水曜日のエミリア2011年05月31日

原題 Love And Other Impossible Pursuits
邦題「水曜日のエミリア」。
これは2009年作ということで、「ブラック・スワン」以前に
ナタリー・ポートマンが主演・製作総指揮を務めた映画である。
彼女の出演作品、ここ数ヶ月間だけでも数多く日本公開されるけれど、
この作品決してハデな内容ではないから、
「ブラック・スワン」が無ければ日本公開は無かったかもしれない。
アカデミー効果絶大といったところ。

物語は・・・
ナタリー・ポートマン演じる新人弁護士は、
既婚者の上司に恋をして深い関係に。
そして彼女の妊娠をきっかけに上司の離婚が成立。
自分の思い通りに結婚したものの、周囲が彼女を見る目は“略奪女”。
彼女の身には不運ばかりが訪れて・・・。 といった導入部。

主人公の人物像は
「私は頑張っている。私は優秀。私は悪くない。私は理解されていない。」Etc
と、いわゆる自己中で「I Love Myself Most !」の典型だ。
だから「肩ヒジ張って生きるのは大変だけど、私は絶対変わらない!」と
常に周囲と戦う日々なのである。
そして敵ばっかり作って取り返しのつかない失態を繰り返しながらも
少しずつ、ほんとに少しずつ成長していく機会が訪れる・・・。

まあ、嫌な奴ほど演じるのは面白いらしいが、
ここでのナタリー・ポートマンはホント嫌われ役である。
そしてそれを、敢えて選んで主演・製作総指揮したのだから、
この頃の彼女はきっと一皮剥けたかったんだろうなあ、と思う。
そして彼女の役と反比例するように
周囲の人々の人間味ある、愛すべき言動に見る者も励まされるのである。

水曜日のエミリア」7月2日から全国順次公開。
ちなみに僕が一番好きなナタリー・ポートマンは
「コールドマウンテン」での幸薄く悲哀に満ちた孤独なシングルマザー役だ。

写真2点とも
(C)2009 INCENTIVE FILM PRODUCTIONS, LLC ALL RIGHTS RESERVED

staff| 08:24 | カテゴリー:

一日たっても、まだ嬉しい2011年05月30日

今日から始まった日本代表合宿に初参加の柴崎とは彼です!
そんな柴崎も先発出場していた昨日の豪雨中の等々力での
川崎フロンターレ対ガンバ大阪

サッカーなんだけどサヨナラ勝ち!
そしてケンゴのヒーローインタビュー

そしてお立ち台!

日曜早朝見たバルサも凄かったけど
感情移入できる等々力でのフロンターレ戦、
是非どうぞ!


STAFF| 14:07 | カテゴリー:

シャンハイ2011年05月27日

僕はジョン・キューザックの出演作を結構見ている。
特にファンではないけれど、外しが殆ど無い印象で、
本作「シャンハイ」も見る前から何故か安心感をもっていた。
そして感想は、やはり とっても面白く
僕のジョン・キューザック・ジンクス通りだったのだ。

時は1941年、第二次世界大戦。
日米開戦直前の上海を舞台に、
様々な思惑をもって探り合いを続ける
中国人、アメリカ人、そして日本人達の緊張感に満ちた日々が
正に各国豪華キャストをフィーチャーして描かれていく本作。

そのキャストはジョン・キューザックと並んで
コン・リー、チョウ・ユンファそして渡辺謙!!
セリフも英語・中国語・日本語が絶妙に絡み合い、
当時の混沌とした有り様が伝わってくるのだ。

劇中時代背景は史実通り、その中で
はたして誰が正義で誰が生き延びるのか?
物語は愛憎絡まってサスペンス度MAXで進んでいく。

勿論すごく面白いのでオススメ映画だが、
世界から見ても日本人としても、
当時日本がアジア各地で行なった行為を決して肯定できないから
僕は複雑な心情でエンドロールを眺めていた・・・。

8月20日公開です。

写真2点とも
(c) 2009 TWC Asian Film Fund, LLC. All rights reserved.

staff| 05:06 | カテゴリー:

フロンターレ勝利!2011年05月15日

今日の等々力競技場、
試合1時間前にバックスタンド裏では恒例のサイン会が。
怪我や出場停止などでベンチ外の選手達が後援会会員向けに
サイン会をやるんだけれど
今回は稲本と黒津の二人!!


そして鹿島アントラーズに3対2で勝利した後は
バックスタンド前で歓喜のハンドインハンド!

