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2007年09月30日
海外情報 -『マッハGoGoGo』映画化!
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サンフランシスコで映画評論家やコラムニストとして活動している町山智浩です。オテル・ド・J-WAVE・サンフランシスコのコンシェルジュとして、こちらの最新情報をお伝えします。

今、ハリウッドでは昔懐かしい日本のテレビアニメ『マッハGoGoGo』の映画化が進んでいます。このアニメは1967年に放送され、世界各地のレースで活躍するレーシングカー「マッハ号」が人気を呼びました。マッハ号はとにかくすごい車で、ボタン1つでジャンプしたり、進路を邪魔する木を回転ノコギリで切ってしまったり、一言で言えば「何でもあり」なスーパーカーでした。

この荒唐無稽なアニメは日本でも大ヒットしたのですが、アメリカ、ヨーロッパ、メキシコ、カナダ、中南米諸国でも大ヒットしました。特にアメリカでは現在も再放送が続いていて、テレビCMのキャラクターとしても起用されているほどです。

それくらいこちらではお馴染みの作品なので、実は今回の映画化も「やっとかよ!」という感覚です。映画版は実写の作品で、監督は『マトリックス』シリーズのウォシャウスキー兄弟。プロデューサーも『マトリックス』や『ダイ・ハード』のジョエル・シルバーということで、ハリウッドでもトップクラスの超大作になるでしょう。

テレビシリーズではインカの遺跡からピラミッドの中、アフリカのジャングル、万里の長城など、世界遺産をメチャクチャに走りまくったこの作品。映画版でどこを走るのかはまだわかりませんが、2008年の公開が楽しみです。

| 21:00 | カテゴリー:海外情報海外情報
2007年09月23日
海外情報 - 演歌・民謡のクラブイベント
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オテル・ド・J-WAVE・ロンドンの南部広美です。

最近、ロンドンのクラブでは、60〜70年代の日本音楽を取り入れたDJイベントが行われています。このイベントを主催しているのはイギリス人のハワード・ウィリアムさん。実は来年、日本の演歌をメインにしたコンピレーションCDがロンドンのレーベルからリリースされるので、それに合わせてイベントを企画しているのだそうです。

このCDを発売するのはポートベローの老舗レコードショップ『Honest Jon's Records』。このお店は世界の音楽通から絶大な支持を集める、ロンドン音楽ストリートカルチャーのシンボル的な存在でもあります。そしてイベントを主催するハワードさんは、このレコードショップで輸入トレードを25年も続けてきたベテラン・バイヤーなんです。

ハワードさんは世界中の音楽を聴く中ですっかり日本の演歌や民謡に魅了されてしまい、ついにCDまで発売することになってしまいました。イベントでは尺八と邦楽アーチストのジョイントライブと、青江三奈さんや奥村チヨさんのレコードやCDを回すDJタイムを交互に行っているそうです。

演歌はヨーロッパでは馴染みのないマイナーコードが多い音楽で、最初は苦手に感じるという人もいるようです。でも一度でも虜になってしまうと、日本の演歌シンガーの感情に訴えてくる歌い方と、マイナーコードの曲調が病みつきになるのだとか。来年発売予定のCDをきっかけに、ロンドンでも演歌がブレイクするかもしれません(?!)。

| 21:00 | カテゴリー:海外情報
2007年09月09日
海外情報 - ドンキー・コングが映画化?!
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サンフランシスコで映画評論家やコラムニストとして活動している町山智浩です。オテル・ド・J-WAVE・サンフランシスコのコンシェルジュとして、こちらの最新情報をお伝えします。

