Café Cadenza

2012/3/25:「音楽家の名言・格言」♪

出会いと別れの季節ということで、
これからの希望にあふれた人生を歩むにあたって、
心の支えになるような名言・格言をお届けしました。
もちろん、「CLASSY CAFE」ですので、音楽家限定です。

まずはモーツァルトの名言から。
私、村治佳織が選んだのはこれです。


【わずかの違いを大切に】(モーツァルト)


ちょっとした違い、本当にわずかな違いが
人の心を動かすという意味が込められていると思います。

ケチャップさんが選んだモーツァルトの名言はこちら。


【夢を持つことだ。ただし、たくさん持ちすぎてはいけない】
(モーツァルト)


たくさんのことに手をつけてしまって
全て中途半端に終わってはだめということでしょうね。
モーツァルト自身はどれだけの夢を持っていたのでしょうね!
ベートーヴェンもたくさんの名言を残しています。
ケチャップさんが選んだのはこちら!


【真に称賛できる人とは、逆境に直面しても
自分の生き方を貫ける人間だ】(ベートーヴェン)


ブレずに目標に向かって突き進んだ人こそ
称賛に値するということでしょうね。
そしてもうひとつ、小沢征爾さんの名言からも選んでいただきました。


【親の方が子供から得ることがよっぽど多いですよ。
それと同じで、教えるということはとても勉強になります】
(小沢征爾)

ケチャップさんは3児のお父さんなので、
とっても心に響いたようです。
私はフジ子ヘミングさんのこちらの名言が響きました。


【人生に無駄なことなんか一つもない。
生きるってことは、いろいろ経験すること】
(フジ子ヘミング)


壮絶な経験をされてきたフジ子ヘミングさんの言葉だからこそ
ずしんと重みのある言葉ですよね。
他にも音楽に関する名言で私が特に感銘を受けたのは、


【音楽は精神の中から日常のホコリを取り除いてくれる】
(ヨハン・セバスティアン・バッハ)


【楽譜の中なんかに音楽はない。音楽とは体験である】
(チェリビダッケ)


どちらもとっても素敵な言葉で、共感できます。
音楽は本当に心のもやもやしたものを晴らしてくれますね。
これらの名言の中でもNO.1を決めるとしたらこれです!


【音楽の本質は共有である。音楽をするということは
たとえ個人的なことから始まっていても、
気持ちを分かち合うということである】
(アシュケナージ)


アシュケナージさんには、この番組で
実際にインタビューをさせていただいたことがあるので、
思い入れのある指揮者の方です。
この言葉、とっても素敵ですよね。

みなさんの心に響く言葉は見つかったでしょうか?
このコーナーも最後になってしまいましたが、
最後にギャルソンのケチャップさんからメッセージです。

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ギャルソンのケチャップです。
2年間でしたけれども、
本当に良い音楽にも出会えましたし、
自分の人生にとってもすごくいい経験になりました。
リスナーのみなさん、村治さん、笑里さん、
本当にありがとうございました。
またどこかでお会いしましょう!!

Café Cadenza

2012/3/4:「東京・春・音楽祭」♪

今回は桜の季節に開催される「東京・春・音楽祭」を特集♪
今年は3月16日から4月8日まで、上野公園エリアにある文化施設を中心に、
有料・無料とりまぜて、約80本に及ぶコンサートが行なわれます!

上野公園で開催される「東京・春・音楽祭」。
実行委員会・事務局長の芦田尚子さんにお話を伺い、
その見どころをご紹介させていただきました♪

たくさんあるコンサートの中でも1番の目玉はワーグナー・シリーズ。
今年は「タンホイザー」をNHK交響楽団と
歌手と指揮者は海外から、合唱団は東京オペラシンガーズ。
これ以上ないクオリティの音楽が期待できます。
演奏会形式で後ろにスクリーンを出して、
シーンに沿った映像を流すという演出もあるのだとか!
この「タンホイザー」は4月5日(木)、そして8日(日)、
いずれも東京文化会館大ホールで行なわれます♪

他にも、4月1日に一日マラソン・コンサートが文化会館で行われます。
ドビュッシー生誕150年という年なので、
記念して1時間のコンサートを朝から5回行うそうです。
さらに東京のブリジストン美術館で開催されるドビュッシー展との
コラボレーションも企画されているのだとか♪

さらに、新日本フィルハーモニー交響楽団の主席オーボエ奏者、
室内楽でも多彩な活動をされている古部賢一さんが出演する「午前11時」の音楽会。
前半は、プーランク、ヒンデミットに続いて、オーボエ・ソナタ「イソヒヨドリ」。
後半はジョリヴェ、プーランク、そして有名なジャズ・ピアニストで指揮者のプレヴィンさんを迎えてのJazzyな三重奏曲を聴くことができます♪
こちらの「午前11時の音楽会〜オーボエ奏者・古部賢一の現在を聴く」は
3月29日(木)午前11時開演、会場は東京文化会館小ホールです。

本当に盛りだくさんでお伝えしきれません!
是非HPをご覧になって春のうららかなひと時を「東京・春・音楽祭」でお過ごしください。


【東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2012-】
上野・東京文化会館を中心に美術館や博物館などの
文化施設で、本格的クラシック・コンサート約80公演が
楽しめる「東京・春・音楽祭」。
桜が真っ盛りの上野公園に、音楽が溢れる1ヶ月です。
http://www.tokyo-harusai.com/index.html

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2012/2/26:「アカデミー賞にちなんだ音楽」第2弾!

アカデミー賞発表間近!ということで、
先週に引き続き「アカデミー賞にちなんだ音楽」
第2弾をお届けしました♪

今年で84回目という歴史あるアカデミー賞。
Cafe Cadenzaでは、これまでのアカデミー賞で
「作曲賞」を受賞した曲や、テーマ音楽として使われたクラシック音楽
などに注目してお届けしました。

まずお届けしたのは、
1987年に日本人で初めてアカデミー作曲賞に輝いた
坂本龍一さんが手掛けた映画『ラスト・エンペラー』のテーマ曲。
紫禁城の雄大な広さと、歴代の皇帝たちの人間関係、
心の動きが表現されている素晴らしい音楽ですよね。

次に、映画の中で使われているクラシックの名曲を
ピックアップしていくつかご紹介♪

映画『クレイマー・クレイマー』のテーマ音楽は
ヴィヴァルディ作曲『マンドリン協奏曲』が使われています。
更に、ベトナム戦争が舞台の映画『プラトーン』では、
バーバー作曲「弦楽のためのアダージョ」が使われています。
クラシックの名曲がうまく使われた演出は
映画の魅力の一つにもなっていますよね。

そして最後に、映画『ディア・ハンター』のテーマ曲
「CAVATINA」をわたくし村治佳織の生演奏でお届けしました!
久しぶりの生演奏ですが、コンサートとは違った
繊細さと心のひだをみなさんへの感謝の気持ちと共に
演奏させていただきました♪

Café Cadenza

2012/2/19:アカデミー賞にちなんだ音楽♪(前編)

今回はアカデミー賞発表間近ということで、
「アカデミー賞にちなんだ音楽」と題してお届けしました♪

まずは作曲賞にフォーカス!
スティーブン・スピルバーグ監督の映画音楽と言えばジョン・ウィリアムズ。
そしてディズニー映画の音楽で有名なアラン・メンケン。
この二人はもう常連ですね!

1曲目はそんなジョン・ウィリアムズの名曲、
大ヒット映画「E.T.」からテーマ曲の「FLYING」をお届けしました。
この曲は聴くだけでわくわくしますし、
E.T.が月の光に照らされて空を飛ぶシーンが浮かんできますね。

ジョン・ウィリアムズの作品は、
E.T.の他にも「ジョーズ」「スターウォーズ」「シンドラーのリスト」など。
本当にヒット作が多いですね。

他にもミュージカル映画というのも、
音楽好きの人ならときめくジャンルだと思います。

ミュージカル映画でアカデミーの作品賞に輝いた名作はたくさんあります。
「ウェストサイド物語」「マイ・フェア・レディ」「サウンド・オブ・ミュージック」「シカゴ」。どれも名作ですね。

中でも私が好きなのは「サウンド・オブ・ミュージック」。
オープニングに丘で高らかに歌うマリアがとっても素敵ですよね。
子供たちと歌うドレミの歌も大好きです。

映画に使われるのはオリジナル音楽ばかりではありません。
映画の中でクラシックが使われているものも多いです。
例えば「戦場のピアニスト」で使用されたショパンの「ノクターン第20番」。
この曲はもはやショパンではなく「戦場のピアニスト」のイメージが先に浮かんでくる方も多いのではないでしょうか。

まだまだ名作はあるので、
来週は村治佳織さんにバトンタッチして
引き続き「アカデミー賞にちなんだ音楽(後編)」をお届けしますよ♪
お楽しみに!

Café Cadenza

2012/2/12:「ロミオとジュリエット」特集!

2日後はバレンタインデー♪ということで、
今週は「ロミオとジュリエット」をテーマにお届けしました。

400年以上も昔の物語ですが、
今でも多くの人の心を捕らえて離さない、
シェイクスピアの名作「ロミオとジュリエット」。
映画やオペラ、バレエでも
何度も繰り返し使われていますが、
クラシックの大作曲家たちはどのように
この愛の物語を表現したのでしょうか。

まずは、バレエ音楽を書いた
プロコフィエフの「ロミオとジュリエット」から
「モンタギュー家とキャビュレット家」をお届けしました。
よく耳にするこの曲ですが、実は面白いエピソードがありました!

更に100年さかのぼり、ベルリオーズの大作:劇的交響曲「ロミオとジュリエット」、
特に有名なチャイコフスキーの幻想序曲「ロミオとジュリエット」など、
いろいろな作曲家による様々な「ロミオとジュリエット」をご紹介しました。

独創的な世界観もさることながら、
改めてメロディーの美しさを感じることができますね。

近づいてきたバレンタインデー。
あなたの愛の戦術に使えそうな曲は見つかりましたか?♪


Café Cadenza

2012/2/5:クラシック界の一発屋!

このコーナーでは毎週いろいろなテーマでクラシックの魅力を
お届けしています。今回は1曲だけで名前を残している作曲家に
注目してみようということで、「クラシック界の一発屋」
をテーマにお送りしました♪

まずお送りしたのは、パバジェフスカ作曲の「乙女の祈り」。
パダジェフスカは、19世紀前半のポーランドのピアニストで、
わずか24歳で亡くなっています。
作曲家としてはアマチュアで、ピアノ曲は何曲か残していますが、
この曲以外はほとんど誰にも知られてないようです。

でもこの曲は確かに有名ですし、名曲のひとつですよね。

他にもボッケリーニの「メヌエット」は、
「弦楽五重奏曲 作品13−5、第3楽章のメヌエット」
のことなので、きっとたくさんのメヌエットを書いているはずです。
それが、「ボッケリーニのメヌエット」といえば、
この曲のことになってしまっています。
本人はきっと複雑な気持ちでしょうね。

パッヘルベルの「カノン」も全く同じパターンです。
こちらもきっと多くのカノンの中の一曲なのでしょう。

そしてウェルナーの「野ばら」!こちらも名曲ですね。
作曲者のウェルナーはドイツの田舎で合唱団の指導や
音楽の先生をしていたらしく、しかも33歳で亡くなっています。
そもそも作品が少ないということですね。

しかし、当時「わらべは見たり、野中のバラ……」というゲーテの歌詞に
多くの作曲家が曲をつけ、その数は150に及ぶとも言われています。
その中で現代でも一般に知られているのはシューベルトとウェルナーくらい。
作曲家としてはとても偉大ですよね。

他にもハチャトゥリアンの「ガイーヌ」なども一発屋のひとつですが、
どの曲をとってみても、一発屋とは言え、今でも輝き続けられている曲を作った
作曲家はやっぱりすごいですよね!

Café Cadenza

2012/1/29:“歌曲の王”シューベルト特集

今週の「Cafe Cadenza」は、
シューベルトの歌曲に注目!
“歌曲の王”と言われているシューベルトは、
生涯に150曲ほどの歌曲を作っています。

中学生の頃、音楽の授業で聴いた方も多いのでは?
ダイナミックで少し怖い歌曲「魔王」の印象が強いですが、
シューベルトの歌曲には現代音楽にない心温まる優しさや、
純粋さを感じる歌曲が多くあります!

まずは春を感じる「野ばら」を、
エルンスト・ヘフリガーの歌でお届けしました♪
「野ばら」の詩はゲーテによって書かれたものです。
多くの作曲家によってたくさん作られましたが、
現在耳にするのは、シューベルトとウェルナーのものくらいですね。

次にシューベルトの3大歌曲集の中から、
代表的な曲をいくつかご紹介♪

心が温かく癒されたところで、
シューベルトの歌曲の中でも異質な「魔王」を、
ヘルマン・プライの歌でお届けしました。
優しく温かい音楽が多い中、どのようにしてこの歌曲は生まれたのでしょうか…。

シューベルトの魅力がたっぷり詰まった歌曲の中から
厳選してお届けしました♪

Café Cadenza

2012/1/22:モーツァルトの不思議な曲!

今回は1月27日が誕生日、生きていれば256歳になっている、モーツァルトを特集しました。

特に今回は訳アリ・謎アリな作品にフォーカスしました。

例えば、番組内でお送りした「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」。
モーツァルトが書いたセレナードの中で一番有名な曲で、
弦楽四重奏や五重奏で演奏されるのが一般的ですが、
実はこの曲、演奏形態の指定がないのです。

さらに何のために作曲されたのかも明確になっていません。
作曲家は基本的には発注を受けて作曲するのが一般的ですが、
この頃はちょうどオペラ「ドン・ジョヴァンニ」の作曲中だったそうで、
その忙しい中どうしてこの曲を作曲していたのか明らかではありません。

そしてあの有名な「トルコ行進曲」!
この曲、実はソナタにもかかわらずソナタ形式で書かれた部分がない
という謎があります。

そして極めつけはオペラ「魔笛」です!
そのタイトルからしても謎めいていますが、
この「魔笛」、ストーリーが謎めいています。

第1幕で娘を奪われてしまう哀れな夜の女王。
奪ったのは僧侶ザラストロ。どう考えても僧侶が悪人だと思うのですが…
第2幕では僧侶が正しくて女王がダークサイドという展開になり、
最後は女王が地獄へ落ちてしまいます。

一体このストーリーにはどんなメッセージが込められているのでしょうか。

楽曲の裏に秘められた謎に思いを馳せながら
クラシックを聴いてみるのも良いものですね♪

Café Cadenza

2012/1/15:宇宙を感じるクラシック特集☆

今週は「宇宙を感じるクラシック」をテーマにお届けしました。
一年で一番寒い今の時期ですが、冬は夜空がとってもきれいです☆
去年の暮れには皆既月食、先週は流星群もありましたね!
更に今年の5月には日本で「金環食」も見られるそうです。
楽しみですね♪

ということで、今週は作曲家たちが宇宙に想いを馳せて作った曲を
いくつかご紹介しました。

まずは、ヨハン・シュトラウス2世作曲のワルツ:「天体の音楽」。
この曲はシュトラウスのワルツの中で、一番美しい言われています。

次に、ドビュッシー作曲:「月の光」。
フォーレの「月の光」と同様に、
ヴェルレーヌの詩にインスパイアされて書かれた曲です。


そして最後に、ホルスト作曲:組曲「惑星」をお送りしました。
この組曲は、当時に発見されていた水星から海王星まで、
7つの惑星をテーマに1916年に完成されました。
その中から、特に有名な「木星・ジュピター」と「海王星」をお聴きいただきました。

透き通った冬の夜空を見ながらのクラシック♪☆
是非みなさんもお試しください♪

Café Cadenza

2012/1/8:楽器にフォーカス!ハープの魅力♪

今回は久しぶりに楽器にフォーカスして特集しました。
新年、ゆったりとした雰囲気に良く合う「ハープ」に注目です。

普通コンサートで使われるのは「グランド・ハープ」と呼ばれている
大型のものです。弦の数が47本。7つのペダルを足で踏みながら半音の
上げ下げをするというもの。広く普及したのは18世紀以降のことで、
特にフランスの上流階級で人気があったそうです。

今回はそんなハープについて専門的なことではなく、
みなさんにしっとりとした時間を過ごしていただけるような曲を
選んでお送りしました。

ハープの名曲といっても、実はハープのために書かれた曲は少ないです。
作曲家の持つハープの知識が少ないことや、
演奏家が少ないことが理由かもしれませんね。
そんな中でもハープが活躍する曲は、リムスキー=コルサコフの
「シェエラザード」、ベルリオーズの「幻想交響曲」などが
名曲ですよね。今回はマーラーの交響曲第5番の有名な第4楽章を
お届けしました。弦楽楽器とハープだけで演奏されるこの曲、
とっても美しいメロディで本当に癒されますね。
他にもハープの名曲はたくさんありますが、
その多くがピアノ曲やギター曲をハープ用に編曲したものです。
どの曲もハープで演奏すると雰囲気がガラッと変わって
新しい魅力を持つ曲になっていますね。

