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2008年01月29日
「3つのオレンジへの恋」

音楽コンシェルジュ・クラシック担当・片桐です。先日の放送で紹介したマリインスキー歌劇場の公演、プロコフィエフ「3つのオレンジへの恋」を28日夜、見てきました(東京文化会館)。
 演出が面白く、指揮者が登場する前から客席に歌手たちが入ってきて、観客とコミュニケーションしたり、また常に会場内の通路でコーラスが歌うなど、全体を巻き込んで行く手法です。
 セットはシンプルで、場面転換はスピーディー。ちょっとミュージカルを思わせます。歌手がたくさん必要なオペラですが、そこは多くの人材を誇るマリインスキー歌劇場のこと、ひとつひとつに魅力的な人が揃っています。中でも、オレンジを守る料理番の魔女はなんと男声バス歌手が歌うのですが、この登場シーンは会場大受け。
 終わった後も、長くカーテンコールが続きました。
 29日も公演がありますし、その他ロッシーニ「ランスへの旅」、ボロディン「イーゴリ公」と公演が続きます。

http://www.japanarts.co.jp/html/2008mariinsky_opera/index.htm

| 14:01 | カテゴリー:クラシック
2008年01月27日
今週のゲスト - 平山あやさん
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こんばんは! 平山あやです!

私は普段、原宿や代官山で買い物をしています。でもご飯を食べる場所は恵比寿や赤坂などイロイロです。赤坂なら、もつ鍋屋さんの『よかろう門』とか。ここは本当に美味しくて、お店もキレイで、最近は渋谷にもお店ができたみたいなのでオススメです。毎日でも食べたいくらいなんですよ。

私は漫画も大好きなんですけど、最近のイチオシは『デトロイト・メタル・シティ』。ヘヴィメタ・バンドを描いたギャグ漫画で、本当はカヒミ・カリィが好きな地味な男の子が、ヘヴィメタ・バンドの「クラウザー様」として活躍してしまう羽目に……というお話です。

『北斗の拳』も大好きですし、男の子向けの漫画もけっこう読んでいます。最近は漫画がドラマ化されたり映画化されたりする機会も多いので、漫画を読みながら「これは絶対に映画かドラマになるな」なんて考えながら読んだりもしています。

映画化といえば『陰日向に咲く』も劇団ひとりさんの小説の映画化。私も「崖っぷちアイドル」の役で出演させていただきました。25歳でブリブリの衣装を着て歌い、「ゴールデンタイムの番組出演が決まった!」と思ったら全身タイツを着てパイを投げつけられる、なんて悲惨なアイドルです。

役とはいえ、私が実際に全身タイツを着てパイを投げつけられるわけですから、けっこう本気で自分が悲しくなりました。しかもそのシーンの撮影はクランクイン初日。スタッフ全員が集まって「みんなで頑張っていこうぜ!」という時に赤い全身タイツは厳しかったです(笑)。

原作も素敵な小説ですが、映画も原作に引けをとらない出来栄えだと思います。ぜひ劇場で見ていただきたいと思います。

| 21:00 | カテゴリー:ゲストゲスト
2008年01月27日
オンエア情報 -「シュトゥットガルト放送交響楽団」ほか
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音楽ライターの片桐卓也です。

『シュトゥットガルト放送交響楽団』の音楽監督をしているイギリス人のサー・ロジャー・ノリントンは「作曲家が曲を書いた当時の編成や楽器や音」を再現している変わり者です。たとえば現代の弦楽器はビブラートを掛けるのが普通ですが、彼はビブラートが大嫌い。実はベートーヴェンやモーツァルトの時代にはビブラートという奏法はほとんどなかったんです。

実際に聞いてみるとけっこう変な音です(笑)。かなりドライな感じで、だからこそキレイに聞こえる、とも言えます。今回の演目にはメンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲」もありますが、ヴァイオリンのソリストもノン・ビブラートで弾くのでしょう。かなり変わっているので、ぜひご自分の耳で確かめてみて下さい。

続いて『マリインスキー・オペラ』は250年ぐらいの歴史を誇るサンクトペテルブルクの歌劇場です。

今回の演目の1つ『イーゴリ公』は、ロシアができる前の12世紀くらいを舞台にしたお話で、第2幕の「だったん人の踊り」というバレエ・シーンが有名です。20世紀初頭のフォーキンという伝説の振付師による振り付けがそのまま再現されるこの公演は、大スペクタクルが好きな方にオススメです。

さらに「3つのオレンジの恋」という作品も上演されます。王子様が魔女の呪いを解くために3つのオレンジを探して戦う、まるでゲームのような寓話劇で、上演時間は2時間半とコンパクト。音楽もすごくモダンですし、カラフルでポップな演出なので、すごく見やすい作品です。

| 21:00 | カテゴリー:クラシック
2008年01月27日
オンエア情報 -「初代松本白鸚二十七回忌追善公演」
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歌舞伎ソムリエのおくだ健太郎です。