任天堂の古いゲーム『ドンキー・コング』を憶えていらっしゃいますでしょうか? そのゲームをテーマにした映画『King of Kong』がこちらで公開されました。

このゲームは1980年代に流行したゲームセンターのゲームですが、今でもそのゲームをやり続けている集団がいるんです。彼らは昔のゲームの機械を中古で購入して、自宅でゲームを楽しんでいます。『ドンキー・コング』の世代ですから、皆さんすでに40歳くらいのお父さん。そのお父さんたちが自宅でプレイした映像を撮り、最高得点を競い合い、ギネスブックを目指して頑張っています。

そして『ドンキー・コング』には25年にも渡って王座に君臨しつづける「ビリー」という男がいました。ところがある日、35歳の「スティーブ」という男がビリーの記録を塗り替えたビデオ送りつけてきます。ゲームオタクのお父さんたちは「2人を対決させよう」と盛り上がりますが、ビリーは対決から逃げ続けます。業を煮やしたスティーブは、ビリーのもとへわざわざ出向き、ついに2人の対決が実現する……という実話を元にしたドキュメンタリーが映画『King of Kong』というわけです。

ダメなオヤジのダメな対決ではありますが、劇場では映画が終わった瞬間に拍手喝采が起こっていました。30年前の日本生まれゲームにこれだけ熱くなっている人たちがいるというのは、ある意味、感動的でした。

| 21:00 | カテゴリー:海外情報海外情報
2007年08月19日
海外情報 - ロンドンの日本語学校
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オテル・ド・J-WAVE・ロンドンの南部広美です。

最近、ロンドンでは「日本語学校」の看板も目にするようになってきました。そこで今回はセントラル・ロンドンのオックスフォード・ストリートに面した建物の中にある『ジャパニーズ・ランゲージ・センター』を取材してきました。

学校の中に入ると、壁に日本の習字や折り紙、日本庭園の写真、十二単を着た女性の絵、和歌などが貼られていて、いかにも「トラディショナル日本」という雰囲気。生徒さんの年齢層は17〜62歳と非常に幅広く、インド、アフリカ、北欧など、ありとあらゆる国籍の人がこの学校で日本語を勉強しているのだそうです。日本語を勉強している理由は皆さん様々で、「日本アニメが好きだから原語で理解したい」という人や「両親が日本関連の仕事をしているので、その通訳をするため」という人もいました。

この学校では先生はすべて日本人で、日本の教員免許を持っている方や、文部省認定の「日本語教師養成講座」を修了している方などが教えていました。授業は日本語だけを使う「直説法」と呼ばれるやり方で、最初は「手」「机」「食べる」など身近な言葉を憶え、そこから徐々に膨らませていく、というやり方だそうです。ただ大変なのが「読み書き」で、生徒さんもノートはローマ字で取ることが多いのだとか。

語学の上達の鍵は、その国や言語に対する熱い情熱。「日本語は他の言語に較べて難しい」などと言われますが、負けずに頑張って欲しいと思います。

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2007年07月29日
海外情報 - アメリカでしか見られない日本映画
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サンフランシスコで映画評論家やコラムニストとして活動している町山智浩です。オテル・ド・J-WAVE・サンフランシスコのコンシェルジュとして、こちらの最新情報をお伝えします。

今日は「アメリカでしか見られない日本映画」をご紹介します。この映画、アメリカの映画会社が出資して日本の映画会社が制作した、キャストもスタッフも完全に「日本」の映画なんですが、日本での公開予定は一切ありません。

そもそもアメリカでは日本映画のニーズがそれなりにあるのですが、実は近年、2つの大きな問題を抱えています。1つは日本映画が海外でセールスされる時の値段が高すぎて、小さな映画会社が買えないこと。もう1つは日本映画のほとんどがメロドラマやラブロマンスばかりで、アメリカ人がわざわざ劇場へ行って見る気になる作品ではないということです。そこで今回「アメリカ人が欲している日本映画」をアメリカが出資して制作することになりました。

