2012年11月29日

WE LOVE ジャコ・パストリアス

こんにちは! 亀田誠治です。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライヴで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!そんな番組です。

第134回目のテーマは…

WE LOVE ジャコ・パストリアス

ジャコ・パストリアス。
ベーシストはもちろん、ジャズファン、音楽好きの方ならば
誰もが知っているスーパー・ベーシストです!

たとえば、ウエザー・リポートの「バードランド」。
このベースを弾いているのがジャコ・パストリアスなんですが、
なんか、ベースが歌ってます!ワクワクしますね!

今日は、まもなく迎える12月1日、彼のバースデーを前に
改めて、その功績を讃え、
ジャコが天才ベーシストといわれる由縁を
みんなと一緒に探っていきたいと思います。


■BRIGHT SIZE LIFE / PAT METHENY

一聴してわかるギターのサウンド。
そう、これはパット・メセニーが1975年に発表した
デビュー・アルバムに収められた曲、「ブライト・サイズ・ライフ」。
このアルバムでベースを弾いているのが、まだ若かりし頃のジャコ。
二人はジャコの故郷、フロリダで知り合ったんです。
このアルバム発表時、まだ24歳のジャコ。
音色・フレーズ・奏法、すでに彼のスタイルは完成されていますね。
早熟なジャコ!

■DONNA LEE / JACO PASTORIUS

こちらは、ジャコ・パストリアスが1976年にリリースした
ソロ・アルバム「ジャコ・パストリアスの肖像」。
そこに収められた「ドナ・リー」というナンバーです。
みなさん、これ、ベースですよ!
ものすごい表現力でしょ!?

■TALK TO ME / JONI MITCHELL

ジャコのキャリアで忘れてはならないのが、
ジョニ・ミッチェルとのセッションですね。
女性吟遊詩人のジョニ・ミッチェルのアコースティックサウンドに
ジャコのベースが加わることで・・・ 
さらにリリカル、深くて広い世界が!
もう、これは宇宙です!

その後もソロのプロジェクトを意欲的に展開、
ベース1本で勝負した男。ジャコ・パストリアス。
それでは、ジャコが、どれぐらい素晴らしい音楽家だったのか?
そこでご紹介するのはこの曲!

M. ブラック・バード / ジャコ・パストリアス

Word of Mouth - Jaco Pastorius

ビートルズのあの曲が、ベース一本でこんなに歌えるなんて!
1950年代にノーフェンダーがエレクトリックベースを開発し、
まだ20年足らずの1970年代、ともすれば、
ボトムを支えるというミッションに縛られていたベースなんですが、
ラリーグラハムがスラップベースでリズム面を切り開き、
ベースという楽器の重要性注目されはじめた、ちょうどそのとき!
ジャコはエレクトリックベースから、
フレットという音程の制約を取り払い
エレクトリックベースの表現の幅を飛躍的に広げたんです!
フレットとは、ギターやベースのネックに打ち込まれている
音程を区切るあの金属の棒ですね!
一つ一つが半音の仕切りになっています。
それでも
「フレット?うーんいったい何?」と思われる方も多いと思いますので、
フレットのあるないとでどれだけ表現の幅がかわるか
ここで聞き比べてみましょう!

※実際のオンエアでは実演でフレットあり/なしの音を聴き比べました。

ほら!フレットがないと
フレットという音程の制約がないぶん、
こんなに、歌えるでしょう。
人間の声には、フレットがないでしょう!?
ですから、フレットレスは音程という枠を超えて、
まるで歌うように表現できるのです!

ジャコは
音楽をプロデュースする能力にも秀でていました。
ジャコは、ビッグバンドでプレイするとき、
そこで鳴っているたくさんの楽器のすべての音を
聞き分けられたといいます。
耳がいいんですね。

本来は裏方にまわって歌を支えるベースですが、
しかしジャコの場合は、ジャコのベースが歌うわけですから、
当然、周りで鳴る音に対しても、
気配り、目配り、音配り、、とても敏感だったはずです。

1987年に早くして亡くなったジャコ・パストリアス
生きていたら61歳!
今日はジャコの歌うベースにうっとりしてみませんか?


========================

12月4日(火)
亀田誠治イチオシのアーティストを集めたイベント
「コガメ祭」を渋谷BOXXにて行います。
詳しくは僕のHPをご覧ください!
http://kame-on.com/


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 13:16 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2012年11月28日

007、死ぬのは奴らだ!聞くのは僕らだ!

こんにちは! 亀田誠治です。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライヴで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリーは、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第133回目のテーマは…

007、死ぬのは奴らだ!聞くのは僕らだ!

はい、みなさん大丈夫ですか?
微妙なダジャレで始まってしまいましたけれども(笑)

ところで、アデルの「スカイフォール」でお馴染み!
今週の土曜日、12月1日から、
「007シリーズ」最新作、『007 スカイフォール』の公開が始まります。
今をときめく歌姫、アデルが歌う「スカイフォール」。
カッコイイですよね。
そして、この曲を聴いていると
「アデルが歌おうと誰が歌おうと、007の音楽はやっぱり007なんだなぁ」
って思いませんか?

別にカバー曲ではないのに、
誰が歌っても「やっぱり007になってしまう」!
映画のヒットとは別なところで、
毎回歌われるテーマ曲がこれだけ話題になる作品というのも
珍しいのではないでしょうか?

そこで、今日は「007シリーズ」のテーマ曲、
その魅力の秘密に迫りたいと思います。
まずは、1962年のシリーズ第1作のこちらから!

<ジェームズ・ボンドのテーマ / ジョン・バリー&オーケストラ>

誰もが知っている、口ずさめる、本家本元、
「ジェームズ・ボンドのテーマ」です。
このテケテケギターが醸し出すのは、ずばり、スリル!
そして、ダイナミックなオーケストレーションが醸し出す、
ドキっとする事件性!
第1作のこの曲、このテーマが、「007シリーズ」はもちろん、
その後の全世界の「アクションもの」「スパイもの」「刑事もの」
のルーツミュージックになりましたね!

<ゴールドフィンガー / シャーリー・バッシー>

「007シリーズ」に欠かせないシンガーといえば、
このシャーリー・バッシー。
長きにわたるシリーズ中、
3度主題歌を担当している彼女の作品の中でも
おそらく最も有名なのが、この「ゴールドフィンガー」。
パワフルで凛とした彼女の声が、
スパイ007の孤独感と日常の緊張感を表すのに、ピッタリですね。

<死ぬのは奴らだ / ポール・マッカートニー&ウィングス>

60年代のイギリスにとって
「007」と「ビートルズ」は最大の輸出品!だったそうですが、
そのビートルズのポールが歌ったのが、
シリーズ8作目の主題歌、「死ぬのは奴らだ」。
「Live and Let Die」を「死ぬのは奴らだ」…ですよ。
これは、ウマイ翻訳!
マイ・ベスト邦題ですね(笑)
こちらのサウンドを手がけているのは、
ビートルズでもお馴染み、ジョージ・マーティンです。

<美しき獲物たち / デュラン・デュラン>

時代はちょっと進んで1985年。
シリーズ14作目の「美しき獲物たち」の主題歌。
これは、サウンドもグッと新しくなり、時代の音という感じ。
演奏しているのは、当時人気絶頂のデュラン・デュランです。
MTV全盛期です。
今では、映画主題歌のMVでは当たり前になっていますが、
映画のシーンを織り込んだミュージック・ビデオの効果の
先駆けになりました。
映画のプロモーションにも、
アーティストのプロモーションにもなるという
2倍!のハイブリッド効果!

<ダイ・アナザー・デイ / マドンナ>

さらに時代は近づいて、2002年。
マドンナが主題歌を歌ったシリーズ第20作、「ダイ・アナザー・デイ」。
当時マドンナの作品でコラボレーションしていた名クリエイター、
ミルウェイズの作るデジタル・ビートとオーケストラ・サウンドが
見事に融合!
007の世界を音で表現しています。

他にもいっぱいあるんですが…
このように、
「007シリーズ」には時代のトップアーティストが起用され、
映画をより一層盛り上げる楽曲を提供してきました。

さぁ、今日お送りするのは、
シリーズ第18作「トゥモロー・ネバー・ダイ」の主題歌です。

M. Tomorrow Never Dies / Sheryl Crow

Tomorrow Never Dies - Sheryl Crow

シェリル・クロウの「トゥモロー・ネバー・ダイ」。
ちょっとハスキーで哀愁のある声が映画にもピッタリでした!

それにしても、もうどこをとっても、007の世界ですね。

このように、これだけ個性の強いアーティストたちが歌っても
常に「007だ!」と言わしめる楽曲の秘密はどこにあるんでしょうか?

…お答えしましょう!

007の主題歌は、ずばり!
すべてが007のために、
つまり、ジェームズ・ボンドのイメージのために
存在するんですね。
「主題歌=ジェームズ・ボンド」
ということです。

つまり、音楽は、主役なんです。
多くの映画音楽が、映像をサポートする脇役であるのとは
正反対なんですね。

「主題歌そのもの」が主役を象徴する映画音楽といえば…

<男はつらいよテーマ&水戸黄門テーマ>

はい、「寅さん」「水戸黄門」ですね。
もう、音楽が鳴った瞬間に、寅さんや黄門様の顔が浮かぶでしょ!
これと、同じ考え方。

というわけで、007の主題歌は
そのときの主題歌が鳴った瞬間に、
そのときのジェームズ・ボンドが浮かぶように
計算して作られているのですね。

一方、007の音楽が、寅さんや水戸黄門と違うのは、
音楽を「テーマ」として1曲に固定させなかったところにあります。
スパイアクションもののひな形になった
1作目の雰囲気を大切にしながら、
常に、時代の音、時代のアーティストの表現を取り入れ
映画のアップデートと音楽のアップデートを
シンクロさせていったんですね。
そして、どんなにその時代の最新の音を取り入れても
必ず、オーケストラの派手な生演奏が
大きなスケール感を表現し、
伝統的なスパイアクションの雰囲気を展開していきます。
このバランスが「ブレない」007の音楽のポイントです!
マンネリと普遍性の間を
絶妙に、計算して、主題歌が作られているんですね!

ジェームズ・ボンドも6代目。
「最新が最良」
このモチベーションで作られている
007の音楽はクオリティが高いんですね。

アーティストにとって、こういう依頼って、
ハードルは高いけれど、やっぱり光栄だと思います。
僕もやってみたいなー!


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
みなさんが音楽を聞いていて、「アレ?」と思ったこと。
「このアーティストについてもっと知りたい!」など
「音楽に関するギモン」は、この番組のサイトからお願いします。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
明日は、偉大なるベーシスト、ジャコ・パストリアスについて
お話します。


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 16:24 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2012年11月27日

掴め!カラオケスターへの道!!