2月の歌舞伎座は『初代松本白鸚二十七回忌追善公演』。亡くなった先輩の役者を偲びながら「我々も頑張っています」と挨拶をする公演で、襲名の時と同じように「口上」も行われ、思い出話を語ったりもします。こういうことを大事にするのはすごく日本的で良いですね。

ですから襲名披露公演と較べても、決して軽くない重要な公演です。幸四郎さんや吉右衛門さんの父親である「白鸚」さんですが、時間が経つにつれて知らないお客さんが増えていくのは自然の理。でもこういう公演を行うことで、次の世代のお客さんにも「受け継がれる芸の歴史」を知っていただく貴重な機会になると思います。

白鸚さんは、野球で言えばクリーンナップの役者でした。大石内蔵助や弁慶といったドシッとした役柄がピッタリの人で、それは松本家の家風でもあります。

ところが今回、なかなかユニークなのが夜の部の最後。染五郎さんが『鏡獅子』という踊りを踊ります。白いたてがみを振り乱す「獅子の妖精」は羽子板の絵柄などでもお馴染みだと思いますが、実はこの踊りの前半は「純情可憐なお小姓さん」として躍るんです。

松本家の伝統である「重厚な英雄」とは対照的な役柄を、あえて今回の追善公演で演じるというのは、染五郎さんの今後を占う上で非常に興味深い演目だと言えるでしょう。染五郎さんはこの演目を「子供歌舞伎教室」で演じたのは見ましたが、まるまる1ヶ月の公演でやるのは初めてだったと思います。注目です。

| 21:00 | カテゴリー:歌舞伎
2008年01月27日
今週のロケ -「ランナーズステーション」
2/17には2回目の「東京マラソン」が開催されます。ランナーの皆さんは最後の調整をしている頃だと思いますが、最近、皇居の周りを走るランナーたちの間で「ランナーズステーション」が人気を呼んでいるのだとか。一体どんな場所なのか、「健康のためにそろそろジョギングを始めようかと検討中」の別所チーフが取材をしてきました。

取材に訪れた場所は神保町。靖国通りから1本路地に入った、「集英社」の裏あたりにあるマンションの1階に「ランナーズステーション」がありました。白い壁に水色のイラストで「スーツ姿の人がランナーに変わっていく様子」が描かれているので、すぐにそれとわかります。

それでは「ランナーズステーション」専務取締役の浅川さんにお話をうかがいます。


ここは昨年の10月にオープンさせていただいたばかりの施設です。
すぐそこに見えてるのは「契約ロッカー」です。シューズなどをこちらに置きっぱなしにしたい方にご利用いただいてます。奥には別の「更衣ロッカー」がございます。そちらでスーツから着替えて、荷物などをしまい、ロッカーの鍵だけを持って走ってきていただく、という仕組みになっています。
会員だけでなく、普通のお風呂屋さんのようにビジターでご利用いただくこともできます。ビジターの利用料金は700円です。ロッカーやシャワーも普通にご利用いただけます。
夕方から夜にかけて会社帰りに走る方が一番多い一方で、朝、会社に行く前に皇居を走り、シャワーを浴びてスッキリしてから職場へお出かけになるという方もいらっしゃるんですよ。


ちなみにジョギングコースとして人気の「皇居」ですが、人気が高いのには3つの理由があるそうです。1つは「東京のど真ん中でありながら、信号のない5kmという贅沢なコース」であるということ。さらに「適度なアップダウンがある」「皇居の周囲を警備している警察官が多いので女性でも安全」というのがその理由だそうです。

東京マラソンに出場する本格的なランナーから、健康のためにジョギングをしている人まで、誰にでも便利なこの施設。初めての人のためには「ランニングコースマップ」も用意されているので、一度「皇居ジョギング」を体験してみてはいかがでしょうか。

『ランナーズステーション』

所在地  :千代田区神田神保町3-11-1 安田神保町マンション1F
問い合わせ:03-3264-0089
リンク  :http://runsta.jp/
| 21:00 | カテゴリー:ロケ情報
2008年01月25日
昭和ブームの中の”裏・三丁目の夕日”?

