2015年05月31日

5.30 OA 椎名林檎 ピチカート・ファイヴ 西野カナ and more

1 40 / U2 

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今月14日よりワールド・ツアーをスタートさせたU2。前回の360°ツアーはスタジアム・サイズでのセンターステージという型破りでお金のかかるセットだったこともあり、日本はパスされてしまいましが、今回はアリーナ・サイズということで久々の来日公演が期待されています。この曲は1983年のアルバム『WAR(闘)』のラストを飾っていたナンバー。ライブでは演奏後に会場で流されることが多く、別名「HOW LONG」として知られています。


2  にちよう待ち / kotringo 

2013年よりキリンジのメンバーとなった女性シンガーソングライター。ソロでの活動も続けており、GWは大宮エリーさんとユニットを組んだりもしていました。この曲は2007年のデビュー作『songs in the birdcage』より。


3   Dreadlock Holiday / 10cc 

1978年のアルバム『Bloody Tourists』の冒頭を飾っていたレゲエ・ナンバー。カリブ海の休日を題材として内容のせいか、邦題は「トロピカル・ラブ」と付けられました。発想が安直でダサ過ぎて、思わず笑ってしまうネーミングですね。


4 闇に降る雨 / 椎名林檎 

自身最大のセールスを記録した2000年発表のセカンド・アルバム『勝訴ストリップ』より。発売当時は自分の中の演歌的要素を集めた曲と説明していましたが、まさかその後に演歌の女王・石川さゆりに曲を提供したり、競演したりするとは想像つかなかったでしょうね。


5   Magic Carpet Ride / ピチカートファイブ

小西康陽✕野宮真貴という稀有な才能と美意識がぶつかりあった90年代の幸せなポップス。彼らの遺伝子を受け継ぐフォロワーが世界中にいるのが嬉しく頼もしい。


6 LUCKY / 西野カナ 

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最新ジングル「もしも運命の人がいるのなら」のカップリング・ナンバー。結婚生活を夢見る女子のファンシーで甘い歌詞の内容と、大人っぽいR&Bテイストのサウンドのミスマッチが最高に面白い。

BOOK BAR staff| 00:55 | カテゴリー:SONG LIST

2015年05月31日

■一冊入魂■

週替りで本のプロフェッショナルである書店員さんに
今読むべき!読んでほしい!オススメの一冊を紹介して頂きます。

今週、入魂の一冊を紹介してくれるのは、
日本を代表する大型書店、八重洲ブックセンター本店の販売課リーダー、
平井真実さんです。
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平井さんが選んだ入魂の一冊はこちら!
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男役」著:中山可穂  角川書店

タイトルが示すように宝塚のトップスター男役のお話。
新人公演で主演の男役に抜擢された研究生のひかるは、
月組トップスターの如月すみれの背中を追いかけ毎日練習に
明け暮れています。そんな2人の男役の前に現れた
宝塚の守護神ファントムとの関係とは…?!

BOOK BAR staff| 00:54 | カテゴリー:一冊入魂

2015年05月31日

かわいい結婚

今週、大倉さんが持ってきたのはこちらの一冊!

大倉眞一郎セレクト

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著:山内マリコ 講談社

『10ページ目まで苦痛で11ページ目からは笑顔で読みました!』

先週まで「BOOK STAND」にも登場してくれていた
山内マリコさんの最新著書。
ピンクの可愛らしいブックデザインが印象的な1冊。
最初は敬遠していた大倉さんも11ページ目からは…笑顔が止まらない!?
タイトルの「かわいい結婚」「悪夢じゃなかった?」
そして「お嬢さんたち気をつけて」の3篇を収録。
結婚の本質をユニークな目線から鋭く綴った山内マリコ節!

BOOK BAR staff| 00:42 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年05月31日

BOOK STAND 西牟田靖さんが登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。
毎回、著名人のお気に入りの一冊を伺っています。

今週からは3週にわたってノンフィクション作家の西牟田靖さんが登場。
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西牟田さんは会社員を経て95年よりライターとしての活動をスタート。
これまでに『世界殴られ紀行―トラブルだらけのコテンパン旅日記!』、
『ニッポンの穴紀行 近代史を彩る光と影』などを執筆。
本の雑誌社から出ている最新刊、『本で床は抜けるのか』が話題となっています。

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こちらはWEBマガジンで連載時に驚異的なアクセス数を獲得、
読書家の間で大きな話題を呼んだ連載を単行本にまとめたものです。

今回「BOOK STAND」では、西牟田さんが常に刺激を受けているという
知人・友人の書かれた本を3週にわたって紹介してくれます。

今週はその1冊目です!