その映画のタイトルは『片腕マシンガール』。主人公は女子高生で、敵は忍者のヤクザ。ヤクザの事務所ではメイド服の女の子が働いていて、主人公たちは朝からすき焼きを食べているという「日本に期待しているモノを全部入れてみました」的な作品です。中国映画なら「カンフー」が見たいし、日本映画なら「ヤクザ、チャンバラ」が見たい。そういうニーズに応える作品です。

こういう試みは今までに聞いたことがありませんが、これからどんどん増えていくのではないかと思われます。ただ、日本人はあまり見ない方が良いでしょう(笑)。

| 21:00 | カテゴリー:海外情報海外情報
2007年07月15日
海外情報 - ロンドンのタトゥー事情
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オテル・ド・J-WAVE・ロンドンの南部広美です。

以前からロンドナーのオシャレの1つとして「タトゥー」はポピュラーなモノでしたが、ここ最近、特に夏になると「日本の文字」を入れるのが若者たちの間で人気になっています。

実際にノッティングヒルの『Saints』というタトゥーのお店でいろいろなお話をうかがって来たのですが、すごく意外だったのが、一番人気のある文字が「和」だということ。その他に「愛国」「妻」「夫」「兄」「妹」「愛人」なんて文字がオススメ(?)なんだそうです。

お店の人がサンプル・リストで漢字の意味を説明してましたが、「女力」と書いて「Girl's Power」という意味だそうです。また他の店では「馬」「犬」「猫」「卵」「甘」「辛」なんて漢字も見かけました。「甘」は英語の「Sweet」つまり「恋人」という意味、とのことです。

さらに街では、身体の部分の名前を入れている人もいます。たとえばふくらはぎに「足」とか、肩に「右肩」といった具合です。私は強そうな白人男性が首に「首」を入れているの見て、気になって仕方がありませんでした。

文字以外にも、写真を持ってきたらなんでも入れてもらえるそうで、次は「日本のキャラクター」のタトゥーなどが流行るかもしれませんね。

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2007年06月24日
海外情報 -「日本女子中高生地獄」?!
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サンフランシスコで映画評論家やコラムニストとして活動している町山智浩です。オテル・ド・J-WAVE・サンフランシスコのコンシェルジュとして、こちらの最新情報をお伝えします。

つい先日、こちらで『Japanese School Girl Inferno』という本が出版されました。日本語に訳せば「日本女子中高生地獄」といったところでしょうか。日本の女子中高生のカルチャーを、戦後すぐの六本木族から現代のコギャルまで解説した、文化人類学的な研究書です。

この本によれば、独特な日本の女子中高生文化は、加賀まりこさんを始めとする「六本木族」が夜の六本木を闊歩するようになったのが最初でした。そして70年代には「スケバン」が登場し、80年代の「ナゴムギャル」、90年代の「コギャル」など、様々な文化が生まれました。

この本がちょっと変なのは、奇抜なファッションを実現するためのテクニックが細かく載っていることです。ルーズソックスを微妙な位置で留めておくためには、ソックタッチではダメで糊で留めなければいけない、など細かく図解入りで解説されています。

書評を見ると「現代の話なのに、大昔のどこかの部族の研究のようだ」という驚きの声が見受けられます。またこちらのファッションは雑誌のマネばかりなので「オリジナリティ溢れる日本の女子中高生のファッションは本物のストリート・カルチャーだ」なんて評価している変な人もいました。

この本を読んで、アメリカ人もヤマンバやゴングロになったりするのでしょうか?