 映画コンシェルジュの秋本鉄次です。
この26日封切りの作品で、先日のオンエアで紹介し切れなかった一本に
「子猫の涙」があります。実はこれも捨てがたい異色作ですよ。
 最近は昭和ブームとかで、「三丁目の夕日」シリーズは大人気ですが、
こちらはあんなにキレイにまとまったノスタルジーあふれる作品ではありません。
時代背景も70年代と微妙に違います。
 68年のメキシコ五輪ボクシングバンタム級銅メダリスト、森岡栄治のその後の
栄光と挫折をおてんば娘の目を通して描いた作品で、舞台は大阪なので、
コテコテ関西味もチラリ。アホでスケベな親父のDNAが半分入っていることに
反発する正義感の強い娘の気持ちが面白い。おもろい大阪の男と女(たとえ
父と娘であっても)の人間ドラマとして楽しめます。橋蔵というネコも出てきて
何もしないけどカワイイ、と私もネコ好きなのでつい目を細めてしまいます。
 主演は武田真治、娘役の藤本七海ちゃんが達者な演技です。あと、父親の
愛人役でなんと広末涼子が! コレが実に痛快なアバズレ(ホメ言葉です)で
思わず、地か? と思ったほど(笑)の熱演でした。これも見どころ。
 ひとことで言えば、”裏・三丁目の夕日”ですかね。

| 19:28 | カテゴリー:映画
2008年01月20日
今週のゲスト - マルシアさん
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こんばんは、マルシアです。別所さんの雰囲気が普段と違うんですけど……コンシェルジュだから? なるほど、いつも別所さんは素敵ですよね(笑)。

ついこの間、お鍋を食べる機会があったんですけど、私は20年以上日本にいるのに「鍋」は初めての体験でした。というのも「1つの鍋をみんなでつつく」というのが、外国生まれの私には抵抗があったからです。お鍋自体はとても美味しいと思うんですが、その抵抗感は外国の人はけっこうあると思うので、外国から来た方をもてなす時には気を付けた方が良いと思います。

去年は『ブルックリン』『ジキル&ハイド』『イーストウィックの魔女たち』と3本のミュージカルに出演しました。中でも『イーストウィックの魔女たち』は再演モノに私が加わる形だったので、非常に苦労しました。周囲の人はすでに演技が固まっているので、自分だけゼロからというのが大変なんです。でもその挑戦を楽しませてもらいました。

2月1日からは『妊娠させて!』というミュージカルに出演するのですが、今回が私にとって初の主演作品ということで、かなりプレッシャーを感じています。現代の少子化問題や、結婚の高齢化などの社会問題を背景にしたコメディ作品で、私は芳野芳子という日本人を演じます。実はこの「日本人の役」も初めてで、「芳子」と呼ばれるのが変な感じがして、どう演じればいいのか悩んでいるところです(笑)。

私も今年でデビュー20年。今年は歌手としても頑張ろうと思っています。舞台などいろいろと活動していきますので、ぜひ皆様にお会いできたらと思います。

| 21:00 | カテゴリー:ゲストゲスト
2008年01月20日
オンエア情報 -「母べえ」ほか
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映画評論家の秋本鉄次です。

『母べえ』は山田洋次監督、吉永小百合主演のヒューマンドラマ。戦時下の厳しい時代に、夫を警察に奪われ、その留守を気丈に生きるお母さんの物語です。吉永小百合主演ありきの作品なので、リアリズムよりも「母ものファンタジー」とでも言いましょうか、あくまで綺麗な吉永小百合さんをご覧になれますのでサユリストはご安心下さい。個人的には笑福亭鶴瓶さんの演じた破天荒なキャラクターが気に入りました。

『陰日向に咲く』は劇団ひとりのベストセラー小説の映画化で、不器用な人たちの群像劇です。ギャンブル地獄にはまって詐欺の片棒を担ぐことになってしまう男を演じるのは岡田准一さん。さらに25歳の崖っぷちアイドルを平山あやさん、カリスマ・ホームレスに憧れて脱サラする中年男を三浦友和さんが演じます。ダメな人たちへのエールを温かく描いたこの作品は、いろんなキャラクターが出てくるので誰かに思い入れが持てるのではないでしょうか。

『全然大丈夫』は劇団「大人計画」の関係者がそこここに関わった脱力癒し系の作品です。主演は荒川良々さん、木村佳乃さん、岡田義徳さんの3人。世の中ではあまり役に立ってはいないかもしれないけど、彼らだって一生懸命生きているし、それでいいじゃん、とクスクス笑わせてくれるコメディです。特に木村佳乃さんはコメディエンヌとして素晴らしい演技を見せています。

| 21:00 | カテゴリー:映画
2008年01月20日
オンエア情報 -「ベベウ・ジルベルト」ほか
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音楽プロデューサーの中原仁です。

ブルーノート東京の『ローラ・フィジィ』はジャジーなテイストの女性シンガー。同じくブルーノート東京の『ピーボ・ブライソン』はソウルフルな歌声で温かい雰囲気にしてくれます。さらにビルボードライブ東京にはジャズギターの大御所『ジム・ホール』のトリオも登場しますし、青山円形劇場では「若きサックス・クイーン」となりつつある『矢野沙織』さんのライブも行われます。

