ブラック・スワン2011年03月30日

あまりに強烈な、
残像が脳裏に焼き付けられる作品である。
1時間50分の上映中、身動ぎもせず、
終末に向け身体と頭の緊張はピークに達し、
大袈裟でなく言葉を失った。


ニューヨーク・シティ・バレエ団のプリマを演じた
ナタリー・ポートマンがアカデミー主演女優賞を受賞したことで、
作品への期待が日に日に増している本作「ブラック・スワン」。

善・誠実・正を連想させる白鳥と対をなし、
人間のダークサイド、闇の部分をさらけ出す黒鳥=ブラック・スワン。
この二役を一人で表現することを芸術監督から求められた主人公は
様々な嫉妬や妬み叱咤を一身に浴びながら大役に挑む。
そして当然のように凄まじいプレッシャーで
心をかき乱されていくのだった・・・。

・・・ぐらいに内容記述は止めておこう。

見終わって僕が思ったのは、
「アカデミー会員達はナタリー・ポートマンを絶賛してオスカーは渡したが、
作品賞に選ぶことを躊躇った気持ちが良く解る。」という事である。
作品の質は文句なく高く、
ナタリー・ポートマンの繊細かつ大胆な演技は
間違いなく彼女の代表作と呼ぶに相応しい。
共演陣の演技も、名曲「白鳥の湖」をフィーチャーした音楽効果も
実に素晴らしい。

しかし、心の闇をさらけ出す官能的でもある作品は
あくまで大人向き、という評価なんだろうなあ。
そして「ダークナイト」後のヒース・レジャーのように
役と現実の境目の区別がつかなくなって欲しくないのだ、
ナタリー・ポートマンには。

少なくとも僕は最近の作品の中で最も衝撃を受けた。
そして大人の貴方には是非見て欲しいのである。
5月11日(水)公開です。

staff| 09:55 | カテゴリー:

J-WAVE Heart To Heart2011年03月23日

リスナーの皆さんから救援物資を集め、
被災地域の方々にお届けし、
救援物資とともに「がんばって!」の想いをお伝えする
J-WAVE Heart to Heart つなげる、ココロ」プロジェクト。

現在、東村山市恩多町の
総合物流会社ウインローダー/エコランド・大型物流センターを拠点に
救援物資の収集・仕分け・運輸作業を行っています。


そこでは皆さんからの気持ちの込められた救援物資が続々と届いており
連日40名近くのボランティアの方々が仕分け等の作業を行っています。


東京も最近寒い日が続いていて
作業所も決して楽な環境ではないのですが、
ボランティアの皆さんの熱意が溢れて
改めて皆さんへの敬意を、大きな敬意をお伝えします。

お蔭様で現在作業を円滑に進めるための適正人数の
ボランティアの皆さんに尽力いただいていますので、
お願いできましたら、
被災地で特に不足している物資をお送りいただけると助かります。

staff| 08:06 | カテゴリー:

あぜ道のダンディ2011年03月10日

放課後のバーガーショップはゲーセンのようで
対戦型ゲームに熱中している学生達に占領されている店が多い。
テーブル席で向かい合って黙々とPSPとか操っているから
人数の割に静かなんだけど。

こういう連中のことが全く理解できない、
いや、
理解したいんだけど追いつけないオッサンが主役の作品が
この「あぜ道のダンディ」だ。

主人公は無愛想なおっさん50歳。
妻に先立たれ、今は浪人生の長男と高3の長女と3人暮らし。
しかし二人の子供には口もきいてもらえない有様で
元々人付き合いも悪く、無趣味で友人は幼馴染の一人だけ。
歳のせいか怒りっぽくて、
同僚や友人にいちいち突っかかる始末で、困った困った困ったオヤジ。
そんな彼には悩みがあって、
勝手に自分は病で余命わずか、と思い込んでいる・・・。

演じるのは正に今年で50歳の光石研。
出演作の多い名脇役の彼には珍しい役だが、主役は久々という事である。

とにかく大きな事件やらエピソードがある訳でもなく、
地方都市のくたびれたオッチャンの日常・心情を描いていくのだが、
見ている自分に少しずつ近づいてくるようで、
苦笑の連続だった。
そして家族には身内にしか解らない感情があるってことを
今更ながらに訴えてくるストーリー。

気になったら6月18日公開なので覚えておいてください。

staff| 07:23 | カテゴリー:

開幕戦勝利!2011年03月06日

Jリーグが始まった。
我が川崎フロンターレは2対0で山形に勝利!!
勿論勝利が嬉しかったのだが、
試合後の選手談話
昨年マリノスから加わった小宮山と
今年マリノスから加わった山瀬の実感こもったコメントにさらに感動!
よろしければリンク先をスクロールしてお読みください。
そして是非等々力へ!

ちなみに試合後は横浜アリーナに移動して
ミスチルのライブで再び感動!したんだけれど、
相馬監督と桜井和寿って似てるよねえ・・・

STAFF| 04:02 | カテゴリー:

英国王のスピーチ2011年03月04日

改めて言うまでもなく
本年度アカデミー賞の4冠、
作品・監督・脚本・主演男優とホントの主要4部門総ざらい!
一人勝ちの「英国王のスピーチ」。
TOHOシネマズ六本木ヒルズでも
600名収容の最大スクリーンで上映されていて
かなりな賑わいである。

主人公が現英国女王エリザベス2世の父親ということで、
全く知らない世界なのに何故か親近感も沸き、
それ以前に、確かに優れた作品である。
さらにロンドン・シンフォニーによる音楽は素晴らしく品格があり、
サントラ盤は即買い!だ。

しかーし!個人的見解だけど、
アカデミー主要4冠については正直違和感を覚える。
それは本作どうこうでなく、
「ザ・ファイター」やら「トゥルー・グリット」やらetc
もっと感情移入した候補作が多かったから。
あと、助演男優賞にジェレミー・レナーがノミネートされていた
「ザ・タウン」も、かなりのお薦め!
つまり、受賞しなかったからといって
「英国王のスピーチ」より劣る訳ではなく、
それら作品も是非見て欲しいと切に願う!!


staff| 07:45 | カテゴリー:

バディ・ガイ、フジロックへ!2011年03月01日

間もなく75歳、しかもバリバリ現役のギタリスト・シンガー。
もしかしたら彼のキャリアの中で
今が一番サウンドはヘヴィーかも、とさえ感じてしまう
ブルース・ロック・ジャイアントがバディ・ガイだ。

60年代には、あのジミ・ヘンドリクスにも大きな影響を与え、
エリック・クラプトンやジェフ・ベック、キース・リチャーズが大ファンだと公言し、
ジョン・メイヤーやカルロス・サンタナさらにBBキングまでが
彼のアルバムでの共演を果たすほど、
名ギタリスト達からの敬意を一身に集める男はバディ・ガイ以外にいない。

そんなレジェンドが今年のフジロックにやってくる!!
出演日やステージは明らかでないが、
1936年7月30日生まれということは
苗場で75歳のバースディを迎える公算大!である。

ちなみに1995年テレビ番組で国本武春と共演した映像が
YouTubeにあるので是非見てください。

staff| 07:35 | カテゴリー:

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