2013年11月16日

BOOK STAND 渋谷直角さん 登場

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。
ノンフィクション作家、コラムニスト、文化人などなど・・・
著名人に“本にまつわるお話”をうかがっています。

今月はライター、マンガ家、コラムニストの渋谷直角さんが登場。

渋谷直角.jpg

渋谷さんは1975年生まれ、東京育ち。
映画や音楽に詳しく、マガジンハウスの『Hanako FOR MEN』や
週刊誌『SPA!』など連載10本を抱える売れっ子です。
今年は夏に刊行された書き下ろしマンガ
「カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生」で
さらなるブレイクを果たしました。

カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生.jpg

今週は、渋谷さんの注目の最新作
「カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生」を
書くにあたり影響を受けた漫画について語っています!

漫画でマッシュアップ?!

土田世紀先生の「編集王」です。これは僕の今回の本
「カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生」
口の上手い売れっ子ライター/編集者に仕事も女もぜんぶ持ってかれる漫画
(MASH UP)という漫画が入っていて、ライター志望の男の子が
ディベート上手の売れっ子ライターに仕事も女も全部持っていかれるって
そのまんまの漫画なんですが…その時に土田世紀先生の「編集王」から
「MASH UP(マッシュ・アップ)」しました。
音楽の手法では、良く耳にする言葉なんですがマッシュ・アップとは、
レッド・ツェッペリンの曲にビートルズのヴォーカルだけをただ混ぜて
1曲にしてしまうみたいな、リミックスというかDJ的発想なんですが
こういうのを漫画でやってみたかった。
で、土田世紀先生の「編集王」は、漫画編集者が主人公の物語
引用したい部分が持ち込みで連載が決まっていたのになしになっちゃう
その後もう1度がんばるんだけど結局連載ができないと気付いた時に
担当編集者とのやりとりで宮沢賢治の「春と修羅」という詩がかぶさってくる
シーンがあり、そこが号泣もんで「これ!このままやりたい!」って、
仕事も女も全部持ってかれて打ちのめされ落ち込んで電車に乗るところで
宮沢賢治の詩「春と修羅」をかぶせる、絵も土田世紀先生そのままかぶせて
やろうと思っていたが自身の画力のなさを全く計算していなかったので
土田世紀先生の絵にならなかったので一応マッシュ・アップだとは
言っていますがこれを知らなかったら「これ、パクってんじゃん!」って、
なりそうなので、あとがきにその旨を書いております。
オマージュしているのは伝わると思います。
なので、先に土田世紀先生の「編集王」を読んでもらえればと思います。

BOOK BAR staff| 23:48 | カテゴリー:BOOK STAND


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