こんにちは! 亀田誠治です。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライヴで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリーは、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第132回目のテーマは…

掴め!カラオケスターへの道!!

ということで、今日はスペシャルなゲストをお迎えしました!

KAMEDA RYONRYON

============================

●ご紹介しましょう。
 ボイストレーナーのりょんりょん先生こと、佐藤涼子さんです!

  佐藤涼子さん:
  どうもー!ボイストレーナーのりょんりょんです。

●本当に色々とお世話になっているんですが…

  佐藤涼子さん:
  10年くらい前からお互い名前を聞き合っている感じでしょうか…

●僕がプロデュースしているアーティストの、そのほとんどと言っても過言では
 ない!りょんりょん先生のボイストレーニングを受けているんです!
 ちなみに、りょんりょん先生は数々のボーカリストを手がけていて、
 例えばSUPERFLYの越智志帆ちゃん、木村カエラちゃん、
 UVERworldのTAKUYA∞くん、シドのマオくん、
 TRICERATOPSの和田くん、FLOWのKEIGOとKOHSHIとかも
 お世話になっていて…これね、すごい数です!
 りょんりょん先生仕込みのアーティストって、スタジオで歌を歌う時の心構え
 というかアーティストとしての自覚が全然違うんです。
 歌に対する責任感みたいなものをしっかり仕上げて、
 ボーカル入れに臨んでいくので…

  佐藤涼子さん:
  曲に尽くす、というか、人にもてなすこととか、
  そういうお話をよくレッスンでもしてるんですね。
  声によって幸せにする職業ですから!
  声っていうのは声までの順番ってのがありまして、
  心、身体、顔、最後に声なので…
  楽しくお酒飲んでたりしたら声って大きくなりませんか?

●なりますっ!!!

  佐藤涼子さん:
  そういうことと一緒なんですけど、心が最初にあって声なので
  声帯だけの問題じゃないことがとってもあるので、
  心のあり方とかその時楽しいかどうかってのが肝になるわけですけども、
  わざと運動して気持ちを楽しくさせて、
  体温上げてから歌ってもらったりとか
  その場の雰囲気を良くして、
  スタッフのみなさんと和気あいあいになってから歌ってもらうとか…
  そういうことがすごく声に影響するので、メンタルな話が多いです、私。

●りょんりょん先生の生徒さんって、確かにスタジオに来て歌入れする前に
 入念にストレッチしてますね!
 そしてその後の、歌う前の楽しい雰囲気っていうのは、なんと!
 僕、亀田誠治が作ってくれるんですね(笑)
 なので相乗効果でよくなってるのかも…!?

  佐藤涼子さん:
  そうだと思います!みなさんがリラックスしていると思います!!!

●(笑)
 癒しのプロデューサーですからね(笑)
 そんな、りょんりょん先生に、今日は、
 誰でも歌が上手くなる方法を教えていただきたいと思うのですが…
 とっておきのアドバイスに関しては、1曲お送りした後!
 りょんりょん先生の教え子さんの曲を…

M. Butterfly / 木村カエラ

HOCUS POCUS - 木村カエラ

●それでは早速、こんな素敵なアーティストのトレーニングを行っている
 りょんりょん先生をつかまえて、大変恐縮なんですけど…
 FM KAMEDAチームからいくつか質問がありますので、
 それに答えてもらえますか!?

  佐藤涼子さん:
  もちろんですー!!!

●歌が上手く聞こえるには何が大切でしょうか?

  佐藤涼子さん:
  本当はTwitterでも亀田さんがおっしゃってるんですけど、
  ピッチがいい、リズムがいい、は、最低限のマナーである…
  これは本当にその通りで、
  一行でこんなにビシっと決めてくださっていたので
  それ以来使わせていただいています(笑)

●音程とリズムはいいにこしたことないですよね。

  佐藤涼子さん:
  ピッチとリズムがずれると誰でも分かりますよね。
  そこはちゃんとしていないと歌手としてはだめだよって
  いつも言っています。
  伸びがよくてヌケがいい声を作っていくのがボイトレなもんですから、
  それを聞いちゃいますね。

●それ、みんな目指してますよね…。
 どうしたら伸びがよくてヌケがいい声になりますか?

  佐藤涼子さん:
  首と肩がだいたいつまっちゃって、あごが上がっちゃってるとか。
  息がつまって「あ“ーーー」ってなってしまうことがほとんどなんですね。
  そして、あんまり息をハーハーさせると肩がすごく上がって、
  のどがつまりやすくなります。
  なので、ジェスチャーをしながら歌うと首と肩が固まらないんです。

●ほんとだ!

  佐藤涼子さん:
  わざとミュージカルくらいオーバーにやったほうがいいです。
  そのくらいオーバーにやってやっと人に分かる表現力が生まれるんです。
  で、余裕の笑顔を作ってください!

●高音・低音って練習すれば出るようになりますか?

  佐藤涼子さん:
  なるんです!
  のどの奥を上げたり、舌根を下げられるかによって変わるんです。
  同じ音でも舌根を下げるとすごく変わります。

(ここで、りょんりょん先生のデモンストレーション!本当だ、全然違います!)

  マイクを上からガブッっと食うように口を開けてから、
  スパッと上下に開けて歌って、
  フレーズの語尾をハラで切る!
  語尾を丁寧に歌いましょってことなんですけどね。

●うまく聞こえる「歌(曲)の選び方」ってありますか?

  佐藤涼子さん:
  その人それぞれなので一概には言えないんですが、
  歌って性格が丸ごと出てしまうんですね。
  おっとりさんはバラード、
  せっかちさんや情熱的な方はパワフルなアップテンポの曲が合うと
  思います!

============================

いかがでしたか?
みなさん、これを肝に銘じて、
今年の忘年会、カラオケで注目の人になってください!
りょんりょん先生、今日はありがとうございました!

りょんりょん先生こと佐藤涼子先生ですが、
初めて作ったボイストレーニング本、
『驚くほど声がよくなる! 歌が上手くなる!
カリスマトレーナーりょんりょんのボイストレーニング』が
東京書店から発売中です。
歌に磨きをかけたい方は、この本を読んでさらに上手くなってください!

RYONRYON BOOK

佐藤涼子さん「ボイストレーナーりょんりょんのブログ」


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
明日は… 007の楽曲に秘められたヒミツをひも解きます!


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 18:14 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2012年11月26日

ラリー・グラハムさん直撃インタビュー

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
今日は、J-WAVEのスタジオを飛び出して、
ビルボードライブ東京に来ています。
なんと!これからベース・プレイヤー、ラリー・グラハムさんにお会いして
インタビューしてこようと思います!

−はい、というわけで、第131回目の「FM KAMEDA」は…
先週土曜日に会ってきました!
ラリー・グラハムさんへのインタビューの模様をお届けします。

インタビューの後にはライブも観てきたのですが、素晴らしかったですよー!
お客さんは食事そっちのけで、最初から最後までオールスタンディングでした!
本当に包容力のあるファンクを見せてくれました。

それでは、さっそく取材の模様、お聞きください!

============================

●今回の来日、楽しんでいますか?

  ラリー・グラハムさん:
  日本はとにかく大好き。来日するようになって28年なんだ。
  今回はアルバムもリリースしたということで、より一層特別な来日となったよ。

今回はニュー・アルバムを引っさげての来日。
日本のファンのことも大好きと言ってくれていますよ!

●現在はミネアポリスにお住まいだそうですが、住み心地は?
 ご近所には、あのプリンスが住んでいるとか?
 (今回のアルバムにも参加していますね)

  ラリー・グラハムさん:
  うん。ミネアポリスの都心から30分ぐらい西に行ったところだよ。
  郊外だから静かだし、住んでる人たちがみんな親切なんだ。
  冬はちょっと寒いけど、それ以外は気候が良くて過ごし易いね。
  プリンスとは14年ぐらい近所にいるんだ。
  新作では3曲に参加してくれているよ。

お隣さんがプリンス!どんだけファンキーなんでしょう!
僕も行ってみたい!

●ファンクミュージックは、形を変えて今のR&Bにも影響を与えています。
 若い世代のソウル、R&B、ヒップホップにも触れていますか?

  ラリー・グラハムさん:
  今のアーティストたちっていうのは、みんなサンプリングをしているんだけど、
  その音源となっているのが、グラハム・セントラル・ステーションだったり、
  ジェームス・ブラウンだったり…
  そこにラップなんかを乗っけているわけなんだけど。
  音楽の基礎になっているのは、自分たちが昔やっていたようなファンクなもの
  なんだ。
  だから、そういうことによって、若い世代の人たちに
  僕らがやっていたことを紹介するっていう役割を果たしているんだ。
  若いアーティストたちの音楽を聴いて「オリジナルは何なんだ?」ってことで、
  僕らの音楽を見出すってことになるからね。

はい。若い人たちの音楽に対しても寛容ですね。
自分の音楽がサンプリングされたぐらいでジタバタしないんです!
やっぱり大物は違う!
若いアーティストのことも応援しているんですね。

●ベース・プレイヤーにとって大切なコトって何でしょうか?

  ラリー・グラハムさん:
  心で感じたことをプレイするのが大事。
  他の人の心にもちゃんと伝わるからね。
  頭で考えたことをやっても、テクニック重視になって、
  演奏が機械的になってしまうんだよ。

心で感じたことをプレイする…。
僕が好きで持っている、ラリーのベース教則ビデオの中でも同じことを言っていました。

そんなラリーのファンクネスとソウルがみっちり詰まった曲を聴いてみましょう!

M. Family Affair / Sly & The Family Stone

There's a Riot Goin on - Sly and the Family Stone

今聴いてもカッコイイ〜ですね!

●少しフィールドは違うかもしれませんが
 あなたと同時代を生きた素晴らしいベーシストの中に、ジャコ・パストリアスがいます。
 彼のプレイをどんな風に感じますか?

  ラリー・グラハムさん:
  彼は非常に素晴らしいプレイヤーだと思うよ。
  2フィンガー・スタイルも達者で、頭のいいミュージシャンなんだ。
  会う機会は残念ながらなかったけど、是非会ってみたかったね。

============================

ということで、ラリー・グラハムさん、最高ですね。
優しい人柄がにじみ出ていて…。
最後に、一緒に写真を撮りました!
とっても温かい手でしたよ!
たくさんのパワーをもらっちゃいました!

KAMEDA LARRY

こんな風に、これからも会いたいアーティストがいたら
どんどん出かけて行って話を聞いてこようと思います!

それでは、最後にラリー・グラハムさんの美声で
番組をシメてもらいましょう。
お相手は、亀田誠治でした!

