2017年07月22日

白い犬

今週、大倉さんが選んだ本はこちら…!

大倉眞一郎セレクト

20170722_okura.jpg
著:梅佳代 新潮社


『梅佳代、気が付いたら36になってた・・・!』

実家で飼われていた白い犬・リョウの日常を追った17年間の記録。
「怖かった」という、意外にもぎこちなかった出会い。

はじめのころは木の枝で撫でとったけど、最後のほうは友達やったと思う。

能登の山深い自然、変わりゆく季節と梅家の人たち。
遠く離れた実家、家族にしか撮れない表情。
絶妙な距離感が生み出す輝きがぎゅっとつまった実家のアルバムのような1冊。

因みに大倉さんが話していた杏ちゃんの家のお犬様はこちら▼
20170722_okura_2.jpg
これは、家族にしか撮れません・・・!かっわいい・・・!

BOOK BAR staff| 22:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年07月22日

隼別王子の叛乱

今週、杏ちゃんが選んだのはこちら…

杏セレクト

20170722_ann.jpg
著:田辺聖子 中央公論新社

『歴史は繰り返し、繰り返し、また繰り返すのです。』

・・・まず「はやぶさわけおうじのはんらん」と、読みます(笑)
あの教科書にも出てくる日本最古の歴史書「古事記」のなかにある濃密な物語。
主人公はヤマトの大王(仁徳天皇)の王子、隼別王子と女鳥(めどり)姫。
恋に落ちた若い2人の間には大王の女鳥への妖しい誘いやその妻の嫉妬・・・
愛と権力渦巻く時代の物語・・・元々は高校3年生向けに書かれた作品ですが、
読む世代によって感情移入する主人公が変わって、ドキドキしてしまいます。
同人誌に始まり、20年もかけて執筆されたものをまとめたもの。
里中満智子さんの表紙によりぐっと手に取りやすく、ロ〜マンスを感じてしまいます。

▼因みに杏ちゃんが話していた装丁の方はこちら。
20170722_ann_2 .jpg
ぐっと難しそうに見えてしまいますね、不思議・・・

BOOK BAR staff| 22:08 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年07月15日

永遠の道は曲がりくねる

今週、大倉さんが選んだ本はこちら…!

大倉眞一郎セレクト
20170715_okura.jpg
著:宮内勝典 河出書房新社

『また、とんでもない本を読んでしまった…!』

大倉さんがそう言って持ってきたのは宮内勝典さん7年ぶりの新刊。
60年代に4年間、80年代に9年間、90年代に7年放浪してきた宮内さん。
まさに放浪が人生ともいえる宮内さんの新刊の舞台は沖縄。
主人公は、沖縄の精神病院で働くことになった有馬次郎。
そこにはかつての世界的新興宗教のブレーン、元全学連のリーダー、シャーマン、
宇宙ステーションで働くジム、島ハーフの双子、
ビンラディンと生活していたジェーン・・・さまざまな背景を持つ人物が登場する。
沖縄の今、そして歴史、世界の問題がはある種繋がっている…大作です。

BOOK BAR staff| 22:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年07月15日

おもちゃのいいわけ

今週、杏ちゃんが選んだのはこちら…

杏セレクト

20170715_ann.jpg

『こんなものを作ってくれるっていいなあ〜って、思う、けど?』
著:舟越桂 すえもりブックス

著名な彫刻家の船越桂さん、制作の過程で余った素材(木っ端)で
子供たちのために作ったおもちゃの作品とエッセイをまとめた1冊。
こどもたちが喜ぶ顔を思い浮かべながら作った、以上に
実は1番楽しんでいたのはお父さんかもしれない…
と、いういいわけ(=エッセイ)。

・・・さすがはプロ!

一般家庭で"お父さんが作ったぞ〜"と、持ってくるレベルの
はるか上を行く、とても美しいおもちゃのいいわけ達です。

BOOK BAR staff| 22:08 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年07月08日

三千世界に梅の花

今週、大倉さんが選んだ本はこちら…!

大倉眞一郎セレクト
20170708_okura.jpg
著:富岡多恵子 新潮社

『この小説は、忘れられてはならない。』

戦前の日本で一躍大教団と成長した大本教の開祖、出口直をモデルに
富岡多恵子が親愛の想いだけで書き上げた半伝記的小説。

「 ... 奈於(なお)は、五十七歳になるまで黙って暮らしていた。」

9歳で奉公へ出て57歳、神がかり状態になるまで耐え忍んで生きてきた女性、奈於は、
読み書きもできないにも拘わらず、神によって自動書記で文字を綴った。
「三千世界 に開く梅の花を思い浮かべるようなそんな世界に・・・!」
大弾圧を受けながら世直しを訴える奈於の生涯とは…
松本清張の小説「神々の乱心」などに影響を与えたカリスマ性。
絶版ではありますが、人の心を動かす魅力、気になる1冊です・・・

BOOK BAR staff| 22:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年07月08日

ニワトリ 人類を変えた大いなる鳥

今週、杏ちゃんが選んだのはこちら…

杏セレクト

20170708_ann.jpg

『あらゆる人が1日、いや半日以内には何らかの形でかかわっているはず…!
南極』

著:アンドリュー・ロウラー(訳: 熊井ひろ美) インターシフト


「何かに特化した本って、気になるじゃないですか」と、
以前「熊 人類との「共存」の歴史」(2011年02月19日)を紹介した杏ちゃん、
今回は常時200億羽、世界中の猫と豚と牛の数よりも遥かに多いニワトリ!
著者はサイエンスなどのライターを務めるアンドリューさん。
ルーツは恐竜?古代ニワトリの歴史から、科学、文化まで・・・!
世界中のニワトリのあらゆる文明論をまとめた1冊。
2か月で出荷され続ける養鶏と、2年間クーラーの部屋で管理される闘鶏
・・・本当に幸せなのはどっち?人間とニワトリは意外に共存できていなかった?
こんなに身近なのに知らないことがこんなにあった!きっとあなたも驚きます。


BOOK BAR staff| 22:08 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年07月01日

あなたの人生の物語

今週、大倉さんが選んだ本はこちら…!

大倉眞一郎セレクト

20170701_okura.jpg
著:テッド・チャン 早川書房

『絵画を鑑賞しながら、数学の講義を受けているような小説集』

以前BOOK STANDで清水節さんも紹介していた映画「メッセージ」の原作。
言語学者が宇宙人と意思の疎通に挑む…感動の表題作はじめ、
大倉さんも度肝を抜かれたデビュー作「バビロンの塔」や
数学の常識を覆す公式を発見した女性数学者の物語「ゼロで割る」など、
数学に物理学・・・美しくもあり、脳をフル回転させて読む傑作SF短編集。
ヒューゴー賞・ネビュラ賞など受賞、今年の夏休み、味わってみてはいかがでしょうか。

BOOK BAR staff| 22:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年07月01日

夢幻花

今週、杏ちゃんが選んだのはこちら…

杏セレクト

20170701_ann.jpg

『これからの季節に見かける"あの花"、見る目が変わります…!』
著:東野圭吾 PHP文芸文庫

「真夏の方程式」から実に4年ぶりの東野作品。
"あの花"とはずばり表紙にもあるアサガオのこと。
江戸時代に流行したアサガオの品種改良、禁断のその花をめぐるミステリー。
物語はある老人の殺人事件から始まります。
解決へ向かうにつれ事件は50年前の出来事に結びついていき・・・
「こんなに時間をかけ、考えた作品は他にない」と著者が語る1冊。
初夏の夜、アサガオの季節の前に読みたい東野ミステリー。

BOOK BAR staff| 22:08 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年06月24日

年月日

今週、大倉さんが選んだ本はこちら…!

大倉眞一郎セレクト

20170624_okura.jpg
著:閻連科 訳:谷川毅 白水社

『ようやく紹介できる本を翻訳してくれました。』

フランツ・カフカ賞、魯迅文学賞を受賞。
次期ノーベル文学賞候補とも目されながら、
中国大陸では禁書・発禁とされることもしばしば・・・巨匠・閻連科。
「ようやく紹介できる」と大倉さんが紹介した本作はフランスで学生の推薦図書に!
大日照りに襲われ、水を求めた村人たちは村を離れ、残ったのは老人と盲犬だけ。
残った老人と盲犬は畠で芽吹いた1本のトウモロコシの苗を育てるため、
村で生き残る選択をする・・・感動と絶賛の声多数!
今後、世界で受け継がれていく物語になるかもしれません。

BOOK BAR staff| 22:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年06月24日

困ったときのベタ辞典

今週、杏ちゃんが選んだのはこちら…

杏セレクト

20170624_ann.jpg

『どのページめくってもわかる!なんでぇ〜?(笑)』
著:アコナイトレコード 編 大和書房

「いくつにみえる?」「え、見えなーい(笑)」
「・・・あいつももう、そんな年になったのか」
「越後屋、お主も悪よのう...」

日常に限らず映画やドラマ・・・リアルタイムで見ていなくても説明不要!
聞くだけで思わずニヤリ、あるある!と、激しく頷いてしまうような
べたーな日本語、ベタ語が集められた1冊。
困った時にどう使えるかは…わかりませんが、
とにかく笑って、元気がもらえるには違いありません!

BOOK BAR staff| 22:08 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年06月17日

響〜小説家になる方法〜

今週、大倉さんが選んだ本はこちら…!

大倉眞一郎セレクト

20170617_okura.jpg
著:柳本光晴 小学館

『やっぱり、小説家は無理だ…。』

大倉さんも「1番光っていた」と話すのも、実はマンガ大賞2017受賞作品。
とある小説の新人賞宛に送りつけられた、募集要項一切無視の原稿。
選考対象外のその作品を編集部が目を通したところから物語は動き出します。
主人公は類稀な文才を持つ高校生の響(ひびき)。

本当にすごい人はきっと書かずにいられない・・・

作中で響の書く革新的な小説の内容は一切明かされていませんが、
その小説の内容を想像させられる作品。
また、一見文学少女のような響の想定外な性格にも目が離せない、
普段マンガをあまり手に取らない大倉さんも
すっかり虜になった理由をあなたも確かめてみてはいかがでしょうか…?

BOOK BAR staff| 22:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年06月17日

モリのアサガオ

今週、杏ちゃんが選んだのはこちら…

杏セレクト

20170617_ann.jpg
著:郷田マモラ 双葉社

『あまりにも重いテーマですが、今、読みましょう・・・!』

新人刑務官と死刑囚、死刑執行する側とされる側。
その友情を通じて現代の死刑制度を描いた作品。
刑務官の仕事、刑の執行などなど…綿密に取材。
大きく塗りつぶされた黒目や憤怒の表情の時に現れる隈取、
刑執行の際の擬音に至るまで、独特の世界観が
私たちを普段絶対に知りえない場所へいざないます。
さらりと読める作品ではないですが、
国や宗教、法律・・・死刑制度やそれに対する思いはそれぞれありますが、
他人事でなく、考える機会になるかもしれません。

BOOK BAR staff| 22:08 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年06月10日

私なりに絶景 ニッポンわがまま観光記

今週、大倉さんが選んだ本はこちら…!

大倉眞一郎セレクト

20170610_okura.jpg
著:宮田珠己 廣済堂出版

『旅が私を呼んでいる…!』

旅好き大倉さん、意外にも最後の旅から早3年。
手が旅の本に伸びてしまうんだそうです。
旅がしまくりたいと脱サラした宮田さん。
そんな宮田さんの旅には編集者のテレメンテイコ女史が同行。
宮田さん自身が面白いと思ったことが面白いのはもちろん、
随所に書かれている女史の発言などが面白さを2倍に!

よくこんなところ見つけたなあ!(笑)

うっかり宮田さんの真似したくなってしまう、非観光地ゆる旅エッセイ。

BOOK BAR staff| 22:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年06月10日

日本料理のコツ

今週、杏ちゃんが選んだのはこちら…

杏セレクト

20170610_ann.jpg
著:杉田 浩一,比護 和子,畑 耕一郎 KADOKAWA

『ド・ベタなタイトルです。』

直球的な本のタイトルですが、ベタなHow To本ではありません。
料理のプロの3人が科学に裏付けられた料理のコツを解説!
"料理の基本「さしすせそ」はなぜ「さしすせそ」なのか…"
"なんでお味噌汁の味噌は火を止めてから入れるのか…"
丸暗記・・・とまではいかなくても「知ってる?」と誰かに話したくなる
なんとなく家庭の中で受け継がれてきた
日本料理は「こうやるものだ」といった手順や作業にも
ちゃーんと科学的な根拠があったんだよ、ということがわかる1冊。

BOOK BAR staff| 22:08 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年06月03日

騎士団長殺し

今週、大倉さんが選んだ本はこちら…!

大倉眞一郎セレクト

20170603_OKURA.jpg
著:村上春樹 新潮社

『評価は様々。それでよろしいんじゃないでしょうか。』

毎回社会現象になる村上春樹さんの新刊。
ネットでは賛否両論、ファンの数だけの期待が寄せられる村上春樹作品、
今回とっても楽しく読めたという大倉さんは、
いろんなものが楽しくつめこまれている「おもちゃ箱」のような1冊だと解説。
主人公は肖像画家。あるアトリエで暮らし始めたところで物語は動き出します・・・
読了後にプロローグを読むとより納得できるんだそうですよ、お試しあれ!

BOOK BAR staff| 22:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年06月03日

田中圭一の「ペンと箸」−漫画家の好物−

今週、杏ちゃんが選んだのはこちら…

杏セレクト

20170603_ann.jpg
著:田中圭一  小学館

『ここまで突き詰めるとほんっっとにすごい!』

漫画家とサラリーマン、二足の草鞋を履く"手塚治虫イタコ漫画家"田中さんが、
手塚治虫さん、ちばてつやさん、赤塚不二夫さん、ら有名漫画家たちの
子供たちに"親との思い出の料理(1品)"取材したマンガエッセイ。
漫画家ごとに絵柄を似せ、ご本人が描かれたような気さえしてしまう技術には脱帽!
有名漫画家たちの食にまつわる思い出はもちろん、
家族、とくに子供たちに見せた顔に頬が緩む1冊。

BOOK BAR staff| 22:08 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年05月27日

キトラ・ボックス

今週、大倉さんが選んだ本はこちら…!

大倉眞一郎セレクト

20170527_okura.jpg
著:池澤 夏樹

『奈良と、ウイグルと、チベットと。』

BOOK BARでも度々紹介されている池澤夏樹さん、
旅やノンフィクションのイメージがありますが、
今回の作品は1300年の歴史をまたぐ考古学ミステリー。
奈良時代、盗掘の場面から物語は始まります。
そして現代・・・西日本とチベットの3か所で同じ型から作られた鏡が発見された。
なぜ、違う場所から見つかったのか、その謎をつなぐキトラ古墳・・・
今、古代が熱い!(かも?)ドラマでは味わえない時代がここにあります!

BOOK BAR staff| 22:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年05月27日

命の意味 命のしるし

今週、杏ちゃんが選んだのはこちら…

杏セレクト

20170527_ann.jpg
著:上橋菜穂子、齊藤慶輔 講談社

『これ、子供向けじゃないでしょう…!』

人気の対談番組「SWITCHインタビュー 達人達」で好評だった放送を書籍化。
小説家にして大学教授の上橋さんと野生動物のお医者さん・斉藤さんの出会いは
上橋さんの書かれた小説「獣の奏者」の監修を斉藤さんにお願いしたことから。
厳しい自然界で生きる動物たちと自然界のピラミッドから外れた人間。
技術が救う保護される命と、それによって失われてしまう命。
小学校高学年向け対象の本だとしながらも、大人こそ知るべき、
今待たれている命の問題が胸に刺さる1冊です。

BOOK BAR staff| 22:08 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年05月20日

海を照らす光

今週、大倉さんが選んだ本はこちら…!

大倉眞一郎セレクト

20170520_okura.jpg
著:M・L・ステッドマン 早川書房

『おじさんが喜ぶラブストーリーだと、思っていたのに…』

来週公開の映画「光をくれた人」の同名の原作。
戦争から帰還した青年は戦争体験の悲惨さから心を閉ざしながら、
自暴自棄になりながら臨時の灯台守として活動するように。
その後仕事の世話をしてくれた家の娘と仲良くなり・・・
70ページまでは大倉さん胸きゅぅぅぅぅうん!!ときめきっぱなし。
ところがいざ結ばれ、灯台の島へ連れて行ったあと、劇的展開を迎えます。
喜びと悲しみが押し寄せてきて苦しい・・・そんな、世界的大ベストセラー。

BOOK BAR staff| 22:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年05月20日

あのころ

今週、杏ちゃんが選んだのはこちら…

杏セレクト

20170520_ann.jpg
著:さくらももこ 集英社
『読んだことがない人がいることを祈る…!誰もが読んだことある、爆笑エッセイ!(笑)』

さくらももこさんといえば国民的マンガ・アニメの「ちびまる子ちゃん」。
エッセイストとしても「たいのおかしら」「もものかんづめ」など活躍されていますが、
そんなさくらさんがまる子だった頃を書いたのが「あのころ」シリーズ3部作の1冊。
昭和ならではの景色、時代は違えど誰もが経験がある、子ども時代。
家庭訪問や宿題や遅刻、家のことなどなど…アニメでおなじみ"まる子"の日常が、
感情豊かでカラフルで、ついつい笑ってしまう名調子で綴られています。
まる子のいたあのころがあなたのあの頃を蘇らせる、かもしれません。

BOOK BAR staff| 22:08 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年05月13日

寺院消滅 失われる「地方」と「宗教」

今週、大倉さんが選んだ本はこちら…!

大倉眞一郎セレクト

20170513_okura.jpg
著:鵜飼秀徳 日経BP社

『お寺がなくなると何が困るんだろうか』

全国に7万7000ほどあるお寺。
そのうち2万は住職のいないお寺、機能を失ったお寺は2000以上。

高齢化、過疎、菩提寺がなくなり、お墓もなくなってしまった――。

散骨で十分、お墓は要らないという現代の新たな考えの人も。
檀家がいなくなって経営が厳しいからと言って簡単には廃寺にできないお寺。
著者は日経おとなのOFF副編集長であり、実家である正覚寺副住職の鵜飼秀徳さん。
本当にお寺はなくなっても大丈夫なのか、
時代、地方などあらゆる視点で徹底的に考える1冊。

BOOK BAR staff| 22:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年05月13日

向田理髪店

今週、杏ちゃんが選んだのはこちら…

杏セレクト

20170513_ann.jpg
著:奥田英朗 光文社
『老人たちよ、立ち上がれ・・・!若者よ、腰を据えろ・・・!』

北海道の理髪店のある小さな町を舞台にした連作短編集。
町に久々にできたスナック、美人ママをめぐって町人たちがバトル…?
映画のロケ隊が町にやってきて全町民が大興奮!
旅館の手配に、お弁当の手配、主演女優がそっけない?
町人たちのオーディションでも町人同士のトラブル発生・・・?
何でも筒抜け、そんな社会だからこその助け合い、ドタバタ劇。
町人たちの人柄や好奇心が心に楽しくてやさしい1冊です。

BOOK BAR staff| 22:08 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年05月06日

イノセント・ガールズ〜20人の最低で最高の人生

今週、大倉さんが選んだ本はこちら…!

大倉眞一郎セレクト

20170506_okura.jpg
著:山崎まどか  アスペクト出版

『普通じゃないことが面白い』

数奇な人生をたどった20人の女性・・・ちょっと馴染みがない方々だと思いきや、
そうそうたる肩書の持ち主たちが名を連ねています。
大倉さんイチオシのテキスタイル・デザイナーのフローレンス・ブロードハースト。
社交界の女王にしてカリスマ・・・アトリエで殺害されて発覚したのは
経歴、年齢全てが嘘で塗り固められた彼女の人生だった…!
理想が高かったのか、彼女自体が彼女の作品だったのか、
21人目になりうると語られた著者、山崎さんのことも気になる1冊です。

BOOK BAR staff| 22:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年05月06日

手塚治虫小説集成

今週、杏ちゃんが選んだのはこちら…

杏セレクト

20170506_ann.jpg
著:手塚治虫 立東舎文庫

『ちょっと…書きすぎじゃないですか?』

最期の言葉が「仕事させてくれ」だったという漫画の神様・手塚治虫さん。
月に10本の連載を抱えていた時期もあったほど、
時間のない中、マンガだけにとどまらず小説も遺していました。
15歳の頃から亡くなる3年前までの作品から集約した全18篇。
小説の内容はSFにとどまらず、怪談やファンタジーまで…!
「きっとあれはアセチレン・ランプだな」なんて、
手塚作品のスターたちを想像しながら読むのもきっとたのしい1冊。

BOOK BAR staff| 22:08 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年04月29日

コデックス・セラフィニアヌス

今週、大倉さんが選んだ本はこちら…!

大倉眞一郎セレクト

20170429_okura.png
著:ルイジ・セラフィニ

『一字たりとも理解できない世界で1番魅力的な百科事典!』

ずっしりとした本の重み、ラジオで伝わったでしょうか…
電子書籍にはなりえない、ならないでほしい、
紙にとにかくこだわった手書き、手描きの質感。
イタリアの建築家であり画家などでもあるルイジが手掛けたこの本は
誰も読めない言語やイラストでまとめられた
動植物、物理学、人類の歴史のようなものや殺人事件の現場まで・・・
ネットでなんでもわかってしまう時代に、あえて読めない、
その法則を解釈したくなる、読むというよりは、一つのアートのような1冊。

BOOK BAR staff| 22:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年04月29日

五月女ケイ子のレッツ!!古事記

今週、杏ちゃんが選んだのはこちら…

杏セレクト

20170429_ann.jpg
著:五月女ケイ子 講談社

『さあ、手に取ってみましょう!ちゃんと読んだことない人、多いはず…!』

みんながなんとなく知っているようで知らない古事記、神話の世界を、
五月女ケイ子さんのシュールかわいいイラストが解説!
帯には「初心者どもかかってきやがれ!」、ギャグテイストかと思いきや、
実は五月女さん、この本をつくるのに3年間も勉強したんだとか!
わからないことをわからないまま記して、
登場するオロチ博士の身近なたとえでその疑問を解説!
専門的なのに、わかりやすい!入門編に最適な1冊。
広くて奥深い古事記の世界、飛び込んでみませんか?

BOOK BAR staff| 22:08 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年04月22日

世界ぐるっとひとり旅、ひとりメシ紀行

今週のテーマは『いただきます!おいしいゴハンの話』!
杏ちゃんと大倉さんがおいしい料理が登場する本を紹介します!
大倉さんが選んだおいしいゴハンの話はこちら…

大倉眞一郎セレクト

20170422_okura.jpg
著:西川治 だいわ文庫

『やっぱり早稲田は中退に限るな!』

タモリさんをはじめ大成した芸能人が多いことでも知られる早稲田の中退者。
そんな早稲田中退に憧れが強い大倉さんが紹介するのは
そのなかの1人、写真家でもある西川治さんが、
誰にも邪魔されず、気を使わず、世界中のうまいものだけ食いたい放題!
「地図が最も美しい絵画だ」という書き出しで始まる
80歳を目前にしているとは思えない健啖家ぶりを披露したエッセイ。
食べたのはひとりでも、世界中のうまい!をぎゅっとシェアできる1冊。

BOOK BAR staff| 22:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年04月22日

志ん生の食卓

今週のテーマは『いただきます!おいしいゴハンの話』!
杏ちゃんと大倉さんがおいしい料理が登場する本を紹介します!
杏ちゃんが選んだおいしいゴハンの話はこちら…!

杏セレクト

20170422_ann.jpg
著:美濃部 美津子 アスペクト

『原点は家庭に戻るんじゃないかなあ…』

伝説の名人落語家5代目古今亭志ん生の長女・美津子さんによる
お父さんとの家庭のご飯にまつわるお話。
納豆からはじまり、親子丼を食べるときのこだわり、
まぐろのお茶漬けにつーっとかけるお醤油・・・
物やお金のなかった時代があったからこ感じる贅沢な瞬間、好み
そのひとつひとつの描写に思わずお腹がすいてしまう、
おいしいお店はいっぱいあるけれど、おうちでご飯が食べたくなる1冊です。

BOOK BAR staff| 22:08 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年04月15日

フィリピンパブ嬢の社会学

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト

20170415_okura.jpg

著:中島弘象 新潮社

『社会学と言えば・・・その、とおり・・・!』

なんとも歯切れの悪〜い大倉さんが持ってきたのはユニークな新書。
国際政治学のゼミでまじめに勉強をしていた著者が、
先輩に連れられてフィリピンパブに足を踏み入れ人生が変わった・・・!
修士論文でのテーマで調査対象だったフィリピンパブのホステスとの恋!
帯には『前代未聞、捧腹絶倒のノンフィクション系社会学』の文字。
実生活の中だからこそ見えてきたみんなハッピーなフィリピン人の気質、
不当な雇用、偽装結婚などなど…社会の裏側をまとめた、
新書、社会学に苦手意識のある人も手に取りやすい1冊。

BOOK BAR staff| 22:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年04月15日

成功者K

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20170415_ann.jpg
著:羽田圭介 河出書房

『全部本当だと思ったら、あなたは負けです・・・!』

物語の主人公は芥川賞受賞で突然人生が変わったK。
富と名声を手に入れ、変装必須な有名人に…
これは嘘か真か・・・成功者KのKは羽田圭介のKじゃないのか・・・?!
大量のテレビ出演はこの小説を書くためだった?!
絶妙な表紙の写真加工、公式プロモーション動画の世界観・・・
この本について「偽悪的な嘘私小説を書いた」という手紙をもらった杏ちゃん。
あなたは羽田さんの嘘と真実を見極められるでしょうか…!
杏ちゃんから聞いて盛り込んだエピソードも気になる1冊。

BOOK BAR staff| 22:08 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年04月08日

本当の戦争の話をしよう

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト

20170408_okura.jpg

著:伊勢崎賢治 朝日出版

『今の日本で本当の戦争の話が出来る人の本』

武装解除を現場で指揮してきた数少ない日本人、伊勢崎さんは自称、紛争屋。
武器を取り上げるだけでは紛争はなくならない。
1番危険な現場を知る伊勢崎さんが東日本大震災翌年の2012年、
福島の高校で行った高校生たちへの講義録。
高校生たちにもわかる言葉でありながらありのままに詳細に・・・
東ティモールでの自分の判断を後悔する伊勢崎さんが、
講義を重ねて高校生たちと一緒に悩んで考えた時間がつまった一冊。
紛争はなくなるのか、その真実とは、本当の現場とは・・・
義務ではなくても、私たちの知るべき、考えるべき本当の話。

BOOK BAR staff| 22:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年04月08日

もう一つの幕末史

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20170408_ann.jpg
著:半藤一利 三笠書房

『大倉さんは読んじゃダーメ。』

半藤さんと言えば以前(2009年3月7日)杏ちゃんが紹介した「幕末史」の著者。
歴史好き必読の1冊のさらに裏側、となれば読まずにはいられませんよね。
官軍とはなんだ?というところから始まり、
明治維新の維新は明治10年以降の言葉だった、など
歴史の中に隠されたエピソードから本当に起こっていたことを明らかにしていきます。
「これってムカつきますよね」
80歳を超える半藤さんがなじみやすい語り口でまとめた
歴史好き以外の人にもすすめたい本です。
歴史として残る勝った側以外の人たちにも歴史はあり、続いていくものなんですよね。

BOOK BAR staff| 22:08 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年04月01日

応仁の乱 - 戦国時代を生んだ大乱

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト

20170401_okura.jpg

著:呉座 勇一  中公新書

『絶妙のタイミングが大ヒットを生みました・・・!』

今どこの本屋も平積みになっている話題の新書ですが、
誰もが学んだ応仁の乱、でもいざ聞かれると誰と誰の戦いなのか
いつ始まっていつ終わったのか、答えられる人は多くはないはず。
なぜかほかの時代に比べてヒットが生まれづらい室町時代後期。
誰が主人公かわからない・・・名前が似てる・・・?
その前後と比べ源頼朝や織田信長のようなスターがいない中
唯一トリックスターのような活躍をしたのが奈良、興福寺の僧・経覚。
殆ど学術書なので実は挫折しました…なんて方もいますが、
語れない時代の輪郭が見える、そんな1冊です。

BOOK BAR staff| 22:37 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年04月01日

四月になれば彼女は

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20170401_ann.jpg
著:川村元気 文藝春秋

『透明なあのころの気持ちは今も透明なのかなあ〜・・・』

昨年多くのヒット作品を生み出した映画プロディーサー川村元気さんの最新刊。
帯には新海誠監督と星野源さん…読む前から期待感が募ります!
物語の始まりは1年後に結婚を控えた主人公へ届いた手紙。
今ウユニ塩湖にいるという送り主は9年前に別れた彼女でした。
「四月になれば彼女は」で始まり「三月の終わりに彼は」までの12か月。
タイトルからもSimon & Garfunkelの同名楽曲を連想させる、
あわーい色ただよう、映像化への期待高まる1冊です。
キャスティングを想像しながら読んでしまいそうです。

因みに本編で大倉さんが話していたカーニャクマリの写真はこちら。
撮影時期は未詳だそうです…
画像 697.jpg

BOOK BAR staff| 22:09 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年03月26日

「サブマリン」(と、関連書籍「チルドレン」)

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト

0325_okura.jpg

著:伊坂幸太郎 講談社

『伊坂さんの小説の登場人物は殺し屋でもやさしい。』

「チルドレン」から12年。
当時高校生だった陣内は家庭裁判所の調査官へと成長した。
その陣内を職場の後輩の武藤の目線で描くサブマリン。
無免許で事故を起こした19歳の少年を担当する陣内。
かつて両親を交通事故で目の前で亡くしていた少年…
悪人もどこかみんなやさしい理由がある…
破天荒な陣内の行動の理由は「チルドレン」を読むとより深まります!

BOOK BAR staff| 00:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年03月26日

こんなにちがう!世界の子育て

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

0325_ann.jpg
著:メイリン・ホプグッド 訳:野口深雪

『良い、悪いではなく、いろいろ、いろいろ知りましょう!』

アメリカ育ちのジャーナリスト、メイリンさんがアルゼンチンで驚いた、
「え、アルゼンチンのこどもたち眠らないんですけど…!」
おむつや離乳食などなどなど…古今東西、就学前の子育てをまとめた1冊。
日本はおんぶ紐、アメリカはベビーバギー、危ないから早く歩かせるアフリカ・・・
気候や伝統が日常に根付くと子育てはこんなに違う!
良し悪しではなく、こんな国もあることを知っていると、
子育てで悩んだとき、ちょっと心が軽くなるかもしれません。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年03月19日

野良ビトたちの燃え上がる肖像

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト

20170318_okura.jpg

著:木村友祐 新潮社

『憧れと絶望と。』

「野良ビト」というショッキングな言葉が印象的な1冊。
アルミ缶を集め、生活費を稼ぐ柳さんは河川敷で生活する野宿者。
時代は2020年のオリンピックの少しだけ前。
政府は増えた野宿者たちを排除するべく動き出す・・・
少しだけ未来の日本を舞台に、今の日本にもリンクする社会問題に迫る。
本当にこんな出来事が起こるのではないか、
読み終えた後、社会の小さな変化に敏感になるかもしれません。

BOOK BAR staff| 00:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年03月19日

関ケ原

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!
杏セレクト

20170318_ann.jpg
著:司馬遼太郎 新潮社

『長編小説の楽しみ方、いっぱい、考えてみましょう!』

昨年の大河ドラマ『真田丸』でも話題になった関ケ原。
誰もが知っている天下分け目の大戦ですが、
上・中・下巻のこのながーい小説の中で、
実際の戦の部分は下巻の最後の方だけなんだとか。
大阪出身の司馬さんだからこその西軍びいきな文章で、
石田三成を殆どメインに、秀吉の死後傾く豊臣政権・・・
関ケ原の合戦に至るまでの心理戦を描きます。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年03月12日

不時着する流星たち

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト

20170311_okura.jpg
著:小川洋子 KADOKAWA

『ようやくこれで私も小説家が書けると思いました』

小川洋子さんの最新作は10篇からなる短編集。
1話ごとにガラス細工のような綺麗な扉絵があり、
そのページ上部にはタイトルを単純に訳しただけではない不思議な英文が…
ヘンリー・ダーガーをはじめ不思議なものにインスパイヤされた小川さんの手法に
大倉さんは「その手があったか!」とひらめいたんだそうです。
「その手」とは一体何だったのか、今年の大倉さんの執筆活動に注目もしながら、
小川洋子さんの透明感抜群な文章を是非堪能してみてください!


20170311_okura.jpg

BOOK BAR staff| 00:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年03月12日

Daido Moriyama: Odasaku

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20170311_ann.jpg
著:森山大道 bookshop M

『グッとつかまれた手があざになっていた…そんな本です』

「夫婦善哉」で有名な織田作之助の短編「競馬」をテーマに、
写真家・森山大道が撮り下ろした写真集。
好きでもない競馬に通い続ける連れ合いを亡くした男の物語ですが、
舞台や登場する女が織田作之助や、その妻と重なる部分が多いこの作品。
この本をまとめた造本家・町口覚さんが「織田作之助の自画像」と評す、
大阪生まれの小説家・織田作之助と写真家・森山大道、
時代がちがう2人の才能やこだわりの足し算・掛け算に、
手に取ればぐっと吸いとられるような、 息切れしてしまうようなそんな1冊。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年03月05日

魔境殺神事件

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト

20170304_okura.gif

著:半村良 祥伝社

『こんなところに行ってみたかった!』

エスパーの松田はエスパーの集まる学会に出席すべく飛行機でパリに向かっていた。
ところが飛行機はモンスーンの影響でパキスタンへ着陸。
天候の回復を待っていた松田を連れ出すパキスタン警察。
そこで松田が見たものは地上80mに浮かぶ絞殺死体。
殺されたのは付近にある村で非常に地位の高い祭祀だった…
要請を受けて松田は調査に乗り出すのだった…
誰もが夢想するような設定のお話を具現化する半村良作品。
偶然にも命日に「半村良復活作戦」を掲げた大倉さんに、
あなたものってみてはいかがでしょうか?

BOOK BAR staff| 00:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年03月05日

I Love You の訳し方

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20170304_ann.jpg
著:望月竜馬 雷鳥社

『言い慣れてない人も、言い飽きた人も…!』

夏目漱石の「月がきれいですね」は言わずもがな、
「情熱的に」「個性的に」「狂気的に」など、5つのテーマ別に
堀辰雄さんや齋藤芳生さんら100人の言葉を収録。
脚本家・北川悦吏子さんの場合は

「会いたくて 淋しい あなたに 会いたくて淋しい 会えなくて淋しいではなく。」

何より気になる著者の肩書、編集者、ライター、ロマンチスト。
普段はなかなか口に出す機会がない言葉かもしれませんが、
本を開けば今のあなたに合うI LOVE YOUが見つかるかもしれません。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年02月26日

風の歌を聞け

今週、出版界を賑わせた村上春樹の新刊「騎士団長殺し」の第1部発売。
そこで今週は『村上春樹を読む!』と題して、幅広い読者層をもつ人気作家であり、
海外からも高い評価を得ている文学者・村上春樹作品の魅力を紐解いていきました。

大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト

20170225_okura.jpg

著:村上 春樹 講談社

『ツーンと冷たく新しい風の香りを鼻の奥で感じました。』

最新作を紹介する前に初心に帰るべく大倉さんが持ってきたのは
村上春樹さんのデビュー作、「鼠三部作」の1作目。
大学生の僕と通称・鼠の過ごした夏休みの18日間の物語。
村上春樹さんの若さと、文体の新しさに衝撃を受けた発売当時22歳の大倉さん。
大倉さん曰く「文章についてすごく考えた本」。
物語に流れる70年代の空気を、最新刊を前にもう1度感じてみてはいかがでしょうか。

BOOK BAR staff| 00:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年02月26日

日出る国の工場

今週、出版界を賑わせた村上春樹の新刊「騎士団長殺し」の第1部発売。
そこで今週は『村上春樹を読む!』と題して、幅広い読者層をもつ人気作家であり、
海外からも高い評価を得ている文学者・村上春樹作品の魅力を紐解いていきました。

杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20170225_ann.jpg
著:村上 春樹、安西 水丸 新潮社

『おじさん2人が工場へ行っちゃうぞ!』

今や名実ともに超大御所作家な村上春樹さんとイラストレーターの安西水丸さんが、
1986年に様々な工場へ行ってみた共著のルポルタージュ。
消しゴム工場やCD工場、そして「ある意味工場だ!」という理由で結婚式場まで…
作家デビュー以前からの友人である2人の関係性が生んだ
作家・村上春樹の一面もあり、ちょっとお茶目な一面もあり、
安西水丸さんのイラストも相まった脱力系エッセイ。
今では見られなくなったもの、バブルへ向かっていく世相も楽しめる1冊です。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年02月19日

猿の見る夢

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト

20170218_okura.jpg
著:桐野夏生 講談社

『ヒィィィィィ…!桐野さんもうこの辺で勘弁してください!(裏声)』

これまでで一番愛おしい男を描いた――と、桐野さんが記したのは
銀行から46歳で小さなアパレル会社に出向になった主人公、薄井。
不満に思っていた薄井でしたがみるみるうちに会社が急成長。
59歳で取締役になるも薄井は、常務になって威張っていたいと会長のコバンザメ状態。
妻にもばれている月額3万円の愛人に甘える日々。
薄井を「スーパーダメ男」と言いながらのめり込んでいった大倉さん。
妙に自分と重なって、自分がいじめられているような感覚になるんだとか。
なぜ桐野さんはこの男をいとおしいと思ったのか、確かめてみてはいかがでしょうか。

BOOK BAR staff| 00:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年02月19日

江戸の乳と子ども

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20170218_ann.jpg
著:沢山美果子 吉川弘文館

『古きを知り、新しきを知る』

歴女でママ、杏ちゃんがこの本を手に取ったきっかけは、
『世の中は便利になってきたけど、子育てはどうだったんだろう…?』
『哺乳瓶っていつからできたんだろう?』と、思ったこと。
産業革命の頃に誕生した哺乳瓶が人口増加の要因ともいわれていますが、
それまではどうしていたのか、
この本は哺乳瓶以前の時代、粉ミルクもない、母乳が命綱だった時のお話。
母乳という言葉が生まれたのは実は明治以降のこと。
絶対視されがちな現代の『母乳信仰』に警鐘を促す、子育てを考える1冊。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年02月12日

カンディード

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト

20170211_okura.jpg

著:ヴォルテール、訳:植田祐次   岩波文庫

『果たして啓蒙思想で世界は変わったか。』

啓蒙思想で有名なヴォルテールが残したと言われる言葉にこんなものがあります。

私はあなたの意見には反対だが、あなたがそれを主張する権利は命を懸けて守る。

当時個人の意見主張できなかった時代に平等を訴えた啓蒙思想。
純粋無垢な青年カンディードがフランスで次々にあう出来事は、
善と悪が混ざった、不平等ばかりな世界。
そんな理性が満たされない、不平等な世界を痛切に批判した小説。
古典だから難しそうと避けてきた人もこれを機に、手に取ってみてはいかがでしょうか。

BOOK BAR staff| 00:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年02月12日

アミ 小さな宇宙人

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20170211_ann.jpg
著:エンリケ・バリオス 、訳:石原 彰二 徳間文庫

『愛こそすべて!』

南米・チリの作家エンリケ・バリオスのベストセラーである、
宇宙人のアミ(≒アミーゴ、友達)と少年が出会って友情をはぐくむ物語。

先のことばかり考えないで今を感じなさいよ

今の地球では叶わないかもしれないけれど、
価値観の違う宇宙人のアミには考えさせられることばかり。
さくらももこさんの挿絵がぴったりでかわいいけれど、
子どもの本だと侮れないとっても身近な1冊です。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年02月05日

籠の鸚鵡

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト

20170204_okura.jpg
著:辻原登 新潮社

『行きずりのスナックで人生が変わった』

主人公は80年代の和歌山県、町役場の出納係に勤める48歳の堅物男。
たまの楽しみは時折和歌山市内に出て映画を見て、適度なお酒を嗜むこと。
そんな男の前に起こる収入役の入院、不意に立ち寄ったスナックのママとの出会い。
そしてママに気に入られた男はやがて官能小説まがいの手紙を渡されるように…
手紙の拙さゆえの何とも言えない魅力に、再びスナックの扉を開ける男。
そして男がそれまでの生活で思いもしなかった欲望が飛び出していくのですが…
「わからないでもないなあ…」と大倉さん、随分苦いお顔されていましたけれど、
そんな男心の詰まった1冊なのかもしれません。

BOOK BAR staff| 00:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年02月05日

トットちゃんとソウくんの戦争

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20170204_ann.jpg
著:黒柳徹子 田原総一朗  講談社

『繰り返さないために、そして増やさないために、話を聞きましょう!』

東京生まれの黒柳徹子さんと島根に生まれ育った田原総一朗さん。
全く違う環境だった同世代の2人が小学校低学年の時に始まった戦争。

ねむいし さむいし おなかがすいた

お嬢様育ちのトットちゃんが疎開先で渡された1日の食事、大豆15粒。
軍国少年だったソウくんが目にした玉音放送後、怖かったこととは…
疎開する側、される側となり過ごした時間を交互に綴っていますが、
語り口の面白い黒柳さんと世相を反映した切り口鋭い田原さん。
2人の緩急が心地いい、すべての世代の人に読んでほしい1冊。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年01月29日

IRVING PENN

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
20170128_okura.jpg
編:John Szarkowski

『ポートレートで人生が変わる』

1984年、西武百貨で見たアーヴィング・ペンの写真展で
ポートレートに魅せられた当時の大倉さんが購入した図録。
被写体は『冷血』を書いたトルーマン・カポーティやピカソ、
テネシー・ウィリアムズらそうそうたる顔ぶれ…
ファッション写真のカメラマンで知られるアーヴィング・ペンが切り取る
魅せる職業ではない彼らとの人としてのつながりを想像させられる魅惑の1冊。

※本編でもお話ししましたが、大倉さんが当時の写真展で購入したものなので、
現在新品は手に入らないかもしれません…

BOOK BAR staff| 00:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年01月29日

紙さまの話

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20170128_ann.jpg
著:大平 一枝,写真:小林キユウ 誠文堂新光社

『今宵、フェティシズムについて語りましょう…!』

手紙や綺麗な包装紙や紅茶のティーパックの持ち手、
目を凝らせば一つぐらい文字が読めそうなおとし紙まで。
年賀状に毎年こだわる杏ちゃん、大倉さんも話が尽きませんでしたが、
手触りに光沢、マット感…アナログならではのぬくもり、
各界のクリエイター、アーティストたちの紙への想いがつまった1冊です。
BOOK BARには欠かせない紙さま、あなたも見たらハマるかもしれません。

※杏ちゃんが話していた『紙の春秋』、書店では手に入らないようですが、日本製紙連合会のサイトから
バックナンバーが見られるようなので気になる方はチェックしてみてください!

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年01月22日

蜜蜂と遠雷

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト

20170121_okura.jpg
著:恩田陸 幻冬舎

『全然知らない曲が全部天使の奏でる音楽に聞こえてくる…!』

2段組みの分厚い本の中はすべて1つのピアノコンクールを
予選から本選へと追いかけた作品。
主人公は年も性格も全く違う4人のコンクール参加者たち。
才能と努力、組み合わせ、計り知れない緊張感。
読後、音楽の聞こえ方、考え方が変わってしまうかもしれない
大倉さんが「こんなことができるんだ…」と驚いた今話題の直木賞受賞作品、
クラシックだからと避けていた方もぜひ手に取って見てください。

BOOK BAR staff| 00:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年01月22日

光炎の人

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20170121_ann.png
著:木内昇 角川書店

『輝きも持っているが冷たさも持っている…!』

時代は明治から昭和の初頭、町に電気が灯り初めた頃…
徳島の葉タバコ農家に生まれた機械に魅せられた少年が主人公。
工場で働くようになった少年が、技術を武器に躍進していく物語
そして、この小説が誕生したきっかけは東日本大震災。
原発と、明治時代の電気…

わけのわからないものも、元々は希望だった

最後の1ページまで目が離せない作品です。

BOOK BAR staff| 00:11 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年01月15日

シリコンバレーで起きている本当のこと

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト

20170114_okura.jpg

著:宮地ゆう 朝日新聞出版

『シリコンバレーはみんな金持ちばかりなのか…?』

世界でも有数のIT企業が集中しているシリコンバレー。
たくさんのお金持ちが暮らす街なのになぜか道がぼこぼこ…
お金持ちが増えて家賃は高騰、耐えかねた元々の住民らはホームレスに…
ところが高給取りな有名企業の社員も家を持っていない人が…
栄えているはずの場所がなぜこうなってしまったのか。
現地の記者が見つめた最先端のルポルタージュです。

BOOK BAR staff| 00:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年01月15日

70 Japanese Gestures: No Language Communication

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20170114_ann.jpg
著:Hamiru-aqui

『私たち日本人はパントマイマーだった?』

一見ひるんでしまいそうな洋書も、日本の仕草のことなら怖くない?!
例えば「えんがちょ」や「おしりぺんぺん」「指切りげんまん」など
外国の方からすると不可解な日本人の行動の
やりかたやその意味を写真と英語で解説した異文化交流本。
モデルのコミカルなおじさんに笑えて、しかもためになる
2020年東京五輪を前に日本人同士でも盛り上がりそうな1冊。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年01月08日

最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト

20170107_okura.jpg
著:二宮敦人 新潮社

『自分を見失うと通えなくなる大学について』

前回までBOOK STANDに登場していた二宮敦人さんの話題の新刊!
ながーい歴史のある東京芸大ですが、中には試験の科目で
自己表現のためならなにをしてもいい、という学科もあったり、
大学生協にはガスマスク、意外と体育会系な一面も…!
芸術とは何か、自分とは何か、悩んだ末に通えなくなる人がいる
東京芸大に二宮さんが潜入したルポルタージュ、
形のないその大学の全貌、あなたも目撃者になってみませんか?

BOOK BAR staff| 00:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年01月08日

明治・父・アメリカ

2017年のはじめに、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20170107_ann.jpg
編:星新一 新潮社

『身が引き締まる立身出世の物語』

ショートショートの神様・星新一さんによるその父・星一さんの評伝。
福島の田舎から徒歩で上京し、後に夢を抱いて渡米。
しかしその前に日本各国沖縄まで旅する星一さん。

まずは日本のことを知らないといけないといけない…!

その道中も自分の決めた設定金額以上は使わない、野宿、行商…
常にあえての苦労・困難の道を選んでは乗り越えていく
その勤勉さに身が引き締まる、日常の活力になる1冊です。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年12月18日

BOOK BAR 大賞2016 マイ・ベスト ユア・ベスト

年末恒例のBOOK BAR大賞、
今回は杏ちゃんが今年紹介した50冊の中から大倉さんが大賞を選ぶユア・ベストと
大倉さんが自分の紹介した50冊の中から大賞を選んだマイ・ベストを紹介します!

大倉さんが選んだのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト:ユア・ベスト

20161217_okura.jpg
『死ぬ気まんまん』 著:佐野洋子 光文社

『杏ちゃんも佐野さんのようなおばあさんになると嬉しい。』

杏ちゃんが紹介した本のリストを見ていた大倉さん、
また佐野さんに目が行ってしまったんだそうです。
番組ではすっかり大事な人になった佐野洋子さんが
余命宣告を受けてからの時間を綴ったエッセイ。
これを読んでますますすきになってしまったんだそうです。
佐野さんが亡くなられた72歳までにこのような思いになれるだろうか、
考えこんでしまった大倉さん。迷いなき佐野さんに、目を覚まされたそうです。

大倉眞一郎セレクト:マイ・ベスト

0514_okura.jpg
『五色の虹』 著:三浦英之 集英社

日中戦争の最中、わずかな期間でありながら「五族協和」を実現した満州建国大学。
この理想が実現していたという事実に驚いていた大倉さんも印象的でしたが、
紹介後、おじいさんがこの大学に通っていたリスナーさんからのメールに
ご縁も感じつつ、「紹介してよかった」と思った瞬間だったと大倉さんは話していました。

「大きな歴史の中で知らないで済んでいるひとつひとつに
その中で生きている人たちのことをきちんと遺してほしい。」

BOOK BAR staff| 00:46 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年12月18日

BOOK BAR 大賞2016 マイ・ベスト ユア・ベスト

年末恒例のBOOK BAR大賞、
今回は大倉さんが今年紹介した50冊の中から
杏ちゃんが大賞を選ぶユア・ベストと
杏ちゃんが自分の紹介した50冊の中から大賞を選ぶマイ・ベストを紹介!

まずは杏ちゃんが選んだユア・ベストは…こちら!

杏セレクト:ユア・ベスト

20160813_okura.gif
『村に火をつけ、白痴になれ 伊藤野枝伝』 著:栗原康 岩波書店

『彼女は花火のような女性触れればやけどする、でも綺麗…!』

暴力的な描写、自らも起こし、最後は甘粕事件の渦中で28歳の人生を閉じる。
とにかくアナキスト伊藤野枝と著者の栗原康さんがずば抜けている、と杏ちゃん。
同じ女性として憧れもあると同時に、ここまではなれない圧倒的破天荒さ。
大倉さんとは少し違う「母親目線」で
7人の子供を育てた母親・伊藤野枝の一面に触れていました。
岩波書店とは思えない栗原さんの伊藤野枝愛深い文体。
現代のアナキストともおぼしき栗原さんの今後の作品にも注目です!

杏セレクト:マイ・ベスト

20161029_ann.jpg
『婦人の新聞投稿欄「紅皿」集 戦争とおはぎとグリンピース』 編著:西日本新聞社

大倉さんもこの本になるだろうと予想していたという
杏ちゃんの紹介熱のひときわ高かった1冊。
映画「この世界の片隅に」を見てきたという杏ちゃんは
この本と映画、そして「ごちそうさん」を通じてより、心に刺さったんだそう。
日常生活、台所といった描写が続く中、突如戦争に巻き込まれる理不尽さ。
映画を見た後はそれまで当たり前だった日常が贅沢に思えたんだそうです。
これを体感して、未来に生かしてほしい。未来は今の連続なんです。

BOOK BAR staff| 00:16 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年12月11日

誰も知らない世界のことわざ

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!


大倉眞一郎セレクト

20161210_okura.png
著:エラ・フランシス・サンダース 創元社

『大倉の頭にかつらをかぶせる。』

諺を作ってみたという大倉さん、意味は「やっても意味がない」。
とういのも昔の写真を見せた人が「今の大倉さんの方がいいよ!」と
口々に言うそうで、「じゃあ、必要ないな」と思ったんだとか。
以前一冊入魂で紹介された「翻訳できないせかいの言葉」と同じ著者。
大倉さんは着眼点がすごいと感心しきりでした。
「ロバにスポンジケーキ」(ポルトガル)は「馬の耳に念仏」
「狼の口の中へ」(イタリア)は「Good Luck」…?
日本にも似たものもあるけれど、まったく似ていないものも多く。
文化の違いが生み出す諺たち…世界はダイバーシティにあふれている!

BOOK BAR staff| 00:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年12月11日

誹諧 武玉川

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20161210_ann.jpg
編:慶紀逸  岩波文庫

『むか〜しの人もおんなじところがあるのかな?』

納豆から始まるこの本は、江戸時代半ば、様々な身分の人々が
自由に詠んだ当時の人々の生活、息遣い感じられる、
歴女杏ちゃんにとっては萌えポイントに詰まった句集。
同じく岩波書店から解説本が出ているのですが、
杏ちゃんはほとんど解説なしで挑戦したようです。
今は使っていない漢字は音読できないものの、なんとなくわかるようで、
解説を読みながらもよし、まずは解説なしで読むのもよし。
楽しみ方の幅が広がりそうです。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年12月04日

杏の気分ほろほろ

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト

20161203_okura.jpg

著:杏 朝日新聞出版

『本日は著者の方をお招きしました』


今回大倉さんが持ってきたのは杏ちゃん2冊目のエッセイ。
大倉さん、こっそり確認していましたが、
大倉さんも知人として登場するこの本のテーマは、「お仕事」。
3年半の連載したものに、今の杏ちゃんがコメントを添えて書籍化されました。
杏ちゃんも話していましたが、"特に内容の濃い3年半"納得の内容。
その時々に"噓のない""素直"な印象を受けたという大倉さん。
杏ちゃんが特に心掛けたことは「読みやすさ」の部分だそうで、
杏ちゃんの出演作品を知っている人も知らない人も楽しめるよう努めたんだそうです。
「ひっかかるアクセント」に関する部分では、ラジオならではの解説、戴きました!

BOOK BAR staff| 00:50 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年12月04日

100万分の1回のねこ

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20161203_ann.jpg

著者:谷川俊太郎 ほか  講談社

『あの猫もこの猫もみんな100万分の1』

タイトルでピンときたた方も、表紙でピンときた方も、
BOOK BARでは大倉さんがどや顔で持ってきたことでおなじみ、
佐野洋子さんの絵本「100万回生きたねこ」のトリビュート作品!
谷川俊太郎さんをはじめ江國 香織さん、角田 光代さんらが
有名作家13人が短編小説や詩などでねこ描いたアンソロジー。
とは言いながら猫がでてきたり出てこなかったり、いなくなったり…
作品の間には作者のプロフィールとエピソードが挿入されているのですが、
中でも山田詠美さんのものには2人とも大笑い。
ねこを愛する人はもちろん、そうでない人も、きっと「自由」なねこに憧れる1冊。

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年11月27日

テロ

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
20161126_okura.jpg

著:フェルディナント・フォン・シーラッハ 東京創元社

『あなたならどうする?…と、聞かれても…』

タイトルはまさにテロですが、テロを追った小説ではなく法廷劇。
舞台はドイツ、熱狂するサッカースタジアムを標的としたハイジャックが発生。
憲法に逆らって罪もない164人を乗せた旅客機を撃墜した空軍少佐は犯罪者か、
スタジアムの7万人を救った英雄か…
究極の選択を強いられた少佐にあなたはどんな判決を下しますか?
大胆な装丁にも惹かれる、とある正義の1冊。

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年11月27日

京都・有次の庖丁案内

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20161126_ann.jpg
著者:藤田優 小学館

『いいものを持てば病みつきになりますよ〜!』
 
刀鍛冶から始まり、江戸時代に彫刻刀を展開、
明治時代に包丁店となった450年の歴史ある有次。
道具の選び方から手入れの仕方まで…
有次がぎゅっとつまった一冊は英訳も併載。海外人気も高いそう!
お値段は一瞬ひるみますが、いい道具は一生もの。
鋼の美しさ、しっとりとした重み、切れ味…
あなたの生活を変える道具に出会えるかもしれません…!

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年11月20日

8割の人は自分の声が嫌い 心に届く声、伝わる声

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
20161119_okura.jpg
著:山崎 広子 角川新書

『私は自分の声が毎日違って聞こえる…!』

以前BOOK STANDで映像作家の森達也さんが紹介していた本をすぐに購入して
読んだ大倉さん、(ラジオ関係者に限らず)面白いと思わず持ってきたんだそう。
作中によると、政治家や宗教家にしても発言の重要さよりも
声の良しあしが聞き手にとって影響するんだそうです。
つまり言葉ではなく声の力だけで誰かを意のままに操ることができる、
そうだとしたらとても怖い…けれど理想の声、出してみたいですよね。

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年11月20日

〆切本

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20161119_ann.jpg
著者:夏目漱石、谷崎潤一郎、江戸川乱歩、川端康成ほか(全90人) 左右社

『みんなみんな生きているんだ〆切なんだ』
 
90人の作家、漫画家の随筆の中から〆切にまつわるものを抜粋して
作った左右社による渾身の一冊。
文豪たちの遺した名作も実は〆切を破ったり破らなかったりしながら連載されていた…!
名作たちがグッと身近に感じられる、おおいに笑ってなぜか勇気づけられる本。
「〆切は終わりであり始まり」だと杏ちゃん、大倉さんは話していましたが、
…人のふり見て我がふり直せ、ちょっと身の引き締まるような思いもします。

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年11月13日

文字の博覧会−旅して集めた"みんぱく"中西コレクション

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
20161112_okura.jpg
著:西尾哲夫 , 臼田捷治 , 浅葉克己 , 永原康史 , 八杉佳穂 LIXIL 出版
『読めなくても楽しめます!』

国立民族学博物館、略してみんぱく。
超文字フェチ大倉さんの体が震えた「読めない文字」の詰まった本。
著者として名を連ねている西尾さんらは、むしろ解説者。
そんなこの本に記載されている資料提供者が中西さん。
京都大学出身で実家の印刷業を営みながら
学生時代から世界を旅して資料を集めたんだそうです。
文字の誕生した瞬間や、世界の誰かが読めるというロマンだらけの1冊です。

BOOK BAR staff| 00:42 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年11月13日

室町無頼

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20161112_ann.jpg
著者:垣根涼介 新潮社
『男たちのぶつかり合い・・・女たちはそれを見てるだけ…!』

舞台は室町時代、応仁の乱の少し前の京都。
まだ武士が形として固まっていない頃、
当時は馬に乗って戦うのではなく、石を投げあったり、刀よりもまだ弓が主流。
まるで少年漫画を思わせる表紙に描かれた主人公も
鉄の棒のようなもので身を立てていきます。
実在した足軽の大将、後に応仁の乱で活躍する骨皮道賢も登場。
表紙の印象とは裏腹に、開けば実に無骨な時代小説です。

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年11月06日

今夜は久しぶりにゲストをお招きしました。

来週11月11日に公開される、杏ちゃん初主演映画『オケ老人!』の監督・細川徹さんを迎えてお話し伺いました!

20161105232742.jpg

細川徹さんといえばコントユニット「男子はだまってなさいよ」や「シティボーイズ」のライブなど舞台の作・演出を多く手掛け、またアニメ「白くまカフェ」の構成、ドラマ「乾杯戦士アフターV」の脚本・監督さらに、サンリオピューロランドのショーなど幅広く活躍されてきました。

そして今回監督を務めた「オケ老人!」は長編映画2作目。

■あらすじ
映画『オケ老人!』の主人公は杏ちゃん演じる小山千鶴。
高校教師の千鶴は、やはり音楽のすばらしさを改めて感じてオーケストラに入団。ところが交響楽団とフィルハーモニーを間違えた千鶴が入ったのは老人だらけのアマチュアオーケストラだった…

■原作との違いについて…
細川監督曰く原作物を映画化するときにやってはいけないことがいくつかあるそうで、例えば「性別を変えること」「無駄な恋愛要素を入れること」「新キャラの登場」などなど…
元々主人公は男性の「オケ老人!」、原作至上主義の細川監督は4年前にオファーを受けてからいろんな俳優のキャスティング試みましたが、「何かが足りない…」と悶々とした日々を過ごしていたんだそうです。するとある日プロデューサーから「性別替えませんか…」と呼び出され、提案されたのが杏ちゃんだったんだそうです。
小さな老人たちと一緒になると1人頭が飛び出る背の高い杏ちゃん。その画のかわいらしさとおかしみ。細川監督は、既に映画を見た大倉さんと一緒に

「杏ちゃんしか考えられない」

と頷いていました。
原作と映画では性別以外にも違う部分がたくさんあるそうで、自分が覚えられなかったから、という理由でエルガーの「威風堂々」を選曲したり、原作ではロシアと日本の国家機密情報にまで話が及んだり…原作と映画でそれぞれ楽しめる作品になっています。
20161105_oke.jpg

■映画監督になるまでのこと
細川監督、実は映画『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 』や『プロジェクトA 』に影響を受け、中学生の頃からずっと映画監督になりたかったんだそうですが、初めて映画監督の話が来たのは40歳になる頃。と、いうのもずっとコントや舞台をやり続けていた細川監督、

「それ誰にも映画監督になりたいって言ってないでしょう」

スタッフの一言に「…そりゃあそうだな」と納得。「この人にやらせたいと思うものを作ってきてない人に話は来ない」「若い人はなりたいものは言った方がいいよ」と、話していました。


■細川監督の読書スタイル
そんな細川監督の"読書スタイル”も伺いました!
ずっと好きなのは海外のミステリーやSFなんだそうですが、高校時代W村上の洗礼を受けたという細川監督。読んでいるときは映画化を前提に読むことはなく、純粋に読書を楽しんでいるそうです。オケ老人は完成まで4年かかったそうですが、他にも手を付けている作品があるそうなので、監督の今後にも注目ですね!

以前杏ちゃんが紹介した「バカ昔ばなし」シリーズも手掛けている細川監督。

BOOK BARをめぐる不思議な縁も感じた回となりました。

BOOK BAR staff| 00:50 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年10月30日

イエスの幼子時代

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
20161029_okura.jpg
著:J.M.クッツェー 早川書房

『この小説の続きが気になるので、書いてみようと思う…!』

ノーベル賞作家のJ.M.クッツェーによる寓話的要素の詰まった物語。
タイトルの通りのイメージすると、大倉さんはいきなり面食らんだそう。
…あれスペインの話?男・シモンと少年・ダヴィード。与えられた使途の名前?
親子ではない?母親を探している?見たらその母親とわかる?
書いてあることはわかる、のにわからない…
数々の疑問が浮かんでくるうちにそのまま読了してしまうイエスの幼子時代。
実は続編と思われる作品が予告されているんだそうです。
つかみどころはないのに魅力的…大倉さんの言葉の意味、確かめてみてください!

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年10月30日

婦人の新聞投稿欄「紅皿」集 戦争とおはぎとグリンピース

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20161029_ann.jpg
編:西日本新聞社

『これは、私や…!』

昭和29年。戦争が終わって9年、家電が誕生し、経済も上向きに…
日々の変化めまぐるしい中、まだ戦争の傷の乾いていない時世、
西日本新聞社の読者投稿欄に寄せられた当時の夫人たちの日常。
ドラマの中で同じ時代を演じた杏ちゃんは当時の食を通じて、そして母として、
また表紙を見て「はっ」と、手に取ってしまったんだそうです。
日常に戻ろうと努める姿や今あるものをいとおしむ姿、
失くしてしまったものもいとおしむ姿、
戦争は決して過去のものではないこと、改めて感じる1冊です。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年10月23日

海峡3部作

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
20161022_okura.jpg
著:伊集院静 新潮社

『ああ、ここから大きな物語がはじまるんだ…!』

男ならだれもが嫉妬したという伊集院静さんの自伝的小説で、
伊集院さんが社会に出るまでを描いた3部作。

「海流はそびえる大きな樹に似ている。」

大河小説の始まりを予感させる1行に大倉さんは引き込まれたそう。
物語は昭和30年頃の瀬戸内海の港町から始まります。
その街を牛耳っている高木の家に生まれた英雄が、
多国籍な従業員や父との交流、生と死、在日として受けた仕打ち…
全てが新しくて眩しくて悔しくて喜びに満ち溢れている英雄の目に写る日々、
大作ですが手が止まらなくなる1冊です!

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年10月23日

ぼっけえ、きょうてえ

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20161022_ann.jpg
著者:岩井志麻子 角川書店


『お化けも出てきません…ホラーです。』

日本ホラー小説大賞、山本周五郎賞受賞した岩井志麻子さんの代表作。
タイトルの『ぼっけえ、きょうてえ』とは岡山県の方言で
「ぼっけえ(すごく)」「きょうてえ(こわい)」…文字通りのホラー!
杏ちゃんが魅了された一行目は、

「きょうてい夢を見る?(中略)夢ゆうもんはきょうていものと決まっとりましょう」

寝られない客のために遊女が岡山弁で一人語る短編集。
その殆どが日陰で生きる遊女の半生で、その凄惨さはまるで
背中に入った長ーい髪の毛がどこか気味が悪いような感覚。
怖いのに止まらない…!是非、その感覚味わってみてください!

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年10月16日

ペルーの異端審問

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
20161015_okura.jpg
著:フェルナンド・イワサキ 新評論

『怒る前にバカバカしくて笑ってしまう…!』

巻頭には筒井康隆さんの解説にバルガス・リョサの序文!
それだけでもたまらない1冊ですが、中身はあくまで歴史書。
歴史古文書館の資料からカトリック教徒たちの異端審問だけを抜粋、
そして脚色した事実に基づく17編からなる短編集。
取り上げられた殆どが性的なものですが、
聖職者は禁欲できているか、夫婦たちは正しい夫婦生活を出来ているか…
判断を下すのは品行方正とは言い難い聖職者たち…その審問はまるで茶番。
世界には面白い古文書が眠っていんですね、ある意味ロマンです!

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年10月16日

自由訳 方丈記

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20161015_ann.jpg
著者:新井満 デコ


『800年前のDO IT YOURSELF!』

古文の授業でおなじみの鴨長明による平安末期の随筆。
50才で出家した鴨長明は山の中に北条庵を建て、隠居生活。
その中で「物に頼ってていいのだろうか…」など議論を唱えてますが、
時には面倒でお経をあげられなかったり、
「遺された時間をこんなことに時間さいてていいのかな?」と、
最後には書き遺す自らの欲望に疑問を持ちます。
自由訳で見ると、まるで鴨長明ブログのような感覚で、
素直で人間らしい鴨長明を垣間見ることができる1冊。

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年10月09日

本人遺産

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
20161008_okura.jpg
著:南伸坊、南文子 文藝春秋

『何事も本気でやると本気さが伝わってくる…!』

本の帯からもその熱量が伝わってくるのは、
さまざまな本人になりきった南伸坊さんを奥様が撮影した1冊。
写真だけでなく本人になりきって書いた文章もまた、絶妙!
似ているものから、似てないけれど、わかる!笑っちゃう!
というものまで、とにかく電車の中で読むのは不向き…(笑)
おうちで存分に楽しんで見てください。
大倉さんのおすすめは吉川晃司さん。今の吉川さんにそっくりなんです。

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年10月09日

南鳥島特別航路

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20161008_ann.png
著者:池澤夏樹 新潮社

『行ける、行けないが絶妙…!でも、行けない…』

以前紹介した秘島図鑑に記載されていた紀行文。
日本最東端の南鳥島は小笠原諸島よりもはるかに遠く、
付属された地図で見ても笑ってしまうぐらいの距離感。
気象庁管轄の島は1平方キロメートル、滑走路は作れず、
時速20kmの船で3日間かけて向かいます。
戦後のまま取り残された旧日本軍の戦車、当時の技術…
日常ではなかなか目にかかれない世界が広がっています!

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年10月02日

下山事件 暗殺者たちの夏

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
20161001_okura.jpg
著:柴田哲孝 祥伝社

『日本はアメリカに占領されていた。つまり、日本は日本を統治していなかった!』

戦後、GHQ占領下の日本で、起きた戦後最大の未解決事件。
昭和24年7月5日、初代国鉄総裁が就任1か月後に失踪。
翌6日未明、線路上で礫死体となって発見された戦後最大の未解決事件。
1991年、祖父の23回忌で作者は大叔母の言葉に耳を疑います。

「下山事件の犯人は兄さんかもしれない…」

証言者を探し、作者は答えをまとめたルポルタージュを出版。
遂に事件は終末を迎えたと思いきや、そこから事件の時計が動き出します。
次々と現れた証言者、広く人に読んでもらうために小説という形で執筆。
読後、あなたの目にはどんな真実が映るでしょうか…!

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年10月02日

魔女の宅急便 その6 それぞれの旅立ち

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20161001_ann.jpg
著者:角野 栄子 福音館書店


『シリーズ最終巻だけを手渡された私…して、そのワケは…!』

以前大倉さんが1巻を紹介したあの「魔女の宅急便」。
出産祝いでプレゼントされたという杏ちゃん。
誰もが知っている物語の続編では、
トンボと結婚したキキが双子の女の子ニニと男の子トトを出産。
10才になったニニとトトはかつてキキが迎えた13才を前に
魔女になるニニと一緒に生まれたのに大人になる儀式のない男の子のトト。
一緒に生まれたのに違うのはなぜ?
杏ちゃんは子育てにイラっとするキキの目線で読んでしまったそう。
巻頭にあらすじがあるので6巻だけでも楽しめる物語の完結編。

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年09月25日

ジハーディストのベールをかぶった私

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
20160924_okura.png
著:アンナ・エレル 日経BP社

『この場合、取材相手を騙すのは許されるのか…!』

通常、ジャーナリストは自分の身分を明らかにした上で取材しますが、
ISISの支配地域に身分を明かして取材をし、殺害されたケースは多数。
然しながらISISを目指す若者はあとを絶たない。
そこでフランス人ジャーナリストの彼女がとった最後の手段が偽名の使用。
偶然にも取材相手はISISの幹部級の人間。
求婚され、脅かされながらも、取材相手の訃報に泣き崩れた真意とは…
東の過激派組織「イスラム国」の実態を描いた戦慄のルポルタージュ。

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年09月25日

新しい道徳 「いいことをすると気持ちがいい」のはなぜか

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20160924_ann.jpg
著者:北野武 幻冬舎

『良心は道徳を作るが、その逆は、ないぞ・・・!』

と、いう芥川龍之介の言葉を引用するページから始まるこの本。
副題の「いいことをすると気持ちがいい」と聞くと、
すばらしい道徳を記しているように思えますが、
本文中に「何かを得ようとしてこの本を開くな」とあるように、
ウサギと亀などを例に挙げながら、
なんとなく存在する道徳に武さん自身の体験やツッコミを交え、
「そこからあなたはどうしますか?」と、問いかけてくる1冊。

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年09月18日

山猫の夏

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
20160917_okura.jpg
著:船戸与一 小学館

『夏休みが終わって、一気読みの季節となりました。』

文庫本なのに3cmの厚み!しかも異常に字が小さい!
一気読みとは言え、大倉さんでも2日かかった長編冒険小説。
ブラジル・ペルー・ベネズエラ…南米3部作の第1作目!
殺し合い、血みどろの戦いでおなじみの船戸さんですが、
さすがは早稲田大学探検部出身!とにかく面白い!
舞台は1982年、ブラジル版ロミオとジュリエットかと思いきや、
通称山猫と呼ばれる日本人が現れて…。
均衡が破られたときにチャンスは訪れる…!

