2017年02月21日

大量来日! 音楽界の2017年問題<コールドプレイ編>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第949回目のテーマは…

大量来日! 音楽界の2017年問題<コールドプレイ編>

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今週は
「2017年 今年来日する注目アーティスト」
をピックアップ。
初めてそのアーティストのライブに行く人でも大丈夫!
「この5曲を聞けば大丈夫!」というライブ前の予習を
「FM KAMEDA」でしていただきます。
そして、今日ピックアップするアーティストは…

COLDPLAY

3年ぶりとなる来日公演を4月19日に
東京ドームで行うことが決定しているCOLDPLAY。
ゲストアクトとしてRADWIMPSが出演する
ということでも話題となる中、
チケットはソールドアウト!

東京ドームをソールドアウトさせる、
ということは…
純粋なファンはもちろん、
正直、あまりアーティストに詳しくないけれども、
「あの曲きいたことがある!」とか、
その音楽に惹かれてライブを見に行く!
という方も多いはず。
さあ、COLDPLAY。
なぜ、彼らはこんなにも人を惹きつけるのか?
お話ししていこうと思います。

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<聞くべき5曲・その1>

YELLOW / COLDPLAY

COLDPLAYにとって初めてのシングルヒットであり、
今でも大事に演奏している曲、「YELLOW」。
この曲が収録された、2000年リリースの
ファーストアルバム「パラシューツ」は、
当初レーベルの予想していた売り上げ枚数を大きく裏切り、
イギリスでナンバーワンを記録しました。

この頃のCOLDPLAYサウンドは…
OSASIS やBlur のキャッチーさに
Radioheadのような陰影を持ったサウンドが印象的でした。

ちなみに、年末まで行われていた
ワールドツアーのセットリストにありましたよ!
日本でも演奏する可能性高いんじゃないでしょうか?

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<聞くべき5曲・その2>

CLOCKS / COLDPLAY

そして、COLDPLAYがロックのフィールドを超え、
世界的に大ブレイクを果たしたのが
2002年リリースのセカンドアルバム「静寂の世界」でした。
「IN MY PLACE」、そして今バックで流れている
「CLOCKS」はライブでも人気のナンバー。

「CLOCKS」のようなスピード感のあるロックサウンドは
彼らの代名詞に。

ピアノのリフが印象的でした。

ちなみに、アルバムの
オープニング・トラックとなっている「Politik」は、
前年に起きた「アメリカ同時多発テロ事件」を受けて
書かれた曲だそうです。

COLDPLAYは慈善活動をしている団体のバックアップなどを
積極的に行っているバンドでもありますが、
社会で起きている事件や問題に目を向ける…
という姿勢(=ロックの使命ともいえます)を、
この頃からすでに行っていました。

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<聞くべき5曲・その3>

Viva La Vida / COLDPLAY

今や世界の多くのバンド(もちろん日本のバンドも…)が
自然な形で取り入れている
"多幸感あふれるロックサウンド"の原型ともなった?
と言えるのが、この曲
「Viva La Vida」なのではないでしょうか?

COLDPLAYの名前を世界の隅々まで広げたロックアンセム。
ロックアンセムがスタジアムアンセム、
サッカーアンセムとなった歴史的瞬間ですね。

今回の来日公演でも、この曲で「オオオ〜オ〜オ〜」
と、歌うのが楽しみ!という人もいるはずです。
(イントロからサビから終わりまで「幸せ感」で溢れてますよね。)

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<聞くべき5曲・その4>

多幸感がさらに溢れる!空から降ってくる!
そんな1曲、お送りしましょう。

M. EVERY TEARDROP IS A WATERFALL / COLDPLAY

20170221_fm.jpg

「あ〜、ドームで聞きたい!」by亀田誠治
すべてのフレーズが素晴らしいです!

「FM KAMEDA」、今週は
「2017年 今年来日する注目アーティスト」をピックアップ。
「この5曲を聞けば大丈夫!」というライブ前の予習を、
僕がレクチャーしています。
ここまでCOLDPLAYの4曲お送りしましたが、
最後の1曲は、この曲です!

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<聞くべき5曲・その5>

Adventure of a Lifetime / COLDPLAY

COLDPLAYは音楽性の高い作品だけではなく、
ライブバンドといても、常にチャレンジャーであり続けています。

ライブの演出〜テクノロジーの発展を
上手に取り入れてきた彼らは
2012年「ザイロバンド」を導入。
(彼らが初めて使用)
いまでは世界のアーティストがライブで導入している、
あの「光る」リストバンドです。
ここから、お客さんを演出に参加させるという
画期的なコミュニケーションが生まれました。
ライブの楽しみ方が大きくひろがりましたよね。

さらに、ペンライトなどと違ってお客さんが
つねに手ぶらで居られることも大きい。踊ったっ
ていい、手拍子したっていい。
まさにロックアンセムが似合うバンド
COLDPLAYならではの発明品です。

シンプルなギターサウンドから始まったCOLDPLAYは、
つねに最新のサウンドに向き合い、
自分たちのテリトリーの中でEDMのような
エレクトロニックなサウンドも上手に取り入れてきました。
プロデューサーやゲストもジャンルを超え、
リアーナ、ビヨンセ、TOVE LOなど、
ロック以外のアーティストもフィーチャーしてきました。
ここが、まさに今の時代の
トップランナーである所以かもしれません。
つねに一点にとどまることなく、
新しいファンをつかんで離さないのです。

ライブで見るCOLDPLAYの一番の魅力は、
完璧なまでの音源の再現力です。
音源で聴くあの世界観が、スタジアにそのまま、
いや、照明などの演出と相まって、
それ以上の感動を得ることができるのです。
さらに、ライブを素晴らしい空間にしてくれるのは、
メンバーのかざらない人柄です。
特にクリス・マーティンとドラムのウィル・チャンピオンは、
歌いっぷり、ドラムのタタッキプリ、
そこにいるだけで僕らを幸せにしてくれます。
音響も世界トップレベル。
どの席で聴いてもいい音で聞こえますよ。

前売りチケットは残念ながらソールドアウトですが…
チケットをすでにお持ちの方!
全力でライブ、楽しんできてください!

【Coldplay】

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
明日は、COLDPLAYと同じく4月に来日公演を行う
ノラ・ジョーンズの「聴くべき5曲」、教えちゃいます。

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 21:33 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年02月20日

大量来日! 音楽界の2017年問題<ジャミロクワイ編>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第948回目のテーマは…

大量来日! 音楽界の2017年問題<ジャミロクワイ編>

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今週は「2017年 今年来日する注目アーティスト」をピックアップ。
初めてそのアーティストのライブに行く人でも大丈夫!
「この5曲を聞けば大丈夫!」というライブ前の予習を
「FM KAMEDA」でしておきましょう!
初日、今日ピックアップするアーティストは…

JAMIROQUAI

フロントマンのJK率いるジャミロクワイ。
日本でも大人気のUKのアーティストですが、
改めて確認しておくと…
ジャミロクワイはバンドです!
ただし、現在、オリジナルメンバーはJKのみ

そんなジャミロクワイ。
今年になって嬉しいニュースが続々と届きました。
1つは、5月に来日公演を行うことが発表されました。
5年ぶりの来日公演は、5月25日(木)東京国際フォーラム!
そして、それに先駆けて、3月31日、
7年ぶり8枚目となるニューアルバム
「オートマトン」のリリースも発表されました。

1992年にデビュー、
世界の音楽ファンに影響を与えたジャミロクワイ、
どんなところがスゴいのか?
ライブに行く前に聞いておくべき5曲をピックアップしながら
お話ししようと思います。

<聞くべき5曲・その1>

WHEN YOU GONNA LEARN / JAMIROQUAI

とにかくデビューが衝撃的だったジャミロクワイ。
バンドなのソロなの? ソウルフルだけど、
白人なの?黒人なの?
なにしろ初めはキャラクターとなっている
「メディシンマン」しか画像がなかったので
ナゾだらけの存在でした。

新人ながらレーベルと8枚のアルバム契約を結んだ!
と、いうニュースにも度肝を抜かれましたが、
とにかく音がカッコよかった!

