2017年12月23日

■一冊入魂■

週替りで本のプロフェッショナルである書店員さんに
今読むべき!読んでほしい!オススメの一冊を紹介して頂きます。

今週、入魂の一冊を紹介してくれるのは文京区千駄木にある
往来堂書店の店長、笈入建志さんです。
往来堂さんは、いわゆる街の商店街にあるような小さな書店なんですが、
セレクトにたいへん力の入っている本屋さんとして知られています。

笈入建志さんの入魂の一冊はこちら!
20171223_1.JPG
かのひと 超訳世界恋愛詩集』 
著:菅原敏  東京新聞出版局

偶然にもBOOK STANDに出演中の菅原敏さんの最新作。
ニーチェやゲーテ、シェイクスピアから小野小町まで
普段なかなか原文で読むことも難しい英詩、漢詩、和歌・・・
恋愛を題材とした古典作品を菅原敏さんが独自の感性で現代詩に昇華させた35編。
笈入さんが朗読したエミリー・ディキンソンも「愛される1時間」も是非、
気になった方は手にとってみてくださいね!

BOOK BAR staff| 22:49 | カテゴリー:一冊入魂

2017年12月23日

12.23 OA Nina Simone John Lennon Sarah McLachlan and more

1  いつでも何度でも / 木村弓 


2  Eliza / If By Yes & David Byrne 


3  Mr. Bojangles / Nina Simone 


4  Happy Xmas (War Is Over) / John Lennon 


5  Angels We Have Heard on High / Sarah McLachlan 


BOOK BAR staff| 22:46 | カテゴリー:SONG LIST

2017年12月23日

世界で一番の贈りもの

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
20171223_okura.jpg
著:マイケル・モーパーゴ(文)マイケル・フォアマン(絵) 評論社

『どんな戦争も前線で戦う兵士はごく普通の心優しき人々。』

大倉さんが長年クリスマスの度に紹介したかった1冊が満を持して登場。
舞台は第一次世界大戦。
最前線で戦う兵士が妻にあてた手紙が見つかるところから物語がはじまります。
1914年のクリスマス。クリスマスらしい、冷え切った朝、突然敵陣にあがった白旗。
そこからは酒やソーセージなどを手にドイツ軍が次々と現れ・・・
クリスマスに前線各地で起こったと言われている話に基づいているそうで、
彼らは肩を組み酒を飲み、語らい、そしてまたお互いの陣地に帰っていく。
戦争のむなしさのようなものを語るよりも多く描いています。
絵本ですが、漢字も多く、大人にこそ手に取ってほしい1冊です。

BOOK BAR staff| 22:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年12月23日

BOOK STAND 詩人の菅原敏さんが登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。

今週は、詩人の菅原敏さんが登場です。
菅原さんは2011年にアメリカの出版社から出た詩集がキッカケとなり、逆輸入デビュー。
最新刊となる「かのひと 超訳世界恋愛詩集」では、
ゲーテ、ニーチェ、シェイクスピア、小野小町、在原業平、李白など古今東西の詩人の作品をとりあげ、古い詩集の中から宝石を見つけるように菅原さんの言葉で超訳しています。
今回BOOKSTANDでは、菅原敏さんが旅行カバンに入れたい本を紹介してくれます。
BS_sugawara.JPG
今夜3冊目、最終回です。

華やかで悲しい愛の物語
今夜ご紹介するのはフランスの作家オリヴィエ・ブルドーによる「ボージャングルを待ちながら 」という小説です。簡単なあらすじをご紹介すると、毎晩のように夫婦がパーティーをし、男の子を生み育てていくんですけれども、天真爛漫なお母さんと、彼女を毎日違う名前で呼ぶほら吹きお父さん。

真実が退屈か悲惨なら嘘をこしらえて楽しくしなさい

なんてことをお母さんが子供に伝えながらパーティーみたいな毎日を過ごしていくうちにですね、やがてお母さんが狂気によって壊れていく・・・その一人息子の視点からユーモアをもって語られている、ある種ものすごく純愛と言いますか、ラブストーリーなんですけれども。
ボリス・ヴィアンというフランス人の詩人、小説家の遺した「うたかたの日々」という本が私、すごく好きなんですけども、それが現代によみがえってきたかのような、今フランスでSもすごく人気になっているらしくて、この作家のオリヴィエ・ブルドーも35歳でこの本がデビュー作になったそうです。今まで何年も暗い小説ばかりを書いていたらしいんですが、まったく引っかからず、そこで7週間で明るい小説を書いたところヒットしたと。今回のこの作品がですね、フィッツジェラルドの奥さんとゼルダと、フィッツジェラルドの二人へのオマージュとしてつくられたものらしいんですね。読んでいると実生活に基づいた話なのかな、と思うんですが。このタイトルの「ボージャングルを待ちながら 」がですね、ニーナ・シモンも歌った「ミスター・ボージャングル」が実はこの本の根幹にありまして、詳しくは読んでいただければわかると思うんですが、ページを開くと、ターンテーブルが回りだして言葉たちが踊りだすような、そういうリズムの中で鮮やかな魔法みたいな世界が広がっていくので、是非手に取っていただきたいなと思います。

BOOK BAR staff| 22:24 | カテゴリー:BOOK STAND

2017年12月23日

塩の道

22:08:00
塩の道

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

20171223_ann.jpg
著者:宮本 常一  講談社

『この季節ですが、こんな本です。』

クリスマス直前でにぎわうこの季節ですが、堅実に選書した杏ちゃん。
民俗学者である宮本常一さん晩年の講義を書き起こした1冊。
「塩の道」「日本人の食べもの」「暮らしの形と美」の3つの章に分かれていて、
実は精製した塩を運搬するのは管理の厳しい馬よりも、牛が多く、
牛が道草を食ってできた草のない道を「塩の道」と呼び、
塩を運んだ後には牛まで売って手ぶらで帰っていった、とか
塩は神に祭られた例がないなど、塩の精製から、塩の運搬はもちろんですが、
知っているようで知らなかった身近な塩の世界が詰まっています。

BOOK BAR staff| 22:08 | カテゴリー:BOOK INFO


バックナンバー

カテゴリー