東京国際フォーラム・ホールCの『ルーファス・ウェインライト』はNY生まれカナダ育ちのシンガーソングライターです。モントリオールでカフェ・カルチャーに目覚めシンガーソングライターとなった彼は、早い内に自分がゲイであることをカミングアウトして社会的にも注目を集めました。

同じく東京国際フォーラム・ホールCでは、80年代以降に出てきた女性シンガーソングライターの中ではおそらくNo.1の『スザンヌ・ヴェガ』のライブも行われます。「トムス・ダイナー」「ルカ」などのヒット曲でもお馴染みでしょう。生粋のニューヨーカーである彼女の、とっても知的なライブをお楽しみ下さい。

そしてビルボードライブ東京では『ベベウ・ジルベルト』。あのジョアン・ジルベルトのお嬢さんですが、彼女はボサノヴァだけではなく、アメリカ、ヨーロッパ、さらに日本も含めた世界各国のプロデューサーとコラボレーションしている、21世紀型のユニバーサルなポップ・アーチストです。

| 21:00 | カテゴリー:音楽
2008年01月20日
今週のロケ -「山手トンネル」
昨年12月に開通した「山手トンネル」は、首都高の新宿線と池袋線を結ぶ画期的な高速道路です。そこで今回は望月コンシェルジュが実際に車に乗って山手トンネルまで出向き、どんなトンネルなのか、使い勝手はどうなのかなど、詳しく取材をしてきました。

まずは甲州街道の幡ヶ谷入り口から首都高4号線に入り、新宿方面を目指します。そして西新宿JCTを通って「山手トンネル」に入る、というコースを辿る予定です。首都高速道路株式会社東京建設局担当マネージャーの田中さんに解説していきながら、安全運転で走りましょう。


山手トンネルのある「首都高速道路中央環状線」は、都心の渋滞緩和を目的に作られている新しい環状線です。
今回開通したのはその「新宿線」の一部にあたる6.7kmで、新宿線全体の開通は平成21年度を予定しています。新宿線がすべて開通すれば首都高3号線へとつながり、さらにその先は「品川線」で湾岸線へと繋がる予定です。
トンネル内に信号があるのは、事故や火災があった時に通行止めにするために使われます。緑色の看板に人のマークが付いているのは非常口です。350mに1カ所、避難するための非常口が設けられています。
トンネルに丸いところと四角いところがあるのにお気づきでしょうか?丸いところは「シールドマシン」といって、モグラのようにトンネルを掘り進む筒状の機械を使って作られています。この機械は地上に影響を及ぼさずにトンネルを掘れる画期的な機械なんです。


そんなお話をうかがいながら走っていたら、新宿を出て5分ちょっとで要町まで来てしまいました。ここで車はトンネルを抜けて地上へ。池袋はもう目と鼻の先です。

この時、地上の山手通りは、ナビの渋滞情報では「渋滞中」を意味する真っ赤な表示で埋め尽くされていました。もし山手トンネルを使わずに山手通りを走ったら、いったいどれだけ時間が掛かったのか想像もつきません。

まさに画期的な都心の新しい道。ぜひご利用下さい。

『山手トンネル』

リンク  :http://www.c2info.jp/
| 21:00 | カテゴリー:ロケ情報
2008年01月15日
ゴールデングローブ決定、授賞結果は順当に分散。

エディター&ライターの清水節です。

式典なしで開催されたゴールデングローブ賞。授賞結果は、順当に分散したって感じかな。先日のコンシェルジュ特別講座でもお話しましたが、おそらくオスカーも、『つぐない』『ノーカントリー』を中心に、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』『潜水服は蝶の夢を見る』『フィクサー』『アイム・ノット・ゼア』『JUNO/ジュノ』あたりが強そうだ。個人的には、演出的にあざとさが目立つ『つぐない』は買ってない。『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』は未見だが、『ノーカントリー』と『潜水服は蝶の夢を見る』は大プ〜ッシュ!!

≪第65回ゴールデングローブ賞授賞結果≫

■作品賞(ドラマ部門)=『つぐない』
※その他の候補
『ノーカントリー』
『フィクサー』
『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
『アメリカン・ギャングスター』
“Eastern Promises”
“The Great Debaters”

■作品賞(ミュージカル・コメディ部門)=『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』
※その他の候補
『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』
『JUNO/ジュノ』
『ヘアスプレー』
“Across the Universe”

■主演男優賞(ドラマ部門)=ダニエル・デイ・ルイス『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
※その他の候補
ジョージ・クルーニー『フィクサー』
ジェームズ・マカヴォイ『つぐない』
ヴィゴ・モーテンセン“Eastern Promises”
デンゼル・ワシントン『アメリカン・ギャングスター』

■主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)=ジョニー・デップ『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』
※その他の候補
トム・ハンクス『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』
フィリップ・シーモア・ホフマン“The Savages”
ジョン・C・ライリー“Walk Hard: The Dewey Cox Story”
ライアン・ゴスリング“Lars And The Real Girl”

