東京コンシェルジュblog
東京コンシェルジュ 八木 亜希子
RSSで番組情報をGETしよう!
RSS
RSSで最新の情報を
GETするには…?
その他の番組blogへ
NOW ON AIR
TIME TABLE



Member's Card
HILLS CAST
森ビル
HOME
2006年06月29日
『デスノート/前編』は観る価値あり! だがしかし……

映画コンシェルジュの清水節です。
『ダ・ヴィンチ・コード』旋風が止んで、『デスノート/前編』の勢いが止まらない。原作は、03年にスタートした「週刊少年ジャンプ」連載時から危険な内容が話題を呼んで、中高生の間で絶大な人気を誇ってきた。

「名前を書かれた人間が死ぬ」という死神のノートを手にした天才青年、夜神月(やがみライト)が、法で裁かれない犯罪者たちを“正義”の名の下に、次々に殺していくというショッキングな展開。その行為は、社会的には「連続殺人」であり、月(ライト)を追い詰めるべく、謎の天才青年L(エル)が現れる。2人の天才の頭脳戦が魅力的で、ライトに藤原竜也、エルに松山ケンイチを起用した人物造形は成功している。

凶悪な少年犯罪が日常茶飯事になった時代の闇をもろに反映させた物語は、映画化する価値があった。最近やけに多くなった凡庸なマンガ原作ものとは違って、テーマを伝えきったという意味において、この実写化は成功の部類に入る。しかし、この作品の中で最も重要なはずの「死」が、実に軽い。画面の隅々まで配慮のない、緊迫感に欠けるチープな映像はどうしたことか。金子修介監督の、TV的ともいえる映像へのこだわりのなさには幻滅させられる。死神のCG映像などは、いまどき素人がパソコンで作り上げる特撮以下のレベルだ。

それにしても、好調といわれる「日本映画」の大半が、こうしたTVドラマ・レベルの代物であることは、ゆくゆく、映画界自身の首を絞めることになるだろう。本作に限らず、『海猿』や『トリック』の製作陣も、わざわざ劇場の大画面で見せる意味を考え直したほうがいい。

| 02:41 | カテゴリー:映画
2006年06月27日
ホール歌舞伎

歌舞伎ソムリエ・おくだです。
毎年この時期から秋にかけて
東コース、中央コース、西コース、と日本全体を
三つのエリアに区切っての、歌舞伎の巡業公演があります。

今年は、東と(八月お盆休みをはさんでの)西が、
中村勘三郎襲名披露。
中央は松本幸四郎、市川染五郎父子らで
幸四郎の「勧進帳」(かんじんちょう)。

今月末、両コースとも、
首都圏各所の会館・ホールでの公演をかわきりにして
巡業へと「旅だって」いきます。

6/30 江戸川総合文化ホール・勘三郎
    大田区民ホール・幸四郎

7/1  練馬文化センター・勘三郎
    北とぴあ・幸四郎

7/2  鎌倉芸術館・勘三郎
    日本青年館・幸四郎

という具合です。
歌舞伎未体験の方の中には
わざわざ歌舞伎座、国立劇場へ出向く、となると
ちょっと敷居が高いかんじがする向きも
いらっしゃるかもしれません。
あんがい、この、「ホール歌舞伎」が
(歌舞伎専用の劇場ではない、という
雰囲気としてのデメリットはあるものの)
おすすめです。
「ふらっと」行って見るかんじが、いい。

ただ、今年は両コースとも人気で
当日チケットがとりづらいかもしれません。
お出かけ前に各ホールへご確認いただくとよろしいでしょう。

幸四郎はなんと
(歌舞伎公演で前例がないとおもう)
演目に先立って、ふだんの洋服姿で
舞台から「ごあいさつ」するそうです。
というか、そのトークもこの公演では
演目の一つなんですね。興味津々。。。

| 09:25 | カテゴリー:歌舞伎
2006年06月26日
最先端3DCGアニメ『カーズ』は、温故知新のドラマだ!

エディター&ライターの清水節です。
さてさて、オンエアでもご紹介した『カーズ』をマニアックに楽しむための追加情報をお届けしましょう。主人公のクルマ、マックィーンがNo.1を目指すレース<ピストンカップ>は「F1」じゃなくて「ストックカー・レース」。ガンガン車体をぶつけ合うことも恐れずにガチンコ勝負を展開するアメリカのモータースポーツです。スピード命で「勝つ」ことばかりにこだわり続けてきた高性能マシンのマックィーンが、時の流れから忘れ去られた1950年代アメリカの面影を残す町で、風変わりな仲間や謎めいた過去をもつクルマたちと過ごすうちに、生きることの本当の意味を見出していくというのが、この映画のテーマ。『カーズ』とは、「古き良きアメリカ」を見つめ直し、ゆるやかな成長を大切にしていこうと決意を新たにする物語でもあるのです。

キーマン(キーカー?)となるのが、町の判事にして医者でもあるドック。彼の声を吹き替えているのは、ル・マンなどでレーサーとしても活躍したアカデミー賞俳優ポール・ニューマン。実は、このドック、1950年代初頭のストックカー・レースで向かうところ敵なしだった1951年型ハドソン・ホーネットだった――。最新鋭マシンと伝説的なクルマの出会い。何か思い出しませんか? そう、ピクサー長編アニメ第1作『トイ・ストーリー』の新旧のオモチャ、バズとウディの関係に似ている。

当初マックィーンのボディ・ナンバーには、ジョン・ラセター監督の生年の数字「57」が予定されていました。しかし完成品では「95」になっている。それは『トイ・ストーリー』によってピクサーが産声を上げた制作年の数字。つまり『カーズ』は、ピクサーが主人公の物語として読み直すこともできる。高性能マシン・マックィーンとは、最新鋭テクノロジーで武装し、3DCGでアニメ界に革命を起こしたピクサーそのものかもしれない。では、1950年代のアニメ界の王者とは? それは言うまでもなく、ディズニー。新しきものと古きものの相克。ピクサーが切り拓いたCGと、ディズニーが築き上げたセルアニメの関係。ノンストップで走り続ける時代の寵児でありながら、ラセター率いるピクサーは、ディズニー・アニメに育まれた精神を今に伝え、技術に溺れることなく、心の琴線に触れる普遍的なストーリーづくりに余念がないのです。

| 00:25 | カテゴリー:映画
2006年06月25日
今週のゲスト - 山本宇一さん
060625_002.jpg
こんばんは。空間プロデューサーの山本宇一です。

「空間プロデューサー」なんて名乗ると格好つけているみたいなんですが、僕としては「自分の好きなことをやっている」だけのつもりだったりします(笑)。真面目に言えば、時代の空気とかを言葉に変えて、言葉で人を乗せてモノを作る、そんな役割の仕事をしています。

駒沢の『バワリーキッチン』には別所さんにもよくいらしていただきましたが、丸の内の『ディーン&デルーカ』に関しては、もともとニューヨークでずっと憧れていたお店でした。「これを日本でやれたらいいなぁ」と願っていたのが叶ったお店です。それから表参道の『ロータス』『モントーク』などもやらせていただきました。