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年09月18日

戦国の少年外交団秘話―ポルトガルで発見された1584年の天正遣欧使節の記録

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20160917_ann.jpg
著者:ティアゴ サルゲイロ 長崎文献社

『地域愛・郷土愛に溢れたこの1冊』

杏ちゃんが大好きなジャンルから今回は天正遣欧使節をピックアップ。
日本でよく出版されているものとはちょっと切り口が違っていて、
ポルトガルの古城から発見された彼らの資料を翻訳したものを、
姉妹都市である南島原市から刊行したもの。
往復9年、ヨーロッパに派遣された当時10代の少年たち。
音楽と宣教の密接な関係や謎の日本人コンスタンチノ・ドラード、
知れば知るほど面白くなる"戦国・江戸時代に海外に行った日本人"
教科書では知りえなかった一面、見えてくるかもしれません。

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年09月11日

伯爵夫人

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
20160910_okura.jpg
著:蓮實重彦 新潮社

『小説を読む前に爆笑!読みながらふふふと、微笑。』

会場の凍り付いた三島由紀夫賞受賞の会見で話題になりました。
「(受賞が文学界にとって)嘆かわしい」と放った姿は記憶に新しい方も多いことでしょう…!
これまでずっとフランス文学者として活躍してこられた蓮見さん。
物語の主軸は少年が危うい世界に連れていかれるお話なんですが…
耽美を越している、と大倉さんは言葉を選んでおりましたが、
黒澤清監督の帯も印象的にならざるを得ない言葉遣い。必見です。

BOOK BAR staff| 00:43 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年09月11日

俺のがヤバイ

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20160910_ann.jpg
著者:滝原勇斗 飛鳥新社

『最後の、バカ出来る時代…!』

声が印象的なMOROHAのラッパーは、坊主頭なのになぜかアフロくん。
ラッパーと聞くとなんだか怖くてとっつきにくいイメージですが、
その姿はただの20代男子、とにかく正直で人間くさいんです…!
30代を前に、1つステップが変わるような感覚が芽生える頃。
第2の青春が詰まった笑えて、とにかく熱いエッセイ。
目次がそのままラップになっている、など言葉の巧みさを感じる1冊。

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年09月04日

人生はマナーでできている

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
20160903_okura.jpg
著:高橋 秀実 集英社

『最近のマナーブームにイラついて、ついこの本を読んでみた』

(大倉さん曰く)マナー教本ブームの昨今、それに待ったをかける本を紹介。
「くさい関係」「結婚するつもり?」「レディー・ファーストで命拾い」などなど
気になるタイトルぞろいのこの本はいわゆるHOW TO本ではなく、
このマナーの通りに考えていったらこうなっちゃったよ!という本で
思わず笑ってしまうようなエピソードの詰まった1冊。
大倉さん、読んでいて「人間って奥深いな」と思ったそうですよ。

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年09月04日

いとしいたべもの

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20160903_ann.jpg
著者:森下典子 文藝春秋

『食べ物はやっぱり、いいよねぇ〜』

和菓子の餡子を練る機械の会社の本での連載を見た編集部が惚れ込んで書籍化!
森下さんの初めて描いた画とは思えない写実的さ、色付けのうまさは目が留まります。
表紙のメロンパン、おいしそうですよねえ…!
「水ようかんのエロス」「タイ焼きのおこげ」ビンに入ったケチャップ…
思い出す21品のおいしい記憶に同じ世代を過ごした大倉さんは共感。
経済がだんだん豊かになっていく時代の記憶、あなたにはどう映るでしょうか。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年08月28日

十五少年漂流記

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
20160827_okura.jpg
著者:ジュール・ヴェルヌ、訳:椎名誠・渡辺葉 新潮社

『誰もが知っているけれども、誰も体験したことのないお話』

少年時代の大倉さんも夢中になって読んだ本作が新訳で蘇りました。
今回これを訳したのは椎名誠さんとその娘の渡辺葉さん。
しかも書かれた1800年代のフランス語から直接訳した、完訳版。
嵐の夜、ニュージーランドに留めていた船が流されてしまいます。
その船に乗っていた8歳から14歳までの少年たち。
流れ着いた無人島で過ごした2年間の物語です。
ずいぶん昔に読んだ大人も、初めて読む子供も今、ハマりたい冒険譚。

BOOK BAR staff| 00:37 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年08月28日

ひゃくはち

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20160827_ann.jpg
著者:早見 和真 集英社

『青い空!白い球!光る汗…!』

ひゃくはちとは煩悩…だけなく野球のボールの縫い目の数。
主人公は野球の名門高校の補欠部員たち。
今回のテーマ「去りゆく夏と青春小説」にもふさわしく、
16人と限られたベンチの数に入ることが出来なかった彼らの、
友情、汗、部活、悩み、女の子…青春がぎゅっと詰まった1冊。
風潮とは違い、ちゃんと格差があるスポーツの世界。
感情移入して応援してしまいたくなる、と杏ちゃん。
映画版と小説では違う部分があるので是非どちらも楽しんでみてください!

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年08月21日

オリエント世界はなぜ崩壊したか

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!
大倉眞一郎セレクト
20160820_okura.jpg
著:宮田律  新潮社

『IS、ISという得体のしれない集団を知るために紀元前3000年まで遡ろう』

副題は"異形化する「イスラム」と忘れられた「共存」の叡智"
今はインド手前までから北アフリカの一部をさすオリエント。
なんとなく説明し難いもやもやのあるその知識を掃除してくれる1冊!
今イスラムで起きていることは過去の連鎖、遡ると起源は5000年前!
宗教の誕生、十字軍、産業革命、植民地支配…
それまできわめて寛容に他文化他民族を受け入れていた豊かな地が
なぜこうなってしまったのか、オリエントにとどまらず、
世界各国に波及した、知識ゼロからでも飛び込めるオリエントを知る物語。

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年08月21日

死ぬ気まんまん

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト
20160820_ann.jpg
著者:佐野洋子 光文社

『キレッキレばあちゃん!』

「100万回生きたねこ」の作者で知られる絵本作家・佐野洋子さん。
2010年にがんのためこの世を去ります。
2年の余命宣告を受けながら「痛いのはいや」「タバコも我慢しない」
ジャガーを乗り回し、2年後には医者に「…まだ死なないんですか?」

「最近、おふくろ死ぬ気満々なんだよな…」

タイトルは佐野さんの息子さんの一言から決まったんだとか。
いつかは誰もが迎える死だからこそ、隠さずに身近に感じる、
佐野さんならではの目線で綴ったありのままのエッセイ。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年08月14日

村に火をつけ、白痴になれ 伊藤野枝伝

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!
大倉眞一郎セレクト
20160813_okura.gif
著:栗原康 岩波書店
『殺されたアナーキストの評伝がこんなに面白くていいんだろうか!』

アナーキストとは、つまり無政府主義者。
1923年の甘粕事件で殺害された伊藤野枝の生まれてから死ぬまでを描いた1冊。
当時アナキズム運動の中心人物であった大杉栄の愛人として知られる彼女は、
父親から「好きなことをして生きろ」と教えられて育ちます。
口惜しさ、怒りなどを包み隠さない、まるで彼女にとり憑かれような文体、
中には不快に思う人もいるそうですが、大倉さんは太鼓判。

こんな評伝が世の中に存在できるんだ…

客観的ではいられない、新しい女性の生き様、感じてみてください。

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年08月14日

ティファニーのテーブルマナー

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト
20160813_ann.png
著者:W.ホービング 鹿島出版会

『実際みんな…どこで学んでます?』

今やジュエリーでも有名なティファニーと言えば、テーブルウェア。
映画「ティファニーで朝食を」でも有名ですよね。
イラストの線、装丁がやさしいテーブルマナーの入門書。
元々はカトラリーを購入したお客さん向けにお店で配っていた小冊子。
それ以外の人も参考にしたいから、と書店で販売されたのが1969年。
ずらりと並んだカトラリーを使いこなすのは緊張しますよね。
実は手を使ってもいいシーンがあるの、知ってました?
いざという時のために読んでおくのもいいかもしれませんね。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年08月07日

ヘンゼルとグレーテル

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!
大倉眞一郎セレクト
20160806_okura.jpg
著:大友克洋 ソニー・マガジンズ

『私が持っている本で1番高く売れるマンガ』

あまり漫画を読まない大倉さんの中で2人いる神様の一人、
大友克洋さんによる短編マンガ集、大倉さんの愛蔵書です。
表題作をはじめ、誰もが知っている名作童話たちを
もちろん原作通りではなくて、完全に大友さんのものにした
まさにグリム童話ならぬ大友童話!
絶版なので中古でしか手に入らないそうですが、
よく描き込まれた絵の魅力、大友さんの世界観、
この本のサイズで味わえる機会がみなさまにも訪れますように…!

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年08月07日

わたしの日々

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20160806_ann.gif
著者:水木しげる 小学館


『小さい頃からずぅーーーーーーっと絵を描いていらっしゃる方です』

言わずと知れた水木しげるさんの過去の体験や日常を綴ったコミックエッセイ。
ビッグコミックの巻末に連載されたこの本作は、
92歳を前にして静かな余生を過ごしたかった水木さんの元に
まさにその連載の依頼が来るところから始まります。
水木さんの最後の連載であり、亡くなる4か月前に単行本化。、
18歳当時に描いた周囲の人を面白おかしく描いた絵や、
それ以前に描いた絵本などもオールカラーで掲載されています。
晩年の自分は果たして、働き続けているのか…ちょっと考えちゃいますね。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年07月31日

バウルの歌を探しに

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!
大倉眞一郎セレクト
20160730_okura.jpg
著:川内有緒 幻冬舎

『探検家、冒険家は全員尊敬しますけど、この人には…くらっときました』

冒険家に会いに行くぞ宣言をした大倉さんが会いにいった、川内有緒さん。
厳密には冒険家ではありませんが、日芸卒業後、アメリカで修士をとり、
国連勤務…異色の経歴を持つ川内さんと話した印象は浮遊感なんだとか。
バウルはインド、ベンガル地区に住むユネスコに登録された吟遊詩人民族。
誰も知らない民族のその話を聞きたくて、国連辞職後に渡りますが、
様々な情報に流されながらバウルを追いかけさまよった12日間の記録。
大倉さんが川内さんにお借りしたバウルの歌の音源、印象的でした…!

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年07月31日

岡本太郎の沖縄

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20160730_ann.jpg
著者: 岡本 太郎 監修:平野 暁臣 小学館

『モノクロの中に色!湿度!温度!…詰まってます。』

あまり写真を撮るイメージはありませんでしたが、
言わずと知れた芸術家・岡本太郎さんによる写真集。
岡本太郎さんが沖縄を訪れたのは1959年に2回、66年に1回。
いずれもまだ返還前の沖縄でパスポートを手に、外貨を使用。
全編モノクロですが、空も雲も植物も人までも、色が見えるようで、
"沖縄は沖縄らしさを失ってはいけない"という岡本太郎さんの
その目を通した当時の沖縄をそのまま切り取った1冊です。

BOOK BAR staff| 00:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年07月24日

ストーカー加害者 私から、逃げてください

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
20160723_okura.jpg
著者:田淵俊彦 NNNドキュメント取材班 河出書房新社

『私はストーカーになる可能性はあるんだろうか…と、考え込んだ』

2014年制作番組の中で伝えきれなかったことをまとめ直した1冊。
見た目も話もしっかりした女性は精神的恋愛関係にあったという男性に
2000通近いメールを送り、刃物を持って押しかけると脅迫し、裁判では完敗。
ところが「私は被害者です」と主張する相手との距離感のつかめない彼女。
SNSやアプリで近年、スマホで簡単に人と繋がれるようになりました。
あなたも気が付かないうちに誰かとの適切な距離を越えているかもしれません、よ?

BOOK BAR staff| 00:41 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年07月24日

小説日本婦道記

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20160723_ann.jpg
著者:山本周五郎 新潮社

『ちいさい、ちいさい花が咲いています…!』

江戸時代のいろんな武家の婦人たちを描いた短編集。
1943年、戦争真っただ中の日本で直木賞候補に挙がりながらそれを辞退。
今の女性からすると「ムリムリムリ!」となるような話もありますが、
夫のため、子のため、陰ながら慎ましく生きた妻たち、母たちの
いわゆる三つ指をつくような、美しい姿に、背筋が伸びる想いです。
こうはなれなくても留めておきたい日本の心を記した1冊。

BOOK BAR staff| 00:12 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年07月17日

あの素晴らしき七年

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
20160716_okura.jpg
著者:エトガル・ケレット 新潮社

『子供が生まれて、父親が亡くなるまでの人生で最も濃い時間!』

子育てをしながら、親が衰えていくのを目の当たりにする、働き盛りの時期。
エッセイを綴ったエトガル・ケレットにとってはそれが7年間でした。
「テロリストの攻撃にはもう本当うんざり」から始まる1冊。
舞台はイスラエル、テロの負傷者でごった返す病院での出産。
起きているのはすごいことなのに、平たんに日常が描かれてきます。
特別のように思う地域でも、日常があることを思い起こさせてくれる1冊。

BOOK BAR staff| 00:41 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年07月17日

ほんとうの花を見せにきた

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト
20160716_ann.jpg
著者:桜庭一樹 文藝春秋

『くもり空が…きれい!』

そんなちょっとダークな世界観のファンタジーだと杏ちゃん。
竹から生まれた吸血鬼・バンブーに命を救われた少年が主人公。
やがて成長し姿や声が変化する少年と年をとらないバンブー。
バンブーは「すばらしいじゃないか!」とその成長に感嘆。
変わっていく者と変わらない者…生きることをテーマに
退廃的な町で交流を禁じられた種族同士の絆を描いた青春小説!
若い女性ファンの多い印象の桜庭一樹さん、この機会にいかがでしょうか。

BOOK BAR staff| 00:12 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年07月10日

羊と鋼の森

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
20160709_okura.jpg
著者:宮下奈都 文藝春秋

『ピアノが弾きたい…!』

今売れに売れている本屋大賞を受賞した宮下奈都さんの「羊と鋼の森」
物語は少年が体育館のピアノへ調律師を案内するところから始まります。

調律師「さっきより随分はっきりしました」
少年「何がはっきりしたんでしょう」
調律師「この音の景色が」

調律師にすっかり魅了された少年は弟子入り、調律師を志します。
ピアノの弦(鋼)を叩くハンマーについたフェルト(羊毛)。
純朴を絵に描いたような少年は、果たして調律師に向いているのでしょうか…

BOOK BAR staff| 00:41 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年07月10日

姥ざかり花の旅笠―小田宅子の「東路日記」

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20160709_ann.jpg
著者:田辺聖子 集英社

『○○ガールが量産される今…ちょっと待って!置いといて、こっち行こう!』

天保の頃、実際に綴られた旅日記を読み解いた1冊。
主人公は高倉健さんの5代前のご先祖様の小田宅子(いえこ)さん。
以前杏ちゃんが紹介した高倉健さんのエッセイにも登場した「東路日記」を
芥川賞作家の田辺聖子さんが古典翻訳。
江戸時代ですからもちろん徒歩、関所も簡単には通れない中、
福岡から伊勢参りへ出かけ、そして善光寺、やっぱり日光、あ、江戸観光も!
五十路女性4人と荷物持ちの男性ら一行の5か月800里(3200km)に及ぶ、
時には歌を詠み、買い物三昧の姥盛りガール、人生を楽しむ旅日記です!

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年07月03日

今夜は久しぶりにゲストをお招きしました。

20160702_hirano.jpg
最新刊『マチネ の終わりに』が大ヒット中の芥川賞作家の平野啓一郎さんを迎えてお話し伺いました!

平野さんといえば『ドーン』『空白を満たしなさい』『透明な迷宮』など
この番組でも何度も本を紹介してきましたが、
大倉さんはまず「平野さんが恋愛小説を?」と驚いたんだそう。
実は平野さん、普段恋愛小説を読まないそうですが、
今回は40代のちょっと大人の恋愛小説。
20160702_machine.jpg
物語は天才クラシックギタリストの蒔野聡史の伝説的なコンサートの夜、
ジャーナリストの小峰洋子との出会いから始まる恋愛小説です。
互いに運命を感じる2人ですが、とある事件をきっかけにすれ違います。

『過去は変えられる』

繰り返し出てくるこの作品のテーマ。
絶妙にすれ違う2人のもどかしさ、どろどろとした大人の恋愛、
そして美しい精神的なつながりに引き込まれる1冊。

杏ちゃんが気になっていた、序文の実話をにおわす表現を直撃すると、
「読んだままに思ってくだされば」と、平野さん。
「文学は人間の失敗を描くジャンルと言われているけれど、
憧れるような人物をゼロから想像するのは難しいですから…」
どんな小説にも何かしらの形でモデルはいるのかもしれません。

話していて頭がいいなあと思うような女性に色気を感じる

母親が家庭を守って…というような価値観と別の価値観で生きる、
魅力的な女性とはまさにパリや中東で働く洋子そのもの。
日本文学によくある女性像とは違う女性像を描きたかったんだそうです。

今後、興味あるのは歴史だと話す平野さん。
本作でも深くかかわっていた「運命」。
今の時代はどういった経緯でこうなったのか、
考えながら小説を書いてみたい、と話していました。

そんな平野さんの"読書遍歴”も伺いました!
意外にも野球少年だった平野さんは、読書家の友人を
「なんでこんな晴れた日に…」と疑問に思っていたそうですが、
中学生になって三島由紀夫さんの『金閣寺』を読んで、衝撃。
以来、三島由紀夫さんが好きだった作家を中心に読書家になったんだそうです…!

その後平野さんは高校生で小説を書き始め、
大学5回生の時に『日蝕』で芥川賞を受賞しますが、
当時の自分を振り返って平野さんは、京都で過ごした当時の環境や、年齢を挙げて、
「今では書けないですね」と話されていました。

BOOK BAR staff| 00:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年06月26日

リアスの子

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
20160625_okura.jpg
著者:熊谷達也 光文社

『対決相手が熊から中学生に…!』

2014年11月29日に紹介した「邂逅の森」はマタギのお話でしたが、
今回の舞台は中学校。中学教師の和也は31歳、陸上部顧問、恋人なし。
1990年の新学期、転入してきたスケバン、問題児の希の存在で変化する教室。
和也と生徒たちの交流が実にさわやかな青春教師ストーリー!
和也の予備校時代を描いた「モラトリアムな季節」と
小学5年生の頃を描いた「七夕しぐれ」も出ています。
雨の季節、家でどっぷり読み込むのもいいかもしれませんね。

BOOK BAR staff| 00:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年06月26日

結婚式のメンバー

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20160625_ann.jpg
著者:カーソン マッカラーズ 新潮社

『みずみずしい!みずみずしいけれど、痛々しい…!』

この春始まった村上春樹さんと柴田元幸さんによる過去の名作を掘り起こす
プロジェクト≪村上柴田翻訳堂≫によって復活した第一弾。
女の子が男の子より早く大人になる、そんな経験みなさんもありますよね。
主人公は170cm、12歳の少女フランキー。
年が離れた兄の結婚式で人生が変わる予感、違う土地、違う名前で生きて…
読む年代によってはどこか痛々しくも瑞々しい子供時代の思い込み。
文字、行間にも未成熟な少女の混沌が詰まったような密度の濃ーい1冊です。

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年06月19日

火の鳥 黎明編

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
20160618_okura.jpg
著者:手塚治虫

『手塚治虫の代表的な作品というより、象徴的な作品!』

リアルタイムで手塚作品を楽しんでいた大倉さんですが、
改めて読み返すと、意外と読んでいなかったり、案外忘れていたり…
古代日本を舞台にした「黎明編」から時代を振り子のように行き来して、
次は現代編…という時に亡くなってしまった手塚先生。
読み手に大きな宿題が残された作品ですが、今なお、あせない手塚ワールド!
全13巻、1冊完結なのでどこから読んでもOK!
一番近くにあった火の鳥を読んでください!

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年06月19日

シュマリ

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20160618_ann.jpg
著者:手塚治虫

『最新と原点、両方見てみましょう!』

主人公の青年の名、シュマリはアイヌの言葉でキツネという意味。
明治の北海道の開拓を舞台に、埋蔵金や囚人たち、生きていた土方歳三…
40年前の本作と共通点の多い、今勢いのある作品「ゴールデンカムイ」。
後書きに「僕にとってノらないヒーローになった」と綴った手塚治虫。
当時の社会への配慮で構成を変更せざるおえなかった心残りのようなものの、
バトンを「ゴールデンカムイ」作者野田さんは受け取ったのかもしれません。
是非、合わせて楽しんでみてください!

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年06月12日

たった独りの引き揚げ隊

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
20160611_okura.jpg
著者:石村博子 角川書店

『フィクションじゃないのが不思議なくらい…!』

以前「五色の虹」を紹介した大倉さん、最近満州にはまっているそうです。
今回は10才の少年が1000km歩いて満州から日本に帰ってきたお話。
少年の名前はビクトル古賀、侍とコサック(ロシア)のハーフ。
その顔立ちが災いして、古賀さんの引き揚げは困難を極めました。
作品中で「俺の人生のピークは10才だった」と言わしめる濃〜い1冊。
大倉さんも少年のあまりの力強さに圧倒されてしまったそうです。

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年06月12日

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20160611_ann.jpg
著者:朝井まかて 新潮社


『一人の人物を通じて、勝手に仲良くなったような気がしました』

「百日紅」(2015)で葛飾北斎の娘・お栄(葛飾応為)を演じた杏ちゃん。
この本の主人公はまさにその天才女絵師の葛飾応為!
孤独に制作に臨む絵師・葛飾応為の生涯とは…!
実在の人物であるだけに杏ちゃん、余計感情移入してしまったそうです。
「百日紅」と合わせて楽しんでみるのもいいかもしれません。
「恋歌」「御松竹騒動」に続く朝井まかて作品の紹介、縁を感じますね。

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年06月05日

死んでいない者

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
20160604_okura.jpg
著者:滝口悠生 文藝春秋

『とってもいい人に見えた、滝口さんが書いた葬式小説』

本谷有希子さんと一緒に芥川賞を受賞された滝口悠生の作品。
大倉さん曰く「芥川賞受賞作だけど、文章が優しく読みやすい」印象。
舞台は大往生したおじいちゃんのお葬式。
おじいちゃんの子供たちや孫たち30人が同じ比重で登場し、
どこの誰の話をしているのか読んでいるうちにわからなくなる様は、
死者を中心として生きている人たちが溶けていくような感じ。
大往生だからこそ起こるお葬式での笑い声、そんな面白さが詰まった1冊。

BOOK BAR staff| 00:41 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年06月05日

あさって歯医者さんに行こう

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20160604_ann.jpg
著者:高橋順子 株式会社デコ

『みじかい間でなが〜い間を行きつ戻りつ』

大事なおばあちゃんが数行後にはもういない、
歩いている若いカップルが数行後には年をとっていた。
日常、時代物、ファンタジー…1ページおよそ10字×12行、
その短い間に時の流れを感じさせる表現に杏ちゃんは感心!
実は、この詩集「あさって歯医者さんにいこう」に表題作はないんです。
なぜこのタイトルなのか、なぜあさってなのか39編の間に答えは見つかるのか、
一輪挿しのような美しい装丁にも注目な1冊です!

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年05月29日

アメリカ最後の実験

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
20160528_okura.jpg
著者:宮内悠介 新潮社

『具体的な音楽描写がないのに、音で埋め尽くされている物語』

本のタイトルとは結び付かない印象のフレーズですが…
宮内さんと言えばSFの印象がありますが、音楽の小説を書くとは・・・と大倉さん。
主人公はピアニストを目指す日本人の少年脩(シュウ)。
7年前に失踪したピアニストの父を探して所縁のある、
アメリカの音楽院の予備試験を受験します。
そこで起こる「アメリカ最後の実験」に繋がるある殺人事件・・・
わかるけどわからない、ある種、数学のような美しさのあるサスペンスです。

BOOK BAR staff| 00:41 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年05月29日

牛姫の嫁入り

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20160528_ann.jpg
著者:大山淳子 角川書店

『鏡よ鏡、美しい姿はどんな姿?』

まるでおとぎ話のようなフレーズですが、
主人公は絶世の美女と噂された牛姫、ではなくその誘拐を命じられた女忍び。
いざ誘拐としようとするも牛姫が重すぎて持ち上がらない!!!!
そこから牛姫の女忍びによるダイエットが始まります・・・
「猫弁シリーズ」でも知られている大山淳子さんの最新作にして原点。
日本映画の振興を目的とした城戸賞入賞から10年、遂に小説化。
エンタテイメントに富んだ時代劇コメディ、いつかスクリーンで目にする日も・・・?

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年05月22日

鉄道旅で『道の駅“ご当地麺”』

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
0521_okura.jpg
著者:鈴木弘毅 交通新聞社

『"食い鉄"人生!』

乗り鉄、撮り鉄・・・鉄道マニアにもいろいろありますが、鈴木弘毅さんは食い鉄。
駅そば、道の駅、スーパー、健康ランドなど様々なB級要素を研究している、
「旅のスピンオフ・ライター」で700もの道の駅を巡った鈴木さんが
たくさんある道の駅の中でも駅から徒歩10分圏内をピックアップして
そこで食べた麺類だけに絞って紹介している1冊!
麺を愛する大倉さんが取り上げた"網走のちゃんぽん"と"耳うどん”は、
思わずお腹がすいてきちゃう話でしたが、鉄道旅のお供にオススメです。

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年05月22日

A Child is Born 赤ちゃんの誕生

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

0521_ann.jpg
著者:レナルト・ニルソン あすなろ書房

『失礼します…「マジか・・・!やべぇ・・・!すげぇ・・・!」』
思わず杏ちゃんが若者言葉を連発してしまったのは、
特殊な技法で体内での赤ちゃんの成長を撮影した写真集。
初めは電子顕微鏡で撮った白黒写真を着色したものなんですが、
エコー写真を想像すると、この本は精密さが言葉にならない程!!!
普通は目に見えないレベルまで一体どんな最新技術を・・・と思えば
初版は1965年。今回は改定に改定を重ねて最終版!
1922年生まれのニルソンさん…すごいの一言です…

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年05月15日

五色の虹

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
0514_okura.jpg
著者:三浦英之 集英社

『いろんな意味で腰が抜けるほど驚いた!』

戦争についてまだ知らないことがあったのか、と大倉さん。
副題は「満州建国大学卒業生たちの戦後」
日中戦争がはじまった翌年、満州国に創設された建国大学。
日本、中国、朝鮮、モンゴル、ロシア、五族のエリートたちが、
完全な言論の自由の下、寮生活をおくっていました。
それは後にICUへの取材で国際交流の点から見ても成功していたことが判明。
わずか6年間、若者たちが夢見たもの、そして彼らの戦後の記録を綴った1冊。

BOOK BAR staff| 00:41 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年05月15日

20歳の自分に受けさせたい文章講義

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

0514_ann.jpg
著者:古賀 史健 講談社

『考えるな、感じろ!そして考えろ!』

以前BOOK STANDでラーメンズ片桐さんが紹介していたこの本、
杏ちゃんも読みたくなったそうで今回、改めてご紹介!
振り返ってみると確かに学校で書いた作文や読書感想文は、
褒められようと「いいこと」を書こうとして、先生の感想も「いいこと」への道徳的な指導。
学校では文章を体系的に教えてもらえないんじゃないか、というのはまさに盲点。
話すことは出来ても、書いて伝えることって難しいですよね。
”書く”ことがなくなることはないのなら、書き方を知っておくのもいいかもしれませんね。

BOOK BAR staff| 00:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年05月08日

付喪神

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
0507_okura.jpg
著者:町田康 絵:石黒亜矢子    講談社

『妖怪こわい…妖怪こわい…ラーメンと同じぐらいこわい…』

ラーメンはこの際関係ないんですが・・・(笑)
耳にしたことはある「付喪神(つくもかみ)」、実際何者かご存知ですか?
「つくも」とは「九十九」と書くこともありますが、
100年使い込んだ道具には霊が宿るとされ、その前に捨てるのが習わしでした。
捨てられた道具たちは憤慨、復讐のために妖怪になっていくのです…
所謂古文の御伽草子を元に膨らませた、町田康ワールド。
古文は苦手らしい大倉さんも、この面白さは大人だから味わえると絶賛でした。

BOOK BAR staff| 00:41 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年05月08日

中村屋のボース

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

0507_ann.jpg
著者:中島岳志 白水社

『コンビニで手に取れる外交の歴史』

中村屋、と言っても歌舞伎の屋号ではなく、新宿中村屋。
コンビニでも手に取れる中村屋の印度カレーにはある歴史が隠れています…
中村屋のボース、ことラース・ビハリー・ボースは
まだ植民地だったインドの独立運動に身を投じた革命家。
身を追われたボースが匿われたのが遠く日本の中村屋でした。
中村屋の印度カレー誕生のきっかけとなったボースの生涯が詰まった1冊。
読むとコンビニで手に取るカレーも重みが変わる、かも?

BOOK BAR staff| 00:12 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年05月01日

ガラパゴス

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
0430_okura.jpg
著者:相場 英雄 小学館

『日本崩壊の始まり!』

「この小説は"あくまでフィクション"」と念を押した大倉さん。
ガラパゴスと言うタイトルからも分かるように移植の進化を遂げた、
日本の現代社会をあまりにリアルに切り取った警察小説。
自殺した身元不明者から殺人事件の痕跡が見つかったことで物語が動き出します。
登場する架空企業から連想する現実に参ってしまった大倉さんは、
思わず紹介を自主規制しそうになったんだそう・・・!
「だからこの作品もどこが本当なのか、真に受け過ぎずに」

BOOK BAR staff| 00:41 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年05月01日

BOOK STAND 鴻巣友季子さんが登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。
毎回、著名人のお気に入りの一冊を伺っています。

今週からはの鴻巣友季子さんが登場。
0430_BS.jpg
鴻巣さんは、1987年から翻訳の仕事を始め、
これまでに数々のミステリー作品のほか、
ノーベル文学賞作家ジョン・クッツェーの『恥辱』や、
『嵐が丘』の新訳などを手がけてきた方です。
最近のお仕事では今年1月に『翻訳問答2 創作のヒミツ』が発売中の他、
風と共に去りぬ』の新訳が話題となっています。
kounosu.jpg
今回は鴻巣友季子さんに「噛めば噛むほど味が出る人生」が描かれた本を
3冊選んでもらいました。
今週はその1冊目です!

名は体を表す、タイトルは作者を表す

片岡義男さんの本で「コーヒーにドーナツ盤、黒いニットのタイ。」と言う片岡さん初の、自伝的小説集。
片岡さんが今年77歳で、大体1960年代、早稲田の大学2年生だった頃から始まって、卒業してたった3か月だけ貿易会社に勤めるんですけれど、その後、テディ片岡と言うペンネームのライターになるんですね。
最終的には1973年年までがこの本に書かれているんですけれど、特筆すべきは片岡さんがものすごく音楽に詳しい!
大変な音楽愛好家なんですけれど、片岡さんの大好きな音楽が各編に登場するんですね。それはアメリカンポップスから日本の江利チエミさんや北島三郎さんもあったかな…本当に幅広い範囲をカバーしていて。その音楽がちらちらっと短編の中に出てくるのが、すごくおつなところで。
因みに全121枚のレコードのジャケット写真がカラーで平載されてるんですね。ああ、こういう時代に片岡さんは青春時代を過ごして、作家になってったんだなっていうのが、目で見ても分かるようにな感じなんですね。
私が1番好きなのは片岡さんのタイトル。
「真珠の首飾りを彼女はナイトテーブルに置いた。」

片岡義男はこの語順でしかありえない。

と、言うような、片岡さんの文章哲学と言うか、美学みたいなものが凝縮されているタイトルで。片岡さんって英語育ちなんです。バイリンガルの作家で英語の発想と、文体と言うか英語の文体で書くんですよね。
だけど江戸っ子の域に通ずるような、結構日本らしいコアを持ったことを書かれるんですよ。日本語から1番遠い書き手でありながら、でも日本日本の姿をある意味鋭く書いているような気も、します。

BOOK BAR staff| 00:31 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年05月01日

東京タクシードライバー

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

0430_ann.jpg
著者:山田清機 朝日新聞出版

『密室の中に知らない他人が、いる・・・』

まるでなぞなぞのようなキャッチフレーズですが…正解はズバリ、タクシー!
「私、今降りた方と不倫してるんですけど・・・どうしたらいいですか?」
と、打ち明けられたことがきっかけで交際の始まった運転手さんを始め、
元・スターツアクターや元・ホームレス・・・などなど
タクシー運転手を通じて描く東京の光景、ノンフィクションルポ。

夢破れても人生だ。夢破れてから、人生だ。

杏ちゃん推していた秀逸な帯にも注目です!

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年04月24日

居心地の悪い部屋

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
0423_okura.jpg
編訳:岸本佐和子 河出書房新社

『なんなんだよ…!と、声をあげつつまたページをめくる・・・』

装丁からすでにそんな、居心地の悪い雰囲気が漂っている1冊。
翻訳家、岸本佐和子さんが編集、翻訳したアンソロジーなんですが、
大倉さんでも誰も知らない作家たち、国籍もばらばらな英文学。
1篇毎に残るのは不安、不条理、恐怖やざわめき・・・

「でも、そんなのってみんな面白がるじゃないですか」

日常にない、奇妙さがだんだん癖になる人続出…!。
11の嫌な気持ちを味わえる、おすすめの海外物入門編だそうです(笑)

BOOK BAR staff| 00:41 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年04月24日

東京物語

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト
0423_anne.jpg
著者:奥田英朗 集英社

『大倉さん世代は懐かしんでください!
若者たちは「こんな時代もあったんだ!」と思ってください!』

と、言うのも主人公が1959年生まれの青年なんです!
それぞれの章のタイトルは年月日で構成されており、
ジョン・レノン射殺やキャンディーズの解散、名古屋五輪構想などなど…
その時代の出来事とリンクした話にきっと大倉さん世代は懐かしくなるはず!
名古屋五輪を初めて聞く世代は当時を追体験して、
奥田さんファンはプロフィールが似ている作者と主人公を重ねて、
奥田さんの半自伝なんじゃないかと想像して楽しむのアリ、だと思います!

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年04月17日

鬱屈精神科医、占いにすがる

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
0416_okura.jpg
著者:春日武彦 太田出版

『みんな不安だ、精神科医だって不安だ』

著者である精神科医の春日武彦さんは自らをうつ病ではないが、
不安感と不全感と迷いに精神を覆いつくされた状態と診断。
物心ついた時から心の底から笑ったことが1度もない。
そんな春日さんが占い師に「人生の迷い」を相談しに行った結果、
30年間泣いたことのなかった春日さんが号泣嗚咽。
鬱屈した精神科医の想いを延々綴った哲学書か、はたまたエッセイか…
北杜夫さんやなだいなださんのような、不思議なユーモアを交えて書かれた1冊。
泣くときは泣け、日本人!

BOOK BAR staff| 00:39 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年04月17日

マレー蘭印紀行

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト
0416_anne.jpg
著者:金子光晴 中央公論新社

『手のひら、ではなく・・・手の甲で景色をなぞる感覚』

明治28年生まれの詩人、金子光晴さんが夫人との旅を綴った紀行文。
杏ちゃんの去年の誕生日に映画監督からプレゼントされた本の1つなんだそう。
さすがは詩人。抒情的に描かれた景色。
電気も車もまだ普及していなかった戦前の、
杏ちゃん曰く、今は無き風景が熱風とともに本の隙間からくるような感覚。

”晴れているのに、なにか蝕まれているような天の暗さ”

スコールがいつ来るかしらん。そんな空が浮かびます。
ところで大倉さん、なぜ2冊もこの本を持っていたんでしょう…?

BOOK BAR staff| 00:12 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年04月10日

他人のふたご

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
0409_OOKURA.jpg
著者:アナイス・ボルディエ、サマンサ・ファターマン 訳:羽田詩津子 太田出版

『これこそがSNSがあってこその奇跡!』

携帯電話のない時代の話の次は、ある時代だからこその実話!
フランス人として育ったアナイスは、ファッションの勉強に励む普通の女の子。
ある日、SNSで友人から「そっくりのやつがいるぜ!」と、メッセージが。
それもただそっくり、と言うのではありません。
アナイスに瓜二つ、それも生年月日まで同じ!
彼女はサマンサ。アメリカでお芝居をしている女の子。
SNSを通じてコンタクトをとり始めた2人は確証もないうちから、
お互いに双子だということを確信していく…
遠く離れた国に双子と知らず養子に出された2人を結んだSNSの奇跡と
双子の不思議なちから・・・事実は小説よりも奇なり、とはまさにこのこと!

BOOK BAR staff| 00:39 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年04月10日

一日だけの殺し屋

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト
0409杏セレクト.jpg
赤川次郎 徳間書店


『"ニヤリ"エンターテインメント!』

意外にもBOOK BAR初登場の赤川次郎さんの短編集。
赤川次郎さんと言えば「三毛猫ホームズ」や「セーラー服と機関銃」など
挙げればキリがない日本のエンターテインメント小説の先駆者!
本作ではうっかり殺し屋に間違われたサラリーマンや、
共同執筆の相棒と妻の関係に疑念を抱く作家などなど・・・
今の若者なら「え、LINEすればいいじゃん」となるようなシーンも
執筆当時ならではのすれ違い・・・!
あなたもそのもどかしさ、ユーモアに思わず"ニヤリ"してしまうかも!
携帯電話のない時代、いろんなドラマが生まれていました。

BOOK BAR staff| 00:12 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年04月03日

目の見えない人は世界をどう見ているのか

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
大倉セレクト200.jpg
著者:伊藤亜紗 光文社

『目から鱗が落ちるとは、まさにこのこと!』

聞いた途端に「読みたくなりました」と、
杏ちゃんに言わしめたキャッチフレーズでしたが、
確かに大倉さんの目から鱗が100枚ぐらい落ちた話、気になります。
著者は生物学から美学に転じた伊藤亜紗准教授。
度合様々な視覚障害者の方との雑談やグループワークなどで得た
気づきをまとめたもの。人が得る情報の8割から9割ぐらいは
目からの情報に由来していると言います。
例えば伊藤さんが坂を上っているときにかけられた

「今、山を歩いているんですね」

その一言に世界が変わったそうです。
目で見える情報に頼っている私たちに新たな世界の顔を見せてくれる1冊。
新書で手軽に読めるけれど濃ーーーいです。

BOOK BAR staff| 00:41 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年04月03日

御松茸騒動

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト
杏セレクト200.jpg
著者:朝井まかて 徳間書店

『4月に松茸?!季節外れじゃないんです!』

BOOK BAR、9年目の1冊目はやっぱり時代物!
しかも映画でも話題になった「超高速参勤交代」や
「武士の家計簿」のような笑って泣ける時代小説。
物語の舞台は江戸時代中期。
江戸育ちの尾張藩士の小四郎、年の頃は19。
利発な小四郎は所謂経理の仕事に就き、財政改革に奮起していた。
そんな矢先、小四郎は尾張に呼ばれ、「御松茸同心」を拝命。
しかもただの松茸ではなく、「御(おん)」のついた御松茸。
藩が外交のために献上する松茸なのです。
小四郎は立ったこともなかった尾張の地で藩のために大奮闘。
組織の在り方は今も昔も通じるものがあるんじゃないか、と
駆け出していくフレッシャーズに杏ちゃんからのエールでした。

BOOK BAR staff| 00:12 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年03月27日

異類婚姻譚

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
異類婚姻譚.jpg

著:本谷有希子 講談社

『遅ればせながら本谷さん、芥川賞受賞おめでとうございます』

そう、大倉さんも大好きなこの方の最新刊!
以前(2011年10月08日)番組にも出演してくださった
本谷有希子さんの「異類婚姻譚」。
2011年に小説『ぬるい毒』で第33回野間文芸新人賞を受賞しただけに
本谷さんと言えば、やはり「毒」。
ところが芥川賞受賞の挨拶を見て大倉さんは、
本谷さんの毒が抜けていると思ったんだとか。
結婚出産を経て、最近は子育てエッセイなども書かれている本谷さん。
しかし、読み進めるにつれて、やっぱり毒を持っているじゃないかと。
「作風が変わったな、と思ったのは幻でした」
「(いい意味で)女性は変わらないんだなあ・・・」
大倉さんにそう言わしめた本谷有希子の毒。
どういう風に崩れていくのか、是非その毒にあたってみてください。

BOOK BAR staff| 00:41 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年03月27日

アンティークは語る

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト
アンティークは語る.jpg

著者:マーク・アラム  エクスナレッジ

『物は言わないけれど…、物は語る!』

こんなフレーズと共に紹介してくれたのは、
杏ちゃんも大好きなアンティークにまつわるお話が詰まった1冊。
1998年以来英国の国民的番組「アンティーク・ロードショー」
日本で言う「お宝鑑定団」のような番組のプレゼンター、
マーク・アラムが語るアンティークの魅力や日本人は、
思わずぎょっとするような海外事情をご案内。
かつてヨーロッパにあった亡くなった方を写真に撮る習慣や
偉人の遺体を各国のコレクターで分配した、なんてお話、
そしてスターウォーズやユニコーンなどなど…
「え、これアンティークなの?」と疑わしいものまで(笑)
ある意味歴史を感じられる様々な豆知識が詰まっています。
1つの項目につき2,3ページで紹介。
疲れているときはわかりやすい作品がいい!と、
オープニングでもありましたがパラパラめくるだけでも楽しめそうです。

BOOK BAR staff| 00:23 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年03月20日

未成年

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
未成年.jpg

著:イアン・マキューアン 訳:村松潔 新潮社

『未成年であることは、自分の生き方を決められない…、
               ということ、なわけなですよね』

今週、大倉さんが紹介した本のテーマは、
『生きるということは常に選択するということ』
『そこに失敗とか正解とかいうことはあるのか』
仕事に邁進してきた女性裁判官の悩みは夫婦関係。
そんな彼女の元に舞い込んできたのは、ある病院からの訴え。
今すぐに輸血を必要とする17歳の少年が、信仰のためにそれを拒否。
18歳になり成人する前に結論を出し、少年を助けたい病院側。
宗教と法律の間で揺れる女性裁判官のとった行動とは…
「命は大事」…、でも自分が許せない生き方は出来ない。
少年と女性裁判官の人生が「命の選択」の間で複雑に交錯する。
   

BOOK BAR staff| 00:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年03月20日

白蓮の阿修羅

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト
白蓮の阿修羅.jpg

著者:篠綾子  出版芸術社

『どんな時代にもロマンスはあります!』

こんなキャッチフレーズと共に持ってきてくれたのは
お得意の時代小説!しかし今回は、江戸・戦国から遠く離れた奈良時代!
舞台は天平6年の興福寺。
タイトルからもわかるように阿修羅像を巡る物語。
主人公は皇族のお姫様と仏師の青年。
まだまだ政治が占いに影響されていた時代。
今の私達からするとかなりもどかしさがあるかも知れませんが、
それだけにピュアな想いが交差したり・・・
言葉も名前も倫理観も馴染みのない1000年以上も前の文化、
追体験できることもなかなかないですよね。
女性が書いていることもあって手に取りやすく、
あっという間に読めてしまったそうですよ!
杏ちゃんが見て結構面白かったという阿修羅DVDも気になります(笑)

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年03月13日

ケチャップマン

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
ケチャップマン.jpg

著:鈴木のりたけ ブロンズ新社

『謎の絵本が、おまえは何者だ!っと、問いかけてくる。』

こんなちょっとかっこいいキャッチフレーズと共に紹介してくれたのは、
杏ちゃんに引き続き…絵本作品。その名も「ケチャップマン」。
著者、鈴木のりたけさんの幻のデビュー作がこの度復刊されました。
アメリカのダイナーによくありそうなケチャップ容器が街をてくてく
歩き回ります。絵のリアリティー、色合いのトーン。
「ケチャップマン」という響きよりもシュールな物語。
自分にしかできない事って、一体何?
悩んで悩んで悩んだ末にケッチャップマンが見つけたものとは?
実際に手に取り、絵を見て、読んで、感じてみて下さい。
大倉さん曰く、この絵本のターゲットは「俺じゃないかな?」
「自分で納得して人生を生きているか?」ともがいている大倉さんに
フィットした大人も深く味わえる1冊です。

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年03月13日

頭のいい子を育てるおはなし366

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト
頭のいい子を育てるおはなし366.jpg

著者:主婦の友社編集 主婦の友社

『エコーかけて言う事じゃないけど…
          タイトルの事はちょっと置いといて下さい。』

こんなキャッチフレーズと共に紹介してくれたのは、
1日1話3分で読める物語を366作品も収録した1冊。
日本を含め世界中の昔話や童話、そして伝記、詩、
さらに落語まで。366日、毎日毎日子供に読み聞かせる物語が
ぎゅっとまとめられています。
挿絵も盛りだくさんのオールカラー!
大人も子供も楽しめる充実の1冊。
杏ちゃんいわく、あまりタイトルに引っ張られないように(笑)

BOOK BAR staff| 00:12 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年03月06日

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
鳥.jpg

著:オ・ジョンヒ 段々社

『韓国映画が大好きなんだけど…
         韓国の小説を初めて読んだ事に自分で驚きました!』

BOOK BAR初となる韓国文学!
かなりの韓国映画好きの大倉さんが紹介してくれたのは、
2003年ドイツの文学賞“リベラトゥル賞”受賞作品
オ・ジョンヒさんの「鳥」。
物語は、宇宙で一番美しい娘「宇美」、一番カッコイイ男「宇一」と
名付けられた姉弟のお話。
貧困の末、両親から置き去りにされた幼い2人。
親戚から親戚へとたらいまわしにされ、必死に生きる子供たちの
容赦ない姿が綴られています。
美しい文章が紡ぐ残酷な現代の韓国社会。
韓国人作家でしか描けないリアルな描写。
そこから、目をそむけられない、そむけずにいられない1冊。

BOOK BAR staff| 00:41 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年03月06日

Wonder ワンダー

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト
ワンダー Wonder.jpg

著:R・J・パラシオ 訳:中井はるの ほるぷ出版

『誰でもきっと…ワンダーがある!』

NYタイムズベストセラー第1位に輝き、
本国アメリカでも話題を読んだ感動小説の翻訳作品。
主人公はオーガストという10歳の少年、
スターウォーズが大好きな普通の男の子。
ただ、彼には生まれつき顔に障害がある為10歳になる今まで
学校には通っていなかった。
そんなオーガストが10歳にして初めて学校に通うようになる。
人とは少し作りの違う彼の顔を見て戸惑う生徒たち。
そして、冷やかしやいじめ…。
新たな世界へと進んだオーガストと彼の家族たちは、
ここからどんな人と会い、どんなことを感じ取り組んでいくのか?
主人公の少年の目線、姉弟や家族、同級生の目線を通して綴られます。

BOOK BAR staff| 00:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年02月28日

探検家の憂鬱

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
探検家の憂鬱.jpg

著:角幡唯介 文藝春秋


『突き詰めると冒険も1人きり…。』

探検家・角幡唯介が「探検」「冒険」とは一体何なのか、
そして、探検家として思うこと感じる事をまとめた1冊
そこには、極限の選択から思わず納得の事実まで。
自身に問い続けた日々が綴られています。

BOOK BAR staff| 00:43 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年02月28日

黒い迷宮 ルーシー・ブラックマン事件15年目の真実

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト
黒い迷宮.jpg

著:リチャード ロイド パリー 早川書房

『出口は果たしてあるのでしょうか…?
           とりあえず迷宮の中に入ってみましょう。』

大倉さんも思わず「なるほど」と、漏らした1冊。
出口があるのか分からない…その名も「黒い迷宮」。
2000年7月に六本木で起きたイギリス人女性、
ルーシー・ブラックマンさんが亡くなった事件の真相に迫った
ノンフィクション。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年02月21日

翔ぶが如く

「BOOK BAR 司馬遼太郎を読む!」と題してお届けしている今夜、
大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
翔ぶが如く.jpg

著:司馬遼太郎 文藝春秋

『フィクションと史実の間の魔術師!』

たくさん読んだ中で「やっぱっ、これだな!」と思った作品。
「翔ぶが如く」は、1972年〜1976年にかけて4年間毎日新聞の
朝刊に連載されていた全十冊。
明治政府が樹立した新しい時代の幕開け、明治維新の立役者となった
西郷隆盛と大久保利通を軸に激動の時代を描いた長編小説。
キャッチフレーズにある「フィクションと史実の間」とは?
どんな魔法で司馬遼太郎は、物語を彩り豊かに描いているのか?

BOOK BAR staff| 00:41 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年02月21日

菜の花の沖

「BOOK BAR 司馬遼太郎を読む!」と題してお届けしている今夜、
杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト
菜の花の沖.jpg

著:司馬遼太郎 文藝春秋

『江戸の海で、ワンピースに俺はなる!』

と、かなりキャッチーに表現してくれたのは、
司馬遼太郎がキャリア晩年に書かれた長編小説「菜の花の沖」。
江戸後記に海の男として生きた高田屋嘉兵衛の物語。
兵庫県に生まれ育った高田屋嘉兵衛が当時の日本にとって、
最果ての地であった今の北海道、函館の街で偉大な商人へと
成長してゆく姿を綴っています。
杏ちゃんも実は知らなかったという高田屋嘉兵衛。
読み始めたきっかけは、司馬遼太郎記念館にあったあるアーカイブスの記事。
司馬遼太郎さん本人が歴史上の人物で一番会ってみたいと語っていたのが
この物語の主人公「高田屋嘉兵衛」だったそうです。
それだけでも好奇心をくすぐられる司馬遼太郎作品!

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年02月14日

白日の鴉

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
白日の鴉.jpg

著:福澤徹三 光文社

『痴漢が怖くて電車に乗れない!』

正しくは…痴漢にされるのが怖くて電車に乗るのが怖い。
こんなキャッチフレーズと共に紹介してくれたのは、
そんな電車内で起きたある痴漢騒動から始まります。
痴漢冤罪のサラリーマン、そのサラリーマンを捕まえた駅前交番の
新人巡査、そして、年金暮らしの国選弁護人。
この3人を軸に物語は進みます。
単純な痴漢事件から想像もしないような深い事件の闇へと
落ちていく。まさに痴漢が怖くて電車に乗れない!
手に汗握る、警察小説!


BOOK BAR staff| 00:41 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年02月14日

若冲

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト
若冲.jpg

著:澤田瞳子 文藝春秋

『人を苦しめる才能というのが作家には必要なんです…。』

こんな衝撃的なキャッチフレーズと共に紹介してくれたのは、
昨年の第153回直木賞候補にも選ばれた話題作!
江戸時代中期に京都で活躍した奇才の画家、伊藤若冲の生涯を軸に
描かれた連作短編集。実在した人物から架空の人物まで織り交ぜながら
300年も昔の時代を丁寧に描いています。
そして、天才画家若冲が苦しみ続けたトラウマとは…。

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年02月07日

赤瀬川原平漫画大全

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
赤瀬川原平漫画大全.jpg

著:赤瀬川原平 河出書房新社

『見たことありそうで、絶対に見てない漫画!』

日本の前衛美術家であり作家の赤瀬川原平さんが
描かれた漫画を集めた1冊。赤瀬川さんが一昨年亡くなられて1年経った昨年、
一周忌の企画として出版。「日本お伽月報」、「お座敷」、
「おざ式」をはじめとする、初期作品から幻の作品まで!
独自の世界観を貫き描き続けた赤瀬河ワールドが存分に詰まった
まさに「赤瀬川原平漫画大全」!!
「見たことありそうで、絶対に見てない漫画」!
新たな世界への扉を是非、この機会に!

BOOK BAR staff| 00:42 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年02月07日

大江戸美味草紙

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト
大江戸美味草紙.jpg

著:杉浦日向子 新潮社

『懲りずに飯テロ!!』

BOOK BARあるあるの1つ。
この時間にお腹が減る「飯テロ」本!(笑)
江戸風俗研究家の杉浦日向子氏が綴った
大江戸の「食文化」を堪能できる1冊。
タイトルにある「美味草紙」=「むまそうし」と読み、
その字のごとく、美味しいものをまとめた本。
江戸っ子が愛した「鰻」「蕎麦」「寿司」などなど、
当時の江戸グルメ事情が蘇る…。
ちなみに新装版の方には、杏ちゃんが解説を書いております。
是非、そちらも手に取って読んでみて下さい。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年01月31日

新カラマーゾフの兄弟

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
新カラマーゾフの兄弟.jpg

著:亀山郁夫 河出書房新社

『カラマーゾフの兄弟は、読書ではなく人生体験である!』

素晴らしいキャッチフレーズと共に大倉さんが持ってきてくれたのは、
以前からお話していた亀山郁夫さんによる「新カラマーゾフの兄弟」。
年末に紹介したドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」の翻訳者である
亀山郁夫さんが繋ぎ紡いだ新たな物語。
本家本物の「カラマーゾフの兄弟」とリンクしながらもこちらの作品では
1995年の日本を舞台に、同じく3兄弟が父親の変死の謎をめぐっています。
大倉さん曰く…ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」も合わせて読む事で
キャッチフレーズにある「人生体験」を体感できるとのこと。
「新カラマーゾフの兄弟」は、上下巻とそれぞれ長い作品ですが…、
読まれた方は、是非番組まで感想メール送って下さいね(笑)

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年01月31日

任侠書房

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト
任侠書房.jpg

著:今野敏 中央公論新社

『久し振りに気になってしょうがないシリーズです!』

杏ちゃんが気になってしょうがないシリーズとは、
タイトルにある通り、とある任侠団体が破綻寸前の
出版社や学校、病院を立て直していくという「任侠シリーズ」と
呼ばれる今野敏さんの大人気シリーズ。
杏ちゃんが持ってきてくれたのは、その第一弾!「任侠書房」。
ひょんな事から破綻寸前の出版社の経営を引き継ぐことになった阿岐本組。
本の知識など何も知らない阿岐本組、トラブルにトラブルを重ね
彼らはどのようにして出版社を立て直していくのか…。
笑いながらあっという間に読めてしまう大注目のシリーズ!

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年01月24日

消滅 - VANISHING POINT

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
消滅.jpg

著:恩田陸 中央公論新社

『のんびりとテロリストを追う異色のサスペンス!』

まさかのBOOK BAR初登場!恩田陸さんの昨年発売された最新著書。
帰国する人々で溢れる日本の某空港で、入国審査で止められ
別室へと通される日本人11人がいた。と同時に超巨大台風が接近し
空港は混乱し長時間に渡る通信障害も起こる。
そんな中、11人に告げられたのは「消滅」というコードネームを持つ
テロの首謀者が子の中にいる…ということだった。
閉鎖された空港という空間の中、緊迫のテロリスト探しが始まる…。
しかし、大倉さんのキャッチフレーズにもあるように「のんびりと」?
緊迫しているはずの環境の中、ほわほわとした心理劇が展開していくとのこと。

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年01月24日

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト
色彩を持たない多崎つくると.jpg
著:村上春樹 文藝春秋

『あれ?そーいえば「色」って持ってます?』

全米でベストセラーにもなった村上春樹13作品目の長編小説。
主人公は、タイトルにも出てくる 多崎つくる。
彼は、高校時代地元名古屋で男女5人からなる友人と強い結び付きを
感じながら過ごしていたが、1人上京し大学へと進学。
離れていてもその結び付きは強固だと感じていたある日、
理由も告げられず4人から絶縁を申し渡された。
そこから多崎つくるの人生は、死を想い色彩をもたない自身を
悲観したものへと進んでいった…30代も半ばを過ぎた時、
つくるはある女生と知り合い自身の人生を振り返る。
あの時、本当は何が起きたのか?
東京、名古屋、フィンランド、多崎つくるの巡礼が始まった。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年01月17日

白鯨との闘い

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
白鯨との闘い.jpg

著:ナサニエル・フィルブリック 集英社

『映画と原作、ここまで内容が異なるものは珍しい!』

キャッチフレーズに出てきた「映画」と「原作」とは…。
いい意味でも珍しいとの事でしたが、映画とは本日から公開になった
『白鯨との闘い』。あまりにも素晴らしい内容に小説だと思ったら
ナサニエル・フィルブリックが書いたノンフィクション。
19世紀アメリカ、世界の捕鯨を担っていたナンタケット港。
そこから出た一隻の捕鯨船がある日、マッコウクジラに襲われ沈没。
巨大なクジラと捕鯨船との戦い…恐怖と絶望。
大きな自然を前に人々は何を見たのか?
実際におきた海難事故を綿密な取材を元に綴った衝撃作。

映画『白鯨との闘い』オフィシャルサイト

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年01月17日

戦地で生きる支えとなった115通の恋文

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト
戦地で生きる支えとなった115通の恋文.jpg

著:稲垣麻由美  扶桑社

『どの時代においても当時の人の声を聴くのは、大事です。』

こんなキャッチフレーズと共に持ってきてくれたのは、
第二次世界大戦当時の日本で、内地で夫を待つ妻から
戦地にいる夫に宛てた恋文を集めた1冊です。
夫が戦地から持ち帰った手紙の数は115通。
過酷な戦場の地で命を繋いだ宝物のような恋文。
エッセイストで編集者である著者、稲垣氏が
当時の手紙の通信事情なども調べ手紙に認められた
人々の思いを紡いでいます。

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年01月10日

カラマーゾフの兄弟

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
カラマーゾフの兄弟.jpg

著:ドストエフスキー 訳:亀山郁夫 光文社

『壮大な交響曲を文学で!!』

ロシア文学の名作中の名作!!
ドストエフスキーの最後の小説「カラマーゾフの兄弟」
大倉さんもそんな名作を前に「どうだ!っ」と、
思わず机に叩きつけました(笑)
かなりの長編ゆえ、読むのにも時間もかかったそうです。
物語は、父親殺しの嫌疑を掛けられた「ドミートリイ」「イヴァン」
「アレクセイ」カラマーゾフの3兄弟を中心に話は構成される。
ミステリーでもあり「神」「金」「愛情」「憎しみ」「死」、そして
「エディプスコンプレックス」など、あらゆる要素が詰め込まれている。
大倉さん曰く、読んだ後も「謎」は自分の中に残る…。
読後感も長く続く、不朽の名作!

BOOK BAR staff| 00:43 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年01月10日

ミルク世紀 ミルクによる ミルクのための ミルクの本

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト
ミルク世紀.jpg

著:寄藤文平 チーム・ミルク ジャパン 美術出版社

『ゆるーく学びましょうって、飲ませたいんとちゃうんかい!』

『R25』の表紙キャラクターや、東京メトロのマナーポスターなどの
イラストレーターの寄藤文平氏とチーム・ミルク ジャパンが出した
本の文庫化。サブタイトルにあるように
「ミルクによる ミルクのための ミルクの本」です。
実は何千年に渡り我々人間は「牛乳」を飲む文化があったが
日本人は半世紀ほど…。本の中には、牛乳とはなんたるものか、
ということから牛乳と何かを混ぜてみよう!という、
「醤油」「味噌」「りんご酢」「酢」「ジンジャーエール」
「コーラ」「ケチャップ」「マヨネーズ」「タバスコ」
「わさび」…などなど、チャレンジしたくなるものから
そうではない、まさかの組み合わせまで牛乳をいじり倒しています。
牛乳の歴史から牛乳の啓蒙までぎっしり詰まったミルク本!

BOOK BAR staff| 00:12 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年01月03日

IKKOAN

2016年、最初に大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
IKKOAN.jpg

著:水上力(和菓子制作)、IKKOAN制作委員会 一幸庵

『私のお菓子の概念を一変させた最中と本!』

意外にも新年一発目に大倉さんから「お菓子」という
フレーズが飛び出しました。
これは、昨年の11月にリスナーの方から番組にお手紙と本と
そして最中が届きました。甘いものが苦手な大倉さんが驚きの
声を上げるほど美味しい最中、そして同封いただいた本を開いて
またそのクオリティの高さに驚かされたそうです。
というのもこの本は、水上力さんとIKKOAN制作委員会の皆さんが
作られた一冊「IKKOAN」。(送って頂いたのは制作委員会の方のお母様)
この「IKKOAN」とは、文京区小石川にある和菓子のお店「一幸庵」の事で
そこで作られる72個の和菓子が美しい写真と共に紹介されています。
日本の一年、72候になぞらえられた日本ならではの四季や移ろいを感じる
和菓子の数々。日本語/英語/フランス語、3か国語で紡がれた
日本の伝統美「和菓子」。清々しい1年のスタートにページを開いてみては
いかがでしょうか?

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2016年01月03日

いのちの樹 The Tree of Life IKTT 森本喜久男 カンボジア伝統織物の世界

2016年、最初に杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト
いのちの樹.jpg

著:内藤順司  主婦の友社

『人と自然を守れるのも人、壊せるのも人。』

こんなキャッチフレーズと共に持ってきてくれたのは、
内戦などで文明や伝統が次々と破壊されたカンボジアで
伝統織物「クメール織」を再生させた森本喜久男氏を追いかけた写真集。
伝統の森と名付けられ、今では200人近い人々が暮らしクメール織りを
営むその場所では、アンコールワットなどの遺跡のイメージが強い
カンボジアとはまた違った柔らかな印象が紡がれている。
伝統の森では、女性の雇用も積極的に行われ、子を持つ母親も
多く働いている。そして、その子供たちが学べる学校も設立するなど
文明や伝統だけではなく多くの人々の心の再生にも繋がっている。
写真集では、モノクロで手作業を写し、生地はとにかくその鮮やかな
自然の色彩が美しく写されています。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年12月27日

新しい十五匹のネズミのフライ:ジョン・H・ワトソンの冒険

2015年、最後に大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
新しい15匹のネズミのフライ.jpg

著:島田荘司 新潮社

『ホームズ君!君は、すっこんで なさい!!』

日本ミステリー界の超大御所、島田荘司が描き出す
あのシャーロック・ホームズのパスティーシュ!
パスティーシュとは、登場人物や世界観をそのままに
作風を模倣する作品の事を指します。ある種のオマージュ。
なのでこちらの1冊は、アーサー・コナン・ドイルの推理小説
『 シャーロック・ホームズシリーズ』の世界観を取り入れた
島田荘司の推理小説。
本の帯には、「赤毛組合」事件は未解決だった!と書かれています。
「赤毛組合」事件とは、シャーロック・ホームズの第二作目に登場した
事件のことで、この作品ではその「赤毛組合」事件から始まる…。
ホームズにワトソン、お馴染みのあのキャラクターたちがまた
新たな彩を加えて難事件を解決していく…。
シャーロック・ホームズを知らなくても大いに楽しめる1冊との事。

BOOK BAR staff| 00:43 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年12月27日

武道館

2015年、最後に杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト
武道館.jpg

著:朝井リョウ 文藝春秋

『メディアの中の人も外の人も…読んでほしい!』

映画化もされ話題となった「桐島、部活やめるってよ」で
デビューした朝井リョウさんが描くアイドルを主人公にした小説。
物語は、トップアイドルを目指し「武道館」公演を夢みる
女性アイドルグループ「NEXT YOU」。
日々、一歩づつ歩み続ける彼女たちの悩みや苦悩、そして歓び。
そんな彼女たちを取り囲む現代社会の姿もリアルに描き出す。
日本の社会で大きな市民権を持つ「アイドル」。
その裏にはどんな社会の不秩序が隠れているのか?
明るく華やかな「アイドル」を通して改めて個々の価値観が問われる1作。

BOOK BAR staff| 00:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年12月20日

昭和元禄落語心中

今週は「まだ間に合う! 大切な人に贈りたいマンガ特集」と題して、
クリスマス・シーズン、大切な人に読んでほしい、
気持ちが安らぐハートウォーミングなマンガを紹介します。
大倉さんが持ってきたのはこちら。

大倉眞一郎セレクト
昭和元禄落語心中.jpg

昭和元禄落語心中8.jpg

著:雲田はるこ 講談社

『毎度、馬鹿馬鹿しい泣けるお笑いを一席…』

毎度、マンガ特集の時は楽しみながらも苦悩する大倉さん。
今回も8時間、マンガ喫茶に籠ってセレクト!
そんな苦労の果てに見つけたのが「昭和元禄落語心中」!
明確には描かれていませんがそんなには遠くない昭和の時代を舞台に
「落語」の世界を描いています。
主人公は、満期で出所してきた元チンピラの与太郎。
彼は、慰問で聞いた落語に感動し、出所後すぐに全く弟子をとらないで
有名な「昭和最後の大名人」人気落語家の八代目有楽亭八雲に
直接弟子入れを申し出る。すると、意外にもあっさりと了解してしまう
有楽亭八雲。そこから、笑いあり涙あり、淡い恋あり…
様々な人間模様が描き繋がれていく…現在、8巻まで出ています。

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年12月20日

黒博物館 ゴースト アンド レディ

今週は「まだ間に合う! 大切な人に贈りたいマンガ特集」と題して、
クリスマス・シーズン、大切な人に読んでほしい、
気持ちが安らぐハートウォーミングなマンガを紹介します。
杏ちゃんが持ってきたのはこちら。

杏セレクト
黒博物館1.jpg

黒博物館.jpg

著:藤田和日郎 講談社

『熱い!そして、温かい…。』

マンガ好きの杏ちゃんが選んだのは、贈り物に最適な上下完結!
そして、19世紀のイギリスが舞台のお話ということで、
装丁もとても美しい漫画本「黒博物館 ゴースト アンド レディ」。
タイトルにある「黒博物館」は、犯罪の証拠品や現場写真等を展示した
ロンドン警視庁に実在する資料館でもあります。
物語は、この黒博物館のキュレーターが主人公。
黒いロングドレスを纏った美しい女性。ある日、黒博物館に1人の老人が
訪ねてきてある展示物について語り始めた。
すると老人の背後から伝説のゴーストが現れた…。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年12月13日

虫めづる姫君 堤中納言物語

今週、大倉さんが持ってきたのはこちら。

大倉眞一郎セレクト
虫めづる姫君.jpg

著:作者未詳/蜂飼耳 訳  光文社

『この著者は誰だ!と、思ったら…』

元々は、平安時代後期から鎌倉時代に書かれた
時代も著者も不明な作品を集めた1冊。
その為、原文は古文で書かれ作者不詳。
これを、訳者の蜂飼耳が自由に翻訳したという不思議な物語。
虫が大好きな姫君の話「虫めづる姫君」から始まって
テーマもそれぞれ、大倉さん曰くあえていうなら
貴族の恋愛話を集めた物語。蜂飼耳さんの分かりやすい訳が
本当に面白い。

BOOK BAR staff| 00:36 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年12月13日

胸の小箱

今週、杏ちゃんが持ってきたのはこちら。

杏セレクト
胸の小箱.jpg

著:浜田真理子 本の雑誌社

『私達の大好きなあの人!知りたい?知りたくない?』

杏ちゃん、大倉さんともに大好きな歌手、
浜田真理子さんの自伝エッセイ。
島根県・松江に住み自らのレーベルで歌い続ける
浜田真理子さんの歌作りの現場や家族の話。
JAZZピアニストを目指した若き日々、
そして歌い始めたあの頃、名盤「mariko」が生まれたあの日。
杏ちゃん、大倉さんを惹きつけてやまない
浜田真理子がそこにいる…。

浜田真理子 Official Website

BOOK BAR staff| 00:11 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年12月06日

空海

今週、大倉さんが持ってきたのはこちら。

大倉眞一郎セレクト
空海.jpg

著:高村薫 新潮社

『こんな男、ちょっといない!』

平安時代初期の僧、弘法大師、「空海」
実は、史実によってもその人柄や人物像は曖昧。
良く分からない部分も多い、謎多き僧侶。
多くの作家たちも空海をモチーフに様々な作品を発表しています。
この本では、作家、高村薫が自身で空海の足跡を巡り綴った
思索ドキュメント。
空海を、1から紐解くように丁寧に追いかけ描いています。

BOOK BAR staff| 00:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年12月06日

世界の辺境とハードボイルド室町時代

今週、杏ちゃんが持ってきたのはこちら。

杏セレクト
世界.jpg

著:高野秀行✕清水克行 集英社インターナショナル

『大倉さんに先越されないか…ハラハラしました!お先!!』

こんなキャッチフレーズと共に持って来てくれたのは、
高野秀行さんと清水克行さんの対談本。
高野秀行さんと言えば、ノンフィクション作家、辺境作家とも
呼ばれています。著書には、以前大倉さんが紹介した
「謎の独立国家ソマリランド」などがありソマリランドには
世界で非常に詳しい人物の1人。そして、清水克行さんは、
明治大学商学部教授、専門は日本中世史。
主に室町時代を研究されています。そんな2人の対談内容は、
日本からの渡航も厳しいソマリランド。私達現代人には謎多き国。
しかし、室町時代に遡って考えてみると日本とソマリランドの
共通点は多く、理解し合えるのではないか…?!
元々は、飲みの席での四方山話を編集者が録音したものを中心に
構成された1冊。ある意味、時空も世界をも超えた究極の四方山話。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年11月29日

骨風

今週、大倉さんが持ってきたのはこちら。

大倉眞一郎セレクト
骨風.jpg

著:篠原勝之 文藝春秋

『崖っぷちで死を想い、口笛を吹く!』

通称、くまさん。
芸術家、篠原勝之さんの泉鏡花文学賞を受賞した最新著書。
80年代には「笑っていいとも!」を始め様々なTV番組でも
活躍されていましたが、現在は、ご自身で「ゲージツ家」と名乗り
様々な創作活動をされています。
そんな篠原さんが書いた「骨風」は、自伝書に近い連作短編集。
幼年期の辛い時代ことから、友人との交流、母親や弟との関係など、
まさに崖っぷちの人生が描かれています。
帯には「死んだらみんなおんなじだもの。」とも書かれ、
そこはかとなく「死」の影が漂う。だからこそ強く感じる「生」の感触。
大倉さん大絶賛の1冊です!