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2007年06月17日
海外情報 - ロンドンで海苔巻きが定番に?!
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オテル・ド・J-WAVE・ロンドンの南部広美です。

ここロンドンのスーパーマーケット『セインズベリー』『テスコ』では、サンドイッチやパック詰めのサラダと並んで、日本の「海苔巻き弁当」が売られています。このお弁当をロンドンのお店で見かけるようになったのは、今年の春過ぎくらいから。去年まではここまで目につかなかったので、本当につい最近の流行です。

中身的には「エビとサーモンの細巻きが2本ずつ入っているパック」や「カルフォルニアロール系の太巻きが6つ入っているパック」などを見かけます。そしてこちらの人はやはり海苔が苦手らしく、海苔を内側にして、外側にご飯を出して巻いてあるモノが多くなっています。

とにかくここロンドンではお寿司の人気は絶大で、韓国人経営の『Wasabi』というテイクアウェイのお店などは、お寿司の握りを1つずつラッピングして、好きなモノをチョイスできるスタイルで人気を博しています。スシバーもたくさんありますし、ある意味、日本よりもお寿司が身近かもしれません。

そしてもう1つ、この時期のロンドンの人たちが大好きなのが公園です。夜10時くらいまで明るいこの時期は、週末に限らず平日も仕事の後に公園へ行って芝生の上でくつろぐ人が大勢います。そしてそのお供に「海苔巻き弁当」の出番、というわけです。

ヘルシーでお洒落で手軽な「海苔巻き」、これからのロンドンの定番になるかもしれません。

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2007年06月10日
海外情報 -「上海国際映画祭」
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オテル・ド・J-WAVE上海の豊田直です。

ここ上海では今週末から『上海国際映画祭』が開催されます。この映画祭はカンヌやヴェネチアなどと同様「Aカテゴリ」に分類され、世界中から200以上の作品が集まる、中国で唯一の大きな国際映画祭です。

もちろん日本からも多くの作品が参加します。その中には『武士の一分』『眉山』『東京タワー』『ゆれる』『バッテリー』など、最新の話題作も含まれいます。ちなみにこういった日本の作品は英語の字幕が基本で、さらにコンピュータを使って中国語の字幕を付ける、という工夫もなされているそうです。

またJETRO(日本貿易振興機構)が主催して、日本の新鋭アニメ関連の交流セミナーや展示イベントも行われます。大きなショッピングモールを使って『ブレイブストーリー』などが展示され、監督やプロデューサーが現地のクリエイターと交流するという企画のようです。

山田洋次監督、小栗康平監督、行定勲監督などもこちらに来たり、『武士の一分』と『眉山』がメイン・コンペティションにノミネートされているので、ひょっとしたら出演者のどなたかも登場するかもしれません。現地の日本人としてはとても楽しみです。

こういう機会はなかなかありませんので、これを機会に日本文化を理解してもらい、交流に繋がればと思います。

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2007年06月03日
海外情報 - N.Y.のカラオケ事情
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オテル・ド・J-WAVE・ニューヨークの吉井久美子です。普段はブロードウェイでプロデューサーをしております。

今月末、ニューヨークで風間杜夫さんの一人芝居『カラオケマン』が上演されます。会社で部下から「カラオケマン」と呼ばれる、しがない中間管理職の悲哀をコメディ・タッチで描いたこの作品を、日本語で上演するようです。

このお芝居のテーマになっている「カラオケ」ですが、最近はニューヨークでもずいぶん浸透してきています。街の中にもカラオケボックスがかなりありまして、ニューヨーカーもカラオケを楽しんでいますし、1ヶ月くらい前にはタイムズスクエアに『Spotlight』という名前の豪華なカラオケ屋さんができて話題になったりもしています。

この『Spotlight』、お客さんがブロードウェイの舞台さながらの大きな舞台に立って歌う仕組みになっていて、けっこうな数の人々を前に“スポットライト”を浴びて歌うことになります。これが「ブロードウェイの舞台に一度立ってみたい」と思う観光客や、本当に俳優を目指している人に人気を呼んでいるようです。

ちなみにこちらでは、カラオケが日本のモノだということや、カラオケという言葉の由来も知らずに、普通の英語だと思っている人がたくさんいます。今回の風間杜夫さんの公演も、こちらで馴染み深い「カラオケ」がテーマということで、入り口としてはかなり入りやすそうです。