去年はやけに六本木ヒルズづいていた1年で、展望台で期間限定のシャンパン・ガーデンを開いたりもしました。それから『ハロッズ』のラウンジも手掛けています。あそこは良い店なんですけど、けやき坂のちょっと裏にあるので、誰も知らない隠れ家っぽい存在になっています。

お店というのは街ありきだというのが僕の考えです。ですから六本木ヒルズでの仕事だったら、六本木ヒルズという街の空気をじっくり読んで、この街に足りないモノとか、この街にこんなモノがあったらバカバカしくて喜んでもらえるんじゃないか、なんてことを考えます。

具体的には、僕は「六本木ヒルズはお行儀の良い店が多い」と感じました。そこで、もうちょっと踏み外したお店や、使い方のよく分からないお店を作りたい、と思ったんです。それで出来たのが『ハロッズ』のラウンジというわけです。

僕が最近思うのは「便利な店は増えたけど、便利な店と良い店はちょっと違うのでは」ということです。不便でも良い店はあるし、感じが悪くても良い店はあります。結局、良い店というのは「その人にとって良い店」なんです。お金をかければ箱はどんどん良くなりますが、お店の良さというのはそれだけじゃないと感じています。

1つだけ言えるのは、楽しく働いている人が大勢いる店は良い店です。ですから低く見られがちな飲食店の店員ですが、もっとステータスが上がって欲しいと願っています。外国のギャルソンなどは本当に格好良い人もいて「憧れの職業」だったりします。東京もそんな風になれれば、もっと良いお店が増えると思うのですが。

| 21:00 | カテゴリー:
2006年06月25日
オンエア情報 - オペラ「ベッリーニ大劇場」ほか
060625_005.jpg
音楽ライターの片桐卓也です。

6月中ずっと続いたオペラの黄金期間もいよいよ最後。『イタリア・ベッリーニ大劇場』の引っ越し公演が行われます。

ベッリーニ大劇場はシチリア島の古都カターニアの劇場で、今回は「ノルマ」「夢遊病の娘」という2つの演目を上演します。作曲家ベッリーニは1801年に生まれて34歳という若さで亡くなった人なんですが、どちらの作品も1830年代にダダッと発表された彼の代表作に属しています。

今回、オススメしたい演目は「夢遊病の娘」の方です。夢遊病にかかってしまったお嬢さんが全然好きでもない人と寝てしまい、それが元でトラブルが起こるというストーリーですが、最後はハッピーエンド。ものすごく面白くてキレイな曲の多いオペラです。演出も新しめで、幻想的な夢遊病のシーンなどもお楽しみいただけるでしょう。

さて実は、僕は今月、オペラを聴き過ぎて疲れてしまいました。しかも季節は梅雨。ちょっと気分転換したい……そんな気持ちになった時、ふと思い付いたのが「マリンバ」でした。

マリンバは、単純に言ってしまえば「でっかい木琴」です。その代わりピアノと同じ鍵盤の配置なので、何でも弾けてしまうという特徴があります。おそらくアフリカ起源の楽器だと思うんですが、それが中南米で発展して、メキシコやコスタリカあたりでものすごく盛んに使われています。

今週、このマリンバの奏者で三村奈々恵さんという方が草月ホールでコンサートを行います。そしてこの三村さんがとびっきりの美人なんです。男性リスナーは絶対に見逃す手はありません。

三村さんはボストンでずっと勉強された方で、ボストン音楽院を卒業した後、バークリーで先生もしていました。今年に入ってからアメリカを引き上げて、日本で本格的に活動を始めることになり、アルバムも発表しています。

マリンバの音色は、たとえて言うなら「夏の日に竹林を抜けてくる風の音」。クラシックからアイルランド民謡まで、ヒーリング系の曲が多いので、このコンサートで癒されて下さい。

| 21:00 | カテゴリー:音楽
2006年06月25日
オンエア情報 - 映画「カーズ」
060625_004.jpg
編集者で映画ライターの清水節です。本日ご紹介したい映画は『カーズ』1本です。

『カーズ』はピクサーというアニメーション・スタジオの作品。ピクサーと言えば『トイ・ストーリー』や『ファインディング・ニモ』、『Mr. インクレディブル』などで皆さんもご存知でしょう。このピクサーを率いているのがジョン・ラセターという監督です。この人はディズニー出身で、『トイ・ストーリー』の監督でもあります。このジョン・ラセター監督が6年ぶりに手掛けた新作が今回の『カーズ』です。

今回はタイトルの通り「クルマの世界」を描きます。しかも今回は人間が1人も出てこない「クルマだけの世界」です。しかしその背景には、もちろんアメリカ社会が存在します。日本人が『Always 三丁目の夕日』に感動したように、アメリカ人はこの『カーズ』で涙を流すでしょう。それくらい大人が感動できる映画です。

主人公は「ライトニング・マックィーン」という名前のクルマで、「ピストンカップ」というレースで優勝を目指しています。彼はスピードが命で、ひたすら勝とうと頑張るタイプのクルマです。でもその分、自己中心的な一面も見受けられます。その主人公がある時、有名な「ルート66」を走っていると、なぜか寂れた街に迷い込んでしまいます。そしてそこでスピード命で突っ走ってきた生き方に疑問を持つ……というあらすじです。

ルート66という道路はアメリカ人にとって特別な意味があります。シカゴからサンタモニカまで8つの州にまたがって走るルート66は、アメリカが自動車と共に発達した20世紀を、そして「自由と民主主義」を象徴する存在でした。

このルート66を破壊してしまったことがきっかけで、主人公は寂れた街に迷い込んでしまうのですが、そこで主人公はロハス的な「スローダウンすること」を学びます。そんなスピリチュアルなテーマは、ハリウッド作品にしては非常に珍しいタイプと言えるでしょう。大人こそが楽しめる作品なので、ぜひご覧になって下さい。

| 21:00 | カテゴリー:映画
2006年06月25日
オンエア情報 -「モレーノ・ドメニコ・カシン+2」ほか
060625_003.jpg
音楽プロデューサーの中原仁です。

今週まずご紹介するのはブルーノート東京に登場する『イリアーヌ・イリアス』。ピアニスト兼ボーカリストの美しい女性なんですが、彼女はサンパウロの生まれで、25年くらい前にニューヨークのジャズ・シーンでデビューしたという経歴の人です。そして90年代以降は自分のルーツであるボサノヴァなどのブラジル音楽を、演奏しながら歌うスタイルで活動しています。ブラジルテイストのジャズをフェザー・タッチの美しい声でお楽しみいただけると思います。

続いて僕の今週のイチオシなんですが、代官山のUNIT TOKYOでライブをやる『モレーノ・ドメニコ・カシン+2』。こちらもブラジル音楽のアーチストで、モレーノという人は去年来日したカエターノ・ヴェローゾの息子、そしてドラマーのドメニコ、ベーシストのカシン、この3人のユニットに、サポートメンバー2人を加えての公演です。彼らはブラジル音楽のアーチストではありますが、もろにロック世代、そしてDJ世代ですから、オルタナティブ的なエッジの効いたロックをやるアーチストです。さらにヒップホップの要素もあり、ジャンルを問わず新しいモノを貪欲に取り入れた音楽をやっています。ユーモラスでちょっとシニカル、ストレンジな部分もありつつ、めちゃくちゃ明るい。そんなリオの“カリオカ”の気質がそのまま出た、エッジの効いた格好良いロックは絶対に気に入っていただけると思います。

