ダンケルク2017年08月07日

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全米だけでも2億ドル超えしそうな勢いで
世界的に大ヒットしている本作。

第二次大戦時の実話の映画化なのだが、
クリストファー・ノーラン監督の手に掛ると
バットマン3部作と同質な恐怖感を全面で感じる
まさにノーラン印な映画になった。

英国人ノーラン監督によって英国軍側の視線で描かれた本作。
先日公開になった「ハクソーリッジ」と共通するのは、
日本は敵国だったという事。
まあ本作には日本の影もないが、英仏軍をフランス最北部の都市ダンケルクまで追いつめていたのはドイツであり、当時の軍事目線で見れば日本の同盟国だった訳だ。

「ハクソーリッジ」では主人公達に感情移入する事が難しい程、
沖縄の日本兵達は史実として駆逐されていったのだが、
本作でもドイツ軍の残忍さを憎む程、
自己反省を求められているかの想いを抱いてしまった。

ちなみに出演俳優隊はハリー・スタイルズをはじめ、役者経験の浅い若者揃い。
それは実際に英国軍人の多くが新兵ばかりだったというダンケルクの戦いをリアルに再現しようとしたノーラン監督の考えがあったから。
イケメン揃いなのが映画的ではあるのだけれどね。

これを見て改めて戦争最前線に綺麗事は無く、
信義信条を主張する時間も無く、
過酷さと恐怖が支配する不毛地帯だと強く思う。
恐怖や嫌悪感という形での反戦を主張するノーランを支持したい。

ダンケルク
9月9日公開です。

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