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2018年05月26日

■一冊入魂■

週替りで本のプロフェッショナルである書店員さんに
今読むべき!読んでほしい!オススメの一冊を紹介して頂きます。

今週、入魂の一冊を紹介してくれるのは三省堂書店・神保町本店の
アルパカ書店員こと内田剛さん。
神保町本店は、本の街・神保町のランドマークとなっている
売場面積約1,000坪の大型書店です。

内田剛さんの入魂の一冊はこちら!
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読むパンダ 』 
選:黒柳徹子 編:日本ペンクラブ  白水社

上野動物園でシャンシャン誕生し、公開されるようになってからは、
いまだに行列ができ、とどまることを知らないパンダ人気。
そんな多くの人に愛されるパンダへの愛を発揮したのがこの1冊。
浅田次郎さんや、高畑勲さん、たれぱんだの作者などなど・・・
各界のパンダファンや歴代のパンダ飼育係が結集したパンダエッセイ集。
まさに、読むパンダ。しかもそれを束ねているのが黒柳徹子さん。
表紙の写真も黒柳さんが選んだものとのこと!
パンダを知るにはまず、この1冊から。
是非手に取って見てください!

BOOK BAR staff| 22:49 | カテゴリー:一冊入魂

2018年05月26日

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
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著:小山田浩子 新潮社

『絶賛する人と、つまらないという人・・・う〜ん』

「穴」で第150回芥川龍之介賞受賞した小山田さんの芥川賞受賞後初の著書。
15編からなる短編集で、庭というタイトルながら、庭というタイトルの作品はなく、
連作でもなく、いい話かと思えば怖い話、SF、前衛的な実験小説のようなものもあり、
まるで、ジャンルにとらわれない幕の内弁当のような印象ある本作。
しかも作品は起承転結に忠実ではなく、起から始まるとは限らず、
中には何も起こらない作品もあり・・・
大倉さんも「小山田さんの頭の中興味あるわぁ〜」と気になっていました。
奇想天外な本を紹介したような印象を受けた方もいらっしゃるかもしれませんが、

日常の中にいるものにふと目を向けると、それがゆっくり物語になっていくような1冊。

新しい世界に踏み込むつもりで、1篇、また1篇と小山田さんの世界、
覗いてみてはいかがでしょうか。

BOOK BAR staff| 22:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2018年05月26日

BOOK STAND、特殊古書店店主、とみさわ昭仁さんが登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。

今週は特殊古書店「マニタ書房」の店主、とみさわ昭仁(あきひと)さんの登場です。
マニタ書房は神保町にある珍本=珍しい本をメインに扱うお店。
古本屋の書棚の前に立ったときに、見たことのない背表紙に違和感を感じたら、すぐに手に取ってみるそうで、それが珍本を発見するコツのひとつだとか。
そんなとみさわさんは今年春に筑摩書房から「無限の本棚」という新刊を出されています。
こちらは幼い頃から野球カードや酒蓋などを集めてきたとみさわさんが・・・人間はなぜモノを集めるのか?その本質に気付いて書き始めたコレクター論となっています。
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今回BOOKSTANDでは、とみさわ昭仁さんが最近見つけた珍本を紹介してくれます。
今夜はその1冊目です。