現代社会は明るすぎる。闇の魅力

中野純さんの『「闇学」入門』です。
中野さんとは、僕が書いた『本で床は抜けるのか』の取材で、
彼が経営する少女漫画ばかりを収めた「少女まんが館」という
図書館を訪れたことがきっかけで知り合いました。
「少女まんが館」は、東京都といえど都心からは少し遠く
あきる野市にある秋川渓谷の近くでした。
取材が終わった時にはもう辺りが暗くなっていて夜道も少し怖かった。
でも、歩いていると逆に自然に包み込まれエゴが溶けていくような
不思議な感覚があった。中野さんはそんな「闇」の専門家でもあります。
というのも彼は、1994年に高尾山で終電を逃してしまって手持ち無沙汰に陥り、
ふらっと山の中へと入ってしまう。そこで自然に包まれる不思議な感覚を始め
闇の魅力を感じそれから20年間、夜の山をハイキングしてまわったり
闇を求めて国内外様々なところを歩いて回り、そういうことだけではなく
日本人は「闇」とどのように関わってきたのか?いつから現代は、
こんなにも明るくなったのか?その転機はいつだったのか?などなど、様々な
文献を読み、研究している。この本は、そんな「闇」の歩き方から
「闇」の歴史を分かりやすく紹介した一冊です。
これを読むと現代日本人がいかに「闇」から遠ざかっているのかがすごくわかる。
それこそ高度成長より前の時期は、月の光や蛍の光、虫の音を楽しむ文化があった。
江戸時代から、富士山のご来光を見るため夜中に登る登山の仕方があった。
中野さんと出会って「闇」というものに興味を持ってきました。

BOOK BAR staff| 00:30 | カテゴリー:BOOK STAND

2015年05月31日

健康半分

今週、杏ちゃんが持ってきてくれたのは、こちら!

杏セレクト

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著:赤瀬川原平 デコライブラリー

『ゆったり、まったり、健康だったり、不健康だったり…。』

芥川賞作家、赤瀬川原平さんの医療系フリーマガジンで
連載されていたエッセイをまとめた一冊。
年齢を重ね病気も経験し、老いの上で変化していく体と向き合う。
帯には「健康は半分くらいでちょうどいい。病気になって、
はじめて見えるものがたくさんある」と書かれている通り、
病ともうまく付き合っている日常が笑いあり感動ありな言葉で

BOOK BAR staff| 00:11 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年05月24日

5.23 OA Blur She & Him Krewella and more

1 とある始まりの情景〜Bookstore on the hill〜 / flumpool 

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今月13日にリリースされたコンセプト・ディスク『FOUR ROOMS』からの新曲。

2 NEVER LET ME GO / JUDY BRIDGEWATER 

著者カズオ・イシグロが「わたしを離さないで」のなかで創作した架空のアルバム『Songs after Dark』に収録されているナンバー。映画化の際にサントラを担当したレイチェル・ポートマンがサウンド・プロデュースを行い、NY出身のジャズシンガー、ジェーン・モンハイトの歌声でリアルに存在する曲となった。

3   Lonesome Street / Blur 

実に英国らしいUKバンド。12年ぶりの新作アルバム『ザ・マジック・ウィップ』からの新曲です。

4 Never Wanted Your Love / SHE & HIM 

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SHE & HIMは『(500)日のサマー』で注目を浴びた女優のズーイー・デシャネルとノラ・ジョーンズの作品への参加などで知られるシンガーソングライターのM・ウォードによるインディー・ロックデュオ。こちらは2013年にリリースされた『Volume Three』からのナンバーです。


5  美しき青きドナウ / ウィーンフィルハーモニー管弦楽団

キューブリックの代表作にしてSF映画における不朽の名作『2001年宇宙の旅』より。ヨハン・シュトラウスのワルツを漆黒の宇宙に浮かぶ宇宙ステーションに結び付けるアイディアは、45年の月日が経った現在も少しも色褪せていません。


6 Somewhere to Run / Krewella 

日本語での発音表記は「クルーウェラ」。シカゴで結成された美人姉妹ヤスミン&ジャハーンの2人によるいま注目のエレクトロニック・ユニットです。今年の夏にはソニックマニアへの出演が決まっています。

BOOK BAR staff| 00:55 | カテゴリー:SONG LIST

2015年05月24日

■一冊入魂■

週替りで本のプロフェッショナルである書店員さんに
今読むべき!読んでほしい!オススメの一冊を紹介して頂きます。

今週、入魂の一冊を紹介してくれるのは文京区千駄木にある
往来堂書店の店長、笈入建志さんです。

往来堂さんは、いわゆる街の商店街にあるような小さな書店なんですが、
セレクトにたいへん力の入っている本屋さんとして知られています

笈入さんが選んだ入魂の一冊はこちら!
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「市めくり」京阪神エルマガジン社
編・著/タイムマシンラボ 

【朝市から縁起物の市まで日本各地の「市」ガイド】
このサブタイトルのように、日本各地で行われている「市」を
紹介した一冊。写真満載のオールカラー。
「春」「夏」「秋」「冬」それぞれに季節に行われる市から
一年中やっている市まで網羅。
読んでいるだけで各地の市に出かけているような気分になる。

BOOK BAR staff| 00:54 | カテゴリー:一冊入魂

2015年05月24日

ぼくは数式で宇宙の美しさを伝えたい

今週、大倉さんが持ってきたのはこちらの一冊!

