今朝は、「和菓子」をご紹介しました。和菓子とは、もともと10月、11月がお茶の世界で、正月だったそうで、お茶屋さんがお茶を運ぶときに手土産で山の土産「果のもの」(柿や栗、芋など山で採れるもの)を持っていったことがお菓子の始まりだったそう。今では、草かんむりに「果」でお菓子と書きますが、昔は、「果」のみだったとか。ということで、自然のものを使用していたんです。そんな和菓子ですが、洋菓子との違いは、一部の例外を除いて、バターなどの乳製品が入っていないものを指すとのこと。この時季、オススメしている和菓子は、「桜餅」と「草だんご」。ということで、今日は、特別に和菓子教室のあとりえ、【宮澤さん】に桜餅と草だんごのレシピを教えていただきました!
【桜餅】
≪桜餅生地の基本配合(15個取り)≫
・白玉粉・・・10グラム
・冷水・・・200グラム
・白並餡・・・8グラム
・上白糖・・・40グラム
・餅粉・・・30グラム
・小麦粉・・・70グラム
・上南粉・・・5グラム
*柔らか目の小豆漉し餡、桜塩漬け葉紅色着色料を用意。
*焼き皮の寸法(小判型)13.5×7センチぐらい
出来上がり目方は一個45グラム
≪製法≫
白玉粉は、冷水を少量ずつ入れ、フシが残らないように丁寧に溶く。
残りの冷水と白並餡を入れ溶解させる。
砂糖と粉ものはよく混ぜ一旦、粉フルイで通してから加え、粉フシが出来ないように混ぜ合わせる。
粉フルイぐらいの目のフルイで裏漉す。
任意と色に着色し、冷水で固さ調整をする。(按配とり)
ホットプレートなどの焼成温度を150〜160度くらいにセットする。(器具によって若干の相違いがあるので注意)
極力薄く油を引き、平さじで軽く一杯分の生地をすくって流し、平さじをやや浮かし気味に前後に動かし小判型に流す。(生地を焼く前に卵焼きを一度焼いてからやると油を引かなくてもうまくいきます!)
表面が乾いたら返して裏側も焼く。
焼きあがったものをスダレ等に取って冷ます。
餡を付けてから桜塩漬け葉で巻いて完成です☆
【草だんご】
≪基本配合≫
・白玉粉・・・40グラム
・吉野葛・・・28グラム
・冷水・・・140グラム
・上用粉・・・28グラム
・上新粉・・・28グラム
・上白糖・・・92グラム
・ヨモギ・・・25グラム
・大納言小倉餡・・・250グラム
≪製法≫
白玉粉、吉野葛をボールに入れ、少量ずつ冷水を加え、フシにならないように丁寧によく溶かしてから、残りの冷水も徐々に加え溶解する。
上用粉、上新粉、上白糖を混ぜ合せて1回フルイで通したものを(1)に加え、粉フシの出来ないように良く混ぜ合わせ、さらにヨモギも加えて混ぜ合わせる。
蒸し器に蒸し枠を置き、そこに固く絞った布巾を敷き、その中に生地を流して強い蒸気で40分ぐらい蒸す。
蒸しあがり後、生地をボールにあけ、へらでよく混ぜ合せ滑らかな餅状にする。(この時、混ぜすぎにも注意!適度に。)尚、餅の固さ加減は熱湯で行うのがよい。
出来上がった餅生地を100グラムに小分けし、21センチの棒状にし、団子裁断機で切り分ける(任意の大きさに千切り)。銘々皿に盛りつけ、小倉餡を添えて出来上がり☆
ポイントは、とにかく「手際よく、いかに手数を減すか」が重要!お餅を作る時、つき過ぎて、ふにゃふにゃになってしまった、という経験はありませんか?それと同じで、「くず」などを作る時に、混ぜすぎると、「腰を抜かしてしまう」ということです。そして、「餡」を作る際も、焦げるのを気にして弱火にするのではなく、とにかく、強火で一気に炊く!とのことです。「ヨモギ」は、売っている物でもいいですが、ピクニックなどに出かけた時に、ちょっと摘んで来るというのも楽しいですよね。また、「菜の花」や「つくし」を一緒に摘んできて、菜の花は、和菓子に添えてみたり、「つくし」も茹でたり、蒸したりして、熱湯とお砂糖を1対1で割ったものに1日漬けておくだけで、「砂糖漬け」ができるので、こういったものを添えてもよいのでは?
和菓子は、野山にある「小豆」や「芋」など、自然の物を主な原料にして作られているので、身体に優しく、甘いものが好きな方にはピッタリ!ですから、お店で買う場合も、手作りするにしても、なるべく、天然素材を使用しているものを選びましょう。また、プレゼントするときなど、草団子1個とってみても、「竹皮」に包んだり、「笹っ葉」にちょっと包むなどすると、その葉っぱそのものが薬草的、痛まないようにしてくれる、今で言う「保存料」の役目になります。なので、必ずしもキレイな包装紙が必要というわけではなく、ひと工夫によって、一層美味しくも見えるので、工夫してみては?