今の"当たり前"もかつては変なもの
今夜紹介するのは濱野光さんの本で「コンタクトレンズ」という本です。
簡単に言うとコンタクトレンズの使い方、コンタクトレンズの保存などコンタクトレンズを紹介した本です。発行されたのが昭和44年ですから1969年かな・・・かなり古いんですよね。世の中にコンタクトレンズが出てきたばかりで、みなさんコンタクトレンズを恐れているわけですよね。で、「どうやって入れたらいいんだろう・・・」「目にレンズをくっつけるなんて、怖いんじゃないか、目が傷つくんじゃないか・・・」
そういう心配を取り除くためにつくられた本ですね。だからコンタクトレンズのことを図解も入れて、こと細かにどういうふうにつくられているのかも説明されているんです。
面白いのは、コンタクトレンズのはめ方。
どうやってコンタクトレンズをはめるのか、そういうのも写真遣いで載っていまして、巻末の方にかなりページを割いてQ&Aコーナーがあります。これが非常によくてですね。いろんなコンタクトレンズに対する疑問がクエスチョンで書かれていまして、それに対して著者が解説をしています。
たとえば、「レンズはどれくらいの大きさですか?」そういう質問に対して「現在使われているのは7.0〜9.5mm・・・」みたいなことですね。そして1番面白いのはですね、この質問「妊娠中にコンタクトレンズを使ってもさしつかえありませんか?」こんな質問があります。答えはですね「楽にはめることができるのなら、まったくさしつかえはありません」
それはそうですよね(笑)今この質問を聞くと何を言ってるんだろうと思うかもしれませんが、当時はコンタクトレンズのことがどういうものかまだよくわかっていませんでしたから、そんな心配をしていたんですよね。

カメラが登場したときに写真を撮るときに魂を吸い取られるんじゃないかと思っている人がいたことに似ていますよね。

というわけでですね今見れば、こんなコンタクトレンズの事なんか当たり前の事なんですけど、時代をさかのぼって今、古い本を見ると、それがすごく感じられる・・・これが古本の楽しみでもありますね。

BOOK BAR staff| 22:24 | カテゴリー:BOOK STAND

2018年05月26日

辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

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著者:高野秀行、清水克行 集英社インターナショナル

『並べたら・・・いけませんよ?』

というのもこの本、あの本によーく似ているんです。
以前(2015年12月5日)に杏ちゃんが紹介した
『世界の辺境とハードボイルド室町時代』に続く
番組でもおなじみの高野秀行さん、歴史学者の清水克行さんによる
8冊の課題図書をテーマにした読書会的対談本。
・・・この番組の本『BOOK BAR お好みの本、あります。』と似てる!
違いと言えばこちらの本、とにかくとにかーく深いこと。
課題図書を見ても相当時間もかかる、難易度が高いものが・・・!
然しながら充実した注釈と専門家の目線に、好奇心掻き立てられますし、
『ギケイキ』などBOOK BARでも紹介された本も紹介されています。
きっと番組本を気に入ってくれた人は楽しめると思います!
並べないで・・・、とは言いつつ、両方手に取ってほしいです。
そして、今度この本の中から杏ちゃんがしれっと紹介すると決めた1冊、
こちらも今後、楽しみにしていてくださいね!

BOOK BAR staff| 22:08 | カテゴリー:BOOK INFO

2018年05月26日

5.26 OA 郭英男 Buika Peter Gabriel and more

1  老人飲酒歌 / 郭英男(ディファン) 


2  Jodida Pero Contenta / Buika 


3  In Your Eyes / Peter Gabriel 


4  Song Of The Black Lizard / Pink Martini 


5  On My Way Back Home / Band of Horses 

BOOK BAR staff| 12:46 | カテゴリー:SONG LIST

2018年05月19日

■一冊入魂■

週替りで本のプロフェッショナルである書店員さんに
今読むべき!読んでほしい!オススメの一冊を紹介して頂きます。
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今週はTSUTAYA TOKYO ROPPONNGIから
大野静子さんが入魂の一冊を紹介してくれます。
TSUTAYA TOKYO ROPPONNGIさんはJ-WAVEと同じ六本木ヒルズ内に
お店を構えているということもあり、「BOOK BAR お好みの本、あります。」発売直後、1ヶ月にわたって、BOOK BARフェアを展開してくれました!

大野静子さん入魂の一冊はこちら!