大倉眞一郎セレクト
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著:クリスティン・バーネット 訳:永峯涼 角川書店

『私も宇宙の仕組みを数式で解き明かしたかった!』

英語のオリジナルタイトルは「THE SPARK」=「ひらめき」
著者の息子ジェイコブは、2歳の時に極度の自閉症と診断されるが
当初は大きなショックを受けた著者である母親は、絶望と同時に
息子を観察していると「息子は何かを欲しがっている」と、
それは「数字」、あと本を読むことというより覚える事。
そこから様々な困難を乗り越えながらも好きなことをどんどんやらせてみたら、
8歳の時には大学で天文学の授業を受講し、9歳ではあらゆる名門大学からの
オファーを受けた末、大学に入学。
12歳の現在は、宇宙物理学者として活躍しています。
いずれノーベル賞候補にもなり得るだろうと言われている。
そんな彼と過ごした様々な日々を綴った一冊。

BOOK BAR staff| 00:45 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年05月24日

BOOK STAND 山内マリコさんが登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。
毎回、著名人のお気に入りの一冊を伺っています。

今週は作家の山内マリコさんが登場。
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山内さんは富山県生まれ、大阪芸術大学卒業。
京都でライターとして活動の後、東京に移り、
2008年に「女による女のためのR−18文学賞」読者賞を受賞。
2012年に受賞作「十六歳はセックスの齢」を含む短編集
『ここは退屈迎えに来て』を刊行。
デビュー作ながら、様々なジャンルの著名人から称賛を受け、
話題となりました。
そして現在、書店で平積みとなっている最新刊「かわいい結婚」では、
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家事嫌いの専業主婦の日常や、男が女に変身するハプニングを
コミカルなタッチで描きながら、男女関係の「見えないルール」を痛烈に風刺。
さらにTVブロスや週刊文春の連載コラムでも独自の視点による切り口が
冴え渡っています。
今回のBOOK STANDでは、山内さんが憧れた世界が描かれている本を
3週にわたって紹介してくれます。

今週はその3冊目です!

特別であるって事は、簡単じゃない!

多屋澄礼さんの「フィメール・コンプレックス (彼女が音楽を選んだ理由)」
この本は、18人の女性ミュージシャンのライフストーリーで構成されています。
キャロル・キングやテイラー・スイフトといったメジャーなミュージシャンではなく、
ややインディーよりのミュージシャンがたくさんセレクトされています。
エブリシング・バット・ザ・ガールのトレイシー・ソーンやキャシー・ラモーン
ベル・アンド・セバスチャンにいたイゾベル・キャンベルなど。
ちょっと尖った人選というか、どの方も自分で自分の人生を開拓している
タイプの女性が多いです。
「自分が何をやりたいのか?」「自分は何が好きなのか?」など、
そういった部分で音楽が大きく作用しているタイプの女性ミュージシャンです。
中に2人、女優さんがラインナップされていて『(500)日のサマー』で有名な
ズーイー・デシャネル、実は彼女はミュージシャンでもあってシー&ヒムという名前で
レコードを3枚くらいリリースしています。そんな彼女のライフストーリーも
もちろん入っています。普通に生きていたら音楽は聞いておしまいじゃないですか、
でも彼女たちは、音楽を自分で演奏する、音楽で自分を表現する…
ちょっと特別なタイプの女の子なんです。
特別であるって事は簡単じゃない。特別なものを持っているとその分、人生が少し
複雑になるというか、そういう色んな事がある中で自分らしい生き方に
辿り着いている。そんな共通点があるんじゃないかなと思います。
そして著者の多屋澄礼さんは、執筆業を始めDJや翻訳家としても活動。
DJでは、伊勢丹ガールズフロアの選曲もされている。
私が知っている限り「かなりいけている女の子」のアイコンです。

BOOK BAR staff| 00:30 | カテゴリー:BOOK STAND

2015年05月24日

日の名残り

今週、杏ちゃんが持ってきてくれたのは、こちら!

杏セレクト
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著:カズオ・イシグロ 早川書房

『5月にぴったりな緑と湿気を感じる本です!』

こんなキャッチフレーズと共に紹介してくれたのは、
6月8日に、杏ちゃんが「ハヤカワ国際フォーラム」で
鼎談するカズオ・イシグロさんの作品。
BOOK BARで取り上げるのは「わたしを離さないで」「夜想曲集」に
続いて3作目。英国で権威ある文学賞、ブッカー賞を受賞した
名作中の名作「日の名残り」。
しっとりとしたテンポで進められるこの物語の主人公は、執事。
1920年代頃から御屋敷に務める大変品格のある執事。
作品の中の舞台は、1960年代のイギリス。
その頃になると長年勤めてきたお屋敷の主人も変わり
様々な変化が訪れている。
そんなおり、主人の勧めもあり執事のスティーブンスは旅に出る。
自身の過去を振り返りながらのドライブ旅。
旅の情景とイギリスの風景、そしてお屋敷の中で起こったことが
絶妙なバランスで綴られている。

