2015年10月25日

10.24 OA ユーミン ELO DRAKE and more

1  時をかける少女 / 松任谷由実 

1983年に公開された原田知世主演の角川映画『時をかける少女』の主題歌。作者であるユーミンは同年にリリースしたアルバム『VOYAGER』でセルフカバーしている。


2 無縁坂  / グレープ 

無縁坂は文京区に実在する坂の名前。グレープにとっては6枚目にして最後のシングルで、「鐘楼流し」と並ぶ彼ら最大のヒットを記録。のちに作者であるさだまさしがセルフカバーしています。


3  When I Was A Boy / ELO 

この秋にELOが15年ぶりに出した新曲。ジェフ・リンのルーツや好みが見事に反映された佳曲となっている。まもなくこの曲を含むニューアルバム『Alone In The Universe』がリリースされます。こちらも楽しみ!


4  SOUL LOVE / DAVID BOWIE 

ボウイの代表作のひとつ『ジギー・スターダスト』より。先ごろ、もうツアーには出ないというニュースが飛び込んできましたが、ぜひもう一度来日して欲しいものです。


5  The Troubles / U2

昨年9月にiTunesより無料ダウンロードで大きな話題を呼んだアルバム『Songs of Innocence』より。21世紀の名プロデューサーとして頭角を現し始めたデンジャー・マウスを全面に起用したことも注目を集めました。

6  Hotline Bling / DRAKE

俳優としても活躍するカナダ出身のラッパー。今年のコーチェラ最終日のヘッドライナーを務めていたことからも、間違いなく現在のヒップホップ・シーンにおける最重要人物のひとり。この曲は今年夏にリリースされた最新シングル。現在も全米チャートで2位をキープしている。

BOOK BAR staff| 00:55 | カテゴリー:SONG LIST

2015年10月25日

■一冊入魂■

週替りで本のプロフェッショナルである書店員さんに
今読むべき!読んでほしい!オススメの一冊を紹介して頂きます。

今週、入魂の一冊を紹介してくれるのは下北沢にある本の
セレクトショップ、B&Bの店長・寺島さやかさんです。
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お店の名前のB&BはビールのBとBOOKのB。
ブックコーディネーター内沼晋太郎さんと
クリエイティブディレクター嶋浩一郎さんが
「これからの街の本屋」について考え形にした本屋さんです。

寺島さやかさんの入魂の一冊はこちら!

その道のプロに聞く生きものの持ちかた』著:松橋利光

生き物カメラマンとして様々な生き物と接してきた
松橋利光さんが、それぞれの動物、虫、爬虫類などの
その道のプロに触る側も触られる側も傷付かないで
触り方、触れ合い方を指南してもらった本です。

BOOK BAR staff| 00:54 | カテゴリー:一冊入魂

2015年10月25日

狐狼の血

今週、大倉さんが持ってきたのはこちら。

大倉眞一郎セレクト
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著:柚月裕子 角川書店

『一気に読み終えたら…広島弁になっていた!?』

今週は「秋の夜長に一気読み!」をテーマにそれぞれ1冊
持ち寄りました。大倉さんが持ってきた一気読みな1冊は、
まさに広島弁が飛び交うハードボイルドな物語。
舞台は、昭和63年の広島、新人刑事の日岡が捜査二課の
「暴力団係」に配属されてきた。
そこで、暴力団との癒着を噂される刑事、大上と共に
金融会社社員が失踪した事件の捜査を担当することになったが…。
女流作家、柚月裕子が描き出すハードボイルドな世界は、
ページをめくる手が止まらなくなる?!
まさに、秋の夜長に一気読みな1冊!是非、いかがでしょうか?

BOOK BAR staff| 00:40 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年10月25日

BOOK STAND 中村のんさんが登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。
毎回、著名人のお気に入りの一冊を伺っています。

今週はスタイリストの中村のんさんが登場。
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中村のんさんは、1970年代に日本初のスタイリスト高橋靖子さんの
アシスタントとして、ファッションの世界に入り活躍されてきた方。
最近は、70年代の原宿をテーマとした写真集「 70'HARAJUKU 」という
自ら企画した写真展をまとめた写真集を出されています。
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今回は、中村のんさんにオススメの本を3冊選んでもらいました。
今週は、その1冊目です!