BOOK BAR staff| 00:41 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年11月29日

幻の声―髪結い伊三次捕物余話

今週、杏ちゃんが持ってきたのはこちら。

杏セレクト
幻の声.jpg

著:宇江佐真理 文藝春秋

『大好きな作家さんです!ありがとうございます!』

先日、66歳の若さでお亡くなりになった宇江佐真理さんの
衝撃のデビュー作「幻の声―髪結い伊三次捕物余話」。
宇江佐真理さんと言えば「BOOK BAR」放送スタート当初から
杏ちゃんが好きな作家さんとして名前を上げていた作家さんでもあります。
今週は、追悼の意も込めてデビュー作品を紹介しました。
デビューが遅かった宇江佐さんが主婦業をしながらキッチンで
書かれたというこの小説は、髪結い伊三次シリーズにもなった一作目。
今で言う、床屋さん。江戸で床を構えずに出張髪結い業を営んでいる
伊三次を主人公に江戸の町で出会う人々の話や生活。
そして、そんな伊三次だからこその副業、町方同心のお手先。
事件あり人情ありの時代小説。デビュー作品にして完成度の高い
こちらの1冊は、選考委員満場一致でオール読物新人賞も受賞しています。

BOOK BAR staff| 00:12 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年11月22日

村田エフェンディ滞土録

今週、大倉さんが持ってきたのはこちら。

大倉眞一郎セレクト
村田エフェンディ.jpg

著:梨木香歩 角川書店

『約120年前のイスタンブールは、スーパーメトロポリス!』

以前「一冊入魂」で、往来堂書店の笈入さんも紹介してくれた1冊!
1899年、村田青年はトルコ皇帝からの招きで歴史文化研究の為
トルコの首都、イスタンブールへと向かう。
生まれた国も文化も宗教も違う様々な人々出会い暮らし学んだ
村田青年のかけがえのない時間が刻まれています。
そこには、爽やかな青春の風と自身が生まれた国を始め「国」とは、
一体何なんだろうとはてない思いが駆け巡ります。
ちなみにタイトルにある「エフェンディ」とは、トルコで
学問を修めた人物に対する敬称のこと。

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年11月22日

長安異神伝

今週、杏ちゃんが持ってきたのはこちら。

杏セレクト
長安異神伝.jpg

著:井上祐美子 中央公論社

『バトル!アクション!魔法!ロマンス!チャイナァ〜!』

花の都・長安に妖怪や魔物達が跋扈し始める。
そこに現れたのが1人の青年、二郎。
彼は、人間世界と天界と両方の血を受け継いでいた。
そんな半分であることのジレンマもありながらも、
その大いなる力で怪しき者達と対峙していく。
バトルアクション、ファンタジー、そしてロマンス。
歴史上の人物も登場する、中華ファンタジー小説

BOOK BAR staff| 00:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年11月15日

岸辺の旅

今週、大倉さんが持ってきたのはこちら。

大倉眞一郎セレクト
岸辺.jpg

著:湯本香樹実 文藝春秋

『児童文学者が書いた大人の寓話』

こちらは、深津理恵さん浅野忠信さん主演で映画公開された話題作。
カンヌ国際映画祭では、黒沢清監督が「ある視点」部門で監督賞を受賞。
物語は、三年間失踪していた夫がある晩突然帰ってくる所から始まる。
しかし、その身はもう既に遠い水底で蟹に食べられてないということ。
そこから、死んだ夫との不思議で温かな旅が始まる…。
児童文学を多く手掛ける著者、湯本香樹実の大人のファンタジー。
大倉さんも映画も小説も大絶賛!
小説から読んでも、映画から観ても、素晴らしい出会いは間違いなし!

映画『岸辺の旅』公式サイト

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年11月15日

オケ老人!

今週、杏ちゃんが持ってきたのはこちら。

杏セレクト
オケ老人.jpg

著:荒木源 小学館

『年齢を重ねても始められることがあるんですよ!』

こんなキャッチフレーズと共に紹介してくれたのは、
来年の秋に公開予定、杏ちゃん主演映画「オケ老人!」の原作小説。
原作の主人公は、男性の高校教師。学生時代に音楽を嗜んでいた彼が
間違って世界最高齢の…老人だらけのアマチュアオーケストラに
間違って入ってしまう。そこからまさかの国家機密の情報漏洩にまで
話は広がっていく…コメディーです。
杏ちゃんいわく、音楽天才の物語ではなくアマチュアだからこそ
一生懸命にメロディーを奏でる姿は、心に響く!
チャレンジに年齢制限はないんですね…。

BOOK BAR staff| 00:11 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年11月08日

かえりみち

今週、大倉さんが持ってきたのはこちら。

大倉眞一郎セレクト
かえりみち.jpg

著:森洋子 トランスビュー

『50年前の自分に出会える本!』

50年前というよりも8歳のあの頃に戻れる不思議な絵本。
時代が違えどもそれぞれが体験してきた学校からの「かえりみち」。
ランドセルを背負った女の子の後ろ姿を通して片面には、
現実世界の「かえりみち」、そしてもう片方にはその少女に
見えているのかもしれない不思議な世界の風景が対となっている。
それはまるで、冒険の始まり?!ジャングルへの入口?!
子供心に感じた懐かしいあの「かえりみち」が描かれています。

BOOK BAR staff| 00:41 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年11月08日

新幹線を走らせた男 国鉄総裁十河信二物語

今週、杏ちゃんが持ってきたのはこちら。

杏セレクト
新幹線を走らせた男.jpg

著:盒驚諜函DECO

『これだけの厚さ重さ長さは…、
      その分、彼らの熱量と苦労と愛情です!』

2段組なのに、なんと730ページ!
かなりのボリューム、厚みあるノンフィクションノベル!
「新幹線の父」と呼ばれた、国鉄総裁十河信二の物語。
そこには、100戦100敗。多難の日々が綴られています。
しかしその苦難の裏にある「世界一」への思い。
戦後の日本を支えた新幹線事業の誕生秘話。
これを読めば新幹線の概念も変わる?!

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年11月01日

鳩の撃退法

今週、大倉さんが持ってきたのはこちら。

大倉眞一郎セレクト
鳩の撃退法上.jpg
鳩の撃退法下.jpg

著:佐藤正午 小学館

『一体何が起こっているのか、著者が小説の中で解説します!』

佐藤正午の上・下巻からなる長編小説!
物語は、かつて直木賞作家だった津田伸一が辿った奇怪な
出来事を、自身が綴る…と、いう不思議な形で始まる。
津田は、小説を書くのをやめ現在は、地方都市で風俗店で働く
女の子達を送迎するドライバーとして働いていた。
ある日行きつけのドーナツショップで言葉を交わした男が、
その日の夜以来、妻と娘と共に姿を消す。
そこから次々と不可思議な出来事が起こるのだが…。
小説の中で描かれる小説の中の物語。
読者は、迷子にならずに付いていけるのか?!

BOOK BAR staff| 00:37 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年11月01日

拍手のルール 秘伝クラシック鑑賞術

今週、杏ちゃんが持ってきたのはこちら。

杏セレクト
1031_an.jpg

著:茂木大輔 中央公論新社

『ブラボ〜‼…じゃ、なかたった、みたいな時ありますよね!』

音楽家であり「のだめカンタービレ」などの
クラシック音楽監修を手掛けた茂木大輔さんこと
“もぎぎ先生”が教える
「クラシックコンサート」のイロハ。
敷居が高く、堅苦しそうなイメージの強い「古典音楽」の
楽しみ方、聞き方、そして、タイトルにもあるような
「拍手のルール」まで、クラッシックコンサートが
楽しくなるための鑑賞の手引き。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年10月25日

狐狼の血

今週、大倉さんが持ってきたのはこちら。

大倉眞一郎セレクト
狐狼の血.jpg

著:柚月裕子 角川書店

『一気に読み終えたら…広島弁になっていた!?』

今週は「秋の夜長に一気読み!」をテーマにそれぞれ1冊
持ち寄りました。大倉さんが持ってきた一気読みな1冊は、
まさに広島弁が飛び交うハードボイルドな物語。
舞台は、昭和63年の広島、新人刑事の日岡が捜査二課の
「暴力団係」に配属されてきた。
そこで、暴力団との癒着を噂される刑事、大上と共に
金融会社社員が失踪した事件の捜査を担当することになったが…。
女流作家、柚月裕子が描き出すハードボイルドな世界は、
ページをめくる手が止まらなくなる?!
まさに、秋の夜長に一気読みな1冊!是非、いかがでしょうか?

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年10月25日

今週、杏ちゃんが持ってきたのはこちら。

杏セレクト
1024_an.jpg

著:森鴎外 新潮社

『誰でも!いつでも!一気読み!』

今週は「秋の夜長に一気読み!」をテーマにそれぞれ1冊
持ち寄りました。杏ちゃんが持ってきた一気読みな1冊は、
明治の文豪、森鴎外の名作「」。
森鴎外といえば、漢字も多くて難しく、しかも分厚い…なんて、
イメージがありますが、こちらは、1911年に文芸雑誌『スバル』で
連載されていた中編小説なので、物理的にも一気読みできる分量。
杏ちゃんが持ってきた新潮文庫の「雁」は、いわゆる旧仮名遣いや
旧漢字などなく、読みやすくなっているそうです。
物語の舞台は、明治10年代の東京、無縁坂。
そこには、ある事情を抱えて暮らす女性、お玉がいた。
彼女の楽しみは、家の窓から往来する学生たちの姿。
そこで見かける学生に次第に思いを募らせていくのだが…。
是非、秋の夜長に一気読み、してみて下さい。

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年10月18日

日々の光

今週、大倉さんが持ってきたのはこちら。

大倉眞一郎セレクト
日々の光.jpg

著:ジェイ・ルービン 訳:柴田元幸/平塚隼介 新潮社

『怒りと許しと祈りの小説』

村上春樹の小説の最重要翻訳者でもある
ジェイ・ルービンが書いた長編小説。
日本人がアメリカへ移民として多く渡っていた1939年から
1963年の時代を上手く入れ替えながらも描いている。
教会牧師が日本からやってきた女性に一目惚れをし結婚する
所から始まる。そこから戦争の影が濃くなり世の中の流れも
変化していく…。戦時下の中、人々は、どのような光を
見出していくのか。

BOOK BAR staff| 00:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年10月18日

おさん

今週、杏ちゃんが持ってきたのはこちら。

杏セレクト
おさん.jpg

著:山本周五郎 新潮社

『読んだ後、いいため息が付けます』

杏ちゃんが先日紹介した岸田今日子さんのエッセイの中にも
登場していた1冊。
山本周五郎が昭和17年から37年までに発表した10編の短編を
集めた短編集。
2008年に映像化された「その木戸を通って」も収録。
時代小説でありながらもどこか現代にも通ずるような
様々なラブストーリーが綴られている。
杏ちゃんいわく「寒くない雨が降った後の爽やかな感じ」
誰もが思うハッピーエンドが詰まっているのではないけれど、
読後感が、ものすごく爽やか…。
まさに「いいため息」が付ける、短編が詰まっている1冊。

BOOK BAR staff| 00:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年10月11日

国境のない生き方 −私をつくった本と旅−

今週、大倉さんが持ってきたのはこちら。

大倉眞一郎セレクト
国境のない生き方.jpg

著:ヤマザキマリ 小学館

『一時間半で読める本に100回以上驚いたり頷いたり。』

漫画『テルマエ・ロマエ』著者、ヤマザキマリの半生が
綴られた自叙伝。14歳で欧州を一人旅。17歳でイタリア留学。
キューバ、ブラジル、ヴェトナム、シカゴ、沖縄、
地獄谷のサルの温泉など、様々な人との出会いから
まさに国境のない生き方を学んだ。そんな彼女の人生論が満載。

BOOK BAR staff| 00:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年10月11日

殺人者はそこにいる―逃げ切れない狂気、非情の13事件―

今週、杏ちゃんが持ってきたのはこちら。

杏セレクト
殺人者はそこにいる.jpg

『無情、無残、無慈悲』

著:新潮45編集部  新潮社

「新潮45」誌上で反響を呼んだ13の事件。
凄惨な事件の裏にある不条理な真実。
バラバラ殺人、未解決事件、家族の惨劇
実録ノンフィクション。
今もなお記憶に残る凶悪な殺人事件。
何故、事件が起きたのか?
被害者家族や凶悪犯は、事件の後何を語るのか?

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年10月04日

王とサーカス

今週、大倉さんが持ってきたのはこちら。

大倉眞一郎セレクト
王とサーカス.jpg

著:米澤穂信 東京創元社

『この小説は、私が書くべきだった…。』

杏ちゃんをハラハラさせたこんなキャッチフレーズと共に
紹介されたのは、今年の本屋大賞の時にも大倉さんが紹介した
「満願」の著者、米澤穂信さんの最新刊!
ミステリー小説であり、社会小説、あるいはジャーナリズムとは何か?
という所まで、問い詰めてくるそんな1冊。
主人公は、太刀洗万智という女性ジャーナリスト。
2001年に仕事で訪れたネパールである大きな事件が起きる。
その事件とは、実際にも2001年のネパールで起きた王宮での殺人事件
後に「ネパール王族殺害事件」と呼ばれる。
この事件の取材を始めた太刀洗万智。
彼女が、最後に辿り着いた事件の真相とは…。

大倉さんも1枚パチリ!
1003_okura.jpg

BOOK BAR staff| 00:42 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年10月04日

妄想の森

今週、杏ちゃんが持ってきたのはこちら。

杏セレクト
妄想の森.jpg

著:岸田今日子  文藝春秋

『彼女の世界の森をとことこと…歩く。そんな本です!』

平成10年、日本 エッセイスト・クラブ賞を受賞した
今は亡き大女優、岸田今日子のエッセイ集。
雑誌「一枚の繪」に89年から96年にかけて連載されていたものを
まとめたもの。岸田今日子が放つ妖艶で不思議な空気感を
纏いながらも自由に繊細に綴られている。
それはまるで物語の中にいるような語り口…。
冒頭から彼女の妄想の森へと誘われていきます。

1003_an.jpg
今週の1枚は、まるで「妄想の森」に誘われているのか?
と、思ってしまう心地良さそうに眠る杏ちゃんの愛犬と「妄想の森」。

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年09月27日

もたない男

今週、大倉さんが持ってきたのはこちら。

大倉眞一郎セレクト
もたない男.jpg

著:中崎タツヤ 飛鳥新社

『捨てられない大倉が、捨てる本を紹介!』

【世界一笑える断捨離】と、帯に書かれているが
いわゆる「断捨離」の啓蒙本ではない。
大倉さんが一番好きな漫画家、中崎タツヤさんの
様々な「もたない」が紹介されている一冊。
「もたない」=「捨てる」
また、その捨てっぷりがはんぱない。
物置には、物がなく、部屋も最低限の家具。
読んでいる本の読んだページから破いて捨てていく。
自身が描いた原稿もシュレッダー。
捨てて、捨てて、もたない男…。
そこにはどんな世界が広がっているのか?!

0926_okura.jpg
捨てない大倉さんが紹介した捨てる本「もたない男」(笑)

BOOK BAR staff| 00:43 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年09月27日

アメリカ彦蔵

今週、杏ちゃんが持ってきたのはこちら。

杏セレクト
0926_an.jpg

杏ちゃんが撮ってくれた1枚。
かわいい前足が「アメリカ彦蔵」を持ってくれていますね。

著:吉村昭 新潮社

『こんな人がいたのか?!in 漂流記!』

先週の「秘島図鑑」に続いて…また「島」系の1冊?
アメリカ彦蔵と呼ばれた、浜田彦蔵の物語。
嘉永三年、13歳の彦蔵は江戸へと向かった航海で難破し
アメリカの船に発見された。そのままアメリカへと渡ったが
なかなか帰国のチャンスに恵まれなかった。
何年か後に帰国を果たすが、日米関係の変化により
アメリカに帰化する事になる。その後は、アメリカ人として
日本とアメリカ、2つの国を駆け抜ける。
数奇な運命から彼はどんな人生を漂流したのか…。

BOOK BAR staff| 00:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年09月20日

村上さんのところ

今週、大倉さんが持ってきたのはこちら。

大倉眞一郎セレクト
村上さんのところ.jpg

著:村上春樹  新潮社

『こういうものは読まないと決めていたのに…
                止まらなくなりました。』

「こういうもの」=「好きな小説家の小説以外の作品」の事。
しかし、読んでしまったら止まらなかった1冊とは、
村上春樹さんが読者からきた質問に答えた「村上さんのところ」。
2015年1月15日から5月13日までの119日間、期間限定で立ち上げられた
サイトに届いた3万7465通のメールをひたすら読み、返信した3716の回答から
厳選された473の問答が掲載。
様々な角度からくる質問に鮮やかな回答で返す。それを読んでいると
なんだか心が軽くなる。帯には、人生の常備薬とあります。

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年09月20日

秘島図鑑

今週、杏ちゃんが持ってきたのはこちら。

杏セレクト
秘島.jpg

著:清水浩史  河出書房新社

『これぞ!本でなければ、味わえないもの。』

「秘島」、何らかの理由でなかなか上陸できない
立ち入ることの出来ない秘められた島のガイドブック。
日本全国、7000もの秘島の中から選ばれた31島。
帯には「本邦初の行けない島ガイドブック」とあります。
小さな秘島から今の日本が見えてくる…。

そしてこちらが、杏ちゃんが飛行機から撮影した秘島の数々。

an1.jpg

an2.jpg

an3.jpg


BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年09月13日

盤上の夜

今週、大倉さんが持ってきたのはこちら。

大倉眞一郎セレクト
盤上の夜.jpg

著:宮内悠介 東京創元社

『見えないものを見せる小説!』

直木賞候補にも何度かなっている宮内悠介のデビュー作。
囲碁、チェッカー、麻雀、チャトランガ(古代インドチェス)、
そして、将棋。様々な盤ゲームをモチーフに描かれた連作短編集。
この作品で、第33回日本SF大賞受賞。
盤ゲームから人間の世界を描いた人間ドラマ。
それは見えないものを見せてくれる小説。

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年09月13日

聖の青春

今週、杏ちゃんが持ってきたのはこちら。

杏セレクト
聖の青春.jpg

著:大崎善生 講談社

『とてつもなく透き通った魂のぶつかる音は…
        鈍く、重く、そして、輝いています!』

29歳の若さでこの世を去った将棋棋士、村山聖(さとし)の
将棋にかけた人生、そして青春を描いたノンフィクション。
重い腎臓病を抱えながらもプロの棋士になり、
師匠やライバル、家族に支えられながらも夢を追いかけた生涯。
その、一手一手に込められた短くも太い人生の輝き、
戦いの日々が綴られています。

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年09月06日

たまたまザイール、またコンゴ

今週、大倉さんが持ってきたのはこちら。

大倉眞一郎セレクト
たまたまザイール、またコンゴ.jpg

著:田中真知 偕成社

『ほとんどの旅に心を動かされましたが、
        こういう旅がやりたいかどうかは不明…。』

著者、田中真知さんの体験記。
21年の時を経て、2度に渡って訪れた
「ザイール、コンゴ」
1度目は、1991年。奥さんと2人でコンゴ(ザイール)河をくだる旅。
2度目は、2012年。今度は1人で同じ河をくだる。
それは、「死」をも意識してしまうような凄まじい旅だった。
大きな自然の中、生きる事そして死ぬ事を強烈に意識する初めての体験。
豊富な写真もあり、読み応え見応えありな体験記。

BOOK BAR staff| 00:41 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年09月06日

もっと塩味を!

今週、杏ちゃんが持ってきたのはこちら。

杏セレクト
もっと塩味を.jpg

著:林真理子 中央公論新社

『少ないと物足りない、でも、足しすぎるともう後には戻れない。』

副題は「Plus de sel,s’il vous plait!」。
平凡な主婦で母親だった美佐子が、フランス料理に魅せられ
パリの地でミシュランの星に命をかける。
天性の舌を持つ女性が描いた、夢、愛。
そこには、どんな人生が詰まっているのか…?

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年08月30日

火花

今週は、杏ちゃんの復帰スペシャル。
第153回芥川賞受賞作品を紹介します!

大倉眞一郎セレクト
火花.jpg

著:又吉直樹 文藝春秋

『お笑いは言葉を操る芸術である!』

200万部を超える大ヒット記録更新中!
物語は、お笑い芸人の徳永と徳永が師と慕う
破天荒だが天才的な先輩芸人、神谷。
彼ら2人の人生を描いた一冊。
「笑い」で繋がった「笑い」の歩み。
現役芸人が描く「笑い」の世界。
そこには、どんなオチがつけられているのでしょうか?

BOOK BAR staff| 00:42 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年08月30日

スクラップ・アンド・ビルド

今週は、杏ちゃんの復帰スペシャル。
第153回芥川賞受賞作品を紹介します!

杏セレクト
スクラップ.jpg

著:羽田圭介 文藝春秋

『その後に何が残るのか…?』

主人公は、転職活動中の二十代後半の青年。
日々体を鍛え肉体も精神も健康な彼には、一緒に住む
介護が必要な祖父がいた。
祖父の口癖は「もう死んだほうがよか」。
過去には服毒自殺までも試みた祖父に、青年も青年の母親も
きつい言葉を投げつけていたりもしたが、
青年はある計画を思いつく。その企みとは…?

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年08月23日

旅のラゴス

今週、大倉さんがセレクトしたのは、こちら。

大倉眞一郎セレクト
旅のラゴス.jpg

著:筒井康隆 新潮社

『人生が旅である!!』

1986年に発行された本なのに、ここ最近文庫本が
書店で平積みされるほど人気となっている1冊。
タイトルにもある「ラゴス」とは、主人公の名前。
彼の旅物語。しかし時代も場所も不明。
そこは高度な文明の代わりに人々は超能力を身に着けた
不思議な世界が広がります。生涯を旅に捧げたラゴス。
北から南へと、ラゴスの目的とは何なのか…。

BOOK BAR staff| 00:42 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年08月23日

BOOK STAND のぶみさんが登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。
毎回、著名人のお気に入りの一冊を伺っています。

今週は絵本作家ののぶみさんが登場。0822_nobumi.jpg

のぶみさんはこれまでに『ぼく仮面ライダーになる!』シリーズや、
『しんかんくん』シリーズなど160冊以上の絵本を書かれた方です。
最新作は、「ママがおばけになっちゃった!」です。
ママがおばけになっちゃった!.jpg

今回はのぶみさんの人生、キャリアに大きな影響を与えた本を
3冊選んでもらいました。今週はその1冊目です!

普通の事が面白い。全ては見せ方!

さくらももこ さんの「ちびまる子ちゃん」14巻です。
16年前のデビュー当時、さくらももこさんに大変お世話になった。
そして、この14巻を描いているさくらさんを見たことがある。
当時お願いをして「ちびまる子ちゃん」を描いているところを見せてもらった。
見てみたら、一コマ目から全く考えて描いるようには見えなかった。
でも最後まで読んでみたらとっても面白かったんです。
ももこさんって、そのままでいるだけで面白い人なんだと…。
普通にお話している時でも、「のぶみ君、ちょっと待って!」って、
空を3秒見るんですよ、「1、2、3」ぐらいの感じで「よしっ!」って言って
エッセイを書き始めるんです、そんなことって出来るのかなぁって。
自分も何冊か描いた後々になって思ったのは、やはり描こうとすると
「売れたいなぁ〜」とか、あざとさが出てしまう。
だから、自然に直観で閃いたものを描いた方が上手くいくような気がする。
それからアトリエには「しようとしないこと」って貼っています。
ももこさんのエッセイ集を読んでいると彼女の周りってなんて面白い事ばかり
起こるんだろうと思っていたけど、一緒に旅行に行った時にすごく普通だった。
その旅を書いたエッセイを読んだら物凄く面白かった…。
そこから、「あぁ、この人は普通の事を面白く見せようとしているんだな」と。
ももこさんに一度だけ教えてもらったことがあって、「のぶみ君、見せ方なんだよ」と。
私が描く「ちびまる子ちゃん」は、全部普通の話なんだよ。見せ方をどうするかで、
みんなが面白かったり「私もこういうことあった!」って思うんだよって。
だから全部普通の方がいいんだよって。自然がすごく光るんだなと思いました。

BOOK BAR staff| 00:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年08月23日

悼む人

今週、安田菜津紀さんがセレクトしてくれたのは、こちら。

安田セレクト
悼む人.jpg

著:天童荒太 文藝春秋

『立ち止まって、思いを馳せていく本。』

『家族狩り』『永遠の仔』などで知られる
天童荒太の2008年に直木賞を受賞した話題作。
今年の2月に映画化もされ、再び注目を集めた1冊。
主人公の青年は、全く面識のない人々の亡くなった場所を訪れ
静かに悼む不思議な旅を続けている。
彼を巡り様々な人々の人生が繰り広げられていく。
彼は何故、死者を悼み巡り続けるのか?
そして解きほぐされてゆく生と死…。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年08月16日

帰還兵はなぜ自殺するのか

日付が変わって昨日となりましたが、8月15日は
70回目の終戦記念日を迎えました。
今週は、戦争と平和、生と死について改めて考えてみる
キッカケとなるような本を紹介していきます。

大倉さんがセレクトしたのは、こちら。

大倉眞一郎セレクト
帰還兵はなぜ自殺するのか.jpg

著:デイヴィッド・フィンケル 亜紀書房

『この数年で一番気が滅入る本』

こんなフレーズと共に紹介してくれたのは、
イラク戦争から帰還した5人の兵士とその家族を追ったノンフィクション。
5人のうち1人は戦死し、あとの4人は非常に重いPTSD
(心的外傷後ストレス障害)を患っている。彼らの苦しみは外からはでは
分かりにくい、DVを繰り返し酒や麻薬に溺れ、自殺未遂…。
事実を綿密に取材しているが、彼らに寄り添うように書かれているので
時折、これは小説なのか?と思う流れの場面もあるが決して作られた話ではなく
真実の物語である。戦争が終わってもなお傷付き苦悩する。
彼らは何故、死を選ばなければならなかったのか?

BOOK BAR staff| 00:42 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年08月16日

太陽の子

日付が変わって昨日となりましたが、8月15日は
70回目の終戦記念日を迎えました。
今週は、戦争と平和、生と死について改めて考えてみる
キッカケとなるような本を紹介していきます。

フォトジャーナリストの安田菜津紀さんがセレクトしてくれたのは、こちら。

安田セレクト
灰谷健次郎.jpg


著:灰谷健次郎 角川書店

『過去もこれからも照らし出してくれる1冊です。』

戦争が終わって30年たった神戸にある
「てだのふあ・おきなわ亭」という沖縄料理のお店が
舞台となった一冊。
この「てだのふあ」とは、沖縄の言葉で「太陽の子」という意味。
このお店の11歳の娘、ふうちゃんが主人公。
彼女を中心に家族の物語や常連客の物語が紡がれています。
お店の方は、ふうちゃんの母親が切り盛りしていて、お父さんは
心に病を抱えているがふうちゃんはお父さんの病の原因を知らない。
徐々にお父さんの心の闇が「戦争」に繋がっているのが分かってくる。
「沖縄と戦争」、終戦から30年もたった日本で人々は何を想い
暮らしているのか?

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年08月09日

救済のゲーム

今週、大倉さんが持ってきてくれたのはこちら!

大倉眞一郎セレクト
救済のゲーム.jpg

著:河合莞爾  新潮社

『こんな帯、めったにないっ!!!』

と、こんなキャッチを付けて紹介してくれたのは、
校閲担当者や装丁担当者、そして、挿画者などが帯に
賞賛の言葉を記した「救済のゲーム」。
仲間うちからの大絶賛!このセンスには大倉さんも脱帽(笑)
中身の方も「素直に面白い!」っと、太鼓判!
全米プロゴルフ選手権の舞台で起こった殺人事件から
天才プロゴルファーが辿りつく真実。
そして「神の木の祟り」と恐れられた伝承の裏にあるものとは?

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年08月09日

イソポ イソップの生涯の物語

板井麻衣子さんが持ってきてくれたのはこちら!

板井セレクト
イソポ.jpg

発行:中川哲子 造形:gaju 熊日出版

『歴史が今に繋がった本!』

こんなキャッチフレーズと共に紹介してくれたのは、
熊本県天草出身のクリエーターたちが制作したアート本。
その名も『イソポ イソップの生涯の物語』。
今から四百年以上も昔に天草で出版された「伊曽保物語」
(「イソップ物語」の翻訳本)の前半に収録された
イソップの生涯を綴った物語に光をあて、造形作家によるユニークな
イソップの人形や写真、そしてローマ字表記で訳された当時の
雰囲気も味わえるアートな1冊。
何百年も前に誕生した物語から学ぶ人生訓。
そこには、たくさんのロマンがあふれている。

BOOK BAR staff| 00:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年08月02日

謎解き ヒエロニムス・ボス

今週、大倉さんが持ってきてくれたのはこちら!

大倉眞一郎セレクト
謎解き ヒエロニムス・ボス.jpg

著:小池寿子 新潮社

『敬虔なキリスト教徒が描いた奇怪な倒錯世界!』

タイトルにある、ヒエロニムス・ボスとは中世末期に
オランダで生まれた画家。
不思議で奇怪なその世界観は今だ謎。
そして、生涯で描いた作品数も少くなく置いてある場所も
ベルリン、フランクフルト、ウィーン、ベニス、ブリュッセル、
ロッテルダム、ロンドン、パリ、マドリッド、アメリカ…と、
世界各国に散らばる。そんなボスの世界を一堂に会した1冊。
ボスという画家は、何を想い、何を描いたのか?
最新研究にもとづいた全20作品を徹底解剖。

BOOK BAR staff| 00:43 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年08月02日

女神

今週、杏ちゃんが持ってきてくれたのはこちら!

杏セレクト

女神.jpg

著:三島由紀夫 新潮社

『美とは何か…?
 そして、こういうものの流れの結末はこうなるのか?』

理想の女性美を妻に求める夫。
夫によって美しい女性へと仕立てられた妻。
しかし、戦争によって顔に大きな火傷をおってしまい
「美」への欲求は妻から娘へと変わっていく。
そして、自身の娘に究極の「美」を教育していく父親
次第に娘も「究極の女性美」=「女神」へと化身していく。
果たして、この物語が向かう結末とは?

BOOK BAR staff| 00:12 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年07月26日

オールド・テロリスト

今週、大倉さんが持ってきてくれたのはこちら!

大倉眞一郎セレクト
オールド・テロリスト.jpg

著:村上龍 文藝春秋

『うまくはまらないジグソーパズル的、傑作小説!』

村上龍さんの最新長編小説!
主人公は、50代のフリーライター。
彼の元に届いた信憑性の少ないテロ予告。
だが、予告通り12人の犠牲者が出る事件となった。
次から次に送られてくるテロ予告。
テロリストの目的とは?テロリストとは誰なのか?
そこから、「目的のない若者」「怒る老人」「テロ」
「原発」「満州国」「精神安定剤」様々な要素が絡み合っていく。

BOOK BAR staff| 00:41 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年07月26日

誰も調べなかった日本文化史─土下座・先生・牛・全裸

今週、杏ちゃんが持ってきてくれたのはこちら!

杏セレクト
誰も調べなかった日本文化史.jpg

著:パオロ・マッツァリーノ 筑摩書房

『なんか色々怪しいけど…ちゃんとしてる!』

こんなキャッチフレーズと共に紹介したのは、
表紙イラストを吉田戦車が手掛けるインパクトある1冊!
著者であるパオロ・マッツァリーノは、イタリア生まれの
日本文化史研究家、戯作者。公式プロフィールにはイタリアン大学の
日本文化研究科卒とあるが、大学自体の存在が未確認とあります。
本名なのかペンネームなのかそれすら謎ですが、パオロ・マッツァリーノが
記すのは「誰も調べなかった日本文化」。
私達にとってはもう当たり前に沁みついている文化やかつて社会で流行っていた
文化など、資料を元に綿密に調べあげています。
土下座・先生と呼ばれる歴史・開襟シャツの歴史・東京における牛の文化などなど、
そのユニークな着眼点にも注目です。

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年07月19日

スリランカの赤い雨 生命は宇宙から飛来するか

今週、大倉さんが持ってきてくれたのはこちら!

大倉眞一郎セレクト
スリランカの赤い雨.jpg

著:松井孝典 角川学芸出版

『こうなると宇宙論は、哲学である!』

東京大学名誉教授、そして千葉工業大学の惑星探査研究センターの
所長である松井孝典さんが書かれたサイエンス・ノンフィクション。
タイトルにあるように2012年11月13日から2013年1月23日の間に
スリランカでは赤い雨が降った。
成分を調べてみると、分裂を繰り返す細胞のような微粒子が発見された。
地球外生物の存在の仮説、そして、今までの常識をも覆すような
驚きの生命の起源論。研究の過程から様々な疑問を投じた衝撃の1冊。

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年07月19日

淀川長治の映画人生

今週、杏ちゃんが持ってきてくれたのはこちら!

杏セレクト
淀川長治の映画人生.jpg

著:岡田喜一郎 中公新書ラクレ

『映画は人生の教科書』

淀川さんと30年にも及ぶ交友があった著者が紡ぎだす
映画人、淀川長治。
本人から聞いた言葉や思い、そして著者から見た淀川長治。
いかにして映画と出会い映画を愛したのか?
その歩みの系譜が描かれています。
そして、あのお馴染みのフレーズが生まれた裏にあった
独自の演出方法とは…?

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年07月12日

本で床は抜けるのか

今週、大倉さんが持ってきてくれたのはこちら!

大倉眞一郎セレクト
本で床は抜けるのか2.jpg

著:西牟田靖 本の雑誌社

『本は家庭不和も呼ぶ…。』

以前、BOOK STANDにも登場して頂いた
西牟田靖さんの最新著書「本で床は抜けるのか」。
このタイトルの通り大量の蔵書問題に直面した著者が、
同じ悩みを抱える著名人宅をおとずれ、具体的な対処方法を
まとめたノンフィクション。
置き方にもよりますが「本」で「床」は…抜けるそうです。
大量の本の対処方法としては、データ化する人に寄贈する人、
そして、どんどん捨てる人と様々。
本との付き合い方は、家族をも巻き込んでいく。

BOOK BAR staff| 00:42 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年07月12日

一路

今週、杏ちゃんが持ってきてくれたのはこちら!

杏セレクト
一路上.jpg
一路下.jpg

著:浅田次郎 中央公論新社

『葱かよ〜!!』

こんなキャッチフレーズと共に紹介してくれたのは、
浅田次郎さんの長編時代エンターテイメント作品。
上下巻からなる「一路」。
一路とは、代々、参勤交代の差配を務める「道中御供頭」の
役職につく家系に生まれた主人公の名前。
そんな一路が父の急死により参勤道中御供頭のお役目を仰せつかる。
まだ何の教えも引継ぎもないまま…家伝の「行軍録」を唯一の
手掛かりに、様々な困難を乗り越えながら見事お役目を果たしていく。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年07月05日

今週、大倉さんが持ってきてくれたのはこちら!

大倉眞一郎セレクト
流.jpg

著:東山彰良 講談社

『圧倒的な青春!』

こんなキャッチフレーズと共に紹介したこちらの1冊は
「流」と書いて「りゅう」と読む。
物語は、1975年の台湾で主人公の17歳の少年が
蒋介石死去のニュースを聞いたところから始まる。
そして、続くように祖父が謎の死…。
ミステリー小説のような始まりですが、主人公が体験する
様々な青春が存分に詰まっている。
なおかつバックグランドには政治的な背景やミステリーの要素など
エンタメのすべてが詰まった、最強の書き下ろし長編小説!

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年07月05日

あなたに褒められたくて

杏セレクト
あなたに褒められたくて.jpg

著:高倉健 集英社

『こんな柔らかさと強さが欲しい!』

高倉健さんの初エッセイ!
初にして第13回日本文芸大賞エッセイ賞受賞した1冊。
思い出す間も文章にしたためる、
まるで口述筆記のような流れるような文章。
口調のような文章のようなリズムが終始流れている。
行った先々で出会った人々の話から、映画の現場の話。
そして、八甲田山で行われた過酷なロケを心配していた
母親の話など、心の奥が少し柔らかくなるような時間が
綴られています。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年06月28日

林ふじを句集 川柳みだれ髪

今週、大倉さんが持ってきてくれたのはこちら!

大倉眞一郎セレクト
川柳みだれ髪.jpg

監修:復本一郎 ブラス出版

『直球の言葉!』

帯に「子にあたふ 乳房にあらず 女なり」と衝撃の川柳が書かれた
こちらは、昭和元年に生まれ34歳の若さで亡くなった女流川柳作家、
林ふじをの川柳をまとめた一冊!
彼女が亡くなって55年、国文学者・復本一郎氏の監修の下、待望の書籍化。
娘を設けたあと未亡人になった林ふじをは、妻子ある男性と恋に落ち
その男性の影響で川柳を詠みはじめたという、
紹介文の中にもありますが、林ふじをの句集は、
「ひたすら女であること、ひたすら愛するということ、
そして本当の私をぶつけるということ」…これに尽きる。
愛するも、憎いも、女である自身の思いを
ストレートに詠んでいる。

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年06月28日

東京マグニチュード8.0

今週、杏ちゃんが持ってきてくれたのはこちら!

杏セレクト
東京マグニチュード80.jpg

著:高橋ナツコ 竹書房

『すごいから、見てみて!と、言われました。』

2009年に放送されていたアニメーションが元となっている小説。
放送当時は、リアルで綿密なアニメーションが話題となった作品。
物語は、中学生の姉と小学生の弟が夏休みに訪れたお台場で
出くわした未曾有のマグニチュード8.0の海溝型大地震。
親も知り合いも友達もいない中、一瞬にしてすべてが変わった東京。
帰宅困難な中、幼い姉弟たちは無事家に辿りつけるのか…。
東京が大パニックに陥る中、人々はどのような行動をとるのか。
そして、どんな思いを交わしていくのか。
膨大な取材と関係者のインタビューを基に描かれたリアルな一冊。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年06月21日

イザベルに ある曼荼羅

今週、大倉さんが持ってきてくれたのはこちら!

大倉眞一郎セレクト

イザベルに ある曼荼羅.jpg

著:アントニオ・タブッキ 訳:和田忠彦 河出書房新社

『主人公がどこにいるのか分からなくなると、私もどこにいるのやら…』

「幻想と現実を移ろいながら一つの物語を完成させてく」
そういう手法が非常に多い作家、アントニオ・タブッキ。
この作品もまた、そんな世界を浮遊する物語。
亡くなったと言われている女性イザベルの影を追って
主人公は、リスボン、マカオ、スイス、リビエラ…世界を旅する。
そして、謎の曼荼羅、イザベルを求め追い続ける果てには、何があるのか?
美しい言葉で綴られたタブッキの遺作。
これを読み、読者は何を思うのか…。

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年06月21日

忘れられた巨人

今週、杏ちゃんが持ってきてくれたのはこちら!

杏セレクト
忘れられた巨人.jpg

著:カズオ・イシグロ 早川書房

『一言で説明が、出来ません…。』

先日行われた「第19回ハヤカワ国際フォーラム」で、
杏ちゃんがステージを一緒にしたカズオ・イシグロさんの
最新著書!『わたしを離さないで』から10年振りとなった
待望の最新長篇作品「忘れられた巨人」
物語の舞台は、ドラゴンや妖精が人々と共存し
魔法なども使われている中世のイギリス。
ある日、記憶を忘れた老夫婦が息子を訪ねて旅に出る。
道中、若い戦士、鬼に襲われた少年、老騎士など、
様々な人々に出会いながら旅をしていく。
その旅路の先に待ちうけているものとは…。
ファンタジーのようでいて、ファンタジー小説ではない。
まさに杏ちゃんのキャッチフレーズ同様、一言では説明ができない一冊。

BOOK BAR staff| 00:12 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年06月14日

あたりまえのぜひたく

今週は、スペシャル企画!「マンガで人生を学ぶ!?」と題して、
おすすめのコミック・エッセイを紹介します。
大倉さんが持ってきてくれたのは、こちら!

大倉眞一郎セレクト
q.jpg

著:きくち正太 幻冬舎

『作って食べるが、基本!』

TVドラマ化もされた大人気グルメコミック『おせん』シリーズの
きくち正太さんが描く初のコミック・エッセイ!
食材、道具、調味料にチョットひと手間かけるだけ、
自宅の食卓が美味しくなる!そんなお話が紹介されています。
著者のきくち正太さんご本人と奥さんのきくちご夫婦と、
そんな「きくち家」に入り浸る、食い意地の張った担当編集者が登場。
あじ、だいこん、こんにゃくなど、今すぐにでも手にとれる食材を
ひと手間、ふた手間かけ、丁寧に料理されています。

BOOK BAR staff| 00:46 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年06月14日

百姓貴族

今週は、スペシャル企画!「マンガで人生を学ぶ!?」と題して、
おすすめのコミック・エッセイを紹介します。
杏ちゃんが持ってきてくれたのは、こちら!

杏セレクト
百姓貴族.jpg

著:荒川弘 新書館

『影響されちゃいます!影響されちゃいましょう!』

『SLAM DUNK』を読んでバスケットボールを始めた人がたくさんいるように、
そんな現象を今、巻き起こしているであろう一冊!
『鋼の錬金術師』や『銀の匙』でお馴染みの人気マンガ家、
荒川弘さんの農家コミック・エッセイ!!
荒川さんは、北海道で酪農と畑作を営む農家に生まれ、
農業高校卒業し、マンガ家になるまでの七年間を農業に従事していました。
そんな幼いころから身近にあった「農業」での暮らしを綴っています。
都会では味わえない驚きや感動。牛や鮭との格闘の日々。
実家「荒川農園」を舞台に、ユニークに描かれています。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年06月07日

賢者の愛

今週、大倉さんが持ってきたのはこちらの一冊!

大倉眞一郎セレクト
賢者の愛.jpg

著:山田詠美 中央公論新社

『山田詠美!恐るべき胆力!』

レトロな装丁に包まれたこちらの作品は、
山田詠美さん作家生活30周年記念作品。
谷崎潤一郎の「痴人の愛」へのオマージュ。
「痴人の愛」では、男が28歳、女が15歳。
少女を自分の思うとおりに育てて、やがて嫉妬へとその
思いを変えていった…。
「賢者の愛」では、男女が入れ替わって、女性が男性を育てる。
初恋の人を奪った親友の息子を手塩に掛け、調教していく。

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年06月07日

北斎娘・応為栄女集

今週、杏ちゃんが持ってきてくれたのは、こちら!

杏セレクト
北斎娘.jpg

著:久保田一洋 藝華書院

『漫画、そしてアニメ、次はリアルです…。』

映画『百日紅〜Miss HOKUSAI〜』で、杏ちゃんも演じた
浮世絵師葛飾北斎の娘、葛飾応為に関する様々な作品を集めた一冊。
杏ちゃんのキャッチフレーズにもあるように、杉浦日向子さんの
漫画「百日紅」を読み、映画『百日紅〜Miss HOKUSAI〜』で楽しみ、
そして最後は、彼女が生きて残したものに触れてリアルな応為を知る。
北斎の娘でありながら浮世絵師でもあった葛飾応為。
彼女はどんな人生を選び生きたのか?
当時の暮らしぶりや手紙など史資料から生涯を探る。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年05月31日

かわいい結婚

今週、大倉さんが持ってきたのはこちらの一冊!

大倉眞一郎セレクト

かわいい結婚2.jpg

著:山内マリコ 講談社

『10ページ目まで苦痛で11ページ目からは笑顔で読みました!』

先週まで「BOOK STAND」にも登場してくれていた
山内マリコさんの最新著書。
ピンクの可愛らしいブックデザインが印象的な1冊。
最初は敬遠していた大倉さんも11ページ目からは…笑顔が止まらない!?
タイトルの「かわいい結婚」「悪夢じゃなかった?」
そして「お嬢さんたち気をつけて」の3篇を収録。
結婚の本質をユニークな目線から鋭く綴った山内マリコ節!

BOOK BAR staff| 00:42 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年05月31日

健康半分

今週、杏ちゃんが持ってきてくれたのは、こちら!

杏セレクト

健康半分.jpg

著:赤瀬川原平 デコライブラリー

『ゆったり、まったり、健康だったり、不健康だったり…。』

芥川賞作家、赤瀬川原平さんの医療系フリーマガジンで
連載されていたエッセイをまとめた一冊。
年齢を重ね病気も経験し、老いの上で変化していく体と向き合う。
帯には「健康は半分くらいでちょうどいい。病気になって、
はじめて見えるものがたくさんある」と書かれている通り、
病ともうまく付き合っている日常が笑いあり感動ありな言葉で

BOOK BAR staff| 00:11 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年05月24日

ぼくは数式で宇宙の美しさを伝えたい

今週、大倉さんが持ってきたのはこちらの一冊!

大倉眞一郎セレクト
ぼくは数式で宇宙の美しさを伝えたい.jpg

著:クリスティン・バーネット 訳:永峯涼 角川書店

『私も宇宙の仕組みを数式で解き明かしたかった!』

英語のオリジナルタイトルは「THE SPARK」=「ひらめき」
著者の息子ジェイコブは、2歳の時に極度の自閉症と診断されるが
当初は大きなショックを受けた著者である母親は、絶望と同時に
息子を観察していると「息子は何かを欲しがっている」と、
それは「数字」、あと本を読むことというより覚える事。
そこから様々な困難を乗り越えながらも好きなことをどんどんやらせてみたら、
8歳の時には大学で天文学の授業を受講し、9歳ではあらゆる名門大学からの
オファーを受けた末、大学に入学。
12歳の現在は、宇宙物理学者として活躍しています。
いずれノーベル賞候補にもなり得るだろうと言われている。
そんな彼と過ごした様々な日々を綴った一冊。

BOOK BAR staff| 00:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年05月24日

日の名残り

今週、杏ちゃんが持ってきてくれたのは、こちら!

杏セレクト
日の名残り.jpg

著:カズオ・イシグロ 早川書房

『5月にぴったりな緑と湿気を感じる本です!』

こんなキャッチフレーズと共に紹介してくれたのは、
6月8日に、杏ちゃんが「ハヤカワ国際フォーラム」で
鼎談するカズオ・イシグロさんの作品。
BOOK BARで取り上げるのは「わたしを離さないで」「夜想曲集」に
続いて3作目。英国で権威ある文学賞、ブッカー賞を受賞した
名作中の名作「日の名残り」。
しっとりとしたテンポで進められるこの物語の主人公は、執事。
1920年代頃から御屋敷に務める大変品格のある執事。
作品の中の舞台は、1960年代のイギリス。
その頃になると長年勤めてきたお屋敷の主人も変わり
様々な変化が訪れている。
そんなおり、主人の勧めもあり執事のスティーブンスは旅に出る。
自身の過去を振り返りながらのドライブ旅。
旅の情景とイギリスの風景、そしてお屋敷の中で起こったことが
絶妙なバランスで綴られている。

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年05月17日

別荘

今週、大倉さんが持ってきたのはこちらの一冊!

大倉眞一郎セレクト
別荘 .jpg

著:ホセ・ドノソ 現代企画室

『脳みそを掻き回されたい人は、是非!』

南米文学の巨匠、ホセ・ドノソの「別荘」
1973年に書き始めて1978年に完成した小説。
刊行した当時は、南米をはじめヨーロッパ、アメリカで
大ブームになったそうです。
そんな一冊ですが、実は昨年まで日本では翻訳本が発売されておらず
南米文学ファンが待ちに待った傑作。
物語の背景には、1973年に起こったチリ・クーデタがある。
当時、危機感を感じた著者が描いた世界。
舞台は、南米のどこかの国で莫大な財産を持つベントゥーラ一族の人びと。
彼らは毎年巨大な「別荘」ある数ヶ月間過ごす。
ある日、大人たちだけがピクニックへ出かけたが…夢のような時間を過ごし
日帰りで戻ったはずだったが、なんと1年ものあいだ戻ってこなかった。
残された子供たちは?なんとも言えない世界がそこにあります。

BOOK BAR staff| 00:42 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年05月17日

鉞子(えつこ)世界を魅了した「武士の娘」の生涯

今週、杏ちゃんが持ってきてくれたのは、こちら!

杏セレクト

鉞子.jpg

著:内田義雄 講談社

『点と点が線になると言いますが、点はいくつあるのかな…?』

こんなキャッチフレーズと共に杏ちゃんが紹介したのは、
まさに様々な「点」と「点」とが繋がった一冊。
タイトルにもある「鉞子」とは、アメリカで日本人初の
ベストセラー作家となった杉本鉞子。
彼女が書いた「A Daughter of the Samurai(武士の娘)」は、
2008年度のBOOK BARで杏ちゃんも紹介していますが、
今回紹介したのは、杉本鉞子さんについて書かれた一冊です。
越後長岡藩の家老の六女として生まれ、武士の娘として育った鉞子が
どのようにしてアメリカで自伝を書くようになったのか?
世界で注目された背景とは?!

BOOK BAR staff| 00:16 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年05月10日

くう・ねる・のぐそ

今週、大倉さんが持ってきたのはこちらの一冊!

大倉眞一郎セレクト
くう・ねる・のぐそ.jpg

著:伊沢正名 山と渓谷社

『日本における21世紀最大の奇書!!』

「奇書」だけに、大倉さんも紹介に至るまでは少し悩んだという
まさにキテレツな一冊。
糞土師(ふんどし)としても活動される菌類写真家の伊沢正名さんの
糞土師の活動とは、糞を土に返す運動との事…。
この本は、そんな伊沢さんが提唱する「のぐぞ」。
自然から多くの恵みを頂いている私達が返せるものは「糞」しかない!と
いう所から、日本全国津々浦々、果ては南米、ニュージーランドまで、
様々な「のぐそ」経験をされている。そんな活動をまとめた一冊です。

BOOK BAR staff| 00:43 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年05月10日

百日紅

今週、杏ちゃんが持ってきてくれたのは、こちら!

杏セレクト

百日紅.jpg

著:杉浦日向子 筑摩書房

『江戸時代の人が書いたんじゃないのかなぁ〜って思うマンガです!』

本日から公開になった映画『百日紅〜Miss HOKUSAI〜』
原作は、杉浦日向子さんが描く連作短編集。
浮世絵師として知られる葛飾北斎とその娘、お栄を中心に
江戸の風俗や庶民の生活が生き生きと描かれています。
著者の杉浦日向子さんは、漫画家でもあり江戸風俗研究家
としても活躍されていたので、描き出す一つ一つの事が
江戸時代を想像しながら描かれたのではなく、史実に基づいた
当たり前の江戸の暮らしが描かれています。
映画『百日紅〜Miss HOKUSAI〜』では、主人公お栄の声を
杏ちゃんが担当しています。

映画 百日紅.jpg

映画『百日紅〜Miss HOKUSAI〜』公式サイト

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年05月03日

永い言い訳

今週、大倉さんが持ってきたのはこちらの一冊!

大倉眞一郎セレクト
永い言い訳.jpg

著:西川美和 文藝春秋

『人生取り返しのつかない事ばかり!』

思わず杏ちゃんが「重い…」と呟いてしまった
大倉さんのキャッチフレーズ。
こんな言葉と共に紹介したのは、西川美和さんの最新著書!
以前も「その日東京駅五時二十五分発」を絶賛されていた
大倉さん、今回も…大絶賛!?いや、大号泣!!
移動中の新幹線の中で涙を抑えることもできなかった一冊。
決してドラマチックな展開はなくとも心に刺さる名作!
ある夫婦を主人公に描いた「愛」について。
愛を知り、人生を取り戻していく…。

BOOK BAR staff| 00:42 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年05月03日

赤めだか

今週、杏ちゃんが持ってきてくれたのは、こちら!

杏セレクト
赤めだか.jpg

著:立川談春 扶桑社

『修業中の方、修業を終えられた方、全ての方が面白く読める本です!』

今、最もチケットが取れないといわれる人気落語家、立川談春さんが
どのようにして落語家を目指し、落語家になったのかをご自身が綴られた
自伝的エッセイ集。講談社エッセイ賞も受賞されています。
そして、TVドラマ化も決定している話題作。
杏ちゃんいわく、落語を好きな方はもちろんの事、今まで落語を
聞いたことがない方も楽しめる、とにかく読んだ方がいいぞ!って思う
一冊だそうです。

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年04月19日

その女アレックス

今週、大倉さんが持ってきたのは、こちら!

大倉眞一郎セレクト
その女アレックス.jpg

著者:ピエール・ルメートル 訳:橘明美 文春文庫

『この小説を語ってはいけない!!』

こんなキャッチフレーズと共に紹介されたのは、
「週刊文春2014年ミステリーベスト10」を始め、
「ミステリが読みたい! 」「IN POCKET文庫翻訳ミステリー」
そして、先日発表になった「本屋大賞2015」の翻訳小説部門でも
1位に輝き七冠に輝いた話題すぎる一冊。
物語の舞台は、フランス、パリ。
主人公のアレックスは男に誘拐されてしまう。
死の恐怖を感じながら脱出をはかるが…謎が謎を呼ぶ。
奥深い底には、一体どんな衝撃が待ち受けているのか!
とにかく、絶賛の嵐です。

BOOK BAR staff| 00:43 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年04月19日

徳川家の家紋はなぜ三つ葉葵なのか 家康のあっぱれな植物知識

今週、お誕生日を迎えたばかりの杏ちゃんが持ってきたのはこちら!

杏セレクト
徳川家の家紋はなぜ三つ葉葵なのか.jpg

著:稲垣栄洋  東洋経済新報社

『相変わらず歴史の本ですが…タイトルに騙されてください!』

著者の稲垣栄洋さんは、雑草生態学が専門の農学博士。
タイトルにもある『徳川家の家紋』についても書かれていますが、
古代から人の営みの側には、植物がいた。
江戸時代以前の日本は言いなれば植物と共に生きていたといっても
過言ではない…そんな雑草生態学からみた日本の歴史を紐解いた
とてもユニークな歴史本です。そして当時の様々なトリビアも登場します。

BOOK BAR staff| 00:12 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年04月12日

新種の冒険 びっくり生きもの100種の図鑑

今週、大倉さんが持ってきたのは、こちら!

大倉眞一郎セレクト
新種の冒険.jpg

著者:クエンティン・ウィーラー&サラ・ペナク 朝日新聞出版

『人間がいなくなっても地球は大丈夫!!』

今世紀に入ってから発見された20万の新種から
著者たち、米国の生物種探査国際研究所が選んだ
驚愕の100種類を写真と共に紹介している一冊。
「新種」=「新たな生物」的な発想ではなく
大昔から生存していたがこれまでたまたま発見されず
名前がまだ付いていなかっただけの生き物たち。
そもそも、地球上には200万種の生物に名前がついているが、
科学者たちはこれよりさらに多く1000万種はいる!と推測する。
人間が把握しているものなんて少しにしか過ぎないと…。
さらに、我々人間が暑いところ寒いところ高いところ海の底、
どこにでも足を踏み入れることが可能になったことから
年間に1万8000の新種が発見されている。
驚きのその生き物たちの神秘の姿を確認してみて下さい。

BOOK BAR staff| 00:39 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年04月12日

おかしなジパング図版帖 モンタヌスが描いた驚異の王国

今週、杏ちゃんが持ってきたのは先週の予告通りこちら!

杏セレクト
おかしなジパング図版帖.jpg

著:宮田 珠己  パイインターナショナル

『こんなニッポンに誰がした〜!!』

先週、B&Bの寺島店長もご紹介してくれた入魂の一冊!

17世紀オランダの画家、モンタヌスが空想と思い込みと
伝言ゲームで描いた日本を著者であるエッセイストの宮田珠己さんが
ちくいちつっこんでいるという、とてもユニークな一冊。
「驚異の王国」とはまさしく「ジパング」
日本が様々な国と交易があった戦国時代は、たくさんの外国人が
日本を訪れ、日本についてのたくさんの本も書かれました。
モンタヌス自身は、一度も日本を訪れたことはなかったが、
当時出回っていた書物や旅人の話を聞いて想像で日本の風景を大量に
描いたという…どうりでつこっみ所が多いわけですね。
つっこみながらも当時の日本や西洋に思いを馳せることができる
とても愉快な一冊。

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年04月05日

ハワイ、蘭嶼【旅の手帖】

今週、大倉さんが持ってきたのは、こちら!

大倉眞一郎セレクト
ハワイ、蘭嶼.jpg

著者:管啓次郎 左右社

『島で笑って暮らしたい!』

詩人であり比較文学者、明治大学の教授でもある
管啓次郎さんが書かれた旅エッセイ、ハワイ、蘭嶼【旅の手帖】
タイトルにあるように前半は「ハワイ」について、
後半は「蘭嶼」=「台湾南端の島」のお話。
旅エッセイでありながらも決して旅行者向けのガイド本ではない。
美しい島で出会った自然と音楽、優しい人々との心のやり取り。
著者自らが撮影した写真も読みどころ見所のひとつ。
そして詩人でもある管啓次郎さんの文章も心地が良い。

BOOK BAR staff| 00:41 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年04月05日

雑兵物語 おあむ物語 ― 付 おきく物語 ―

今週、杏ちゃんが持ってきたのは、こちら!

杏セレクト
雑兵物語.jpg

校訂者:中村通夫/湯沢幸吉郎 岩波書店

『タイムスクープハンターも真っ青なインタビュー集!!』

江戸時代から読み継がれている「雑兵物語」「おあむ物語」
「おきく物語」が一冊にまとまった本。
「雑兵物語」では、「関ヶ原の戦い」など、戦国の世で戦いを体験した
雑兵たちの話を聞き書き、彼らのインタビューをまとめたもの。
リアルタイムのインタビューをまとめたものとしてはかなり古い一冊。
最初に発行されたのは、1943年。口語体で書かれているので読みやすい。
500年も前の世い生きた人々が戦に挑んだ姿勢、死生感などが伺える。
「おあむ物語」「おきく物語」では、当時の戦禍をかいくぐって
生き延びた女性二人の回顧録。

BOOK BAR staff| 00:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年03月29日

サラバ!

今週も、本屋大賞ノミネート作品から持ち寄りました!
大倉さんが持ってきたのは、こちら!

大倉眞一郎セレクト
サラバ!.jpg

著者:西加奈子 小学館

『さて、次のステップはどう生きる!?』

第152回直木賞受賞作品「サラバ!」
著者、西加奈子の作家生活10周年記念作品でもあります。
まるで著者自身の生い立ちのように綴られる物語は、
1人の少年が大人になるまでの30年間を描いた力作です。
イランから始まり大阪、そしてエジプト…
まるでジェットコースターに乗っているかのように
目まぐるしく展開するなか、彼の人生は坦々と着実に語られていきます。
「生きる」とは、簡単ではないが生きていく過程の中に人生を楽しむ秘訣が
あるのだと思わせてくれる、そんな一冊です。

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年03月29日

本屋さんのダイアナ

今週も、本屋大賞ノミネート作品から持ち寄りました!
杏ちゃんが持ってきたのは、こちら!

杏セレクト
本屋さんのダイアナ.jpg

著者:柚木麻子 新潮社

『女の子の本です!でも男子の読書感想も聞いてみたい!』

これこそ本屋大賞の大穴!?
ヒロインの少女の名が「大穴」と書いて「ダイアナ」と読む。
奔放な母の元に育った少女の髪は金髪、ランドセルもラインストーンで
デコデコ…「本当の私はこんなんじゃない!」と、自身を忌み嫌い
孤独へと陥ります。そんなダイアナに光を与えたのが大好きな本と
ダイアナとは正反対の家庭で育った同級生の彩子ちゃん。
お互いがお互いの環境に憧れを抱きながら共に成長していく
少女たちの15年。多感な季節、それぞれがそれぞれの思いで成長していく
最強のダブルヒロイン小説です。

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年03月22日

満願

今週は、本屋大賞ノミネート作品から持ち寄りました!
大倉さんが持ってきたのは、こちら!

大倉眞一郎セレクト

満願.jpg

著者:米澤穂信  新潮社

『本屋大賞、大穴!』

こんなキャッチフレーズと共に紹介してくれたのが、
「このミステリーがすごい! 」や「週刊文春 ミステリーベスト10」などで
様々な賞を受賞しているミステリー小説の「満願」です。
しかも、6つのお話からなる短編ミステリー小説。
大倉さんいわく、一編ごとに「あぁ、そうきたのか」と、思わず声を
あげてしまう秀逸作品ばかりとのこと。
そして、ミステリー小説だけに奇妙な事件に遭遇していくそれぞれのお話は、
一つ一つ読後感も後味も違う、なんとも味わい深い作品ばかり。

BOOK BAR staff| 00:42 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年03月22日

鹿の王

今週は、本屋大賞ノミネート作品から持ち寄りました!
杏ちゃんが持ってきたのは、こちら!

杏セレクト
鹿の王.jpg

著者:上橋菜穂子 角川書店

『本屋さんが選んでくれたから手に取れるという新しい世界もあるのです!』

著者の上橋菜穂子さんは、『精霊の守り人』シリーズや、
『獣の奏者』シリーズなどで、国内外でも評価の高いファンタジー小説の名手。
「鹿の王」は作家デビュー25周年記念作品、そして2014年の国際アンデルセン賞で
「作家賞」を受賞した上橋菜穂子さんの最新作。
上下巻からなるこの本の物語は、ある世界で流行病が広がりそれに立ち向かう
医術師ホッサル、そしてその流行病に巻き込まれてしまったヴァン。
彼らの運命が交叉するとき、そこには未曾有の危機が立ちはだかる。
運命に立ち向かい、宿命を受け入れ、愛するものとの歩みとは…。

BOOK BAR staff| 00:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年03月15日

世界の美しい書店

今夜、大倉さんが持ってきたのは、こちら!

大倉眞一郎セレクト
世界の美しい書店.jpg

著者:今井栄一 宝島社

『本の海を泳ぎたい!』

「世界の美しい書店」このタイトルの通り
美しさと個性で選んだ世界の最高ブックストアが50店!
写真とちょっとした説明で紹介されています。
書店と言いつつも、まるで美術館のようなお店から
個性溢れる書店まで、世界の本屋さんを通じて
世界をぐるっと旅したような気分になる心踊る一冊。

そして、こちらが大倉さんが撮影した「本の海」(笑)
大倉さん図書館1.jpg

大倉さん図書館2.jpg

アイルランド共和国の首都ダブリンにある
ダブリン大学トリニティ・カレッジのオールドライブラリー
そこの2階にあるロングルームと呼ばれる図書館。
(ヨーロッパで最も大きなワンフロアの図書館)
大倉さん図書館3.jpg

一度は訪れてみたい本の海…ですよね。

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年03月15日

武者無類―月岡芳年の武者絵

今夜、杏ちゃんが持ってきたのは、こちら!

杏セレクト
武者無類.jpg

編集:歴史魂編集部 アスキー・メディアワークス

『浮世絵とは、江戸時代のみにあらず!!』

江戸時代ではなく…幕末から明治前期にかけて活躍した
浮世絵師、月岡芳年作品の中から「武者絵」だけを集め編集した一冊。
世相が不安定だった幕末では、「血みどろ絵」残酷的な浮世絵が
ひとつのブームになった。その中で頭角を表したのが月岡芳年。
今作は、その類ではなく明治の世になってから出した「揃絵(そろいえ)」
シーリーズ化された武者たちを描いた作品を紹介しています。
それは遡ること、ヤマトタケルノミコトから始まり平安、源平、鎌倉…へと
続いていきます。色鮮やかでありながら描き方の視点にも注目が集まっています。

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年03月08日

繊細な真実

今夜、大倉さんが持ってきたのは、こちら!

大倉眞一郎セレクト
繊細な真実.jpg

著者:ジョン・ル・カレ 早川書房

『知らなければ良かった真実に蓋をしておけるか…?』

イギリスのスパイ小説の巨匠!ジョン・ル・カレの最新作!
御年、81歳で描いた国家の秘密とは!?

「寒い国から帰ってきたスパイ」「裏切りのサーカス」
「ナイロビの蜂」など、数々の作品が映画化もされています。
今回は、スパイ小説ではなくある事を知ってしまった外交官たちの話。
実在の話ではないのに、現代の社会が抱える問題とリンクしている様は、
どこか、リアリティーを感じる。
巨匠、ジョン・ル・カレが描く繊細な真実とは?
そして、そこにある世界の闇とは?

BOOK BAR staff| 00:48 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年03月08日

城塞

今夜、杏ちゃんが持ってきたのは、こちら!

杏セレクト
城塞.jpg

著者:司馬遼太郎 新潮社

『近年の仕事の中で一番緊張しました!』

こんなキャッチフレーズと共に紹介してくれたのは、
司馬遼太郎さんの「城塞」。
その杏ちゃんがとてつもなく緊張したお仕事とは、
先月大阪で行われた『司馬遼太郎 第19回菜の花忌シンポジウム』
パネリストとして登場したそうです。
そんな、司馬遼太郎大先生の1冊600頁はあるとても分厚い(笑)
上・中・下からなる長編大作を持ってきてくれました!

このタイトルにある「城塞」とは「大阪城」のことで、
まさに大阪城が主人公となる物語。
大阪冬の陣と大阪夏の陣をテーマに滅びゆく大阪城の
悲劇が描かれてます。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年03月01日

太陽・惑星

今夜、大倉さんが持ってきたのは、こちら!

大倉眞一郎セレクト
太陽・惑星.jpg

著者:上田岳弘 新潮社

『小説とは虚構であることを暴きながら完全に小説として成立している小説!』

デビュー作の「太陽」、そして先日の芥川賞にもノミネートされた「惑星」が
1冊になった小説集。プロットも物語も違う小説ですが共通している2つの物語。

ある印象を抱くと、読み進めるにつれそれとはまた真逆の印象に変化する。
観念的でありつつ極めて具体的である、混沌としていつつも論理的である
ドロドロしていながら乾いている、未来が過去形で語られる、
そして主人公は、全ての登場人物ある、などなど…まるで禅問答のような小説。
上手く説明は出来ないが、とにかく手に取ってほしい1冊。

BOOK BAR staff| 00:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年03月01日

蘇る幕末 ライデン大学写真コレクションより

今夜、杏ちゃんが持ってきたのは、こちら!

杏セレクト
蘇る幕末.jpg

編さん:後藤和雄、松本逸也 朝日新聞出版

『もはや謝っておきます…すみません!』

そんなキャッチフレーズと共にピックアップしたのは、
1987年に出版された幕末の時代を写した写真集。
その名も「蘇る幕末」!
サブタイトルにもあるオランダの「ライデン大学」が
所蔵していた古い日本の写真、まさに激動の時代を写した
数々を1冊にまとめています。
150年前の日本、そこにはどんな営みや街並みがあったのか?
大きく時代が動いたあの時代、人々は何を想い何を見つめたのか?
厳選された450点から、まさに幕末が蘇ります。

BOOK BAR staff| 00:12 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年02月22日

ふうらい姉妹

今週は「杏と大倉のこのマンガがすごい!」と題して、
いまこそ読むべきマンガを紹介していきます。
今夜、大倉さんが持ってきたのは、こちら!

大倉眞一郎セレクト
ふうらい姉妹.jpg

著者:長崎ライチ エンターブレイン

『このマンガを一緒に笑える人と結婚しなさい!』

そのタイトルの通り、姉妹が主人公の4コマ漫画。
どんな姉妹かというと帯には、美人だけど阿呆で残念な姉と
しっかり者に見えて阿呆なもったない妹…どんな?!
姉妹して阿呆ってこと??
このマンガの面白さは説明しにくいと語る大倉さん。
なので、是非手に取ってその阿呆な姉妹の姿を確認してみて下さい。
ちなみに著者の長崎ライチも姉妹とのこと。
姉の長崎さん、妹のライチさん。
少女漫画の王道をいくようなタッチの絵にシュールな4コマ。
これは、くせになりそうな予感…。

BOOK BAR staff| 00:41 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年02月22日

千年万年りんごの子

今週は「杏と大倉のこのマンガがすごい!」と題して、
いまこそ読むべきマンガを紹介していきます。
今夜、杏ちゃんが持ってきたのは、こちら!

杏セレクト
千年万年りんごの子.jpg

著者:田中相 講談社

『青森の景色のように雪深く冷たくけれど、暖かい』

都会から雪深い青森の地に婿入りした雪之丞
彼は、その土地でりんごまつわる禁忌に触れてしまったがために
様々な事に巻き込まれていく…。
アダムとイブの時代から甘酸っぱくて甘美なりんご。
そこには得体のしれない伝説や風習があった。

この連載が初連載となった田中相さんは、「千年万年りんごの子」で
第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞も受賞されています。
全三巻と既に完結しているので、まさに今がおすすめのマンガです!

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年02月15日

インドクリスタル

今夜、大倉さんが持ってきたのは、こちら!

大倉眞一郎セレクト
インドクリスタル.jpg

著者:篠田節子 角川書店

『私はインドの事を何も分かっていなかった!』

著者、篠田節子の作家生活25周年を記念した作品。
1250枚からなる超大作です!
物語は、人工水晶の製造開発会社を営む社長が自ら
マザークリスタルの買い付けをインドに行くところから始まります。
そこからインドを舞台に様々な出来事が起こります。
ある少女との出会いから、インドの闇の奥地へと足を踏み入れていく。
私達が知るインドとは、また違った圧倒的なインドの現実がそこにある。
著者の篠田さんいわく、身の回りの事を題材に書くのは、小説
民族・文明・文化を書くのは、大説
まさに「インドクリスタル」は、そういうつもりで書いた…と。
1250枚に込められた「大説」、一度確認してみて下さい。

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年02月15日

狩りガールが旅する おいしいのはじまり  山のごちそうをいただきます!