−Hi, this is Larry Graham.
 You're listening to "BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA" on J-WAVE.
 Yeah!!


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 21:49 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2012年11月22日

夫婦二人三脚 〜愛のハーモニー

こんにちは! 亀田誠治です。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライヴで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリーは、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第130回目のテーマは…

夫婦二人三脚 〜愛のハーモニー

今日11月22日はいい夫婦の日。
「11いい22ふうふ」の「語呂合わせ」からですね。これはお馴染みですね。

ということで、
今日は夫婦二人三脚で音楽を奏でる音楽家のみなさんを
ピックアップしたいと思います。
まずは…

■桑田佳祐、原由子夫妻

サザンオールスターズでは、バンドのメンバーとして、
そして原さんのソロでも桑田さんがコーラスしたり、詞を提供していたり。
とにかく、どこまでも一緒な二人。
とても個性的な二人の声が、これまた絶妙なハーモニーを生むんです。
よっ!奇跡のおしどり夫婦!

■山下達郎、竹内まりや夫妻

アレンジャーとアーティストとして出会い、1982年に結婚。
今年30周年ですね!おめでとうございます。
まりやさんのプロデュースも手がけ、
その全ての曲で達郎さんのコーラスも聞ける!
あまりにも、まりやサウンドにとけ込んでいて、
まりやさんの曲なのか、達郎さんの曲なのか
わからなくなるくらいの、二人三脚っぷりです!

■松任谷正隆、松任谷由実夫妻

こちらも、アレンジャーとミュージシャンとして出会い、1976年に結婚。
ユーミンのアルバムからライブまで
ユーミン作品はすべて旦那様の松任谷さんが、つきっきりでプロデュース。
ユーミンの都会的で洗練されたサウンドに
松任谷さんのアレンジはかかせません!


さて、
海外にもおしどり夫婦がいらっしゃいますね。

■BEYONCE&JAY-Z夫妻

お!超セレブ感アリ(笑)!
「CRAZY IN LOVE」は
長年恋人と噂されていたJAY-Zとのコラボで
全米チャート8週連続ナンバーワンを記録!
この年、世界的にヒットしましたね。
二人は2008年に結婚。
今年の初めには女の子を授かり、
公私ともに順調なお二人♡
結婚する前も、結婚してからも
いろんなコラボ作品をリリースしてはヒットさせています。

■JOHN LENNON&オノ・ヨーコ夫妻

世界的に有名な夫婦NO.1とも言える
JOHN LENNON&オノ・ヨーコご夫妻。
ImagineのMVで
白いピアノを一緒に弾く姿が眩しかったですね。
お互いに影響を与えて、そして受けて、
二人でいろんなものを創り上げていく。
ジョンが亡くなってから32年!
今は遠くにいて会えないけれど、
愛は永遠であることを教えてくれる二人ですね。


さて、こうやって見渡してみると、
夫婦で音楽を奏でるアーティストの多いこと、多いこと!
今日は、夫婦で音楽を奏でるメリット、デメリットに迫ります!


夫婦は家族の最小単位です。
そこには<愛>でむすばれた絆があります。
少なくとも、お互いをアーティストとしてリスペクトしているでしょう。
お互いのことを、素敵に見せたい、輝かせたいと思うでしょう。
夫婦で音楽を奏でると、こうやって、
様々な<愛>の形を
お互いの人生と照らし合わせて「×2」にすることができます。
つまり、2倍のパワーを持ったラブソングが生まれるということなんですね。


たとえば、奥様の書いた歌詞に、
自分たち夫婦二人では行っていない
場所が出てきたとします。
ここで、旦那は何を思うか!?
それがたとえフィクションだとしても
おだやかではない!?
これちょっとデメリット!?
いえいえ、そんなこと全く問題ないんです。
もし、旦那が、<切ない>気持ちになったとしたら、
プロデューサーである旦那は、
だからこそ、万人に、<切ない>このラブソングを伝えようと
客観的な目線で行動するでしょう。
ここに強靭なPOP性が加わります。
そして、二人の奏でる音楽は
より強いラブソングになっていくのです。


四六時中顔を突き合わせ、何十年も時間を共にする。
人と一緒に音楽を作っていく。
ひょっとしてONとOFFがなくなるのでは?
なんて心配になるかもしれません。
ところが、案外みなさんONとOFFうまく使い分けていらっしゃるし、
それ以上に、
「人生のパートナーと、一緒に音楽を作っていくんだ」という自覚と、
誇りを持つようになります。
これがモチベーションとして重要なんですね。
その結果、夫婦の奏でる音楽を一緒に作っていく
スタッフやチームも大切にするでしょう。
こうして、いい夫婦からいい波動がどんどん広がっていくのですね。


そして、なにより、夫婦仲よく行動していると
それが信頼のブランドになるんです。
安定、健全といった社会性のシンボルとして
一般の人は、いい夫婦を見ると安心するんです。
ほら、必ず、大統領も公式行事では、婦人と行動を共にするでしょ。
お互いがお互いのイメージをアップさせるのに、
夫婦はもっともシンプルでわかりやすいアイコンなんですね。


さあ、今日聞いていただくのは
いい夫婦がなんと二組も存在した
奇跡のグループが生んだ
大ヒット曲です。

M. Dancing Queen / ABBA

Arrival - ABBA

この曲がヒットしていた当時、
アグネッタとビョルン、ベニーとフリーダはともに夫婦。
この夫婦であるという、幸せ感、健全感が、
70年代末の時代の空気とマッチ!
アーティスト・イメージのアップに貢献していました。
後に、この二組のカップルが離婚したと聞いたときは
ちょっと残念だったなぁ。
あ、縁起でもない!?(笑)

さあ、いい夫婦の日に、こうやっていい波動の音楽を聴いて
その波動に包まれるのも素敵ですね!


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
「日本の曲が海外の曲に比べて長いのはナゼですか?」
「アルバムの曲順って誰が決めているんですか?」 など
「音楽に関するギモン」は、この番組「BEHIND THE MELODY」の
サイトからお願いします。
皆さんのギモン、今後もお答えしていく予定です!


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
来週もお楽しみに!

STAFF| 20:31 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2012年11月21日

Happy Birthday BJORK !!

こんにちは! 亀田誠治です。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライヴで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリーは、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第129回目のテーマは…

Happy Birthday BJORK !!

アイスランドが生んだ歌姫、ビョーク。
今日11月21日がバースデーです。(ちなみに1965年生まれ)

「個性のかたまり」「アーティスティック」「もはや音楽ではなくアート」…
ビョークの印象って、本当にパンチがあります!
その姿に憧れを抱くアーティストも少なくありません。
まさにミュージシャンズ・ミュージシャン。
いやミュージシャンズ・アーティスト!

今日はそんなビョークの魅力について
ビョーク大好きな僕が、
改めて迫ってみたいと思います。


ビョークはいつの時代も、新進気鋭のアーティストを見つけ出し、
彼らと音楽を奏で、映像を作り、
音楽をアートとして表現し続けます!

●まずは <サウンド>

ビョークはソロ・アーティストですから、
作品ごとに一緒に音楽を作る
プロデューサーやミュージシャンといったサウンドクリエイターを選びます。
この人選がすごい!どこから見つけてきたんだろ!?
って人とコンビを組む。
例えば…トリッキー、ハウイーB、ティンバランド、LFO、電子音楽デュオのマトモス、
日本人のヒューマンビートボクサーDOKAKA、アコーディオンのCOBAさんなどなど…


彼らは最新のテクノロジーを駆使し
ビョークの作品にガチで挑みます。
その結果、彼らとビョークは、すざまじい化学反応を起こします。
毎度リスナーは、そこで生まれた、刺激的なサウンドにシビれるんです。
最近では、ブルックリンのバンド、Dirty Projectorsと作ったアルバムが
かっこいいですね!

●続いては… <凄まじいミュージックビデオのクオリティ!>

誰も見たことのないような映像、
それ自体がアートとなっているようなミュージックビデオを
ビョークは数多く作ってきました。
ここでも、サウンド同様、
新進気鋭の映像作家、その時代で一番尖っている映像作家を起用する。
自分を素材として提供し、ビョーク自身がアートになってきました。
この捨て身感に、みんなは共感するんですね。

たとえばクリス・カニンガム、ミシェル・ゴンドリーといった
アーティスト達と作り上げたミュージックビデオは、
本当の意味での「作品」。
ビョークのMVが、全世界の映像のクオリティを上げたんですね。

このように、ビョークは、新進気鋭のクリエイターとタッグを組み
その時々の最新のデジタルメディアを駆使して
声や肉体で表現するアナログな、
自分自身の限界に常に挑んでいるんです。
どんなに強力な相手と組もうが、
まずはビョーク本人の肉体ありき、魂ありき、というところが
彼女の作品をリアルなアートとして高めているんですね!


・・・と、ここまで聞くと、ビョーク通には「当たり前!」
(業界には多いですからね(笑))
知らない人には「やっぱり、近寄りがたい…」 なんて思うかもしれませんが、
僕は、彼女の魅力は、
シンプルに唯一無二の<声>にあると思うんです!

彼女の声は、吐息の成分の多い声です。
あたかも耳もとでささやかれているようなボーカル。
極寒の地アイスランドから絞り出される、人間の声。
聞く人はそこに
凄まじい熱量を感じるんですね。
だから、リスナーのみなさんは彼女の作品に引き込まれていく。
どんなに斬新なサウンドにも、どんなに斬新な映像にも
負けない<声>。
これがビョークの最大の魅力ですね!

さあ、今日聴いていただくのは
ビョークがデビュー前に発表した
ビョークのお父さんも在籍したアイスランドのジャズバンドを従えての
スイングアルバムから、
とてもチャーミングな曲です!

M. Gling-Gló / Bjork

Gling-Glo - Bjork

最新テクノロジーを使わなくても
声と歌力だけでもずばぬけた才能の持ち主だということが
わかりますね。
まずは、肉体ありきのアート!これがビョークの魅力です!


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
今日のように“今さら聞けないあのアーティストについて教えてください”
みたいなことでもいいですよ!
この番組のサイトからど〜ぞ。


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
明日は「いい夫婦の日」! そこで音楽界の「いい夫婦」に注目します。

STAFF| 15:24 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2012年11月20日

ユーミンのいる風景

こんにちは! 亀田誠治です。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライヴで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリーは、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第128回目のテーマは…

ユーミンのいる風景

右に見えるのが府中競馬場、左に見えるのがビール工場
この道は まるで滑走路 夜空に続く… 
( くぅぅ!ロマンチック!!! )

ご存知、荒井由実時代の名曲、「中央フリーウェイ」。
そう、昨日に引き続き、今日もユーミン特集、いっちゃいます!

