三木聡の原点「ダメジン」2006年05月30日

「亀は意外と速く泳ぐ」「時効警察」等で独自の笑いの世界を展開した三木聡。
僕は彼のことを度々ここで取り上げてきたほどの三木ファンなのだ。
そんな僕も存在を知らなかった新作「ダメジン」は、
4年前に撮影して荒編集まで終わっていながら放置され、
お蔵入りしそうだった作品。
この7月にようやくレイト枠で公開になるのだが、
三木節炸裂の変な映画だ。(勿論ホメ言葉!)

三木さんいわく
ダメジンとは、ダメ人、駄目人である。
ということで、架空の街で起こる大勢の駄目人達のダメダメな物語は、
三木ワールド全開のネタの連続。
まさに「脱力系」?で「小ネタ」上等!(byプレス資料)と、
書いている僕も何を書いているのか判らなくなってしまう・・・

喩えるならば彼が構成した「ダウンタウンのごっつええ感じ」「笑う犬の冒険」に
つながる雰囲気をもっていて、また昭和の笑いの匂いがする平和で懐かしい98分だ。

ちなみに、僕が見た試写には本作でも重要な?役を演じている
三木作品常連の某役者さんが子連れで来ていて、すぐそばに座られていたが、
ダメジンではなく、とっても普通のいい感じの人だった・・・

大笑いではなく、小ネタでゆるーく楽しみたい感じで見に行くとハマると思います。

STAFF| 10:01 | カテゴリー:

「ポセイドン」はあなどれない2006年05月22日

以前KISSのジーン・シモンズがインタビューで語ったこと、
「僕たちのショーの間は日常を忘れて、
90分間スペクタクルを存分に味わってほしい。
それが明日への活力になるなら本望だ。」
このコメントをそのまま「ポセイドン」に贈りたい!

この映画は30年前の「ポセイドン・アドベンチャー」のリメイク。
エンド・ロールが長―いので実質90分のパニック・ムービーなのだが、
これが予想以上に面白い。

大型豪華客船を舞台にしたパニック映画だからこそ
有り得ない事ばかり起こるし、容赦なく人がいっぱい死んでしまう。
そして主人公たちもパニクるのだ、「バックドラフト」のカート・ラッセルも、
「未知との遭遇」のリチャード・ドレイファスも、
「オペラ座の怪人」のヒロイン、エミー・ロッサムも、
ミッキー・ローク似のジョシュ・ルーカスも、みーんな大パニック!
果たして最後には助かるのか否か?!

ここ最近の超大作の連続の中、話題的に少し遅れをとっている本作だが、
大穴とはまさにこれの事!
画面の大きな、音の良い映画館で、手に汗握って見てください。
ドキドキの連続で、ビタミンCを大量に消費すること間違いなしの
お薦め娯楽作です。

STAFF| 09:20 | カテゴリー:

「ブライアン・ジョーンズ/ストーンズから消えた男」2006年05月19日

昨日J-WAVEに来社した矢沢永吉さん。
オーラが出ているとは彼のことだと実感し、挨拶しただけで大興奮!
そんな矢沢さんも3月のローリング・ストーンズを見に行って刺激を受けたそうだが、キース・リチャーズの病状がとても気になる。
僕も東京ドームに行って、一番安いが9,000円!の当日席で見た。そのインパクトは5月下旬の今になっても薄れないが、もしかして、二度と見れないかも・・・と考えると心が痛む。

そんな中で「ブライアン・ジョーンズ/ストーンズから消えた男」
という映画がこの夏公開になる。

1960年代のローリング・ストーンズの正式メンバー、それどころかミック、キースとともにバンドの創設者としても有名なブライアン・ジョーンズ。
不良といわれた彼らストーンズの中でももっとも破天荒な人生を送り、自己をコントロール出来なくなって、結果バンドを首になったことは知っている人も多いだろう。
ストーンズ脱退数日後に自宅プールで溺死体で発見されたブライアン。
その彼を死に至らしめた、つまり殺してしまったと告白した男の存在は衆知ではない。

本作は謎の死にいたる数ヶ月にフォーカスした、いわゆるノンフィクション風問題作。
あまりに本人にそっくりなレオ・グレゴリー演じるブライアン・ジョーンズは、ホントに酷いヤツで、手に負えないジャンキーなのだが、これがほぼ実話を基にしている事実が凄い。
そしてブライアンの新居の為の建築業者として雇われながら、ほとんど付き人として振り回される男フランクの心理描写が肝なのだ、この映画の。
多くの人はフランクに感情移入して物語を追うだろうし、この映画どうりならば、殺されるブライアンにも同情の余地はほとんど無い。
それでも、彼ブライアンを哀れんでしまわせるのがムービー・マジックの成せる業。

