2014年07月12日

BOOK STAND Casa BRUTUS編集長 松原亨さん登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。
毎回、著名人がお気に入り一冊から印象的な一行を紹介してくれます。

今週は、Casa BRUTUS編集長、松原亨さんが登場。

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Casa BRUTUSはマガジンハウスから出ている建築・デザイン・食・アート・
旅などをテーマにした雑誌。
7月10日に発売された最新号では「井上雄彦とガウディ巡礼」と題して、
なぜサグラダ・ファミリアは完成までに150年もかかるのか?など、
ガウディ建築の謎を人気マンガ家の井上雄彦さんとともに迫っています。
最終かとなる今週は、は松原編集長がJ-WAVEでもたいへん人気の
アーティストの本を紹介してくれます。

星野源ならではの表現方法!

星野源「蘇る変態」。俳優であり音楽家である星野源が
ファッション誌『GINZA』に連載していたエッセイをまとめた1冊。

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「完全復活」と書かれた帯の下には、“ものづくり地獄”の音楽制作、
俳優業の舞台裏から、エロ妄想で乗り越えた闘病生活まで。
突然の病に倒れ、死の淵から復活した著者の怒涛の3年間。と、綴られています。
皆さんもご存知のように2012年末に星野さんは、くも膜下出血で倒れ
闘病生活に入りました。まさに、このエッセイを書いている時が丁度その時。
様々な事がエッセイには綴られているんですが、注目してしまうのはその時の事。
特に2回目の再発の時は、その苦しさ頭の痛さ、それが地獄だと表現されて
いるんですが、こちらも読んでいるだけで頭が痛くなってくるような辛さが
伝わってくるんですが、その中でも僕が注目したのは、2回目の手術は名医に
お願いするんですが、まずその名医と手術前に面談をするんですが、星野さんと
会った瞬間に「やりたくないなぁ…」って、言われるんですよ。
その名医と星野さんのやり取りが面白い!その先生との出会いによって
彼はこう語り、面白がる。

面白さが、辛さに勝ったのだ。

僕は、闘病記として読んで非常に感銘を受けた。
まさに、星野源ならではの感覚、哲学みたいなものが
死ぬかもしれない苦しさの中で「面白い」って事が、
「辛さに勝つ」っていう言葉が非常に印象に残りました。

Casa BRUTUS カーサ ブルータス - マガジンハウス

BOOK BAR staff| 23:36 | カテゴリー:BOOK STAND


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