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2007年05月27日
海外情報 - 映画「トランスフォーマー」
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サンフランシスコで映画評論家やコラムニストとして活動している町山智浩です。オテル・ド・J-WAVE・サンフランシスコのコンシェルジュとして、こちらの最新情報をお伝えします。

先日、ハリウッドでスティーヴン・スピルバーグ監督にお会いする機会がありました。これはスピルバーグ監督のプロダクションが、日本のおもちゃ『トランスフォーマー』を元にした映画を製作中だったために開催された日本人記者向けの会見でした。

トランスフォーマーとは1980年代にタカラというメーカーから発売された男の子向けの合体変形ロボットのおもちゃです。それを今回『パールハーバー』のマイケル・ベイ監督がSFX超大作として映画化するとのことで、30分くらいの予告編を見せてもらったのですが、その迫力の映像には驚かされました。

トランスフォーマーはロボットではありますが、実は宇宙から来た生命体でもあります。地球上のありとあらゆる機械に変形していて、普段はそれと気付きません。しかし一度戦いが起こるとロボットに戻って敵と戦う、という設定になっています。

映画ではモテないオタクの高校生が主人公です。彼は心優しい若者で、父親に買ってもらったオンボロ車をすごく大事にしています。ところが実はその車がトランスフォーマーで、仲良くなった2人は地球を守る戦いに参加することになる、というお話です。

この映画、アメリカでは7月に、日本でも8月に公開の予定とのことで、僕も楽しみです。

| 21:00 | カテゴリー:海外情報海外情報
2007年05月20日
海外情報 -『コリオレイナス』ロンドン公演
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オテル・ド・J-WAVE・ロンドンの南部広美です。

先日、ここロンドンで蜷川幸雄さん演出の舞台『コリオレイナス』が上演され、唐沢寿明さんや白石加代子さんが日本語でシェイクスピア悲劇を披露しました。劇場はバービカン・シアターというイギリスを代表するナショナルシアターで、この劇場が毎年様々な海外シェイクスピア作品を招いて上演する『BITE(バイト)』という企画の一環として、今回の公演が行われたんです。

もちろん私も初日に劇場へ駆けつけましたが、客席はほぼ満席。その1/3は日本人、あとは外国人のお客さんで、ヨーロッパ系の白人の方が多かったと思います。「日本語で大丈夫?!」とも思ったんですが、舞台の両袖の電光掲示板に英語訳が表示され、クライマックスのシーンでは隣のイギリス人男性が涙を流していたので、内容はちゃんと伝わっていたようです。

そして2回目のカーテンコールで蜷川さんが登場した瞬間、観客が一斉に立ち上がってスタンディング・オベーションになったのには私もグッと来ました。さらに終演後にインタビューしてみたところ「今まで見た“コリオレイナス”の中で一番よかった!」と興奮気味に話してくれたお爺ちゃんや、「Play Fari(正々堂々とイギリスの作品に対して戦う)な演出だった」という中年のご夫妻もいて、非常に高い評価を得ていました。

日本人の表現力とアイデンティティが、シェイクスピアというフィルターを通してロンドンの人たちをうならせた今回の公演。同じ日本人として、私もとても誇らしく思いました。

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2007年05月13日
海外情報 -「AUTO上海」開催!
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オテル・ド・J-WAVE上海の豊田直です。

先月の下旬『AUTO上海』という2年に1度の上海モーターショーが開催されました。実は中国は2006年の自動車販売台数が720万台を超えて、日本を追い越して世界第2位の自動車マーケットになっているということもあり、このモーターショーも大きな注目を集めています。

日本からもトヨタ、ホンダ、日産、マツダなどの自動車メーカーはもちろん、ブリヂストンといったタイヤメーカーなど、主立った自動車関連企業はすべて参加していました。日本のモーターショーと同じようにコンパニオンもいたんですが、ファッション的には日本より露出度が少なめという感じでしょうか(笑)。

