ザ・ウォーク2015年11月24日

walksub1.jpg

実話が基の映画で、
フルCGだと判っていても
怖くて怖くて途中で何度も目をつぶってしまった
「ザ・ウォーク」。

今は亡きNYのツインタワー、
ワールドトレードセンターが完成間近だった1974年8月。
110階建の屋上間を綱渡りした男の話である。

フランスの大道芸人フィリップ・プティが
達成即逮捕されたこの偉業は
マン・オン・ワイヤー」というドキュメンタリー映画でも
記憶に新しいが、
今回はロバート・ゼメキス監督による本格娯楽大作。

「バック・トゥ・ザ・フーチャー」「ポーラー・エクルプレス」
「リアル・スティール」etc大仕掛けのヒット連発な
ロバート・ゼメキスが題材に選んだ事に納得、な実話だ。

主演はジョセフ・ゴードン・レヴィット。
その師匠役でベン・キングズレーも渋く出演。

登山家に山に登る理由を訊くのと同じだが、
それにしても何故?と思ってしまう大冒険である。

嗚呼びびった!

ザ・ウォーク
来年1月23日公開です、勿論3Dでね。

walksub2.jpg

walksub3.jpg

walkmain1.jpg

staff| 12:47 | カテゴリー:

ブリッジ・オブ・スパイ2015年11月20日

SJP_JB_D02_00098R.jpg

早くも来年のアカデミー賞に向けた力作の話題が出始めているが、本作は間違いなく様々な賞を獲得するだろう。
監督スティーヴン・スピルバーグ
主演トム・ハンクス
そして脚本にはコーエン兄弟が名を連ねる。

スピルバーグは娯楽大作以外でも、
「シンドラーのリスト」のような社会派大作を世に送り出しているのは周知の事実。
本作「ブリッジ・オブ・スパイ」は実話に基づく作品。
米ソ冷戦時代にスパイ容疑で逮捕された男の
国選弁護人になったアメリカ人弁護士が主人公である。

以前ここで紹介した「完全なるチェックメイト」も
一触即発だった冷戦下の実話だったが、
米ソ間を改善しようと苦力していた人々のお陰で今があると実感させてくれる作品である。

正義を貫く尊さ、それを阻もうとする群集心理。
人心をコントロールしようとする政府・軍隊。
現実社会では今も冷戦時代以上に緊張感は高まる一方だが、
本作を見る事で少しでも冷静かつ客観的に平和を考えられたら・・・。そんなスピルバーグの想いが伝わるお薦め作である。

ブリッジ・オブ・スパイ
1月8日金曜日公開です。

SJP_JB_D38_06163R.jpg

SJP_JB_D46_07399R.jpg

(C)2015 DREAMWORKS II DISTRIBUTION CO., LLC and TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION.

staff| 11:24 | カテゴリー:

ブラック・スキャンダル2015年11月13日

BM-11835r.jpg

最近の邦画では全く見かけなくなった実録ヤクザ映画。
勿論そこには警察組織や政治家が絡むのが常套だが、
アメリカ映画では結構名作が生み出され続けている。
本作「ブラック・スキャンダル」もその一本に加えられるのだろう。
原題はBLACK MASS
直訳すれば黒い集団、まさにその通りの内容である。

ボストンを舞台に暗黒世界を炙り出した本作。
主人公は
アメリカ流に言えばギャングのボス(ジョニー・デップ)。
その弟の政治家(ベネディクト・カンバーバッチ)。
そして幼馴染のFBI捜査官(ジョエル・エドガートン)。

事実を元にしているだけにジョニー・デップは
風貌も含めて冷酷残忍で相当酷い奴に成りきっていて、
目を覆いたくなるような傍若無人振り。

映画の出来が良ければ良い程、
見ていて重苦しく やるせない気持ちになる。
そして、これが世の中の現実なのだと
嘆き虚しくなってしまった。

ブラック・スキャンダル
きっと来年の映画賞に沢山ノミネートされるでしょう。
覚悟して見てください。
1月30日(土)日本公開。

BM-FP-0003.jpg

BM-FP-0163.jpg

©2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., CCP BLACK MASS FILM HOLDINGS, LLC, RATPAC ENTERTAINMENT, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

staff| 09:50 | カテゴリー:

マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章2015年11月10日

BEMH2_sub3_12400.jpg

これは判り易いタイトル通り、ヒットしたイギリス映画
「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」の続編。
しかし僕は1作目を見ていないし、
ストーリーもよく知らずに試写に行ったのだが、
なんの問題もなく最初から話に付いて行けた。

簡単に言うと老後の人生をどう切り開くか?
というテーマの作品で、
試写室内も他作品より平均年齢はかなり高かった。

例えば音楽の世界、最近見たコンサートで、
ダリル・ホールは69歳。ボズ・スキャッグス71歳。
ポール・マッカートニー73歳。ミック・ジャガー72歳。
来週行くエルトン・ジョン68歳。オジー・オズボーン66歳。
日本でも矢沢永吉66歳。小田和正68歳。
それと比較すると山下達郎62歳、松任谷由実61歳は
まだまだ中堅とすら錯覚する。


本作で登場する主役達大半の設定は70代後半。
続編から出演のリチャード・ギアの役処は62歳と、
ここではまだまだ若い設定だ。

インドの高級リゾートになるはずのホテルを舞台に、
老いへのネガティブな想像を和らげてくれる2時間。
人間いくつになっても悩みの種は同じなんだ、
と安心させて笑わせてさえくれる。

マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章
来年3月公開作品だから紹介は早すぎると思うけど、
面白かったので紹介しました。

BEMH2_sub1_13405crp.jpg
(C)2014 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.

staff| 11:32 | カテゴリー:

完全なるチェックメイト2015年11月06日

m0000000806_sub1.jpg

今も続く米露緊張関係は
60年代から70年代にかけて米ソ冷戦時代と呼ばれていた。

武力で直接戦わずとも、スポーツでも双方の国力を賭け勝敗に元首も一喜一憂した程、プレイヤー達へのプレッシャーも凄まじかった。
とりわけ頭脳戦チェスの世界王者決定戦は政府も最大の関心を寄せる程シビアなゲームだった訳だが、本作は当時のチェス世界頂上戦の真実を描く作品。
少年時代からアメリカのチェスの神童と呼ばれたボビー・フィッシャーが主人公。『スパイダーマン』のトビー・マグワイアの怪演振りが凄い。

資料の導入を引用すると・・・
幼い頃より人生の全てをチェスに捧げてきたIQ187の奇才ボビー・フィッシャー。29歳にしてソ連の王者スパスキーと世界チャンピオンの座をかけて戦うことになる。
二大国家の当時の大統領までが〈影のセコンド〉として暗躍したという、歴史を揺るがした世紀の頭脳戦の全貌が今!
となる。

「フィクションを超えた衝撃の実話」という宣伝コピーは決して大袈裟ではない。それほど周囲も含めて混乱していて、スパイ映画のような諜報戦が繰り広げられる。

監督は『ラストサムライ』のエドワード・ズウィック。
トビー・マグワイアは主演のみならず、プロデューサーとしてキャスティング等にも関わる程の、本作への入れ込み具合だ。

妄想と疑われる事実と
精神を病んでしまう程の緊張感の連続。
映画としては最高だが、
現実では絶対関わりたくない人々の顛末。
完全なるチェックメイト
12月25日(金)から全国順次ロードショーです。

m0000000806.jpg
© 2014 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved. Photo Credit: Tony Rivetti Jr.

staff| 10:34 | カテゴリー:

007スペクター2015年11月04日

007sub22.jpg

6代目ジェームス・ボンド、ダニエル・クレイグによる
007シリーズ24作目!の本作「007スペクター」。
改めて007は見る側の期待を裏切らない優良エンタメだと唸らせる2時間28分だった。

ダニエル・クレイグになってからのハードボイルド感も健在で、これはサム・メンデス監督の手法・手腕に負うところが大きい。

期待大な方々の為にも詳細は書かないほうが良いだろう。一つだけ言うとしたら、途中で話が理解できなくなっても何の問題もない!ジェームス・ボンド目線で楽しんでください。

しかしジェームス・ボンドとイーサン・ハントはどっちが強いんだろう・・・。

007スペクター
12月4日金曜日公開!

007sub4.jpg

007sub2.jpg


staff| 14:24 | カテゴリー:

バックナンバー