私も実はヴァイオリンを始める前にハープに憧れていました。
とっても優雅で、演奏している姿もとっても美しいです。
ただやはりハープを演奏するには教えている人も少なく、
楽器自体も大きくて値段も高いので大変なことですね。

でもやはりその独特の音色はとっても心地良くて、
ゆったりしたい時にぴったりです。
みなさんもリラックスしたい時にはハープの音色で
ゆったりされてみてはいかがでしょうか。

Café Cadenza

2012/1/1:「にっぽんの歌」

1月1日元日、
今週は新春企画として「にっぽんの歌」をテーマにお届けしました。


まずはカウンター・テナーの岡本知高さんの歌で「早春賦」。
1913年に発表されたこの曲。
100年近くも前の言葉遣いは難しいですが、
美しい日本語が使われているので時代を超えて生き続けています。


そして、ううあ(UA)「春が来た」、
千住真理子さんの「荒城の月」など、
様々な音楽家による「にっぽんの歌」をご紹介しました。

日本の心を今に伝えてくれる歌曲や唱歌。
いつの時代も歌われ続けるそれらの曲は、
世界観や季節感がそのまま表現されていて美しいですね。

私も宮城県の石巻市で演奏した「ふるさと」は、
これまでに演奏したものとはまた違う感覚で心に残っています。

1年の始まりにぴったりな心に響く「にっぽんの歌」をご紹介しました。

Café Cadenza

2011/12/18:クリスマスの音楽

クリスマスシーズン到来!ということで、今週は「クリスマスの音楽」をテーマにお届け!
おなじみのクリスマスソングではなく、Classy Cafeがおススメする隠れた名曲をご紹介しました。


まずは私の大好きなクリスマスソング「SILENT NIGHT」を、
CHARLOTTE CHURCHの透き通る歌声でお届けしました。

続いて、ワーグナー作曲の「ジークフリート牧歌」。
この曲はワーグナーが初めて授かった子供と妻への感謝の気持ちを込めて作曲したもの。
クリスマスが誕生日の妻のために、1870年12月25日の朝、
自宅の階段に学院たちを並べこの曲を演奏させたというエピソードがあります。


そして、リストの数少ないクリスマス・ソングを1曲ご紹介。
1958年に録音された、リスト作曲『クリスマス・ツリー』から「誠実な人々よ来たれ」を、
名ピアニスト:アルフレート・ブレンデルの演奏でお届けしました。

クリスマスの音楽は、どれも聴くだけで楽しくなってきてしまいますね。
わたしが思う隠れ名曲、コレッリ作曲の「クリスマス協奏曲」も是非チェックしてみて下さい♪

Café Cadenza

2011/12/11:お酒にまつわるクラシック

今回は忘年会シーズンということで、「お酒にまつわるクラシック」と題してお届けしました。

クラシックにはお酒関連の曲が数多く存在します。
昔のオペラは社交界のパーティーシーンが登場しますしね。
特にワインは付き物でしょう。

ということでまずお送りしたのが
ヴェルディのオペラ「椿姫」より「乾杯の歌」。
聴いていると楽しさが伝わってきますよね。

他にもお酒と言えばドイツはビールが有名ですよね。
ドイツ民謡にも「乾杯の歌」があります。
この曲はアメリカのフォンスタッドという音楽家がアレンジをして
「THE STEIN SONG」として世界的に馴染みのある曲となっています。

作曲家にも大酒呑みはたくさんいたようです。
バッハ、シューベルト、リスト、サティなどは
有名な「呑ん兵衛」だったと言われていますし、
ムソルグスキーやフォスターはアルコール依存症で命を落としています。

そしてあのベートーヴェンもお酒好きだったようです。
「のだめカンタービレ」で人気が高くなった「交響曲第7番」について
ベートーヴェンは「私はワインを作る酒の神となり、
神聖な陶酔を味わってもらうためにこの曲を作った」と語っています。

みなさんもお酒にまつわるクラシックを聴きながら
ホームパーティなどはいかがですか?

Café Cadenza

2011/12/4:小松亮太さんが語るアストル・ピアソラの魅力

今回は今年生誕90年を迎えたタンゴの革命児アストル・ピアソラを特集!

ピアソラが亡くなってもう9年たちますが、
日本ではますます彼の人気は高くなっているような気がしますよね。

ということでそんなピアソラを深く敬愛している
バンドネオン奏者の小松亮太さんにピアソラの魅力についてお伺いしました。

「タンゴにはもともといろんな音楽が詰まっていて、
ピアソラはそこにクラシックやジャズの要素をたくさん入れたから、
ブエノスアイレスの音楽でありながら世界中の音楽の良いところが集まった音楽という感じ。

でも一方ではピアソラはタンゴではないとか
ピアソラの音楽がタンゴである必要はないという人がいる。
それは間違いだと思う。
タンゴの伝統も受け継いでいるピアソラの音楽は立派だし、
タンゴに他の要素を入れる時どこまでならタンゴとして
成立するのかということをピアソラの音楽は考えさせてくれた。

これからのタンゴはいかにピアソラの音楽から卒業するかということが課題。
ピアソラはそれだけタンゴに大きな革命を起こした。」

小松亮太さんが熱く語ってくださいました。
小松さんのピアソラとの出会いは、ご両親が聴いていたあるカセット。
それがヨーロッパの東洋的な血を引いている人たちの音楽に
似ていると思ったことがピアソラとの出会いだったそう。
東洋的な部分もあるとは、本当にピアソラは世界中の音楽の要素が
詰まっているということなのですね。

そんな日本が誇るバンドネオン奏者、小松亮太さんの
ピアソラ生誕90年&没後20年記念アルバム「俺のピアソラ」が発売中です。
とっても情熱的なアルバムです。
是非皆さんもお手にとって聴いてみて下さいね。

小松亮太さんありがとうございました!

Café Cadenza

2011/11/27:食にまつわるクラシック

今回は「食にまつわるクラシック」を特集しました。
食欲の秋も深まり、これからもさらにおいしいものがたくさん!

まずは、やはりテレマンのターフェルムジーク。ターフェルムジークとは日本語で「食卓の音楽」と訳されています。

食べ物がタイトルの曲もたくさんあります。
まずお送りしたのは「バターつきパン」。ピアノを1本指でグリッサンドする弾き方がパンにバターを塗る仕草と似ていることから「バターつきパン」というタイトルになったのだそうです。
ケチャップさんは「嫁がちゃんと掃除をしたか確かめる姑でもいいじゃない」と言っていましたが・・・。
想像力が掻き立てられますね。

当時ヨーロッパの上流階級の人々は、晩餐会やパーティなどに出かけることが多かったようなのですが、それほど有名な曲がないというのは不思議ですよね。
きっとお話に夢中で音楽はBGMになってしまうのでしょうね。
ヨーロッパの方は特にお話好きですものね!

他にも「アーモンド入りチョコレートのワルツ」「3つのオレンジへの恋」「こんぺい糖の踊り」をお送りしました。
タイトルを聞いただけでお腹が空くようですね。

おいしいものがたくさんあるこの季節、「食にまつわるクラシック」を聴きながらお食事を楽しんでみてはいかがですか?

Café Cadenza

2011/11/20:絵から生まれた音楽

芸術の秋、美術展などが盛んに開かれています。
ということで今回は「絵から生まれた音楽」と題して、
作曲家が絵画からインスピレーションを受けた曲などを特集しました!

まずご紹介したのはやっぱりこの曲!
ムソルグスキーの「展覧会の絵」です。
この曲はムソルグスキーが親友の画家ハルトマンの死をしのぶ展覧会に出かけて、
そこで見た絵画やオブジェなどに曲を付けた組曲。

このハルトマンという画家、少し不気味な絵を描く画家だったのだそうですが、
確かに曲からも不気味な雰囲気が感じられますよね。
でも絵画やオブジェから組曲が生まれるなんてさすがに作曲家は感性が豊かなのですね。

他にも、日本の浮世絵に影響を受けたクラシックもあります。
その中でも代表的なのがドビュッシーの交響詩「海」。
この曲は葛飾北斎の「富嶽三十六景」の中の「神奈川沖裏波」という絵に
インスピレーションを受けたとはっきり書かれています。
西洋の作曲家が日本の絵画からインスピレーションを受けて
西洋音楽を作っていたなんてとっても面白いですよね!

その他、ラフマニノフのピアノ曲「音の絵」、「幻想的絵画」。
また、フランスの作曲家シャブリエの「絵画的小品集」など
絵画に結びつく音楽はたくさんあります。

ギャルソンのケチャップさんはシャブリエの「絵画的小品集」を聴いて
『緑のガーデニングがきれいにされている庭に、
白いテーブルが置いてあって、
ご主人様がマルチーズとボールで遊んでいるところに、
奥さんがクラッカーとチーズを運んでくる』
という絵が浮かんできたそうです。

絵画から生まれた音楽を聴いて、
そこからまた、聴いた人がそれぞれの絵を思い浮かべることができるというのは、
やはり音楽と絵画はつながるところがあるのでしょうね。

Café Cadenza

2011/11/13:子どもにまつわるクラシック

今夜は「七五三」も近いということで「子どもにまつわるクラシック」を特集しました。

子供がテーマということで、
みなさんはどんな曲が思い浮かびますか?

シューマンの組曲「子どもの情景」を挙げる人が多いかもしれません。
この組曲は「珍しいお話」「鬼ごっこ」「トロイメライ」などの13の小品からなる、
ピアノのための組曲です。
シューマンが自分の子どもの頃を懐かしんで書いたと言われています。
シューマンがこの作品を書いたのは結婚する前で、
その後クララと結婚したシューベルトは8人もの子どもを授かりました。

一方で子どもが大好きなのになかなか子どもにを授からなかった作曲家もいます。
ドビュッシーです。
ドビュッシーは43歳で初めて子どもを授かります。
彼はその子のために「子供の領分」という曲を書いてプレゼントしました。
きっと相当に嬉しかったのでしょうね。

他にもプロコフィエフの「ピーターと狼」これは楽器のことを知ってもらおうという狙いで書かれたといわれています。
物語のようになっていてナレーションも加えられています。
まさに子供のために書かれた曲のひとつですね。

子供のために書かれた曲といえば、「子守唄」なんかもそうですよね。
シューベルト、モーツァルト、ブラームスなど
どの作曲家の「子守唄」も素晴らしいです。

どの曲も子供への愛情が感じられます。
私もまた童心に返って聴きなおしてみようと思います。

Café Cadenza

2011/11/6:沖仁さんの語るフラメンコギターの魅力

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今回はフラメンコギタリストの沖仁さんにフィーチャーです。
沖仁さんはフラメンコの本場スペインでも高く評価されていて、
昨年フラメンコギター国際コンクールで見事優勝と言う、
日本人初となる快挙も成し遂げられました。

ということで今夜は沖仁さんのインタビューを交えてお届けしました。
もともとはロックが好きだった沖さん。
中学二年生の時にエレキギターを始めて、
いろいろな音楽に触れていたそうなのですが、
20歳の頃にフラメンコを初めて聞いたときに
叫びだしたいような気分になったほど
一気にフラメンコの魅力に引き込まれていったと言います。

もともとスペインの民族音楽であるフラメンコ。
12拍子と言う独特のリズムは今でも難しいところで、
スペインの人たちはお母さんのお腹の中にいるときから
そのリズム感が自然と身についているので、
日本人の自分がその感覚に近づけるかと言うのは今でも課題のひとつだそう。
確かに12拍子は日本人の感覚にはないリズムですよね。
それでもあそこまで自分のものとしてしまっている沖仁さん。
やはりすごいですね。

コンクールで優勝したときは、
丁度テレビのドキュメント番組が同行していたそうで、
二重三重の意味でプレッシャーがあったのだとか。
もうコンクールには出たくないとおっしゃっていましたが、
その大きなプレッシャーをも乗り越えて優勝を掴んだということは
本当にかっこいいです。

フラメンコの核には「家族愛」というキーワードがある。
もともとスペインのローマ民族の人たちが自分達を元気付けるために
演奏していた音楽なので、沖さんの中でもフラメンコギターを引く上で
「家族愛」というテーマは大きくあると言います。

スペインの伝統へのリスペクトと、聴いてくれるお客さんのリスペクト
この二つの重なるところを目指したいと、
今後の抱負を語ってくださいました。

沖仁さん、演奏はもちろんですが、
お話を聴いているだけでも、穏やかなお話の中にも熱い情熱があって、
とても素敵な方だと思いました。

これからも、もっともっとフラメンコが日本でも普及していってほしいです。
その牽引役となるのが沖仁さんなのだと思います。

沖仁さんのコンサートのご予定などについてはこちら→沖仁Official Site

沖仁さんの今後のご活躍も楽しみです!

Café Cadenza

2011/10/30:ヴァイオリニスト川畠成道さんを迎えて

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今夜はヴァイオリニストの川畠成道さんをお迎えして
ケチャップさんと私、村治佳織の二人でお話を伺いました。

川畠成道さんは幼い頃に視覚障害を負ってから10歳でヴァイオリンを始められて、
13歳で早くも全日本学生コンクールで優勝。
桐朋学園大学音楽部卒業後に英国王立音楽院に留学し、首席で卒業。
英国王立音楽院でも史上二人目という「スペシャルアーティストステイタス賞を受賞。
1998年にデビュー以来、ソリストとして多い年には年間100回に及ぶコンサートを行い、
今年8月には11枚目のアルバムと、エッセイ本「耳を澄ませば世界は広がる」(秀英新社)も出版されました。

この本の中には、川畠さんの家族への想いや奥様への想いなどが詰まっているのですが、
その中でも演奏に関して、「自分の中に二人の自分がいる。
演奏している自分とその自分を冷静に見ている自分。
この二人が合わさったときにいい演奏ができる。」という部分が印象的でした。
私も大切なことだと思います。

30年ヴァイオリンを弾いてきて、
これからはいかに自然にヴァイオリンを弾くかを追求していくという川畠さん。
特にクライスラーへの憧れがあり、自分もクライスラーのようになりたいと話してくださいました。

川畠さんは身体を動かすことがお好きで、
なんとダンベルを使って日々身体を鍛えているそうです。
ケチャップさんが触らせていただいた川畠さんの腕は「ムキムキ」だったそうですよ。
当初は良い姿勢で演奏するために鍛え始めたそうなんですが、
今では趣味になっているんだとか。意外な一面を発見できました。

これまで11枚もアルバムを発表されている川畠さんが一番大切にしているのはライブ。
CD収録でもライブの緊張感を絶やさずに収録、
練習においても集中と緊張感を絶やさないので、練習の後はとても疲れるそうです。
それだけに良い演奏ができたときはその疲労さえ良い疲労だということで、
演奏者としても川畠さんのお話に共感できるところが多くありました。

そんな川畠成道さんの今後のご予定は・・・

■第54回2011弦楽器フェア 【11月4日〜6日】 
□公開講座レクチャーコンサート 
「ヴァイオリニスト・川畠成道と共に 〜人生の“時”を変える音楽〜」【11月24日】
■キエフ国立フィルハーモニー イヴリー・ギトリス&川畠成道 【12月2日〜】
 
など、川畠成道さんの今後のご活躍についてはこちらをご覧ください→川畠成道オフィシャルサイト

Café Cadenza

2011/10/23:フランツ・リスト生誕200年!

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今夜は、10月22日で生誕200年を迎えた音楽史最高のピアニストであり作曲家のフランツ・リストに注目しました!

さらに第9回フランツ・リスト国際コンクールで見事優勝した後藤正孝さんにもお話を伺いました。


まずはリストと言えばこの曲、「ラ・カンパネラ」をお送りしました。
この曲はもともとパガニーニの「ヴァイオリン協奏曲第2番」の旋律を基にリストがピアノアレンジして有名になった曲です。

聴いているだけでも演奏の難しさが伝わってきますが、後藤さんはその点についてどうお考えなのでしょう。

後藤さん「リスト自身が、感じていたことを自身で弾けたピアニストなので、必然的に音が多くなることは自然なことだと思いますし、そういう意味でリストの想いを考えながら勉強していくというのは楽しい。」

リストの想いを考えながら勉強していく・・・
技巧的な部分だけでなく、そうした後藤さんの姿勢が人々の心を捉えるのでしょうね。

後藤さん「リストって、あの時代の他の作曲家に比べれば長生き。その分人生でいろいろ経験してきて、その時々によって作風が変化するのは創造出来ます。でも一方で、これほど変わる作曲家も珍しい。特にリストは、その時々の人生で感じたこと、起こった出来事とその時に書いた作品が密に関係しているのかなと感じますし、これからもっともっと突き詰めていきたいですね。」

リストは多くの名曲を遺しましたが、ピアノ曲ばかりではなくオーケストラ曲も多いです。
実は「交響詩」というスタイルの音楽をはじめたのもリストです。
13曲も遺していますね。

と言うわけで今夜は偉大な作曲家でありピアニストのフランツ・リストを特集しました。

最後に後藤さんから今後に向けてのメッセージをいただきました。

後藤さん「まずはいろいろな作曲家を弾けるピアニストになりたい。聴いてくださる方に一番の演奏を届けたいと常に思いますし、僕の演奏を聴いて、また来たいと思ってもらえる安心感が与えられたら一番だと思います。」

番組内では、後藤さんが見事優勝した第9回リスト国際ピアノコンクールでのライブ収録もお送りしました。
繊細で情熱的な演奏、素晴らしいです。

そんな後藤さんの演奏を生で聴くことができます!