さて、一気にアダルトな雰囲気に変わって、AORの大御所も続々と来日します。コットンクラブでは『ロビー・デュプリー with ビル・ラ・バウンティ』。30年近いキャリアを誇る大御所が久々に日本へやってきて、2人で一緒にステージに立ちます。さらにブルーノート東京では日本でもファンの多い『マイケル・フランクス』。彼は今年でデビュー30周年だそうで、今回は来日のタイミングに合わせてニュー・アルバムも発売します。どちらも大人の楽しめるライブになるでしょう。

| 21:00 | カテゴリー:音楽
2006年06月25日
今週のロケ - プラネタリウム「銀河鉄道の夜」
池袋に宮沢賢治の小説『銀河鉄道の夜』の世界を体験できるロマンチックなプラネタリウムが期間限定でオープンしたとのこと。どんなプラネタリウムなのか、別所チーフが取材をしてきましたので、その様子をお届けします。

今回のイベントが行われているのは、池袋サンシャインシティ内のプラネタリウム『サンシャインスターライトドーム満天』。さっそく、番組制作担当の北畠さんにお話をうかがいました。


今回のイベントは、デジタルファインアーチストのKAGAYAさんが10年くらい前から持っていた「宮沢賢治の世界を映像化したい」という構想を、3年の制作期間を経て実現したものです。
『銀河鉄道の夜』の世界を映像化するにあたっては、KAGAYAさんの「自分が銀河鉄道に乗りたい」という気持ちにこだわったので、ジョバンニとカンパネルラは登場しないという点だけあらかじめご留意下さい。


それではさっそく、その『銀河鉄道の夜』の世界を体験させていただきましょう。

まずは綺麗な夕焼けの中、銀河鉄道が登場します。この汽車に乗って今回は銀河を旅することになるようです。汽車から立ち上る煙の向こうから、白鳥が飛んできました。汽車は白鳥と一緒に空を飛びます。そのまま汽車は水の中へ飛び込み、白鳥が「はくちょう座」の形になって行く……

と、ここまでがオープニングの「はくちょう座」編です。さらにそのあとに星座が1つ1つ登場して、観客は自分が銀河鉄道に乗ったかのような気持ちになれます。まさに『銀河鉄道の夜』の主人公になれる映像を、ぜひ一度体験してみて下さい。

『サンシャインスターライトドーム満天』

所在地  :池袋サンシャインシティ・ワールドインポートマート屋上
問い合わせ:03-3989-3546
リンク  :http://www.sunshinecity.co.jp/planetarium/
| 21:00 | カテゴリー:ロケ情報
2006年06月24日
写真撮影禁止、なんだけど。。。

歌舞伎ソムリエ・おくだです。
オンエアでもご紹介した
国立劇場の歌舞伎鑑賞教室
「国性爺合戦」を、先日拝見。

主役・和藤内(わとうない)が石橋の上で絶叫する
「紅(べに)がながれたぁ〜!!」の、まさに瞬間
一階席からひとすじの閃光が。。。
デジカメなのか写メールなのかはわかりませんが
確信犯・学生がいたようです。

上演中は写真撮影禁止、は
ぜったいに守るべきマナー・ルールです。
ただ。。。。その瞬間おもわずぼくが感じた、というか
正直、感心しちゃったのは、
この芝居の、いちばんフォトジェニックで絵になる瞬間に
その生徒はシャッターを切ったわけです。

その感性というのか。。。それまでのドラマの展開に
その子なりにきちんと入り込んで観劇していないと、
あの絶妙の、まさに「。。屋っ!」の掛け声並みの間では
シャッターを切ることは出来ない、と思うわけ。
そして、「画像に残しておきたい」と
その子に思わせるだけの和藤内役を
松緑(しょうろく)は演じた、ということでしょう。

上演中のフラッシュに、初めて腹が立たなかった、
むしろ嬉しくさえあった、その日の私でした。

もしも。。。そのときの生徒さん、これを読んでいたら、
この次は撮るんじゃなくて、拍手してくださいね。
あるいは「。。屋っ!」に挑戦かな。

| 11:45 | カテゴリー:歌舞伎
2006年06月20日
活弁映画と歌舞伎スペクタクル

歌舞伎ソムリエ。おくだです。
恒例(?)の他流試合シリーズ。今回は
女流活弁士・澤登翠(さわと みどり)さんのご紹介。

20年ちかく私が稽古をさせていただいている
義太夫節(ぎだゆうぶし)のお師匠さんのもとで、かつて
澤登さんも習ってらしたのがご縁で、お友だちになりました。

無声映画に、ビビッドな生命を吹き込む
活弁士の語り。。。え?まだそんな職業が世の中に存続しているの?。。。と思われる方も
たくさんいらっしゃるかもしれません。
存続してるんです、というか「風前のともしび」という時期も
もちろんあったんだけど、往年の名活弁士・松田春翠(まつだしゅんすい)の
最後の直弟子として、澤登さんが孤軍奮闘なさったんですね。

そのうちに、じわりじわりと、後継者の人数も増えて、
現在にいたっています。
「活弁上映会」のコアなフアン層も、確実に存在しているんです。
「なつかしいわ」というご年輩だけでなくて、
ひとつのパフォーマンスとして魅かれている若い人たちも、です。

先週の土曜日、神保町の学士会館で
(昭和初期の名建築。このレトロな雰囲気がまた
なんともマッチするんですわ!)
恒例の澤登さんの上映(上演、ともいえるなぁ)がありました。
1924年作のアメリカ映画
「バクダッドの盗賊」。。。元祖「インディージョーンズ」というのかな、
見せ場につぐ見せ場の活劇物の大傑作です。
「かたき役」のモンゴル大王として
ハリウッドへ渡った日本人俳優
上山草人(かみやま そうじん)も、存在感たっぷりに演じています。

異国情緒たっぷりの
いい意味での「つくりもの臭」がプンプンとただよう
バクダッド王宮の美術セット。
それを背景に、空飛ぶじゅうたんだの、騎馬の大軍だの、
ヘビ使いだの、本物のゴリラやラクダだの。。。この
「これでもか!」感は、まさに歌舞伎!スペクタクルですねぇ。
それを見ながら、活弁という
つまり「話芸」をたのしむんですね。
「和洋せっちゅうエンタメ」の、極上品です。
しかも!フルートとギターのBGM生演奏も入るんです。

見ていると、かつての観客は活弁映画というものに
「芝居小屋」のたのしさそのままに、どっぷり浸っていたんだろうなぁ
というのが、ホントに実感できるんですね。
こじつけかもしれませんが。。。活弁の上映会を
ネットやら何やらで検索して、一度体験なさると
歌舞伎のたのしさも今度見たときに倍増すると思います。
「おんなじような趣向が、じゃんじゃん出てるなぁ。
世界のいずこも同じだなぁ、観客をたのしませようとする熱意・工夫は」
と、うれしくなってきます。

