2014年11月23日

ぶっぽうそうの夜

今週、大倉さんが選んだの超重量級小説!

大倉眞一郎セレクト

ぶっぽうそうの夜.jpg

著:丸山健二 河出書房新社

『過剰に生きる!!』

タイトルや装丁からして不気味な雰囲気漂う超重量級小説!
このタイトルにある「ぶっぽうそう」とは「鳥」の名前の事。
大倉さん曰くとっつきにくいという1冊。
その理由の1つは、主人公である「私」の主観、語り口だけで
全編進められる。会話も一切出てこない。
そして、物語の時代背景や場所、主人公、登場人物の名前は
誰1人としてない。
そんな中語られていく物語もまた重量級。
人生を捧げた仕事にピリオドを打った主人公の「私」は、
死に場所を求めて故郷へと戻る。
しかし、その故郷とは「私」にとって暗くて嫌な思い出しかない。
妹は惨殺され、母は自殺、弟は人を殺め失踪…
死ぬ為に訪れた暗い影を落とす故郷で、「私」は、一体どんな
「過剰な生」を手に入れるのか?

BOOK BAR staff| 00:45 | カテゴリー:BOOK INFO


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