■主演女優賞(ドラマ部門)=ジュリー・クリスティー“Away From Her”
※その他の候補
キーラ・ナイトレイ『つぐない』
ケイト・ブランシェット『エリザベス/ゴールデン・エイジ』
ジョディ・フォスター『ブレイブ ワン』
アンジェリーナ・ジョリー『マイティ・ハート/愛と絆』

■主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)=マリオン・コティヤール『エディット・ピアフ 愛の賛歌』
※その他の候補
エイミー・アダムス『魔法にかけられて』
エレン・ペイジ『JUNO/ジュノ』
ニッキー・ブロンスキー『ヘアスプレー』
ヘレナ・ボナム・カーター『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』

■監督賞=ジュリアン・シュナーベル『潜水服は蝶の夢を見る』
※その他の候補
イーサン&ジョエル・コーエン『ノーカントリー』
ジョー・ライト『つぐない』
ティム・バートン『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』
リドリー・スコット『アメリカン・ギャングスター』

■脚本賞=イーサン&ジョエル・コーエン『ノーカントリー』
※その他の候補
クリストファー・ハンプトン『つぐない』
ロナルド・ハーウッド『潜水服は蝶の夢を見る』
ディアブロ・コディ『JUNO/ジュノ』
アーロン・ソーキン『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』

■助演男優賞=ハビエル・バルデム『ノーカントリー』
※その他の候補
ケイシー・アフレック『ジェシー・ジェームズの暗殺』
フィリップ・シーモア・ホフマン『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』
ジョン・トラボルタ『ヘアスプレー』
トム・ウィルキンソン『フィクサー』

■助演女優賞=ケイト・ブランシェット『アイム・ノット・ゼア』
※その他の候補
ティルダ・スウィントン『フィクサー』
シーアシャ・ローナン『つぐない』
ジュリア・ロバーツ『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』
エイミー・ライアン“Gone Baby Gone”

| 04:39 | カテゴリー:映画
2008年01月13日
今週のゲスト - 織田裕二さん
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お久しぶりです、織田裕二です。

実は昨年はデビュー20周年でした。そこで今までの活動の全ジャンルを1年間で凝縮して皆様にお届けしようという話になり、アルバムの発表とコンサート・ツアー、恒例の世界陸上、ドラマ、ドキュメンタリー番組、そして映画と、非常に密度の濃い1年を過ごしました。

さらにその締めというワケではないのですが『脱線者』というエッセイ集も出させていただきました。この本では冒頭に「僕も若い頃に自殺を考えたことがある」なんて話を書いたんですが、そんな風に「隠すよりも書いてしまえ」という感じで好き勝手に書いてしまった1冊です。

この本の中で僕は「役者として3つのジャンルで最高傑作が欲しい」と書きました。たとえば『躍る大捜査線』も自分にとって可愛い作品の1つではありますが、だからと言ってそのPart2、Part3をずっとやっているだけでは満足できません。現在進行形の話もあるのでまだ詳しくはお話できないんですが、僕には他にも「こんな役をやりたい」という願望があるからです。

SF映画なんかも可能性があると思います。個人的にSFが好きなのもありますが、そろそろ日本も技術的にはハリウッドに追いつきつつあると思うんです。あとは「どうやってエンターテイメントにするか」というアイデアの問題で、大人の観賞にも堪えるSF作品は日本でも作れるんじゃないでしょうか。

アフリカのドキュメンタリー番組もライフワーク的に続けたいと思っています。これは「人間の原点って何だろう?」という疑問から、人類発祥の地と言われるアフリカに興味を持っているからです。まあ、それでアフリカに移り住んだりはしないのでご安心下さい(笑)。

| 21:00 | カテゴリー:ゲスト
2008年01月13日
オンエア情報 -「スウィーニー・トッド」ほか
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編集者で映画ライターの清水節です。

まず『28週後...』は約5年ぶりとなる『28日後...』の続編です。いわゆるゾンビ・ホラーなんですが「やけに足の速いゾンビの怖さ」が話題を呼んだ前作に較べて、今回はドラマ性が高くなっているのに感心しました。動きの速いゾンビも健在で、お勧めの作品です。

続いて『ヒトラーの贋札』はドイツで賞を総なめにする勢いの作品。告知では「社会派ヒューマンドラマ」と謳われていますが、実は「サスペンス」が中心のエンターテイメント作品です。ナチスが強制収容所の囚人を使って贋ポンド札を作ったという実話をベースにしています。ただ、僕は「もっとエンターテイメントに徹すれば良かったのに」と感じました。