澤登さんの、学士会館での次回の会は
9/1(金)のよる6時30分開演。
グレタ・ガルボが悪女役で一躍スターへとのぼりつめた
「肉体と悪魔」(1927年アメリカ)。
ピアノの生演奏が入ります。
ワインのサービスがついて前売り2500円。当日3000円。
オススメです!

| 09:24 | カテゴリー:歌舞伎
2006年06月18日
オンエア情報 - 「日本vsクロアチア」直前スペシャル!!
今週はサッカーW杯『日本vsクロアチア』直前スペシャルとして、3人のスポーツ・コンシェルジュに試合の分析と見どころを語っていただきました。

その3人の熱いメッセージをお届けします。

060618_002.jpg スポーツジャーナリストの中西哲生です。熱い声援をぜひとも送って下さい。その声は必ず選手に届きます!
スポーツ総合研究所・所長の広瀬一郎です。選手も、そして見る私たちも集中して試合に臨みましょう! 060618_003.jpg
060618_004.jpg 実は『スターサッカー』というサッカー雑誌の編集長をやってます、鹿野淳です。とにかくこの試合は勝つしかありません。それだけを願いましょう。
| 21:00 | カテゴリー:スポーツ
2006年06月18日
オンエア情報 - 「日本vsクロアチア」直線分析
060618_002.jpg
スポーツジャーナリストの中西哲生です。

今夜対戦するクロアチアは世界的にも非常にレベルの高いチームです。ヨーロッパ予選でも10試合で5失点しかしていない守備の堅いチームで、その堅い守備からの速攻で点を取るのを得意としています。

クロアチアはブラジルと対戦して1対0で惜しくも負けましたが、その試合を見て「やはりクロアチアは“強いチームに対しては”強いな」と思いました。でもその一方で、彼らが得意とする速攻をさせなければ、そんなにレベルの高いチームだとは思えませんでした。

そういったことを踏まえつつ、日本とクロアチアの戦いは「勝つ可能性が30%、負ける確率が40%、引き分ける可能性が30%」と睨んでいます。それでもグループリーグではこのクロアチア戦が、日本は一番勝ちやすいはずです。

その最大の理由は、クロアチアが得意の「守って速攻」の形を崩してくるだろうと見ているからです。クロアチアはブラジルに負けて、日本戦は勝たなくてはいけない試合です。しかも「自分たちは日本よりも強いチームだ」というプライドもあるでしょう。だから日本がわざとボールをクロアチアに持たせて、こっちがカウンターを狙えば必ず勝機があるはずです。

クロアチアは前にいる4人が非常に怖いです。スルナ、バビッチ、クラスニッチ、そしてプルソ。この4人による攻撃はとても危険です。彼らを活躍させないためには、あえてクロアチアにボールを持たせて、ゆっくりした攻めの典型である「ゴールを背にしてボールを受けさせる形」にさせることが効果的でしょう。速攻で「ゴールに向いてボールを持つ形」にさせたら危険です。

同じようなことがクロアチアの守備的な選手たちにも言えます。彼らは非常に優秀な守備の選手ですが、逆に攻撃を組み立てる能力はそれほど大したことはありません。そこにプレスをかけてボールを奪い、一気にカウンターへ持っていけば得点も期待できます。

さらに「暑い昼間の試合」をすでに日本が経験していることも有利に働くでしょう。しかもクロアチアの方が試合感覚は1日短い。それだけ疲労も残っているはずです。

そういったことを全部踏まえつつ、それでも勝てるチャンスは30%と見ています。決して高い数字ではありませんが、グループリーグを突破するためには、もう日本は勝つしかありません。

| 21:00 | カテゴリー:スポーツ
2006年06月17日
荒川の佐吉

歌舞伎ソムリエ・おくだです。
6月の歌舞伎座。夜の部「身替座禅」では
「拘束しすぎ!」なミセス・玉の井の役で
客席を笑わせまくってる片岡仁左衛門。
昼の部「荒川の佐吉」では一転、
盲目のみなしごを育ててゆくなかで
はんぺらの若侠客から一人前のおとこへと成長をとげる
主人公・佐吉を、さっそうと、そして情豊かに演じています。

一転、とさっき書きましたが、つまり、
こういう役こそ彼の本領なんですね。
男っぷりがよくてせりふまわしがよくて
役のハートの描き出しが濃い、ときてますからね。
たびたび手がけている当たり役ですが、
今回も、子役の芝居だとか
弟分の大工(市川染五郎。好演!)だとか
と佐吉のからみ方に、今までとはまたひと味ちがう
新鮮なニュアンスが出ています。
チャップリンの「キッド」という名画がありますが
あの「笑って、泣いて。。。」の
まさに歌舞伎版です。

作者は真山青果(まやませいか)。
昭和の前半に筆を振るった大物作家です。
そのお嬢さんが
長年、この芝居(にかぎらず、真山作品おしなべて)
演出に関わってきたのですが、今年、お亡くなりになりました。
そのことが、逆に、いい具合に作用すれば
演者の意図が芝居に反映しやすくなってゆく。。。
今後の真山作品は、そういう傾向が強まってゆくと思います。

役者の「やりたい、演じたい放題」ということじゃなくて、
本当の意味で、作品が作者のもとから
「巣立つ」のでしょう。この段階へ至らずに消えていく作品が
逆にいえば、ゴマンとあるわけです。
歌舞伎が刻んできた400年あまりの歴史、は
そういう激烈な「ふるい落とし」の繰り返しだったんでしょうね。

| 10:37 | カテゴリー:歌舞伎
2006年06月13日
なむさん!紅(べに)が流れたぁ〜!!

歌舞伎ソムリエ・おくだです。
サムライJAPAN。。。めげずにここから巻き返してほしいですねぇ。。。

さて、先日のオンエアでもご紹介した
国立競技場、じゃないや、国立劇場の
歌舞伎鑑賞教室「国性爺合戦」(こくせんや かっせん)。
主人公・和藤内(わとうない)の名前の由来というか意味は
「和でも唐でもない」、つまり日本と中国のハーフ、ということ。
お父さんが中国人、お母さんが日本人です。

父の祖国の合戦に力を貸してほしい、と
中国の異母姉の夫・甘輝(かんき)将軍に頼みますが。。。
その異母姉・錦祥女(きんしょうじょ)の説得にもかかわらず
甘輝は拒否。悲観した姉はみずからの胸を刺して
血潮を城外へのお堀へと流した。。。と、番組ではお話しました。

太鼓橋の上から、欄干にまたがるような形で下を見おろし
お堀を凝視する和藤内。
と、そこにひとすじの紅(姉の血)がすぅーっと流れてくる。
ショックと怒りで、和藤内が叫びます
「なむさん!紅(べ〜〜に)が流れたぁ!」

この場面、まさに
和藤内の大股びらきの真下を
真っ赤な血がすぅーっと流れていくわけです。
そこで。。。むかしの花柳界では
芸者さんが。。。「毎月のオキャクサマ」をね。。。
「和藤内」と、呼んだそうです。
ちょっと粋な隠語のご紹介でした。。。

| 09:22 | カテゴリー:歌舞伎
2006年06月11日
今週のゲスト - 森三中さん
060611_002.jpg
こんばんは! 森三中の黒沢宗子、村上知子、大島美幸です。よろしくお願いします!