11月3日 ザ・シンフォニーホールでリサイタル
11月11日 昭和音楽大学ユリホール「リスト生誕200年記念レクチャーコンサート」
11月24日 大田区民ホールでの小林研一郎指揮日本フィルハーモニー交響楽団との共演

などが予定されていますので、
世界一の演奏に是非足をお運びください。

後藤正孝さん、ありがとうございました。

Café Cadenza

2011/10/16:「秋の夜長にノクターン」

今回のテーマは「秋の夜長にノクターン(夜想曲)」です。
10月17日はショパンの命日と言うこともあり、
ショパンと言えばノクターンと言うことで、ノクターンの魅力に迫りました。

まず夜想曲第2番にからお届けしました。
かつて日本でもヒットした「愛情物語」の主題歌でもありましたね。

夜想曲という音楽スタイルはもともと、中世の教会音楽として生まれ、
アイルランドの作曲家ジョン・フィールドがピアノ独奏曲に
アレンジしたものだといわれています。
ショパンはフィールドの音楽が好きで、
自分でもノクターンを作るようになったのだそうです。

他にも「ノクターン」と名付けられた曲は、
フォーレ、プーランク、ドビュッシー、バルトークなどに見られます。
ショパンとは性格も作風も対照的だったリストにもあるんですね。
ヴァイオリンでも、ショスタコーヴィチの
ヴァイオリン協奏曲第1番の第1楽章がノクターンと呼ばれています。

中でも多くの名曲を遺したショパンですが、
ショパンは遺言で未発表曲の破棄を希望していました。
納得できない作品は人に聞いて欲しくなかったのだそうです。
しかしそれは周りの人間によって守られませんでした。
ノクターンにもそんな遺作があり、中でも映画「戦場のピアニスト」に使われた
ノクターン第20番 嬰ハ短調は最近再び人気が上がってきたようです。

ケチャップさんもすっかりノクターンにはまってしまった様子でした。
秋の夜には本当にノクターンが良く合いますよね。


Café Cadenza

2011/10/9:FOREVER〜バーンスタイン

ギャルソンのケチャップさんとお送りしているCafe Cadenzaのコーナー。
クラシック音楽をもっと自由にカジュアルに、そしてより身近な存在にということで、
毎回、いろいろなテーマでクラシックの魅力を紹介しています。

今回は、10月14日がレナード・バーンスタインの命日ということで、
20世紀後半に君臨した大指揮者であり作曲家のレナード・バーンスタインを特集しました。

まず作曲家としてのバーンスタイン。
彼の作品でまず頭に浮かぶのは「ウエストサイド・ストーリー」ですよね。
「ウエストサイド・ストーリー」は1959年にミュージカルとして大ヒット。
さらに映画化されてこちらも大ヒットしました。

この他にも、バーンスタインの作品では「オン・ザ・タウン」や「キャンディード」などが良く知られていますね。
しかしミュージカルだけではなく、実際にはシンフォニーやコンチェルトからミサ曲まで、幅広いジャンルの作品を発表しています。
それも指揮者として100回近いコンサートを行いながら作曲していたのですから驚きです。

さて、その指揮者としてのバーンスタインですが、
彼の指揮者デビューは華々しいものでした。
ある日、ニュヨーク・フィルハーモニーのコンサートで、
客演予定の大指揮者ブルーノ・ワルターが急病になりました。
さらに正指揮者も不在。そこで急遽指名されたのがバーンスタインでした。

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2011/10/2:「セルフリメイク〜使い回しですけど〜」

ギャルソンのケチャップさんとお送りしているCafe Cadenzaのコーナー。
クラシック音楽をもっと自由にカジュアルに、そしてより身近な存在にということで、
毎回、いろいろなテーマでクラシックの魅力を紹介しています。

今夜は、自作をアレンジして他の曲に使うというケースが意外とあるということで、
「セルフリメイク〜使い回しですけど〜」というテーマでお送りいたしました。

「使い回し」と言っても、作曲家自身が気に入ったメロディーを他の曲でも使ってみようということなんですね。

◆ベートーヴェン
【ピアノ・ソナタ第20番〜第2楽章〜】を【七重奏曲〜第3楽章〜】に転用しています。
なんでも、バロック時代は「使い回し」が多かったようなのです。
この時代は音楽家は貴族に雇われているのが普通だったので、
セレモニーがある度に曲作りを依頼されていたんですね。
でも、一生懸命に作っても演奏されるのは1度きり。
そこで、もう1度聴いてほしいということで転用させたという訳なんですね。


◆モーツァルト
【オーボエ協奏曲〜第1楽章〜】この曲と【フルート協奏曲第2番〜第1楽章〜】
は全く同じ曲なんですよね。
あるフルート好きの貴族から、「フルート協奏曲」を2曲注文を受けたモーツァルト。
それがなかなか進まなかったので、ちょっと前に作った「オーボエ協奏曲」を使おうと考えたという訳なんだそうです。


◆シューベルト
【ます】を【ピアノ五重奏曲「ます」〜第4楽章〜】に転用。
バウムガルトナーという鉱山技師から、「ます」を仲間達と演奏したいので、
是非ピアノ五重奏曲にして欲しいと頼まれたんだそうです。


天才と言われている作曲者といっても、
苦労を積み重ねているんだなと感じました。

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2011/9/25:アジアのクラシック

近年アジアの音楽家や演奏家が世界的にも注目されているということで、
今回は「アジアのクラシック」と題してお送りしました。

近年日本では、ブラームス国際コンクールのビオラ部門で大野若菜さんが優勝、
フランツリスト国際ピアノコンクールでも後藤正孝さんが優勝、
若干15歳でカーネギーホールで小林愛実さん、
ベルリンフィルハーモニー管弦楽団で日本人として初のタクトを振った佐渡裕さん、
そしてそのベルリンフィルの若きコンサートマスターが樫本大進さんと、
世界を舞台にした日本人の活躍が注目されています。

お隣中国でも、
ショパン国際ピアノコンクール第1位のユンディ・リさん、
ピアニストのランランさんはウィーンフィル交響楽団との共演も果たしています。
中でも注目なのが、牛牛(ニュウニュウ)くん。
現在14歳の彼は、6歳の時には既にモーツァルトのピアノソナタやショパンのエチュードなどでデビューリサイタルを成し遂げ、チャールズ皇太子の前でも演奏したことがあるそう。

続いて韓国、
私、村治佳織も二年に一度はコンサートに伺うのですが、
観客のみなさんの反応が独特で、とっても熱気が伝わってくるんです。
そして韓国では「DITTO」という5人の男性からなる弦楽器アンサンブルグループが大人気なんだそう。
「DITTO」のヴィオラ奏者のリチャードさんと韓国で共演したことがあるのですが、
ファンの方が熱狂していたのを覚えています。

そんなクラシック界でも大注目のアジアですが、
来月10月2日から東京と仙台で「アジアオーケストラウィーク2011」が開催されます。
是非お出かけになってみてくださいね。

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2011/9/18:今夜はClassy Concertの模様をお届け!

今夜の「Cafe Cadenza」のコーナーは
先日行った丸ビル「マルキューブ」での
「MITSUBISHI JISHO CLASSY CONCERT in Marunouchi」
の模様から。

この時間はシンガー普天間かおりさんとの
スペシャル・トーク&コラボライブをお届けしました。

故郷沖縄を想った歌詞とスローなメロディにのせた
美しく力強い歌声が魅力の
普天間かおりさん。


普天間さんの歌声が響き渡ると会場のお客様だけでなく、
丸ビルでお買いものを楽しんでいたお客様まで足を止め、
みなさんじっくり聴き入っていました!


普天間さんは3月の震災を受け、
『Smile Again』復興支援コンサートを各地で行っています。
音楽のチカラで頑張る人の心を応援していきたいと仰っていました。


10月11日には、今回、歌って下さった「守りたいもの」の
CDブックがリリース。
そして、12月13日には今年1年の集大成となる
コンサート『Smile Again 〜花と言葉と音楽と〜』を
東京文化会館で開催予定です!


普天間かおりさんの詳しい情報はこちらから!→
普天間かおりオフィシャルウェブサイト


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2011/9/11:お月見クラシック

明日9月12日は一年で最も月が美しいとされる中秋の名月ということで、
今夜のCafe Cadenzaは「お月見クラシック」と題してお送りしました。


シューベルト作曲
劇付随音楽『キプロスの女王ロザムンデ』より「ロマンツェ」

 「満月は輝き」というサブタイトルでも知られています。
 女王ロザムンデのことを育てたアクサという未亡人が、 
 ロザムンデとの別れを惜しんでその悲しみを歌ったと言われています。

シューマン作曲
歌曲集『リーダークライス』より「月夜」

 第1集と第2集があり、第1集がドイツの詩人ハイネの詩を用いたもの、
 第2集が同じくドイツの詩人アイヘンドルフの詩を用いたもの。
 今夜は第2集からお送りしました。
 ちなみにシューマンがこの曲を作曲したのはクララと結婚した1840年。
 この年、シューマンは100曲近い歌曲を作曲したと言われています。

シェーンベルク作曲
歌曲集『月に憑かれたピエロ』より「月に酔う」

 なんとも言えない独特の世界!
 無調音楽とも言われていて、
 20世紀前半にシェーンベルクが築いた音楽理論だと言われています。


と言うわけで「お月見クラシック」と題してお送りいたしました。
みなさんも好きな音楽を聴きながら中秋の名月を眺めてみては?

Café Cadenza

2011/09/04 : 鐘の音クラシック

今夜の「Cafe Cadenza」は、【鐘の音
クラシック】と題して、鐘の音にちなん
だクラシックの名曲をご紹介。

フランツ・リスト作曲
「ラ・カンパネラ」

 タイトルの「カンパネラ」は、イタリア
 語で「鐘」の意味。全編に渡って、
 「鐘の音」を意識して構成された曲。
 パガニーニの「ヴァイオリン協奏曲
 第2番」の第3楽章をモチーフに、
 フランツ・リストが編曲したもの。

ベルリオーズ作曲
「幻想交響曲」より第5楽章

 この楽章には実際に鐘の音が登場。
 この曲が作曲された頃、ベルリオーズ
 は恋をしていたが悲恋に終わる。
 この楽章では、グレゴリオ聖歌の「怒
 りの日」が主題に。

ラフマニノフ作曲
「前奏曲 嬰ハ短調」

 フィギュアの浅田真が、2009−2010
 シーズンのフリーで使用した曲。
 この曲は「鐘」というタイトルでも知られ
 モスクワのクレムリン宮殿の「鐘の音」
 にインスパイアされて作曲。

学校も新学期が始まって、始業のベル
=鐘も鳴ったと言うことで、こんな特集を
お送りしてみました。

Café Cadenza

2011/08/28 : マイケル・ジャクソンが愛したクラシック

今夜の「Cafe Cadenza」は、【マイケル・
ジャクソンが愛したクラシック】と題して、
マイケル・ジャクソンとクラシック音楽との
意外な関係についてご紹介。

マイケル・ジャクソンと言えば、「キング・
オブ・ポップ」とも呼ばれるポップミュージ
ックの大スター。
そんなマイケルとクラシックの意外な関係
について、ノーナ・リーブスの西寺郷太さ
んの解説を交えてお届け。

マイケル・ジャクソン研究家としても知られ
る西寺郷太さんですが、マイケルはそんな
西寺さんも認める大のクラシック・ファンだ
ったそうです。
チャイコフスキーの「くるみ割り人形」はじめ、
プロコフィエフ の「ピーターと狼」、中でも
ドビュッシーの「月の光」は大のお気に入り
だったとか。

そんなマイケル・ジャクソンなんですが、
生前、クラシックのアルバムを作る計画が。
既にオーケストラのアレンジまで発注済み
だったそうで、どんな作品なのか是非とも
聴いてみたいですね。

マイケル・ジャクソンは、その作曲方法も
独特で、ギターやベース、リズムといった
それぞれの楽器ごとに細かく指示を出して
いたそうで、これって正に指揮者の才能!?
オーケストラを前にタクトを振るマイケルの
姿も見てみたかったです。

明日、8月29日は、マイケル・ジャクソンが
生まれた日。
マイケルが愛したクラシックの名曲や、
最近では、マイケルの曲をクラシック風に
アレンジしたものもたくさん出ていますので、
そんな曲を聴きながら、マイケルを偲んで
みてはいかがでしょうか。

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Café Cadenza

2011/08/21 : ドビュッシーの名曲、聴き比べ

今夜の「Cafe Cadenza」は、【クラシック聴き比べ】
をお届け。

明日、8月22日はフランスの作曲家、クロード・
ドビュッシーが生まれた日。
そこで今回の【クラシック聴き比べ】は、そんな
ドビュッシーの作品をテーマにお届け。

『ベルガマスク組曲』第3曲より「月の光」
 ピアニスト、小山実稚恵さんの演奏と、
 ジャズ・ピアニスト、上原ひろみさんによる演奏を
 聴き比べ。スウィングしてますね〜!
 ドビュッシーが活躍した19世紀の終わりから20
 世紀の初めにかけてというのは、ちょうどジャズが
 誕生した時代と重なるので、当時からこうしたジャ
 ズのアレンジもあったのかも!?
 そして、シンセサイザー奏者、冨田勲さんによる
 バージョンもお届け。もうこれは、地球から見た月
 ではなく、完全に宇宙空間に行っちゃってます。


「亜麻色の髪の乙女」

 まずは、ヴァン・クライバーンの演奏を。この人の
 名前は、辻井伸行さんが優勝して話題になった
 国際ピアノコンクールでもお馴染み。
 そして、次はヴァイオリンとハープによる演奏。
 ヴァイオリニストの大谷康子さんの伸びやかな音色
 と、篠崎史子さんの透明感のあるハープの音色が
 マッチして、また違った情景が浮かび上がります。
 そして最後は、この番組のナビゲーターとしてもお
 馴染み、ギタリストの村治佳織さんによる演奏。
 もう、癒されまくりです。


こうして、いろんな違ったアレンジで曲を聴いてみて、
改めてドビュッシーが生み出した音楽の凄さ、素晴ら
しさが再認識できたような気もします。

Café Cadenza

2011/08/14 : ブラバン・クラシック 〜吹奏楽の名曲集〜

今夜の「Cafe Cadenza」は、【ブラバン・クラシック】と
題して、吹奏楽の名曲集をお届け。

・「星条旗よ永遠なれ」
 アメリカの作曲家、ジョン・フィリップ・スーザが作曲。
 スーザは、その生涯で130曲もの行進曲を作曲し、
 “マーチ王”とも呼ばれています。
 この「星条旗よ永遠なれ」は、1987年、アメリカ合衆
 国が定める「国の公式行進曲」に制定されています。

・「双頭の鷲の旗の下に」
 オーストリアのヨゼフ・ワーグナーが作曲。
 このヨゼフ・ワーグナーは、「星条旗よ永遠なれ」を
 作曲したスーザとは同世代に活躍した人物。
 こちらは“オーストリアのマーチ王”と呼ばれています。

・「吹奏楽のための組曲」第2組曲
 イギリスの作曲家、ホルストが作曲。古くから伝わる
 イギリス民謡や舞曲に基づいた作品。

この時期、高校野球の中継などでブラスバンドの熱い
応援を耳にすると思いますが、改めてこういった吹奏楽
の音楽にも注目してはいかがでしょうか。

Café Cadenza

2011/08/07 : ヴァイオリニストを支える職人さん 〜中澤宗幸さん〜

今夜の「Cafe Cadenza」は、私がいつも
ヴァイオリンのメンテナンスをお願いしている
ヴァイオリン・ドクターの中澤宗幸さんに
お話を伺いました。
中澤さんは、世界的なヴァイオリニストの
竹澤恭子さんや五嶋龍さん、あと葉加瀬太郎さん
なんかもメンテナンスをお願いしているという
著名なヴァイオリン・ドクター。

ヴァイオリンのメンテナンスはどんなことをするのか。
使っている楽器から見えてくる演奏家の癖。
それからヴァイオリンの至宝、ストラディヴァリウスの
お話しなど、興味深いお話しを伺うことが出来ました。

そんな中澤宗幸さんですが、先日、面白い本を
出されました。
『ストラディヴァリウスの真実と嘘』(世界文化社)
という本なんですが、
奥様でヴァイオリニストの中澤きみ子さんの演奏による
「至高のヴァイオリン競演CD」付き。
素晴らしいストラディヴァリウスの音色を楽しみながら
読める本になっています。

この中澤宗幸さんの本
『ストラディヴァリウスの真実と嘘』を
抽選で3名様にプレゼント致します。
ご希望の方は、画面下にある「リクエスト&メッセージ」
から、番組名「CLASSY CAFE」をセレクトしてご応募下さい。
締め切りは、今度の土曜日、8月13日。
当選者の発表は、本の発送をもって変えさせて頂きます。
たくさんのご応募、お待ちしています。