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年05月17日

5.16 OA 踊ろうマチルダ Norah Jones 小沢健二 and more

1 ギネスの泡と共に / 踊ろうマチルダ 

踊ろうマチルダは福井県出身のシンガーソングライター、ツルベノブヒロのソロ・プロジェクト。その名前は、オーストラリアの旧い民謡「Waltzing Matilda」から引用されている。


2 My Blue Heaven / Norah Jones 

原曲は1924年に書かれ、1928年にクルーナー・シンガーのジーン・オースティンの歌唱によって大ヒットを記録した1920年代のスタンダード・ソング。日本では、ファッツ・ドミノが歌ったバージョンがテレビCMなどの影響でよく知られていますね。ちなみに邦題は「私の青空」です。


3 Moonlight Serenade / Glenn Miller  

戦前のビッグバンドジャズ・ブームを担う巨匠のひとり。この曲のほかにも「イン・ザ・ムード」、「茶色の小瓶」、「チャタヌガ・チュー・チュー」など誰もが耳にしたことのある数多くのヒットを放っている。


4 東京恋愛専科・または恋は言ってみりゃボディー・ブロー / 小沢健二 

番組内で紹介されていた伝説の雑誌「Olive」では連載コラムをもっていた90年代のポップ・アイコン。今年3月にファッション誌「GINZA」に別冊付録として復活した「おとなのオリーブ」でも、オザケンの人気連載ページ「DOOWUTCHYALiKE」の新作が掲載されて話題となりました。


5   kyyhylly / ALAMAAILMAN VASARAT

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大倉さんお気に入りのバンド、アラマーイルマン・ヴァサラットは北欧フィンランドの首都ヘルシンキで1997年に結成されたバンド。


6 Das Model / Seu Jorge & Almaz 

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2010年リリースのコラボ・アルバムから。クラフトワークの有名曲が、南米文学のマジック・リアリズムのようなユニークなアレンジによってカバーされています。


BOOK BAR staff| 00:55 | カテゴリー:SONG LIST

2015年05月17日

■一冊入魂■

週替りで本のプロフェッショナルである書店員さんに
今読むべき!読んでほしい!オススメの一冊を紹介して頂きます。

今週、入魂の一冊を紹介してくれるのは三省堂書店・神保町本店の
アルパカ書店員こと内田剛さん。
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神保町本店は、本の街・神保町のランドマークとなっている
売場面積約1,000坪の大型書店です。

内田さんがセレクトしたのは、こちら!

日本のことは、マンガとゲームで学びました」小学館
著:ベンジャミン・ボアズ  マンガ・イラスト/青柳ちか 

今、大人気のコミックエッセイ!
内田さんが中でも大好きな「異文化交流」型の1冊。
アメリカから来た著者のベンジャミンさんが日本の文化に触れて
吸収し人生に影響を与えられてこれからどうして行こうか…と、
綴られた1冊。
4歳でスーパーマリオにはまり、14歳で'らんま'に初恋、
日本語のマンガ・ゲームを楽しむためにアメリカの高校で
日本語クラスを創設、そして、20歳のときチベットで麻雀と出会い、
東大・京大大学院で麻雀研究論文執筆…そんな超ハイパーエリート
おたくのアメリカ人が語る本当の意味でのクールジャパンが詰まっています。

BOOK BAR staff| 00:54 | カテゴリー:一冊入魂

2015年05月17日

別荘

今週、大倉さんが持ってきたのはこちらの一冊!

大倉眞一郎セレクト
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著:ホセ・ドノソ 現代企画室

『脳みそを掻き回されたい人は、是非!』

南米文学の巨匠、ホセ・ドノソの「別荘」
1973年に書き始めて1978年に完成した小説。
刊行した当時は、南米をはじめヨーロッパ、アメリカで
大ブームになったそうです。
そんな一冊ですが、実は昨年まで日本では翻訳本が発売されておらず
南米文学ファンが待ちに待った傑作。
物語の背景には、1973年に起こったチリ・クーデタがある。
当時、危機感を感じた著者が描いた世界。
舞台は、南米のどこかの国で莫大な財産を持つベントゥーラ一族の人びと。
彼らは毎年巨大な「別荘」ある数ヶ月間過ごす。
ある日、大人たちだけがピクニックへ出かけたが…夢のような時間を過ごし
日帰りで戻ったはずだったが、なんと1年ものあいだ戻ってこなかった。
残された子供たちは?なんとも言えない世界がそこにあります。

BOOK BAR staff| 00:42 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年05月17日

BOOK STAND 山内マリコさんが登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。
毎回、著名人のお気に入りの一冊を伺っています。

今週は作家の山内マリコさんが登場。
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山内さんは富山県生まれ、大阪芸術大学卒業。
京都でライターとして活動の後、東京に移り、
2008年に「女による女のためのR−18文学賞」読者賞を受賞。
2012年に受賞作「十六歳はセックスの齢」を含む短編集
『ここは退屈迎えに来て』を刊行。
デビュー作ながら、様々なジャンルの著名人から称賛を受け、
話題となりました。
そして現在、書店で平積みとなっている最新刊「かわいい結婚」では、
かわいい結婚.jpg

家事嫌いの専業主婦の日常や、男が女に変身するハプニングを
コミカルなタッチで描きながら、男女関係の「見えないルール」を痛烈に風刺。
さらにTVブロスや週刊文春の連載コラムでも独自の視点による切り口が
冴え渡っています。
今回のBOOK STANDでは、山内さんが憧れた世界が描かれている本を
3週にわたって紹介してくれます。

今週はその2冊目です!

