2014年07月19日

BOOK STAND 小西利行さん登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。
毎回、著名人がお気に入り一冊から印象的な一行を紹介してくれます。

今週は、コピーライター、クリエイティブディレクターの小西利行さんが登場。
konishi-1.jpg

以前、杏ちゃんとも仕事をしたことがあるという、
広告業界では大変な売れっ子の方です。
最近、初の著書を出されたんですが、こちらがまた大好評だということです。
タイトルは「伝わっているか?」表紙には可愛いイルカの絵が描かれています。
伝わっているか?.jpg
コミュニケーション能力を高めるためのメソッドが、わかりやすく
ストーリー仕立てで説明されています。

今夜は、小西さんBOOK BARでも取り上げた伊坂幸太郎作品を紹介してくれます。

伊坂幸太郎は、完璧な人間?!

伊坂幸太郎さんの「オーデュボンの祈り」。
この本は、伊坂さん最初のメジャー作品!
ファンタジックで人間の感覚を細かい描写でつく感じがすごく衝撃的でした。
その後、伊坂さんにお会いしてインタビューすることになったんですが、
またものすごくいい方なんです。
伊坂幸太郎さんは、仙台にお住まいなので東京の僕の事務所と仙台にある
喫茶店で打ち合わせをよくしたりしました。
その時もお話したんですが、伊坂さんの言葉はコピーライターの感覚に近い。
物凄く読み手の事を考えて作っている。中の一説で「夜景」について
語っているところがあるんです、全く光がない海を見ていて…、

これが本当の夜景だ

よくよく考えたら僕らは「夜景」を100万ドルの夜景とか
「光」の事を言いますが、昔から「夜景」とは、夜の景色の事。
だから暗い、暗い中にも淡く海の光があったり月があったり、
この事を夜景とよぶ。本当の意味を気付かせてくれるような文章を
たくさん書いてくれている。
ただ、伊坂さんは物凄く普通の気持ちを持っている方なんです。
こんなに売れているのに全然偉そうじゃないし。
いつも普通の牛タン屋さんでご飯を食べているんですが、
ある日、伊坂さんが「今日は僕が奢ります。」って言われたので
お礼を言ったら、その時お金がなくて…あの伊坂幸太郎なのに。
「お金をおろしに行きます!」って言っていました。
可愛らしい人なんです。
よく「一歩先を見ながら広告は作る」と言いますが、
僕は、半歩後ろ。実際に物を買う人とか、その広告を見る人たちの
歩いている姿を想像して呼びかけるぐらいが丁度いいのじゃないかと
思っているので、そういう意味では普通の感覚を持っている
物凄く文章が上手い、素敵な人って事なので…
伊坂さんは、僕にとって完璧な人間なんです!

BOOK BAR staff| 23:35 | カテゴリー:BOOK STAND


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