昨日は僕が胸をキュンキュンと掴まれた曲を
愛情を持ってセレクトさせていただきました。
そして今日は… ユーミンの歌で描かれている風景、
「ユーミンのいる風景」はいったいどこなのかを
探していきたいと思います。

例えば…

■海を見ていた午後

この曲「海を見ていた午後」に関しては
ご存知の方も多いでしょう。
横浜、山手にあるレストラン「ドルフィン」が舞台となっていて
多くのファンたちが訪れています。

ソーダ水の中を 貨物船がとおる
小さなアワも 恋のように消えてった 

(素敵すぎます…)

ご多分に漏れず、学生時代、僕は、
何度もこの山手のドルフィンいきましたよ!
ソーダ水も頼みました!
でも、なかなか貨物船が通ってくれなかったです!
ボールペンでは紙ナプキンにインクはにじみませんでした!
なんだかユーミンの歌詞の前では
僕はこどもみたくなってしまいます!

■タワーサイド・メモリー

こちらは関西、神戸の夜景を思い起こさせる
「タワーサイド・メモリー」。
このタワーサイドは神戸のポートタワーを歌っているんでしょうね。
海・都会・イルミネーション・恋… 
ユーミンの世界をキラキラさせる要素が大集合しています。
どんな街でもユーミンの手にかかると
素敵な街に早変わり!
Kobe girlというコーラスのリフレインがいいですよね。

■悲しいほどお天気

大学は多摩美術大学に通っていたというユーミン。
この曲「悲しいほどお天気」は、
その頃のことを歌ったと言われています。
上水ぞいの小道でユーミンは何を思ったのか…
思わず想像力が膨らんでしまう曲ですね。
ちなみに僕はこのエリアも
探検したことがあります!
若干ストーカー気味?(笑)

■瞳を閉じて

僕が、はじめてユーミンに出会った曲です。
小学校5年生くらいのときかな、、、
実は、この曲、長崎県五島列島にある、
奈留島(なるしま)の高校からの依頼により作られたそうです。

僕は、小学校の窓から見える風景に
この曲で歌われている光景を重ね合わせていました。
ぜんぜん海なんて見えないんですけど、、、(笑)
どこか別世界に連れて行ってくれる感じがしたんですよ。


ところで、ユーミンの曲は
特定の場所の風景を歌っているのに、
誰もがユーミンの曲から共感を得られるのは、
いったいなぜなのでしょうか?

お答えしましょう!


それは、ユーミンが歌っている風景が、
聞く人にとって、かつて自分が見たこと、
経験したことがある風景のように
目に浮かぶからなんです。

例えば

「瞳を閉じて」の
「風がやんだら 沖まで舟を出そう」

という風景は、
実際歌われている、長崎の五島列島の風景でなくてもいいんです。
自分の生まれ育った田舎の港町でもいいし
葉山や逗子のマリーナを思い浮かべてもいいし、
海外の白い砂浜のリゾートでもいいんです。

イメージと現物がちょっとくらい違ってもいい。
そんな器の大きな、「共感イメージ」の集合体を見せてくれるので
聞く人が、自分の人生経験に照らしあわせて
自分だけの、オリジナルシーンを思い浮かべることができる、
これがユーミンのいる風景なんですね。

このような音楽は簡単にはつくれませんよ!
経験と想像力と、人を愛する気持ちをフル稼働させないと
こんなにも多くの人に共感される表現はできないでしょう!


さあ、今日聞いていただくのは
場所も特定できないのに、
誰もが日常の中で
自分だけのオリジナルシーンを
瞬時にして思い浮かべる事ができる、美しい曲です。

M. A HAPPY NEW YEAR / 松任谷由実

昨晩お会いしましょう - 松任谷由実

どうですか、みなさんはどんな風景を思い浮かべました?
学生の頃、この曲に初めて出会った時、
僕はこの風景が、今自分が見ている景色と同じことに気がつきます。
そう、この歌に刻まれているのは
「人を愛するという気持ちの中で目に入ってくる風景」なんですね。
これこそが、ユーミンのいる風景だと思います。


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
「音楽に関するギモン」は、この番組のサイトからお願いします。


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
明日も音楽の新しい聞き方、紹介します。

STAFF| 14:53 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2012年11月19日

日本の恋と、ユーミンと。

こんにちは! 亀田誠治です。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライヴで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリーは、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第127回目のテーマは…

日本の恋と、ユーミンと。

ユーミン、松任谷由実さん。
「FM KAMEDA」でも何度も何度もお話ししていますが、
僕はユーミンこと松任谷由実さんの世界が大好きです。

そして、なんと明日火曜には
40周年を記念したベスト盤「日本の恋と、ユーミンと。」がリリースになります。
「日本の恋と、ユーミンと。」
そう! ユーミンの歌、ユーミンの曲というのは、
一体どれぐらい、「日本の恋」に寄り添ってきたんでしょうか?
共感を生んできたんでしょうか?
星の数ほどの恋が生まれて来た事が予想されますが(笑)

たとえば、「Destiny」。

「それからどこへ行くにも 着かざってたのに
どうしてなの 今日にかぎって 安いサンダルはいてた
今日わかった 空しいこと むすばれぬ 悲しいDestiny」

あぁ残念・・・ という乙女心が表現されたこの歌詞、
あるある! わかるぅ! という共感、多くの女性がするんですね。
こんな風にユーミンの歌ってきた曲たちは、時代を超えて、
あらゆる世代の女性たちのハートをキャッチしてきたんです。

なぜ、キャッチするのか!?
お答えしましょう!


とにかくユーミンの歌は
情景がリアルで精密なんです。
そこで描かれている世界は、
自分の身近で絶対ありそうなことばかり!
しかも、その情景が、ちょっと都会的で、
ちょっと洗練されていて、おしゃれで、
聞いている人は、自分が今より、
ちょっとアッパークラスにいったステージを味わえるんです。
これがユーミンの曲に散りばめられた魔法です。

さて、今回のアルバムは、女性スタッフの意見で選曲されたそう!
そこで、ちょっと待った〜!!
女性だけじゃぁありません!
主人公は女性でも、ユーミンの曲には
僕ら男性もドキっとさせられたり、キュンとさせられているんです!

そこで今日は…
僕、亀田誠治が、歴代のユーミンソングの中から
特にキュンキュン! とさせられた曲、
いくつか選んでみたいと思います。 まずは…

■卒業写真

男女を越えて共感できる普遍的な気持ち。
シンプルで美しいメロディー。
いつ聞いても、誰もが学生時代に戻れる
そんなユーミンの魔法です。

この曲の登場によって、
シンガーソングライターという存在が認められ、
そして、その後のJ-POPのクオリティーが
上がったといっても過言ではないですね。

■シンデレラエキスプレス

バブルで日本中がキラキラしていた時代に、
たくさんの「恋愛の風景」を切り取ったユーミン。
この歌に歌われているような、
カップルが街中にあふれていました。

■守ってあげたい

都会的なユーミンも素敵ですが
こんな優しい歌の中に真実がありますね。
素直であたたかい「恋」、
相手を思う気持ちがたまらなく、キュンキュンしますよね。
今でこそ、背中を押す音楽ってたくさんあるけど、
この「守ってあげたい」は、まさに先駆者ではないかな。
しかも、キュンキュン!
これがユーミンの魔法です。

■リフレインが叫んでいる

胸をしめつけソング
(僕が勝手に呼んでいるんのですが(笑))
の決定版がこの曲。
「どうして どうして 僕たちは 出会ってしまったんだろう」
この一行に秒殺ですね。
実る恋、失う恋、
そして、その間にどうすることもできない恋に
フォーカスするユーミンの言葉は、日本中の心をとらえました。


さぁ、続いての「オトコ心にも響くユーミンの曲」、
ねえ!男の僕にも選ばせてよ!。。。というわけで、、
こちらはフルで聞いていただきましょう。

「恋人はサンタクロース」です。
この歌は、女子が、
自分の彼氏をサンタクロースに見立てて歌った
ラブソングなんですが。。。
あら、不思議!この「背の高いサンタクロース」が
まるで、自分自身のことのように思えてくるんですね。
よし!彼女のもとへ飛んでいこう!
みたいな。
っていうかこれこそが、
僕の思う「ユーミンに魔法をかけられる」ということなんですよ!
男子の恋心も、キュンキュンさせてしまう
ユーミンソング。
さあ聞きましょう!

M. 恋人はサンタクロース / 松任谷由実

松任谷由実 - SURF&SNOW

ユーミンは今回のベスト盤に関してコメントを寄せています。
そこには「日本の恋と、ユーミンと。」というタイトルに込められた思い、
ご自身の楽曲に思う気持ちが綴られています。
僕はこれを呼んで、キュンキュンしました!
みなさんも、ぜひ、読んでみて!!!


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
「音楽に関するギモン」は、この番組のサイトからお願いします。


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
明日も… 引き続きユーミンにスポットライトをあてましょう!


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 15:09 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2012年11月15日

祝!ザ・ローリングストーンズ 結成50周年! 長続きの秘訣 後編

こんにちは! 亀田誠治です。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライヴで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリーは、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第126回目のテーマは…

祝!ザ・ローリングストーンズ 結成50周年! 長続きの秘訣 後編

生きる伝説、ザ・ローリングストーンズ。
1962年結成、
今年でなんと50周年を迎えるストーンズは
なぜ50年間も転がり続けることができたのでしょうか?
FM KAMEDAでは、
メンバーの素顔を通してその秘訣に迫りたいと思います。

昨日の前編では
「ミック・ジャガー」と「キース・リチャーズ」、
二人の、ケンカ人生を通してこの秘訣を考えてみましたが
今回は「ストーンズを去ったメンバー達」に注目して、
ストーンズ結成50年間をひも解きます!

ザ・ローリングストーンズの現メンバーは…
ミック・ジャガー(v)、キース・リチャーズ(g)、ロン・ウッド(g)、チャーリー・ワッツ(ds)。
フロントマンのミックとキース。
それを支えるロンとチャーリーから成り立っていますが、
ストーンズが現在に至る50年間に
ストーンズには多くのメンバーが加入し
そして、去っていきました。
このストーンズから去っていったメンバー達の影響が
ストーンズを転がり続ける石にしているんです。
どんな人がいたのかちょっと検証してみましょう!

