お久しぶりです、織田裕二です。
実は昨年はデビュー20周年でした。そこで今までの活動の全ジャンルを1年間で凝縮して皆様にお届けしようという話になり、アルバムの発表とコンサート・ツアー、恒例の世界陸上、ドラマ、ドキュメンタリー番組、そして映画と、非常に密度の濃い1年を過ごしました。
さらにその締めというワケではないのですが『脱線者』というエッセイ集も出させていただきました。この本では冒頭に「僕も若い頃に自殺を考えたことがある」なんて話を書いたんですが、そんな風に「隠すよりも書いてしまえ」という感じで好き勝手に書いてしまった1冊です。
この本の中で僕は「役者として3つのジャンルで最高傑作が欲しい」と書きました。たとえば『躍る大捜査線』も自分にとって可愛い作品の1つではありますが、だからと言ってそのPart2、Part3をずっとやっているだけでは満足できません。現在進行形の話もあるのでまだ詳しくはお話できないんですが、僕には他にも「こんな役をやりたい」という願望があるからです。
SF映画なんかも可能性があると思います。個人的にSFが好きなのもありますが、そろそろ日本も技術的にはハリウッドに追いつきつつあると思うんです。あとは「どうやってエンターテイメントにするか」というアイデアの問題で、大人の観賞にも堪えるSF作品は日本でも作れるんじゃないでしょうか。
アフリカのドキュメンタリー番組もライフワーク的に続けたいと思っています。これは「人間の原点って何だろう?」という疑問から、人類発祥の地と言われるアフリカに興味を持っているからです。まあ、それでアフリカに移り住んだりはしないのでご安心下さい(笑)。