この曲「WHEN YOU GONNA LEARN」では、
「自然界のバランスを崩し、
欲に走ることを続けると、大変なことになるよ?
いつまでこんな事を続けるつもり?」
といった、メッセージ性の強い歌を歌っています。

当時はインコグニートや
ブラン・ニュー・ヘビーズなどと並んで、
アシッド・ジャズなんてジャンル分けされていましたね。
スティービー・ワンダーが最新型になって
戻ってきた!そんな印象でしたね。

<聞くべき5曲・その2>

SPACE COWBOY / JAMIROQUAI

ソウル、ファンクをベースにしたサウンドで
衝撃を与えたジャミロクワイ。
自然や環境をテーマにしたものの
他にイメージされるものが宇宙や未来。
この曲「スペース・カウボーイ」も大ヒットしました。

とにかく、ソウルフルなんだけど、洗練されている。
あと、ジャミロクワイの音楽は、いつもルーツがみえるんですよ。
スティービー・ワンダーや、マービン・ゲイからP-FUNKまで。

そんなルーツミュージックから、
うまくちの出汁をブレンドしてできている。
そこに、JKのダンスとファッションセンスがトッピングされ、
規格外で、どんどんはみ出していくところに
世界中の若者の支持を得たのだと思います。

<聞くべき5曲・その3>

VIRTUAL INSANITY / JAMIROQUAI

それでは…
ジャミロクワイのサウンドがある意味頂点に達したナンバー、
ここで聞いてみましょう。

M. VIRTUAL INSANITY / JAMIROQUAI

20170220_fm.jpg

1996年にリリースされたジャミロクワイの
アルバム「TRAVELLING WITHOUT MOVING」から
ここ日本でも大ヒットした
「VIRTUAL INSANITY」をお送りしました。

〜ミュージックビデオも衝撃だったこの曲、
どれだけヒットしたのか?というと…
お茶の間でバンバン流れた日清カップヌードルの
テレビコマーシャルにJK本人が登場。
「ハラヘッタ! ハラヘッタ!」と言いながら、
踊ってました!(憶えてるかな?)

洋楽アーティストが、 TVを通じて
お茶の間に浸透した最後の世代かもしれません。
当時、日本はミリオンヒットが続出していた時代。
逆に言えばJ-POPは飽和していたのです。
そこに、ジャミロクワイが、フレッシュで
ファッショナブルな登場感で風穴を開けたのです。

「FM KAMEDA」、今週は
「2017年 今年来日する注目アーティスト」をピックアップ。
「この5曲を聞けば大丈夫!」というライブ前の予習、
僕がレクチャーしています。
ここまで、JAMIROQUAIの3曲をお送りしましたが、続いては…

<聞くべき5曲・その4>

CANNED HEAT / JAMIROQUAI

1999年、J-WAVE「TOKIO HOT 100」の年間チャートでも
ナンバーワンを記録した「キャンド・ヒート」。
4つ打ちのハウスビート、疾走感のあるナンバーです。

ストリングスの生演奏へのこだわりもジャミロクワイらしい!
ジャミロクワイのアルバムが出ると、
ジャミロクワイのアレンジにそっくりな、
J-POPのヒット曲が生まれましたね〜〜〜

<聞くべき5曲・その5>

CLOUD9 / JAMIROQUAI

そして、ジャミロクワイの「聞くべき5曲」。
最後は…ニューアルバムから「CLOUD9」。
前作から7年ぶりとなるアルバム「オートマトン」を
引っ提げての来日公演という事で
新作からも多くの曲が演奏されることが予想されます。

ニューアルバムについてJKは、
「テクノロジーやA.I.による
オートメーション化によって、人としての楽しみや、
他人との関りを忘れ去っていないか?」
そんな事からインスピレーションを受けたそうです。

まさに、ポップ・ミュージック、ダンス・ミュージックに、
どんどん電子楽器とコンピューターが生み出す、
打ち込みのグルーブが導入される中、
ジャミロクワイは、
ひたすらヒューマンなグルーブを大切にした。
「本能」という人間の「才能」を信じているのだと思います。

さらに、ジャミロクワイの楽曲は、どこか湿り気があります。
日本人が好む、泣きやワビ、サビのようなものが、
プンプン香ってくる。
4コードがループするだけで作られる、
イマドキの多くのPOPソングとは
楽曲の作りが一線を画しているのです。
スティービー・ワンダー、ファレル・ウィリアムスも絶賛し、
日本のバンド、アーティストにも影響を与えているのは、
サウンドの格好良さだけでなく、
そんな味わい深い、陰影のある、
メロディーセンスにあると思います!

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
明日は、4月に来日公演を行う
COLDPLAYの「聞くべき5曲」をピックアップしたいと思います。
お楽しみに!

【Jamiroquai】

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STAFF| 15:38 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年02月16日

アーティストが知りたい"音楽のヒミツ"<家入レオ>

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第947回目のテーマは…

アーティストが知りたい"音楽のヒミツ"<家入レオ>

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この番組「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」では
ラジオの前のアナタからいただいた
「音楽に関するギモン」を、募集していますが、
今日は… アーティストからの
「音楽のギモン」に答えてみたいと思います。

本日、ギモンを投げかけてくれるのは…
このアーティストです!

★ 家入レオ ------------------

亀田さん、そしてJ-WAVEをお聴きのみなさん、こんにちは。家入レオです!
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20170216_fm1.jpg

今回は、家入レオ さん です!

家入レオちゃんは、二十歳の時に、
新成人の誓いということで、
FM KAMEDAに来てくれました!

そんな家入レオちゃんから届いた
「音楽の疑問」さっそく聞いてみましょう。

★ 家入レオ ------------------

亀田さん、お久しぶりになるんですけど、今日私から、亀田さんに聴きたい音楽のギモンなんですけど、私が聴きたいのは、「ベースを弾きながら歌うコツ」ってあるんですか?っていうことです。私はですね、普段唄っているんですけど、結構、ドラムを叩いてこの前歌うっていうお遊びをリハの最中にしていてピアノとかギターとか弾きながら歌うっていうことはあったんですけど、一番やっぱベースが難しいんじゃないかなと個人的には思っているので、ぜひぜひ、ちょっとアドバイス、よろしくお願いします!
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はい、家入レオちゃん ありがとうございます!
レオちゃんからの質問は…

「ベースを弾きながら、歌うコツ」

とのこと。
(まさか、レオちゃんから、
ベースに関してのギモンがとんでくるとは!!)