ドラマ『ブスの瞳に恋してる』は大島が放送作家の鈴木おさむさんと結婚した実話を元にしたドラマで、村上も黒澤の2人がドラマに出演しています。

ドラマの撮影現場は「こんなに居心地が良いの?!」と驚くことばかり。こんなにチヤホヤされたことはありません(笑)。普段、私たちにはマネージャーなんて付いていないんです(実際、今日もいません)が、ドラマの時はマネージャーが付いてきてくれて、朝から夜まで気を遣ってくれました。スタッフさんにも椅子を用意してもらったり、信じられない待遇です。普段だったら「突っ立ってろ!」って感じですから。廊下でしゃがんで弁当を食べたりしている普段から考えると、夢のようです。

ドラマに出演するのが初めてだったので、最初は「馴染めるかな?」と不安でした。こんなにスタッフさんと長い期間を一緒に過ごすのも初めてだったので、かなり緊張していました。でも徐々に心が開けていったというか、撮影が全部終わった時には「寂しい」と感じるようになっていました。

最終回は6月27日の土曜日。予告で村上がウェディング・ドレスを着た姿をご覧になった方も多いと思いますが、実は「ウェディング・ドレスを着て終わり」ではありません。「ウェディング・ドレスを着てから大変なことに……」という展開が待っていますので、ぜひ楽しみにして下さい。

視聴者の皆さんから、特に女性の視聴者から感想をいただくことが多くて、「勇気付けられました」と言われると嬉しく思います。日本のブス代表として男性にも見て欲しい!と思って始めたので、女性からそう言われるのは本当に嬉しいです。

心残りは稲垣吾郎さんとのロマンスが無かったことでしょうか(笑)。よく「ドラマで共演したことがきっかけで……」なんて話を聞くので、撮影が始まる前からその心構えはしておいたんですが、いざ撮影が終わってみると見事なくらい何もない。あとは打ち上げくらいしかチャンスがないので、そこで頑張ろうと思います!

| 21:00 | カテゴリー:
2006年06月11日
オンエア情報 - 劇団ダンダンブエノ「トリデ〜砦〜」ほか
060212_003.jpg
演劇評論家の出雲あきらです。

今週はまず、演劇集団キャラメルボックスの『俺たちは志士じゃない』からご紹介しましょう。私はキャラメルボックスを「演劇の入門コース」とよくご紹介しているのですが、お話が分かりやすくてファンタジーが多いので、女の子に人気がある劇団です。正直に言えば私にはちょっともの足りないのですが。

さて、そのキャラメルボックスが、今回は初めて外部からマキノノゾミさんという演出家を招いて公演を行うことになりました。ところがマキノノゾミさんはかなり理詰めの演出家。甘いファンタジーのキャラメルボックスとはちょっと合わないような気がして、どうなるか。ファンの反応も気になるところです。

続いてはご紹介するのはミュージカル『OUR HOUSE』。こちらはマッドネスの曲を使ったトリビュート・ミュージカルです。今回の公演で注目なのは、演出を担当するG2さんでしょう。ものすごく人気のある演出家ですが、今回はミュージカルに初挑戦します。

G2さんは、あわててロンドンでミュージカルを見まくって、ミュージカルの演出を勉強してきたのだとか。そんな付け焼き刃で大丈夫なの?!とは思いつつ、G2さんのスピーディーで美しい演出はミュージカルに向いているだろうとも思います。果たしてどうなるでしょうか。

そして今週のイチオシは、劇団ダンダンブエノの『トリデ〜砦〜』です。この劇団は近藤芳正さんを中心に作られた劇団で、今回は永島敏行さんと坂井真紀ちゃんの2人をゲストに呼んでの公演になります。こんなある程度トウの立った役者さんたちが70年代の青春グラフティをやってしまう、という違和感に私はゾクゾクしています。

僕的な注目は坂井真紀ちゃんです。彼女は去年『センセイの鞄』という舞台で沢田研二さんと共演して、非常に高い評価を受けました。今後も活躍して欲しいと思います。

| 21:00 | カテゴリー:演劇
2006年06月11日
オンエア情報 -「メトロポリタン・オペラ」
060319_004_02.jpg
音楽ライターの片桐卓也です。今週は『メトロポリタン・オペラ』の日本公演が始まります。

今回は、本当に素晴らしいイベントになる“はず”でした。メトロポリタン歌劇場にはヴォルピさんという総裁がいて、彼はアルバイトから初めて総裁まで登り詰めたという伝説の人です。さらにもう1人、25年も音楽監督を続けたレヴァインという人もいて、この2人のタッグの最後を飾る集大成が今回の日本公演になるはずだったんです。

ところが、あろうことかレヴァインさんが肩を骨折してしまいました。そこで代役の指揮者を立てての日本公演となったわけです。その代役を務めるのはクリストフ・エッシェンバッハとサー・アンドリュー・デイヴィスの2人。でも、この代役が決まった後、演劇コンシェルジュの佐藤治彦さんと立ち話をしたんですが、「もしかしたら、代わったことで逆におもしろくなるかもしれない」という話で盛り上がりました。

たとえばエッシェンバッハはドイツ出身の指揮者で、非常にガッシリとした音楽作りをする人です。パリですでに「ワルキューレ」は経験済みで、それを今回メトロポリタン歌劇場と組んでやるわけです。メトロポリタン歌劇場のオーケストラ楽員も、非常に刺激を受けて良い感じになっているという話を聞いています。

しかも今回は3大テノールのドミンゴが「ジークムント」という役を歌います。この役はドミンゴが一番最後に自分のためにとっておいた役。日本に来るのは久しぶりですし、もしかしたら日本でオペラを歌うのは最後になるかもしれません。(と言って引っ張るのがこの世界の常ではありますが。)

また「椿姫」も“メトロポリタン歌劇場の女王”と呼ばれる世界最高のソプラノ歌手、ルネ・フレミングが主役を歌いますし、「ドン・ジョヴァンニ」も若手の人気歌手が揃った豪華な顔ぶれです。それぞれの演目に見どころがあるので、ぜひご覧になって下さい。

| 21:00 | カテゴリー:音楽
2006年06月11日
今週のロケ -「梅酒ダイニング」
女性に人気の「梅酒」ですが、その梅酒を専門に扱う「梅酒ダイニング」のお店があるとのこと。望月コンシェルジュがその噂を黙って見過ごすはずもなく、取材に駆けつけましたので、その様子をお届けします。

そのお店の名前は『プラムガーデン 梅椿』。原宿は明治通り沿いの「GAP」から新宿方面に向かったすぐの場所にあります。ビルの7階ということで、エレベーターで上がりましょう。

お店に入ると、目の前には梅の花が飾られていました。テラス席も用意されていて、その向こうには美しい夜景が望めます。そして棚に並べられた梅酒の数々!望月コンシェルジュの目がキラキラと輝いています。

それでは店長さんにお話をうかがいます。


当店は梅酒がバリバリのウリでございます。現在、157種類の梅酒を揃えているのですが、これらを集めるのに世界中を飛び回りました。世界と言ってもアジアだけなんですが(笑)。
梅酒の値段はピンからキリまでありますが、中には1杯3500円なんて梅酒もあります。35年も寝かせた梅酒なので、色はコーヒーみたいです。
基本的に梅酒は甘いお酒なので、お料理はサッパリしたものが合うと思います。ですからウチは素材の味を生かした料理を心掛けています。
甘い梅酒と当店自慢の夜景で、ぜひウットリしていただければと思います。


では、いよいよ望月コンシェルジュお待ちかねの「梅酒の味見」です!

