ、青春!(4)〜back number

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第178回目のテーマは…

羽ばたけ、若者!飛び出せ、青春!(4)

今週は、亀田誠治が2013年最も期待する若手アーティストをゲストにお迎えして
お話をお伺いしていますが、
最終日となりました、今日、お迎えするのは…
back numberのみなさんです!

back number

back number:
よろしくお願いします!

清水さん:
最も、なんて言っていただいて光栄です。ありがとうございます。

亀田さん:
しかもトリだぜ、トリ。

清水さん:
なんか気になりますね、どんなアーティストの方が出ていたのか。

亀田さん:
教えな〜い(笑)

back number:
(笑)

清水さん:
まあそうですね、ジェラシーしか覚えないでしょうから。

亀田さん:
ジェラシーときたか(笑)
まずね、今日リスナーのみなさんに、
back numberがどんなに素晴らしいバンドかってことを
僕もプレゼンしたいんですけども。
まずはバンドのヒストリーを紐解いていきたいかな。
back numberの結成のきっかけは何だったの?

清水さん:
そうですね、僕がロンドンで生まれて、

小島さん・栗原さん:
違うわ!(笑)

清水さん:
切れがいいですねお二人。
どうもVo.Guの清水依与吏ですけども。
あの僕がですね、高校時代に、まだバンドをやってなかった頃に、
好きな女の子がバンドをやってる子に持ってかれるっていう事件がありまして。

亀田さん:
それは一大事だね。

清水さん:
そうですね。
まあ僕としてはどんな風にやったら戻ってきてくれるの?と
知恵を振り絞りまして、
バンドをやって、新しい彼氏よりもかっこいいバンドになったら
戻ってきてくれるんじゃなかろうかと思いまして。

亀田さん:
何その美しいストーリー!コミックとかになりそうだね。

清水さん:
そうですね(笑)
まあでも当時ホントに辛くて、
歌いたいことって、女性を失ったことで傷付いたこととか、
新しく気付いた自分の不甲斐ないところとか、
そういうところを本人に言えなかったから、っていうので伝えたい。
…ってところで歌い出そうと思ったので。

亀田さん:
なるほど。

清水さん:
なんでバンド名も、その女の子の昔の彼氏ってところで
back numberでいいやと。

亀田さん:
すごい!back number、そんなに深い意味があったんですか。

清水さん:
深くはないですけど(笑)
まあシンプルではありますけど、強い思いから。

亀田さん:
それで寿くんや和也くんにどうやって出会ったの?
誘ったわけ?同級生だったとして。

清水さん:
僕が高校生の時は、そういう理由で始めたんで、
歌いたいことも決まっちゃってるんで、なかなか誘いづらくて、
メンバーが集まらなくて…。
20歳ぐらいの時にback numberちゃんと結成して、
その当時のメンバーも僕しかいなくて、
一人抜け、二人抜けしてしまって、そこでいろいろあって、
何でしたっけ、ベースの小島さんでしたっけ?

小島さん:
(笑)ベースの小島ですけど。

清水さん:
じゃあベースの小島さんから心温まるエピソードを。

小島さん:
(笑)心温まるかわかんないですけどね。
個々にみんなバンドやっていて、back numberが始まったっていって、
一緒にもやったことあるんですけど、
そこのベースが幼なじみで、2、3本やったら辞めたいって話になったんで。

亀田さん:
それはあれ?依与吏(清水さん)がうるさくてみたいな?(笑)

小島さん:
いやー詳細はあれですけど(笑)

清水さん:
まあでもそういう方向性だったと聞いております。

小島さん:
まあそれこそ歌うことが決まっているっていうことで
早めの音楽性の違いというか、分かんないですけど、辞めるってなったので、
「じゃあ俺そっちやるよ」っていうので段々集まってきた感じです。

亀田さん:
それは寿くん(栗原さん)も同じ?

栗原さん:
そうですね、僕はもともと依与吏さんの
見返したいっていうバンドでドラムを叩いていて。

亀田さん:
見返したいバンドね(笑)

栗原さん:
そうなんですよ。その時ちょうど就職とかそういう時期になって、
そのやってたバンドが辞めようってなった時に、
back numberの元々のドラムが就職で抜けるっていうので、
そこで話がきて。

亀田さん:
んーなるほど。それが大体…何年頃?

清水さん:
ん?2007年?

小島さん・栗原さん:
2007年。

亀田さん:
ちょっといろいろ聞いていきたいんだけど、
ここでね、僕とback numberが出会った曲ってのがあるんですよね。
亀田誠治さんがわがまま言ってね。

back number:
いやいやいやいや(笑)

亀田さん:
「俺はこの曲をプロデュースさせてほしい!」と、
何曲かある中から選ばせていただいて。
曲紹介してもらっていいですか?

清水さん:
はい、去年出ました『blues』というアルバムからですね、
「エンディング」という曲をお聴きください。

M. エンディング / back number

blues - back number

亀田さん:
はい、back numberで「エンディング」聴いていただいております。
さあ、「羽ばたけ、若者!」だからね、
僕はみんなの青年の主張を聞きたいのだよ。
これからのback numberは、一体どんな風になっていくんだろうか?
どんな風になりたい?

清水さん:
そうですね、言っても今年29歳になりますので、
あまりフレッシュなイキイキした夢みたいなものはあまりないんですけど、
まあでも、僕は曲作ったり歌詞書いたりしてるんで、
よりいい曲、よりいい歌詞を追求してやるっていうのがまず一つかなって
思ってます。個人として。

亀田さん:
それは大変自然だけど、音楽家として原点の、一番大事なところですね。

小島さん:
自分は誰かのために音楽をやったことがないんですけど、

清水さん:
全部金のためにやってる。

小島さん・栗原さん:
(笑)ラジオでそういうこと言わないの。やめなさいって。

亀田さん:
これはもうオンエアだな(笑)

back number:
(笑)

清水さん:
じゃあ何のために?

小島さん:
これからどうやって話せばいいんだよ(笑)

清水さん:
いいですよ真面目に話せば、大丈夫ですよ。

小島さん:
なんか自分が思ったことを続けていって、
それがいつか誰かのためになったらいいなっていう感じですかね。

亀田さん:
じゃあ寿くん(栗原さん)は?

栗原さん:
そうですね、今まで通り必死さを失いたくないなと。

亀田さん:
おっ、一人汗を感じる。若者感来たね(笑)

栗原さん:
まあ、「back numberの3人ができるんだから俺らも出来るかも」みたいなね、
感じに思ってもらえればいいんじゃないかなと。

清水さん:
そんなに馬鹿にされてるの僕ら(笑)

栗原さん:
いやいやいやいや、例えば(笑)

亀田さん:
でもback numberの曲ってそれぐらいさ、聴く人にとってみると身近な存在だよ?
そういった意味では寿くんのひたむきさ。目がきらっとしたもんね。

清水さん:
もしかしたら眠いのかもしれないねえ。

栗原さん:
えー、もうなんてことを言う(笑)

小島さん:
もう最低じゃないっすか(笑)

栗原さん:
いやいや目ぱっちりですよ!

亀田さん:
あと花粉症とかね(笑)

清水さん:
いや、目ちっちゃくない?寿くん。

栗原さん:
顔がでかいからだよ(笑)

清水さん:
あ、そういうこと(笑)

亀田さん:
さ、そういうことでね、
今日はback numberのVo.Gu.清水 依与吏(しみずいより)くん、
Ba.Cho.小島 和也(こじまかずや)くん、
Dr.栗原 寿(くりはらひさし)くん
を迎えてお送りしました。
どうもありがとうございました!

back number:
ありがとうございました!


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
「音楽に関するギモン」は、この番組のサイトからお願いします。

「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」、来週もお楽しみに〜!


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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 19:16 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年02月20日

羽ばたけ、若者!飛び出せ、青春!(3)〜クリープハイプ

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第177回目のテーマは…

羽ばたけ、若者!飛び出せ、青春!(3)

今週は亀田誠治が2013年最も期待する若手アーティストをゲストにお迎えして
お話をお伺いしていますが、
3日目の今日、お迎えするのは…クリープハイプからこの二人が来てくれました。

クリープハイプ

Vo&g:尾崎世界観です。
 Ba:長谷川カオナシです。

亀田さん:
こんにちは〜初めまして!

クリープハイプ:
初めまして!

亀田さん:
僕ね、もう会いたくて会いたくてね。呼んじゃったんですよ。

クリープハイプ:
ありがとうございます。

亀田さん:
あのー僕オレンジっていう曲で君たちのことを知ったんだけど、
聴いたときに一発で、ずるい、この声。ずるい、この曲。
やられたって思って、すぐダウンロードして、手に入れたんですね。

クリープハイプ:
ありがとうございます。

亀田さん:
今日は僕は若いバンドの背中を押すというね、
企画で進んでいくので、
とにかく君たちのことをラジオを聴いてるみなさんに
分かってもらいたいので、
まずね、クリープハイプを結成したきっかけを教えてくれる?