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Café Cadenza

2011/07/31 : フランツ・リスト、ピアノの神列伝

今日7月31日は、ハンガリー生まれの作曲家でピアニスト、
フランツ・リストの命日。
今夜の「Café Cadenza」は【フランツ・リスト、ピアノの神
列伝】と題して、数々のエピソードを紹介。

エピソード(その1)
 「ベートーヴェンが12歳のリストの演奏に感動」
 リストは、ベートーヴェンの弟子でもあったチェルニーに
 ピアノを習っており、彼から凄いピアニストがいると噂を
 聞きつけたベートーヴェンは、12歳だったリストの演奏会
 に赴き、その演奏を賞賛。

エピソード(その2)
 「演奏を聴いた女性ファンが次々と失神」
 リストは、ピアニストとしてアイドル的な存在だったそうで、
 演奏会では、失神してしまう女性が続出。
 リスト・マニアと呼ばれる熱狂的なファンも多く、リストが
 吸ったタバコの吸い殻や髪の毛を拾う女性や、忘れて
 いった手袋を奪い合うこともしばしば。

エピソード(その3)
 「父親が遺言は、お前の女性関係が心配」
 父親に、こんな遺言を残させるくらい奔放な女性遍歴。

まぁ、こんなエピソードもあるリストですが、人間らしい一面
として受け取って頂ければと・・・
今年は、フランツ・リスト生誕200年のアニバーサリーイヤー
なので、たくさんの作品に触れて頂ければと思います。

Café Cadenza

2011/07/24 : クラシックの名曲カバー集

今夜の「Cafe Cadenza」は、【クラシックの名曲バー集】をお届け。

クラシックの名曲の中には、ロックバンドがカバーしていたり、
ジャズ風にアレンジされて現代に蘇ったものがたくさんあります。
そんな、今の時代の音楽でカバーされたクラシックの名曲をご紹介。

*ムソルグスキー 「展覧会の絵」
  この曲は、イギリスのプログレッシブロック・バンドのエマーソン
  レイク&パーマーがカバーしています。
  1971年に、この「展覧会の絵」を演奏したライブを行って、
  ライブ版もリリース。前衛的です。

*バッハ 「トッカータとフーガ ニ短調」
  なんと、大胆にも“音楽の父”バッハの名曲をカバーしているのは、
  こちらも、イギリスのプログレッシブロック・バンド、EGG。
  「フーガ」の部分をカバーしているんですが、原曲のイメージは
  そのまま残されています。やはり、原曲の持つインパクトの強さ
  なんでしょうか。

*ボロディン 「だったん人の踊り」
  こちらは、ジャズによるカバー。「ストレンジャー・イン・パラダイス」
  というタイトルで、アラビアンナイトの世界を描いたミュージカル
  『キスメット』でもお馴染みの曲。今では、ジャズのスタンダード
  ナンバーとして有名になっています。

普段、何気なく聴いていた曲も、実はクラシックのカバーだったり
することもありますので、少し掘り下げて原曲と聴き比べてみるのも
いいかもしれませんね。

Café Cadenza

2011/07/17 : 星にまつわるクラシック

今夜の「Cafe Cadenza」は、【星にまつわるクラシック】を
テーマにお届け。

まずは、サン=サーンス作曲の「白鳥」。
夏の夜空を流れる無数の星の川、天の川。
この天の川に大きな十字型の星座が「はくちょう座」が
かかっています。「北の十字」などとも呼ばれ、
ちょうど白鳥のしっぽの部分にあたるデネブという星は、
アルタイル、ベガとともに「夏の大三角形」を構成します。
夏の星座と言えば、この他にも「てんびん座」や「いて座」
「へびつかい座」「ヘラクレス」に「ワシ」「イルカ」、
「さそり座」や「琴座」も夏の星座。
そんな「琴座」にちなんで、竪琴=ハープによる演奏も
聴いて頂きました。

そして、「星」と聞いて思い浮かぶのがホルストの「木星」。
1977年、日本人のシンセサイザー奏者の冨田勲さんが、
ホルストの「惑星」をシンセサイザー用にアレンジして
演奏したアルバムが、アメリカのビルボード・チャートの
クラシカル部門で1位になりました。これがきっかけとなって
日本でもホルストの「惑星」がポピュラーな存在になったとも
言われています。

みなさんも、ちょっと部屋の電気を暗くして、
こんな星にまつわる曲なんて聴きながら夏の夜空を眺めて
みてはいかがでしょうか。

Café Cadenza

2011/07/10 : 名曲で巡るヨーロッパの旅

今夜の「Café Cadenza」は、名曲でめぐるヨーロッパの旅。
国名がタイトルに付いたクラシックの名曲で、ヨーロッパの
バーチャル・トリップをお届け。

・メンデルスゾーンの「イタリア」
 この「イタリア」というのは「交響曲 第4番」のサブタイトル。
 これは、ドイツの作曲家メンデルスゾーンがイタリアを旅行
 中に書き始めた曲と言われていて、ローマの謝肉祭や
 ヴァチカンでローマ教皇の就任式などを観たそうです。
 この時期、首都ローマの最高気温は28〜29度。
 8月にかけて、各地ではオペラ・フェスティバルなども開催
 されています。

・シャブリエの狂詩曲「スペイン」
 フランスの作曲家、シャブリエの作品で、彼がスペインを
 旅行した時に、そこで耳にしたスペインの情熱的な音楽に
 インスパイアされて作曲したと言われています。
 スペインではちょうど今、三大祭りの一つ、「パンプローナの
 牛追い祭り」が開かれています。

・ドヴォルザークの「イギリス」
 これは、「交響曲 第8番」のことなんですが、この曲、
 イギリスをモチーフに作曲したものではないんです。
 この曲が発表された当時、「イギリス」というサブタイトルが
 付いていましたが、これはイギリスの出版社から発表したので、
 便宜上こう呼んでいたそうです。
 ちなみにこの曲、チェコのボヘミア地方にあるヴィソカで作曲
 されたそうです。
 そのチェコですが、この時期の最高気温は24度くらい。
 プラハには鉄とガラスで出来た宮殿があるそうなんですが、
 その宮殿の噴水広場ではチェコゆかりの作曲家の名曲を水と
 光が織りなす幻想的な演出で楽しむスペクタルショーが
 開かれています。

・ブラームスの「ハンガリー舞曲 第5番」
 この曲は、ブラームスがハンガリーに古くから伝わる民族音楽
 にインスパイアされて作曲したもの。
 ハンガリーと言えばフランツ・リストが生まれた国と言うことで、
 生誕200年を迎えた今年はそんなリストにちなんだイベントも
 数多く開催。
 首都のブダペストにはドナウ川が流れていて、夜になると川の
 両岸のガス灯の光が川面に映って美しい景色が広がります。

Café Cadenza

2011/07/03 : アメリカのクラシックの礎を築いた者達

明日、7月4日は、アメリカの「独立記念日」。
そこで、今夜の「Café Cadenza」はこのアメリカという国にフォーカスして、
アメリカのクラシックの礎を築いた作曲家達をご紹介。

まずはチェコの作曲家、ドヴォルザーク。
彼の「交響曲 第9番 <新世界より>」は、アメリカから祖国に向けた
メッセージとも言われています。
ドヴォルザークは、ニューヨークのナショナル音楽院の院長に迎えられて、
アメリカに渡ることになったんですが、
その頃、すでにメトロポリタン歌劇場やニューヨーク・フィルハーモニック、
ボストン・シンフォニーといった楽団が活躍していたそうです。
ただ、ヨーロッパのコピーの域を出ておらず、ドヴォルザークはもっと
アメリカのオリジナリティを出すべきだということを唱えたんですね。
そこで登場してきたのが、アーロン・コープランド。
コープランドは、フランスのパリで音楽の勉強をしていまして、
帰国後は、より「アメリカ的」な音楽を追求。古くから伝わる民謡なんかも
熱心に研究していたそうです。
そしてもう一人、ジョージ・ガーシュイン。
小学生の時に、始めてクラシック音楽に出会ったそうなんですが、
その時に聴いたのが、ドヴォルザークの「ユーモレスク」ということですから、
何か因縁のようなものを感じます。
ガーシュインが作曲した「ラプソディ・イン・ブルー」は、ジャズとクラシックを
融合させた作品として、アメリカだけではなくヨーロッパでも高い評価を受けました。
このジョージ・ガーシュインは、ジャズをアメリカの民族音楽という位置づけで
考えていたようです。
そこで、「アメリカ的」な音楽を創り出そうと模索した時に、
ヒントになったのが、このジャズだった訳なんですって。

コープランドもガーシュインも、「アメリカらしい音楽」というのがキーワードに
「アメリカ音楽のヨーロッパからの独立」果たしたのでした。

Café Cadenza

2011/06/26 : 世界の名曲から〜水のある風景

今夜の「Cafe Cadenza」は、クラシックの名曲と、
その曲の舞台となったヨーロッパの風景を紹介紹介する
【世界の名曲から】シリーズ、「水のある風景」編をお届け。

<リスト作曲「エステ荘の噴水」>
 イタリア、ローマ郊外。ティブルティーニ山の西側にある街、ティボリ。
 ここには、古代ローマ時代から多くの別荘が建てられ、この地に隠遁
 した枢機卿が建てた「エステ荘」もそのひとつ。
 この別荘には、作曲家フランツ・リストも滞在したことがあり、そのイタ
 リア式庭園の無数の噴水からは豊かに水があふれ、その様子を
 この曲にしたためたのでした。

<タレガ作曲「アルハンブラの思い出」>
 スペイン、アンダルシア地方。シエラネバダ山脈のふもとに広がる
 平野にグラナダの街があります。
 丘の上に建てられたアルハンブラ宮殿は、別名を「赤い城」といい
 この地に太陽が沈む頃、夕陽で真っ赤に染め上げられた城へと
 姿を変えます。
 イスラム文化の香り漂う宮殿内には豊富な水をたたえたパティオがあり、
 タレガは、その景色をギターのトレモロという奏法で映し出しました。

<チャイコフスキー作曲「ヴァイオリン協奏曲」>
 スイス、レマン湖畔にひっそりとたたずむ街、クララン。かの思想家、
 ジャン=ジャック・ルソーが発表した小説「ジュリ または、新エロイーズ」
 の舞台となりかつて多くの音楽家に愛されたこの街で、チャイコフスキー
 が書き上げたのがこの曲。
 このクラランの街は、他にもフォーレやストラヴィンスキー、ラヴェルなどが
 住み、指揮者のフルトヴェングラーの邸宅も近くにあったと言います。
 そんな音楽家達を呼ぶ何かが、このクラランにはあるのかもしれません。

Café Cadenza

2011/06/19 : クラシックのイメージが変わる?!

今夜の「Cafe Cadenza」は、ちょっと変わったクラシックをお届け。

先日、「エリック・サティの変わり者列伝」をお送りした際、
「犬のためのぶよぶよとした前奏曲」や「夢見る金魚」といった
変わった曲をご紹介したんですが、
他にも、クラシックにはまだまだ変わった曲があります。

・ハイドン「交響曲 第94番」
 静かなオーケストラの演奏が続いていると思いきや、
 突然、「バ〜ン!」と大きな音が飛び出すこの曲。
 「びっくりシンフォニー」という名前でも有名な曲で、
 コンサート会場で居眠りをしている人を起こすために
 こんな曲の構成にしたとも言われています。

・モーツァルト「冗談の音楽」
 曲を聴いていると、ところどころ「アレっ?」「大丈夫?」と
 言いたくなるような部分が出てきます。
 これは、わざと音を外したり不協和音を組み込んで作曲されていて、
 一説には、モーツァルトが下手な作曲家や演奏家のことを揶揄して
 書かれた曲とも言われてます。

この他、変な曲のカリスマ、エリック・サティの「でぶっちょ木製人形への
スケッチとからかい」などは、ちょっと聴くとデタラメのような曲ですが、
よく聴いてみると、まずでジャズのアドリブのよう。

ロッシーニが作曲したとされている「猫の二重唱」と言う曲がありますが、
これは最初から最後まで、ひたすら「ニャ〜オ、ニャ〜オ」と、
猫の鳴き真似をしている曲。

クラシックには、こんな変な曲もたくさんあるんです。

Café Cadenza

2011/06/12 : 今夜はClassy Concert の模様をお届け!

今夜の「Cafe Cadenza」は、先日、丸ビル「マルキューブ」で
行いました番組公開録音「MITSUBISHI JISHO CLASSY COCNERT
in Mrunouchi」の模様から、Le Velvetsのライブをお届け。

このLe Velvetsの皆さんは、全員が音大の出身で身長が180センチ以上!
迫力のあるステージを披露してくれました!

メンバーは、佐藤隆紀さん、佐賀龍彦さん、日野真一郎さん、
宮原浩暢さん、黒川拓哉さんの5人。
ピッタリ息のあったコーラスワークが素敵でした。

Le Velvetsの皆さんは、歌うことを楽しんでいるようで、
観ている方も自然と笑顔になります。

グループ名は、滑らかで、柔らかく、上品な生地を意味する
「Velvet」という言葉に由来しているそうで、その名前に
ふさわしい歌声を聴かせてくれました。

9月14日(水)には、ビルボードライブ東京で、ライブもあります。
是非、生のステージで Le Velvets の魅力を体感して下さい!

<Le Velvets オフィシャルサイト>
http://www.le-velvets.com/

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Café Cadenza

2011/06/05 : クラシックの豆知識【クラペディア】

今週の「Cafe Cadenza」は、久しぶり、クラシックの豆知識【クラペディア】シリーズ。
今夜は、モーツァルトの作品についているあの数字、「ケッヘル番号」についてご紹介。

先日、6月3日は、ルートヴィヒ・フォン・ケッヘルの命日でした。
このケッヘルという人は、モーツァルトの作品目録を作った人。
モーツァルトの作品にアルファベットの「K」と数字が付いているのを
目にすると思うんですが、あれがこのケッヘルが作った「ケッヘル番号」と呼ばれる
モーツァルト独自の作品番号。
ケッヘルは、オーストリアの出身で、科学者で作家、出版の仕事もしていまして、
作曲家でもあったそうです。
1862年にモーツァルトの全作品の目録を完成。
この目録は何度も改訂されていてその都度いろんな記号が追加されています。

ちなみに、このモーツァルトの作品番号「ケッヘル番号」には、
意外な裏技があるんです。
「ケッヘル番号」の数字を25で割ってその数字に10を足すと、
モーツァルトがその曲を作曲した年齢と近い数字になることが多いんだそうです。
一度、試してみては。

Café Cadenza

2011/05/29 : 愛しい人に捧げたクラシック

今週の「Cafe Cadenza」は、作曲家が愛しい人に捧げた曲を特集。

・エルガー「愛のあいさつ」
これは、エルガーが32歳の時に、8歳年上のピアノの教え子、
キャロライン・アリス・ロバーツと婚約した際に贈った曲と言われています。

・マーラー「交響曲 第5番」
愛する女性、アルマに宛てた“音楽のラブレター”なんて言われている曲。
マーラーのアルマに対する思いが伝わってくる、そんな曲なんですが、
このアルマという女性はマーラーより19歳年下で大変な美人。
そして、類い希な音楽的才能の持ち主だったようです。

・ボロディン「弦楽四重奏曲 第2番」
「ボロディンのノクターン」なんていう風にも呼ばれるだけあって、大変美しい曲。
この曲は、ボロディンが奥さんに愛を告白した20周年の記念として、奥さんに
捧げた曲なんだそうです。

・ウェーバー「舞踏への勧誘」
これもやはり奥さんに贈った曲。結婚して2年が経ったある日、ウェーバーは
この曲を書き上げると、すぐに奥さんを呼び、ピアノを弾いて聴かせたそうです。

皆さんも、こういった【愛しい人に捧げた曲】、どこかで活用してみては?