今夜、杏ちゃんが持ってきたのは、こちら!

杏セレクト
狩りガールが旅する.jpg

著者:あり/新岡薫 講談社

『歴史的にも日本には大変馴染みのある動物です!』

馴染みのある動物とは…それは「鹿」です!
東京でOLとして働いていた著者のありさんが、
「鹿」を食べた所から「鹿」に興味を抱き
狩りガールになった経緯や狩猟の世界がまとめられています。
「おいしいのはじまり」と、タイトルにもあるように
「鹿」が、とても美味しかった事から彼女の人生は一変していきます。
「狩り」から「食べる」までが丁寧に綴られているこちらの1冊は、
元々は、WEBで発表していた漫画連載を生き物ルポライターの
新岡薫さんがまとめられた共著でもあります。
「鹿」を通じて出会った2人の美味しい「狩りLIFE」注目です!

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年02月08日

内蔵とこころ

今夜、大倉さんが持ってきたのは、こちら!

大倉眞一郎セレクト

内蔵とこころ.jpg

著:三木成夫 河出書房新社

『脳から体へ!』

個性的なタイトルと表紙が印象的な一冊。
著者の三木成夫さんは、東大の医学部を経て
解剖学研究室で研究をされた後、なんと東京芸術大学教授として
教鞭もとられた経歴を持つ解剖学者。
三木成夫さんのデビュー作であり、初版出版から30年以上もの
時間を経て文庫化された伝説的名著です。
宇宙のリズムと人間は本来合致するべきだ!と、
脳の機能を十分に承知していながらも、あえて身体感覚を
もう一度取り戻すような、生き方を提唱されています。
実感をえていく感覚、体験を通じてえられていく感覚を
子供の発育過程をなぞりながらどのように「こころ」と「内臓」が
形成されていくのかを説いています。

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年02月08日

はじめての世界一周

今夜、杏ちゃんが持ってきたのは、こちら!

杏セレクト
はじめての世界一周.jpg

著:吉田友和、松岡絵里 PHP研究所

『みなさん、時間を作るべきです!そして、旅に出るべきです!』

そんなキャッチフレーズと共に紹介されたのは、
ずばり!「世界一周」旅行の徹底ガイド!
とはいえ「世界一周」というとある意味旅の最高峰でもあり
かなりハードルが高いイメージもありますが、ページをめくるごとに
意外にも現実味が帯びてくる世界一周旅行。
この本では、旅に出る前の素朴な疑問からルートの立て方のコツ、
航空券の最新情報まで、今すぐにでも飛び立てそうな情報が満載。
そして、著者夫婦が巡ったオススメの主要51ヶ国を美しい写真が
オールカラーで掲載!
さらに、美女率&イケメン率、ここなら住めると思った街など
ランキング形式で紹介。まさに旅に出たくなる一冊です。

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年02月01日

ナオミとカナコ

今夜、大倉さんが持ってきたのは、こちら!

大倉眞一郎セレクト

ナオミとカナコ.jpg

著:奥田英朗 幻冬舎

『女性2人の物語、5年に出るか出ないかの1冊!』

出ました…!5年に一冊!
ベストセラー作家、奥田英朗の最新作!
まさに奥田ワールド全開、待望のサスペンス小説。
大倉さん曰く、帯に書かれた言葉すら言いたくない。
ただただ、読んで頂きたい一冊とのこと。
先がどうなるか分からない面白さを堪能してほしい。
導入としては、そのタイトルの通り
「ナオミとカナコ」この2人の女性の物語。
そして、二人の運命にかかわる男が一人。
果たして彼女たちが辿る運命とは…。

BOOK BAR staff| 00:39 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年02月01日

小犬のカイがやって来て

今夜、杏ちゃんが持ってきたのは、こちら!

杏セレクト

小犬のカイがやって来て.jpg

著:清野恵里子 絵:スソアキコ 幻冬舎

『永遠の子供!手間はかかるが…とてもかわいい!』

大変な愛犬家でもある著者、清野恵里子さんが
大好きな犬との日々を綴ったエッセイ。
多い時では、七匹もの犬と暮らしていた時期もあるようです。
犬種は様々、ラブラドールレトリーバーにハスキー犬、
柴犬に雑種と、タイトルにある「小犬のカイ」君は、
ラブラドールレトリーバー。
七匹もいれば、犬同士の関係にも序列が生まれ喧嘩も起こり、
いたずらをする問題児も出てきます。
もちろんエサ問題や散歩の日々、とても大変だけれども喜びも多い
愛おしい日々、そして時には先に見送らなければならない
時もやってきます。そんな犬との大切な時間が綴られています。

BOOK BAR staff| 00:12 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年01月25日

丹波篠山 古民家をめぐる見聞帖

今夜、大倉さんが持ってきたのは、こちら!

大倉眞一郎セレクト

古民家をめぐる見聞帖2.jpg

企画監修:谷垣友里、片平深雪 一般社団法人ROOT

『古い物を残すのではなくて、古い物を使う!』

兵庫県の丹波篠山で再生された古民家を紹介した著書。
インタビュー編と案内マップ編に分かれており、
インタビュー編では、古民家再生に携わった方々のインタビューが
それぞれの立場から語られおり、どのように古民家を
再生していくのかが分かりやすく綴られています。
そして、案内マップ編では、2008年〜2013年の間に再生された
19軒を実際に巡るための地図が市内マップと共に紹介されています。

BOOK BAR staff| 00:36 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年01月25日

中野京子が語る 橋をめぐる物語

今夜、杏ちゃんが持ってきたのは、こちら!

杏セレクト

中野京子が語る.jpg

著:中野京子 河出書房新社

『それは物体でもあり、概念でもあり、象徴でもある!』

『怖い絵』でも有名な中野京子さんが語る
「橋をめぐる物語」。こちらはそのタイトルの通り
ずばり「橋」についてのお話。
実在する橋から計画途中の橋、今はもうなくなってしまった橋まで
古今東西、世界中の橋についての逸話が30話収録されています。
これを読むと「橋」に対する概念が変わるかも…。

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年01月18日

魔女の宅急便

今夜、大倉さんが持ってきたのは、こちら!

大倉眞一郎セレクト

魔女の宅急便.jpg

著:角野栄子 角川書店

『キキ、大〜好き!!!』

こんなキャッチフレーズと共に紹介されたのは、
スタジオジブリの映画化でとても有名な作品ですが、
今回、原作を初めて読んだそうです。
きっかけは児童文学に縁遠かった大倉さんに
「読んでみたら?」知り合いから勧められた1冊。
物語はご存知、魔女の少女キキが13歳になり
一人立ちをする事になります。満月の夜キキは黒猫のジジと共に
ほうきにまたがりラジオを聞きながら海辺の町コリコへと降り立ちます。
少女の成長と彼女を取り囲む人々の日常を描いています。

BOOK BAR staff| 00:42 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年01月18日

理系女子あるある 愛すべき!?理系女子の生態公開

今夜、杏ちゃんが持ってきたのは、こちら!

杏セレクト

理系女子あるある.jpg

著:みやーん イラスト:村澤綾香
監修:理系女子大生コミュニティ凛 トランスワールドジャパン

『異性に敬遠されがちな彼らの存在!でも実はとっても素敵な存在なんです!』

明後日、1月19日(月)夜9時からスタートする
杏ちゃん主演ドラマ「デート 〜恋とはどんなものかしら〜 」で
理系女子を演じるため、参考の為に手に取った1冊。

リケジョ(理系女子)、最近はよく耳にするようになった
言葉でもありますが読んで字のごとく理系の女子学生や
女性研究者のことを意味する言葉。
科学的思考ゆえ、少し独特な言葉使いや生活習慣を
そんな彼女たちの生態を「あるある」スタイルで紐解いています。

理系女子は計算が早い「割り勘」は瞬時!
論理的思考の為、ゲームの説明が上手い!
それゆえ、普通の女子にはない頼もしさがある。
などなど、そのユニークな世界をご堪能下さい。

BOOK BAR staff| 00:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年01月11日

トラッシュ

今夜、大倉さんが持ってきたのは、こちら!

大倉眞一郎セレクト

トラッシュ.jpg

著:アンディ・ムリガン 株式会社KADOKAWA メディアファクトリー

『2015年は、希望で幕を開けて下さい!』

1月9日から映画化作品も公開になった「トラッシュ!-この街が輝く日まで
そちらの原作本「トラッシュ」です。
物語の舞台は現代、架空の街にあるゴミ山、スラム。
そこには、生活の為にゴミを拾って生きる3人の少年いた。
彼らはある日、ゴミ山で小さな鞄を拾う。中には少しのお金と鍵と
身分証明書…。それらには、国家をも揺るがす秘密が隠されていた。
少年たちは、インターネットを駆使し秘密を解読してゆく。
スリルの向こうには、感動のラストが!!
大倉さんおすすめの必読書!是非、原作&劇場でご堪能あれ!

BOOK BAR staff| 00:42 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年01月11日

欧米人の見た開国期日本―異文化としての庶民生活

今夜、杏ちゃんが持ってきたのは、こちら!

杏セレクト

欧米人の見た開国期日本.jpg

著:石川栄吉 風響社

『私の歴史的萌えポイントは、これだな!』

社会人類学者の石川栄吉さんが欧米人の記録から綴った
開国期日本の歴史書。
杏ちゃんも大好きな幕末、日本の夜明け…。
欧米人たちはどのように日本国をみていたのだろうか?
驚きおののいた文化から、関心した生活習慣まで。
それまで閉ざされていた「神秘の国」だけに
外国から大変注目されていた我が国、日本。
勤勉で真面目!時間にもきっちりしている!
そんなイメージも強い日本人ですが意外にも時間にルーズで
不潔だった…??なんて驚きの史実も飛び出します。

BOOK BAR staff| 00:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年01月04日

マップス  新・世界図絵

今年最初に大倉さんが持ってきたのは、こちら!

大倉眞一郎セレクト

マップス.jpg

作・絵:アレクサンドラ・ミジェリンスカ&ダニエル・ミジェリンスキ
訳:徳間書店児童書編集部  徳間書店の児童書

『今年は、世界だぁぁ!!』

世界で50万部を売り上げるという大人気作品!
「MAPS 新・世界図絵」!!
こちらは、ポーランドで人気の絵本作家夫妻が描いた
世界42ヶ国の世界地図です!縦40cm×横30cmほどの大きさで、
作家夫妻が3年の月日をかけて制作されました。
地図は地図でも、その国の特徴をかわいいイラストで紹介しています。
イラストの内容は食べ物や歴史的建物、動物、植物、人気の人物などなど。
あらゆる分野を網羅していますが、世界を旅してきた夫妻の主観も
若干入っているところが実にユニークです。
そのひとつとして、各国の代表的な男女の名前もイラストと共に
紹介されていますが、我が日本では、男性があきら、女性がみさき!
太郎と花子ではないところが、日本人としては不思議な感じもしますが
そんなひとつひとつのチョイスも気になる作品です。

BOOK BAR staff| 00:43 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年01月04日

presents

今年最初に杏ちゃんが持ってきたのは、こちら!

杏セレクト

presents.jpg

著:角田光代 絵:松尾たいこ 双葉社

『お正月ということで…おめでたい本を持ってきました!』

2015年、杏ちゃんが最初に持ってきたのはタイトルの通り
プレゼントにぴったりな1冊。
それもそのはず、帯がプレゼント用のリボンのようになる仕組み。
色鮮やかでいて淡いその雰囲気は、まさにおめでたい!
内容は、女性が一生の中でもらう、あげるであろう「プレゼント」を
テーマに12編からなる短編小説集。
登場人物は様々、名前、ランドセル、初キス、年代もプレゼントも様々。
時には甘く、時には苦く、そして時々酸っぱいような…、
単純ではないからこそ愛おしい物語が詰まっています。
松尾たいこさんが描くイラストにも注目です。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年12月28日

■BOOK BAR大賞■

年末恒例の「BOOK BAR大賞」!

1年を通してたくさんの作品をご紹介してきましたが、
2人がそれぞれ今年読んだ中で一番良かった一冊を選びました!

◆杏ちゃんのBOOK BAR大賞◆
恋歌.jpg

恋歌

著:朝井まかて 講談社

動乱の幕末を生きた歌人、中島歌子が主人公の恋愛小説。
その名も「恋歌(れんか)」。

加賀まりこさんにおすすめられた一冊だったそうです。
そんな思い出も加味されて今年の大賞に選ばれました!


◆大倉さんのBOOK BAR大賞◆

透明な迷宮.jpg

透明な迷宮

著:平野啓一郎 新潮社

平野啓一郎の初の短編集。
短いものは20ページから綴られた6編の短編が集録。

この作品で大倉さんは改めて短編の素晴らしさを再確認!
ご紹介した時のキャッチフレーズは…

この10年で読んだ短編集で最も大事にしたい本です

でした。間違いなしの「BOOK BAR大賞」!

BOOK BAR staff| 00:59 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年12月28日

キャプテンサンダーボルト

今年最後に大倉さんが持ってきたのは、こちら!

大倉眞一郎セレクト

キャプテンサンダーボルト.jpg

著:伊坂幸太郎/阿部和重 文藝春秋

『2人が世界を救う!!』

大倉さん曰く、2014年この本を読めて幸せだ!
最後の週に「BOOK BAR」で紹介できて嬉しい!と、
言わせた最強の1冊!
それもそのはず、人気作家の伊坂幸太郎氏と阿部和重氏が
タッグを組んで書き上げた最新著書!
普段はプロットを書かない伊坂さんが綿密なプロットを書き上げ、
章ごとに書き別けているがその強烈な2人の存在は常に感じる事が
できる。物語の方も2人の男性が主人公。
東北の蔵王に墜落したとされる「B29」、何故そこに落ちたのか?
その謎には世界を揺るがす衝撃が待っていた。

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年12月28日

れもん、よむもん

今年最後に杏ちゃんが持ってきたのは、こちら!

杏セレクト

れもん、よむもん!.jpg

著:はるな檸檬 新潮社

『タイムスリップして…子供の頃から本の虫でした!って言いたい!』

漫画家、はるな檸檬さんによる自伝的コミックエッセイ。
映画化でも話題になった「海月姫」の作家、東村アキコさんと同郷であり
同じ絵画教室に通っていたという過去を持つ彼女は、まさに「本の虫」。
幼少期から青春期、そして現在に至るまでに出会ってきた本や作家
自身を成長させ、大人にしてくれた作品とは?
我を忘れ恋した作家とは?本を通してのコミュニケーションとは?

2014年最後に紹介したのは、杏ちゃんの読書熱を1度も2度も上げた
読書家にはたまらない1冊でした!

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年12月21日

居酒屋の誕生─江戸の呑みだおれ文化

今週、大倉さんが持ってきたのは、こちら!

大倉眞一郎セレクト
居酒屋の誕生(江戸の呑みだおれ文化).jpg

著:飯野亮一 ちくま学芸文庫

『杏ちゃん、この後くいっと一杯行くかい?!』

そのタイトルの通り「居酒屋の誕生」を紐解いた1冊。
居酒屋の誕生は、男性の単身の暮らしが多かった江戸時代。
現在でいう所の単身赴任。男性1人の暮らしでの煮炊きは
大変ということで、当初はお酒のみを出していた酒屋で
芋煮などの煮物を出した流れから時代と共にメニューも増え、
今では家族でも楽しめるバラエティー豊かなスポットになっています。
そんなルーツとなっている江戸の呑みだおれ文化を当時の
日記や川柳などの資料を元に丁寧に描かれています。
挿絵も多く、当時の雰囲気なども分かりやすく描かれています。

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年12月21日

往復書簡「カメオのピアスと桜えび」

今週、杏ちゃんが持ってきたのは、こちら!

杏セレクト
往復書簡「カメオのピアスと桜えび」.jpg

著:清野恵里子/有田雅子 集英社

『こんなメールのやりとりすべきです!!』

こんなキャッチフレーズと共に紹介されたのは、
文筆家の清野恵里子さんと友人の有田雅子さんの
メールによるやり取りを1冊にまとめた往復書簡集。
清野さんは日本在住、そして有田さんはアメリカ在住と
遠く離れていた2人を繋いだのは、有田さんの最愛の
パートナーである写真家の有田泰而さんが
亡くなった事を知らせるところから始まりました。
大きな喪失感、癒えることのない悲しみの日々、
そんな中から始まった2人のやり取り。
早さや即効性といったメッセージではなく、
日々の思いや暮らしを丁寧に大切に綴っています。
気になるタイトルの「カメオのピアスと桜えび」は、
2人のやり取りの中に登場しています。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年12月14日

夜また夜の深い夜

大倉さんの「わたしが愛した作家」とは、こちら!

大倉眞一郎セレクト

夜また夜の深い夜.jpg

著:桐野夏生 幻冬舎

『桐野夏生の小説を読んで女性を知りました!』

こんなスキャンダラスな(笑)キャッチフレーズと共に
大倉さんが紹介したのは、桐野夏生さんの最新刊
「夜また夜の深い夜」。
大倉さんの桐野さん初体験は、長い海外赴任から帰国して
すぐに手に取った「OUT」。あまりの衝撃に以後、
全作品読まれているとの事。
「夜また夜の深い夜」もまた女性が主人公。
前半は、イタリアに住む18歳の日本人女性の手紙だけで
構成されている。最初の手紙は、なんだかたどたどしく
なんだろう?と感じるが、ある母娘が世界中を転々と
暮らし逃亡生活をしている事が分かる。
そこからじわじわ、読み進めるにつれ物語の輪郭が
浮かび上がってくる。意外な展開に読者はどこまでついて行けるのか?

BOOK BAR staff| 00:41 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年12月14日

無事、これ名馬

杏ちゃんの「わたしが愛した作家」とは、こちら!

杏セレクト

無事、これ名馬.jpg

著:宇江佐真理 新潮社

『あったかい涙を流したいならこの方の本しかないでしょう!』

今週は「わたしが愛した作家」と題して、
それぞれ1冊持ち寄っています。
杏ちゃんがセレクトしたのは、やはり時代小説の名手
宇江佐真理さんの「無事、これ名馬」。

宇江佐さんと言えば映画化もされた「雷桜」や
「髪結い伊三次捕物余話シリーズ 」など、
江戸の市井の方々の人情を書かせればこの人!と
言ってもいいほど、江戸の景色が目に浮かびます。
杏ちゃんは、あまりにも好き過ぎて気持ちを抑えた結果
「BOOK BAR」での紹介は、今回5年振りとなりました!
この作品、名馬が主人公ではなく江戸の火消の頭と
武家の息子のお話。2人の主人公を取り巻く
キャラクターも愛おしさに溢れていてほっこりする物語。
本当の名馬とは足の速さでもなく、強さでもない。
ちゃんと最後まで目的地に辿り着けたり、
主人のお役に長くたてるのが本当の名馬なのでは…。
と、そんなエッセンスが少年の成長や彼を見守る人達の
人生をもキラキラと綴られています。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年12月07日

石の虚塔 ―発見と捏造、考古学に憑かれた男たち―

今週、大倉さんが選んだのはこちらのノンフィクション作品!

大倉眞一郎セレクト

石の虚塔.jpg

著:上原善広 新潮社

『掘ることは歴史を発見すること、あるいは作ること!』

石に魅せられ、石の歴史を見出し、石に憑りつかれてしまった
日本の考古学界の天国と地獄を描いた1冊。
「世紀の発見」と呼ばれた岩宿遺跡を見出した、相澤忠洋
「旧石器の神様」と呼ばれた考古学者、芹沢長介
そして「神の手」とまで呼ばれ旧石器時代の石器を次々と
掘り当てていたが石を捏造していたアマチュア考古学者の藤村新一。
彼らのインタビューも交え日本の考古学界の裏側に迫る!

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年12月07日

オリエント急行の殺人

今週、杏ちゃんが選んだのはこちら!

杏セレクト

オリエント急行の殺人.jpg

著:アガサ・クリスティー 早川書房

『マルチに楽しめる作品です!』

ミステリー界の女王、アガサ・クリスティーの名著
「オリエント急行の殺人」。

杏ちゃんも出演する新春スペシャルドラマ
オリエント急行殺人事件」の原作です。

物語の舞台は、華やかで近代的かつクラシカルな1930年代、
パリとイスタンブールを繋ぐ列車「オリエント急行」の中で
ある殺人事件が起こる。列車という密室の中、
乗客たち1人1人には完璧なアリバイがある!
しかし、確かに犯人も列車の中にいるはずだ…。
乗り合わせた私立探偵ポアロの名推理が始まります。

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年11月30日

邂逅の森

今週、大倉さんが選んだのはこちらの長編小説!

大倉眞一郎セレクト

邂逅の森.jpg

著:熊谷達也 文藝春秋

『BOOKBARでは、必ず年に1度は熊が登場する本を取り上げます!』

「熊」…確かにBOOKBARでは、多く取り上げて参りましたが、
こちらは、2004年に直木賞、山本周五郎賞を史上初めて
ダブル受賞した感動巨編、「邂逅の森(かいこうのもり)」。
山の狩人「マタギ」を主人公にしたお話です。
物語は大正3年の冬、山形県のある山中で狩りをしている
シーンから始まります。そんな山での暮らしやマタギとしての人生。
そこには様々な喜びや葛藤、そして、恋もありました。
大倉さんいわく「ラストは圧巻!」…どんな最後が待っているのでしょうか。

BOOK BAR staff| 00:43 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年11月30日

学生時代にやらなくていい20のこと

今週、杏ちゃんが選んだのはこちら!

杏セレクト

学生時代にやらなくていい20のこと.jpg

著:朝井リョウ 文藝春秋

『だまされちゃいけません!これはビジネス書でも指南書でもありません!』

映画化もされ大ベストセラーにもなった『桐島、部活やめるってよ』の
著者、朝井リョウさんの初エッセイ集。
タイトルから感じるようなビジネス書でも、指南書でもなく、
杏ちゃんいわく、大学生活爆笑エッセイなのです!
朝井リョウさんと言えば、大学生時代に作家としてデビューし、
その才能は数多くの賞にも輝きました。
どんな学生生活を送り、何を考え取り組んでいたのか?
そこには、爆笑のエピソードが満載です!

BOOK BAR staff| 00:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年11月23日

ぶっぽうそうの夜

今週、大倉さんが選んだの超重量級小説!

大倉眞一郎セレクト

ぶっぽうそうの夜.jpg

著:丸山健二 河出書房新社

『過剰に生きる!!』

タイトルや装丁からして不気味な雰囲気漂う超重量級小説!
このタイトルにある「ぶっぽうそう」とは「鳥」の名前の事。
大倉さん曰くとっつきにくいという1冊。
その理由の1つは、主人公である「私」の主観、語り口だけで
全編進められる。会話も一切出てこない。
そして、物語の時代背景や場所、主人公、登場人物の名前は
誰1人としてない。
そんな中語られていく物語もまた重量級。
人生を捧げた仕事にピリオドを打った主人公の「私」は、
死に場所を求めて故郷へと戻る。
しかし、その故郷とは「私」にとって暗くて嫌な思い出しかない。
妹は惨殺され、母は自殺、弟は人を殺め失踪…
死ぬ為に訪れた暗い影を落とす故郷で、「私」は、一体どんな
「過剰な生」を手に入れるのか?

BOOK BAR staff| 00:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年11月23日

恋歌

今週、杏ちゃんが持ってきたのは…、
1日で読んでしまったというこちらの1冊です!

杏セレクト

恋歌.jpg

著:朝井まかて 講談社

『辛い、苦しい、恋しい、という色々な種類のこれらの感情が味わえます!』

伊集院静、桐野夏生、東野圭吾といった、そうそうたる面々が
帯文を書いているのは、動乱の幕末を生きた歌人、中島歌子が
主人公の恋愛小説。その名も「恋歌(れんか)」。
中島歌子は、樋口一葉の歌の師匠であり、歌塾「萩の舎」を
主宰していた事でも有名ですが、ここでは天狗党の林忠左衛門の
妻でもあった波乱の生涯が綴られています。
動乱の幕末、熱烈な恋の裏には「辛い、苦しい、恋しい」という
様々な感情が溢れています。

BOOK BAR staff| 00:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年11月16日

スタープレイヤー

今週、大倉さんが選んだのはこちら!

大倉眞一郎セレクト

スタープレイヤー.jpg

著:恒川光太郎 角川書店

『世界をタブレットで作ります!』

こんなキャッチフレーズと共に紹介してくれたのは、
先週の「一冊入魂」で八重洲ブックセンターの平井真実さんも
紹介してくれた1冊、恒川光太郎の最新著書「スタープレイヤー」!
物語は、30代の女性がある日、街中で大きな白い男にくじ引きを
渡されるところから始まる。
その女性は見事「当たり」を引き当て「スタープレイヤー」となる。
そこから異世界へと飛ばされ10の願いを叶えていく…。
現実世界で問題を抱えていた彼女が「スタープレイヤー」となり
どんな望みや願いを叶えていくのでしょうか?

BOOK BAR staff| 00:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年11月16日

そして、星の輝く夜がくる

今週、杏ちゃんが持ってきたのこちらの1冊!

杏セレクト

そして、星の輝く夜がくる.jpg

著:真山仁 講談社

『忘れてはいけないもの!そして、さらに強くなっていく秘密があります!』

2014年3月11日に発売された、真山仁さんの最新著書。
真山仁さんと言えば、社会的な問題を取り上げた
「ハゲタカ」や「コラプティオ」などが有名ですが、
今作「そして、星の輝く夜がくる」はハートフルな連作短編集。
物語の主人公は、阪神淡路大震災を経験した小学校の教師。
時を経て、東日本大震災後の宮城県のある小学校へと赴任する。
震災を経験した子供たちが抱える憤りや葛藤、そして被災地で
交わされる様々なやり取りからドラマが生まれ物語は進んでいく。
色んな感情に溢れ、最後には「じん」とくる1冊です。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年11月09日

九龍城探訪 City of Darkness 魔窟で暮らす人々

今週、大倉さんが選んだのは、こちらの1冊!

大倉眞一郎セレクト

九龍城探訪.jpg

著:グレッグ゙・ジラード/イアン・ランボット イースト・プレス

『世界で一番行きたかったところ!!』

今はなき“魔窟”香港の九龍城を取り上げた1冊。
1993年に取り壊されるまで、一時期は5万人の人々が
暮らしたという巨大コミュニティー。
どこの政府も関与しない無政府、治外法権。
独自の文化と文明を気付き上げた「無法地帯」。
当時暮らしていた人々のインタビューや写真などを掲載。
今では考えられないような実態がそこにはあります。
なくなってしまったからこそ、憧れる…。
そんな、場所なのかもしれません。

BOOK BAR staff| 00:42 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年11月09日

長州シックス 夢をかなえた白熊

今週、杏ちゃんが持ってきたのは思わずジャケ買いしてしまったという1冊。

杏セレクト

長州シックス.jpg

著:荒山徹 講談社

『こんなん、いるはずないでしょう!いいんです、いなくたって…。』

こんなキャッチフレーズと共に紹介したのは、
「長州ファイヴ」ならぬ「長州シックス」のお話。
幕末の開国前の時代、長州藩の欧州遠征でイギリス・ロンドンに
向かった長州シックスの面々。すなわち架空の志士たち。
彼らは、文明を学び、激動の時代をどう生きたのか?!
ファンタジーあり、エンターテイメントあり!
歴史好きをも虜にする、5編の短編集。
かわいらしい「シロクマ」のイラストが印象的な1冊です。
何故、シロクマ…?それは、読んでからのお楽しみ。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年11月02日

夫婦善哉

今週、大倉さんが選んだのは、こちらの1冊!

大倉眞一郎セレクト

夫婦善哉.jpg

著:織田作之助 新潮社

『夫婦っていうのは、どういう状況の時、
うまくいっているという事になるんでしょうかね?』

「BOOK BAR」初登場の織田作之助作品!
貧乏暮らしで育った人気芸者の蝶子と女房子供もいる
化粧品卸問屋の放蕩息子、柳吉との恋の物語。
親にも勘当され、2人だけの生活が始まりますが…
働かない柳吉、それに振り回される蝶子。
せっかく働いて貯めたお金も使われたり、転々と商売も
生活も変えて日々を送る。
ダメすぎる男に、それでも絶対に離れられない女。
そんな夫婦の物語が綴られています。

BOOK BAR staff| 00:41 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年11月02日

ワセダ三畳半青春記

今週、杏ちゃんが持ってきたのはこちらの1冊!

杏セレクト

ワセダ三畳半青春記.jpg

著:高野秀行 集英社

『青春と呼ぶには少し年がいっているかもしれませんが…
             だからこそ大人の人に届くのかもしれません』

著者、高野秀行氏の自叙伝。
タイトルの通り、早稲田大学の正門から徒歩5分の所にある
三畳一間の木造二階建てのアパートで暮らした日々が綴られています。
高野秀行さんと言えば、早稲田大学の探検部。そんな在学時期だけではなく
1989年から2000年まで暮らした11年間の物語。
友人たちは就職し社会へと出ていったが、就職もせずある意味
自身のスタイルを貫き通した青春記でもあります。
とにかく笑える!酒飲み書店員が選ぶ1冊としても選ばれています。

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年10月26日

ずるずる、ラーメン

ラーメン代表の大倉さんが選んだのは、こちらの1冊!

大倉眞一郎セレクト

ずるずる、ラーメン.jpg

河出書房新社

『ラーメンのある風景は、美味くても不味くても心が和みます!』

こちらも「ラーメン」にまつわる随筆集!
各界の著名人達が「ラーメンのある風景」をテーマに
様々な角度からラーメンへの思いを綴っています。
それは、インスタントラーメンをはじめ、物語の中に登場する
ラーメンや、あの時あの場所で食べた、見た、ラーメンのお話…等々。

美味しくて豊かな風景を32篇集めています!

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年10月26日

アンソロジー カレーライス!!

今週は、杏ちゃんがカレー代表!持ってきたのはこちらの1冊!

杏セレクト

アンソロジー カレーライス.jpg

PARCO出版 写真:佐内正史

『サラサラですか?ドロドロですか?ゴロゴロですか?
       あなたにそれぞれのカレーがあるはずです!』

まさに、カレーアンソロジー!
心に沁みるカレー随筆が33篇が詰まった1冊。

書かれているのは、池波正太郎さん、小津安二郎さん、
井上ひさしさん、伊丹十三さん、向田邦子さん、
そして、よしもとばななさん…などなど、
33人の作家や映画監督をはじめとする著名人たちの
カレーにまつわる素敵なお話。

貧しかったあの頃食べたカレーの味。
そこには昭和の思い出なども詰まっています。

BOOK BAR staff| 00:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年10月19日

四人組がいた。

今週大倉さんが選んだのは、こんな1冊!

大倉眞一郎セレクト
四人組がいた.jpg

著:高村薫 文藝春秋

『えぇ!!高村薫がユーモア小説を書いてるの??』

初のユーモア小説に挑んだという、高村薫の最新著書。
集会所に集う四人の老人たちを中心に、熊や鹿、狸にタニシまで、
様々な生き物達を巻き込んだユーモアありシュールあり、
そして、ファンタジーありな十二編の短編小説。
ここにきて初めて挑んだという高村薫の新天地!
どんな物語が綴られているのでしょうか?

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年10月19日

跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること

今週、杏ちゃんが持ってきたのはこちらの1冊!

杏セレクト
跳びはねる思考.jpg

著:東田直樹 イースト・プレス

『こんなにも飛び跳ねる思考を持っていたんですね!』

13歳の時に執筆した『自閉症の僕が跳びはねる理由』が、
英米でもベストセラーとなり話題となった東田直樹さんの
最新著「跳びはねる思考」。
著者の東田さんは、会話のできない重度の自閉症でパソコンや
文字盤を駆使し言葉を紡いでいく。
そんなかれの日々の生活で生まれた思いを綴ったエッセイ。
人とのコミュニケーションで感じる事、思う事から
人生や運命とはどんな事なのか、そして、幸せとは…何なのか?

BOOK BAR staff| 00:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年10月12日

泣けない魚たち

今週大倉さんが選んだのは、こんな1冊!

大倉眞一郎セレクト

泣けない魚たち.jpg

著:阿部夏丸 講談社

『著者の名前とタイトルと表紙の写真で買った本?』

まさに大倉さんがジャケ買いしたという1冊は、
95年に発行された児童文学「泣けない魚たち」。
坪田譲治文学賞、椋鳩十児童文学賞をダブル受賞した
阿部夏丸のデビュー作品。
短編、中編合わせて三篇が収録。
山、川、そして夏、そこで戯れる少年たちの姿を
みずみずしく描いています。
どこか懐かしい、郷愁感溢れる1冊。

BOOK BAR staff| 00:42 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年10月12日

犬たちの明治維新 ポチの誕生

今週、杏ちゃんが持ってきたのはこちらの1冊!

杏セレクト

犬たちの明治維新.jpg

著:仁科邦男 草思社

『この組み合わせで出されたら買っちゃうでしょう…。』

こんなキャッチフレーズと共に紹介されたのは、
杏ちゃんがファンの方に薦められた1冊。
激動の幕末の時代を生きた…「犬」たちのエピソードが満載。
当時の犬たちは我々人間にとってどんな存在だったのか?
犬たちはどのように暮らしていたのか?
そして日本史の裏に隠された犬のエピソードとは?
毎日新聞社の記者だった著者が様々な文献資料や歴史書から
犬関連の記事が集められています。
そこはまさに犬たちの明治維新が綴られています。

BOOK BAR staff| 00:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年10月05日

野火

今週大倉さんが選んだのは、こんな1冊!

大倉眞一郎セレクト

やび.jpg

著:大岡昇平 新潮社

『人間は極限まで追い詰められた時、何をするのか?何をしないのか?』

大岡昇平著書の戦争文学の傑作「野火」。
来年日本での公開も決まり、今から賛否が囁かれる問題作。
著者あくまでもフィクションだと語っていますが自身の戦争体験を基に
描かれています。
戦争によってジャングルを彷徨い、極限まで追い詰められる。
中には、カニバリズムの描写も綴られそのセンセーショナルな表現は、
今なお賛否両論を巻き起こしている。

BOOK BAR staff| 00:41 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年10月05日

夜想曲集

リニューアル一発目、杏ちゃんが持ってきたのはこちらの1冊!

杏セレクト

夜想曲集.jpg

著:カズオイシグロ 早川書房

『夜、そして音楽、優しく手を引かれて入って行きましょう…。』

こんな素敵なキャッチフレーズと共に杏ちゃんが持ってきたのは、
大倉さんも以前、BOOKBAR大賞で選んだ「わたしを離さないで」の著者
カズオイシグロの短編集「夜想曲集」。
タイトル通り「音楽」をテーマに、ベネチア・ロンドン・ハリウッドと
様々な街を舞台に繰り広げられる五篇の短編が収録されてます。
時代設定も登場人物も様々、人生の機微を切なくもユーモラスに綴られています。

BOOK BAR staff| 00:20 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年09月27日

「CALICO JOE」

ついに大倉さんもデビュー!?

大倉眞一郎セレクト

CALICO JOE.png

著:John Grisham

『英語で小説を読む面白さを味わう為の…電子BOOK!』

ついに大倉さんが「電子BOOK」デビューしました!
長い旅のお供にということで身軽な「電子BOOK」をチョイス。
そこで読んだのが、『評決のとき』『ペリカン文書』『依頼人』など
映画化もされたベストセラー作家、John Grishamの最新作。
まだ日本語翻訳は出版されていませんが、電子書籍だからこそ
楽しめたというラインナップ。大倉さんいわくJohn Grishamの
英語は複雑ではないので読みやすい。
電子BOOKなので、文字の大きさの変換をはじめ、
辞書機能など、英語で小説を読むのが楽しくなります。
John Grishamの新作を何冊か取り上げましたが中でも
お勧めなのがメジャーリーグベースボールを舞台とした「CALICO JOE」。
まだ映画化の予定はないとの事ですが、最新著書の中では抜群に面白いとの事。
翻訳版が出版される前に、秋の夜長、英語版に挑戦してみてはいかがでしょうか?

BOOK BAR staff| 23:29 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年09月20日

花闇

今週、杏ちゃんが持ってきたのはこちらの1冊!

杏セレクト

花闇.jpg

著:皆川博子 集英社

『血ヘドを吐いて、のたうち回って、それでも続けたいものってありますか?』

こんなキャッチフレーズと共に紹介したのは、
幕末から明治の時代に一世を風靡した歌舞伎役者
三代目・沢村田之助の壮絶な人生を描いた1冊「花闇」。
名門に生まれ、才能と美貌にも恵まれた三代目・沢村田之助は
天才女形として時代をも賑わせていた。そんなある日、
不治の病に侵され手足を失ってしまう。
舞台にあがる歌舞伎役者として最も悲劇的な病魔に侵されながらも
あがいてあがいてあがき続けた短くも儚い、三十四年の人生が
綴られています。

BOOK BAR staff| 23:28 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年09月13日

透明な迷宮

今週大倉さんが選んだのは、解釈より余韻に浸ってほしい1冊!

大倉眞一郎セレクト

透明な迷宮.jpg

著:平野啓一郎 新潮社

『この10年で読んだ短編集で最も大事にしたい本です。』

と、大倉さん大絶賛の平野啓一郎の初の短編集。
短いものは20ページから綴られた6編の短編が集録。
帯には平野さんご自身が書かれた言葉、
「ページをどんどんめくりたくなる小説ではなく、
ページをむくらずにいつまでも留まっておきたくなる小説。」
とありますが、相反するように非常にページをめくりたくなる
そして一気読みしてしまう面白さとの事。
だからこそ大倉さんは今回、解釈より余韻に浸ってほしい1冊!と
ご紹介させて頂きました。あえて物語の内容はいいません。
解釈ではなく、物語の深い余韻に酔いしれて下さい。

BOOK BAR staff| 23:29 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年08月30日

インフェルノ

今週大倉さんが選んだのは、世界的ベストセラーのこの1冊!

大倉眞一郎セレクト

インフェルノ.jpg

著:ダン・ブラウン 角川書店

『スーパー知的!ジェットコースターノベルです!』

日本でも大人気シリーズの第四弾!
『天使と悪魔』、『ダ・ヴィンチ・コード』、『ロスト・シンボル』に続く
ロバート・ラングドン教授が活躍するダン・ブラウンの最新作。
こちらの作品もトム・ハンクス主演での映画公開も決定しています。
舞台は、ヨーロッパ、フィレンツェ。
ラングドンが激痛の中、目を覚ましたのは病室。
ハーバード大学にいたはずの自分がなぜかフィレンツェにいた…。
失われた2日間の記憶。ラングドンは果たしてどのように解読していくのか?

BOOK BAR staff| 23:29 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年08月23日

メイコの食卓  おいしいお酒を、死ぬ日まで。

今週、杏ちゃんが持ってきたのは…、

杏セレクト
メイコの食卓.jpg

著:中村メイコ 角川書店

『あの!メイコさんの本です!』

「ごちそうさん」のめ以子さんではなく昭和を代表するエンターテイナー、
女優であり歌手でありタレントの中村メイコさんが綴った1冊。
サブタイトルにある「おいしいお酒を、死ぬ日まで。」そこからも
お酒への愛や食への愛も感じられますが、今年80歳を迎えられた
メイコさんがご自身の食卓を振り返られた本でもあります。
最近のご飯事情から海外で頂いた美味しいもの、それから
23歳で結婚されて以来、3人のお子さんがそれぞれが高校を卒業するまで
毎日作ったお弁当の話などなど、中村メイコ流の手抜き論。
目から鱗のエピソードも満載!
そして、大親友だった美空ひばりさんや昭和の名優、森繁久彌さんの
お話など、中村メイコさんだから語れる逸話も収録されています。

BOOK BAR staff| 23:29 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年08月16日

BOOK STAND はあちゅうさん登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。
毎回、著名人がお気に入り一冊から印象的な一行を紹介してくれます。

今週は先週に引き続き、人気ブロガーのはあちゅうさんが登場。
はあちゅう2.jpg

大学生時代に立ち上げたブログ「はあちゅう主義」が各方面から評価され、
講演、執筆、取材、広告出演などを経験。
大学卒業後は、某大手広告代理店に入社しコピーライターとして勤務。
現在はマーケティング事業を行う会社で働く傍ら、個人としてウェブサービスの
運営や講演・執筆活動を続けています。
最新著書「恋愛炎上主義」では、アラサー女子に起こりがちな恋愛法則を紹介し
話題となっています。
恋愛炎上主義.jpg

今週は、はあちゅうさんが共感するお友だちの本を紹介してくれました。

気持ちがいいほど、言葉のセンスが巧み!

友人の下田 美咲ちゃんの本なんですが、
「生きているだけで死にたくなるような世の中で
生きていてもいいような気がしてくる119の名案」と、非常に長い
タイトルですがいいタイトルですよね。
彼女は、元々読者モデルっをやっていたかわいい女の子なんですが、
飲み会でやる「コール」の映像をネットに何本もアップしていて
「コールの女王」としても有名な盛り上げの天才なんです。
自分の本を出版した時に彼女と対談をしたんですが、やっぱり少し
変わっていますよね、私が「キス・エッチ」と言うところ、
彼女は「性行為・接吻」と言います。そんな彼女の考え方は非常に面白い。
この本は、Twitterなどに届いた悩みを彼女ならではの切り口で答えるという1冊。
例えば、相談者が「告白してフラれたが、告白の仕方が悪かった気がする。
もっとああすればよかったと後悔する。死にたい。」
これに対して下田さんの回答が…、

そんな事はないよ。なんにせよフラれている。
告白の仕方は返事に影響しない!告白をして成功するのは相手があなたからの
告白待ちをしている場合で、そもそもOKがスタンバってる時。
シチュエーションやセリフは関係ない。だからフラている。

と、言っている。
解決しているんだかしていないんだかよく分からないけど
とにかく気持ちがいいんです!
表現方法が違うだけで、私は彼女とは根っこで繋がっている気がする。
なので、すべての回答に関して共感する。でも彼女は選ぶフレーズが凄く巧み。
とにかく笑えるんです。言葉のセンスが凄いんです!

中でも笑ったのが
「毎日イライラする。お茶を飲んでも本を読んでもイライラする。死にたい。」に
対する回答で、


イライラは強い感情だからお茶や本のようなまろやかな刺激で
どうこうできるものではありません。
イライラを上回る刺激を自分に与えてみましょう。
心をドキドキやハラハラやバクバクで埋めてイライラが入り込めない状態に
してしまえばよい。

これもなんか面白いことを言うなぁ〜と思いました。

BOOK BAR staff| 23:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年08月16日

蟲の神(ムシノカミ)

今週大倉さんが選んだのは、少し不気味な1冊

大倉眞一郎セレクト

蟲の神.jpg

著:エドワード・ゴーリー 訳:柴田元幸 河出書房新社

『この本の存在意義はなんなんだっ!と、真剣に考えました!』

アメリカの絵本作家、エドワード・ゴーリー初期作品
蟲の神(ムシノカミ)の生贄にされた少女ミリセント、
5歳にも満たない彼女はある日、行方不明に…。
モノクロの線画で描かれた物語はより不気味な世界へと誘う。
そして、韻を踏まれた文章にもその不気味さが漂っている。
蟲の神とは、いったい何なのか―。

BOOK BAR staff| 23:29 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年08月09日

まんがキッチン

今週、杏ちゃんが持ってきたのは…、

杏セレクト

まんがキッチン.jpg

著:福田里香 文藝春秋

『ふわふわとした甘いものに、女の子は無条件で魅かれてしまうものなんですよっ!』

「ハチミツとクローバー」「3月のライオン」の漫画家、羽海野チカが
カバーデザインを手がけたふわふわスウィートな1冊。
こちらは少女漫画とお菓子のレシピがつまった本。
というのも、著者の福田里香さんはお菓子の研究家でもあると同時に
少女漫画と生き、少女漫画と暮らし、少女漫画と共に青春時代を過ごした
少女漫画評論家のような方。そんな少女漫画を愛してやまない彼女が
様々な作品に対して自身が作るお菓子、作品へのオマージュSWEETSを
掲載しています。その他、萩尾望都、くらもちふさこ、羽海野チカ、
そして、よしながふみら人気漫画家との対談も収録。
独自な目線で考察される新たな少女漫画ワールド。
まさにふわふわ甘いものが詰まっています。

BOOK BAR staff| 23:28 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年08月02日

おそめ 伝説の銀座マダム

今週大倉さんが選んだ1冊は、伝説のマダムのお話。

大倉眞一郎セレクト

おそめ 伝説の銀座マダム.jpg

著:石井妙子 新潮社

『惚れてまうやろぉ…!!』

実在した銀座のマダムの半生を描いたノンフィクション。
昭和53年まで銀座に存在したバー「おそめ」。
並外れた美貌とその天真爛漫な性格で多くの人を魅了した
マダムこそが、その人「おそめ」さん。
そこには、川端康成、白洲次郎、小津安二郎ら
文壇、映画界、政財界、ありとあらゆる良質な客が名を連ねる。
15歳で祇園で舞となりいくつもの葛藤や困難、
そして、一途な愛を経験した彼女の美しく生きた人生が
綴られています。

BOOK BAR staff| 23:08 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年07月26日

恋文の技術

今週、杏ちゃんが持ってきたのは、こんな1冊。

杏セレクト

恋文の技術.jpg

著:森見登美彦 ポプラ社

『ふわふわ形を変えていく、それが人なんですね。』

森見登美彦が紡ぎだす、まるで書簡集のような小説。
京都から人里離れた実験所へ移ったのをきっかけに、
大学院生の守田一郎は、知人や家族に手紙を書き始める。
そこから「恋文文筆家」なる職業を目指す修業の日々が
スタート。手紙のあて先は様々、親友や妹、家庭教師時代の
教え子や意地悪な女性の先輩、中には著者自身、
森見登美彦宛てへの手紙も登場する。
文体は、送る相手によって様々。辛辣な文章もあれば、
出せない恋文まででてくる。数々の手紙を経て、
主人公の守田は恋文の技術なるものを最後は、取得できるのだろうか…。

BOOK BAR staff| 23:27 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年07月19日

夜は終わらない

今週は、大倉さんが選んだ底なし沼のような1冊。

大倉眞一郎セレクト

夜は終わらない.jpg

著:星野智幸 講談社

『日本のマジックリアリズムと呼びたい!』

このキャッチフレーズと共に紹介されたのは、
まるでガブリエル・ガルシア=マルケスを彷彿させるような1冊。
5月に発売されたばかりの星野智幸氏の最新刊。
帯には「鬼才が挑んだ現代の千夜一夜物語。一度入り込んだら抜け出せない」と
書かれています。まさに抜け出せない千夜一夜物語。
物語に登場するのは、結婚詐欺を繰り返す女と騙される男たち。
詐欺師であると同時に彼女は騙した男を次々に殺害していく連続殺人犯でもあった。
しかし、殺害の前には男たちに話をさせる。
「死」を目の前に男たちは、一体どんな話を語り始めるのか?
物語が物語によってどんどんと深まっていく。
そこには、どんな結末が待っているのか?

BOOK BAR staff| 23:29 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年07月12日

素材よろこぶ 調味料の便利帳

今週、杏ちゃんが持ってきたのは…、
思わずジャケ買いしてしまったというこんな1冊!

杏セレクト

調味料の便利帳.jpg

著:高橋書店編集部 (編集)  高橋書店

『読みやすい!分かりやすい!そして、活かしたくなる!』

累計140万部を売り上げる人気シリーズ「○○の便利帳」の1つ。
図鑑好きの杏ちゃんも思わずジャケ買いしてしまった驚きのオールカラー!
調味料の歴史、レシピ、活かし方、そして、トリビアまで!
醤油・味噌・酢・味醂・マヨネーズにケチャップなどなど、
いつも何気なく使っている調味料の新たな顔に出会える。
読み物としてもとても楽しい1冊です。

BOOK BAR staff| 23:28 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年07月05日

すゞしろ日記

今週は、大倉さんが選んだ1冊です。

大倉眞一郎セレクト

すゞしろ日記.jpg

著:山口晃 羽鳥書店

『読みにくい、適当、下書きをしない三拍子そろった傑作漫画です!』

圧倒的な画力で私達を魅了し続ける日本を代表する現代作家、
山口晃画伯のエッセー漫画!
そんな大作家の徒然なる日常が下書きなしの絵と共に綴られている。
適当でラフに見えても圧倒的なデザイン力が光る。
中には絵についての理屈等も書かれており天才画伯の心持ちも
垣間見る事ができる。大倉さんはもちろんの事、杏ちゃんも大好きな1冊。

BOOK BAR staff| 23:29 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年06月28日

忍ばずの女

今週、杏ちゃんが持ってきたのは…こちらの1冊。

杏セレクト

忍ばずの女.jpg

著:高峰秀子 中央公論新社

『背筋が伸びる演技論!!』

こんなキャッチフレーズと共に紹介してくれたのは、
昭和を代表する名女優、高峰秀子が演技について綴ったエッセイ。
黒澤、小津、木下ら数々の名監督との舞台裏。
彼女ならではの演技へのこだわり、心構え、テクニックが
忌憚なく語られている。
そして、自身が手掛けた脚本「忍ばずの女」が併録。

BOOK BAR staff| 23:28 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年06月21日

東京自叙伝

今週、大倉が持ってきたのは…なんとも不思議なこちらの1冊。

大倉セレクト

東京自叙伝.jpg
著:奥泉光 集英社

『私とはなんだ?!どうして江戸時代から存在し続け、
              福島原発事故の現場にいるのか?!』

芥川賞選考委員を務める作家、奥泉光の最新小説。
東京を舞台に時空を超えた「私」が、様々な事件や
出来事に関わっていく奇想天外な物語。
維新から太平洋戦争、サリン事件からフクシマ第1原発爆発まで、
無責任な「私」が関わっていく―。
その先に見えてくる東京という都市の不思議。

BOOK BAR staff| 23:29 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年06月14日

不祥事

今週、杏ちゃんが持ってきたのは…こちらの1冊。

杏セレクト

不祥事.png

著:池井戸潤 講談社

『もう、こう言ってもいいのかな?違いも楽しんでください!』

こんなキャッチフレーズと共に紹介してくれたのは、
4月から始まった杏ちゃん主演ドラマ「花咲舞が黙ってない」の原作本!
銀行の臨店班で働く女性行員、花咲舞を主人公に
様々な支店で起こる問題や人間関係を痛快に描いた作品。
正義感に溢れ情熱家のヒロイン花咲舞は、トラブルが起こる
各支店で「黙ってられないっ!」と、熱く叫びます。
原作では、次々に張り手を繰り出すシーンも…あります!
痛快&爽快!花咲舞がバッサリと不祥事を解決していきます!

BOOK BAR staff| 23:28 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年06月07日

食う寝る坐る 永平寺修行記

今週は、大倉さんが選んだ1冊です。

大倉眞一郎セレクト

食う寝る座る.jpg

著:野々村馨 新潮社

『食う寝る食うは、私の事ですが…でもそれも真理です。』

約20年前に出版されたノンフィクション体験記。
デザイン事務所で働いていた著者が30歳のある日、突然に出家!
仕事、恋人、社会から離れ、日本の仏教界の中でも最も修業が
厳しいとされる曹洞宗の本山・永平寺での1年間。
雲水として過ごした日々には、どんな学びがあったのか?
著者のリアルな体験を通じて見える新たな世界とは?

BOOK BAR staff| 23:28 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年05月31日

ナニカアル

今週、杏ちゃんが持ってきたのは、こちらの1冊。

杏セレクト

ナニカアル.jpg

著:桐野夏生 新潮社

『女流作家が女流作家を渾身の怨念を込めて描いた、1冊!』

「ナニカアル」と、カタカナで書かれたタイトルからも
すでに不思議な魅力が放たれていますが、こちらは女流作家の桐野夏生さんが『放浪記』などの代表作を持つ昭和の女流作家「林芙美子」を
描いた1冊。不自由な時代に翻弄されながらもたくさんの愛に生きた
波乱万丈な彼女の半生を彼女の目線から綴っています。
実在した人物だけに実話なのか?フィクションなのか?
読者をも翻弄する桐野ワールド。
そこには、激しい男女の性愛、そして、狂おしいまでの「生」が
詰まっています。

BOOK BAR staff| 23:28 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年05月24日

いつまでも美しく インド・ムンバイのスラムに生きる人びと

今週は、大倉さんが選んだ久し振りのこんな作品!

大倉眞一郎セレクト

いつまでも美しく.jpg

著:キャサリン・ブー 早川書房

『やはりムンバイのスラムからミリオネアは…、
         生まれないのではないかと、思われます。』

インドのスラム・ムンバイに生きる人々を
アメリカ人ジャーナリストが3年にも及ぶ取材のもとに描いた
ノンフィクション作品。
まるで小説のように綴られた真実の物語は、過酷な貧困と宗教問題、
スラムで必至に生きる人々の臨場感が漂ってくる。
ムンバイの「今」から世界の「未来」が見える1冊です。

BOOK BAR staff| 23:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年05月17日

花冠の志士―小説久坂玄瑞

今週、杏ちゃんが持ってきたのは、こちらの1冊。

杏セレクト

花冠の志士.jpg

著:古川薫 文藝春秋

『同じ時間を持ってして現代の私達はどこまで追いつけるのでしょうか?』

幕末の長州藩士・久坂玄瑞を描いた歴史小説。
医者の家に生まれ自身も医者となった玄瑞。
24歳の時に亡くなる直前に武士の身分を与えられ「義助」と
名乗ることになるが、医者としての時代が長いため
「久坂玄瑞」と称されることが多い。
しかし医者と言いつつも文学的にも大変優れており
高杉晋作と並んで「松下村塾」の双頭と並んだうちの1人。
文学的な修行の為、数々の場所を訪れ亡くなるまでに
多くの移動をした1人でもある。
歴史にも名を残し、長州藩の中でも名を残した
若き幕末の志士は、どんな生涯を過ごしたのでしょうか?


BOOK BAR staff| 23:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年05月10日

HHhH (プラハ、1942年)

今週は、大倉さんが選んだこんな作品!

大倉眞一郎セレクト

ローラン・ビネ.jpg

著:ローラン・ビネ 東京創元社

『主人公が4人いる書物、1人は…なんと著者です!』

2014年本屋大賞 翻訳小説部門 大賞受賞作品
この不可思議なタイトルに込められた意味は、
「ヒムラーの頭脳はハイドリッヒと呼ばれる」の言葉の
頭文字をとったもの、それが「HHhH」。
ナチス・ドイツの重鎮であったハインリヒ・ヒムラー、
そして、彼の頭脳と呼ばれたラインハルト・ハイドリッヒ。
この2人の関係を称して当時はそう呼ばれていた。
物語は、そのラインハルト・ハイドリッヒと彼を暗殺するべく
プラハにやってくる2人の青年。
この実在する3人の運命を辿りながらも読者に問いかける存在、
著者のビネ自身が本書には登場している。
史実に基づいたノンフィクションに近い小説作品。
その摩訶不思議な世界観は、読者に何を語るのか?

BOOK BAR staff| 23:29 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年05月03日

村上海賊の娘

今週、杏ちゃんが持ってきたのは本屋大賞に輝いたあの1冊です。

杏セレクト

村上海賊の娘1.jpg

村上海賊の娘2.jpg

著:和田竜 新潮社

『死亡フラグと生存フラグがせめぎ合う戦!』

先月発表された「2014年本屋大賞」に輝いた話題作。
映画化もされた人気の著『のぼうの城』から6年、
和田竜待望の最新作!
戦国時代を舞台に女ながらに海賊働きをした
村上海賊の娘・景を主人公に描かれた長編歴史小説。
刀を持ち、船に乗り、海賊のリーダーとして生きた景。
実際、海賊であったかは定かではないが実在した人物を
ヒロインにした圧巻の上下巻。
著者の和田竜は、先に脚本を書き、自身でノベライズしていく
方法で4年もの月日をかけて仕上げた渾身の最新作でもあります。

BOOK BAR staff| 23:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年04月26日

山是山水是水

今週は、大倉さんが選んだこんな作品!

大倉眞一郎セレクト

山是山水是水.jpg

著:高仲健一 自然堂出版

『毎日、3つづつぐらいゆっくり味わって頂きたいです。』

山を愛し山に生きる著者、高仲健一が綴る「絵ッセイ集」。
「エッセイ」ならぬ「絵ッセイ」です。
画家であり陶芸家でもある著者の高仲氏は、26歳の時に
妻と子と共に山への暮らしへと移り住む。
そんな著者ならではの目線で描かれた山暮らしの風景、
そして、その絵と共に漢文が綴られている。
なので…「絵ッセイ」。
エッセイとしても、画集としても、詩集としても、楽しめる1冊。

BOOK BAR staff| 23:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年04月19日

ランポ 旅に生きた犬

今週は、杏ちゃんが持ってきたある「犬」のお話。

杏セレクト

著:エルビオバルレッターニ ペットライフ社

『常識が通用しない…!!!』

1950年代にイタリアに生きた1匹の旅する犬を綴った物語。
著者であるエルビオバルレッターニは、駅で働く駅員。
彼が働くトリノとローマを結ぶ鉄道の駅「カンピーリア・マリチマ」駅に
ある日やってきた野良犬、のちに「ランポ」と名付けられたその犬は
駅舎にやってきてはふらりふらりと自由に過ごす。
よくよく観察してみるとどうやら列車で旅をする犬だった。
自由を愛し、旅を愛したランポ。急行も各駅も乗りこなすランポ。
人々は驚きながらも彼の姿に感動を覚えていく。

BOOK BAR staff| 23:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年04月12日

「弱くても勝てます」開成高校野球部のセオリー

今週は、大倉さんが選んだこんな作品!


大倉眞一郎セレクト

弱くても勝てます.jpg

著:高橋秀実 新潮社

『頭がものすごくいい人は、時々正真正銘のバカなんじゃないかと…
                          思う事があります‼』

この春、嵐の二宮和也さん主演でドラマ化もスタートされた話題作。
平成17年から7年間に渡ってひとつの野球部を追いかけたルポルタージュ。
高校野球で有名な学校ではなく、東大合格者数を毎年200名を誇る名門校、
開成高校の野球部。秀才たちが集まって見出した「勝利」へのプロセスは?
独創的な考え方や指導法には、爆笑必至!電車では読めない「爆笑本」。
真実だから面白い。弱くても勝てる方法が詰まっています。

BOOK BAR staff| 23:31 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年04月05日

光秀の定理

今週は、杏ちゃんが持ってきた戦国のお話。

杏セレクト

光秀の定理.jpg

著:垣根涼介 角川書店

『イコールを使わずに答えを出す、とっておきの定理!』

「君たちに明日はない」の著者、垣根涼介初の歴史小説。
京の街角で出会った三人の男達を主人公に物語が紡がれていきます。
その3人の男とは、日本史の謎の一つともされる「本能寺の変」の明智光秀、
兵法者の新九郎、そして、謎の坊主・愚息。
遅咲きだった光秀の若き姿がそこにはあります。
戦国の時代をともに生きた男たちの青春小説。
ちなみに、このタイトルにある「定理」は「レンマ」と読み、
仏教の言葉からきているそうです。

BOOK BAR staff| 23:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年03月29日

悪医

今週は、大倉さんが選んだこんな作品!

大倉眞一郎セレクト

悪医.jpg

著:久坂部 羊 朝日新聞出版

『どのように死ぬかは、どのように生きるかという事。』

現役の医者でもある著者、久坂部羊が描き出す感動の医療長編小説。
52歳の男性が50歳の時に早期の胃がん手術を受けるが、
11か月後、肝臓への転移が見つかり治療の余地なく
余命3ヶ月を言い渡される。
本人に告知をする医師、そして告げられる患者。
やり場のない怒りを医者に怒りをぶつける。
リアルな視点に息をのむ。
それぞれ、何を考えどうふるまうのか?
そして、最後に何を生むのか?

BOOK BAR staff| 23:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年03月22日

食べかた上手だった日本人―よみがえる昭和モダン時代の知恵 ―

今週は、杏ちゃんがファンの方から紹介してもらった
1冊を持ってきてくれました!

杏セレクト

食べかた上手だった日本人.jpg

著:魚柄仁之助 岩波書店

『決してお洒落な本ではありません!でも、興味深いです。』

食文化研究家・エッセイストの魚柄仁之助氏が綴った
昭和モダン時代の食文化・生活スタイルなどを膨大な資料と共に
紹介しています。意外にも豊かで独創的な料理の数々。
冷蔵庫が普及する前のこの時代は、食材を腐らせず無駄にすることなく
多くの知恵が絞られている。シンプルだからこそモダンな食卓。
今の時代にはない豊かさがある。

BOOK BAR staff| 23:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年03月15日

素数の音楽

今週は、大倉さんが選んだこんな作品!


大倉眞一郎セレクト

素数の音楽.jpg

著:マーカス・デュ・ソートイ  新潮社

『分からないから…面白い!っと言う事もあります!』

多くの数学者達が「素数」という美しくも不思議な世界に魅了され
挑戦したきた姿を綴ったノンフィクション作品。
分からないから分かりたい、分からないから面白い。
「博士の愛した数式」の著者小川洋子さんも絶賛の
天才たちのドキュメント!

BOOK BAR staff| 23:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年03月08日

君よ わが妻よ 父石田光治少尉の手紙

今週は、杏ちゃんのセレクト!

杏セレクト

父石田光治少尉の手紙 君よ わが妻よ.jpg

著:石原典子 文藝春秋

『愛しい人の文字もまた、愛しいのです。』

戦地から夫が妻へ宛てた手紙を集めた書簡集。
昭和十二年八月、父の石田光治は日中戦争に召集された。
そこから始まった父と母の手紙のやりとり。そこには愛しい言葉がたくさん詰まっていました。
母によって70年もの間封印されていた75通の手紙。
著者であり娘でもある石原典子さんによって1冊にまとめられています。
書簡だからこそ綴れた喜怒哀楽の文章。
妻や子への思い。それは温かくて美しい。

BOOK BAR staff| 23:29 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年03月01日

罪と罰

今週は、大倉さんが選んだこんな作品!


大倉眞一郎セレクト

罪と罰.jpg

著:ドストエフスキー 翻訳:江川 卓 岩波文庫

『誰でも知っているけれど、全員が読んだと言うことは100%ありません!』

ロシア文学の金字塔!ドストエフスキーの代表作「罪と罰」。
1860年代のロシア、サンクトペテルブルクを舞台に聡明であるにも関わらず
貧しさゆえに大学を除籍になった青年ラスコーリニコフ。
貴族の生まれであった彼はプライドも捨てられず質屋へと通うようになるが、
質屋の老婆とその妹を殺してしまう。
不安と恐怖、自身が犯した罪を抱き悩み続け生きるラスコーリニコフ。
彼が辿った運命とは?

BOOK BAR staff| 23:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年02月22日

くさいはうまい

今週は、杏ちゃんのセレクト!

杏セレクト

くさいはうまい1.jpg

著:小泉武夫 文藝春秋

『曲者ほど…心に残ったりするんですよね!』

発酵学の権威、小泉武夫氏が日本のみならず
世界各国の発酵食品を紹介した1冊。
自らを発酵仮面と名乗り、発酵する臭い物を
追い求め食べ求めています。
表紙は、今にも匂ってきそうな「KING OF 発酵!」
零れ落ちんばかりの納豆の写真。
納豆をはじめ、お味噌、鰹節。
匂いが苦手な人も多い食品ですが意外にも我々が
毎日、口にしている発酵食品。
そこには、曲者だからこその栄養&うまさがあった。

BOOK BAR staff| 23:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年02月15日

おさんぽマップ 東京エスニックタウン

今週は、大倉さんが選んだこんな作品!


大倉眞一郎セレクト

おさんぽマップ 東京エスニックタウン.jpg

ブルーガイド編集部 編 実業之日本社

『東京アジアダイバー…‼』

東京には、特定の国の外国人が集まる街がある。
日本でありながら異国の匂いが漂う街。
この本では、西葛西のインド、高田馬場のミャンマー、
新大久保の韓国といったように異国の文化を堪能できる街を
12エリアに分けて紹介しています。
ラインナップは、インド、ミャンマー、タイ、中国、韓国、
トルコ、ベトナム、インドネシア、バングラディッシュ、フィリピン、そして、番外編で、沖縄、ブラジル。
飲食店をはじめ、その国ならではの日用品や食品を扱った
雑貨店など、日本で暮らす外国人に向けているので
何もかもが本格的。そして、本のタイトル通りお散歩マップに
なっているので、東京の「外国」を歩いて探索できます!畨

BOOK BAR staff| 23:29 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年02月08日

料理の絵本 完全版

今週は、杏ちゃんのセレクト!

杏セレクト

料理の絵本 完全版.jpg

文:石井好子 絵:水森亜土 文藝春秋

『基本の基!いろはのい!とりあえずこれを読みましょう!』

「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる」の著者であり
シャンソン歌手の石井好子さんとイラストレーターの水森亜土さんが
タッグを組んだ「料理の絵本」の完全版!
お米のとぎ方やゆで卵の作り方などお料理経験「ゼロ」の方でも
楽しいスタートがきれる1冊。
亜土ちゃんが描くチャーミングなイラストで、乙女ココロと一緒に
お料理ココロもくすぐられます。

BOOK BAR staff| 23:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年02月01日

リバーサイド・チルドレン

今週は、大倉さんが選んだこんな作品!


大倉眞一郎セレクト

リバーサイド・チルドレン.jpg

著者:梓崎優 東京創元社

『読んだ、そして途方にくれました…。』

「2014本格ミステリ・ベスト10」3位。
「このミステリーがすごい!2014年版」6位に選ばれた
ミステリー小説界でも話題の梓崎優が放った初の長編小説。
物語の舞台はカンボジア。主人公は、そのカンボジアのゴミ山で
生活をするストリート・チルドレンの「僕」
彼は、13歳の日本人少年。今にも腐臭が匂ってきそうな場所で毎日を生きる。
何故、彼がここで暮らしているのか?そしてそんな過酷な日々を送っていたある日、
何者かによって仲間たちが殺されていく。
動機不明の連続殺人の真相とは?

BOOK BAR staff| 23:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年01月25日

役者論語

今週は、杏ちゃんのセレクト!

杏セレクト

役者論語.jpg

守随憲治 校訂 岩波書店

『京都で出会いました。誰が買ったのやら…。』

安永5年(1776年)に出版された歌舞伎役者の芸談集を
まとめた1冊。こちらの初版は、戦前の1939年に出版。
300年も前に舞台にたった役者たちの心構えとは?
そして役者だからこそ語れる「役者論」。
当時の名優たちが語る言葉には、現代にも通ずる「役者魂」がある。

BOOK BAR staff| 22:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年01月18日

山伏ノート 〜自然と人をつなぐ知恵を武器に〜

今週は、大倉さんが選んだこんな作品!


大倉眞一郎セレクト

山伏ノート.jpg

著者:坂本大三郎 技術評論社

『山に登れない私の憧れ・・・。』

元々は、イラストレーターだった著者が、
面白そうだからという理由である日「山伏」になった。
山の中を歩き、自然と向き合い自身と向き合う。
社会観も人生観も山が教えてくれた。
山伏の生活を通じてもう一度自然との繋がりを見直す事ができた。
そんな山伏とはどにように生まれ?何を食べ?
そして、何を考えて過ごしているのか?!
山伏について事細かに書かれた1冊。

BOOK BAR staff| 23:29 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年01月11日

私の保存食ノート いちごのシロップから梅干しまで

今夜は、杏ちゃんのセレクト!

杏セレクト

私の保存食ノート.jpg

著者:佐藤雅子 文化出版局

『とっても上品な話言葉で書かれる気持ちの良い本です。』

杏ちゃんが「連続テレビ小説 ごちそうさん」のクランクイン前に
番組プロデューサーから資料で頂いたという1冊。
元人事院総裁 故・佐藤達夫氏の夫人、佐藤雅子さんの料理本。
彼女の生い立ちや大変厳しかったというお姑さんから受け継いた味や思いが
エッセイを交えて丁寧に綴られています。
旦那様との関係や食事のスタイルまで興味深く描かれています。
そして、当時はまだ冷蔵庫の性能や普及も多くなかった時代
そんな時代にいかに美味しく保存するか、それこそ副題にもなっている
「いちごのシロップから梅干しまで」当時ではハイカラなものから
日本のトラディッショナルな保存食まで詰まっています。

BOOK BAR staff| 23:08 | カテゴリー:BOOK INFO

2014年01月04日

きみは白鳥の死体を踏んだことがあるか(下駄で)

2014年最初の1冊は、大倉さんが選んだこんな作品!


大倉眞一郎セレクト

きみは白鳥の死体を踏んだことがあるか(下駄で).jpg

著者:宮藤官九郎  文藝春秋

『男子高校生は、世の中で一番恥ずかしい生き物である!』

「あまちゃん」でもお馴染みの売れっ子脚本家
宮藤官九郎が2009年に初めて書いた小説。
あまちゃんの大ヒットにより2013年の11月に文庫化。
宮城県のある街でのびのびと過ごす男子高校生の「僕」が、
エレキギターを購入した所から物語は始まる。
男子高校生らしい健全な欲望や恥ずかしい妄想をかかえて
生きている彼らの生態を描写。
著者の宮藤官九郎さんいわく、虚=8、実=2 ですが
地元で有名な白鳥の話やばんからな高校生生活のあれやこれやは、
彼らの実態がリアルに綴られています。

BOOK BAR staff| 23:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年12月28日

東京の空の下オムレツのにおいは流れる

今年最後の1冊は、杏ちゃんがセレクト!

