2014年09月27日

BOOK STAND プチ鹿島さん登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。
毎回、著名人がお気に入り一冊から印象的な一行を紹介してくれます。

今週は、先週に引き続きお笑いタレントのプチ鹿島さんが登場。
プチ鹿島2.jpg

鹿島さんは1997年に大川興業でデビュー。退団後はピンとして活動。
時事ネタを得意とする時事芸人、文系芸人として活躍中です。
今年の夏に出した最新著書「教養としてのプロレス」は、
世の中のすべてはプロレス的思考法で読み解ける!・・・という発想のもと、
自己啓発本やビジネス書をマットに沈める超実践的思想書として注目されています。

教養としてのプロレス.png

今週は、プチ鹿島さんが尊敬する先輩の本を紹介してくれました。


10年見守る、焦らせてはいけない。

松本ハウスのハウス加賀谷と松本キック著書の「統合失調症がやってきた」
実は僕、お笑い会に入った時、当時事務所が同じだった。
一番年齢も近く、一番かわいがってくれた先輩。
当時は、ボキャ天ブームがありそこで松本ハウスは大ブレイクするんです。
お笑い界で一発当てるとこんなにも生活が激変するんだと…、
付き人のような形で仕事の手伝いもしていたので間近で感じました。
ところがハウス加賀谷さんが統合失調症を発病されて休養、
事実上の引退となった。つっこみを担当していた松本キックさんは1人になり、
若手の指導を始めた。だから僕は、いかにこの2人が天才なのかと
つねに間近で感じていたからこそ、発病から10年松本ハウスの復活は
本当に自分の事のように嬉しい。世間的には闘病記として売れましたが
こんなに凄いコンビがいて、こんなに凄いコンビが10年も世間から
離れていて、だけどこんなにも凄い愛の物語があることを
お笑いの力を知ってほしい本なんです。

最後に2人の10年間を松本キックさんがこう書いています

「コンビ復活について」の章から

加賀谷が入院している間、俺お見舞いに行かなかった。
退院しても必要以上に連絡をしなかった。季節が変わるごとにどうしてるんだ?と
加賀谷の様子を伺うだけ焦らせてはいけないという思いだった。

という一説なんですが、今読むとさらっとした文章に見えますが
だけどこれを10年ですよ。普通10年待てるかな?
こういう病気は、あまりプレッシャーを与えてはいけないという事を
松本キックさんが一番学んでいて、専門家の先生が言うには
加賀谷さんもよく頑張ったけど松本キックさんが一番の理解者として
近くにいたのが復帰できた一つの大きな理由になったのではないかと。
こんな懐の深い、男っぷりのいい人は他にはいない。
っていうぐらいの人がやっとこの本で気付き始めたのが嬉しくて
紹介させて頂きました。

BOOK BAR staff| 23:39 | カテゴリー:BOOK STAND


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