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告白 三島由紀夫未公開インタビュー』 
著:三島 由紀夫 編:TBSヴィンテージ クラシックス

三島由紀夫、自決9ヶ月前。
「ちょうど今朝6時に『暁の寺』が完成したんですよ」
と語った三島由紀夫の貴重なインタビュー音源がTBSで発見されました。
欠点までユーモラスに語る、素顔の三島由紀夫。
三島由紀夫が好きすぎて、三島由紀夫フェアを乱発してしまう
当店、TSUTAYA TOKYO ROPPONNGIの常連さんが実はこの本の仕掛人。
三島由紀夫ファンにはもちろん、そうでない方にも、
そして、そのことにも触れているあとがきにも注目していただけると嬉しいです!
是非手に取ってみてください!

BOOK BAR staff| 22:49 | カテゴリー:一冊入魂

2018年05月19日

5.19 OA Anly コトリンゴ Janelle Monae and more

1  Come Back / Anly 


2  好きにならずにいられない / ネーネーズ 


3  悲しくてやりきれない / コトリンゴ 


4  DIVA DANCE / from O.S.T. ”Fifth Element” 


5  Crazy, Classic, Life / Janelle Monae 

BOOK BAR staff| 22:46 | カテゴリー:SONG LIST

2018年05月19日

ゴドーを待ちながら

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
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著:サミュエル・ベケット 白水社
『わかるということに何の意味がある。』

政治家の言動に思うことがある大倉さんが重ね合わせたのが、不条理劇の名作。
戯曲として有名な作品ですが、書籍は会話も成立していなければ、
起承転結もなく、ただただゴドーをまっている男たちがいる事実があるのみ。
「わからないことはこういうことだなあというぐらいわからない」
と、言いながら大倉さんはわからない作品には、
読み終わっても続きがある、終わりがない読後感が意外と好きだなんだそう。
杏ちゃんが仰天していた"2、3ページぐらいにまたがる意味の分からないセリフ"、
逆に気になってきませんか?起承転結がないってどういうこと?
たまには、そういう本を手に取るのも面白いかもしれないですね。

BOOK BAR staff| 22:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2018年05月19日

BOOK STAND コトリンゴさんが登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。

今週はコトリンゴさんの登場です。
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コトリンゴさんは5才からピアノを、7才から作曲をはじめた音楽家。
ボストンのバークリー音楽院に留学し、在学中は数々の賞を受賞。
学位を取得したあと、プロとして本格的に音楽活動を開始。
これまでにカヴァー集を含む9枚のソロアルバムをリリースしています。
2年前に公開され、ロングヒットしたアニメーション映画「この世界の片隅に」では、テーマ曲、劇中歌、BGMの全ての音楽を担当し、日本アカデミー賞優秀音楽賞をはじめ数々の賞を受賞されています。

今回BOOKSTANDでは、コトリンゴさんが「植物」をテーマに、オススメの本を紹介してくれます。
今夜はその3冊目です。

植物と生きている

今夜紹介するのは「野草の料理」甘糟幸子さん作、です。
この本はですね、食べられる雑草を紹介している本です。
ただひたすら食べられる野草とどうやって調理したら食べられるとか・・・甘糟さんの食べた味の感想が最後に書いてあるんですけど、「なかなかおいしい」とか「これはちょっと食べられたものではありません」とか、感想のさりげなさが、また、素敵です。で、ちゃんとこの方はお料理して食べていらっしゃるのがすごくて、こんなものを食べたのか!って言うものも食べていらっしゃいます。

例えばカラスノエンドウだと・・・
「意外に食べられていません。山菜や食用植物の本にも殆ど取り上げられていませんし、たまに書いてあるにも、ゆでて浸してあえ物、汁のみなどにする。癖がなくてよい、程度にしか説明してありません。もしかしたらおいしい食べ方を知っている人がいないのかと、ときどき私は首をかしげてしまうのです。」
でも甘糟さんはてんぷらにしたり、バター炒めもおいしいです、って書いてあります!