そして今週のメインは『スウィーニー・トッド』です。『シザーハンズ』のジョニー・デップとティム・バートンのコンビが再びタッグを組んだ作品。物語は「復讐劇」です。悪徳判事に無実の罪を着せられ、妻と娘を奪われた理髪師が、復讐のために脱獄して、名前を変えて理髪店を開き、悪徳判事が来るのを待ち続ける……というホラーを、猟奇に走りすぎず、ティム・バートンらしく描きます。

この作品のポイントは、ミュージカルだけにやはり「歌」なんですが、ジョニー・デップは役になりきって、味のある歌を聴かせてくれます。やはりミュージカルにおける歌は、上手い下手の問題ではないのでしょう。バートン映画としては「切なさ」が足りないのが惜しいとは思いましたが、良作です。

| 21:00 | カテゴリー:映画
2008年01月13日
オンエア情報 -「レミオロメン」ほか
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『MUSICA』編集長の鹿野淳です。

さいたまスーパーアリーナの『MISIA』は、これまでに数々の伝説的なライブを行ってきて「アルバムを聴くよりもライブに行きたい」と言われる人です。今回は大箱なので、激しくて派手な「ポップな小林幸子」と言うべきライブを繰り広げることでしょう。それくらいステージの演出や衣装が凝っています。

初の日本武道館ライブを行うのが『SEAMO』です。ヒップホップ・アーチストにとって日本武道館は「大衆的なアーティストとしての信用を勝ち得る場所」。RIP SLYMEもKICK THE CAN CREWもその道を通ってきました。SEAMOもここで一発決めるために、気合いの入ったライブを見せてくれるでしょう。

SHIBUYA-AXでは『Yohito Teraoka Presents Golden Circle Vol.11』。寺岡呼人さんはJUN SKY WALKER(S)のベーシストで、解散の後は「ゆず」のプロデューサーとしても名を上げた人です。今回も元ユニコーンの阿部義晴さんが出演するなど、J-ROCKの夜明け時期に携わってきた人にはヨダレもののライブになるでしょう。

東京国際フォーラム・ホールAでは『レミオロメン』。レミオロメンは去年の夏『a-nation』と『SUMMER SONIC』の両方に出ているのですが、一方は日本のいわば「歌謡曲シーン」を代表するお祭りであり、一方はゴリゴリの洋楽ロックフェス。両方に出られるのはこのバンドしかないでしょう。最近はすごく良い曲ばかり書きやがっているので、かなり美味しいライブになると思います。

| 21:00 | カテゴリー:音楽
2008年01月13日
今週のロケ -「もつ鍋」
冬と言えば鍋の季節。都内には様々な「鍋」のお店がありますが、別所チーフが愛してやまないのが「もつ鍋」です。そこで今回は“もつ鍋主席研究員”の別所チーフが、西麻布のもつ鍋屋さんを取材して、もつ鍋の魅力をお教えします!

取材に訪れたのは西麻布のもつ鍋専門店『もつ衛門』。西麻布の交差点から1本奥の通りに入っただけなのに、静かな住宅街の中に一軒家風のお店が佇んでいました。

さっそく中に入り、お店の方にお話をうかがいます。


当店は九州にこだわり、すべての食材を九州から取り寄せています。今は流通網が発達したので、九州でしっかりと食材をキープして下さる業者とタッグを組んで、毎日新鮮な食材をご提供しています。
もつ鍋は「黒衛門」「新衛門」「透衛門」の3種類をご用意しています。「黒」は醤油ベースの一番オーソドックスな鍋。「新」は豆乳と九州の味噌をブレンドしたオリジナルの鍋。そして「透」はとんこつスープを塩味でサッパリと仕上げたお鍋です。


それでは、今回は「透衛門」を味合わせていただきましょう!

まずは薬味を入れずに、出汁の味から。非常にアッサリとした味わいではありますが、決して単調ではなく、深みのある味わいが感じられます。別所チーフ曰く「果てしなく宇宙が広がっている感じ」だそうです。そして博多から直送されたモツは新鮮そのもの!

間接照明の洒落た雰囲気の中で、明太子や日向鶏、沖縄もずくなど「九州」にこだわり抜いた食材をお楽しみいただけるこのお店。本場の「もつ鍋」を一度味わってみて下さい。

『西麻布 博多旨いもん処 もつ衛門』

所在地  :港区西麻布3-24-4
問い合わせ:03-5771-5327
リンク  :http://www.motsuemon.com/
| 21:00 | カテゴリー:ロケ情報
2008年01月06日
オンエア情報 - 2008年演劇のイチオシ!
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演劇評論家の出雲あきらです。

2008年、演劇界のイチオシは『赤坂ACTシアター』のこけら落としです。赤坂の再開発がようやく終わりまして、3月14日にオープンいたします。こけら落とし公演は熊川哲也さんのKバレエカンパニーによる「第九」をテーマにした新作バレエです。