尾崎さん:
高校の時に、バンド始めたのはBUMP OF CHICKENを聴いて
バンドやりたいなと思ってやったんですけど、

亀田さん:
バンプかあ、そういう世代なんですねえ。

尾崎さん:
そうですね、ちょうど出てきて、そこからずっとやってたんですけど、
なかなかうまくいかずにメンバーもいっぱい変わっていって。
なので今のメンバーになったのが3年くらい前なんですけど、
そこからやっとうまくバンドがいくようになりました。

亀田さん:
中心になってるのは?尾崎くん?

尾崎さん:
そうですね、最初からのメンバー僕しかいないんで。

亀田さん:
なるほど。ていうかさ、この「尾崎世界観」「長谷川カオナシ」
ちょっと名前も気になっちゃうんですけど、
ここもしゃべり飽きてるかもしれませんけど、聞いちゃっていいですか?

尾崎さん:
僕はライブハウスとかでバンドの感想を言われるときに
「世界観」っていう言葉を使われることが多いので、

亀田さん:
言う人いる!君たちの世界観は、とか。

尾崎さん:
多いですよね、なんか逃げられている気がして、
なんて言っていいか思いつかないから
適当に世界観って言っておけばいいだろうとか
言われている気がしたんですよ。

亀田さん:
なるほど、大人たち聞いとけよ、この話(笑)
すごくいいこと言ってるよ。

尾崎さん:
それで名前にしたら言われないだろうって思って名前にしたんです。
逆に名前聞かれることが多くなっちゃって、
それはそれで大変なんですけど。

亀田さん:
(笑)これいい話。
じゃあ「長谷川カオナシ」君の方は?

長谷川さん:
はい、普通にバンドやってたんですけど、本名で、
バンド抜けてあっちこっちでベース弾くぞ、歌うぞ、
そしたら名前はあった方がいいと思って、
でも顔はない方がいいと思ってカオナシと名乗ることになりました。

亀田さん:
長谷川カオナシ参上っていう。

尾崎さん:
長谷川も実は本名じゃないんですよ。

亀田さん:
何?君は実在しないんだな、長谷川カオナシは。

長谷川さん:
でもちゃんとここに、is hereしてます。

亀田さん:
(笑)面白いですねえ、
でもこういう「尾崎世界観」、「長谷川カオナシ」っていう
ネーミングのセンスは僕好みではありますね。
じゅるっとよだれがきますね、こういうところに。
こういう何だろう、遊び心だったり、遊び心の奥にちゃんと、
さっきの世界観という言葉で逃げられているんじゃないかっていう
自分の伝えたいこと、芯があるっていうのはね、すごいかっこよくて、
やっぱりクリープハイプのね、音楽に、音に表れていると思うそれが。

で、えーとね、昨年の4月にメジャーデビュー。
ていうことは2012年、っていう年はどういう年になりました?

尾崎さん:
いろんなものが始まった感じがしますね。
去年はほんとにいい年だったんですけど、
いろんな扉を開けた年だったので、
そこから先に行くのは今年からだと思ってるので、
これからが大変だなと思いますね、怖いなって気持ちがあります。

亀田さん:
怖くない、怖くない、怖くない。怖くないって大丈夫。

尾崎さん:
(笑)いろんなものが見えてきたんで。

亀田さん:
なるほど。分かりました。
僕がこのFM KAMEDAで背中をバーンと押すんで。怖いものなしで。

クリープハイプ:
お願いします(笑)

亀田さん:
ということで、まずは僕がクリープハイプに出会った、
ほんとにこいつらはすごいなって思ったこの一曲を聴いてください。

M. オレンジ / クリープハイプ

死ぬまで一生愛されてると思ってたよ - クリープハイプ

亀田さん:
はい、クリープハイプでオレンジをお送りしました。
さっきもちらっと言ったけど、扉が開いて、
こっから先どんなものが見えてる感じですか?

尾崎さん:
そうですね、見たことがないものなんですけど、
まあ言葉にはできないですけど。
今までは、ここまではなんとなく想像がつく、いけると思ってて、
ここから先は想像もできなかったようなところに
行かなきゃいけないし、行きたいと思ってますね。

亀田さん:
そうね、いろんな出会いとかがあるから転がっていくんですね。
あの、プロデューサーである僕がこういうことを言うと
みんな不安がると思うんですけど、
僕も実は先のこととか見えてなくて、
常に何か全てのビジョンが見えてるわけじゃないんですね。
例えばクリープハイプを目の前にしたらば、
君たちと会話しながら、君たちの音楽聴きながら
僕もインスピレーションを得てこうやって話をしていったりっていう。
なので必ずしもでっかい抱負とか
でっかい目標があればいいっていう訳でもなくて、
一個一個目の前にあることをちゃんとやっていくっていうのが
すごく大事なことかもしれないですよね。

あとは悩みとかない?お答えしますよ。
僕こう見えても答え上手ですよ。すぐ処方箋が出ます。

尾崎さん:
(笑)初めてプロデュースする、
まだ聴いたことがないアーティストとかプロデュースする際に、
どれぐらいそのアーティストを調べて、
どういうポイントを改善していこうとか、
最初にどういう風に決めるのかなっていうのが気になってました。

亀田さん:
一番初めね、
やっぱり何かしらのきっかけで好きになってるアーティストと
仕事をするっていうことが多いんですよね。
なので、そういう中に手ぶらで飛び込んでいって、
自分のやりたいことを主張するんじゃなくて、
みんなのやりたいことを聞くんです。
みんなのやりたいこと聞いていると、
じゃあこのバンドはこういう風に、
この曲はこういう風にしていけばいいんだなっていうのが
一個一個クリアになっていく感じ。
なので、自分のやりたいことを
アーティストにバーンってやってもらうのではなくて、
アーティストのやりたいことをまず一回もらって、
でも、もうちょっとこれこうしたら、
もうちょっと遠くまで届くかもしんないとか、
高くまであがるかもしんないとか、
もっと変化球つけられるかもよ、
みたいなことをアドバイスしながら作っていくっていう。
あとね、あんまりね、前の作品とかも聴かないようにしている。
ライブは見るんですけどね。
あんまり前の作品を聴いちゃうとそこに引っ張られちゃったり。
僕と一緒にやりたいですっていう曲をいただいて、
その曲のことだけを一生懸命やる、考える。
まっさらな状態からが多いですね。

尾崎さん:
カオナシはバンドの中ではいろいろそういう立ち位置なので、
曲をアレンジしていく、今のは参考になったと思うんですけど。

長谷川さん:
はい。

亀田さん:
すごく今のってフラットに大事なことで、
何やるにしてもね、ライブやるにしても、
クリープハイプってある意味、セルフプロデュースのバンドだと思うので、
自分の意見も聞いてもらうけど、
外からの意見っていうのも一回受け入れてみて、
いいやつはいただいちゃえばいいし、
絶対違うなって思ったら絶対やらなくていいと思うし、
そうやって毎日全速力で駆けていくと、
今年2013年は今日僕がここで一押しのバンドだって言ってるぐらいですのでね、
クリープハイプの時代がくるんじゃないかなって僕は思いますよ。


ということで、今日はクリープハイプから
尾崎世界観くんと長谷川カオナシくんをゲストにお迎えしました。
ありがとうございました〜。


さて、この番組では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
「BEHIND THE MELODY」のサイトからお願いします。
皆さんのギモン、今後もお答えしていく予定です!


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA〜羽ばたけ!若者!飛び出せ!青春!」
最終日の明日はback numberをお迎えします。お楽しみに!


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STAFF| 17:30 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年02月19日

羽ばたけ、若者!飛び出せ、青春!(2)〜東京カランコロン

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第176回目のテーマは…

羽ばたけ、若者!飛び出せ、青春!(2)

今週は亀田誠治が2013年最も期待する若手アーティストをゲストにお迎えして
お話をお伺いしています。
2日目の今日、お迎えするのは…このお二人です。

東京カランコロン

東京カランコロンの、vo&gのいちろーです。
vo&keyのせんせいです。

亀田さん:
ありがとうございます!初めまして!

東京カランコロン:
はじめましてー!

亀田さん:
ようこそ、東京カランコロンですよ。みんな知ってますか?
僕もう大好きで、僕は東京カランコロンのこと
ツイッターで知ったんですね。僕のタイムラインで、
東京カランコロンがいいっていう情報があがっていて、
そのままYouTubeに飛んでいって聴いたら、
一発で彼らの虜になってしまいましてね。
僕は方々で東京カランコロン、東京カランコロンって
それからずっと言い続けてきて!

東京カランコロン:
えー(笑)ありがとうございます!