あ、私はですね、この中にはなぜか出てきてなかったんですけど、
音楽つくらせていただいた「この世界の片隅に」でもスギナとサツマイモをまぜて、丸めて食べるっていうシーンがあって、それをやってみたんですよ。スギナは今どんどん生えてきて草むしりが本当に大変なんですけど、・・・意外とっていうか、サツマイモがおいしかったので、普通に食べられました(笑)スギナは思ったほど苦いとかも全然なくて、ただそれだけでたべると、スジスジしていて・・・まあ、これだけでは食べないだろうなっていう、植物でしたねえ(笑)

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コトリンゴさんが出演する本と音楽の小さなフェス
Lotus music & book café
開催日時は5月20日(日)午後2時〜
会場は上野公園の野外ステージ水上音楽堂
自由席¥3,800(税込)
※雨天決行荒天中止 ※4歳以上有料
※ご入場時に別途ドリンク代\600必要となります

出演者:コトリンゴ、高田漣、青葉市子、他
会場ではコトリンゴさんにちなんだ本の販売や、
お越しいただいたお客さん同士の本の交換会も開かれるそう。
いよいよ明日の開催、お時間合う方、足を運んでみませんか?

BOOK BAR staff| 22:24 | カテゴリー:BOOK STAND

2018年05月19日

ぬちどぅたから―木の上でくらした二年間

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

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著:真鍋和子 イラスト:高村 忠範 汐文社

『聴いても、実際に行ってみても、「えっ、ホントに?」って思ってしまいます。』

1945年、終戦を迎えたことを知らないまま、木の上に2年間、
身を隠し続けた男性2人の実際にあった物語。
この話を耳にしていた杏ちゃんは、最近沖縄を旅した際、
実際にこの木を見に行って来たそうで「大きいけど、風もびゅーびゅー・・・」
とても大人2人が2年間生活するようには見えないことを実感で語っていました。
書籍は字も大きく漢字にもルビがあり、小学生でも手に取ることができますが、
悲惨な描写をごまかすことなく、大人が読んでもぐさぐさくるつらい本。
ですが、こどもから大人まで、1度はこのイラストとともに読んでほしい1冊。

BOOK BAR staff| 22:08 | カテゴリー:BOOK INFO

2018年05月12日

■一冊入魂■

週替りで本のプロフェッショナルである書店員さんに
今読むべき!読んでほしい!オススメの一冊を紹介して頂きます。
今週、入魂の一冊を紹介してくれるのは、
日本を代表する大型書店、八重洲ブックセンター上大岡店の平井真実さんです。
上大岡店は京急百貨店の6階ワンフロアを占め、330坪もあるそうです。

平井さんの入魂の一冊はこちら!
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風神の手
著:道尾秀介 朝日新聞出版

道尾さんと言えば素晴らしい受賞歴を持ち、
ミステリーからエンターテイメントまであらゆるジャンルの作品を
書き上げるすばらしい作家さんですが、
今作は中でも収録されているめぐり合わせをテーマにした3つの連作短編は、
読み進めていくうちにぱちぱちぱち・・・とピースがはまり、
最後に丸くつながって、気が付くと自分の歴史を振り返っていました・・・(笑)
物語の舞台は、火振り漁(松明の灯りで鮎を捕まえる)が有名な
地方都市にある遺影専門の写真館「鏡影館」。
この本は仕事が忙しくても、久しぶりに一気に読まされた、
力のある作品で、とにかく素晴らしいの一言。
是非、手に取って見てください!

BOOK BAR staff| 22:49 | カテゴリー:一冊入魂

2018年05月12日

5.12 OA Childish Gambino コトリンゴ エレファントカシマシ and more

1  Raised On Radio / Journey 


2  This Is America / Childish Gambino 


3  I WANT YOU BACK / コトリンゴ 


4  孤独な旅人 / エレファントカシマシ 


5  駅で待つ / never young beach 

BOOK BAR staff| 22:46 | カテゴリー:SONG LIST

2018年05月12日

雑草手帖

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
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著:稲垣栄洋 東京書籍

『雑草のように強く生きるは、間違い』

大倉さん、山ガールの娘さんにお勧めされた1冊を持ってきたそうです。
副題に「散歩が楽しくなる」とあるように、外に持ち歩きたくなる本の装丁は
ちゃんと雨風に強い仕様になっています!
雑草生態学を専門とする著者による100種類の雑草のオモシロ雑学を解説!
雑草って何なの?生やさないためには?草の世界にも弱肉強食があった?
ただ道端に生えていると思っていた雑草も、
実は悪い環境に追いやられた植物で「ここならいいですよね・・・?」
と、ひっそり生息している・・・改めて考えるとなんだか健気。
目からうろこの雑草雑学の連続に、あなたの雑草を見る目が変わるかもしれません。
それにしても親子で本を勧めあう関係、素敵ですよね。

BOOK BAR staff| 22:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2018年05月12日

BOOK STAND コトリンゴさんが登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。

今週はコトリンゴさんの登場です。
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コトリンゴさんは5才からピアノを、7才から作曲をはじめた音楽家。
ボストンのバークリー音楽院に留学し、在学中は数々の賞を受賞。
学位を取得したあと、プロとして本格的に音楽活動を開始。
これまでにカヴァー集を含む9枚のソロアルバムをリリースしています。
2年前に公開され、ロングヒットしたアニメーション映画「この世界の片隅に」では、テーマ曲、劇中歌、BGMの全ての音楽を担当し、日本アカデミー賞優秀音楽賞をはじめ数々の賞を受賞されています。

今回BOOKSTANDでは、コトリンゴさんが「植物」をテーマに、オススメの本を紹介してくれます。
今夜はその2冊目です。

もしもし植物さん、聞こえていますか?

今夜ご紹介するのは「植物は〈知性〉をもっている」] ステファノ・マンクーゾさん、アレッサンドラ・ヴィオラさん作、そして訳は 久保耕司さんです。
この本はですね、今まで普通に植物生えてるなあ、という視点がガラッと変わる本です。
割と難しい言葉でいっぱい書いてあるんですけど、簡単に言うと、タイトルにあるように、植物は知性を持っていて、私たちと同じように考えて、感じて、感情を持っていてっていうところから始まるんですけど、あまりにもスピードが遅いので、私たちにはなかなか見えづらいし、感じづらいんです。
いろんな例があるんですけど・・・たとえば普通のお花だったら、匂いを出して虫を呼び寄せて、花粉をたっぷりつけてもらって、他のお花に受粉させるっていうのをやらせるんですけど、その"やらせる"っていうのを虫を使って自分の子孫を残しているんですよね。それから「あ、あの花キレイだからうちにもほしい!」って思わせるのも植物の戦略じゃないですか。タンポポは綿毛を作って種を飛ばすし・・・
結構冷静に考えるとそんなに独創的な発想で自分の子孫を残すアイディアは・・・どうやって考えたんだろう!って。ちょっとずつ進化して出来ていった・・・とか、人間とは違ったシステムが本当に面白くて・・・
たとえば、おうちにポンって飾ってある植物でも、水が足りなくなってきたら、一斉に葉っぱをボロボロボロって落としたりするんですよ。それがまるで「お水ないんだけど!」っていう抗議に見えて、

読み終わったら思わず話しかけたくなると思います、植物に。

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コトリンゴさんが出演する本と音楽の小さなフェス
Lotus music & book café
開催日時は5月20日(日)午後2時〜
会場は上野公園の野外ステージ水上音楽堂
自由席¥3,800(税込)
※雨天決行荒天中止 ※4歳以上有料
※ご入場時に別途ドリンク代\600必要となります

出演者:コトリンゴ、高田漣、青葉市子、他
会場では出演アーティストにちなんだ本の販売や、
お越しいただいたお客さん同士の本の交換会も開かれるそう。
お時間合う方、足を運んでみませんか?

BOOK BAR staff| 22:24 | カテゴリー:BOOK STAND

2018年05月12日

笑いのカイブツ

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

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著者:ツチヤ タカユキ 文藝春秋

『笑いって・・・幸せなものじゃ、ないんですかね・・・?』

杏ちゃんと同世代の作家・ツチヤタカユキさんによる半自伝青春小説。
ツチヤさんは伝説のはがき職人と呼ばれた人。
人間関係不得意だった高校生は"笑い以外は何にも要らない"と、
生活のすべてを笑いにむけてシフトする。
日課のネタ出しは気付けば1日2000本、笑い以外の時間を節約するために
頭はスキンヘッド、バイトは最小限、でも映画や落語など、
笑いの為の勉強にはお金を惜しまない。

自分がいなかったら生まれなかった笑いを世に送り出したい

文体の勢いに圧倒される、友達にいたらちょっと困るけれど、
目が離せないページの末に笑いのカイブツが誕生する・・・
人を笑わせることのむずかしさ、プロを目指す覚悟がヒリヒリします。

BOOK BAR staff| 22:08 | カテゴリー:BOOK INFO

2018年05月05日

■一冊入魂■

週替りで本のプロフェッショナルである書店員さんに
今読むべき!読んでほしい!オススメの一冊を紹介して頂きます。

今週、入魂の一冊を紹介してくれるのは文京区千駄木にある
往来堂書店の店長、笈入建志さんです。
往来堂さんは、いわゆる街の商店街にあるような小さな書店なんですが、
セレクトにたいへん力の入っている本屋さんとして知られています。

笈入建志さんの入魂の一冊はこちら!
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人間をお休みしてヤギになってみた結果』 
著:トーマス トウェイツ 新潮文庫

仕事なし、彼女にふられ、姪っ子は学校に通っているのに、
自分は姪っ子の犬の世話・・・とにかくダメダメな著者。
もう何も考えないで生活したい!
何も考えていなさそうな動物として生活しようと
シャーマンに相談した結果勧められたヤギ。
そこから著者のばかばかしいのにまじめすぎる
ヤギになるためのアプローチが始まる・・・
イグノーベル賞を受賞した抱腹絶倒のサイエンス・ドキュメント。
絶対に真似はしないでほしいですが、手に取ってほしいです。

BOOK BAR staff| 22:49 | カテゴリー:一冊入魂

2018年05月05日

潜伏キリシタンは何を信じていたのか

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
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著:宮崎賢太郎 KADOKAWA

『昔からマリアは観音菩薩に似ていると思っていました。』

毎回大倉さんの選書は早すぎる!と番組で何度となく話題にしてきましたが、
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産が、
世界文化遺産に登録される見通しとなったニュースが飛び込んできた今週は、
これ以上ないベストタイミングでのご紹介となりました。
1873年に解禁されるまで約230年の長きにわたり、
息をひそめ信仰してきた潜伏キリシタン。
なぜ彼らはそうまでしてキリスト教を信仰したのか、
解禁された今も潜伏キリシタンとして信仰を続けているのはなぜなのか、
遠藤周作の『沈黙』に出会って刺激を受けた長崎在住の著者が
理論的に、時には想像も交え、その謎を解明する。
命がけのドラマが詰まった遺産、その美しさの意味がわかる今、熱い1冊。

BOOK BAR staff| 22:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2018年05月05日

BOOK STAND コトリンゴさんが登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。

今週はコトリンゴさんの登場です。
20180505_BS.jpg
コトリンゴさんは5才からピアノを、7才から作曲をはじめた音楽家。
ボストンのバークリー音楽院に留学し、在学中は数々の賞を受賞。
学位を取得したあと、プロとして本格的に音楽活動を開始。
これまでにカヴァー集を含む9枚のソロアルバムをリリースしています。
2年前に公開され、ロングヒットしたアニメーション映画「この世界の片隅に」では、テーマ曲、劇中歌、BGMの全ての音楽を担当し、日本アカデミー賞優秀音楽賞をはじめ数々の賞を受賞されています。

今回BOOKSTANDでは、コトリンゴさんが「植物」をテーマに、オススメの本を紹介してくれます。
今夜はその1冊目です。

園芸家は意外と忙しい

今夜ご紹介するのが カレル チャペック作の「園芸家の一年」訳は飯島周さん、です。
カレル チャペックは旧チェコスロバキアの国民的作家さんで、庭いじりをよくされていた、というかかなりのめり込んでいたようなんです。
この本は、基本的にはカレル チャペックさんの目線で園芸で自分がすることとか、好きなこと、やらないといけないことが書いてあるんですけど、園芸家っていうのはどういう人種なのかっていう事が書いてあって、

「この世の中に存在するものは土に入れていいものかよくないものか、そのどちらかである。ただちょっとした羞恥心のために園芸家は町の通りで馬の落とし物を拾い集めないだけだ。とは言え敷石の上にある見事な馬糞の山を見るたびに園芸家はため息をついて、神の贈り物が何ともったいないことか、と嘆く。」

・・・ちょっとこれは昔の話なので、そのままたい肥になるようなお馬さんの落とし物・・・本当は持って帰ったら土にいいんだけど、気取ってそこはぐっとこらえているところが書いてあります。
私は元々アメリカのニューヨークに住んでいたんですが、その時に窓の向こうはもう隣のビルの窓、という感じだったので、カーテンも閉め切っていたので、日の当たらないところに住んでおりまして、日本に帰ってきたときにおひさまさんさんのお部屋に引っ越してきたときから私も園芸にすごくはまってしまいまして。土いじりって、やりはじめると楽しくて、おもしろいんですが、本当に大きなお庭を一人で作ろうとしたら本当に大変で、もっとこう・・・年をとって、時間もたっぷり、お金もたっぷりできたらもう・・・のめり込みたいな、と思いました(笑)


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今週はコトリンゴさんからプレゼントがあります。
コトリンゴさんが出演する本と音楽の小さなフェス
Lotus music & book café」に
BOOK BARのリスナー5組10名さまをご招待します。

開催日時は5月20日(日)午後2時〜
会場は上野公園の野外ステージ水上音楽堂
出演者:コトリンゴ、高田漣、青葉市子、他

会場では出演アーティストにちなんだ本の販売や、
お越しいただいたお客さん同士の本の交換会も開かれるそう。
ご希望の方はBOOK BARの番組サイトの左側にある
「メッセージ」をクリックして応募してください。
来週12日(土)到着分までを有効とさせていただきます。

BOOK BAR staff| 22:24 | カテゴリー:BOOK STAND

2018年05月05日

今日

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

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絵:下田 昌克、訳: 伊藤比呂美 福音館書店

『2分です、2分で泣けます。』

ニュージーランドの子育て支援施設に残っていた誰が詠んだかわかない詩。
"Today I left some dishes dirty,"から始まる、
シンプルな言葉で綴られていたのは、全てのお母さんに贈るエールでした。

ついできなかったことばかりが目についてしまいますが、
本当は出来ていること、やっていることもいっぱいあるんです。

そんな1人で頑張ってしまいがちなお母さんに、
ネットで検索すると出てくる言葉ではありますが、
あたたかい装丁、イラストと一緒に読んでほしい1冊。
あっという間に読めるのに、もし心揺さぶられてしまったのなら、
それはあなたが頑張っている証拠。大丈夫ですよ、お母さん。

もうすぐ母の日、贈り物にもぴったりです。

BOOK BAR staff| 22:08 | カテゴリー:BOOK INFO


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