豪華な面々の日常を写した写真集のような1冊!

高橋靖子さんの「時をかけるヤッコさん」です。
高橋さんは、日本でスタイリストの第一号だった方で、
まさに草分け的存在の1人。
私にとっては、17歳の時に出会ったスタイリストになる
きかっけをくれた師匠です。
この本は、タイトルの通りヤッコさん(高橋靖子さん)が
70年代にロンドンに行ったところから始まります。
まさに60年代の終わりから2015年の現在までを、スタイリストとして
駆け抜けた、走り続けたヤッコさんの人生、そしてその中で
出会ってきた豪華な面々との交友録と思い出が綴られています。
名前を羅列すると、デヴィッド・ボウイ、T.Rex、CAROL、矢沢永吉さん、
山本寛斎さん、加藤和彦さん、ジョー山中さん、忌野清志郎さん、
山口小夜子さん、Charさん、布袋寅泰さん、などなど。
もっとたくさんの方々が登場しますが、ざっくり言うとこの方々と
一緒にやってきた仕事やプライベートでの交友について書かれています。
彼女が、デヴィッド・ボウイと出会ったのは1971年。そして、1973年に
行われた初の来日公演で、山本寛斎さんの衣装でスタイリストをやっている。
改めて凄いなと思うのは、それから才能あって活躍するスタイリストが…、
もちろん私もその1人として山ほど世の中に出てきていますが、
世界的なビッグスターのスタイリングをやった人は、ヤッコさん以降
残念ながら日本で出てきていないんです。
そして、この本がおすすめなのは、ここに登場するデヴィッド・ボウイや
イギー・ポップ、矢沢永吉さん、坂本龍一さん、山口小夜子さんを始め
錚々たる人達と日常を一緒にいる写真というのが、「これ、写真集?」って
いうほどたくさん掲載されています。それだけでも相当なお宝だと、
改めてまとめてみて、凄いなぁ〜って思っています。

BOOK BAR staff| 00:29 | カテゴリー:BOOK STAND

2015年10月25日

今週、杏ちゃんが持ってきたのはこちら。

杏セレクト
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著:森鴎外 新潮社

『誰でも!いつでも!一気読み!』

今週は「秋の夜長に一気読み!」をテーマにそれぞれ1冊
持ち寄りました。杏ちゃんが持ってきた一気読みな1冊は、
明治の文豪、森鴎外の名作「」。
森鴎外といえば、漢字も多くて難しく、しかも分厚い…なんて、
イメージがありますが、こちらは、1911年に文芸雑誌『スバル』で
連載されていた中編小説なので、物理的にも一気読みできる分量。
杏ちゃんが持ってきた新潮文庫の「雁」は、いわゆる旧仮名遣いや
旧漢字などなく、読みやすくなっているそうです。
物語の舞台は、明治10年代の東京、無縁坂。
そこには、ある事情を抱えて暮らす女性、お玉がいた。
彼女の楽しみは、家の窓から往来する学生たちの姿。
そこで見かける学生に次第に思いを募らせていくのだが…。
是非、秋の夜長に一気読み、してみて下さい。

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年10月18日

10.17 OA Janet Jackson 中納良恵 ビートたけし and more

1  Night / Janet Jackson 

8年ぶりとなるオリジナルアルバム『Unbreakable』より。ジャネットの出世作から黄金期までを支えてきた名匠チームのジャム&ルイスがプロデュースを手がけただけに、ブランクを感じさせない見事な仕上がりとなっています。


2 ぬれない雨  / 中納良恵 

今年1月にリリースされた久しぶりのソロアルバム『窓景』より。様々なタイプの楽曲を含むアルバムのなかで、この曲のメロディラインやアレンジは荒井由実時代のユーミンを彷彿とさせる。


