2017年12月09日

■一冊入魂■

週替りで本のプロフェッショナルである書店員さんに
今読むべき!読んでほしい!オススメの一冊を紹介して頂きます。

今週、入魂の一冊を紹介してくれるのは、下北沢にある本のセレクトショップ

B&B
の、店長・寺島さやかさんです。

この度、B&Bは移転・リニューアルすることになりました。
リニューアルは12月23日(土)、現店舗の通常営業は13日(水)までですので、
来店、イベント参加予定のある方はご注意ください。
尚、新店舗の場所や移転スケジュールなどはB&Bホームページをご確認下さい。

そんなB&B、お店の名前のB&BはビールのBとBOOKのB。
ブックコーディネーター内沼晋太郎さんとクリエイティブディレクターの嶋浩一郎さんが 「これからの街の本屋」について考え形にした本屋さんです。

寺島さやかさんの入魂の一冊はこちら!

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どうぶつたちの給食時間』 
著:並木美砂子 イラスト:植木ななせ   旅するミシン店

命と直結する行動、食事。
その食事を動物たちがどのようにして行っているのか、
動物園で飼育も担当していた著者が、イラストともに紹介。
例えば頭を振りながら食事をするあひるは
くちばしについたぎざぎざが食べものを引きちぎってくれるそうで、
私たちがよく見る動物の行動の一つ一つの意味が分かると
今後動物園めぐりもより楽しくなるかもしれません。
是非手に取って見てください!


BOOK BAR staff| 22:49 | カテゴリー:一冊入魂

2017年12月09日

12.9 OA Billie Holiday Ortis Redding Tom Waits and more

1  Strange Fruit / Billie Holiday 


2  For Your Precious Love / Ortis Redding 


3  The Piano Has Drinking (Not Me) / Tom Waits 


4  Bang a Gong / T-Rex 


5  The Promise / Chris Cornell 

BOOK BAR staff| 22:46 | カテゴリー:SONG LIST

2017年12月09日

ギケイキ :千年の流転

今週、大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
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著:町田康 河出書房新社

『タイトルの意味が本を読み終わってもわからなかった・・・。』

大倉さんがそう語るのはカラフルで、カタカナのタイトルの装丁が眩しい1冊。
文字を変換してやっと気が付いたという「義経記」こと「ギケイキ」。
現代に生きる義経が、頼朝と合流するまでの自らの怒涛の生涯を語りだす、
殆ど独白で進行しますが、普段なじみのない方にも読みやすい歴史小説。
帯の「平家、マジでいてこます」にもある滑稽なセリフに笑いの止まらない、
続きがとっても気になる町田康的義経憑依型小説。

BOOK BAR staff| 22:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2017年12月09日

BOOK STAND 詩人の菅原敏さんが登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。

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菅原さんは2011年にアメリカの出版社から出た詩集がキッカケとなり、逆輸入デビュー。
最新刊となる「かのひと 超訳世界恋愛詩集」では、
ゲーテ、ニーチェ、シェイクスピ、小野小町、在原業平、李白など古今東西の詩人の作品をとりあげ、古い詩集の中から宝石を見つけるように菅原さんの言葉で超訳しています。
今回BOOKSTANDでは、菅原敏さんが旅行カバンに入れたい本を紹介してくれます。
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今夜はその1冊目です。

ガッツのある男
今夜ご紹介するのはチャールズ・ブコウスキー詩集「指がちょっと血を流し始めるまでパーカッション楽器のように酔っぱらったピアノを弾け」という1冊になります。
今日これをお持ちした理由なんですけれども、この中に一篇とても大好きな詩がおさめられていて、「ガッツのあるラジオ」というんですが、ラジオに因んで少しだけ紹介させていただければ、と思います。

ガッツのあるラジオ

それはコロナドストリートのアパートの2階だった
俺はいつも酔っぱらって 窓からラジオを放り投げた
ラジオはずっとなっていた
そしてもちろんいつも窓ガラスはラジオで割れて
ラジオは屋根の上に鎮座していた 鳴り続けながら
それで俺は女に言ったものだ
ああ、なんて素晴らしいラジオだ

ちょっと前半かい摘んで読ませていただきました。
ブコウスキーという詩人が常にラジオでクラシックをかけながら詩を書いたりしていたんですけども、酔っぱらって窓から放り投げたラジオが翌朝になっても隣の家の屋根の上で鳴っているっていう・・・なんだか情景も浮かびつつ、どんな思いをして日々詩を書いていたのかなあ、と少し自分の暮らしと重ねながら、彼の暮らしをちょっとだけのぞき見できるような感じがして。
大学時代にアメリカ文学を先行していたんですけども、その時に出会って、トム・ウェイツというミュージシャンが好きで、彼なんかもすごくブコウスキーから影響を受けていたらしくて。実は私が、ずっとずっと昔になるんですけども、バンドをやっていた時に、ブコウスキーのドキュメンタリー映画が公開されて、曲をちょっと提供させていただいたことがあったりして、昔から憧れの詩人の1人であり、決して書くことを諦めずに、ずっと肉体労働をしていて、郵便局員とかをして、独り立ちをしたのが50歳を過ぎてからだと思うのですが、作品に触れる度、少し勇気をもらうような、自分にとっては止まり木のような、そんな作品になっています。

BOOK BAR staff| 22:24 | カテゴリー:BOOK STAND

2017年12月09日

ある奴隷少女に起こった出来事

今週、杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト

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著者:ハリエット・アン ジェイコブズ 新潮社

『知らなかった、理解できない、で済んじゃだめです。』

1800年代のアメリカ南部、12歳にして年上男性の奴隷となった少女の物語。
出版社が倒産し、著者のある事情から偽名で執筆されたその物語が、
126年の時を経て実話であることが証明され、瞬く間にアメリカでベストセラーに。
著者は、元奴隷少女・・・我が子にすら知られることなく7年もの逃亡生活を送り、
自由を求めた少女が遺した人間の残虐性に胸が痛くなる奇跡の真実の物語。
本当にあった「何をしても罪に問われない時代」の出来事に、
昔のことだからと、あなたも目をつぶってしまっては・・・いけません。

BOOK BAR staff| 22:08 | カテゴリー:BOOK INFO


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