「めがね」という秀作2007年06月25日

マスコミ試写に行くと色々な人がいる。
その色々を語ると終わりが無いほどだが、
試写中に寝てしまう人は結構いるし、
正直僕も気が付くとストーリーが展開していること、あるなあ。

そして今回の「めがね」なのだが、
良い意味でも、気をつけていないと寝てしまう可能性大の作品。
事実、上映中に僕の左隣と一人置いた右隣の方から、
軽い寝息が聞こえてきた。
午後一、昼食直後の試写だったから無理も無いか。
僕はその危険を予知して昼抜きで見に行ったのだが、
心地良過ぎて危なかった・・・

とある南の海辺の町が舞台の今作。
小林聡美演じるメガネの主人公は重いスーツケースを引きずって小さな宿にたどり着く。
喧騒を逃れてホッとしたい主人公、しかし
光石研演じる宿の主人、もたいまさこ演じる謎の女etcいずれもメガネを掛けた、見た目は普通でも結構不思議な人々によって心を乱され、
早々に宿を引き払おうとするのだが・・・。
都会暮らしでギスギスしていた孤独な主人公が、
この海辺の生活に馴染んでいくのをゆーっくりと美しい風景に併せて描いている「めがね」、ハマる人はどっぷり行くだろう。

僕が一番気に入ったのは光石研演じる、配膳等の所作が美しい宿の主人。あの「時効警察」では金に細かい鑑識官というスパイシーな役どころだったが、
今回は自然な水の流れのようなスローテンポな劇中で、
無個性ゆえに強力な色を見る側に放出するという、
役者としての力量を存分に発揮している。
そう、あまりパッとしない役だけど、妙に気に入ってしまった。
それと大貫妙子さんによるエンディング・ナンバーが
見終わったあと映画の心地よさを長続きさせてくれる。

いずれにせよ都会人度が高い程、
ハマる可能性も寝てしまう可能性も高くなる「めがね」。
是非体調の良さそうな時に見てください。
9月22日公開決定!

STAFF| 06:21 | カテゴリー:

「ベクシル」は超大作SFアクション・アニメ2007年06月19日

僕はいわゆるコンピューター・ゲームをやらない。なので、
最近のゲームのCGを始めとした画像の鮮明さは判らないが、
この映画を見て、
どんどん実写に近づいていくアニメーションの威力を実感した。
迫力は凄い!

舞台は2077年、ハイテクを駆使し鎖国をしている日本という設定。
これ自体が有り得ない!ので、ここでストーリーを紹介するのもなあ・・・
監督は「ピンポン」の曽利文彦。もともとテレビ等のCGアニメーターだった曽利さんの本領発揮ともいえる今作は、声の出演者が今時に豪華。
主演は黒木メイサ、谷原章介、そして松雪泰子の3人なのだが、特に松雪泰子が声だけでも迫真の演技を披露していて、「大女優だ」と唸らせる。

と言いつつ、僕が本作で一番感心したのはサントラなのだ。
スコアは「マトリックス・リローデッド」等のポール・オークンフォールド。
そのサウンドだけでも作品の放つ印象度を充分に高めているのだが、
ブンブンサテライツ、アンダーワールド、プロディジー、ADF、DJシャドウ等ハリウッド映画も顔負けのラインナップを揃えたサントラはクオリティが文句無く、素晴らしい!!
このサントラをバックに、CGというかアニメでなければ表現できないスピード感溢れる映像が展開するとなれば、SFアクション・ファンは必見だろう。
くどいようだが、ストーリー性を追求するのではなく、圧倒的スピード感を音楽とともに楽しみたい人にはお勧めです。
8月18日公開です。 

STAFF| 05:29 | カテゴリー:

気軽に楽しめる「オーシャンズ13」2007年06月12日

全米で先週末公開され、当然のごとく大ヒットしている本作。
オールスター・キャストでのシリーズ3作目ということは、俳優陣も含めてスタッフが楽しんで映画を作っていることがよくわかる作品だ。

個人的なシリーズの感想は
「オーシャンズ11」とっても面白かった!
「オーシャンズ12」かなり期待はずれ・・・だったのだが
「オーシャンズ13」は
良い意味で肩の凝らない、気軽に笑える娯楽作である。

今回もジョージ・クルーニーとブラッッド・ピットを中心とした
豪華キャストの犯罪チームが荒唐無稽に色々とヤラかすのだが、
舞台はそんな彼らの原点、欲望渦巻く超歓楽TOWNラスベガス!
仲間の一人が脅し取られたカジノの権利とプライドを、
様々な仕掛けによって倍付けにして奪還しようというストーリーだ。

今回の敵役はアル・パチーノ。普段でもアクの強い彼が、悪徳カジノ・オーナー役を存分に楽しみながら演じているのだが、こういう役のアル・パチーノを見るのは初めてのような気がするなあ。

他にも、相変わらず懲りずに騙されるアンディ・ガルシアをはじめ
これでもか!のスター揃い。
しかしシリーズ初登場エレン・バーキンを除くと全員男男男!!!
ということでストーリーはかなり男っぽいが、
イケメン揃いで女性目線を満足させている今作、
きっと日本でもヒットすると思います。
8月公開ということで、夏のデート・ムービーの本命でしょう。
オーシャンズ13」 

STAFF| 02:28 | カテゴリー:

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