3  If I Had a Boat / Karen Elson 

カレンはイタリアのヴォーグ誌の表紙を飾ったこともあるトップモデル。サンローラン、ルイ・ヴィトン、バーバリーなど数々の一流ブランドのキャンペーンもこなしていますが、駆け出し時代には東京で暮らしていたこともあるらしい。5年ほど前に当時の夫であったジャック・ホワイトのサポートで歌手デビューしています。


4  浅草キッド / ビートたけし

♪おまえと会った仲見世の煮込みしかないくじら屋で〜の歌い出しから痺れてしまう知る人ぞ知る名曲。たけしの作詞作曲により、自身の浅草での修行時代が歌われています。


5  上を向いて歩こう / 坂本九

日本のポップ史上に燦然と輝く名曲。作詞・永六輔、作曲・中村八大、歌・坂本九の六八九トリオにより、1961年にリリースされ3ヶ月にわたりトップセールスが続く大ヒットとなった。海外では「SUKIYAKI」の名称で親しまれ、アメリカでは1963年6月に3週にわたって全米1位を記録しています。


6  SUN GODDESS / RAMSEY LEWIS

ラムゼイ・ルイスは1960年代に大活躍したジャズ・ピアニスト。この曲は1974年にリリースされたアルバムのタイトル・トラックで、かつて彼のバンドのドラマーとしてプレイ経験のあるE,W&Fのリーダーのモーリス・ホワイトが大きく貢献している。

BOOK BAR staff| 00:56 | カテゴリー:SONG LIST

2015年10月18日

■一冊入魂■

週替りで本のプロフェッショナルである書店員さんに
今読むべき!読んでほしい!オススメの一冊を紹介して頂きます。

今週、入魂の一冊を紹介してくれるのは、
日本を代表する大型書店、八重洲ブックセンター本店の
販売課リーダー、平井真実さんです。

平井真実さんの入魂の一冊はこちら!

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14歳の水平線』著:椰月美智子 双葉社

帯に「思春期のきらめきとほろ苦さ、そして家族の温もりが
全編に溢れる感動長編! 」と書いてありますが、
手に取った当初は「思春期のきらめき」なんて、
今感動できるって戸惑いましたが、読み終わった後は、
あまりの感動にピュアな自身と出会える。
妻と離婚して14歳の息子と暮らす父は、息子との心の距離を
埋めるため、夏休みに故郷の島へと向かう。
その島で出会ったのは、少年時代の自分自身?!
そして、息子もまた島で成長していく…。

BOOK BAR staff| 00:54 | カテゴリー:一冊入魂

2015年10月18日

日々の光

今週、大倉さんが持ってきたのはこちら。

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著:ジェイ・ルービン 訳:柴田元幸/平塚隼介 新潮社

『怒りと許しと祈りの小説』

村上春樹の小説の最重要翻訳者でもある
ジェイ・ルービンが書いた長編小説。
日本人がアメリカへ移民として多く渡っていた1939年から
1963年の時代を上手く入れ替えながらも描いている。
教会牧師が日本からやってきた女性に一目惚れをし結婚する
所から始まる。そこから戦争の影が濃くなり世の中の流れも
変化していく…。戦時下の中、人々は、どのような光を
見出していくのか。

BOOK BAR staff| 00:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年10月18日

BOOK STAND 立川談慶さんが登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。
毎回、著名人のお気に入りの一冊を伺っています。

今週は、落語家の立川談慶さんが登場!
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立川談慶さんは、会社員生活を経て会社員と吉本所属の芸人の二足のわらじ、
そして次に落語の世界へ進むというユニークな経歴の持ち主。
お名前にも一文字付いていますが、なんと慶応卒では初めての落語家だそうです。

そして、立川談慶さんの最新著書
いつも同じお題なのに、なぜ落語家の話は面白いのか」発売中
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今回は談慶さんに「人生の節目で読んできた本」を3冊選んでもらいました。

今週はその3冊目です!


リアルな言葉だからこそ救われた!