いちろーさん:
そんなありがたい。

亀田さん:
ほんとですよ!そして今日ここで実は初めてお会いできるっていう。
まず東京カランコロンね、結成したきっかけって
一体どんなところにあるんですか?

いちろーさん:
もともと、せんせいも僕も、
お互いシンガーソングライターをやっていたんですね。
ちょうどお互い同じレーベルだったんですよ。
それでお互いいろんな会社とすったもんだがあり、
結局CDが出せないまま。
そこで僕はもう野に下ったというか、実家に帰っちゃったんですよ。
で、そのあと普通に仕事してたんですね。
仕事してるときに、ある時バンドをもう一回やりたいなって思って、
大学の頃の友達呼んでスタジオに入ったんですよ。
それがもう楽しすぎて、それでバンドもう一回やりたいなって思って、
ただ楽しんで音を出してる時の感じが思い出されて、
ソロでやってると悶々とするじゃないですか。

亀田さん:
あーバンドでやるとね、喜びも2倍。結婚式か!みたいな。

東京カランコロン:
(笑)

亀田さん:
悲しみは半分こみたいな(笑)そういうことでしょ?

いちろーさん:
そうですね(笑)

亀田さん:
そうやってる間にせんせいは?何やってたの?

いちろーさん:
えーと、ソロをずっとゆったりやっていたんだよね?

せんせいさん:
そうです、ゆったり。なんか曲作ったりするんですけど、
とにかくライブが嫌いで、ライブすることがめちゃめちゃ嫌やって、
でもやっぱりしないと、聴いてもらわないとあかんみたいな、
そこですごいいろいろ、んーみたいな感じで、
だらだら、じゃあちょっとやってみるぐらいの感じで。

亀田さん:
で、ライブをやってた?

いちろーさん:
たまにね、まあたまーにね。

せんせいさん:
はい、一か月に一回やるかなーぐらいの。

いちろーさん:
僕がそのバンドをやった時に、ちょうどキーボードがいなくて、
先生が自分の名前でピアノの弾き語りをやってたんで、
キーボード弾けるかなって思って頼んでみたんですよ。
キーボード弾いてみないって。
で、実際弾いてみてもらってすごい音の感じが良くて、
なんか歌ってみない?みたいな感じで引っ張ってきて、
歌ってもらうようにして、
気付いたらツインボーカルのバンドになってたみたいな感じです。

亀田さん:
おーすごいストーリーじゃん、これ。
きっとミュージシャンやアーティストになりたいって思ってる人、
このラジオ聴いてる人にもいっぱいいると思ってて、
そういう方々も今の話ってすごい勇気づけられるんじゃないかな?
デビューまで一直線でパーンといくアーティストばっかりじゃなくて、
僕もほんとにいちろーさんやせんせいのような、
いろんなアーティストの方々いっぱい見てきてますし、
そっからやっぱり大変なことがあったけど、
やがて自分のやりたいことを掴んでメジャーデビューした、
そしてブレイクしていった方々もたくさん見てきているので。
なんか、すごくいい話だよ、これ。
なんていうの、人生捨てたもんじゃないっていう。

東京カランコロン:
(笑)

いちろーさん:
そんなたいしたもんじゃないですけどね(笑)
でもまさかこんな形で、ツインボーカルのバンドとしてやる、
っていう風になるとはあんまり思ってなかったです。

亀田さん:
ツインボーカルっていう個性になったからね。
まだまだお話を聞いていきたいところなんですけど、
ここで僕の心を東京カランコロンが掴んでしまったこの曲を聴いてください。
東京カランコロンで「×ゲーム」

M. ×ゲーム / 東京カランコロン

×ゲーム - 東京カランコロン

亀田さん:
はい、東京カランコロンで「×ゲーム」でした。もうかっこいいですね。
どんどん展開していって、もう曲がカラフルですよね?
これが僕好みなんですよ、ほんとに。
もうどんどんどんどんシーンが変わっていって、退屈しない!
こういう音楽はなかなかないぞ。

東京カランコロン:
ありがとうございます。

亀田さん:
さて、東京カランコロンね、あのね、
青年の主張ということで皆さんの先輩である私、亀田誠治がですね、
みんなから悩みとか質問も受け付けているんですよ。
なんか僕に聞いておきたい質問とか悩みとかあったらお答えしますよ。

いちろーさん:
あのー僕もともと、亀田さんが好きすぎて、
音聴いたら分かるぐらい好きで、ほんとに。

亀田さん:
僕の作品をたとえば街で流れていたとすると?

いちろーさん:
もう聴くと分かるんですよ。もうこの感じ、あっ!て。

せんせいさん:
全部コピーするぐらいほんとに。

いちろーさん:
そうなんですよ、ベースも散々コピーしたし。

亀田さん:
いちろーさんはちなみにベース?

いちろーさん:
ベーシストだったんですよ、もともと。
で、歌いながらベースが弾けなくて。

亀田さん:
あ、それ俺も!今でも。あれはねえ、歌いながらベース弾くと、
ベースのフレーズが歌と同じ譜割りになっちゃう。

いちろーさん:
ほんとにそう!一緒です、一緒!僕それでやめました。

亀田さん:
それまぬけなんだよね、ほんと。

いちろーさん:
(笑)それでやめたんですよ。
歌うことになってからギター弾くようになったんですけど。

亀田さん:
なるほど、なるほど。

いちろーさん:
プロデューサーとして初めてお仕事をした時、
どういうお仕事だったのか?
やってみてどうだったかっていうのが、
キャリアのある方なので気になるなと。

亀田さん:
どこがオリジンかっていうか原点かっていうこと?
これはねえ、正直に言いますよ。
僕はね、プロデューサーの前にアレンジャーって、
編曲の仕事から始まったんですけど、そこを原点だとして考えると、
僕のデビュー作は、ココっていうアイドルグループが80年代に。
えーと、おにゃん子クラブの後発で出てきた乙女塾っていう中にいた、
ココっていうアイドルグループがいて、
そこでのアレンジの仕事がいわゆるプロの作品のデビュー作です。

いちろーさん:
なるほど、どういう感じだったんですか?

亀田さん:
きっかけはね、曲を書いてたの。曲を書いてって提出してったら、
ほとんどがボツになってる状態だったんだけど、
ある日、曲が当選してね、そして曲が当選したらば、
これアレンジも込みの曲だねって話になって、
亀ちゃんこれアレンジもしてみないって。

いちろーさん:
ってことはデモの完成度も高かったってことですか?

亀田さん:
デモの完成度には命かけてたねえ。

いちろーさん:
(笑)でもその前から確かベースのサポートとか
やられていたんですよね?

亀田さん:
でもね、大体同時期ぐらいから。なんで僕は25までアマチュアで、
一気に25の時にベーシストとしてのキャリアとアレンジャーとしての
プロのキャリアがほぼ同時に始まったっていう。
でも初めに聞いた、みんなが10年ぐらい前に、
デビューするに至らず頑張っていた、もがいていた時代があって、
やがて二人が出会ってっていうストーリーにも繋がっていって、
ラジオ聴いてるみなさんにもこういうことを伝えたいんだけど、
やっぱり続けているときっといいことが起こるっていうのはありますよね。
つらいこともあるけど、絶対その分いいことが起こるっていうのが
やっぱり確信できるかな。

いちろーさん:
ほんとに僕ら一周まわって、
楽しんでやるってことにもう徹底しようってなれた経緯が、
そこに長いいろんなものがあったんですけど、
今ほんとに楽しんでやれてるんで良かったなと思ってます。

亀田さん:
いやーほんとに素晴らしい、楽しんでやれている東京カランコロン!


ということで、今日は東京カランコロンから
“いちろー”さんと“せんせい”さんをゲストにお迎えしました。
ありがとうございました〜。


さて、この番組では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
「BEHIND THE MELODY」のサイトからお願いします。
皆さんのギモン、今後もお答えしていく予定です!


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA〜羽ばたけ!若者!飛び出せ!青春!」
明日はクリープハイプをお迎えします。お楽しみに!


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 18:21 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年02月18日

羽ばたけ、若者!飛び出せ、青春!(1)〜ねごと

こんにちは! 亀田誠治です。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第175回目のテーマは…

羽ばたけ、若者!飛び出せ、青春!(1)

今週は亀田誠治が2013年最も期待する若手アーティストをゲストにお迎えして
お話をお伺いしようと思います。
記念すべき初日の今日、お迎えするのは…ねごとのみなさんです。

ねごと

Vo&Key:蒼山幸子(あおやまさちこ)です。
G&Cho:沙田瑞紀(ますだみずき)です。
Ba&Cho:藤咲佑(ふじさきゆう)です。
Dr&Cho:澤村小夜子(さわむらさやこ)

こんにちは、初めましてですよ!
ほんとにお会いしたくて、今回みんなのお話を聞きたくて、
そしてみんなのことをリスナーの皆さんに分かってもらいたくて、
今日は集まっていただきました。
しかも全員集合していただいて、ありがとうございます。

まずはねごとがどんなバンドなのか、
ヒストリーを紐解いていきたいと思います。

◆バンドヒストリー

亀田さん:
ねごとを結成したきっかけは?

