2017年09月09日

BOOK STAND 著述家・編集者の石黒謙吾さんが登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。

今週はベストセラー「もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら」の企画・プロデュース・編集を担当する石黒謙吾さんが登場。
20170909_BS.jpg
石黒さんはこれまでに250冊以上の書籍をプロデュース・編集してきた方。
ご自身が執筆した『盲導犬クイールの一生』はベストセラーとなり映画化もされています。
現在、書店で平積みとなっている「もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら」は村上春樹、夏目漱石、太宰治、三島由紀夫といった文学者から小沢健二、星野源まで、さまざまな文体でカップ焼きそばの作り方を紹介して話題となっています。
BS_ishiguro.jpg
今回は石黒謙吾さんが著述家・編集者として影響を受けた本を紹介してくれます。
今夜はその3冊目です。

圧倒的だからこそ見えるもの。
今夜おススメする本は「家紋大図鑑」サブタイトルは「索引で自由に探せる」とついていますが、別冊歴史読本というシリーズのようです。A4の大判の本で、僕はもう買って20年ぐらいかな(笑)僕はこれを様々に使い倒してきています。
これがですね、なぜ僕がこんなに使い倒してきているかと言うと、既に話している話ですが、僕は「分類王」というクリエーションをしているんですが、図解を使って何かを面白くしてしまおうというクリエーションなのですが、その中でですね、家紋が好きで、家紋を使って様々なクリエーションに落とし込んでいるんです。じゃあどういうことかと言いますと、本物の家紋を全部いろんな企業に当てはめてみる、と。
例えば三つ巴って渦巻いているものなら、洗濯機のメーカーにしてみるとか・・・要するに業態に似多様な形や、意味、図形だったり、ある時はダジャレ・・・要するに言葉の相似形だったりするところで、様々な会社を家紋にしてしまう、というところが例えば一つあります。
実際にですね、日本航空の昔のロゴマークは鶴丸と言って、本当の家紋なわけですよ。三菱も三菱と言う紋なんですけれど。それから巴紋というものもいろんな饅頭とかに使われたりとか、実際家紋自体が企業のロゴマークに使われていることは多々あるんですね。
じゃあ編集者としてなんでこの本が役に立つのかと言いますと、

やっぱり俯瞰する力ですね。

全体を見渡す、と。
僕は「ベルギービール大全」という本も著書で出しているんですけど、まず「ベルギービール」と言う本を出そうと思ったら、ベルギービールって今だいたい1000銘柄あるんです。僕が好きになった頃・・・20年前は800銘柄と言うわれていて、今1000銘柄あるんですけど、
1000銘柄全部俯瞰しないと、ここを全部どう分けて、どのゾーンを深堀りするかっていうのはまず全部知らないとできないわけですよ。
俯瞰した後にわけるという作業があるんですが、この本は俯瞰ができる。やっぱり右から左まで全部総ざらいしてみないといけないな、という癖はこういう圧倒的な物量を目の前にすると嫌でもやるようになりますね。

BOOK BAR staff| 22:24 | カテゴリー:BOOK STAND


バックナンバー

カテゴリー