最初に出していただいたのは鶴梅の「すっぱい」という梅酒です。こちらは日本酒をベースにした梅酒で、サッパリとした味が特徴的です。続いては「薩摩の梅酒」。有名な焼酎「魔王」を作った蔵元による梅酒で、現在はなかなか手に入らない逸品なのだそうです。その他にも紅茶のような味のする梅酒や、山椒が入ったピリピリする梅酒など、本当にいろんな種類の梅酒がありました。

「私、本当に飲み始めると止まらないんですよ……」と言って、心から幸せそうに梅酒を試飲させてもらった望月コンシェルジュ。みなさんも美味しい梅酒と素敵な夜景で、素敵な一時をお過ごし下さい。

『プラムガーデン 梅椿 神宮前店』

所在地  :渋谷区神宮前4-32-13 JPR神宮前432 7階
問い合わせ:03-5785-0685
リンク  :http://www.cafs.jp/web/shopinf/umetsubaki_jingu.php
| 21:00 | カテゴリー:ロケ情報
2006年06月08日
浮気現場はご想像におまかせ。。。

歌舞伎ソムリエ・おくだです。
先日のオンエアでもご紹介した
6月歌舞伎座、夜の部の「身替座禅」(みがわりざぜん)
恐妻家の山陰右京(やまかげうきょう)が
一晩だけ家を抜け出して、恋人・花子に会いにいく
コミカルな舞踊劇です。

この作品の「みそ」というか、「センス抜群」なところは。。。
ぼくが思うに、花子が登場しないこと。

逢引きの様子をこまごまと
家来に聞かせる。。。まぁ、のろけるんですね、右京が。
ところが、聞いているのはじつは家来ではなくて
家来とすりかわった奥さんだった、というオチなんだけど、
そののろけ話を、せりふではなくて、踊りのしぐさで
表現していきます。
聞いている奥さん、くやしくって
ときどき「地団駄」を踏む。わかるよなぁ。かわいそうだもんね!
「聞かされる身のつらさ」を、そんな奥さんの姿を通じて
観客にも擬似体感させてるんですね。
もっというと、「くやし〜!」と奥さんが
メラメラしながら心の中で思い描いている
「憎いにく〜い花子」のすがた、容姿をも
観客に想像させてるわけ。

さて、仮に。。。
「浮気現場、つまり右京と花子のツーショット」が
踊りの中心になってたとしたら、つまり
花子がほんとうに登場人物として出てきたとしたら
「浮気の相手」としてのリアリティは
かえって無くなっちゃうと思うんですよ。
「くやし〜」奥さんに仮託して思い浮かべてこそ、なんですよ。
花子というオンナの魅力は。

案外、ブスかもしれない。でも
右京にはたまらなく可愛いんでしょうね。
われわれ観客にはすがたが見えないからこそ
逆に見えてくる花子の魅力が、あるんですね。

| 09:51 | カテゴリー:歌舞伎
2006年06月05日
シコふんじゃった幸四郎&染五郎

歌舞伎ソムリエ・おくだです。
堂々たる大関・濡髪長五郎(ぬれがみちょうごろう)の松本幸四郎。
米屋のせがれでアマチュア力士の
放駒長吉(はなれごまちょうきち)は市川染五郎。
父子共演のユニークな「結びの一番」が
今月の歌舞伎座・昼の部で実現しています。

「角力場」(すもうば)というこの一幕、
なんと大番狂わせ!濡髪が、負けちゃう!
。。。じつは、わざと力を抜いて、いわゆる「八百長」をしたんですね。
濡髪のタニマチの若旦那が、性悪な武士の横恋慕で
恋仲の遊女を奪われそうになっている。
その武士というのが、放駒の後援者なんですね。
そこで濡髪、「この一番、勝ちをあんたに譲るから
そのかわり若旦那の色恋の邪魔をせぬように
あんたからお侍さんに言ってはもらえぬか。。。」と、
交換条件をもちかけるのです。

ところが。。。こんな込み入った事情を、なんと濡髪、放駒に
勝敗がついたあとに打ち明けた。「事後承諾」で済まそうとしたわけ。
そりゃあ放駒は怒りますよね。
真剣勝負に「ドロを塗られた」と、もうカンカンになっちゃう。
なんたって「大金星をあげた!」と
大喜びでいたんですからね。
どっきりカメラどころの話じゃないですよ、ホント。

「段取りミスは怖いなあ。。。」と、わたしは
この芝居を見るたびに痛感します。この作品が
書かれた当時はそういう主題ではなかったんだろうけど
歌舞伎芝居は、時代が移り変わるにつれて
「あつらわれるテーマ」も変わっていってもいい、というのがわたしの持論です。

| 15:07 | カテゴリー:歌舞伎
2006年06月05日
今週のオススメ芝居 6月4日〜10日

演劇コンセルジュの佐藤治彦です。今週は本腰を入れて芝居を見ようと思ってます。そうは言っても、舞台芸術の花、オペラもボローニャ歌劇場来日公演、ベッリーニ大劇場、メトロポリタン歌劇場、それに日本の新国立劇場オペラ劇場の公演も見逃せず気になるのものばかり。こちらで数十万円の出費があるため、芝居はチケット代も考えながら選びます。今月はすでに3本見ましたが、大はずれが1本ありまして、まあ予想はしていたんですけど、苦痛な2時間でした。さて、今週これから見る苦痛のない予定のものをご案内します。

故林広志+三鷹市芸術文化センタープロデュース
「帰れない二人」6月7日〜11日 三鷹市芸術文化センター星のホール
前売3500円 当日4000円
テレビでおなじみの阿藤快さんが久々に舞台に戻ってくることで話題になっています。共演者はおなじみ堀越のりさん。登場人物は、頑固オヤジに娘、優柔不断な恋人に口うるさいおばさん、謎のフォークシンガー…。
 昭和の時代のテレビのホームドラマをモチーフに、最近、快作を連発している故林広志さんが作演出をします。共演者も東京の小劇場のちょっと変わり種が集まって、一癖も二癖もありそうな楽しそうな舞台です。とてもキレイな200人も入ったらいっぱいの劇場で濃密な世界が繰り広げられそうです。 問い合わせ 0422-47-5122

松竹製作 有吉佐和子原作 加納幸和脚色 
「和宮様御留(かずのみやさまおとめ)」6月4日〜26日 新橋演舞場
10500円〜4200円
 番組でもご紹介した小川真由美、波乃久里子、池端慎之助というすごい顔合わせに新派のベテランや花組芝居の癖だらけ俳優が競演する豪華絢爛な時代絵巻は4日から26日まで。早速5日に見てきます。幕末、開国を迫られていた日本はそれまで対立していた公家と武家が合体して巨大な権力をもち諸外国に対抗しなくてはならないと、朝廷の和宮に徳川家への嫁入りの話が持ち上がる。ところが和宮は拒む。そこで苦肉の作で考えついたのが、替え玉…。
 問い合わせ 03-5565-6000

小劇場系で面白そうなものでは、特に怪しくあぶなくて人気の「はえぎわ」の危険男子ばかりで作ったユニット真夜中の「エビス」。超小劇場な阿佐ヶ谷アルスノーヴァで6月8日(木)から11日(日)まで上演。2500円 090-9209-5790
もう1本。前から気になっていた もざいく人間 にも言ってみようと思います。若いハイテンション型のナンセンスコメディだと思うのですが、どんな芝居なんだろ?でもタイトルがこれだもんなあ。ナンセンスコメディだと思います。きっと。「新宿学園王」@しもきた空間リバティ 9日(金)から11日(日)まで 前売2000円 問い合わせ info@mozaiku.com

| 10:12 | カテゴリー:演劇
2006年06月04日
今週のゲスト - 石渡孝子さん
060604_002.jpg
集英社の女性誌『BAILA(バイラ)』編集長の石渡孝子と申します。

おかげさまで『BAILA』は今年、創刊5周年を迎えまして、今年1年は「Anniversary Year」としていろんなイベントを計画しています。先日もここ六本木ヒルズでイベントをやらせていただいて、多くのお客さまに集まっていただくことができました。

『BAILA』というのは「踊る、跳ねる」といった意味のスペイン語です。そんな元気な女性をターゲットにしたい、という想いを込めて名付けられました。具体的には27〜32歳くらいの働いている女性をターゲットにしています。

実は『BAILA』が一番変わっているのは「発売日」かもしれません(笑)。普通、女性誌は毎月23日か28日に発売するという業界の“暗黙のルール”みたいなモノがあるんですが、なぜか『BAILA』は毎月12日発売。だから他の女性誌を、あまり「競合誌」を意識することはないんです。

『BAILA』は通勤する女性をターゲットにしているので、「通勤でもオシャレをしよう」というコンセプトを貫いています。今までの「通勤着」という考え方が、ちょっと堅苦しかったりシンプルすぎたと思うんです。「自分がどういう風に装いたいか」といったオシャレ心を通勤にも活かしていけるような提案を心掛けています。

ですから、今でこそ普通になってしまいましたが「Gパンを通勤に着ていくのにはどうしたらいいか」という特集を組んだりしてきました。靴とバッグという小物も、働く女性にとって新しさを出す上で重要なので、毎号いろいろな形でアピールしています。

ところで女性誌といえば「専属モデル」が注目を集めていますが、ずいぶん前からモデルの人気はすごく上がっていました。だから「モデルが提案する服」「モデルが提案する着こなし」「モデルの普段着」といったテーマは以前から人気だったんです。

その専属モデル中でも「エビちゃん」こと蛯原友里さんは、もはやブームになっている特別な存在ですが、各紙表紙に固定したモデルさんを使って、その方のイメージで本を作っていくというのは、その本の個性を決定する上でとても役に立つことだと思います。『BAILA』の場合はブレンダさんにお願いしていますが、どのモデルさんにお願いするかがその本のテイストに繋がっていくのではないでしょうか。

| 21:00 | カテゴリー:
2006年06月04日
オンエア情報 - お芝居「ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?」ほか
060115_005.jpg
演劇評論家の出雲あきらです。

来週の日曜日にアメリカで『トニー賞』の授賞式が行われます。演劇のアカデミー賞と言われるトニー賞ですが、実は今週から、そういった賞を受賞したお芝居が2つ始まります。しかもどちらもかなりの「問題作」です。

まず1つ目は東京グローブ座で行われる『ウィー・トーマス』。このお芝居は2002年にイギリス演劇界の最高峰「ローレンス・オリビエ賞」を受賞した作品で、初演当時にロンドンで非常に物議を醸した問題作でもあります。日本でも3年前に一度上演され、今回はキャストを変えての再演です。

このお芝居、とにかくまともな人間が1人も登場しません。そしてブラック・コメディなんですが、やたらと血のりを使うので、ちょっとグロいと感じる部分もあるかもしれません。ただ注目の作品なのは間違いないので、ご覧になる方はその辺りを覚悟の上でご覧下さい。

2つ目はアメリカ演劇界の生ける伝説、エドワード・オルビーの最高傑作にして最大の問題作と呼ばれる『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?』。こちらは1962年のトニー賞受賞作品です。

このお芝居はとても不条理なドラマです。そして不条理といえばケラリーノ・サンドロビッチ。彼が意外にも初めて翻訳劇の演出に挑みます。内容的には「大竹しのぶ・段田安則」夫婦と「稲垣吾郎・ともさかりえ」夫婦のやり取りなんですが、わいせつな言葉が飛び交ったり、機関銃のように人を冒涜するセリフが出てきたり、大問題作として知られています。かなり重い作品です。

というわけでご紹介はしましたが、私はこの2作品は見に行きません。『ヴァージニア……』などは見終わった頃には疲れてフラフラになってしまいますから。でも話題の作品ではありますので、ご覧になる方は覚悟の上でどうぞ。

| 21:00 | カテゴリー:演劇
2006年06月04日
オンエア情報 - 映画「インサイド・マン」「初恋」ほか
060604_003.jpg
映画評論家の秋本鉄次です。今週は「強盗映画」が2本公開されます。

1本目は洋画の『インサイド・マン』。デンゼル・ワシントン、ジョディ・フォスター、クライブ・オーウェンといった豪華なキャスティングで、監督もスパイク・リーというビッグ・ネーム。社会派作品の多いスパイク・リーだけに、今回は「銀行強盗」という娯楽要素の強い作品を、ひねりにひねった展開に持ち込みます。

ただ今回はそのひねった展開が、娯楽映画にしてはちょっと複雑すぎると僕は感じてしまいました。もちろん映画としてはキッチリしていますし、後半にはスパイク・リーらしい社会派のメッセージもあるんですが、「単純な銀行強盗映画」を期待して行くと、ちょっと荷が重いかもしれません。

一方、邦画の強盗映画は『初恋』です。このタイトルで強盗映画?!とお思いになるかもしれませんが、テーマがあの有名な「三億円事件」なんです。「三億円事件の犯人は“女子高校生”だったんじゃないか」という仮説に基づき、女子高生が彼氏の立てた計画に乗って三億円事件の実行犯となる……というストーリーを展開します。

その女子高生を演じるのは、人気の宮崎あおいちゃんです。彼女が白バイ警官の制服を着て現金輸送車を止めます。さすがにリアリティを問われると「宮崎あおいちゃんの声じゃ銀行の人も騙されないんじゃ……」と思ってしまいますが、時代設定や変わった切り口のストーリーは楽しめると思います。宮崎あおいファンなら文句なしでしょう。

もっと大人の女性が好きな僕のような人には『やわらかい生活』という映画も公開されます。こちらの主演は寺島しのぶさん。キャリアウーマンが仕事に疲れドロップアウトした時に、様々な男性と出会って癒されていくお話です。頑張りすぎている女性にぜひ見ていただきたいと思います。

| 21:00 | カテゴリー:映画
2006年06月04日
オンエア情報 -「Short Shorts Film Festival & Asia 2006」
060604_007.jpg
『Short Shorts FilmFestival & Asia 2006』の「言い出しっぺ」の別所哲也です(笑)。

このイベントは世界各国から厳選された短編映画(ショート・フィルム)を上映するイベントです。短編映画というと10分とか、もっと短い映画ですから「物足りないのでは?」と思う方もいらっしゃると思いますが、まずは一度見て欲しいと思います。

僕もこのイベントに関わって分かったことなんですが、いわゆる長編映画というのは「配給システム」がある以上、1時間も保たないネタでも、ムリヤリ引き延ばしているケースが往々にしてあるんです。そういう映画をハリウッドでは「ストレッチ・ムービー」と呼ぶのですが、短編映画にそんな映画はありません。その作品と作家が持つ体力そのものの長さで作られています。

そして、長編映画に登場する「新しい試み」なども、まず先に短編映画で試されていることがほとんどです。たとえば『メメント』や『ラン・ローラ・ラン』などの新しい手法なども、最初に短編映画という形で作られました。短編映画は、いわば「映画の未来地図」と言ってもいいでしょう。

残念ながら短編映像専門の作家はまだ存在しません。でもいつの日か「短編映像作家の作家が1億円プレーヤーになる」ような時代が来て欲しいと思いながら、このイベントに携わっています。最近はiPodなどの普及でショート・フィルムに脚光が当たっているので、もしかしたらそんな日も遠くないのかもしれません。

| 21:00 | カテゴリー:映画
2006年06月04日
今週のロケ -「会員制ブティック」
西麻布に女性専用の会員制ブティックが誕生したとのこと。高級ブランドの服やバッグなどがレンタルできるという噂を確かめに、望月コンシェルジュが取材に行ってきましたので、その様子をお届けします。

お店の場所は六本木通り沿い。ホブソンズとは道路を挟んだ反対側を、少し渋谷側に行ったところのマンションの7階に、噂の会員制ブティック『Dress Code(ドレスコード)』があります。お店に入ると、店内にはズラッとドレスが並び、天井にはシャンデリア、奥には靴が並べてあるのが見えます。店員の皆さんも美人揃いで、「まさに花園!」と望月コンシェルジュも唸ってしまいました。

それでは、オーナーの楠本さんにお話をうかがいましょう。


従来の貸衣装屋さんはノーブランドの服が多かったのですが、今回は思い切ってハイ・ブランドだけの貸衣装屋として当店をオープンいたしました。
だいたい1コーディネート100万円くらいの服が多くなっています。現在、会員は30名強。入会金10万円で、月々の会費が3万円で借り放題というシステムになっています。
また、今月からビジター・システムも導入いたしました。会員以外のお客さまでも、洋服と靴とバッグのセットを1泊2日の場合、1万5千円でご利用いただけます。


会員になるとラウンジ・スペースも利用でき、シャンパンやコーヒーを提供しているのだそうで、そのラウンジ・スペースも見学させていただきました。

ラウンジ・スペースは紫を基調とした部屋で、カウンターにはシャンパンが並び、壁には本も用意されています。このラウンジはカップルで訪れた際に、女性が洋服を選んでいる間、男性が待つためのスペースでもあるそうです。

別所チーフはこのお店の話を聞いて「女性の“ブランドの服を着たい”という情熱はスゴイねぇ……」と感心することしきりでした。このお店でトータル・コーディネートしてもらうのも、そんな願望をかなえる1つの方法です。

『Dress Code(ドレスコード)』

所在地  :港区西麻布2-25-19
問い合わせ:03-5467-3099
リンク  :http://dress-code.jp/
| 21:00 | カテゴリー:ロケ情報
2006年06月02日
藤戸  吉右衛門

歌舞伎ソムリエ・おくだです。
きょう初日をむかえる6月・歌舞伎座。
昼の部で中村吉右衛門さんが演じる「藤戸」は、
1998年、広島・厳島神社の特設屋外舞台で
「奉納上演」された、新作舞踊劇です。

源平合戦下の瀬戸内。
島に陣を敷いた敵をたおすために、
源氏の武将・佐々木盛綱は、藤戸の浜の漁師から
「馬でも足がとどく浅瀬」の道筋を聞き出します。
「攻めてくるとしたら、船でだ」と思い込んでいる
敵のスキをついて、闇夜に、馬でしかけた奇襲は、まんまと成功。

ところが。。。この夜討ちにさきがけて、盛綱は
恩人である漁師を、口封じのために切り殺していました。

「平家物語」には、盛綱の用心深さを
「たたえるエピソード」として出てくるこの秘話を
お能の大成者・世阿弥は
「罪もないのに殺された漁師の、母親」の視点でとらえなおして
お能「藤戸」をつくりました。

そしてさらに、吉右衛門さんは
「戦争のない世界を」という願いを
漁師母子のかなしみと結び付けて、
お能「藤戸」を歌舞伎の舞踊劇へと脚色したのです。
世界遺産・厳島、原爆を体験した土地・広島、での初演にも
そういう意義・テーマがこめられていました。

8年ぶりの再演。。。その8年のあいだにも
「9.11」があり、イラク戦争があり。。。
藤戸の母の哀しい叫び声に、耳を傾けてほしい人が
いまの世界にたくさんいます。たくさんすぎるくらいに。

| 07:55 | カテゴリー:歌舞伎


バックナンバー
2008年12月 (27)
2008年11月 (42)
2008年10月 (30)
2008年09月 (37)
2008年08月 (30)
2008年07月 (23)
2008年06月 (28)
2008年05月 (28)
2008年04月 (25)
2008年03月 (27)
2008年02月 (23)
2008年01月 (22)
2007年12月 (34)
2007年11月 (25)
2007年10月 (22)
2007年09月 (26)
2007年08月 (25)
2007年07月 (30)
2007年06月 (23)
2007年05月 (47)
2007年04月 (31)
2007年03月 (33)
2007年02月 (36)
2007年01月 (33)
2006年12月 (33)
2006年11月 (23)
2006年10月 (34)
2006年09月 (29)
2006年08月 (28)
2006年07月 (33)
2006年06月 (27)
2006年05月 (25)
2006年04月 (27)
2006年03月 (30)
2006年02月 (29)
2006年01月 (37)
2005年12月 (21)
2005年11月 (15)
カテゴリー
アート (25)
イベント (18)
クラシック (87)
ゲスト (84)
スポーツ (68)
ミシュラン特集 (10)
ロケ情報 (128)
映画 (234)
演劇 (128)
音楽 (104)
歌舞伎 (189)
海外情報 (46)
寄席・お笑い (15)
最新記事
『デスノート/前編』は観る価値あり! だがしかし……
ホール歌舞伎
最先端3DCGアニメ『カーズ』は、温故知新のドラマだ!
今週のゲスト - 山本宇一さん
オンエア情報 - オペラ「ベッリーニ大劇場」ほか
オンエア情報 - 映画「カーズ」
オンエア情報 -「モレーノ・ドメニコ・カシン+2」ほか
今週のロケ - プラネタリウム「銀河鉄道の夜」
写真撮影禁止、なんだけど。。。
活弁映画と歌舞伎スペクタクル
Copyright (c) J-WAVE, Inc. All rights reserved.