水道橋博士の「藝人春秋」です。
自分の本選びは、常に人生にどのようにリンクしてくるか
という目線で選んだ本だなぁ〜と、思います。
まさにこの「藝人春秋」は、芸人の生様が羅列してある1冊。
ドキュメンタリーなんです!
先日紹介した「宮本武蔵」も凄い本なんですが、
あれはフィクションの世界だからこそ距離がとりやすい所もあった。
こちらはドキュメンタリーだから逆にズカズカというか、
刺々しくというか、痛いんです。リアルなんです!
だから荒療治してくれる本なんです。
「宮本武蔵」が自身を優しく宥めてくれる本ならば、
「藝人春秋」は、超過激療法のマッサージ師みたいな感じで
「おまえ痛いだろうが、ここやんなきゃいけないんだよ!」って
言ってくれる。特に石倉三郎さんのページは、自分が真打になっても
地方局の催しで、落語をやっている脇で素人のカラオケ大会が
行われているという過酷な現場があって、なんだよ!って思った。
まだ若手の通過儀礼としてそういった現場を経験するのは、
まだ理解できるが…ただ真打になってまでなんで俺このレベルなのかと
思うと、正直心が折れそうな時にこの本に接して石倉三郎さんの言葉に
救われた。

「俺も落ちるところまで落ちたなぁ」と思ったけどね。

でもそう思った瞬間

「俺もお笑いのプロになったな」って確信できたの。

やっと芸人って仕事に腰かけじゃなくて、
泥までつかったなぁって思えたんだよ、これ分かるだろ

…って、もちろんこれは本の中で橋博士さんに語りかけているんだけど
なんか自分にくるんですよ。「おまえ何やってるんだよ!」って。
全てにおいてリアルなんですよ。
だから、お前は芸人だってことをリアルに生きろということを
いい意味で軌道修正してくれるというか、自分の人生を救ってくれた
本だったと思いますね。

BOOK BAR staff| 00:34 | カテゴリー:BOOK STAND

2015年10月18日

おさん

今週、杏ちゃんが持ってきたのはこちら。

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著:山本周五郎 新潮社

『読んだ後、いいため息が付けます』

杏ちゃんが先日紹介した岸田今日子さんのエッセイの中にも
登場していた1冊。
山本周五郎が昭和17年から37年までに発表した10編の短編を
集めた短編集。
2008年に映像化された「その木戸を通って」も収録。
時代小説でありながらもどこか現代にも通ずるような
様々なラブストーリーが綴られている。
杏ちゃんいわく「寒くない雨が降った後の爽やかな感じ」
誰もが思うハッピーエンドが詰まっているのではないけれど、
読後感が、ものすごく爽やか…。
まさに「いいため息」が付ける、短編が詰まっている1冊。

BOOK BAR staff| 00:15 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年10月11日

10.10 OA 三宅純 PINK FLOYD ONE OK ROCK and more

1  まほろばの国 / 三宅純 

映画監督のヴィム・ヴェンダースやコンテンポラリーダンスのピナ・バウシュなど、世界的なクリエイターと交流するパリ在住の音楽家。このたび「まほろばの国」を含む代表作『星ノ玉ノ緒 ENTROPATHY』がオノセイゲン監修のもとリマスタリングされ22年ぶりに再発となりました。


2 BREATH  / PINK FLOYD 

フロイドの代表作『狂気』からのメロウなナンバー。邦題は「生命の息吹」。先月、ロンドンで開催されたデヴィッド・ギルモアの公演ではソロ新作と共に多数のピンク・フロイド楽曲が演奏され話題となっていました。この曲もアンコールで歌われています。


3  Can't Feel My Face / The Weeknd 

マイケルのフォロワーを自認するカナダ出身のR&Bアーティスト。現在、この曲を含むセカンド・アルバム『Beauty Behind the Madness』がヒット中です。