杏セレクト

東京の空の下オムレツのにおいは流れる.jpg

著者:石井好子 河出書房

『タイトルだけで…何か思い出せませんか?』

シャンソン歌手でエッセイストの石井好子さんのベストセラー作品
『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』の姉妹篇。
前回に続き、異国の地で舌鼓をうった美味しい料理のエピソードや
その作り方、そして大切な人達と囲んだ食卓や食事風景など
独自のユーモアを交えて描かれた食&旅エッセイ。
ただそこには、大切な人との別れや旅立もある。
根底に淋しさがあるからこそ「食べる喜び」を強く感じる1冊。

BOOK BAR staff| 23:29 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年12月21日

ヴァスコ・ダ・ガマの「聖戦

今週は、大倉さんがセレクトした1冊!

大倉眞一郎セレクト

ヴァスコ・ダ・ガマの「聖戦」.jpg

著者:ナイジェル・クリフ 山村 宜子 訳 白水社

『金と宗教と、冒険と名声!』

ポルトガルの若き航海士、ヴァスコ・ダ・ガマの冒険の裏に
隠された真実のドキュメンタリー!
数多くの資料を元に教科書には載っていない新たな発見や驚きを
提供してくれる1冊です。
彼の功績と称えられる「インド航路発見」には、
複雑なバックグラウンドがあった。
そこには、キリスト教とイスラム教、そして十字軍にまつわる
ヨーロッパとアジアをつなぐ歴史がからんでいる。

BOOK BAR staff| 23:29 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年12月14日

杉浦日向子の食・道・楽

今週は、杏ちゃんがセレクトした1冊!

杏セレクト

杉浦日向子の食道楽.jpg

著者:杉浦日向子 新潮社

『みんな大好き!でも、量よりも…質ですよ〜!!』

杉浦日向子の最後のエッセイと言われる晩年のエッセイ集!
「食・道・楽」それぞれ章に分けて、酒と食事や酒器について、
そして、晩年病魔に蝕まれながらも上手にお酒と付き合う方法など
彼女の日常が綴られた1冊でもあります。
まず最初に「正しい酒の呑み方七箇条」から始まり
お兄さんでありプロのカメラマンでもある鈴木雅也さんが撮った
杉浦さん愛用の酒器が紹介されています。

BOOK BAR staff| 23:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年12月07日

捨ててこそ 空也

今週は、大倉さんセレクトの1冊!

大倉眞一郎セレクト

捨ててこそ 空也.jpg

著者:梓澤要 新潮社

『仏教とは、宗教なのか?』

平安時代の中期を生きた空也上人をモデルに
彼の生涯をたどった歴史小説。
謎の多い空也の人生を空想を交えてフィクションで
描いている。この小説の設定では、空也上人は
醍醐天皇の落胤となっており、これが原因で山からおり
全てを捨て都へと向かう。
そこで見た本当の庶民の生活。
人々の悲しみや嘆きを知り人生を捧げた。

BOOK BAR staff| 23:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年11月30日

たべもの起源事典 日本編

今週は、杏ちゃんがセレクトした1冊!

杏セレクト

たべもの起源辞典.jpg

著者:岡田哲 筑摩書房

『好きすぎる執念が、この凄まじい本を作りました!』

著者の岡田哲さんが1人で丸ごと書き上げたという食べ物に関する辞典。
なんと800頁越え!文庫本サイズにも関わらず2000円越え!
日本古来の食べ物だけではなく、カレーライス、竜田揚げ、駅蕎麦、とんかつ、
そして、レトルト食品などの社会文化現象にもふれた驚愕の1300項目!
ひとつひとつ丁寧に紐解かれていく「たべもの」たち。
そこには、今まで普通に食べてきた物の知られざる驚きの歴史など。
何かあるごとに開きたい食べ物辞典です。

BOOK BAR staff| 23:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年11月23日

ウォールフラワー

今週は、大倉さんセレクトの1冊!

大倉眞一郎セレクト

ウォールフラワー.jpg

著者:スティーブン・チョボスキー 集英社

『こんなに感受性の強い高校生でいたかった…!』

アメリカ文学の金字塔「ライ麦畑でつかまえて」の再来と絶賛された
スティーヴン・シュボースキーの青春小説。
16歳の少年チャーリーは、成績優秀で小説家志望。
内気な少年はクラスや学校になじめず、友人も出来ない
何かの集まりに行っても「壁の花」=「ウォールフラワー」にしかなれない。
とにかく誰にも気付かれずに毎日をやり過ごそうとしていた。
そんな時、上級生のサムとパトリックに出会い日々が一転した。
初めての友情、初めての恋。彼らに背中を押されるようにチャーリーは
新しい世界の扉を開いていく。

99年に発売された作品ですが、現在、同タイトルの映画も公開中。
著者のスティーブン・チョボスキーが映画の監督・脚本も手がけています。

映画『ウォールフラワー』公式サイト

BOOK BAR staff| 23:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年11月16日

和菓子のアン

今週は、杏ちゃんがセレクトした1冊!

杏セレクト

ann.jpg

著者:坂木司 光文社

『こ〜んな甘〜いミステリーも、あるんですよ〜!!』

デパ地下の和菓子屋さんを舞台に繰りひろげられる
30万部のセールスを記録する大ヒットミステリー小説。
…とは言うものの殺人事件などが起こるわけではなく
帯には「ほのぼのミステリー」と書かれています。
主人公は、デパ地下の和菓子店で働き始めた梅本杏子。
彼女は、甘い物が大好きで食べる事も大好き!
そして、ぽちゃぽちゃとした柔らかそうなその容姿から
周りの人に「アンちゃん」とよばれている。
そんな「アンちゃん」が和菓子を通じて様々な人や
不思議な出来事と出会っい秘められた真相に迫っていく物語です。
まさにあま〜いミステリー。

BOOK BAR staff| 23:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年11月09日

痴人の愛

大倉眞一郎セレクト

痴人の愛.jpg

著者:谷崎潤一郎  新潮社

『情けなく、嬉しく、悲しい、ダメ男の世界へようこそ!』

今週は、大倉さんが文豪・谷崎潤一郎の名作を紹介。
元々は、大正時代の新聞小説だったこの作品ですが
過激な内容により新聞では打ち切られたが谷崎本人の強い希望により
部数が少ない雑誌で書き続けた思い入れ深い作品でもある。
物語の主人公は、生真面目なサラリーマンのわたし、
そして、カフェで働く美少女のナオミ。
わたしはナオミをみそめ育てあげる・・・。
若く美しいナオミの肉体にのめり込んでいく。
それは耽美で愛欲地獄への入り口だった。
当時、センセーショナルなその内容は話題を呼び
「ナオミズム」という言葉まで生み出した超衝撃の話題作!!

BOOK BAR staff| 23:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年11月02日

LIFE 副菜 おかず、おかわり! 

今週は、またまた杏ちゃんが美味しい1冊を紹介してくれました!

杏セレクト

LIFE 副菜 おかず、おかわり! .jpg

著者:飯島奈美  東京糸井重里事務所

『買い物に行かなくても作れちゃう…レシピ!!』

人気フードスタイリスト飯島奈美さん著書のレシピ本
「LIFE」シリーズの最新刊!
今回は「副菜」をテーマにまとめられた1冊です。
家によくある食材で作れちゃう!簡単なのに美味しい!
なおかつ、オリジナリティー溢れるレシピが満載です!
ご飯にもパンにも合う嬉しい「副菜」祭り!
そして、全部バインダーになっていて書き込み可能な材質
主婦をはじめ料理初心者の人にも便利なレシピ本になっています。
そんな飯島奈美さんと言えば「かもめ食堂」「南極料理人」をはじめ
映画やドラマ・CMのスタイリングを担当。
現在、杏ちゃんが主演している朝ドラ「ごちそうさん」の監修も
手掛けられています。まさに「ごちそうさん」な副菜が盛りだくさんです。


BOOK BAR staff| 23:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年10月26日

京職人ブルース

今週は、大倉さんが選んだ1冊!

大倉眞一郎セレクト

京職人ブルース.jpg

著者:米原有二 絵:堀 道広 京阪神Lマガジン

『京都はなぁ、むっくりとしているんやぁ。』

1200年の歴史を誇る都、京都。
その都で現在に至るまで脈々と伝統を受け継いでいる京職人。
この本では、25もの京職人たちの世界を取材しています。
そこには驚きの技術と人生があった。
そして、京職人になるためのハローワークガイドも付いている。
ちなみにキャッチフレーズにある「むっくり」とは、やわらかく
丸みを帯びたなんとも言えぬ良い様、寺院の屋根の角度や
石灯籠の佇まいなど、京都の手仕事を形容する際に多用する
言葉のことだそうです。京都ならではの言葉の文化も面白いですよね。

BOOK BAR staff| 23:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年10月19日

死神の浮力

今週は、杏ちゃんおすすめの1冊!

杏セレクト

死神の浮力.jpg

著者:伊坂幸太郎 文藝春秋

『伊坂さん、また彼に会いたくなっちゃったそうです。』

彼とは、伊坂幸太郎のベストセラー作品『死神の精度』に
登場する死神、千葉の事。
この度、8年降りにあの「千葉」が、長編作品として帰ってきました。
映画化もされた話題作だけにファン待望の続編となりました。
死神千葉の仕事は、人の死を判断する事。
それは、病死や自然死ではなく突発的な「死」の場合。
「可」なのか?それとも「見送り」なのか?
対象者に寄り添い見つめる1週間。
「死」についての確認作業が行われる。
今回の調査対象は、娘を殺されたある作家。
彼を観察する1週間が始まります。

BOOK BAR staff| 23:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年10月12日

墓頭

今週は、大倉さんおすすめの1冊!
秋の夜長にはぴったりの長編小説です!!
しかし、レビューが星5つと星1つに分かれる賛否両論な
刺激的な作品です。

大倉眞一郎セレクト

墓頭.jpg

『日本で黙示録が書かれる事になるとは、夢にも思いませんでした。』

生まれながら彼は墓だった…そんな一行から始まる小説。
タイトルは、「墓」と「頭」と書いて「ボズ」と読みます。
通称「墓頭」の頭には大きなこぶがある。
そのこぶこそが生まれながらにして「墓」を持つ彼の因縁。
双子の兄弟の遺体がそこに眠る。
大きな宿命を背負った「墓頭」は、その後成長し
異端視されながらも頭脳明晰で特殊な能力も持ち合わすようになる。
「墓頭」が辿った人生とは?

BOOK BAR staff| 23:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年10月05日

百年の梅仕事

今月から「BOOKBAR」は、夜11時20分からのスタート!
放送時間が30分となりましたが変わらず
杏、大倉眞一郎、2人がそれぞれ一冊の本を持ち寄り、
四方山話を繰り広げていきますよ。

リニューアル第一回目は、杏ちゃんのおすすめの1冊です!

杏セレクト

百年の梅仕事.jpg

乗松 祥子 著 塩野 米松 (聞き書き)  筑摩書房

『今は、たくさん世に残すことが出来ますが…100年後はどうでしょう?』

百年を超える前の梅干しと出会ってから梅に魅せられ
のめり込んだ著者、乗松 祥子さんの半生が綴られた1冊。
やがて梅干し作りの名人となった彼女が語った言葉とは?
今では、コンビニやスーパーでも簡単に手に入る梅干、
10年、20年、そして100年と引き継がれていく「梅」の味とは?
そこには、どんな歴史や思いが込められているのでしょうか。

BOOK BAR staff| 23:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年09月28日

英国一家日本を食べる

大倉眞一郎セレクト

英国一家日本を食べる.jpg

著者:マイケル・ブース 亜紀書房

『イギリス人に日本の味が分かるのか?分かっているようでもあり、ないようでもあり。』

イギリス人の「食いしん坊」が辻静雄著の「辻静雄の日本料理」を
読んでから思い立ち3ヶ月に渡って日本での食い倒れ生活が始まった。
フランスの料理学校 ル・コルドン・ブルーで学び
三ツ星レストランでも働き、そしてフードジャーナリストになった
マイケル・ブースが未知の日本食の世界へと飛び込んだ1冊。
タイトルにもあるように単独ではなく、小さな子供に奥さんも同行した
英国一家による日本食の食べ歩き日記。
東京・北海道・京都・大阪・福岡・沖縄まで
各地の食を食べ・見つめ・体験したイギリス人による日本食紀行!

BOOK BAR staff| 23:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年09月28日

大正期の家庭生活

杏セレクト

大正期の家庭生活.jpg

湯沢 雍彦 (編) クレス出版

『新・旧、和と洋、そして、苦と楽!』

明治と昭和にはさまれた「大正時代」
今から100年前の家庭生活はどんな姿だったのか?
新旧、和洋、苦楽…
二重性が大きく混在した時代。
そんな大正期の家庭生活は、何が今と違い、
そして、何が今と変わらないのか?
1900年から1907年までの記録・当時の証言を拾い、
統計学から比べている。
また、都市部だけではなくと農村・漁村にまで拡げ
衣服・食事・生活スタイル、人間関係まで考察されています。

BOOK BAR staff| 23:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年09月21日

聖痕

大倉眞一郎セレクト

聖痕.jpg

著者:筒井康隆 新潮社

『作家じゃなくて作品で選びました やはり流石と唸ります』

2012年〜2013年、朝日新聞に連載されていた
大御所、筒井康隆の最新小説。
美しいが故に性器を変質者に切断された少年。
恐ろしい事件に襲われた過去を持っていながらも
少年は美しい青年へと成長をとげる。
その上、中世的で頭脳明晰。
周囲の人間を魅了し惹きつけてやまない。
しかし、彼には欲望も煩悩もない。
欲望が渦巻く世界で彼は何を見て、何を感じて生きるのか?

BOOK BAR staff| 23:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年09月21日

関東大震災 昭和三陸大津波

杏セレクト

関東大震災.jpg

アエラ編集部 編 朝日新聞出版

『驚くほど歴史は繰り返えし、そして、進んでいく…』

大正12年9月1日に起きた、関東大震災
そして、昭和8年3月3日に起きた昭和三陸地震津波
この震災の報道記事と300枚を超える写真など
当時報道されたそのままの記事を掲載した復刻特別版。
東日本大震災後の2011年11月に発売されたこの1冊。
当時と現在が重なる記録や光景、改めて歴史から
学ぶことの大きさを感じる1冊です。

BOOK BAR staff| 23:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年09月14日

ユートピアの崩壊 ナウル共和国

大倉眞一郎セレクト


ユートピアの崩壊 ナウル共和国.jpg

著者:リュック・フォリエ 新泉社

『幸せとは、錯覚か?!』

ナウル共和国、通称ナウル。
国土面積は、21km2、全周は19km。
この小さな国で起きた嘘みたいな本当の話が綴られています。
副題には「世界一裕福な島国が最貧国に転落するまで」
豊富なリン鉱石資源の輸出で、まさに世界一裕福な国になったナウル
国民全員が公務員となり、病院も無料、学校も留学も国費。
トイレの掃除から食事の用意まで国が雇った移民の家政婦が
行うほど、裕福な時間を過ごした。
しかし、豊富な資源も底をつき今度は国家が崩壊していく。
崩壊したのち、ナウルの人々が陥った悲劇とは?

BOOK BAR staff| 23:37 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年09月14日

私の大阪八景

杏セレクト

私の大阪八景.jpg

著者:田辺聖子 集英社

『ゆるゆる流れる淀川の中で育った、女の子のお話です。』

著者、田辺聖子の自伝的小説。
終戦中の時代を大阪で生きた少女のお話。
しかし、戦況を綴るのではなく、街の様子や
人々暮らしなど、少女の目を通して描かれている。
主人公の少女トキコは、文学少女。
読む本読む本に影響されるようなユニークな存在。
戦後、物もなく貧しい日本の中でも、
彼女は生き生きとその時代を素直に生きた。

BOOK BAR staff| 23:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年09月07日

ブラックアウト

大倉眞一郎セレクト

ブラックアウト.jpg

著者:コニー・ウィリス 早川書房

『研究の為に戦争を体験…したくないですね!』

ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞の三賞を受賞した話題のSF小説。
物語は、少し未来2060年。オックスフォード大学の生徒3名が、
現地調査の為、第二次大戦下のイギリスへとタイムトラベルする。
1人は、郊外の屋敷のメイドとして疎開児童を観察し、
もう1人、デパートの売り子としてロンドンの市民生活を体験し、
そしてもう1人は、アメリカ人記者としてダンケルク撤退における民間人の
英雄を探そうとしていた。当時のイギリスで実際に何が起こっていたのかを
調査していた。しかしトリップした先で様々な出来事が彼らを襲う。
それは、歴史をも湾曲しかねないような出来事。
果たして3名は、元の世界に戻れるのか?そして歴史はどうなるのか?

BOOK BAR staff| 23:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年09月07日

ある1日

杏セレクト

ある一日.jpg

著者:いしいしんじ 新潮社

『ありふれた出来ごとで誰もが経験している事だけど…とっても大切なある1日。』

出産を間近に控えた夫婦のある1日を描いた小説。
ある1日とは、陣痛から出産までの人生最大の1日。
それは、40代の夫婦にとって待ちに待った待望の赤ちゃんの誕生。
そこには、母親、父親、そして生まれてくる子の時間も重なり
あたりまえでありふれた風景なのに奇跡の時間。
そして、陣痛の痛みや、そこに寄り添う家族の緊張感が
リアルに描かれていいる。

BOOK BAR staff| 23:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年08月31日

「新宿鮫」シリーズ 

大倉眞一郎セレクト


著者:大沢在昌 光文社


『40歳以上限定のヒーロー、鮫島と申します!』

今週は「わたしが愛したヒーロー」というテーマで1冊づつ紹介しています。
大倉さんが持ってきたのは、日本のハードボイルド界のカリスマ
新宿署刑事・鮫島が主人公の「新宿鮫」シリーズ!!

1990年に誕生した長編刑事小説「新宿鮫」。
今ではシリーズ10作からなる大ヒットシリーズ。
主人公は、新宿署刑事・鮫島、下の名前はない。
彼は、25歳で警部になるほどのエリート人生を
歩むが、ある事をきっかけに新宿署の防犯課へと
移動させられる。
36歳となった彼は「新宿鮫」と恐れられる敏腕刑事に。
しかし、その行動は単独。
独りで大きな犯罪に挑むその姿はまさにヒーロー。

BOOK BAR staff| 23:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年08月31日

無私の日本人

杏セレクト

無私の日本人.jpg

著者:磯田道史   文藝春秋

『光のあたらない背中がかっこいい…』

今週は「わたしが愛したヒーロー」というテーマで1冊づつ紹介しています。
杏ちゃんが持ってきたのは『武士の家計簿』で知られる歴史家・磯田道史が書いた
「無私の日本人」です。

「無私」=「私を持たない」
そんな脚光を浴びない、脚光をさけた江戸時代に生きた
3人のヒーロー達が登場する1冊。
仙台藩吉岡宿にいた人物、郷里を潤す為にお金貸しをした、穀田屋十三郎。
名も金もいらぬと儒教に生きた学者、中根東里
そして、幕末の歌人であり「蓮月焼」を創始した尼僧、大田垣蓮月。
彼女は、絶世の美人だったがゆえに様々な困難に合い、
自身で歯を抜き眉を剃り出家した人物でもある。
己を捨て、人の為に生き、無私を貫いた人々が描かれています。

BOOK BAR staff| 23:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年08月24日

愛に乱暴

大倉眞一郎セレクト

愛に乱暴.jpg

著者:吉田修一 新潮社

『一体、誰が騙されているのか?』

『悪人』『横道世之介』などでお馴染みの
大ヒットメーカー、吉田修一最新作。
夫の不倫に気が付いた主人公の主婦は、
奇怪な行動をとり始める。
単純な浮気からドロドロとした愛憎劇へと
話が転がっていく。
そして、読み進めるうちに「何かがおかしい?」
「騙されている?」と、読者をも巻き込んでいく。
本当に騙されているのは、妻か夫か?
そこには、ページを開いたものにしか分からない
純愛が待っています。

BOOK BAR staff| 23:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年08月24日

ことばはいらない

杏セレクト

ことばはいらない.jpg

著者:ジョンソン祥子 新潮社

『君たちはいつまでもそのままでいてくれ。癒しを下さい!』

人気ブログ「Maru in Michigan」待望の書籍化。
手のひらサイズの写真集になっています。
アメリカ・ミシガンの大自然の中、兄弟のように育つ
「一茶」くんと柴犬の男の子「Maru」くん。
彼らの何気ない日常やふれあいが写し出されています。
そして、著者であり母親でもあるジョンソン祥子さんだから
撮影できた優しくて柔らかな1枚1枚。
イヌとヒトとの幸福な毎日。
まさに写真集のタイトル通り「ことばはいらない」1冊です!

BOOK BAR staff| 23:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年08月17日

遮断地区

大倉眞一郎セレクト

遮断地区.jpg
著者:ミネット・ウォルターズ 東京創元社

『一滴の雫が、大爆発を誘発する!!!』

現代英国ミステリーの女王の最高傑作!
イギリスのとある地区、ドラッグや暴力が蔓延し多くの
貧しい人々が暮らす閉鎖的な団地。
そこに逮捕歴がある小児性愛者が引っ越してきたと噂がたつ
するとその噂は、じわじわと広がっていき大規模な暴動へと発展していく。
まるでルポルタージュかのような社会派群像劇。

BOOK BAR staff| 23:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年08月17日

樅の木は残った

杏セレクト

樅の木は残った.jpg
著者:山本周五郎 新潮社

『立場が違ったら性別が違ったら…
    また違う受け止め方になるかもしれないそんな男たちの物語です。』

過去には、大河ドラマをはじめ5度ほど映像化もされた
山本周五郎作品の中でも有名な作品。
「上」「中」「下」からなる長編歴史小説です。
舞台は、江戸時代前期の仙台藩。
主人公は、仙台藩の宿老、原田甲斐。
この原田甲斐という人物は、お家騒動「伊達騒動」を起こした
張本人にとして歴史書等にも悪人として名を連ねている。
そんな悪人とされてきた原田甲斐にも守るものがあったのではないか?
と、新たな解釈を加えて複雑な組織の中で尽力した男の姿を描いています。

BOOK BAR staff| 23:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年08月10日

ネコはどうしてわがままか

大倉眞一郎セレクト

ネコはどうしてわがままか.jpg

著者:日高敏隆 新潮社

『ネコには、リーダーなんていうものはいない!』

動物行動学の第一人者でもある日高敏隆氏による
生き物の不思議な行動を記した1冊。
分かりやすくユーモアを交えて、私たち人間の身近にいる
生きる物達の謎な行動、不思議な力を解き明かしています。
「蛙や蝉が鳴く理由」から「カマキリの予知能力」まで
知っているようで知らない生物の行動の実態。
そこには、自然の中で暮らす知恵にあふれています。

BOOK BAR staff| 23:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年08月10日

女學生手帖  大正・昭和乙女らいふ

杏セレクト

女学生手帖 大正・昭和乙女らいふ.jpg

著者:内田静枝 河出書房新社

『憧れるだけじゃなくて、マネしてみませんか?』

大正・昭和初期の女学生達の世界を1冊にまとめた1冊。
絵や写真、カラーページも多く、当時の女学生達の服装や
流行りの髪型、小物、ライフスタイルまでリアルに掲載。
そして、当時流行した女学生言葉の特集や禁断の恋の形まで。
可憐で優美な乙女たちが夢中になった全てが詰まっています。
それはまるで「女學生図鑑」。

BOOK BAR staff| 23:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年08月03日

赤と黒

大倉眞一郎セレクト

赤と黒1.jpg

赤と黒2.jpg

著者:スタンダール 新潮社

『ドロドロの恋愛と激動の状況が混沌となった、
         ジェットコースタースーパー古典!』

スタンダールの名作「赤と黒」
物語の舞台は、激動に揺れる1827年辺りのフランス。
貧しい生まれの美青年、ジュリアン・ソレルは、頭も良く
ハンサム、そして野心に満ち溢れている。
彼はある日、町長の子供の家庭教師になるが
そこで出会った美しい町長夫人と恋に落ちてしまう。
階級も年齢も離れた彼女との恋。
それは、底なしの泥沼。そして、ジュリアンが抱く
上流階級に対する憎悪にも似た執着。
憎んだり、泣いたり、叫んだり、最後には衝撃の…。

BOOK BAR staff| 23:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年08月03日

なにわ大阪食べものがたり

杏セレクト

なにわ大阪食べものがたり.jpg

著者:上野修三 創元社

『今の時代、いくつこれを味わえるのかな?』

なにわ食随筆家の上野修三氏が綴る「食」エッセイ
大阪伝統野菜に大阪湾でとれる魚、春夏秋冬を通して
彩られる大阪の食文化をやわらかい大阪言葉を使いながら
丁寧に紹介しています。
春には春を祝い、春の味。季節の行事に旬の味。
そして、地元の人も知らない古き良き生活習慣もまとめられています。


BOOK BAR staff| 23:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年07月20日

字幕屋のニホンゴ渡世奮闘記

大倉眞一郎セレクト

字幕屋のニホンゴ渡世奮闘記.jpg

著者:太田直子 岩波書店

『私は、個人的にはニコール・キッドマンはニコール・キッドマンが話してほしいです!』

これまで「ボディーガード」や「コンタクト」や
「ヴァイオハザード」など、数々の超大作の
字幕翻訳を担当された気鋭の字幕翻訳家によるエッセイ。
普段、当たり前のように観ていた映画の字幕がどのように生まれ
どのように悩み構築されていくのかを解説。
言葉の切り方やニュアンスの伝え方など、字幕翻訳家だから綴れる
日本の字幕のAtoZが綴られた1冊です。
世界でも優れていると言われる「日本の字幕」世界、体感してみて下さい。

BOOK BAR staff| 23:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年07月20日

老人と海

杏セレクト

老人と海.jpg

著者:アーネスト・ヘミングウェイ 新潮社

『夏の陽射しの下、一体何とそんなに闘っているんだろうか?』

1952年に出版され世界的ベストセラーとなった
アーネスト・ヘミングウェイ、晩年の海洋小説。
キューバ、コヒマールを舞台に繰り広げられる
少年と老人と、魚達の物語。
人間と魚、一対一での闘い、命のやり取り。
そして、ふいに襲う自然の不条理。
生物として自然と立ち向かうプライド。
そこには、どんな闘いが綴られているのか…。

BOOK BAR staff| 23:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年07月13日

飛び 跳ねる 教室

大倉眞一郎セレクト

飛び 跳ねる 教室.jpg
著者:千葉聡 亜紀書房

『教えて、教えられて、人は死ぬまで成長します!』


リスナーから頂いた1冊を今夜は紹介致しました。

歌人でもあり教師でもある著者、千葉聡さんによる短歌エッセイ集。
綴られているのは、新人教師時代、赴任した中学校での苦悩や葛藤。
なかなか上手く生徒達と触れ合いない。生徒達からは「きもい」とも
言われ、悩みは募る。そんなディスコミュニケーションから
いかに工夫し生徒達と繋がっていくのか?リアルな日常が綴られています。
現在は、歌人として、そして高校の教師として活躍される
著者、千葉聡さんの願いや思いの詰まった1冊です。

BOOK BAR staff| 23:39 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年07月13日

私の東京地図

杏セレクト

私の東京地図.jpg
著者:小林信彦 筑摩書房

『私も50年くらいたったら書いてみたいな・・・。』

タイトル通り、両国で生まれた過ごしてきた著者が
青春時代を経て、結婚、そして仕事、昭和7年から暮らし
見続けてきた「東京」の姿を綴ったエッセイ本。
自身の記憶と実際の記録、戦争で1度崩れてしまった街が
また再生されていく姿や20近くのエリアの変貌していく様が
リアルに描かれています。
映画館の街だった「新宿」の当時の姿や六本木の裏路地。
今とは少し違った東京が垣間見れます。
あなたにとっての「東京」とは?どんな街なのでしょうか?

BOOK BAR staff| 23:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年07月06日

あの頃の軍艦島

大倉眞一郎セレクト

あの頃の軍艦島.jpg

著者:皆川隆 産業編集センター

『世界が注目する憧れのあの島!必ず上陸を果たします!』

昭和30年代の最盛期には、5000人を超える人々が
暮らしたという端島、通称・軍艦島。
当時、実際に島に暮らしていた著者が撮った写真の数々。
そこに生きた島民の暮らし、そして、日本の高度経済成長を
支えた炭鉱の島、端島の本当の姿が写し出されています。
世界一人口密度が高いといわれたその島では、人々は行き交い
言葉を交わす。明るく豊かに暮らす姿が伝わる貴重な写真集。
75際になる著者が50年の時を経て発売した渾身の1冊。

BOOK BAR staff| 23:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年07月06日

清須会議

杏セレクト

清須会議.jpg

著者:三谷幸喜 幻冬舎

『えっ?あの人あんな言葉使ってんの?でも…距離を近く感じちゃう。』

三谷幸喜、初めての時代小説
織田信長が本能寺の変で討たれた直後に開かれた
「清須会議」が舞台。
戦ではなく日本史上初めて会議で歴史が動いた瞬間。
その5日間の攻防を描いています。
史実に基づきながらも三谷流「現代語訳」で綴られた、
笑いとドラマに満ちた、傑作時代エンタテインメント。

11月9日公開 

映画『清須会議』公式サイト

BOOK BAR staff| 23:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年06月29日

生存者ゼロ

大倉眞一郎セレクト

生存者ゼロ.jpg

著者:安生正 宝島社

『息を飲む、とはこの小説に最も適した言葉です。』

2013年 第11回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作
北海道根室半島沖に浮かぶ石油掘削基地からの連絡が
ある日突然途絶える。自衛隊が探索に向かうと、
作業員達は、全身から出血して亡くなっている
まさに「生存者ゼロ」の状態。
人々の死は、ウィルスによるものなのか?
このパンデミックの危機に首相官邸に呼ばれた
陸上自衛官三等陸佐と感染症学者。
被害拡大を阻止するよう命じられるが……。
「未知の恐怖」との闘いを描いたパニック・スリラー。

BOOK BAR staff| 23:37 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年06月29日

真夏の方程式

杏セレクト

真夏の方程式.jpg

著者:東野圭吾 文藝春秋


『変人・天才科学者 × 夏休みの少年 = ・・・?』

ガリレオシリーズ第6弾!東野圭吾の長編推理小説。
6月29日から杏ちゃんも出演する劇場版も公開中。
物語は、美しい海を誇る町・玻璃ヶ浦を舞台に、
ガリレオこと天才物理学者の湯川学が出会った少年と
そして、その少年の叔母一家が関わっていく事件を
天才ガリレオが解明していく。
事件の裏に隠された真相とは?


映画「真夏の方程式

BOOK BAR staff| 23:12 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年06月22日

絵と言葉の一研究 「わかりやすい」デザインを考える

大倉眞一郎セレクト

絵と言葉の一研究.jpg

著者:寄藤文平 美術出版社

『広告関連の本は一切読みませんが…これだけは別格でした!』

地下鉄のマナー広告や『R25』表紙のキャラクターを手掛ける
人気アートディレクター・寄藤文平氏の著書。
タイトルにもある「わかりやすい」デザインとはいかなるものなか?
様々な角度から自身のデザインとも向き合いながら解釈しています。
アイデアをクリエイトしていくプロセスや寄藤氏の今後のデザインの
テーマも詰まったアイデアノートのような1冊。

BOOK BAR staff| 23:37 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年06月22日

ぼくは猟師になった

杏セレクト

ぼくは猟師になった.jpg

著者:千松信也 新潮社


『憧れます!山に行って動物と向き合いたい!』

1974年生まれの現役猟師である著者:千松信也が綴る猟師エッセイ。
大学在籍中に狩猟免許を取得し、先輩猟師から教わった
伝統のワナ猟で日々京都の山で動物との知恵比べ。
猟銃とは違い一撃では終わらない。
広い山の中を分析しながら何日もかけてワナ仕掛けをかける。
忍耐と知恵、動物との一対一のやり取り。
そして、自らがさばき食す。そこには等身大の記録が綴られています。

BOOK BAR staff| 23:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年06月15日

狭小邸宅

大倉眞一郎セレクト

狭小邸宅.jpg

著者:新庄耕 集英社

『働くと言うことは、理不尽な事を受け入れるということなんでしょうか?』

戸建物件を専門に扱う不動産会社に勤める
新人サラリーマンが主人公。
一世一代の買い物に多くの人が時間をかけ
吟味する「戸建購入」。
ノルマは全く達成されず、とにかく売れない。
売れなければ容赦ない上司からの罵声が続く。
そんなある日、とある物件から彼の状況が変化する。
過酷な日々を抜け出し、光が射したその先に待っていたのは?
そして、自分自身はどのように変化を遂げるのか?

BOOK BAR staff| 23:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年06月15日

杏セレクト

峠.jpg

著者:司馬遼太郎 新潮社

『そこにあるから越えるのか?それとも探しあてて登ってみせるのか?』

上・中・下巻からなる司馬遼太郎の長編時代小説。
舞台は幕末、長岡藩藩士の河井継之助が主人公。
「将来、俺は家老になる!」と宣言したほど
自身に「峠」を掲げ越えていく。
幕末史の表舞台には出てこないにも関わらず
多くの人を魅了し歴史を変えた隠れた英雄の生涯です。

BOOK BAR staff| 23:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年06月08日

謎の独立国家ソマリランド

大倉眞一郎セレクト

謎の独立国家ソマリランド.jpg

『ここまでやったら出来ない事はない!
           何でも好きな事をこれからもやって下さい!』

アフリカの角と呼ばれ、エチオピア、ケニア、ジブチに
隣接している国「ソマリア」。
世界的にも「危険な国」と知られる「崩壊国家」
しかし、そんな「ソマリア」から独立し十数年も平和に
暮らしているという「ソマリランド」。
タイトルにも「謎の独立国家」と付けられるほど、
その平和は、謎が多い。
「海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア」に
囲まれてながら「平和」を唱える「ソマリランド」に
著者は、飛び込んだ。

BOOK BAR staff| 23:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年06月08日

道頓堀川

杏セレクト

道頓堀川.jpg

著者:宮本輝 新潮社

『人がすい寄せられ、そして、離れていく』

舞台は、昭和44年の大阪。
道頓堀沿いの喫茶店に住み込みながら働く
大学生の邦彦と喫茶店のマスターを中心に描かれる
人間模様。歓楽街を流れる道頓堀川の川面に映る
夜のネオン、昼間の活気。人々もまた様々な顔を見せる。
暗い過去や哀しい現実。それでも、必死に生きている。
ほろ苦いコーヒーを淹れながら青年、邦彦は人生を紡いでいく。

BOOK BAR staff| 23:12 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年06月01日

全国縦断 名物焼きそばの本

大倉眞一郎セレクト

全国縦断 名物焼きそばの本.jpg

旭屋出版

『奥が深いのか?そうでもないのか?いずれにしても日本でしか食べられません。』

タイトルの通り、全国の名物焼きそばを紹介した1冊。
味のバリエーションや中に入れる具の種類。
値段の高低差も様々。中にはスープ焼きそばや
ポテト入り焼きそばまで。焼きそばの概念をも覆す
名物焼きそばの数々。日本人のソウルFOOD??
日本食文化が生み出したソース焼きそば!新たな魅力が満載です。

BOOK BAR staff| 23:39 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年06月01日

え、なんでまた?

杏セレクト

え、なんでまた?.jpg

著者:宮藤官九郎 文藝春秋

『えっ?なんでまた、こんなに作れるの?!』

脚本家、映画監督、俳優、ミュージシャンとマルチな才能で活躍する
宮藤官九郎の最新エッセイ集。
現在、大好評OA中のNHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の脚本に
1日8時間以上も取り組んでいる苦しみの姿やかわいい娘に癒される様など
日々を綴っています。巻末には大人計画の俳優による鼎談が収録されています。
テーマは、宮藤官九郎の書いた好きなセリフ&二度と言いたくないセリフ!
ユニークな台詞が飛び交う宮藤官九郎氏だけに、じぇ!じぇ!じぇ!な内容が満載!

BOOK BAR staff| 23:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年05月25日

上海、かたつむりの家

大倉眞一郎セレクト

上海、かたつむりの家.jpg

著者:六六 プレジデント社

『広い家に芝生の庭、理想の家庭を望みますか?』

「かたつむりの家」=蝸居、かたつむりの殻のような小さな家。
大都市・上海で生きる男女4人の群像劇。
家が欲しいが、家など買えない。高学歴なのに職がない。
家や職がないと結婚もできない。土地の高騰、貧富の拡大。
様々な問題を抱え、彼女らが辿った運命とは?
あまりにもリアルな姿な内容に、本国中国でも話題になった1冊。
現代の中国の姿が赤裸々に描かれています。

BOOK BAR staff| 23:39 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年05月25日

大大阪モダン建築

杏セレクト

大大阪モダン建築.jpg

著者:橋爪紳也 青幻舎

『おお、大阪やないで!だい、大阪やで!!』

大正時代から戦前までの一番華やかだった時代の大阪。
当時首都だった「東京」をも越えて世界第六位の大都市にも
発展していた。街も拡張され、アールデコ、モダンといった
近代建築も栄え文明開化に花を咲かせていた。
そんな当時を代表するモダン建築の特色や見所、現在の姿を
美しい写真とともに紹介している、大大阪=GREAT大阪のガイドブック。

BOOK BAR staff| 23:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年05月18日

山と森の精霊 高千穂・椎葉・米良の神楽

大倉眞一郎セレクト

山と森の精霊.jpg

著者:高見 乾司 中沢 新一 鈴木 正崇  リクシル・ブックレット

『神との宴を神が楽しむと書く!』

神楽の宝庫といわれる九州宮崎県「高千穂」「椎葉」「米良」に
伝わる伝統芸能を解説した1冊。
夜神楽に民俗仮面、受け継がれてきた神と人との交流。
この地方に300はあるといわれる神楽、受け継がれてきた
神と人との交流。そこには歓喜の舞に個性豊かな面の数々。
山深い森で伝承されてきた神々の儀式。
神聖で密接なかかわりが伝わる一冊です。


BOOK BAR staff| 23:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年05月18日

母の恋文 谷川徹三・多喜子の手紙

杏セレクト

母の恋文.jpg

著者:谷川俊太郎 新潮社

『こっそり見ちゃってごめんなさい!っていう感じと、いいなぁ〜って感じです!』

詩人で息子の谷川俊太郎が恋人時代の両親の恋文を集めた往復書簡
遺品に残された537通もの恋文。若き日の二人は一体どんな言葉を
交わし愛を育んでいったのか。大正時代の恋人たちはどんな言葉を
使って愛を綴っていたのか?
哲学者として名を馳せた父、そして、そんな父を陰から支えた母。
恋人時代は熱烈にまで愛を綴り続けた二人。
長い時間を経て息子が世に放った両親の恋文。
そこには、様々な思いがある。

BOOK BAR staff| 23:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年05月11日

模倣の殺意

大倉眞一郎セレクト

模倣の殺意.jpg

著者:中町信 東京創元社

『こんなに紹介するのが難しい本を持ってきてはいけない!』

大倉さんが「これはすごい」!と書かれた帯を見て購入したという1冊。
その凄さとは、1971年の初版から何度も何度も改題に加筆訂正され
めぐりめぐり現在に至る、43年前の小説。
ある文学賞を受賞した作家が、賞を受賞したにも関わらず
作品を出版できないことを嘆き服毒自殺をはかる。
ところが、密室での謎の死は「自殺」ではなく殺人なのでは?と、
作家の婚約者が疑問を抱き、その真相を探り始めた…。
そして、あるトリックを用いた初の国内ミステリーとは?

BOOK BAR staff| 23:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年05月11日

暖簾

杏セレクト

暖簾.jpg

著者:山崎豊子 新潮社

『守らねばならんもんがある!それは、これです。』

『華麗なる一族』『白い巨塔』などの著者、山崎豊子の処女作。
当時33歳だった巨匠・山崎豊子が描いたのは大阪商人が主人公。
明治時代後半、1人の男性が昆布問屋に奉公するところから物語は
始まります。やがて、昆布問屋を独立し「暖簾」を息子へと受け継ぐ。
親子二代に渡る商売へのこだわり、生き様。
そして、戦後の動乱期から高度成長期まで、どのように乗り越え
「暖簾」を守りぬいたのか?そこには親子二代に渡るドラマがある。

BOOK BAR staff| 23:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年05月04日

しずかな日々

大倉眞一郎セレクト

しずかな日々2.jpg

著者:椰月美智子 講談社

『大きな出来事が生活の中に溶け込んでいく、しずかな日々』

母親と2人で暮らす小学校5年生の少年。
ある日、母と離れほとんど面識のない祖父と暮らすことになる。
それは、小5の夏休み。
初めての暮らしは、様々な初めてをくれた。
祖父とぼくのあの夏。それはかけがえのない日々。
野間児童文芸賞、坪田譲治文学賞をダブル受賞した感動作。

BOOK BAR staff| 23:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年05月04日

心霊づきあい 11人の作法

杏セレクト

心霊づきあい.jpg

著者:加門七海 メディアファクトリー

『意外と身近に感じるのかもしれません…!』

「心霊づきあい」=「目に視えない世界との付き合い方」
心霊的なものが視える、感じる11人の著名人が体験した
スピリチュアルな日常をまとめたインタビュー集。
そこには、「怖い」というより「不思議」な日常が描かれています。
体験談を寄せている11人は、新倉イワオ、CLAMP、立原透耶、飯田譲治、
工藤美代子、平山あや、ザ・グレート・カブキ、竹内海南江、大森亮尚、
松谷みよ子、そして、稲川淳二。
作家、映画監督、俳優、プロレスラー、職業も年齢も生活環境も違う11人が
語る「心霊づきあい」。

BOOK BAR staff| 23:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年04月27日

和僑

大倉眞一郎セレクト

和僑.jpg

著者:安田峰俊 角川書店

『中国人の友人、中国に住んでいる日本人に自分でもインタビューしたくなる本です!』

中国で生活する日本人「和僑」を取材したノンフィクション。
「華僑」ならぬ「和僑」?!
そこにはどんなコミュニケーションが日々行われているのか?
そこで何を思い何をする?リアルで少し不思議!?
彼ら彼女たちの人生を探る前代未聞のルポルタージュ!

BOOK BAR staff| 23:37 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年04月27日

想像ラジオ

杏セレクト

想像ラジオ.jpg

著者:いとうせいこう 河出書房新社

『どこにもない、どこかにある、聞きたい!聞かせたいラジオ!』

著者、16年振りの長編小説。
今年の3月11日に出版されたこの本は、
東日本大震災を題材にした1冊です。
海沿いの街で、なぜか?高い杉の木のてっぺんに
ひっかかっているんです、ぼく。と軽快に話すDJアーク。
DJといっても今までのラジオの概念とは違うもの。
彼の楽しいおしゃべりの声や音楽は、想像で受信する。
いろんな場所から様々な形で人々はラジオを聞いている。
「死者」と「生者」の新たな関係がここには描かれている。

BOOK BAR staff| 23:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年04月20日

ヒストリエ

大倉眞一郎セレクト

ヒストリエ.jpg

ヒストリエ最新.jpg

著者:岩明均 講談社

『この時代の物語、初めて読んでいます!』

今週は、マンガ特集!面白さ絶対保証のマンガをセレクト!
大倉さんが持ってきたのは、岩明均さんの「ヒストリエ」です。

紀元前の古代オリエントを舞台に歴史上でも実在する
マケドニア王国のアレクサンドロス大王に仕えた書記官
エウメネスの幼少時代からを描いた歴史漫画。
2003年の連載スタートから注目され
2010年、文化庁メディア芸術祭漫画部門大賞
2012年、手塚治虫文化賞漫画大賞
それぞれ受賞。最新刊は第7巻。
現在、第8巻の発売も待ち望まれています。

BOOK BAR staff| 23:37 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年04月20日

ペコロスの母に会いに行く

杏セレクト

ペコロスの母に会いに行く1.jpg

著者:岡野雄一 西日本新聞社

『正直、今回持ってきたラインナップ大倉さんと逆なような気がしました』

今週は、マンガ特集!面白さ絶対保証のマンガをセレクト!
杏ちゃんが持っきたのは、九州で話題となった
実録4コマ・マンガ「ペコロスの母に会いに行く」です。

62歳の息子と認知症を患った89歳の母との日々を
綴ったコミックエッセイ。
長崎を舞台に描かれる2人の様子は、全編長崎弁。
温かくて可愛らしい。可笑しくて切ない。
映画化も決定されており、今まさに話題の1冊です。

BOOK BAR staff| 23:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年04月13日

オウム事件17年目の告白

大倉眞一郎セレクト

オウム事件17年目の告白.jpg
著者:上祐史浩 検証:有田芳生 扶桑社

『何を信じるか?ということは何を信じたいか!ということではないか?』

当時、オウム真理教のスポークスマンとしてマスメディアと
対峙していた上祐史浩氏が地下鉄サリン事件から17年たった2012年、
今まで語れなかった真実を告白した1冊。
麻原の側近として生きたあの時代、そこには何があり何を信じていたのか?
あの時、日本を震撼させたオウム事件の裏にはどんな真実があるのか?
上祐史浩氏しか語れない本当の言葉がある。

BOOK BAR staff| 23:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年04月13日

葉隠入門

杏セレクト

葉隠入門.jpg
著者:三島由紀夫 新潮社

『武士道といふは、死ぬ事と…見付けない!?』

著者、三島由紀夫も心酔した「葉隠」の人生訓を
三島流に現代に蘇らせた1冊。
誇り高き武士の教えの中には、現代にも通ずる処世術など
たくさん記されていました。まるで現代のビジネス本のような
上司との付き合い方を始め家族や恋人との関わり方。
そして自分自身をどのように磨いていくのか…などなど。
「葉隠」を“わたしのただ一冊の本”と愛した三島ならではの
思想にも注目。

BOOK BAR staff| 23:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年04月06日

世界から猫が消えたなら

大倉眞一郎セレクト

世界から猫が消えたなら.jpg

著者:川村元気 新潮社

『猫が消えたら世界から笑顔が消える…。』

『電車男』『告白』『悪人』『モテキ』『おおかみこどもの雨と雪』の
映画プロデューサー川村元気の初の小説作品。
物語は、あと7日で「死ぬ」と宣告された主人公が
悪魔との取引を応じる事に。何かと引き換えに寿命が延びる。
何を失くし、何を得るのか?かつての恋人に両親。
そこには、甘く切ない思いも蘇る。
そして、やわらかな毛をふわふわさせた愛猫。
死を目の前に不思議な日々が綴られる。

BOOK BAR staff| 23:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年04月06日

武器よさらば

杏セレクト

武器よさらば.jpg

著者:アーネスト・ヘミングウェイ


『彼の青春が詰まっています!』

アーネスト・ヘミングウェイの自伝的な
思いが紡がれた恋の物語。
第一次世界大戦中、イタリアの戦場を舞台に、
アメリカ人青年のフレドリックは、看護師のキャサリンと
恋に落ちる。しかし、戦況は悪くなるばかり。
新たな土地で幸せになろとする2人だったが…。
大きな運命に翻弄されながらも懸命に生きる男女の物語。

BOOK BAR staff| 23:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年03月30日

晴天の迷いクジラ

大倉眞一郎セレクト

晴天の迷いクジラ.jpg
著者:窪美澄 新潮社

『こんなに頁をめくるのが辛く不快な小説が、新たな地平線を見せてくれる』


『ふがいない僕は空を見た』の著書、窪美澄が描く感涙の物語。

それぞれが辛い過去や痛い思いを抱ええている3人が主人公。
愉快な事だけでは語れない、不愉快で不快な事も含めて人生。
だからこそ少しの明るさが輝かしく映る。
三人三様の人生を描きながら、我々は人生の転機に何を思い考えるのか?
誰もが抱える悩み。生きていく上で必要な「不快」。
それらが心地よくも感じられる1冊かもしれません。

BOOK BAR staff| 23:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年03月30日

大阪アースダイバー

杏セレクト

大阪アースダイバー2.jpg
著者:中沢新一 講談社

『行くんなら、地層から知ってやろうじゃないの!!』

中沢新一の著書「アースダイバー」の大阪編。
「笑い」に「食い倒れ」で有名な街、大阪。
その「笑」や「食」の根底には、様々な歴史が眠る。
大阪はどのようにして築かれた都市なのか?
どんな革命を経て現代の姿があるのか?
その土地に付けられた名前にはどんな歴史や理由があったのか?
大阪の街を有史以前から見つめ、独自の解釈でひも解いた1冊。
新たな冒険への扉が開かれます。

BOOK BAR staff| 23:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年03月23日

空白を満たしなさい

大倉眞一郎セレクト

空白を満たしなさい.jpg

著者:平野啓一郎 講談社

『死んでしまおうと悩む私と、生きていたいと願う私。』

ある日、勤務先の会社の会議室で目覚めた
主人公は、突拍子もないある事実に驚く。
それは、自分が3年前に死んでいるということ。
しかし、死んだ記憶などはない。
なにより衝撃なのは、死因が「自殺」だということ。
愛する妻と幼い息子に恵まれ、仕事も順調。
自殺する理由など見当たらない。
なぜ、自分は死んだのか?
自らの死の謎を追求していく主人公が辿りついた真実とは?
そして、生きるという事とは?死ぬという事とは?


BOOK BAR staff| 23:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年03月23日

プラ・バロック

杏セレクト

プラバロック2.jpg

著者:結城光孝 光文社

『このタイトルは何だ?えっ!警察…??』

日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した警察小説。
主人公は、女刑事の「クロハ」
口数が少なくクールな女性。
そんな彼女の前にある日、不可解な事件が舞い込む。
埋め立て地に置かれた冷凍コンテナから十四人の男女の
凍死体が発見される。どうやら集団自殺らしいが…。
この不可思議な遺体から「クロハ」は深い闇へと落ちていく。
カタカナで書かれた主人公の名前「クロハ」
彼女以外の登場人物の名前も全てカタカナで描かれてる。
それは、まるで異世界の話のようにも感じられる
不可思議なミステリー。


BOOK BAR staff| 23:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年03月16日

今夜は、久し振りにゲストをお招きしました!

本日から公開された映画「プラチナデータ」の
大友啓史監督をお迎えしてお話を伺いました。

大友監督.jpg

この作品の原作は、東野圭吾 「プラチナデータ」 幻冬舎

プラチナデータ.jpg

映画の舞台となっているのはDNA捜査によって検挙率100%、
冤罪率0%になった近未来の日本です。
DNA情報「プラチナデータ」によって犯罪に巻き込まれ、
容疑者となるのが二宮和也さん演じる警視庁特殊解析研究所で働く
天才科学者と、それを執拗なまでに追いかける豊川悦司さん演じる
刑事の攻防を描いた作品です。

杏ちゃんは、特殊解析研究所の白鳥里沙という女性を演じています。

著者自身も苦しんだ作品の映画化、大友監督が心がけたのは
未来をどこに設定するか??
じわじわくる恐怖感、怖さをどのように伝えるか?
あえて、あまり遠くない未来、2017年に設定した。
リアリティーをなくさない、日常生活の延長線上にある未来を描いた。

杏ちゃんの、ファッションやヘアスタイルにも要注目です。

『プラチナデータ』 公式サイト

そして、大友監督の読書遍歴も伺いました。

高校教師だったご両親は、幼い大友監督に

『普通の本を3冊読んだら、漫画を1冊買ってあげる』

こんな約束で、息子にたくさんの本を読ませたそうです。
小学校低学年の頃には、漫画を200冊ほど所持するほどに!
ということは…その3倍もの本を読んでいたというとても
読書家の大友少年。その後、自身の制作人生に与えた本は
『黒澤明vs.ハリウッド』ハリウッドのシステムと対峙した
黒澤監督の『トラ・トラ・トラ!』。
黒澤監督は、なぜ、撮影開始直後解任されたのか…??
その本から、クリエーターがクリエーターだけではダメ!
映画監督である以上、ビジネスマンであることを学んだそうです。

 

BOOK BAR staff| 23:47 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年03月09日

傾国子女

大倉眞一郎セレクト

傾国子女2.jpg

著者:島田雅彦 文藝春秋

『是非、一緒にご飯だけ食べてみたいです!』

今年でデビュー30年目を迎えた、島田雅彦の最新作!

絶世の美女に生まれてきた主人公は、その美しさゆえに
波乱万丈な人生を歩む!
国を傾けるほどの「美女」の辿る運命とは?
様々な人間との出会いの中で彼女が選んだ道とは?
「テルマエ・ロマエ」のヤマザキマリがイラストを担当。
それぞれの登場人物を描いています。そちらも注目の1冊。

BOOK BAR staff| 23:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年03月09日

飛雄馬、インドの星になれ!‐インド版アニメ『巨人の星』誕生秘話‐

杏セレクト

飛雄馬、インドの星になれ!.jpg

著者:古賀義章 講談社

『思いこんだら試練の道を、行くが〜インドのど根性!!』

サブタイトルに「インド版アニメ『巨人の星』誕生秘話」と
付けられたこの本は、出版社で勤める著者が大好きなインドを
題材に何かしたい!と、考えたところから始まったアニメプロジェクト!
高度経済成長期の日本に似たインドの現状を考えて、当時日本で流行った
「巨人の星」をインドに輸出しようと考えたが、インドでは野球が盛んではなく
代わりにインドで国民的スポーツだった「クリケット」をとりいれたリメイク。
ただ、やはりインドでのアニメプロジェクトは平坦ではなく様々な難題が!
そんなインド版アニメ『巨人の星』が生まれるまでを綴った1冊。
日本の国民的アニメがインドではどのように受け入れられたのでしょうか?
巨人の星と言えば、「ちゃぶ台」に「大リーグボール養成ギプス」!
インドでは、どのように描かれたのでしょうか?

BOOK BAR staff| 23:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年03月02日

水のかたち

大倉眞一郎セレクト

水のかたち(上).jpg

水のかたち(下).jpg

著者:宮本輝 集英社

『水の流れにも起伏がある!』

巨匠、宮本輝の最新小説。

東京の下町、門前仲町に暮らす50歳の主婦が主人公。
彼女は、ある日近所の古い喫茶店で茶碗をもらう。
ただでもらった古ぼけた茶碗だったが、後日驚くほどの
価値があることに気付く。そこから骨董の世界へと魅せられ
様々な出会いを引き起こす。
水にかたちはないが、水の流れは一定ではない。
人生の喜びと希望を綴った「上」「下」巻!!

BOOK BAR staff| 23:42 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年03月02日

明治洋食事始め とんかつの誕生

杏セレクト

とんかつの誕生.jpg

著者:岡田哲 講談社

『お腹がすく本!!…というわけではないんです!』

幕末から明治時代、「洋食」は日本でどのようにして誕生したのか?
海外の食文化を日本流にアレンジし、庶民に愛された「洋食」の文化
豊富な資料とともに書かれています。
まるで学術書を思わせる「洋食」の歴史。
そして、洋食の王者でもある「とんかつ」の誕生とは?
洋食が日本に生まれて約60年。その背景をたどります。

BOOK BAR staff| 23:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年02月23日

はなちゃんのみそ汁

大倉眞一郎セレクト

はなちゃんの味噌汁.jpg

著者:安武信吾、千恵、はな 文藝春秋

『人目もはばからず、このおっさんが…!!』

今週は「泣ける本」をテーマに持ち寄りました。
大倉さんが選んだのは1ページめくった瞬間に涙が溢れた1冊。

著者の1人、安武千恵さんは25歳の時に乳がんが発覚し手術するが
2008年、33歳の若さで他界。彼女が亡くなる前に立ちあげたブログ
「早寝早起き玄米生活 〜がんとムスメと、時々、旦那〜」
そこには自身の闘病生活や子育ての話が満載。
このブログを元にご主人の安武信吾さん1冊にまとめました。
幼い娘を残して逝く、母として多くのことを残したい。
そこにはそんな大きな愛と、健やかに育っていく娘はなちゃんの姿が
描かれています。そして、毎朝はなちゃんが作る「みそ汁」には
母から受け継いだ思いがたくさん入っています。


BOOK BAR staff| 23:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年02月23日

1ポンドの悲しみ

杏セレクト

1ポンドの悲しみ.jpg

著者:石田衣良 集英社

『読み終わった後、涙がポロッポロリ…
         そして、膝をポンっとたたく!そんな本です!』

今週は「泣ける本」をテーマに持ち寄りました。
杏ちゃんが選んだのは、石田衣良の短編集。

著者石田衣良がいろんな人に恋愛の話を聞きそこからヒントを得て書いた。
年齢や環境、様々なシチュエーションの恋に悩み傷付きもがきながらも生きる
女性たちを描いた10篇の恋愛小説。
杏ちゃんが涙したのは、同棲をしているカップルが主人公。
共に生活をする中で、多くのものがお互いの所有物化していき、
2人は自身のものにイニシャルを付けていくのだが…。
そんなある日、2人の元に猫がやってきました。
杏ちゃんいわく、膝をうつほど素敵な締めくくり。
とてもいい涙があふれる1冊です。

BOOK BAR staff| 23:12 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年02月16日

クロックスリーの王者

大倉眞一郎セレクト

クロックスリーの王者.jpg

著者:コナン・ドイル 柏艪舎


『ボクシングは、粗野で野蛮な紳士のスポーツ!!』

あの「名探偵シャーロック・ホームズ」の著者コナン・ドイルが
ボクシングを題材にした5編、そしてキツネ狩りを題材にした1編を
収録した6編からなる短編集。
19世紀のイギリスを舞台にボクシングで闘う紳士たちが
いきいきと描かれています。謎解きでもミステリーでもない
コナン・ドイルの世界!そこには、彼が愛したスポーツ
「ボクシング」の原点があります。


BOOK BAR staff| 23:37 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年02月16日

ダニーと紺碧の海

杏セレクト

ダニーと紺碧の海.jpg

著者:ジョン・パトリック シャンリィ 白水社

『厳しさ転じて、笑いとなる?』

アメリカの劇作家、ジョン・パトリック シャンリィによる戯曲

物語の舞台は、ブロンクスのさびれた酒場。
そこには、孤独で身も心も傷ついた男。
そして、同じく自身の過去に傷ついた女。
2人は、飲んだくれながらお互いをののしり合う。
感情のやり取りをするうちにだんだんと心を開いていく。
そんな激しい台詞のやり取りや感情をぶつけ合う芝居は
役者さんとって何キロも体重を落とすほど精神的に参ってしまうそうです。
しかし、痛々しい中にも人間の本心を描く様は温かみを感じ
思わず笑ってしまう場面もあるそうです。
演じてみても読んでみてもヒリヒリする戯曲です。

BOOK BAR staff| 23:12 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年02月09日

立川談志 最後の大独演会

大倉眞一郎セレクト

立川談志 最後の大独演会.jpg

著者:立川談志、ビートたけし、太田光 新潮社

『立川談志は、放送禁止用語「OK」という事になっていたらしい…?!』

病気療養中の立川談志が亡くなる1年5ヶ月前に行った大独演会。
それは、30年来の付き合いがあるビートたけし、そしてたけしに
連れられてきた爆笑問題の太田光との鼎談だった。
きっかけは、談志がたけしに

「今日はくだらない話だけをしようぜ」

と、誘った事から実現した鼎談。
まさに「くだらない話」のオンパレード。
下ネタ、ゴシップにアブナイ話。
談志節炸裂のおよそ3時間。たけしがつっこみ!太田が聞く。
今では実現しない話芸の達人たちの言葉。抱腹絶倒まちがいナシ。

BOOK BAR staff| 23:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年02月09日

命もいらず名もいらず

杏セレクト

命もいらず名もいらず.jpg

命もいらず2.jpg


著者:山本兼一 日本放送出版協会

『こんなに強くなれるんでしょうか??』

華やかな士志が活躍する幕末の中、隠れた存在でありながら
多くの人に多大な影響を与えた幕末の侍 山岡鉄舟を描く。
そんな山岡鉄舟のことを西郷隆盛が語った言葉が本のタイトルになってます。

「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末の困るのもなり。」

頑なな生き方を貫いた鉄舟の魅力は、今の時代だからこそ
私たちのむねを打ちます。

BOOK BAR staff| 23:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年02月02日

世界の市場めぐり

大倉眞一郎セレクト

世界の市場めぐり.jpg

著者:ジョン・ブラント 日経ナショナルジオグラフィック社

『行きたい!見たい!暮らしたい!』

世界48カ国、240ヶ所以上の市場情報が写真と共に紹介されています。
モロッコ、アルジェリア、ニジェール、エジプトの「アフリカの市場」
イタリア、フランス、ドイツ、ポーランド、チェコの「ヨーロッパの市場」
トルコ、カンボジア、ベトナム、インドネシア、中国の「アジアの市場」
ボリビア、ペルー、ブラジル、グアテマラ、カリブ海諸島の「アメリカの市場」
カラフルで鮮やかな市場の写真に旅心がくすぐられます。
その土地の文化や人々の暮らしを「生」で体感したければ市場へ行け!

BOOK BAR staff| 23:39 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年02月02日

関西人のルール

杏セレクト

関西人のルール.jpg

著者:千秋育子 中経出版

『「ほんまでっか?」「そうやでぇ〜」で、お墨付きをもらいました!』

今年の秋から放送がスタートする朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」の
撮影の為、5月頃から大阪と東京を行き来する杏ちゃん!
そこで今回手に取ったのが…その名も「関西人のルール」なる、
関西人の流儀を記した1冊。
大阪府出身の著者を含めた関西人ならではの特徴や生活の紹介から
「本当に?」と思うような関西の当たり前などなど、ユニークに書かれています。
そして、関西と言えば「笑い」&「つっこみ」!
「なんでやねん!」、万能つっこみ!
「そんなことないやろぉ!」、否定系つっこみ!
「○○かと思ったわ!」、見た目つっこみ!などなど・・・。
悲しい出来事も「笑い」に変えて力にする!笑いこそが全てを動かす。
そんな関西人のあれやこれやが満載です!


BOOK BAR staff| 23:16 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年01月26日

イエメンで鮭釣りを

大倉眞一郎セレクト

イエメンで鮭釣りを.jpg

著者:ポール・トーディ 白水社

『信じて出来る事と、できない事がある!』

本国イギリスで、40万部のベストセラー作品!
昨年「砂漠でサーモンフィッシング」というタイトルで
映画化もされています。
物語は、スコットランドの鮭釣りをに魅せられたイエメン人の大富豪が
母国でも鮭釣りをしたい!という思いにイギリス政府も動かされていく。
果たして!砂漠の地、イエメンで釣りはできるのか?
無理難題&奇想天外なこのプロジェクトの結末は?
作品の構成もユニーク、主人公フレッドの日記を中心に、手紙、eメール、
新聞・雑誌の記事、議事録、事情聴取の記録、未刊行の自伝などなど…
さまざまな文書から物語がすすめられていく。

BOOK BAR staff| 23:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年01月26日

歴史の愉しみ方 忍者・合戦・幕末史に学ぶ

杏セレクト

歴史の愉しみ方.jpg

著者:磯田道史 中央公論新社

『みんなにも分かって欲しい!!
 あぁ、何これ、愉しい〜!愉しい〜!…そんな本です!』

「武士の家計簿」などの著者でもある
歴史学者・磯田道史氏の歴史エッセイ。
全国を渡り歩いて見つけた様々な古文書から歴史を読み解き、
ならではの視点で切り取った歴史の表側の裏側。
そして、現在との共通点を交えながら面白さや愉しさを紐解いています。
ショートエッセイなので非常に読みやすく具体的な例も興味深い。


BOOK BAR staff| 23:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年01月19日

アフリカの風に吹かれて

大倉眞一郎セレクト

アフリカの風に吹かれて.jpg

著者:藤沢伸子 原書房

『支援することで育てられる!』


著者、藤沢伸子さんの途上国支援の日々を綴った1冊。
サブタイトルにある「泣き笑いの日々」に込められた
奮闘の裏に、どんな思いや出来事があったのか?
著者自身のプライベートな悩みから、現場で起きた問題まで
赤裸々に語られています。
10年もの間アフリカで過ごした日々にどんな風を吹かせたのか?

BOOK BAR staff| 23:39 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年01月19日

明治お雇い外国人とその弟子たち

杏セレクト

明治お雇い外国人とその弟子たち.jpg

著者:片野勧 新人物往来社

                                                      
『呼ぶ人、来る人、教える人、教わる人…どっちも凄い!』


副題に「日本の近代化を支えた25人のプロフェッショナル」と
あるように幕末から明治時代に近代日本の文化を支え創りだした
お雇い外国人25名を紹介した1冊。
当時の大臣よりも高い給料を払い様々な知識・文化を習得した。
「医学」ならドイツ、「鉄道」ならイギリス、「農業」ならアメリカ
「小泉八雲」の名で有名な、パトリック・ラフカディオ・ハーン
「大森貝塚」を発掘した、動物学者のエドワード・S・モース
「ヘボン式ローマ字の創始者」である、ジェームス・カーティス・ヘボン
などなど、今でも日本の文化の根本を創り教えた外国人のスピリッツ
そして、教わる側の日本の熱意もまた感じる本です。

BOOK BAR staff| 23:16 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年01月12日

砕かれざるもの

大倉眞一郎セレクト

砕かれざるもの.jpg

著者:荒山徹 角川書店

『面白いからいいんだよ!はちゃめちゃ剣豪時代小説です!』


舞台は戦国の名残もまだ濃い江戸時代。
徳川幕府と加賀藩の争いを描く。
加賀百万石とよばれ巨大な力を誇る加賀藩。
その力を奪い去る為、生まれながらの将軍・徳川家光は
やっきになる。その戦に参戦した若き剣士・宇喜多秀景、
そして、柳生十兵衛に伊藤一刀斎、そして宮本武蔵まで。
剣豪たちの命をかけた壮絶・バトルロワイヤル!
はたしのその戦の結果とは…?!

BOOK BAR staff| 23:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年01月12日

美女と野球

杏セレクト

美女と野球.jpg

『かまととぶらずに、もう笑っちゃいますよ!』

役者、小説家、イラストレーター、ミュージシャン…
いまや各界で独自のセンスで個性を発揮しまくっている
リリー・フランキーのエッセイ集!
90年代に連載されていたものを抜粋した最高傑作とも名高い1作!
笑える「下ネタ」から甘酸っぱい「下ネタ」まで…。
リリー・フランキーだからこそ体験できただろう(?)
奇妙な友人関係に不思議な家族旅行!独自な目線と語り口調は悶絶。
とにかく笑えるエッセイ集。

BOOK BAR staff| 23:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年01月05日

ヒューマン なぜヒトは人間になれたのか

大倉眞一郎セレクト

ヒューマン なぜヒトは人間になれたのか.jpg

著者:NHKスペシャル取材班 角川書店

『人という奇妙な生物をひたすら追いかける!でも結論は出ない!』

2013年、最初に大倉さんが選んだのは、
昨年4回に分けて放送されたドキュメンタリー番組の書下ろし。
「人間って一体何なの?」という疑問をいろんな角度から見つめた1冊。
ホモ・サピエンスの歴史は、約20万年。
我々はどのような進化をし、今に至るのか?
学術的な「人間」から私たち「人」を見る。
いまだ、ひも解かれていない生命の謎、神秘。
分からない事こそが面白い!

BOOK BAR staff| 23:37 | カテゴリー:BOOK INFO

2013年01月05日

蒼い猟犬

杏セレクト

蒼い猟犬.jpg

著者:堂場瞬一 幻冬舎

『走るぜ!俺たち!』

サブタイトルには「1300万人の人質」と付けられた
刑事ものの1冊。
物語は、男女2人の若手刑事が捜査一課に来るとこから始まる。
そして、そこには新設された部署「特別捜査第三係」なるものが──
まだまだ新人ゆえ「ひよこ」と呼ばれるフレッシュな面々が集められた
新たな部署、そこで彼らを待ちうけてた事件はとは・・・。
都民1300万人を人質にとった姿なき犯行。
メディアまでをも巻き込み世間を恐怖に落とし込む事件。
ひよこ達は、この姿なき犯人を追いつめられるのか?