その赤坂ACTシアターですが、座席数は約1300席。この数字は『ライオンキング』を上演している四季劇場[春]や『ウィキッド』を上演している電通四季劇場とほぼ同じ数字で、浅利慶太さんが「劇団四季のロングラン・システムをやるには理想的」と経験的に弾き出した数字です。

つまりそれは採算的にも理想的だし、端の席から舞台を見てもそれほど悪くない、というサイズなんですが、これが理想的なのはあくまで「四季のロングラン・システム」でのお話なので、単発の公演も多い赤坂ACTシアターにそれが合っているかどうかはわかりません。

『リバーダンス』、舞台版『フラガール』、日本人キャスト版『CHICAGO』などの上演が予定されているこの劇場。注目していただきたいと思います。

| 21:00 | カテゴリー:演劇
2008年01月06日
オンエア情報 - 2008年歌舞伎のイチオシ!
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歌舞伎ソムリエのおくだ健太郎です。

5月には歌舞伎座で毎年恒例の『団菊祭』が行われます。この「団菊」というのは九代目・市川団十郎と五代目・尾上菊五郎を指していて、明治になって「歌舞伎存亡の危機」が訪れた時代に、伝統的な歌舞伎の良さを保ちつつ、新しい試みを取り入れ、現代の我々が見ている「歌舞伎」の基礎を築いた2人の名を冠した公演になります。

また9月に行われる『秀山祭』は今年で3回目となる中村吉右衛門さんの責任公演です。「秀山」というのは初代・中村吉右衛門さんの俳号で、保守本流の歌舞伎がお楽しみいただけるでしょう。さらに2階の吹き抜けになっているロビーのような場所には、初代が使っていた台本や衣装なども展示されるので、なかなか格調の高い雰囲気もお楽しみいただけます。

ちなみに昨年のこの座談会で、私は「歌舞伎座ラストイヤー」と申し上げましたが、各方面の調整が付かずに延期になっているようです。「新歌舞伎座はビルに組み込まれる」という噂もあるのですが、「東京マラソン」のコースにも取り入れられているあの外観はできれば残して欲しいモノです。

| 21:00 | カテゴリー:歌舞伎
2008年01月06日
オンエア情報 - 2008年クラシックのイチオシ!
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音楽ライターの片桐卓也です。

10月には『ウィーン国立歌劇場』の来日公演が行われます。これはムーティが「コシ・ファン・トゥッテ」を振り、小澤さんが「フィデリオ」を振るという、世界の指揮界をリードする2人の競演ということで注目です。

また同じく10月には『ル・コンセール・スピリチュエル』というバロックの団体がフランスから来日します。今回はヘンデルの「水上の音楽」と「王宮の花火の音楽」という有名な曲を演奏するのですが、初演当時の楽器を復元して演奏するのが特徴的です。

たとえばトランペットやホルンには「ナチュラル」と言ってピストンが付いていませんし、オーボエ奏者が24人もいたりします。そんな風に「18世紀の音楽を完全に再現したコンサート」はこれが最初で最後だと思います。

そして11月には僕のイチオシ『マレイ・ペライア』のピアノ・リサイタルが行われます。ペライアは巨匠の1人として知られていますが、ここのところずっと指を故障していてピアノを弾けませんでした。ようやく復活してくるので、ぜひ聞いていただきたいと思います。

| 21:00 | カテゴリー:クラシック
2008年01月06日
オンエア情報 - 2008年ロックのイチオシ!
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『MUJICA』編集長の鹿野淳です。

2008年、ロック界のイチオシは『レッド・ツェッペリン』の来日です! 具体的な話が決まったわけじゃありませんが、絶対に来ます!

2000万円もの値が付いたという噂もある再結成ライブをやって、「一発だけ」って言っていたのに手のひらを返して「楽しいから俺たちやっぱりやるわ」と言いだしたツェッペリン。そうなったら一番妥当なのはハードロックの強い「アジア」を回るツアーでしょう。

韓国、上海あたりは、街を歩いている人間がみんなエアギター状態です。数年前に行った韓国のフェスなんて、トリ前がBUMP OF CHICKENで、トリがスティーヴ・ヴァイでした。そんなあり得ないハードロック信仰のある地域を回らない手はありません。

ジミー・ペイジはこの間、プロモーションで日本へ来たら、女性アナウンサーをナンパしそうになったという絶倫男。まだまだ枯れてはいません。絶対に名声とお金を求めてツアーをやるはずです。

何よりも「今年はツェッペリンは来る!」と思っていた方が2008年を楽しめます! 他のジャンルと較べて「来る」「来ない」に関してロックはストイックすぎるので「絶対に来る!」と信じて楽しみましょう!

| 21:00 | カテゴリー:音楽
2008年01月06日
オンエア情報 - 2008年映画のイチオシ!
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映画評論家の秋本鉄次です。