藤咲さん:
きっかけは、最初はコピーバンドを組んでみようというところから
始まったんですね。

亀田さん:
どんなコピーを?

藤咲さん:
ARCTIC MONKEYSとか。The Fratellis、yeah yeah yeahsとか。

亀田さん:
かっこいい!すでにかっこいいんじゃん!
すごいね、初めからみんなの趣味が合っていたってことですね。

澤村さん:
いや、誰も合ってないです(笑)

亀田さん:
えっ!?全然合ってなかった?

藤咲さん:
そうですね、瑞紀が中心になって、
この曲をコピーしたいっていうことを言ってくれて、
みんなにレコメンドするんですよ。
「これ、いいんだよ。どれもかっこいいよ!」
みたいなことをみんなに言って、
「いいね、やろうやろう!」ってみんながなるんで。

亀田さん:
それでも「いいね、いいね!」ってならなかったらへこむね?

藤咲さん:
ならなかったことないですね。

亀田さん:
それね、僕の青春時代と逆ですね。
僕は毎回これいいねえ、これやろうと言うと、
「亀田の持ってくる曲はいまいちつまんねーんだよな。」
ほんとに僕は毎日枕を涙で濡らしてましたよ。ほんとに。
それが何年前くらい?

沙田さん:
それが高校2年の冬、もう5年前くらいですね。
今は大学4年生なので。

亀田さん:
なるほど。ちなみにその頃からねごとってバンド名だったの?

藤咲さん:
そうですね。ひらがな3文字でいろいろ集めていて。

亀田さん:
あ、3文字縛りみたいな?それで決めようみたいな?

藤咲さん:
はい、なんとなく「くるり」カタカナだけだと「ミドリ」って。
最後に私たちもなにかこう3文字欲しいって思って。
くるり、ミドリ、ねごと。みたいな。

亀田さん:
そこでスパーンとねごとってすぐ出てきた?

沙田さん:
いや、悩みましたね。
ねごとが一番よかったんですね、候補の中では。

亀田さん:
なんかボツになったやつないですか?ちょっと、どーんと!

澤村さん:
けむし、あと、よだれ。

藤咲さん:
結構いろいろ出たね。

亀田さん:
よだれ!?(笑)
あのーバンド名って考える時にさ、3文字縛りとはいえさ、
なにか基準があるでしょ?なにか?

藤咲さん:
ねごとにした時は、夢の中だったら何でもできるじゃん、
寝言っていう、その夢の中の世界と、音楽ってすごい自由だから、
なんでもやりたいなって。
そういう私たちの気持ちと、寝言っていうその言葉自体に
すごく寄り添える感じがして。

亀田さん:
素晴らしいです!
初回にしてですね、青年の主張のような
しっかりとした意見が聴けましたね。
すごいビジョンですね?そこまで考えたんですね。

藤咲さん:
なんとなくだったんでね、最初はね。

亀田さん:
僕はほんとにねごとの音をね、聴いた瞬間にね、
脳天をねかち割られるような衝撃を受けてですね。
実はオーディション受けてる頃からなんとなくは知っていたんすけど、
それがデビューした時の衝撃っていうのが僕は忘れられなくて、
「あーあのねごとがこうなってきたのか。」っていう
ほんとに鮮烈な思い出があります。
まずその曲を聴いてみてもいいですか?

M. メルシールー / ねごと

ex Negoto - ねごと

亀田さん:
ねごとで「メルシールー」を聴いていただきました。
今聴きながら話していて、僕がいつも首都高速降りて、
青山トンネルっていうトンネルがあるんですけど、
そこをくぐっているときに
この曲を3回ぐらい聴いたことがあるって言ったらば、
蒼山さんがね、ちょっともう一回教えて?

蒼山さん:
そうなんです、まさにトンネルを抜けていく感じっていうか
光に向かっていく感じをイメージしながら書いた曲だったので、
その話を聞いてすごい縁があるって。

亀田さん:
そう、しかもほんとにトンネルの中でこの曲にしびれてて
まさに思うツボ!ねごとの掌に乗っかって
転がされているっていうことですね、ほんとに。
ほんとにかっこいい曲だと思ってね。
この時から大好きになっちゃって。

ねごと:
ありがとうございます!

亀田さん:
で、今日のメインディッシュですよ。
「羽ばたけ若者、飛び出せ青春」ですから。
皆さんにこれからの抱負だったり、
今年はこういうことをやっていきたいっていうことを
大いに語っていただきたいんですけども、
まず、今年はどんな一年になりそうですか?

藤咲さん:
そうですね、私たち大学4年生ってことで、
卒業できるかなってとこなんですけど。
だからツアーがあるんですよ。
ツアーが26本決まっていて、実はそれは今までで最長で、
そこから1年スタートしていくなって思っているので、
どんどん発信していけたらなって。

亀田さん:
日本中のみんなに会えるってことね。ライブは好きですか?

ねごと:
好きですね。

亀田さん:
ライブバンドって感じがしますもんね。

藤咲さん:
もうライブでこそ輝けるんじゃないかってぐらい、
すごい普段は割としっとり型なんですけど。

亀田さん:
これしっとり型?

藤咲さん:
なんかこう、そうですね。。(笑)
しっとり型なんですけど、ライブだとそれが全然違って。

沙田さん:
アグレッシブになるね、みんな。

亀田さん:
まあアグレッシブな感じはしますね。
っていうかライブじゃなくても音源聴いててもアグレッシブですよ。

ねごと:
うれしいです、ありがとうございます。

亀田さん:
なんだろ、直線で飛んでくるパワー感が違うっていうか、
これねごとだって分かりますからね。
どんな曲を聴いても。そういう存在感がほんとにすばらしい。

ねごと:
うれしいです。

亀田さん:
蒼山さんひとつ聞いてもいいですか?
いつから歌おうって決めたんですか?

蒼山さん:
歌は中学校の時に、歌を歌ってみたいなっていう気持ちがあって、
高校は軽音楽部があるところにしようっていうのは決めてたんですよ。
その時はプロになりたいっていうよりは、
自分で歌ったり、自分たちで楽器を演奏したりするバンドに
すごい憧れていて、それが一番果たせる高校って思ってやりました。

亀田さん:
すごい、じゃあ音楽の為に自分の高校も選びっていう。

蒼山さん:
そうですね。

亀田さん:
ほんとにさっきも言ったけど声のまっすぐ具合っていうのが僕ビンビンきて、
ほんとに素晴らしいって思って、これたぶん僕だけじゃなくて、
ねごとの曲を聴いてる人ってそこにしびれると思うんですよね。
演奏と言葉が一緒になって飛んでくるみたいな。
なんか自分たちの夢を叶えてくれるような感じがするんですよね。
っていう勇気をたぶん君たちの音楽は与えているっていう風に僕は思います。

ねごと:
うれしい。

蒼山さん:
すごく自信になります。亀田さんにそう言っていただけると。

亀田さん:
まだまだいろいろ聞いていきたいところなんですけど、
最後にこれ聞いちゃおうかな。
どんな存在になりたい?ねごとっていうバンドは?

藤咲さん:
そうですね、最初コピーバンドから始まって
それって音楽が素晴らしいなって思えたんですね、
その瞬間、音を鳴らしている瞬間って。
だからねごとを聴いて、音楽を聴いてそう思ってほしいなって。
音楽って素敵だなって。
今大きいですけど、そういう存在になれたらいいなって思ってますね。

亀田さん:
素敵です。しかも僕もその一人に、その存在になってますから。

ねごと:
ありがとうございます!

亀田さん:
前途洋洋だと思います。
今年一年これからはりきって頑張って
自分たちの音楽を追求していってください。

ねごと:
頑張ります!

亀田さん:
ということで、今日はねごとの4人をゲストにお迎えしました。
ありがとうございました〜。


さて、この番組では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
「BEHIND THE MELODY」のサイトからお願いします。
皆さんのギモン、今後もお答えしていく予定です!


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA〜羽ばたけ!若者!飛び出せ!青春!」
明日は東京カランコロンをお迎えします。お楽しみに!


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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 23:00 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年02月14日

なんでも答えます、音楽のギモン!

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第174回目のテーマは…

なんでも答えます、音楽のギモン!

はい、今日は、普段皆さんからいただいている
「音楽のギモン」にお答えしていきましょう。

それでは、さっそく1通目から…。

■ラジオネーム:ゾマホン ======

最近の日本の音楽チャートを賑わしているアイドルグループ。
その中でもAKBやももクロなどの女性グループが目立っていると思います。
そこで質問です。

「女性が歌っているのに男性目線の曲が多い」のはなぜなんでしょうか?
女性が歌っているなら、女性目線の曲のほうが
リアリティが出るような気がするのですが…。
亀田さん、よろしくお願いします!

