2014年01月18日

BOOK STAND 佐渡島庸平さん 登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。
ノンフィクション作家、コラムニスト、文化人などなど・・・
著名人に“本にまつわるお話”をうかがっています。

今週は、日本初の作家のエージェント会社「コルク」の代表、
佐渡島庸平さんが登場。

佐渡島2.jpg

佐渡島さんは講談社に在籍していた頃、
井上雄彦「バガボンド」、安野モヨコ「さくらん」
三田紀房「ドラゴン桜」、小山宙哉「宇宙兄弟」などを担当してきたスター編集者。
独立後は出版社側ではなく、作家側の立場で働きたいと、
エージェント会社を立ち上げた方です。

4回目となる今夜は、活字のプロである佐渡島さんが
普段どのように本を読んでいるのか?・・についてお話を伺いました。


一回目は、わざと雑に読む!

仕事として読むときは「じっくり」読んでいると思われているが実は、
小説にしても漫画にしても作家から送られてきたら
物凄く雑に読んでいるんです。なぜなら読者は雑に読むからです。
だから雑に読んで持った感想を一番大切にしている。
それから雑に読んでも伝わる分かりやすさや面白さがでてくるように直していく。
もちろん作家と話し合う前には丁寧に読みます。
でも、できるだけ1回目は、雑に読むことをわざと試みています。
あえて世間の読者と同じ気持ちになることが重要なんです。
作家さんの気持ちになると「確かにここはじっくりと説明して世界観を伝えて…」
なんて事がでてきてしまうが、一般的な読者は、そこをぱっと読んだ時に
「長いなぁ〜」と感じるとそこで読むのをやめてしまう読者もたくさんいる。
その時の「長いなぁ〜」という感覚を作家の気持ちになって仕方がないと思うよりも、
ここをもっと短く同じ事を表現できるように考え直しませんか?と、
提案をしていくわけです。

BOOK BAR staff| 23:36 | カテゴリー:BOOK STAND


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