2008年の夏休み映画は大作揃いです。邦画では宮崎駿監督の新作『崖の上のポニョ』。ここ数作は毎回「これが最後」「これで引退かも」と言われてますが、それが本当かどうかはともかく、今回はあえてCGを使わずに手書きにこだわっているということで、力の入った作品になるのは間違いないようです。

洋画の本命は『インディ・ジョーンズ4』です。スティーヴン・スピルバーグ監督にジョージ・ルーカス製作製作というお馴染みの黄金コンビで、6月21日公開ということも決まっています。

時代は50年代に戻り、敵はロシア軍。超常現象を起こす古代の遺物を争奪するお話で、主演はもちろんハリソン・フォード。還暦を越えてもドタバタと頑張ってくれるのでしょう。さすがにショーン・コネリーはもう出ないみたいですが。

ここ1〜2年は「かつての人気シリーズの再開」が続いていて、『ランボー』なども今年公開されます。その真打ち中の真打ちとも言えるこの作品。期待したいと思います。

| 21:00 | カテゴリー:映画
2008年01月06日
オンエア情報 - 2008年スポーツのイチオシ!
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スポーツ総合研究所所長の広瀬一郎です。

やはり2008年のスポーツ界は『北京五輪』一色でしょう。その中でも特に注目したいのは、やはりサッカーの「反町ジャパン」です。

中国で開催される大会ですから、時差の少ない日本には有利な部分が少なからずあります。ただ、チームのキー・プレイヤーである柏木は、所属チームの広島がJ2に落ちてしまいました。そのあたりの影響が心配です。

また左サイドには本田という才能溢れる選手がいますが、この選手が「ズボラ」なのも困りものです。今はまだ相手が強くなければやる気を出さないので。ぜひ五輪で強豪と対戦して、一皮むけてA代表入りを果たして欲しいと期待しています。

そのA代表は、オシムさんの後を岡田さんが継ぐことになりましたが、実際にサッカーをやるのは選手ですし、誰が監督でもそんなに変わるものではありません。ただ、岡田監督が手塩に掛けて育てた山瀬という選手がチームの中心になれるようなら、今までとは違う代表が見られるかもしないと期待しています。

| 21:00 | カテゴリー:スポーツ
2008年01月01日
08年注目の海外TVシリーズは、『GALACTICA/ギャラクティカ』だ!

あけましておめでとうございます。

ごぶさたしてしまいました。エディター&ライターの清水節です。

12月中はテンパってて、書き込みできませんでした。

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■年の初めに何について書こうか迷ったあげく、新作映画“以外”の話をしたいと思う。レンタルビデオ店を覗けばわかるように、ハリウッド大作映画よりもガバッーと面積を取られ、威勢のいいジャンル。そう、海外TVドラマ。現在の映画&ビデオ業界の一端は、TVシリーズに支えられているといっても過言じゃない。シナリオが練り上げられてるという意味じゃ、たしかに公開中の、地球最後の男かと思いきや、そうじゃなかったりするSFアクション大作や、アメリカ建国にまつわる秘宝をめぐリ、オスカー役者勢揃いでてんやわんやの大騒ぎをするミステリー(コメディ)大作なんかと比べれば、格段に面白いものが多い。日本の、ぬるい連続ドラマとは違い、熾烈な視聴率競争を勝ち抜いて、願わくばハリウッド進出を狙おうとする、TVクリエイターの野心作。2時間程度じゃ片付かないテーマやストーリーを語るテクニックは洗煉されている。『24』や『LOST』をはじめ、ハマって睡眠不足になった人も多いだろう。ただし、話題性ばかり先走って途中で見るのをやめちゃう駄作も少なくない。

■今年の本命と目されているのは『HEROES/ヒーローズ』のようだが、ここでは、“裏の本命”をお教えしよう。自信をもってオススメするアメリカTVシリーズ、それは今春リリース予定の傑作サバイバル・アクション『GALACTICA/ギャラクティカ』。見どころなどは後日詳述するけれど、本作のスピンオフ版TVムービー(写真・右上)は、昨年末に劇場公開されるほどの盛り上がりをみせている。本国ではまもなく完結篇の第4シーズンがスタートするが、日本では04年にミニシリーズ(パイロット版)がDVDリリースされただけで、「続き」は長らく眠っていた。長い歳月を経てようやく上陸することが決定したのだ。DVD化にあたっては、僕が以前やった仕事もちょっと貢献してる。その辺の話もまたこんど。さて、スーパー! ドラマTVで本作の先行オンエアが始まったようだが(放映タイトルは原題直訳『バトルスター・ギャラクティカ』)、残念ながら字幕版のみ。情報量が多くて、味わい深い、日本語吹替版付きDVDが出るまで待つことをオススメしよう。

■1月9日(水)、番組初のイベントで喋ります。『GALACTICA/ギャラクティカ』の話もしたい!

| 21:41 | カテゴリー:映画


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