2017年10月28日

BOOK STAND WEAVERの河邉徹さんが登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。

今週は人気バンドWEAVERの河邉徹さんが登場。
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2007年に結成されたWEAVERはスリーピースのピアノロックで大人気のバンド。
河邊さんはドラム、コーラス、そして作詞を担当されいて、9月にリリースされた最新EP「A/W」も「Another World」などの作詞を河邉さんが手がけています。
また本好きが高じて、ホンシェルジュというサイトでおすすめ本を紹介していたこともあるそうです。
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今回BOOKSTANDでは、河邊さんが大好きな小説3冊を紹介してくれます。
今夜はその1冊目です。

あのときの自分に1番の小説
今回お勧めするのは平野啓一郎さんの「マチネの終わりに」です。
この本は実はスタッフの方に僕が歌詞のことで悩んでいたり、相談をしたときに、これを読んだらいいと勧められた本で、その方は元々電通で働いていた方で、宣伝とか、マーケティングとか、そういうところをアドバイス・・・というかインスピレーションのために話してくれるんですけど、

啓発本とかそういうの読むよりは小説読んだ方が人生変わるよ

っていうふうにその人は僕に言ってくれて。確かに小説はそういう人を動かす力があるんだなとその時は思いました。
天才クラシックギタリストである蒔野さんという方と、海外の通信社で働くジャーナリストである小峰洋子さんの2人の恋愛の物語です。
洋子さんっていうのはすでにアメリカにフィアンセがいてで、蒔野も出会った日にそのことをすぐ知るんですが、それでもお互い忘れられなくて、メールのやり取りをしたり、会ったりして、お互いになくてはならない存在になっていきます。
クラシックギタリストが物語の主人公ということで、やはり音楽を仕事にしている人ならではの悩みが書かれていたりして、彼がスランプに陥っている描写とかが、僕も一応音楽をやっている者のはしくれとして、胸を打つものがあったなと思います。
描写がすごく繊細に描かれているので、そういうところが2人の大人の恋愛と言うところを際立たせているような気がします。大人の恋愛を楽しみたい方は是非読んでもらいたいなと思います。これ、後半にはまさかあの人がそんなことするの・・・!と、そんなところもあるので、最後ははらはらしながら多分みんな読むと思うのですが、是非最後まで読んでみてください。

BOOK BAR staff| 22:24 | カテゴリー:BOOK STAND


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