ひとつの有名ロック・バンドのスキャンダラスな裏側を、バンドが実在している間に映画にしてしまう事に驚かされる映画である。
若いストーンズ・ファンの人は「ギミー・シェルター」と併せて見ると良いと思うよ。

STAFF| 09:29 | カテゴリー:

「M:i:?」はトム・クルーズの分身だ2006年05月12日

最近私生活の部分で色々言われているトム・クルーズ。
まあ有名税ということで仕方ないね。
そんなトム・クルーズの当たり役、分身といっていい
ミッション・インポッシブル・シリーズ最新作「M:i:?」を見た。

シリーズ3作目の今回も物語自体は荒唐無稽なわけだから、有り得ない事ばかりが起こる。そしていかに主人公の秘密情報部員達が危機一髪を逃れるか?!が見る側の関心の的となる。
当然のように5秒後に消滅するメッセージ(新型!)・アクション・爆破・変身・裏切り・ハラハラドキドキ・ロマンスetcそして筋肉派のトムの上半身裸も満載(鍛えた体を見せたがるのは世の常だ)で、娯楽超大作としての期待を裏切らない出来だと思う。
ちなみに共演している女優ミシェル・モナハンがケイティ改めケイト・ホームズに似ていると感じたのは僕だけではないと思う。奥さん似な役者をワザワザ選んで花嫁を演じさせるから、またネタにされるんだろうけど、それもトム・クルーズならでは。

僕が改めて実感したのは、彼は根っからのアクション・スターだという事。
「レインマン」「アイズ・ワイド・シャット」も素晴らしかったし、「ラスト・サムライ」も好演だった。 ルックスだけでなく、演技の面でも十分勝負できるにも拘わらず、このような大衆受けするアクション物で彼の良さが最大限に発揮されるのは、ショーマン・シップ溢れるトム自身の性格に基づいているに違いない。
彼は皆に喜んで欲しいのだ。そうでなければ自己満足も出来ないくらいのサービス精神!
アート系の人たちに揶揄されても大衆が喜ぶほうを選べるって自信がなければ出来ないと思うなあ。

さてJ-WAVE PASS会員のみなさん、「M:i:?」で企画しています。
近日発表、乞うご期待!!

余談ですが、「レミオロメンのOH MY RADIO」聴いてね!

STAFF| 05:56 | カテゴリー:

クリント・イーストウッドの記者会見2006年05月02日

ゴールデンウィークこそイベント三昧!
今日はあいにくの雨だが、明日のフリーマーケットは大丈夫だろう。

昨夜はK君のNHKホールでのライブに行ったが、良かったなあ。
彼はホントに歌が巧くて説得力がある。22歳と若いし、期待大!
そして先週末、金土日の3日間は六本木ヒルズ・アリーナでのフリー・ライブ企画、
J-WAVE MUSIC GARDENだったが、これまた熱演の連続。
足を運んでくれた方たちも楽しんでもらえたなら本望です。

そんな中、先週金曜日に
ニュース等で知っている人も多いだろうが、
あのクリント・イーストウッドがヒルズで記者会見を行った。
ダーティハリー・シリーズを始め、彼の存在は僕にとってはロック・スターのごとくで、10代の頃からずーっと憧れ続けていた。その彼が記者会見とはいえ、目の前にいることが信じられないほど嬉しかったし、役得だなあ、と仕事に感謝したね。

今回は「父親たちの星条旗」そして「硫黄島からの手紙」と、この秋続けて公開になる監督2部作の制作会見として行われ、「硫黄島からの手紙」の日本人主要キャスト達5名も同席した豪華版だった。
なんと750名ものマスコミ関係者が集まったこの日、質問は当然のようにイーストウッドに集中!彼は柔らかい物腰で実に丁寧に質問に答えてくれたのだが、それを取り囲むように並んだ渡辺謙さん達日本俳優陣からもイーストウッド作品に出演できた喜びが滲み出ている、とても良い雰囲気の会見だったのだ。
勿論関係スタッフはバックヤードで大変な苦労をされたのだろうが、これだけ行って良かったと思う記者会見も珍しい。今から2本の作品の完成を心待ちにしています。

STAFF| 08:53 | カテゴリー:

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