2016年02月21日

BOOK STAND 吉田豪さんが登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。
毎回、著名人のお気に入りの一冊を伺っています。

今週は書評家・インタビュアー・コラムニストの吉田豪さんが登場。
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吉田豪さんはプロレス関連の書籍やタレント本、及びタレント・グッズの
収集家として知られており、著名人をインタビューする際は徹底した
事前調査を行うことで取材対象から本音を引き出していきます。

今回はタレント本コレクターである吉田豪さんが繰り返し読んでいる
オススメのタレント本を3冊選んでもらいました。

今週はその3冊目です!

子役時代から酷い!

坂上忍の「地球に落ちてしまった忍」です。
この本は、子役としてデビューした坂上忍さんがロックにかぶれて
David Bowieが大好きだった頃、歌手デビューした17歳の坂上忍さんが
書いた1冊。俳優としても色々と主演作品に出始めた頃、
一番勢いに乗って、一番ギラギラしていてTVに出ては喧嘩とかして
していた坂上忍さんの本なので…、今とは少し違う、
一番青臭い頃のギラギラした坂上忍さんの魅力が詰まっている本。
アイドルと呼ばれると激怒していた頃ですね…。
坂上忍さんって、ここ5〜6年前から再評価されてTVとかにも
出るようになったのは、僕は10年ちょい前に、たぶん僕が最初に
再評価活動を始めたんですよ!坂上忍さんがいかに昔から
ヒドいことばっかりを言っているかってのが面白くて本人に直撃する
インタビューを行ったんですが、その原点となったのがこの本です。
この本は、芸能界全編に毒づいている感じです(笑)
例えば、
アイドルと言うのは坂上流にいえば、芸能界の 小学生だ!
ちなみに僕の慕っているいるアイドルは、David Bowieです。
っていう…。

個人的に一番好きな話は、今一番欲しいものは何ですか?って聞かれて
まず、ロンドンをもらう!っていう…(笑)
その話のデカさが好きで。
僕が最初にインタビューした時は、昔の若気の至り的な酷い話は、
つっこまれる度に反省していたんですが、
「いや〜、本当にすみません。」って言っていたのが、
完全に今は、開き直りモードになりましたからね。
まぁこの本は、子役時代から17歳までの半生ですがね。
坂上忍の映画評コーナーがまた酷いんですよ。
本当ね、基本悪口しか書かれていないんですよ。
大物の監督に、なんだっけな…、
映画「フェーム」、みんなが良かったと言っているから
観に行ったものの、まるでパープリン。何が言いたいのか
テーマもさっぱりお客さんに伝わてこない。まぁ子役の頃から酷いんですよ。
僕がよく言っているのは、消費税が導入される前ぐらいに発売された
タレント本っていうのは、今と常識が違うというか
「あ〜そこまで書いていいんだ!」っていうような基準が明らかに違う。
今なら確実に問題になる事が普通に書かれていて。
元々僕はパンクとかが好きで、そういうPUNKSのデストロイな感じに
憧れていたら…ふと考えたら日本の芸能人の方がデストロイというか、
よっぽど酷いことやってるっと思って、完全にそっちに持っていかれたって
流れがあったんですけど、なので皆さん古本は面白いですよ、
特にタレント本、最高です!今だと1年に数冊面白いのがあるかないかですが、
是非、色々読んで頂ければと思います。

BOOK BAR staff| 00:29 | カテゴリー:BOOK STAND


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