Café Cadenza

2011/05/22 : ふたりの“歌劇王”

今回の「Cafe Cadenza」は、同じ年に生まれた二人の“歌劇王”にスポットを当ててみました。

今日5月22日は、ドイツの“歌劇王”ワーグナーが生まれた日。
ワーグナーは、1813年の5月22日にドイツのライプツィヒに生まれました。
そしてその5ヶ月後、イタリアでもうひとりの“歌劇王”ヴェルディが生まれました。

かなりの自信家で、その“オレ様”ぶりを遺憾なく発揮したワーグナーに対し、
愛する家族に先立たれ、失意の中から這い上がって名曲を書いたヴェルディ。
それぞれ全く別の境遇に生まれ、後世に残る名曲をのこしたふたりの作曲家なんですが、
その作品には、どこか共通するものがあるように思います。
それは、時代を切り開いていく力強さのようなもの。

楽劇という新しいジャンルを確立し、オペラの音楽のプレステージを高めたワーグナー。
その代表作が“イタリア第二の国歌”として今もなおイタリア国民に愛されるヴェルディ。
奇しくも、同じ年にこの世に生を受けたふたりの“歌劇王”の生涯を振り返ってみると、
音楽を愛する強い思いに行き当たるように感じるのでした。

Café Cadenza

2011/05/15 : エリック・サティ、変わり者列伝

明後日5月17日は、作曲家エリック・サティが生まれた日。
このエリック・サティは、数々の名曲を遺したフランスの作曲家ですが、
かなりの「変わり者」としても知られています。
そこで今夜の「Café Cadenza」では、サティがいかに変わった人物だったのか、
その辺りに迫ってみました。

「生涯、一度も歯を磨かなかった」
「同じ服を大量に作って、毎日、同じ服装だった」
「自分にしか分からない文字を作り出し、それで看板を書いた」

こんな風に、サティにはその変わり者ぶりを示したエピソードがたくさん残っています。
音楽の方に目を向けてみると、奇抜なタイトルに目を奪われがちですが、
余分なモノを極限までそぎ落としたその作風は、前衛的で、今のジャズのような奔放さもあって
後の作曲家たちに大きな影響を与えています。

こんな風に作曲家の素顔を除いてみると、彼らがのこした名曲の裏側が見えてきます。

Café Cadenza

2011/05/08 : アルゲリッチ音楽祭、開幕

今回は、今日、大分と別府を中心に開幕した音楽祭「別府アルゲリッチ音楽祭」をご紹介。

この「別府アルゲリッチ音楽祭」は1994年に行われた「マルタ・アルゲリッチ・
チェンバーミュージック・フェスティバル」という音楽祭が前身になっていて、
1998年に第1回が開催。今年で13回目を迎えます。

この音楽祭のタイトルにその名前が付いているマルタ・アルゲリッチさんは、
アルゼンチン出身の世界的なピアニスト。
1965年、24歳の時にはあの「ショパン国際ピアノ・コンクール」で優勝しています。
そんなアルゲリッチさんが、彼女の愛弟子でもある日本人ピアニストの
伊藤京子さんと一緒にはじめたのが、この「別府アルゲリッチ音楽祭」。
「異文化が出会う時」というテーマで、アルゲリッチさんの故郷アルゼンチンをはじめとする
南米の国々と、日本をはじめとするアジアの異なる文化の交流をはかる音楽祭です。

そして、この「アルゲリッチ音楽祭」で自身の演奏家活動にも大きな影響を及ぼした
印象的な出会いを体験した、バンドネオン奏者の三浦一馬さんからもメッセージを頂きました。
三浦さんは、今から5年前、観客としてこの音楽祭を訪れたそうなんですが、
お目当ては世界的なバンドネオン奏者のネストル・マルコーニさん。
三浦さんは、なんとマルコーニさんが食事をしているお寿司屋さんに出向き、
その場で演奏を聴いてもらったそうです。
この出会いが、後にマルコーニさんの故郷、アルゼンチンへの留学へつながり、
今の三浦一馬さんがあるのも、この時の出会いがあったからこそだとおっしゃいます。
三浦さんは、今回、今度は演奏する立場となってこの「アルゲリッチ音楽祭」に出演します。

この「別府アルゲリッチ音楽祭」に関しまして詳しいプログラムの予定などは、
オフィシャルサイトをご覧下さい。
この音楽祭でたくさんの素敵な音楽と、そしてたくさんの演奏家と出会って欲しいと思います。

<アルゲリッチ音楽祭>
http://www.argerich-mf.jp/index2.html

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Café Cadenza

2011/05/01 : クラシック聴き比べ

今月25 日は、ホルストの命日。
そこで、そんなホルストの代表曲「木星」をテーマにいろんな演奏を聴き比べ。
今回は、巨匠と呼ばれる数々の指揮者といろんな国のオーケストラのカップリングによる演奏で
聴き比べを行いました。

まずは、「木星」の冒頭部分を3つのユニットで聴き比べ。
1. カラヤン(指揮)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
2. サー・エードリアン・ボールト(指揮)、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
3. 小澤征爾(指揮)、ボストン交響楽団
力強く音を鳴らし迫力のある演奏を聴かせるカラヤン&ベルリンフィルに対し、
ホルストの故郷でもあるイギリス出身のボールト&ロンドンフィルの演奏は
雄大でたおやか。宇宙のスケール感を感じさせてくれる演奏です。
そして、我が日本代表の小澤征爾さん&ボストンシンフォニー。
こちらは、メリハリの付いた小気味の良い演奏を聴かせてくれます。

変わって、「木星」から中間部のゆったりとしたパートを聴き比べ。
1. レナード・バーンスタイン(指揮)、ニューヨーク・フィルハーモニック
2. シャルル・デュトワ(指揮)、モントリオール交響楽団
3. ロリン・マゼール(指揮)、フランス国立管弦楽団
まず、バーンスタインとニューヨークフィルのアメリカのユニットでは、
深みのある演奏で、聴いた後も心地良い余韻が残ります。
デュトワ&モントリオールフィルの演奏は色彩豊かで優しい音作りが印象的。
そして、マゼール&フランスシンフォニーは、緩急を自在に操り
表情豊かな演奏を聴かせてくれました。

同じ曲でも、指揮者やオーケストラが変わるとこんなに印象も違って聴こえてくる。
そんなところもクラシック音楽の醍醐味のひとつです。

Café Cadenza

2011/04/24 : 今夜はミュージカル

今夜の「Cafe Cadenza」は、今月12日から帝国劇場で上演が始まった注目のミュージカル
『レ・ミゼラブル』をご紹介。

この『レ・ミゼラブル』なんですが、1985年にロンドンで初演されたミュージカルで、
これまでに世界42ヵ国で上演されて各地で絶賛されています。
日本では、1987年6月11日に帝国劇場で初演されておりまして、
今回、日本ではこのロンドン・オリジナル版最後の公演となります。
そこで、このミュージカルに出演している“J-WAVEの朝の顔”「TOKYO MORNING RADIO」の
別所哲也さんに見所について伺いました。

(別所哲也さん)
 僕が大学生だった頃。帝国劇場でこの『レ・ミゼラブル』に出会いました。
 日本での初演となったこの作品を観て、感動し、僕はこんな素晴らしい作品に出てみたいと思い、
 役者になる決意を固めました。
 そんな僕にとっても思いで深い作品。
 これまで世界中の人々に愛されたロンドン・オリジナル版の演出が最終公演となります。
 出演者が舞台上に次々と現れる盆舞台、この作品で初めて使われた真っ白な照明、
 そして、日本初演の頃から受け継がれてきた衣装。
 それら全てが、最後となります。
 出演者一同、一回一回が最後の舞台であるかのように、気持ちを込めて演じています。
 『レ・ミゼラブル』ファンの方は、その有終の美を目に焼き付けて下さい。
 そして、ミュージカルを観たことがないという方も、
 この『レ・ミゼラブル』をミュージカル・デビューの作品にしてください。
 劇場でお待ちしています。

<『レ・ミゼラブル』オフィシャルサイト>
http://www.tohostage.com/lesmiserables/

Café Cadenza

2011/04/17 : 世界の名曲から

今夜の「Cafe Cadenza」は、【世界の名曲から】という新企画。
クラシックの名曲とその曲の舞台となったヨーロッパの風景をご紹介。

今回取り上げたのは、ヨーロッパの田園風景。
ベートーヴェンの「交響曲第6番」は「田園」というタイトルでもお馴染みの名曲なんですが、
他にも、「田園交響曲」として親しまれている名曲があります。
ベートーヴェンが「田園」を発表して以降、牧歌的な雰囲気の漂う交響曲の代名詞として、
いろんな作曲家の作品が、「誰々の田園交響曲」と呼ばれるようになりました。
今回、ご紹介するのは、ベートーヴェン、ブラームス、シベリウスの「田園交響曲」と、
その曲が生まれたヨーロッパの風景。

ベートーヴェンは、オーストリアのウィーン郊外、ハイリゲンシュタットで
この「田園」を作曲しました。
ドナウの運河に隣接し、街の北側にはブドウ畑が広がる風光明媚なこの街は、
「聖なる街」として、現在も多くの観光客で賑わいます。

そしてブラームスは、オーストリアの南部、ケルンテン地方のペルチャッハで、
音楽の構想を練ったと言われています。
ヴェルター湖畔にあるレオンシュタイン城に身を寄せ、ブラームスの「田園交響曲」と呼ばれる
「交響曲第2番」や、「ヴァイオリン協奏曲」「ヴァイオリン・ソナタ<雨の歌>」といった名曲を
書いたのでした。

フィンランド出身の作曲家、シベリウスはイタリアを旅した時、
リグーリア海に面したラパッロで、「交響曲第2番」の構想を練ったと言われています。
オリーブ畑が広がり、「リヴィエラの宝石」とも呼ばれる美しい小さな町が点在するこの地で、
シベリウスの「田園交響曲」とも呼ばれる曲が誕生したんですね。

Café Cadenza

2011/04/10 : 映画『ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路』

今夜の「Cafe Cadenza}は、映画『ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路』をご紹介。

この映画は、モーツァルトの姉、ナンネルの波乱に満ちた人生を描いた映画。
ナンネル・モーツァルトは、弟と同じように3歳から音楽を学んで、
たちまちその才能を開花させた天才。
しかし、弟の才能が認められると、表舞台から姿を消すことに。
父も弟のことを溺愛し、遂にはナンネルにヴァイオリンを持つことすら
許さなかったと言われています。
モーツァルトが活躍した18世紀のヨーロッパでは、
「女性は作曲家にはなれない」というのが、常識になっていたとも聞きま。
そういった時代の流れにあらがうのは、相当、難しいことでしたが、
ナンネルは音楽をあきらめることなく、弟の伴奏を務めるなど、
弟の活躍を影で支えていたそうで。

この映画は、ヴェルサイユ宮殿でもロケが行われたそうで、
当時の時代背景や宮廷での生活の様子、
そして、自らの才能を示すには困難な時代を生きたひとりの女性の姿を通して、
現代にも通じるメッセージが織り込まれている作品になっています。

<ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路>
http://nannerl-mozart.com/pc/

こういった、クラシック音楽の世界を描いた映画は、他にもたくさんあります。
私、宮本笑里が好きなのは、マーラーとその妻アルマを描いた「ベニスに死す」。
「交響曲第5番」のアダージェットの切なくも美しいの調べが印象的な作品です。

Café Cadenza

2011/04/03 : 春の名曲聴き比べ

今夜の「Cafe Cadenza」は、タイトルに「春」のつく名曲を聴き比べ。
同じ、「春」を描いた曲もで、いろんな表情があります。

ヴィヴァルディ作曲
『四季』より「春」
ヴァイオリンの掛け合いが鳥たちのさえずりに聞こえてきます。
正に、「春」の代名詞とも呼べる曲です。

ドビュッシー作曲
交響組曲「春」
こちらは、ドビュッシーが20代の頃に作曲したという曲で、
ボッティチェリの名画「春」からインスピレーションを受けたと言われています。

ストラヴィンスキー作曲
バレエ音楽「春の祭典」
20世紀の近代音楽を代表する傑作に挙げられている作品。
複雑なリズムだったり不協和音があったりで、相当演奏するのが難しい曲とも。

こんな風に、タイトルからクラシックの名曲に触れてみるというのも
いいかもしれませんね。

Café Cadenza

2011/03/27 : 春色クラシック

今夜の「Cafe Cadenza」は、【春色クラシック】と題して、
これからの季節に聴いてみたいクラシックの名曲をご紹介。

もうすぐ東京でも、桜が色づく季節となりました。
皆さんそれぞれが、いろんな希望や目標に向かって、
新しい一歩を踏み出す季節でもあります。
そんな春の到来と共に聴いてみたい名曲をご紹介。

まずは、ヨハン・シュトラウス2世作曲の「春の声」。
これは、まさに雪解けという雰囲気。
これまで、雪に覆われていた生命が一気に芽吹く。
そんな、春の到来を力強いイメージで表現した曲です。

続いて、ラフマニノフ作曲「ピアノ協奏曲 第2番」から、第3楽章。
この曲は、1992年のアルベールビル・オリンピックで、
フィギュアスケートの伊藤みどり選手が、銀メダルに輝いた時に
使用した曲。演技の後半、曲もハイライトに近づき、
見事、トリプルアクセルを成功させ銀メダル。
音楽の力って、こういうところにも影響していると感じさせてくれます。

かわって、日本の曲から「早春賦」。
中田章が作曲、吉丸一昌の作詞で、
1913年、大正時代に発表された曲なんですが、
武満徹が編曲した「ギターのための12の歌」でも取り上げられた曲。
桜の季節にピッタリな、穏やかな風景が広がる1曲です。

最後は、私、村治佳織の演奏によるパッヘルベルの「カノン」。
終わりがあって、始まりがある。
そんな、季節の移り変わりを感じさせてくれる曲です。

4月から新年度がスタートします。
それぞれ新しい環境で、新しい生活がスタートすると思います。
今回の大地震で被災された皆さんも、それから私たちも、
これから復興に向けて、希望を持って力を合わせて、
一歩一歩、前に進んで行く訳なんですが、
そんな時に、勇気をくれるのが音楽だったりします。
そんな音楽の力を信じて、これからも魅力あふれる音楽を
届けていきたいと思います。

Café Cadenza

2011/03/20 : 放送をお休みいたしました

今週は、特番組放送の為、休止いたしました。

Café Cadenza

2011/03/13 : 放送をお休みいたしました

東日本大震災に関する特別番組放送のため、お休み致しました。

Café Cadenza

2011/03/06 : 今夜は、CLASSY CONCERTの模様をお届け!

「Cafe Cadenza」ギャルソンのケチャップです。
今夜は、先日行いました番組公開録音「三菱地所Classy Concert in丸の内」の模様をお届け。

今回、会場となったのは、丸ビルの1階にあります「丸の内カフェease」。
会場に入って驚いたのが、ステージと客席の近さです。
笑里さんや、ゲストの高木綾子さんの息づかいまで聞こえてきそうな距離。
もう、ニンニクなんか食べていたら、そのニオイまで伝わりそうです。

笑里さんにうかがったところ、やはり普段のリサイタルなどとは違って、
緊張感がある会場なんだそうです。
でも、その緊張感やお客さんとの距離の近さが、一体感のある演奏をさせてくれるとも
おっしゃっていました。

普段、僕もスタジオでは笑里さんの近くでお話しさせていただいていますが、
この日、会場に来られたお客さんは、目の前、すぐ手が届きそうな場所で、
生の演奏が聴けてうらやましかったです。

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Café Cadenza

2011/02/27 : アカデミー賞の映画音楽

今夜の「Cafe Cadenza」は、【アカデミー賞に見る映画音楽】として、
思い出に残る名画を彩った映画音楽をご紹介。

まずは、映画『オズの魔法使い』から「Over The Rainbow〜虹の彼方に」。
この曲は、主演のジュディ・ガーランドが歌って、
1939年のアカデミー賞で“歌曲賞”を受賞しています。
ちなみに、この『オズの魔法使い』は、
アメリカ映画協会が2007年に発表した「歴代名画」のベスト100では第10位。
2006年に発表した「歴代ミュージカル映画」のベスト25では第3位。
ジュディ・ガーランドが歌ったこの主題歌は、「歴代名歌曲」の部門で堂々の1位に輝いています。

続いては、オードリー・ヘップバーンが主演した映画『ティファニーで朝食を』から、
ヘンリー・マンシーニが作曲した「ムーン・リバー」。
この曲は、1961年のアカデミー賞で“劇・喜劇映画 音楽賞”と“歌曲賞”を受賞。
ヘンリー・マンシーニは、この『ティファニーで朝食を』での成功を皮切りに、
『酒とバラの日々』や『シャレード』『ピンク・パンサー』『ひまわり』といった作品で音楽を手がけ、
アメリカの映画音楽界の巨匠のひとりに数えられます。

そして、アメリカの映画音楽界の巨匠と言えば、ジョン・ウィリアムズ。
1975年の『ジョーズ』、1977年の『スターウォーズ』、1982年の『E.T.』、
1993年の『シンドラーのリスト』でそれぞれ“作曲賞”を受賞。
1971年には『屋根の上のヴァイオリン弾き』で“編曲賞”も受賞していて、
過去5回、アカデミー賞を受賞しております。
ちなみに、これまでにノミネートされた回数は、45回!
これは、史上最多だそうです。


こんな風に、音楽を切り口に映画の本編に入っていくというのも、
面白い映画の楽しみ方かもしれませんね。

Café Cadenza

2011/02/20 : クラシック聴き比べ〜チェロ編〜

今夜の「Cafe Cadenza」は、人気企画【クラシック聴き比べ】のチェロ編。

私もチェロは大好きな楽器のひとつで、人間の声に近い弦楽器と言われていて、
その音色を聴いていると、とても癒されます。
そんなチェロの音色で、名曲を聴き比べてみました。

・バッハ作曲「無伴奏チェロ組曲 第1番」よりプレリュード
 ヨーヨー・マさんとロストロポーヴィチさんの演奏で聴き比べ。
 ヨーヨー・マさんの演奏が、一音一音丁寧に弾いている感じがするのに対し、
 ロストロポーヴィチさんの演奏には勢いがあって、音の抑揚から感情の高ぶりを感じました。

・フォーレ作曲「夢のあとに」
 ハンナ・チャンさんとオーフラ・ハーノイさんの二人の女性チェリストの演奏で聴き比べ。
 ハンナ・チャンさんの演奏は、夢の余韻を楽しむような印象があって、
 一方のオーフラ・ハーノイさんの演奏は、まるでお祭りの後のような切なくて儚い感じがしました。