4  The Way Back -Japanese Ver.- / ONE OK ROCK

先月、WARNER BROS. RECORDSからリリースされた北米でのファースト・アルバム『35xxxv Deluxe Edition』に収録されている新曲の日本語バージョン。幕張メッセで開催されたツアーファイナルで一足早く披露されていました。


5  QUIEN ENGANA NO GANA / OJOS DE BRUJO

スペイン、バルセロナ出身の8人編成バンド。バンド名は「魔法使いの目」という意味。ヒップホップとフラメンコの融合を特徴とするスタイルで人気を集めている。


6   The Captain Of Her Heart / Bing Ji Ling

NYを拠点に活動するシンガー・ソングライターでありマルチ・プレイヤー。2014年にリリースされたカバー集『Sunshine For Your Mind』より。オリジナルはスイス出身の男性デュオ、Doubleが1985年に放ったワンヒット・ワンダーです。

BOOK BAR staff| 00:54 | カテゴリー:SONG LIST

2015年10月11日

■一冊入魂■

週替りで本のプロフェッショナルである書店員さんに
今読むべき!読んでほしい!オススメの一冊を紹介して頂きます。

今週、入魂の一冊を紹介してくれるのは文京区千駄木にある
往来堂書店の店長、笈入建志さんです。
往来堂さんは、いわゆる街の商店街にあるような小さな書店ですが
セレクトにたいへん力の入っている本屋さんとして知られています。
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笈入建志さんの入魂の一冊はこちら!
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村田エフェンディ滞土録』著:梨木香歩 角川書店

1899年、日本からトルコに考古学の勉強の為留学した
村田青年の物語。物語の前半は、同じように研究という目的で
集まってきたドイツ人やギリシャ人、そして地元トルコの人々と
だんだんと心が通じ合っていく様子が瑞々しく描かれているが、
時代も進み世界の情勢が変化していく中で、引き裂かれた
若者達はどのように思い、考えて答えを出していくのか…。
個人と国の関係、そもそも「国」とな何なのか?
非常に読み応えのある名作です。

BOOK BAR staff| 00:54 | カテゴリー:一冊入魂

2015年10月11日

国境のない生き方 −私をつくった本と旅−

今週、大倉さんが持ってきたのはこちら。

大倉眞一郎セレクト
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著:ヤマザキマリ 小学館

『一時間半で読める本に100回以上驚いたり頷いたり。』

漫画『テルマエ・ロマエ』著者、ヤマザキマリの半生が
綴られた自叙伝。14歳で欧州を一人旅。17歳でイタリア留学。
キューバ、ブラジル、ヴェトナム、シカゴ、沖縄、
地獄谷のサルの温泉など、様々な人との出会いから
まさに国境のない生き方を学んだ。そんな彼女の人生論が満載。

BOOK BAR staff| 00:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年10月11日

BOOK STAND 立川談慶さんが登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。
毎回、著名人のお気に入りの一冊を伺っています。

今週は、落語家の立川談慶さんが登場!
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立川談慶さんは、会社員生活を経て会社員と吉本所属の芸人の二足のわらじ、
そして次に落語の世界へ進むというユニークな経歴の持ち主。
お名前にも一文字付いていますが、なんと慶応卒では初めての落語家だそうです。
そして、立川談慶さんの最新著書
いつも同じお題なのに、なぜ落語家の話は面白いのか」発売中
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今回は談慶さんに「人生の節目で読んできた本」を3冊選んでもらいました。

今週はその2冊目です!


まるで常備薬のような1冊!