トヨタはグループで30台ほどの車を展示していて、レクサス、プリウスといった日本でも人気の車にお客さんが集まっていました。どちらも既にこちらで発売されていて、やはりレクサスは1つのステータスになっているようです。

ちなみに値段なんですが、トヨタのカムリが日本円にして350〜400万円くらい、プリウスやRAV4が500万円、レクサスLS460に至っては1500万円以上します。日本よりもちょっと高い、というイメージでしょうか。

数年前は上海でもフォルクスワーゲンかBMWくらいしか見かけなかったのですが、ここ5年くらいで本当に変わりつつあります。これからは中国の街で日本車を見かける機会もどんどん増えていくのかもしれません。

| 21:00 | カテゴリー:海外情報
2007年05月06日
海外情報 -「Japan Day @ CENTRAL PARK」
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オテル・ド・J-WAVE・ニューヨークの吉井久美子です。普段はブロードウェイでプロデューサーをしております。

ここニューヨークで6月3日に『Japan Day @ CENTRAL PARK』というイベントが開催されることになりました。主催するのは在ニューヨーク日本総領事の櫻井大使をはじめとする、ニューヨークのいろいろな日本コミュニティ。ニューヨークで生活をしたり勉強をしたり仕事をしたりさせてもらっている多くの日本人たちが、ニューヨークという街に感謝の気持ちを伝えたい、という趣旨で行われます。

イベントの内容は大きく分けて2つ。1つはセントラルパークを周回する4マイルのミニマラソン。そしてもう1つはセントラルパーク内のステージで行われる、日本にちなんだ様々なパフォーマンスです。空手、殺陣、花笠音頭、お神輿のパフォーマンスや、和太鼓奏者のレナード江藤さんを迎えてのコンサートが計画されています。

ステージの周りには日本文化を体験できる屋台も登場します。フードテントにはカレー、牛丼、お寿司、おそば、お茶などが並び、ヨーヨー釣り、めんこ、けん玉、折り紙、習字などが体験できるテントも出店します。もちろん、これらのテントはすべて無料です。

このイベントを通じて日本コミュニティがニューヨークに溶け込み、さらに日本コミュニティ同士も交流できれば……という、欲張った企画。実は私が事務局長を仰せつかっておりますので、この時期にニューヨークにいらっしゃる方はぜひ遊びに来て下さい!

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2007年04月22日
海外情報 - 忍者ブーム再来!
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サンフランシスコで映画評論家やコラムニストとして活動している町山智浩です。オテル・ド・J-WAVE・サンフランシスコのコンシェルジュとして、こちらの最新情報をお伝えします。

最近、こちらでは「忍者」が再ブームになっています。そのきっかけは先日公開された映画『ミュータント・ニンジャ・タートルズ』が全米No.1ヒットになったことでした。この映画は80年代にヒットした作品ですが、それをCGアニメでリメイクしたところ、子供が劇場へ殺到する大当たりになったんです。

そもそも、いまだに忍者の人気は根強くて、たとえばハロウィンの仮装でも男の子は大抵が忍者です。ただし忍者が日本のモノだとはわかっていないようで、大雑把に「東洋には忍者という職業があるらしい」と思っているようです。「大人になったら忍者になる!」と言う子供もたくさんいます。

また先日『YouTube』という動画投稿サイトで人気投票が行われ、そこで1位になったのも「Ask A Ninja(忍者に聞け!)」という作品でした。黒い忍者の格好をした男がカメラの前に座り、メールで寄せられた質問に次々と答えていく、というシリーズで、忍者になりきった(?)とぼけた回答が笑いを誘う作品です。

この忍者の動画はコメディアン志望だった2人組による作品だったのですが、今ではテレビやCMにも登場するようになり、すっかり有名人になりました。くだらない受け答えが本当に面白いので、これからますます人気になるかもしれません。

