2015年08月23日

BOOK STAND のぶみさんが登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。
毎回、著名人のお気に入りの一冊を伺っています。

今週は絵本作家ののぶみさんが登場。0822_nobumi.jpg

のぶみさんはこれまでに『ぼく仮面ライダーになる!』シリーズや、
『しんかんくん』シリーズなど160冊以上の絵本を書かれた方です。
最新作は、「ママがおばけになっちゃった!」です。
ママがおばけになっちゃった!.jpg

今回はのぶみさんの人生、キャリアに大きな影響を与えた本を
3冊選んでもらいました。今週はその1冊目です!

普通の事が面白い。全ては見せ方!

さくらももこ さんの「ちびまる子ちゃん」14巻です。
16年前のデビュー当時、さくらももこさんに大変お世話になった。
そして、この14巻を描いているさくらさんを見たことがある。
当時お願いをして「ちびまる子ちゃん」を描いているところを見せてもらった。
見てみたら、一コマ目から全く考えて描いるようには見えなかった。
でも最後まで読んでみたらとっても面白かったんです。
ももこさんって、そのままでいるだけで面白い人なんだと…。
普通にお話している時でも、「のぶみ君、ちょっと待って!」って、
空を3秒見るんですよ、「1、2、3」ぐらいの感じで「よしっ!」って言って
エッセイを書き始めるんです、そんなことって出来るのかなぁって。
自分も何冊か描いた後々になって思ったのは、やはり描こうとすると
「売れたいなぁ〜」とか、あざとさが出てしまう。
だから、自然に直観で閃いたものを描いた方が上手くいくような気がする。
それからアトリエには「しようとしないこと」って貼っています。
ももこさんのエッセイ集を読んでいると彼女の周りってなんて面白い事ばかり
起こるんだろうと思っていたけど、一緒に旅行に行った時にすごく普通だった。
その旅を書いたエッセイを読んだら物凄く面白かった…。
そこから、「あぁ、この人は普通の事を面白く見せようとしているんだな」と。
ももこさんに一度だけ教えてもらったことがあって、「のぶみ君、見せ方なんだよ」と。
私が描く「ちびまる子ちゃん」は、全部普通の話なんだよ。見せ方をどうするかで、
みんなが面白かったり「私もこういうことあった!」って思うんだよって。
だから全部普通の方がいいんだよって。自然がすごく光るんだなと思いました。

BOOK BAR staff| 00:30 | カテゴリー:BOOK INFO


バックナンバー

カテゴリー