吉川英治の「宮本武蔵」です。
SMAPの名曲「らいおんハート」のような
らいおんハートの持ち主のような尊敬する先輩がおりまして
その先輩に「愛読書は何ですか?」と聞いたら、
「宮本武蔵だ!」と一言ズバって言って、
じゃ、俺もその本を読めばらいおんハートを持てるのかなって
憧れを持って読み始めた本です。
今考えるとそんなに遅くはないが、25年前は25歳で入門するのは
かなり遅かったので「大丈夫かなぁ…」と、不安が先だっていた。
弟子入りが叶って古本屋に行ったら、8冊で1000円で購入した。
それを読み進めていくに従い当時は25歳と若かったので、
リアルに宮本武蔵と自身を重ね合わせて読むことによって、
宮本武蔵が抱いた「辛さ」「悩み」みたいなものも自分のものとして
感じ取れる距離感になり、また自分の悩みも武蔵ならどう解決するだろか?と、
考えるようになり武蔵になりきり悩みや淀んだ部分を剣豪のように
ズバッズバッと、斬っていくんじゃないかなって。
そんな高揚感で読んでいた。
この物語は、宮本武蔵が成長していくお話。なので武蔵が成長する事で
自分も悩みをクリアして成長していくのではないかという距離感。
そんな風に読み始めて今年で50歳になりました。
この本は、常備薬というか悩みがあったり辛いなぁっていう時に、
また読み始めていくうちに熱中しちゃっていつの間にか悩みや辛さが消えている。
中でも好きなシーンは、ひとつ戦いを終えて武蔵が富士山に接した時に、

「あれになろう、これになろうと焦るより、富士のように、黙って、
自分を動かないものに作り上げろ。世間に媚びずに世間から仰がれるようになれば、
自然と自分の値うちは世の人がきめてくれる。」

自分もこの言葉を引用して絵手紙とかに書いている。
落語家をマネージャーもなく事務所にもはいっていないし
1人でやていると悩み事だらけの時に、この言葉に接して
「あぁそうだ、俺の原点はここだ!」って、そうだ媚ている場合じゃない。
とにかくもっともっと自分が大きな落語家になればいいんだ。
同じような事を師匠の立川談志にも言われた「おまえが凌駕しちまえ」って
いつも言われた、辛い目にあったらお前が最高の存在になっちまえばいいんだと。
俺に対して怒りを感じるんだったら俺を乗り越えろって言っていたんですね。
それと全く同じ。いつもダメになりそうな時は、この武蔵の言葉にすがっています。

BOOK BAR staff| 00:35 | カテゴリー:BOOK STAND

2015年10月11日

殺人者はそこにいる―逃げ切れない狂気、非情の13事件―

今週、杏ちゃんが持ってきたのはこちら。

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『無情、無残、無慈悲』

著:新潮45編集部  新潮社

「新潮45」誌上で反響を呼んだ13の事件。
凄惨な事件の裏にある不条理な真実。
バラバラ殺人、未解決事件、家族の惨劇
実録ノンフィクション。
今もなお記憶に残る凶悪な殺人事件。
何故、事件が起きたのか?
被害者家族や凶悪犯は、事件の後何を語るのか?

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年10月04日

■一冊入魂■

週替りで本のプロフェッショナルである書店員さんに
今読むべき!読んでほしい!オススメの一冊を紹介して頂きます。

今週、入魂の一冊を紹介してくれるのは三省堂書店・神保町本店
アルパカ書店員こと内田剛さん。
神保町本店は、本の街・神保町のランドマークとなっている
売場面積約1,000坪の大型書店です。
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内田剛さんの入魂の一冊はこちら!
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金魚姫』著:荻原浩 角川書店

仕事も恋も上手くいかない主人公が
夏祭りの金魚すくいですくった「金魚」が、
ある日、美しい女性に変身するというファンタジー。
笑った後に気持ちよく泣ける…
装丁や紙の質感にまでこだわった1冊。
是非、単行本で手にして欲しいとのこと。

BOOK BAR staff| 00:54 | カテゴリー:一冊入魂

2015年10月04日

王とサーカス

今週、大倉さんが持ってきたのはこちら。

大倉眞一郎セレクト
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著:米澤穂信 東京創元社

『この小説は、私が書くべきだった…。』

杏ちゃんをハラハラさせたこんなキャッチフレーズと共に
紹介されたのは、今年の本屋大賞の時にも大倉さんが紹介した
「満願」の著者、米澤穂信さんの最新刊!
ミステリー小説であり、社会小説、あるいはジャーナリズムとは何か?
という所まで、問い詰めてくるそんな1冊。
主人公は、太刀洗万智という女性ジャーナリスト。
2001年に仕事で訪れたネパールである大きな事件が起きる。
その事件とは、実際にも2001年のネパールで起きた王宮での殺人事件
後に「ネパール王族殺害事件」と呼ばれる。
この事件の取材を始めた太刀洗万智。
彼女が、最後に辿り着いた事件の真相とは…。