===================

はい。
最近のアイドルソングには、
一人称が「僕」、二人称が「君」という
歌詞が多いのはなぜか?ということですね。

実は、これらの曲、ゾマホンさんがおっしゃっているように
男性目線で歌っているわけではなく
女の子が、自分のこと、つまり一人称である「わたし」のことを「僕」。
二人称である「あなた」のことを「君」と歌っているだけなんですよ。

ですから、アイドル達の歌っている内容は、自分のことを
「僕」と歌っていても「女の子」目線なんです。
決して、男の子からみた気持ちを歌っているわけではないんですよ。

ところで、女の子が自分のことを「僕」と歌うと
純粋性というか、少年性とでもいいましょうか、
プラトニック感、ピュア度が増すんですね。
つまりアイドルとしての、アーティストパワーが増強されるんです。
だって、恋愛の歌詞で「私」とか「あたし」になると、
女の子というよりは、大人に近づいて
「女」の意味合いが強くなるでしょ。
アイドルの年齢層から離れていくんですね。

そして、「僕」と「君」って、男女二人の間に
ちょっと甘酸っぱい距離感があるんです。
この距離感こそが、リアリティなんです。
恋愛と友情が微妙にクロスするあたり。
これって、日常の中で一番ワクワク、ドキドキする瞬間ですよね。
アイドルソングはそこを狙っているんです。
これにくらべて、「あたし」と「あなた」になると、
二人の距離がぐんと近くなるでしょ?
もう、恋愛成立済み!?みたいな。
アイドルを神聖な「みんなのもの」にしておくためにも
この「僕」と「君」という呼び方が大変有効というわけなんです。

もう一つ、「僕」と「君」を使うメリットがあります。
聞く人が、必ずしも恋愛の対象ではなく、
同性の友情に置き換えることが可能なんですね。
つまりラブソングの網羅する範囲が大きく広がるということなんです!
この点からも、「僕」と「君」は有効なんですね。

さあ、今日聞いてもらう曲は、
「僕」と「君」という呼び方が
楽曲に「ラブソング」の枠を越えた、普遍的なメッセージを与えている
素晴らしいこの曲を聞いてください。

M. ハナミズキ / 一青窈

一青想 - 一青窈

こうやって、聞くと
この二人、とても甘酸っぱくて、胸キュンな関係に思えます。
「君」と「僕」効果が存分に発揮されていますね。

■ラジオネーム:るぴなす ======

亀田さんに質問です。
私は朝からずっとJ-WAVEを聴いていますが、新曲が流れたとき、
最初はあんまりインパクトがないのですが、
何回もJ-WAVEでオンエアされると
「あ、またこの曲が流れてる!」と思い、好きになってしまいます。
そして、その曲が必ずといっていいほど、
TOKIO HOT 100のトップテン入りします。
何回も同じ曲を聞いていると好きになってしまうのでしょうか?
私の母も同じギモンを持っています。
亀田さん、よろしくお願いします。

===================

ラジオを聞いていて、最初はピンとこない曲が、
何度も何度も聞いているうちに好きになってくるのはなぜか!?
という質問。
お答えしましょう。

ここには広告の本質がありますね。
いわゆる「刷り込み効果」です。
人間は、同じものを何度も観たり、同じものを何度も聞いたり
意識下に刷り込まれると、
だんだん気になって、好きになっていくんですよ。
ある種のサブリミナル効果ともいえます。
るぴなすさんとるぴなすさんのお母様も同じような感覚で、
その曲が好きになっていくという人も多いのではないですか?

それから、何回もオンエアすることによって、
多くの人に投げかけるという意味もあります。
たとえば、ツイッターをイメージしてください。
一回のツイートだけじゃ、そのメッセージ一瞬で
流れていってしまいますよね。
だから、重要な情報は何度もツイートされます。
ですから、音楽も、何回もオンエアすることによって、
聞き逃した人に対して、
その曲を聞いてもらうチャンスを増やすわけです。
大きく網を投げるということですね。

そして、何よりも、何回も何回もオンエアされている曲って、
作り手にとっても、「押し曲」「勝負曲」なんですよ。
つまり、ヒットすることをミッションに作られているので
必然的にキャッチーな曲が多いんです。
だから、好きになって当然です。
最大公約数的に愛される確立が高い楽曲達なんですね。
しかも、TOKIO HOT 100はオンエア・ポイントが加算されるので
ですから、J-WAVEで何度もかかるということは、
必然的にチャートに入る可能性も高くなるというわけなんですね。

とかく、人は、流行っている、
もしくは何となく流行っている感じのするもの
に対して、敏感です。
これって、恥ずかしいことではありませんよ。
美味しそうな匂いに引き寄せられて、
おなかが「ぐう」と鳴るのと同じことですから。

でもね、音楽の場合、これとは別に「スルメ効果」ってありますよね。
何度も何度も聞いているうちに、だんだんその曲の細部が
わかって好きになって行く場合があります。
僕も、ビートルズとか、いつもそんな発見があるんですよ。
たとえば「ああ!こんな歌詞だったのか!」ということに気がついたり、
好きなフレーズが出てきたり。

いずれにせよ、多くの人が、一発で「この曲好き!」って
相思相愛になることはなかなか難しいですよね。
だから、何度も何度もオンエアされるんですよ!


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
ラジオの前のアナタから、音楽に関するギモンを引き続きお待ちしています。
僕に聞きたいギモンは、
この番組「BEHIND THE MELODY」のホームページから送ってください。
必ずお答えします!

「FM KAMEDA」、来週はスペシャル企画!
題して…
『羽ばたけ、若者!飛び出せ、青春!』
僕、亀田誠治が今年イチオシのバンドをゲストに迎え、
あれこれ聞いちゃいます!
月曜日は、ねごとの登場です!お楽しみに!


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STAFF| 13:21 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年02月13日

名前で呼んでくれ!人名ソング特集

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第173回目のテーマは…

名前で呼んでくれ!人名ソング特集

今日、2/13は「名字の日」です。
1875年、明治時代、この日に全ての国民に「姓」を名乗ることを
義務づけたことに由来します!

ところで、洋楽には人の名前をタイトルにした名曲がたくさんあります。
例えば…
「Billie Jean / Michael Jackson」
「Lucy In the Sky with Diamonds / The Beatles」
などなど!みんさんが知っている曲もたくさんあると思います!

今日は、「人名ソング」その裏側に迫ります!

【実在の人物の名前からとった“人名ソング”】

●「Sir Duke / Stevie Wonder」

伝説のジャズマンであるデューク・エリントンへのトリビュート曲。
歌詞中にはグレン・ミラー、ルイ・アームストロング、
エラ・フィッツジェラルドといった
ミュージシャン達が「実名で」登場します!
まさに名前ソングの決定版ですね。

●「Bette Davis Eyes / Kim Carnes」

ベティ・デービスとは1930年代を中心に活躍した女優。
「アメリカ映画のファースト・レディ」と呼ばれていました。
この曲は斬新なアレンジで、9週間No.1の大ヒット!
1981年のレコード・オブ・ジ・イヤーです。

【モデルのいる名前ソング】

●「Hey Jude / The Beatles」

ジョン・レノンの息子ジュリアンに向けてポールが作った名曲。
Judeはジュリアンのあだ名ですね。ジュリアンが5歳のころ
父・ジョンと母・シンシアの仲が悪くなった時にジュリアンを励ます為に
この曲を作った。こんないい曲作ったのに、別れちゃったよ〜〜〜

●「いとしのレイラ / デレク&ザ・ドミノス」

親友ジョージ・ハリスンの妻パティに恋をしてしまったクラプトンが彼女に捧げた
情熱的なラブソング。この後、略奪結婚に発展!
音楽の力ってお・そ・ろ・し・い!!!!

【空想の人物の名前をつけた“人名ソング”】

●「カーマは気まぐれ / カルチャー・クラブ」

カメレオンの様に移り気な、架空の女性を歌った曲。
ボーイ・ジョージの中性的な魅力と、
楽曲のカメレオン感が見事一致!
カマカマカマカマ、1小節を名前の連呼で使っちゃうという、、、
大胆な楽曲。

【自分自身の名前を歌う“人名ソング”】

● 「Bo Diddley / Bo Diddley」「Hey! Bo Diddley / Bo Diddley」

カッコいいですね!
ロックのレジェンド、ボ・ディドリーは自分の名前をそのままタイトルに…!
「Go Bo Diddley」「Bo Diddley is a Lover」「Bo Diddley's Beach Party」など
アルバム名にも自分の名前がとにかく出てくる!
FMカメダとか、亀田音楽専門学校とか、亀の恩返しとか、、
これって僕も同じ発想タイプかも?

