2015年12月27日

■一冊入魂■

週替りで本のプロフェッショナルである書店員さんに
今読むべき!読んでほしい!オススメの一冊を紹介して頂きます。

今週、入魂の一冊を紹介してくれるのは、
日本を代表する大型書店、八重洲ブックセンター本店の
販売課リーダー、平井真実さんです。

平井真実さんの入魂の一冊はこちら!

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二階の王』著:名梁和泉  KADOKAWA

第22回日本ホラー小説大賞優秀賞受賞作!
人間の怖さを描いたサイコホラー。
冒頭に登場するのは、部屋に閉じこもる引きこもりの兄。
その兄に悩む妹や家族…。
そんな日常世界にある日登場してくるのが
特殊な能力を持つあるメンバーたち。
最終的には、世界の命運をかける戦いとなる。

BOOK BAR staff| 00:54 | カテゴリー:一冊入魂

2015年12月27日

新しい十五匹のネズミのフライ:ジョン・H・ワトソンの冒険

2015年、最後に大倉さんが紹介してくれたのは…こちら!

大倉眞一郎セレクト
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著:島田荘司 新潮社

『ホームズ君!君は、すっこんで なさい!!』

日本ミステリー界の超大御所、島田荘司が描き出す
あのシャーロック・ホームズのパスティーシュ!
パスティーシュとは、登場人物や世界観をそのままに
作風を模倣する作品の事を指します。ある種のオマージュ。
なのでこちらの1冊は、アーサー・コナン・ドイルの推理小説
『 シャーロック・ホームズシリーズ』の世界観を取り入れた
島田荘司の推理小説。
本の帯には、「赤毛組合」事件は未解決だった!と書かれています。
「赤毛組合」事件とは、シャーロック・ホームズの第二作目に登場した
事件のことで、この作品ではその「赤毛組合」事件から始まる…。
ホームズにワトソン、お馴染みのあのキャラクターたちがまた
新たな彩を加えて難事件を解決していく…。
シャーロック・ホームズを知らなくても大いに楽しめる1冊との事。

BOOK BAR staff| 00:43 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年12月27日

BOOK STAND スージー鈴木さんが登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。
毎回、著名人のお気に入りの一冊を伺っています。

今週は音楽評論家のスージー鈴木さんが登場。
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スージーさんの最新刊「1979年の歌謡曲」。
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この本では、1979年という年は歌謡曲とニューミュージックが
拮抗したという点において、それ以降の日本の大衆音楽の
ターニングポイントとなったと分析されています。

今回はスージー鈴木さんが「昭和のエンターテイメントの歴史」に
関する本を3冊選んでもらいました。
  
今週はその1冊目です!

洋楽のリズムを既に加工貿易していた昭和のリズム

輪島裕介さんの「踊る昭和歌謡―リズムからみる大衆音楽」
著者の輪島さんは、大阪大学文学部・文学研究科准教授、
音楽学の学者。僕もリアルタイムではないけれど昭和には今よりも
いろんな洋楽のリズムが入ってきた時代。
この本の説明によると、スイング・ジャズやマンボ、チャチャチャに
カリプソ、ドドンパ、ツイスト、ボサノバにスカ、スイムにタムレに
スックスク…なんだかよく分からなくなったけど、
主にラテンのリズムが多いんですがそういうのが日本にどっと入ってきて
それを日本人がどう解釈したかを丹念に調べた本です。
特に読者に向けて強く書かれているのは、「ドドンパ」ってリズムがありまして
口で言いますと「ドッタン、タカタカタッタ…」なんと言いましょうか、
この本によりますと、フィリピンから入ってきたリズムを日本で活躍してた
歌手、アイ・ジョージがこのリズムをベースに日本で作られたリズム。
なので海外から入ってきたリズムを日本人はすでに加工貿易ですよね、
自分で加工してリズムを作ってそれが大流行したのが「ドドンパ」。
このドドンパの話が一番面白かったですね。
有名なのは、お座敷小唄が爆発的ヒットを記録したんですが、
僕が思うのは、日本人って普通前拍のリズムなんですが、ドドンパは
二拍目に強みがあって「ドン、タン!」って、一拍目じゃなくて二拍目に
アクセントがある。言ってみればこれが後に若者が踊るロックンロールや
ディスコとかクラブのリズムに繋がる。今、普通に楽しまれているリズムは
ここ日本では、ドドンパから始まったんじゃないかな〜と、
この本を読んだ私の読後感です。

BOOK BAR staff| 00:33 | カテゴリー:BOOK STAND

2015年12月27日

武道館

2015年、最後に杏ちゃんが紹介してくれたのは…こちら!

杏セレクト
武道館.jpg

著:朝井リョウ 文藝春秋

『メディアの中の人も外の人も…読んでほしい!』

映画化もされ話題となった「桐島、部活やめるってよ」で
デビューした朝井リョウさんが描くアイドルを主人公にした小説。
物語は、トップアイドルを目指し「武道館」公演を夢みる
女性アイドルグループ「NEXT YOU」。
日々、一歩づつ歩み続ける彼女たちの悩みや苦悩、そして歓び。
そんな彼女たちを取り囲む現代社会の姿もリアルに描き出す。
日本の社会で大きな市民権を持つ「アイドル」。
その裏にはどんな社会の不秩序が隠れているのか?
明るく華やかな「アイドル」を通して改めて個々の価値観が問われる1作。

BOOK BAR staff| 00:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年12月20日

◆今週のスペシャルプレゼント企画!◆

いつもBOOK BARをご愛聴いただきありがとうございます。
リスナーの皆さまへの素敵なプレゼントのお知らせです。

今日の疲れは今日のうちに。いい明日になりますように。
リポビタンフィール50本入り1ケースを毎月10名の方にプレゼントいたします。
ゆったり飲んでお休みチャージしてください。

さらに!「まだ間に合う!大切な人に贈りたいマンガ特集」と題して
今週紹介したマンガ本をそれぞれ1名様にプレゼント!

杏ちゃんが紹介した「黒博物館 ゴースト アンド レディ」上下巻セット
大倉さんが紹介した「昭和元禄落語心中」8巻セット(まだ完結していません)

どちらが希望かをご明記の上、ご応募ください。
締切は、12月26日(土)の「BOOK BAR」放送まで!

プレゼントご希望の方は、番組への感想・意見などを書き添えて
このサイト左上のMESSAGEからご応募お願いします。
なお当選者の発表は発送をもって代えさせていただきます。

BOOK BAR staff| 00:57 | カテゴリー:from スタッフ

2015年12月20日

12.19 OA 星野源 COLDPLAY B'z and more 

1  WEEK END / 星野源 

大好評、現在ヒット中の最新アルバム『YELLOW DANCER』より。


2  MIDNIGHT  / COLDPLAY 

昨年リリースされたアルバム『Ghost Stories 』より。


3  I Feel Love (Every Million Miles) / The Dead Weather 

ホワイト・ストライプスやザ・ラカンターズの中心人物であるジャック・ホワイトの サイド・プロジェクト・バンド。ジャックがドラムスを叩いています。


4  BLOWIN' -ULTRA Treasure Style-/ B’z 

B’z初期のミリオンセラー・ヒット。


5  Don't Worry, Be Happy / 湯川潮音 

オリジナルはボビー・マクファーリンが1988年に放った多重録音によるヒット曲。


6  Only You feat. James Corden / Kylie Minogue 
先月リリースされたカイリーにとって初となるクリスマス・アルバム『Kylie Christmas』より。

BOOK BAR staff| 00:55 | カテゴリー:SONG LIST

2015年12月20日

■一冊入魂■

週替りで本のプロフェッショナルである書店員さんに
今読むべき!読んでほしい!オススメの一冊を紹介して頂きます。

入魂の一冊を紹介してくれるのは三省堂書店・神保町本店の
アルパカ書店員こと内田剛さん。
神保町本店は、本の街・神保町のランドマークとなっている
売場面積約1,000坪の大型書店です。

内田剛さんの入魂の一冊はこちら!
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記憶屋』著:織守きょうや KADOKAWA

1980年イギリス・ロンドン生まれ、現役の弁護士と作家の
二足の草鞋を履く著者、織守きょうやが描き出す
切ない青春ノスタルジックホラー!
「記憶」を消し去る「記憶屋」の噂…。
その記憶屋の正体とは?人間の記憶とは、本当に消し去ていいのか?
泣けると話題の1冊。

BOOK BAR staff| 00:54 | カテゴリー:一冊入魂

2015年12月20日

昭和元禄落語心中

今週は「まだ間に合う! 大切な人に贈りたいマンガ特集」と題して、
クリスマス・シーズン、大切な人に読んでほしい、
気持ちが安らぐハートウォーミングなマンガを紹介します。
大倉さんが持ってきたのはこちら。

大倉眞一郎セレクト
昭和元禄落語心中.jpg

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著:雲田はるこ 講談社

『毎度、馬鹿馬鹿しい泣けるお笑いを一席…』

毎度、マンガ特集の時は楽しみながらも苦悩する大倉さん。
今回も8時間、マンガ喫茶に籠ってセレクト!
そんな苦労の果てに見つけたのが「昭和元禄落語心中」!
明確には描かれていませんがそんなには遠くない昭和の時代を舞台に
「落語」の世界を描いています。
主人公は、満期で出所してきた元チンピラの与太郎。
彼は、慰問で聞いた落語に感動し、出所後すぐに全く弟子をとらないで
有名な「昭和最後の大名人」人気落語家の八代目有楽亭八雲に
直接弟子入れを申し出る。すると、意外にもあっさりと了解してしまう
有楽亭八雲。そこから、笑いあり涙あり、淡い恋あり…
様々な人間模様が描き繋がれていく…現在、8巻まで出ています。

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年12月20日

BOOK STAND 田崎健太さんが登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。
毎回、著名人のお気に入りの一冊を伺っています。

今週はノンフィクション作家の田崎健太さんが登場。
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今週はノンフィクション作家の田崎健太さんが登場。
田崎さんは1968年京都市生まれ。早稲田大学法学部卒業後、小学館に入社。
週刊ポスト編集部などを経て1999年に退社。
その後はノンフィクション作家として『CUBAユーウツな楽園』
『ジーコジャパン11のブラジル流方程式』『楽天が巨人に勝つ日』
『偶然完全 勝新太郎伝』などを執筆されています。

今回は田崎健太さんが最新著書『真説・長州力 1951-2015』執筆にあたって
参考になったという本を3冊選んでもらいました。

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今週は、その3冊目です!


「取材される人間は必ず嘘をつく」

井田真木子さんの「プロレス少女伝説 新しい格闘をめざす彼女たちの青春」です。
井田真木子さんは、十数年前に早くして亡くなられた方なんですが、
この「プロレス少女伝説」というのは、神取忍さんだったり
中国籍の女子プロレスラーとか、女子プロレスラーに密着して
女子プロというものは何か?ということを書いている名作中の名作!
当然僕も昔から読んでいたんですが今回長州力さんの本を書くときに
プロレスをどう描くか参考にしたくて読み直したら、
やっぱり良くできているんですよね。当時、この本を書いた時井田さんは
30代でしょうけど、文章も上手いし神取忍さんにずっとくっついて
本年を言わせる、そのやっかいな神取忍さんとどう向き合うか…
やっぱり凄いなと改めて思いましたね。
僕は井田さんと仕事をしたのは1回だけなんですけど何回か一緒に飲みに
行ったりとかお話を伺って、僕が小学館を辞める時もお手紙をもらったり
したんですけど、彼女がいつも言っていたのは「取材される人間は必ず嘘をつく」
というのが彼女の教えだったんです。
だからいかに嘘をつかせないように自分には真実を話せるようにどうやって
巻き込んでいくか、実はこれが井田さんがめちゃめちゃ上手い手法で
まさにこの「プロレス少女伝説」なんていうのは、神取忍さんだったりとか
女子プロレスラーを井田真木子ワールドに引き込んで舞台に上げて
話を聞いているんです。プロレスっていうのは色々秘密があるので取材するのが
難しい上に女子となるとまたちょっと難しいですよね。
だからそこを井田さんが掘り起こして、そして「神取忍」という女子プロの中の
異物を上手く描いた非常に面白い作品です。
そんな神取忍さんの言葉をこう書いています…

あのね、私、柔道やってたじゃん。
だから、勝負に負けるときっていうのはさ、
最初に、心が折れるってこと知ってたんだよ。

この「心が折れる」ってのはここで使ってるんですよ。
これもやっぱりまさに誠実な井田さんらしい、神取忍という人間をきちっと
その会話を使いながら「心が折れる」…うん、結構ちゃんと書いてるなって
改めて思いましたね。あの僕は、井田さんだけは敵に回したくないなぁって
思うぐらい緻密で綿密な下準備、そして…なんて言うかな、
その自分の土俵に上げるテクニックってものは凄いものがあって、
改めて読むとやっぱりなかなか凄いですよね。

BOOK BAR staff| 00:30 | カテゴリー:BOOK STAND

2015年12月20日

黒博物館 ゴースト アンド レディ

今週は「まだ間に合う! 大切な人に贈りたいマンガ特集」と題して、
クリスマス・シーズン、大切な人に読んでほしい、
気持ちが安らぐハートウォーミングなマンガを紹介します。
杏ちゃんが持ってきたのはこちら。

杏セレクト
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著:藤田和日郎 講談社

『熱い!そして、温かい…。』

マンガ好きの杏ちゃんが選んだのは、贈り物に最適な上下完結!
そして、19世紀のイギリスが舞台のお話ということで、
装丁もとても美しい漫画本「黒博物館 ゴースト アンド レディ」。
タイトルにある「黒博物館」は、犯罪の証拠品や現場写真等を展示した
ロンドン警視庁に実在する資料館でもあります。
物語は、この黒博物館のキュレーターが主人公。
黒いロングドレスを纏った美しい女性。ある日、黒博物館に1人の老人が
訪ねてきてある展示物について語り始めた。
すると老人の背後から伝説のゴーストが現れた…。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年12月13日

12.12 OA Jasmine Thompson 浜田真理子 Ibeyi and more

1  Adore / Jasmine Thompson 

EDMシーンでも注目されているロンドン生まれの15才の美少女シンガーソングライター。こちらはこの秋にリリースされた彼女のデビュー・アルバムのタイトル・トラックです。


2  LOVE SONG / 浜田真理子 

BOOK BARでは度々紹介している島根県松江市在住の孤高のシンガーソングライター。


3  Blue on Blue / Say Lou Lou 

オーストラリアとスウェーデンで育ったミランダ・アンナとエレクトラ・ジューンの美人双子姉妹によるユニット。この名義では2012年から活動を始めている。


4  I'll Be Home / Meghan Trainor 

昨年リリースしたデビューシングル 「All About That Bass」がアメリカ、カナダ、ヨーロッパ各国、オーストラリア、ニュージーランドで1位を記録する大ヒットとなった注目のシンガーソングライター。

5  Little lamb dragonfly / Paul McCartney

1973年にウィングス名義でリリースされたアルバム『Red Rose Speedway』より。


6  Stranger / Lover (Mark Ronson Re-fix) / Ibeyi 
キューバ系フランス人の美人双子姉妹によるユニット。イベイと発音するユニット名はヨルバ語で「双子」を意味する。こちらは今年リリースされたデビュー・アルバムからの曲を超売れっ子プロデューサー/DJのマーク・ロンソンがリミックスしたもの。

BOOK BAR staff| 00:55 | カテゴリー:SONG LIST

2015年12月13日

■一冊入魂■

週替りで本のプロフェッショナルである書店員さんに
今読むべき!読んでほしい!オススメの一冊を紹介して頂きます。

今週、入魂の一冊を紹介してくれるのは下北沢にある本のセレクトショップ、
B&Bの店長・寺島さやかさんです。
お店の名前のB&BはビールのBとBOOKのB。
ブックコーディネーター内沼晋太郎さんと
クリエイティブディレクター嶋浩一郎さんが
「これからの街の本屋」について考え形にした本屋さんです。

寺島さやかさんの入魂の一冊はこちら!
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『みんなのお家カレー』編集:柴田書店

様々な職業の方20名がそれぞれの「お家カレー」を紹介しています。
カレーのレシピにカレーにまつわる話など、まさにカレー尽くしな1冊。
作家の大宮エリーさんやキャイ〜ンの天野ひろゆきさんなど、
様々な方のお家カレーが登場。カレーの種類もまた様々。
使っているスパイスや具の使い方も調理補法も全く違う。
いまでは日本の国民食とまで呼ばれる「カレー」が多くの家庭で
愛され食べ続けられているのかがよく分かる美味しい1冊。

BOOK BAR staff| 00:54 | カテゴリー:一冊入魂

2015年12月13日

虫めづる姫君 堤中納言物語

今週、大倉さんが持ってきたのはこちら。

大倉眞一郎セレクト
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著:作者未詳/蜂飼耳 訳  光文社

『この著者は誰だ!と、思ったら…』

元々は、平安時代後期から鎌倉時代に書かれた
時代も著者も不明な作品を集めた1冊。
その為、原文は古文で書かれ作者不詳。
これを、訳者の蜂飼耳が自由に翻訳したという不思議な物語。
虫が大好きな姫君の話「虫めづる姫君」から始まって
テーマもそれぞれ、大倉さん曰くあえていうなら
貴族の恋愛話を集めた物語。蜂飼耳さんの分かりやすい訳が
本当に面白い。

BOOK BAR staff| 00:36 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年12月13日

BOOK STAND 田崎健太さんが登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。
毎回、著名人のお気に入りの一冊を伺っています。

今週はノンフィクション作家の田崎健太さんが登場。
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今週はノンフィクション作家の田崎健太さんが登場。
田崎さんは1968年京都市生まれ。早稲田大学法学部卒業後、小学館に入社。
週刊ポスト編集部などを経て1999年に退社。
その後はノンフィクション作家として『CUBAユーウツな楽園』
『ジーコジャパン11のブラジル流方程式』『楽天が巨人に勝つ日』
『偶然完全 勝新太郎伝』などを執筆されています。

今回は田崎健太さんが最新著書『真説・長州力 1951-2015』執筆にあたって
参考になったという本を3冊選んでもらいました。
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今週は、その2冊目です!

いい会話を書く秘訣は誠実さにある!

スティーヴン・キングの「書くことについて」。
スティーヴン・キングと言えば、映画化にもなった
「キャリー」から様々な作品でベストセラー作家。
そんな彼が、小説というのはこんな風に書いているんだ、
とという事を赤裸々にあかしている本。
これは、何かを書く人は読んだ方がいいんじゃないかなという
内容の1冊です。「キャリー」で売れるまでは教師をやりながら
生活をして、色々投稿するもなかなか認められなかった。
でも奥さんが第一の読者となって彼を支えいつも的確な意見を
言ってくれていたそうです。スティーヴン・キングはこの本で
そういう人間が凄く大事だと書いています。
あと、書き方に関してもわりと細かく書いています。
例えば、なるべく表現は簡潔にとか、小説を書いてはいるけれど
ノンフィクション作家の僕が読んでも非常に参考になった。
なんといっても、世界で最も売れている作家の1人ですからね。
だから結構勉強になるし参考になります。
中でも印象的だったのは…、

これは小説作法全般に当てはまることだが、
いい会話を書く秘訣は誠実さにある。作中人物の口から出る言葉に
誠実であろうとすれば、あなたは非難の嵐を覚悟しておいたほうがいい。

つまりこれは、言葉が汚い言葉だったりとか
その職業、その人らしい言葉をかっこつけるのではなく「書け!」って
言っているんですよね。
僕がノンフィクションを書くときにある時期から心掛けている事は
例えば、僕が長州力の言葉を書くときに、ほとんどそのまま書いているんです。
それは、長州力さんの言葉を意味を通すのであればもう少し整えなければ
いけないところもあるんですが、長州力さんのイメージを出すんだったら
誠実に書くしかないなと思っていて、ただ実はそこのバランスで意味を
通しながら誠実に書くという所がいつも苦労してるところなんですけど、
特に今回の『真説・長州力 1951-2015』を書くときには、
谷津嘉章さんだったり、坂口征二さんだったり…
まぁ、みんな変な人なんですよ、言葉がね。
それを上手くその人が喋っているように活かすために、まさにこの
スティーヴン・キングが書いた「いい会話を書く秘訣は誠実さにある」。
これは僕、何回も読み直して、というか頭の中に置きながら書きましたね。

BOOK BAR staff| 00:28 | カテゴリー:BOOK STAND

2015年12月13日

胸の小箱

今週、杏ちゃんが持ってきたのはこちら。

杏セレクト
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著:浜田真理子 本の雑誌社

『私達の大好きなあの人!知りたい?知りたくない?』

杏ちゃん、大倉さんともに大好きな歌手、
浜田真理子さんの自伝エッセイ。
島根県・松江に住み自らのレーベルで歌い続ける
浜田真理子さんの歌作りの現場や家族の話。
JAZZピアニストを目指した若き日々、
そして歌い始めたあの頃、名盤「mariko」が生まれたあの日。
杏ちゃん、大倉さんを惹きつけてやまない
浜田真理子がそこにいる…。

浜田真理子 Official Website

BOOK BAR staff| 00:11 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年12月06日

リポビタンフィール50本入りケースをプレゼント!

いつもBOOK BARをご愛聴いただきありがとうございます。
リスナーの皆さまへの素敵なプレゼントのお知らせです。

今日の疲れは今日のうちに。いい明日になりますように。
リポビタンフィール50本入り1ケースを毎月10名の方にプレゼントいたします。
ゆったり飲んでお休みチャージしてください。

プレゼントご希望の方は、番組への感想・意見などを書き添えて
このサイト左上のMESSAGEからご応募お願いします。
なお当選者の発表は発送をもって代えさせていただきます。

BOOK BAR staff| 00:59 | カテゴリー:おしらせ

2015年12月06日

12.5 OA Donald Fagen Demi Lovato STEVIE WONDER and more 

1  SCREAM (ft. Aristophanes) / Grimes 

カナダ出身のベッドルーム・レコーディング・アーティストとして脚光を浴び、わずか数年でメジャーな存在へと成長した女性シンガーソングライター。先月リリースされた最新作『Art Angels』、傑作です。


2 New Frontier / Donald Fagen  

70年代の西海岸サウンドを代表するバンド、スティーリー・ダンの主要メンバー。1982年にリリースされた最初のソロ・アルバム『The Nightfly』は音楽史に残る不朽の名作です。


3  GAME OVER featuring MAYER HAWTHORN / BOBBY COLDWELL & JACK SPLASH ARE COOL UNCLE 

AORを語る上で欠かすことの出来ない最重要アーティスト。最新作はアリシア・キーズやケンドリック・ラマーなどを手掛けた売れっ子プロデューサー、ジャック・スプラッシュとの新プロジェクトによる『Cool Uncle』。これが素晴らしすぎる仕上がり。間違いなく21世紀に入ってからのボビーの最高傑作です。今月のビルボードライブ東京での日本公演が楽しみになりました。


4  Confident / Demi Lovato 

10代の頃からディズニー・チャンネルで活躍した女優兼業のポップ・クイーン。メキシコ人、アイルランド人、イングランド人とイタリア人の血を引いたエキゾチックな顔立ちが魅力的です。こちらはこの秋にリリースされたアルバムのタイトル・トラック。MVは『デスペラード』などで知られるメキシコ系の監督ロバート・ロドリゲスがディレクションしています。

5   FREEDOM / LOVE PSYCHEDELICO  

2007年にリリースされた4枚目のアルバム『GOLDEN GRAPEFRUIT』の冒頭を飾っていたナンバー。アルバム・タイトルは彼らのプライベート・スタジオの名称です。


6   PASSTIME PARADISE / STEVIE WONDER 
1976年にリリースされた2枚組+4曲入りEPの大作『Songs in the Key of Life』からのナンバー。このアルバムは全米チャートを13週連続でNo.1の座を独走。スティーヴィー自身の代表作であるだけでなく、70年代のポップ・ミュージックを代表する作品と評価されています。

BOOK BAR staff| 00:54 | カテゴリー:SONG LIST

2015年12月06日

■一冊入魂■

週替りで本のプロフェッショナルである書店員さんに
今読むべき!読んでほしい!オススメの一冊を紹介して頂きます。

今週、入魂の一冊を紹介してくれるのは、
日本を代表する大型書店、八重洲ブックセンター本店の販売課リーダー、
平井真実さんです。

平井真実さんの入魂の一冊はこちら!

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ぼぎわんが、来る』著:澤村伊智  角川書店

今年の22回日本ホラー小説大賞で選考委員が
満場一致で大賞に決めた注目のホラー小説。
主人公の秀樹が幼いころ、寝たきりの祖父と
留守番中に玄関のチャイムが鳴った。
「ごめんください」と女性の声が聞こえる…
何故かその女性は、祖母の事や亡くなった伯父の名前
そして、病床の祖父の名前も知っていた。
戸惑う秀樹だったが、急に寝たきりだった祖父が大きな声で
「帰れ!」と叫び、そして「あれに対して戸は開けてはいかん」と
その女の正体とは、そして「ぼぎわん」とは、一体何なのか?

BOOK BAR staff| 00:54 | カテゴリー:一冊入魂

2015年12月06日

空海

今週、大倉さんが持ってきたのはこちら。

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著:高村薫 新潮社

『こんな男、ちょっといない!』

平安時代初期の僧、弘法大師、「空海」
実は、史実によってもその人柄や人物像は曖昧。
良く分からない部分も多い、謎多き僧侶。
多くの作家たちも空海をモチーフに様々な作品を発表しています。
この本では、作家、高村薫が自身で空海の足跡を巡り綴った
思索ドキュメント。
空海を、1から紐解くように丁寧に追いかけ描いています。

BOOK BAR staff| 00:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年12月06日

BOOK STAND 田崎健太さんが登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。
毎回、著名人のお気に入りの一冊を伺っています。

今週はノンフィクション作家の田崎健太さんが登場。
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田崎さんは1968年京都市生まれ。早稲田大学法学部卒業後、小学館に入社。
週刊ポスト編集部などを経て1999年に退社。
その後はノンフィクション作家として『CUBAユーウツな楽園』
『ジーコジャパン11のブラジル流方程式』『楽天が巨人に勝つ日』
『偶然完全 勝新太郎伝』などを執筆されています。

今回は田崎健太さんが最新著書『真説・長州力 1951-2015』執筆にあたって
参考になったという本を3冊選んでもらいました。
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今週はその1冊目です!

小説では書かない舞台裏!

吉村昭さんの「戦艦武蔵ノート」です。
吉村昭さんは、小説家なんですがノンフィクション作家以上に
史実を調べて書く人なんですよ。
この本は、吉村昭さんが有名になった「戦艦武蔵」という作品の
裏側を書いた一冊なんです。
徹底的に取材をした細かなところまで書かれています。
僕が今回書いた『真説・長州力 1951-2015』もそうなんですが、
結構舞台裏をみせているんですよね。
どんな風に長州力さんに取材したのかとか、あるいは谷津さんが
酔っぱらってこんな風に現れたとかね…。結構色々出しているんです。
実は、僕にとってそれは初めての手法だったんです。
つまり、ノンフィクションの舞台裏を見せながらやろうかなぁと
思った時に、ふとこの本を思い出した。
戦前、売れない作家だった吉村さんが、あるきっかけで
「戦艦武蔵」を調べるようになって、これがなかなか資料が
見つからないんですね、そこらどんどん人に会っていって、
舟の作り方を学び、専門用語を勉強し、そして、まだ戦争の傷跡が
残っている時代に現地に行き、たくさんの人に会った。
当時、戦艦武蔵は徹底的に隠さなければいけなかった。
もし、見たとか分かると軍から目を付けられるような時代。

中でも印象的だったのは、吉村昭さんが出来たばかりの
戦艦武蔵をたまたま見てしまった漁師さんを探しあてて
会いに行くんですよね、こんな節で書かれています…

漁師の話を聞きながら私はノートに前ページの図のような
絵を描いて漁師に見せた。「その通りだ」と、漁師は言った。
見たんですね?「見た」。漁師は答えたがその時ふいに漁師の顔色が
変わるのに気が付いた。「あなたはどちらの方ですね」漁師は急に
改たまった口調で言うと岩崎係長の名刺と私の名刺を怯えたように見つめた。
私は質問の意味が分からなかったが、小説を書くために東京から戦艦武蔵の
事を調べにきているのだと、再び言った。「警察の人じゃないだろうね」
漁師の口からこぼれた言葉に私は愕然とした。漁師の顔には恐怖の色が
浮かんでいる。「今日の事は誰にも言わないでくれ。わしは何も知らない
何も見たことがない。」

こんな風にまだ戦争の傷跡が残っている節を描いています。
小説「戦艦武蔵」に、ここは全く出てこない。
でも、こんな風に探し当てそのちょっとのディティールの為に
吉村さんは、この漁師さんに会いに行っているんですね、
ノンフィクションだったらこれは書いちゃうんですけど、
小説には、吉村さんは書かない。
僕はその間じゃないないですが、裏側を見せながら
「真説・長州力 1951-2015」を書こうと思った時に、間接的にですが
参考にした部分はあります。

BOOK BAR staff| 00:30 | カテゴリー:BOOK STAND

2015年12月06日

世界の辺境とハードボイルド室町時代

今週、杏ちゃんが持ってきたのはこちら。

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著:高野秀行✕清水克行 集英社インターナショナル

『大倉さんに先越されないか…ハラハラしました!お先!!』

こんなキャッチフレーズと共に持って来てくれたのは、
高野秀行さんと清水克行さんの対談本。
高野秀行さんと言えば、ノンフィクション作家、辺境作家とも
呼ばれています。著書には、以前大倉さんが紹介した
「謎の独立国家ソマリランド」などがありソマリランドには
世界で非常に詳しい人物の1人。そして、清水克行さんは、
明治大学商学部教授、専門は日本中世史。
主に室町時代を研究されています。そんな2人の対談内容は、
日本からの渡航も厳しいソマリランド。私達現代人には謎多き国。
しかし、室町時代に遡って考えてみると日本とソマリランドの
共通点は多く、理解し合えるのではないか…?!
元々は、飲みの席での四方山話を編集者が録音したものを中心に
構成された1冊。ある意味、時空も世界をも超えた究極の四方山話。

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年12月04日

リポビタンフィール50本入りケースをプレゼント!

いつもBOOK BARをご愛聴いただきありがとうございます。
リスナーの皆さまへの素敵なプレゼントのお知らせです。

今日の疲れは今日のうちに。いい明日になりますように。
リポビタンフィール50本入り1ケースを毎月10名の方にプレゼントいたします。
ゆったり飲んでお休みチャージしてください。

プレゼントご希望の方は、番組への感想・意見などを書き添えて
このサイト左上のMESSAGEからご応募お願いします。
なお当選者の発表は発送をもって代えさせていただきます。

BOOK BAR staff| 17:10 | カテゴリー:おしらせ

2015年12月04日

11.28 OA MAMALAID RAG Bomb the Bass 元ちとせ and more

1   The Way You Do (The Things You Do) / SMOKEY ROBINSON & CEE LO GREEN 


2   WE WILL / RUMER 


3  そばにいたい / MAMALAID RAG 


4  Up the Mountain (feat. The Battle of Land and Sea) / Bomb the Bass 

5  死んだ女の子 / 元ちとせ  


6  Walls (With Cat Power) / BECK 

BOOK BAR staff| 17:05 | カテゴリー:SONG LIST


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