大倉さんも1枚パチリ!
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BOOK BAR staff| 00:42 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年10月04日

BOOK STAND 立川談慶さんが登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。
毎回、著名人のお気に入りの一冊を伺っています。

今週からは落語家の立川談慶さんが登場!
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立川談慶さんは、会社員生活を経て会社員と吉本所属の芸人の二足のわらじ、
そして次に落語の世界へ進むというユニークな経歴の持ち主。
お名前にも一文字付いていますが、なんと慶応卒では初めての落語家だそうです。

そして、立川談慶さんの最新著書
いつも同じお題なのに、なぜ落語家の話は面白いのか」発売中
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今回は談慶さんに「人生の節目で読んできた本」を3冊選んでもらいました。

今週はその1冊目です!

若き日の立川談志を味わえる「立川流」のバイブル!

立川談志の「現代落語論」です。
この本は今から50年前にうちの師匠が29歳で執筆した
落語界初の本と言っても過言ではない1冊。
これを高校生の時に古本屋で買ったんです。
ここに書いてあります180円と…(笑)
今でも「三一書房」で売れている本なんですが、
とにかく29歳で本を出版した談志師匠の才覚もさることながら
まず、予言性ですね。落語の未来を見切っていた!
天才というのは、そこまで把握していたのかと…
戦慄を覚えるんですが、落語が能の道を辿ることは確かであると
いうことと、落語に対する当時の歴史的定義。
落語は人間の業の肯定である。
要するに「業」というのは、人間の弱い部分、ダメな部分、
認めたくない部分、そういったものを落語はすべて包括して認めている。
だから落語は江戸時代から続いている。
というこの定義にひれ伏したのが高校の時。こんな本を書く人は
どんな人なのかなぁと思って大学時代に談志師匠の落語に触れて
「あっ、この人は本物だ!最高のパフォーマーだ!アーティストだ!」
みたいな憧れを持って弟子入りして…えらい目にあったって言う事です。
まぁでも、この本のおかげで自分が落語に目覚めたというか、
落語の面白さや素晴らしさ、そして昭和40年当時の将来性までも
見切っていたと言いましたが、そのおかげでこの本が出版されてから
18年後に「立川流」という団体を作って、落語協会という大きい団体から
飛び出したというこの宣言書みたいな、決意表明みたいな部分も感じ取れる。
若き日の立川談志を味わうのみならず、今の落語界にも通用するような
現代の落語の意義みたいなものが、明確に記されている。
なので落語家になる人ならテキストとして味わってかみしめて読んでほしい。
落語家にならない人でも落語のなんたるかみたいなエキスを満喫できる本です。
いまだに通用する歴史的な定義書です。まさに立川流のバイブルです!

BOOK BAR staff| 00:32 | カテゴリー:BOOK STAND

2015年10月04日

妄想の森

今週、杏ちゃんが持ってきたのはこちら。

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著:岸田今日子  文藝春秋

『彼女の世界の森をとことこと…歩く。そんな本です!』

平成10年、日本 エッセイスト・クラブ賞を受賞した
今は亡き大女優、岸田今日子のエッセイ集。
雑誌「一枚の繪」に89年から96年にかけて連載されていたものを
まとめたもの。岸田今日子が放つ妖艶で不思議な空気感を
纏いながらも自由に繊細に綴られている。
それはまるで物語の中にいるような語り口…。
冒頭から彼女の妄想の森へと誘われていきます。

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今週の1枚は、まるで「妄想の森」に誘われているのか?
と、思ってしまう心地良さそうに眠る杏ちゃんの愛犬と「妄想の森」。

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO


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