●「My name is Prince / Prince」

My name is Prince and I am funky My name is Prince the one and only
流石、プリンス!こんなこと歌えるのって彼しかいないかも!
自分大好き!
その割には自分の名前を記号にしちゃって捨てちゃうんですよね。。


さて、人名ソング、たくさんありますね。
人の名前がタイトルにつくと、
聞く人は、名前から、その人がどういう人なんだろう?
その背景まで想像するんですね。
ちょっぴり「のぞき見」しているような感覚。
もしくは「うわさ話」をしているような感覚。
おかげで、恐いもの見たさで、どんどん曲の中にひきこまれていく。
名前になると、She や Heという代名詞よりも、
全然インパクトが強いのは、そのせいなんですね。

そしてもうひとつ。
サビ頭に名前が出てくるのが“人名ソング”の特徴の一つです!
「レイラ」や「カーマは気まぐれ」や「ヘイ・ジュード」もそうですね。
サビ頭で、名前を呼ぶことで、
相手に対する思いの全部を伝えきる事ができるんです。
〜それは、時に怨念だったり、
情念だったりするんですけど〜
リスナーにグサっとささるんですね。

さあ、今日聞くのは、
オリビア・ニュートン=ジョンの「ジョリーン」です。
「ジョリーン ジョリーン ねえ ジョリーン わたしから 彼を 連れ去らないで」
他の女性(ジョリーン)に自分の彼氏を取られる!というストーリーの哀しい曲。
なんと1曲の中で38回も名前をコールします!

M. ジョリーン / オリビア・ニュートン=ジョン

Come On Over - Olivia Newton-John

ね、38回!数えてられました?
しかもFOしていますからね〜
テープの中ではオリビアはまだ叫んでいるかもしれませんよ!

ちなみに、邦楽でも
長渕剛さんの「順子」にはじまり、名前ソングありますよ〜。
というわけで、名前ソングの邦楽編もそのうちやりたいと思います。
みなさんもぜひ、あなたのまわりの「名前ソング」を教えてください。
「サザエさん」とかは反則!


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
「音楽に関するギモン」は、この番組のサイトからお願いします。


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
明日はリスナーからの疑問にお答えします。


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STAFF| 20:20 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年02月12日

永遠の歌姫 ホイットニー・ヒューストン

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第172回目のテーマは…

永遠の歌姫 ホイットニー・ヒューストン

はい。素晴らしい歌声ですね。
ホイットニー・ヒューストン、
1985年のデビュー・アルバム
「ホイットニー・ヒューストン〜そよ風の贈り物」から
「Saving All my love for you」です。
当時僕は、このアルバムにはまりました。
2枚目のシングルこの「Saving All my love for you」の大ヒットは
本当凄いシンガーが出て来たんだという、
今、時代が変わったな!というブレイク感がありました。
海辺に凛として立つその姿がインパクトのあるジャケでしたね。

ホイットニー・ヒューストンが亡くなって1年が経ちました。
さあ、今日は、
ホイットニーの歌声が、なぜこんなにも響き、
人々に愛されたのか?
改めてその魅力に触れてみましょう。

誰もが、「ホイットニーは歌がうまい!」といいます。
たしかに!低域から広域まで艶のある声質
豊かな声量、正確なピッチ、表現力、、、
どれをとっても規格外の完成度でした。
しかし、それは「才能!」の一言では片付けられない
裏付けのある実力だったんです。。。

子どもの頃からゴスペルクワイアで
歌声に磨きをかけていたホイットニー。
ホイットニーは「歌う」ことが「日常」にある環境に育ちました。
母親はゴスペル・シンガー、シシー・ヒューストン。
そして、あのディオンヌ・ワーウイックを親戚に持つという音楽一家。
その後、母親のシシー・ヒューストンのステージで
バックコーラスを務めているところをスカウトされ、デビューに至ります。
これだけの、音楽環境にいれば、
子供の頃からプロの環境で歌っているようなもの。
規格外の歌の上手さはこうやって培われたんです。

そして、天は二物をあたえました。
ホイットニーは抜群のプロポーションと、美貌がありました。
(実際10代の頃はモデルもやっていました。)
全世界がその美しさに惚れたといわれている1stアルバムのジャケには、
その後の映画「ボディ・ガード」で魅せる彼女に通じる
凛とした美しさを感じます。
歌声と美貌、、、さあ、あとは、この逸材を世に知らしめればよいだけです!

その逸材を知らしめる、足長おじさんがいたんです!
ホイットニーの大きな成功の陰には、
ホイットニー・ヒューストンの歌声に惚れ込み、
デビューからそのプロデュースに携わった、
音楽業界のドン、音楽業界の名プロデューサー、
クライヴ・デイヴィスの存在を忘れてはなりません。

クライヴ・デイヴィスは、ビジネス畑出身の
白人の敏腕プロデューサーで
彼が動くとアメリカの音楽が動くというような
音楽界のボスです。
そんな、クライヴ・デイヴィスが総指揮をとり、
アリスタレコードが当時、ホイットニーのデビューにかけた予算は、
通常のアーティストの、何と5倍だったそうです!
楽曲選び、音楽プロデューサー選びから、なんと衣装選びまで、
彼女の魅力を引き出すべく力を注いだといいます。

マイケル・ジャクソンがスリラーで大ブレイクを果たした後、
黒人音楽は、ゴスペル、ソウルのシーンだけではなく、
ポップスシーンへと開かれていきました。
そう、せき止めていたものが、一気に溢れ出すように!
丁度、その時に、ホイットニーはシンデレラの切符を掴んだんです。
黒人女性シンガーの獣道を、名実ともに切り開いたのは
ホイットニーの素晴らしい歌声でしたと美しいルックスでした。
クライヴ・デイヴィスは、それを見抜き、
黒人ファンだけでなく、白人ファンに向けて全包囲網をしいて、
ホイットニーを売り出したのです。

その後の活躍はみなさん
ご存知の通り。

さあ、今日は、この曲をゆっくりききましょう。
ホイットニーが主演した映画「ボディ・ガード」から、
「I WILL ALWAYS LOVE YOU」です。
この曲は、白人カントリー歌手のドリー・パートンのカバーなんですよ。
このようにデビューから、常に白人を意識し、
常に白人からも愛される作品を作り続けていったところに
ホイットニーが黒人女性歌手としてめざましい成功を収め
たくさんの人に愛されている理由があるのかもしれません。

M. I WILL ALWAYS LOVE YOU / WHITNEY HOUSTON

The Bodyguard Original Soundtrack Album

この曲、デビッド・フォスターのプロデュースなんですが、
クライヴ・デイヴィスが、歌入れ直後のラフミックスを聞いて
「素晴らしい!きた!これだ!」と号令!
しかし、デビッド・フォスターは、
「ちょっと待ってよ、しっかり仕上げさせて下さいよ!」と
入念なミックスダウンを行いますが、
本ミックスを聞いたクライヴ・デイヴィスが、
「ラフミックスのほうがよかった!
本ミックスはラフミックスの時にあったエネルギーが失われている!」と
受付けてくれず、結局ラフミックスがそのまま作品になったそうです。
全米14週連続1位を記録した大ヒット曲が、
実はラフミッックスだったというところに、
ラフだろうが、すごいものは、すごい!
こんなところに、ホイットニーの歌のチカラがあるのだと思います。


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
今さら聞けない有名なアーティストについても、丁寧にお話しします。
その人の事を知ると、きっと音楽の聞こえ方も変わるはず!
みなさんの知りたいアーティストについて、
そして「音楽に関するギモン」は、この番組のサイトからお願いします。


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
明日は、「人の名前がついた曲」、そんなテーマでお送りします。
お楽しみに!


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STAFF| 17:23 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年02月07日

クイズ!カメオネア!!〜グラミーSP〜

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリーは、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第171回目のテーマは…

クイズ!カメオネア!!〜グラミーSP〜

ようこそ、クイズカメオネアへ!!

はい、前回好評を喫した(?)クイズカメオネア、
今月もやらせていただきます!

いよいよ今週末に開催される第55回グラミー賞!
日本時間では11日、楽しみですね。
それにちなみ、今日は、過去のグラミー賞の名場面を
クイズにして出題します!
音楽界の頂点に君臨するグラミー賞の
歴史に残るパフォーマンスの数々!
皆さんはどれくらい覚えていますか?

クイズは3択です!
早速、一問目いきますよ〜!

「クイズカメオネア」スタート!!!!!!

【Q】
一問目。ちょっと初級編ですよ。
2011年、第53回グラミー賞で
ポップ・ボーカル・アルバム賞など3部門を受賞したレディー・ガガ。
ライブパフォーマンスで「Born This Way」を披露しましたが…
その奇抜な登場の仕方に会場は度肝を抜かれました。
さて、その登場の仕方とは次のうちどれでしょう?