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2007年04月15日
海外情報 - ロンドンの「指圧」事情
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オテル・ド・J-WAVE・ロンドンの南部広美です。

もともと、ここロンドンには15年くらい前からマッサージや整体のお店があるのですが、その中は日本人が経営する「指圧」のお店も10軒以上あります。

先日、ハイドパークへ行って独自アンケート取ってみたんですが、40人中「指圧を知っている」という人は8割、さらに「指圧の体験がある」という人は3割にも上りました。中には「やみつきになっている」という人もいたほどです。

アクセントは微妙に違いますが、呼び名もそのまま「Japanese Shiatsu」。私も実際にお店に行ってお話をうかがってきたのですが、お客さんが国際色豊かなロンドンの人々ということで、本当に様々な国籍の人が訪れるそうです。

日本と少し違うのは「指圧の専門店」ではなく、美容室とセットになっているところです。料金も30分30ポンド(約7500円)、60分で50ポンド(約1万2500円)ぐらいと、日本人の感覚としてはかなり高めです。

ちなみに日本人整体師さんのお話によると、日本人に較べてヨーロッパの人は「コリがあまりない」のだそうです。もともと身体が柔らかかったり、頭が小さくて首が太い体型のために肩こりが大したことない、とのお話でした。

その一方で日本的な「痛気持ちいい」という感覚がないので、こちらの人は皆さん痛みに弱いそうです。すぐに「Give up!」と言うので「Trust me!」と言いながら押している、とのことでした。

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2007年04月08日
海外情報 - 中国で続々開催される日本人コンサート
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オテル・ド・J-WAVE上海の豊田直です。

今年は日中国交正常化35周年ということもあってか、この春は日本のミュージシャンが出演するイベントがここ中国で例年以上にたくさん開催されています。

2月にはファッションイベント『神戸コレクション』が開催されSOUL'd OUTが出演。私も行ってみたのですが、すごい人出で入るのが大変でした。また3月には北京で『日中スーパーライブ』が行われ、中孝介さん、平原綾香さん、後藤真希さん、W-inds.などが出演していました。

さらに4月22日には、浜崎あゆみさんのコンサートが上海大舞台という会場で開催されます。この会場は上海市内の西南部にある、1万人を収容する円形の会場です。過去にはアンドレア・ボッチェリ、ディープ・パープル、エリック・クラプトン、L'Arc-en-Ciel、ローリング・ストーンズなどがコンサートが行っています。

また5月2日には小野リサさんのコンサートも行われます。このコンサートは上海の中心地にある復興公園という公園で開催されるので、天気さえ良ければ素敵な雰囲気を楽しめそうです。

実は、中国全体を見渡すと、上海や杭州、蘇州などの華東エリアは日本の音楽の影響が比較的大きいエリアです。1990年代から日本の音楽を紹介する専門番組が放送されていたり、日本企業の進出が多いために日本語を学ぶ学生さんが多いのが、その理由だと思われます。

日中国交正常化35周年ということで、秋にもどんどん日本人ミュージシャンのコンサートが行われそうで、私も楽しみです。

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2007年04月01日
海外情報 - ニューヨークで活躍する日本人アーチスト
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オテル・ド・J-WAVE・ニューヨークの吉井久美子です。普段はブロードウェイでプロデューサーをしております。

最近、日本人によるゴスペル・グループ「KOKORO(心)」が、ここニューヨークで活動の幅を広げています。このグループは5年前に日本人15人くらいが集まってハーレムで発足したそうです。メンバーは学生や駐在員など様々で、小さな教会で地道に活動していたんですが、3年前から黒人の音楽監督を迎え、本格的な活動をするようになりました。

私も大きな教会でのパフォーマンスを観たんですが、ものすごくイキイキと歌っているのが印象的でした。ゴスペルは本来賛美歌ですが、宗教にはあまりこだわらず、自由に音楽を楽しんでいます。最初は地元でも「日本人がゴスペル?」と違和感があったようですが、今ではすっかり馴染んでいるみたいです。

また、ジャズの本場でもあるニューヨークで注目されている日本人ジャズ・ピアニストもいます。その方のお名前を早間美紀さんと言います。

すでにニューヨークを中心にジャズ・バンドのリーダーやサイドマンとして大活躍をしていて、ワシントンのケネディ・センターやニューヨークのブルーノートなど、有名なホールやジャズ・クラブでも演奏活動を行っています。

私も1度しかお会いしたことがないのですが、ちょっと京都弁の出る可愛らしい方でした。「プロのジャズ業界で一番注目されている日本人」なので、さらなる活躍が期待されます。

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2007年03月25日
海外情報 - アメリカ人が見た『電車男』
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サンフランシスコで映画評論家やコラムニストとして活動している町山智浩です。オテル・ド・J-WAVE・サンフランシスコのコンシェルジュとして、こちらの最新情報をお伝えします。

日本では2年くらい前に公開され話題になった映画『電車男』が、アメリカでもDVDで発売されました。その「副音声解説」を私が担当させていただいたのですが、これがなかなか面白い体験でした。

オタクの青年が主人公のこの映画、アメリカ人にとっては「ほとんど理解できない」モノらしいのです。たとえば映画のワンシーンに漫画喫茶が登場しますが、これはアメリカにはありません。そこでどんなお店か解説をしたところ、相方のアメリカ人に「日本は本当に素晴らしい国だな!」と言われてしまいました。

また映画の核となっている巨大掲示板「2ちゃんねる」もこちらにはない概念ですし、「秋葉原」も「アメリカで言えば○○みたいな場所」と言える場所がありません。秋葉原はどんな街で、どんな人が集まっていて、どんなモノが売っていて……ということをイチイチ細かく説明するしかありませんでした。

さらに映画の冒頭、酔っぱらいに絡まれている女性をオタクの青年が勇気を振り絞って助けるのですが、アメリカ人にとっては「なんで彼以外の男は彼女を助けようとしないんだ」という部分から理解できないそうです。これは日本人なら普通だと思ってしまうシーンだけに、ちょっと意外でした。

オタク文化のみならず、日本人とアメリカ人の間には文化や習慣の違いがまだまだ思ったよりもあるのかもしれない。そんなことも感じた一件でした。

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2007年03月18日
海外情報 - ロンドンの讃岐うどん
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オテル・ド・J-WAVE・ロンドンの南部広美です。

2月13日、ここロンドンに讃岐うどん屋さんがお目見えしました。その名も『GEISHAS(ゲイシャ)』。場所はセントラル・ロンドンの「ソーホー」と呼ばれるエリアです。ロンドンの若者の夜遊びの一等地、東京で言えば新宿や六本木にあたるでしょうか。

お店の雰囲気は白と黒を基調にした80年代のカフェ・バー風で、店内のBGMにはGRAPEVINE、LOVE PSYCHEDELICO、アンジェラ・アキさんなどのJ-POPが流れていました。

うどんはツユとトッピングでいただく讃岐うどんの「ぶっかけ」式スタイルです。メニューには「天ぷら」「キツネ」「チーズ」などが並び、一番人気は「カレー南蛮」とのことでした。その他にもお寿司や照り焼きチキン、枝豆、インゲンの胡麻和えなどもあって、日本の居酒屋さん風です。ちなみに私はチーズに挑戦してみたのですが、うどんというよりはピザ感覚でした。

この讃岐うどん、一番人気の「カレー南蛮」が9ポンド(約2250円)もします。そして肝心のお味の方は……水の問題などもあって難しいそうなのですが、正直「ロンドン風讃岐うどん」といったところでしょうか。日本食ブームのロンドンで、お寿司や天ぷら、ラーメンに肩を並べるにはもう少し時間がかかりそうです。

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