2015年07月19日

BOOK STAND ミムラさんが登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。
毎回、著名人のお気に入りの一冊を伺っています。

今週は、女優のミムラさんが登場。
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ミムラさんは、ひと月で多いときには200冊を読む「本の虫」だそうですが、
今月4日に初のエッセイ集「文集」を発表しています。
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こちらは、これまでしたためてきた書評・エッセイに、
12年間にわたる出演作について自身の想いを綴った書き下ろし文章を
加えたもので、カバーから表紙デザインまで、
愛読書ならではの熱意と視点で作り上げた一冊となっています。

そして今回BOOKSTANDでは、女性キャラクターが魅力的なマンガを
3週にわたって紹介してくれます。

今週はその2冊目です!


この世界観は漫画だからこそ輝いている!

宮崎夏次系さんの「僕は問題ありません」です。
僕は問題ありません.jpg

この本との出会いは、ドラマの現場で一緒だった星野源さんです。
以前、星野さんの公式サイトで私も大好きな漫画家「エイス」の伊図透さんとの
コラボイラストを掲載されていたのを見て「あれ、お好きなのかな…?」と思って
話しかけたら最近はまっている漫画としてこの本を紹介してくれました。
この本に登場する女の子を女優さんとして見た時、すごい名女優!って感じがする
気取ったところがないというか、すごく計算されて作られているなぁという
凄さも感じるのに、登場人物たちがそれぞれ坦々と自分たちの世界を生きている。
同じ短編の中にいても別の世界に生きている人もいるし、そういう所の区分けと
放置している状態が凄いなぁ…と、これどうやったらできるんだろう?って
想像がつかないんです。そこの辺りのちょっとミステリアスな部分が残った
女の子たちが可愛い。いくつか作品を読んでいるとこちらも読み慣れてくると
なにか作意を感じ取ってしまうのは仕方がないことだとは思いますが、
それすらもぐわっと超えてきて、何かカタルシスがやってくるんです。
漫画を読む醍醐味みたいなものを感じさせてくれる作家さん。
私自身も映像制作に携わっていますが、逆にそういう立場にいると
映像化が不可能に感じる漫画が大好きで、この世界観は漫画だからこそ
ここまで輝いているもので、映像になったらどうなるか分からない。
そんな予測不可能なところがあるので…もう本当に漫画として完成しきっている。
僭越ながら、読む側だけに徹っしさせてくれる、本当にプロフェッショナルだなぁと。
まだ二十代の作家さん、もっとこなれた方があえてやっている事のように
感じる所が凄くてこの人はこれからどいういう漫画家になるのだろうと思うと
本当に星野源さんに感謝、感謝の1冊です。

BOOK BAR staff| 00:30 | カテゴリー:BOOK STAND


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