A. バイクに乗って颯爽と登場
B. 観客の頭上をターザンロープで登場
C. 巨大な卵の中から登場

チチチチッ…

「ファイナル アンサー?」

正解は…
C「巨大な卵の中から登場」

簡単でしたね!
これは記憶に残っている人、多いのではないですか?
まゆのような半透明の卵型のカプセルに入ったまま、
レッドカーペットに登場し会場に現れました。
パフォーマンスではその卵から登場…いや、誕生!
後日談ですが、何とガガ様、
出番まで2時間近く、その卵の中で待機してたんですって!
プロでんな〜!

【Q】
さらに遡り、ちょっと前のモノもいきますよ!
グラミーの見所といえば、
有名アーティスト同士の、豪華なコラボレーション!
2004年、第46回グラミー賞では
ビヨンセと、ある大物アーティストがコラボして、
会場を盛り上げました。
さあ、そのアーティストとは次のうち誰でしょう?

A. ジャスティン・ティンバーレイク
(トキメク美女とイケメン、これ見てみたいですよね)
B. プリンス
(はい、やや年の差感がありますね)
C. フー・ファイターズ
(若手バンドとセレブのゴシップも多いアメリカンショウビズ、ありえます!)

チチチチッ…

「ファイナル アンサー?」

正解は…
B「プリンス」

パープルのスーツに包まれたプリンスのパフォーマンスに、
ピンクのワンピースのビヨンセが乱入。
「パープル・レイン」を、
二人でマイクをシェアしながら歌う姿がかっこよかったです。
年の差感なんて言っちゃってすみません!
世代を越えたコラボ!グラミーの歴史に残る名シーンです。

【Q】
2010年、第52回グラミーにて、
P!nkが披露したパフォーマンスも話題となりましたよ。
宙吊りで回転しながら「Glitter in the Air」を歌うP!nkに
会場が度肝を抜かれましたが、これだけではなかった!
さらにこの後の演出に多くの人が驚いたはずです。
その演出とは何でしょう?

A. 体中火だるまになった
(アブナイ!でも、アメリカンショウビズの頂点グラミーですから
 何があるかわかりませんよ!)
B. 体中から水が噴射した
(噴射って、どこに水が仕込まれていたんですか!?)
C. レディー・ガガも宙吊りで共演した
(これ、いくらなんでもガガ様頑張りすぎでしょう!)

チチチチッ…

「ファイナル アンサー?」

正解は…
B「体中から水が噴射した」

空中に上がって、シルクドソレイユ並みの
宙吊りパフォーマンスをした後、
宙吊りのまま、タンクの中の水につけられ、
つまり、しゃぶしゃぶ状態ですよ!P!nk様のしゃぶしゃぶ!
再び、曲のエンディングでびしょ濡れの状態で吊り上げられ、
空中をグルグル回転しながら人間シャワーとなったP!nk!
この姿に世界中の人が驚きました。

ここまで来ると曲芸の境地に達しています。
グラミー賞って命がけですね!

華やかなショウビズの世界のBEHIND THE STORY…。
歴史と伝統に支えられたグラミー賞は
アーティストに、常に
「最高のエンターテイナーであれ!」
ということを要求するんですね。
数々のアーティストの名パフォーマンスは
グラミーのこの伝統と精神に支えられているものなんですね。

さあ、今日のオンエアするのは
P!nkが宙吊りになった2010年、第52回グラミー賞で
奇抜な衣装とアゲアゲのパフォーマンスで会場を一つにした、
つまり「旬」の「持ってる感」がマックスであることを示した、
このアーティストの曲を聞いてみましょう。

M. I Gotta Feeling / The Black Eyed Peas

The E.N.D. - The Black Eyed Peas

「クイズカメオネア〜グラミーSP〜」いかがでしたか?
今年のグラミー、賞レースの行方はもちろん、
アーティスト達が、どんなパフォーマンスを繰り広げてくれるか
楽しみですね!


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
「音楽に関するギモン」は、この番組のサイトからお願いします。

来週月曜日は、祝日のためFM KAMEDAもお休みです。
次回は、火曜日です!お楽しみに!


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
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STAFF| 14:54 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年02月06日

中田ヤスタカ生誕祭

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第170回目のテーマは…

中田ヤスタカ生誕祭

今日、2月6日は音楽プロデューサー・中田ヤスタカさんの
33回目のBIRTHDAY!〜おめでとうございます〜

中田ヤスタカさん。
1980年2月6日生まれ。
2001年、音楽ユニットCapsuleとしてメジャーデビュー。
また、数々のアーティストを手がける音楽プロデューサーで
間違いなく今をときめく、
日本を代表するトッププロデューサーの一人です。
今日のFM KAMEDAでは、中田さんの誕生日をお祝いすべく、
彼のプロデュースワークの魅力を紐解きたいと思います。

■ポリリズム/Perfume

中田さんがプロデューサーとして
その名を轟かせるきっかけになったアーティストといえば、
Perfumeなのではないでしょうか?
2003年に彼女たちが上京したタイミングから、プロデュースを担当。
最初のシングル「スウィートドーナッツ」以降の
全ての曲を手がけています。
僕は、この「ポリリズム」と「チョコレートディスコ」で
一発ノックアウトされました。
それから、中田さんの世界が大好きに!
たとえばPerfumeのメンバーに
「中田さんってどんな人?」ってこっそり聞いたりしましたよw
亀田探偵団は今日も行きますからね!

■PRECIOUS/MEG

歌うアーティストとしてだけでなく、
ファッションデザイナー、モデルでもあるという存在感。
コスメティックブランドを手がけるなど、
幅広いマルチな活動をするMEG。
彼女の作品もすべてではないものの、
MEGがミュージシャンとして、その音楽性を確立した
2007年から2010年までの作品を手がけています。

■PONPONPON/きゃりーぱみゅぱみゅ

2011年夏に中田ヤスタカプロデュースによるミニアルバム
「もしもし原宿」でメジャーデビュー。
リードトラックだったこの曲は、世界23ケ国でも配信され、
フィンランドとベルギーのエレクトロチャートで首位を獲得!
ぱみゅぱみゅ旋風を巻き起こしましたね。
きゃりーぱみゅぱみゅも間違いなく、
今、一番旬なアーティストです。

さあ、この3組に共通しているところが見えてきます!
みなさん、お気づきですね。
そう!声の使い方が、ボーカルが近未来的なんですよ!
ボーカルトラックが常に機械的に処理されていて、
このボーカルを聞くと、
「あ、中田さんのプロデュースだ!」ってわかる。
声が人肌の体温を感じさせないぶん、
歌詞は記号として、フォント化して伝わるんですね。
あたかも、スマホの画面を見ているよう!
だから、誰でも、読み取る事が可能。つまり共感でるのです。

中田さんの登場以降、同じようなボーカル処理をする、
真似っこアレンジも登場していますが、
中田さんのプロデュースは、
声の加工なんて表面的なところとは無縁です。
ぜんぜん重みがちがうんです。

中田さんは、そのほとんどの楽曲で、
作詞作曲、編曲を手がけています。
つまり、サウンドだけプロデュースしているわけではないんですね。
アーティストの真ん中とその周りを
しっかりプロデュースしているんです。

その結果、中田さんのプロデュースは常に
カルチャーとシンクロしています。
ファション、アニメ文化、
あらゆるクールジャパンなカルチャーがトッピングされています。
でも、最大の特徴はそのカルチャーを後押しするメロディにあります。

たとえば、この旋律をきいてみましょう。

【BGM:つけまつける / きゃりーぱみゅぱみゅ】

これらの音階は、いわゆるヨナ抜き音階といった
日本古来からある民謡とかにも使われている
和のテイストを感じさせるものです。
これが、カワイイカルチャーと一体化したときの
パンチは最大級です。

さあ、今日聞くのは
そんなジャパンテイストが
たっぷりのメロディ。
しかもフォントがくっきりの歌詞が
聞く人を切なくさせます。

M. VOICE / Perfume

VOICE - Perfume

そして、中田さんプロデュースの、もう一つの特徴は、
絶対にフロアを忘れていないところです。
ヘッドフォンで聞いていても、そこはディスコ気分。
これが明快なんです。ダンスではなくディスコ。
つまり、そこにあるファッション、空気込みで音楽を作っている。
ここが、まったく新しい観点なんですね!
中田ワールドはますます広がっていきそう!


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
「音楽に関するギモン」は、この番組のサイトからお願いします。


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
明日は「クイズカメオネア〜グラミー編〜」です。お楽しみに!