●ビル・ワイマン(ベーシスト)
結成時のメンバーです。
素晴らしいロックンロール・ベーシストですよ。
あの、ボブ・ディランに
「彼なくしては、ただのファンク・バンドだ。
ビルが戻ったら、本物のザ・ローリングストーンズになるよ」
と言わしめる程、
ストーンズサウンドを支えて来た一人。
「Honky Tonk Women」でのプレイは印象的ですね!
しかし、名手ビル・ワイマンは、
1991年にストーンズの活動に飽き飽き!して、脱退しました。
それ以降は、ストーンズのベースは
サポートメンバーでしか動いていません。

●イアン・スチュワート(ピアニスト)
結成時のメンバーでしたが、
なんとデビュー前にメンバーから外され(ガーン!)、
ストーンズのローディーに!
(ローディーって楽器を運んだり、調整したりする大事な仕事!)
しかし、サポートピアニストとして、
その後もレコーディングやライヴで演奏。
メンバーからの信頼も厚く「6人目のストーンズ」とも呼ばれたんですよ。
1989年のロックの殿堂入りの時、
ミックは、ストーンズ成功の功労者として彼の名を挙げ、
「スチュワートのおかげでストーンズはブルースの道を踏み外さずにすんだ」
と言っていました。
残念ながら1985年に亡くなっています。

●ブライアン・ジョーンズ(ギタリスト)
結成時のメンバー。
音楽性が高く、アイディアマンで
初期ストーンズは、彼が音楽面のリーダーとして引っ張っていたんですよ。
ギターからピアノまであらゆる楽器を弾く事が出来るマルチプレイヤーです。
ところが、ミックとキースが曲を作るようになってから、
だんだんバンドの隅に追いやられることに。辛いですね…。
終いにはキースに恋人を奪われる…!涙無しには語れません…。
1969年に脱退。
27歳の若さでこの世を去ってしまいます。

●ミック・テイラー(ギタリスト)
ブライアン・ジョーンズの後任として1969年に加入。
キースのリズムギターにからみつくテイラーのリードギターは
70年代のストーンズを象徴するサウンドを作りました。
脱退の理由は、「5年間の活動の中で唯一クレジットさせてもらった曲は1曲だけ!」
と、チーム内での自分の立場に嫌気がさして、
1974年に脱退しました。

それにしても、
みなさん、結構トホホな理由でバンドを脱退しているんですね。
自分の居場所がなくなって、
自分探しの旅に出かけていくという感じです。
見方をかえると、それだけ、
ストーンズは残った現在のメンバーが強い絆で
結ばれていたという証拠ですね。

とはいえ、50周年の裏側にはストーンズを去ったメンバー達の
素晴らしいプレイとアイディアがあったことが判明しました!
彼らのおかげでストーンズは、サウンドに幅をもたせることができたし
ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、
ロン・ウッド、チャーリー・ワッツという、
無骨で不器用、
でも、オンリーワンなメンバーがロックンロールに集中し、
転がり続けることができたのです!

さあ、今日聴いてもらうのは
ブライアン・ジョーンズのシタールが
印象的でクールなロックンロール!

M. Paint It, Black / The Rolling Stones

Aftermath (US Version) - The Rolling Stones

ザ・ローリングストーンズは今月と来月、
50周年記念ライヴをロンドンとニューヨークで開催。
なんと!このライヴに、
元メンバーであるビル・ワイマンとミック・テイラーがゲストとして出演するという噂も!
今後のストーンズからも目が離せませんね。


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
「音楽に関するギモン」は、この番組のサイトからお願いします。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
2回に渡り、ザ・ローリングストーンズ 結成50周年の秘訣について迫ってみました。


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 15:30 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2012年11月14日

祝!ザ・ローリングストーンズ 結成50周年! 長続きの秘訣 前編

こんにちは! 亀田誠治です。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリーは、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第125回目のテーマは…

祝!ザ・ローリングストーンズ 結成50周年! 長続きの秘訣 前編

くう〜!オンリーワンですね〜。
生きる伝説!ザ・ローリングストーンズ。
現メンバーはミック・ジャガー、キース・リチャーズ、
ロン・ウッド、チャーリー・ワッツ。
この4人。
1962年結成、今年でなんと50周年!
同じく62年にデビューしたビートルズとは
お互い交流も深く、よく比較されますが
ビートルズの活動期間はわずか7,8年…!
それに比べて、ストーンズは50年!
なぜストーンズは50年間も
続けることができたのでしょうか?

1日目の今日はストーンズの顔である二人のフロントマン
「ミック・ジャガー」と「キース・リチャーズ」、
二人の仲に注目してストーンズ結成50年間をひも解きます!

ミックとキースこの二人は
「ケンカが絶えない!」「仲が悪い」
といつも言われています。
つまり犬猿の仲!
でも、ほんとうのところは、いったいどうなの?

●実はこの二人、生い立ちも性格も正反対!
そんな二人を結びつけたものがあるんです!

ミック・ジャガーは中流階級の生まれ。大学では経済学部に進み、
国税局!への就職も考えていた程の「優等生」タイプ。
対照的にキースは労働階級の生まれで
学校を退学になるような所謂「不良」タイプ。

もともと、二人は幼なじみでしたが、小学校の時に引っ越して疎遠に…。
大学時代に二人は駅のプラットフォームで偶然再会し、
バンドを組むことになるのですが…
性格も育ちも違う二人を結びつけたものとは…

そう!「ブルース」なんですね。
駅のホームでミックが持っていた「マディー・ウォーターズ」のレコードに
キースが気づいて
「おい、ミック何聞いてんの?」
「マディー・ウォーターズさ!今、いちばん胸アツなんだ!」
「まじ!?おれもそうなんだ!」
〜〜〜〜〜なんつって(小芝居)
久しぶりに話しかけたことから意気投合。
バンドを組むきっかけになったんですね。
世界No.1のバンドのはじまりは、
「好きな音楽の趣味が一致した」というところがはじまる。
まるで「けいおん」的な、バンド結成。案外可愛いでしょ!(笑)

二人を結びつけた音楽が「ブルース」だったいうことがポイントです。
ブルースはシンプルなコードにシンプルなメロディをのせた黒人音楽。
決して時代とともにかわっていく流行歌ではないんです。
だから、これは、強い絆ですよ。
どんなに仲が悪くても、二人をつなげているブルースの持つパワーは不変。
だから、二人のケンカがどんなに悪化しても、
土俵際でうんこらしょ!と持ちこたえてしまうんですね。

●ミックとキースの仲によりストーンズは転がる速さが変わるんです!
特にひどかったのが80年代前半。
ミックはMTV時代の到来を意識して、
新しいスタイルを取り入れようとしたのですが、
これが、昔ながらのストーンズのスタイルを大事にしたいキースと大もめ!

その後
ミックがソロ活動に専念した時は、
キースが中心となって、何とかリリースにこぎつけたり、
今度は、「お前がやるなら!」とキースも負けじとソロ活動を始め、
こんな具合で80年代のストーンズは停滞。

二人のケンカは最近になっても相変わらず…。
2010年、キースの自伝『ライフ』の中で、
キースがミックを馬鹿にしたことから再び悪化!
あらあら、何やってんでしょうね!
もう70歳近いのに!!
最近になってキースが謝罪し、
今年ようやくストーンズが動き出すことに…。
なんだか、ここまでくると、この二人のケンカ、
ガキのケンカのようで可愛いですよね!

このガキのケンカにこそ、
ストーンズの純粋な魅力があるんです。
だって、ファンにしてみれば、ストーンズの存在自体が、
常に「転がる石」であってほしいと思っている。
優等生的で健全なストーンズなんて
求められていないんですね。
ミックとキースがぶつかりあって、
どこか危険な香りのする二人が
ステージでガキのケンカのようにスパークする。
そこに、ストーンズを永遠に
ロックンロール・バンドの姿としてみつけることが出来るのです。

ミックは唯一無二のボーカリスト
キースは唯一無二のギタリスト
二人のスパークがお互いを磨き合って
ストーンズを50年にもわたってNo.1バンドに仕立てていると思います!

さあ、今日聞いていただくのは
マーティン・スコセッシ監督の
ライブドキュメント「Shine a Light」から。
なんと、いきなりセットリストにないこの曲を
一曲目に演奏するというストーンズ。
50年も続けているからこんなこともやってのける。
カッコイイ!

M. Jumping Jack Flash(「Shine a Light」ver.) / The Rolling Stones

Shine a Light - The Rolling Stones

鳥肌モンですね。
波瀾万丈を繰り返しながら前進するバンド。
ミックとキースの二人の「距離感」が
近くなったり遠くなったりすることで
ザ・ローリングストーンズには慣性のモーメントが働いて
転がる速さが速くなったり、遅くなったり…
まさに、「ザ・ローリング・ストーンズ!」。
転がり続けるバンドなんですね。


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
「音楽に関するギモン」は、この番組のサイトからお願いします。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
今日は「ミック・ジャガーとキース・リチャーズ」の二人から
ザ・ローリングストーンズ 結成50周年の秘訣について迫ってみました。
明日は「後編」として
他のメンバーを通してこの秘訣を考えてみたいと思います。


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 13:30 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2012年11月13日

なんでも答えます、音楽のギモン!

こんにちは! 亀田誠治です。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリーは、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第124回目のテーマは…

なんでも答えます、音楽のギモン!

はい、今日は、普段皆さんからいただいている
「音楽のギモン」にお答えしていきましょう。

それでは、さっそく1通目から…

●ラジオネーム:daikon
バンドにおける、いわゆるコーラスパートについての質問です。
私は、バンドをしていますが、リードボーカルとハモリ(?)・ボーカルの相性に
難しさを感じています。

私が好きなバンドの相性は最高です。
(※daikonさんは、好きなアーティストにBonJoviをあげています。)
でも、ハモっている人のソロの歌声はあまり好きでなかったりします。
二人の声質は全然違うんです。

どんな組み合わせがベストマッチなのでしょうか?
あと、コーラス(歌詞がなく「アー」とか「ウー」って言うパートのことです)同士は、
声質を合わせた方が良いでしょうか?