・「鳥の歌(カタルーニャ民謡)」
 現代のマエストロ、ミッシャ・マイスキーさんと、20世紀最高のチェリスト、パブロ・カザルスさんの
 演奏を聴き比べ。
 ミッシャ・マイスキーさんの演奏には、やはり安定感があって情感豊かでうっとりさせられました。
 一方のパブロ・カザルスさんの演奏なんですが、もう鬼気迫るものがあって、
 聴いている方も、胸に熱いものがこみ上げてくる・・・・
 そんな言葉では言い表せない演奏でした。

この【クラシック聴き比べ】、次回はどんなテーマでお送りするのか、
楽しみにしていて下さい。

Café Cadenza

2011/02/13 : ラブストーリー inクラシック

今夜の「Cafe Cadenza」は、【ラブストーリー inクラシック】と題して、
名曲に隠されたラブストーリーをご紹介。

身分の違いによって恋愛が成就できなかったベートーヴェン。
奔放な恋愛の末、一人の女性との永遠の愛を願ったドビュッシー。

こうして、時代を超えて愛される名曲を生み出した偉大な作曲家たちの
人間味溢れるストーリーに触れると、名曲が誕生する「種」のような部分が見えてきて
より深く音楽を楽しむ事ができますよね。

ダ・ヴィンチが描いた「モナリザ」のモデルがどんな人だったのか想像するように、
作曲家たちのラブストーリーに思いを馳せながら、名曲を楽しんでみてはいかがでしょうか。

Café Cadenza

2011/02/06 : 勉強がはかどるクラシック

今夜の「Cafe Cadenza」は、【勉強がはかどるクラシック】と題して、
皆さんから頂いたリクエストをご紹介。

今回、【勉強がはかどるクラシック】に関する体験談にまつわるメッセージもあわせて頂いたんですが、
クラシックをBGMに流している塾が、結構、あるんですね。
クラシックは、勉強に集中できるそうですね。
塾に限らず、本屋さんや歯医者さんなんかでも、クラシックをBGMにしているところがあるんですが、
ケチャップさんは、奥さんの出産に立ち会われた時、クラシックが流れていたそうですよ。

あと、ソナタ形式の曲が、小論文の勉強に役立つっていうメッセージもありました。
曲の構成が、文章を書く時の構成と同じなんですね。
これは、新たな発見でした。


この時期は、受験シーズンの真っただ中なんですが、
受験生の皆さん、くれぐれも体調には気をつけて、
風なんかひかないように頑張って下さいね。
それから、クラシック音楽を聴きながら勉強するのもいいですけど、
時にはクラシックの名曲を聴いてリフレッシュしてもらえればと思います。

たくさんのリクエストやメッセージ、ありがとうございました。

Café Cadenza

2011/01/30 : 北欧で生まれたクラシック

今夜の「Cafe Cadenza」は、【北欧で生まれたクラシック】と題して、
ノルウェー、フィンランド、スウェーデン、そしてデンマークで生まれたクラシックの名曲をご紹介。

<ノルウェー>
 グリーグ作曲
 組曲『ペールギュント』より「ソルヴェイグの歌」

 このノルウェー出身のグリーグという作曲家は、1843年生まれで、19世紀の後半にかけて活躍。
 たいへん小柄な方で、生まれ故郷でもあるノルウェーの旧首都、ベルゲンの自然と海をこよなく
 愛していたそうです。

<フィンランド>
 シベリウス作曲
 「交響詩・フィンランディア」

 この「交響詩・フィンランディア」という曲は、最初「フィンランドは目覚める」というタイトルが付いて
 いたそうです。フィンランドは、ロシア帝国による支配が長く続いていており、この曲が作曲された
 当時、ロシア帝国からの独立運動が高まっていたそうです。ロシア側から、愛国心をかき立てる
 として、この曲の演奏が禁止された事もあるそうです。

<スウェーデン>
 アルヴェーン作曲
 「スウェーデン狂詩曲 第1番 夏至の徹夜祭」

 スウェーデン出身のアルヴェーンは、1872年、ストックホルムに生まれた作曲家で、
 他にも、指揮者、ヴァイオリニスト、画家としても知られている人物なんです。

<デンマーク>
 ニールセン作曲
 「交響曲 第4番 不滅」

 デンマーク出身のニールセンは、1865年、デンマークのフュン島にある街に生まれ、
 近くには、あの童話作家のアンデルセンが生まれた街もあるんだそうです。


季節によってイメージも膨らみやすい名曲もクラシックにはたくさんあるので、
寒い日が続きますが、こういった曲を聴きながら作曲家が音楽に込めた情景に、
思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

Café Cadenza

2011/01/23 : クラシックとお酒

今夜の「Cafe Cadenza」は、【クラシックとお酒】と題しまして、
有名な作曲家たちが愛した、お酒にまつわるお話しをご紹介。

まずは、モーツァルト。
モーツァルトは大のワイン好きだったようで、代表作でもあるオペラ『ドン・ジョバンニ』にも
自分が好きだったワインが登場します。
モーツァルトは、何度もイタリアのロヴェレートという町を訪れているんですが、
この地方で有名なワインが、マルツェミーノ。
モーツァルトはこのマルツェミーノを大変気に入り、それを知った台本作家のダ・ポンテが、
『ドン・ジョバンニ』の中に、このワインを登場させたんだそうです。

そして、同じくワイン好きだったのが、バッハ。
バッハの遺品の中には、かなり立派なワイングラスがあるそうなんですが、
バッハは、所属していた宮廷楽団や教会からもらっていた報酬の中には、
ワインによる現物支給も含まれていたそうです。
ちなみに、旅行した時にもよくワインを飲んでいたようで、
かなりの量のワイン代に関する領収書も残っているそうです。

皆さんも、お酒が大好きだった作曲家に思いを馳せながら、
クラシック音楽をつまみに、美味しいお酒を楽しんで頂けたらと思います。

Café Cadenza

2011/01/16 : 元気が出るクラシック

今夜の「Cafe Cadenza」は、【元気の出るクラシック】と題しまして、行進曲を特集してお送りしました。

クラシックと聞くと、よく「癒される音楽」という風にイメージされる方も多いと思いますが、
実は、元気をくれる名曲もたくさんあるんです。
その代表なのが、行進曲。

まず代表的なのが、シューベルトの「軍隊行進曲」。
元々、ピアノの連弾のために書かれた曲で、中でも第1番は有名で、
管弦楽用に編曲されたものや吹奏楽用に編曲されてものもよく演奏されます。

そして、女性にとって気合いが入るのが「結婚行進曲」。
メンデルスゾーンの「夏の夜の夢」に収められているものや、
ワーグナーのオペラ「ローエングリン」の中の「婚礼の合唱」も、
「結婚行進曲」としてよく知られていますよね。

他にも、サン=サーンス作曲の「英雄行進曲」、モーツァルトの「トルコ行進曲」などなど、
聴いていてワクワクするような作品もたくさんあります。
新しい年になって3週間程になるんですが、この時期というのは、正月の遊び疲れが出てしまって、
どうも、「シャキッとしないなぁっ」て言う方も多いと思いますが、
こんな行進曲を聴いて、ここから元気に新しい一年のスターを切ってくださいね。

Café Cadenza

2011/01/09 : 作曲家たちの二十歳の頃

今回の「Cafe Cadenza」は、成人の日を前に【作曲たちの二十歳の頃】をテーマに、
歴史に名を残している作曲家は、二十歳という年齢でどんなことを成し遂げていたのかをご紹介。

まずは、モーツァルト。
“トルコ風”として人気も高い「ヴァイオリン協奏曲」の第5番を、二十歳の誕生日の1ヶ月前に書き
終えていました。
さらに、モーツァルトは二十歳になる前に、ヴァイオリン協奏曲とピアノ協奏曲、それとオペラを
それぞれ5曲。そして、交響曲を30曲。他にも諸々、全部でおよそ100曲近くを作曲しております。

そして、ショパン。
二十歳の時に、故郷のポーランドのワルシャワに別れを告げて、新たな旅立ちの意味も込めて、
この「ピアノ協奏曲」の第1番を作曲し自ら初演しています。

他にも、チャイコフスキーは法務省に勤務して音楽とは違う道を歩んでいたり、
バッハは教会でオルガン奏者を務めていたり、
ブラームスは演奏旅行でロベルト・シューマンに出会っていたりと、
まさに人に歴史ありって感じです。

まぁ、偉大な作曲家の全部が、若い頃からスゴかったわけではなく、
遅咲きで成功した人もたくさんいますので、
私も一歩一歩、目標に向かって進んでいこうと思います。

Café Cadenza

2011/01/02 : 新年の幕開けを飾るクラシック

今夜の「Cafe Cadenza」は、【新年をクラシックで祝おう!】と題して、
新しい年の幕開けにピッタリなクラシックの名曲をお届け。


さて、クラシック音楽の世界で一年の幕開けを飾るモノと言えば、
毎年1月1日に、ウィーン楽友協会の大ホールで行われる
ウィーンフィルのニューイヤー・コンサート。
そして、このニューイヤー・コンサートで、必ず演奏される曲が、
お馴染みの、「ラデツキー行進曲」です。
この曲は、アンコールで必ず演奏されるんですが、
曲の途中で、指揮者もお客さんの方を向いて指揮をしたりして、
お客さんの方も、それにあわせて拍手をしたり、すごく盛り上がるんですよね。

ちなみに、このニューイヤー・コンサートではどんな曲が演奏されるかといいますと、
ヨハン・シュトラウス祇い筺◆肇錺襯腸Α匹箸盡討个譴襯茱魯鵝Ε轡絅肇薀Ε広鏡い箸い辰拭
「シュトラウス家」の作曲家の作品を中心に選曲されるんだそうです。


今夜は、新しい年の幕開けにピッタリなクラシックの名曲ということで、
他にも、「ローマの松」(レスピーギ:ボルゲーゼ荘の松より)や
「ハレルヤ・コーラス」(ヘンデル:オラトリオ“メサイア”より)、
「月の光」(ドビュッシー:ベルガマスク組曲より)なんて曲を選んでみました。

こんな曲を聴きながら、今年一年の抱負をゆっくりと考えてみてはいかがでしょうか。

Café Cadenza

2010/12/26 : 高橋館長が語る「カンディンスキーと青騎士」展

今夜は、12月6日に三菱一号館美術館の「Cafe 1894」で行いました番組公開録音
【MITSUBISHI JISHO CLASSY CONCERT in Marunouchi】の模様をお届け。

この時間では、三菱一号館美術館の館長でいらっしゃる高橋明也さんに、
現在、開催中の「カンディンスキーと青騎士」展についてご紹介頂きました。

このカンディンスキーという画家は“抽象絵画の祖”と呼ばれる人物。
人間の感情や匂い、空気感といった目には見えないモノをキャンバスに表現する作風は、
音楽にも似たところがあって、共感できる部分が多かったですね。

実は、オーストリアの作曲家にシェーンベルクという人物がいるんですが、
カンディンスキーの作品には、このシェーンベルクのコンサートの様子を描いたものが
あるんですね≪印象掘淵灰鵐機璽函泡筺
一見、コンサートのどんな風景を描いたのか分からないかもしれませんが、
カンディンスキーは、そのコンサートで感じた音や熱気、空気感をキャンバスに描いたんですね。

ちなみに、このシェーンベルクも青騎士の芸術活動に参加していたそうで、
自身も絵を描いていたんだそうです。


<絵画のタイトル>
.凜.轡蝓次Εンディンスキー ≪花嫁≫
  1903年 レンバッハハウス美術館蔵
  Städtische Galerie im Lenbachhaus und Kunstbau München
▲凜.轡蝓次Εンディンスキー ≪ガブリエーレ・ミュンターの肖像≫
  1905年 レンバッハハウス美術館蔵
  Städtische Galerie im Lenbachhaus und Kunstbau München
ヴァシリー・カンディンスキー ≪ミュンヘン―郊外≫
  1908年 レンバッハハウス美術館蔵
  Städtische Galerie im Lenbachhaus und Kunstbau München
ぅ凜.轡蝓次Εンディンスキー ≪ムルナウ近郊の鉄道≫
  1909年 レンバッハハウス美術館蔵
  Städtische Galerie im Lenbachhaus und Kunstbau München
ゥ凜.轡蝓次Εンディンスキー ≪印象掘淵灰鵐機璽函泡
  1911年 レンバッハハウス美術館蔵
  Städtische Galerie im Lenbachhaus und Kunstbau München
Ε凜.轡蝓次Εンディンスキー ≪コンポジション拶笋里燭瓩僚作 2
  1913年 レンバッハハウス美術館蔵
  Städtische Galerie im Lenbachhaus und Kunstbau München

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2010/12/19 : クラシックで聴くクリスマス・キャロル

今夜の「Cafe Cadenza」は、クラシックで聴くクリスマス・キャロルをお届け。

クリスマスの定番ソングと言えば、どんな曲が思い浮かぶでしょうか?
「きよしこの夜」っていう方も多いと思うんですが、
実はこの曲、あるハプニングから生まれた曲なんですよね。
クリスマスの礼拝を控えた教会で、オルガンが使えなくなり、
急遽、ギターで伴奏が出来るようにと作られたのが、この「きよしこの夜」。
以来、300を超える言語で翻訳され、世界中で愛される曲になりました。

こんな曲の誕生秘話なんかも調べてみると、
お馴染みのクリスマス・キャロルも、一味違った楽しみ方が出来ますね。

Café Cadenza

2010/12/12 : アヴェ・マリア特集

今夜の「Cafe Cadenza」は、いろんな作曲家の「アヴェ・マリア」を特集。

みなさんは「アヴェ・マリア」と聞いて、どの作曲家の作品が思い浮かぶでしょうか。
シューマン? バッハ/グノー? それとも、カッチーニ?
たぶん、一番有名なのはシューマンの「アヴェ・マリア」かもしれませんね。

ちなみに、バッハ/グノーの「アヴェ・マリア」は、
伴奏の部分が、バッハが作曲した「平均律クラヴィーア曲集」の第1巻の第1曲になっていまして、
これを元に、バッハの時代からずっと後になって、
グノーという作曲家がメロディを付けたものになっています。

そして、カッチーニの「アヴェ・マリア」。
こちらは、旧ソ連のウラディミール・ヴァヴィロフという作曲家が、「カッチーニ作」としてこの曲を発表。
そこから勘違いされて、カッチーニの「アヴェ・マリア」として有名になってしまったというエピソードが
残っています。

この他にも、エルガーやリスト、ブラームスも「アヴェ・マリア」という曲を書いていまして、
当時は、作曲家が「アヴェ・マリア」というタイトルの曲を作るというのは、
自信の信仰心の現れのようなものだったのでしょうか。

さて、この「アヴェ・マリア」というのは、“おめでとう、マリア”っていう意味があるんだそうです。
これが転じて、聖母マリアにお祈りをする言葉として使われるようになったんだそうですが、
クリスマスと言いますと、イエス・キリストの誕生を祝う記念日。
この「アヴェ・マリア」を聴きながら、イエスの母、聖母マリアにも祈りを捧げましょうということで、
クリスマスのシーズンには、ピッタリな曲なんじゃないでしょうか。

Café Cadenza

2010/12/5 : クリスマスの定番バレエ『くるみ割り人形』

今夜の「Cafe Cadenza」は、クリスマス・シーズンにオススメのバレエ音楽『くるみ割り人形』に
スポットを当ててお送りしました。


この『くるみ割り人形』は、ロシアの作曲家、チャイコフスキーが作曲したバレエのための音楽で、
『白鳥の湖』と『眠れる森の美女』と並ぶチャイコフスキーの“三大バレエ曲”のひとつに
数えられています。

初演は1892年の12月18日。
クリスマスの日の夜に、主人公の女の子が妖精たちの世界に迷い込み、
そこで、いろんな出来事が巻き起こるっていうストーリー。
こんなところから、クリスマス・シーズンになると、バレエでもよく上演される作品です。

この『くるみ割り人形』には、お菓子やオモチャの妖精などが登場し、
それぞれに印象的なかわいい音楽が付けられていますし、
「行進曲」「こんぺいとうの踊り」「ロシアの踊り」「あし笛の踊り」「花のワルツ」など、
聴き馴染みのある曲もいっぱい詰まっていますので、これからのシーズンにピッタリです。

皆さんも、今年は家で、手作りのお菓子やケーキなんかを用意して、
あたたかいクリスマスを過ごしていただけたらと思います。
そして、BGMは『くるみ割り人形』なんかが良いと思いますよ。


Café Cadenza

2010/11/28 : 初めてのオペラ体験

今夜の「Cafe Cadenza」は、【初めてのオペラ体験】と題しまして、
気軽に楽しめるオペラの企画をご紹介。

ニューヨークにある、世界最大のオペラ・ハウス「メトロポリタン歌劇場」で行われている
最新のオペラ公演の模様が世界各地の映画館に配信されて、
映画館の大きなスクリーンで、気軽に楽しめるというライブ・ビューイングが、
2006年から行われています。
『METライブ・ビューイング』という企画なんですが、
昨年は44ヵ国、1200カ所以上の映画館で上映されまして、
240万人以上の観客を動員しているんだそうです。
もちろん、日本でも行われているんですが、今月から2010年〜2011年の
新しいシーズンの上映がスタートしています。

