2017年01月22日

BOOK STAND和田裕美さんが登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。
毎回、著名人のお気に入りの一冊を伺っています。

今週からは作家・営業コンサルタントの和田裕美さんの登場。
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和田さんはこれまでにビジネス書を中心に50冊以上を執筆し、その売り上げは累計200万部以上を記録しています。
数多くのファン、フォロワーを持つ和田さんですが、最新刊「ママの人生」は初の小説として注目を集めています。主人公は田舎のスナックで働く恋多き母親とその娘。美しく破天荒に生きる和田さんの実の母親がモチーフとなっています。
今回は和田裕美さんが「日々の暮らしのヒントになる3冊」を選んでくれました。
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今週はその最終回です。


言葉の重みは文字の数じゃない。

今夜紹介する本は「大阪人の格言: 苦しいときこそ笑わなアカン! 」小杉なんぎんさんの書かれた本になります。
こちらの本なんですけど、関西に生まれ育ったた人間として普通に切り返してはいけない、っていうか、1個ひねりたい、っていうね。だからね、1個ボケ たいっていうのが日常の中で溢れていて、よく頭使ってるんですよね。言葉遊びっていうか。だから関西のボケとか嫌いな人とかいらっしゃると思うんですけど、やっぱりそういう言葉をどんなふうにひねったらおもしろいか、考えてみるのはちょっといいかなと、言葉遊びとしてこの本をとったわけなんです。
で、たくさんたくさんネタの宝庫なんですけど、この本は。例えば『やる気とお陽さんはだすもんちゃう、出るもんや』ってね(笑)これがですね、意味がですね、やる気は人に言われて出るものではない、と。とにかく人のやる気は出そうと思って出るものではないという言葉には同感だと。人を見れば題目のように「やる気を出せ」と檄を飛ばす人に「どうやったらやる気が出るんですか?」と言いたい、と書いている人がこの言葉を選んだっていうことなんですけど、なんかその一生懸命やろうとするんじゃなくて、ナチュラルに夢中になったりとか、ナチュラルに集中したりとか好きなことって出るもんじゃないかって、

普通にやってたら大丈夫じゃない?

っていうふうな言い方をわざわざこういう言い方にしている"ひねり"ですね。
もう一つちょっと紹介しますけど、これはよく実際に関西のおじさんが行ってる言葉です。
『下向いても地べたしかないぞ』これは落ち込んでも仕方がない、胸を張れっていうことなんですけど、落ち込んでるときってよく下を向きがちだったり猫背になったり、顔が下がってる時がすごく多いんですけど、例えば「おはようございます…」って暗く言うんじゃなくて、「おはようございます!」ってあげていったほうがすごい、気分がアガるんですよ。だから気持ちが落ち込んでいるときであればあるほど、アゲていく行動をとるとか、動作をきびきびするとか、顔を上げるとかすごく大事なことを、こんなに大事なことを!『下向いても地べたしかないぞ』の一言で大阪のおっちゃんは一言で言ってくれるっていうのが、くすっと笑って「ああ、そうか、地べたしかないからあげてみるか」って思えるっていうか、まあそういう言葉の数々が「大阪人の格言」の中には入ってます。

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK STAND


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