いずれもファンとの距離がとっても近い等々力に
一度は是非お越しください。

STAFF| 12:39 | カテゴリー:

アジャストメント2011年05月10日

原題は「THE ADJUSTMENT BUREAU」。
訳すと「調整局」となるが、
プチSFというかファンタジーというか、
そんな雰囲気な本作「アジャストメント」のテーマは
『人間の運命とは予め誰かに創られているのか、
それとも自ら切り開いていくモノなのか』である。

主演はマット・デイモン。彼が扮するのは
NYブルックリンのスラムで育った、型破りな上院議員候補。
自身が連発するスキャンダルで優勢だった選挙に負け、
止む無く敗北宣言をするのだが、
その直前に見知らぬ女性と巡り会い、ある種の運命を感じてしまう。
しかし彼等二人の行動を監視して
行く先々を「調整」しようとする謎の男達「運命調整局員」が現れて・・・。


マット・デイモンは多作家、かつ秀作家。
ここ一年だけでも「グリーン・ゾーン」「ヒア・アフター」「トゥルー・グリット」と
タイプも役柄もバラバラな作品が公開されているが、
これらを含めても見終わってガッカリする事は殆ど無い。

本作も例外ではなく、良く出来ているんだけれど、
なんとも不思議な内容で 漫画的とでも言おうか、
その魅力を上手く説明出来ない(映画ブログ失格か・・・)。
まあドキドキはあってもドロドロしていないので
安心してデート・ムービーに選べる作品だと言っておこうか。

共演はエミリー・ブラント。
あの「プラダを着た悪魔」で鬼編集長に仕える
意地悪アシスタント役を好演して知名度が上がった彼女は
ここでは好感が持たれる役柄で、きっとファンを増やすだろう。

5月27日公開ということで、
この不思議ワールドを体験してください。


staff| 09:19 | カテゴリー:

日輪の遺産2011年05月06日

今年に入ってから、あるキッカケで浅田次郎作品にハマり、
ひたすら読み続けている。

自衛官・極道といった自らのキャリアが存分に活かされた
ピカレスク=悪漢小説シリーズ、
「天切り松・4巻+読本」「きんぴか・3巻」
「プリズンホテル・4巻」計12冊を読み、
エッセイ集を挟んで「地下鉄に乗って」を読み終えて
次は何を読もうか・・・と探す内に、
初心者の浅田ファンの僕は、原作を読む前に本作と巡り会ったのだ。

物語は
終戦間際の1945年(昭和20)8月10日、
3人の軍人にある密命が下される。
「マッカーサーから奪取した900億円(今の価値で約200兆円)もの財宝を、
陸軍工場へ移送し隠匿せよ――。」
その財宝とは、
日本の敗戦を悟った軍上層部が祖国復興を託した軍資金だった・・・。
というもの。

浅田次郎が自ら
「初めて自由に書いていいと言われ、書き上げて世に出した時、
ようやく小説家になれた気がした」という「日輪の遺産」。
つまり僕が読み漁った極道小説群ではなく、
真摯に日本の過去と向き合って創作された戦争フィクションなのだが、
第二次大戦の痛手が薄れていく今の我々日本人に
「記憶を風化させてはならぬ」と教えてくれる良質な映画作品となった。

監督は、僕は号泣した『半落ち』の佐々部清。
そして堺雅人を主演に、中村獅童、福士誠治、ユースケ・サンタマリア他が、
戦時中の実直な日本人の良心を見事に演じきっている。

日輪の遺産」公開は8月27日(土)と、かなり先なのだが、
是非覚えておいて欲しい「日本の映画」である。


©2011「日輪の遺産」製作委員会

staff| 06:27 | カテゴリー:

イベント3連チャン!2011年05月03日

等々力競技場は午後2時キックオフ!
川崎フロンターレなんとか勝利!!
そしてこんなに近くで選手と歓喜を共にした!!!
やっぱりこのチームが一番なのだ。

そしてやや遅刻してビルボード・ライブで
Naturally7を見る。実に素晴しい!!!
僕に彼らの存在を教えてくれた某アーティストに感謝です。

そして六本木ヒルズアリーナで開催中のTOKYO MAPSへ。
高橋幸宏さんオーガナイズのこのイベントは明日もあります。

と、今日は3連チャンで許してくれ・・・

STAFF| 13:41 | カテゴリー:

バックナンバー