それでは、そのヒントになる曲から聞いて見ましょう。

M. OB-LA-DI, OB-LA-DA / The Beatles

20170216_fm2.jpg

さて、今日は、家入レオちゃんからいただいた、
音楽のギモン、
「ベースを弾きながら、歌うコツ」について答えていきます。

最近、バンドでベースボーカルも増えてきていますよね…
THE BAWDIES のROYくん、
凛として時雨の345ちゃん、
MONGOL800のキヨサク、
WANIMAのKENTAくん、
04 Limited SazabysのGENくん
などなど、
みんな、ほんとに素晴らしい!
っていうかうらやましい!!!

そうなんです…実は、わたくしカメダは、
ベースを弾きながら歌うのが正直苦手です。
まさに、レオちゃんのいう通り!
「ベースを弾きながら歌うのは難しい!」のです!

ギター、ピアノ、ドラムなどたくさん楽器ある中で、
なぜベースだけが歌いながら弾くのが難しいのか、
その訳を、苦労人の僕がお答えします!

ベースは、ピアノやギターのように、
和音を鳴らす伴奏ではなく、
常に単音のベースラインを弾かなければならない楽器です。

つまり、ベースを弾きながら歌うということは
「歌メロ」と「ベースライン」という別々の二つのメロディを
同時にあやつらなければいけないということなのです。
ギターソロを弾きながら、
ボーカルをとるアーティストってほとんどみないでしょ?
それと同じ理屈で、ベースを弾きながら歌う
というのは難しいわけです。

さらにベースはリズム楽器という側面があります。
ベースラインが持っているリズムと、
歌のリズムがちうともう、大変!!!
ベースが歌と同じリズムになっちゃったりするんです。

ちょっと実験です。
さきほどの「OB-LA-DI, OB-LA-DA」を実演してみます!

20170216_fm3.jpg

まずは、メロディラインを弾くのは…

1)
シンプルな8ビートの単音弾きなら、ギターをかき鳴らす感じで
簡単なのですが…

ほら!

2)
これがベースラインになると超難しくなる!


ま、僕の場合は、それ以前にボーカリストとして、
へなちょこという問題もありますが…

あとは!ベースは、縁の下の力持ちというくらいですから、
ベーシストは
「ベースをちゃんと弾いて、バンドをささえなければ!」
と思っている、責任感の強い人が案外多いのです。
(僕もそうですよ!)

だから、歌とかけもつのではなく、
できるかぎりベースのプレイに集中したいという
願望が強い人が多いかも!

「ベースを弾きながら歌う」ための対処法としては、
まずは
1)
その曲の歌メロを頭にいれる!
次に、
2)
ベースラインを何度も練習して体で覚える!

この地道な練習あるのみ!
とはいえ、メインボーカルにはならなかったとしても、
コーラスとかできると、楽しいし、
バンドの厚みも広がるし、いいことづくめです。
レオちゃんは、そもそも歌がしっかり上手だし、
シンガーソングライターとして、
自分のメロディと歌詞を持っているので
きっと、ベースを弾きながらでも、すぐ歌えるんだろうなー。

レオちゃん、今度弟子入りさせてください!

【家入レオ】

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」、
来週は…「2017年、今年来日する 注目アーティスト」の曲を大予習!
「これを聴けば大丈夫!」という5曲をご紹介します!
どうぞ、お楽しみに!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 20:53 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年02月15日

亀田トラベル 〜CDジャケット聖地巡礼〜

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第946回目のテーマは…

亀田トラベル 〜CDジャケット聖地巡礼〜

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カメダトラベル、略してKTBへようこそ!
今日は、レコード、CDジャケットに使われた場所を
巡る旅に出掛けたいと思います。
なぜ、このテーマなのかと言うと…

今日、2月15日に、井上陽水さんの名曲
「夢の中へ」が再発売されました。
再発売にあたり、装い新たにリリースされる
CDのジャケットなんですが
若き日の陽水さんの写真が使われています。

20170215_fm1.jpg

よく見てみると…
サングラスをかけるスタイルが確立する前の陽水さんの姿が!!
どこかの街の、街路樹の横の柵に
陽水さんがカメラを持って腰掛けている!!
そんなジャケットです!

しかし実はその写真が、古すぎて、
どこで撮影したものか不明だったそうです。
時期については「夢の中へ」をリリースした
1973年の夏ではないかと言われていますが、
場所については「三軒茶屋」という説、
「宇都宮」という説、などなど諸説あったそうです。
しかし、このジャケットが様々なメディアで発表されると、
所属レコード会社であるユニバーサルミュージックに
ファンから多数の情報が寄せられました。
その中で一番多かった情報は
「有楽町・東京交通会館」という情報。

背景の建物の特徴。
当時、有楽町近辺でよく貼られていたという、
貼り紙の情報、などなどを精査していくと、
有楽町・東京交通会館である可能性が
極めて高いということがわかりました。

と、言うことで、今日は、
「ここどこだろう?」とファンの心をくすぐる
素敵な風景が使われたジャケットを巡る旅に
出掛けたいと思います。

では、出発!

20170215_fm2.jpg

<ケツメイシ>

まずは、国内!
ケツメイシです。
彼らのアルバム、ケツノポリスは1から7まで
沖縄の首里城をバックに4人が映っています。
ケツノポリス8、9は、タイ、
そして沖縄県の名護市で撮影していますが、
去年リリースの10では、再び首里城に戻ってきています。

続いては、

20170215_fm3.jpg

<股旅 / 奥田民生>

聴こえてきたのは、
奥田民生さんのアルバム「股旅」です。

ジャケットの山は岩手県岩手郡雫石町にある生森山で、
ファンから「OTマークに見える山がある」
との情報を受けたスタッフが実際に見に行き、
撮影したものだそうです。
ちなみに、この山の線が走っているところは、
電線が通っているそうです。

続いては、海外に出発しましょう!

20170215_fm4.jpg

<HOTEL CALIFORNIA / EAGLES>

聴こえてきたのは、EAGLESの
HOTEL CALIFORNIAです。

このアルバムのジャケットの建物は、
実際にあるホテルなんですが、
名前は「ホテル・カリフォルニア」ではなく、
L.A.にある高級ホテル「ビバリーヒルズ・ホテル」、
通称ピンク・パレスと呼ばれています!

当時は、大人気の観光スポットになり、
数年先まで予約の取れないホテルになったそうですよ!
ちなみにジャケットの表紙は、
このビバリーヒルズ・ホテルなんですが、
ジャケットの内側に映っているのは、
もっと安いホテルが使われたと言われています!

20170215_fm5.jpg

<ANIMALS / ピンクフロイド>

流れてきたのは、1977年リリースの
PINK FLOYEDのアルバムANIMALSです。
発電所の煙突の間を、豚が空を飛んでいますね…

このジャケットは、ロンドンの
テムズ川沿いにあるバターシー火力発電所です。
レンガ作りの発電所としては
世界最大級の大きさとして有名なんだそうです。

そして、その火力発電所の煙突の間を、
豚が飛んでいるんですが、
実際に長さ12メートルの巨大な豚の風船を飛ばして
撮影が行われたそうです。
このバターシー発電所、発電所としての稼動はしておらず、
建物だけが残っているそうです。

そして、きょうオンエアするのは、この曲です。
まずは、聴いて下さい。

M. BECAUSE / THE BEATLES

20170215_fm.jpg

お送りしたのはBEATLESのアルバム、
『アビー・ロード』から「BECAUSE」でした。

今では、世界で最も有名なジャケットの一つと言われていますが
元々は、エンジニアスタッフの吸っていた
タバコの銘柄「エベレスト」にちなんで、
アルバムタイトルが「エベレスト」になる予定だったそうです!

もちろんジャケットもエベレストの麓でおこなう予定でしたが
撮影が面倒(!)だから、レコーディングスタジオ近くの
アビー・ロードで撮影しようとポールが提案し、
ジャケット、タイトルが
「アビー・ロード」になったそうですよ!

撮影は、1969年8月8日の午前10時頃行われ、
あの有名なジャケットが完成しました。

ここは、一昨年僕も訪れているけど、
案外フツーの住宅街の中を通り抜ける
車の往来がけっこう激しい道なんです。

僕がビートルズそっくりな写真を撮ろうとすると、
車の運転手さんは、僕が横断歩道渡り終わるまで、
止まって待ってくれましたよ!

もう、ここまでくると文化ですね!

20170215_fm6.jpg
※その時撮った写真

改めて見渡してみると、CDジャケットも素晴らしいけど、
やはり、レコード時代の方が、
印象に残るジャケットは多いですね。
単純にCDは12cm四方、レコードは30cm四方、
表現できるカンバスの大きさが違いますね。

さらに、ケースという、プラスティック製の
ショーウインドウに入っているCDジャケットと
直に触れるレコードジャケットでは、
目に飛び込んでくる色の鮮やかさと、
手にした時のダイレクト感が違いますよね。

考えてみればスクラップ&ビルドの激しい、
日本はこういった風景や、建物を使ったジャケットが
欧米に比べて意味を持ちにくいですよね。
映画「君の名は。」で、映画を見た人が、
映画で使われた景色の場所を訪れるのも
実在する「あの場所」に憧れる、
日本人独特の感性なのかもしれません。

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明日の「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」は、
恒例企画、アーティストの疑問。
家入レオさんの疑問を僕が解決します!
どうぞお楽しみに!

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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STAFF| 19:37 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年02月14日

亀田コーヒー 〜バレンタイン編〜

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第945回目のテーマは…

亀田コーヒー 〜バレンタイン編〜

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いらっしゃいませ 亀田コーヒーへようこそ。
(おや、珍しいなぁ、若い二人組のカップルだ。デートかなぁ?
そうだよなぁ、今日はバレンタインデーだし。)

えっ、この曲? いいでしょ。
はい、ちょっと音楽にはうるさい"たち"でして…
ほら、やっぱりバレンタインデーなんで、
今日はお店のBGMも、とびきりのあま〜い
「ラブソング」を選んでるんですよ。

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一日のはじまりはコーヒーから!
時にはシャッキリするために…
時にはリラックスするために…
僕も毎日、その時々のコーヒーを楽しんでいます。

そんな亀田誠治が
「コーヒーと音楽のいい感じの関係」を、
「ゆったりと」ご紹介する
「FM KAMEDA」の恒例企画"亀田コーヒー"。
今日は「バレンタインデー」ということで、
「コーヒーとチョコレート」のような素敵な関係を
「音楽」にあてはめてみよう、と思い
甘いデュエットソングをいくつか選んでみたいと思います。

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<Everything Has Changed feat. Ed Sheeran / Taylor Swift>

イギリスとアメリカの一番イケてる
シンガーソングライター同士の最強デュエットがこちら!
テイラー・スウィフトとエド・シーランの
「Everything Has Changed」。

♪ 運命の人に出会ったその日から すべてが変わってしまったの…

甘い! 甘すぎる! (はい、落ち着いて… コーヒーをお飲みください)

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<What's Come Over Me? / Glenn Lewis & Amel Larrieux>

♪ いつもはクールな俺だけど、君に出会ってからは
不思議なことが身の回りに起きているんだ。 一体どうなっちまったんだ?

そんなラブラブな気持ちを歌っているこの曲は
グレン・ルイスとアメール・ラリューのデュエット、
「What's Come Over Me?」
やっぱり甘い! マスター、コーヒーもう一杯!
(あ、ボクがマスターか。)

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<Hate That I Love You feat. Ne-Yo / Rihanna>

♪ イヤなところいっぱいで、文句ばかり言いあっちゃう二人…
でも情けないことに好きになっちゃっている…

エッジの効いたヒットナンバーを次々とチャートに送り込む
リアーナがNE-YOをフィーチャーした
「Hate That I Love You」。
ちょっと苦みばしった感じが、
コーヒーによく合うと思いませんか??
でも、ちょっぴり酸味も効いていて、「モカ」な気分!?

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<Who You Love feat. Katy Perry / John Mayer>

恋多き男? 様々なスターと浮き名を流す
ジョン・メイヤーが"過去のパートナー"
ケイティ・ペリーと歌ったのが、
この曲「Who You Love」。

♪ 誰かを好きになってしまったら どうしてもその人のことを諦められない
やっぱり好きになるんだよ…

そんな風に歌っていますが、
その後の二人の関係を知ると…
これは苦い! 後味も苦い!!

さらにジョン・メイヤー、
「Half Of My Heart」という曲では
同じく浮き名を流したテイラー・スウィフトを
フィーチャーしちゃっています。
(すぐ作品に登場させてしまう…
芸は人生のこやし?(恋愛は芸の肥やし))

ジョン・メイヤーもテイラー・スウィフトもすぐに、
自分のラブをラブソングにしちゃうんだから…
Sweet Emotion、
懲りないね〜

では、ここで1曲!
数々のアーティストが歌ってきたデュエットの名曲を
マイケル・ブーブレとリーズ・ウィザースプーンの
バージョンでお届けしましょう。
「サムシング・ステューピッド」。

M. Something Stupid feat. Reese Witherspoon / Michael Buble

20170214_fm.jpg

ちょっと苦いデュエットソングも
甘すぎるラブソングも、美味しいコーヒーでちょうどいい?

今日は割と新しいラブソングをピックアップしましたが
「SOMETHIN' STUPID」のように、
名曲は歌い継がれていきますし、
古いジャズやソウルにも
素敵なデュエットナンバー、ラブソングはいっぱいあります。

男女のデュエットソングは、
なんといっても恋愛のシチュエーションが
視覚的に豊かに広がりますよね。
見つめあって歌っちゃったりとか!ロマンチック!
歌詞も、お互いにラブラブな思いを伝え合うので、
今日、バレンタインデーは特に、男女のデュエットソングが
あなたの「告白仲介人」として
活躍してくれるかもしれません!

ま、恋する人も、寂しい人も、別にいつもと同じという人も!
バレンタインデーの今日、せっかくですから、
チョコレートと一緒に
素敵なコーヒータイムをお楽しみください。

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」。
明日は、アルバムジャケットを旅する亀田トラベルです。
どうぞお楽しみに。

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2017年02月13日

どうなる今年の「グラミー賞」

第944回目のテーマは…

どうなる今年の「グラミー賞」

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今日は、BEAT PLANETのスタジオに亀田誠治が生登場。
BEAT PLANETナビゲーターのサッシャとともに
開催中の「グラミー賞」の途中経過をチェックしながら、
その魅力についてお話ししました!

●今年の「グラミー賞」について

亀田:「今年は、最新型のニューアティストとレジェンドの交わりっぷりが素晴らしいですね。2017年って本当に変わる時に来ているんだなという感じがしますね。」

●「グラミー賞」って日本の音楽界にとってどんな存在?

亀田:「日本とかアメリカとかUKとかを超越して音楽というものがなぜこんなに人々に愛されて、そしてアーティストは音楽を作るのか…そのシンプルな図式をお祭りにしているだけだと思う。ここに全ての答えがある!グラミーは音楽のミュージアム、"生きた博物館"。グラミーに行けば今ある音楽、昔からある音楽、素晴らしい音楽の息づかいが全てわかる。そのために僕たちはグラミーに注目したほうがいいですよ。」

●亀田さんはミュージシャンとしてプロデューサーとして何を感じる?

亀田:「音楽を作るということは、天から力をいただいて、それを多くの人に届ける。それが人の幸せや共感を生んでいくという図式。グラミーを見ていると、音楽を作る、そしてそれをパフォーマンスする、それを見てみんなが感動する。たったこの3点で集約されているんだな、ということを感じます。」

●グラミーの賞が選ばれるポイント

亀田:「グラミーは賞を選んでいる方々は、専門家たちというのがポイント。投票する人たちも音楽の重要性、自分の生みの苦しみや、チームとしてどう音楽を作って届けるかということを理解している。ビジネス点ももちろん重要だけど、アートとしてのクリエイティブ点に重きを置かれているところが"信用できるなぁ〜!"という感じなんです。」

●そして、主要3部門を「アデル」が受賞

亀田:「今、何に戻ってきているかというと、音楽そのもの、声そのもの。そして"人がら"…アーティストという人間そのものというところに集約されてきていると思うんです。ショービズから生まれるので華やかであって欲しいし、いろんな形があるのは当然ですけども、やっぱりアデルの歌は、神様のギフトですよ。僕らはよく"声オバケ"っていうんですけど、あの声があるだけで全てを包み込んでいる。アデルが歌っているということは、聞き手の心の奥のものをアデルが代弁して歌って、全部外に開放してくれるんですよ。ソウルとか魂って言ってしまうと薄っぺらく感じてしまうかもしれないけど、そこが音楽の本質的なところで、アデルは実直なまでそこを伝えきっている。傷ついた心は癒し、嬉しい心はさらに解放される、こういう音楽を僕は作りたい。僕は幸運にもコンピューターも生の音楽も両方作れる時代に生まれてきたので、このアデルのシンプルさは常に大事にしていきたいですね。」

【第59回グラミー賞授賞式】

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2017年02月09日

亀田ロードショー/映画「ブルース・ブラザース」

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第943回目のテーマは…

亀田ロードショー/映画「ブルース・ブラザース」

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僕、亀田誠治が愛して止まない
とっておきの、「映画」と「サウンドトラック」を
紹介していく「亀田ロードショー」。
今日は、コメディであり、音楽映画であり、
ヒューマンストーリーでもある
最高の映画をご紹介したいと思います。
その映画は、「ブルース・ブラザース」です!

20170209_fm2.jpg

1980年、アメリカのコメディアン、
ジョン・ベルーシとダン・エイクロイドによる
ドタバタの喜劇作品「ブルース・ブラザース」。

ジョン・ベルーシ扮する刑務所から出てきた兄のジェイク、
それを迎えに行ったダン・エイクロイド扮する弟のエルウッド。
二人が子供の頃にお世話になった孤児院に挨拶に行ってみると、
資金難で税金が払えず差し押さえの道を辿っている事を知ります。
これを助けるには金を稼ぐしかない!
お金を稼ぐなら…バンドだ!
というワケで、昔組んでいたバンドを再結成すべく、
苦労の末、仲間を探し出しステージに立ちます。
やがて大金を稼ぐためにコンサートを開催、
さて借金を返せるのか?
そして彼らの運命は??

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劇中に出てくるソウルやブルースの名曲、
そして登場するミュージシャンたちにも注目です!
ストリートミュージシャンにジョン・リー・フッカー、
レストランの店員に、アレサ・フランクリン、
楽器屋のオヤジに、レイ・チャールズ、
牧師役にジェームス・ブラウン…、
教会の聖歌隊のリーダーにチャカ・カーン…、

みんないい味だしていますよ!

さらにギターには、超売れっ子のミュージシャン、
スティーブ・クロッパーやソウルベースの神様、
ドナルド・ダック・ダンも
実際のバンドマン役で出演しています。

さらに先日亡くなった、あのキャリー・フィッシャーも
ジェイクの元恋人役で登場。
直前で大ヒットしていたスター・ウォーズのレイア姫が、
「謎の女」として痛快に機関銃を撃ちまくります!

音楽の使われ方がとにかくカッコイイ!
シビれます!
「ブルース・ブラザース」は
ミュージカル映画と言っても良いと思います!

オリジナル曲が一曲もないこの映画は、そのかわりに、
ブルース、ロック、ソウル、リズム&ブルース、
カントリー、ラテン、ポップス、クラシックまで、
アメリカで長年愛されてきたアメリカーナの名曲たちが、
ブルース・ブラザースのファンキーな演奏で
映画をゴキゲンに盛り上げてくれるんです。

それではここで、1曲お送りした後、
映画「ブルース・ブラザース
の見どころ、お話ししましょう。

M. シェイク・ユア・ティルフェザー / レイ・チャールズ

20170209_fm1.jpg

劇中、突然歌い出すアレサやレイ・チャールズのカッコよさ!
レイ・チャールズのシーンを見ていたら思わず、
僕はファレルを思い出しました。
映画を通じて、ハッピーオーラ全開なんですよ。
この映画では、全身全霊で「音楽人生
を生きるミュージシャンたちの、
本物のソウルに触れることができるんです。
そして音楽をするということは、神と繋がる行為で、
すべてが幸せにむかっていることを感じることができます。

映画の公開は1980年。
ヒットチャートはディスコとヘビィメタルが全盛をきわめていました。
リズム&ブルースやロックンロールのような、
それまでの音楽がかすんでしまうような、
まさに変革の時代。
そこに、あえてアメリカが長年育んできた
ブルースをもってきたところが、
この映画をエバーグリーンにしているんだと思います。
どんなにつらいときでも、
「音楽とダンスがあれば」生きていける!
そんなシンプルな発見の連続です。

僕は、まさに2017年、今このタイミングで、
この映画、「ブルース・ブラザース
をみなさんに観てもらいたいと思います。

たとえば、シカゴのストリートで、
大勢の人たちがレイ・チャールズの歌に合わせて
思わず踊り出しちゃうシーンは圧巻です。
その中には白人、黒人、ヒスパニック系、東洋人まで、
様々な肌の色の人たち、お年寄りから、
子どもたちまで様々な人たちが
一つになって共存しているのです。

いい人・悪い人、社会的立場が強い人・弱い人、
男性女性、様々な人種。
みんなが音楽と、ちょっとした思いやり、
ユーモアで繋がってゆく…
これこそが本来のアメリカの姿ではないでしょうか?
「分断」という言葉が叫ばれるいまの時代に
ぜひ観ておきたい映画です。

残念ながらジョン・ベルーシは
1982年にお亡くなりになっています。
死後「ブルース・ブラザース2000」
という作品も公開されていますが、
もし、彼が、今の時代に生きていたら、
どんなパンチの効いたコメディをやってくれたのか!?
本当に見たかった!

「BEAHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」、
今日は、音楽映画としても傑作中の傑作!
「ブルース・ブラザース」をご紹介しました。

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この番組、「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんから"音楽に関するギモン"をお待ちしています。
今さら聞けないアーティストから音楽用語まで、
なんでも聞いてください!
さらに!
皆さんが知りたい・聞いてみたい年代のチャートを振り返る
「BACK TO THE CHART」では、
皆さんのオーダーにもお応えします。
あなたのバースデーや記念日、
その時、世の中ではどんな音楽がチャートを賑わせていたのか?
聞いてみたい人は「いつのチャートを知りたいのか?」を書いて
FM KAMEDAのウェブサイトからオーダーしてください。

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STAFF| 16:47 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

2017年02月08日

水曜日のカンパネラ〜ケンモチヒデフミさんを迎えて

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第942回目のテーマは…

水曜日のカンパネラ〜ケンモチヒデフミさんを迎えて

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亀田:さあ、今日はこの番組、ゲストをお迎えしています。水曜日のカンパネラのトラックメーカー、ケンモチヒデフミさんです!

ケンモチ:どうもこんにちは。水曜日のカンパネラのトラックメーカー、ケンモチヒデフミです!

亀田:いや〜爽やかですね〜

ケンモチ:いやいやいやいや、何言ってるんですかー!亀田さんもいい声しているじゃないですか!

亀田:いやいや、今日はね、ケンモチさんお1人に来ていただきました。

ケンモチ:僕でいいんですか?

亀田:いや、訳があるんです!聞きたいことがあって僕はケンモチさんお1人を指名しました!

ケンモチ:え?怖いですね。

亀田:実はね、水曜日のカンパネラですけども、本日メジャー1st FULL ALBUM「SUPERMAN」をリリース!おめでとうございます。

ケンモチ:ありがとうございます。

亀田:で、ですね。このアルバムを聞くと本当に音がかっこいい!これは本当にケンモチさんのサウンドメイキングが研ぎ澄まされてきているんじゃないのかなって。僕ね、いつも水曜日のカンパネラを聞いていて思うんですけど、いわゆる宅録から始まったヒップホップ精神で尊重されるような音のチープさがないんですよ。しっかりとしたポップスの土台が音に感じられるんですよ。音圧とか音色とか1個1個に。

ケンモチ:なるほどなるほど。

亀田:手作りでコンピューターの中だけで作るヒップホップの良さもあるんですけど、そうじゃない何か力強さっていうのがあって、これはきっとケンモチさんが何か魔法をかけているんじゃないかなと思って、今日そこは聞きたくてお呼びしたんです。

ケンモチ:さすが音楽プロデューサーならではの着眼点ですね。そうですね、僕がいつも気をつけているのはベースの鳴りを結構気を使っているかもしれないです。普通のJ-POPに比べると。

亀田:ベース?おお、ちょっと僕もベーシストをやらせていただいていますけども、ベースの鳴り?

ケンモチ:バンドで鳴るときのエレキベースの音とかフレージングとか、人間臭さっていうものにはやっぱり打ち込みっていうのは中々勝てないんですね。で、じゃあ打ち込みならではのいいベースを表現しようとすると周波数帯的にもっと下の方でブーンと鳴っている音で。

亀田:あの低い音の方がね。それが腰に響くとかね。っていう重低音ってことですね。

ケンモチ:それがボーカルに届くとどう絡み合って、まあ元々コムアイの声ってあんまり迫力がいい意味で薄いんですよ。

亀田:確かに。柔よく剛を制すみたいな感じですよね。柔らかさが。

ケンモチ:上にふわっと乗っている感じなんですけど、それを補うように下にブーンって太いベースが入っていて、キックとベースと曲のスピードをうまいこと調整するのが多分音色選びのコツなんじゃないですかね。

亀田:こんなこと喋っちゃっていいんですか?

ケンモチ:いいんです!

亀田:みんな真似しますよ。メモしながらラジオ聴いているかも。

ケンモチ:そうですね、でもそこは凄い気を使っていますね。

亀田:凄い企業秘密ですね!でも今回ニューアルバムの中でベースがヤバすぎる1曲っていうのがあるんですよ!

M. 一休さん / 水曜日のカンパネラ

20170208_fm2.jpg

亀田:このベース生じゃないんですね!

ケンモチ:これはですね、生で弾いているサンプルとか打ち込みとかを色々混ぜ合わせて作っているんです。

亀田:生のグルーヴを知っている人が作り出しているなっていう感じがしましたよ。

ケンモチ:あああ、そんなベーシストの方に言っていただけると嬉しいですね。

亀田:本当にこれコピーして俺練習しようかなって感じです。これね、例えばこういうベースのサウンドに乗っけて、ビートに乗っけて、歌詞も16ビートうんぬんとか出てきたりとか、言葉の遊びっていうのも素晴らしいと思うんです。これケンモチさんがやっぱり作詞作曲をなさっていることによって何か化学反応が起きているんじゃないかって思うんですけど、どういう風に考えてそのあたりは作っているんですか?

ケンモチ:元々僕は20代の頃にインストでずっと活動していて、30代を過ぎてから歌ものっていうのを初めて作ったんですね。なので他のみなさんがやるような本当にオーソドックスでいいメロデイ、いい歌詞っていうので勝負したら僕は多分勝てないと思ったんですね。で、僕が持っている個性やコムアイが持っている個性っていうのをぶつけ合って、人たちがいないところで勝負するっていうのをいつも心がけています。

亀田:なるほど、素晴らしい!でもそれってある意味、独立していることだと思っていて、みんなと同じことがポップっていうことではないと思うんですよ。やっぱりその今のケンモチさんがおっしゃっていたコムアイさんとこういうことをやりたいという、その精神が本当に唯一無二の個性を生み出しているんだなっていうのが今日わかりましたよ。

ケンモチ:ありがとうございます。

亀田:これね、歌詞についてコムアイさんとディスカッションしたりするんですか?意外と素直に聞いてくれる?

ケンモチ:今回のアルバムは割と素直でしたね。

亀田:素直じゃないときもある?

ケンモチ:素直じゃない時期もありますね、何回か。気を遣って気を遣って…

亀田:ね、本当に。きっとコムアイちゃんの方からも良かれと思ってクリエイティブなアイディアが出てくるし、後は単純にこういう言葉の方がノリが良いとかみたいなのもないと、あの水曜日のカンパネラのあの独特の歌詞の世界とかっていうのは出来ないと思うんですよね。

ケンモチ:そうですね。作業の工程としては最初にコムアイがこういうテーマでこういう人名で曲を作りましょう!って言ってまずはお題を出してくるんですよね。

亀田:え?コムアイさんの方から?

ケンモチ:そうですね。だから例えば、今回のアルバムだと「SUPERMAN」っていうタイトルで、じゃあチャップリンっていう人名で曲を作りましょう!ってなると、よし!って言って僕が家に持ち帰ってチャップリン…チャップリン…って言って結局抹茶プリンを作るお料理番組みたいな曲になっているんですけど、本当に大喜利みたいな感じなんですよね。このテーマで1曲って言われて、それをなるべく新鮮なうちに面白いように言って笑かすっていう。その繰り返しです。

亀田:この笑かす精神っていうのはどこから?

ケンモチ:主に僕のくだらないダジャレみたいな感じなんですけどね。それを出しているのと。

亀田:なるほど。どちらかというとラップでいうライムを踏むとか韻とかっていうのよりもダジャレ?

ケンモチ:ダジャレに近い感じです。はい。

亀田:そうか。そこが水曜日のカンパネラの独特の世界観を生んでいるんですね。だからヒップホップマナーみたいなものを踏襲しているところもあるんですけど、それよりも言葉の面白さとか、でも人にこうやってフォーカスを当てるっていうのは何かケンモチさん流の何かがあるんじゃないですか?

ケンモチ:そうですね!考えているのは歴史上の人物とその人の設定っていうのがあるじゃないですか、それと逆のことを現代の世の中に反映させて歌詞を作っています。例えばドラキュラっていう曲は、凄い可愛らしいほのぼのとした曲で、ヴァンパイアハンターたちと一緒に忘年会をするっていう。本来、ドラキュラの持っているイメージと全く違うもので笑かしてやろうとか。

亀田:もう首ガブっとかじゃないんですね!忘年会!なんかでもそういうシャレ、トンチがきいているところが水曜日のカンパネラの最大の魅力だと思うな。

ケンモチ:そうですね、全力でふざけるというのが1つのモットーになっているのかもしれないですね。

亀田:なのでみんなも楽しめるし、でもそこの根っこにはしっかりとした音楽性であったりサウンドがあるっていうのがたくさんの人の心に届いているんじゃないでしょうかね?ちなみに3月には日本武道館でライブも行う水曜日のカンパネラ。僕らの想像のつかない使い方をなさるんじゃないかと思います。

ケンモチ:本当にそうですね、僕も結構ライブは演出にそんなに口出さないようにしていて、お客さんと一緒に見て楽む。あっこんなことやるんだ!っていうのを割と僕も知らされないで見に行くっていうのが楽しみなんです。

亀田:これは本当に行ってみなきゃ分からないって感じですね。

ケンモチ:そうですね。みなさんも一緒に楽しみましょう。

亀田:はい。「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」今日は、水曜日のカンパネラ、トラックメーカーのケンモチヒデフミさんにお話をうかがいました。色々音楽の話ありがとうございました!

ケンモチ:こちらこそありがとうございました!

20170208_fm1.jpg

【水曜日のカンパネラ】

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2017年02月07日

昭和が生んだ偉大な作詞家・阿久悠さん

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第941回目のテーマは…

昭和が生んだ偉大な作詞家・阿久悠さん

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今日2月7日は
昭和の偉大なる作詞家、
阿久悠さんの生誕日です。

1966年から本格的に作詞家としての
キャリアをスタートさせ、
70年代にはヒットチャートを席巻。
日本レコード大賞での大賞受賞曲は、
作詞家として最多5曲。
生涯で5000曲以上の楽曲を手がけ、
日本の音楽界の礎を築きました。
本当に偉大な方です!

2007年に70歳で亡くなり、今年でちょうど10年。
今日のFM KAMEDAは
僕が特に好きな 阿久悠さんの歌詞を取り上げながら、
その魅力と功績を振り返りたいと思います。

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♪ また逢う日まで / 尾崎紀世彦(1971)

ふたりでドアを閉めて
ふたりで名前消して
その時心は何かを話すだろう

筒美京平さんの作曲。
男女の二人の生活の終わり、
そして、別れの現実を目の当たりにした時に
言えなかった想いが「心の中で言葉になる。」
という情景描写ですね。

この曲、僕が小学生の時に、大ヒットしたんですけど、
テレビでこの歌が流れている時に僕の母が、
「ふたりで名前消して」というのは、
一緒に住んでいる人と別れるということなのよねぇ…
なんて、教わりました。
まさにお茶の間でテレビを囲んで家族の会話があり、
ヒット曲を共有した昭和という時代です。

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♪ あの鐘を鳴らすのはあなた / 和田アキ子(1972)

町は今 眠りの中
あの鐘を鳴らすのは あなた

今でも人気のある名曲。
時代や人生を歌った壮大な曲です。
眠りの中=時代が停滞している。
鐘を鳴らす=声をあげる。
つまり、「重苦しい時代に別れを告げ、新しい時代が幕をあける
ことの例えも捉えられます…
が!その一方、
「辛い気持ちを、あなたの存在が明るく変えてくれる

ともとれるんです。
このように、阿久悠さんの歌詞は、同じ一行でも幾重にも意味を持っている。
その結果、聴く人によって、心揺さぶられるポイントが変わってくるんですね。
多くの人が共感できる、すなわち時代に受け入れられる作品になるのです。

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♪ どうにもとまらない / 山本リンダ」(1972)

ああ今夜だけ ああ今夜だけ
もうどうにもとまらない

実は当初のタイトルは『恋のカーニバル』。
「もうどうにもとまらない」に変えたことで、楽曲に命が吹き込まれました。
※「もうどうにもとまらない」〜ほんとに、強いキャッチですよね。
当時の僕は小学2年生。
幼ないながらも、なんかセクシーな衝動が大人にはあるんだなーと察知しました。
ヒット曲から人生を学べた時代です。

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♪ UFO / ピンクレディー(1977)

それでもいいわ 近頃少し 地球の男にあきたところよ

ある意味、ファンタジー!
設定自体がぶっ飛んでいる!
こんなストーリーを書けるのも阿久悠さんのすごいところです!
僕は小6くらいだったんだけど、
セクシーなピンクレディーの二人に、
この言葉を投げかけられると、「もう、降参!まいりました!
って子どもながらなりました。
今の若者には、どんな気持ちで聞こえるでしょうか??

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♪ 津軽海峡・冬景色 / 石川さゆり(1977)

上野発の夜行列車 おりた時から
青森駅は 雪の中
北へ帰る人の群れは 誰も無口で

海鳴りだけを きいている
私もひとり 連絡船に乗り

こごえそうな 鴎見つめ
泣いていました
ああ 津軽海峡冬景色

なんという情景描写!まるで映画を見ているような映像的な歌詞。
主人公の目からみえる景色→その主人公を俯瞰で眺めている描写。
それが「心の描写」につながっていく。
まさにカメラワークまで見えるようです。

他にもキリがないほど、名曲がたくさんあります。
では、その中から特に僕の好きな曲を一曲。

M. 勝手にしやがれ / 沢田研二

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71n2Nmwmu7L._SL1024_.jpg

壁ぎわに寝がえりうって 背中できいている
やっぱりお前は出てゆくんだな

歌い初めのたったの一行で、
主人公の「素直になれない」心理や、二人の関係、
部屋の様子まで想像できちゃう!!!

そうなんです。ここに阿久悠さんの歌詞の魅力があるのです。
それでは阿久悠さんの歌詞の魅力、解説して生きましょう。

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一つは、巧みな情景描写。
阿久悠さんは、短い言葉で聴き手に情景を浮かばせるのが
超人的に優れていました。
歌詞からさまざまな景色がみえてくる。
早い話が、すべての言葉が映像的なんです。
それが、テレビから数々の歌番組が生まれ、
テレビというメディアが大衆との接点になった70年代、
つまり昭和という時代に、ピッタリと はまったのです。

そんな阿久悠さんは、
80年代にヘッドフォンステレオの登場によって、
大衆は音楽を個人で楽しむようになり、
街に鳴り響くヒット曲が生まれにくくなったとおしゃっていました。
テレビやラジオで"大衆"に向けて、
みんなで聴く歌を発信できた時代から、
ヘッドフォンで、個人で聴く音楽を発信する時代へ、
まさに昭和から平成へ移っていったんです。
それでも阿久悠さんの歌詞は、
そんな時代に生まれ、時代を生き抜きました。
それは、いつの時代にも変わらない、
「人の根っこにある感情」と、
その「時代の一歩先にある空気
を、絶妙なさじ加減でブレンドさせる
「阿久悠マジック」のなせる業なのです。

阿久悠マジックといえば、阿久悠さんのジャンルレス、
そして、ボーダレスな表現の幅の広さも特筆ものです!
その作風は、アイドルから演歌、
あとは、「宇宙戦艦ヤマト」など
アニメソングまで手掛けられています。
それができるのも、作詞家としてだけではなく、
プロデューサーの目線を持って活動されていたからだと思います。
中でも「スター誕生」という、
テレビのオーディション番組を企画したり、
新しい才能を発掘し育て、ヒットに導いたことが、
日本の音楽を大きく前に推し進めたことは間違いありません。

今回、阿久悠さんの手がけた曲を改めて聞いてみると、
「曲」
と「その曲がヒットしていた時代
が鮮やかに蘇ってくることに驚きます。
そして、不思議なことにその「曲」の次に
歌い手やアーティストの顔が見えてくる。
つまり、楽曲が強いんですね。
実は、今の時代はその逆で
「アーティストの顔」が先に見えて来て、
曲自体がなかなか思い出せない曲が多い時代なんです。

阿久悠さんは、作品に永遠の命を吹き込む、
本当の意味でのアーティストなのかもしれません。

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」
明日は水曜日のカンパネラを支えるトラックメーカー、
ケンモチヒロユキさんを迎えてお届けします。

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

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2017年02月06日

The Invisible Band !! TRAVISが日本にやってくる!

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第940回目のテーマは…

The Invisible Band !! TRAVISが日本にやってくる!

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美しいメロディで数々のヒットを持つ
イギリス、スコットランドの人気バンドTRAVIS。
ライブにも定評のある彼らの来日公演が、来週スタートします。
東京は、2月13日(月曜日)、14日(火曜日)
いずれもZEPP DiverCity TOKYO です。

デビューから20周年という節目を迎える彼らのライブを
心待ちにしている方もいらっしゃると思いますが…
今日の「FM KAMEDA」では、そんなTRAVISの魅力、
なぜ彼らの"楽曲"はみんなに支持され続けるのか?
お話ししたいと思います。

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スコットランドで芸術学校に通っていた
ボーカル&ギターのフランを中心に結成されたバンドが
メンバーチェンジを経て今の4人になったのは1995年のこと。

翌年1996年にシングルデビュー、
翌年97年にアルバム・デビューを飾りました。

そんな彼らが大きくブレイクしたのは
99年のセカンド・アルバム「The Man Who」です。
いまバックで流れている「Writing To Reach You」の他、
「Why Does It Always Rain on Me?」
「Turn」などのヒットシングルを収めたこのアルバムは、
全世界で400万枚のセールスを記録しました。

「The Man Who」の大ヒットを受けて
2001年にリリースされたサードアルバム「The Invisible Band」。
これも、またまた大ヒット。

UKだけでミリオン、全世界で300万枚のセールスを記録しました。
そして、この2枚のアルバムに関わっていた
プロデューサーが、ナイジェル・ゴッドリッチ。

RADIOHEADとの仕事でも知られるナイジェルですが、
TRAVISでも素晴らしいサウンド・プロデュースをしています。

ナイジェルのような、エンジニアプロデューサーは、
音楽を精神面だけでなく、技術面からコントロールできるし、
何よりも、レコーディングしている間、アーティストとずっと
一緒にいるわけですから、アーティストと
腹を割って話あう一番良き理解者ともいえますよね。

一聴するとストレートでシンプルなTRAVISのサウンドですが、
ナイジェルのおかげで。奥行きのある音像になっていて、
楽器が叙情的に響きあっていす。
これぞUKサウンドって感じがたまんないです!

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その後、4枚目のアルバム「12 Memories」では、
メッセージ性の強い歌詞やエッジーなサウンドに
チャレンジしたTRAVISでしたが
次のアルバム「The Boy With No Name」では
再びナイジェル・ゴッドリッチにプロデュースを依頼しています。

その後もほぼ2〜3年おきに新作をリリース。
日本にもたびたび来日し、美しいメロディを聞かせてくれています。

メジャーデビュー以来変わることない4人のメンバー、
そして心の琴線に触れる美しいメロディ。
そんな姿は、日本のアーティスト、
バンドにも影響を与えているんですが、
ここで1曲お送りした後、そのあたりのお話しを続けましょう。

数あるTRAVISの名曲の中から、僕はこの曲を選びます。

M. Driftwood / Travis

20170206_fm.jpg

マンドリンの音が泣ける!
サビのエレキのアルペジオが泣ける!
気がついたら、チェロが歌っている!
このサウンドに乗って、どこまでもいけそうな気がしますね。

「FM KAMEDA」
今日は、イギリス、スコットランドの4人組バンド、
TRAVISの魅力についてお話ししています。

TRAVISは、日本でも数多くのフォロワーを生みました。
なんといってもTRAVISのメロディと
サウンドが持っている「泣き」や「わび、さび」が
J-POPのメロディやコードと親和性高いんです。

さらにギターを中心に、ドラム、ベースが
音数を抑えた演奏になっていて、
サウンドに空間と隙間がある。
サビだからといって、ことさらドッカーンとはこないんです。
透明感のあるエレキのアルペジオだったり、
ストリングスだったり、コーラスだったり、
音圧ではなくて、空間を広げることによって、
聴き手を曲の中に引き込んでいくのがTRAVISの得意技です。
ラウドすぎないちょうどいいギターロック加減なんですね。

だから、TRAVISの楽曲はボーカルがよく聞こえます。
メロディも細かい音符を詰め込まずに、
ゆったり流れるような動きをする曲が多いです。
フランの、シャウトしない抑制の効いたボーカルスタイルが
(トム・ヨークもそうです)
草食系のギターバンドのボーカルに
置き換えやすいといところもあります。
同じUKでも、オアシスやBlurとはちがった、
クールなエモーショナル度数で聞こえてくる。
そんなところがJ-POP、J-ROCKとの相性が抜群なのです。

常にメロディの良さ・美しさを大切にしているTRAVISは、
エレキギターだけでなく、バンジョーやマンドリンといった
アコースティックな楽器もよく使います。
楽器そのもの持っている音色で、楽曲の背景を描き出すから、
サウンドの流行にも踊らされることがありません。
つまり、いつの時代にもTRAVISは時代遅れになることはありません。

そう、永遠の甘酸っぱさを奏でてくれるバンド。
それがTRAVISなんです。

大ヒットとなったサードアルバムの
ライナーノーツの文章を拝借させていただくと…
フランは、

「バンドがどれだけ有名なのかということは、あまり重要じゃない。バンドより曲のほうが有名なんだと思う。みんなはバンドのことを知らなくて曲を憶えている。ベスト・バンドは透明バンドなんだよ。」

そう!まさしく「THE INVISIBLE BAND」ですね。
来週行われるTRAVISの来日公演でも、
きっと美しい「音楽」を届けてくれることでしょう!

【TRAVIS】

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明日は、昭和が生んだ夢想の作詞家、
阿久悠さんについてお話したいと思います。
どうぞお楽しみに。

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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど
最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 17:26 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA

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