\3500-という低料金で、最新のオペラが気軽に楽しめるというエンタテインメントなんですが、
オペラの本編だけではなく、出演者やスタッフのインタビューはもちろん、
幕間に行われるステージ・チェンジの様子なんかも、
このライブ・ビューイングでは楽しむことができます。

オペラを劇場で観るのは、まだちょっと勇気がいるという方は、
まずは、この『METライブ・ビューイング』でオペラの魅力に触れてみることをオススメします。


『METライブ・ビューイング』ホームページ
http://www.shochiku.co.jp/met/

Café Cadenza

2010/11/21 : 偉大な作曲家の意外な趣味

今夜の「Cafe Cadenza」は、クラシックの豆知識【クラペディア】シリーズ。
「偉大な作曲家の意外な趣味」についてご紹介。


まずは、チャイコフスキー。
トランプを使ったギャンブルが大好きだったそうです。
こののギャンブル好きが高じてか、『スペードの女王』というオペラも書いていまして、
かなり主人公に感情移入していたそうです。

そして、プッチーニ。
彼は、モーターボートの趣味を持っていました。
かなりのスピード狂だったようで、モーターボートの運転中、転覆して
骨折までしてしまった事があるそうで、
そのおかげで、あの有名な『蝶々夫人』の作曲が遅れてしまったというエピソードも。

最後は、ドヴォルザーク。
彼は、かなりの鉄道マニアで、近くの駅まで散歩をするのが日課で、
時間の許す限り、機関車を眺めていたそうです。
ただ見ているだけでは飽きたらず、この駅に入ってくる全ての機関車のモデルと車体番号、
運転士の名前までも調べ上げていたといいます。

一つの事を極めた人は、趣味の世界にもかなりのめり込む人が多いんでしょうか。
作品からは見えてこない、意外な一面が垣間見る事が出来ました。

Café Cadenza

2010/11/14 : クラシック on MOVIE

今夜の「Cafe Cadenza」は、【クラシック on MOVIE】と題しまして、
映画で有名になったクラシックの名曲をご紹介。

まずは、スタンリー・キューブリック監督の『2001年宇宙の旅』から、
リヒャルト・シュトラウスが作曲した、「ツァラトゥストラはかく語りき」。
よく、宇宙モノのドキュメントとか、新しい何かが始まりますよ! って、
言う時なんかにこの曲が使われているのをよく耳にしますよね。

次に、フランシス・コッポラ監督の映画『地獄の黙示録』より、
ワーグナーが作曲した「ワルキューレの騎行」。
これは、『ニーベルングの指環』という劇曲の中の1曲。
この曲を聴くと、ヘリコプターが飛んでいくシーンを思い浮かべる方も
多いんじゃないでしょうか。

そして、1955年に公開された『ファンタジア』というディズニーのアニメ映画からは、
フランスの作曲家のポール・デュカスが作曲した「魔法使いの弟子」。
この映画では、他にもバッハの「トッカータとフーガ」、ストラヴィンスキーの「春の祭典」、
ベートーヴェンの「交響曲 第6番 田園」、シューベルトの「アヴェ・マリア」といった曲も
使われているんですね。

最後は、シリア・ジョンソンとトレヴァー・ハワードの主演で製作された恋愛映画
『逢引き』から、ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第二番」。
この映画では全編にわたってこの曲が使われていまして、
映画の内容と合いまって、人気が高まりました。

映画で使われているクラシックの曲は、まだまだたくさんありますので、
この企画も、また第2弾、第3弾とお届けしていこうと思いますので、
楽しみにしていてください。

Café Cadenza

2010/11/07 : 比類なきオーケストラ、ウィーン・フィル

今夜の「Cafe Cadenza」は、現在、来日中のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を
取り上げてみました。

世界最高のオーケストラの一つに挙げられ、厳格な楽団員のセレクションや独自の
奏法を持つ事から、“比類なきオーケストラ”とも呼ばれるウィーン・フィル。
初めて開催した舞踏会では、リヒャルト・シュトラウスがファンファーレを書き下ろし、
マーラーが首席指揮者を務めたオーケストラ。

そんなウィーン・フィルを日本で紹介する上で、忘れてはならないのが小澤征爾さん。
小澤征爾さんがウィーン・フィルと初めて共演したのは、1966年のザルツブルク音楽祭。
この時、小澤征爾さんは、31歳!
そこで信頼を得た小澤征爾さんは、以降、数々の共演を重ねて、
2002年には、日本人として初めてニューイヤー・コンサートの指揮者に抜擢されました。
こうして、小澤征爾さんを通してウィーン・フィルは日本にも馴染みの深いオーケストラに
なったわけなんですね。

Café Cadenza

2010/10/31 : ハロウィンとクラシック

今夜の「Cafe Cadenza」は、【ハロウィンとクラシック】をテーマに、
ハロウィンの夜に似合うクラシックをご紹介。

まず、このハロウィンなんですが、ヨーロッパのカトリックを信仰する人達の間で
始まったとされる行事で、ハロウィンを祝う10月31日はカトリックの「諸聖人の日」の
前日にあたります。元々は、ケルト人が行っていた収穫感謝祭がその起源とも
言われているんですね。
このケルトの収穫感謝祭なんですが、それが行われていた10月31日というのは、
ケルトの人達にとって1年の終わり、大晦日にあたるそうです。
そして、この夜には精霊や魔女が出てくると信じられていたんだそうです。
そこで、こういった精霊や魔女から身を守るために人々は仮面を被って魔除けのたき火をして、
その年の収穫に感謝していたというものだったそうですね。

クラシックの曲にも、魔法使いや妖精をモチーフにしたものがたくさんあって、
そんな曲を聴きながら、ハロウィンの夜を過ごすのも良いんじゃないでしょうか。

Café Cadenza

2010/10/24 : 【クラシック on TV】CMに使われた名曲集

今夜の「Cafe Cadenza」は、【クラシック on TV】と題しまして、
CMでもお馴染みのクラシック名曲集をお届けしました。

お手軽中華から栄養ドリンク、そして携帯電話まで。
普段、テレビを何気なく見ていると流れてくるクラシックの名曲を、
「CM」という切り口からご紹介しました。

そこで気づいたんですが、薬のCMってクラシックのゆったりした曲が
よく使われるんですね。やはり、癒しの効果なんでしょうか。
中には、ブラームスの「ハンガリー舞曲 第5番」なんていうアップテンポな曲が
下痢止めのCMに使われていたりしますが・・・・
(ケチャップさんのお気に入りでした)

私も、テレビから流れてくるクラシックは気になるんですが、
音楽と商品との意外なマッチングに驚かされる事もしばしば。
音楽を聴いているだけでは気づかない独特な世界観がCMにはあるんですね。
今更ながら、映像による効果ってスゴイ。

Café Cadenza

2010/10/10 : 今夜は【スポーツとクラシック】

今夜の「Cafe Cadenza」は、
【スポーツとクラシック】をテーマにお届けしました。

オッフェンバックの『天国と地獄』や、
カバレフスキーの「道化師のギャロップ」などなど、
運動会ではお馴染みのクラシックをご紹介。
そして、村上春樹さんの小説「1Q84」でも取り上げられた
ヤナーチェク「シンフォニエッタ」の意外な制作秘話など、
スポーツの秋らしく、思わず体を動かしたくなる曲とお話し。

ちなみに、運動音痴に見られがちな、私、宮本笑里ですが、
小学校の頃は、リレーの選手でアンカーを任されるなど、
走るのにはちょっと自信があるのです。
今でも、逃げ足だけは速いかも?!

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2010/10/03 : 美食家だったアノ作曲家にフィーチャー

今夜の「Cafe Cadenza」は、食欲の秋ということで【美食家ロッシーニ】をテーマに
お届けしました。

ロッシーニは、『ウィリアム・テル』や『セビリアの理髪師』といった
オペラの作曲で大変有名な作曲家なんですが、大の美食家としても知られ、
44歳で音楽家としての活動を引退し料理の道へ進んだんですね。
フランス料理には、今でも彼の名前が付いたメニューがあるそうです。

そんなロッシーニ料理好きを象徴するようなエピソードが。
ロッシーニは、人生で3回だけ、泣いたことがあるそうなんですが、
一度目は、自分が書いたオペラが、初めて失敗した時。
二度目は、パガニーニのヴァイオリンを聴いた時。
そして、三度目が・・・・
トリュフがたっぷり詰まった七面鳥の料理を、
ボートから落としてしまった時、なんだそうです。
本当に食べることが大好きだったんですね。

ちなみに、私、宮本笑里の大好きな食べ物と言えば、
やっぱり、ラーメンですかね。
私は、豚骨派です。

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2010/09/26 : 今夜はCLASSY CONCERTの模様をお届け

今夜の「Cafe Cadenza」は、先日行った【CLASSY CONCERT】の模様から
バンドネオン奏者の三浦一馬さんとGOTAN PROJECTのDJ、
フィリップ・コーエン・ソラルさんによるステージの模様をお届け。

三浦一馬さんは、現在、二十歳。
10歳の時、テレビで小松亮太さんの演奏を見てバンドネオンの魅力に目覚めたそうで、
その後、その小松亮太さんの元でバンドネオンを習われたんだそうです。
16歳の時には、自分で制作したCDの売り上げでアルゼンチンに渡り、
バンドネオンの修行をされたそうなんですよね。
すごい行動力!
10月2日には、茨城の方で室内合奏団との共演によるコンサートに出演。
10月の27日には、浜離宮朝日ホールにおきまして、
ソロ・リサイタルも予定されています。

そして、フィリップ・コーエン・ソラルさん率いるGOTAN PROJECTですが、
タンゴやミロンガといったアルゼンチンの伝統音楽が中心で、
これに、ハウスやジャズといったクラブ系の音楽を融合させたスタイルで、
ヨーロッパを中心に、大人気なんのグループなんですね。
来年の3月26日に、JCBホールで来日ライブも予定されています。


そんな三浦さんとフィリップさんが、
今回、この【CLASSY CONCERT】で初コラボ!
熱いラテン音楽の世界をご披露下さいました。

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2010/09/19 : クラシックの豆知識【クラペディア】

今夜の「Cafe Cadenza」は、クラシックの豆知識【クラペディア】シリーズ。
今回は、「ヴァイオリン」についての豆知識をご紹介しました。

“コンサートの最中、弦が切れたらどうするの?”
“ヴァイオリンの聖地って?”
“ヴァイオリンに空いている穴は何のため?”

クラシック音楽って、曲だけではなく、
こういう楽器にもいろんなストーリーがあって、やっぱり奥が深いです。

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2010/09/12 : ルチアーノ・パヴァロッティを偲んで

この時間は、20世紀のオペラ界に輝いた偉大なるテーノール歌手、
ルチアーノ・パヴァロッティにスポットを当ててお送りしました。

パヴァロッティと言えば、2007年にイタリア・モデナの自宅で
お亡くなりになって、先日9月6日が命日だったんですね。
ということで、生前の姿を偲んで、そんなパヴァロッティの歌声をお届けしました。

このパヴァロッティなんですが、
「キング・オブ・ハイC」なんて呼ばれていたんですが、
この「ハイC」というのは、ヴィオラの第四弦の音よりさらに2オクターブも
高い音なんだそうです。
こう聞いただけで私なんか「辛そう〜」って思ってしまうんですが、
パヴァロッティのスゴイところって、それだけの高音を出しながら、
声に艶があって、華麗で、伸びやかで。
まるで、必死さが伝わることがないって言うか、余裕というか。
その余裕が、また聴く者を引きつけるんだと思います。

皆さんも、あらためてパヴァロッティの歌声を聴きながら、
今は亡き20世紀を代表する偉大なるテノール歌手の偉大なる功績に、
思いを馳せてみてはいかがでしょうか。


Café Cadenza

2010/09/05 : 名言が語る、マエストロ・小澤征爾

今夜は、日本が誇る世界のマエストロ、小澤征爾さんにスポットを当てて
お送りしました。

先日9月1日は、日本が生んだ世界のマエストロ、
小澤征爾さんの75回目のお誕生日。
ご病気の方も、だいぶ良くなられたそうでよかったですよね。

今回は、そんな小澤征爾さんがこれまでに語った名言から、
そのスゴさに迫ってみました。

ちなみに、小澤征爾さんの著書『ボクの音楽武者修行』には、
深〜い言葉や、心を打つお話しが数多く紹介されています。

小澤征爾さんが「世界のマエストロ」と呼ばれるようになった理由が
紐解ける1冊です。

Café Cadenza

2010/08/29 : クラシックで聴くジブリの名曲

今夜は、【クラシックで聴くジブリの名曲】と言うテーマでお届け。

この夏、『借りぐらしのアリエッティ』が大ヒットしている
スタジオ・ジブリの映画なんですが、
これまでも、たくさんの名作がありました。

今夜は、そんなジブリの名作で流れていたアノ名曲を、
クラシックのアレンジで聴いてもらおうという企画。

『崖の上のポニョ』や『天空の城ラピュタ』、
そして、新作の『借りぐらしのアリエッティ』の名曲たちが、
クラシック風にお色直し。
原作とは、また一味違った世界が広がりました。

このコーナーでは、今後も「クラシックで聴く・・・・」シリーズを
お届けしていこうと思います。

Café Cadenza

2010/08/22 : クラシック聴き比べ〜ヴァイオリン編〜

今夜のテーマは、【クラシック聴き比べ】〜ヴァイオリン編〜。
クラシックの名曲を、いろんなヴァイオリニストの音色で聴き比べてみました。

まずは、エルガー作曲の「愛の挨拶」を聴き比べ。
今回は、日本が誇る天才ヴァイオリニストの五嶋みどりさんに、
同じく天才少女としてデビューした世界的なヴァイオリニストのサラ・チャンさん。
そして、千住真理子さんが奏でるストラディバリウス「デュランティ」の音色。

やはり三者三様、それぞれ特徴のある演奏でした。

次に聴き比べたのが、ベートーヴェン作曲の「ヴァイオリン・ソナタ 第9番」から
第1楽章。
ダーヴィッド・オイストラフの1962年、53歳の時の録音
ラトビア出身のヴァイオリニスト、ギドン・クレーメルによる
1994年、46歳の時の録音。
そして、20世紀における最も偉大なヴァイオリニストの一人に数えられる、
イツァーク・パールマンの演奏を聴き比べ。

聴き比べの題材になったベートーヴェン作曲の「ヴァイオリン・ソナタ 第9番」
という曲は、18世紀の後半から19世紀にかけて活躍したヴァイオリニスト、
ロドルフ・クロイツェルに捧げられた曲で、
かつての名ヴァイオリニストに捧げられた曲を、
現代の巨匠たちが演奏で聴き比べてみました。

対木は、どんな聴き比べになるのか、お楽しみに。

Café Cadenza

2010/08/15 : クラシック都市伝説

今夜のテーマは、【クラシック都市伝説】。
クラシック音楽にまつわる「謎」や「不思議」をご紹介。

「第九の呪い」
 ベートーヴェンが、交響曲を9番までしか書けなかったことに由来。
 何人もの作曲家が、交響曲を9番まで書き終える前に命を落とす・・・・
 そんなお話です。
 しかも、この「第九の呪い」を、身をもって証明してしまった
 ある有名な作曲家が・・・・

「謎の依頼人」
 モーツァルトの最後の作品「レクイエム」を依頼したのは、
 名前も明かさなかった謎の人物。
 モーツァルトは、その「レクイエム」の作曲中、命を落とすのですが
 絶筆となった第8曲「涙の日」を作曲するモーツァルトの身に
 何が起こったのか・・・・・

クラシック音楽の世界にも、こんな謎や不思議といった
都市伝説が存在します。
信じるか、信じないかは、あなた次第です・・・・


Café Cadenza

2010/08/08 : 千人の交響曲

この時間は、今年、生誕150年のアニバーサリー・イヤーを迎えた作曲家、
グスタフ・マーラーの「千人の交響曲」をご紹介。

このタイトルなんですが、マーラー本人がつけたわけではなく、
演奏規模があまりに大きかったために、
初演をした時の興行主が宣伝用のポスターに、
「千人の交響曲」と書いたのが始まりと言われているんだそうです。

マーラーは1906年の夏に、この曲の草稿を仕上げ、
次の年の夏にはオーケストレーションを完成。
わずか、2回の夏の間に書き上げた曲なんだそうです。

今年は、マーラーにとって生誕150年のアニバーサリー・イヤーでもありますので、
ゲーテの『ファウスト』なんて読みながら、
この「千人の交響曲」、じっくりと味わってみていただければと思います。

Café Cadenza

2010/07/25 : ポピュラーミュージックとクラシック

今夜は、クラシックの名曲をモチーフにしたポピュラー・ミュージックをご紹介。

何気なく聴いていたポピュラー・ミュージックの曲には、
クラシックの名曲がモチーフになっているものが結構あります。

最近では、平原綾香さんがクラシックの名曲に日本語の歌詞をつけて
歌っていらっしゃって、そんなクラシックの曲を集めたアルバムも
リリースされていますが、
他にもいろんなアーティストがクラシックの名曲をカバーしています。

例えば、大貫妙子さんの「昨日、今日、明日」。
この曲は、ドビュッシーの「交響曲 第三番」の第三楽章に歌詞をつけたもので、
オーケストレーションによるアレンジが原曲の世界観を忠実に再現しています。

そして、アメリカのシンガー・ソングライター、エリック・カルメンの代表曲
「オール・バイ・マイ・セルフ」。
この曲は、ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第二番」の第二楽章がモチーフに
なっていまして、原曲の美メロがふんだんに盛り込まれています。

ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第二番」と言えば、
第一楽章をモチーフにした曲なんて言うのもあります。
QUEENのフレディ・マーキュリーがスペインのソプラノ歌手
モンセラート・カバリェと歌った「The Fallen Priest」という曲なんですが、
こちらは独自の解釈で、かなり変わったアレンジになっています。

他にも、クラシックの名曲をモチーフにした曲ってたくさんあると思いますので、
こんな曲を知ってるという方は、メッセージを送って下さい。
また、番組で紹介したいと思います。

Café Cadenza

2010/07/18 : 恋するクラシック

今夜は『恋するクラシック』と題して、恋愛から生まれた名曲をご紹介。

皆さんは『ベニスに死す』という映画、ご存じでしょうか。
この映画では、マーラーの「交響曲 第五番」が取り上げられているんですが、
この曲の第四楽章は、当時、マーラーがお付き合いをしていた
アルマ・シントラーに宛てた音楽のラブレターと言われてたりするんですよね。
ショパンにシューマン、ブラームス、ベートーヴェンなどなど、
こんな風に恋愛から生まれた曲がたくさんあります。

桐朋学園大学の教授でいらっしゃる西原稔さんが書かれた
『クラシック 名曲を生んだ恋物語』という本があるんですが、
この本では、クラシックの大作曲家といってもいい有名な作曲家26名を取り上げて、
その作曲家たちの恋愛についてや、そこから生まれた名曲が紹介されています。
講談社プラス・アルファ新書から出ていますので、
よかったら、一度、読んでみて下さい。

Café Cadenza

2010/07/11 : ソナタ形式について掘り下げる!

