2016年03月20日

■一冊入魂■

週替りで本のプロフェッショナルである書店員さんに
今読むべき!読んでほしい!オススメの一冊を紹介して頂きます。

今週、入魂の一冊を紹介してくれるのは、
日本を代表する大型書店、八重洲ブックセンター本店の販売課リーダー、
平井真実さんです。


平井真実さんの入魂の一冊はこちら!
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与楽の飯 東大寺造仏所炊屋私記』著:澤田瞳子 光文社

偶然にも本日二冊目の奈良を舞台とした物語。
奈良の東大寺大仏を作った人々、そしてそれを支える人たちのお話。
故郷近江から三年の労役で東大寺に配属された主人公、真楯(またて)。
いよいよ鋳造で忙しくなるぞ、という時に出会ったのが
炊屋(かしきや)ろ呼ばれる食堂で働く宮麻呂。
造仏所ごとに設置された炊屋(かしきや)ですが、
宮麻呂の出すの食事がおいしいと評判で他の造仏所からも人が集まる程に…
五感くすぐる表現に読んでいるこちらもお腹がすいてしまう一冊!
され、真楯のいる造仏所では様々な事件が起こるのですが
それを一緒に解決する宮麻呂には隠している過去が…

仲間との友情や、当時の仏とのかかわり方など
読んだ後には東大寺、大仏などを見る目が少し変わるかもしれません。
是非手に取ってみてください!

BOOK BAR staff| 00:54 | カテゴリー:一冊入魂


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