キーラ・ナイトレイは
ホントに英国時代劇がよく似合う女優だと思う。
僕が大好きな作品「プライドと偏見」は
今でも周囲に薦めまくるくらいの庶民派名作だと確信しているが、
今回は貴族で元祖セレブな夫人役でのキーラ・ナイトレイ炸裂!
ファンは必見。
しかし、実話ベースの物語はあまりに理不尽で納得できない・・・。
18世紀のイギリスはまだまだ階級制度と男尊女卑バリバリな時代。
主人公ジョージアナ・スペンサーは故ダイアナ妃直系の先祖で、
当時世界的に最も裕福な貴族の一人といわれたデヴォンジャー公爵に
17歳という若さで嫁いでいく。
若く、美しく、聡明で、ファッショナブルで、社交的なジョージアナは
ロンドン中で話題の公爵夫人として名をはせるのだが、
年齢の離れた公爵は彼女に愛情などなく、
目的は丈夫な跡取り男児を生ませることの一点。
しかしジョージアナは女児ばかりを授かり、
公爵のいらいらは年々増大していくのだ。
これ自体がヒドイ話で、
そういう時代だったんだなあと痛感させられるが、
彼女の不幸はそんな生易しいモノではなかった・・・。
という悲話である。
公爵を演じるのはレイフ・ファインズ。
実に傲慢で利己的な嫌味な男を演じ切っていて
僕は大嫌いになった!ほどの役者振りだ。
まあ実話なので、詳しく知りたい方は調べていただくとして
映画を楽しみにしている方の為にこれ以上中味は書きません。
公爵が憎くなるほど夫人が愛おしくなる
「ある公爵夫人の生涯」
4月公開です。