リアルオリーブ少女のサクセスストーリー

山崎まどか著書の『オリーブ少女ライフ』
タイトルにある「オリーブ少女」とは、80年代にマガジンハウスが
創刊した少女向けのティーン雑誌「Olive」のこと。
創刊当時は人気も高く特に十代の女の子たちにたくさん読まれ
影響力のあった雑誌。2003年に休刊したが4月号の「GINZA」の特別付録
「おとなのオリーブ」で復刊したり、今また注目を集めています。
著者の山崎まどかさんは、オリーブ黄金期の80年代はリアルオリーブ少女で
(「オリーブ少女」=オリーブを愛読している少女の事)
雑誌「Olive」から凄く影響を受けたライターさん。
私は逆に雑誌「Olive」自体は知らないけど、山崎まどかさんが書いたものを
読んで映画だったり音楽や小説を知った。まるで「孫弟子」?
世代のずれは少しあるけれど、山崎さんが実際に中高校生の頃に読んでいた
メモアールがこの本に詰まっています。
章がいくつかありますが、「Olive」の表紙にある特集コピーがそのまま
章のタイトルになっていてその号にまつわる思い出とかその頃の自分の
生活の様子だとか、あと「Olive」に載っていて欲しいと思った洋服を探しに
一生懸命お店を巡って買った洋服の事とかが事細かに綴られています。
例えば、第一章の「制服のない学校だから、おしゃれ。」これは、
雑誌「Olive」の特集のタイトルそのままなんですが、実際山崎さんも制服のない
学校に通っていたのでその号を読んで着こなしなど勉強されたそうです。
雑誌が女の子と凄く蜜月だった頃の事が描かれています。

山崎まどかさんは、実際にオリーブ読者だったんですが、
雑誌「Olive」が休刊を挟んで復刊した2000年代に今度はライターとして
書き手として「Olive」に登場しています。
「Olive」で育って、仕事の第一歩を「Olive」で踏み出した
リアルオリーブ少女のサクセスストーリーみたいな感じ。
そして復刊した後、山崎さんは「東京プリンセス」という連載を
2001年8月号から2002年12月号までやられていた。
それをリアルタイムで読んでた読者にとって伝説的存在、
ものすごく人気がある支持の熱い連載だったそうです。
よく「一冊にまとめないんですか?」と、聞かれていたそうなんですが
『オリーブ少女ライフ』にはそちらも採録されています。
2000年前後に復刊した「Olive」の時代とさらに遡った時代
山崎さんが少女だった頃の時代が、両方入っている
なので、これを読むと一人の女の子の成長物語になっている気がしますね。

BOOK BAR staff| 00:34 | カテゴリー:BOOK STAND

2015年05月17日

鉞子(えつこ)世界を魅了した「武士の娘」の生涯

今週、杏ちゃんが持ってきてくれたのは、こちら!

杏セレクト

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著:内田義雄 講談社

『点と点が線になると言いますが、点はいくつあるのかな…?』

こんなキャッチフレーズと共に杏ちゃんが紹介したのは、
まさに様々な「点」と「点」とが繋がった一冊。
タイトルにもある「鉞子」とは、アメリカで日本人初の
ベストセラー作家となった杉本鉞子。
彼女が書いた「A Daughter of the Samurai(武士の娘)」は、
2008年度のBOOK BARで杏ちゃんも紹介していますが、
今回紹介したのは、杉本鉞子さんについて書かれた一冊です。
越後長岡藩の家老の六女として生まれ、武士の娘として育った鉞子が
どのようにしてアメリカで自伝を書くようになったのか?
世界で注目された背景とは?!

BOOK BAR staff| 00:16 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年05月10日

5. 9 OA Future Islands 椎名林檎 Electric Youth and more

1 Seasons (Waiting On You) / Future Islands 

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PitchforkやThe Village Voice 'など、うるさ型のアメリカのメディアによる2014年の音楽の年間ランキングで軒並み1位を記録したナンバー。日本との熱量の差が激しい曲でもあります。


2  最果てが見たい / 椎名林檎

本日公開された杉浦日向子さん原作の映画『百日紅(さるすべり)〜Miss HOKUSAI〜』の主題歌。椎名林檎が石川さゆりに書き下ろした曲のセルフカバーです。5月13日より全世界同時配信限定リリース。


3 Innocence / Electric Youth 

カナダ出身のシンセポップ・ユニット。ライアン・ゴズリング主演で話題となったカルト作『DRIVE』のサウンドトラックにも収録されていました。

4 ドゥー・ユー・リメンバー・ミー / キタキマユ 

安井かずみが作詞、当時の夫であった加藤和彦が作曲した作品のカバー。1980年にリリースされたオリジナルでは岡崎友紀が歌っていました。

5  この広い野原いっぱい / 森山良子 

森山良子のデビュー曲であり代表曲。学校の先輩だった黒澤明監督の息子・黒澤久雄がキッカケでプロとして歌うようになったエピソードは有名ですね。このとき彼女はまだ19才の大学生でした。


6  Sound & Color / Alabama Shakes 

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まさかの全米アルバム・チャート1位を記録した最新アルバムのタイトル・トラック。こんなにも素晴らしすぎる内容のアルバムが1位になるなんてアメリカの音楽シーンも捨てたもんじゃないというか、ライヴチケット優先権やら何ちゃら投票権などのオマケ付きCDがチャート上位を跋扈する日本と比べると、はるかに健全ですな。

BOOK BAR staff| 00:55 | カテゴリー:SONG LIST

2015年05月10日

■一冊入魂■

週替りで本のプロフェッショナルである書店員さんに
今読むべき!読んでほしい!オススメの一冊を紹介して頂きます。

今週、入魂の一冊を紹介してくれるのは下北沢にある本のセレクトショップ、
B&Bの店長・寺島さやかさんです。
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お店の名前のB&BはビールのBとBOOKのB。
ブックコーディネーターの内沼晋太郎さんと
クリエイティブディレクターの嶋浩一郎さんが
「これからの街の本屋」について考え形にした本屋さんです。
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建築する動物」 写真:インゴ・アルント SPACE SHOWER BOOKs

動物や生物が造り出した建築物を集めた写真集。
建築物とは、「巣」や自身の身を隠す為に作られた何か…。
例えば、高さ6mからなるオーストラリアのシロアリの巣や、
トビケラの幼虫が作る「巣」。小さな木の枝や小石、中には
カタツムリの殻のかけらを重ねて自身の身にまとっています。
ぱっと見は、生き物の写真に見えない美しい写真集です。

BOOK BAR staff| 00:54 | カテゴリー:一冊入魂

2015年05月10日

くう・ねる・のぐそ

今週、大倉さんが持ってきたのはこちらの一冊!

大倉眞一郎セレクト
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著:伊沢正名 山と渓谷社

『日本における21世紀最大の奇書!!』

「奇書」だけに、大倉さんも紹介に至るまでは少し悩んだという
まさにキテレツな一冊。
糞土師(ふんどし)としても活動される菌類写真家の伊沢正名さんの
糞土師の活動とは、糞を土に返す運動との事…。
この本は、そんな伊沢さんが提唱する「のぐぞ」。
自然から多くの恵みを頂いている私達が返せるものは「糞」しかない!と
いう所から、日本全国津々浦々、果ては南米、ニュージーランドまで、
様々な「のぐそ」経験をされている。そんな活動をまとめた一冊です。

BOOK BAR staff| 00:43 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年05月10日

BOOK STAND 山内マリコさんが登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。
毎回、著名人のお気に入りの一冊を伺っています。

今週は作家の山内マリコさんが登場。
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山内さんは富山県生まれ、大阪芸術大学卒業。
京都でライターとして活動の後、東京に移り、
2008年に「女による女のためのR−18文学賞」読者賞を受賞。
2012年に受賞作「十六歳はセックスの齢」を含む短編集
『ここは退屈迎えに来て』を刊行。
デビュー作ながら、様々なジャンルの著名人から称賛を受け、
話題となりました。
そして現在、書店で平積みとなっている最新刊「かわいい結婚」では、
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家事嫌いの専業主婦の日常や、男が女に変身するハプニングを
コミカルなタッチで描きながら、男女関係の「見えないルール」を痛烈に風刺。
さらにTVブロスや週刊文春の連載コラムでも独自の視点による切り口が
冴え渡っています。
今回のBOOK STANDでは、山内さんが憧れた世界が描かれている本を
3週にわたって紹介してくれます。

今週はその1冊目です!

すぐそばにいるような不思議な雰囲気になる!

島崎今日子さんが書いた「安井かずみがいた時代」。
安井かずみさんの存在は、早くにお亡くなりになられていたので
高校生ぐらいの時に知った。一番有名なのは、作詞家として
小柳ルミ子さんの「わたしの城下町」や沢田研二さんの「危険なふたり」など、
歌謡曲が全盛だった頃に活躍されていた。
そして、まだ日本にレストランなどがそんなない頃、六本木に「キャンティ」と
いうお店があって、そこには文化人が多く集まるサロン的な場所になっていて
安井かずみさんは、そこのヒロインみたいな存在だったと雑誌などで知った。
でも、実際はどんな方だったのかを知る事ができなかったが、
この本は、安井かずみさんの周りにいらっしゃった方々の証言集になっている。
証言集なので人間の多面性というか、同じ人間でも相手によって見え方が違う
この人にとっては、こんな風に見える…と、いろんな角度から描かれている。
1977年に加藤和彦さんとご結婚されてからの安井かずみさんは、それ以前と
それ以降では、キャラクターやセンスが違う。
私は読んでいてどちらも凄く素敵だと感じましたが、70年代に仲良かった人達は、
「ズズ(安井さんの愛称)変わっちゃったね!」みたいな事を言われている、
80年代以降、ちょっと浮ついた時代に仲良かった人達は、それ以前のズズとは違う
少しコンサバティブなお付き合いをしている。同じ人、同じ女性なんだけど
違う側面があったりする、時代によって変わっていく、進化していく様が
凄く魅力的です。

この本の証言者たちは、平尾昌晃さん、中尾ミエさん、
園まりさんや伊東ゆかりさんなど、作詞家仲間や安井さんから詩を
提供された歌手たち。そして、安井さんに憧れていた林真理子さんなど、
いろんな方々が証言されている。
面白いのは、安井かずみさんが書いた曲のタイトルが各章の章題になっている。
林真理子さんの章は「おしゃべりな真珠」、これは伊東ゆかりさんが歌った歌。
その曲のタイトルと歌詞の内容と証言が絶妙にマッチしていて、インタビューの中で
歌詞を引用されたり全てが絶妙にオーバーラップして…、
なんか安井かずみさんが見守っているというか、すぐそこにいるようなちょっと
不思議な雰囲気がある。この本が出版された事で安井さんが蘇ったみたいな、
今も生きているんだなぁって、すごく感じられるとてもいい本です。

BOOK BAR staff| 00:37 | カテゴリー:BOOK STAND

2015年05月10日

百日紅

今週、杏ちゃんが持ってきてくれたのは、こちら!

杏セレクト

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著:杉浦日向子 筑摩書房

『江戸時代の人が書いたんじゃないのかなぁ〜って思うマンガです!』

本日から公開になった映画『百日紅〜Miss HOKUSAI〜』
原作は、杉浦日向子さんが描く連作短編集。
浮世絵師として知られる葛飾北斎とその娘、お栄を中心に
江戸の風俗や庶民の生活が生き生きと描かれています。
著者の杉浦日向子さんは、漫画家でもあり江戸風俗研究家
としても活躍されていたので、描き出す一つ一つの事が
江戸時代を想像しながら描かれたのではなく、史実に基づいた
当たり前の江戸の暮らしが描かれています。
映画『百日紅〜Miss HOKUSAI〜』では、主人公お栄の声を
杏ちゃんが担当しています。

映画 百日紅.jpg

映画『百日紅〜Miss HOKUSAI〜』公式サイト

BOOK BAR staff| 00:13 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年05月03日

■大倉さんの写真展!■

今週のエンディングでもお知らせ致しましたが
5月7日(木)から銀座にあるバー『RE.MUU』で、
大倉さんの写真展が行われます。
バーでの開催とのことなので、入場料ではなく
ドリンク代となりますが、いいお酒を飲みながら
いかがですか?詳しくは、大倉さんのブログ
大倉眞一郎の迷走』で、チェックしてみて下さい。

そちらで無料配布する予定の大倉さんが作った小写真集
「HOUSES, DOORS, AND SOME OTHERS IN IRELAND」を、
BOOK BARをお聞きの10名様にプレゼント!

ご希望の方は、番組の感想なども書き添えて
ご応募頂けると幸いです!
ページ上にある「メッセージはコチラから」をクリックして下さい!


『RE.MUU』
銀座6−2−7 第13金井ビル1F
TEL:03-3572-9792

BOOK BAR staff| 01:00 | カテゴリー:from スタッフ

2015年05月03日

5.2 OA 大澤誉志幸 Adele Al Green and more

1 Push It / Garbage  

日本語表記は「ガービッジ」。先月18日のレコード・ストア・デイに久々の新曲「The Chemicals」を10インチ・シングルでリリースしています。

2  そして僕は途方に暮れる / 大澤誉志幸

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1984年にリリースされた大澤誉志幸の代表作であり、数多くのアーティストによってカバーされている名曲。最近だと、中森明菜が今年1月に『歌姫4-My Eggs Benedict-』で取り上げています。


3   Talk Talk / George Maple 

名前はジョージですが、女性です。ロンドン出身。憂いのあるルックスと歌声が艶っぽい。

4 Someone Like You / Adele 

今世紀を代表する名曲。
日本に来日してくれないかな?

5   CRYING / ROY ORBISON with K.D. LANG 

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大倉さんお気に入りのデュエット・ソング。


6   Let's Stay Together  / Al Green 

メンフィス・ソウルを代表するシンガー。プロデューサー、ウィーリー・ミッチェルと組んだ実績は、ハイ・レコードの輝ける歴史のハイライト・シーンです。

BOOK BAR staff| 00:55 | カテゴリー:SONG LIST

2015年05月03日

■一冊入魂■

週替りで本のプロフェッショナルである書店員さんに
今読むべき!読んでほしい!オススメの一冊を紹介して頂きます。

今週、入魂の一冊を紹介してくれたのは、
先週はスタジオにお越しいただいた八重洲ブックセンター本店の
販売課リーダー、平井真実さんです。

先週の一冊入魂スペシャルでは、谷川俊太郎の詩集をおすすめしてくれましたが、
今週はどんな本を紹介してくれるのでしょうか?

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おまめごとの島」 著:中澤日菜子 新潮新書

デビュー作『お父さんと伊藤さん』で話題になった
中澤日菜子さんの2作目の小説。
タイトルが「おまめごとの島」というだけあって「小豆島」を舞台に
過去を隠して島にやって来た無駄にイケメンな主人公を軸に、
島に住むユニークな面々と織りなす、心温かな物語。
読んでいくうちに明日も明後日も頑張って生きていこう!
明るく笑って行こう!と、明日への活力がたくさんもらえる一冊です。

BOOK BAR staff| 00:54 | カテゴリー:一冊入魂

2015年05月03日

永い言い訳

今週、大倉さんが持ってきたのはこちらの一冊!

大倉眞一郎セレクト
永い言い訳.jpg

著:西川美和 文藝春秋

『人生取り返しのつかない事ばかり!』

思わず杏ちゃんが「重い…」と呟いてしまった
大倉さんのキャッチフレーズ。
こんな言葉と共に紹介したのは、西川美和さんの最新著書!
以前も「その日東京駅五時二十五分発」を絶賛されていた
大倉さん、今回も…大絶賛!?いや、大号泣!!
移動中の新幹線の中で涙を抑えることもできなかった一冊。
決してドラマチックな展開はなくとも心に刺さる名作!
ある夫婦を主人公に描いた「愛」について。
愛を知り、人生を取り戻していく…。

BOOK BAR staff| 00:42 | カテゴリー:BOOK INFO

2015年05月03日

BOOK STAND 川上麻衣子さんが登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。
毎回、著名人のお気に入りの一冊を伺っています。

今週は、女優の川上麻衣子さんが登場。0502_kawakami.jpg

川上さんは大のネコ好きで、このたび「彼と彼女と私の538日」という
初の猫エッセイ集をお出しになっています。
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猫派の大倉さんにもたまらない一冊。

そして今回BOOKSTANDでは、川上麻衣子さんが繰り返し読んでいる
ネコの本を3週にわたって紹介してくれます。

今週はその3冊目!

タイトルに惹かれて買ったが、ある意味裏切られた一冊!

沼田まほかるさんの「猫鳴り」です。
これはある意味凄く裏切られた小説です。
この「猫鳴り」というタイトルや表紙の猫の絵に
「これは猫の本が読めるぞ!」って、買って読み始めたら
どうしよう…って思うほどキツいんですよ。
とにかく描写もきついし、いわゆる猫を虐待する所から始まるので
「失敗したかな?!」ってちょっと思いながらも、
どう解決するのか?どう折り合いを付けていくのか…、
全く途中まで見えなかったけど、最後の下りでとんでもなく
引き込まれてしまいました。著者の沼田まほかるさんは、
ドロドロとした人間の部分を描くのがお上手な作家さんなんですが、
最終的には、「あっこの人、本当は猫が凄く好きなんだろうな!」と
感じた本でした。ネットとかで書評や一般の方々の口コミを見たんですが、
これはちょっと酷評されるのかな??と思ったんですが、
最初はやっぱりきつかったけど最終的には皆さん物凄く感動したと、
涙が止まらない人が多かったみたいです。
やっぱり最後まで読めば伝わるんだなぁ〜って、思いました。
著者がどなな思いで付けられたのかは分かりませんが
私は、この「猫鳴り」というタイトルの印象は、猫がのどをゴロゴロと
鳴らすじゃないですか、そのことだと勝手にそう思っていました。
「猫鳴り」…もうそういう響きだけで猫好きはもうダメなんですよ(笑)
この物語は、猫を通して人間の裏の心の部分とか上手く表現している。
ある夫婦の間に拾われてきた猫を通して様々な思いを綴っている。
最終的には夫と猫が残っていきますが、ネコの生命力や強さを凄く感じる。
そういうこと含め、凄く感動した一冊です。

BOOK BAR staff| 00:32 | カテゴリー:BOOK STAND

2015年05月03日

赤めだか

今週、杏ちゃんが持ってきてくれたのは、こちら!

杏セレクト
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著:立川談春 扶桑社

『修業中の方、修業を終えられた方、全ての方が面白く読める本です!』

今、最もチケットが取れないといわれる人気落語家、立川談春さんが
どのようにして落語家を目指し、落語家になったのかをご自身が綴られた
自伝的エッセイ集。講談社エッセイ賞も受賞されています。
そして、TVドラマ化も決定している話題作。
杏ちゃんいわく、落語を好きな方はもちろんの事、今まで落語を
聞いたことがない方も楽しめる、とにかく読んだ方がいいぞ!って思う
一冊だそうです。

BOOK BAR staff| 00:14 | カテゴリー:BOOK INFO


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