ファンタスティック・フォー2015年09月24日

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言わずと知れたマーベルのアメコミ元祖的作品。
前回はジェシカ・アルバ他で10年前に作られたが、
今回は再映画化で続編ではない。
やっぱりアメリカ人にはアメコミなのである。
という僕も「X-MEN」と「ファンタスティック・フォー」は大好物。
なんか懐かしい感じがするんだなあ。

主役陣には
「セッション」の若きドラマー役だったマイルズ・テラー、
「ハウス・オブ・カード」の記者役だったケイト・マーラの二人が
大フィーチャーされていて、若々しいイメージだ。

こういう映画は理屈は不要。
本国アメリカではイマイチな結果だったみたいだけれど、
馬鹿げたエピソードも笑い飛ばせる娯楽の殿堂みたいな100分です。

ファンタスティック・フォー
10月9日(金)公開です。

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(C)2015 MARVEL & Subs.
(C)2015 Twentieth Century Fox

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無頼漢 渇いた罪2015年09月17日

典型的なハードボイルド・ムービーの本作。
韓国映画はこのジャンルで優れた作品が多いが、
これも緊張感に満ちたクライム・メロドラマ!
見応えのある2時間である。


殺人犯の情婦と
潜入捜査で彼女に近づく刑事。

女はどうしようもない連れの多額な借金を負わされ、
男は別れた妻の事やら、周囲の悪徳先輩やら、
胸に罪悪感・嫌悪感をいっぱい抱えている。

そんな二人の間に芽生えるのは「割り切れない感情」。
愛とは不条理で説明などつかない。
そして物語は闇の中へと進んで行く。

主演はJ-WAVE的にいうと
レイチェル・チャン似のチョン・ドヨンと、
サッカー・ファン的に例えると
元日本代表の福西崇史にそっくりなキム・ナムギル。

韓国俳優に疎い僕は二人とも本作で初めて知ったが、
なかなか良い役者さんだと直ぐに感じた。

例えば
フランス映画の名作ハードボイルドのような空気感。
これを創り出せる韓国の制作陣の実力は凄い!と、
時に薄目でビビりながら映画を見つつ僕は思った。


無頼漢 渇いた罪
10月3日土曜日公開です。

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パパが遺した物語2015年09月14日

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主演のラッセル・クロウは
この脚本を読んでボロボロ泣いたという「パパが遺した物語」。
原題は「Fathers & Daughters」。
複数型だけど、ある父娘の涙涙の物語である。

物語は・・・
家族3人でドライブ中に夫婦の口論が元で
交通事故を起こし、
生き残った父娘二人の苦難の日々が始まる。

人気作家の父は心身共に大きなダメージを受けつつ、
最愛の娘に全てを捧げるように創作に没頭するのだが・・・。

時代は飛び、
成人してソーシャルワーカーを職にしつつ、
自暴自棄な日々を過ごす娘。
過去のトラウマから男性を本気で愛せず、
人と深い関係を築くことを避けて生きている。

そんな二つの時代を行き来する
2時間弱のヒューマン・ストーリー「パパが遺した物語」。

最近では「ラブ&マーシー」、
過去の大作だと「ゴッドファーザー1&2」と
劇中フラッシュバックを繰り返す手法は数多く、
けっして目新しいモノではないが、
本作はストーリーそのものがよく練られ、
複雑な父娘の心情が判り易くストレートに描かれていく。

成人した娘役には、『レ・ミゼラブル』『テッド2』のアマンダ・セイフライド。ラッセル・クロウと並んで二枚看板を張れる充実の演技。
さらに子供時代の娘に扮するカイリー・ロジャーズ、
『ANNIE/アニー』他の天才子役クヮヴェンジャネ・ウォレス、
大女優ジェーン・フォンダ、シャネルのCMキャラクターも務めるダイアン・クルーガーなど世代を超えた実力派女優達が揃った。

綺麗事とか常識だけでは計り知れない感情の存在を改めて伝えようとする本作、良い映画だと思います。

パパが遺した物語」10月3日公開です。

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ヴェルサイユの宮廷庭師2015年09月08日

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世界的美人女優。
そう呼べる数少ない存在の一人だと、
本作のケイト・ウィンスレットを見て思った。

それは若さに頼ることなく、
利き顔など無く左右正面どこからのアップにも耐え、
役柄に関わらず気品を纏う。
まさにケイト・ウィンスレットは世界的美人女優だ。

舞台は17世紀のフランス。
太陽王ことルイ14世はヴェルサイユ宮殿の増改築を指示。
栄華のシンボルとして、庭園に野外舞踏場「舞踏の間」を
作る事になるのだが、
その大役を任されたのが名もなき孤独な女性庭師だった・・・。
勿論それがケイト・ウィンスレットの役処。

様々な障害や妬み妨害に襲われながらも
一心に造園に打ち込む主役をそれは見事に演じ切っている。

監督・共同脚本そしてルイ14世役で出演もしているのは
「ダイハード」「ハリー・ポッター・シリーズ」等で
主に悪役として異彩を放っていたアラン・リックマン。
こんなロマンティックな時代劇を作るとは恐れ入った!!

このタイプの純愛モノは現代劇では創り辛いだろうが、
最盛期のフランス王朝時代だからこその、
風景美・映像美に満ちた素晴らしい作品である。

意外と僕のようなオッサンにも刺さると思います。

ヴェルサイユの宮廷庭師
10月10日(土)より全国ロードショーです。

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(C)BRITISH BROADCASTING CORPORATION,
LITTLE CHAOS LIMITED, 2014.


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