コーラスパートについての質問ですね。
通常レコーディングでは、
(1) ボーカリスト本人が、多重録音でかさねる場合と
(2) ボーカリスト以外の、例えば、バンドメンバーや、
  コーラスのセッションミュージシャンが重ねる場合。
この2パターンあるんです。

(1)つ目のボーカリスト本人が、多重録音で重ねる場合は、
声質は本人だから同じ。
歌の節回しだったり、微妙なニュアンスもピタリそろいます。

言い換えれば、
ボーカリストが歌う、主旋律の節回しやニュアンスが
コーラスの力で力強く押し上げられ、
楽曲のメイクアップに大変効果的です。
多くの楽曲で、サビになると必ずと言っていいほど
コーラスが出てくるのはこのためです。
一番伝えたいサビのメロディと、歌詞を
コーラスで強調表示しているのですね。
これならば、daikonさんの好みのコーラスに聞こえますね。
最近のアーティストものは、ソロアーティストでも、バンドでも
このやり方が主流です。

(2)番目の場合は
バンドなどでは、メンバーがコーラスパートを担当することがあります。
Daikonさんのいう、Bon Joviはこの例ですね。
バンド内に、コーラスの得意なメンバーが居れば、
これがバンドの個性になっていきます。
そう。メインボーカリストとコーラスの、
二人のボーカリストがいるということになるわけです。
違う声質が出てくることによって、
楽曲の展開に変化を付けていくこともできます。
ただし、daikonさんのいうように
メンバーそれぞれの個性は出せるのですが
メインのボーカリストとは、違う声、違う人格なので、
若干異種格闘になる可能性は否めません。
ですから、最近はバンドものレコーディングでも
ボーカリストがコーラスを、一人で多重録音する場合が多いです。

とはいえ、コーラスをウリにしているバンド
ビートルズ、ビーチボーイズ、イーグルス、などなどたくさんありますね。
彼らは、メンバー全員がソロになれる力量があるので
コーラスワークがとても美しく決まっています。
ハーモニー=調和とはよくいったものです。
ソロで歌うときの声質が違っても、
コーラスになった時、
歌詞やメロディや、メンバーのフィーリングが
ぴったり合っていれば、素晴らしい「音楽」として
感じられるのではないかな!

M. Living on a Prayer / Bon Jovi

Slippery When Wet - Bon Jovi

「FM KAMEDA」、
今日はリスナーの皆さんからの「音楽のギモン」にお答えしています。
続いてどんどんいきましょう!

●オリーナ
歌唱力の「ピッチ」という意味を教えてください。
よく「ピッチが上手い」とか「ピッチがイマイチ」と言いますよね。
『MJはピッチが最高に上手い!』など。
音程とは、ちょっと違うということは、なんとなくわかるのですが、
ピッチについて検索しても、イマイチ理解できません。

はい。ピッチとは何か!?
素朴だけれどいい質問です。
これは、検索しても出てきませんよ!
サッカーのピッチとか出て来ちゃうんじゃない?

ピッチと音程は同じ意味で用いられます。

「ピッチがいい」とは「音程がいい」
「ピッチが悪い」とは「音程が悪い」ということです。

というわけで
オリーナさんのおっしゃる「ピッチが上手い」の
「上手い」は誤った用法で、
本来は「ピッチをとるのが上手い」「ピッチをキープするのが上手い」
ということですね。
ちなみに、絶対音感のことを英語で「パーフェクトピッチ」といいます。
絶対音程じゃないでしょ。絶対音感。

ここに、音程とピッチの、ニュアンスの違いがありますね。
音程は、広い意味で「楽譜上にならぶドレミ」のような、
音の高低、(高い低い)といった状態を表しますが、
ピッチには、
そのドレミを、声や楽器を鳴らした結果という、
感覚的、能動的なニュアンスが
含まれています。

ところで、ピッチが悪いよりは、ピッチがいい方が、
誰だって上手い!と感じるし、気持ちいいんですね。
ところが、ピッチが性格無比だからといって、
必ずしも「感動する歌」になるとは限りません。
音程以外にも、声質、グルーヴ、言葉にこめるニュアンス、
ボーカリストの生き方、哲学など
全てが歌に影響していて、
リスナーのみなさんは、それら全部の波動を感じているんですね。

だから僕はスタジオでいつもいいますよ。
「ピッチはいいほうがいい。でもピッチが全てではない」
これってなかなかの名言だと思わない!?


さて…この番組「BEHIND THE MELODY」では
ラジオの前のアナタから、
音楽に関するギモンを引き続きお待ちしています。
僕に聞きたいギモンは、
この番組「BEHIND THE MELODY」のホームページから送ってください。
必ずお答えします!

「FM KAMEDA」、明日は、ザ・ローリング・ストーンズの魅力に迫ります!


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 14:03 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2012年11月12日

ニール・ヤングはアメリカの御意見番!

こんにちは! 亀田誠治です。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリーは、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第123回目のテーマは…

ニール・ヤングはアメリカの御意見番!

今日、11月12日はニール・ヤングの67歳の誕生日!
おめでとうございます!
1960年代に、知る人ぞ知るバンド、
バッファロー・スプリングフィールドのメンバーとして活躍。
1969年にソロデビューし、今でもロック界の先頭を走り続け、
いつの時代もアメリカという国の体制に、
辛口に、もの申して来たニール・ヤング。
一体、どんな人物なのでしょうか?

「錆びゆくより燃え尽きるほうがいい。」
ニルヴァーナのカートコバーンの遺書に書いてあった有名な一文。
実はニール・ヤングの楽曲から引用されたフレーズだって知っていました?
多くのミュージシャンから絶大な支持を受け、崇められているニール・ヤング。
彼が後輩ミュージシャン達に与えた影響、
そして、アメリカという国にとって
ニール・ヤングとはどんな存在なのか…
そこに迫っていきたいと思います!

ニール・ヤングは、いつの時代も自分自身がそうであるように
反体制を貫き、もがく若いアーティストを応援してきました。
たとえば、パンクロックが出現した時、
「あんなもの音楽じゃない!雑音だ!」てな感じで
パンクは痛烈に批判されました。
ところが、そんなときもニール・ヤングはパンクを支持し、
元セックス・ピストルズのジョニーロットンに
「ヘイ・ヘイ、マイ・マイ」という曲を捧げました。

そして、80年代末にグランジロックが台頭して来た時もそうです。
ニール・ヤングはパールジャムと共演しましたね。
ちなみに、パールジャムは
「彼が面倒みてくれなかったら、5〜6年で終わってたかもしれない」と語っています。
グランジロッカーが、ニール・ヤングに惹かれるのは、
体制に対して、自分の意見をしっかりもの申すからですね。
そして、何よりも、作品を作り、ライブをやり、
音楽を鳴らし続け、その決意表明をしっかりと続けている。
こんなところが、ニール・ヤングを、信頼できるオヤジとして
若い世代がリスペクトするんですね。

ところで、ニール・ヤングはアメリカという国の動きに常に注目し、
疑問を提示し続けます!
ヴェトナム戦争が泥沼化したときには
代表曲『アフター・ザ・ゴールドラッシュ』を唄い、
2006年には「リヴィング・ウィズ・ウォー」を発表。
強烈なブッシュ批判を展開しました。

実はニール・ヤングはカナダ人です。
アメリカ人でないニール・ヤングには、
アメリカが抱える悲しさや闇が、
冷静に、客観的に目に映るのです。
ですから、ニール・ヤングはアメリカ国民にとっては、
スプリングスティーンやディランとはまた違う存在。
親でも兄弟でもない、口うるさい近所のおっちゃんみたいな存在、
つまり、身近で信頼できる御意見番なんですね。

さあ、今日聞いていただくのは
60年代後半、黒人公民権運動への弾圧に対して
彼がご意見した強力なメッセージ!
サウンド的にも
ちょっと黒人音楽の影響を受けている、かっこいい曲です。

M. Southernman / Neil Young

After the Gold Rush - Neil Young

ミュージシャンから愛され続けるニール・ヤング。
もし、みんなの好きなグランジ系のバンドが、
アコースティックギターをかき鳴らす曲をやっていたとしたら、
そこには、きっと、ニール・ヤングへの憧れがありますよ。
反体制を貫く姿勢へのリスペクトはもちろん、
音楽家として走り続け、音楽を鳴らすことを止めないその姿勢が
素晴らしいですね!
最近では、『音楽を劣化させている!』と「mp3音源」に怒りを露にし、
「Pono」という高音質サービスを立ち上げたりと
「御意見番」振りも健在です!


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
「音楽に関するギモン」は、この番組「BEHIND THE MELODY」のサイトからお願いします。

そしてこのコーナー
明日は、リスナーの皆さんから寄せられた「音楽のギモン」にお応えします。


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 14:03 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2012年11月08日

アーティストが知りたい“音楽のヒミツ”

こんにちは! 亀田誠治です。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリーは、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第122回目のテーマは…

アーティストが知りたい“音楽のヒミツ”

はい、この番組「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」では
ラジオの前のアナタからいただいた「音楽に関するギモン」を募集していますが、
今日は… アーティストからの「音楽のギモン」に答えてみたいと思います。

本日、ギモンを投げかけてくれるのは…

「亀田さん、そして、J-WAVEをお聞きのみなさんこんにちは、JUJUです」

はい、JUJUですね。
JUJUとは、ずいぶん色々な作品を作ってきましたよ。
僕はいつも彼女のことを「JUJUくん」と呼びます。
スタジオでのJUJUの感じは、ラジペディアの時のJUJUと全く同じです(笑)
お菓子を食べ、おしゃべりをし、楽しいとケラケラ笑います。
そんなJUJUくんからの「音楽のギモン」、さっそく聞いてみましょう。

JUJUさん:
「さて亀田さんに質問があるんですが…
 かなりの量のアレンジをやられていると思うのですが、
 亀田さんのサウンドはいつだって新鮮で、すごくワクワク・ドキドキするのです。
 で、あたしが聞きたいのは、亀田さんのインスピレーションって
 どこからやってくるんですか?
 そして、そのインスピレーションをずっと持ち続ける・ひらめき続ける秘訣って
 なんですか?
 ぜひ教えてください。」

はい、JUJUからは、「インスピレーションの源はどこにあるのか?」
「ひらめき続けるにはどうしたら良いのか?」という質問ですね。
それでは、さっそく
…お答えしましょう!

僕の場合は、何もしていないのに
インスピレーションが天から降ってくるということがありません。
ほら、よくアーティストの人が
「お風呂に入っていたらメロが降って来た!」
「お散歩していたらサビが浮かんじゃった」とかいうじゃないですか!
あれがないんですよ。(笑)
そのかわり、一生懸命その曲のことを考えていると
だんだん、頭やカラダの奥の方が、ほぐれてきて
新しいアイディアが湧いてくるんです。
すぐに浮かぶ場合もあるし、
何日もかかる場合もあります。

そして、たくさんのヒントを
曲から、歌詞から、アーティストから
いただくようにしています。
自分がプロデューサーだ!という責任感で、
全部自分のアイディアだけにしようとすると、
たぶん壁にぶち当たっちゃう!
できる幅が限られちゃうんですね。

たとえば、
アーティストを鏡に見立てて
そこに写った自分から
ヒントをもらう感じです。
一方、この逆もあって、
アーティストが何かを求めているときは
僕が鏡になって
アーティストが何を求めているかを
気づかせてあげる。
そんな感じかな。

今こうしておしゃべりしている
FM KAMEDAやWEBのコラムなどで
自分の記憶の奥の方にある
何千曲もの名曲たちや、
思い出のアーカイブが掘り起こされて
脳内が活性化するのも
「ひらめきのもと」になっていると思います。
ブログを書いたり、ツイートを読んだりすることも同じく。
人とコミュニケーションをとったり
人の日常や価値観を垣間みることによって
まだ自分の知らない世界や、
出来事を知ることになって
新しい自分に生まれ変わることが出来るのですね。
これがひらめきを得るコツ。

アレンジ作業、つまりトラックを作るときは、
アーティストの歌声から
インスパイアされることも多々あります。
というか、それが全てだったりします(笑)
だから、アレンジするときは
必ず、本人のガイドボーカルを頼りにすすめていきます。
たとえばJUJUくんの場合なら
JUJUという歌姫が、
JUJUの歌が最大限に発揮できる
舞台をアレンジしてあげる。
一生懸命考える。
そうやって思い続ければ
インスピレーションが湧いてくるんです!