BOOK BAR staff| 23:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年12月29日

書店員あるある

大倉眞一郎セレクト

書店員あるある.jpg

著者:書店員あるある研究会 廣済堂出版

『書店がなくなると文化が消えるし、笑いも消える!』

大倉さんが2012年、最後に紹介したのは
全国の書店員さんに日頃の感謝を込めてこちらの1冊です。
関東の某書店の店長さんを中心にTwitterを通して
書店員同士のコミュニティーが作られた。
そのコミュニティーで語られる「書店員あるある」の1冊!
笑えるエピソードから、書店員の悩みまで400本もの「あるある」ネタが掲載。

例えば、「整理術や断捨離の本をまとめ買いする客を見ると、
       『こいつは片付けられないな』と思う」…など。

書店員さんが日頃感じている事が1冊に凝縮。
そして、『悲しいとき』でおなじみの人気芸人「いつもここから」の
菊地秀規氏がイラストを描いています。
読んでも見ても楽しめる本です。

BOOK BAR staff| 23:36 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年12月29日

グレープフルーツ・ジュース

杏セレクト

グレープフルーツジュース.jpg

著者:オノ・ヨーコ  講談社

『人にはそれをする必要があり、それをする権利を持ち、それをする義務がある!』

2012年最後のBOOKBAR、杏ちゃんが紹介したのは、
JOHN LENNONの「Imagine」の元になったといわれている
オノ・ヨーコの詩集「グレープフルーツ・ジュース」。
そこには、簡単にできる事から簡単にはできない事までの
ある命令が綴られています。
JOHN が歌った「想像してごらん」ではなく「想像しなさい!」と
強く呼び掛ける。それは、言葉という名の「芸術作品」
本の最後にはこんな命令もある。
「読み終えたらこの本を燃やしなさい」
想像する事を想像させてくれる1冊です。

BOOK BAR staff| 23:12 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年12月22日

美しすぎる少女の乳房はなぜ大理石でできていないのか

大倉眞一郎セレクト

美しすぎる少女の乳房はなぜ大理石でできていないのか.jpg

著者:会田誠 幻冬舎

『作品がバラバラ!かつ一直線!の芸術家』

天才、会田誠が語る「美」とは??
それは「女性の乳房…しかもペチャパイ」??
そんな「?」かつ「!」な感性が詰まった
天才芸術家ならではのアートエッセイ集。
過去に連載されていたエッセイを集めたこの作品には
余白部分に著者自身が書き込み(落書き?)を入れている。
見ても読んでも驚きの1冊。


BOOK BAR staff| 23:37 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年12月22日

月の名前

杏セレクト

月の名前.jpg

文:高橋順子 写真:佐藤秀明 DECO 

『新選組だって北条 政子だって、いろんな人が見てきたんだな!』

こんなキャッチフレーズで紹介したのは、杏ちゃんが以前に紹介した作品
『風の名前』と同じシリーズ。
『雨の名前』『風の名前』『花の名前』に続いての第四段目!
今回は、「月の名前」をテーマに紡がれています。
古今東西魅了され続けている「月」。語源は「とりつく」「惹きつける」から
きているとう説もあるほど。400語からなる「月の名前」に、佐藤秀明氏による
美しい月の写真が150点。繊細で豊かな感情表現が月の名前を通して感じられる。
過去と未来、そして現在をつなぐような月の存在。
改めてその魅力に引き込まれます。

BOOK BAR staff| 23:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年12月15日

人間失格

大倉眞一郎セレクト

人間失格.jpg

著者:太宰治

『あぁ、おれもダメな人間だぁぁぁ!!が、合言葉』

今週は、「年の瀬に読みたい日本文学」ということで
本を持ち寄りました!大倉さんが選んだのは「人間失格」!
好き嫌いは様々ですが、日本文学の金字塔ともいわれる1冊。
太宰治の代表作でもあり、自叙伝的小説。
4度の自殺を繰り返し、39歳で亡くなった太宰治。
そんな著者を思わせる主人公、大庭葉蔵の幼少期から
27歳直前で自殺するまでを描いています。


BOOK BAR staff| 23:37 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年12月15日

万葉集 ビギナーズ・クラシック 日本の古典

杏セレクト

万葉集.jpg

角川書店

『裸足で読める!裸の心で読める!そんな受け止めやすい言葉が詰まった本です』

今週は、「年の瀬に読みたい日本文学」ということで
本を持ち寄りました!杏ちゃんが選んだのは「万葉集」!!
誰しもが国語の授業などで1度はふれた事があるであろう日本文学。
今から1300年ほど前、現存最古の歌集といわれています。
庶民から天皇まで、当時歌われた歌の数々、なんと4540!
杏ちゃんが持ってきたのは入門書的1冊。
「万葉集 ビギナーズ・クラシック 日本の古典」
現代語で書かれており、解説もある。
4540ある歌の中から抜粋していくつか紹介している。
古典文学が苦手な人でも十分楽しめるビギナーズ・クラシック!

BOOK BAR staff| 23:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年12月08日

最初の人間

大倉眞一郎セレクト

最初の人間.jpg

著者:アルベール・カミュ 大久保敏彦/訳  新潮社


『カミュに全く興味のない人は、面白くないと思います!』

ノーベル賞作家でもあったアルベール・カミュの未完の遺作。
突然の交通事故の為46歳の若さでこの世を去ったカミュ。
その為、未完で終わってしまった最後の作品は自伝的小説。
遺作であり原点でもある。本人の幼年期と思われる少年時代が描かれる。
来年、2013年は、アルベール・カミュの生誕100周年。
12月15日には、同タイトルの映画も公開される。

BOOK BAR staff| 23:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年12月08日

ゴロツキはいつも食卓を襲う

杏セレクト

ゴロツキはいつも食卓を襲う.jpg

著者:福田里香 太田出版

『この本を読めばアナタもあるあると思うでしょう…!』

杏ちゃんが思わずタイトル買いをしてしまったという1冊。
副題には「フード理論とステレオタイプフード50」と付けられており
マンガやアニメ、映画、ドラマ、CMなどに登場する食べ物の法則を
ひも解いた「フード理論」なるエッセイ集。
画面に登場する食べ物にありがちな、おもわず「あるある」と言ってしまうような
「食べ物あるある」の法則が50個!
「はなもちならない金持ちの子供は食い意地がはっていて太っている!」 
「カーチェイスではね飛ばされるのは、いつも果物屋なのか?」などなど、
幾度となく目にしてきた「食べ物」での表現、そこに隠された真相とは?

BOOK BAR staff| 23:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年12月01日

ソロモンの偽証

大倉眞一郎セレクト

ソロモンの偽証1.jpg

ソロモンの偽証22.jpg

ソロモンの偽証33.jpg


著者:宮部みゆき 新潮社

『これを一気に読ませるか?宮部みゆき!!…止まらない!』

2002年〜2011年に渡って連載されていた
宮部みゆきの超大作。
クリスマスの日にある中学校で見つかった14歳の遺体。
自殺なのか?他殺なのか?
謎が謎を呼び、不幸な事件も続く。
様々な出来事は、遺体が発見されたあの中学校を
取り巻くように起きる。
犯人の目的は?14歳の遺体は何を語ってるのか?


BOOK BAR staff| 23:39 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年12月01日

大切なことはみんな朝ドラが教えてくれた

杏セレクト

大切なことはみんな朝ドラが教えてくれた.jpg

著者:田幸和歌子 太田出版

『皆様、来年から宜しくお願い致します!』

来年後期のNHK「連続テレビ小説」、朝ドラのヒロインに決まった
杏ちゃんが今夜選んだのは、ずばり「朝ドラ」の歴史&裏話満載の1冊!

1961年に誕生した「朝ドラ」。
今年で51年の歴史を誇る、国民的存在。
月曜日から金曜日まで毎日15分間、忙しい朝にも楽しめる
その番組作りとは?30年以上に渡って朝ドラを見続けた
著者が明かす、朝ドラの魅力&秘密!

BOOK BAR staff| 23:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年11月24日

その日東京駅五時二十五分発

大倉眞一郎セレクト

その日東京駅五時二十五分発.jpg

著者:西川美和 新潮社

『ある視点からの戦争』

「夢売るふたり」「ゆれる」「ディア・ドクター」などの話題作を
手掛ける映画監督、西川美和の最新著書。
自身の伯父の戦争体験を元に綴られた中編小説。
昭和二十年八月十五日。終戦当日、19歳の通信兵の「ぼく」は、
東京から故郷の広島へと汽車で向かった。
まさに「東京駅五時二十五分発」…。
日本が戦争に負けた日、少年は列車に揺られながら回想した。
淡々とつづられた言葉には、意外な真実が。
今まで描かれていなかったタイプの戦争小説。

BOOK BAR staff| 23:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年11月24日

雪女

杏セレクト

    『雪女』

著者:小泉八雲 


『新しいところから古きを知る!まぁ…ありかもね!』

杏ちゃんがついに電子書籍デビュー!
小泉八雲の短編小説「雪女」
日本の昔話でもおなじみの作品です。
山で仕事をしていた茂作と巳之吉がある吹雪の日に
出会った白ずくめの美しい女。彼女に会ったことは
誰にも言ってはならぬ秘密。命をかけた堅い約束。
それから数年、巳之吉は「お雪」という美しい女と出会い
恋に落ちます。ある日、巳之吉はあの日のことを思い出すのでした。

BOOK BAR staff| 23:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年11月17日

希望(仮)

大倉眞一郎セレクト

希望(仮).jpg
著者:花村萬月 角川書店

『東大志望者、必読の書!!』

1978年に大学を受験した少年の物語。
山下幸司は東大医学部を目指す高校三年生。
頭のいい彼は、東大に行くのが当たり前だと感じていた。
でもそれはとてもぼんやりとした感覚。
しかし、受験中にひょんなことからカンニング疑惑で失格。
完全に虚脱状態に陥り、そこから流浪の日々を送ることになる。
東京大学の受験に失格した彼を待っていた新たな人生とは?!
どん底から見えた景色に、希望はあったのか?


BOOK BAR staff| 23:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年11月17日

野良犬トビーの愛すべき転生

杏セレクト

野良犬トビーの愛すべき転生.jpg
著者:ブルース・キャメロン 訳:青木多香子 新潮社

『かわいい!!さいこーだね!!宝物だよ!!
        えっ?!ちょっと待ってそれでいいの??』

犬を主人公に描いた全米のベストセラー小説
野良犬として産まれたトビーは、3度も別の犬へと生まれ変わる。
記憶を持ちながら転生を繰り返し成長していく。
野良犬から少年のもとで暮らすゴールデン・レトリバー。
ジャーマン・シェパードで警察犬としての人生。
そして、ラブラドール・レトリバーのバディ。
転生の瞬間は突然、死んで目を閉じて開けたら兄弟たちと
仲良くお乳を吸っている。
全てが犬の目線・感情、犬の理屈まで?
犬と人間の関係も犬目線で描かれているのが面白い。

BOOK BAR staff| 23:12 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年11月10日

ZONE 豊洲署刑事 岩倉梓

大倉眞一郎セレクト

ZONE 豊洲署刑事 岩倉梓.jpg
著者:福田和代  角川春樹事務所

『豊洲には商店街がない!!』

東京都江東区豊洲を舞台に、現代の日本がかかえる闇を捉える。
「児童ネグレクト」「ストーカー」「貧困老人の孤独死」、「震災詐欺」
豊洲署生活安全課の女刑事・岩倉梓のもとには様々な事件が持ち込まれる。
高層タワーマンションに、大規模ショッピングモール。
未来的に作られたその街を中心に浮かび上がる人々の人生。
岩倉梓は、街と人々を守るため動き出す。


BOOK BAR staff| 23:39 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年11月10日

江戸川乱歩傑作選

杏セレクト

江戸川乱歩傑作選.jpg
著者:江戸川乱歩 新潮社

『ついに私も足を踏み入れました!くらーく、そして、ちょっと耽美な世界!』

杏ちゃんの江戸川乱歩デビューとなった短編集。
江戸川乱歩の初期を代表する傑作を9編
「二銭銅貨」「芋虫」「二癈人」「D坂の殺人事件」「心理試験」
「赤い部屋」「屋根裏の散歩者」「人間椅子」「鏡地獄」
グロテスクで耽美な世界がそこにはある。
一編一編に付けられたタイトルにも注目です。

BOOK BAR staff| 23:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年11月03日

若きウェルテルの悩み

大倉眞一郎セレクト

若きウェルテルの悩み.jpg

著者:ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ 岩波書店
    竹山 道雄 訳

『若者よ多いに悩め!!』

1774年、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテが25歳の時に発表した作品。
自身が20歳の時に体験した燃えるような恋をモチーフに描かれた1冊。
婚約者のいる美しい女性ロッテに惹かれ、ひたむきに愛し続ける若きウェルテル。
舞い上がる恋心とは裏腹に影をひそめる不安や絶望。
叶わぬ恋に翻弄されるウェルテルの姿は、当時の若者にも大きな影響を与えたほど。


BOOK BAR staff| 23:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年11月03日

この年齢だった!

杏セレクト

この年齢だった!2.jpg
著者:酒井順子 集英社

『もうですか?まだですか?うーん、まだだと思いたいな。』

古今東西、偉業を成し遂げた27人の女性たちの
ターニングポイントとなった年齢を紹介しています。
レディー・ガガ、マドンナ、安室奈美恵、山口百恵、
マーガレット・サッチャー、マザー・テレサ、
紫式部、清少納言、オノ・ヨーコ…などなど
彼女たちの人生・半生の転機となった出来事をひも解いています。

BOOK BAR staff| 23:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年10月27日

屍者の帝国

大倉眞一郎セレクト

屍者の帝国.jpg
著者:伊藤計劃X円城塔 河出書房新社

『私の意識とは何だ?私とは何だ?私は生きているのか?』

最初の30ページを残しこの世を去った伊藤計劃
未完となった作品は、友人でもある作家・円城塔が書き上げた。
19世紀末を舞台に、フランケンシュタイン博士に「風と共に去りぬ」のレッド・バトラーなど
実在した人物や著名な小説から抜き出したスーパーオールスターズたちが繰り広げる
SF超大作。生者と死者の境目、生命とは何か?人の意識とは何か?
伊藤計劃ワールド全開です。

BOOK BAR staff| 23:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年10月27日

女たちよ!

杏セレクト

女たちよ!.jpg

著者:伊丹十三 新潮社

『時代を超えていいものを探せる人になりたい!』

映画監督でも有名な伊丹十三さんのエッセイ本。
出版されたのは今から40年以上も前、1968年。
著者・伊丹十三が「いい!」と思っている物や事、
洋服の着こなしや食べ物の話、男女の関係においての
女性の立ち位置やマナーなど、自身の体験エピソードを
モチーフに綴られています。
「これがいい」「すばらしい」「ここが好き」
著者の美意識から多くのものが学べます。

BOOK BAR staff| 23:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年10月20日

桐島、部活やめるってよ

大倉眞一郎セレクト

桐島、部活やめるってよ.jpg

著者:朝井リョウ 集英社

『高校生諸君!苦しみなさい!輝きなさい!』

今週は「いまさらですが、原作を読んでみました」と題して、
話題の映画の原作本をそれぞれ紹介します。

大倉さんが持ってきたのは、この夏に公開されたヒット作
「桐島、部活やめるってよ」の原作本です。

バレー部のキャプテン桐島が突然の退部。
この事をきっかけに同じ学校に通う5人の生徒たちの
生活が少しづつ変化していく…。
ダイレクトに関係がある者、あまり関係のない者。
それぞれの悩みや喜びをかかえた高校生たちの
瑞々しいまでにいきいきとした姿が描いています。

8月11日 公開 「桐島、部活やめるってよ」オフィシャルHP

監督:吉田大八
出演:神木隆之介 橋本愛

BOOK BAR staff| 23:37 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年10月20日

ツナグ

杏セレクト

ツナグ.jpg

著者:辻村深月 新潮社

『映画化、映像化…成功だと思います!!』

今週は「いまさらですが、原作を読んでみました」と題して、
話題の映画の原作本をそれぞれ紹介します。

杏ちゃんが持ってきたのは、先日公開になったばかりの話題作
「ツナグ」の原作本です。

死者との再会を仲介してくれる「使者」=ツナグ。
お互いの承諾の元、一生に一度だけ死者は生者会い、生者は死者に会える。
それぞれの想いや葛藤を抱えながらも再会を果たしていく人々。
そして、「ツナグ」を継承していく少年。
そこには、人が人を思う心が詰まっています。

10月6日 公開「ツナグ」オフィシャルHP

監督:平川雄一朗
出演:松坂桃李 樹木希林 佐藤隆太 桐谷美玲

BOOK BAR staff| 23:12 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年10月13日

ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?

大倉眞一郎セレクト

ルソンさん、あなたは人を殺しましたか.jpg

著者:アレン・ネルソン 講談社

『あなたは、戦争で人を殺せますか?』

NYで生まれ育った著者のアレン・ネルソン。
高校を中退して海兵隊に入隊。
当時、母国でありながら肌の色の違いなどで差別を受け
悔しい思いをするがアメリカ人として国の為に戦えると信じ
ベトナムへと向かった。その後、1年以上もベトナムで過ごした彼を母親は拒絶。
「人殺しは息子ではない…」
ホームレスになったアレン・ネルソンは小学校の教師をする
同級生に出会う。ベトナムで経験したことを生徒に話して
欲しいという。そんな中1人の少女が彼に問う
「あなたは、人を殺しましたか?」
衝撃的な言葉もつつみ隠さず記されています。
運命の質問を機に著者アレン・ネルソンが伝えたかった
言葉が詰まっています。


BOOK BAR staff| 23:36 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年10月13日

山の単語帳

杏セレクト

山の単語帳.jpg

著者:田部井淳子 世界文化社

『呼ばれてます!呼ばれてます!…呼ばれたい!!』

登山初心者からベテランまで使える山にまつわる専門用語を
解説付きで教えてくれる1冊。
山から見える景色にも名前がある!
用を足すにも専門の言い回しがある!
とても奥が深い山岳用語を知って登山がもっと好きになる!
そして、美しい日本の山の風景から四季折々の植物に動物たち。
見ごたえ十分な写真もふんだんに使われています。
読み終わった後には、必ず「山通」になれる。
きっと登山に興味がわいてきます…。

BOOK BAR staff| 23:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年10月06日

傭兵の告白 フランス・プロラグビーの実態

大倉眞一郎セレクト

傭兵の告白.jpg

著者:ジョン・ダニエル 論創社


『憧れるけど出来ない!出来ないから憧れる!』


フランスのプロラグビーの世界の実態を赤裸々に綴った1作。
ニュージーランド出身の著者ダニエル,ジョンが異国である
フランスに渡り約10年もの間近くで見てきたフランスのプロラグビー。
そこには、信じがたい危険な行為から薬物問題まで。
しかし、ラグビーを愛する男たちの勇ましい姿が刻まれている。


BOOK BAR staff| 23:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年10月06日

笹色の紅―幕末おんな鍼師恋がたり

杏セレクト

笹色の紅―幕末おんな鍼師恋がたり.jpg

著者:河治和香 小学館

『江戸っ子の女は…どうですか?』


幕末の江戸を舞台に鍼師を営む女性おしゃあを中心に
恋物語や人間模様を綴った歴史小説。
腕利きの鍼灸師ということで彼女のもとには様々な人々が集まる。
中には実在の人物、安田生命創業者の安田善次郎や古川阪次郎の姿も。
美しい容姿とは裏腹に口の悪さは男勝り、そんな江戸っ子女のおしゃあが
一途に恋した相手とは??

BOOK BAR staff| 23:12 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年09月29日

大江戸釣客伝

大倉眞一郎セレクト

大江戸釣客伝(上).jpg

大江戸釣客伝(下).jpg

著者:夢枕獏 講談社

『あぁ〜〜釣りがしたい!!』


大江戸を舞台に豪華キャストの釣り物語!
津軽采女を筆頭に芭蕉の弟子、宝井基角、多賀朝湖、
紀伊国屋文左衛門、吉良上野介まで。
釣りに夢中になり、人生をも捧げた男たちの姿が描かれています。

第39回 泉鏡花文学賞受賞
第46回 吉川英治文学賞受賞
第 5回 舟橋聖一文学賞受賞

3冠に輝いた話題作!


BOOK BAR staff| 23:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年09月29日

超訳 古代ローマ三賢人の言葉

杏セレクト

超訳 古代ローマ三賢人の言葉.jpg

著者:長尾剛 金森誠也 PHP出版

『何千年たってもきっと変わんないんだから…
        もうしょうがないですよし、生きよう!』


古代ローマ三賢人「キケロ」「セネカ」「アウレリウス」が
残した言葉を様々な書物から集めまとめた1冊。
何千年も前に生きた人物が残した言葉が現代に生きる私たちの
生きるヒントになる!多くの人生訓が詰まっています。
例えば、後にローマ皇帝にもなった人物「アウレリウス」
彼の言葉「おまえを悩ますのはおまえの判断である!」
何かに迷い悩んだら開いてみるのはいかがでしょうか?

BOOK BAR staff| 23:12 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年09月22日

夜の国のクーパー

大倉眞一郎セレクト

夜の国のクーパー.jpg

著者:伊坂幸太郎 東京創元社

『猫とネズミと兵士と漂流者!そして、戦争と世界の物語!』

構想から書き上げまで2年半。
伊坂幸太郎の書下ろし最新作!

物語の舞台は、ある国。日本ではない。
そして、現代ではなく…いつかのどこか。
ある国とある国が戦争を始め、その戦いが終わったところから
1匹の猫が語り始める・・・。
どこか不思議で寓話のように懐かしい戦争と世界の物語。
伊坂幸太郎が「今」伝えたい思いが詰まった1作。

BOOK BAR staff| 23:39 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年09月22日

「乙女」シリーズ 

杏セレクト

乙女の美術史 日本編.jpg

「乙女の美術史 日本編」

乙女の美術史 世界編.jpg

「乙女の美術史 世界編」

乙女の日本史.jpg

「乙女の日本史 文学編」

著者:堀江宏樹 滝乃みわこ 実業之日本社

『 みんな誤解しないで!!乙女 is O.T.O.M.E 』

歴史作家の堀江宏樹とイラストレーターの滝乃みわこがタッグを組んだ
「乙女」シリーズ。今回は、まとめて3冊紹介しました!

分かりやすくキャッチーに乙女目線で
歴史・美術史を再発見する人気シリーズ!
例えば「乙女の美術史 日本編」では、数年前に一世を風靡した「阿修羅像」から
萩尾望都やよしながふみの漫画まで!

乙女の目線を通じて歴史・美術史や文学を紹介。
滝乃みわこが描く乙女なイラストも必見!

BOOK BAR staff| 23:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年09月15日

冥土めぐり

大倉眞一郎セレクト

冥土めぐり.jpg

著者:鹿島田真希 河出書房新社

『欲望も希望もない!でも、それでいいのかも。』


芥川賞受賞作品。

脳に病気を抱える夫と共に1泊2日の旅行にでかけた奈津子。
旅先は、過去に彼女が家族と訪れた場所。
そこには昔は高級感あふれていた場所も廃れていた。
働けなくなった夫、そして裕福だった過去執着する母と弟。
1人で苦しむ「今」=「冥土」。
彼女が振り返る運命の旅路。そこには重量級の読後感が待っている。

BOOK BAR staff| 23:39 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年09月15日

ビブリア古書堂の事件手帖〜栞子さんと奇妙な客人たち〜

杏セレクト

ビブリア古書堂の事件手帖.jpg

著者:三上延 アスキー・メディアワークス


『 Light? nonnon DEEP! 』

鎌倉にある古本屋「ビブリア古書堂」を舞台に
古書にまつわる謎解きを繰り広げるミステリー小説。
主人公は、ビブリア古書堂の店主である栞子さん。
普段初対面の人とは話もできないような内気で人見知りな性格。
だが、いざ古書の話になると饒舌になりその膨大な知識は底知れぬ。
そんな彼女の元には様々な古書が集まり
古書を知っている人にしか解けない謎が登場する。


BOOK BAR staff| 23:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年09月08日

池井戸潤さんからのメッセージ!

今夜は、直木賞作家・池井戸潤さんをゲストにお迎えしてお送りしました!

book_2.JPG

番組の最後には、BOOKBARリスナーへのメッセージも頂きました。

最新作「ロスジェネの逆襲」の主人公・半沢が語った言葉でもあります。

「仕事とは人の為にするもの」

これは、書いていてご自身でも納得した言葉だったそうです。
お金を儲ける事はとても大事、でも仕事の本当の意義とは
他人の為に世の中の為する事を忘れてはいけないと思った。

次回作はミステリー小説?なんて、お話も出ましたが
ますます池井戸作品から目が離せません!


BOOK BAR staff| 23:47 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年09月08日

今夜は、直木賞作家・池井戸潤さんが登場!

今夜のBOOK BARは、久し振りにお客様をお迎えしてお送りします。

BOOKBAR放送開始から3人目のお客様。
以前、大倉さんもご紹介した1冊「下町ロケット」の著者である
直木賞受賞作家、池井戸潤さんです。

現在、書店で平積みされている
最新作「ロスジェネの逆襲」のお話を中心にお話を伺いました!

ロスジェネの逆襲.jpg
著者:池井戸潤  ダイヤモンド社

「オレバブ」シリーズの3作目。
「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」に続いて、
バブル時代に就職した銀行マンが主人公の物語。

物語の舞台は2004年。
主人公が働く銀行の系列子会社東京セントラル証券の業績は鳴かず飛ばず。
そこに日本を代表するIT企業である「電脳雑伎集団」の社長から、ライバルの
「東京スパイラル」を買収したいという案件が舞い込みます。
買収に成功すれば証券会社には巨額の手数料が転がり込んでくるビッグチャンス!
ところが、そこに親会社である東京中央銀行から理不尽な横槍が入ります。
責任を問われて窮地に陥ったバブル世代の主人公・半沢は、ロスジェネ世代の
部下の森山とともに、周囲をアッといわせる秘策に出ることに。


BOOK BAR staff| 23:05 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年09月01日

それをお金で買いますか 市場主義の限界

大倉眞一郎セレクト

それをお金で買いますか.jpg

著者:マイケル・サンデル 早川書房


『もしかしたら私の心は、お金で買えるかもしれないけれども
 きっと杏ちゃんの心はお金では、買えません!!』

ハーバード大学で政治哲学を教える
マイケル・サンデル教授が書いた最新著書。
今の世の中すべてお金で買える。
日々、私たちはお金を払い様々な物を購入している。
時間や人間関係、そして「命」までも。
価値観に倫理観が変わりつつある今、マイケル・サンデル教授は
何を問うのか?


BOOK BAR staff| 23:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年09月01日

ソウルミュージックラバーズオンリー

杏セレクト

ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー.jpg

著者:山田詠美 角川書店

                                                      
『違う種類のキュン!』


山田詠美が1987年に発表した直木賞作品。
黒人男性と女性の愛情を8編が収められています。
ソウルの名曲をタイトルにそれぞれに綴られた愛の物語。
情熱的で濃厚あり、クールで切ない。
そんな男と女、女と男がかわす恋模様。
セクシーな言葉使いに注目です。

BOOK BAR staff| 23:12 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年08月25日

今日もごちそうさまでした

大倉眞一郎セレクト

今日もごちそうさまでした.jpg

著者:角田光代 アスペクト

『美味しいものを食べながら人は怒る事ができない!…と、
 聞いたことがあると書いてある本です!!』

今週は「聞いているだけで◯◯が食べたくなる本」というテーマで
それぞれ1冊選んでいます。

ベストセラー作家、角田光代の食べ物エッセイ。
30歳までは偏食だった著者が「食」に目覚め様々な食材と出会い
美味しいと感じた姿が素直に綴られた1冊です。
どんな辛いことがあっても人はごはんを食べる!
後書きには「おいしいものを食べながら、人は怒ることができない・・・」
そう締めくくられたおいしくてしあわせなレシピが満載です。

BOOK BAR staff| 23:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年08月25日

台所のオーケストラ

杏セレクト

台所のオーケストラ.jpg

著者:高峰秀子 文藝春秋

『タラ、タラタラ、タラ〜、この違いですよ!』

今週は「聞いているだけで◯◯が食べたくなる本」というテーマで
それぞれ1冊選んでいます。

女優・高峰秀子さんが書いたレシピ集。
凝ったものではなく家庭でも簡単にチャレンジできそうな
和食48、中華23、洋風36、その他23……計130種類。
レシピ集にも関わらず中には調味料の細かい分量などは書かれておらず
加減しながら自身で適当に…!みたいなところもある。
台所でタクトを振るのはあなた!疲れている時も時間がない時もある
そんな時にそっと開きたい1冊。
肩の力を抜いて美味しい料理に挑めるレシピ集です。

BOOK BAR staff| 23:12 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年08月18日

ラバー・ソウル

大倉眞一郎セレクト

ラバー・ソウル.jpg

著者:井上夢人 講談社


『書評を読むな!帯も読むな!私を信じて読め!!!!』


親も見放すような酷い容姿と主人公自らが語る
顔や体に障害がある男性。
彼はそんな容姿からか外にはあまり出ず執事としか話さない日々を過ごす。
ただ、ひつつだけ得意な事は、洋楽専門誌にビートルズの評論を書くこと。
社会との繋がりは「ビートルズ」。
しかし、女性とも無縁だた彼がある事件をきっかけに「愛」を知る。

BOOK BAR staff| 23:43 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年08月18日

婢伝五稜郭

杏セレクト

婢伝五稜郭.jpg

著者:佐々木譲 朝日新聞出版

『戦いが終わったかどうか、それは勝者が決めます!
 としたら敗者の戦いは、いつ終わるのか…。』


明治2年、箱館戦争の最終局面、
主人公の朝倉志乃は、看護婦として戦いに場にいた。
戦争は勝者によって終わらされたが、
主人公志乃は新たな戦いを決意する。
大事な者を奪われた「復讐」という名の哀しい戦いは
1人の女性を戦士にした。

彼女が生きた姿が

BOOK BAR staff| 23:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年08月11日

部長川柳〜おっさんの説明書〜

大倉眞一郎セレクト

部長川柳 おっさんの説明書.jpg

著者:アカツキ エンターブレイン

『爆笑しそうになりつつ…ふと寂しさがつのる本!』

人気ブログ「部長川柳」がついに書籍化!
書下ろし作品も追加され「おっさん」パワー全開の1冊!!
帯に書かれた川柳には「誰よりも 雨には早く 気付きます」
大倉さんも納得&共感の一節。
禿げ上がった頭にオヤジギャグ連発する「部長」をモデルに
「おっさん」の生態をおもしろおかしくかかれています。
時折、いとおしくも感じる「部長=おっさん」に大爆笑間違いなし!!

BOOK BAR staff| 23:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年08月11日

巴里ひとりある記

杏セレクト

巴里ひとりある記.jpg

著者:高峰秀子 新潮社

『よーし私も!!私も!!行っちゃおうかなぁ…。』


女優・エッセイストの高峰秀子が初めて綴った旅行記。
27歳で人気絶頂期だった1951年、突然の渡仏。
仕事も休み、パリでの1人暮らしが始まった…。

7ヶ月間に渡ってパリで暮らした記録が詰まっています。
そこには、大女優「高峰秀子」の姿ではなく
27歳の等身大の女性の言葉がちりばめられています。
エッセイの他、当時の写真や彼女自身が描いた挿絵など
見どころ読みどころ満載の1冊です。

BOOK BAR staff| 23:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年08月04日

ピダハン

大倉眞一郎セレクト

ピダハン.jpg

著者:ダニエル・L・エヴェレット みすず書房

『改めて我々は、多様な世界の中で生きている事を実感する1冊です』


著者のダニエル・L・エヴェレットが「ピダハン」と呼ばれる
アマゾンの奥地に住む少数民族の研究をまとめた1冊。
400人を割るという「ピダハン」には左右の概念もない。
創世神話もない。数の概念もない。
そして、夢と現実の境界線もない。夢でみた事も経験ととる。
我々の文化の中では理解しがたい彼らの暮らしや思想。
30年がかりで著者は彼らと向き合い、奮闘し、文化を伝える。
そこには、不思議な哲学がある。

BOOK BAR staff| 23:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年08月04日

冬の旅

杏セレクト

冬の旅.jpg

著者:立原正秋 新潮社

『ばかを見ても正直でいたいですか?』


1968年から翌年にかけて読売新聞で連載されていた
立原正秋の代表的作品。

義理の父とその息子、そして実の母と暮らす少年行助。
彼は、ある事件をきっかけに義兄を刺してしまい少年院へ入る。
そこで、罪とは何なのかと?もがきながらも彼の中にある
絶対的倫理を信じ続ける。それは苦悩なのか?喜びなのか?
1970年にはTVドラマ化もされた話題作。

BOOK BAR staff| 23:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年07月28日

神様のラーメン

大倉眞一郎セレクト

神様のラーメン.jpg

著者:多紀ヒカル 左右社

『年の功を、みくびるな!!』

73歳の新人作家・多紀ヒカルの衝撃のデビュー作。

6編の短編からなる料理小説。
1編1編には、必ず食べ物が登場する。
ラーメンに始まり、鹿肉レアステーキ、ブロッコリースープ
豪華フレンチ・フルコースまで。
ハードボイルドあり、アクションあり、ミステリーあり
ハチャメチャコメディーもあり。
経験豊かな73歳が描きだすなんとも独自の世界観!

BOOK BAR staff| 23:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年07月28日

巴里の侍

杏セレクト

巴里の侍.jpg

著者:月島総記 メディアファクトリー

『私はタイトル買いしました!だって、このシチュエーションだよ!!』


坂本龍馬とも親交があった幕末の侍・前田正名の実話を基に描かれた
歴史エンターテインメント小説。
普仏戦争からパリ・コミューンと激しく時代が動いていたパリで
日本刀を手に駆け抜けた侍・前田正名とは?
なぜ、パリの為に戦ったのか?そこにある日本への情熱とは?
歴に名を残した侍の勇姿、波乱万丈の青春時代が綴られている…

BOOK BAR staff| 23:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年07月21日

杏のふむふむ

大倉眞一郎セレクト

杏のふむふむ.jpg

著者:杏 筑摩書房

『まっすぐに伸びた笹百合の花のような本です!!』

大倉さんが紹介したのは、6月に発売されたばかりの
杏ちゃんの初エッセイ本「杏のふむふむ」。

3年間に渡り「出会い」をテーマに綴られた人気連載+書下ろしの4編を加えた
杏ちゃんのこれまでが詰まった1冊。
大倉さんいわく、杏という人は書く事にためらいがない。
そして、どの仕事も実にのびやかにこなし、愛を返せる人。
そんな杏ちゃんの嘘のないまっすぐな思いが紡がれています。
タイトルの文字や挿絵にも注目!杏ちゃんの直筆。
「BOOKBAR」や「大倉さん」の事も綴られていますよ!


BOOK BAR staff| 23:39 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年07月21日

舟を編む

杏セレクト

船を編む.jpg

著者:三浦しをん 光文社

『ずーっと、読みたかったんだ…本当だよ!!』


今年の本屋大賞に輝いた話題の1冊!
三浦しをんの最新長編小説。

出版社のある小さなセクション「辞書編集部」を舞台に
13年にも渡って新しい辞書を作る過程を描いた物語。
同じ言葉でも時代や年代によって意味や解釈が変わっていく。
何万語もある言葉の果てない世界を「海」に例えて
「辞書」は、その言葉という大海原を航海するための船。
そんな視点から「船を編む」というタイトルが付けられています。
あらためて「言葉」の美しさ尊さを感じられる愛おしい物語。


BOOK BAR staff| 23:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年07月14日

チロ愛死

大倉眞一郎セレクト

チロ愛死.jpg

著者:荒木経惟 河出書房新社

『泣かずに紹介できるかどうか…心配』

今週は、写真集スペシャルと題して紹介しています!

今夜、大倉さんが持ってきたのは、
荒木経惟ことアラーキーの1冊「チロ愛死」

2010年に亡くなった愛猫チロの最後の姿を写しています。
荒木経惟さんと奥さんが可愛がり22年もの間人生を共にした
愛猫チロ。この1冊ではチロの死を看取った後も続いています。
そこには、自室から見える夜空、夕景、そしてチロが遊んでいたベランダ。
チロへの愛が溢れた写真の数々は必見です。


BOOK BAR staff| 23:37 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年07月14日

小島一郎写真集成

杏セレクト

小島一郎写真集成.jpg

監修:青森県立美術館 インスクリプト

『どの国?どの文化?どこの世界??』

今週は、写真集スペシャルと題して紹介しています!

今夜、杏ちゃんが持ってきたのは、
昭和30年代の青森の風景を写した1冊「小島一郎写真集成」
青森の空は、晴れていようが雨だろうが重い。
でも、その重たさから差し込む光や人の佇まいはまるで絵画のよう。
日本の青森でありながらどこか遠い海外の風景をも思わせます。

BOOK BAR staff| 23:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年07月07日

3・15卒業闘争

大倉眞一郎セレクト

3・15卒業闘争.jpg

著者:平山瑞穂 角川書店

『俺は何者だ!!戦う相手は何者だ!!という高校を舞台にした物語です』

物語の始まりは普通の高校生活そのもの…ただ何かが少し違う。
主人公は、この高校に通うの男子生徒。
しかし、年齢は30代!!でも、この高校ではごく当たり前の事。
中には、老人もいる。そして、タイトルにある「卒業闘争」とは何なのか?
突飛なシチュエーションなのにファンタジーではない!
そこにはリアルな戦いがある。
果たして、主人公達は卒業はできるのか?

BOOK BAR staff| 23:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年07月07日

朽ちていった命 被爆治療83日間の記録

杏セレクト

朽ちていった命 被爆治療83日間の記録a.jpg

著者:NHK「東海村臨界事故」取材班  新潮社

『どんなものかは分からない、でもどうなるかはこの本にあります…』


1999年9月30日に起きた茨城県東海村での臨界事故で
被爆した現場作業員達の壮絶な83日間を綴ったルポルタージュ。
大量の放射線を浴びてしまった彼らに一体何が起こったのか?
その時、治療にあたった医師は何を見たのか?
そして、家族達はどんな事を感じたのか?
大きな反響を呼んだテレビ・ドキュメンタリー史上に残る作品の単行本化

BOOK BAR staff| 23:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年06月30日

「必生 闘う仏教」&「破天 インド仏教徒の頂点煮立つ日本人」

大倉眞一郎セレクト

必生 闘う仏教.jpg

著者:佐々井秀嶺 集英社

破天2.jpg

著者:山際素男 光文社


『前世も来世もない!この現世の現実を変えよう!』

そんなキャッチフレーズとともに紹介された2冊は
佐々井秀嶺さんという僧侶を語った本。

1冊目の「必生 闘う仏教」は、佐々井秀嶺さんの講話を元に
編集者がまとめた本。
そして、もう1冊は、佐々井秀嶺さんの人生を追いかけた1冊。

基本的には佐々井秀嶺さんのインタビューをもとに書かれた2冊ですが
「破天 インド仏教徒の頂点煮立つ日本人」の方は、佐々井秀嶺さんの
人生全てを赤裸々に綴っている為、驚きと感動で涙する。
三度の自殺経験や不可触民解放と仏教振興運動に命を捧げた日々
壮大な人生がそこにはある!

BOOK BAR staff| 23:36 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年06月30日

犬から見た世界

杏セレクト

犬から見た世界.jpg

著者:アレクサンドラ・ホロウィッツ 白楊社

『幕末に加えて、そして歴史に加えて新たなジャンルが増えました!』


杏ちゃんが新たなジャンルに加えたのは…「犬」?!
今回紹介している「犬から見た世界」は、犬の躾本やHowto本ではなく
犬は普段どういう思いで暮らしているのか、そして犬という動物はどのような
生き物なのかが良く分かる犬の認知行動学に基づいて書かれた1冊です。

あの「ふんふん」という犬の鼻の嗅ぎ方の構造とは?
犬の鼻が常に濡れている理由は?
知っているようで知らない動物「犬」の事がもっと理解できるかも。

BOOK BAR staff| 23:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年06月23日

贖罪の奏鳴曲

大倉眞一郎セレクト


著者:中山七里 講談社


『大どんでん返し満載!話せない事だらけの超絶ミステリーです』


主人公は凄腕弁護士。
ただし超高額報酬を要求するような悪徳弁護士。
黒を白に変えてしまうほどの…弁護士。
その弁護士がいきなり死体を遺棄するシーンから始まる。
この死体が一体誰なのか?何故死んだのか?
謎が謎をよんでいく驚愕のラストとは??


BOOK BAR staff| 14:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年06月23日

森瑶子「甲比丹」&伊藤三男「甲比丹物語」

杏セレクト


著者:森瑶子 講談社


著者:伊藤三男 講談社

『この本なくしてこの本はなく、この人なくしてこの人はない』


杏ちゃんが選んだのは親と子がそれぞれ描いた物語。
森瑶子「甲比丹」、そして、伊藤三男「甲比丹物語」。

父親の勧めで書き始めた時代小説「甲比丹」。
しかし、最後の章を書き終える前に亡くなってしまいます。
未完で終わった「甲比丹」を、今度は父親の伊藤三男が
彼女の遺志を継ぎ紡いだのが「甲比丹物語」。

幕末の女性を主人公に長崎出島で物語は展開します。

遊郭へ売られてしまった主人公照葉
実はこの女性、父が蘭学者だたためオランダ語が堪能。
そこで、幕府と薩摩藩との間でスパイとして生きる。
幕末を舞台に時代の暗闇に翻弄されながら過ごす女性を描いています。


BOOK BAR staff| 14:18 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年06月16日

深夜特急

大倉眞一郎セレクト


著者:沢木耕太郎 新潮社

『1人旅への誘惑とスリル、止まらない旅です』

今週は「活字が苦手な人にもオススメする“読み出したら止まらない本”」を
テーマに持ち寄りました。

大倉さんが選んだのは、初めての紹介となった沢木耕太郎作品。
今から26年前に単行本が発表された「深夜特急」
文庫本化もされ映像化もされてロングセラーとなっています。
内容は、著者の沢木氏が26歳の時、仕事も全部やめて
インドのデリーからロンドンまでバスだけで旅をした経験をもとに
書かれた紀行小説。旅心をくすぐられずにはいられない作品。

BOOK BAR staff| 14:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年06月16日

東海林さだおの丸かじりシリーズ

杏セレクト


著者:東海林さだお
                                                       

『手に取るとしたらやっぱり…欲求の本なんじゃないのかな?』


今週は「活字が苦手な人にもオススメする“読み出したら止まらない本”」を
テーマに持ち寄りました。

杏ちゃんが選んだのは「食」の欲求を満たしてくれる1冊。
東海林さだおの食べ物エッセイ「丸かじりシリーズ」。
1988年に刊行された第1巻「タコの丸かじり」にはじまり、
最新刊の「アンパンの丸かじり」までの34巻。
なかでも杏ちゃんのお気に入りは「猫めしの丸かじり」
シリーズで取り上げられているのは、決してきっどった料理ではく
海外で読むと望郷の念がわくような料理が多い。

BOOK BAR staff| 14:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年06月09日

無慈悲な昼食

大倉眞一郎セレクト

著者:エベリオ・ロセーロ 作品社


『どこまでやる気だ!?エベリオ・ロセーロ!!』


ガルシア・マルケスの再来との呼び声も高い
南米コロンビアの作家、エベリオ・ロセーロの最新刊

コロンビアの首都、ボゴタにある教会を舞台に主人公は
その教会で働く少年。平穏な日々がある神父の登場で変化していく。
そこから物語はドタバタ喜劇へと・・・。
毎日行われるミサで神父は歌い、飲み、大騒ぎの日々が始まる。

BOOK BAR staff| 14:37 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年06月09日

柔らかな犀の角

杏セレクト


著者:山崎努 文藝春秋
                                                       

『ページと時間を重ねたらこんな風になれるのかな??』


杏ちゃんが「努おじちゃま」と呼び幼い頃から慕う俳優・山崎努さんが
6年間に渡って「週刊文春」で連載していた読書日記をまとめた1冊。

本の紹介はもちろんの事、雑記もかねて綴られているので
俳優ならではの演劇論から日々の何気ない生活風景まであの渋い役者
山崎努の素顔、お茶目な一面も記されています。
演じるにあたり手に取った作品まで俳優と本についての関係性も垣間見れます。

BOOK BAR staff| 14:12 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年06月02日

聖地鉄道

大倉眞一郎セレクト


著者:渋谷申博 洋泉社


『歩くのが基本!!でなければ鉄道!!』


以前、BOOKSTANDにもこ登場頂いた
渋谷申博さんの最新著書。
鉄道のなりたちには、様々な理由がある。
1番驚きと発見を与えてくれる理由が…

「聖地」である

ここでの「聖地」とは「神社仏閣」のこと。
その「聖地」へと続く線路にはどんな物語があるのか?

BOOK BAR staff| 14:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年06月02日

ひらがなでよめばわかる日本語

杏セレクト

著者:中西進 新潮社
                                                       


『簡単だからと、ばかにしゃちゃいけません!!
      全てのオリジナルはここにあるかも??』


「ひらがな」は、中国から入ってきた「漢字」とは違って
日本人古来の考えからうまれている言葉である。

漢字に込められた意味をはずして考えてみれば
本当の言葉の意味がみえてくる・・・。

万葉学者の中西進が紐解く「ひらがなの」魅力。

日本のこころが詰まった1冊です。

BOOK BAR staff| 14:16 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年05月26日

オカルト

大倉眞一郎セレクト

著者:森達也 角川書店

『信じたくても、信じたくなくても、結果は分からない』


ノンフィクション作家 森達也の最新刊。

スプーン曲げ、幽体離脱、UFO、臨死体験、ダウジング
メンタリスト、様々な超常現象を取材したルポルタージュ。

副題には「〜現れるモノ、隠れるモノ、見たいモノ〜」と、
付けられていますが…

大倉さんいわく、結果的には「分からない」が答え。

インチキなのか、はたまた科学では証明できぬ真実なのか?

率直なやりとりが赤裸々に語られた1冊です。

BOOK BAR staff| 14:37 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年05月26日

世界の教科書でよむ宗教

杏セレクト

著者:藤原聖子 筑摩書房
                                                       

『子供たちが学ぶ世界、その中に宗教は必要なのか?』


本のタイトルにもあるようにアメリカ、イギリス、フランス、
ドイツ、トルコ、タイ、インドネシア、フィリピン、韓国

世界9か国の教科書を取り上げながらそれぞれどのように
宗教を子供たちに教え、理解しているのかをまとめた1冊。

様々な宗教がある中、世界の子供たちは
何を信じ、教えられ、学んでいるのか?


BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年05月19日

龍神の雨

大倉眞一郎セレクト


著者:道尾秀介 新潮社


『暗い、重い、辛い…の3拍子揃った超エンターテイメント作品なんです!』


19歳の兄と14歳の妹、
そして、中学生の兄と小学生の弟。

この2組の兄妹が物語の主人公。

境遇が似ている2組は、それぞれ義理の父親や義理の母親と暮らしている。

しかし、家庭内で行われる暴力などで
兄妹達は義理の親を憎んでいた。

そんな2組が妙な事をきっかけに繋がっていく。

降り続く雨、鬱積した思い。
重く暗い日々が彼らの運命にのしかかる―。

兄妹達を待ち受けている未来とは?

BOOK BAR staff| 14:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年05月19日

ハラスのいた日々

杏セレクト

著者:中野孝次 文藝春秋

『君といる日々は、1日1日が宝物!』


著者である中野孝次さんが愛犬「ハラス」と
過ごした日々を綴った1冊。

「ハラス」とは、ドイツのシェパードによくつける名前。

近所の子供達には「カラス!カラス!」…なんて、
からかわれたそうです。

“もうひとりの家族”でもある「ハラス」。

どんな生活が綴られているのでしょうか?


BOOK BAR staff| 14:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年05月12日

ホテル・ニューハンプシャー

大倉眞一郎セレクト

  


著者:ジョン・アーヴィング 新潮社


『アメリカの大人の・・・おとぎばなし!』

アメリカの巨匠が描いたアメリカ文学の金字塔!


ハーバード大学を出た秀才の父親がある日
ホテル・ニューハンプシャーを開業する。

父の夢のために家族をも巻き込み。
不思議な時間が過ぎていく。

大きな家族は、温かいもので包まれながらも
それぞれ孤独を抱えている。


1984年には映画化もされていて、
一番美しかった時のナスターシャ・キンスキーが眩しいです。


BOOK BAR staff| 14:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年05月12日

レベル7

杏セレクト

  


著者:宮部みゆき 新潮社 
                                                       


『1度行ったら戻れないレベル!そして、ページも戻れません!』


1990年に発表された宮部みゆきのミステリー傑作!

あるマンションの一室。
目を覚ました男と女。

自分が誰なのか?どこからきたのか?
まったくの記憶がない。

目の前にあるのは大金と血の付いた拳銃。

そして「レベル7」と手に刺青が彫られている。

そこにはどんな謎が秘められているのか?

最後の最後までページをめくる事をやめられない!

杏ちゃんも出演しているTVドラマ化された
TBSスペシャルドラマ企画 宮部みゆき・4週連続
“極上”ミステリー 最終夜『レベル7』も間もなくOA!
こちらも見逃せません・・・。

BOOK BAR staff| 14:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年05月05日

銀の匙

大倉眞一郎セレクト

著者:中勘助 岩波書店


『子供の気持ちを子供の気分で書くと…こうなった!』


中勘助が自伝風に綴った1冊。


明治45年から大正元年にかけて書かれた
今から少し前の作品。

子供を亡くした伯母さんが中勘助たる主人公の少年を
無償の愛でかわいがってくれる。
常に伯母さんに抱きついてくっついてはなれないような感じ。
病弱だった事もあり、そんな生活をずっとしていた少年は
「へたれ」になる。

その辺りの描写。
「へたれ」なる少年が感じる日常の機微。

あまりにも美しく綴られている。
大人になったら忘れてしまいそうな感覚が
少年を通してそのまま描かれている。


あの、夏目漱石も大プッシュしたという作品。

BOOK BAR staff| 14:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年05月05日

降霊会の夜

杏セレクト

著者:浅田次郎 朝日新聞出版 


                                                       
『クライマックスは、人前で読んじゃダメですよ!
ダメですよ!ダメですってば!!!!』

先日の新刊ラインナップでも紹介した、浅田次郎さんの最新作。

霊が降りてくる…「降霊会」。
そんなちょっとスピリチュアルなタイトルがつけられた1冊。

中身のお話も、少しスピリチュアル。

皆でテーブルを囲んで呼びたい霊を降ろす。
いわゆるチャネリングをしていたら、招かざる霊が降りてきた・・・

そんな謎めいた内容なんですが、本の帯には
「至高の恋愛小説であり、第一級の戦争文学である」と綴られてあります。

とにかく、涙が止まらないクライマックス!
決して人前では読まないで下さいね。

BOOK BAR staff| 14:12 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年04月28日

政府は必ず嘘をつく

大倉眞一郎セレクト


著者:堤未果 角川マガジンズ


『あなたは自国の政府を信用できますか?』


副題〜アメリカの「失われた10年」が私たちに警告すること〜


今、何をどう見て、聞くべきなのかをまとめたルポルタージュ。

社会問題の根本を探る1冊。

この中では、日本だけではなく世界中の問題を解いている。

政府を信用できなくなった人こそ読んでほしい。

様々な出来事が起きた今の日本だからこそ
自らが考え、行動し、真実を知る。

真実を自らの意思で掴む事の意義を唱えています。

BOOK BAR staff| 14:37 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年04月28日

歴史をさわがせた女たち 庶民篇

杏セレクト

著者:永井路子 文藝春秋 


『三つ指付いているばかりが、女じゃないのよ!!』


歴史の裏側に生きた「名もない女たち」。
彼女たちは一体どんな暮らしをしていたのか?

お酒も飲めば、恋もする。

そして、そこから紐解かれる価値観や歴史。


「名もない女たち」の生き様とは?
実態の姿とは??

永井路子がユーモラスに描いています。


BOOK BAR staff| 14:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年04月21日

自殺島

大倉眞一郎セレクト

%BC%AB%BB%A6%C5%E7.jpg

著者:森恒二 白泉社

BOOKBAR 春のマンガ祭り!

大倉さんが選んだ1冊は・・・??

『漫画漬けの3日間!ついにこの極限ドラマを掘り出しました!』


何度も自殺を繰り返す人々が
日本の領海外にある「自殺島」へと送られる。

― 無人島と思われる島。

― 「死にたい!」と思い続けた人々。


彼らは極限に立たされた時に何を思うのか?

「生と死」を選ぶ瞬間を迫られた時だからこそ、
生きると言う事、死ぬと言う事を改めて見つめ直すのでしょうか?

BOOK BAR staff| 14:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年04月21日

真説・ザ・ワールド・イズ・マイン

杏セレクト

%BF%BF%C0%E2%A1%A6%A5%B6%A1%A6%A5%EF%A1%BC%A5%EB%A5%C9%A1%A6%A5%A4%A5%BA%A1%A6%A5%DE%A5%A4%A5%F3.jpg

著者:新井英樹 エンターブレイン

今宵は

BOOKBAR 春のマンガ祭り!

杏ちゃんが選んだマンガはこれ!!


『そのまんま、読まないで下さい!
 そして、そのまんま呑みこんで下さい…。』


紹介するのにギリギリまで迷ったほど、
グロテスクな描写や残酷なシーンもある1冊。

2人のテロリスト、モンとトシ。
彼らのやる事は残酷だが、そのカリスマ性が世間の注目を集める。

それと同時期に「ヒグマドン」という巨大生物が北海道に現れる。
未知の生物に混乱する人々。

この2つの困惑が絡み合い次第に発展していく。

非常に残酷な描写も多いが
この「真説・ザ・ワールド・イズ・マイン」は
新装版なので作者のインタビューも載っている。

「残酷なものをあえて描こうとしているわけではない。
 自分としては、道徳の教科書を描いたつもりだ…」

と、語られています。

ここに描かれた「生と死」あなたは何を感じますか??

BOOK BAR staff| 14:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年04月14日

からのゆりかご

大倉眞一郎セレクト

%A4%AB%A4%E9%A4%CE%A4%E6%A4%EA%A4%AB%A4%B4.jpg

著者:マーガレット・ハンフリーズ 日本図書刊行会


『ありえない!考えられない!…でも本当にあった事!』


副題には「大英帝国の迷い子たち」と付けられています。

あまりにも悲惨な現実に「空いた口が塞がらない」ような衝撃な1冊。

17世紀から1970年まで続いていたという「児童移民」のお話。

3歳〜14歳ぐらいまでの子供達が
いわゆる孤児院、子供の家のような所にいた。
その子達は、実は全く親の了承もなく、もちろん本人の了解もなく
強制移住させられている。

そこに養母や養父がまっているわけではなく
強制労働、そして身体的虐待に性的虐待が待っている。

親の記憶がない子供もいれば
かすかに残っている母の面影・・・。

ただ、どちらにせよ思い出せない過去。

一体自分が何者なのかが分からない。
名前もどこで生まれたのかも。

ただ、イギリスから来た事だけ知っている。

1番の問題はその喪失感。
アイデンティティーを失ってしまった子供達。

著者は、ある女性に出会った事でこの事実を知る。
17世紀から続くこの信じがたいが本当の話。

ついこの間まで行われてきたこの真実。
あなたは何を感じますか??

BOOK BAR staff| 14:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年04月14日

猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち

杏セレクト

%C7%AD%CA%DB%B2%FE%C4%EA.jpg

著者:大山純子 講談社 
                                                       
『ものすごく辛いかと思って食べた麻婆豆腐、甘くて美味しかった!』


こんなキャッチフレーズと共に紹介された1冊は、
この春ドラマ化される話題のミステリー小説です。

本のタイトルにある「猫弁(ねこべん)」とは、猫の弁護士の事。
もちろん、弁護士は猫ではなく人間。

猫の訴訟を最初に受け持ったがゆえに相次いで難題多い
ペットの訴訟を担当する事が多い、天才弁護士・百瀬太郎。
そんな彼の元には、いつも少し変わった依頼が届く。

ミステリーサスペンスでありながら、誰一人として
死者がでない。

主人公の猫弁こと百瀬太郎が依頼人の幸せを考えながら
解決していく様子はとても心温まります。

ちなみにこちらのドラマ、杏ちゃんも出演していますよ!
4月23日(月)夜9時 OA 『猫弁〜死体の身代金〜

BOOK BAR staff| 14:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年04月07日

新世界より

大倉眞一郎セレクト

%BF%B7%C0%A4%B3%A6%A4%E8%A4%EA.png

著者:貴志祐介  講談社


『人間は、愛し合い!憎しみ合い!殺し合う!』


哲学的かつ、人間の本質に迫るような物語。
しかも、それを読ませる仕掛けも上手い!!
大倉さんいわく読み応えは、満点です。

物語の舞台は、今から1000年後の日本。
遙か未来の話。

ここでまず、何が起きているのか?
最初は、さっぱり分からない。

しかしそこには、タブーみたいなものがたくさんある。

読み進めるにつれ、冒険ファンタジーなのか??
と思わせるが、ものすごい裏切り方をされる。

それはまさに、人間の本質の本質の本質を…
暴くような鋭さがある。

BOOK BAR staff| 14:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年04月07日

曽根崎心中

杏セレクト

%C1%BE%BA%AC%BA%EA%BF%B4%C3%E6.jpg

著者:角田光代 リトル・モア


『決して、憧れてはいけないけど…憧れてしまう!そんな情熱!!』


不朽の名作、近松門左衛門が描いた悲恋の物語。
300年の時を経てあの「曽根崎心中」を今、話題の作家
角田光代が紡ぎ出す。

300年前に実際に起こった心中事件を元に描かれた話
不条理かつ情熱的。

醤油屋の手代・徳兵衛と、堂島新地の遊女・初の
悲しくも強い恋は「心中」という結末で成就する。

心中という形を選んだ2人の一途な恋。
そこには、どんな思いが交差しているのか?

BOOK BAR staff| 14:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年03月31日

夕暮れまで

大倉眞一郎セレクト

%CD%BC%CA%EB%A4%EC%A4%DE%A4%C7.jpg

著者:吉行淳之介  新潮社


『夕暮れまで佇んでいたら、
いつのまにか枯れていた…っと、言う事のないように!』


70年代の大流行作家、吉行淳之介の作品。
自身の体験なのか?と思わせるような男女の機微を描いている。

主人公は、年齢は非公表ながら50代であろう少し枯れた男性。
そんな男の恋の相手は、22歳の女性。

官能小説ではないが、官能的な性描写は心を震わせる。

枯れた中年男性と若い女性の恋愛スタイルは
「夕暮れ族」なんて言葉が誕生するほど話題に。

1980年には、映画化もされている。

BOOK BAR staff| 14:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年03月31日

歪笑小説

杏セレクト

%CF%C4%BE%D0%BE%AE%C0%E2.jpg

著者:東野圭吾 集英社
                                                       
『歪んだ笑いの奥にあるのは、愛なんじゃないかな…?』


そんなキャッチコピーと共に紹介されたのは、
歪んだ、笑いの小説と書いて「わいしょう・しょうせつ」。

その『歪笑小説』があつかっている世界は…出版業界!

閉ざされた雰囲気も漂う、出版業界のあんな事やこんな事まで…
思わず笑ってしまうニヒルなユーモア!

最後まで読むと、出版業界の内部事情が分かったような気すらする。

超、有名作家が描く歪んだ笑いの世界!
それは、自身が住む、出版業界!

愛を持って、斬る!

…そんな感じでしょうか???


  

BOOK BAR staff| 14:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年03月24日

共喰い

大倉眞一郎セレクト

%B6%A6%B6%F4%A4%A4.jpg

著者:田中慎弥  集英社


『方言が話せるという事は、もう一つの思考回路持つという事!』


第146回 芥川賞受賞作品。


物語の舞台は、昭和63年の山口県下関。

そこに暮らす17歳の少年は遠馬。

父と父の愛人とそして近くに住む実母。
父の暴力的な性に嫌悪感を抱きながらも性にのめり込んでいく日々。

グロテスクというより、濃厚。

濃い血縁の中でのたうちまわりながら
ドロドロとした人間の業をも感じさせる世界観。

そして、作中で描かれる方言は、
ものすごいリアリティーを伴う。

方言は標準語に直せない。

それこそがリアリティー。

BOOK BAR staff| 14:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年03月24日

風吹く谷の守人

杏セレクト

%C9%F7%BF%E1%A4%AF%C3%AB%A4%CE%BC%E9%BF%CD.jpg

著者:天野純希 集英社


『戦国の山をかける少女!映画化したら…是非!!』


舞台は戦国時代、主人公は記憶を失くした美しき少女。


少女は記憶を失いつつも、ある村で平和に暮らしていたが…
信長軍の弾圧により自身も戦う事になる。

戦いながらも遠い記憶が目覚め始める。

大切な仲間を守るため、少女は戦う。

杏ちゃん曰く、読みながらも映像が入ってくる
ドキドキ&わくわく、まさに戦国エンターテイメントな1冊!


BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年03月17日

「クマグスの森―南方熊楠の見た宇宙―」&「猫楠 南方熊楠の生涯」

大倉眞一郎セレクト

今週は変則的に2冊をピックアップ!
セレクトテーマは

『大酒呑みで、すぐ裸になる!
 日本最大の知の巨人!…近づくと感電します!』


「クマグスの森―南方熊楠の見た宇宙―」

%A5%AF%A5%DE%A5%B0%A5%B9%A4%CE%BF%B9%A1%A1%C6%EE%CA%FD%B7%A7%C6%EF%A4%CE%B8%AB%A4%BF%B1%A7%C3%E8.jpg

著者:松居竜吾 新潮社

「猫楠 南方熊楠の生涯」

%C7%AD%C6%EF%A1%A1%C6%EE%CA%FD%B7%A7%C6%EF%A4%CE%C0%B8%B3%B6.jpg

著者:水木しげる 角川文庫


日本の博物学者、生物学者、民族学者であった
南方熊楠の生涯を取りまとめた2冊。

2冊同時に読むことで「南方熊楠」全貌を知る事が出来る?
だが、本当の事は誰にも分からない…そんな深い魅力を感じる。

世界を巡り、宇宙の謎を追い、研究に明け暮れた天才・奇才。

「南方熊楠」とは、一体どんな人物なのか??

BOOK BAR staff| 14:39 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年03月17日

遺体―震災、津波の果てに―

杏セレクト

%B0%E4%C2%CE%A1%BD%BF%CC%BA%D2%A1%A2%C4%C5%C7%C8%A4%CE%B2%CC%A4%C6%A4%CB%A1%BD.jpg


著者:石井光太 新潮社

                
『なんにも…言葉がありません。』


海外の紛争地域、貧困地域に行ってルポルタージュを書いている
作家、石井光太。

今回、彼が向かったのは…

2011年3月11日の東日本大震災の影響で
死者・行方不明者1100人もの犠牲を出した三陸の港町釜石。

津波を受けた地域がどのような状況だったのか?
本当の姿を描いています。

そこには、遺体安置所の様子
そして、そこに関わった多くの人々の姿。

残酷な事実に向き合いながら
弔いの日々は続く・・・。

東日本大震災の被災地でのインタビューを積み重ねたノンフィクション。

BOOK BAR staff| 14:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年03月10日

100,000年後の安全

大倉眞一郎セレクト

100%2C000%C7%AF%B8%E5%A4%CE%B0%C2%C1%B4.jpg

著者:マイケル・マドセン かんき出版


『何一つ解決していない問題について、もう知らないふりはできません!』


東日本大震災から明日で、1年。

福島の原発問題が取り上げられるようになって
我々は、今まで「見て、見ぬふり」をしてきた事実に直面した。

原子力問題について、真正面から見なくてはいけない。
向き合わなくてはいけない。

そんな時に手にとって欲しい1冊。

2011年4月に公開され大反響を呼んだドキュメント映画
『100,000年後の安全』の書籍化作品。

フィンランドで現在も建設中の放射性廃棄物の最終処分施設が抱える
問題、矛盾、そして今まで報道されてこなかったような衝撃の事実が描かれています。

放射性廃棄物が無害になるまでに10万年以上かかる…

私達「人類」が向き合わなければならない真実。

あなたは、どのように読み解きますか?

BOOK BAR staff| 14:41 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年03月10日

小惑星探査機 はやぶさの大冒険

杏セレクト

%BE%AE%CF%C7%C0%B1%C3%B5%BA%BA%B5%A1%A1%A1%A4%CF%A4%E4%A4%D6%A4%B5%A4%CE%C2%E7%CB%C1%B8%B1.jpg

著者:山根眞一 マガジンハウス
                                                       
『おかえり!…そう言ってあげましょう!』

杏ちゃんも出演している映画「おかえり、はやぶさ」が、
本日から公開になったということで、

今夜、杏ちゃん選んだのは…やはり

『小惑星探査機 はやぶさの大冒険』です。


7年の歳月をかけて宇宙を旅し続けた小惑星探査機「はやぶさ」。

その打ち上げ前から帰還までを追ったドキュメンタリー。

関係者へのインタビューや未公開の証言まで
様々な角度から「はやぶさ」を解説しています。

まさに、この1冊で「はやぶさ」が分かる!!

BOOK BAR staff| 14:17 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年03月03日

悪い娘の悪戯

大倉眞一郎セレクト

%B0%AD%A4%A4%CC%BC%A4%CE%B0%AD%B5%BA.jpg

著者:マリオ・バルガス=リョサ  作品社


『濃厚で凄絶な愛、あなたは貫けますか?』


ノーベル文学賞受賞作家、マリオ・バルガス=リョサの最新作!

大倉さんいわく…文学界のマイケルジャクソン!

今年の1月にリリースされたばかりですが、
とにかく読んで欲しい1冊だそうです。

物語の舞台は、1950年代のペルーはリマから始まる。
そこから、パリ、ロンドンマドリッド、東京と・・・

ワールドワイドに展開していきつつも、主人公の男は
1人の女を愛し続ける。

幼い頃に出会った1人の美少女。
彼女に捧げた40年。

濃厚で凄絶な愛が語られています・・・。

BOOK BAR staff| 14:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年03月03日

木に学べ 法隆寺・薬師寺の美

杏セレクト

%CC%DA%A4%CB%B3%D8%A4%D9%A1%A1%CB%A1%CE%B4%BB%FB%A1%A6%CC%F4%BB%D5%BB%FB%A4%CE%C8%FE.jpg

著者:西岡常一 小学館

『失われた大切なもの…良く聞きますが、いつから失っているんだっけ?』


法隆寺や薬師寺などの復元に携わった宮大工棟梁
西岡常一氏が自身の仕事について語った1冊。

宮大工の棟梁として、木と語り、木を知る。

そこには、日本の伝統や文化が見えて来る。
同時に飛鳥時代に建てられた建造物から
現代よりも高度な技術が確認できる。

木の学びから未来を感じる。

1000年先、2000年先までも残る大切な建物。
そこには、きっと失われてしまった大切な事が詰まっている。


BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年02月25日

くちびるに歌を

大倉眞一郎セレクト

%A4%AF%A4%C1%A4%D3%A4%EB%A4%CB%B2%CE%A4%F2.jpg

著者:中田永一 小学館

『皆で、歌を歌おう♪』


先ほどのBOOK BAR『2012年の本屋大賞予想作品』でもあります。

長崎県五島列島のある中学合唱部が物語の舞台。
そこに現れた美しすぎる臨時の音楽教員。
当初、女子しかいなかった合唱部だったが、
その教員の美しさ目当てに男子生徒達の入部も増える。

中学生の若い男女の心の機微。
等身大の悩みや葛藤が爽やかに綴られる・・・。

そして課題曲の「手紙〜拝啓 十五の君へ〜」に
あやかって書いた、15年後の自分に宛てた手紙の中身とは・・・?

BOOK BAR staff| 14:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年02月25日

2012年の本屋大賞の行方を占う!

2012年の本屋大賞最終ノミネート作品

本屋大賞」とはその名の通り、全国の書店員の方々が
その年一番面白かった小説を選ぶ賞。

今年のノミネート作品は以下の10冊!

★『偉大なる、しゅららぼん』 
 著者:万城目学 集英社

★『くちびるに歌を』
 著者:中田永一 小学館

★『ジェノサイド』 
 著者:高野和明 角川書店

★『誰かが足りない』 
 著者:宮下奈都 双葉社

★『人質の朗読会』 
 著者:小川洋子 中央公論新社

★『ビブリア古書堂の事件手帖 ―栞子さんと奇妙な客人たち』
 著者:三上延 アスキー・メディアワークス

★『ピエタ』 
 著者:大島真寿美 ポプラ社

★『舟を編む』
 著者:三浦しをん 光文社

★『プリズム』
 著者:百田尚樹 幻冬舎

★『ユリゴコロ』
 著者:沼田まほかる 双葉社

BOOK BARの予想は…「映像化」にしやすい作品。
2004年から始まった本屋大賞。
過去の大賞作品は全てなんらかの形で映像化されているんです。
セールス面で一歩リードしている「ジェノサイド」は、
あまりにスケールの大きなストーリーであるため、
映像化は難しそう?

その点から見て今年受賞しそうなのは…

著者:中田永一の「くちびるに歌を」!!

結果発表は、4月10日!!

果たして2人の予想は当たっているのでしょうか??
お楽しみ〜!!

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年02月25日

天井紅蓮 

杏セレクト

%C5%B7%BE%E5%B9%C8%CF%A1.jpg

著者:渡辺淳一 文藝春秋

                                                       
『えっ?!これ、本当だったの?…そんな禁断の恋!!』


現在放送中の大河ドラマ「平清盛」の中でも
描かれていた「禁断の愛」のお話。

60代の白河法皇と、まだ恋も愛も知らない14歳の少女・璋子。
50歳近い年の差がある2人は、なんと相思相愛。


しかし、白河法皇は自分の孫である鳥羽天皇に
愛する璋子を嫁がせる。

ドロドロの禁断の愛が、また深まって行く。


彼らが選んだ道には、純愛があったのか??

BOOK BAR staff| 14:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年02月18日

キャンバス

大倉眞一郎セレクト

%A5%AD%A5%E3%A5%F3%A5%D0%A5%B9.jpg

著者:サンティアーゴ・バハーレス ヴィレッジブックス 


『父は息子に何かを教える事が出来るのか?何を託すのか??』


天才画家の父、そして、才能にはあまり恵まれなかった息子。
父は一度手放した自身の絵を息子に「盗ませる」!!
そこから物語は転がり始める・・・。

緊張感を保ちながらも、そして、最後の最後に知る
驚愕の真実とは??

父と息子の難しい関係。

父は息子に何を託し。
息子は父に何を捧げるのか??

BOOK BAR staff| 14:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年02月18日

老人賭博

杏セレクト

%CF%B7%BF%CD%C5%D2%C7%EE.jpg

著者:松尾スズキ 文藝春秋


『笑える!笑っちゃいけない!笑えない!笑える!』


北九州のシャッター商店街に撮影の為やってきた映画クルーのお話。
今作の主役は、今までわき役として活躍されてきた大ベテラン役者!

撮影の合間はやる事がなく、だんだんと飽きてしまうキャストの面々。
そこで標的になったのが老人…いや、大ベテランの役者。

彼が何回NGを出すのか?
賭け始める。まさに老人賭博!

