2012年06月28日

2012年上半期ベストソング

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」…
古今東西、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはいったいどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、どんな秘密があるのか?
毎日音楽と向き合っている、亀田誠治が解き明かしていきます!

第49回目のテーマは…

「2012年上半期ベストソング」

今日を入れてあと3日で、6月が終了! 
2012年も半分まできたってこと?
早すぎる!「時間よ止まれ!」って感じですが。
早い、早いといっても、なんにもならないので、
今日は「パクスカ」でも「上半期あなたのNice One!」という事で
2012年上半期を振り返っていきます。
さあ、FM KAMEDAでも、ここは負けじと、音楽的に総括したいと思います!

1)なんと言っても、イギリスのシンガーソングライター・ADELE!かなぁ。
  彼女の、活躍はすごかったですよね。
  グラミー賞でも、主要3部門を含む、6部門を受賞。
  アルバム「21」は世界的な大ヒットになりましたね。次が楽しみです。

2)世界的ヒットといえば、先ほどパクスカにも出演した
  オーストラリアのシンガーソングライター・GOTYE!
  「Somebody That I Used To Know feat.Kimbra」が、
  全世界18ヶ国で1位を獲得!
  6月に入った時点で、全世界売上が900万枚を突破。
  現時点での、2012年最大のヒットシングルに認定されたそうです!
  ちなみに、この曲、『失恋サムバディ』って
  けっこうイカした邦題がついています。
  邦題特集やるときの、エントリー決定ですね(笑)
  それにしても、怪しい雰囲気ただよう、不思議な曲ですね。
  こんな楽曲がヒットするところが、洋楽のふところの深さですよね。
  日本でどれだけヒットするか楽しみです。

3)日本では、AKB48ですかね?
  100万枚超えを2枚もリリース。(GIVE ME FIVE!&真夏のSounds good!)
  先日の選抜総選挙も話題になりましたね。
  ファンと一緒に作っていくというコンセプトが、
  ここにきて圧倒的な強さに繋がっていますね。
  ミスチルのベストもすごいですよ。
  こちらは「選挙権」なしでのミリオン突破。

4)ところで、FMKAMEDAがお世話になっている、
  ここJ-WAVE的には何がヒットしたのでしょうか?
  チャートマニアの僕は、わがまま言って(ほんとすいません!)
  日曜お昼1時からのプログラム「TOKIO HOT100」の
  2012年上半期チャートを頂きました!
  これ、未発表なんですよ。

  どんなランキングになっているんでしょうか? 
  <NO.5:フィルム/星野源>
   星野源ちゃんですよね。いい声ですよね。
   今年本当にのっている。
   僕はサケロックの時から大好きです。
   今のJ-POPの中チャートの中で、
   「唯一無二の存在感」と言っていいほど、
   「人肌のぬくもり」を感じさせる音楽ですね。
  
   <NO.4:GIRL GONE WILD/MADONNA>
   それにしてもマドンナは、いつも斬新ですよね。
   毎度「最新のマドンナが最良のマドンナ!」といわしめる。
   若い才能と上手に交わりながら時代と向き合っていくんですね。
   時代と向きあうといえば、レーベール契約をしないで、
   コンサートプロモーション会社と手を組んで活動するという
   新しいアーティスト像を提示したことも興味津々です。

  <NO.3:HANG IT UP/THE TING TINGS>
   はい。パクスカで知って、僕もすぐにダウンロードしましたよ(笑) 
   マンチェスター出身のPOPデュオ。
   ギターリフにのっかるラップがかっこいいですよね。
   いつの時代にもこの感じは求められています。

  <NO.2:HEAVEN/EMELI SANDE>
   ポスト、アデルとも言われていますね。 イギリスの才女!
   サウンドのかっこよさもさることながら、
   心の奥から絞り出す、歌詞の深さもたまらないですね。
   あれれ!?なんだか、女性アーティスト強いですね。

  <NO.1:HAPPY PILLS/NORAH JONES>
   もう、J-WAVEではおなじみ、FM KAMEDAでも、特集しました。
   ノラの音楽性は、とても洋楽っぽくて、
   とにかく、音楽好きなJ-WAVEリスナーにささるんですよね。
   アメリカの文化を背負った2000年代の歌姫ですね。

以上、「TOKIO HOT 100」の上半期のベスト5でした。
ボクはFM KAMEDAで喋っていますが、
みんなと同じ、J-WAVEリスナーでもあるんですよ!

ちなみにボク、亀田誠治がメンバーの東京事変は第9位!(今夜はから騒ぎ)

ではここで、亀田誠治的「2012年上半期 ベストソング」をお送りしましょう!

韓国系アメリカ人のサム・オックです。
すべてのトラックを自分で作る、
Do It My Self の精神と、研ぎすまされたサウンド。
でも、あたたかいメロディとボーカル。
僕のItunesでは100回以上の再生回数をほこる
文字通りカメダ的、今年上半期のNo.1ソングです。

M.  Rollercoaster / Sam Ock

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はい、Sam Ock素晴らしいですね。
何度聴いてもあきない。
リピートしちゃいます。
自分の作る音楽もこうやって愛されたいです(笑)
さあ、今年も後半戦が楽しみです。
みなさん、グッドミュージックをお供に
180日を楽しくすごしましょう!

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この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
コチラ」からお願いします。

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STAFF| 08:58 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2012年06月27日

ジョン・メイヤーって、スッゴイヤー!

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」…
古今東西、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはいったいどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、どんな秘密があるのか?
毎日音楽と向き合っている、亀田誠治が解き明かしていきます!

第48回目のテーマは…

「ジョン・メイヤーって、スッゴイヤー!」

(※テーマ名は、番組スタッフによる思いつきで、
亀田さんはほとんど関与しておりません※)

今日は、J-WAVEでもお馴染みのアーティスト、ジョン・メイヤーの魅力に迫りました。

ざっと、プロフィールを紹介しますと、、、
現在34歳の彼は、13歳でギターをはじめ、
19歳で名門バークレー音楽院に入学するも数か月でドロップ・アウト!
しかし、これにめげず、2001年のデビュー作は全世界で400万枚のヒットを記録!
さらに、2003年にリリースしたアルバムは全米ナンバー1に!
これまで何度もグラミー賞に輝く、天才ソングライターにして若きブルース・ギタリスト!
今をときめくアーティストです!

こんなふうに、ミュージシャンとして大成功を収める一方、
黄色い歓声を受け続ける“イケメン”としても、その名を馳せていますね!
神は二物を与えてしまったのですね。
うらやましい、、、

さあ、今日は、僕らを虜にする
ジョン・メイヤーの魅力ってどこにあるのでしょう!
・・・お答えしましょう!

ずばり、ジョン・メイヤーの魅力は、意外性の美学です。
どういうことかというと、、、

たとえば
 屮ぅ吋瓮鵑覆里法▲屮襦璽垢鬚笋襦
ブルースって、しぶいおじさんが、奏でるイメージあるでしょ?
ところがジョン・メイヤーはイケメン。
クラプトンと「cross road」を共演している時も、まさかジョン・メイヤーとは思わず、
横のかっこいい若いギタリスト誰!?って印象に残りましたもん。

◆屮屮襦璽垢覆里法▲櫂奪廚任気錣笋」
彼の音楽は、明らかに根っこにブルースがあるのに、
曲を聴いた後に残るのは、さわやかな後味!
これは、ギターソロやオブリでは、ブルージーでシブいフレーズを聴かせるのに、
曲中通して流れる、アコギのバッキングは、とてもさわやかだからですね。

「歌も歌うのに、ギターがめちゃくちゃうまい」
ボーカリストが弾き語りをするというレベルを超えたギターのフューチャリング度。
時に、ギターが主役って思わせちゃうような、ミュージシャンっぷりがアツイ!!

ぁ峅里辰討い襪肇團絅△淵◆璽謄ストオーラ出まくっているのに、
派手なゴシップ騒ぎや、twitterではちょっぴり下品なこともつぶやくお騒がせ男」
音楽性と裏腹に、ゴシップネタで騒がれること多し!
目をつぶって聴くとピュアなサウンドなのに!!!
でも、これって、それだけアーティストとして注目されている証拠ですよね。

というように、ジョン・メイヤーは、
「○○なのに〜」と一回持ち上げておいて、でも…「××だ!」と落とす。
そんな、意外性だらけなんです。
しかも、そのギャップが、すべて吉と出る!

ここがポイントです。
プラマイ、プラスの効果を得ているんですね。
それは、彼の歌やギターや、ソングライティングといった
ミュージシャンとしての根っこが揺るぎないものだからです。
一個一個の要素が力強く、同じ方向を向いているから
一見相反するものが、お互いを生かし合うことができるんですね。

考えてみれば、我々の日常はこの「意外性」に満ちています。
バリバリ仕事できる完全無欠な人よりも、
ちょっとダメなところがある人に惹かれたりしませんか?
メールより、下手でも手書きの手紙に心が温まったりしませんか?
アスリートがバラエティとかでみせる笑顔や、ドタバタに妙に惹かれませんか?
それらは、すべて「ぬくもり」と変換できるものです。

そうなんです。
僕らは、ジョン・メイヤーの音楽の中に、そして彼の生き方に
僕らの毎日の生活の中で失われてしまった「人間らしい生き方」を感じるのです。

今日はそんな
ジョン・メイヤーの魅力満載のこの曲をお届けしました。

M.  SAY / John Mayer

僕は、ジョン・メイヤーの新譜『Born & Raised』を、
イチハヤで聴かせていただきました。
ドン・ウォズをプロデューサーに迎えたこのアルバム
今の時代に、なんだか忘れてしまっている
音楽のぬくもりに満ちたアルバムですよ。

ちなみに彼は、学生時代に交換留学生として来日していたそうです!
えっ!マジって感じでしょ!?
来日ライブでは、日本語でのMCも聴けたりするみたいですよ!

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この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
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STAFF| 02:32 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2012年06月26日

「残響が作り出す音楽の世界!」

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」…
古今東西、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはいったいどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、どんな秘密があるのか?
毎日音楽と向き合っている、亀田誠治が解き明かしていきます!

第47回目のテーマは…

「残響が作り出す音楽の世界!」

山に登って叫んでみると、山びこが帰ってくる… 
そんなアニメのような世界、実際に体験した人はなかなかいないと思いますが…

「お風呂に入った時」や「カラオケに行った時」の
エコーやリバーブ、これはみなさん体験したことがあると思います。
ちなみに今日26日は、「風呂の日」
しかも6月なので「露天風呂の日!」だそうですよ。

というわけで、今日の「FM KAMEDA」は
リバーブが作り出す効果、音楽に与える影響に注目していきたいと思います。

1981年に発表され、その後もリバイバルヒットなどでおなじみ、
大瀧詠一さんの「君は天然色」。
CMなどでも、お聞きになってわかるように、ボーカルはもちろん、
演奏全体に、深いリバーブがかけられています。
このリバーブのおかげでどんな効果があるのでしょうか?

■海の深さ・青さや
 広がる大空を感じる、っていう人もいるでしょうね。

■リアルタイムでこの曲を知っている人は、
大滝さんの「ALONG VACATION」のジャケを思い出して、
バブル時代の、ゴージャスな時代感を思い出す人もいるかな?

■現実世界から離れて、音楽の中で思い切り開放感を味わうっていう人も?…

いろんなイメージがあると思います。

巨大なリバーブにのって音が壁のように迫ってくる感じ… 
これは「WALL OF SOUND」といって
音楽プロデューサー、フィル・スペクターが
1960年代に考案したものと言われています。
大瀧さん、そして山下達郎さんのサウンドにも、この影響がみられますね。

では、なぜアーティストやプロデューサーは
リバーブの効果を求めるのでしょう?
お答えしましょう。

リバーブは「残響」と和訳できます。
残響の響は、響きの響。

人間は、無意識のうちに
いつも残響を感じながら生活しています。
つまり、いろんな音が、反射して混じりあった
響きの中で生活しているのです。

みなさんは、残響のない部屋に入ったことありますか?

残響がないと、自分の声は、自分の体の中からしか聞こえてこない、
いわゆる、骨伝導でしか伝わってこないので
とても狭い空間にいるような気分になります。
イヤフォンをしていると、自分の声がからだの中から聞こえてきて変な感じでしょ?
これと同じです。とっても息苦しいんです。

つまり「リバーブ」は、「より広い世界へ連れていってくれる
自分解放マシーン、気分解放マシーン!」なんですね。

なので、リバーブをたくさんかければ、
より広い世界を表現できるし、リバーブを減らしていくと
より、小さな世界、個人的な世界を表現できるというわけです。

レコーディング用語で
残響のある状態を「LIVE」。残響のない状態を、「DEAD」というのですが、
文字通り、残響があると、人の感覚は生き生き、解放されて行くのですね。
だから、音楽にとってリバーブは、大きな感動を生むための大切な道具なのです。

M.  翳りゆく部屋 / 荒井由実


    
この曲は、より多くの残響を得るために
レコーディングスタジオではなく、目白の東京カテドラル教会で
ライブで録音されたんですよ

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STAFF| 04:32 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2012年06月25日

KING OF POP!!マイケル・ジャクソン!

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」…
古今東西、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはいったいどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、どんな秘密があるのか?
毎日音楽と向き合っている、亀田誠治が解き明かしていきます!

第46回目のテーマは…

「KING OF POP!!マイケル・ジャクソン!」

2009年の6月25日。
マイケル・ジャクソンがこの世を去った日です。
あれからもう3年たったんですね。
というわけで、今日はマイケル・ジャクソンの命日。
「FM KAMEDA」でも マイケル・ジャクソンについてお話しさせてください。

みなさんご存知、
マイケル・ジャクソンは「KING OF POP」と呼ばれています。
「KING OF R&B」でも「KING OF MUSIC」でもないですよね。
マイケルが「KING OF POP」という呼ばれる理由を考えてみました。

マイケルの、ジャクソン5でのデビューはなんと8歳!
少年時代から、40年間も、トップスターでありつづけた…
これは偉大なことです。

アーティストでも役者でも、少年時代にあまりにも大きな成功を掴むと、
大人になっていく過程で大きな壁にぶちあたって、挫折していくケースが多いんです。
周囲の期待と、自分の理想とのギャップに苦しむのですね。
マイケルだって大変だったはずです。

ジャクソン5時代の可愛いルックス、良くのびるハイトーンボイス、
子ども離れしたバツグンのダンス。。。
マイケルは「天才坊や」の名前を欲しいままにしていました。
ところが、ヒット曲を連発し大人になって行く過程で、
「天才坊や」を構成する要素がどんどん失われていってしまう。

まず、歌い手が少年から大人になる時「声変わり」という壁が待っています。
今まで歌っていた「代表曲」が歌えない。。。背もぐんぐん伸びる。
大人なら、上手なダンスも当たり前、、、
つまり「子供なのにすごい!!」、
というキャッチフレーズが使えなくなってしまうのですね。
これはとても苦しいことだった思います。
ところがマイケルは「出会い」によって、それを克服しました。

そう、プロデューサー、クインシー・ジョーンズとの出会いです。

マイケルが、
ダイアナ・ロス主演のミュージカル映画「Wiz」(オズの魔法使い)に出た時、
映画音楽を担当していたのが、クインシー・ジョーンズ。
クインシーは、少年から大人へかわっていく、マイケルの才能を見抜き
プロデュースを申し出ます。
これが運命の出会いです。

クインシーとマイケルは、アルバム「OFF THE WALL」で、
マイケルが、それまで持っていた「ルックス」「歌」「ダンス」という
才能を屈折させずに、時代にフィットさせることに成功しました。
つまり少年マイケルのいいとこ取りをしつつ、
大人のマイケルへの脱皮に成功したのです。

斬新なサウンド、
全曲シングルカットできそうな楽曲、
けたはずれの完成度のミュージックビデオ。。

マイケルの作品は、音楽の可能性を大きく広げました。
最先端の音楽に、ありったけの「愛」をこめて、
より多くの人に伝えることに成功した。
まさに「KING OF POP」です。

その後の「Thriller」「BAD」の成功は、
ブラックミュージックを、黒人の演奏する黒人のための音楽から
世界中の人達に愛される、揺るぎないPOPミュージックに押し上げました。
マイケルとクインシーという、たった一つの小さな出会いが、
「KING OF POP」という、大きな存在を生んだのです。

今日は、マイケルからの永遠のメッセージ。
100年後も、世界中で歌われるであろう、この曲をお聴きいただきました。


WE ARE THE WORLD / USA FOR AFRICA

ライオネル・リッチーと共作したこの曲でも、
優しい、マイケルの歌声が
とても重要なパートになっていますね。

僕の愛読書「クインシー・ジョーンズ自伝」に
この日の収録の模様がつぶさに記されていて、
マイケルが仕上がりにこだわって、みんなが帰ったあと、
居残りでいくつかの重要なパートを、レコーディングしたと書いてあります。
「KING OF POP」は、情熱によって支えられているのですね。

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この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
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STAFF| 04:34 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2012年06月21日

なんでも答えます、音楽のギモン!

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」…
古今東西、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはいったいどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、どんな秘密があるのか?
毎日音楽と向き合っている、亀田誠治が解き明かしていきます!

第45回目のテーマは…

「なんでも答えます、音楽のギモン」

はい、今日は、普段皆さんからいただいている
「音楽のギモン」にお答えしていきましょう。

それでは、さっそく1通目から。。。 

<Q>ユニバーサルZ さん
 ロックバンドの曲作りでどうやっているのか、
 ずっと疑問に思っていたことがあるので、質問します。
 作曲される時、思いついたメロディをギターやピアノで弾き語りしながら、
 録音して歌詞を載せていき、
 デモテープのようなものを作ったりすると思います。
 でも、バンドにはベースパートもあれば、ドラムパートもあるし、
 各パートがどのように音を鳴らすかは、どのように決めるのでしょう?
 作曲者が全て考えるのでしょうか?
 それとも作曲者が持ってきたメロディに対して、
 各パートのミュージシャンが肉付けしていくのでしょうか?
 というか作曲をしているようなミュージシャンは、
 全パートの演奏ができるんでしょうか?教えてください!

<A>
 バンドは共作の場合もありますが、
 たいてい作曲者が、何らかのカタチのデモをつくります。
 大きくは二つにわけられて
 ・弾き語りのようなデモしか作らないで
  あとはメンバーと一緒にスタジオアレンジする。
 ・作曲の時点で、明確なアレンジヴィジョンがあり、
  ドラム、ベース、ギター、キーボード、
  すべてのパートをデモでしっかり作り込む人まで、さまざまです。
  1番目の
  弾き語りデモの場合は、みんなでスタジオに入って、
  ドラムはこうしよう、ベースはこうしよう、
  といった感じで、作り上げていきます。
  この時点で、僕のようなプロデューサーが
  アレンジデモを作ってから、スタジオにはいることもあります。

  2番目の
  完全につくりこまれたデモの場合は、
  メンバーは一度それをコピーして再現してみて
  そして、みんなで合わせてみて
  さらにいいフレーズがあったら、そっちを採用していく。
  この化学反応が「音楽がバンドになる瞬間」です。
  どんなに、きっちりしたデモを作っても
  デモの通りに演奏しても、そのバンドのメンバーが演奏する瞬間に
  バンドの音になるんですね。 この瞬間、鳥肌もんですよ!
  だから、同じデモで違うバンドが演奏したら、
  間違いなく、違う演奏になる。
  これがバンドの一番の魅力ですよね。
  というわけで、作曲する人が、
  全パートを演奏出来るのは、きわめて稀なケースです。
  音楽はみんなで作れます!
  一人で全部しょいこまなくても大丈夫ですよ。

<Q>あげは さん
 東京ドームのような大きな会場のライブでは、
 映像と音の届く速度が違うのか、
 会場前方と後方では手拍子がずれていますよね?
 アーティストはリズムをとるのに、気にならないのでしょうか。
 まぁ、プロだから…とも思うのですが、気になります!

<A>
 アーティストは、モニタースピーカーといって
 ステージ上で、すぐ近くの足下から、自分達の音を聴いているので
 会場で聴いているような、ずれを感じるということはありません。
 (ほら、足下に、黒い箱(笑)おいてあるでしょう?)
 でも、回り込みといって、出音、つまり会場の音が、
 モニタースピーカーより大きく聞こえてくると
 やはり、こだまのような遅れた音が聞こえ始めるので、
 演奏はやりづらくなります。
 最近では、ほとんどのアーティストが、
 イヤモニという、イヤフォンからこのモニターを聴いているので
 ずれもなく、クリアーな音質で自分達の演奏を聴くことができます。
 アーティストがイヤモニつけていると、
 お客さんは自分達の声援が聞こえていないのでは?
 と、心配になるみたいけれど、大丈夫!
 ちゃんと会場の音もイヤモニに混ぜてもらって
 返しているので、みなさんの声援も聞こえていますよ!!
 というわけで、イヤモニがなかった時代。
 黄色い声援にかきけされながら、がんばって演奏したんだろうな〜という演奏。
 「日本武道館」の名前を世界にしらしめた、名盤。
 「LIVE at ザ武道館」から

I Want you to want me / Cheap Trick    

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<Q>AT さん
 作詞をするときに、どんなところからアイデアを得ていますか?

<A>
 これは、おもしろいですね。
 作詞は僕もしますが、日頃から、何を感じ、何を考えているか、
 ということがとても大切です。
 つまり、アーティスト自身が、毎日をどれだけリアルに生きているか!?
 これにつきますね。
 人生すべてが、作詞のヒントになります。
 たとえば、ラブソングを書くとしても、
 必ずしも、実際の体験を書く必要はなく、
 毎日深くリアルに生きていれば、
 全ての恋愛や悲しみを経験しなくても
 いろんな人の気持ちを代弁することができる。
 つまり、少ない経験からも、凝縮された
 普遍的な「共感」のエキスを感じ取ることができるのです。
 もちろん。本を読む、映画を見る、パワーのある芸術と触れ合う、
 名曲の歌詞を分析する、といった勉強も大切です。
 でも、一番大切なのは、
 誰かの話を聞いたり、頑張っている人を観たり。。。
 つまり、自分の事以外のことで
 「泣ける」という感受性を持つことだと思います。
 この、感受性で焼き付けた映像が、
 素晴らしい歌詞を生む力になります。
 そして、案外と知られていないのは作詞をするときは
 メロディからも力をもらえるということです。
 このメロディには、この言葉しかない。
 この言葉には、このメロディがしっくりくるという、
 言葉とメロディの素敵な関係が、必ず存在する。
 そうしていると、歌詞は自然と書けてくるものです。

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2012年06月20日

ミュージシャンが惚れるNHKホ〜ル!

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」…
古今東西、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはいったいどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、どんな秘密があるのか?
毎日音楽と向き合っている、亀田誠治が解き明かしていきます!

第44回目のテーマは…

「ミュージシャンが惚れるNHKホ〜ル!」

渋谷の駅から公園通りをあがった正面にあるのがNHKホール。
ライブで行ったことがあるという方いらっしゃるのでは??

そして、行ったことが無いという人でも、
一度はテレビで中を見たことがあるのでは?
そう、毎年大晦日に開催される
『NHK紅白歌合戦』の会場になっているあのホールです!

さて、1973年(昭和48年)の今日、6月20日に、NHKホールは産声をあげました。
実は、僕たちミュージシャンからしてみると…
ホールとは、「音楽をお客さんに生で伝える」とても大切な場所。
NHKホールは僕も大好きなホールの一つです。

アーティストのコンサートホール選び、どんなことを条件に決めていくのでしょう?
・・・お答えしましょう!

.ャパシティ。
収容人数から決めて行きます。
これは、アーティストが、そのライブで集客できるであろう
予想人数から逆算していきます。
渋谷公会堂なら2000人、NHKホールなら3800人、
国際フォーラムAなら5000人。

ここから先はホールではなく、アリーナクラスになって
武道館なら6000〜1万人、東京ドームなら5万人、、、といった具合です。
集客予想人数よりも、少し小さめのホールにするのがコツ。
チケットも完売になって、アーティストが「売れている感」が増します。

▲曄璽襪侶曽
渋谷公会堂は、着席可能なホールですが、
例えば、ZEPP東京は、オールスタンディングのライブハウスです。
また、大がかりな演出がある場合、ある程度ステージが広くなければなりません。
すなわち、そのライブでのテーマやイメージにのっとってホールを決めていきます。

アーティストとホールの相性
ここが大事!
たとえば、ロック系のアーティストなら渋谷公会堂の鳴りが好き!
武道館のあの音が降ってくるような感覚がたまらないとか!
音にこだわる山下達郎さんは、
「中野サンプラザやNHKホールの音が最高!」っておっしゃっていますよね。

ちなみに、
3800人を収容できるNHKホールは、
ステージから見て放射状に広がる感じに、客席が3階まであります。
自分達の演奏した音がホールに響いているのが、ダイレクトに伝わってくるんです。
3階客席の奥までいった音が、はね返ってくる感じ、
この残響の感じがたまらなく気持ちいいんですね。

ぅ◆璽謄ストのメンタル
これも大切な事です。
伝統のあるホールは、やっぱり歴代の諸先輩方が音を鳴らしたという、
ピリっとした空気感があるんですね。これが、大きい。
たとえば、自分が昔、憧れのアーティストを観にいったホールの同じステージに、
今度は、自分が立っている。
この緊張感とリスペクトがアーティストの心に大きな力を与えるのです。
アメリカで「アポロシアターに立つ!」歓びなどは、まさにこのことですね。

今日は、僕の大好きなNHKホールに捧げて、
NHKホールで収録したライブ音源を聴いていただきました。

ぼくたちの日々('99 NHKホール) / スガシカオ


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この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
コチラ」からお願いします。

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STAFF| 04:28 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2012年06月19日

「TALK TO YOU〜語りかけるアーティスト達」

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」…
古今東西、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはいったいどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、どんな秘密があるのか?
毎日音楽と向き合っている、亀田誠治が解き明かしていきます!

第43回目のテーマは…

「TALK TO YOU〜語りかけるアーティスト達」

音楽を表現する方法のひとつとして「語り」があります。

加山雄三さんの「君といつまでも」などは、誰もが思いつく例なのでは?
そこで… 今日は、時に音楽を心に焼き付ける
この「語り」という手法に注目してみたいと思います。

例えば…
♪Planet Earth (poem) / Micheal Jackson
マイケル・ジャクソン。
マイケルの手にかかると
歌詞の朗読が、素晴らしい音楽にきこえます。
素晴らしいシンガーは、素晴らしい語り部だということの証明ですね。

♪デイドリーム・ビリーバー / モンキーズ 
曲のはじまりに、メンバーの小芝居があります。
これがとてもフレンドリーで、ほっこりするんですね。
イントロの前に「語り」のイントロをつけるという
素晴らしいアイディア!

♪SILVER AND GOLD / U2
ボノの語りが、すごい説得力。
まるで映画をみているような感覚になります。
からみつくエッジのギターも最高ですね。

♪あなたを・もっと・知りたくて / 薬師丸ひろ子
こちらは、邦楽の僕のイチオシ!
昔の歌謡曲にはよくあった「語り」の手法ですが
ナンバーワンは、薬師丸ひろ子さんのこの曲、
「あなたを・もっと・知りたくて」だと思うなぁ。
松本隆さんの歌詞がいい!
当時、若手女優として「時の人」だった薬師丸ひろ子さんが
電話をしているという場面設定が話題に。

こんな風に、探してみると、
いろいろなタイプの「“語り”という演出」があるわけですが、
それらにはどんな効果があるのか? 
お話しましょう。


語りのパートにくると
それまで主役だった、ボーカルが「メロディ」ではなく、「言葉」を奏でます。
つまり、今までそこにあった、メロディが無くなってしまうわけです。
聞こえてくる音楽は伴奏だけ。

今まであったものがそこになくなるということは
「喪失」というとても大きなインパクトを与えます。
リスナーの耳は、主役を探しに行きます。
ですから、そこで語られる「言葉」に必然的に耳がいくのですね。

そしてもう一つ。
CDや、ステージの上のアーティストの音楽に触れ合うたび、
リスナーは、いつもアーティストの素の部分を想像しています。
「この人は、いったいどんな人なんだろう?」と、
知りたい!と無意識に思っているんですね。
そして、まさに「語り」のパートを聞いていると、
アーティストと本人とおしゃべりをしているような感覚になるんです。
アーティストの素の部分に一歩近づけるような、そんな気持ちになるんですね。
イコール、リスナーが自分の感情を楽曲の中に移入しやすくなるんです。

ところで、みなさん
先ほど僕は「語り」パートでは
メロディが、なくなってしまうと言いましたが、
厳密に言えば、語りにだって音程とリズムがあるんです。

カーナビや音声ガイドの、お姉さんが教えてくれる
「南青山7丁目です」とか「バックします。ご注意ください」って味気ないですよね。

なぜかというと、あれは機械で組み立てていて
あらかじめプログラムされた、音程とリズムで語っているからなんですね。

ところが、アーティストや役者さんの「語り」には
生身の人間の感情が入るので
緩急や強弱、まさにメロディとリズムが生まれるんですね。
いい「語り」は、いい「音楽」と同じ!ということです。

AIN’T NO MOUNTAIN HIGH ENOUGH / DIANA ROSS

「私が必要なら呼んでちょうだい。たとえ あなたがどこにいても 
それがどんなに遠くても 心配しなくていいのよ…」
なんてことを言っています。

この「語り」があるから、メロディパート、そしてサビで、
感動は一気にクライマックスに達するんですね。

実は6月19日は「6」に「19(トーク)」で「朗読の日」でもあるそうです。
みなさんも、自分流でいいから、好きな歌詞でも朗読してみては?
何か新しい発見があるかもしれませんね!


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2012年06月18日

言葉の魔術師、KREVA!

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」…
古今東西、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはいったいどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、どんな秘密があるのか?
毎日音楽と向き合っている、亀田誠治が解き明かしていきます!

第42回目のテーマは…

「言葉の魔術師、KREVA!」

1976年の今日、6月18日に生まれたのが、
日本を代表するHIP HOPアーティストであるKREVA!
今年は、年男ですね!

1997年、KICK THE CAN CREWを結成。
2004年にソロデビューしたあとの活躍はみなさんご存知のとおり!

スピッツの草野マサムネくんや、
久保田利伸さんなどとも、積極的にコラボ活動も展開。
その人気はお茶の間にまでグングン浸透!
僕も、布袋寅泰さん、KREVAと三人で期間限定ユニット「The THREE」を結成。

唯一無二のHIP HOPを届け続けてくれるKREVA。
今日は、そんなKREVAのどこが「すごいか?」を
KREVAのことよく知っているつもり(笑) の僕がご紹介しましょう!

1)ダントツのラップスキル
KREVAのラップ、本当にすごいんです。
2006年のap bank fesに、KREVAが出た時
打ち上げで、アーティストが一言挨拶するコーナーがあったんだけど、
KREVAはそこで、即興でフリースタイルの、ラップを披露してくれたんですよ。
それがすごかった! 鳥肌ものですよ!

打ち上げ会場のみんなを巻き込みながら、
環境問題のネタをいれながら、即興でラップをする。

まるで、「反射神経」のかたまり。
アマチュア時代のKREVAがフリースタイルのコンテストで
勝って勝って勝ちまくったという伝説が、わかった気がしました。

流れるように言葉を発しているのに、ラップが聞きとりやすい!
場の空気を読みながら、お客さんとのバイブスを高速のCPUで計算して
ちゃんと、言葉の言霊を乗っけているんですね、
つまり、でたとこ勝負じゃないんです。
ちゃんとアタマとココロとカラダを使っている。
だからこんなに伝わるんですね。


2)革命男
KREVAの魅力は、その革新性にあります。
いつも、誰もやっていないことにチャレンジしていく。

だからその経歴にはいくつも「初」がつきます。

・邦楽HIPHOPソロアーティストで初の、オリコン初登場1位を獲得。
・邦楽HIPHOPソロアーティストで初の、日本武道館公演を成功
・邦楽HIPHOPソロアーティストで初の、MTVアンプラグドを成功

DJ、ラップ、歌、全てのパフォーマンスを一人でやったり、、、

常に「最新が最良」という精神で生きている。
このポジティブで不屈の革命精神が、聴く人に勇気をあたえるんですね。
だから、KREVAのラップには
「がんばれ」「一緒だよ」なんて言葉が出てこないのに
聴く人は「がんばる」気持ちになれるんです。
四の五の言わずに、バーンと態度でしめす。
これこそHIP HOPの神髄ですね。

STRONG(ACCOUSTICSESSION) / MIYAVI vs KREVA

僕は、このセッションをプロデュースしたんですけど
何度も何度もスタジオで奇跡が起っていましたよ。
もう、正真正銘の、一発録り。
やり直しなしの、一発録り。
アーティストの反射神経って本当にすごいな!
と、こちらまでホテってしまいました。

70年代の終わりにストリートから生まれたHIP HOP。
楽器もなく、お金もなく、ターンテーブルと体一つで生まれた音楽表現、」HIP HOP。
このパフォーマンスからは、そんな、HIP HOPの原点が感じられますよね。


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2012年06月14日

なんだかんだロックの国UK

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」…
古今東西、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはいったいどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、どんな秘密があるのか?
毎日音楽と向き合っている、亀田誠治が解き明かしていきます!

第41回目のテーマは…

「なんだかんだロックの国 UK」

3日間UKの音楽について、一緒に考えてきたけど、
結局、UKってロックなんだ!ってシンプルに感じているのは僕だけですか?
そう、ここに真実あり。
ちょっとUKのロック史を、かーんたんにまとめてみますよ。

*ビートルズ、ローリング・ストーンズ
 2大バンドが生まれた国、イギリス。
*3大ギタリストと呼ばれる、ジミー・ペイジ、エリック・クラプトン、
 ジェフ・ベックがテクニックを競った国、イギリス。
*アンダーグラウンドだったニューヨークのパンクを、
 メジャーシーンに押し上げたイギリスのパンクムーブメント。
*フレディ・マーキュリー、デヴィッド・ボウイ、
 時代のカリスマが多数生まれたイギリス。
*ブリット・ポップと呼ばれたオアシス、ブラーの世界的大ヒット

やっぱりUKはロック!

イギリスはとアメリカはいつも音楽の上では、互いに影響し合ってきました。

たとえば、ロックンロールは1950年代にアメリカで産声を挙げます。
それまでのカントリー、ブルース、ジャズなどの音楽を、
全部まとめてジューサーでかき回したら、
今まで見たことも、聴いたこともない
若者の「衝動」をシンプルに代弁する音楽が生まれた。
これが、ロックンロールのはじまりです。

そして、このロックロールは、
エルヴィス・プレスリーというアイコンを介して
海を越えてイギリスに届きます。 
この海を越えたというのがポイントです。
この距離感がUKらしさを作り上げています。
プレスリーはカリスマ、
セックスシンボルとしてアメリカで爆発的な人気を誇りますが、
イギリスの若者には、プレスリーは、レコードになって、海を越えて、
ラジオで流れることによって純粋な音楽として伝わったのです。

そして、ロックンロールを意欲的に受け入れたイギリスの若者は、
丁度その頃、量産化されたエレキ・ギターやエレキベースという、
ラウドな音を鳴らせる楽器を使って
「バンド」というカタチで自作自演の音楽をやり始めます。
アメリカで起きた、ロックンロールという
「音楽(ソフト)の誕生」と、
エレキ・ギターという「楽器(ハード)の登場」という革命を、
大西洋を挟んで、海の向こうで受け止めたので、
オリジナルなものが生まれたのですね。
ちょっと、距離を置いて、客観的になることによって、
さまざまなもの見えてくる。
UKの音楽が、UKらしいひねりが効いているのはそのためです。

そして、60年代半ばにはビートルズ、ストーンズ、
アニマルズといったバンドが
「ブリティッシュ・インヴェンジョン」と呼ばれたムーブメントになり
アメリカチャートを席巻します。

そしてこのカタチは繰り返されます。
アメリカで生まれたものが、一度海をわたり、イギリスで消化されて
再びアメリカに戻り、世界制覇に成功する!

今日は70年代にN.Y.で起ったパンクムーブメントがロンドンに渡り
ロンドンパンクとして短い命を終える中、
イギリスらしく、アメリカのモータウンや
R&Bを音楽どんどん吸収して、ミックスして
進化し続けた最もUKらしいこのアーティストのこの曲を聴いてみましょう。

My Ever Changing Moods / The Style Council

815.jpg

スタイル・カウンシルのポール・ウエラーは、
ザ・ジャムというバンドで
パンクロックにモータウンやR&Bといったあらゆる音楽のエッセンスを
どん欲に取り入れたサウンドで一躍ブレイク。

ロックはジャンルではなくて
常に、いろんな音楽と融合して、進化し続けるという行動なんですね。
問われるのは、その行動の根底にある「魂」だと思います。

だから、どんなジャンルと交わろうとも
これがロックだと、言い切る自分自身を持っていれば、
それがロックなんです。
これが!UKロックのUKらしさだと思います!


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2012年06月13日

ナイトの称号をもらったアーティストたち

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」…
古今東西、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはいったいどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、どんな秘密があるのか?
毎日音楽と向き合っている、亀田誠治が解き明かしていきます!

第40回目のテーマは…

「ナイトの称号をもらったアーティストたち」

先月5月、ロンドンのバッキンガム宮殿で、
「エリザベス女王即位60周年祝賀行事」が行われました。
さらに!先日行われた「即位60周年式典」では
ポール・マッカートニー、エルトン・ジョン、カイリー・ミノーグ、
スティービー・ワンダーなどが参加するコンサートもありました。

こんな風に音楽界と深い絆があって、国民から愛されている「英国王室」。
その王室から、[文化や芸能、スポーツ面などで、
著しい功績があったものに対して授与されるもの]
となっているのが「ナイト」の称号です。

音楽界からは、現在迄に、ジョージ・マーティン(ビートルズのプロデューサー)、
エルトン・ジョン、ポール・マッカートニー、
ミック・ジャガー、クリフ・リチャード、トム・ジョーンズ、
そしてアイルランド人であるU2のBONOが授与されています。
今日はこの爵位をもらったアーティストの知られざるストーリーをお話しします。

<ネタ1>
ナイトの称号をもらうと「サー」がつきますね。
たとえば、ポール・マッカートニーは、
Sir James Paul McCartney Jr となりますね。
エルトン・ジョンはSir Elton Hercules John
しかし!BONOはアイルランド人で、英国民ではないので、
爵位をもらってもSirの称号はつかないそうです。

<ネタ2>
ミック・ジャガーは称号をもらってキースから怒られたらしい。(笑)
これは有名な話ですね。
「ミックよ、おれたち反体制でがんばってきたじゃないかよ!
なのにお前だけ爵位もらうって、お前いつからそんな腰抜けになっちまったんだ!」
こんなニュアンス(笑)

イギリスという国の面白いところは、
反体制の象徴であるローリング・ストーンズのミック・ジャガーにも
爵位を与えてしまうところですね。

ふだんは頭が固いイメージのイギリス王室ですが、
実は、ロックミュージックを愛し、イギリスに根付いた文化というものを大切にしている。
お国柄がこんなところにもにじみ出ていますね。

とはいえ、「ぽっと出」で売れただけでは、爵位をもらうことは出来ませんよ。

長い間、トップを走り抜いて、
たくさん稼いで、たくさん税金おさめて(笑)
そして、たくさんの社会的活動もして、国民の気持ちを一つにした、、、
そんなアーティストだけがもらえるご褒美が、爵位。
すなわち「ナイト」の称号なんですね。


今日は爵位をもらったアーティストの中から、
97年の8月31日に、英国王室の花であった、
ダイアナ妃が事故でなくなった時の追悼ソングをお届け。
全米、そして日本でも大ヒットしました。

Candle in the wind 1997 / ELTON JOHN

この曲は、73年発売のアルバム、
「グッドバイ・イエロー・ブリック・ロード」に収録されていた曲。
そのときは、マリリン・モンローに捧げた歌だったんです。

そして、ダイアナ妃が亡くなった時に歌詞を書き換えて、
もう一度レコーディングされました。
歌詞の中でエルトンは、ダイアナ妃に
「決して忘れないよ」と呼びかけています。

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2012年06月12日

「UKロック、声の流儀」

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」…
古今東西、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはいったいどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、どんな秘密があるのか?
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第39回目のテーマは…

「UKロック、声の流儀」

同じ英語で歌っていても、「アメリカ・USのロック」と「イギリス・UKのロック」、
なんだか違います…
それは皆さんご存知のように
「American English」と「Queen’s English」という、「発音」の違いだったり、
言葉そのものの使い方に少し違いがあったりします。

でも、それってたいした問題ではないんです。
さらに、もっと根本的なコト… それはUKのボーカリストたちの「声」。
明らかな「UK声」というのが存在するんです。

仝汽アシスの、ノエル・ギャラガー(兄)
▲咫璽肇襯困離献腑鵝Ε譽離
ボーカリストとしてもっと評価されてもいい? DAVID BOWIE
UK、いや世界を代表するバンドのボーカル、コールドプレイのクリス・マーティン
ゥ譽妊オヘッドのトム・ヨーク。
Εリスマ的な人気を誇るアークティック・モンキーズのアレックス・ターナー

彼らに共通する声って何なんでしょうか、
お答えします。

まず、これは昨日お話した気候にも関係するんですけど、
「北国の声」というのが存在するんです。
緯度の高い国の、晴天率や
日照時間の短さといった、生活環境が、心とからだに影響しているのです。

「どこかおさえつけられた声、光の射す方へ出口をさがしていくような声、
ちょっと息がまじって、鼻にかかったような声、、、」
ロンドン、札幌、ニューヨークあたりからこのゾーンが始まるんです。

究極はアイス・ランドの歌姫、ビヨークです!
南の島や、楽園では絶対生まれない、かげりのある声!
これが、UKのアーティストの「声」を作っているのです。

そして、「歌」というものに対する考え方の違いが
イギリスとアメリカでは、歴然としてあるのです。

アメリカのロックのボーカリストは、声量がある、音程が正確、
声がのびるといったスポーツでいうところの、
「フィジカル」や「規定」を重んじます。
曲やジャンルといった、既存の音楽スタイルの中に
ボーカルをアジャストしていく。
これがアメリカ流のボーカルに対する合理的な考え方なんですね。
カントリー・ミュージックがそうですよね。
たとえばテイラー・スイフトちゃん。
どんなにPOPな曲でも、
これぞ、カントリーという枠を壊さない範囲で冒険し、
いい曲、いい歌を歌いグラミーをとりました。

ところが、UKのロックボーカリストは、
上手さよりも、風味、風合いといった、いわゆる「表情」を大切にする。
人格を歌の中にはっきりと出すことをためらわない。
スポーツでいうところの、「メンタル」や「エキジビジョン」を重んじるんです。
歌というよりも、語り、読み聴かせに近いんですね。
これがUKロックの「歌」の流儀につながっています。

この、UK流のロックボーカルの源泉を作ったのは
間違いなくジョン・レノンです。

彼の歌は、人格とメッセージを一致させることによって、
自由に感情やユーモアを織り込むことによって
音楽に、音楽以上の力を持たせる事に成功しました。
レノンが亡くなって30年。
リアムにも、トム・ヨークにも僕はレノンの「魂」を感じます。


Stand By Me / Oasis


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2012年06月11日

UK式サウンドの流儀とは?

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そして、その曲が愛されるのには、どんな秘密があるのか?
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第38回目のテーマは…

「UK式サウンドの流儀とは?」

みなさんも、音楽が流れてきて
「これはUKっぽい!」
って無意識に感じたことありませんか?

UK=かっこいい!
UK=ちょっと翳りがある!
UK=ロック!でも紳士的!

UK独特のサウンド…そこには、アメリカの音楽とは
違う何かがある!
いったいこの違いはどこからくるのか!?
アメリカにはない、UK独特のフォーマットがあるのか? 
今日はそこんとこを、じっくり掘り下げてみました。


では、まず
イギリスのアーティスト」を「イギリスのプロデューサー」が
プロデュースした「UK全部のせサウンド」!


ザ・ビートルズ/『Revolution』 ジョージ・マーティン。

T-REX/『Get it On』 トニー・ビスコンティ(アメリカからロンドンに移住)。

ELO/『Twilight』 ジェフ・リン。

ポリス/『シンクロニシティ』 ヒュー・パジャム

イエス/『ロンリーハート』 オケヒットで一世を風靡したトレバー・ホーン

コールドプレイ/『Mylo Xyloto』 「音の十二単」で魔法をかけたブライアン・イーノ

レディオヘッド/『OK Computer』 エンジニアプロデューサー、ナイジェル・ゴッドリッチ

はい、並べて聴くと、やっぱり「UKっぽい!」って感じますよね!
では、この「UKっぽさ」っていったいどこからくるんでしょう!
イギリスとアメリカの、何の違いがこの違いを生むのか
お答えします!!

1) 気候の違い!

ロンドンに行くと、イギリスの気候が、
そこで暮らす人達に与える影響を強く感じます。
とにかく晴れの日が少ない。なかなか青空を拝む事が出来ない。
晴天率は一番高い5月から8月でも50%にとどかないんです!

それに比べてアメリカのショウビズの都、L.A.は、空気もカラっとしています。
あめの多いシーズンでも、晴天率は60%以上!

この気候の違いは、如実に音に表れます。
音楽は、人生!Life is Music!ですよ。
毎日の生活環境が、アーティストの作る音楽や、演奏する気持ちに直結するんです。
もちろん、楽器の鳴りだって変わってきます。
湿度が高いと楽器は、鳴らなくなってしまうんです。

たとえば、同じアメリカでも、これがNYになると、温暖なLAとは違って
ちょっと、陰影のあるサウンドに、つまりUKの雰囲気に近づいてくるんです。

2)電圧のちがい!

意外と知られていないのは、この電圧の違いなんです。
アメリカの電圧は120V。これくらべイギリスの電圧は240Vです。
この違いは大きい!
イギリスでは、強い電気が、ギターアンプやミキサーを動かしているのです。
まさに、イギリスはロック向けの環境がそろっているのですね。
ちなみに日本は100V。がんばらなくちゃ電圧に負けちゃいますね(笑)

つまりUKのサウンドは
気候を反映した生活の「陰影」を
しかも、ちょっと湿ったダークな楽器の鳴りを
電気の力によって倍増させることによって
奏でられている音楽というわけです。
ほら! UK流の音が見えてくるでしょ!