今夜は、先週に引き続き、
『クラペディア 〜タイトルにも出てくるアノ言葉はナニ?〜』
のリベンジ編です。
宿題だった、「ソナタ形式」について、
分かりやすく掘り下げてみました。

そもそも「ソナタ形式」というのは、

交響曲や協奏曲、室内楽曲、ソナタなどに含まれることが多い。
原則として2つの主題を提示し、主題から属調へ進む提示部。
提示された主題を展開し、転調の頻繁な展開部。
主題と主調が回帰する再現部からなり、大きな規模を持っている。

というものらしいのですが、
これをベートーヴェンの「交響曲第五番」、お馴染みの「運命」の
第一楽章をベースに検証してみました。

あのケチャップさんも、なんとなく手応えを感じたようです。
これは、数を聴いてくしかないですね。
でも、こうして注意深く曲を聴いていくと、
なるほどと思う部部分たくさん出てくるので、
曲の魅力を理解する上でこうした曲の構成なんかも注して聴いてみると
楽しみも増えるんじゃないかなと思います。

Café Cadenza

2010/07/04 : クラシック音楽でよく耳にするあの言葉

今夜は、『クラペディア 〜タイトルにも出てくるアノ言葉はナニ?〜』と題して、
普段、よく耳にするけど、その意味が分からないクラシック用語をご紹介。

ちなみに、このコーナーの「Cadenza」とうのは、
曲や楽章が終わる直前に、独奏者=ソリストの技巧、
つまりテクニックを示すために挿入される、華麗な即興演奏のことを言います。

この他、「カンタービレ」や「ロンド」「カプリチオーゾ」、
「ソナタ」といった言葉について、その意味をご紹介しました。

Café Cadenza

2010/06/27 : クラシック聴き比べ〜ピアノ編〜

今夜の「Cafe Cadenza」は、「クラシック聴き比べ」。
今回は、番組に「のだめカンタービレ」原作者の二ノ宮知子さんが
登場と言うことで、のだめちゃんにちなんで「ピアノ編」です。

のだめちゃんのトレードマークとも言える曲、ベートーヴェンの「悲愴」と、
フランスのお城でのデビュー・リサイタルで弾いていたモーツァルトの
「ピアノソナタ第18番」を、いろんな演奏家で聴き比べてみました。

演奏家の出身地、録音した年代によっても違いが出て面白いですね。
やはり、ソリストの聴き比べはその特徴が出やすいです。

Café Cadenza

2010/06/20 : カジュアルに楽しむクラシックコンサート

今夜は、“Tシャツとジーンズで楽しめるクラシック・コンサート”をテーマに、
カジュアルな感じで楽しめるクラシックのイベントをご紹介。

7月から、シネ響『マエストロ6』がスタート。
これは、クラシックのコンサート、それも世界を代表するマエストロが指揮する
一流オーケストラの演奏を、映画館でしかも低料金で楽しめてしまうと言うもの。
5.1サラウンド・システムを完備した映画館で、
迫力のあるオーケストラの演奏が楽しめます。

また、このイベントには6人の指揮者が登場します。
サイモン・ラトル指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団。
クラウディオ・アバド指揮による、ルツェルン祝祭管弦楽団。
リッカルド・ムーティ指揮の、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団。
ダニエル・バレンボイム指揮の、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団。
ロリン・マゼール指揮による、ニューヨーク・フィルハーモニック。
グスターボ・デュダメルの指揮による、シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ。
世界に名だたる指揮者とオーケストラによるコンサートの上映が予定されています。

日程など、詳しくは公式ホームページをご覧下さい。


シネ響『マエストロ6』ホームページ
http://www.cinekyo.jp/

Café Cadenza

2010/06/20 : 雨の似合うクラシック!

今週は、「雨の似合うクラシック」というテーマでいただいたリクエストを
紹介しました。

どんな曲にリクエストが来たかというと・・・・

・ショパン作曲「雨だれ」
・ラヴェル作曲「亡き王女のためのパヴァーヌ」「水の戯れ」「ソナチネ」
・ドビュッシー作曲「亜麻色の髪の乙女」「アラベスク」「水に映る影」
・ヴィヴァルディ作曲『四季』より「夏」第三楽章
・ブラームス作曲「ヴァイオリン・ソナタ 第一番」
・バッハ作曲「無伴奏チェロ組曲 第二番」

中でも、バッハは意外でした。
バッハと聞くと、その存在自体が大きすぎて、どこか萎縮してしまう私ですが、
こうして雨の似合う曲として聴くと、また違った味わいがあるんですね。
新しい発見でした。

たくさんのリクエストやメッセージをいただき、ありがとうございました!

Café Cadenza

2010/06/06 : CLASSY CONCERTレポート

今夜の「Cafe Cadenza」は、先日、5月27日に丸ビル1階の「丸の内カフェease」で
行いました番組公開録音「MITSUBISHI JISHO CLASSY CONCERT in Marunouchi」の
模様をお届けしました。
ゲストは、今注目のインストゥルメンタル・ユニット、TSUKEMENの皆さん。
聴いていて元気をくれる“チャージ系”な演奏を、たっぷりと披露して
いただきました。

今回、私、宮本笑里が演奏させていただいたのは、カッチーニの「Ave Maria」と
マスネ作曲「タイスの瞑想曲」の2曲。

この「丸の内カフェease」での演奏は、お客様との距離がとても近く、
独特の雰囲気があります。
いつも、会場全体が一体感のある演奏が出来るように心がけているんですが、
今回の演奏、いかがだったでしょうか。

当日、会場にお越しいただいた皆さん。
そして、たくさんの観覧希望の応募をいただいた皆さん。
ありがとうございました。

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Café Cadenza

2010/05/30 : 村治佳織の美術展レポート

今夜は、私、村治佳織の美術展レポートをお届け。
先月、丸の内にオープンした新しい美術館、三菱一号館美術館で開催中の
「マネとモダン・パリ」展の模様をレポートいたしました。

この三菱一号館美術館は、煉瓦造りで低層階のとても雰囲気のある建物で
緑豊かな中庭も素敵なところです。
そんなレトロ感漂う美術館で、現在開催されているのが「マネとモダン・パリ」展。
有名なマネの作品はもちろん、パリの街の移り変わりが分かるような作品が
展示されています。

そして、今回、館長の高橋明也さんにもマネに関する貴重なお話しを伺うことが出来、
より絵の世界に入っていくことが出来ました。

マネと言えば、印象派を代表する画家なんですが、ドビュッシーやラヴェルといった
作曲たちの曲が聴こえてくるような展覧会でした。


三菱一号館美術館のホームページ
http://mimt.jp/

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Café Cadenza

2010/05/23 : live imageアンコール

今夜は、先日、無事終了しました「live image」コンサートの模様から、
私、宮本笑里の演奏をアンコール・オンエア!

ソロ・コンサートでは、ピアノとのデュオで演奏している「風笛」や
「dream」を、オーケストラimageの皆さんとのアンサンブルでお届け。
普段とは違ったアレンジの演奏をお楽しみいただきました。

そして、バンドネオン奏者の小松亮太さんとの共演。
私にとって、とてもハードルの高かったタンゴに挑戦した
「ラスト・タンゴ・イン・パリ」。
リハーサルの間中、“小松塾”の「タンゴ講座」で教わった演奏で、
タンゴの魅力をお伝えできたでしょうか?

Café Cadenza

2010/05/16 : ロベルト・シューマンの横顔

今夜は、ドイツ出身の作曲家、ロベルト・シューマンの横顔をご紹介。
今年はショパンの生誕200年のアニバーサリー・イヤーということで、
ショパンをテーマにしたイベントが開催されたり、ショパンにまつわる
CDが数多くリリースされたり盛り上がっているんですが、
実は、このシューマンも生誕200年なんですね。
今年の上半期はショパンに押され気味のシューマンなんですが、
その波瀾万丈の人生を振り返りながら、彼がのこした作品に隠された心情や
思いについて、掘り下げてみました。

シューマンに関しては、妻のクララ・シューマンとの関係が映画にもなって
いたりしますので、そういった“シューマンもの”の映画も
合わせて観てみて下さい。
より一層、シューマンの曲に入り込めると思いますよ。

Café Cadenza

2010/05/09 : サッカーとクラシック

今夜のテーマは、「サッカーとクラシック」。
今年は、ワールドカップ・イヤーということで、これからサッカーの話題が
盛り上がっていくと思うんですが、そんなサッカーとクラシックに関係に
スポットを当ててみました。

日本代表の試合やJリーグの試合なんかで、サポーターが応援歌が合唱している
シーンをよく見かけますが、実はこのサッカーの応援歌にはクラシックの名曲が
使われている事が多いって知っていましたか?

ヴェルディのオペラ『アイーダ』の「凱旋行進曲」や、エルガーの「威風堂々」、
あとヴェルディのオペラ『ナブッコ』の「行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って」
というアリアなどは、イタリア第二の国歌と言われているほどサッカーでは
有名な応援歌だったりします。

ヨーロッパのクラブチームには100年以上の歴史あるおのが多く、
クラブ設立当時から、こういったクラシックの曲を応援歌として使って
きたんでしょうね。応援にも、歴史ありといったところでしょうか。

Café Cadenza

2010/05/02 : オーケストラ聴き比べ

今夜の「Café Cadenza」では、オーケストラの聴き比べをしてみました。
同じ曲でも、指揮者とオーケストラが違えば聴こえ方は変わるのか?
同じ指揮者でもオーケストラが変わるとどうなるのか?
普段は、なかなかする機会のないオーケストラの聴き比べです。

指揮者もオーケストラの演奏家も、元をたどれば同じ楽譜で演奏しているはず。
でも、微妙に曲の印象が変わって聴こえたりするんですから不思議です。

みなさんの好きな曲も、いろんな指揮者、オーケストラの演奏を聴き比べて
自分好みのバージョンを探してみるのも楽しいんじゃないでしょうか。

Café Cadenza

2010/04/24 : はじめてのクラシック体験 !ラ・フォル・ジュルネに行こう!

今夜のテーマは、「はじめてのクラシック体験!ラ・フォル・ジュルネに行こう!」

今年も「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン“熱狂の日”音楽祭2010」の
季節がやってきました。早いもので、今年で6回目となるんですね。
テーマは、「ショパンの宇宙」。
4月28日から5月4日まで、東京国際フォーラムの全館と、
大手町、丸の内、有楽町のエリアで開催となっております。

予定されているコンサートは、有料のものと無料のものを合わせて約300。
ひとつのコンサートの時間が45分と非常にコンパクトで、
しかも、低料金で楽しめます。
それから、お子さん連れで楽しめる「キッズ・プログラム」も充実しているので、
お子さん連れでも、コンサートを楽しむことができます。

今年は私、村治佳織の出演します。
5月2日 15:00 国際フォーラム・B5
5月3日 13:00 国際フォーラム・B5

まだ、クラシックのコンサートに行ったことがないという方も、
お気軽に足を運んでみて下さい。
クラシック音楽のお祭りなので、きっと楽しめると思います。

<ラ・フォル・ジュルネの情報はこちら>
http://www.lfj.jp/lfj_2010/

Café Cadenza

2010/04/18 : ショパンにまつわるエトセトラ

4月18日の「Cafe Cadenza」は、今年、生誕200年のアニバーサリー・イヤーを
迎えたショパンをご紹介。

今で言う“草食系男子”的な印象のショパンの素顔について、
様々なエピソードとともに紐解きました。

ショパンと言えば、ゴールデンウィークの恒例となった音楽祭、
「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」のテーマも“ショパンの宇宙”。
来週の「Cafe Cadenza」では、そんな「ラ・フォル・ジュルネ」の楽しみ方を
ご紹介します。

Café Cadenza

2010/04/11 : 春を感じるクラシック

4月11日のテーマは、「春を感じるクラシック」。

クラシックには、タイトルに“春”がついた曲や“春”をイメージして作曲された
曲がいろいろあります。私が最初に思い浮かぶのは、ヴィヴァルディの『四季』の
「春」。実は、まだコンサートでも演奏をしたことがなかったこの曲なんですが、
秋に予定しているプラハ・カメラータという弦楽合奏団とのコンサートで演奏する
予定です。

リスナーのみなさんからも、「春を感じるクラシック」のリクエスト、
たくさんいただきました。

チャイコフスキー作曲 バレエ『くるみ割り人形』より「花のワルツ」
パッヘルベル作曲 「カノン」
モーツァルト作曲 『フィガロの結婚』より「序曲」
モーツァルト作曲 「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」
ベートーヴェン作曲 『ヴァイオリン・ソナタ 第五番』の「春」
ドヴォルザーク作曲 「ユーモレスク」
サティ作曲 「ジュ・トゥ・ヴ」

などなど・・・・。
みなさんも「春を感じるクラシック」を聴いて、春を満喫して下さい。


次回の「Cafe Cadenza」は、今年、生誕200年のアニバーサリー・イヤーを迎えた
ショパンについて、以外と知られていない素顔に迫ってみたいと思います。
みなさんのお好きなショパンの曲もリクエストしてくださいね。
お待ちしています。

Café Cadenza

2010/04/04 : 新コーナーがスタート!!

4月から、新コーナー「Cafe Cadenza」がスタート!

このコーナーでは、クラシック音楽をもっと自由にカジュアルに、
そしてより身近な存在にということで、毎週いろんなテーマで、
クラシック音楽の魅力を紹介していこうと思います。
そして、このコーナーの案内役としてケチャップさんが登場。
「Café Cadenza」のギャルソンとして、クラシック音楽の楽しさ、
魅力をいろんな切り口で紹介していただきます。

J-WAVEでは、この春「TURN INTO A NEWWORLD 〜はじまりのはじまり〜」を
テーマにキャンペーンを展開中!
これにちなんで、第1回のテーマは「クラシックの“はじまりのはじまり”」。
クラシック音楽の“初”について、取り上げてみました。

ヴァイオリンにまつわる“初”に、名曲にまつわる“初”などなど。
変わった角度でクラシック音楽の世界をご紹介。


来週のテーマは、「春を感じるクラシック」。
みなさんが、「この曲を聴くと、春だなぁって思う曲」や、
「春が似合う曲」のリクエスト、お待ちしています!

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Café Cadenza

2010/04/1 : Café Cadenza 始まります♪

4月から、Café Cadenza というコーナーが始まります。
アシスタントにケチャップさんをお迎えして、
クラシックをより自由にカジュアルに楽しめるコーナーをお届けします。

お楽しみに♪

 
today's songs

title:

ベートーヴェン: 交響曲第7番〜第4楽章

artist:

チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団

title:

ショパン: エチュード OP.10-12「革命」

artist:

フジ子ヘミング(P)

title:

リムスキー=コルサコフ: 「シェエラザード」〜若い王子と若い王女

artist:

アシュケナージ指揮フィルハーモニア管弦楽団
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