中には映画そっちのけで、失敗に導こうとするキャストも。

老人役者を陥れる心ない対応に笑えない…のに笑ってしまう。
いや、笑えない!!でも・・・笑ってしまう??

そんな1冊です。


BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年02月11日

ピュリツァー賞受賞写真全記録

大倉眞一郎セレクト


%A5%D4%A5%E5%A5%EA%A5%C4%A5%A1%A1%BC%BE%DE%BC%F5%BE%DE%BC%CC%BF%BF%C1%B4%B5%AD%CF%BF.jpg

著者:ハル・ビュエル 日経ナショナルジオグラフィック社 


『1枚の写真の中に語りつくせない物語が詰まっている!』


報道写真の最高峰「ピュリツァー賞」を受賞した作品を集めた1冊。


1枚の写真から語られる真実。
軽々とは次のページをめくれない。

そこには、残虐で悲しい出来事…真実が映し出されています。

戦争に飢餓、そして余命を宣告された人間の表情までも
報道写真と言うなの証拠写真。

写真を撮影した時の時代背景や状況、そして写真家のその後まで
取材されている。


数々の写真が語る物語とは?
そして、報道の意義とは?

BOOK BAR staff| 14:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年02月11日

僕のNHK物語

杏セレクト

%CB%CD%A4%CENHK%CA%AA%B8%EC.jpg

著者:冨沢満 バジリコ


『ドキュメンタリーのドキュメンタリーのドキュメンタリー!』


1964年〜2010年NHKでドキュメンタリー番組を作り続けた
著者である冨沢満自身の仕事を振り返った1冊。

ドキュメンタリーというTV番組、それからその番組の作られた裏舞台、
そしてそれを制作している冨沢満さんのドキュメンタリー。

どの角度からも楽しめる。


名作『ある人生』や『四天王寺界隈』に『井伏鱒二の世界』、
多くの作品を手がけてきた冨沢満だから綴れる極上のノンフィクション!


BOOK BAR staff| 14:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年02月04日

パスタでたどるイタリア史

大倉眞一郎セレクト
 
 
%A5%D1%A5%B9%A5%BF%A4%C7%A4%BF%A4%C9%A4%EB%A5%A4%A5%BF%A5%EA%A5%A2%BB%CB.jpg

著者:池上俊一 岩波書店


『ラーメンよりパスタ…ちょっと嘘』


大倉さんが大好きな「麺」な1冊。
今回は、ラーメン…ではなくて「パスタ」!

イタリアの国民食でありながら、
今では世界中で愛されている食べ物の一つ。

そんな愛すべき「パスタ」の歩みの陰には
イタリア史に残る功績が隠されていた!?

地域色が豊かだったイタリアならではのアイデンティティーとは?

パスタがもたらした統一秘話。


BOOK BAR staff| 14:37 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年02月04日

死ぬかと思った

杏セレクト

 %BB%E0%A4%CC%A4%AB%A4%C8%BB%D7%A4%C3%A4%BF.jpg

著者:林雄司(編集) アスペクト


『日本の玄関には、ほぼ必ず置いてあります!
   〜なんで、こんなので笑っちゃうんだろう?』

皆様、ご存じ?!
空港の本屋さんには必ずと言っていいほど置いてある1冊!

それは、まさにタイトルにあるように「死ぬかと思った」
臨死体験を集めたベストセレクション。

人気ホームページ「Webやぎの目」に投稿された
思わず赤面してしまう超恥ずかしい下ネタ臨死体験から、
余計な事をして「死ぬかと思った」体験まで…

数々の「死ぬかと思った」話には、笑わずにはいられない?!

現在は9巻まで刊行されており、漫画化もされています。

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年01月28日

俳優・亀岡拓次

大倉眞一郎セレクト

%C7%D0%CD%A5%A1%A6%B5%B5%B2%AC%C2%F3%BC%A1.jpg


著者:戌井昭人 フォイル 


『ユーモアと哀愁に裏打ちされた役者魂、見てもらえないから読んで下さい』


TVにはあまり出ない。
映画で活躍する名脇役のお話。

もちろん、実際の人物ではありません。

少し、おどろおどろしい表紙ではありますが
大倉さん絶賛の1冊。

俳優・亀岡拓次 37歳。
天然パーマでやや薄毛。しかも老け顔。
映画監督にはとにかく好かれる「バイプレーヤー」

知られざる「俳優・亀岡拓次」生活が垣間見れるかのような1冊。

「必要とされる所で、必要とされる」

その生活を読んで、覗いて・・・
あなたは何を感じますか?


BOOK BAR staff| 14:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年01月28日

マイ・グランパパ・ピカソ

杏セレクト

%A5%DE%A5%A4%A1%A6%A5%B0%A5%E9%A5%F3%A5%D1%A5%D1%A1%A6%A5%D4%A5%AB%A5%BD.jpg

著者:マリーナ・ピカソ 小学館


『幸せと思われる事の…不幸せ!』


ピカソの孫娘が書いた自伝書。


たくさんの名声と富を得て、91歳まで生きた
20世紀を代表する画家・ピカソ。

その名声と富の裏で苦しんだ孫娘、マリーナとその兄。
彼女たちの驚きの極貧生活とは?
そして、最後にとった凄まじすぎる選択は?

偉大な祖父を持った孫達の姿が描かれています。

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年01月21日

持ち重りする薔薇の花

大倉眞一郎セレクト

 %BB%FD%A4%C1%BD%C5%A4%EA%A4%B9%A4%EB%E9%AC%E9%AF%A4%CE%B2%D6.jpg


著者:丸谷才一 新潮社 


『銀座の品のいいBARで、えらーい人に話を聞いているような気分の本です!』


「持ち重り」とは、「だんだん重くなる」という意味。
だんだん重くなる薔薇の花とは??

丸谷才一が8年振りに書いた最新長篇。


世界的に有名になった弦楽四重奏団の話を
元経団連会長が編集者に語り始める・・・。

ジュリアード音楽院で出会った4人。
カルテット=4人というのは非常に難しい。

微妙?絶妙?

バランスを保ちながらも「持ち重り」が始まる。

世界的カルテットの知られざる交友とは?
心に秘めた思いとは??

それでも美しい音楽は奏でられ続ける。


BOOK BAR staff| 14:39 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年01月21日

恋愛美術館

杏セレクト

%CE%F8%B0%A6%C8%FE%BD%D1%B4%DB.jpg

著者:西岡文彦 朝日出版社

『卵が先か?ひよ子が先か?恋愛が先か?美術が先なのか…?』

美術史を彩った名作を芸術家達の「恋愛」から読み解く1冊。

そこには、モディリアーニ、ピカソ、ドガ、モネ、ルノアール、ロダン…

名立たる作家が残した名品ばかり。

美しい作品の裏には、壮絶な「愛」が秘められていた。

それは、激情的な「愛」が先だったのか…
はたまた芸術家としての本能が先だったのか?

西洋絵画の名作からあなたは一体何を感じるのでしょうか?


BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年01月14日

復活

大倉眞一郎セレクト

%C9%FC%B3%E8.jpg

著者:トルストイ 新潮社 


『復活は、心の内側で起こるのです!』


ロシア文学、古典中の古典。
トルストイが晩年に書いた長編小説「復活」。

貴族青年ネフリュードフが過去に関係があった女性
カチューシャと再会したのは、ある殺人事件の裁判だった。

奇数な運命の渦に飲み込まれながらも心の「復活」は成し遂げられるのか?

BOOK BAR staff| 14:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年01月14日

冬姫

杏セレクト

%C5%DF%C9%B1.jpg

著者:葉室麟  集英社

『美しく儚い、でも有無を言わせぬ魅力、強さを持っている!』

戦国時代に実在した、織田信長の娘「冬姫」のお話。

生まれながらに背負った大きな運命に翻弄されながらも
強く、美しく生きる半生が描かれています。

刀を使わない戦い。
産み育てる事で戦い続ける女いくさ。
大切なものを守るために女たちが選んだ戦とは?


BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年01月07日

ジェノサイド

大倉眞一郎セレクト 2011年 BOOKBAR大賞

%A5%B8%A5%A7%A5%CE%A5%B5%A5%A4%A5%C9.jpg

著者:高野和明 角川書店


『これほどのSF小説、私には10年に1冊の本です』


2011年の3月30日に発売されたにもかかわらず
いまだに、本屋さんの雛壇に飾られている話題作。

まさにロングランで売れ続けている1冊です。

傭兵のリーダーとなってアフリカで活躍するアメリカ人、
そして、日本で父親の意志を継いで薬を開発しようとする日本人大学生。
この2人を中心に物語は描かれています。

人類の進化とは何か?
現代を舞台に大胆かつ壮大に描かれています。

BOOK BAR staff| 14:36 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年01月07日

乙嫁語り

杏セレクト 2011年 BOOKBAR大賞 マンガ部門大賞

  %B2%B5%B2%C7%B8%EC%A4%EA.jpg

著者:森薫 エンターブレイン

「BOOKBAR 漫画大賞」の時もセレクトした1冊。

物語は、100年ほど前の中央ユーラシアを舞台に
遊牧民と定住民の生活を描いています。

杏ちゃんいわく、2011年何度も読み直した漫画本のひとつ。
民族衣装の描き方を始め、絵も美しく、何度も観たい作品。


BOOK BAR staff| 14:23 | カテゴリー:BOOK INFO

2012年01月07日

コラプティオ

杏セレクト 2011年 BOOKBAR大賞

%A5%B3%A5%E9%A5%D7%A5%C6%A5%A3%A5%AA.jpg

著者:真山仁 文芸春秋


『2011年を映す、鏡のような本です。
   これから先この本はどのような未来を映し出していくのでしょうか?』


こんなキャッチフレーズとともに紹介された大賞作品は「コラプティオ」。


『ハゲタカ』シリーズで知られる真山仁の最新長篇作品。

2011年に起きた東日本大震災をテーマにしながら原子力政策を扱った政治小説。

大震災が起こる1年も前から原子力政策をめぐる政治などを描き連載されていた、
単行本化にあたり加筆修正されたが、まるで現在を予言していたかのような1冊。

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年12月24日

大倉さん 渾身の一文字…!

文字の力〜大倉さん渾身の一文字

%C2%E7%C1%D2%A4%B5%A4%F3%CA%B8%BB%FA.jpg


いかがでしょうか?
生命の誕生を感じます。

皆さんも、2011年の終わりに一筆
書かれてみてはいかがでしょうか?

BOOK BAR staff| 14:46 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年12月24日

書行無常

大倉眞一郎セレクト

%A1%D6%BD%F1%B9%D4%CC%B5%BE%EF%A1%D7%20%20%C6%A3%B8%B6%BF%B7%CC%E9.jpg

著者:藤原新也 集英社


『表現者の最終到達点…と思うけど、本人はまだまだやる気あります!』


藤原新也が写真を撮り、文書も書いた1冊。
エネルギーに満ちた、元気になれる本。

2010年から2011年にかけて、色んな事が起こった場所。
秋葉原殺傷事件の現場、上海万博、そして、東日本大震災が起きた東北。

そこで書いた「書」を使っていろんな試みを写真におさめています。

表紙には「無常」と書かれた書を、インドの川のほとりで
焼かれている1枚。

自身の体を通過した言葉、体から出ている言葉は
力強くて、エネルギーに溢れてます。


BOOK BAR staff| 14:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年12月24日

好き好き大好き超愛してる

杏セレクト

%B9%A5%A4%AD%B9%A5%A4%AD%C2%E7%B9%A5%A4%AD%C4%B6%B0%A6%A4%B7%A4%C6%A4%EB.jpg

著者:舞城王太郎  講談社文庫


『表紙と中身と、それから読後感…全部違います!』


2009年の芥川賞の候補にもなった1冊。

杏ちゃんのキャッチフレーズにもあるように
やわらかいイラストとピンクに彩られた表紙や
タイトルからくる雰囲気とは、少し違った恋愛小説。

小説家の主人公と病におかされて亡くなってしまう彼女のお話。

彼女の死と向き合い「愛」について深く考える。

そして、本の帯には「愛は祈りだ。僕は祈る。」ただそう書かれています。

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年12月17日

風にそよぐ草

大倉眞一郎セレクト

%C9%F7%A4%CB%A4%BD%A4%E8%A4%B0%C1%F0.jpg

著者:クリスチャン・ガイイ  集英社文庫


『年食って恋をして…何が悪い!!』


クリスマスを1週間に前に控えた今週は、
「大切な人に贈る本」をテーマに本を持ち寄っています。


大倉さんがセレクトしたのは「大人の恋のお話」…。

現代フランス文学界の巨匠クリスチャン・ガイイが手がけた1冊。

主人公は、58歳の中年男性。
ある日、駐車場で財布を拾った所から自分でも驚くほどの
「恋の炎」がほとばしる、すれ違いを繰り返しながらも恋に落ちていく。
そんな大人を堪能できる作品。

今月、映画化された作品も公開されています。


BOOK BAR staff| 14:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年12月17日

ヴァイオリニスト

杏セレクト

%A5%F4%A5%A1%A5%A4%A5%AA%A5%EA%A5%CB%A5%B9%A5%C8.jpg

著者:ガブリエル・バンサン 
翻訳:今江 祥智 BL 出版


『この本を読んであなたの心の中にはどんな音色が響きますか?』


今週は、クリスマスの1週間前ということで、
「大切な人に贈る本」をテーマに本を持ち寄っています。

杏ちゃんが選んだのは、ベルギーの絵本作家ガブリエル・バンサンが描いた1冊。


絵本といいつつも、モノクロなデッサン。
柔らかい鉛筆のタッチでシンプルな世界観が素直に胸にすとんと落ちて来る。

物語は、ある確執がきっかけで部屋に閉じこもってしまった
ヴァイオリン弾きの青年が、窓辺に訪れる少年との交流を期に
再び音楽の素晴らしさを取り戻していくというお話・・・。

1シチュエーションの中で交わされる心の交流。

まさに、めくるたびに心が温まる素敵な絵本。

この季節の贈り物にもぴったりな作品です。

BOOK BAR staff| 14:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年12月10日

本棚探偵の生還

大倉眞一郎セレクト

%CB%DC%C3%AA%C3%B5%C4%E5%A4%CE%C0%B8%B4%D4.jpg

喜国雅彦  双葉社

『本がものすご〜く好きなら、バカバカしいけど買って読もう!この1冊!』


あえて、本好きじゃない方には勧めません…。

大倉さんがそんな言葉を呟いて紹介された1冊は、
高価なハードカバーに包まれた「本棚探偵の生還」。

これは、本好きで有名な漫画家:喜国雅彦が書いた古本エッセイ第三弾!

読むと「なるほどなぁ〜」、「分かるなぁ〜」と、
本好き&本フェチにはたまらない内容が盛りだくさん。

BOOK BAR staff| 14:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年12月10日

美しい星

杏セレクト

%C8%FE%A4%B7%A4%A4%C0%B1.jpg

著者:三島由紀夫 新潮社


『妖怪人間が共感しました!』


そんなキャッチフレーズと共に紹介されたのは、ドラマ「妖怪人間」の現場で
読んでいた三島由紀夫作品!

今から50年も前に描かれた、三島作品の中でも異色となるSF小説。

主人公は、埼玉に住むとある家族。
しかし、その家族はある日…自分たちが宇宙人である事に気づき
核兵器の恐怖から人類を救うために活動を始める―

宇宙人から見た人間は、愛すべき存在、守りたい存在であり、
そしてまた、どうしようもない存在だから「早く終わらせてあげた方がいい」。

50年も前に書かれた作品ですが、2011年の現在とも通じる問題定義。
今の私たちにも響くメッセージがたくさん詰まっているSF小説です。


BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年12月03日

韃靼の馬

大倉眞一郎セレクト

%F0%E7%F0%DA%A4%CE%C7%CF.jpg

著者:辻原登  日本経済新聞出版社

『1冊で2度おいしい、2冊分の価値のある本です!』


対馬藩のお役人のお話。
江戸時代中期を舞台にした歴史&冒険小説!
血湧き肉躍る物語に胸が震えます。

大倉さんいわく
『超エンターテイメント歴史小説』

後半にかけてたたみかけて来る様は、
まさに韃靼の馬のごとく・・・。

装丁は、あまり派手ではないけれど、
1冊で2度おいしい、おすすめの1冊です。


BOOK BAR staff| 14:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年12月03日

日本史集中講義 点と点が線になる

杏セレクト

%C6%FC%CB%DC%BB%CB%BD%B8%C3%E6%B9%D6%B5%C1.gif

著者:井沢元彦 祥伝社


『ますます、日本史が好きになってきちゃった…』


日本史好きにはたまらない!
杏ちゃんも大好物な1冊。

教科書だけじゃわからなかった歴史の流れが、
すんなり頭に入ってきます・・・。

そして、歴史の「点」と「点」とを繋ぎ合わせることで、
現在から未来までもが見えてきます。

この1冊で日本の歴史が一気に紐解かれます。

BOOK BAR staff| 14:16 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年11月26日

おすもうさん

大倉眞一郎セレクト

%A4%AA%A4%B9%A4%E2%A4%A6%A4%B5%A4%F3.jpg


著者:高橋秀実  草思社

『暴露本じゃないのに驚愕の真相のようなものばかり…ごっつぁんです!』


そのタイトルの通り「相撲・おすもうさん」について様々な角度から考察、
調査をされた1冊。

日本の国技「相撲」の歴史からマメ知識まで、ユーモラスに描いています。

BOOK BAR staff| 14:37 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年11月26日

女子校育ち

杏セレクト

%BD%F7%BB%D2%B9%BB%B0%E9%A4%C1.jpg

著者:辛酸なめ子 筑摩書房


『秘密の世界・・・。』

こんなキャッチフレーズとともに紹介されたのは、
まさに神秘のベールに包まれた女だけの花園、
「女子校」の生態系を綴った1冊。

外から見た「女子校」の魅力に中から見た本当の「女子高」の姿。

そして、そんな隔離された環境の中で過ごしてきた
「女子校出身者」のオーラとは?

秘密の世界では、一体どんな事が繰り広げられているのでしょうか??
実際に「女子校」で起こったエピソードとともに紹介されています。

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年11月19日

パイドパイパー 自由への越境

大倉眞一郎セレクト

%A5%D1%A5%A4%A5%C9%A5%D1%A5%A4%A5%D1%A1%BC%A1%A1%BC%AB%CD%B3%A4%D8%A4%CE%B1%DB%B6%AD.jpg

著者:ネビル・シュート 東京創元社

『第二次世界大戦中に書かれた
 第二次世界大戦の本なのに、心に染みる感動の1冊』

物語の舞台は、第二次世界大戦下、1940年のフランス。
イギリス人老紳士と子供たちの逃亡劇を描いた冒険小説。

映画化もされ多くの人に愛されている1冊。

イギリス人とばれぬよう子供たちの手を取り逃げ切る…
故郷を目指して歩き続ける…その姿はまさに大冒険。

第二次世界大戦中に書かれたということにも驚かされます。
心に染みる感動の1冊、天下一品の小説です。


BOOK BAR staff| 14:39 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年11月19日

ビジュアル幕末1000人

杏セレクト

%CB%EB%CB%F61000%BF%CD.jpg

大石学監修  世界文化社


『この本を見て、ニヤニヤしている感覚…分かってもらえるかな??』

坂本龍馬をはじめとする幕末の偉人・志士・女傑達が
貴重な写真やデータとともにまとめられた図鑑のような1冊。

しかも1000人分のデータが詰まっています!

写真だけではなく、人物データや家系図など、
様々な情報が分かりやすく掲載されています。
便利な検索機能が付いているのも嬉しい。

幕末マニアにはたまらない1冊ですね・・・きっと。


BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年11月12日

秘境国 まだ見たことのない絶景 

大倉眞一郎セレクト

%C8%EB%B6%AD%B9%F1%20%A4%DE%A4%C0%B8%AB%A4%BF%A4%B3%A4%C8%A4%CE%A4%CA%A4%A4%C0%E4%B7%CA%202.jpg


パイインターナショナル


『この本を読んで死ぬまでバックパッカーやることに決めました!』


こんな宣言とともに紹介されたのは、秘境と呼ばれる国、
あるいは自治領、全部で53の絶景・秘境の写真におさめた1冊。

非常に行きにくい場所、空港からも果てしなく遠い場所。

「秘境」の写真とともに解説、
なおかつその国が抱えた問題まで掲載。

まだ見ぬ世界の絶景、地球が生んだ秘境。

読めばきっと、行きたくなるはず。

BOOK BAR staff| 14:41 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年11月12日

本当の戦争の話をしよう

杏セレクト

%CB%DC%C5%F6%A4%CE%C0%EF%C1%E8%A4%CE%CF%C3%A4%F2%A4%B7%A4%E8%A4%A6.jpg

著者:ティム・オブライエン 村上春樹・翻訳  文春文庫


『読み終わった後、こういう感想が出て来るであろうと…
           思いながら読んでみたら全く違いました』


こんなキャッチフレーズで紹介された1冊は、
村上春樹さんが翻訳を担当したティム・オブライエンの短編集。


実際に著者がベトナム戦争に従軍された際に
自身が見たものを断片的に綴っています。


「死」と隣り合わせの生活、そして「戦争」を通して
感じた様々な出来事。極限に追い込まれた若者たちの姿。

フィクションなのに、本当の話。

手に取り読んだ際には、ひとつの感想には留まらない。

本当の戦争の話とは、一体どんなものなのでしょうか??


BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年11月05日

根津権現裏 

大倉眞一郎セレクト

%BA%AC%C4%C5%B8%A2%B8%BD%CE%A2.jpg

著者:藤澤清造  新潮文庫

『トホホなのに骨太な文体の私小説、ちょっと憧れます!』

しぶーい雰囲気の装丁に包まれたこの1冊は、
大正11年に書かれたとある私小説。

著者:藤澤清造の周りで起きた出来事を綴っています。


とにもかくにもダメな男が主人公。
ダメな会話にダメな振る舞い、ダメな生き方。

最低な生き方なのになぜか惹かれる小説。

なんと言っても芥川賞作家・西村賢太氏の推薦がなければ
まったく日の目をみなかった、伝説の私小説。

怖いもの見たさに、この秋に一読してみてはいかがでしょうか?

BOOK BAR staff| 14:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年11月05日

アイバンのラーメン

杏セレクト

%A5%A2%A5%A4%A5%D0%A5%F3%A4%CE%A5%E9%A1%BC%A5%E1%A5%F3.jpg

著者:アイバン・オーキン リトルモア


『この時間帯にこんな話していいんでしょうか??』


確かに・・・この時間帯に聞くのは辛い美味しい1冊。

今夜、杏ちゃんが紹介したのは、ニューヨーク出身のアメリカ人
アイバン・オーキンさんが東京で開いた人気ラーメン店の秘密が
詰まった「アイバンのラーメン」。

元々は、四つ星レストランのシェフだったアイバンさんが
ラーメン魅せられた理由とは?日本にこだわった理由は?
そして、美味しい話だけではなく、ならではの視点から見た
経営哲学や日本の文化など読みどころ満載です。

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年10月29日

「生き場」を探す日本人 

大倉眞一郎セレクト

%A1%D6%C0%B8%A4%AD%BE%EC%A1%D7%A4%F2%C3%B5%A4%B9%C6%FC%CB%DC%BF%CD.jpg


著者:下川裕治  平凡社


『日本で生きるという事に、強いこだわりありますか?』


大倉さんが選んだのはある人々の姿を綴ったルポルタージュ。

それは「行き場」ではなく「生きる場所」=「生き場」を求めて
東南アジアで暮らす日本人達を描いています。

近年の日本社会に閉塞感や暮らしにくさを感じ国境を渡る人々。
そして、そんな彼らの姿を通して見る、今日の日本の姿とは・・・。

BOOK BAR staff| 14:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年10月29日

豆腐百珍

杏セレクト

%C6%A6%C9%E5%C9%B4%C4%C1.jpg

著者:福田浩 松藤庄平 杉本伸子 新潮社


『これを読んだら、あなたは豆腐を食べたくな〜〜る!!』


こんなキャッチフレーズのもと、杏ちゃんがセレクトしたのは、
なんと!200年以上も前にベストセラーとなった料理書!

「豆腐百珍」と、その名の通り・・・
豆腐を使った料理方法を100種類も載せた1冊。

揚げたり、焼いたり、うどんにしてみたり・・・
そのレパートリーは100種。

200年以上も前に、たくさんの人々に愛された豆腐料理
現代でも簡単に再現できそうです。

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年10月22日

あの日からのマンガ 

大倉眞一郎セレクト

%A4%B7%A4%EA%A4%A2%A4%AC%A4%EA%BC%F7.jpg

著者:しりあがり寿  エンターブレイン


『天才にしか描けません!絶望と悲しみの中で軽さを描いています!』


「深イイマンガ・スペシャル!」
今夜、大倉さんが選んだ1冊には、
こんなキャッチフレーズが付けられました!

タイトルにある「あの日」とは、
東日本大震災が起こった3月11日。

大きな出来事が起こったあの日以降、
人々はどんな日々を生きているのか?

復興地にも足を運んだ、著者:しりあがり寿だからこそ描ける、
絶望と悲しみの中での軽さ。

リアルタイムで起こっている出来事。
そんな暮らしの中で感じるもの。


「大きな地震なんて絶対ない!」
・・・そう信じていた事が崩れ落ちた瞬間、
私たちはどう暮らしていくのか?進んで行くのか?

そんな今だからこそ、手に取りたい1冊です。

BOOK BAR staff| 14:37 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年10月22日

残酷な神が支配する

杏セレクト

%BB%C4%B9%F3%A4%CA%BF%C0%A4%AC%BB%D9%C7%DB%A4%B9%A4%EB.jpg

著者:萩尾望都 小学館文庫


『圧倒的な世界観…トラウマンガ!!』


今週は「深イイマンガ・スペシャル!」と題して
それぞれが漫画作品を持ち寄っております。

杏ちゃんが今回選んだのは、ボストンとロンドンを舞台に
ある一家の性的な確執を軸に描いた問題作。

痛すぎる内容に1度は断念したそうですが、
大倉さんとの合評ということでこの度、最後まで読めたそうです。

主人公の少年・ジェルミが体験する様々な出来事と心の葛藤。
それを取り巻く人々、そして義理の兄・イアン。

タイトルにもある「残酷な神」とはどのような事を指すのか?
物語の最後には、希望があるのか??

なによりも萩尾望都ワールド全開!
美しく描かれた漫画のタッチを御堪能あれ!


BOOK BAR staff| 14:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年10月15日

困ってるひと

大倉眞一郎セレクト

%A1%D6%BA%A4%A4%C3%A4%C6%A4%A4%A4%EB%BF%CD%A1%D7%20%C2%E7%CC%EE%B9%B9%BC%D3.jpg

著者:大野更紗  ポプラ社

『とにかくとんでもない本を読んでしまった!
究極のノンフィクション』


今夜、大倉さんが紹介したのは、こんなキャッチフレーズが
付けられた1冊。

とてもかわいらしい装丁なのに、
中身はとんでもない闘病記を綴ったノンフィクション!

ある日、原因不明の難病にかかってしまった女子大学院生が
果敢にも自身の病気と立ち向かう姿がユーモラスに綴られています。

読んでいるこちらも辛いはずな闘病記なのに
思わず「笑い」がこぼれる落ちる!

究極のノンフィクションであり、究極のエンターテイメント!


そして、私たちが「今」この瞬間を今日も絶賛生存している事。
そんな当たり前のことを教えてくれる命がけの1冊でもあります。

BOOK BAR staff| 14:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年10月15日

腕一本・巴里の横顔

杏セレクト

%CF%D3%B0%EC%CB%DC%A1%A6%C7%C3%CE%A4%A4%CE%B2%A3%B4%E9.jpg


著者:藤田嗣治 講談社文芸文庫


『尊敬している人が自分の言葉で
       自身を語っている!…そんな感動がありました』


そんなキャッチフレーズが付けられた1冊は、
1913年、26歳の若さで1人フランスに渡った日本人画家
レオナール・フジタこと藤田嗣治の随筆集「腕一本・巴里の横顔」!

第一次世界大戦後のフランスの街並みや貧しかった当時の暮らし
そして、世界情勢的にも厳しかったフランスで感じた様々な思い。
たくさんのレオナール・フジタが詰まった1冊!

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年10月08日

BOOKBAR 半年ぶりのお客様!

今夜は、演出家・脚本家・女優・声優・小説家と様々な顔と才能の
持ち主、本谷有希子さんをお迎えしました。

motoya2011.JPG

<撮影:嶋本麻利沙>

大倉さんは大好きな本谷さんを目の前に少し緊張気味。
打ち合わせの時には、挨拶の練習などもしていたほど。

今まで一貫して女性達を描き続けている本谷作品。
大倉さんは思い切って聞いてみました!


『それは、男がつまらないから??』


実は、そうなんです。

でも、つい最近、ワークショップで出会った男の子たちが
面白くて・・・集団の男子には興味が出てきた。
とても、面白い生き物だと初めて知った。

男子というのは、集団になるといろんな関係性が生まれる。
先輩だったり、後輩だったり・・・。
そして、何といっても集まる事によって「バカ」になれるパワー!
女性よりも男性の方が凄い。これは、うらやましい。

そして、本谷有希子さんの最新作といえば「ぬるい毒」。

%A4%CC%A4%EB%A4%A4%C6%C7.jpg

著者:本谷有希子  新潮社

作風からクールな印象があった本谷有希子さんでしたが、
意外にもまるくて柔らかい印象。
そして、スタジオを出られた後も、その強い存在感は
とてもいい残り香としてしばらく漂いました・・・。

まさに、本谷有希子ワールド!!

読書の「秋」は、本谷有希子さんと共に!!

%CB%DC%C3%AB%A3%B1.JPG


BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年10月01日

小説熱海殺人事件 

大倉眞一郎セレクト

「小説熱海殺人事件」

著者:つかこうへい 角川文庫

『自分が主人公になるという事は、
            それは幸せなのだろうか?』

なんとも意味深なキャッチフレーズが付けられた今夜の1冊!
大倉さんが大学時代に購入された、つかこうへい作品。
もともとは、戯曲だった作品を1976年、つかこうへい自身により小説化。
なんとも言えない不条理なのに、ラストには笑える。笑ってしまう・・・。
演劇界の大スターが書き下ろした初めてのメジャー小説。
これはかなり読む価値あり!

BOOK BAR staff| 14:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年10月01日

謎の探検家 菅野力夫

杏セレクト

%C6%E6%A4%CE%C3%B5%B8%A1%B2%C8%BF%FB%CC%EE%CE%CF%C9%D7.jpg

著者:若林純 青弓社 


『誰?!そう叫びたくなります・・・。』

今夜のキャッチコピーは、こんな感じ。
誰?とは、一体誰の事なのか??

それは、明治末期から昭和初期にかけて世界を探検して回った
1人の男、菅野力夫。

探検家として過ごし、生き抜いた菅野力夫の生涯を
貴重な写真350点とともに描かれた1冊!

写真に写る彼の様は・・・本当にユニーク!
思わず杏ちゃんも本屋さんでジャケ買いだったとか?!

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年09月24日

郎読者

大倉眞一郎セレクト

%CF%AF%C6%C9%BC%D4.jpg

著者:ベルンハルト・シュリンク 新潮文庫

『今さらながらではあるんですが、
    突然衝動に駆られて紹介せずにはいられませんでした!』

2008年には、ケイト・ウィンスレット主演で映画化もされた
名作中の名作「郎読者」!
ベルンハルト・シュリンクの別作品を読んでいる最中にどうしても
もう1度「郎読者」を読みたくなったそうです。
そこに描かれているのは、15歳の少年と36歳の女性との間に起こる切ない恋物語。
出版から11年たった今も泣いてしまった1冊だそうです。

BOOK BAR staff| 14:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年09月24日

「日本語教室」

杏セレクト

%B0%E6%BE%E5%A4%D2%A4%B5%A4%B7.jpg

著者:井上ひさし 新潮新書


『私たちって、こんな言葉使ってたんだ〜!?』


今夜、こんなキャッチフレーズとともに紹介したのは、
言葉にこだわる日本を代表する劇作家が明かす
日本語の知られざる魅力を堪能できる1冊!

日本語には、外来語、漢語、やまとことば・・・
思っていた以上にたくさんの種類があるんです。

秋が深まるとともに1度手に取ってみてはいかがですか?

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年09月17日

私のいない高校

大倉眞一郎セレクト

%BB%E4%A4%CE%A4%A4%A4%CA%A4%A4%B9%E2%B9%BB%B2%FE%C4%EA.jpg

著者:青木淳悟 講談社

『奇妙、不可解でも不条理じゃない遅読に最も適した後を引く本』

こんなキャッチコピーが付けられたのはとても不思議な1冊。

大倉さんもこの「私のいない高校」というタイトルに惹かれて購入した1冊!
物語の概念を覆す本邦初、主人公のいない青春小説。

実験的ともいえる小説。物語にもなっていない。
2、3週間前に読んだ本なのに、いまだなお後を引いてる。

それくらい今まで読んだ中でも不思議な1冊です。


BOOK BAR staff| 14:39 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年09月17日

上を向いて歩こう

杏セレクト

%BE%E5%A4%F2%B8%FE%A4%A4%A4%C6%CA%E2%A4%B3%A4%A6.gif   

著者:佐藤剛 岩波書店 

『この本の中には1曲!…1曲だけです!』

そんなキャッチコピーが付けられた今夜は、
誕生から50年たった今でも歌い続けられている日本の名曲
「上を向いて歩こう」の全てが詰まった1冊!

人々にどのように愛され、そして育まれていったのか??
日本の戦後のショウビズ界をも同時に描いたヒューマンドキュメント作品。

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年09月10日

新宿、インド、新宿

大倉眞一郎セレクト

%BF%B7%BD%C9%A1%A6%A5%A4%A5%F3%A5%C9%A1%A6%BF%B7%BD%C9.jpg

著者:渡辺克己  ポット出版

『私の知っている新宿とインド、と、知らない新宿とインド!』

新宿で流しの写真屋からスタートしたカメラマンの渡辺克巳。
彼は、本のタイトルにもあるように、新宿からインドへ渡り、
またインドから新宿へ・・・
好奇心の赴くままシャッターを押し続ける。

インドに渡る前の新宿の姿。
新宿から海を渡って向かったインド。
そして、またインドから新宿。

様々な感情や時代背景、街の顔が切り取られている。

写真の他にも本人のインタービューや当時のエピソードなども
たくさん詰まった1冊になっています。

大きく価値観が変わった後での街風景・・・
そこにはどんな表情がおさめられているのでしょうか?

BOOK BAR staff| 14:38 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年09月10日

コラプティオ

杏セレクト

%A5%B3%A5%E9%A5%D7%A5%C6%A5%A3%A5%AA.jpg

著者:真山仁 文藝春秋   

『まさに今、日本国民はカリスマを待っている!!』

こんなキャッチコピーが付けられたのは、
あの『ハゲタカ』で鮮烈なデビューを飾った真山仁の最新刊!

まさに今の時代を描いたような東日本大震災後の日本が舞台。
そこに現れた「カリスマ総理」と若き秘書官の男性、そして彼らを追う新聞記者!
それぞれの世界から同時に政治を見つめていく政治小説!
いまだからこそ手に取りたい1冊!

BOOK BAR staff| 14:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年09月03日

嘘みたいな本当の話

大倉眞一郎セレクト

%B1%B3%A4%DF%A4%BF%A4%A4%A4%CA%CB%DC%C5%F6%A4%CE%CF%C3.jpg

著者:内田樹 高橋源一郎 イースト・プレス

『人生いろいろ、びっくりする話もいろいろ!』

そんなキャッチフレーズが付けられたのは
嘘みたいな本当の話を取りまとめた1冊。
日本中から投稿された149個の実話。

大倉さんを「2回読んでも、3回読んでも面白い!」と
言わしめた、とにかく面白さが減らない1冊!
「きょうの猫村さん」でお馴染の、ほしよりこさんが描いた
装丁も素敵です。

BOOK BAR staff| 14:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年09月03日

北条政子

杏セレクト

   『北条政子』


著者:永井路子 文藝春秋   

2012年に放映が決まっている大河ドラマ「平清盛」で
杏ちゃんが演じる人物でもある「北条政子」。
演じるにあたり、手に取った1冊だけに、
こんなキャッチフレーズとともに紹介しました!

『みんな教えて〜!どんな女性なの?』

悪女としても囁かれる事も多い、源 頼朝の正室。
女性でありながらも政権の中枢に身を置きを権力を握る。
そんな歴史の激流にもまれつつ乱世を生きぬいた女の人生の哀歓を
描いた永井文学の代表的歴史長篇です。

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年08月27日

下町ロケット

大倉眞一郎セレクト

%B2%BC%C4%AE%A5%ED%A5%B1%A5%C3%A5%C8.jpg

著者:池井戸潤 小学館

「日本を元気にする一冊!」大倉さんが選んだのは、直木賞受賞作品!

『元気になりたかったらこの本を読んで下さい!
 つまらなかったら私を一生怨んで下さい!』

ここまで、大倉さんを言わしめた物語。

主人公は、かつてロケット打ち上げの研究者として活躍していた男。
しかし打ち上げに失敗をして研究所を出る事に…。
そこから、父親の跡を継いで従業員200人の小さな下町の会社を経営。
そこで初めて味わう、中小企業vs大企業の熱い戦い!
厳しい状況に追い込まれながらも「俺たちは再生する力がある!」
「やるぜ!!やってやるぜ!!」って、そんな強い思いを
押しつけがましくなくスッと胸に宿してくれる1冊!
とにかく元気になれる小説です!

BOOK BAR staff| 14:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年08月27日

空也上人がいた

杏セレクト

%B6%F5%CC%E9%BE%E5%BF%CD.jpg

著者:山田太一 朝日新聞出版   

今週は、「日本を元気にする一冊!」というテーマで
それぞれ本を持ち寄りました!

杏ちゃんが選んだ本にはこんなキャッチコピーが付きました!

『いつでも一緒に歩んでくれるそんな存在が必要です!』

19年振りに書き下ろされた山田太一さんの最新作!
主人公は27歳の介護ヘルパーの青年・草介、女性ケアマネージャーの重光さん、
そして、介護を受ける81歳の老人。

それぞれの世代の彼らがどのようにして生きていくのか?
死を目前に思っている老人、死がまったく目の前にない状態だけれど
介護を通して触れる若者。思いは違えど一生懸命前を向いて生きている。

人は一人では生きていけない、これから私たちが築いていく人間関係とは?

若者と老人、老人と若者、迎える者と向かう者。
新しい関係性を示唆してくれるような1冊!


BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年08月20日

アニマルズ・ピープル

大倉眞一郎セレクト

%A5%A2%A5%CB%A5%DE%A5%EB%A5%BA%A1%A6%A5%D4%A1%BC%A5%D7%A5%EB.jpg

著者:インドラ・シンハ    早川書房

『毎年1冊のインドの小説!今回も絶品のマサラノベル!』

実際に起こった悲劇をベースに描かれた小説。
毒ガス流出事故の後遺症で不自由な生活を余儀なくされた少年。
彼は自他共に「アニマル」と呼ばれて暮らす。
ただ、そんなネガティブに映る少年の暮らしも、
本人がものすごく生命力に溢れていて、読んでいても
そこだけがキラキラと光って見える。
とても不思議な構造のマサラ作品。
インドの現実を見ながらもとても力を付けられる1冊!

BOOK BAR staff| 14:39 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年08月20日

ふぉん・しいほるとの娘

杏セレクト

%A4%D5%A4%A9%A4%F3%BE%E5.jpg %A4%D5%A4%A9%A4%F3%B2%BC.jpg


著者:吉村昭    新潮文庫

『吉村昭祭り!第2段〜幕末の強い女性再び!』

幕末にオランダ船に乗ってやってきたドイツ人の学者:シーボルト。
彼が出島に滞在している間に遊女との間に生まれた娘、稲。
本のタイトルの通り、主人公はこのシーボルトの娘であるお稲。
彼女が動乱の幕末をどのようにして生きたのか?
シーボルトの娘の生涯を描いた、長編作品。
改めて幕末の時代背景を強く感じられる1冊。

BOOK BAR staff| 14:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年08月13日

ナガサキ 消えたもう一つの「原爆ドーム」

大倉眞一郎セレクト

%B9%E2%C0%A5.jpg

著者:高瀬毅  平凡社

「悲劇はできれば忘れたい、
    でも絶対に忘れてはいけない事はあります」

8月15日の終戦記念日を前に大倉さんが選んだ1冊。

長崎の地には、当時の悲惨さを物語るモニュメントがないのは何故なのか?
この悲劇を語り継ぐために浦上天主堂の保存計画も検討される中
戦後13年目に取り壊された・・・その裏には一体何があったのか?
長崎出身の著者が原爆の隠された真実に迫る、渾身のノンフィクション!

BOOK BAR staff| 14:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年08月13日

大倉vs杏!!勝敗はいかに?

テーマは、「ピカチュウ」です!

大倉画伯

%A5%B9%A5%AD%A5%E3%A5%F3.jpeg

左上に書かれたのは・・・ピカチュウの元らしい。
モンスターボールの事なんでしょうか・・・??
予習してきた「ちびまる子ちゃん」にも注目して下さい!

杏画伯

%A5%B9%A5%AD%A5%E3%A5%F3%201.jpeg

ピカチュウ世代、なんて言っていた杏ちゃんですが、
何も見ずに、フリーハンドで、かなりの腕前ですよね!

さぁ、勝敗はいかに??

審査員は、みなさんです!

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年08月13日

西原理恵子の人生画力対決

杏セレクト

%C0%BE%B8%B6%CD%FD%B7%C3%BB%D2%A4%CE%BF%CD%C0%B8%B2%E8%CE%CF%C2%D0%B7%E8.jpg

著者:西原理恵子 小学館

漫画好きにはたまらない
有名漫画家達の夢のガチンコ対決!!

美大出身でもある西原理恵子さんが大御所漫画家達と
まじめにお絵かき対決!
日々「絵」を描いている漫画家は実際に「絵」がうまいのか?
何も見ずに、下書きなしで、フリーハンドで描く…

参加した漫画家は、吉田戦車・伊藤理佐・雁屋哲・松本零士・須藤真澄
くるねこ大和・浦沢直樹・長崎尚志・江口寿史・竹宮惠子・若杉公徳!
豪華なメンバーが顔を合わせた、まさに夢の共演をおさめた1冊!

BOOK BAR staff| 14:10 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年08月06日

出家とその弟子

大倉眞一郎

%BD%D0%B2%C8%A4%C8%A4%BD%A4%CE%C4%EF%BB%D2.jpg

著者:倉田百三    岩波文庫

「50を超えても悩み悶え苦しむ私に救いはあるのだろうか?」
こんなキャッチフレーズから紹介された1冊。
僧侶の唯円と親鸞を中心に恋愛と性欲、そして宗教。
現代にも通じる様な幾多の困難や葛藤の中で苦悩する様を描いている。
そこには、親と子、臨終の場面での葛藤など。
愛欲や禁忌に触れたその「愛」の行く末とは?

BOOK BAR staff| 14:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年08月06日

十頁だけ読んでごらんなさい。十頁たって飽いたらこの本を捨てて下さって宜しい。

杏セレクト

%B1%F3%C6%A3%BC%FE%BA%EE.jpg

著者:遠藤周作    新潮文庫

『10ページ読んで飽きたら捨ててくれてもかまわない!』…と、
なんとも挑戦的なタイトルが付けられたこの本は、
著者である、遠藤周作さんが亡くなられてから10年たった
2006年に初めて出版された1冊!

そこには、好きと打ち明けたい。
デートに誘いたい。
病気の人を見舞いたい。
身内を亡くした人にお悔やみを伝えたい。
そんな時、どうしたら自分の気持ちを率直に伝えて、
相手の心を動かす手紙を書くことができるのか―。
様々なシチュエーションでの「手紙」の書き方を
テーマに書かれています。
執筆より半世紀を経て発見され世を瞠目させた幻の原稿、
待望の文庫化作品。

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年07月30日

Lake District Walks : Pathfinder Guide

大倉眞一郎セレクト

Lake%20District%20Walks.jpg

著者:Brian Conduit    Jarrold Pub

『歩いて歩いて歩くと、そこにはなんと箱庭のような光景が』と、
大倉さんがまるでポエムのようなキャッチコピーを付けた1冊!
それは、イギリスの湖水地方「Lake District 」のGuide Book。

その名の通り多くの湖や川が流れ、緑も茂り、牛や羊といった
生き物も住まう美しい場所「Lake District 」。

イギリス在住時には、このGuide Book片手に「Lake District 」をよく歩いたそうですよ。

BOOK BAR staff| 14:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年07月30日

負けるのは美しく

杏セレクト

%C9%E9%A4%B1%A4%EB%A4%CE%A4%CF%C8%FE%A4%B7%A4%AF.jpg

著者:児玉清    集英社

2011年5月、惜しまれながらもこの世を去った
名優、児玉清さんのエッセイ集。
あの穏やかな微笑みの裏に秘められた驚きの人生、
映画業界で出会った忘れ得ぬ映画監督に俳優達、
結婚、その後転身したテレビ界のこと、大好きな本、
そして愛娘の闘病から死まで…。初の回想記。

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年07月23日

心はあなたのもとに

大倉眞一郎セレクト


著者:村上龍  文藝春秋

主人公の男は投資ファンドを営み、裕福な生活を送る妻子持ち。
女は31才の高級風俗嬢。
メール交換をするなかで2人の愛は深まっていく。

BOOK BAR staff| 14:36 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年07月23日

はやぶさ、そうまでしてきみは

杏セレクト


著者:川口淳一郎  宝島社

日本中を感動させた小惑星探査機はやぶさ。
その生みの親である宇宙工学博士の著者が語るプロジェクト秘話。

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年07月16日

音楽の在りて

大倉眞一郎

    ongakunoarite.jpg

著者:萩尾望都    イースト・プレス

綺麗な流水を思わせるような、
後味がとても美しい小説です。
中・短編あわせて12本から構成されています。
萩尾望都さんの世界をもっともっと知ることができる一冊。

BOOK BAR staff| 14:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年07月16日

ともだちは緑のにおい

杏セレクト

    tomodachihamidorinonioi.jpg

著者:工藤直子/絵:長新太    理論社

主人公は、ロバ、かたつむり、ライオンの“3人”。
児童文学の傑作ですが、大人が読むとよいです!
原っぱの中で過ごす、彼らの日常、時間。
ささやかに心あたたまる、友情物語です。

BOOK BAR staff| 14:00 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年07月09日

世界屠畜紀行

大倉眞一郎

    sekaitochikukiko.jpg

著者:内澤旬子    解放出版社

内澤さんの他作品も読んでみて、
「根性座った人だと思った」と語る大倉さん。
“いただきます”という言葉の意味を、考えてみませんか?
人類の大多数が口にする動物の肉が、
どのように屠畜され、処理されるのか…
その取材量に圧倒されます。
その場で描かれたスケッチで挿絵が構成されています。

BOOK BAR staff| 14:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年07月09日

モリー先生との火曜日

杏セレクト

    morriesenseitonokayobi.jpg

著者:ミッチ・アルボム/訳:別宮貞徳
NHK出版

アメリカのスポーツコラムニストである著者。
テレビで大学時代の恩師の姿を発見する。
難病にかかっているという状況の中で、
前向きに生きる姿が全米の感動を呼んだ・・・
そんな中、先生を訪れる彼が受ける、
毎週火曜日の“授業”の中で先生が伝えたことは??

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年07月02日

翻訳夜話

大倉眞一郎

    honyakuyawa.jpg

著者:村上春樹/柴田元幸    文藝春秋

外国語が話せる=翻訳ができる、ではないのですね!
二大巨頭とも言うべき2人だけの対談だけでなく、
若い翻訳者たちと言葉を交わしながら・・・
好感を抱くような気持ちのいい本。
ふたりの名訳を比べながら楽しむのもいいですよ。

BOOK BAR staff| 14:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年07月02日

想い出あずかります

杏セレクト

    omoideadukarimasu.jpg

著者:吉野万理子    新潮社

ほんとうは預けた想い出、ありませんか?
海沿いの町が舞台のお話。
魔女のいる『想い出質屋』へ預けて、代わりにお金をもらう。
二十歳までの子どもしか利用できない、質屋とは?
ファンタジーな世界が広がる小説です。

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年06月25日

小泉武夫の快食日記 「食あれば楽あり」

大倉眞一郎

    kaisyokunikki.jpg

著者:小泉武夫    日本経済新聞出版社

東京農業大学・名誉教授の著者、小泉先生は、
発酵学、醸造学の大権威。
日経新聞に17年間続く連載をまとめたものです。
ただのグルメ本ではなく、自分で作って、美味しくいただく。
その味が伝わってくるような、“味覚エッセイ”。

BOOK BAR staff| 14:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年06月25日

大黒屋光太夫 上・下

杏セレクト

    daikokuyakodayu-1.jpg daikokuyakodayu-2.jpg

著者:吉村昭    毎日新聞社

当時のロシアのおそろしい“陰謀”とは!?!?
未公開の史料をもとに描かれた、
江戸時代、白子廻船船頭:大黒屋光太夫の“漂流譚”。
極限の状況の中、日本へ帰ることを諦めなかった男の、
感動ストーリー!

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年06月18日

絶対にゆるまないネジ 小さな会社が「世界一」になる方法

大倉眞一郎

    zettainiyurumanaineji.jpg

著者:若林克彦    中経出版

「ハードロック工業」の売り上げは現在12億円。
そして、世界一。
絶対にゆるまないネジを開発し、新幹線、スカイツリー、瀬戸大橋・・・
絶対に緩んではいけないもののネジに採用されています。
常識をひっくり返すその発明はどこから生まれたのでしょうか?

BOOK BAR staff| 14:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年06月18日

窒息する母親たち―春奈ちゃん事件の心理ファイル

杏セレクト

    chissokusuruhahaoyatachi.jpg

著者:矢幡洋    毎日新聞社

どうして起こっちゃったんだろう??
実際に東京・文京区で1999年に起きた、
女児殺害事件を題材としています。
些細な事がきっかけで、すれ違う母親たち・・・。
心理分析ルポルタージュです。

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年06月11日

127時間

大倉眞一郎

    127jikan.jpg

著者:アーロンラルストン    小学館

ダニー・ボイル監督の映画作品を観て、
読んでみようと思い手に取った一冊、とのこと。(映画『127時間』公式サイト
峡谷の割れ目、断崖に挟まれた主人公の青年…(ゾッとしますね。)
下した決断とは…!!
絶望しながらも、生きて帰る!という、
生に対して前向きな姿勢。
実話をもとに書かれた作品です。

BOOK BAR staff| 14:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年06月11日

バカ昔ばなし

杏セレクト

    bakamukashibanashi.jpg

著者:五月女ケイ子/細川徹    TOブックス

たまにはこういう脱力系な本を手にして、癒されましょう。
大変シュールにアレンジされたもの、
全くのオリジナルな「プププッ」という昔話を収録。
『おたまじゃくし姫』とは!?
“バカ”なページをめくって、ちょっと幸せな気分に。

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年06月04日

ジェノサイド

大倉眞一郎

    genocide.jpg

著者:高野和明    角川書店

「面白い本を読みたい人は即読むべし、読むべし、読むべし!」
(by大倉)
超弩急のエンターテインメント。
これからの世界は、いったいどうやって生きていけばいいんだろう?
そんなことも思わせる、ハンパない小説!

BOOK BAR staff| 14:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年06月04日

植物図鑑

杏セレクト

    syokubutsuzukan.jpg

著者:有川浩    角川書店

贈り物…ではありません。
食します。
全ての草には名前がある!「雑草」ではありません。
道端で“落ちていた”イケメンと出会ってから、
繰り広げられる、唯一無二なラブストーリー。

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年05月28日

大地の牙―満州国演義6―

大倉眞一郎

    daichinokiba.jpg

著者:船戸与一    新潮社

船戸さんの息をつかせぬ、
冒険ハードボイルド時事小説にハマると、抜けられません。
この作品は、凄まじいアップダウンに満ちた物語。
第一巻で満州事変前夜から始まり、
最新巻では本格的に中国に日本軍が乗り出していく・・・満州全史。

BOOK BAR staff| 14:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年05月28日

日本奥地紀行

杏セレクト

    nihonokuchikiko.jpg

著者:イザベラ・バード    平凡社

なんで今まで読んでなかったんだろう!!!(by杏)
47歳の時に、東北から、北海道を目指して・・・
日本を旅した記録。
130年以上も前の日本の姿を映し出しています。

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年05月21日

佐野洋子対談集 人生のきほん

大倉眞一郎

    sanoyokotaidansyu.jpg

著者:佐野洋子    講談社

『百万回生きたねこ』の著者、佐野洋子さんが
西原理恵子さん、リリー・フランキーさん、と
それぞれ対談したものを1冊にまとめています。
武蔵野美大出身という共通項がありますが、
心開いた会話が展開されています。
大倉さんは「一生心の支えになってくれるかもしれない」
という一冊です。

BOOK BAR staff| 14:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年05月21日

間取りの手帖

杏セレクト

    madorinotetyo.jpg

著者:佐藤和歌子    リトルモア

どこまで想像の翼を広げられるか・・・?
間取り収集家=MADORIST(マドリスト)である著者。
“八角形のお部屋”はどう使う?
不可思議な中にも生活空間のイマジネーション膨らむ、楽しい一冊です。
あ、著者の佐藤さんは“ホルモンヌ”でもあります。

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年05月14日

アンダスタンド・メイビー

大倉眞一郎

understandmaybe-1.jpg understandmaybe-2.jpg

著者:島本理生    中央公論新社

十代の苦悩に振り回されるのがちょっと快感?
なのか、胸がキュンキュンする本(by大倉)。
最近青春ものをつい手に取ってしまう大倉さん。
主人公が行ってはならぬ方向に人生の舵を切っていくと、
ついつい声に出して「ダメダメ!」と引っ張りたくなる…
切なくて切なくて、でも同時に希望も覗かせてくれる一冊。

BOOK BAR staff| 14:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年05月14日

こどものいた街

杏セレクト

    kodomonoitamachi.jpg

写真:井上孝治     河出書房新社

子どもにメロメロな杏が、思わず手に取ってしまった本!
昭和30年代前半の北九州の懐かしい風景の中、
屈託なく遊び、笑うこどもたちを、
レンズを向けて赴くままにとらえています。
世界的に評価されている一冊です。
大倉さん、写ってたりして!?

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年05月07日

無垢の博物館

大倉眞一郎

mukunohakubutsukan-1.jpg kukunohakubutsukan-2.jpg

著者:オルハン・パムク    早川書房

2006年にノーベル文学賞を受賞している著者。
70年代半ばイスタンブールを舞台に始まる、
激しく、悲しくて呆然としてしまうような恋の物語。
当時、トルコはテロが多く、貧富の差も激しかったという
時代背景の中で、あってはならない愛が…!!

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年05月07日

黒冷水

杏セレクト

    kokureisui.jpg

著者:羽田圭介     河出書房新社

ページをめくる手が止まらない!!
家族間での陰湿な行為が描かれているのですが、
実は17歳の高校生、文藝賞を受賞した作品です。
兄の部屋を偏執的にアサる弟と、監視・報復する兄?!
読者をも欺く程と構成力がある、衝撃の一冊。

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年04月30日

古代ローマ人の24時間 よみがえる帝都ローマの民衆生活

大倉眞一郎

    kodairomano24jikan.jpg

著者:アルベルト・アンジェラ /関口英子訳
河出書房新書

古代ローマ人の生活からを、朝から夜まで
見てきたように(!)描いた本です。
生活感溢れる描写で、厚いのですが飽きることありません。
文書やらくがき、絵で残されたものから解析されています。
紀元115年、最も支配地区を広げていた時期です。
ちょっと覗きこみたくなる一冊。

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年04月30日

祝福

杏セレクト

    syukuhuku.jpg

著者:長嶋有     河出書房新社

長嶋有さんデビュー“10周年”の本。
10編の短編からなる本です。
男性5人・女性5人。年齢も性別もばらばらの10人の日常とは?
女ごころを書いたら、女子以上。ダメ男を書いたら、日本一!
と言われることにナットク。
女子のキモチをリアルにとらえています・・・

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年04月23日

謎解きはディナーのあとで

2011年本屋大賞受賞!

    nazotokihadinnernoatode.jpg

著者:東川篤哉    小学館

新人の財閥令嬢の刑事、宝生麗子と、
上司の富豪警部(成金?)風祭警部、
そして見事な推理を見せる“毒舌執事”影山が登場するミステリー小説。

100万部を超えるベストセラー!!です。
書店員がいちばん売りたい本を選ぶ、2011年本屋大賞で、
見事大賞を獲得しました。
もともと探偵執事を描きたかった、とおっしゃっていた東川さんですが、
彼女が事件で悩んだりすると、毒舌でバッサリいくキャラクターはたまりません。

中村祐介さんの装丁が気になった方も多いのでは??
殺人事件は起こるけれども、どろどろとした人間模様ではなく、
ユーモアで包んでトリックをみせていく・・・
そんな魅力にハマる方が多いのではないでしょうか。

--------------------------
東川篤哉(ひがしがわ とくや)

higashigawatokuya.jpg

1968年広島県生まれ。岡山大学法学部卒。
2002年、カッパノベルスの新人発掘プロジェクトで、長編デビュー。
著書に、『館島』『密室の鍵貸します』『密室に向かって撃て!』
『もう誘拐なんてしない』『完全犯罪に猫は何匹必要か?』
『交換殺人には向かない夜』『学ばない探偵たちの学園』など。
2009年刊の『ここに死体を捨てないでください!』が、
「2010本格ミステリ・ベスト10」の8位に入る。
最新刊は、『放課後はミステリーとともに』。

BOOK BAR staff| 14:05 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年04月16日

船に乗れ!機銑

大倉眞一郎

huneninore-1.jpg huneninore-2.jpg huneninore-3.jpg

著者:藤谷治    ジャイブ/ポプラ文庫ピュアフル

昨年の本屋大賞にノミネート、早く手にとればよかった〜
と後悔するほどの作品。(by 大倉)
芸大付属高校に落ちた音楽高校生が、
そこでチェロを弾きながら成長していく“純な”青春小説。
著者の藤谷さんがご本人の青春と重ねて書いている…
高校生の持つ躍動感、希望、絶望。リアルに伝わる作品です。
藤谷さんの書店『フィクショネス』へも、是非。

BOOK BAR staff| 14:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年04月16日

すし屋の常識・非常識

杏セレクト

    sushiyanojyoshiki.jpg

著者:重金敦之    朝日新聞出版

すし。
純粋に歴史をたどるだけには留まらず、
文学作品からのエピソードも詰まっていて、
すし好きにはたまらない一冊です。
“すし”は今後どのような歩みを見せていくか??
「SUSHI」として。そんなグローバルな視点からも、すしを分析。

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年04月09日

ひつまぶし

大倉眞一郎

    hitsumabushi.jpg

著者:野田秀樹    朝日新聞出版

ちょっとうつむき気味だった時に、
この本を読むことでなんだかすっきり。
笑いやユーモアがいかに必要なことか…!
まず元気な人間が元気になること。
『AERA』に連載されていたものを再構成した一冊。
何かと話題になった本ですが、
“笑い”の力を信じてみては。

BOOK BAR staff| 14:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年04月09日

漂砂のうたう

杏セレクト

    hyosanoutau.jpg

著者:木内昇    集英社

直木賞受賞作品です。
明治10年、東京の根津にある遊郭が舞台です。
心に江戸が色濃く残り、変わりきれずに燻ぶる人々。
御家人の家から出自を隠し、遊郭で働く男性が多く登場する。
変わりゆく時代に翻弄される男女・・・

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年04月02日

ポリティコン

大倉眞一郎

politicon-1.jpg politicon-2.jpg

著者:桐野夏生    文藝春秋

「今年絶対読むべき本のひとつです!」(by大倉)
現在の日本の状況をすべて凝縮したかのような一冊です。
“コミューン”がキーワード。
理想郷=ユートピアを夢見ていた人々…
やがて関心は薄れ、残された村民は高齢化してゆく…
ガツンとした読み応えを求める方は、是非!

BOOK BAR staff| 14:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年04月02日

自分の中に毒を持て  あなたは“常識人間”を捨てられるか

杏セレクト

    jibunnonakanidokuwomote.jpg

著者:岡本太郎    青春出版社

数多く残した太郎さんの言葉は、
芸術作品のごとく“原色”で、グイっと迫ってきます。
今年生誕100年の岡本太郎さん。
迷いなく、枠組みにとらわれない。
自分の価値観を今一度見直すきっかけになる一冊です。

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年03月26日

私のおとぎ話

大倉眞一郎

    watashinootogibanashi.jpg

著者:宇野千代    文芸社

明治30年生まれ、98歳でこの世を去った女流作家。
恋多き女性だった宇野千代さんですが、
尾崎士郎と暮らしていた頃、尾崎の兄の子供たちに、
読み聞かせをするために書いた唯一の童話集。
子供への愛情が溢れているのを感じられる一冊です。

心穏やかになりたい、いま、だからこそ読みたい本です。

BOOK BAR staff| 14:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年03月26日

杏セレクト

    kizuna.jpg

著者:武田双雲    ダイヤモンド社

若々しく元気たっぷりの武田双雲さんの最新の本。
「今、書きました。」今回の震災を受けて
すぐに筆をとられました。『希望』という二文字・・・
絵画のような書で、私たちにパワーをくれます。


いま、私たちが忘れてはいけないことですね・・・

kibosoun.jpg

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年03月12日

シューマンの指

大倉眞一郎

    shumannoyubi.jpg

著者:奥泉光    講談社

読み終わると、シューマンを大量購入してしまいそう。
“純粋音楽小説”。途中で来る大どんでん返しが
心地よい衝撃が待ち構えます。
描写が「恍惚とさせるほど見事!」(by大倉)
シューマンに魅了されてみませんか?
読んだ後の余韻を楽しんで・・・

BOOK BAR staff| 14:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年03月12日

花神

杏セレクト

kashin-1.jpg kashin-2.jpg kashin-3.jpg

著者:司馬遼太郎    新潮社

長州の大村益次郎が主人公の小説。
わりとボリュームがある本ですが・・・
大村益次郎という人物について、司馬さん自身が語ります。
「暑いですね〜」「夏だから暑いんですよ…」「・・・・。」
そんなキャラだそうですが・・・
点描で大村益次郎のエピソードを書き連ねます。

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年03月05日

絶叫委員会

大倉眞一郎

    zekkyoiinkai.jpg

著者:穂村 弘    筑摩書房

著者は歌人。ことばにまつわるエッセイ集です。
「本屋で手にとっていきなり爆笑してしまったので買いました。」
という実に気になる一冊。
普段交わされている言葉の中にある、
人を笑わせてしまったり、ねじれを感じてしまったりするもの。
「面白いとつけた付箋だらけになってしまいました」(by 大倉)
言葉が、思わぬところでもたらす感動とは。

BOOK BAR staff| 14:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年03月05日

一刀斎夢録

杏セレクト

ittosaimuroku-1.jpg ittosaimuroku-2.jpg    

著者:浅田次郎    文藝春秋

『壬生義士伝』『輪違屋糸里』と続く
浅田次郎新撰組三部作の最後を飾る。
新撰組の三番隊長である斎藤一からついたタイトル。
「これを読まずしてどうする!!」という指名にかられ!?
杏にとってはマストバイの一冊。
ハードボイルドな作品なので、物語として読んで楽しめます!

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年02月26日

マボロシの鳥

大倉眞一郎

    maboroshinotori.jpg

著者:太田光    新潮社

お笑い、対談、討論、真正面からぶつかる
爆笑問題の太田さん。
どうしてここまで真面目な小説を書けるのか…
「太田さんは本気で、私たちの世界はもっと美しくて、
まっとうなはずだと信じている」ということを
帯で書かれている角田光代さん。
私も同じことを感じました。(by大倉)

BOOK BAR staff| 14:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年02月26日

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら

杏セレクト

    moshidora.jpg

著者:岩崎夏海    ダイヤモンド社

昨年最も売れた本。早くも200万部を突破しています。
ドラッカーの『マネジメント』も70万部を売り上げているそうです。
高校野球のマネージャーが『マネジメント』と出会い、
“部員を世話する”というだけではなく、
プロデュースする、経営することにつながるんじゃないのか?
というところに気づくことから始まる。
みなさんはどんな感想をお持ちになりましたか?

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年02月19日

兄弟

大倉眞一郎

    kyodai.jpg kyodai-2.jpg    

著者:余華    文藝春秋

中国での大人気作家。
チャン・イーモウ監督映画『活きる』の原作を書いた著者。
文化大革命から、昨今の経済発展まで、その間40年とちょっと…
悲劇と喜劇をごちゃ混ぜにして、ぽいと吐き出したような内容!?
下巻が急に喜劇になっているので、中国では批判を浴びたようです。
数百万部の売り上げを誇る作品です。

BOOK BAR staff| 14:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年02月19日

熊 人類との「共存」の歴史

杏セレクト

    kuma.jpg

著者:ベルント・ブルンナー/訳:伊達淳    白水社

人間に一番近い動物というと??チンパンジー??
北半球の人々がそう考えた動物は、熊、なのだそうです。
物語の登場回数も膨大。人と熊の関係とは?
熊に対するあらゆるアプローチをまとめた一冊。
紀元前から現代まで、神話や宗教、テディベアまで!?
熊にまつわるお話をギュギュっと凝縮。

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年02月12日

苦役列車

大倉眞一郎セレクト

    kuekiressya.jpg

著者:西村賢太    新潮社

芥川賞受賞作です。
面白い。これは、面白い。(by 大倉)
貧しく、不幸な家庭に育ち、
その日暮らしの労働で生計をたてる19歳・・・。
ある日訪れる生活の変化とは・・・。
主人公にリアリティがあるのは、軽さ?妙な内気さ?
“つらい生活”なのにどこかホッとするのは、
西村さんだからこそなせる技なのでしょうか。

BOOK BAR staff| 14:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年02月12日

一〇〇年前の世界一周 ある青年が撮った日本と世界

杏セレクト

    100nenmaenosekaiissyu.jpg

著者:ワルデマール・アベグ/ボリス・マルタン
日経ナショナル ジオグラフィック社

1905年が舞台。
ひとりのドイツ人青年が世界を知る旅に出る・・・
1年半かけて世界を周遊し、100点以上の写真もたっぷりと。
旅をしてから半世紀経って書かれたものだそうです。
それでも鮮明に残っていた記憶。
日露戦争直後に立ち寄った日本で彼が感じたこととは?
大戦前の世界が蘇る一冊です。

BOOK BAR staff| 14:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年02月05日

文字の母たち

大倉眞一郎

    mojinohahatachi.jpg

著者:港千尋    インスクリプト

わたしは文字フェチ!(by大倉)
世界で最も古い印刷所のひとつ、フランス国立印刷所にて、
閉鎖直前の活版印刷部門を撮影。
ハンコのような文字を組み合わせて印刷する活版印刷は、
あの文字のかすれ具合が何とも言えず趣あります。
そんな活版印刷の文字が並んだ写真集のような一冊。
ぎゅっと押されたようなデコボコが、ココロくすぐります。

BOOK BAR staff| 14:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年02月05日

HAPPY NEWS

杏セレクト

    happynews.jpg

社団法人日本新聞協会/HAPPY NEWS実行委員会 編
マガジンハウス

新聞の一面を飾る記事は、
なかなかハッピーとはいえませんが・・・
新聞の中ではあまり大きな比重での扱いではありませんが、
ちょっと心がほっこりするようなニュース記事を切り抜いて掲載。
こんな時だからこそ微笑ましい“一報”が
とっても温かい気持ちになります。

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年01月29日

天啓を受けた者ども

大倉眞一郎

    tenkeiwouketakodomo.jpg

著者:マルコス・アギニス/八重樫克彦・八重樫由貴子訳
作品社

著者はアルゼンチンの作家、南米文学の巨匠です。
「グイグイと読み手を引き込む小説です。」(by大倉)
約10年を経て訳された名著。
カルト教団、キューバ侵攻、思想弾圧、麻薬ビジネス…
これらを題材に描いているものとは?

BOOK BAR staff| 14:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年01月29日

東京妙案開発研究所 -「人が賑わう空間」を創る発想力の秘密-

杏セレクト

    tokyomyoankaihatsu.jpg

著者:相羽高徳    日本経済新聞出版社

アイデアが生まれる瞬間がたっくさん詰まった一冊!
著者は、『新横浜ラーメン博物館』
『箱根☆サン=テグジュペリ 星の王子さまミュージアム』などを
デザインした空間プロデューサーです。
アイデアはどこから生まれて、どのように伝えられるか。
ディズニーランドおたくでもある著者がそこから見出した術。
“夢”がうまれるストーリーとは?

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年01月22日

空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む

大倉眞一郎

    kuhakuno5mile.jpg

著者:角幡唯介    集英社

「しびれるノンフィクション」(by大倉)
ヒマラヤからの雪解け水が流れ押し寄せる、
世界最大のツアンポー峡谷。
過去何人もの冒険家が踏破を試みつつも、
5マイルを残してすべて失敗していました。
前人未踏となっていた空白の5マイルを
2002年から2003年にかけて27歳の若さ&ほぼ単独で制覇します。
息を潜めて読み切ってみては…

BOOK BAR staff| 14:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年01月22日

知りたがりやの猫

杏セレクト

    shiritagariyanoneko.jpg

著者:林真理子    新潮社

恋愛小説の短編集。
自分を投影して甘くとろけるというよりも、
ひとの恋愛を見ているような一冊!
恋愛のブラックな部分!?が垣間見れるのかも…
その時、猫が見たものは??

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年01月15日

極私的メディア論

大倉眞一郎

    gokushiteki.jpg

著者:森達也    創出版

著者は、98年にオウム真理教で広報担当の男性を追った
ドキュメンタリー作品『A』が話題になりました。
メディアの「中立性」とは何なのでしょうか?
報道する側の判断に委ねられ発せられた情報と、
私たちの取捨選択。自分なりの判断、できていますか?

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年01月15日

パリ散歩画帖

杏セレクト

    parissampogacho.jpg

著者:山本容子    阪急コミュニケーションズ

銅版画家の著者がパリの“住人”となって旅して残したもの。
「画家がパリと遊ぶ」そんなコンセプトの画帖です。
感性だけで残す、自分がモノと対話をして残す―
“心象遠近法”で心で感じた大きさを思いのままにスケッチ。
真似て旅の思い出をコラージュしたくなる、キュートな一冊です。

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年01月08日

半分のぼった黄色い太陽

大倉眞一郎セレクト

    hanbunnobotta.jpg

著者:チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ    河出書房新社

ビアフラ戦争とは、1967年から1970年にかけておこった
ナイジェリア内戦。犠牲者100万人以上といわれています。
この戦争について書かれた、“ルポ”ではなく、“小説”。
戦争の渦中にいたひとたちの気持ちがわかる本です。
なぜこの戦争が起こったのか、に一歩踏み込んだ、
理解をすることができる一冊。


BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年01月08日

かたちだけの愛

杏セレクト

    katachidakenoai.jpg
    
著者:平野啓一郎    中央公論新社

美脚の女優が事故により脚を失ってしまう・・・
事故に居合わせたプロダクトデザイナーが、
彼女の義足を創っていく・・・
いわゆる“蜜月♪”ともちがうかたちの、
育まれていく愛。切なくもはかない?
ディテールまで描かれ、リアルな人間像が読み取れる、
『ぎゅ』と心つかまれるようなストーリー。

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年01月01日

無所有

大倉眞一郎セレクト

    musyoyu.jpg

著者:法頂    東方出版

昨年、朝日新聞GLOBE『Bestsellers世界の書店から』
とのコラボ企画で、韓国ベストセラーの話を伺ったときに
ご紹介いただいた本。
禅僧である法頂和尚が書いた超ロングベストセラーです。
この和尚の書くエッセイは実に平易。
私たちと同じ価値観のもとにある説法なのが、
共感の秘訣なのかもしれませんね!

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2011年01月01日

タモリのTOKYO坂道美学入門

杏セレクト

    sakamichi.jpg

著者:タモリ    講談社

「日本坂道学会」の副会長、タモリさんが著。
江戸時代にイモ問屋があったからついた名前!?
さぁどこの坂でしょう。
タモリさんが紹介する「よい坂」の条件とは?
タモリさんが撮りおろした東京の坂の写真と、
その坂にまつわるお話がいっぱい。
新春、街歩きが楽しくなる一冊です♪

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年12月25日

おおきな木

大倉眞一郎セレクト

    okinaki.jpg

著者:シェル・シルヴァスタイン    訳:村上春樹
あすなろ書房

読書感想文を書いてみせたくなる本?
大人が手にとってみるのにお勧めの絵本です。
1964年に出版され、世界中で楽しまれています。
あとがきから・・・
「物語はひとの心を映す自然の鏡のようなものなのです」
村上春樹さんのお言葉です。

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年12月25日

三島由紀夫レター教室

杏セレクト

    letterkyoshitsu.jpg

著者:三島由紀夫    ちくま文庫

5人の登場人物が手紙のやりとりを交わす中で、
ドラマが見えてくる、というスタイルの小説。
職業も年齢も違う、キャラクターの濃〜い5人と織りなす、
粋な文例集。

“結婚申し込みの手紙”
“恋敵を中傷する手紙”
“処女でないことを打ちあける手紙”
“同性への愛の告白”

などなど。

手書きで伝える、メッセージとは・・・

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年12月18日

海月姫

大倉眞一郎セレクト

kuragehime-1.jpgkuragehime-2.jpg

著者:東村アキコ    講談社

6巻まで出ています。
“腐女子”
杏ちゃんは全巻持ってます笑
育児漫画『ママはテンパリスト』も大好評な著者の話題作。
ドカン!!と来る笑いとともに、
止まらなくなるテンポ感が心地よい作品。

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年12月18日

乙嫁語り

杏セレクト

著者:森薫    エンターブレイン

外では本、おうちではマンガ。
杏さんは寝る前によく読むそうです。
19世紀の中央アジアの集落が舞台となっています。
遊牧民と定住民の、シルクロードでの生活文化を描く。
画も美しく、観ごたえのある作品です。

otoyome_1.jpgotoyome_2.jpg

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年12月11日

楢山節考

大倉眞一郎

    narayamabushiko.jpg

著者:深沢七郎    新潮社

民間伝承の棄老伝説をリアルに描ききった衝撃作。
1956年に発表されたこの小説は、
当時の文壇にも大きなショックを与えた作品です。
残酷だけど、その村にある掟とは・・・!

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年12月11日

味写入門

杏セレクト

    ajishanyumon.jpg

著者:天久聖一    アスペクト

まさに「味のある写真」を集めた一冊。
ページをめくるごとに、爆笑を耐えかねる展開が…
ただおもろいだけではなく、どことなく温かい。
奇跡の作品を観ると、なんだかちょっと幸せになれる。
元気がないなぁなんて時には手に取るべし!!!

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年12月04日

捕食者なき世界

大倉眞一郎

    hosyokusyanakisekai.jpg

著者:ウィリアム・ソウルゼンバーグ    文藝春秋

生物の食物連鎖はとても複雑。
わかりにくかったことが極めてわかりやすく、
「目が覚めるような話」が詰まった一冊。
“トップ・プレデター”を失った時に崩れる食物連鎖とは?
小説を読むように入っていける、目から鱗の一冊。

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年12月04日

甲子園だけが高校野球ではない

杏セレクト

    koshien.jpg

著者:岩崎夏海    廣済堂出版

全力で高校野球に3年間を捧げる生徒たち。
甲子園に出場できなくても・・・同じ目的に向かって過ごす毎日。
球児たちを取り巻く、マネージャー、友達、ガールフレンド・・・
21校の、学校生活の物語は実話。
清々しい気持ちにさせてくれる一冊です。

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年11月27日

図書館戦争

大倉眞一郎セレクト

    

図書館戦争シリーズ
著者:有川浩    アスキー・メディアワークス

大倉さんのお嬢さまが15歳の頃から夢中になって読んでいた、
という『図書館戦争』シリーズ。薦められ手に取ったとのこと。
近未来法務省傘下のメディア良化委員会によって、
メディアの検閲が法のもとに行われるようになる時代が舞台。
検閲に引っ掛かれば、本は発行後即没収。そこで、図書館が立ちあがる・・・!!!
ハードな闘いも描かれていますが、見え隠れする恋心も・・・?
夢中になってしまう大倉さんです。

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年11月27日

ワシントンハイツ -GHQが東京に刻んだ戦後-

杏セレクト

    washingtonhights.jpg

著者:秋尾沙戸子    新潮社

六本木、渋谷、代々木…
いま若者に人気のある地区の、戦後の占領下の姿とは?
かつて練兵所だった代々木公園・・・
“アメリカ化”が広がっていったのはなぜ??
いま私たちが銀座のウィンドウショッピングを楽しめるのは、
その名残かもしれません。
意外と知らない在りし日の“東京”とは。

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年11月20日

絵で見る十字軍物語/十字軍物語1

大倉眞一郎セレクト

edemirujyujigunmonogatari.jpg jyujigunmonogatari1.jpg

著者:塩野七生    新潮社

「もう面白いったらないんだから。」(by 大倉眞一郎)
絵で見る十字軍物語』は絵・文・地図で解説。
全体像をつかめる、入門書になっています。
宗教対立の“原点”となるですが、政治的権力闘争、
領土拡張、人の好き嫌い…男たちの対立とは…。
十字軍物語1』は全3巻となります。2・3は2011年に刊行予定!

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年11月20日

コドモノクニ 名作選

杏セレクト

    
    
    

アシェット婦人画報社

コドモノクニ』とは、大正時代に創刊された雑誌。
22年間、昭和19年の3月まで、毎月1回の発行でした。
その中からピックアップした300点ほどを集めています。
戦前・戦中に、これほど色彩のある絵と触れられたとは…!
子ども向けですが、世相を描き出した作品は楽しめます。
子どもを、子ども扱いしない“真の芸術”。

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年11月13日

すっぴん魂

大倉眞一郎

    suppinkon.jpg

著者:室井滋    文藝春秋

「私は楽しくやろうよ」
そんな室井さん生き方が、
大倉さんは大好きなのだそうです。
週刊文春の連載をまとめたもの。
「室井さんは、本当にいつも
すっぴんのような気がする…」(大倉談)
さぁ、赤パンで元気に…!?!

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年11月13日

そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります

杏セレクト

    sorasekaihahiroidesu.jpg

著者:川上未映子    講談社

大阪弁で綴られる、率直な感情。
2003〜06年にブログ上で書かれた文章を抜粋、まとめたものです。
頭の中がそのまま現れているように、
希有な体験も思い出すままに書かれている。
ふか〜いエッセイです。

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年11月06日

アフリカ・レポート ―壊れる国,生きる人々―

大倉眞一郎

    africareport.jpg

著者:松本仁一    岩波新書

著者は、かつて朝日新聞の記者で、ナイロビ支局長、
中東アフリカ総局長を務めらた方。
アフリカを概観できる一冊です。
ジンバブエ、南アフリカ、アンゴラ、スーダンをレポートしながら、
中国の進出の事、NGOの援助プロジェクトについての紹介など、
アフリカのことを知りたくなったら、手に取るべき本です。

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年11月06日

風の名前

杏セレクト

    kazenonamae.jpg

文:高橋順子 写真:佐藤秀明    小学館

隙間風、空っ風、ビル風…?
日本には、2145の風の名前があるそうです。
その中でも382をピックアップ、写真と共に掲載。
『坂東太郎』も風の名前!?
永井荷風も風の名前からとったペンネームだそう。
粋ですね!

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年10月30日

貧困旅行記

大倉眞一郎

    hinkonryokoki.jpg

著者:つげ義春    新潮文庫

『ガロ』でお馴染みつげ義春さんの、温泉の“貧乏宿”を中心とした紀行文集。
著者自ら描いた絵や、撮影した写真も収録。
「ぐっと胸を鷲掴みにされます。」(by大倉眞一郎)
つげさんの綴る旅籠めぐりを読むと、ついふらりと
鄙びた場所を求めてしまうかも…

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年10月30日

天の夕顔

杏セレクト

    tennoyugao.jpg

著者:中河与一    新潮文庫

恐るべきプラトニックラブ!?!
昭和初期の作品で、6ヶ国語に翻訳され、
世界的に高い評価を受けています。
愛した人には、夫がいた…20年越しのその恋心とは。
紙一重と言えるような“ストイック”な恋愛を描いた、
浪漫主義文学の名作。

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年10月23日

アースダイバー

大倉眞一郎

    earthdiver.jpg

著者:中沢新一    講談社

2005年に発売から、ロングセラーとなった一冊。
“東京散歩的”な内容で、とにかく面白い!!(by 大倉)
巻末には東京の縄文地図が。当時は海面が今よりもずっと高く、
まるでフィヨルドのように海が入り組んでいたそう。
当時の人たちは、そういった場所に強い霊性を感じ
墓地や聖地を作っていた・・・後に神社、寺院が建てられた・・・
東京のいたる所へダイブ!

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年10月23日

神社とお寺は楽しい

杏セレクト

    jinjyatootera.jpg

著者:中尾京子    アノニマスタジオ

神社と寺の違いとは?神様と仏様の違いとは??
著者が鎌倉の街を歩きながら語る、
イラストを見ながら、楽しく理解するための“入門書”。
「ただ、自分の感覚でたのしめばいい!!」
うーん、納得の一冊です。
杏のお気に入りの場所は、ずばり明治神宮!

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年10月16日

コロンバイン銃乱射事件の真実

大倉眞一郎

    columbine.jpg

著者:デイヴ・カリン    河出書房新書

1999年に、コロラド州コロンバイン高校で起きた、銃乱射事件。
生徒ら13人が射殺、犯人2人も自殺。
衝撃的な事件でした。当時、犯人像、動機など
様々な報道がされましたが、多くが誤り・・・
この本では、その裏に隠れた事実を詳細に取材。
それでも全容を知ることができませんが、犯人の2人が
何を思っていたのか?真実に近づくことができるかもしれません。

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年10月16日

街道をゆく 39 ニューヨーク散歩

杏セレクト

    nysanpo.jpg

著者:司馬遼太郎    朝日新聞出版

司馬遼太郎の『街道をゆく』シリーズの39冊目。
(杏ちゃんは成田でアメリカに発つ前にゲットしたそうですよ。)
ニューヨークの旅の目的は、ドナルド・キーン教授の
コロンビア大学退官に立ち合うため。
また、この教授に多大なる影響を与えた、日本人男性とは。
建設中に命を落とした父のあとを息子が受け継いで、
造られたブルックリン橋で思いを馳せる・・・。

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年10月09日

なぜ人は砂漠で溺死するのか? 死体の行動分析学

大倉眞一郎セレクト

    nazehitohasabaku.jpg

著者:高木徹也    メディアファクトリー新書

著者は、法医学者です。
砂漠で雨が降ると下に水がしみこまず、川ができる。
その川の後が道となり、そこを歩行して集中豪雨が降ると、
鉄砲水になって流されてしまうことがあるのだそう。
解剖率が先進国の中で最低レベルの“死因不明国家”、日本。
不審死を解剖なしに事件性はないとすることの危険性を
するどく指摘しています。
冬場の中高年男性の突然死の第1位はお風呂での溺死!!
数字で言えば風呂で溺死する人は年間1万人以上、
交通事故は5千人以下だそうです…。

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年10月09日

ぼく、牧水!歌人に学ぶ「まろび」の美学

杏セレクト

    bokubokusui.jpg

著者:伊藤一彦/堺雅人    角川書店

堺雅人さんと、堺さんの高校の恩師だった伊藤一彦さんが
若山牧水について対談した本。
お酒を飲みながらとは思えないほど、
洞察力、分析力がキラリと光る。
3人とも宮崎県出身という共通点があります。
心がぽっと温かくなるような歌を多く詠む牧水。
魅力を再認識できる一冊です。

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年10月02日

6人の容疑者

■大倉眞一郎セレクト■

    6ninnoyogisya.jpg 6ninnoyogisya-2.jpg

著者:ヴィカース・スワループ

『スラムドッグ$ミリオネア』の原作、『僕と1ルピーの神様』
の著者の新作です。
ミステリーの要素を持ちつつ、インドの社会を
実に生々しく描いた社会派小説。インドの縮図!
映画化もされるのでしょうか!?

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年10月02日

オペラ座の怪人

杏セレクト

    opera.jpg

著者:ガストン・ルルー/訳者:長島良三    角川文庫

不朽の名作、『オペラ座の怪人』。
19世紀末のパリを舞台にした、ラブストーリー。
歌姫クリスティーンの悲劇的な恋・・・

杏出演のミュージカル、
怪人ファントムの人間像に焦点をあてた『ファントム』
が11月2日からスタート!!

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年09月25日

エロ事師たち

大倉眞一郎セレクト

    erogotoshitachi.jpg

著者:野坂昭如    新潮文庫

大倉さんの神様のような人でもあったという著者。
この小説は彼の作家デビュー作、1963年の作品。
ブルーフィルムを宴会に出張上映して商売としていた
『エロ事師』。そんな男性の涙ぐましい努力、
夢中になる可愛さ、たわいなさを描いています。
“性”と“生”とは・・・

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年09月25日

愛する言葉

杏セレクト

    aisurukotoba.jpg

著者: 岡本太郎/岡本敏子    イーストプレス

岡本太郎と、妻敏子の、語録。
格言のようなことばが詰まっています。
どストレートに前向きで、純粋でまっすぐ。
裸でぶつかり合うような潔さがある、
パワフルな一冊です。

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年09月18日

きみのかみさま

大倉眞一郎セレクト

    kiminokamisama.jpg

著者:西原理恵子    角川書店

大倉さんがずっと昔からファンだった!
という西原理恵子さん。つい手にとって繰り返し読み、
大事に心に納めたくなる・・・そんな本です。
貧困の中で暮らしているこどもの目を通して、
かみさまやこの世の中でわからないことを、
問いかけ続けます。
西原さんだからこそ生み出せる一冊。

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年09月18日

消された一家―北九州・連続監禁殺人事件

杏セレクト

    kesaretaikka.jpg

著者:豊田正義    新潮文庫

2002年に発覚した、北九州の連続監禁殺人事件
を追ったノンフィクション。
監禁虐待による恐怖支配で、
家族同士の殺し合いを招く・・・という凄惨な事件。
マスコミの報道の在り方などについても、
考えるきっかけとなる一冊です。

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年09月11日

虐殺器官

大倉眞一郎セレクト

    gyakusatsukeikaku.jpg

著者:伊藤計劃     早川書房

「すさまじい出来栄えの小説です。」(大倉談)
最先端の小説を語るにはこれをなくしては語れません!
“日本SF大賞”も受賞されています。
豊かな社会的批判精神、心理学的探究心、言語学的裏付け・・・
絶対に読むべし!!!
著者は、メタルギアソリッドのノベライズも執筆。

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年09月11日

マルガリータ

杏セレクト

    margarita.jpg

著者:村木嵐    文藝春秋

戦国時代にローマに渡って8年を経て帰国した、
天正遣欧使節のその後を描いた一冊。
日本に戻り、キリスト教を棄教したひとり、
千々石ミゲルの生涯を追った物語です。
彼らの青春が詰まっている・・・

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年09月04日

闇の奥

大倉眞一郎セレクト

    yaminooku.jpg

著者:ジョセフ・コンラッド    訳:藤永茂
三光社

コッポラの『地獄の黙示録』の原作、
100年以上前に発表された小説です。
「この物語の持つ奇妙な曖昧さ、評価の難しさに
面白さを感じます。」(大倉談)
舞台は、アフリカという言葉が一度だけ使用されただけで、
具体的には明かされていませんがコンゴ川を推測できます。

9月11日の公開される映画『ベンダ・ビリリ』。
コンゴの首都キンシャサが舞台。
ポリオで体が不自由になった男たちがバンドを組み、
世界のバンドとなる過程を追ったドキュメンタリー。
ライブもあるので、要チェック!!

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年09月04日

武士の家計簿―「加賀藩御算用者」の幕末維新―

杏セレクト

    bushibokakebo.jpg

著者:磯田道史    新潮新書

武士が書いた家計簿の本!
天保から明治までの37年間、書き続けたものが、
神保町の古本屋で発見されます。
幕末を跨ぐこの年間に、文化的な変遷が読み取れます。
こちらは映画化され、12月4日の公開となります!

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年08月28日

八十八夜物語

大倉眞一郎

100828hachijyuhachiya.jpg

著者:半村良    論創社

「素直になろう。」と大倉氏が選んだ一冊です。
きらびやかな銀座の“世界”を舞台にした、
魅力的な女性を主人公にした物語。
男性にとって、心癒される作品!
実在したらどうしよう・・・!?!と心ときめく小説かも。

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年08月28日

燃えよ剣

杏セレクト

100828moeyoken.jpg

著者:司馬遼太郎    新潮文庫

幕末にはやっぱりドキドキする♪
ということで、土方歳三に恋する一冊。
私だけ、じゃくなくて、
違うものを見て、そこに向かって集中をしている…
そんなひたむきな姿の中に見える、
すこし無邪気な一面…
そんなところに魅かれるんですよね。

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年08月21日

辺境生物探訪記 生命の本質を求めて

大倉眞一郎セレクト
    
    henkyo.jpg

著者:長沼毅/藤崎慎吾    光文社新書

「吟遊科学者」の長沼さん。
世界中の辺境の生物の研究、特に微生物の研究を
しています。そこから生命はどうやって生まれたか、
そもそも生物とは何か・・・?
“極限環境”に生きる生物たちについて、緩く語り合います。
みなさん、微生物の定義って何だと思いますか??

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年08月21日

花埋み

杏セレクト

    hanauzumi.jpg

著者:渡辺 淳一    集英社

明治初期、女性が学問をすることすら許されなかった…
医学校に女性初、入学した主人公、荻野吟子。
卒業しても医師国家試験を5年受けることができない…
偏見や障害を乗り越え、合格。
その後も押し寄せる波瀾な人生が描かれた一冊です。

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年08月14日

私小説 from left to right

大倉眞一郎セレクト

    shisyosetsu.jpg

著者:水村美苗    ちくま文庫

実際に、書かれている内容と経歴が一致します。
12歳で父親の仕事でアメリカに渡り、日本に帰ることが嫌な親は、
赴任するなり辞職の形に。同じ会社に現地採用になります。
アメリカになじめず、日本にも違和感。葛藤の日々・・・
多くの部分は姉との会話で、日本語と英語が入り混じった独特の文体。
横書きのバイリンガル小説です。

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年08月14日

Tha Black Book Of Colors

杏セレクト

    

著者:Menena Cottin    イラスト:Rosana Faria    Groundwood Books

みなさんは“きいろ”をどのように表現しますか??
ベネズエラ出身の著者が書いた、メキシコの絵本。
色について書かれたものですが、すべて真っ黒。
中は点字でも表記されています。
きいろは、マスタードの味。でも触ってみるとなんだかヒヨコ。

blackbookup.jpg

赤はいちごの酸っぱさ、そしてちょっと痛さも・・・

色のない世界を想像してみる、そんな広がりがある本です。

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年08月07日

スリー・カップス・オブ・ティー

大倉眞一郎セレクト

    threecupsoftea.jpg

著者:グレッグ・モーテンソン デイヴィッド・オリバー・レーリン 訳:藤村奈緒美
サンクチュアリ出版

いつものように書店をうろうろしていたら、
この本が「俺を絶対に買って読め、
読まないと本の紹介をする資格なし!」と訴えたという一冊。
1993年、目指した所ではないアフガニスタンの村に彷徨い出た、
アメリカ人の登山家が、学校のないこの村に
女子も学べる学校を作る。現地の人の教育がなされる学校。
“911”の事件によって気づいた、「世界中の大きな誤解」とは??
アメリカで360万部のベストセラー。

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年08月07日

六条御息所 源氏がたり

杏セレクト

    rokujyomiyasudokoro.jpg

著者:林真理子    小学館

『和樂』で連載されている作品の第一巻“一、光の章”。
三部構成の一冊目です。
持っていて、優雅な気分になれそうな装丁。
六条御息所を語り部として書かれている。
生霊となり、源氏を愛する女性を悩ませたり、
時には死に追いやってしまったり・・・
惹きつけられるようなラブシーンも書かれています。


↓↓↓キレイな装丁です。

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年07月31日

斜陽

加賀美セイラセレクト

斜陽    著者:太宰治

彼の本は、女性の強さを描きだすものが多いですね。
かず子、直治、そして母の人間ドラマが描かれています。
自分の親や兄弟が亡くなった時・・・
生きていく強さが伝わるところに魅かれたそうです。
どうしてこんなに女性の気持ちを読み取れるのでしょう。
そして、エポックメイキングな作品を生み出す太宰…
普遍的な名著です。

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年07月24日

お貞のはなし 『怪談』より

■ロバート・キャンベル セレクト■

お貞のはなし 『怪談』より    著者:小泉八雲

小泉八雲の書いた『怪談』の中から、一話『お貞のはなし』。
現在の新潟・越後の国が舞台。
若い医者の婚約者が病死…
「あなたとはまたお目にかかる気がする」
という言葉を残してこの世を去った彼女。
ほんとうに再開できるのか!?その後の話が中心となっています。
愛とは永遠に続くものなのか??
“怪談”だけにはとどまらない、おはなしです。



実は、こちらが作品のオリジナルで、
明治22年に東京で出版されたもの!『夜窓鬼談』です。
小泉八雲はかなりアレンジしています。

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年07月24日

蒲団

杏セレクト

蒲団    著者:田山花袋

明治40年に発表された、田山花袋の作品です。
中年男性の恋が題材になった物語。
岡山から「弟子入りさせてください!」と出てきた
女性に恋をする・・・
年代にかかわりない普遍的、
そしてリアルな恋愛を描きだしています。

蒲団に残る香りを求めるラストシーンは
20代女子にとってはとっても衝撃的だったりしますが・・・
この小説で、いちばん気持ちを曝け出す部分ですね。


↓いつものBOOK BARとは違い、少し緊張。

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年07月10日

異国トーキョー漂流記

大倉眞一郎セレクト

    ikokutokyo.jpg

著者:高野秀行    集英社文庫

「小躍りするくらい面白かった」(大倉談)。
早稲田大学探検部出身、
サラリーマン経験はなく、年中旅に出ている。
様々な境遇の外国人とつきあう「辺境ライター」
と名乗る著者の、不思議な街トーキョーを旅する友情物語。

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年07月10日

警視庁捜査一課刑事

杏セレクト

    keshityososaikka.jpg

著者:飯田 裕久    朝日新聞出版

7月13日スタート、出演の新ドラマ
『ジョーカー 許されざる捜査官』の役作りもあって・・・
手にした一冊。
まず聞き込みは、ラテ欄から始まるとか。
細かな時刻を割り出すのに、必須アイテムなのだそう。
実際の元刑事が語る、実態を明らかにした、ノンフィクション。


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

著者の飯田裕久さんは実際に警視庁捜査第一課に
いらっしゃった方で、映画やドラマ作品の監修、
さらには俳優としてもご活躍でした。

「刑事ドラマの柱」だった飯田さん。

46歳という若さで、
今月2日に、脳出血のため、お亡くなりになりました。

ご冥福をお祈りいたします。

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年07月03日

陋巷に在り

大倉眞一郎セレクト

rokoniari-7.jpg rokoniari-10.jpg

著者:酒見賢一    新潮社

全13巻。
「陋巷」とは狭く汚いちまた、むさくるしい町、という意味。
孔子の一番弟子に関して、論語に、
「賢なる哉回や一箪の食一瓢の飲陋巷に在り」…タイトルの元。
弟子たちを中心にした、孔子ワールドファンタジー小説
ともいえるでしょう。
恋、呪術、死闘、煩悩、など・・・。
あらゆることが書かれた、欲張りな小説です。

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年07月03日

星新一 −一〇〇一話をつくった人−

杏セレクト

hoshishinichi-1.jpg hoshishinichi-2.jpg

著者:最相葉月    新潮文庫

ショートショートの生みの親。
星製薬の御曹司、星新一氏の生涯とは??
何らかの関わりを持ち、文中に登場する人物の数が膨大です。
圧倒的な分量の徹底取材の上に書かれた伝記。
この読み応え、「昭和史を見ているようでした。」(by杏)

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年06月26日

インドで「暮らす、働く、結婚する」

大倉眞一郎セレクト

    indy.jpg

著者:杉本昭男    ダイヤモンド社

著者の杉本さん。高3で初めてインドに行き、
その後日本の大学卒業後、バナラス・ヒンドゥー大学に入学し、
そのまま大学で日本語を教え始め、会社を作り、
教え子だったべっぴんさんと、カーストの壁を超え、結婚。
どっしりとインドに腰をおろし、現地で過ごす濃いぃ〜日々とは!?

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年06月26日

アンデス家族

杏セレクト

    andes.jpg

著者:高野潤    理論社

20年以上にわたり、毎年ペル―やボリビア、
アルゼンチン、エクアドルなど南米太平洋側諸国
を歩き続けている著者です。
力強く働く女性や、活き活きとした笑顔を見せる子供。
自然と共に生きる、現地の暮らしをリアルに写し出す、
2000m級の標高にある土地に、思いを馳せて・・・

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年06月19日

悪と戦う

大倉眞一郎セレクト

    akutotatakau.jpg

著者:高橋源一郎    河出書房新社

「いまのぼくには、これ以上の小説は書けません。」
自身でそんなコメントを残す一冊。
なんと本を開くと、ひらがなだらけの子供向けの本のよう。
主要緒登場人物は3人。3歳児二人と1歳児。
彼らがそれぞれ歳、状況を変えながら「悪」と戦い、元の世界に・・・

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年06月19日

イケズの構造

杏セレクト

    ikezunokozo.jpg

著者:入江敦彦    新潮社

京都の“イケズ”にクローズアップし、
本当の意味やニュアンスを説いたエッセイ。
“ぶぶ漬け神話”の真実とは!?
爆笑エピソードから、京言葉、誤解の真相など、
ちょっと笑える「よそさん」必読の書。

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年06月12日

ザ・ロード

大倉眞一郎

    theroad.jpg

著者:コーマック・マッカーシー    早川書房

「淡々と進みながらも、衝撃的な小説です。」(大倉談)
著者はアメリカ文学の巨匠。
2007年のピュリツァー賞を受賞しています。
世界が滅亡している・・・ほんの一握りの人間が生き残った世界で、
父と息子が南を目指してひたすら歩み続ける・・・
映画は6/26に公開されます。

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年06月12日

星の王子さま

杏セレクト

    hoshinooujisama.jpg

著者:サン=テグジュペリ    岩波書店

アフリカの砂漠に不時着してしまった、
操縦士のもとに現れた、王子さま。
自分が棲む小さな星のお話や、
王子さまが地球を旅する様子が描かれたりしています。
死んでしまうとお星さまになる、と言われるようになったのも、
この本があったからかもしれない…

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年06月05日

聖母マリア崇拝の謎

大倉眞一郎セレクト

    maria.jpg

著者:山形孝夫    河出書房新社

崇敬の対象だけれども、祈りの対象ではない・・・
禁じられてもここまで広がった聖母マリアに対する信仰。
“マリア”現象とは?
父権的なキリスト教での、母なる存在とは?
「やっぱり人間は面白いわ」と感じ入る一冊!(大倉談)

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年06月05日

徳川将軍家十五代のカルテ

杏セレクト

    tokugawasyogunkenokarute.jpg

著者:篠田達明    新潮社

医師にして作家の著者が綴った、
徳川将軍家の身体にフィーチャーした一冊!
この世を去った時の知られざる真の病状を明かします。
家康は健康オタクだったとか・・・
天下をとるにはズバリ長寿!!

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年05月29日

株式会社 家族

大倉眞一郎セレクト

    kabushikigaisyakazoku.jpg

著者:山田かおり 絵:山田まき    リトルモア

先日新聞の書評を見て購入。
つい電車の中でもゲラゲラ笑ってしまう・・・というブログ本。
著者は『QFD』を立ち上げたファッションデザイナー。
(是非webをチェック!!)
尼崎を舞台に繰り広げられる家族の珍話が満載。
妹の山田まきさんのイラストも絶妙です。

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年05月29日

あたらしい「源氏物語」の教科書

杏セレクト

    atarashiigenji.jpg

著者:堀江宏樹    イースト・プレス

ワイドショー的に物語を俯瞰できる(!?)
“恋バナ”で理解する源氏物語。
古文では敬遠してしまいがちな、
当時の風俗や文化的な背景を
ちょっとゴシップ感覚でお勉強できるスグレモノ。
これから“源氏物語”に触れたい方にはオススメです。

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年05月22日

蜘蛛の糸・杜子春

大倉眞一郎セレクト

    kumonoito.jpg

著者:芥川龍之介    新潮社

この本は“年少文学”を集めた作品集です。
特にオススメなのは、本日映画も公開された『トロッコ』。
この『「トロッコ』と『蜜柑』は年少向けというだけではなく
心の奥の小さな思い出がふと思い出されるような美しい小説。
「芥川の緻密な文章構成、巧みな書き分けには
この歳になって読み返してみても、唸るものがあります。」(大倉談)
教科書ではお馴染みの芥川さん。是非手にとってみては。

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年05月22日

少年譜

杏セレクト

    syonenhu.jpg

著者:伊集院静    文藝春秋

おじさま世代、いわゆる団塊の世代の方が、
「読んで涙が止まらなかった」という話を聞き手にとった本。
「戦後の時代を過ごした彼らの幼少期を想うと、
うらやましくなります。」(杏談)
“物質的に満たされる”ことでは得難い何かが、
きっとそこにはあったのでしょう・・・。
少年小説の短篇集です。

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年05月15日

奇界遺産

大倉眞一郎セレクト

    kikaiisan.jpg

著者:佐藤健寿    エクスナレッジ

世界遺産の本とともに、一家に一冊・・・。
著者の佐藤さんはUFO、UMA、ミステリースポット
など幅広く研究されているそうです。
世界中で作られた、または自然の力で作られた・・・
不思議な遺産。人間を知る上で必見の書。

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年05月15日

キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか

杏セレクト

    kimihahanage.jpg

著者:北尾トロ    幻冬舎

知人に貸した二千円の返済を迫る、
電車でマナー知らずの乗客を叱り飛ばす、
初恋の女性に23年の時を越えて告白する…。
変人だと思われ相手に逃げられようが、
暴力を振るわれようが、後悔するよりまず行動!
笑える部分と、現代社会のコミュニケーションの
希薄さの警鐘が入り交ざったルポ。
完全にタイトル買いをしてしまう一冊!!

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年05月08日

勝利は10%から積み上げる

大倉眞一郎セレクト

    syouriha.jpg

著者:張栩    朝日新聞出版

台湾出身、来日した後、プロ棋士として
未曾有の快挙を成し遂げた30歳の勝負師の本。
囲碁史上初の5冠を成し遂げています。
“勝つこと”へのこだわりを説きます。
「相手を尊敬することが最終的に勝ちにつながる・・・」
必読です。

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年05月08日

隠居の日向ぼっこ

杏セレクト

    inykyonohinatabokko.jpg

著者:杉浦日向子    新潮文庫

日常の小物についてのショートエッセイ。
四季にそって、すごろく、手ぬぐい、蚊帳、はたき…
などなどについて、江戸から昭和を彩る、
道具への愛情をこめて綴られた文章です。

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年05月01日

天地明察

    tenchimeisatsu.jpg

著者:沖方 丁    角川書店

“日本の天文学の祖”とも言うべき人物、
渋川春海を描いた時代小説。
舞台は江戸四代将軍徳川家綱のとき。
日本独自の太陰暦を作り上げる。
「日本文化を変えた大いなる計画」とは?

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年04月22日

1Q84

100424-1q84-book1.jpg 100424-1q84-book2.jpg 100424-1q84-book3.jpg

著者:村上春樹    新潮社

もはや社会現象にまでなった、
新潮社刊の『1Q84』。
BOOK 1とBOOK 2は、ついに韓国でも100万部を超えるベストセラーになったとか。
そしていよいよ4月16日に、約1年の時を経て、BOOK 3が発売されました。

もちろんスタッフも杏さん&大倉さんに負けじと、
0時過ぎに六本木の某書店へ。
眠い目をこすりながら、山積みになった『1Q84』をしっかりと抱えレジへ・・・
手に入れると家路もガマンできずにページをめくりました。

ストレートで魅力的な“青豆”と、自分のペースを守る“天吾”。
ふたりの視点で交互に展開された独特な構成と、
美しく細部まで行き届いた描写。
買ったばかりのBOOK 3から、
BOOK 1と2がどのような物語だったのか、鮮明に思い出されます。
青豆を中心に据えた「おおきな渦」に、読者も呑まれます。
どうして、止まらなくなってしまうのでしょう!

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年04月17日

バトルロワイアル

大倉眞一郎セレクト

    battleroyale.jpg

著者:高見広春    太田出版

日本中で物議を醸した作品。
深作欽二監督によって映画化されましたが、
小説は文字ならではの圧倒的なパワーがあります。
非常に残虐で過激ですが、しっかりと読み込むと、
その描写に惹きつけられてしまいます。

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年04月17日

伊達正宗の手紙

杏セレクト

    datenotegami.jpg

著者:佐藤 憲一    洋泉社

誰よりも手紙を残した、という伊達正宗。
当時珍しかった自筆で書いた手紙が、その数1000通以上!!
家族や家来を思ったもの、ユーモアのあるものなど、
伊達正宗の“あたたかさ”がにじみ出る、素顔が明らかに。
正宗ファン必読の書!

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年04月10日

火宅の人

大倉眞一郎セレクト

katakunohito-1.jpg katakunohito-2.jpg

著者:檀一雄    新潮文庫

“最後の無頼派”と言われている小説家。
自分のことを赤裸々に語る自伝のような私小説です。
太宰、安吾、井伏なども登場。
新潮の連載では、20年にわたって書き続けられた物語です。
75年に刊行されました。
「家族を愛しながらも、業火に飛び込むように
苦悩、欲望、憎悪の世界に飛び込まざるを得ない
男の身を切られるような話です。」(大倉談)

↓かなり“年代物”の大倉さん所有『火宅の人』。

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年04月10日

怖い絵

杏セレクト

    kowaie.jpg

著者:中野京子    朝日出版社

怖い絵…タイトルだけでちょっと気になりますが、
お馴染みの西洋名画の数々に隠された
“怨念”や“悲惨”さとは!?
エネルギーをたっぷりと注いで創りあげてきた、
その作品に込められた、執念…。
ゾっとする、絵に秘めた真実とは!?!

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年04月03日

新参者

杏セレクト

    shinzanmono.jpg

著者:東野圭吾    講談社

刑事・加賀恭一郎のシリーズもの。
舞台は日本橋、一人暮らしの女性が殺される…
「立ちはだかるのは、人情という名の謎」というだけあって、
人の暗い部分をみてしまったぁ・・・
という読後感というよりは、心がほっこりする、
一味違ったテイストを味わえます。
4/18(日)夜9時からはTBSで、
杏出演でドラマがスタートします!

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年04月01日

わたしを離さないで

大倉眞一郎セレクト

    watashiwohanasanaide.jpg

著者:カズオ・イシグロ    早川書房

イギリスのみならず、世界で指折りの小説家として
名を馳せる著者:カズオ・イシグロ。
イギリスで数々の賞を受賞しています。
2005年に発表、世界的なベストセラー。
とにかく“説明ができない”本!どういうことでしょう??
途轍もなく、変わった小説、そして静かな静かな物語。
小説好きは、一度手にとってみては。

BOOK BAR staff| 13:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年03月27日

黄金郷(エルドラド)伝説 スペインとイギリスの探険帝国主義

大倉眞一郎セレクト

    eldrad.jpg

著者:山田篤美    中公新書

「小説のように面白く読める、ためになる?新書!」(大倉談)
“伝説の地”黄金郷(エルドラド)という見果てぬ夢を追い、
やがては国同士の覇権争いに・・・
イギリス、スペイン等の国による植民地争奪合戦が題材です。
いま人気の高い、秘境といわれるギアナ高地で
繰り広げられた現実とは?!

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年03月27日

チベット滞在記

杏セレクト

    tibettaizaiki.jpg

著者:多田等観    講談社学術文庫

大正ロマンだが舞台はチベット。
初めてチベットに地を訪れた河口 慧海(かわぐちえかい)
に次ぐ日本人:多田等観が綴った滞在記です。
当時ほぼ鎖国状態だったチベットには、
入ることもできないのでは…という状況でしたが、
1ヶ月歩きとおしてダライラマ13世にも謁見、親交。
11年修行を積んだという日本人唯一のラマの高僧です。

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年03月20日

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない

大倉眞一郎セレクト

    satogashi.jpg

著者:桜庭 一樹    角川グループパブリッシング

実は女性、の一昨年直木賞を受賞した作家。
「あまりにもよく出来ているのでお勧め。」(大倉談)
ふたりの女子中学生が主人公の物語。
深く悲しみに浸りつつ、寓話的な手法で、
不思議な透明感を感じます。“痛みに満ちた青春文学”とは。
大倉さん的大ヒット!

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年03月20日

13日間で「名文」を書けるようになる方法

杏セレクト

    13bunsyo.jpg

著者:高橋源一郎    朝日新聞出版

明治大学大学院での13回の講義が本になったもの。
気になるタイトルですが、13日で名文はかけません!?
“名文”とは何??共通する主観なんてあるのか???
オバマ大統領の演説はなぜあんなに届くのでしょう。
人の心を打つ名演説は、私から“あなたへ”
書かれているものでは、と述べられています。
この本では、日本国憲法とカフカを比較したり・・・。
ゼミに参加しているような、楽しい一冊。

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年03月13日

欧亜純白 ―ユーラシアホワイト―

大倉眞一郎セレクト

eurasia-1.jpg eurasia-2.jpg

著者:大沢 在昌    集英社

『新宿鮫』でお馴染みの著者の新刊。
舞台は、日本から、グアム、中国、ロシア、
香港、マカオに渡る、ヘロインを題材にした話。
政治的・経済的な背景にも踏み込んでいます。
貧困とは切っても切れない問題・・・。
エンタテイメント作品となった巨編は、読み応え満点。

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年03月13日

信長の棺

杏セレクト

    nobunaganohitsugi.jpg

著者:加藤 廣    日本経済新聞出版

著者は、75歳で作家デビュー。
“信トモ”の歯医者さんから教えてもらった、
という信長について書かれた歴史小説。
本能寺の変の後、信長は見つからなかった・・・
一体どこへ???
謎に迫る、ゾクっとするような歴史ミステリー。

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年03月06日

なぜ、日本人は桜の下で酒を飲みたくなるのか?

大倉眞一郎セレクト

    naze.jpg

今月も下旬になると、桜の花が開き始めます。
その前に是非ご一読を。
著者は現在慶応義塾大学名誉教授で、
授業が非常に面白いということで有名だそうです。
日本古来の神は「サの神」である、とする著者。
サクラの木の下でサケを飲む、その鍵を握る説です。
神に対するお供えものの中に、
サケをサカヅキに入れサカナとともにササゲ、
サイワイ(サ祝い)を授からんとする・・・

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年03月06日

羆嵐

杏セレクト

    kumaarashi.jpg

著者:吉村 昭    新潮社

北海道天塩山麓を舞台に、大正4年に実際に起こった、
日本史上最大の熊害事件を題材にした本。
冬眠の時期を逸した羆が村落を襲い、
6名の死者を出しました。集落がほぼ壊滅してしまう・・・。
天敵を寄せ付けない羆は、ホラーのように恐ろしい。
何十人の力を合わせてもなす術がなかったが、
最終的にはひとりの熊撃ちが仕留める・・・

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年02月27日

デザイン豚よ木に登れ

大倉眞一郎セレクト

    design.jpg

著者:都築 響一    洋泉社

買わずにはいられないタイトル。
ある場所で「木登り豚」というアート作品を観て、
「木登り豚のうた」という詩を読み、「豚もおだてりゃ・・・」を思い出し、
このようなタイトルに至ったとのこと。
昨今のデザイナーたちに警鐘を鳴らす、
現在のデザイナー業への不信をぶつける、強烈な本です。
エロ雑誌、ピンク映画のポスター、古い日本映画のポスター、
水森亜土、電子顕微鏡で見る世界…などをピックアップ。
“かっこいい”とは何か?制作するエネルギーを感じ取れる一冊。

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年02月27日

読書のすすめ

杏セレクト

    dokusyo.jpg

岩波文庫編集部編    岩波書店

神保町の本屋で、出会ったというこの本。
日焼けをした姿に、「今の今までずっと待っていてくれたんだ」と、
妙に感慨深くなって購入するに至ったとのこと(杏談)。
著名な学者や小説家37名の、読書をテーマにしたショートエッセイ集。
大江健三郎さんや、瀬戸内寂聴さん、さらに養老孟司さんなどの、
どんな本を読んで、どう考えて・・・という読書体験が綴られています。
これこそ、BOOK BAR BOOK。

BOOK BAR staff| 14:29 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年02月20日

69 sixty nine

大倉眞一郎セレクト

     69.jpg

著者:村上 龍    集英社

大倉さんは23年ぶりに読み返したそうですが、
やはり爆笑。とのこと。
全共闘、ビートルズ・・・
著者が1969年、高校3年生の時の出来事を
ほとんどそのまま書いかれた小説です。
「こんなに楽しい小説を書くことはないだろうと思いながら書いた」
(あとがきより)と書き残した一冊。
テレビでもお馴染み村上龍さんの“ルーツ”。

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年02月20日

中学生はコーヒー牛乳でテンション上がる

杏セレクト

    tyugakusei.jpg

著者:ワクサカソウヘイ    情報センター出版局

杏ちゃんとは3つほどしか違わない年齢だけど、
友人がほぼみな中学生、というコント作家。
中学生のライフスタイルを綴ったエッセイです。
彼は中学生が好き!と言うか…レベルが一緒…?
中学生は、“おもしろい生き物”。
中学生って、おバカだったなぁ〜でも楽しかったな〜。
淡い思い出、というよりちょっとイタイ思いにも駆られる、
爆笑の実録ドキュメント。

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年02月13日

鉄は旨い! 鉄なべおじさんの鋳鉄料理研究所

大倉眞一郎セレクト

    tetsuhaumai.jpg

著者:菊池仁志    メディアパル

鋳鉄で作られた、話題の鍋といえば・・・そう、あれ。
日本で一番最初にダッチオーブンを紹介した、という著者。
ダッチオーブンでこんなに旨いものを食べられるゾ・・・
というとっておきレシピも満載。
この本を眺めていると、涎がたれてきて、おなかがグーグー。
素晴らしいイラストも必見です。
あなたもダッチオーブンを買いに走っちゃうかも!?

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年02月13日

福翁自伝

杏セレクト

    hukuoujiden.jpg

著者:福澤諭吉    PHP研究所

大倉さんの出身大学でもある、慶応義塾を創立した
福澤諭吉の自伝。人生を振り返り、口述筆記をし読み直したもの。
「幕末のエネルギー、この頃の若者たちの、
未来を夢見る鼻息が感じられるような本!」(杏談)
学問、研究に夢中に没頭する様子が、具体的なエピソード
と共に明かされています。
「研究が臭くて大変」(!)
「布団を敷いて寝るなどということはない」(!!)
「友人に騙してふぐを食べさせるいたずらをした」(!!!)
微笑ましい話だけでなく、“知への姿勢”、
そのパッションを感じてみてはいかがでしょうか。

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年02月06日

絶対貧困 世界最貧民の目線

■大倉眞一郎セレクト■

    zettaihinkon.jpg

著者:石井光太

32歳の著者は、90年代半ば、
アフガニスタン入りし、“貧困”というものを目の当たりに。
それ以来世界中を旅しながら、
執筆活動やドキュメンタリーの制作をしています。
身ひとつでスラムに住み着いてしまったり、
売春婦の宿に泊めてもらったり・・・
寝起きを共にする、という独特の入りこみ方で
取材をしています。そこで目にしたものとは・・・?
貧困の実相を垣間見ることができる一冊。

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年02月06日

壁抜け男

杏セレクト

    kabenukeotoko.jpg

著者:マルセル・エイメ    翻訳:長島 良三

まさに、『世にも奇妙な物語』テイストのSF短編集。
星新一+筒井康隆÷2のような感じでしょうか??
壁を抜けられる男、世界に同時存在する能力がある女・・・
実は、気づいていないだけで、
私たちももしかしたら歪んでいる世界にいたりして!?
パリのモンマルトルを舞台にして繰り広げられる、物語たち。
シニカル&ブラックだけれども温かみのある一冊です。

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年01月30日

百年の孤独

■大倉眞一郎セレクト■

    hyakunennokodoku.jpg

著者:G・ガルシア・マルケス    新潮社

コロンビアのノーベル賞受賞作家、ガルシア・マルケスの本。
「海外文学で一番好きな作家。やはり、底なし沼のような
どろどろの世界、という感じの小説が好きなようです…」(大倉談)
架空の都市/町/コマンドが舞台となった、
100年にわたる、一家の怒涛の人間劇場。
おとぎ話のような挿話、内戦の話、死霊の話…
ジェットコースターのような一冊。

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年01月30日

愛するということ

杏セレクト

    aisurutoiukoto.jpg

著者:エーリッヒ・フロム    紀伊国屋書店

今から50年以上前に書かれた、
愛とはなにか?を心理学で説かれた本。
「授業のようにメモをとりながら、読みました。」(杏談)
『愛されるにはどうすればよいのか?』ではなく、
『愛するにはどうすればよいのか』を語っています。
“<愛>こそが、われわれに最も貴重なオアシス”…
愛…とは…??

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年01月23日

算数宇宙の冒険 アリスメトリック!

大倉眞一郎セレクト

    alice.jpg

著者:川端裕人    実業之日本社

勉強の本?!いえいえ、算数ファンタジーの小説です。
小学生4人が活躍する「算数」の勉強から
「算数宇宙杯」に参加するまでに至り、数式・記号が溢れ出る
「算数世界」での活躍を描く物語。
読み進めるほど、ゼータ関数?オイラー積??
量子カオス???ハミルトニアン行列?????
それでもハマるのは「数学の世界は美しそう!」と感じられるから。
見てて気持ちがいい・・・きっと楽しめると思います。


う〜ん・・・チンプンカンプン???

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年01月23日

名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語

杏セレクト

    hubsburg.jpg

著者:中野京子    光文社新書

2008年の映画『ブーリン家の姉妹』や『マリー・アントワネット』、
おなじみ“ベルばら”など・・・
ハプスブルク家の人々を描いたものがたくさん。
ヨーロッパ史において、約650年にわたり、
王朝として長命を保ったハプスブルク家ですが、
過酷な運命に翻弄されたヒーロー&ヒロインたちを描いた
名画からは、その当時の姿、そして空気感を感じることができます。

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年01月16日

インドなんて二度と行くか!ボケ!! …でもまた行きたいかも 

杏セレクト

    indonante.jpg

著者:さくら剛    アルファポリス文庫

お笑い芸人の夢破れたひきこもりの著者が、
彼女にもフラれ、ニートに・・・
その現状を憂い一念発起してインドへ出発!
日本の常識は通じず、トラブルだらけの道中。
たくさんの写真で振り返る、爆笑新感覚旅行記。
ブログ本ということで、横文字、さらに
太文字やフォントサイズなどが巧みに使いわけられた、
躍動感ある文面をお楽しみください!!

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年01月14日

儒教・仏教・道教 東アジアの思想空間

大倉眞一郎セレクト

    jyukyo.jpg

著者:菊地章太    講談社 選書メチエ

矛盾しながら、“ごちゃまぜ”になって共存するケースが多い、
アジアの宗教の本質とは?
学術書のようであって、学術書でない。
やや専門的ですが、ページをめくっていると、
なんとなく納得してしまう、読みやすさが秀逸な本。
なぜ、異なる3つの宗教、儒教・仏教・道教が共存できるのか…?
この一冊で、クリアに。

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年01月09日

グイン・サーガ

大倉眞一郎セレクト

0109okura-1.jpg

著者:栗本薫  早川書房
    
グインという豹頭の男が、
中世ヨーロッパイメージさせる舞台で繰り広げる冒険譚、
ヒロイック・ファンタジーです。
著者の栗本薫さんは2009年5月に亡くなりました。
昨年末に書き残していた最後の原稿は第130巻として発売。
正伝130巻、外伝21冊。計151冊のシリーズです。
栗本薫さんがこの小説を書き始めたのが、
1979年(大倉さんが大学4年生の時)、26歳。
未完の状態で亡くなりました。
後期の巻末のあとがきでは、自分の死を意識し、
終わらせることは無理だとわかっていたようです・・・。

※↑↓写真は大倉さん私物!

0109okura-2.jpg

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年01月09日

猫語の教科書

杏セレクト

    nekogonokyokasyo.jpg

著者:ポール・ギャリコ  筑摩書房

編集者に届いた、暗号のような文章。
“£YE SUK@NT MUWOQ”・・・
子猫・捨て猫・野良猫たちに覚えて欲しいこととは?
おねだりの仕方、魅惑の表情の作り方、
声を出さない「ニャー」の鳴き方…。
肉球でとってもタイプしにくい(!?)猫がしたためた、
人間との付き合い方や、快適に生きていく術。
微笑ましい、猫にとってのHOW TO本です。

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年01月08日

かたちだけの愛

杏セレクト

    katachidakenoai.jpg
    
著者:平野啓一郎    中央公論新社

美脚の女優が事故により脚を失ってしまう・・・
事故に居合わせたプロダクトデザイナーが、
彼女の義足を創っていく・・・
いわゆる“蜜月♪”ともちがうかたちの、
育まれていく愛。切なくもはかない?
ディテールまで描かれ、リアルな人間像が読み取れる、
『ぎゅ』と心つかまれるようなストーリー。

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年01月02日

ドーン

大倉眞一郎セレクト

    dawn.jpg

著者:平野啓一郎  講談社

2009年はメディアでもよく取り上げられた本です。
著者は99年、23歳という若さで芥川賞を受賞。
『日蝕』という小説で、時代の旗手として期待されました。
ストーリー性を増した、まさか!?のSF作品。
2033年、主人公の“佐野明日人”が人類初で、
火星に降り立つ。
2年半に及ぶミッションの中で起こる出来事とは・・・
おめでたいけれども、深〜いお正月は『ドーン』で。

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2010年01月02日

世にも美しい日本語入門

杏セレクト

    yonimoutsukushii.jpg

著者:安野 光雅/藤原 正彦  筑摩書房(ちくまプリマー新書 )

年女、杏の2010年一発目のセレクト。
「七五調のリズムから高度なユーモアまで・・・
古典と呼ばれる文学作品には、
美しく豊かな日本語があふれている。」
画家・絵本作家の安野光雅氏と、
数学者・エッセイストの藤原正彦氏の対談集です。
“名文”と呼ばれる日本語に触れることの大切さとは?
若い、子供のころから親しんでいると、
その時に漢字や、意味を理解するのが難しくても、
自然と身体に吸収されていきます。
今からでも遅くないっ!!
日本語の真髄、お正月に考えてみませんか?

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2009年12月26日

BOOK BAR 大賞-2009- 『太陽を曳く馬』(大倉セレクト)

■大倉眞一郎セレクト■

    taiyo1226.jpg

『太陽を曳く馬』 著者:高村薫  新潮社

モダンなデザインだけれども、ノーブル、
そんなルックスから、ちょっとハードルが高そうな
印象の一冊ですが・・・。
三部作からなる本。(全部で6冊!)
重量のある内容で、咀嚼しながら読み進める、
お正月、どっしり腰を据えて、
ページをめくってみませんか?

BOOK BAR staff| 14:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2009年12月26日

BOOK BAR 大賞-2009- 『武士の娘』(杏セレクト)

杏セレクト

    bushinomusume1226.jpg

『武士の娘』 著者:杉本 鉞子  筑摩書房

歴女(レキジョ)”代表、初大河ドラマ出演、
そしてドラマ「サムライ・ハイスクール」出演・・・
女優・杏にとって“歴史”な1年となりました。
この本がきっかけとなって、
新たな出会いもあったようです。

2010年は、今年に引き続き、海外文学にも挑戦!?

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2009年12月19日

100万回生きたねこ

大倉眞一郎セレクト

    100man.jpg

100万回生まれかわっては死んでゆくねこ。
悲しむ飼い主をよそに、ねこはへいっちゃら。
そのねこが白い一匹のきれいな猫に恋をする・・・
みなさん一度は手にしたことが
あるのではないでしょうか?名作の絵本です。
大倉氏は何度頁をめくっても「鼻がツーンとする」、
涙なくしては読めない作品。
久しぶりに世界に浸ってみては?

BOOK BAR staff| 14:50 | カテゴリー:BOOK INFO

2009年12月19日

ダイノトピア 恐竜国漂流記

杏セレクト

著者:ジェームス・ガーニー   フレーベル館 刊

「人間と恐竜が共存する夢のある絵本!」(杏談)
絵が写実的で、とにかく!美しいです。説得力があります。
恐竜と人間が共存している島“ダイノトピア”。
地球上で生きていくうえで、現代の私たちが、
恐竜から学ぶべきこととは…?

『ダイノトピア 失われた恐竜王国』として、
2002年に映像化もされています…
『プリズン・ブレイク』のウェントワース・ミラーが出演。
DVDにもなっているので是非チェックしてみてください。

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2009年12月12日

サイエンス・インポッシブル SF世界は実現可能か

■大倉眞一郎セレクト■

    scienceimpossible.jpg

著者:ミチオ・カク   訳:斉藤隆央
NHK出版

SF作品で出てくるような題材を、真面目に面白く、
その可能性ついて考察してくれている、科学の本。
著者は、ニューヨーク市立大学理論物理学の教授。
超ひも理論の権威。どんな命題に対してもポジティブ。
“無理”はあり得ない。SFの世界で、想像で描かれたものを、
現在解明されている理論で可能or不可能を分析しています。

BOOK BAR staff| 14:50 | カテゴリー:BOOK INFO

2009年12月12日

ある明治女性の世界一周日記 日本初の海外団体旅行

■杏セレクト■

    arumejijyosei.jpg

著者:野村みち
神奈川新聞社

現在は当たり前になった海外旅行ですが、
明治41年(1908年)に日本初の世界一周団体旅行に参加した
一人の女性の旅行日記。
母親の「良妻賢母」教育、更に国際的な教育を受けた、
野村みちという女性の生き方。
強い意志が伝わる一冊、“今を生きる女性”こそ、
是非読んでみてはいかがでしょうか。

BOOK BAR staff| 14:03 | カテゴリー:BOOK INFO

2009年12月05日

尾崎放哉 句集

大倉眞一郎セレクト

    ozakihosai.jpg

著者:尾崎放哉    春陽堂書店 刊(放哉文庫)

大倉氏がほとんど買ってみたことがなかったという句集。
今やラーメン屋のほうが有名かもしれない山頭火と放哉、
五・七・五にとらわれない自由律俳句の俳人二人は、
いつかの教科書で目にしてからずっと気になっていたそう。
何日もかけて消化したくなる、ひとつひとつのことば。
堪能してみませんか?

BOOK BAR staff| 14:50 | カテゴリー:BOOK INFO

2009年12月05日

横道 世之介

杏セレクト

    yokomichi.jpg

著者:吉田 修一    毎日新聞社 刊

なんだか、すごい本を読んでしまった・・・
という気分になる一冊。
主人公:世之介の名は『好色一代男』が由来だけれども、
人の良い、田舎から出てきた大学生。
“なんにもない”けど、あたたかい友人に囲まれ、
楽しい。懐かしい。そんな日々。
「ふわふわの綿だけど、持つと重厚」(杏談)

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2009年11月28日

新訳 ハムレット

大倉眞一郎セレクト

    ham.jpg

著者:ウィリアム・シェイクスピア    翻訳:河合祥一郎  
                       角川書店刊

イギリス文学の古典中の古典!
「ハムレット」でよく話題になるのは
”To be, or not to be. That is the question.”
そして”Get thee to nunnery!”というセリフ。
この本でわかりやすく解釈をできます。
話の内容は、デンマークの王室を舞台にした悲劇。
シェイクスピアを気軽に読める一冊。お試しあれ!

BOOK BAR staff| 14:50 | カテゴリー:BOOK INFO

2009年11月28日

若きサムライのために

杏セレクト

    wakakisamurai.jpg

著者:三島由紀夫     文藝春秋刊(文春文庫)

様々な顔と揺るぎないカリスマ性を持つ、三島由紀夫・・・
“青春について”、“信義について”、“肉体について”、
そして“羞恥心について”・・・
昭和を生きた「サムライ」が、読む者に語りかける一冊です。
日本中に衝撃が走った自決事件の前年に出された本。

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2009年11月21日

無理

大倉眞一郎セレクト

偶然にも打ち合わせなく、同じ作家、
奥田英朗さんの本をセレクトした、ふたりでした。

    muri.jpg

奥田英朗 著    文藝春秋 刊

2009年本屋大賞受賞を予想しちゃいます!
というくらい大倉レコメンドの作品。
その面白さは難解な純文学ではなく、
エンタテインメントに優れたことが重要視されている。
ある程度の重量感が求められている・・・(大倉談)
復活の見込めなさそうな閉塞状況にある地方都市を舞台に、
鬱屈を抱えながら生きる人々を描く、群像劇です。

BOOK BAR staff| 14:50 | カテゴリー:BOOK INFO

2009年11月21日

オリンピックの身代金

杏セレクト

    minoshirokin.jpg

奥田英朗 著    角川書店 刊

これでもか!というほどの重厚なサスペンス小説。
読み応えはバツグン。
昭和39年夏、オリンピック開催に沸きかえる東京で起こった爆発事件。
警察を狙ったこの事件が国民に伝わることはなかった・・・。
そこに隠されているものとは・・・!?

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2009年11月14日

人外魔境

大倉眞一郎セレクト

著者:小栗虫太郎   沖積舎刊

まさに、奇書。
小栗虫太郎さんは、1901年生まれ。
昭和初期の戦前、戦中の時代に活躍した作家。
大倉氏が「人外魔境」を知ったのは小学生の時。
松本零士さんの作品「有尾人」からだそうです・・・。
おどろおどろしい「魔境」探検に心を奪われる、
そんな不思議な魅惑の世界を覗いてみませんか?

BOOK BAR staff| 14:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2009年11月14日

哄う合戦屋

杏セレクト

    waraukassenya.jpg

著者:北沢秋    双葉社刊

時は、天文十八年。
戦国時代の“スゴ腕の軍師”を描いた小説。
甲斐、武田と越後、長尾に挟まれた緩衝地帯、
中信濃を舞台に、孤高の合戦屋が繰り広げる物語。
レキジョにはたまらない、一冊となっています。
「領主を担ぎ勢力を広げる一方で、不幸なまでの才能と
抑えきれぬ天下への大望が、それぞれの運命の前に立ちはだかる―。」

実はカリスマレキジョ、杏さんが帯を・・・↓↓↓

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2009年11月07日

千年の祈り

大倉眞一郎セレクト

    sennennoinori.jpg

著者:イーユン・リー 翻訳:篠森ゆり子

第1回フランク・オコナー国際短篇賞、ヘミングウェイ賞など
数々の文学賞に輝いた北京出身の女流作家のデビュー短編集。
娘と父の関係を描いたタイトル作は映画化もされており、
大倉さん曰く小津安二郎の「東京物語」と同種類の印象を受けたそう。

BOOK BAR staff| 14:36 | カテゴリー:BOOK INFO

2009年11月07日

ドナウよ、静かに流れよ

杏セレクト

    danub.jpg

著者:大崎善生  文春文庫

ドナウ川で起った邦人男女の心中事件。
将棋関連の編集者であった著者は、
新聞の小さな囲み記事を読み心にひっかかるものを感じる。
そして事件の起こったウィーンへ飛ぶ。
悲劇的な愛の軌跡を辿るノンフィクション作品。

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2009年10月31日

羆撃ち

大倉眞一郎セレクト

    kumauchi.jpg

著者:久保俊治  小学館


著者は猟歴40年以上を誇るハンター。
いまも北海道・知床半島で愛犬フチとともに羆を追う孤高のハンターだ。
大自然のなかでの動物との1対1の真剣勝負のスリリングな描写、
それは体験した者だけが書き記せる特権なのかもしれない。

BOOK BAR staff| 14:36 | カテゴリー:BOOK INFO

2009年10月31日

高円寺純情商店街

杏セレクト

    koenji.jpg

著者:ねじめ正一  新潮文庫

詩人である著者が高円寺で乾物屋を営む実家での
体験をもとに書いた自身初の小説。
第101回直木賞受賞作。
この本が世にでたことで、
舞台となった商店街は名を改め、
「高円寺純情商店街」を名乗るようになる。

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2009年10月24日

ビートルズを知らない子どもたちへ

大倉眞一郎セレクト

    kitayamaosamu.jpg

きたやまおさむ著
アルテスパブリッシング

「北山修さんという人が見える一冊…」(大倉談)
北山修さんは、元フォーク・クルセーダーズとして活躍されていましたが、
現在は、臨床活動を中心に、精神科医として大学で教鞭を執りながら、
音楽活動も続けていらっしゃいます。

あの<革命>は一体なんだったのか?
自分をさらけ出して書かれた評論は、
“本当の姿”そして“本物”を次世代に伝えたいという
熱い思いがあったからなのでしょうか。

手にとって、見出しを読んだだけでも頁をめくりたくなる、
そんな本です。

---------------------------------------------
プレゼントは話題のリマスター盤14枚がセットになった
THE BEATLES BOX !!!

番組内で発表するキーワードを書き添えて応募してください。
抽選で1名様に魅惑のBOXを差し上げます!!

1024book.jpg

BOOK BAR staff| 14:50 | カテゴリー:BOOK INFO

2009年10月24日

翼はいつまでも

■杏セレクト■

    tsubasa.jpg

川上健一著
集英社文庫

「後味が最高な青春小説!」(杏談)
友情、初恋、社会、反権力、親子の絆・・・
いろんな気持ちが錯綜する、感動の一冊。

野球部で万年球拾いの主人公が、ある夜、運命の曲と出会った。
それはビートルズ。人生がかわった・・・!
大人の男になろうと自転車で小旅行に出た湖での初恋・・・
「ビートルズなんて聴くな」といわれてしまうような時代に、
深く刻みこまれた記憶と夏の思い出があります。
「第17回坪田譲治文学賞」受賞。

BOOK BAR staff| 14:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2009年10月17日

白川静 漢字の世界観

大倉眞一郎セレクト

    kanji.jpg

著者:松岡正剛  平凡社新書


名編集者であり、文学・芸術をはじめ多様多種な文化に
通じている著者が文化勲章も受章した漢字学の大家・白川静の
教えを解説した入門書。

さらなる漢字の深みを学びたい方にはこちらもおすすめ!

「漢字 生い立ちとその背景」
著者:白川静  岩波新書。


BOOK BAR staff| 14:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2009年10月17日

一日江戸人

杏セレクト

    edojin.jpg

著者:杉浦日向子  新潮文庫

江戸風俗を語る達人・杉浦日向子による実用的で奥の深い江戸案内書。
江戸美人の基準、三大モテ男の職業、江戸時代の衣食住など、
まるで江戸にタイムスリップして長屋でも覗いてきたかのような
生き生きとした文章が眩しい!

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2009年10月10日

熊野物語

大倉眞一郎セレクト

    kumano.jpg

著者:中上紀  平凡社


日本の聖地”熊野”を舞台にした伝承をもとに書かれた
17編の物語の短編集。
著者は大倉さんがもっとも尊敬する作家・中上健次の娘。

BOOK BAR staff| 14:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2009年10月10日

国境の南、太陽の西

杏セレクト

    taiyo.jpg

著者:村上春樹  講談社文庫

1992年に書き下ろされた長編小説。
バブル期の東京を舞台とした恋愛物語です。


BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2009年10月03日

太陽を曳く馬

■大倉眞一郎セレクト■

    taiyou-1.jpg taiyo-2.jpg

著者:高村薫  新潮社


「晴子情話」「新リア王」に続く福澤一族の物語、
あるいは3部を通じて主たる存在である福澤彰之の物語の完結編です。
すべて上下2巻組みです。
この一連の作品で、
もはや高村薫はミステリー作家とはとても呼べないところに
行ってしまいました。

「太陽を曳く馬」は前2部よりもはるかに読みやすい。
殺人事件、雲水の不可解な死、その空をつかむよな捜査を
ひたひたと追う合田雄一郎のおかげでしょうか。

【合田はマークスの山、レディ・ジョーカーにも出てくる刑事】

明快な解決のない問答、
小説としての帰結点があるのかどうかも怪しいこの小説は、
一般的な小説の枠組みすら壊しそうな予感も漂わせます。

(大倉談)

BOOK BAR staff| 14:30 | カテゴリー:BOOK INFO

2009年10月03日

青嵐の譜

■杏セレクト■

青嵐の譜
著者:天野純希   集英社

第20回「小説すばる新人賞」受賞者による渾身の書き下ろし長編小説。
―文永11年(1274年)、アジア全土を揺るがす蒙古軍が、九州北方、
玄界灘に浮かぶ、壱岐の島を襲撃した。


「この小説に出てくる主人公は三人。
唐から亡命の末、戦いを経て船が難破し、
命からがら日本にたどりついた女の子、麗花。.
武士の家に養子に取られた宗三郎。
商家に生まれ、剣の才はありながらも絵を好み、画師を志す二郎。

二郎と宗三郎が浜辺で遊んでいるときに、漂着した麗花を発見。
麗花は唐びいきの二郎の家に引き取られ、三人は青春を共に過ごし、
やがて二郎は絵師を目指し、唐へと渡ります。

紆余曲折を経て、二郎は唐の軍に入れられてしまい、
日本を攻めなければならない。
仲間や家族を殺された宗三郎は
日本を守る軍でひたすら戦いに明け暮れる。
麗花は笛の才を認められ、
地方を回って戦いに疲れた民衆の心をいやす。

時代の流れや戦いに、望まぬままに運命に翻弄される青春群像劇。
ずっと昔に外国勢力との大きな戦いがあったことを再認識する本でした」

(杏)

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2009年09月26日

カカシバイブル

■大倉眞一郎セレクト■

    kakashi.jpg

著者:ピート小林 東京書籍

正統派からマネキンをアレンジしたもの、アートの域に
入っていそうなものまで、日本全国の田圃を行脚して
探し当てた驚異のカカシ写真集。

BOOK BAR staff| 14:35 | カテゴリー:BOOK INFO

2009年09月26日

たまごかけごはん300

杏セレクト

    tamagokakegohan.jpg

著者:ランニングエッグス  文化社文庫


ひたすら「たまごかけごはん」のレシピを写真付きで
300種も紹介していく本。
アイディアが苦しくなっていく終盤は笑えます。

BOOK BAR staff| 14:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2009年09月19日

大人からの進化術 九州育ちが強い理由

大倉眞一郎セレクト

    otonakarano.jpg

監修:出頭則行  編集:後藤心平  QBS出版


九州大学ビジネス・スクールの修了生・在学生の生の声を
集め収録した一冊。
因みに、九州大学のビジネス・スクールは、
学生の90%以上が有職社会人とのこと。

働きながら学び、学んだことを仕事に活かしたいと願う
社会人には良いキッカケとなりそうな本です。

BOOK BAR staff