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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 16:49 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年02月05日

ゲレンデと音楽の意外な関係…

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリーは、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第169回目のテーマは…

ゲレンデと音楽の意外な関係…

はい。ウインタースポーツシーズン真っただ中。
みなさんは今シーズン、スキーやスノーボードに出かけましたか!?
実は、僕、ウインタースポーツ、特にスキーが大好きなんです!

今から10年くらい前は、夜中1時頃にスタジオ終わって
家帰って速攻準備して
そのまま関越車走らせて、
5時から滑り始めて11時にはあがって
温泉入って戻って来て、何食わぬ顔で
夕方のスタジオに間にあわせるなんてよくやっていました。

ところで、この雪山にまつわる音楽、いろいろありますね。

スノードーム/木村カエラ、ロマンスの神様/広瀬香美、
連れてって連れてって/ドリカム、国民的行事/KREVA…。

はいはい。白銀の世界にまつわる曲って、
こんなにたくさんあるんですよ!

今日は、雪山、「ゲレンデ」が音楽にもたらす
相乗効果についてお話してみたいと思います。
「ゲレンデと音楽の意外な関係」があるんですよ。

お答えしましょう!

ウインタースポーツをしたことがある人なら
きっと分かってもらえると思いますが、
スキーやスノーボードは、ただ滑るだけじゃなく、
それにまつわるエトセトラが楽しいものなんですね!
計画を立てるところから、雪山へ向かう車の中、電車の中、
そしてゲレンデはもちろん、
大自然の雄大さ、さらに帰りの温泉などなど…
そこに、いろんなコミュニケーションがある。
これ自分の経験ですから、間違いないですよ(笑)

ただし、ウインタースポーツは、寒さに縮こまったり、
ウエアがモコモコしたり、
スノボもスキーも足にガッチャって固定するでしょ。
そう、ある意味、夏のマリンスポーツに比べて、
圧迫感というか密閉感が強いんですね。
たとえば、夏の海に比べて、「カラダの開放感」が少ないんです。

でも、その分、ウインタースポーツは
「ココロの開放感」にウエイトがかかるんです。
だから、ゲレンデに立ったその瞬間、
目の前に白銀の世界が広がったその瞬間に、
みんなのココロの開放感はマックスになります。
こういった雪山ならではの環境が、
実は、僕たちと音楽の絆を深めているんです。

スキーもスノボも、ある意味衝突とか、危険と隣り合わせです。
ましてや、絶対に危険ですから
イヤフォンで音楽なんて絶対聞けません。
つまり、耳から入る情報が、すごく大切な場所なんですね。
そう、ゲレンデでは、誰もが常に耳を澄ましている状態になっている。
だから、うっすらと流れるBGMが、
景色と一緒にすごく印象に残ったりします。

ところで、僕たちアーティストやクリエイターには
雪山って「無音」を体験できる場所なんですね。
頂上に行って、音楽が聞こえなくなった時、そこに聞こえるのは
風の音と自分の呼吸と、自分が雪の上を滑る音だけ。
あとは、目から入ってくる景色のみです。
「雪がシンシンと降る」っていいますよね。
そうなんです。
雪には「吸音」(音を吸い込む)効果があるので
ゲレンデは本来、本当に静かな場所なんです。
この「無」の時間がいいんです!
この「無」のスペースが、アーティストの耳を
リフレッシュさせ、
新しいクリエイティブを生むんですね。
普段、耳からの情報に溺れそうになっている
アーティストにとって
雪山にいくということは、格好の、
耳のお掃除になるんです。

これって、ミュージシャンがダイビングを好むのも同じですね。
ダイビングの海の中も、無音ですからね。

さあ、今日聞くのは
僕が、ゲレンデ通いをしていたころ
ゲレンデの拡声器のようなチープなスピーカーから流れてきた
この曲のサウンドに恋に落ちてしまったという
個人的な逸話のこの曲を聞いてください。
トーレ・ヨハンソンのプロデュース
原田知世の、1997年のヒット曲です。

M. ロマンス / 原田知世

I could be free - 原田知世

ゲレンデ映画のテッパン
「私をスキーに連れていって」('87)に主演していた原田さんの歌に、
その10年後に、ゲレンデで出会うという、
なんだか、こういうシンクロニティ、面白いと思いませんか?
これが、音楽の繋げるマジックですね。


さあ、みんなも耳のお掃除しにゲレンデに行きませんか!?


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
明日は、「中田ヤスタカさんの魅力」に迫ります。
お楽しみに!


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STAFF| 18:30 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2013年02月04日

輝き続けるカーペンターズ

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第168回目のテーマは…

輝き続けるカーペンターズ

はい。カーペンターズ。
今聴いても素晴らしい歌声ですね。
今日、2月4日は、この歌声の持ち主、
カーペンターズのカレン・カーペンターの命日です。
亡くなったのが1983年ですから、もう30年も前のことになります。

アメリカのポップス史の中で、
最も成功したアーティストの一組と言えるカーペンターズ。
兄、リチャード・カーペンター、
そして妹のカレンの2人が世の中に送り出した楽曲は
老若男女、そして国境を超えて多くの人に愛されました。
そして、彼らが作ったポップスの形は現在にまで受け継がれています。
今では、日本でも「sing」などは
音楽の教科書に載っているくらいですからね。
それくらいにスタンダードでエバーグリーンになっている彼らの音楽。

カレンの命日である今日、あらためてカーペンターズの
魅力をお話ししたいと思います。

カーペンターズの曲と言えば、
「CLOSE TO YOU」、「RAINY DAYS & MONDAYS」、
「SUPERSTAR」、「YESTARDAY ONCE MORE」、
「TOP OF THE WORLD」、「PLEASE MR.POSTMAN」、
「SING」などなど…。

いかがですか?
完璧なポップス。
宝石のような音楽ですね。
それは、どのようにして生まれたのでしょうか?

(1)ちょっと低めのカレンの歌声

カレンは、女性としてはちょっと低めのキーで歌います。
多くの女性歌手がハイトーンボイスで歌っていた時代です。
ハイトーンを響かせる彼女達が、楽器でいうバイオリンだとしたら、
カレンの歌声はチェロ。
その深みのある歌声は、メロディや歌詞を
よりいっそう引き立てる事に成功しています。

(2)素晴らしいコーラスワーク!

彼らのヒット曲の中には、
バート・バカラックやレオン・ラッセル、
ビートルズなどのカバーソングも含まれています。
どの曲も彼らのモノにしているんですねー。

カーペンターズには、
コーラスワークという強力な武器がありました。
丁度70年代の中期から、多重録音が可能になって
16トラック24トラックのレコーダーが登場、
コーラスの多重録音が可能になって
カーペンターズは緻密なコーラスアレンジで
カバー曲に、カーペンターズらしさを盛り込んでいきます。
しかも、そのコーラスはカレンとリチャードの二人の多重録音!
兄弟だから声質に統一感があるんですよね。
よく、親子、兄弟は声が似るっていいますよね。
彼氏のお父さんが電話に出ているのに、
彼氏のつもりでしゃべりかけて
ひやっとしちゃう、、、あれですよ。

(3)洗練されたサウンドとグルーヴ

そして、リチャードの卓越したアレンジ力と
ベースのジョー・オズボーンらの、
一流のセッションミュージシャンが奏でる、
洗練されたサウンドとグルーヴが
ボーカルにスペースを開けてくれるのです。
丁寧に丹誠込めて作られた宝石のような音楽なんですね。

(4)エバーグリーン力

ストレートに美しい言葉で歌うカーペンターズのポップな世界は
一方で、批評家やロックファンの間では「ソフトすぎる」という意味で
攻撃の的にもなりました。
しかし、今に至るまで、彼らの音楽を愛する人は広がり続けています。
つまり、丁寧に作られた、美しいものは、
結局長い年月を経ても色あせないんですね。
彼らは、平和で健康的なアメリカのシンボルとして受け入れらていきました。
70年代、僕が子供の頃には、
セサミストリートにも出演してその歌「シング」を披露していましたよ。

さあ、今日聴いていただくのは
ドラマの挿入歌として
使われて日本でもおなじみの彼らの代表曲です。
いつ聞いても、輝き続けるカレンの歌声とカーペンターズのサウンドを
を思い切り味わってください。

M. Top Of The World / Carpenters

A Song for You - Carpenters

ファミリーな日常の風景から、ドリーミーな愛の世界まで、
常に、リスナーと同じ目線で「夢」を見せてくれた
まさに、Top Of The World!
カーペンターズは、アメリカだけでなく、世界中で愛されています。
しかし、明るく、健康的な、
アメリカのシンボルとして扱われてきたカーペンターズですが、
一方で、カレンは摂食障害によって命を落とします。
まさに、カーペンターズはアメリカの光と陰の両方を表している
アーティストなんですね。


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
「音楽に関するギモン」は、この番組のサイトからお願いします。


FM KAMEDA、
明日は… 僕も大好き! ゲレンデソングを特集します。


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 15:15 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA