2017年03月30日

「FM KMAEDA」ファイナル・エディション!

最終回! 第970回目のテーマは…

「FM KMAEDA」ファイナル・エディション!

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こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!

…という「おなじみのナレーション」でスタートする「FM KAMEDA」も
いよいよ本日の放送を持って最終回を迎えることになりました。
今まで聞いてくださった皆さん、本当にありがとうございました!

スタートしたのは2012年4月2日(月曜日)。
当初はハリー杉山くんの「PARK IN THE SKY」内で、
その後、サッシャの「BEAT PLANET」内でのオンエアとなりました。

最終日の今日は、サッシャと、そしてリスナーの皆さんと一緒に
「FM KAMEDA」の5年間を振り返っていきました!

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●ラストソングは、「FM KAMEDA」がスタートした2002年4月2日にオンエアした曲、亀田さんが大好きな曲、そして亀田さんのメッセージがいっぱい詰まった曲。

M. VIDEO KILLED THE RADIO STAR / BUGGLES

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亀田:
「この曲は、"VIDEO KILLED"だけど、今の時代は"VIDEO SHARE"する時代になってきたなって思います。とても素敵な循環が生まれている気がしますね。」

●5年間の間に「radiko」が登場。タイムフリー機能も

亀田:
「ラジオの電波が強くなってどこまででも届くようになったイメージ。こういう技術が発展して、たくさんの人が音楽を、そしてパーソナリティーの人柄を日本全国いつでも楽しめるっていうのは、とても素晴らしいことで、これからもどんどん発展して行って欲しいな。」

●「FM KAMEDA」は音楽を作る側、支える側の想いや気持ちが伝わる番組でしたね

亀田:
「僕は音楽がとにかく好きで。一番やりたいことって"いい曲に関わりたい"なんです。関わり方は作曲でもいい。作詞でもいい、ベース演奏だけでもいい、もちろんプロデュースでもいい。"良い曲あるよ!"って、レコメンするだけでもいい。その中にFM KAMEDAっていうラジオがあって。いい曲をいろんな人に伝えて行くっていうお仕事をずっとやっていきたいと思っているんです。」

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」、
今日はサッシャと、そしてリスナーの皆さんと一緒に
「FM KAMEDA」を振り返りました。

この5年間、本当にありがとうございました!
また音楽のある素敵な場所でお会いしましょう。
亀田誠治でした。

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STAFF| 13:39 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年03月29日

クイズ! カメオネア・ザ・ファイナル

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第969回目のテーマは…

クイズ! カメオネア・ザ・ファイナル

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さあ、お伝えしている通り、このFMKAMEDAは今日含めて、
あと2回でファイナル!!完結となります。
恒例企画「クイズカメオネア ザ ファイナル」では、
5年間を振り返り、問題を出題!!
FMKAMEDAフリークのあなたなら、
どれも答えられる問題ばかりです。

クイズは3択です!
早速、一問目いきますよ!
「クイズカメオネア ザ ファイナル 」
スタート!!!!!!

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何回か、この番組でも話していますが、5年間続いたこのFM KAMEDAのそもそものスタートは小学生の時、遊びで作った「仮想放送局」その名も「FM亀田」からスタートしました。自ら番組を構成して、DJを務め、リスナーもやるという1人3役。これを、小6から高2までの5年間、毎週末にやっていました。(そうか初代 FM亀田もちょうど5年間だったんだ!)この初代FM亀田の設定として、自分の中のイメージでは、今のFM KAMEDAに偶然通じることがありました。それは次のうちのどれでしょうか??

A  東京タワーと富士山の見えるビルでやっている設定だった。

B   お昼の10分番組という設定だった

C  カメオネアのように、たまに音楽クイズを企画していた

さあ、答えはどれでしょうか?ファイナルアンサー?

正解は…A
東京タワーと富士山の見えるビルでやっている設定だった。

ビルは33F(!)。社長室とレコード室あり。
夢は忘れた頃にかなう!
夢が叶うとは実に時間がかかるものだなぁ!!

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さあ、続いての問題です!!

この番組から生まれたイベントといえば!!「THE BASS DAY」!!11月11日、棒が4本を4弦に見立てて、「ベースの日」と記念日協会に申請して正式にベーシストにスポットが当たる日を制定しました。
さあ、僕はベースデイを制定するにあたり、いかに普段、ベーシストが日の目を当たっていないポジションか、自らの「悲しい経験」をもとに話したのですが、皆さん覚えていますでしょうか?さて、その「悲しい経験」とは次のうちどれでしょうか??

A 恋人に「あなたのギターだけ、弦少ないね!お金ないの?」と言われた。

B 友達に「ベースって影の薄いやつが担当する楽器だろ?」と言われた

C 親に「ギターかボーカルに転向しろ」と言われた。

さあ、答えはどれでしょうか?ファイナルアンサー?

正解は…こちら! C
親に「ギターかボーカルに転向しろ」と言われた。

でした。ズコーン!!これお話したの覚えていますか?
これはショックだった(笑)。
でもね、このFM KAMEDAから生まれた
「THE BASS DAY」のおかげで
ベースをやりたい!と思うキッズたちが増え、
もっと音楽が好きになる!人が増えたのではないかな?
まだまだ道半ばなのでがんばります!

これも、タイミングとご縁なんですよ。
ハマ・オカモトくんや、KENKENという
若い世代のカリスマ的ベーシストの
存在が大きかった!彼らの存在に大いに助けられました!
そして人が集まれば、何かが動く!

さあ、最後の問題の前に一曲いきましょう!!

M. 能動的三分間 / 東京事変

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ここFM KAMEDAには本当に
たくさんのゲストが来てくれました。
平井堅さんとか、GLAYとか
僕とつながりのあるミュージシャンから
ネイザンイースト、スティングなんて大物も!!
5年もやっているとたくさんの人とお会いできましたね。

では問題です。

2014年6月にゲストに来たのは、椎名林檎さん!(ちょうどシングル「NIPPON」をリリースした時でしたね)僕はトーク中に、林檎さんに将来の夢をたずねました。その時に林檎さんはなんと答えたか覚えているでしょうか??


A 海外で飲食店を経営したい

B みんなが集まれるキャバレーを開きたい

C 舞台などの音楽監督をやりたい

さあ、答えはどれでしょうか?ファイナルアンサー?

正解は…こちら!

B みんなが集まれるキャバレーを開きたい

「キャバレー!」。
これは単におっさんの集まる場所ではないですよ。
いわゆるパリにある、ムーラン・ルージュや
クレイジー・ホースなど音楽と、踊りと、
舞台そが三位一体となった本格的エンタテイメントの場です。

今でも林檎さんに会うとこの話するんです。
「師匠、ちゃんとカラダの方仕上げておいてくださいね」
(ナンノコッチャ?)

それにしても、
本当にたくさんのゲストの方に来て頂きました。
皆さん本当にありがとうございました。

さあ、「クイズ カメオネア ザ ファイナル」。
あなたは何問正解しましたか?

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明日はいよいよ最終回。
この番組で感じたこと、改めてリスナーの皆さんに
お伝えしたいと思います。
最後までお付き合いよろしくお願いします!!

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STAFF| 15:12 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年03月28日

亀少年物語〜アーティストのトレードマーク〜

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第968回目のテーマは…

亀少年物語〜アーティストのトレードマーク〜

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亀少年
「あー、桜も咲き始めて、4月にばれば、もうすぐ入学式。
あの子供達のようにのランドセルを背負って、
小学校へ行っていた頃が懐かしいな。…あれ!?
あの小学生たちの中にひときわ大きい子供がいるな…。」

ユキヒロ先輩
「よーっ亀!」

亀少年
「げーっ!!ユキヒロ先輩!!ランドセル背負ってなにやってるんですか!?
もともとおかしかったけど、ついにおかしくなった!(小声で独り言のように:もうすぐ番組が終わっちゃうからって、何やっても良い訳じゃないんですよ。)」

ユキヒロ先輩
「バーカ!ランドセルを背負ってるのは
このミュージシャンに最近ハマってるからだよ!!!

<♪ Back In Black / AC/DC>

ユキヒロ先輩「音楽業界で学生服にランドセルをトレードマークにしている
ミュージシャンといえば、この人!AC / DCのギタリスト アンガスヤング!!
スクールキッズの出で立ちで、激しくギターを弾く姿はイカしてるよな!!
イェーイ!!オラオラ!!(ギターを弾く)


亀少年「先輩、お母さんたちが、こっち見てるのでやめてください!!」

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さあ、今日のFM KAMEDAは「アーティストのトレードマーク」について。
このアーティストといえば…これ!というものに注目してみたいと思います。
さあ、次はどんなトレードマークが出てくるのかな?

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ユキヒロ先輩「よー亀!!」

亀少年「あっ!ユキヒロ先輩!…あれ?ランドセルはもうやめたんですか!?
って、なんですかその大きな帽子は?ノッポさんですか?」

ユキヒロ先輩「バーカ、このおしゃれがお前には分からねえのか
このインパクト大な帽子といえば、このアーティストだろうが!!」

<♪ HAPPY / Pharrell Williams>

亀少年「あー!!Pharrell Williams!!?

ユキヒロ先輩「2014年グラミー賞で着用した、
ヴィヴィアンウエストウッドのバッファローハットだよ!」

亀少年「あはっ!!涙が出るくらい似合わないですね!!」

ユキヒロ先輩「うるせ」

亀少年「いて」

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はい、帽子をトレードマークにしているアーティストは多いですよね。
例えば、5月に来日するこのアーティスト!!
インディン風のものから、ふわふわのファー帽子。
はい、ジャミロクワイのJKです。今度の来日の時もどんな被り物をするのか楽しみですね
さあ、顔周りのアイテム、やはりこちらも忘れてはならないでしょう!

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亀少年「…あれ?ユキヒロ先輩じゃないですか?
どうしたんですか?室内なのにサングラスなんてして…。
今度は誰に憧れてるんですか?」

ユキヒロ先輩「ふっ。亀よ、お前にはこのセンスは分かるまい。
俺にぴったりだろ!?このレイバンのサングラス」

亀少年「あっ!分かった!!タモリさん!?」

ユキヒロ先輩「んなわけぁない!(タモリ風)、
違う!ノーベル文学賞を受賞したボブディランだよ!!」

亀少年「井上陽水!!」

ユキヒロ先輩「お元気で…違うって言ってるだろ!!」

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はい!
メガネやサングラスがトレードマークの
アーティストは本当に多いです。
ジョン・レノン、エルトンジョン、エルビスコステロなどなど。
僕、亀田誠治もメガネがトレードマークです。

さあ、ユキヒロ先輩も色々なアーティストに憧れて、
たくさんのアイテムを身につけていましたが、
こうやってみると一つのアイテム身につけるだけで
誰々っぽくなっちゃう!ってすごいと思いませんか?

例えば
マイケルジャクソン!この人はもはやトレードマークの宝庫。
「ラインストーンの白い手袋」「Ray-Banのサングラス」
「赤いレザージャケット」「ミリタリージャケット」
「G.H.Bassのローファー」。
どれか一つのアイテムを身につけているだけでも、
マイケルっぽさが出ますよね。

それでは一曲お届けした後、アーティストにとってのトレードマーク、
解説したいと思います。

レオタードに上半身ハダカがトレードマークのこの人!
フレディ・マーキューリー率いる、クイーン!!!

M. We Are The Champion / クイーン

20170328_fm.jpg

さあ、本日のFM KAMEDAでは
アーティストのトレードマークについて考えています。

トレードマークは、
単なる奇抜なファッションとはちょっと違います。
アンガスのランドセルも、ファレルの山高帽も、
フレディのレオタードも、
それが、彼らの音楽やパフォーマンスと
深く関わりながら僕らにインプットされています。
まずは音楽ありきなんですね。

とってつけのファッションでは
トレードマークにはならないのです。
特徴あるファッションでまずはヒット&ブレイクして、
そしてそれを長く続けて初めてトレードマークになるのです。
だから、トレードマークがあるということは、
スーパースターの証というわけです。

古くはビートルズのマネージャー、
ブライアン・エプスタインが
メンバーが当時着ていた革ジャンを脱がせ、
スーツを着させ、
リーゼントをマッシュルームカットに…。
見事なビジュアルイメージの転回で、
世間に「ビートルズ」として受け入れられ、
のちにそれらは彼らのトレードマークとなりました。

もちろん、戦略的ではなくても、
カリスマ性のあるアーティストが
身につけているだけで、
いつの間にかそれが自身の代名詞になったり…。
(カートコバーンのボーダーセーター、
ネルシャツ、コンバースジャックパーセルみたいに!!)
90年代グランジ以降は、
この「アーティストのお気に入り」から
自然発生的なトレードマークも主流になってきました。

最近では、TwitterやインスタグラムなどのSNSを通して、
ファッションだけでなく、そのアーティストの独特の言葉使いや
写真のカット、絵文字使いまでもトレードマークになっています。
ニッキー・ミナージュとか面白いですよね。

こうなって来ると、
今の時代のアーティストのトレードマークは、
SNS以前とSNS以後で、
格段と多様化していることが見えてきます。

ちなみに、僕も自身も椎名林檎さんを
プロデュースしていた頃は、
モヒカンがトレードマークになっていました。
なんでモヒカンにしたかというと、
ツアー直前に、林檎さんに

「笑顔が素敵な師匠と真逆の、ハードモヒカンなんていかがかしら?」

と言われたからです。
そして、僕は、モヒカンになって初めてわかりました。
トレードマークを持つことで、
僕自身ミュージシャンとしてのスイッチが入るのです。
しかもお客さんも喜んでいる。

トレードマークは見るお客さんにとってだけでなく、
ステージに立つアーティストにとっても
効果絶大なのです。

もうすぐ新生活の季節です。
もしかしたら、ラジオの前のあなた!
ミュージシャンでなくても、新しい環境で
トレードマークで自分を印象づけするのもありかも??
でも、一番大事なのは、中身だからね。
仕事の中身、人間の中身。
だから、やりすぎ注意してね〜〜〜。

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ユキヒロ先輩「亀、今日で俺とはお別れだ。今までありがとな。」


亀少年「先輩、どこへ行ってしまうんですか?」

ユキヒロ先輩「なーに、風の吹くまま気の向くまま…」

亀少年「あれ?ジャケットを肩にかけて……
はっ!!このトレードマークは…、まさか…寅さん!?」

ユキヒロ先輩「さくら!!!
…いや、これは流行りの"肩掛けコーデ"だよ。」

亀少年「あっ、ああ!普通のおしゃれか。最後まですみません」

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明日の「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」は、
「クイズカメオネア ザ ファイナル!!」をお届けします。
お楽しみに!

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STAFF| 11:40 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年03月27日

亀田サイエンス〜奇跡を起こす音楽

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第967回目のテーマは…

亀田サイエンス〜奇跡を起こす音楽

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先日、僕が見ていたある音楽サイト
BARKS(2月21日付け)に、
うれしいニュースが載っていました。

その記事とは…

The 1975のシンガー、マシューの父で
俳優のティム・ヒーリーは去年の春、
ドラマの撮影中に気分が悪くなり、
その後、昏睡状態に陥ってしまいました。
その数日後、彼は意識を取り戻したそうですが、
実は、昏睡状態にあるとき、ティムの奥さんが、
息子のバンド音楽をかけ続けていたそうなんです。
ティムはインタビューの中で

「僕が昏睡状態にあるとき、息子の音楽をかけ続けてたって言われた。アルバムを繰り返し繰り返しね。数日後、僕は微笑み始め、意識が戻ったんだ。だから、僕をこの世に呼び戻したのは息子の音楽だ」

と、答えています。

BEHIND THE MELODY FM KAMEDA、
きょうは亀田サイエンスと題して、
音楽が起こす、素敵な奇跡について、
お届けします。

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続いて、こちらは、2011年におこった音楽の奇跡です。

イギリスで、7歳の女の子、
シャーロットちゃんは、脳出血で倒れ、
昏睡状態になっていました。
家族も、お医者さんも、
もう回復する事がないと思い諦めていました。
そんなとき、ラジオから、
シャーロットちゃんのお気に入りの
ADELEのRolling in the Deepが
流れて来たんですね。
お母さんは、シャーロットちゃんのために、
その曲を口ずさみ始めたとき、
なんとシャーロットちゃんは「微笑んだ」
そうなんです。
奇跡が起きた瞬間です。
数日後、シャートッロちゃんは、
ベッドから起き上がれるようになり、
退院し、障害は残ったそうですが、
ダンスのレッスンを受けられるまでに回復したそうです。

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アメリカで、認定音楽療法士の佐藤由美子さんは、
ホスピスで、音楽療法をおこなっていました。
佐藤さんは著書
「ラスト・ソング 人生の最期に聴く音楽」(ポプラ社)
の中でこう書いています。

佐藤さんは、アルツハイマーを患うハーブさんという
昔、ジャズシンガーだった80歳の男性に音楽療法を行います。
しかし、ハーブさんの症状は悪化し、
ほとんど話すこともなくなり、
言葉を認識する能力さえ失ってしまったそうです。

ところがある日奇跡が起こります。
佐藤さんがジャズを何曲か弾いたあと、
最後に「What a wonderful World」を唄い、
時間がきたので佐藤さんが帰ろうとしたとき、
「君のために唄うよ」と、後ろからハーブさんの声がした!
振り返ると、人懐っこい彼の笑顔があった。
最後のセッションから2日後、
ハーブさんが亡くなったという知らせを受けた。
この曲は、昔、ハーブさんが良く歌っていたと言う事でした。

では、こんな音楽がもたらす素敵な奇跡、1曲お届けした後、
現役の脳神経外科医の菅原先生に、
音楽が人間に影響を与えるメカニズムについて
伺います。

M. What a wonderful world / Lius Armstrong

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2012年のap bank fesで、
不慮の事故で半身不随になって懸命にリハビリ中の
rougeの奥野さんの動画と、ステージ上の僕ら
Bank Bandがセッションした大切な曲です。
ルイ・アームストロングのように歌う、
パワフルな奥野さんの歌声と、
櫻井くんの歌がひびきあい
「きぼう」と「愛」の波動を広げていました。

★ 菅原道人さん ----------------

菅原道人と申します。菅原脳神経外科クリニックで医院長をしています。専門は、脳神経外科をやっています。音楽が体に与える影響は、ある特定の音楽を聴くと、特定の情景を思い出す。音楽と言うのは、閉ざされた記憶の扉をあけるカギのような役割がある音楽を治療に使えないかと考えた方がいて、最初は第一次世界大戦のトラウマに関して使われたのが最初と言われている。その後、認知症や、その他の様々な患者さんに応用されている。
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お話を伺うのは、脳神経外科の菅原さんです。
よろしくお願い致します。
先生も言ってましたが、音楽を聴くと、
過去の情景を思い出す、
これはみなさん誰もが体験している事でしょう。
ぼくも、音楽と記憶ってすごいつよい結びつき
があるように思います。
続いては、菅原さんに、
人と音楽の関係性についても伺っています。

★ 菅原道人さん ----------------

音楽療法と言う分野があり、資格を持った、音楽療法師よって提供される治療法の一つ。音楽って言うのは様々な効果があり、高齢者の方に、なじみの音楽を歌ったり、演奏させたりすると、コミュニケーション能力が上がったり、認知力が上昇したりする作用がある、発達障害などの子供には、いい影響を与えたり寝たきりの方に、刺激を与えることがある。リウマチ、癌などの痛みや不安感が改善されるといわれている。
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また、先程、THE 1975にまつわるお話でも
あったように、音楽診療が多くの成果を
出している事についても伺っています。

★ 菅原道人さん ----------------

色々な音楽療法の成果がある。日本においては、音楽と運動を組み合わせた大阪芸術大学の野田先生と言う方がいらっしゃるのですが、その方が、くも膜下出血などで植物状態になった26人の方に音楽運動療法をおこない、大半の方が改善したと言うのが論文になっている。
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菅原先生がおっしゃっいた

「音楽と言うのは、閉ざされた記憶の扉を
あけるカギのような役割がある」

というのはとても合点がいきますよね。

誰もが、音楽を聴いて、昔の思い出や記憶や
匂いがフラッシュバックすることって
ありますものね。

そして、今回の取材を通して、
何よりも、音楽そのものが、
脳をすごく刺激する魔法に溢れている
ということがわかりました。

音楽は、「感動」という、「生きるエネルギー」を
人間の脳に焼き付けているのですね。
素敵な音楽を作らなければ!
と思います。

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明日の「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」は、
亀少年物語〜アーティストのトレードマークをお届けします。
お楽しみに!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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2017年03月23日

音楽仕事百科〜ミュージックビデオ監督 編〜(GUEST : 加藤マニ)

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第966回目のテーマは…

音楽仕事百科〜ミュージックビデオ監督 編〜(GUEST : 加藤マニ)

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様々な専門職の方々の力で成り立っている音楽業界。
ラジオ局のスタッフ、レコード会社のスタッフ、
コンサートに関わるスタッフ… 様々ですが、
実際はどんな事をやっているのか? その仕事にどんな情熱を傾けているのか?
音楽業界のお仕事を「FM KAMEDA」が紹介する! そんな企画です。

今回注目するお仕事は… 『ミュージックビデオ監督』


亀田:近年、CDや配信サービスではなく、まずは、動画共有サービスで最新音楽を聞く!という方も多いのではないでしょうか?そのときの付きものというと"ミュージックビデオ”ですよね!今日は、そんなミュージックビデオを作っているお仕事に注目!…というワケで、この方にお話を伺いたいと思います。ミュージックビデオ監督の加藤マニさんです!こんにちは!

加藤:こんにちは。加藤マニです。宜しくお願いします。

亀田:ようやくお会いできました!

加藤:本当に嬉しいです。

亀田:今から僕の抑えきれないこの興奮を伝える為に加藤さんが1年間どんなミュージックビデオを手がけているか紹介しますね。加藤さんが今までに手がけたアーティストは、SISTER JET、Superfly、SOIL&"PIMP"SESSIONS、クリープハイプ、キュウソネコカミ、フレデリック、高橋優、GLIM SPANKY、夜の本気ダンス などなど、数多くのアーティストのミュージックビデオを手がけています!もうどれも素晴らしいですよね。

加藤:ありがとうございます。

亀田:加藤マニさんが、この仕事に就くことになったきっかけってなんですか?最初から目指していたんですか?

加藤:そうですね。自宅にビデオカメラが結構転がっているような家で、父親がそんなに専門職じゃなかったんですけど、当時のアナログのビデオカメラがなんとなく置いてあって、それを結構自由に触れるような環境ではあって、それで小学生ぐらいから。

亀田:小学生!?

加藤:そうなんです。自由研究どうやってやったらいいか、みたいなテレビ番組があって、それでコマ撮りのアニメをやったらいいんじゃないかっていうプログラムがあって、面白くてずっと作っていたぐらいから、あんまり将来の夢が変わらずいて、でも音楽のビデオは、今思い出そうとするとポケットビスケッツのイエローイエローハッピーが確かその時の番組で、バラエティ発信のバンドだったのですが、いよいよこの後プロモーションビデオ公開です。ってCMまたいで、その間なんでこんなにワクワクしてしまうんだって思ったのが、多分。

亀田:でもこれはお家にカメラが転がっていたっていうことですもんね。

加藤:そうですね。ラッキーだったと思います。

亀田:で、ミュージックビデオの監督っていうと、よく「カット!」とかそういうイメージでなんとなくお仕事をしているような雰囲気っていうのはラジオ聴いている人もイメージできると思うんですけど、どんなことを具体的にやっているのか教えていただけますか?

加藤:まず、曲と歌詞をいただいてそれを読んで、結構歌詞に合わせることが私は多いんですけど、それで歌詞からもどういうお話にするのか、それともお話じゃなくて光がどんどん足されていくとか、ビジュアルの方なのかお話の方なのかお芝居してもらうのかとかを企画をして、私絵コンテを描けないので文字で全部書くんですね。それで例えばイントロが0秒〜5秒までがイントロの一回し目で、5秒〜10秒までがイントロの二回し目とかで、その時にどういうことが起こるっていうこと…

亀田:文字で書く!?

加藤:はい。

亀田:絵コンテ使わないのはなぜなんですか?

加藤:絵コンテはそもそもデッサンとかが出来ない場合に遠近感とかが凄い正確に描けていたりすると絵コンテって意味がありそうな気がするんですけど、なんとなく棒人間が横に2人並んでますみたいに描いてしまって、安心してその通り撮っちゃうと、ちょっと構図的に間が抜けてしまうっていうか。

亀田:魂が注がれてないみたいな?

加藤:そうなんですよね。字だと「ケンカをしだす」って書いた時に、その場でどういう風な向きでケンカをしてもらうか決めちゃって、その人っぽいケンカをやってもらって、こっちから撮ろう!みたいにすることが多いです。

亀田:なるほどね。絵コンテにしちゃうと映像のイメージが具体的すぎちゃって演じるそのアーティストの方々がそれに縛られちゃうっていうか、それよりも本人がケンカをするっていうならば「俺たちこういうケンカだよな」とか自分のイメージでやったほうが面白いものが出来るっていうことなのかもしれないですね。ちなみに僕ね、加藤さんってバンドマンの表情とか弾きっぷりを引き出して撮るのが凄い上手だと思うんですけど、噂によるとご自身がバンドをなさっているという…?

加藤:そうですね。やっています。

亀田:バンドはどんな感じのバンドなんですか?

加藤:フォークなシューゲイザーみたいな感じです。

亀田:フォークなシューゲイザー!?なるほど!俯きがちですか?

加藤:そうですね。でも出来るだけ楽しく演奏しているように見えるようには演奏しようとはしています。

亀田:加藤さんにまつわる曲を1曲かけたいんですけど、多分加藤さんがミュージックビデオを撮っているアーティストはきっとミュージックビデオを見た方がはやいと思うので、今日聴く曲は実は加藤さんの活動されているバンドの曲を1曲聴かせていただきます。

M. beach / lowtide

20170323_fm2.jpg

亀田:「FM KAMEDA」今日は「音楽仕事百科〜ミュージックビデオ監督編」。多くのアーティストのミュージックビデオを手がけている、加藤マニさんにお話しをうかがっています。これね、今日のラジオを聴いてもそうですし、加藤さんの撮られた作品を見て、いつかは私も僕もミュージックビデオの監督をしたいって考えている人もたくさんいると思うんですけど、まずそう人たちに向けて、仕事にしていく上で1番気をつけていることとか心得ってありますか?

加藤:”カメラ転がっている”で思ったんですけど、もう今ってどの家にもスマートフォンが転がっているから、全然今始められることではあるような気もしていますし、直接バンドと知り合いになれなくても何かしら、最近Twitterとかでも自主制作で作られている方とかもいらっしゃるので、皆さん見る機会は多いので、自分が作ったものとこの人が作ったもので随分差があるなと自分も思うことがあったんですけど、それで諦めて捨てちゃうよりはちゃんと今はこれが精一杯です!っていう感じで完成させることとか。

亀田:今の自分のベストをとにかくどんな環境でも作り遂げる!それを繰り返していくと「あっ!お前ちょっとうちのバンドのミュージックビデオ撮ってよ!」なんて言われたりしてそこから広がっていったりとかもあり得るってことですね。「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」今日は、「音楽仕事百科」と題して、ミュージックビデオ監督として活躍している、加藤マニさんにお話しをうかがいました。ありがとうございました!

加藤:ありがとうございました。

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【加藤マニ】

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STAFF| 13:58 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年03月22日

亀田リサーチ! あなたの卒業ソングを教えて!!

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

さて昨日、
この3月の放送をもって、BEAT PLANETが終了、
というアナウンスが
サッシャからありましたが…(さみしい…)
およそ5年!続いてきた この番組、
BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDAも、
この3月をもって、終了することになりました。
(とってもさみしい…)

冒頭から寂しい発表になってしまいました…
だけど、春は 出会いと別れの季節!
お別れのあとには、きっと素敵な出会いがあるはず!
そこで

第965回目のテーマは…

亀田リサーチ! あなたの卒業ソングを教えて!!

====================

卒業ソングの定番…「仰げば尊し」。心に染みます…
耳にしたことがない人はいないでしょう!
なんでもこの曲は、明治時代から伝わる卒業ソング、
なんですって。
この曲を聴くと、自分の青春時代を思い出す…
そんな方も多いのでは??

ちなみに最近では、1991年に埼玉県の
中学校の先生によって作られた
「旅立ちの日に」を卒業式に歌う学校が多いみたいです。
(10代から20代くらいの人には、「仰げば尊し」よりも
こっちの方が定番かもしれないですね。)

はい。どうやら卒業ソング ひとつ取っても、
年代ごとに違いがあるようです!
そこで、今日、FM KAMEDAでは、
そんな卒業ソングにフォーカス!
「あなたの世代の卒業ソングは?」という質問を、
街行く人に訊いてきました!
ご協力してくれてみなさん、ありがとうございました!

番組をお聞きのあなたは「卒業ソング」と聞いて、
どんな曲が 思い浮かびますかー?
(意外とギャップがあるかも!?)

まず、そんな街の声を、世代別にまとめてみました!
各年代、卒業ソングの傾向を見ていきましょう!
まずは10代の皆さん、どんな曲思い浮かびますか?

-----------------------
「小学生の時に歌ったから…『旅立ちの日に』かな。」

「EXILEの『道』かな。卒業式に歌ってた。」

「(ミスチル)『365日』、感動するから。」

「レミオロメンの3月9日です。」

「3月9日とか。」

「レミオロメンの3月9日です!」
-----------------------

レミオロメン、強し!!
「3月9日」強し!意見をくれた人のうち、
半数以上がこの曲を挙げていた、ということです。

さて、続いて20代!
どんなアーティストが並ぶんでしょう…?

-----------------------
「私の世代の卒業ソングは『翼をください』です。

「レミオロメンの『3月9日』大体そのシーズンってその曲流れてた。」

「ケツメイシの『さくら』よく流れてた。」

「キロロの『ベストフレンド』です。」

「Mr.Childrenの『旅立ちの歌』。」

「『贈る言葉』FLOWの。学校で流れていたので。友達と歌ったり、流れているイメージ。」
-----------------------

コメントを聴くと「よく流れてた」と、
そのとき流行していた曲が
ラジオやテレビから流れていた記憶がある、
なんてコメントが多かったのも、
この20代が多かった、と調査員から聞いています!

ではここで、一曲お届けした後に、30代の声、
そして、そんな卒業ソングの年代ごとの傾向を僕が分析していきます!

M. サクラ〜卒業できなかった君へ / 半崎美子

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61OqMQmVKPL._SL1000_.jpg

さぁ、今日のFM KAMEDAは、各世代の卒業ソングに注目しています。
10代、20代と聞いてきましたが、30代は、
どんな卒業ソングが思い出に残っているのでしょうか?

-----------------------
「だいぶ遠い記憶なので…ゆずとか、19とか??」

「『仰げば尊し』くらいしか思いつかない。小学生の時に歌ったかも。」

「何歌ったかな…全然憶えて無いけど…『未来予想図供戮箸かな。」

「ユーミンの『卒業写真』この時期になるとカラオケで歌う人が。」

「卒業ソング…SPEEDの『my graduation』。」

「SPEEDの『my graduation』かな。教卓の上に並んで踊って…my graduationのタイミングだった気がする!」
-----------------------

30代はSPEED強し!!でした。
他の世代よりも「カラオケで歌った/踊った」
という声が一番多く聞かれた一方、
「覚えてない」、「特に無い」
そんな声が多かった世代でもありました。

考えてみれば
<カラオケ=みんなで歌う(楽しむ)=合唱ソング>
というのは、
この年代よりも前から(昭和の時代から)ありました。

そう、フォークソングの時代です!
芹洋子さんの「四季の歌」
「翼をください(赤い鳥)」、
「あの素晴らしい愛をもう一度(加藤和彦 北山修)」
「今日の日はさようなら(森山良子)」など…

僕、亀田誠治の年代も学校の授業や音楽朝礼(懐かしい!)
で歌っていた曲の中には、当時の旬なポップソングである
フォークソングもたくさんあったのです。

卒業ソングではないけれど、広い意味では学校生活での
思い出ソングがたくさん浮かび上がってきます。

さて!卒業ソングに必要なフレーズやメロディーは?
必ず、シーンがイメージできる言葉が入ること。
リサーチで引っかかった曲はみんなそうですよ。
「仲間、教室、校庭、桜、日付、別れ、出会い、笑顔、泣き顔」
たくさんの誰でも、自分の思い出に
重ね合わせることができる言葉が登場しますね。

そして、今後も卒業ソングは生まれていくと思います。
SNSの浸透でますます「個」と「個」の
繋がりが強くなっていますが、
日本には四季があります。
そして日本人には季節を慈しみ、
けじめを大切にする素晴らしい情緒があります。

仲間と別れ、新しい生活の扉を開ける、
そんな、思い出の栞として、卒業ソングは
背景になるシーンを変えながら、
永遠に残っていくのではないでしょうか!

卒業の季節、思い出に花を添えてくれる音楽。
新年度前、改めて、卒業ソングを聞いて
「あの頃」を思い出してみるのも
良いかもしれませんね!

-----------------------

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日は『ミュージックビデオ』にフォーカス!
数多くのビデオを監修されてきた、
加藤マニさんをスタジオにお迎えします!
お楽しみに!

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STAFF| 19:40 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年03月21日

亀田文庫!<「ひとごろしのうた」著者:松浦千恵美さんをお迎え>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第964回目のテーマは…

亀田文庫!<「ひとごろしのうた」著者:松浦千恵美さんをお迎え>

====================

亀田文庫の文庫は、学級文庫の文庫!
ミュージシャンが奏でる音楽を聴いて、感動するのと同じように
素敵な言葉を読んで感動する…
思いを伝えるという意味では、 「音楽」と「文学」はとても似ていると思います。

一冊の本をご紹介する「亀田文庫」。
今回、僕の書斎にある「亀田文庫」から、ご紹介する一冊は…
…音楽業界を舞台にしたミステリー。
早川書房 松浦千恵美さんの書籍「ひとごろしのうた」です。

20170321_fm2.jpg

どんな本なのか? あらすじを簡単に説明しますと…
大手レコード会社に勤める元ミリオンセラー・アーティストの大路樹は、
「ひとごろしのうた」と題されたデモ音源の歌声と、
69年型レスポール・カスタムのギター演奏に魅せられる。
「瑠々」というアーティスト名以外、詳細が一切不明のまま
CDリリースに踏み切った大路だったが、
ある日、この曲に影響されたという殺人事件の記事が週刊誌に掲載される…

作者の松浦千恵美さんは大学職員として勤務する傍ら、小説を執筆されていて、
2014年、「しだれ桜恋心中」で「アガサ・クリスティー賞」を受賞。
「ひとごろしのうた」は2作目の作品となっています。

-------------------

亀田:
そして今日は、この作品の著者、松浦千恵美さんをスタジオにお迎えしています。
こんにちは!


松浦:
こんにちは!


亀田:
実は、亀田文庫で本の著者の方をゲストにお迎えしたのは初めてなんです!


松浦:
そうなんですね!
ありがとうございます、よろしくお願いします。


亀田:
ちなみに松浦さんは1965年生まれということで、ほぼ僕と同世代なんですね!

この「ひとごろしのうた」は音楽業界の中で繰り広げられる
色々な事件や人間模様も描いたストーリーなんですよね。
レコード会社や音楽業界を扱うストーリーって、今までもあるんですけど
大抵どこかに突っ込みどころがあるんですよ。
おいおい!こんなプロデューサーいないよ!とか、
レコーディングこんな状態でやらないでしょ!みたいな突っ込みどころがあって
僕らはクスクス笑うんですけど、
今回この「ひとごろしのうた」に関しては、突っ込みどころが全くないんですよ。
これはよほど丁寧なリサーチをなさって作られたんじゃないですか?


松浦:
うれしい!ありがとうございます。
実は私、20〜30代半ばまでレコード会社やプロダクションなどの
音楽業界で働いていたときがあったので、
そのときのベースがあったことが一番の強みだと思います。
だから時間は経ってしまっているんですけど
リサーチというよりかは、当時の自分の経験を元に書きました。
こんなニュアンスだろうなという感じの部分部分を切り取って
人物形成をしたり、シチュエーションを考えたり。
ただ、今現在のフレーバーにおいては
今もレコード会社でディレクターをしている友人に取材をして
チェックしてもらいました。


亀田:
とにかく中で繰り広げられる人間模様、またミステリー的な謎解きみたいなところも
ワクワクするんですけど、
とにかく松浦さんの音楽に対する愛情みたいなものを
ミステリーにも関わらず僕はビシビシと感じたんですよ。


松浦:
ありがとうございます。


亀田:
例えばギブソンのレスポールというエレキギターの69年型の音が
このミステリーの色々なところでポイントになってくるんですけど、
これはなぜ69年のレスポールを選ばれたんですか?


松浦:
まず、レスポール自体が私にとって一番ロックを感じさせるギターなんです。
また、大好きなシーナ&ロケッツの鮎川さんがいつも弾いていらっしゃるので
もうこれしかないだろう!と思いました。


亀田:
ちなみにこの69年型の通称レスポールブラックビューティーは
表紙にも載っていて、こういうところにもこだわりを感じました。
ギターを持って誰かが演奏しているような、
それを俯瞰みているのではなく、
楽器そのものが登場し、表紙を飾るというところに
「ああ、これはよほどの音楽愛が松浦さんの中にあるんだな」
音楽を通して伝えていこうというところを強く感じるんですよ。

それでは、ここで一曲お送りした後で松浦さんにまたお話を伺っていきたいんですが、
今日かける曲はぜひ松浦さん選んでください!


松浦:
やはり大好きな、シーナ&ロケッツの「ユーメイドリーム」をお願いします。

M. ユーメイドリーム / シーナ&ロケッツ

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亀田:
お聴きいただいたのは、シーナ&ロケッツの「ユーメイドリーム」。
日本のこういうロックが小説の裏でずっと流れているストーリーなんですよね。

まあとにかく色んなものが色んなところでシンクロしていて
本当に面白い本なんですよ!
しかも遊び心も満点ですね。
これはどこのレコード会社かってすぐにわかるし(笑)
あれ?これひょっとしてJ-WAVEじゃないの?みたいな放送局もありましたよね。

松浦:
え?あれあれ?
…でてきますね(笑)

亀田:
あとはバンド名とかにもひねりが効かせてあって、
色んなところに音楽ネタが満載です!
しかもその音楽ネタにはどれもちゃんと愛情があります!
ただ遊んでいるだけじゃない、というところがとても素敵です。

ちなみにこのストーリーを書くときに、松浦さんの中でイメージした
人や歌、声はあったんですか?


松浦:
それは特にないんです。
逆に決めると、それに沿って書いて引っ張られちゃうので、
それが読み手に伝わって、これあの曲だなとかわかると
急につまらなくなってしまうじゃないですか。
なので今回は、
曲の印象、特に主人公がデモ音源を聴いたときに感じたことを書いて、
あとは読み手の想像にお任せします。みたいになるように意識しました。
「想像のメロディで、想像の歌声で歌ってください」
というのが私からのメッセージです。


亀田:
僕はすぐに想像のメロディをイメージしましたよ。
そして、こういう声の人なんじゃないのかなというのもすごく想像できてます。
僕の中のイメージですけどね。


松浦:
ドキドキ。後で教えてください!
ただ、歌詞に関してははっきり書かないと物語にならないので、
それは私の大好きな柴山俊之さんに自分がなったつもりで書いてしまいました。


亀田:
へえ!面白いですね。
音楽、曲、登場人物の色々なものがシンクロして進んでいく
素晴らしいミステリーだと思います。
みなさん「ひとごろしのうた」ぜひ読んでください!
少なくとも僕はこの本を読んで、
若い人たちにもぜひ読んで欲しいなと思って。
大人が読むミステリーというよりも、音楽から色々なものが広がって、
あとは社会的も総合的に扱っているじゃないですか。
だからこそ若い人に読んで欲しい本だなあと僕は思いました。


松浦:
ありがとうございます!


亀田:
というわけで、今日は「ひとごろしのうた」の著者
松浦千恵美さんをお迎えしました。ありがとうございました!


松浦:
ありがとうございました!

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STAFF| 16:45 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年03月16日

カリスマドットコムからの「音楽のギモン」

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第963回目のテーマは…

アーティストが知りたい"音楽のヒミツ"〜カリスマドットコム編〜

====================

この番組「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」では
ラジオの前のアナタからいただいた
「音楽に関するギモン」を、募集していますが、
今日は…アーティストからの
「音楽のギモン」に答えてみたいと思います。

本日、ギモンを投げかけてくれるのは…
このアーティストです!

★ MCいつか -------------

亀田さん、そしてJ-WAVEをお聴きのみなさん、ごきげんよう。Charisma.comいつかです!
--------------------

20170316_fm1.jpg

今回は、Charisma.comのMCいつかさんです!

Charisma.comは、
遊び心満点のラップとサウンド。
日本でしかありえない。HIP HOPスタイル。
僕はHATEとイイナヅケブルーという曲が大好き。

そんなMCいつかさんから届いた
「音楽の疑問」、さっそく聞いてみましょう。

★ MCいつか -------------

音楽のギモン、亀田さんに質問したいギモンがあります。エモい歌い方ってなんですかね?私は、なかなか"エモい"っていうのがわからず、ラップにも反映しづらいです。ロボットのように歌うことが多いです。教えてくださ〜い!
--------------------

はい、Charisma.com MCいつかさん
ありがとうございます!
いつかさんからの質問は…

【"エモい" 歌い方って?】

とのこと。

確かに良く聞く、「エモい」!って言葉。
僕がわかりやすく解説しましょう!

それでは、そのヒントになる曲から…

M. 染まるよ / チャット・モンチー

20170316_fm2.jpg

ラストのサビのえっちゃんの歌、
エモいですよね〜〜〜

さて、今日は、Charisma.comの
MCいつかさんからいただいた、
音楽のギモン、
「エモい歌い方って?
について答えていきます。

ちなみに、日本語俗語辞書によると「エモい」とは…

<感情・感動といった意味の英語"emotion"を略したものに形容詞化する接尾語『い』をつけたもので、なんとなく寂しい気持ちや悲しい気持ちを表すコギャル語である。>

…とあります。(!?!?)
コギャル語だったとは!!!

しかし、いつかさんをはじめ、
僕らミュージシャンが使う「エモい」とは、
このコギャル語の「エモい」ではなく、
情熱・切なさ・物悲しさなど、感情、
言葉で伝えきれない気持ち、まさに
「抑えきれない感情を爆発させて表現している」
パフォーマンスを「エモい」と
呼ぶことが多いみたいですね。

もちろん、これは、物差しでは測れない
「感情」の尺度な訳で
十人いれば十人それぞれ「エモい」という
感じ方があると思います。

でも、ここで肝心なのは、ボーカルやサウンドという、
パフォーマンスの熱量が「エモい」の
尺度になっているのだと思います。

だから歌詞だけを見て、どんなに情熱的で、
叙情的で、感情を吐露していても、
その歌が、「感情を爆発させて表現していない」限り
「エモい」とは呼ばれないでしょう。
この哲学的な部分が、往々にしてロックの分野で
「エモい」という言葉が使われる所以だと思います。

僕の周りにも「エモい」人や「エモく」ない人、
色々なタイプのアーティストがいますが、
それは、表現のアウトプットの違いでしか過ぎず、
どっちがいいとか、悪いとか、ましてや、
どっちが伝わるかということでもありません。
逆に、「エモ」も度が過ぎると、
引かれちゃってお腹いっぱいで、
かえって伝わらないということもあると思います。

ラップでいうと、洋楽のラップも
ビースティ・ボーイズやエミネム、カニエなんかは、
超エモいですよね。
これに比べて、チャンス・ザ・ラッパーや
ケンドリック・ラマーは、温度感低めです。
きっと「エモい」とは言わない。
でも、感情揺さぶられるじゃないですか。

というわけで、Charisma.comのラップのスタイルは
「ロボットのようで」と、いつかさんはおっしゃっていますが、
そのおかげで、言葉のフォントがくっきり聞こえたり、
お二人のキャラが立ったりして、
Charisma.comの世界観に
グイグイ引き込まれていくよさがあると思います。

いい歌、いいパフォーマンスは感情を揺さぶります。
それは、「エモい」という
ものさしで測るものではないと思いますよ。

もしも、ラップに「エモさ」反映させるとしたら…
ブレス(息継ぎ)とか、語尾のニュアンスを強調して
人肌の温度感を、まっすぐに出した感情的なラップにすると、
聞き手には「溢れ出す感情」を伝えている
「エモい」状態で届くと思います。
なんてね…もしも、Charisma.comのお二人に
ぴったりフィットしたらやってみても
おもしろいかも!!

でも、繰り返し言いますよ。Charisma.comは
今のままで十分かっこいいよ!

--------------------

「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」、
来週月曜日は、祝日のためお休みで、
21日 火曜日からとなります。
どうぞ、お楽しみに!

【カリスマドットコム】

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STAFF| 14:38 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年03月15日

チェリストの徳澤青弦さんを迎えて

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第962回目のテーマは…

チェリストの徳澤青弦さんを迎えて

====================

亀田:今日は、スタジオにゲストをお迎えしてお送りします。チェリストの徳澤青弦さんです!こんにちは!

徳澤:こんにちは。

亀田:青弦さんは、くるり、ハナレグミ、クラムボンからさだまさしさんまで。ジャンルも幅広く数多くのアーティストの作品に参加しています、チェリストの徳澤青弦さん。ちなみに僕も参加した、J-WAVE THE BASS DAY LIVEではクラムボンのミトくんと一緒にバンドで登場されていました。チェロだけでなく、キーボードを弾いたりしていましたね。僕も日々のレコーディングや武道館で開催したイベント、亀の恩返しのときにもお世話になっています。もう今や売れっ子の青弦さんなんですけど、青弦さんがチェロという楽器に出会ったのはいくつぐらいのとき?

徳澤:僕は8歳ですね。小学校3年になって。ある程度チェロは体が大きくないと。

亀田:バイオリンみたいに何分の1スケールとかあったり?

徳澤:ありますよ!16分の1とか。

亀田:16分の1!?そんなの手のひらになる?そこまではいかないか!

徳澤:バイオリンぐらいの大きさ。

亀田:へえー!それはご自分が弾きたいと思ったんですか?

徳澤:うまく誘導されましたね。親がチェロ好きで。

亀田:ご両親もどちらか音楽家だったりしたんですか?

徳澤:そうですね。バイオリン弾きだったり。

亀田:チェロを選んだのは何故なんだろう?

徳澤:元々チェロが好きで、息子にはチェロをやらせたかったって言ってました。

亀田:青弦さんもチェロがピンときた?

徳澤:チェロを小学校で始める前に、バイオリンとかピアノとか触らせてもらっていたんですけど、全然相性良くなくて。やっぱそういうのがあるんでしょうね。それでうまくおだて上げられて。

亀田:チェロだよチェロだよ!って?

徳澤:そういうの大事ですよね?

亀田:で、チェロっていうと元々クラシック楽器っていうイメージもあるけれども、その音楽のルーツはどこにあるんですか?このチェリストが好きだ!とか。

徳澤:母がオープンリールを持っていて、数ある無伴奏チェロ全曲持っていたんですけど、それは覚えていますね。あとは、何人かいるんですけど、元々母が現代音楽大好きで、そこから入った。あと、THE BEATLES世代で。

亀田:ということは、クラシック、現代音楽もそうですし、でもTHE BEATLESのロックとかも分け隔てなく青弦さんは聴けたの?

徳澤:そうですね。もう最初からボーダーレスの状態だったので。

亀田:あー!そこはやっぱり今の青弦さんを作っているのかもしれないですよね。

徳澤:有り難かったですね。

亀田:青弦さんは、アーティストたちの作品に参加するとともに、映画や演劇のための音楽も手掛けています。

M. カジャラのテーマ / 徳澤青弦

20170315_fm2.jpg

亀田:この曲、待てども待てどもチェロが出てきませんでした。青弦さん、どういうことですか?

徳澤:自分のチェロはあんまり好きではないんです。

亀田:えー!そんなこと言わないでー。でもチェロっていう楽器ってボーカルぐらいの威力の主張があるから。

徳澤:そう。色がついちゃうので、パッと弾けるツールだからこそ、そのへんはちょっと気をつけて作るときは考えていきたいなと思っています。

亀田:なるほど。さっき言った現代音楽的なフィーリングはやっぱり詰まっていますよね。

徳澤:そうですね。

亀田:ずーっと無限ループで繰り返されて何が混ざっているか分からないけど、段々トランス状態に達するっていう。それはトランス・テクノ世代だったりするっていうのも?

徳澤:やっぱり、大いにあると思います。

亀田:はあー、面白い世代ですね。そんな徳澤青弦さんは昨年から今年にかけて大ヒットを続けている2本の映画、「君の名は。」そして「この世界の片隅に」のサウンドトラックに参加されています。これ以外にもたくさんの作品に参加されていると思うんですけど、僕が思うのは青弦さんがやっぱり日本を代表する2つの作品のサウンドトラック、大ヒット作の要になっているっていうのが凄いことだと思うんです。

徳澤:本当、棚からぼた餅な状態ですね。

亀田:そ、そんな!棚からぼた餅だなんて!「君の名は。」の場合、野田洋次郎さんからご指名があったわけでしょ?

徳澤:そうですね。2年前に急に呼ばれたんです。もう過ぎましたけど3月11日に毎年RADWIMPSはYOUTUBEにあげていますよね。それにカルテットを入れたいと呼んでくれたのが初めての出会いです。

亀田:野田洋次郎くんはRADWIMPSで日本のトップバンド・トップアーティストでありますし、「この世界の片隅に」のコトリンゴちゃんも凄く繊細な楽曲の持ち主じゃないですか。そういう独特で主張のあるアーティスト頭の中で「こいつら絶対完成図が鳴っている」ようなアーティストだと思うんです。そういう人たちの言葉を聞いて、それを実際ストリングセクションにオーケストレーションしていくっていうのは、どういう作業なんですか?

徳澤:まず自分をなくして、どういう趣旨でその曲、その曲を作っているのかっていうのを納得するまで聞き込むようにはしています。

亀田:そして何回もやりとりっていうのは重ねて?

徳澤:そうですね。

亀田:あれでしょ?アーティストさんだけではなくて、映画の場合は映画サイドからもいっぱい注文がきたりするでしょ?

徳澤:そうですね。今回「君の名は。」に関しては、全部野田洋次郎くんが1年ぐらいやりとりしていたみたいなんですよね。僕が参加したのはレコーディングの2ヶ月ぐらい前からだったんで洋次郎くんの注文だけ聞いて。色々大変そうだなっていうのはなるべく…。僕は音楽のことだけ考えるように。

亀田:でもそうやって音楽の部分で関わってくれるっていうところがやっぱりアーティストにとっては絶対心強いと思うんですよね。僕も本当にそこにいつも重きを置いていて、亀田さんには音楽の部分を任せればいいんだ!っていう。きっと青弦さんにもそういう音楽の部分を任せれば安心、自分の思い描いているサウンドを作れるっていうのはきっとアーティストさんからの安心感になっているんじゃないかな?コトリンゴちゃんからは色々あったんですか?

徳澤:コトリンゴも長い付き合いなんです。この映画に関してはレコーディングの前に資料をもらっていたんですけど、ほとんど何も僕からは注文はなく、スムーズに。

亀田:じゃあそれはあれだ!音楽の向いている方向性がきっと近いんですよね!

徳澤:うん、きっとそうなんですよね。コトリンゴのときは、弦のアレンジも全部コトリンゴが。

亀田:書いてきたのを、現場のリーダーとして青弦さんが関わっているっていう?凄いな〜。もしかしてストーリーに涙をしているかもしれないけれど、その後ろで音楽が支えているって本当に素晴らしい仕事だと思っていて、日本にも青弦さんみたいに表舞台に登場しない裏方として音楽を作ったアーティスト・ミュージシャンたちに光を当てる仕組みっていうか、アワードみたいなのを。本当にグラミーみたいにそういうことが出来るといいと思うんですよね!

徳澤:この間アカデミー賞とってましたけどね!コトリンゴ。

亀田:良かったですよね!ということで、徳澤青弦さん、今後はどのような活動を予定されています?ソロアルバムの制作の予定とかは?

徳澤:つくりたいとは思っているんですけど、トウヤマタケオさんっていう素晴らしいピアニストとチェロとピアノだけのアルバム作ってます。で、今年はこれの2枚目を出そうと動いています。

亀田:楽しみです。やっぱり「君の名は。」や「この世界の片隅に」っていうオーバーグラウンドのトップの音楽を支えつつも、こうやって自分のやりたい音楽をやり続けるというのは本当に素晴らしいです!僕もいつも刺激受けています。僕の現場でも弾いてくれてありがとうございます。これからも宜しくお願いします!「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」今日は、チェリストの徳澤青弦さんをゲストにお迎えしました。どうもありがとうございました。

徳澤:ありがとうございました。

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【徳澤青弦】
★ニューアルバム「カジャラの音楽」本日リリース!

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STAFF| 16:27 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年03月14日

音楽評論家・星加ルミ子さんを迎えて

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第961回目のテーマは…

音楽評論家・星加ルミ子さんを迎えて

====================

亀田:
今日は、スタジオに"スペシャル"なゲストをお迎えしています。
音楽評論家 星加ルミ子さんです。


星加:
こんにちは、星加です。
よろしくお願いします!


亀田:
よろしくお願いします!
初めましてですね!


星加:
あれ、でも私は初めましてじゃないような気がします。
テレビ番組で校長先生の役をやられていたとき、よく見てました。


亀田:
ありがとうございます!

星加さんは、まだインターネットなど無い時代、1960年代から
海外のロックやポップスを「雑誌」というメディアを介して
日本に紹介していらっしゃいました。
また、僕、亀田誠治も愛読していた「ミュージックライフ」の編集長もなさっていました。

星加さんは昨年秋に、
「私が会ったビートルズとロック・スター」という本を
シンコーミュージックから出されました。
星加さんの編集者時代のお話しから、ビートルズをはじめ
夢のようなスターたちとの交流など非常に興味深く読ませていただきました。

20170314_fm2.jpg

星加:
私がこの本を書いたのは、60年代という、
スマホもなければインターネットなんてもちろんなくて、
本当にレコードとラジオしかない時代に勇敢にイギリスへ行って
最初に行ったのは24歳だったんですけども、
何とか自分がやりたいことをやり遂げてきた
女の子がいたんだよと言うことを書きたかったんです。
今はみんな知識ばっかり増えて頭でっかちになって
臆病になってるんじゃないかなと思って。
だからこの本を読んで少しでも若い人が
勇気を持って「やってみよう」という気になってくれたらいいな。
ちょっと私の力不足でそこまで伝えられたかわからないのですが、
そういうことを伝えたくてこの本を書きました。


亀田:
なるほど!僕は64年生まれで、物心つくかつかないかぐらいの時代でしたが、
やっぱり星加さんの本を読んでやっぱり勇気をもらいました。
自分の会いたいスターに会いに行く。
あとは、上司の命令で行かされて、どうしよう!という状況下、
スタジオの中で一生懸命取材をするとか。


星加:
これは威張るわけじゃないですが、人間って究極の状態になると
そこから脱出するために何か考えるものだということを私は実体験から学びました。
もう自分しか頼れる人間がいないと思ったら、
もう何でも「あれはどうか、これはどうか」って必死に考えるんですね。
だから途中で諦めてしまわないで、とことん自分の力試しでもあるわけですから、
考えて、考えてベストを探す。
それで失敗したらそれはそれでやり直せばいいんですよ。
若いときはいくらでもできますからね。
だからもっと色々なことをやってほしいなと思います。


亀田:
しかも僕がこの本を読んで驚いたのは、
ビートルズのレコーディングにも立ち会ってらっしゃったというお話!
立ち会った方ってなかなかいないと思うんですよ。


星加:
私も我ながら不思議なことをしたなと思うんですけど、
67年、「フール・オン・ザ・ヒル」という局のレコーディングでした。
私はその前の年のアメリカ公演で会ってますから、
翌年のイギリス公演へも取材に行かされたんですね。
そしたら4人がレコーディングするからスタジオに来るよというのを聞いて
スタジオの中で待っていたら、
ポールマッカートニーがくちゃくちゃの紙に歌詞を書いたものを持ってきて
ピアノの前に座って弾きはじめたんです。
そのうち他の3人も集まってきて、
いつの間にかレコードセッションというかリハーサルが始まっていたんです。
それを見ていた私とカメラマンはどうしていいのかわかりませんでした(笑)


亀田:
でもそれこそ「フール・オン・ザ・ヒル」誕生の瞬間に
立ち会われていたということですよね?!


星加:
そうです。まさにその瞬間!
だんだんと曲が形を成す瞬間を見させていただきました。
THE BEATLESの曲がどうやってできていくのか
この目に焼き付けておこうと思ってずっと見入ってしまいました。


亀田:
やあ…。すごいですね。
こんなことを聞くのも野暮なんですけど、
星加さんがビートルズの曲の中で一番好きな曲は何ですか?


星加:
うーん。何でもすきです!
この本にもそんなことを聞く人は蹴飛ばす!みたいなことを書きました(笑)
これ聞かれるの地獄ですね。
でも!しいて言うなら、私は「レディマドンナ」という曲が好きです。


亀田:
いい曲ですよね。僕も大好きです。


星加:
何度も読んでもいまだによくわからないのですが、
歌詞を聞くと物語のが浮かんでくるんですよね。
ポールの作った曲には物語が浮かぶものが多いですよね。
こういう曲を聴くとイギリス人だなと思いますね。


亀田:
本当にひとつの小説を読んでいるようですよね。
「エリナー・リグビー」とか「オブラビ・オブラダ」もそうですよね。


星加:
だから私はポールマッカートニーが好きだ嫌いだとかじゃなくて、
なんて言うんだろう…尊敬のひとつ上くらい(笑)


亀田:
じゃあその曲を聴いていただきましょう。
星加さん、ご紹介お願いします。


星加:
はい、ビートルズで「LADY MADONNA」。

M. Lady Madonna / The Beatles

20170314_fm3.jpg

亀田:
お聴きいただいたのは、ビートルズで「LADY MADONNA」でした。
ご機嫌なナンバー!

僕がビートルズを好きになったのは、
実はリアルタイムじゃなくてもう解散したときでした。
僕が小学校2年生のときに赤盤と青盤が出たんですよ。
その青盤に入っていた曲で、もう大好きでしたね。

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
この時間は、音楽評論家で元ミュージックライフの編集長、星加ルミ子さんに
お話しをうかがっています。

星加さんは、最近の音楽シーンとかはチェックなさっているんですか?


星加:
すいません、私ほとんどラジオを日中はつけっぱなしなんです。
もちろんJ-WAVEも聴いています。
ただ、耳に残る曲や気になる曲がないのが残念です。
世代的なギャップかなと思ってちょっとがっかりしてるんですけど…。
たまにいいなと思う曲があるとアデルだったり。


亀田:
やっぱりメロディだったり何かのツボがあるんでしょうか。


星加:
そうですね。やっぱり歌が上手くてメロディが良くて歌詞も良い。
これに尽きますね。


亀田:
歌が上手い。メロディが良い。詞が良い。
みなさん、これ大事ですよ!


星加:
その3つが揃っているということが、
人の耳をそばだたせる一番大切な要素なんじゃないかなと思います。


亀田:
そして永遠に長く愛され、残っていく曲になるんですね。


星加:
そうですね。だからビートルズの曲は
50年経った今も聴き継がれているものばかりなんですよね。
だから世代が変わっても彼らの曲が素直にいいねと言えるのは、
この3つの要素をどの曲も持っているからじゃないかなと思うんですが、どうでしょう?


亀田:
その通りだと思います!

そしてビートルズといえば、
星加さんも参加されるビートルズの映画上映イベントがあるそうですね。


星加:
はい。
ビートルズの1作目の映画「HARD DAYS NIGHT」。
初めて動く彼らを見たのはこの映画でした。
なんて可愛い4人の男の子たちなんだろう!と思いましたよ。
あちこち走り回ったり、なんとも漫画チックなストーリーなんですけどね。

そんな「HARD DAYS NIGHT」を見て、
もう一度キャー!とかワー!とか言いたい方。
あるいは静かに見たい方。
私も少しトークで若いときのビートルズを紹介しますので、
そういう話を聞きたい方、是非集まってください!


亀田:
はい!こちらのイベント「ザ・ビートルズ「A HARD DAY'S NIGHT」
一夜限りの大迫力上映会 〜ビートルズと騒ごうヤァ!ヤァ!ヤァ!〜
日時は、5月1日(月曜日) 午後7時スタート
場所は、ZEPP DIVERCITY東京

これ若い方にも見て欲しいなあ!

さて星加さん、本当はもっとお話伺いたいんですけど、
また機会があれば是非よろしくお願いします。

星加:
また機会があれば是非しゃべらせてください。


亀田:
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
今日は、音楽評論家の星加ルミ子さんをゲストにお迎えしました。
ありがとうございました。

星加:
ありがとうございました!

20170314_fm1.jpg

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