あとは、月並みですけど
初心を忘れないこと。
僕の場合は、強制的に自分を初心者だと思うことにしています。
経験に裏付けられた答えやノウハウは、
ここぞという時以外でなるだけ使わないようにする。
そうしていると、
ドキドキ、ワクワク、ハラハラ(これだめですかね?)な毎日になり
ひらめきに出会いやすくなりますね。

さあ、というわけで
インスピレーションの源は
あら、かんたん!
「KEEP ON 初心」
ということでした。

さあ、今日は、初心気分を応援してくれるこの曲を聞きましょう。
なつかしいですよ!

M. LIKE A VIRGIN / MADONNA

LIKE A VIRGIN - MADONNA

この曲の素晴らしさは、
アーティストも、曲も、歌詞も、サウンドも、
「今までこんなのなかった!」ってものを
「こんなんあります!」という感じで
80‘sのひな形を作ったところですね。

もちろん、JUJUくんの作品にも
これからも「Keep on初心」でのぞみます!

さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんからの“音楽に関するギモン”も大募集中です!
そんなに専門的な質問じゃなくてもイイんですよ。
ほら今日のJUJUだって、みんなも思うようなことなんじゃないかな?

「音楽に関するギモン」は、この番組「BEHIND THE MELODY」のサイトからお願いします。
皆さんのギモンが集まったところで、番組でピック・アップしていきたいと思います。
必ずお答えしますよ!

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
来週も、いろいろな音楽の聞き方、楽しみ方を提案していきます!
お楽しみに!


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 14:43 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2012年11月07日

B面に恋をして

こんにちは! 亀田誠治です。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリーは、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第121回目のテーマは…

B面に恋をして

若いリスナーのみなさん、
特にCDすら通り越して、
ダウンロード世代になっている人たちにとって
「A面」とか「B面」とか言われてもピンとこないと思いますが…
レコードを体験している世代にとっては、もちろんわかる「A面」「B面」。
CD以降はカップリングなんて言われるんですよね。

今日は、この「カップリング」に隠されたアーティストの思いについて
お話ししましょう。

今日、YUKIは「BETWEEN THE TEN」という
カップリング・コレクションのアルバムをリリースしました。
デビューから最新シングルまでの、カップリングを並べたもので、
ライブに行っている人にとってはお馴染みの曲や、隠れた名曲!
といったものも収められています。

最近ではカップリングベストなんてアルバムも
よく出されるようになっています。
このようにカップリング(B面)に込められた
アーティストの思いって、
実はリスナーのみんなの想像以上に
胸アツだったりするんです。
そう、そこにはアーティストからの
たくさんのメッセージがこめられています。

大きく分けてカップリングには3つの意味合いがあります。

一つは「表現」としてのカップリングの意味!
これは、カップリングは表題曲A面とは違った、
音楽的な幅を見せる「表現の場」ということ。
表題曲A面では出来ない、実験的なこととか、
芸術的なこととか、おちゃめなこととか、
そこはアーティストにとっての自由演技の聴かせどころ!
たくさん遊べるのですね。
この遊びの素顔に、ファンは、アーティストの魅力を感じるのです。

言い換えれば、
例えば、ドラマ主題歌で聞いた表題曲、
つまり、楽曲から入ってきたファンに対して、
アーティストの素顔を見せ、
アーティストのことをもっと好きにさせるためのアイテムが
カップリングとも言えるんです。

そして、このカップリングで見せる、
アーティストの楽曲の幅、表現の幅が
アルバムやライブへ期待感をあおっていくんですね。

二つ目は、「商品」としてのカップリングの意味。

数年前、ダウンロードがはじまった頃、
それに負けじとCDシングルも
「ワンコインシングル、カップリングなし一曲で500円!」なんてやり始め、
「カップリングはもう必要ない!?」
という風潮が生まれましたが、、これは主流になりませんでした。
やっぱり、「曲単位で買うのならば、ダウンロードのほうがいい」んです。

というわけで、
最近のシングルCDは、ほとんどカップリングつきになっています。
しかし、そのカタチがかわりました。
今やカップリングは、ありとあらゆる趣向をこらした、
ファンとのコミュニケーションツールになっています。
普通の楽曲はもちろん、
ライブの演奏が丸ごと入っていたり、特典映像がついていたり
どうせ1000円程度のコストがかかるならば、
いろんなカタチのカップリングを特典としてつけよう。
つまり、カップリングは純粋な音楽表現から
「特典」「おまけ」という
意味合いに変わってきたのです。

そして三つ目は、結果的にカップリングになっちゃった的側面!

いい曲だけど、レコーディングしてみたら、
アルバムの並びや、コンセプトからハズレてしまった。
でもいい曲だからカップリングにしよう!と
カップリングになる曲もあります。

A面の曲がアルバムに収録される可能性が高いのに対して、
B面の曲は収録されないものがあるのは、このためです。

最近は「ダブルサイドシングル」とか「トリプルサイドシングル」なんていう
シングルのカップリングに全部タイアップをつけた、
欲張りなCDもあったりしますが、
これも、少しでもCDを多く売って、
アルバムやライブにお客さんを集めようと
時代とともに「売り方」が変化しています。

逆に、この時代に
カップリングベストを出せるという事は、
アーティストとして
音楽的で表現の幅のある、
シングルをしっかり出してきた証ですね。

さあ、今日聞いていただくのは
YUKIの「BETWEEN THE TEN」からこちらをお聴きください。
なんと、僕のプロデュースです!

M. 17歳 / YUKI

BETWEEN THE TEN - YUKI

ほら、カップリングとはいえ、いい曲でしょ!
この曲は、アルバムに向けて「いい曲」だけをレコーディングしよう!
とはじまった中で、最終的にカップリングに落ち着いた例です。
たかがカップリング、されどカップリング、
カップリング曲をじっくり聞いてみるのも
楽しいかもね!

さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
「アーティストは、ライブ前に密かに会場をウロウロすることはありますか?」
「この時期、ボーカリストたちは、どんな風にノドに気を使っていますか?」
など、「音楽に関するギモン」は、この番組のサイトからお願いします。
皆さんからの音楽の疑問、お待ちしています!


「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
明日は、アーティストからの疑問に答えます!
誰が登場するのか? お楽しみに!


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 13:30 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2012年11月06日

ワンルームから生まれるラブストーリー

こんにちは! 亀田誠治です。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリーは、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第120回目のテーマは…

ワンルームから生まれるラブストーリー

嗚呼、まさかの昼時にこの調べが流れるとは。
切ない…。
かぐや姫の「神田川」。
この曲、「昭和の三畳一間の下宿」が曲の舞台になっています。
まさに、ワンルームが生んだ名曲とも言えるわけですが…。
なんでこんな話をしているかと申しますと、
今日11月6日は「アパート記念日」なんです!

※今から遡ること102年前、1910年の今日、
上野に日本初の木造アパート「上野倶楽部」が
完成したことから「アパート記念日」とされています。
「上野倶楽部」…なかなかのマメ知識ですね。

さて、そんなアパートの部屋の代表選手「ワンルーム」。
人は何故そこで想いを巡らせ、
その情景を歌にするのでしょうか?
今日は、ワンルームと音楽の関係を紐解いていこうと思います。

では、ちょっと「ワンルームソング」をご紹介しましょう!

■部屋とワイシャツと私 / 平松愛理
♪部屋とワイシャツと私。愛するあなたのため…。

懐かしいですね。平松愛理さんのミリオンヒット、「部屋とワイシャツと私」。
愛する人と一緒に暮らすワンルームを象徴する
キーワードが歌詞に満載!
一緒に暮らす、愛するパートナーへの
素直な女性の気持ちを歌ったこの歌は、
多くの共感されました。

■プラネタリウム / BUMP OF CHICKEN
♪四畳半を広げたくて、ひらめいてからは早かった 次の日には出来上がった手作りプラネタリム…

四畳半の歌詞が出て来たときは
「神田川か!?」とびっくりしましたが、
さすが、バンプ!
四畳半の部屋の中と、プラネタリウムの世界という
現実と非現実が交差して、
素晴らしいストーリーが展開していきます。

■ワンルームディスコ / Perfume
♪ディスコ、ディスコ、ワンルームディスコ。

Perfumeの「ワンルームディスコ」です。
サウンドでは、一人暮らしを始めたワクワク感を演出しながら、
どこかに、そこに至るストーリー…。
つまり恋人とわかれた後のせつない思いも感じさせる、
素晴らしい歌詞ですね。

という感じで、時代が移り変わっても、
ワンルームの存在は流行歌と密接なんです!

ワンルームの中では、
歌詞に出てくるキーワードが
毎日身近にある小物達なんですね。
ですから、歌われている世界が
まさに、自分の日常のように感じて、
共感、親近感が倍増するんです。
リスナーは、自分の目線、自分の感情で
歌の中に入り込んでいけるわけです。

ワンルームという部屋の広さも丁度いいですよね。
まだまだ社会生活が始まったばかり、若さゆえの未熟な感じ。
このピュアな感じが、
広がっていく、将来の夢や可能性を感じさせるんです、
これが戸建てになったり、
東京の夜景を見渡す30畳のリビング!なんて、高級マンションになると、
ぜんぜん親近感がわかないでしょ!?
ピュアなラブソングにならなくなっちゃうんです!

そして何より!ワンルームは、ラブストーリーの舞台として
絶大な力を発揮します。
恋人同士が一緒に生活している(していた)場所だったり、
一緒に暮らしていなくても、
遊びにいったり、お泊りしたり、
二人だけの空間が演出できるんですね。
ましてや、一緒にいなくても
一人部屋に帰ってきて相手のことを考えたり、
そこにいない相手を思うには格好の場所になる。

それは、多くの人たちが
自分が若い頃、そして今リアルタイムで経験している
自分のラブストーリーの舞台そのもの。

つまり、恋の「日常」を演出するのに
格好の舞台設定が、ワンルームなんですね。

そして、洋楽にも!
ワンルームの情景がコミカルに描かれていて、とても素敵な曲です。

M. Little Room / Norah Jones

Not Too Late - Norah Jones

さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
「音楽の聞いていてアレ?って思ったこと」
「ライブでノリノリの時に、コレってどういうこと?」って思った音楽のナゾ…
そんな音楽のギモンは、この番組のサイトからお願いします。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
明日は、「カップリングという存在」に注目します。
お楽しみに!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 13:30 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2012年11月05日

BPMって、どうやって決まるの?

こんにちは! 亀田誠治です。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリーは、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第119回目のテーマは…

BPMって、どうやって決まるの?

音楽用語であるBPM=BEAT PER MINUITE。
「BEAT PER MINUITE」文字通り、1分間に何拍、拍があるか?
つまり、それが曲の速さ・テンポを表します。
たとえばBPM=150というと、一分間に150拍進むテンポ。
これは早めの曲、アップテンポの曲ですね。
BPM=80というと、一分間に80拍進むというテンポ。
こっちは、ちょっと遅めのバラードになりますね。

さあ、そんな「曲のテンポ=BPM」は、
一体、どのように決まっていくのでしょうか?
僕、亀田誠治の現場の経験も踏まえて、お話ししましょう。


結論から言うと、曲のテンポは、
まず、メロディを考える時、
自然に口ずさんだテンポが
その曲のベストテンポ(に近い)と考えるとよいと思います。
つまり、曲が持って生まれたDNAの中に、
テンポという要素があるんですね。

そこから、歌詞を乗せたり、
アレンジしてビートを組み立てながら、
もうちょっと早くしようかとか、
もうちょっと遅くしようかなどと、
試行錯誤していきます。

簡単に言うと、
テンポが遅いと、たとえば(バラードのように)、
音符の長さがたっぷりのばせるので
歌に表情をたっぷりこめることが出来るし、
テンポが早いと、アッパーになって、
たくさんの歌詞の情報量を入れることが出来ます。
それぞれ、いいところがあるんですね。

その絶妙なツボを僕らは探しているんですよ。
面白いもので、スタジオに入ってテンポ決めをしていると
歌い回しやサウンドの気持ちの良いところが、
だいたい、おなじポイントでみんなの意見が一致するんですね。
やっぱり、万人が共通して「いい!」と思えるツボがあるんです。

一方、HIP HOPの人たちは、
先にBPMを決めて
ブレイクビーツのネタを探したりもします。
これは、創作するラップやラップのフロウ(言い回し)が、
ビートそのものに直接影響されるからですね。

また、CMのタイアップに楽曲が使われる場合
テンポの早い曲だったら15秒の中で
サビを使い切ることができますが、
テンポの遅い曲だとサビの入り口しか使えなかったりします。

いっぽう、テンポの変化をクリエイティブに使っていく場合もあります。
スタジオに入ってバンドアレンジをしていく中や、
歌詞が乗った瞬間に、
曲が出来た時とは、全く違うテンポになることがあります。
例えば、ミディアムバラードくらいのイメージだったけど、
ポジティブな歌詞がついたので
思い切りテンポを上げてみよう!
なんてこともありますよ。

例えば、東京事変の「閃光少女」。
アップテンポでライブでも盛り上がる人気の曲でしたが、
実はこの曲、全然違うテンポ、アレンジのバージョンがあるんです。
今日は、そちらのバージョンを聞いてもらいましょう。

M: Put your camera down / 東京事変

娯楽 (バラエティ) 増刊号 - 東京事変

どうですか、全然雰囲気違いますよね。
ちなみに遅いバージョンのテンポはBPM=134
早いバージョンはBPM=約170!
BPMが変われば
当然アレンジも変わってくる。
英語の歌詞がついているのは、
日本語の歌詞だと、このテンポでは
メロディが間延びしちゃうからです。

BPMの設定ってほんに大事なんですよ!


さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
「8分の6 と 4分の3 の感じ方って何ですか?」
「プロの作詞家とアマチュアの書く歌詞の決定的な違いは?」
など、「音楽に関するギモン」は、この番組のサイトからお願いします。
皆さんからの音楽の疑問、お待ちしています!

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
明日は、「ワンルームから生まれる音楽」をテーマにお話しします。
お楽しみに!


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 14:23 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2012年11月01日

アーティストが知りたい“音楽のヒミツ”

こんにちは! 亀田誠治です。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリーは、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

第118回目のテーマは…

アーティストが知りたい“音楽のヒミツ”

はい、この番組「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」では
ラジオの前のアナタからいただいた「音楽に関するギモン」を募集していますが、
今日は…アーティストからの「音楽のギモン」に答えてみたいと思います。

本日、ギモンを投げかけてくれるのは、このアーティストです!

「亀田さんお久しぶりです。そして、J-WAVEをお聞きのみなさんこんにちは。
 最近、「糸へん」が気になっているCHARAです。」

はい、Charaさん!
この間、J-WAVEで逢いましたよ。
僕もCharaも、ミュージシャンは夜型という常識を打ち破る、
朝型の生活をしているんです。
お互いどっちが早く起きたか気にしている!朝活のライバルですね。
なんてね、、、Charaとは、ほんと気が合って
今まで何度も一緒に作品を作ってきました。

さて、
「糸へん」が気になるとは…
また、Charaくんらしい表現ですが、、、
そんなCharaくんから届いた音楽の疑問、さっそく聞いてみましょう。

Charaさん:
「糸へんにも「繋がり」とか「絆」とかね、
 人の繋がりを大切にする言葉が沢山ありますけど、
 亀田さんもミュージシャンとはいえ、楽器を弾いているだけじゃなくて、
 言葉を使ってコミュニケーションをとっていることと思うんですけど、
 私の印象だと亀田さんって、
 たぶんセクシーな低い声も出るはずなんですけど、
 意外と高めの声を使っている気がしていて、
 それはどうやってそこにたどり着いたのかなぁっていうのは興味深くって。
 私とか結構、しゃべるとき低いんですけど、
 まぁ聞き取りにくいってのもあるんだけど、
 お母さん仲間とかだとちょっと高くなったり、
 電話に出るときは、「はい、もしもし〜↑」ってなったりするんですけど(笑)
 その自分の聞こえてる声よりもちょっと意識的に高めにすることで、
 人に受け入れやすい何かとか知ってるんですか?
 その方がいいの?私も高くした方がいい?
 亀田さん、教えてください。」

はい、Charaくんからは、音楽というより、僕への疑問かな!?(笑)
「声のトーン」について、いただきました!
「亀田さんが、人と話すとき、声が高くなるのは意識的ですか?
 それはなぜですか?」
というCharaくんらしい、面白い質問ですね。

かなりの難問ですが、お答えしましょう!

まず、声の高さは、個人差はあるにせよ
感情の波とシンクロしています。

落ち着いた気持ちの時は
落ち着いたトーンになりますよね。
高ぶった気持ちの時は
高いトーンになります。

分かりやすい例で言えば、
びっくりした時の「きゃーっ!」なんて悲鳴は
やっぱり高いトーンですよね。

一方、ひそひそ声で、内緒話をする時には
低いトーンになります。

ですから、気持ちを伝えたいという意識が働くと
声は高いトーンになるし、
拡散させたくない、気持ちの時は
低いトーンになるんです。

この理屈でいくと、
僕は人と話すときに
気持ちが高ぶっているということになります。

ハイハイ、これ実は当たっているんです!(笑)
いつも、伝えたい事がたくさんあって
テンションがあがっちゃうんです。
もう子供ですね。
このテンションの高さが、
人と会話するときの
僕の、声のトーンを高くさせているのですね。

ところで、高い声の方が、
良く通って相手に届きやすい?と通常思われていますよね。
たしかに低いトーンよりは高いトーンの方が、
はっきり聴きとれる。
なにより、明るい印象に聞こえる、ということはあります。
よく、「挨拶は元気にはっきりと!」なんて言いますよね。
低いと、もぐっちゃいますもんね。

でもね、
一番周りの音に負けないのは
高い声で、なおかつ、ミッドレンジ(中域)を強調する声です。
いわゆる、「築地声」と僕はよんでいるんですが、

「へい、いらっしゃ〜い!」
「レギュラー満タンはいります!」
「生ビールいっちょう!」

中域が強いと、レンジがせまくなり、
周囲の雑音に負けない
周波数帯域が出ているんです。
だから、みんなこのダミ声を使って
コミュニケーションするんですね。

最後に、声の高さと
性別、gender、男性・女性に関する
一般的な思い込みというのも
深いところで関わっています。
人間には
「高い声の女性は女性らしくて可愛らしい」
という思い込みが、無意識のうちに埋め込まれています。
いわゆるアニメ声などは典型的な例ですね。
ですから、よそ行きの声になると
おもわずCharaくんみたいに「はい、もしもし〜♡」
なんて言っちゃうことはあるはずです。

逆に言えば、
女性で、低いトーンがよく響く声は少数派で、
時に大変魅力的に感じることがあります。
Charaや絢香ちゃんや、宇多田ヒカルさん、
椎名林檎さん、吉田美和ちゃんなどの歌はそうですね。

高いところも奇麗に伸びるけど、
低いところも上手に使って、感情を表現する。
つまり、落ち着いて聞かせる部分と
高まって聞かせる部分を
しっかり使い分けているということですね。

というわけで
今日は、高いトーンかつ
中域も効いた築地声の持ち主!
どんな時にも負けないこの人の
歌声をきいてみましょう。

M: Mercy / Duffy

Rockferry - Duffy

はい、こんなDuffyの声なら
歌はもちろん、築地でも絶対負けない
よく通る声のはずですよ!
ちなみに、Charaくんは、
この声・築地声も出せるし、
ささやくようなウイスパーも出せる
無敵の声使いだと思います!

さて、今日は、アーティスト、CHARAさんの
音楽のギモンにお答えした「BEHIND THE MELODY」。
ラジオの前のアナタからの“音楽に関するギモン”も大募集中です!
音楽に関するギモン」は、
この番組「BEHIND THE MELODY」のサイトからお願いします。
皆さんのギモンが集まったところで、
番組でピック・アップしていきたいと思います。
必ずお答えします!

そして!今週末11月4日・日曜日には、
僕、亀田誠治が主催する
第1回亀田杯ベース選手権大会・ファイナルステージが開催されます。

この日は、200を超える応募の中から、僕が選んだファイナリスト6名が
公開ライヴで自慢のベースプレイを披露します!
そして何と、この日はゲストにサムライギタリスト・雅を迎えて
僕とのライブセッションも行います!!

みなさんぜひ遊びにきてくださいね!
詳しくは僕のホームページ「亀の恩返し」をチェックしてください。


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 15:52 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA