2015年11月29日

BOOK STAND 吉澤嘉代子さんが登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。
毎回、著名人のお気に入りの一冊を伺っています。

今週は、シンガーソングライターの吉澤嘉代子さんが登場。
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吉澤さんは1990年生まれ。
16才のときから作詞作曲をはじめ、
2013年にファースト・ミニ・アルバム「魔女図鑑」でデビュー。
最新作は先月リリースされた3枚目のミニ・アルバム「秘密公園」です。
秘密公園.jpg

吉澤さんは子どもの頃から本が大好きで、小学生の時の愛読雑誌は
「ダ・ヴィンチ」だったそうです。

今回は、吉澤嘉代子さん「欲望」をテーマに3冊の本を選んでもらいました。
今週は、その3冊目です!

欲望という感情を知っていた…

姫野カオルコの「ツ、イ、ラ、ク」です。
この小説は、14歳の女の子と若い先生との禁断の恋を描いたお話。
私も丁度14歳の時にこの小説と出会いました。
14歳の私は、大恋愛の経験もなかったのですが
物凄くしっくりきたというかリアリティーがあった。
内容的には過激な表現もありその内容も良く分からないところも
たくさんあったのに、主人公の少女が出会うべくして出会った人が
この先生だったんだなぁっていうのが凄く伝わってきたので
たぶん、しっくりきたんだと思います。
中でも好きなところは、先生の名前が河村先生というんですが、

十四歳をいたわる余裕は河村にはなかった。
認めた快感でめいいっぱいだった。
隠し、誤魔化し、否定し、否定したからにはさらに否定し、
否定し続けていた感情を容赦なく破壊して認める快感で

という箇所が、凄く好きで…
これは、女の子と先生が関係を結んだ後の所。
私が凄く思ったのは、この2人だったからきっと、
どんな年齢でも結ばれてしまったんだろうなぁと、
14歳だったら「欲望」という言葉もきっとずっと前から
知っていたしその感情も湧いていたんじゃないかと思います。
私は、花開いてたと思います…。

BOOK BAR staff| 00:30 | カテゴリー:BOOK STAND


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