というわけで、
このUKとアメリカのお国柄の違いを美しいメロディに乗せて歌う
UKサウンドの流儀を感じるアーティストの、この曲を聴いてみました。


Englishman in New York / Sting

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2012年06月07日

Oh Carol! お宝キャロル・キング!

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」…
古今東西、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはいったいどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、どんな秘密があるのか?
毎日音楽と向き合っている、亀田誠治が解き明かしていきます!

第37回目のテーマは…

「Oh Carol! お宝キャロル・キング!」

はい、僕も大好きです!
キャロル・キング。

まさに、女性シンガーソングライターの草分け。
シンガーソングライターって、当たり前に言いますが
シンガー(歌)とソングライター(作詞作曲)が合わさったもの。
つまり、自作自演のアーティストのことですよ。

キャロル・キングの登場までは、
アメリカで、おおむねヒットチャートを賑わすPOPソングに置いて
シンガー(歌手)とソングライター(作曲家)は別人でした。
作曲家が書いた曲を、歌手が歌うという
図式が音楽業界のデフォルトだったのです。
でも、彼女の登場によって「自分で書いた曲を自分の言葉で歌う」 
シンガーソングライターというジャンルが確立されたんですね。

実は、キャロル・キング、もともとの職業は作曲家だったんです。
しかも、ヒット曲を連発した作曲家だったんです!
1950年代何枚かのシングルを発表したにもかかわらず、
鳴かず飛ばずだったキャロル・キングは
1960年代入り、当時の夫だったジェリー・ゴフィンとタッグを組んで、
たくさんのヒット曲を生み出していきます。

リトル・エヴァ「ロコモーション」、
シュレルズ「ウィル・ユー・ラブ・ミー・トゥモロウ」
ドリフターズ「アップ・オン・ザ・ルーフ」
アレサ・フランクリン「ナチュラル・ウーマン」

10代後半、20代前半に、
これだけのヒット曲を書き上げたキャロルは天才少女です!!
この時積み上げた、作曲のスキルが
シンガーソングライター、キャロル・キングを
不動のものにしているんですね。

キャロル・キングの歌は、ジャンルを超えてたくさんのアーティストから
カバーされています。
これってどういうことかわかりますか?
元祖シンガーソングライター、キャロル・キング彼女の書くメロディは、
『歌詞と直結していてシンプル』
ですから、どんなジャンルのアーティストが歌っても
そのアーティストの個性を生かすことができるのです。

<ロコモーション>
 トル・エヴァ(62)
 いわゆる、オールディーズサウンドですね。
 リトル・エヴァは、グーフィン&キングの家に
 デモテープを歌いに来たところ、
 あまりにもチャーミングでスカウトされたというシンデレラガールです。

 東ゆかり(62)
 これは、リトル・エヴァの全米No1ヒットを受けて、
 日本に「直輸入」された伊東ゆかりさんのバージョンです。
 日本語訳詞がかわいいです。 
 「With me!」の発音がめちゃかわいいですね。

 ランドファンク・レイルロード(74)
 これは、ソフトバンクのCMでも使われているので
 みんな一番なじみのあるバージョンかも!?
 このグランドファンク・レイルロードのバージョンも全米No1を記録。
 同じ曲がカバーされて1位になるのは、大変珍しい例です!

 カイリー・ミノーグ(87)
 ユーロビートのサウンドにリメイクされ大ヒット。
 カイリーはこの曲のブレイクで、
 スーパーアーティストの仲間入りをします!

こうやって、聴いてみると、歌い手が変わっても、時代が変わって
サウンドが変わっても、言語が変わっても、名曲の持つパワーは変わらない。
永遠だということを感じますね。

また、シンガーとしてのキャロル・キングは歌が上手過ぎない。
どこかに黒人音楽のスピリットを感じつつも
いい感じの自己流なんですね。

つまり、
「歌に過剰な表現が入らないので
歌詞とメロディの良さが引き立つ」んですね。
素晴らしい『読み聴かせ』を聴いているような感覚で、
歌詞メロディがすっと入ってくる。
この感じって、日本でいうと荒井由実が出て来たときの感じに似ていますよ。

さあ、今日は1971年に発表され
現在までに2200万枚以上売上げた
名盤中の名盤アルバム『つづれおり』の中から
この曲を聴いてください。

So Far Away /Carole King

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シンプルで美しい曲ですね!
コードやメロディーにメジャー7thをいち早く取り入れた作曲スタイルも
荒井由実時代のユーミンに通じるところがありますね。

そして、キャロル・キングの、
未発表デモ音源や、過去に発表されたレアなアルバムが、
つい先日、最新の高音質CDでリリースされました。

まさにお宝キャロル・キング!
それにしても、キャロル・キングのデモ音源って、何だかワクワクしますね〜
みなさん、買うなら今ですよ(笑)。

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この番組「BEHIND THE MELODY」では
今日のようにリスナーの皆さんから“音楽に関するギモン”をお待ちしています。
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STAFF| 04:30 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2012年06月06日

間違いだらけの結婚式ソング選び

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」…
古今東西、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはいったいどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、どんな秘密があるのか?
毎日音楽と向き合っている、亀田誠治が解き明かしていきます!

第36回目のテーマは…

「間違いだらけの結婚式ソング選び」

6月に入りました。
6月の花嫁は幸せになれる、そんなヨーロッパの言い伝えから、
ここ日本でも全国津々浦々、この6月に結婚式を挙げるカップルが増えていますね。

そして、結婚式や披露宴でかかせないのが、、、BGM!
結婚式を挙げたみなさんはどんな曲を使いましたか?
まだ、という方はどんな曲使おうかなぁ〜なんて妄想を膨らませ中ですか?

自分達の結婚式だから、自分達でプロデュースするのもいいですよね。
この選曲している時がまた楽しいんですよね。
相手の趣味や、性格が見えてきますもんね。

僕も昔から、持ち前の選曲センスと、豊富なCDライブラリー、
それと断りきれない温厚な性格をかわれて(笑)、
友人の結婚式の度に、BGM選びに任命されていました。
結婚する二人のことを考えながら選曲するのが楽しいんですよね。

さて、ジューンブライドのこの6月。
いったい、どんな曲を結婚式のBGMに選べばいいのか?
もしかして、その選曲まちがってないかい!?
という、僕からのワンポイントアドバイスです。

まずはウェディングの総合サイト・『ゼクシィnet』調べによる
昨年集計された、花嫁さん対象の
<結婚式を挙げるとしたら、誰の歌を使いたいですか?>という
アンケートがありますのでご紹介しましょう。

5位 100万回の「I love you」(Rake) 
4位 365日(Mr.Children) 
3位 ありがとう(いきものがかり)
2位 Butterfly(木村カエラ) 
1位 家族になろうよ(福山雅治) 

はい。どれもみなさんご存知の曲ですね。
何よりも、こうやって並べて聴いてみると、
花嫁は、「100万回」とか「365日」といった『数字』や
「なろうよ」「ありがとう」といった具体的な『言葉』を
結婚に求めていることが如実にわかりますね(笑)

さて、このアンケートでは邦楽がトップ5を占めています。
J-POPなら歌詞が伝わってきますが、
洋楽となると知らないうちに
実は「別れの歌」を選曲してしまっている…という落とし穴がありますよ!
では、僕が、実際結婚式会場で見つけた『間違いだらけの結婚式ソング』を
ピックアップ!!!

ゥ札蝓璽漫Ε妊オン『To Love You More』
 (失恋曲ですよ。邦題の『もっと、あなたを好きになる』にだまされるな!
  葉加瀬太郎さんとのコラボでカップル感幸せ感ありますが、要注意!)

ぅ泪薀ぅ筺Εャリー『without you 』
 (去って行った恋人に、自分の悲しみを知らしめて、
  対等な関係になるという、怨念曲!)

ワム『ラスト・クリスマス』
(これ、よくスライドショーとかでかけてない?オトコの失恋未練曲!
  冬場の結婚式のBGMには要注意!)

▲献А璽爛后Ε屮薀鵐函You're beautiful』
(危ない!男子が選びがち!
地下鉄ですれ違ったよその男の彼女に思いをよせる妄想曲です(笑))

ホイットニー・ヒューストン 『オールウェイズラブユー』
(はい!新郎新婦入場の時、ケーキカットの時、かかりまくるこの曲は、
実は別れの曲! 邦題をつけるならば「別れても好きな人!」)


という感じで、まちがいだらけの結婚式ソング選び。
みなさんもよーく気をつけてくださいね!

では僕、亀田誠治から、日本全国、いや世界中の花嫁に
結婚式ソングとして超おすすめの曲を紹介しましょう。

「健やかなるときも、病めるときも、、、」
まさにあの結婚式の誓いの言葉を
女性から、日常の言葉、自分の言葉で
相手に問いかけている歌があるのです。

「明日になっても愛してくれますか?」
具体的な『愛』を求める、女性の純粋な気持ちを
いつ聴いても泣きそうなくらい美しいメロディにのせて歌った名曲です。

Will you love me tomorrow /Carole King & James Taylor Live at Troubadou

シンプルな歌詞、美しいメロディにのせた女性の気持ち。
まさに、6月の花嫁の気持ちにピッタリだと思いませんか?

一昨年、L.A.でこのキャロル・キングとジェイムス・テイラーのライブを観たのですが、
その時にも、この曲を演奏してくれたんです。
70歳のキャロル・キングが、まるで少女のように見えて
とてもすばらしかったですよ。

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STAFF| 04:32 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2012年06月05日

クリーンでグリーンな音を奏でるアーティスト達!

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」…
古今東西、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはいったいどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、どんな秘密があるのか?
毎日音楽と向き合っている、亀田誠治が解き明かしていきます!

第35回目のテーマは…

「クリーンでグリーンな音を奏でるアーティスト達!」

今日6月5日は「世界環境デー」。 そして日本でも「環境の日」!
このコーナー「FM KAMEDA」では、『アーティストと環境』という視点で
お話ししました。

クリーンでグリーンな音を奏でるアーティスト達…
皆さんは、どんなアーティストを思い浮かべるでしょうか?
「環境を守ろう! 僕たちの地球を守ろう!」
そんなメッセージを音楽に乗せて発信する
アーティストが世界中にたくさんいます。

その前に、みなさん、きっと疑問に思っていることがあると思います。

ずばり、『なぜアーティストは「環境」に感心があるか?
今日は、これにお答えします!

それは、アーティスト自身が
感受性が豊かで、繊細で、人一倍
周りからの負荷に弱い「一人の人間」だからです。


だからアーティストは、
人間が一人で生きていけないことがわかっている。
人間が力をあわせていくことの大切さを、いつも感じているのですね。

その、『人間と人間を繋げて行く』ための道具が『音楽』なんですね。
言い換えれば、アーティストは自分の「得意技」の「音楽」を使って、
アクションを起こしている。
それくらいシンプルなことなんです。
つまり、これは音楽だけでなく、
あらゆるジャンルの「もの・こと」「仕事」に置き換える事が可能ですよ。
ラジオの前のあなたが、毎日している仕事だって
回り回って、人間を守る大切な「得意技」なんですよ。

というわけで、アーティストは、
貧困、病気、災害、、、などで、弱い立場にある人を
救い出すために、守るために、
『音楽』という得意技にのせてメッセージを発信します。
音楽の波動は、言葉の壁を越えて瞬時に世界中に伝わっていくので
メッセージを伝えるのにとても効果的なんですね。

ところが、2007年の映画、『不都合な真実』以降、
「環境問題」は、僕らが毎日の生活や行動の中で
取り組むことができる問題なのだということに気がつき始めました。
アーティストもメッセージの発信だけでなく、
自ら「出来る事」を行動するようになりました。
ここが、今迄の社会問題へのアーティストの関わり方と
環境問題の、ちょっと違うところです。

たとえば、KTタンストールのように
スタジオに「太陽光発電」を備えるアーティスト。

ジェイソン・ムラーズのように
「ジェイソン・ムラーズ基金」を立ち上げ
環境保護のために活動する団体へのサポートを行うアーティストもいます。
僕自身がBank Band として参加しているap bankもこの仕組み!


今日は、環境問題に、誰もが簡単にとりくめることを
教えてくれるアーティストを紹介します。
僕らが今すぐはじめられる「環境問題」への3つの行動。

Reduce(ゴミを減らす)
Reuse(モノを大切に繰り返し何度も使う)
Recycle(資源の再生利用)

3Rを、やさしく子供にもわかるように歌ったこの曲。


The 3R’S / Jack Johnson and Friends


音楽性の高さと、誰にでも届くメッセージの敷き居の低さが
両立しているじゃありませんか!
ジャック・ジョンソン。
素晴らしい、アーティストですね。


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STAFF| 04:31 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2012年06月04日

アーティストが知りたい“音楽のヒミツ”

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」…
古今東西、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはいったいどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、どんな秘密があるのか?
毎日音楽と向き合っている、亀田誠治が解き明かしていきます!

第34回目のテーマは…

「アーティストが知りたい“音楽のヒミツ”」

今日は、いつも、僕がレコーディングで接しているアーティストからの
「音楽のギモン」に答えてみたいと思います。  
それは… この方です!

亀田さん、そしてJ-WAVEをお聞きの皆さん、こんにちは平井堅です。


はい、平井堅ちゃん!

2002年に『大きな古時計』で、ご一緒してから、
『瞳をとじて』『POP STAR』『哀歌〜エレジー』、
そして最新曲『告白』まで、この10年間、ずっと一緒に歩んできている感じ。
「堅カメ」なかなかいいコンビ(笑)
普段からメールでもよくしゃべります。
それでは… 【平井堅】君から届いた音楽の疑問、さっそく聞いてみましょう。


亀田さんともいつも話していますが、僕はせつないという感情をメロディ、
もしくはコード進行、歌詞で表現することにしか興味が無いというか、
音楽をする上で、目標というのはそれに終始しているんですけど、
それ以外の音色、例えばせつない音色って何なのか?
僕はメロディと歌詞でしかせつなさを探求できないので、
音色できっとサウンドプロデューサーの亀田さんは、
もっともっと敏感に考えてらっしゃると思うので、せつなさっていう感情を呼び起こす、
想起させる音色っていうのを教えていただきたいなと思っております。
また魔法をかけてください。平井堅でした。


「せつないという感情を
表現することを音楽の目標にしている。」

かっこいいこといいますね。さすが堅ちゃん!

そして、メロディや歌詞ではなく、
その音色だけで、キュンとなる せつない音色というものが、
この世の中に存在するのか!?ということですね。

音は、音色単体では「せつない」とか「悲しい」とか
そういう心情描写はできないんですね。
でも、メロディを与られた瞬間に、和音を与えられたらさらに、
音色はいきいきと表情を持ち始める。
つまり、音はメロディやリズム、和音という『色』を持って初めて
音色になるんですね。


そして、
僕たちの記憶の中で、その音色が奏でていた
過去の経験や思い出に結びついた時にも、
次々に記憶のトビラが開いて
脳内フラッシュバックがおこり感情がこみ上げます!

音色、僕は、それは、「匂い」のようなものだと思います。
キンモクセイの香りに春を感じ、焼き肉の匂いにお腹がぐうとなったり、
化粧水の匂いにお母さんのことを思い出したり、、、
それは、言葉にすることは出来ないんだけど
しっかり僕らの脳内にすりこまれていて
せつない感情の引き金になる。
というわけで、
音色の存在が、僕らの記憶に結びついて
せつない気持ちを呼び起こすということを、証明するために
今日は、ちょっぴり季節はずれなこの曲を聴いてみましょう!

イントロからエンディングまで、ずっと鳴っている鈴の音色に注目!


All I Want For Christmas Is You / Mariah Carey


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先日リニューアルされた亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』
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STAFF| 04:36 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA